みなさんこんにちは~。

勉強ネタが少ないとよく言われる、きょくしん@オヤジです

(もう忘れちゃってるから・・・、でも今日こそは勉強ネタで・・

さて、今週は財務ウィーク。 ・・・でも、大事なことはすでに記事にいっぱい書いてありますねえ。

もう、書くことありましぇーん。

ところで、昨日のwackyの記事は総括されて良いですね。
特に、執筆陣みんなが言っているけど、問題を解く順番、難易の見分けが大事!。時間との戦いだし。

気を取り直して、今日は計算プロセスの小ネタを。
(注)出来てる人には至極当然の内容なのでご容赦ください。

言いたいことは、

「なるべく計算せずに、ミスをなくして時間も節約」 ということです。

わけわからんですか?

昨日のwackyの記事にも「計算を楽にして時間を稼ごう」と書いてありましたね。それと同じような感じです。

 

経営分析は数値算出しなくていい

端的に言うと、数値計算をする必要がない問題が多いということ。たとえ指標の計算必須の経営分析の問題でも。ちょっと乱暴ないい方なんですが。

予備校の解答では、指標の数値を計算してます。でも、実際そうやって解いていたら、時間かかるしミスも出る。実は、過去数年の問題を見る限り、数値を算出しなくていいんです。

H19年第9問

A社とB社の貸借対照表(ここでは省略)は次のとおりである。両者の流動性に対する記述として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
(解答群)
ア.自己資本比率はA社がB社より良好、固定長期適合率はB社がA社より良好。
イ.自己資本比率はB社がA社より良好、固定長期適合率はA社がB社より良好。
ウ.当座比率はA社がB社より良好、流動比率はB社がA社より良好。
エ.当座比率はB社がA社より良好、流動比率はA社がB社より良好。
なお、問題には貸借対照表があるのですが、今回の説明には不要なので省略しています。

さて、この問題は、まず自己資本比率、固定長期適合率、当座比率、流動比率をA社B社の2社分計算しないといけない。
まともにやると
1)4指標×2社=8つの計算
2)そして大小を判別
3)それが良好かどうかを判別
4)選択肢と照合して解答

配点が同じ問題なのに、他の問題に比べてとても苦労が多い

公式の説明は割愛するけど、必要な指標の計算の分子分母だけを算出すると、以下のようになる。

自己資本比率)             A社:250÷470 / B社:200÷440
固定長期適合率)           A社:150÷330 / B社:150÷300
当座比率)                         A社:160÷140 / B社:180÷140
流動比率)                         A社:320÷140 / B社:290÷140

自己資本比率以外は、分母か分子のどちらかA社B社で同じ。だから計算せずに式で大小がわかります。こうなりますね。

固定長期適合率)            A社:150÷330 < B社:150÷300
当座比率)                         A社:160÷140 < B社:180÷140
流動比率)                         A社:320÷140 > B社:290÷140

さらに、自己資本比率も大小比較は簡単。計算せずに分子か分母を同じにすればよい。この場合は分子を同じにすると

自己資本比率)              A社:50÷94 > B社:50÷110

これで大小比較できました。良好かどうかという観点は、大小とは違うので注意を要するけど、これで基本的な比較は終了です。

H21年度第7問

これも同様の問題。問題文は省略しますが、上記H19年第9問よりも簡単。以下の指標について前期と後期の比較を問われている。これも分子分母の数値を出すと

売上高経常利益率)         前期:100÷400                後期:100÷420
総資本回転率)                 前期:400÷390                後期:420÷420
総資本経常利益率)       前期:100÷390                後期:100÷420
固定長期適合率)              前期:150÷260                後期:150÷300
負債比率)                       前期:200÷200                後期:240÷200
流動比率)                      前期:250÷140                後期:290÷140

ほら、数値計算する必要ない分子分母のどちらかが必ず同じ数値になっているから、前期・後期の大小は分かる。

ただし、これでも経営分析の問題は面倒なので、試験では後回しにしてね。

割算しなくていい(約分でおしまい)

更に言うと、特に割算はなるべく最後にやる。式の変形(約分)ですむから
ためしに、H21の問題のから、割り算を使う部分を列挙してみます。

第1問

減価償却費の計算部分

減価償却費=(取得価格-残存価格)÷耐用年数
={12000-(12000×0.1)}÷6

計算せずに{}内の12000を外に出すから
=12000×0.9÷6

となって、あとは約分でOK。

第8問

安全余裕率=(実売上-損益分岐点売上)÷実売上 (%換算要)
={実売上-固定費/(1-変動費率)}÷実売上
=1-[{固定費/(1-変動費率)}÷実売上]
=1-[{2700千円/(1-5/8)}÷8000千円]

ここで()内だけ計算して、3/8にして、分子分母に8をかけると
=1-{(2700×8) / (3×8000))}

あとは約分すればOK。

第15問設問1

これも途中計算だけを書きますが、係数5/8がうまく括れて

WACC計算=5/8×13% +3/8×5%=(5/8)×(13+3)=(5/8)×16

あとは約分すればOK。

5/8を括るのに気づかなくても、1/8を括るのはすぐわかる。

第20問

これは、割り算が暗算レベル。分母が100という非常に簡単な形で約分できる。

PER=株価1500円÷(税引後当期純利1億円÷発行済株式数100万)
=1500÷100

設問2も類似なので省略。

どの問題も約分で終わっちゃうでしょ。1次の問題は、数式が単純で変形が簡単だし、整数で割り切れる答えになっているんです。

式変形のくせをつけてみる

今年も似たような傾向かわからないけど、数値算出は最後まで避ける姿勢がいいと思うなるべく変形して約分などの簡素化メリットを享受する。計算は最後。それが時間節約・ミス防止になる

これは、特に二次試験で効果を発揮するスキル。途中で四捨五入して計算しながら解くと、端数の影響で答えが微妙に合わなくなる問題は結構ある。

でも、このスキルは診断士の予備校では言われない。多分、個別指導しないとここまで手が回らないからかも。オヤジの私は、30年前の大学受験で叩き込まれました。スキルというより、「式を変形して簡単にするクセ」をつけるっていう感じです。

あと、最後に一言。

計算が簡単な傾向が今年も続くかどうかはわかりませんよ

なお、予備校の問題はこの限りではありません。経営分析で割算して数値を出さなけりゃ比較できない問題あります。

それでは、財務会計も頑張ってまいりましよう!

byきょくしん

@昨年の学習は忘れても、若い時の記憶が鮮明なオヤジ(なんか悲しい)。

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コメント & トラックバック

きょくしんさん

こんばんわ。
約分ネタ、すごくためになります。

H21 第8問の安全余裕率の計算は何か簡単に計算できる方法はないものなのか考えていたところだったのでこういう方法があるのかと感激しました。

ありがとうございました。

かずさん。

ご評価いただきありがとうございます。読みにくい記事を辿っていただき、有難うございます。お役に立てて嬉しいです。
1次試験の財務は時間との戦いなので、時間節約とミス防止にもお気をつけてください。私は桁数違いをよくやりました(選択肢になくてなんとかなったんですが)。
ぜひ頑張ってくださいね。

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