合格者の答案にも一定のバラつきがあります

こんにちは!

フォルゴーレです

今週は台風から始まり、週末も予報では雨なのであまり天気に恵まれない一週間になってしまいましたまぁ、その反面SNSで楽しげな投稿を見る機会は減りそうなので余分なストレスは感じなくても済むかもしれませんね(笑)

 

 

さて本日は、合格した人間の答案について考えてみたいと思います

今回の記事では『合格する答案』ではなく『合格した人間の答案』ですこれは私が昨年感じた事なのですが、診断士試験の二次試験は合格基準もわからなければ、採点方法すらもわかりません。その為、どこに向かって行けば良いのか?という事がわかりづらいという決定的な特徴があります予備校の模範解答も全く同じという訳ではありませんし、仮にそれらの答案を書いても合格できるといった確証はありませんしね

 

『合格する答案』という言葉は、受験予備校や既に試験に合格した人間が示した方法論と置き換える事も可能だと私は感じています。色々な方法で合格へのヒントやアドバイスを提案し、解答のプロセスを共有します。そして「こんな感じの答案を書けば良いんだよ」という事を伝えます。その結果として抽象度が高くなることもあり、私としては少し理解がしづらいと感じる事もありました

 

そんな時に取り組んだ事は『合格した人間の答案』がどういったものなのか見てみるという事です

 

取り組んだ理由は、私の理解力が高くなかったという事もありますが、成功事例を見る事の重要さと、何より合格したという根拠が一番信頼できると感じた為です

 

もちろん、ふぞろいな合格答案という参考書も使用しましたが、実際に試験に合格した一人の人間が作成した答案の事例Ⅰ~Ⅳまでの全てを見るという事が参考になりました(ふぞろいにも合格者の答案全てが載っている本もありましたが、私は量を見たかったので独自に集めました)どういう意味かと言うと、次のようなメリットがあります。

 

  • ふぞろいが設問毎に良いと思われるキーワードが順に整理されている事に対して、全ての設問の答案を見る事ができる為、全体の出来を把握する事ができる点。
  • 伝わり易い書き方や、字数制限に関するテクニックを参考にする事ができる点。
  • 受験者ごとに出来ている設問とそうでない設問のバラつきに気付くことが出来る点。

 

特に参考になったのが、

 

合格者の答案にも一定のバラつきがある

 

 

という事でした確かに合格者の答案は似ているという事ができます。しかし、ほとんどが同じという事はまずありえません

 

意味が伝わり易い文章を書く事は当たり前ですが、

 

勝負所の解答(落とせない設問)を中心に似ている

 

という事です。抽象度が高い設問文や、制約条件の範囲が広い設問文では、当たり前ですが解答の方向性にバラつきが発生します。例えばですが、そういった設問では半分を得点にする事が重要だったりします。その基準はあくまでも例として書かせて頂いただけです。また、合格者のほとんどが同じ解答をしているような設問では、落としてしまう事が命取りになる事も十分に考えらえます

 

去年の今頃の私はと言うと、全ての設問で高いレベルの答案を作成しようとプレッシャーを感じていましたですが、合格者の答案を見る事で少しプレッシャーが減ったのを覚えています。難しい設問や事例では、勝負所でなくなる可能性が高いからです

 

実際に去年の受験時には気持ちよく事例Ⅰ~Ⅲまでを解き終え、事例Ⅳの問題用紙を開いた瞬間に

 

「なんじゃこりゃ~」

 

と思ったと同時に、

 

「まぁ、他の奴らも大して解けないだろな (笑)」

 

てな感じでした図太いですよねおそらく昨年の事例Ⅳは勝負所ではなかったんでしょうねほとんどできなかった私がこの場にいますので

 

因みにですが、「診断士 二次試験 合格者 答案」で検索して頂くといくつか出てくると思いますのでそちらを参考にして頂ければと思います少し時間がかかる学習方法でもありますので、その辺はご注意くださいね

 

それだはまた

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です