合格可能性を高める既習科目の復習方法

皆様、初めまして、u-taと申します。

本日より5代目執筆陣による記事の投稿がスタートいたします

5代目執筆陣一同、受験生の皆様にとって有益なコンテンツを提供できるように努力いたしますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

それでは、最初に少しだけ私の自己紹介をさせて頂きます。

2歳の娘を持つ30歳男性です。2013年度の診断士試験にストレートで合格致しました。

受験生時代は育児・家族サービスと勉強の両立を意識して学習をしておりました。(合格体験記はこちらにございますので、ご参考まで

診断士試験において絶対的な勉強方法はありませんが、少しでも合格に近づくためのヒントを自身の経験から皆さんにお伝えできたら・・と考えております。

 

◆合格体験記にご注意!!◆

さて、TACのストレート本科生の方は、現在、経済の講義の終盤に差し掛かっている頃ですね。

診断士の受験科目は7科目、合格に必要な知識量は膨大です。合格するためには我が道場が推奨する道場基本理論の通り、各科目受講時に強固な橋げたを作ることが重要です。

特に前半に学ぶ4科目(経営・財務・運営・経済)は理解をしながら演習を行っていくことが重要です。よくスピ問・過去問を○回転して合格しましたと体験記等に記載がありますが、(私の体験記にも記載があります・・^^;)それをそのまま鵜呑みにするのは超危険

合格の真実としては・・○回転したから合格したのではなく、○回転した結果、理解・暗記が一定レベルに到達したため合格したのです。

この違いを今からきっちり認識しておかれることは重要だと思います。問題集の回転は理解・暗記のレベルを合格水準に到達させるための手段です。直前期になると、焦りから手段を目的化してしまい、問題集の回転数で自身の勉強のペースを計る方がおられます。回転数は意識しつつも、それ以上に重要なのは回転した後に得られる追加の理解・暗記量です。繰り返しますが前半の4科目(経営・財務・運営・経済)は理解が重要

ふと冷静になると当たり前のことですが、近視眼的になると、忘れがちなのでご注意くださいね。

 

◆既習科目の復習方法◆

さて、上記のとおり、TACのカリキュラム上では7科目中の4科目が終わろうとしている頃。

これまでに学習した勉強の総量は、既に折り返し地点を超え、全体の半分超になるわけです。ここで・・

『今まで積み上げた理解・知識は7科目学習終了時(4月末頃)まで頭に残っているのだろうか・・』

と不安に感じられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この不安を打破するため、私の場合は・・・

各科目の“重要論点だけ“を“スキマ時間”に復習することが効果的でした。

なお、この不安を解消するための“ある勉強方法”を行うと、何度も脳へのinputを繰り返すことになり、既存知識の復習+覚えきれなかった部分の定着も図れて一石二鳥です。

では、早速、勉強方法のご紹介

まず、この勉強法のポイントは以下の2点

①復習するのは重要論点のみ
②復習は基本“スキマ時間”に行う

 そのための使用ツールは以下の2点

ポケットテキスト(詳細はふうじんのこの記事が秀逸)
②スマートフォンの音声レコーダーアプリ
(倍速再生出来るアプリがおススメ)

 基本的な方法は以下の通り

①ポケテキの必要箇所を録音し、スキマ時間(私の場合、徒歩中)に聞く。
②ポケテキをスキマ時間(私の場合、入浴中)に読む。

なお、録音に関しては以下の2点を意識すると学習効率UP。
①録音箇所は自分の学習状況や理解度に合わせて、選別する。
②録音する箇所が決まったら、その知識は理解する知識か暗記する知識かを判断し、録音方法を変化させる。

②の具体例としては以下の通り(あくまで私の場合

・経済の限界費用曲線は理解する知識と判断し、テキストをそのまま録音。音声を聞くたびに頭の中でMC・AC・AVCのグラフを正確に描く練習をした。

・財務の経営指標の計算式は(とりあえず)暗記する知識と判断、一問一答形式で録音。音声を聞くたびに計算式をoutputする練習をした。

上記のように、録音範囲の設定と録音するための仕分作業をすることで、自ずと自身の強みと弱みが把握出来るため、復習効果がupします

また、今回の復習方法含めて、音声学習はスキマ時間の活用の面で非常に有効です。ちなみに私は一次対策の勉強時間のうち、4割(300時間超)はスキマ時間(徒歩時間)を利用した音声学習でした。

既習科目の復習を効率的に行い、今後始まる暗記3科目(情報・法務・中小)の勉強に集中して頂けたらと思います。

by u-ta

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