口述試験体験記

まいど。ひろいんです

先週の金曜日に2次筆記試験の合格発表がありました。

 

今回は残念な結果だった方、本当にお疲れさまでした。
来年に向けて、再びスタートをする方、あるいは再びチャレンジするか否か、決めかねている方もいらっしゃるでしょう。
ひとまずは、ゆっくり考えてみてもいいと思います。

まっすーの記事でも触れていますが、診断士を目指した皆さんの努力は、間違いなく大きな力となって身についているはずです。
再挑戦するかしないかに関わらず、今後の皆さんに役立つことがきっとあるでしょう。

 

今回見事に合格された方あらためまして、おめでとうございます

余韻に浸る間もなく、今度の日曜日には口述試験が行われます。
時間はあまり残されていません受験予備校などが提供している模擬面接に、積極的に参加してみましょう。
すでに終了しているものもありますが、こちらに主な口述試験対策セミナーがまとめられています。

口述試験に不合格になる確率は高くありませんが、昨年を除いて、毎年数名の不合格者が出ています。
しっかりと対策を講じて、最後の関門に臨んでください。

何よりも大切なことは、口述試験を受けること
何があっても、試験会場に行って、受験してください
寒くなってきましたので、風邪など引かないよう、当日に向けて体調を整えてくださいね

◆2012年12月16日

この日は、昨年の口述試験当日です
僕ら道場4代目メンバーが、受験した日です。

せんせいの記事に続いて、僕自身が当日の様子を書き留めたメモがあるので参考にしていただければと思い、以下に記します。

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午前11時過ぎ、明治大学リバティタワー12階で受け付け試験開始のおよそ30分前。
その後、控え室のある14階へ、エスカレータを使って一人で移動。
控え室に入ってすぐに、待合室へと再び移動しました。

待合室では、自分の班の指定席があり、そこで右に詰めて座るように指示があります。
3人掛けの、一般的な講義教室にある机です。

待合室と試験部屋は、おおよそ図のような感じ。
昨年の試験官は2人だったけど、それまでは、3名体制でした。

 

 

僕の所属である26班の席を見つけて座ります。
前と後ろの別班には、何人か座っているのですが、26班は僕だけ。
しばらく待っても、隣には誰も来ません。なんでやろ???

10分近く経ったでしょうか、ドナドナ先輩診断士(呼出し係の方)が僕を呼びに来ました。
「試験部屋は16階なので、一緒にエスカレータで上がります。」ということで、エスカレータに向かいます。
前後には、同じように連れられていく受験生がいます。エスカレータでは、右側を空けて、前後になって上がっていきます。
右側を歩いていく人はいないけど、右側を空けるのね

16階に上がって「正面の部屋が試験会場です。呼ばれるまで、手前の椅子に座っていてください。」と指示されました。
「呼ばれたら、ノックをして、挨拶をして入室してください。入った右手に机があるので、その上に荷物を置いてください。」と丁寧な指示もありました。

待つこと、数分。その間、僕は「事例Ⅰは金属加工処理メーカーで、事例Ⅱは焼酎メーカー。それから、事例Ⅲは食肉加工業で、事例Ⅳが温泉旅館」などとブツブツ。
名前を呼ばれたので、ノックして部屋に入ります。

聞いていた通り、「荷物を右手の机に置いて、席についてください。」との指示。

試験官は2名。
長机を3本はさんだレイアウトでした。

初めに「緊張しないで、リラックスしてください。」と声をかけていただき、「エエ感じの方やん。」と思っていました。
試験官の手元には、質問項目をまとめてあると思われるシートがあります。
数ページにわたって、何やらたくさん書いてある模様。遠くてよく見えないけど、視力が良ければ見えたかも。
僕の名前や生年月日などは、当然記載されているとして、他にも何か書いてありそうな。。。気になります。

で、早速試験の開始です。

「では、これから口述試験を始めます。最初に名前と生年月日を和暦でおっしゃってください。」
これは、普通に答えます。

(受験票の写真を見て)
「メガネはいつもかけているのですか?写真ではかけていないけど。」

「普段はメガネとコンタクトレンズの併用です。」と答え、メガネを外した顔を見せました。
当たり前ですが、キチンと本人確認をしています。

事前の確認はここまで。いよいよ質問です。

これからの質問に、中小企業診断士としてお答えください。
1問につき、2分間を目安に答えてください。

第1問
B社についてお尋ねします。
B社はいくつかのセグメンテーションに合わせて商品展開しています。そこで、一般的にセグメンテーション変数とは何か、説明してください。

第2問
B社が、X市におけるブランディング強化のために、ホームページに何を載せるべきか答えてください。

(出題者が替わって)
第3問
D旅館についてお尋ねします。
D旅館のように、固定費の割合が高い企業は、一般的にどのようになる(問題があるだったかも?)と考えられますか。損益分岐点の視点で答えてください。

第4問
D旅館の株主資本コストは5%と与えられています。もし、この数字が与えられていない(分からない)場合、どのようにしてD旅館の株主資本コストを算定しますか。

僕への問題は、この4つでした。

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ここでお伝えしたいのは、あくまで口述試験の様子なので、解答はあえて書きません

何となくでも、雰囲気を感じていただくことができたら、幸いです
頑張ってくださいね。

ほな、また。

by ひろいん

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