こんにちは。wackyです。

2次試験までとうとう2週間を切りました。あと2週間何をするかは明確になっていますか?

さて今日は、こんな超直前期だからこそみなさんに伝えたいことがあります。

それは「素直に解答できていますか?」ということ。

多年度生であれば1年以上、ストレート生でも約2か月近く2次対策を進めてきたので、事例を回答する基礎的スキルが身についてきたと思います。以前の記事でも書きましたが、事例を解くことに慣れてくると「きっとこの解答要素が求められている」とか「これがキラーワードだから解答に入れよう」という解答要素の予測力が高まってきます。もちろんこれは必要なことで、どのような解答が求められているかが事前に予想できている方が与件文から根拠を拾いやすくなります。しかしながら時にはこの事前の予測に引っ張られたり、無理やりあてはめようとすることが起きるのが非常に厄介なのです。あくまでも予測は予測に過ぎず当たらないこともあるわけで、それは与件文を読んでいる際に必要に応じて修正することが必要なわけです。

しかし経験を積めば積むほどこの経験が邪魔をすることがあります。特に過去の失敗を振り返り改善意識が高い方ほどその危険性に陥る可能性が高いと思います。なぜなら「同じ失敗をしないように!!」という気持ちが強く働き、事例と向き合う際に少なからず邪念が働いてしまうからです。私もそうでした。

ではどうしたらよいか?

基本に立ち返り素直に解答することをもっとも強く心がけることが必要なのではないかと思います。

昨年の2次対策の講義でとある講師が言っていました。
・多年度生は与件文を深読みして根拠を抽出できるので事例Ⅰが得意。しかし深読みしすぎて素直に解答が書けないため事例Ⅱが苦手。
・逆にストレート生は素直に考えるので事例Ⅱが得意、深読みができないから事例Ⅰが苦手。

このように深読みする力は事例を解答する際に大きな力になる一方で、過ぎると「邪推」になってしまい時には素直な解答を邪魔することがあるわけです。素直さと深読みという相反する能力をうまく生かしていくために気を付けるポイントについてこれからまとめていきます。

素直に考える

字で書くと簡単なことですが、やってみるととても難しいですcoldsweats01。人間はどうしても過去の経験に判断基準を求める傾向にあるため、考え方にバイアスがかかってしまうそうです。自分が馴染みのある業界が事例企業として取り上げられると、つい与件文にないことを補完して語ってしまうというアレです。

これを防止するためには、なにはなくとも「与件文からそう読み取れるかを確認する」こと。または「一般的に成り立つか」を確認することが肝要だと思います。

自分自身で勝手に根拠を足していないか?無理やりあてはめていないか?論理構造をショートカットしていないか?これらを防ぐためにはとにかく振り返り確認すること。そして「誰でも思いつく答えかどうか?」が最も大事な観点だと思います。フラットな精神状態で与件文を読んで「誰でも思いつく」ことができる解答こそが素直に考えることができた結果だと思います。

単純化する

事例Ⅰなんかで複雑な与件文と複雑な設問文に悩まされることも多いと思います。色々な根拠を候補に挙げながら、あーでもないこーでもないと考えているうちによくわからなくなり解答の方向性がずれることありませんか?

そんな時はもっと単純に考えることをお勧めします。

つまり

何を聞かれているのか?→何を答えればよいのか?

これだけに集中して考えることです。相手の要求を単純化し自分の答えも単純化する。ここさえブレていなければ大枠を外すことはなくなると思います。そして字数が許す限り根拠を盛っていけばよいのです。このへんは以前のハカセの記事を参考にしてみてください。

相手にあわせる

解答を作成するうえで「相手の知りたいことに答える」ということは非常に重要です。相手が聞いてもいないことを答えても意味がないわけですから。つまり解答を作成するうえでは「自分が言いたいこと」ではなく「相手が知りたいこと」を中心にまとめるべきで、そのためにも相手が何を知りたいのか?をよーく考えること。時には過去の経験などが邪魔をしたり、問題を複雑化して考えてしまうかもしれませんが、まずは相手の一番知りたいことを1つ返すことが大事。その際にはなぜそういえるのかの根拠を明示してあげると相手も判断しやすい。そして最後に、診断士としての「自分の意見」を盛ってあげると意見の信頼性が増すと思います。

今回は「素直に回答する」ことをテーマとしました。慣れてくるとなかなか素直で単純にはいかないと思います。よく2次試験は机上のコンサルティングと言われますが、実際と大きく違うのは「双方向のコミュニケーションがない」点だと思います。実際の現場なら質問を通して相手の知りたいことの真意を探ったり、間違っていたら修正できますが、試験という特性上それはできないので、「相手が何を知りたいのか?」には十分注意を払う必要があると思います。

試験ですからテクニックも重要ですが、テックニックに惑わされてしまうと本質的なところが見えなくなってしまうのではないでしょうか?

「相手の知りたいことに対して自分ならどうこたえるか?」この命題を忘れないようにしてください。

それではあと2週間弱。自分のできることに精いっぱいトライしてみてください!!

by wacky



コメント & トラックバック

残すところ2週間となり、何をやったらいいものかと悩んでおります。
二回目に解く事例は過去の記憶が残っていて、対応付けの練習にはなりにくく、編集の練習になっている感じです。
対応付けの練習は直前期どうされていましたか。
また、二回目に解く際、気をつけていたこと、意識していたことなどありましたら教えてください。

つきやさん
コメントありがとうございます。
対応付けの訓練はどうしても初見の事例でないと難しいですね。私の場合は直前期は、2つのことを気にしていました。
・設問だけを読んで与件文の根拠を想像する
→要求解釈の訓練(特に事例Ⅰ)
・過去の失敗の振り返り
→自分が失敗するポイントを想定する。
こんなところでしょうか。
事例の内容を覚えているということでしたら、それを逆手にとって骨子作成と編集に重点を置くというのはどうでしょう?制限時間を厳しめに、さらに文字数を減らすとそれなりの訓練になると思います。
あと10日間とにかく頑張ってください。応援しています!!

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