試験直前にやって良かったこと] フレームワークの用意&パニック時の対処を考えておく

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こんにちは、chikaです!(過去記事はコチラ

今日は、私の試験前最後の記事になります。
そこで、これだけは伝えたい!という事を「直前期にやってよかったこと」としてお伝えしたいと思います。

 

(もくじ)直前期にやってよかったこと

■パニックになった時に何をするか決めておく
■回答の型を作っておく

 


■パニックになった時に何をするか決めておく

試験中に「緊張で与件文が頭に入ってこない」
「何をかけばいいか全く思いつかない」
そんなことがあるかもしれない・・と想定してました。

そんなときは、手を動かそう!と決めていました。
手を動かす、とは、いつも通りの手順で下書きの紙にキーワードを列挙する
回答の型を書く、ということです。

そうすれば、
・何かしら解答は埋められるだろう
・書いてるうちに冷静になるだろう
と思っていたからです。

実際に、本番の事例Ⅱでは与件文が長かったので
与件文を読みながら焦ってしまい、与件文が頭に入ってこない状態になってしまいました。
その時わたしは、「いつも通りに手を動かす!!!」と自分に言い聞かせて、
いつもの手順で設問分析をし、回答の型を下書きすることで
「与件文から何の情報を拾ってくるか」を冷静に考えることができ、落ち着いて解答をつくることができました。

そして、事例Ⅲでは時間が足りなくてどんどん焦ってしまいました
今でも鮮明に覚えているのですが、
とにかく下書きの紙にキーワードを列挙して、
いつも通りの手順で解答を組み立てることを意識しました。

このように私が冷静になれたのは、
事前に”パニックになったらどうするかを決めていた”からだと思います。

パニックに対処する方法は人それぞれだと思います。
なので、もし自分は何をすれば冷静になりそうかを考えておくとよいでしょう。
そして、もし試験本番でパニックになったら、
「やっぱりパニックになったか!」と開き直って、決めていたことをやってみてください。

 


■回答の型を作っておく

上記と関連して、私はキーワードの他に
回答の型も用意していました。

私が回答の型を用意した目的は、
・与件文から拾うべき情報が明確になる
・何を書けばいいか分からない時に、何かしら書ける
と思ったからです。

以下、私がファイナルペーパーに書いていた解答の型を列挙しますので
パクれそうなものがあれば参考にしてください。

【事例Ⅰ】
★強み(要因、特徴、理由など)を聞かれたら
A社が何をした、だけ書くのではなく
(つまり)●●●をする▲▲▲力、と記述する

★外部・内部環境分析
●●(脅威)で競争激化の一方、
○○(機会)で需要が拡大し、
A社は▲▲をする××力で事業を拡大した。

★新規事業のよくあるパターン(組織構造を問われる場合)
①○○○の専門部署を設置して、
②(事業運営における)権限を委譲して、
③(ニーズ収集+商品開発に活かすための)他部門とのコミュニケーションを強化する(定期会議等)

★新規事業のよくあるパターン(人的資源管理を問われる場合)
①○○強化(→新事業に関わること)に向けた研修制度、
②▲▲による士気向上を図る

 

【事例Ⅱ】
★経営環境をふまえた新事業戦略
●●●(競争激化などの脅威)の中、
▲▲▲(市場ニーズなど機会)を機会と捉え、
○○○(B社の強み、過去ノウハウ)を活かし、
×××(事業内容)を行う◎◎戦略を行う

★品揃え戦略
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
◎◎◎商品をそろえることで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る

★プロモーション戦略その①
●●●層(ターゲット)の▲▲▲(効果)を目的に、
①~、②~、③~(プロモーション)を行う。

★プロモーション戦略その②
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
①~、②~、③~(プロモーション)を行うことで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。

★サービス施策
①◎◎◎サービスによる×××(価値提供※)、
②●●●サービスによる■■■(価値提供※)
によって、▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。
※価値提供:利便性向上、選択性改善、安心感提供、など

 

【事例Ⅲ】
事例Ⅲについては解答の型は作っていませんでした。
その代わり、事例Ⅲは特にキーワードを覚えるのを意識していました。

 

【事例Ⅳ】
★営業CFがマイナスの場合
営業面で、(※理由※)により、資金獲得力が低い/資金が不足
※理由※には以下のうち当てはまるものが入る
・当期利益の過小性
・(商品在庫など)の増加
・(支払費用など)の負担
・支払債権の回収遅れ
・仕入債務の支払
・過大な利息
・商品管理の不備

★投資CF
投資面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・戦略性の薄い投資を行ったため~
・本業に直結しない投資を行い~
・○○○など過大な投資を行い~
・無計画な投資を行い~

★財務CF
財務面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・不足資金を補う借入依存型の経営である
・財務体質の悪化

★経営(営業)レバレッジ
(売上高に占める固定費の割合が高い場合=経営レバレッジが高い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が大きいため、経営リスクが高い

(売上高に占める固定費の割合が低い場合=経営レバレッジが低い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が小さいため、経営リスクが低い

 

★セールスミックス(貢献利益)
(貢献利益が+の場合)
貢献利益がプラスのため、共通固定費の一部を賄っており
廃止すると(全体の)営業利益が減少するため、廃止しない

★CVP分析の記述
・収益の安全余裕度が高い/低い
・収益の安全余裕度が低下しており、営業赤字になる可能性が高い

★オプションの長所
為替レートに合わせて権利の行使や破棄を意思決定でき、
損失をオプション料の範囲で回避できる

★オプションの短所
権利の行使や破棄に関わらず、オプション料の支払いが生じる

★輸入のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル買いのコール・オプションを購入する

★輸出のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル売りのプット・オプションを購入する

 

以上、少しでも参考になれば幸いです!!
注意点としては、型にこだわりすぎると設問で問われてないことも書いてしまうので、
「設問の制約条件」と「与件文」に忠実に回答することを前提として使ってくださいね。


本日の記事は以上です。

最後は精神論で申し訳ないですが、
皆さん、最後まで絶対にあきらめないでください!
「絶対に自分は合格する!」
「ここまでやってきたんだから絶対大丈夫!」
という強い気持ちを持って試験本番に臨んでくださいね!

そして、試験当日はリラックスして、いつも通りの手順で解いてくださいね!

大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
以上、chikaでした♪

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試験直前にやって良かったこと] フレームワークの用意&パニック時の対処を考えておく”へ2件のコメント

  1. chika より:

    よっしー様

    コメントありがとうございます♪
    事例Ⅱのプロモーション施策で与件文からどんな修飾語をもってくるか、について。
    私は事例Ⅱのテーマに沿った回答を心がけていました。
    こちら(https://rmc-oden.com/blog/archives/107863)の記事でもお伝えしたように、事例Ⅱのテーマは以下です。
    ———————————–
    ・事例Ⅱのテーマ:地域密着型の経営で売上拡大を目指す小規模企業
     (地域活性化も売上を上げるための手段。)
    ・未対応のニーズに対して、企業連携で経営資源を有効活用し対応する。
    (既存ニーズの裏が未対応のニーズ。)
    ・競合と差別化した高付加価値商品及び地域密着で客数を増やし売上を拡大する。
    (売上を上げるためには客数と客単価をあげる。)
    ———————————–
    つまり、事例Ⅱでは「未対応ニーズに対応すること」「競合と差別化した高付加価値なB社の強みを生かすこと」を意識するのが大事です。

    よって、「ターゲット+修飾語+プロモーション」の書き方としては、
    「ターゲット(=未対応ニーズ)に対して+競合と差別化したB社の強みを活かした+○○」と書くことを意識していました。
    ※○○には接客、DM,イベントなどプロモーションを入れる。

    また、最後に「効果」まで書くことで得点UPを狙っていました。効果とは、プロモーション施策によって「客数をあげる」「客単価をあげる」「新規顧客を獲得する」などの売上UPにつながる効果です。

    つまり、
    ターゲット(未対応ニーズ)に効果的に働くようなB社の強みを活かした○○(プロモーション施策)により▲▲の効果を図る、という一連の因果関係を意識していました。

    私が意識していたのは上記なのですが、参考になりますでしょうか・・?
    ふぞろいで、高得点者はどんな修飾語をもってきているかを分析するのも良いと思います。
    ラストスパートがんばってくださいね!心から応援しています♪

  2. よっしー より:

    chikaさん

    試験直前の為になる記事ありがとうございます。今年2次受験する者です。また、mmc通学で勉強してきました。今まさに、パニックになった時のファイナルペーパー作成中でしたのでchikaさんの記事真似させて頂きたく思います。

    また、お忙しいところ、大変恐縮ですが、宜しければ下記の点アドバイス頂けませんでしょうか?

    事例Ⅱで、プロモーション戦略への解答作成が苦手です。型として、「ターゲットに対し、与件を修飾語とした+提案接客、与件を修飾語とした+DM」などの準備はしていますが、どの与件を修飾語として使うか悩んでしまう事が多いです。事例Ⅰの「〇〇(事業に関する言葉)に関する権限委譲」のように、「組織・人事のキーワードを使う時は事業と関連する言葉を修飾語として使う」のように、プロモーションの準備したキーワードの前にくっつける修飾語の考え方として、意識されていた視点はありますでしょうか?

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