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こんにちは、たかじんです。

6月になって、もうすぐ梅雨入りの季節ですね~。梅雨入りは煩わしいですが、一方でサッカーのロシアワールドカップもまもなく始まります!

学生時代にサッカーに打ち込んでいた身としては、今回の監督交代のゴタゴタは大変残念ではありますが、そもそもわたくしめが学生だった時分、ワールドカップなんて、出場することすら夢のまた夢でしたもんね~。

ワールドカップで自国チームを応援できるのは世界広しといえども32か国しかないのですから、精一杯応援したいと思います!

それはさておき!

 

前々回の記事では、個人消費行動の分析ツールとして、無差別曲線について解説し、前回の記事では予算制約線について解説しました。

今回は、モノ・サービスの価格が変化した時の個人消費行動について、無差別曲線と予算制約線を使って分析するにあたり、避けては通れない論点である、所得効果と代替効果について解説したい・・・と思っていたのですが😓、その前に、本日はちょっとだけ寄り道して、購入するモノやサービスと所得の関係について少し触れたいと思います。

 

需要の所得弾力性とは

わたしたちは日々、色々なモノやサービスを購入して生活している訳ですが、所得(収入)が増えた時に、そのモノやサービスの購入量はどのように変化するでしょうか。

もちろん、対象とするモノやサービスによって違いますよね。

例えばエルメネジルド・ゼニアのスーツや、ミシュラン三ツ星レストランでのディナーなどは、所得が増えれば、消費を増やしたいようなモノ・サービスですよね。

では発泡酒はどうでしょうか。最近の発泡酒やいわゆる第三のビールには相当美味しいものもありますが、所得が増えれば、やっぱりプレミアムモルツやエビスビールといった、ちゃんとしたビールが飲みたいですよね。そうだとすれば、発泡酒や第三のビールは、所得が増えると消費が減らしたいようなモノ・サービスということになります。

 

このように、モノ・サービスの種類によって、所得の変化に伴う消費量の変化は異なっている訳ですが、この所得の変化に対する消費量(需要)の変化を、「需要の所得弾力性」と言います。

「所得の変化に対する」指数ですから、分母は「所得の変化率」、分子は「消費量(需要)の変化率」となります。

現在の所得をI(Income)、需要をD(Demand)とし、所得の変化量を△I、需要の変化量を△Dすると、需要の所得弾力性は、

と表せます。

この時、I・Dともに正の定数ですから、所得の変化量と需要の変化量が同じ方向に動けば(所得が増えれば需要も増える、または所得が減れば需要も減るということ)、需要の所得弾力性は正(プラス)の値となります。

逆方向に動けば(所得が増えれば需要が減る、または所得が減れば需要が増えるということ)、需要の所得弾力性は負(マイナス)の値となります。

 

需要の所得弾力性が例えば1であれば、需要の変化率/所得の変化率=1ということです。

つまり所得が1%増えると、需要もそれに伴って1%増える、つまり所得が増えた分と同じ分だけ需要も増えるということになります。
これは逆もしかりで、需要の所得弾力性が1の時、所得が1%減ると、需要もそれに伴って1%減る、つまり所得が減った分と同じ分だけ需要も減るということです。

 

仮に需要の所得弾力性が0.5であれば、需要の変化率/所得の変化率=0.5ということになります。

所得が1%増えた時に、需要は0.5%しか増えません、ということですね。逆に所得が1%減った時、需要は0.5%しか減りません。所得の変化が、需要の変化に与える影響が少ない、ということです。

 

逆に需要の所得弾力性が2であれば、需要の変化率/所得の変化率=2ということになります。

所得が1%増えた時に、需要は2%増える、つまり所得の増加分の2倍、需要が増えるということになります。逆に所得が1%減った時に、需要は2%減る、つまり所得の減少分の2倍だけ需要が減るということです。こちらは所得の変化が、需要の変化に与える影響が大きい、ということです。

 

ちょっと話は脇道に外れますが、「弾力性」という言葉も、経済学になじみの無い方は、イメージがつきにくいですよね。

英語では「Elasticity」と言います。

和訳すると、もちろん「弾力性」という意味もありますが、「弾性」・「伸縮性」という意味もあります。どちらかというと、「伸縮性」という訳でとらえた方が、イメージがつきやすいような気がします。

つまり、AとBという二つの変数がある時に、「Aが変化すると、その影響でもう片方であるBが変化して伸び縮みする」というようなイメージでしょうか。

「Aの変化率」が起点となって、「Bの変化率」に影響を与えるということは、言い方を変えると、「Aの変化率に対するBの変化率」ということですから、分母に「Aの変化率」、分子に「Bの変化率」が来ます。

よってもって、数式にすると、(Bの変化率)/(Aの変化率)となります。何度か記事にも記載しましたが、「~に対する割合」という表現に出会った場合は、「~に対する」の直前に来ている言葉が必ず分母になります。

先程の所得の需要弾力性の式で言えば、分母が△I/I(Aの変化率)、分子が△D/D(Bの変化率)に当たります。

 

財の分類について

さて、この弾力性の数値は、先程の例で述べたように、モノ・サービスの種類によって異なります。弾力性の違いによって、モノ・サービス(財)は以下のように分類されます。

(ア)と(イ)は所得が増えればそれに伴って消費・需要は増えるけれども、所得が減った時は、それに伴って消費・需要が得る財です。これは「上級財」に分類されます。

上級財の中でも需要の所得弾力性が1以上の財を「ぜいたく品・奢侈財」と言います。三ツ星レストランでのディナーの回数は、所得の増減に敏感に反応しますよね。

一方、同じ上級財の中でも所得の弾力性が0より大きく1より小さい場合は、所得の変化に対する需要への影響は正(positive)ですが、奢侈財ほど敏感には反応しない財となります。例えばコメとかパンとかの主食が挙げられます。所得が増えれば、多少購入する量が増えたり、より上級銘柄のコメを購入したりするでしょう。一方で所得が減った場合、多少購入する量を減らしたり、下級銘柄のコメを購入したりすることになりますが、それほど購入量を大きく減らすことはできません。これらは生活必需品に分類されます。

 

ウはどうでしょうか。需要の所得に対する弾力性が0ということは、所得が増えようが減ろうが、需要・消費量に対する影響はまったく無い、という財です。これを中立財と言います。イメージとしては、やはりこれも生活必需品であって、所得の変化によって増やしたり減らしたりすることの無い財です。具体的にどんなものがあるかというと、実は例を挙げるのが難しいです。よくトイレットペーパーなどが例に挙げられますが、所得が増加すればより上質のトイレットペーパーを選ぶでしょうし、生活必需品の中でも質の違いがあって、なかなかこれ、というものがありません。強いて挙げるとすれば、専売制だった頃の食塩とかですかね(専売時代も多少の自然塩が売られていたようですが)。

エは需要の所得に対する弾力性がマイナス、反対方向に変化する財です。所得が増加すれば需要が減少し、所得が減少すれば需要が増加するという財で、具体的にはファストフードとかカップラーメンが挙げられるかと思います。お金が無いから仕方なく購入している(というと、ファストフードやカップラーメン業界の方々からお叱りを受けるかもしれませんが)ような財ですので、懐が温かくなれば、より美味しくて高価な食材を購入するため、消費は減ります。これを下級財といいます。

 

余談ですが、わたくしが大学で経済学を勉強していた時、上級財(奢侈品)と下級財の説明の例として挙げられていたのはウイスキーと焼酎でした。もちろん上級財がウイスキーで下級財が焼酎です。当時、特に「舶来もの」とされる海外のウイスキー(いわゆるスコッチとかバーボンとか)は、海外旅行のお土産として、人にあげると大変喜ばれる程、非常に高価でした。

一方、焼酎については、今でこそ高価な「乙類焼酎」(いわゆる「本格焼酎」というもので、例えば「森伊蔵」とか「伊佐美」とか「佐藤」などです)が流通していますが、当時はいわゆる「甲類焼酎」(例えば「樹氷」とか「純」とか「トライアングル」などです・・・ってもう無い銘柄もありますよね・・・)が主流でした。「大衆用の安い酒」として認識されていたんですね。

「低糖質・プリン体ゼロ」で人気のホッピーも、もともとはビールの代用品として飲まれていたものでした。「ホッピー」という看板がかかっている場末の居酒屋で飲むのが似合うような酒だったような記憶があります。

今ではビールではなくて、あえて(健康のため?)「ホッピー」を注文するような方や、「生ホッピー」を名物として飲ませる店もあったりして、もう普通のお酒としてすっかり市民権を得ていますよね。時代が変われば、具体例として挙げられる財も変わっていくということなんですね。ところで、「生ホッピー」と言えば、横浜の野毛にいい店が何店かあるんですよねえ・・・🍻。

 

すみません、閑話休題。

 

さて、需要の所得弾力性に基づく上級財・中立財・下級財の分類は、所得効果・代替効果を解説する上で、前提として把握しておくべき知識でしたので、あえて寄り道して解説しました。「だらだら長いんだよ!」😤とお叱りも受けそうですが、次回こそは所得効果・代替効果について解説します。

 

以上、たかじんでした。

それではまた。

 

 

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