【残り3週間】難易度予想は当たるのか!?
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是非ご予定ください。(詳細は後日)
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こんにちは、ますけんです。
猛暑が続きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
1次試験まで3週間を切りました!ご自宅には受験票が郵送されている頃かと思います。受験生の皆さんは1次試験会場が決まったことで、本番が刻一刻と近づいてきていることを実感しているのではないでしょうか?
受験会場の下見は禁止されています。会場まで行く時間も取れないと思います。しかし、当日の交通経路だけは早めに把握しておきましょう!当日朝の動きがイメージできると、緊張が和らぎます。また、電車が止まる可能性があるので、複数の経路を想定しておくとよいでしょう。
さて、本番が近づいてくると、どの科目が難しくなって、どの科目が簡単になるのか気になるところです。そこで、本日は各科目の難易度予想について書きたいと思います。
単純に難易度予想をするのではなく、果たして予想が当たるのかどうかについても検証したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
<過去3年間の難易度変化の推移>
まず初めに過去3年分の難易度の変化を見たいと思います。図にまとめましたので、ご覧ください。
各教科についてそれぞれコメントすると、
【経済】
4年前の平成25年はとんでもなく難しかったのですが、ここ3年間は安定した難易度です。
【財務】
平成26年がとても難しかった年です。その反動で平成27年はかなり点数がとりやすくなり、昨年は標準レベルに戻りました。
【経営】
年度ごとに経営理論が難しかったり、人事・組織論が難しかったり、マーケティング論が難しかったりという分野ごとの難易度の差はありますが、全体では安定した難易度です。
【運営】
傾向が大きく変わらないと言われている運営。そのためか比較的難易度が安定していますが、昨年はやや難しくなりました。
【法務】
法務自体、標準レベルといえども点数が取りにくいですが、昨年の平成28年は問題数が減ったこともあり難しくなりました。
【情報】
昨年大荒れで得点調整も行われた情報。実はここ3年難化が続いています。情報が苦手な方にとって、なんとか足切り回避を目指す状況が続いています。
【中小】
平成26年はやや簡単でしたが、あとは標準レベルです。中小含め経営と運営は90分試験ということで問題数が多いためか、他科目に比べ比較的何度が安定している印象です。
<今年の予想>
以上の難易度の変化から、今年の難易度を予想します。こちらも図にまとめましたので、ご覧ください。
さすがに、荒れつづけていた「情報」は易化し、かなり点数がとりやすくなるのではと予想します。
一方、ここ3年間大人しかった「経済」は、平成25年ほどではないにしろ、そろそろ難しくなるのではと考えます。「財務」は伝統的に難しい年が2〜3年周期で回ってくると言われているので、今年あたり難化しても不思議ではないでしょう。
<難易度予想のリスク>
ますけんは上記のように難易度の予想をしました。
しかし、例年多くの受験生や多くの受験機関が同じように難易度予想をしていますが、そもそも当たっているのでしょうか??
ここで昨年の受験した1次試験を再チャレンジした人の話をしたいと思います。ますけんが受験したのは2年前ですが、残念ながら紙一重の差で不合格になった受験仲間がいました。5教科は合格で、2科目は不合格でした。
翌年こそはリベンジと意気込んでいたので、昨年1年間はその2科目の1次試験対策と、2次試験対策を中心に学習を進めていきます。科目を絞ったことで効率的に学習が進められ、1次公開模試では2科目とも合格点越え、2次チェック模試でも上位に位置していました。
順調な学習状況ゆえに、自信を持って1次試験本番を迎えましたが、結果は不合格。
なぜでしょうか?理由は簡単、2科目のうち1科目が極めて難しかった「情報」だったからです。
平成26年、27年と2年連続で難化していた情報。大方の予想では、「易化して点数の稼ぎどころになるのでは!?」と考えられており、受験生も受験機関もこれを予想していました。ところが、フタを開けてみるとまさかの「難化」・・・。これには多くの受験生にとって「想定外」だったのではないでしょうか。
<まとめ>
昨年の例を見てわかるように、本番が予想通りにいかない可能性は十分考えられます。難易度予想は過去の傾向からの分析としては有用かもしれませんが、過信しすぎるのは禁物です。
ヤマを張って特定科目に偏った勉強をするのは大きなリスクを孕んでいることを考えましょう。
結局は科目に関わりなく、A・Bランクの問題は必ず得点し、Cランクでも勝負できるようにすることが合格への一番の近道だと思います。
残り20日偏りなく、効果的な学習を進めてくださいね!
ますけんでした。