【合格体験記】常に自ら考えて進み一発スト合格~浜のB党さん~
みなさんこんにちは、碧です。
毎日寒い日が続きますね
私は関東でものんびりした地域に住んでいますので、電車移動時間が長く、しかもいつもほぼ座れるので、マイ膝掛けを使っています。
とにかく体を冷やさず、体調を崩さないようにと気をつけています。
受験生のみなさんも寒さ対策をバッチリしてくださいね。
では今日も合格体験記をお届けします。
今回は独学で見事一発スト合格をされた浜のB党さんです。
常に自ら考えて進む浜のB党さんの合格体験記を是非ご覧下さい!
それでは浜のB党さんどうぞ~!
合格体験記ここから
名前:浜のB党
年齢:34歳
職業:独立系商社にて営業職
(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ
エンプロイヤビリティの向上のため、転職市場で一つのラインとなる35歳までに、分かり易い「何か」が欲しかったため、資格取得を検討。
たまたま上司が、診断士の勉強をしている最中で、(偉そうに)知識を披露していたので、どんなものか覗いたのがきっかけ。
(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
ベース:3流大学で遊びほうけて卒業
知識:営業畑で12年、業務でEMS(昔)やIT商材の販売(今)を行っている
得意:運営管理/情報システム
不得意:経済
(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
学習スタイル:独学(公開模試は大手予備校にて受験)
① メリット
・ネットや予備校のペースに巻き込まれず、自分のペースで進めることができる。
・一方的な情報提供が無いため、収集→選択→仮説→検証のプロセスを自分で進めることができ、思考停止に陥らない。
・試験に対するネガティブ情報や、言い訳の要素を遮断でき、勉強に専念できる。
・コスパがいい。
②デメリット
・人の考えや情報に触れる機会が少ない
(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
学習開始:2015年12月末
受験回数:1次試験1回/2次試験1回
1次試験:438点(自己採点 補正込)
2次試験:まだ得点開示していません
②一次学習時間
計:763
③ニ次学習時間
計:407
(5)合格までの学習法
①1次
学習開始前にまずは勉強するための環境づくり。デスクや文房具やテキスト(スピテキ/スピ門/過去問)を購入し、順次勉強開始。
スピテキをさらーっと読んでみるも、あまり学習効果が高くないと判断し、以降テキストは使用せず、スピ門の繰り返し。1周目/2週目はすべての問題を解きながら、間違えた個所のみチェックし、3週目/4週目で潰していく流れ。4週目でほとんどの問題が消えたため、過去問をスタート。この時期から、ポケテキを購入し、平日:朝1時間/通勤時間30分/夜2時間、休日7~8時間程度の学習スケジュール。
GW前頃、過去問5年分を試験時間に合わせて1周、たまたまも含めて正答率が60%を超えていたので、徐々に2次試験の準備をスタート。その後の1次の対策は、過去問の回転と通勤時にポケテキを繰り返すことに集中。
② 2次筆記
1次と並行している頃は過去問と解答例をネットで収集し、どんな問題がでるのか?などを把握しながら、対策を考える。7月は1次に集中したため、8月から本格化。朝1事例、夜1事例、休日3~4事例のペースで過去問を周回し、合計137事例(7年×4事例×4週+α)を実施。回答の確認は、得点と回答が併せて載っているふぞろいシリーズを利用し、段階毎に意識する点を変え、合格者の回答とレベル感を合わせることと、回答時にブレが起きないようにする点を、詰めていくことを意識。
また知識の整理は全知で行い、事例Ⅳだけは、高負荷な状態で正確に計算できるよう、早朝の時間に実施していました。
1周目(80分):何が書いてあるか、何を聞いているかを読取り、回答っぽいものを作る
2週目(75分):回答の軸をどこに置くか、与件のどこを使うかを意識し、回答を作成
3週目(70分):決めた軸や予件から、回答の構築や肉付けを工夫し、回答を作成
4週目(60分):何度解いても、同じ段取り/作業で、同じ品質の回答ができるようルーチン化
*実際、4週目は時間不足で満足いくレベルには到達しませんでした・・・
③ 再現答案
当日は飲みに行ってしまいましたが、翌日ほぼ完全に再現しました。
(6)学習時・受験時のエピソード
独学を選択した理由は様々ありますが、主たる点は「費用対効果の面で疑問を感じたから」「誰かに教わる=合格に近づくと思えなかったから」「自分で考える力を養って差別化したかったから」です。
「難関国家資格」と言われている試験ですので、万人に合うテクニックの類やこうすれば大丈夫のようなものは、ほとんど無いと割り切り、「勉強している気」「知識自慢」に陥らないように、周囲に勉強をしていることも秘密にし、常に自分で考えながら、前に進むようにしていました。またどんなに頑張っても100点を取ることは非常に難しいので、1次/2次共にある時期からは、問題の振れ幅に対応することで、「合格できる可能性を少しでも上げる」ことを意識して勉強していました。
時間的な問題でセミナー参加や勉強会への参加は叶いませんでしたが、受験仲間と共に切磋琢磨する受験勉強ライフも羨ましく思い、2年目では参加したいと思っていました。
(7)これから合格を目指す方へのアドバイス
たまたま合格を手にすることが出来ましたが、この試験は不確実性が多い試験だと思います。与えられた情報や知識をそのまま受け入れているだけでは、試験を戦い抜くには少々厳しく、自分で考える癖を身に着けていると、戦いやすいと感じています。
また試験と言われると、どうしても満点を目指すことを考えてしまいがちです。1次試験は420点の絶対軸があるためそこまで気にする必要は無いですが、特に2次試験では注意が必要に感じています。模範回答を集めすぎると迷子になりますし、満点を目指せば闇が深いので、8割で満点くらいの気持ちも必要と思います。
最後に・・・
置かれた環境や目的の違い中ですが、皆様が満足のいく受験勉強ライフを送って頂き、目的を達成できることを祈っております。その際に、この情報が少しでもお役に立てれば幸いです。
以上
合格体験記ここまで
いかがでしたか?
合格へのエッセンスがぎゅっと詰まっていると感じました。
本文中に「収集→選択→仮説→検証のプロセスを自分で進めることができ、思考停止に陥らない。」とありましたが、これはどのような勉強方法(独学、通学、通信)を取っていたとしても、非常に重要であると考えます。
また、一発スト合格への近道であるとも考えます。
皆さんもぜひご参考に勉強をすすめてくださいね。
明日の道場は・・・
細川泰志が登場。
オイラ方式で合格体験記を紹介してくれると思います。(たぶん・・・)
ぜひご覧になってください。
それでは
今日も
良い1日を。
碧でした。
碧様へ ご声援ありがとうございます。アヒルも頑張ります!!碧様も、そしてほかの先生方も寒さ厳しき折、ご自愛ください。
アヒルチャン様
コメントありがとうございます。勉強が上手くいかないと不安になりますよね・・・。
いつもブログで偉そうなことばかり書いていますが、私はとにかく暗記が苦手で、勉強仲間からは「碧は忘れなければ最強!」と言われるくらい、すぐに忘れることが多々ありました。
それでも、やっぱり繰り返し覚えたことが、今、診断士として開業をして、経営者様とお話をしていくときにとっても役に立っています。
経営者様の支援にはやはり幅の広い知識は最低限必要ですし、それを問われるのが診断士試験だと考えます。
今は辛くとも、きっと今の勉強が合格後に活かされますし、経営者様から「一生懸命やります。先生よろしくお願いします。」と言われるととっても嬉しいものですし、やりがいもありますよ。
ぜひ、合格後のために今、ここを乗り越えて下さいね。
応援しています。
一発合格道場の先生方へ 昨日は弱気なコメントを残してしまいすみませんでした。合格された皆様、おめでとうございます。と同時に、体験記を読んでいると、皆さんが夫々学習内容を工夫して合格していることが感じられて大変参考になります。アヒルも今年「合格したい!」という気持ちが強くなりました。勉強していくのは大変でもその先にはきっと得るものが多いと思えるようになりました。合格目指して頑張りますので、今後ともご指導の程、宜しくお願いします!!