【2次】それ、分析ですか?妄想ですか?

今日も元気にKKD(気合いとカンと度胸)
おはようございます、手相観診断士のかおりんです。

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今日からいよいよ楽しいGWですね!
道場春セミナーにお越し頂く皆さま、お目にかかれるのを楽しみにしております。


さて、明日・明後日はTACの二次実力チェック模試があります。
それにあわせて、2次を解く際に、当初私が躓いていたポイントについてのお話。

それはズバリ、「それ、分析?それとも妄想?」です。

これは、与件に書かれていないことまで勝手に想像して、それを反映した解答を作成してしまうミス。

特に、実務経験がある方や、出題された業種・業界に詳しい方に起こりがちなこの現象。
(私は超妄想族でした。妄想族があったらヘッドだったかも。)

具体的な例として、H23事例Ⅳで見てみましょう。

中小企業診断協会Webより、平成23年度 第2次試験問題
D 中小企業の診断及び助言に関する実務の事例Ⅳ(PDF)
与件には、下記の記載があります。
—————————-
D社は日本海側の地方都市にある創業25年の水産加工メーカーである。



地元漁港から揚がる魚介類を中心に、水産物の加工品を主に地元スーパーおよび外食産業に卸す他、年に数回、飛び込みの需要にも応じている。
—————————-
で、財務諸表みると棚卸資産がだぶついていることがわかる。

そして、この問題について実際に受験生の方から頂いた質問。
「水産物の加工品って、保存ききますよね?缶詰とか。棚卸資産が多いとダメなんですか?」

・・・さて、この質問は分析でしょうか?妄想でしょうか?

水産加工品について、確認してみましょう。
出典:中央水産研究所Webサイト>水産加工品のいろいろ

もちろん、缶詰も水産加工品です。
しかし、他にもちくわやかまぼこ、魚の干物なども立派な水産加工品。
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つまり、先の質問は「妄想」です。

水産加工品=缶詰=日持ちするから棚卸資産回転期間が多少長くても大丈夫じゃね?
と考えてしまうと、本問題の経営分析の正答は遠のきます。

ほかにも、旅行業にお勤めの方がH26の事例Ⅱを解いた際に、「介護ツアーは実際儲かってない」という事前知識があったために解くのに苦労された(正答を導く障害になった)という話も聞きます。

2次試験をとくポイントは、事例は事例、架空の会社だと割り切って、書かれている内容だけを読み取って解答を作ること。

現実の診断士業務では、『先入観を持たずに顧客の話を聞く』ことが必須です。
その練習だと思って、事例と向き合ってくださいね!(私も日々修行中です。。。泣)


今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!
かおりん

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【2次】それ、分析ですか?妄想ですか?”へ4件のコメント

  1. かおりん より:

    匿名さま>
    重ねてのコメントありがとうございます。

    匿名様くらい理解が深いと、事例Ⅳの経営指標問題は得点源になりそうで頼もしい限りですね。
    道場メンバー一同、合格をお祈りしております。

  2. 匿名 より:

    かおりんさん

    早速の返信、ありがとうございます。
    丁寧に説明していただき理解できました。

    > 伝わるように書くのって難しいですね。。。

    文字だけで表現するのは大変ですよね。

    ただ恐らくですが、缶詰だから、『棚卸資産が過大(正確には、棚卸資産回転期間が悪い)な状態でも大きな問題ない』と思ってしまうのは、妄想の問題というより、この方がしっかり棚卸資産回転率の意味を正しく理解されていないことが原因のように思います

    メーカーの仕掛在庫増加のように、棚卸資産とは本来、消費期限とは全然別の話なので。

    このために、かおりんさんのブログの主題と具体例があってないように感じられてしまいました。

    逆に「介護ツアーは実際儲かってない」という事前知識があったために解くのに苦労された、という話しはなるほどそうなのかと思いましたし、例としてわかりやすかったです。

    よろしくお願いします。

  3. かおりん より:

    匿名さま>
    こんにちは、コメントありがとうございます。
    記事では説明が不足しておりましたね。
    ご指摘ありがとうございます。

    本記事では、
    水産加工品=缶詰と”妄想”した
    →結果、棚卸資産が過大(正確には、棚卸資産回転期間が悪い)な状態でも大きな問題ないんじゃないか?
    →この指標じゃないなー、別の探そう
    と考えてしまったことを例として挙げています。

    伝わるように書くのって難しいですね。。。
    日々精進しつつ書いて参りますので、今後ともご愛顧くださいませ。

  4. 匿名 より:

    かおりんさん

    水産加工品の保存がきくかどうかと、棚卸資産が多くてもいいかどうかは、別の話ですよ。

    ブログに書かれているような、かまぼこ等の保存のききづらい商品の在庫を多くかかえているなら、廃棄ロスまたは値引き売り上げ等により、収益性(P/L)の問題となるはずです。

    保存のきくような水産加工品であっても、長期間所有している(資産として眠らせている)のであれば、資産効率が悪い、というのが、この問題で棚卸資産回転率を短所として挙げることの意味です。

    念のため。

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