“全身学習”が早期定着を助ける!
こんにちは、マイスターです。
私が仕事で行っているインドネシアでは雨季に入り、突然のスコールが襲ってくる頻度が高くなってきました。涼しくなるはずなのに毎日暑いです。
一方で日本はだんだんと寒くなっていっており、あと2週間で12月に差し掛かりますね。早期学習スタート組の”第一の山場”である年末年始に向けて基礎3科目の回転学習をスタートされている方も多いのではないでしょう?
また、1次試験対策を開始されている方はこの辺の時期から「理解」と併せて「暗記」も課題になってきます。9月、10月頃から学習を開始している場合、この時期に学習した内容についての反復を怠ってしまうと、来年の4月以降に訪れる答練や模試等の前に「忘れている内容を思い出す」というAdditionalなプロセスが必要になってしまいます。
「Inputした内容は早期に定着させる」これが先回りして試験対策を打っていく上で鍵になるポイントです。
さて、今日は「早期の定着」を促進する方法について”全身学習”をレコメンドしたいと思います。
<身体の機能を使い倒そう>
■目から入れる情報はできる限り整理する
おそらく試験勉強を行っていく中で、情報収集経路としてのシェアが大きいのは”目”からです。
テキスト、参考書、問題集などが診断士試験の主な学習ツールとして主にですので、必然的に沢山の文字情報に触れることになりますが、大切なのは
「人間は図や表で整理されている情報の方が頭に残る」
ということです。
実際にみなさんも印象に残っている情報は、大抵「図」や「表」として整理させているものではないでしょうか?テキスト上などで仮に図表などで整理されていない情報も、自分で整理していくことで視覚に訴える情報に変わり、頭に残りやすくなります。極力文章で頭に入れず、できる限り「図」や「図表」で頭に入れていく癖をつけていきましょう。
■耳は「~しながら学習の王様」
受験校に通われている方の中には、既に「音声ダウンロード等のサービスを活用して、空いた時間に講義を聞いている」方もいらっしゃると思います。私も受験生時代、この音声ダウンロードをオトモダチのように活用しており、講義が終わったら音声DLを聞いて、学習内容を再復習して、といった形で早期定着化を図っていました。耳で聞くだけでも十分な復習ができ、早期定着化に繋がります。「電車に乗りながら」「マラソンしながら」「運転しながら」など”~しながら学習”の王様です。ぜひ耳を積極的に活用してください。
■口を使って誰かに話す
「話す」というのは「覚えたことを口にする」というOutput効果と、「自分が話したことが自分の耳に入る」という再Input効果の2つを得ることができます。私も経験がありますが、Inputした経緯は何であれ、何度か口にした言葉は自分の言葉になっていきます。
とはいえ、まったく診断士について知らない人に、学習した知識を話したりすると怪訝な表情をされて人間関係が悪化するので注意が必要ですが、覚えた論点はチャンスがある限り、できるだけ多く人に話してみるようにしましょう。もし話す相手がいなくても、口ずさみながら歩いたりするだけでも違いますよ。主体的に学習仲間を作る効果というのはこの点でもあるかもしれません。
■鼻を利かせる
「試験勉強のどこに鼻を使うのか?」というクレームが出そうな所ですが、私はこの「鼻を利かせる」というスタンスはとても重要だと思います。
例えば、
「コンサルタントとして知っておく知識としてどれが優先順位が高いか?」
「自分が自分が試験委員だったら、どのような問題を出題したいか?」
という視点でテキストを読んでいくと、自分の中で論点整理がスムーズにできるようになってきますし、学習内容の優先順位づけにもつながっていくのではないでしょうか?
<番外編>
■手
ご存じの通り、書けば書くほど暗記には効果がありますし、設問への対応スピードも向上していきます。
「書く」という作業は2次試験においても必須の診断士試験の中核ですので、ぜひ沢山書いて、書いて覚えていきましょう。
■足腰
たまには身体を動かしてリフレッシュが必要だと思います。運動週間がある方は辞めないようにしていきましょう!というのも、長時間座っているとかなり腰と背中に来ます。身体をほぐす、動かす習慣は持っているとよいと思います。
■お腹
お腹が減っては戦はできぬ。とはいえ、とかく資格試験の勉強をしていると活動時間が不規則になり、栄養バランスなどもおろそかになりがちです。
健康に配慮して食事バランスには気を付けましょう。
それでは、今日も1日コツコツと。
マイスターでした。