【2次試験】ボーダーラインよりちょっと上ぐらいの合格者のリアルな実情 ~R3解いてみた~ by くま
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はじまり はじまり
本記事はPCでの閲覧推奨です。
携帯だと画像が小さくて見にくいと思います。スミマセン。。。
どうも僕です
9月も もうすぐ終わりということで、今年が2/3終わり、残り3か月でございます。
毎月思っていることですが、時がたつのは早いですね。
ついこの間 正月だったような気します。シミジミ-
そんなわけで、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
そろそろを本番を意識し始めるころでしょうか。
調子はどうですか、合格できそうですか?
受かる気がしない・・・
というそこのあなた。
ご安心を!
本日は『ボーダーラインよりちょっと上ぐらいのリアルな実情』をお見せしたいと思います。
読めば自信がつくこと間違いなしです。
というわけで、1年ぶりに2次試験の問題を解いてみたいと思います。
一応初見の体で解きます。
※そもそも、昨年何を書いたかは全く覚えていないのですが。
解くのは久しぶりですが、解答プロセスは体が覚えていると思うのでで、何とかしてくれると信じています。(無我の境地?身勝手の極意?)
こんな程度でも合格できるんだと思って、安心材料の一つにして下さい。
※解答内容は合っているかわからないので、参考にしない方がいいと思います。
始める前に
解き始める前に、私の解き方の簡単なご紹介です。
解答プロセス
私は大きく分けて4つにプロセスを分けて考えていました。
解答プロセス
- 設問文を読む
- 与件文を読む
- 解答骨子を考える
- 解答を書く
どうでしょうか?
設問解釈がないのが特徴的だと思います。
一応、「①設問文を読む」の中で行っていると言えなくもないですが、
他のメンバのように きちんと手順化しては行っていない、というのが実感です。
勉強を開始した当初は設問解釈をやっていたのですが、イマイチしっくりこなかったです。
結局、
聞かれたことに答えればいいんでしょ
いうスタンスで開き直り、作問者が答えて欲しそうにしていることを解答していました。
このやり方で解いても、ふぞろいで答え合わせをすると大体合っていたので、設問解釈はやめてしました。
必要ないと思ったことは なるべくやらないのが私流です(笑)
各々 今まで生きてきた背景が違いうのですから、各々が自分に合った解き方をするのが合理的だと思います。
続いて時間配分です。
大体こんな感じだったと思います。
「大体」というあいまいな言い方をしているのは、ルールとして決めていたのが、
40分だったら解答用紙に書き始める
だけで、それ以外は特にルールを設けていなかったからです。
私は、文章を読むのが比較的早い方だと自負していたので、「設問文/与件文」をどのタイミングまでに読むかは特に考えてませんでした。
必要ないと思ったことは、・・・(以下略)
筆記用具たち
私の解答を支えてくれた文房具たちです。
今でも筆箱に入っています。
(片づけるのがめんどくさいて、いれっぱなしなだけ)
左から
- 三色ボールペン
- シャープペン(0.5mm)
- シャープペン(0.3mm)
- マーカー×6色
- 消しゴム
ブランドには何のこだわりもないです。
3色ボールペンにいたっては会社の備品ですし…
私は違いの分からない人間なので、どのメーカでも一緒なのです。
それぞれの役割です。
筆記用具の役割
- 三色ボールペン
⇒与件文に線を引くために使用していました。
・ポジティブ要素 ⇒ 青
・ネガティブ要素 ⇒ 赤
・その他気になったところ ⇒ 黒
- シャープペン(0.5mm)
⇒事例Ⅰ~Ⅲはこっちを使用。 - シャープペン(0.3mm)
⇒事例Ⅳで使用。理由は狭いスペースに小さい文字で計算するから - マーカー×6色
⇒1設問に対して1色定めて、与件文にマーキングする - 消しゴム
⇒消す、ただただ消す
文字面だけで見てもよくわからないので、早速 実際に解いてみましょう。
解く
私の解答プロセスは先で書いた通り、下記の4段階です。
解答プロセス
- 設問文を読む
- 与件文を読む
- 解答骨子を考える
- 解答を書く
設問を読む
このプロセスでは、ざっと設問文を読んで、気になることがあればメモしていきます。
また、このタイミングで解答の型も書いておきます。
それでは実際の設問を読んでいきます。
ファブレス化を行った理由を問われているようです。
2代目がファブレス化することに利点を見出したことが理由でしょうから、そのあたりを書けばよさそうです。
ファブレス化についてはうろ覚えですが、覚えてる限りのメリットをメモしておくことにしました。
ファブレス化のメリット
- 変化に柔軟
- 初期投資不要
- 経営資源を集中
あと解答の型も書いておきます。
理由を答えるので、書き出しは「理由は」にします。
また、設問は「100字で答えよ」となっており、私は100字だったら3つの要素書くルールにしていたので、「理由は①、②、③」と書きました。
実際に書いたものが下です。
他も問題も同様に進めていって、最終的に下画像のようになりました。
与件を読む
つづいて、与件文を読んでいきます。
私は与件文を読むときは下記ルールで下線を引きます。
下線を引くルール
- ポジティブ要素 ⇒ 青
- ネガティブ要素 ⇒ 赤
- その他気になったところ⇒ 黒
※最初はSWOTで4色引いていましたが、「SとO」「WとT」の切り分けに悩むことが多く時間がもったいないので、ポジティブ・ネガティブの形に簡素化しました。
※「その他気なったところ」は、具体的には「社長の思い」、「普段書かれていないことが あえて書かれている」「後で使いそう」と思った時に、下線を引いていました。
本音を言うと、下線を引くのは面倒なので省略したかったです。
しかし、線を引きながら出ないと文章を読み流す癖があるので、その是正のために線を引いていました。
では、実際に読んでいきます。
3段落目まで読んだ段階で、私の与件文は下記のようになりました。
下線を引いたときに考えていたことです。
考えていたこと
- 資本金や従業員数については毎年書かれいるが、特に回答に使った記憶がないのでスルー
- 「家族経営」といのは、特徴的だと思ったので黒で下線
- 「特殊なビジネスフォーム」が気になったので、その前後も含めて黒で下線
- 「印刷工場」は後で使うかもと思い黒で下線
- 「専門的な技能・技術」は強みだと思ったので青で下線
- 「社内、社外の職人の分業」が特徴的だと思ったので黒で下線
- 「オフセット印刷機が普及」が脅威だと思ったので赤で下線
- 「分業体制が崩れた」のは、なんとくネガティブなので赤で下線
- 大量安価に仕上げられるようになったのは脅威っぽいので赤で下線
なんだか感覚論ばっかりですね。。。
まぁ頭に入ればいいのです。
本番では時間がないので、下線を引くのにイチイチ理由なんか考えてられないのです。
引き続き、読み進めていきます。
最終的にこんな感じになりました。
ざっと、読み終わったところで解答骨子を作り始めます。
解答骨子を考える
さてさて、これから解答骨子を考えていきます。
すでに解答の型は作ってあるので、「何を書くのか」与件文と相談しながら決めていきます。
私は、設問ごとに色を決め、その設問の解答に使えそうな与件文にマーキングしていくことにしていました。
色は適当です。最初につかんだマーカで色を付けていました。今回は第1問を黄色にしました。
ファブレス化に関する記述はP1の後半からP2の頭にかけて記載がありました。
パッと見て思ったのは、環境の変化へ対応するために「印刷機を持たない事業へ転換した」旨が与件文に記載されているので、そのあたりを3要素に分けて書こうと思います。
とりあえず、印刷工場を持つことをやめた理由として「印刷技術や知識で差別化を図るのが難しくなったこと」が挙げられそうだと思いました。
あとは、ファブレス化のメリットと照らし合わせて、「変化に柔軟⇒顧客ニーズへ対応する」「経営資源を集中 ⇒ 美術分野に需要を絞る」あたりをかけばよさそうだと感じました。
何となく書くことが決まったので、使った箇所にマーキング※し、解答骨子にメモしていきます。
※あとで解答用紙に書くときに確認するようと、他の設問で書くことが思いつかなかったときに、まだ使っていない要素がないかを確認するためです。
下が、マーキングと解答骨子を書き終わったものです。
他の問題も同様に進めていき、残り40分になるまで書いていきます。
残り40分時点でこんな感じになりました。
見てももらえばわかる通り、第2問も2つしか要素を埋められていませんし、第3問と第4問にいたってはスカスカです。
が、諦めて解答を書き始めます。
埋めきれなかった部分は1通り解答を埋めたのち、もう一度考えます。
解答を書く
それでは解答を書いていきます。
私は下書きはせずに一発で書いていました。
下書きをしないこのとメリットは時間の節約です
一方、デメリットは書き直すときの手間です。特に文字数の調整が上手くいかず、枠内に収まらない余計な時間が発生してしまいます。
私は何も考えずに書くと、すごく文章が短くなってしまうタイプだったので、あまりそのような懸念はありませんでしたが、大体一つの要素が20~30文字ぐらいになるように訓練していました。
※何か短そうだなと思ったら、修飾語を足したりして、字数を整えていたりはしていました。
とかなんとか言っている間に、20分ほどかかって、とりあえず埋まりました!
なんとか0点は回避できそうです。
ここから20分かけて、何とかして埋めていく作業が始まります。ここからは時間との勝負です。
ためしに第2問をやってみます。
2つまでは要素を書けているので、あと1つ要素を書きたいところです。
何書かないといけないので、全く自信はないですが、この時点で3代目にする予定があったということにして、次期経営者として育成するためデザイン部門を統括させたことにしてしまいます。
というわけで、無理やり埋めました。
この問題では使っていませんが、与件から書くことが思いつかないときは、とにかく絞り出すために、「幸の日も・・」といった語呂合わせや、「SWOT分析」などのビジネスフレームワークをメモしながら、何か使えないか策略していました。
残りも同様に第3問、第4問も同じように
因果弱っ
根拠レス
ほんとかよ、テキトーすぎるだろ
自分にツッコミながら思いながらも時間の許す限り埋めていきます。
残り5分ぐらいで一通り書き終わりました。
最後に誤字脱字をチェックして、ほっと一息です。
おわります
いかがでしたでしょうか?
さて、今日の私の解答をご覧になって
しょぼー
と思った方、正直に手を挙げてください。
ほらほら、絶対怒ったりしないから!
あーうん、皆さん正直ですね。
結構な方が手を挙げているのが見えます。。。
いえ、大丈夫です、全然なんとも思ってませんから。。。
まぁ、でも本当に大した解答ではないと思いますよ。
去年の私もそう思ったんじゃないかなと思います。(笑)
去年合格したといっても所詮こんなもんなのです。
※去年の自分の解答とほとんど一緒だったので、今回のもおそらく60点はあると思いますよ
多分、現時点でみなさんが書かれている解答の方がよい解答だと思います。
ということは、今後皆さんがやらないといけないことは、本番で今のレベルぐらい(少し下げても大丈夫かも)の解答を書かないといけないということです。
間違っても、演習と本番と振る舞いを変えることのないよう、普段から当日を意識した演習を行っていってください!
それでは、今日はここまで!
明日は多忙なhotmanです。
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