凹むかも。でも再現答案つくっとこう
二次試験受験の皆様、ほんとうにお疲れ様でした。
ご家族やお友達とぜひゆっくりしてください。協力いただいた周囲の方々に感謝の時間ですね。
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今はまだ、成果が見えずに不安かも知れませんが、みなさんの思いはぜひopendayのコメントにご記入ください。明日総括記事を掲載予定ですので、楽しみにしてくださいね。
さて、今日はホッとしている皆様に、ちょっとつらくて凹むかも知れない作業をお勧めするつもりです。
1.つらいけど
そもそも、なぜ再現答案が大事かというと、自分が試験の時だけにやるようなミスや間違いがチェックできるからです。
もし来年再受験なら、これは貴重な本番フィードバックです。また運よく合格しても、自分のノウハウの総まとめになるし、来年受験の友人への資料になります。
たとえば私の場合、事例Ⅳの試験中には、四捨五入の注意書きが見つけられませんでした。注意書きが、例年とは違って、問題文ではなく与件文の最後に書いてあったのです。焦って探したのに見つからず、とりあえず例年通りに小数第二位まで記入したのですが、動揺してその後の計算問題を間違えました。検算2回し直して間違えには気がついたのですが、おそらく10分以上のロスタイムだったと思います。それに経営分析の問題で、指摘する指標も最後まで迷ったし。
本番独特のこんな状況も思い出しますから。再現答案作成をお薦めします。
来年この道場の執筆をしていただくときにも役立つ資料ですから!。
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2.早くつくろう
ぜひ記憶がしっかりしているうちにやっときましょう。予備校の教師は3日以内と言っていました。
合否が出てから作った方が落ち着いてできるという人もいます。しかし、時間がたってしまうと正確な再現は難しいです。
それに予備校の解答を見てしまうと作業が余計につらくなるし、正確な再現ができなくなってしまいます。
私は、本番の3日後に事例ⅠとⅡ、Ⅳを作って、特に事例Ⅳで辛くなって、いやになって、やめちゃいました。その再現答案も何処かになくしちゃいました。そして、合格発表後に、予備校の講師に参考提出するために、もう一度再現答案を作成し直しました。
その後、最初の再現答案が出てきたのですが、比較したら、2度目の再現答案は1回目よりかなり上手に書かれていました(笑)。得点にすると1事例で数点のアップです。おそらく、予備校の解答や友達の話などを聴いているし、頭の中で何度か考え直しているので無意識にさらに整理された解答をつくっちゃったと思います。
だから記憶がフレッシュなうちに、生の(試験場で書いたレベルの)解答を再現しましょう。
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3.体験記を書いてしまおう!
それから、ついでにこの1年間を振り返って、総括しちゃいましょう。プロジェクトのノウハウと教訓をまとめた体験記をドラフトしましょう。
この1年間の教訓・ノウハウの総括は、再現答案を含めて、皆さんの受験プロジェクトの「終結プロセス」の重要タスクになります。成果物は総括をまとめた合格体験記です。だから 私は受験前にドラフトしちゃってました(笑)。
万一不合格だったら?・・・・その時は、不合格の分析もさらに加えて未合格体験記となります。こちらの方が貴重な記録だと思います。
そもそも、
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今日はちょっとめんどくさいことを書いちゃいました。しんどいと感じるかもしれません。
でも、再現答案は作っておきましょう。やった分の発見はあると思います。皆さんに続く方々への、貴重な情報にもなりますので、ぜひ。
それでは。
byきょくしん
ざあらしさんの合格体験記を楽しみにしております。今後の受験生の貴重な参考書になると思っております。
きょくしんさん、こんばんわ
お褒め頂き、恐縮です。
早速、(ふ)合格体験記の執筆に掛からさせて頂きます。
足掛け3年半経っているので、かなり長いものになりそうです。(笑)
ざあらしさん
本当にいつもお世話になっています。
ブログ拝見いたしました。素晴らしい!。↓の前夜祭の記事から読ませてもらいました。
http://lasarre.blog96.fc2.com/blog-entry-23.html
再現答案を超えた緻密な再現プロセスですね。しかも読みやすい!。80分料理法を超えるレベルじゃあないでしょうか。
来年以降の受験生が問題を解く際にはとても参考になりますね。自分が本気で取り組んだ後、ざあらしさんの再現プロセスと比べてみると、とても詳細な分析ができると思います。
ざあらしさんのブログの記事をまとめて合格体験にして、道場にも投稿いただけましたら有り難いです。
これからもぜひ宜しくお願いします。
きょくしんさん、こんにちわ
再現答案作りましたが、怖くて答合わせはできていません。(笑)
あと、当日の出来事をドキュメント風にブログに書いてみました。事例Ⅲはパワポで図まで再現してしまいました。
当日のみの体験記ですが、ここまで書いたのは、なかなか見たことが無いと自負しております。おかげで、土曜日から3徹夜目突入中です。
よかったら、ご一読頂き、感想なぞを書いて頂けると、2晩徹夜して、書いた甲斐もあるというものです。
それでは。