口述試験にむけてやっておくべきこと
こんにちは、ITOです。
今週はずいぶんと寒さがすすんでおりますが、体調など崩さずにお過ごしでしょうか。
2次試験を受験された方、合格発表まであと2週間ですね。
そして、合格者には最後の関門、口述試験がまっております。
この2週間で実はやっておいた方がいいかな?と思うことがあります。
もちろん、ゆっくり休む、家族サービス、溜まった仕事を片付けるなどあろうかとは思いますが・・・
この口述試験、過去記事にもいっぱい書いてあるので、もうすでに調査済みと思いますが、2次試験の問題をもとに出題されます。
そして、その試験問題を見ることはできません!
つまりは、事例をしっかりと覚えておく必要があるよ、ということです。
再現答案もしっかりと書かれたみなさんなら、「もう何度も与件は穴が開くほど読んだから大丈夫!」
という状況とは思いますが、唐突に「B社の強みを教えてください」と聞かれたら答えられますでしょうか。
口述試験対策として、各事例の与件を自分なりに整理しておくことはとても重要だと思うわけです。
まとめ方は、各自やりやすい方法でよいかと思うのですが、ご参考までに自分の例(昨年の例)をご紹介します。
強み:独自の技術開発による蓄積した印刷技術 と 社員教育にって、企画力デザイン力が強化・向上
弱み:新規事業で蓄積したノウハウを活かせない(①短期間での立ち上げによるリソース分散、②多角化シナジー効果がみられない)
<5代目の施策>
①学校アルバム事業:地域写真館がパイプ役。
②新規アルバム事業:市場開拓、掘り起こし。スキル・要員・販路に課題。
<今後の課題>
採用面
・従来に加え、即戦力の中途採用
・継続的に教育に力をいれる
<SWOT>
S:最新オフセット印刷
技術開発による精度向上
社員教育の充実
企画力・デザイン力の向上
W:利益悪化
学校アルバム事業に売り上げ集中(7割)
組織体制(機能別組織)
営業体制が弱い
地方にある(需要が少ない)
O:新規アルバム需要の創出
T:インターネットの普及による機会減少
印刷のデジタル化による新規参入の急増
少子化によるメイン事業の市場縮小
営業役の写真館の減少
ざっとこのくらい。
これを4事例分書き出し、繰り返し眺めながら、A社~D社の状況を頭にいれていました。
SWOT、与件の特徴、設問は最低でもチェックしておきたいところです。
おまけ:今年の事例Ⅰを自分だったらこうつくるかな?っていうのを書いてみました。
DLはこちら。あくまでもITOの整理なので、自分が理解しやすいようにまとめることをお勧めします。
試験から1か月もたつと、意外とわすれていて、こんなはずは・・・と焦ることもあろうかと思いますが、
合格発表後にあわてて整理するよりも、あらかじめ準備できることはしておきましょう。
道場でも、「口述試験対策セミナー@東京」を12月10日(日)に行います。(宣伝)
受付開始は、12月8日(金)合格発表当日です。詳細はまた後日お知らせいたします。
以上、ITOでした。
ではでは。