科目別の学習戦略を立てる。〈①2日目科目編〉
皆様こんにちは
2回目の投稿をさせて頂きます、tomoです。
初回の前回は気持ちの持ち方について書かせて頂きましたが、今回からは具体的な勉強方法を中心に書かせて頂きたいと思います。
今ストレート本科生の方は情報など、2日目科目(情報、法務、中小)に差し掛かっている頃で、一次試験の授業でのインプットもあと2ヶ月程を残した段階の方が多いかなと思います。
1日目、経営論、財務、経済、運営。2日目、情報、法務、中小。
皆様は一次試験各科目についてそれぞれ、どの教材をどの様にどれだけ学習するか等の学習戦略※は立てられていますでしょうか?
ご存知のように一次試験各科目は内容はもちろん、問われ方も、必要学習分量も、暗記か理解のどちらがメインか、などそれぞれ大きく異なり、超苦手科目を作ると足切りしてしまいます。これが診断士試験の一次試験の難しさの所以だと思います。
私は、各科目の違いにきちんとした対応方法を立てられないまま直前機に入ってしまい、直前期に作戦から立て直した為勉強時間も削られかなり気持ち的にもあせってしまったので、、
なので、ぜひ今の時期に、7科目それぞれについての学習戦略を整理する機会を持つ事をオススメいたします
限られた時間で、合格を勝ち取るために
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皆様それぞれ得意苦手も違いますので正解はなくそれぞれに適した方法があるとは思いますが、二回に分けて一例として私の思う戦略についてお話したいと思います。
私は本当に一次が苦手で苦労したので、同じような立場の方の参考に少しばかりお役に立てれば幸いです。
※学習戦略とは、、
□科目特性理解
□現状把握
□学習方法
□目標点数
□残りの取組み時間目標
…とここでは整理しました。
これらについて、本日はまず2日目科目についてお話します。
(1日目科目は次回お話します)
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2日目科目の中でも情報と中小は、暗記色がとても強く今まで馴染みのない方にとっては暗号のように思えたりします。
また、法務は毎年傾向も変わりやすく、暗記する事項自体は少な目ですがそれらの知識を使ってケース問題を解く必要があります。
■情報
(全く予備知識のない私には最初は1番苦しかったです…)
□科目特性理解
情報は、ほぼ100%暗記。1部通信速度等計算問題もありますが、各分野ごとにしっかり単語とその意味を暗記する必要があります。
また、年度によって難易度の差がありますが(2014年は難しかった)やればやるだけ比例して点数も上がるので比較的得点源にしやすい科目です。ただ馴染みの無い言葉が多いので、まずは大枠を理解して単語に馴染むことが必要です。
□現状把握
この項目は皆様それぞれだとはおもいますが、目標点数が山の頂上だとすると今何合目なのかを自己分析します。私は科目合格年度の2013年3月の時点での情報は授業を受けて、問題はまだ何も解いておらず、しかも言葉になじめず頭に入らず非常に苦戦しておりました。授業期間後の確認テストの答練までにはなんとかつめこんだものの、60点位でした。
□学習方法
私はまず、本当に言葉になじみがなく苦労したので、テキストの単語と要点のみを書いて覚える意味も込めてまとめなおしました。ページ数は13枚26ページほどで、休日一日ほどかかりましたが、常にこのノートを細切れ時間にみることで、少しずつ張子を薄くかさねるように暗記していきました。そして、第一回答練(授業終了後一週間)までには過去問数年分一回転。本番までにまでに答練4種類と過去問5年分をそれぞれ三回転しました。
□目標点数
私の受けた2013年は易化することが予想されていましたし、最終答練でも86点ほどとれましたので目標を85点としました。(結果は76点にとどまりましたが)
□残りの取組み時間目標
この項目も皆様それぞれだと思いますが、当日までに答練4種類と過去問5年分を三回転ときめていましたので、それに必要な時間をある程度想定していました。(法務、中小では割愛します)
■法務
□科目特性理解
法務は覚える事自体はあまり多くないですが、毎年傾向が変わりやすく、また、ケース問題や英文が出たり、一問3~5点の問題が混合するなど一問あたりの配点も大きく、ミスにより大打撃をうけやすく対策が難しい科目かと思います。
□現状把握
(私は2013年秋に宅建も取得したため、2014年に多く出た民法等非常に解きやすかった等状況がちがう為割愛させて頂きますが、授業が終わった段階では、まだ知財法関係の表も頭にはいってはいませんでした。。)
□学習方法
単純な暗記ではほとんどたちうちできない科目であるため、必要な項目(会社法、特許・実用新案関係等)をしっかり暗記したのち、過去問はじめ、答練、問題集で幅広い問題にあたりました。
暗記項目を表にしてコピーして、ノートに貼ったりお家の壁に貼ったり常にみてしゃべっては暗記していました。民法は理解を中心に時間をかけて取り組みました。
最終的には過去問8年分を(出題頻度がcは除く)5回転(4.5回転目は間違えた問題のみ)、答練4種類を三回転しました。
□目標点数
点数や難易度にムラのある科目でもありますので55点でした。
(結果は56点でした)
■中小
□科目特性理解
白書と政策の2つに大きく分かれます。
この科目は、もう本当にひたすら暗記です。なお、特に白書は数字を単純に覚えないといけないため、ごろ合わせや絵や様々にいかに楽しく工夫して覚える必要があります。
政策のほうは、隙間時間に各政策機関のHPをみるなど馴染みながらも最後には数値の暗記が必要です。
□現状把握
授業の時点では、授業を受けただけという状態でした。
しかも科目合格しているにも関わらず、得点源にしようとおもって2014年に再度科目を追加したため直前まで油断しており、最後かなり苦しかったです。
□学習方法
私は直前まで放置してしまっていたため、最後はただただ詰め込みました。
WEBフォローを申し込んでいたたため、朝起きてすぐ、通勤、お昼休み、移動時間、様々な細切れ時間をつかって頭に叩き込みました。テキストにひたすら書き込み、整理しないと覚えれない分野はノートにまとめなおしたり、いろんな角度で覚えました。
特に白書に関しては絵で覚えたのが一番効果的でした。
過去問はあまり使えないので答練4種類を問題集をそれぞれ三回転。TACからもらえるトレーニングも三回転やりました。
(また5月ごろに実際に書いた絵も含めてご紹介したく思います)
□目標点数
科目合格しているにも関わらず科目を足したため、最低でも70点はほしかったです。
その為75点を目標にしました。(結果76点)
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今回と次回に分けて、科目ごとにかなり特徴のある一次試験に対して、それぞれに戦略とたてる大切さと一例として私の例をお伝えいたしました。
今の時期は少し中だるみしてくる時期かとは思いますが、体調をこわさず、頑張ってください!!
心より応援しております