チャミ様合格体験記 ~PDCAで学習計画の修正~

こんにちは!

フォルゴーレです

本日はチャミ様の合格体験記をご紹介致しますチャミ様は2013年の一次試験で財務会計のみ合格され、2014年に二次試験を含めた残りの科目に合格された、準一発合格とも呼べるスタイルで合格されています。それではどうぞ

 

寄稿ここから 

 

1.自己紹介&志望動機

はじめまして!チャミと申します。
仙台市在住で、某金融機関に勤めている30歳です。

 

中小企業診断士を目指したきっかけは、2013年の5月ごろ、「20代最後に何か始めたい!」という漠然とした思いからですもっとも、そんな甘い動機では、当然勉強意欲もわかず、「振り込んでしまった受験料がもったいないし・・試しに!」と多少学生時代にかじったことがあった財務会計と経済学のみ無勉強のままで受験しました

 

運も大きく味方をし、たまたま財務会計は科目合格を取ることができました
その後、仕事の繁忙度が上がり、本格的に学習を開始したのは翌年2014年の3月頃からでした当時、某予備校の講座に申しこみましたが、この時点で、相当授業から遅れていたため、全てWEBでの学習でした。

 

2.勉強開始~1次試験

最初の企業経営理論の養成答練(遅れに遅れ、4月中旬に受けました)という基本事項のみの答練で50点台をとり、「これはマズイ!」と実感、軌道修正を図りました
まず、1次試験までの全体計画、月次計画、最後に週ごとと当日の計画を立てました。しかし、明らかに時間が足りず、予備校のカリキュラムをすべて消化できないことが判明したため、大幅にカリキュラムを削減しました。具体的には、答練は一切解かず、授業(1.5倍速で受講)→付属問題集(トレーニングという択一形式のものです)→該当箇所の過去問5年分をやり、問題集は3回まわすというものです

こうして迎えた1次試験本番ですが自己採点は

(一日目)

経済学:56点、財務会計:科目免除、企業経営理論:67点、運営管理:57点

(二日目)

経営法務:65点、情報システム:40点、中小企業政策:72点

 

計:357点。何度見直しても、あと3点足らず

 

その後数日間、ただ漫然と過ごす日々が続きましたその時、フォルゴーレさんの8/14日の記事「1マークに泣いた方へ、1つのご提案!」を読み、その中で提案されていた事例Ⅳ対策の学習も兼ねて、放置していた財務会計のWEB授業を流し聞きしていました

 

そして、9/9日の合格発表当日。

 

試験合格者の欄をみると、番号が!

 

理由はいまだにわからないですが、1次試験の合格を果たすことができました

 

<1次試験学習時間:約500時間>

 

3.2次試験に向けて

合格の喜びに浸るのもつかの間、2次試験までの時間が全然なくかなり焦りました1次同様学習計画を立て、「ストレート生Aランクに前日到達!」を目標に実践していきました
特に財務会計は1次試験まで全く勉強をしておらず、大きな弱点でしたそこで、事例Ⅳ対策用の計算問題集を2周まわしました。
過去問は事例Ⅰ~Ⅲのみを直近5年分やりました。とはいっても、全てを解く時間がなかったので、「問題文読み→与件分読み→キーワード書き出し→解答構成検討」を50分以内で行う訓練をし、50分で復習(ここで、ふぞろいな合格答案のキーワードと比較)ということを行いました。
このほか、予備校の答練(これも事例Ⅰ~Ⅲのみ)をこなしました。解き方は過去問同様で、模範解答と解答構成を比較して考え方を修正、その後授業を早聞きするという作業を行いました。この中で、直前答練4回だけは教室受講し、80分の時間間隔と答案の書き方を勉強していました。とはいっても、ほぼ全て10~30点台の不合格答案であり、平均点も下回っている状況でした

 
もっとも、「最後に実力が急上昇するはず!」と自分に言い聞かせ、上記作業を黙々と試験3日前まで続けました。すると、過去問の最後の方では、ふぞろいの「合格答案」とキーワードの重なりが多くなってきた

 ―― 所謂「開眼」を実感 ―― 

してきました。最後の二日間は、得点をもぎ取るため、苦手と感じていた事例Ⅳの第1問経営分析の縦解き(①まず、重要指標の定義・活用方法を暗記、②その後、与件分を読み、事例Ⅳの第1問のみを20題ほど解く)を実施しました。

 

当日の手ごたえは、事例ⅢとⅣはほぼ合格答案、事例Iは合格一歩及ばず、事例Ⅱは撃沈といったところです特に事例Ⅱでは、通常の受験生であれば思いつくはずのPPMの名称を忘れる、「デシル」を「デジル」と記載する、「数値をもとに」と記載があるにもかかわらず、数値を一切記載しないなどのミスを連発し、正直駄目だろうと思っていましたが、結果は受かっていました。
<2次試験総学習時間:約150時間>

 

4.おわりに

通信生ということもあり、当時受験仲間がいない中、一発合格道場の質の高い記事内容、各種イベントにはとてもお世話になったことを改めて御礼申し上げます毎朝(?)の更新を楽しみに、受験生活を送っていました今後は、すぐに診断士として活動する訳ではありませんが、次のステップに向けて自己研鑽に励んで行こうと考えています。拙い文章でしたが、最後までお読み頂きありがとうございました。この中で、少しでも今後の学習に向けたヒントを得て頂ければ幸いです

 

寄稿ここまで

 

チャミ様、体験記のご提供ありがとうございました

Web学習という勉強仲間が少ない環境下での学習計画の立て方等、私も拝読しながら大変参考になりました特に試験日という納期に向けてご自身の進捗度合いの現状分析を行い、合格への実力とのズレを測定、更にそれらを修正する為に学習内容の取捨選択を行う事は、正にPDCAそのものだと感じましたまた、私の記事が少しでもお役に立てた(?)ことは大変光栄に思っております!合格おめでとうございます!

それではまた

 

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