♪♪「たまごクラブ」「ひよこクラブ」「こっこクラブ」♪♪
こんにちは マイマイです。
二次試験まであと1ヶ月。
この時期は3連休が多い季節。
二次試験を控えたあなたは、9月の3連休も、10月の3連休も勉強三昧でしょう。
あと少し、あと少し。頑張ってください。
さてさて、前回は「中小企業診断士の試験」と強調して記事を投稿させていただきました。
とても重要なことだとお話しました。
設定条件について書かせていただきましたが、さらにもう一歩。
♪♪「たまごクラブ」「ひよこクラブ」「こっこクラブ」♪♪
このジングルのCM知っていますか??
有名な赤ちゃん雑誌です。
この雑誌
①「たまごクラブ」はお母さんのお腹の中にいる時代
②「ひよこクラブ」は赤ちゃん時代
③「こっこクラブ」は幼児時代
お子さんの成長期に合わせたお母さん向けの雑誌です。
お子さんの成長期に合わせたお母さん達の「今」の関心ごとや悩み、そしてその解決方法やグッズの紹介、同じ悩みをもった読者たちの声などの特集が組まれています。
そう、企業も成長期によって関心ごとや悩み、そして解決方法や必要なものが変わってきます。
企業経営理論で勉強をしましたね。
「創業期」「急成長期」「安定期」などのように企業の成長によってステージが分かれています。
そして、それぞれのステージによって、
- 社長の役割や組織のあり方
- コミュニケーションのあり方
- 経営管理の役割
- 資金に対する課題
など違ってきます。
企業は、そのステージに対して適切な経営スタイルをとることが大切であり、そして、次のステージに変革していくことが重要です。
「創業期」=「たまごクラブ」
「急成長期」=「ひよこクラブ」
「安定期」=「こっこクラブ」
というところでしょうか。
この「起業の成長ステージ」による戦略の考え方は、皆さん知っていることですね。
しかし、これも前回のお話と同様に忘れてしまいやすい「制約」でしょう。
特に事例Ⅰで必要な考えです。(といっても全ての事例に通ずる考え方でもありますが・・・)
事例Ⅰについて、
- 「いろいろな解答が浮かんで絞れない」
- 「この解答の可能性もあるし、こっちの解答の可能性もある」
と迷ってしまうことがあるかもしれません。
そんなとき、これを思いだしてください。
♪♪「たまごクラブ」「ひよこクラブ」「こっこクラブ」♪♪
この考え方をもっていれば、解答を絞ることに役立つかもしれません。
(こんなふうに印象に残る考え方だといざというときに頭の中にふっと浮かんでくるかも。)
「たまごクラブ」のお母さんに、まだまだ先の話しである「離乳食の作り方を教える」ことのように、「創業期」の社長さんにすぐには必要ない「組織の階層化」を提案してしまう。
「こっこクラブ」のお母さんに、いつまでも「赤ちゃんに接するようになんでもやってあげること」を教えるように、「安定成長期」の社長さんに「人材を育成することなく、なんでも社長のトップダウンで行うこと」を推奨する。
こんな間違った提案をしないでください。
その時、その時にあった提案をすることがとても大切です。