【合格体験記】中小企業支援業務の実務経験を生かした短時間一発合格!ししまるさん!

こんにちは!いよっちです。

本日もお2人の合格体験記をご紹介します。最初にご紹介するのは、ししまるさんです。

26年間の政府系金融機関での中小企業支援のバックグラウンドを活かして見事一発合格を果たしています。ご覧ください!

==========ここから寄稿==========

(0) 受験生情報

名前(HN):ししまる・51歳
職業:政府系金融機関

(1) 自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

独学・短時間・ローコスト・玄人枠

(2) 診断士に挑戦した理由・きっかけ

① 現在、中小企業再建支援を行う部署に勤務しており、取引先企業宛経営アドバイスを実施するに当たり知識の整理、拡充の必要性を感じたため。

② 中小企業に関わる仕事を長年してきた中で、実務による経験が診断士取得にあたり有効であることを試したかったため。

③ 役職定年も間近なので、転職も見据え、履歴書に書ける資格取得の必要性を感じたため。

(3) 学習開始時の知識・保有資格・得意科目・不得意科目

① 学習開始時知識:中小企業向金融にかかる一通りの知識

② 保有資格:各種銀行業務検定、証券外務員、秘書業務検定2級、中小企業組合士(未登録)

③ 得意科目
一次:経済学、財務会計、企業経営、二次:事例Ⅱ、事例Ⅳ

④苦手科目
一次:情報システム、二次:事例Ⅲ

(4) 学習スタイル

独学です。

メリットは①費用負担が少ないこと。②通学負担がないこと。③時間が自由になること。
デメリットは学習スタートのタイミングが遅くなること。

(5) 合格までの受験回数、学習時間とその作り方

① 学習開始時期 H31年5月 受験回数 一次1回 二次1回
② 一次学習時間 110時間(概算) ニ次学習時間 230時間(概算)
③ 時間の作り方 出張の移動時間、通勤時間、休日中心に学習しました。

(6) 合格までの学習法

① 1次
レボ(診断士ゼミナール)のテキストをスマホにダウンロードし、主に出張の移動時間に通読→中小企業診断士受験のサイトの過去問でアウトプット→間違えた問題につき診断士ゼミナールの過去問解説を確認→別年度の過去問アウトプット以後ループ。(診断士ゼミナールにはビデオ講座もセットされていますが、見たのは1講義のみでした。)

直前対策として試験1週間前より法務、情報、中小企業政策の暗記3兄弟についてはTACの中小企診断士スピード問題集smartAIを使用。

テキスト通読各科目4時間(2回転分)、過去問アウトプット+間違い問題確認1回2時間×5年分。→各科目14時間×7=98時間
TACの中小企診断士スピード問題集smartAI 各4時間×3科目=12時間

② 2次筆記
一次試験終了後より学習開始。一次試験終了後、二次試験の情報をネットで収集している際に「一発合格道場」に巡り合いました。以降平日は出張移動時間と通勤時間にスマホで6代目以降の記事を精読?休日に「30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集」と二次試験過去問⇒ふぞろいで自己採点をループしました。

学習時間は事例Ⅳ問題集⇒30時間(3回転分)、2次過去問⇒事例Ⅰ~Ⅲ15事例(過去5年分)×2時間×2回転⇒60時間、事例Ⅳ10事例(過去10年分)×2時間×1回転=20時間。
道場記事 365×4年分×5分=120時間!(6代目~9代目)・・・10代目までは行き着けませんでした。(すいません。)

(7) 学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

 GW明けから学習を開始し、学習スタイルも、出張時の移動時間と通勤時間が中心で、運よく一次、二次ともストレート合格。一見、ラッキーな短時間合格者ですが、その実、政府系金融機関で26年間中小企業支援業務に携わっており、広い意味での学習時間は受験者の中でも非常に長い部類に入るかもしれません。

一次試験は、情報以外、実務を通じ、ある程度既知の内容だったので、過去の知識を整理すれば対応可能でした。(経済は、経済学部出身なので学生のときの知識を掘り起こしました。)

二次試験についても、ほぼすべての事例企業と同業もしくは類似業種につき、企業訪問、経営者面談、工場実査を行った経験があり、企業イメージを持つことにおいて、大きなアドバンテージがありました。また、現在、実務においてほぼ毎日コンサルが作成した改善計画書に接していますので、本業=二次試験の勉強ともいえる状況です。

但し、二次学習当初、事例Ⅳについては学習すればある程度の得点が見込める感触があった一方で、事例Ⅰ~Ⅲは過去問をしても自分の回答が何点位なのか???であり、学習方法が良く分かりませんでした。

そこで、ネットで二次試験の情報を収集した中で出会ったのが、「一発合格道場」でした。道場の記事はどの記事もレベルが高く、何より執筆メンバーの診断士に対する熱い思いと、受験生に対する愛情に溢れていました。

結果、私に二次対策の指針を与えてくれたのは道場であり、二次勉強時間の半分以上を占めたのも、道場記事を読む時間でした。(笑い)

残念ながら「開眼」には至らないまま二次試験を受け、受験後の感触も、「???」であり、現実逃避から再現回答の作成も行えませんでしたが、運よく合格していました。

独学で、模試も一度も受験していない私が合格できたのは「一発合格道場」のおかげです。本当にありがとうございました。

==========ここまで==========

いかがでしたでしょうか。

普段の業務が試験勉強に直結していることも1つの合格要因だったとは思いますが、それ単体で合格には至るとは限らないと思います。

ししまるさんの勉強方法で特筆すべきはアウトプット比率の高さでしょう。テキストや動画の活用は最小限にとどめ、問題集や過去問での演習を徹底的に繰り返していることがよく分かります。

・過去に同様の勉強をしたことがある
・すでに実務で知っている知識領域が多い

といった方にとっては、インプットを最小限にして、アウトプットをガンガン回すことが合格への近道と言えるのでしょう。

また、6代目の記事から全てチェックするかなりの「道場フリーク」のししまるさん。9代目までの道場メンバーを代表して(代わりに?)御礼申し上げます。ご愛読いただきありがとうございました。

ししまるさん、合格体験記の寄稿ありがとうございました!
そして合格おめでとうございます!

以上、いよっちでした。


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です