暗記科目の攻略法(情報、中小)

 

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☆もくじ☆
1.記憶定着のための3つのポイント
2.自分の得意分野に引き寄せて、苦手を好きに変える
3.経営情報システムの攻略法
4.中小企業経営・政策の攻略法
5.直前詰め込みについて

文字数:約3300字(約5分で読めます)


こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです!
TACストレート本科生の講義スケジュールでは、情報が終了し法務に突入したころですね。。たいへんですよね。。速習クラスは経済の真っただ中で、4月からの暗記3兄弟(情報、法務、中小)を間近に控えている時期でしょうか。
前回の記事の「合格体験記分析」では、苦手科目の上位に法務、中小がランクインしており、「暗記科目って苦手…」と感じる方は多いのではないでしょうか? 私は記憶力が良いほうではなく、特別な知識を持っていたわけではないのですが、暗記方法を工夫することで、情報と中小で高得点をとることができました(情報84、中小81)。そこで今回は、私の考える「暗記科目の攻略法」についてお届けします。
なお、法務は加点後48のため今回は書けません…。10代目法務部(たっつー&いよっち)にまかせた!

1.記憶定着のための3つのポイント

①反復復習する
②問題を実際に解いてアウトプットする
③自分の得意なものに引き寄せて、苦手を好きに変える

記憶の定着に関しては、カナダのウォータールー大学のよく知られた研究があります。

引用元:ウォータールー大学のHP

学習後何も復習しなければ、どんどん記憶は衰えていく一方ですが、次のようなペースで復習をしていけば、記憶がよみがえるのだそうです。
復習1回目:学習後24時間以内に10分間
復習2回目:1週間以内に5分間
復習3回目:1か月以内に2~4分間

診断士試験の場合、こんなに短時間で復習するのはムリだと思いますし、復習と復習の間隔にも個人差があると思いますが、間隔をあけた反復復習が大事であることは間違いなさそうですね。

また、脳研究者の池谷裕二氏は、アウトプットの重要性を書かれています。

“情報の入力と出力では、脳は圧倒的に「出力」を重要視します。「この情報はこんなに使われるのか。ならば覚えなければ」と海馬は判断するのです。
勉強の仕方でいえば、教科書や参考書を何度も見直すよりも、問題集を繰り返し解くような復習法のほうがより効果的といえます。”

引用元:PRESIDENT Online『「復習4回」で脳をダマすことができる』

テキストの理解に長い時間をかけるよりは、どんどん問題集を解いたり、テキストにメモを書き込んでいくことが効果的ということですね。

2.自分の得意分野に引き寄せて、苦手を好きに変える

これは経験上けっこう重要だと考えていますので、しっかり解説しますね。
「苦手だな、なかなか覚えられないな」という科目は、内容が難しくて理解できないから。それならば「自分の得意な方法で覚える」か、「自分の好きなものと結びつける」という方法で、中身はさておき、カタチから好きになってしまいましょう!苦手な科目でも、好きになれば一気に仲良くなれますよ♪

■自分の得意な方法で覚える

以前ちこまる(仮)やksknが、「自分に向いている覚え方」についての記事を書いていました。
ちこまる落書きする・他の人に聞いてもらう
kskn5回音読する
私は「ゴロ合わせ・お絵描き・ポケテキへのメモ書き込み」という方法が向いていました。ゴロ合わせは学生時代にものすごい量のゴロを覚えました。古文、英単語、歴史…はるか昔の思い出。。
ご自分の得意な覚え方をうまく活用されると良いと思います。

■自分の好きなものと結びつける

よく「趣味は形から入る」という人がいますが、この方法はまさにそれ。例えば私は法務が苦手なのですが「法務を勉強する時には、すごくおいしいコーヒーを入れる」のような感じで、強制的にモチベーションを上げる方法です。「法務の勉強ではおいしいコーヒーが飲める!」みたいに、学習時間を楽しい時間に変えるとアタマに入りやすくなる気がします。
それでは実際に、情報と中小は具体的にどのような方法で覚えたのかを解説します。

3. 経営情報システムの攻略法

①ゴロあわせ重視
情報はゴロあわせを最も活用した科目です。「この単語覚えたいけど、なかなか定着しないな」と思ったら、その場ですぐにゴロを作ります。すぐに作れなければ「ゴロ待ち」の単語をメモしておき、スキマ時間にまとめて作ります。情報ゴロ合わせは、ゴールデンウィーク後に予定している「渾身!論点シリーズ」で1回分書く予定ですので、よろしければご参考にしてください。

②時にはお絵描き
例えばインターフェース。全然覚えられないので、スマホで画像検索してテキストにささっと絵をかきました。下手でも全然OK。「SCSIってこんな形なんだぁ」など、スッと頭に入って定着します。

③日常生活で知識を復習
職場でPCを起動するとき「BIOS」と出てくるのを見て「あ、BIOS出てきた」と考えたり、夫がIT系なので「ねぇLPWAって知ってる?」と話題を振ってみたりしました。普段の生活で意識的に学習内容に触れるようにすると、知識が定着しやすいですよね。

4. 中小企業経営・政策の攻略法

①「頑張れば80点以上を狙える」科目であることを意識する
これは予備校の先生から中小の第1回目で言われたのですが、

経営:難易度の変動が激しいため、5割を目標にする。
政策:出題論点がある程度決まっているため、8割の得点を目標にする。
押さえるべきところを押さえて勉強すれば、80点以上が狙える。しかも実務に役立つから覚えておいて損はない。得点源にしましょう!

「攻略法」とか「覚え方」というわけではないのですが、この一言がものすごく心に残り、「80点を目指せるんだ!」という気持ちが頑張る土台になりました

②『一発合格まとめシート』でインプット
9代目きゃっしいさん著のテキスト超おすすめです!!80点以上とれたのは、多分この本のおかげ。

〈メリット〉
様々な政策をまとめた表が秀逸で、試験で狙われやすい論点を串刺しで覚えられる(この表が手元にあるかないかで、2マークくらい稼げるインパクトはあると思う)
ゴロ合わせやイラストで、膨大な知識をスッと覚えられる
〇「まとめシート」の重要ワードが赤字になったバージョンがデータでついてくるので、手軽に持ち歩いて反復復習できる

ちなみに「一発合格まとめシート」は7科目が前編・後編の2冊に分かれており、後編には「経済、情報、法務、中小」が収録されています。他の科目にもイラストや語呂合わせが数多く載っていますので、暗記科目が苦手な方にとってはかなりオイシイ1冊だと思います。

③同友館『過去問完全マスター』でアウトプット
中小は法改正がありますが、この本は過去問を法改正に対応させたうえで掲載しているため安心です。

〈メリット〉
〇論点別に過去問が掲載されているため、タテ解きが可能
〇掲載問題がABランク中心のため、しっかり基礎固めができる
〇出題頻度の高い論点はページ連続で何題も掲載されているため、いやでも覚えることができる

『一発合格まとめシート』でインプットしつつ『過去問完全マスター』を5回転すれば、80点台はもうすぐそこ!?
※「テキストを絞り込んでしゃぶりつくせ」と口酸っぱく言っている私ですが、中小だけは法改正&白書対応があるため、問題集を別に調達したというわけです。

5.暗記科目の直前詰め込みについて

前回の記事で「H30年度合格体験記の分析」を行ったところ、超短時間型や効率重視型の学習タイプの人には「暗記科目は試験の直前に詰め込む」という傾向がありました。「直前」とは具体的にどれくらいの時期をさすのかは人それぞれでしょうが、(1週間?それとも1か月?)よほどの超人でない限り、「直前詰め込みタイプ」も反復復習を行っているのではないか、と推測します。また、「試験前1か月からは暗記科目に割く時間を増やす」など、時期によって学習科目の濃淡をつける方法も効果的だと思います。
直前詰め込みを行う方は、「短期間で反復復習するテクニック」を見つければ、点数を伸ばせるかもしれません!10代目の短時間学習トリオ(そーや、たっつー、どいこう)のノウハウを、Let’sパクってカスタマイズ♪

以上、かわともでした!今日も明日も、皆さまにとって良い日になりますように。

 

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暗記科目の攻略法(情報、中小)”へ5件のコメント

  1. キャッツ より:

    かわともさん、
    いつもためになる記事、ありがとうございます。
    記憶力が相当落ちてきた私にとって、中小企業経営・政策は鬼門の一つでした。また、私はきゃっしーさんの一発合格まとめシートを持っていたのですが、いまいち使い切れていませんでした。かわともさんのアドバイスもあり、串刺表をテキストに張り付け、ゴロ合わせも書き込み(時には下手ながら自分でもゴロ合わせを作ってみたりして)インプットにはげみました。また、過去問は他の科目では予備校の5年分しか使っていませんでしたが、中小だけはかわともさんのアドバイスで同友館『過去問完全マスター』を購入、答練までに2周解きました。その結果、昨日受けた中小の養成答練では94点取ることができました。この調子で本試験でもかわともさんを見習って80点目指したいと思います。
    アドバイス本当にありがとうございました。

    1. かわとも より:

      キャッツさん
      いつもブログをお読みいただき、誠にありがとうございます!
      微力ながら学習方法についてお役に立てて、とてもうれしいです。中小の養成答練で94点、すごいですね!!私は70点前後だったと思います。。きっと1次本番では中小が得点源になってくれると思います。この調子で頑張ってくださいね。キャッツさんの合格を心より応援しております!

  2. たらこ より:

    突然ですがどこに質問してよいかわからず…失礼します。

    情報システム過去問h26年第1問のCがわかりません。
    解説を見るとクラスタの再配置は行われないとありますが、デフラグメンテーションとは違うのでしょうか。

    1. かわとも より:

      たらこ様
      いつもブログをお読みいただき、まことにありがとうございます。私はITの専門家ではないのですが、推測の範囲でお答えいたします。
      H26第1問Cは「フラグメンテーション」を説明したものと思われます。「データの記録の際、クラスタの再配置は行われず、まずは飛び飛びの領域にて記録が行われる」という理解でよろしいかと思われます。
      wikipediaでデフラグメンテーションを調べましたが、「少しずつ自動的に行われるため、ユーザーが意識する機会はない。」との記載がありました。おそらく、とりあえずフラグメンテーションでデータが記録されるが、そのあと自動的にデフラグが行われる、ということではないでしょうか。
      専門家ではないため、これ以上の回答はご容赦いただければ幸いです。
      たらこ様の今年度の合格を、心より応援しております!

      1. たらこ より:

        かわともさん
        お礼が遅くなり、申し訳ありません!
        なるほど、フラグメンテーション、のことをさしていたんですね!
        システムにかぎらず、暗記はできても問題文の日本語理解でつまずくことが多々あり、日々過去問練習を繰り返しております。。
        今後も道場ブログの記事を期待しています!
        ありがとうございます。

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