【2次道場】論述対策:採点者に伝わる解答を書くトレーニング

こんにちは。しばらくぶり2次道場penくれよんです。

1次追い込みのストレート生を横目に、2次本科生は今は完成演習のまっただ中。皆さん調子はいかがですか?
一喜一憂あるとは思いますが、かなりの事例を解いてきた今、表れている結果は、それなりに自分の実力値を示しているもの。
何が良くて何がまずいのか、冷静に見つめる自分も必要な時。
外はhotですが、分析はcoolにいきましょう!

さて、今日の記事は「論述対策シリーズ」の第二弾。 前回記事の「受け止める」トレーニングに続いて、「伝える」トレーニングです。これは以前の記事で書いていた事例対応の本質のステップ3に当たる内容。
ここまできちんと結果が出ている方にとっては、何と言うことのの無い内容かもしれませんが、ここまで数多の演習を繰り返してきたにも関わらず、なかなか結果が出てこない方は、 大きな壁にぶつかっている可能性アリ。

「ストレート生に対してアドバンテージのある7月中に何とかしなければ!」 と少し焦りsweat02も感じてきている方もいるのでは無いでしょうか?
今日の記事が、そんな方がブレイクimpactするヒントになれば幸いです。

■骨子を基に書き出す
これはさすがにいないとは思いますが、思いつくままに書き始めてきっちり安定得点ができる人は天才のみだと思っています。
解答の骨子を作成してから書き出すのはMUST条件です。
「時間が無いからいきなり書く」はご法度ですよangry

■応答はやりすぎ位で丁度いい
例えば、「問題点を述べよ」という設問に対して、自分は問題点を書いているつもりでも受け手(=採点者)にそれが伝わらない恐れがあります。
決して採点対象にはならない単語なので、端折りたくなる気持ちはよくわかりますが、解答全体のプレゼン力をUPするために、とても大切なので、やりすぎるくらいのつもりでオウム返し応答する癖をつけることをオススメ。

<例>
問題点を述べよ⇒問題点は~である点。
理由を述べよ⇒理由は~だから。

同様に、前回の記事にならって分解した「聞かれている項目」に対して、全て応答しているかを チェックしてみましょうsign01

余談ですが、私の本業のシステム構築においては、お客様の要求仕様を受けて提案書を作成することがよくあります。
仕様上要求される項目については、「きちんと要件を満足しています!」と答えるのですが、 万一、それが審査する方に伝わらないと最悪「失格」の恐れがあるんですね。そんな時、提案書の「伝える力UP」のためにオウム返し応答手法は役立っています。

■与件の単語を使う
文章力に自信がある方、専門分野の内容が事例に出た方がよく陥ってました。
決して間違っているのではないのですが、大事な単語を自分の言葉に置き換えて解答を 作成してしまうパターンです。
採点者としては単語が異なるので得点を入れづらい。最悪は全く違う受け取り方を されてしまって点が伸びないということもあります。
キーワードについては与件の単語を使うことをオススメ。

■切り口は採点者に分かり易いもので
切り口、フレームワークは、奇をてらわず、シンプルに行くことをオススメ。 なぜなら、採点者もその方が分かり易いから。 受け手に分かり易くするための切り口・フレームワークが答案のプレゼン力を 下げてしまっては本末転倒。 独特の素敵で斬新な切り口は、コンサルタントになってからの独自性として生かしましょ(笑)

■主語・述語の関係は明瞭に
これまたフツーの話で恐縮ですが、やはり安定得点を取っている方の答案は読みやすいという共通点があります。
なぜ、読みやすいのかを掘り下げていくと、文章として以下の点が 守られていることが多いことに気づく。

・主語と述語はあまり離さない。
・主語・述語の間に、別の主語・述語をサンドイッチしない。
・文章の長さが適切(1文100字程度まで)

偉そうに書いていますが、自分の答案を引っ張り出して振り返ると、感触が悪い時には1文100字以上で作成してしまっているのが多いこと多いことcoldsweats01。。。
勉強仲間とのディスカッションで指摘されて、意識して直していったのを覚えています。

■どうやってトレーニングする?
ご覧のとおり、ひとつひとつのポイントは決して難解ではなくむしろ平易。よって、トレーニングは何かを新しく覚えるというのではなく、
以下のような形で繰り返しましょう。地味なトレーニングですが、安定解答の地力が着いてきます。

①ここまでの自分の答案をひっくり返して該当する改善点が無いかをチェック
②実際の演習で実践。(①で挙がった点には特に注意)
③反省(なぜできなかったか分析)

論述対策のトレーニングですが、勉強仲間がいる方は、自分の答案が上記のポイントを守った答案になっているかを勉強仲間にチェックしてもらうことをオススメ。
自分の目だけでなく、他人にどう見えるかがチェックできますよ。(ただし、相手はしっかり選んだ方がいいですよ。。。)

sun暑い日sunが続きますが、体調を崩さないように気をつけてくださいねsign01

by くれよん

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