【初回投稿】実務補習を経験して 〜初めまして TOMです〜

一発道場読者の皆さま、初めまして。

この度、不思議なご縁から「一発合格じゃない枠」で8代目メンバーを拝命いたしましたTOMと申します。

簡単ですが、自己紹介と受験歴です。

〜自己紹介〜

千葉県在住、東京都内のメーカーに勤務する日本酒好きのオヤジです。
(自己紹介はこちら

〜受験歴〜

2014年度:一次試験科目合格
2015年度:一次試験合格、二次試験不合格
2016年度:二次試験合格
(合格体験記はこちら

ご覧頂ければお分かりになると思いますが、仕事と家庭の折り合いをつけながら試験勉強を続け、何とか合格を掴み取ったにすぎません。

そんな訳から、キラリと光るノウハウなどは持ち合わせておりません(ごめんなさい)ので、「受験期間中の失敗談」「今だから思う気づき」、また可能であれば「合格後の世界」などを中心に、皆さまのお役に少しでも立てるような記事をアップしていきたいと思います。1年間頑張りますので、どうぞ宜しくお願いいたします。


さて、今日のお題はいきなりですが、「実務補習」について簡単にお話ししたいと思います。

「実務補習って何?」って方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?

中小企業診断士として登録するには複数の流れがありますが、おそらく多くの方が以下の過程を経ることになります。
(詳細はこちら

  1. 一次試験に合格(マークシート)
  2. 二次試験に合格(論述+口述)
  3. 実務補習(5日間コースを3回:計15日間)

かく言う私がこの存在を知ったのは2015年度の二次試験の試験要領を見た時です。てっきり二次試験で終わり!と思っていたので、厄介な資格に手を出してしまったと当時思ったものです。

そんな実務補習ですが、具体的に行うことは以下の通りです。

  1. 診断先企業や業界の事前調査・分析
  2. 診断先企業でのヒアリング
  3. 診断報告書の作成
  4. 診断先企業への報告

これらの作業をチームを組んで計5日間で実施します。

既に二次試験の勉強をされている方は薄々気づかれるかもしれませんが、実務補習のプロセス二次論述試験の解答プロセスに置き換え可能です。

  1. 事例企業や市場・顧客・競合等の把握
  2. 事例企業の社長の想い、課題の把握
  3. 1と2を踏まえ、事例企業の方向性の設定や改善提案等の立案
  4. 1から3を解答用紙にとりまとめ

(まだ、二次試験なんて全然考えられない!って方も折角ですので、論述試験をご覧になられることをお勧めします。私は一次試験対策中に全く二次試験のことなど考えていなかったので、一次試験に合格した2015年度はしっかり撃沈しました。ちなみに論述試験の問題は二次専門の受験機関:A◯Sのウェブサイトで確認できますよ。)

まだまだ2月ということでモチベーションが中々上がらず何となく学習されている方もいらっしゃると思います。

(私自身、昨年の今頃はそうでした。毎週T◯Cの二次本科に通学していましたが、カリキュラムに乗っかっていただけ・・・。能動的というよりは受動的に過ごしていました。しかも、まだこの頃、私は一発道場と出会えていません!

ただ、合格した1年後にはこれまで学習し、身につけたプロセスを解答用紙だけではなく、診断先の社長に対し実践する場が待っています。

私も先日、限られた時間、情報の中ではありますが、何とかチームで改善提案を纏め上げ、報告をしてきました。どこまで社長の想いに迫れたかは今も不安ですが、報告会の中で、社長が我々チームの提案に理解を示して下さったり、メモを取られていたのが非常に印象的でした。

今の学習は決して試験突破だけが目的でなく、次に待っている実務補習でも活きます。意味があると思うと視点が変わって、モチベーションも上がってきませんか?

本日はここまで。

以上、TOMでした。

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