ラストメッセージ-かおりんの御紹介と合格体験記の使い方
こんにちは。牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。
今回で当職、最後の記事となります。
ラストメッセージです。
最近、改めて英語をやりはじめたので、ルー大柴みたいになってます(笑)
早いもので、1年間、なんとか記事に穴をあけることなく書くことができてホッとしています。
最後に当職が受験生に伝えたいこと、それは合格体験記の使い方です。
これについては最後の最後にとっておくことにして、
かおりんの体験談、御紹介から参りたいと思います。
【かおりんの合格体験記】
かおりんは、当職がTACの遠藤クラス(パック生ですが)に乱入(笑)した際に知り合った友人で、
①手相をその場でみて、色々と言い当てる(結構当たる)
②頷くのが得意(笑)
なチャーミングなお方です。
ちゃんと喋ったのは、1次試験後の飲み会だったかと思います。
間違ってないよね?かおりん?
あと確か、昨年、ある女性誌にも顔写真つきで掲載されていたと思います。
美形ってことっす。
それから、ややフライングになっちゃいますが、かおりん、道場7代目の一員として以後、1年間、ブログを担当いたします!!!
では、かおりんの合格体験記に参ります。
・・・・・ここから・・・・・
かおりん@手相観診断士(登録予定)
———————————–
合格までの年数:2年
合格した年度:H27年度
学習開始時期:H25年10月
一次対策期間:H25年10月〜H26年8月
※H27年8月に一週間だけ、一次対策実施(念のため受けた一次試験のため)
二次対策期間:H26年9月〜H27年10月
一次勉強時間:350〜400時間+スキマ時間
(内訳:6時間×40週+直前期4時間×14日+α(模試・オプション・勉強会など))
二次勉強時間:220時間+スキマ時間程度
(内訳:TAC講義2.5H×40回(2年目)+10回(1年目)+模試TAC3回・MMC3回+自宅学習50Hくらい)
年代:・・・30代、とかでいいのでしょうか?!四捨五入すると40ですが・・・
得意科目:企業経営理論・情報システム
苦手科目:財務・法務
———————————–
◆自己紹介
フリーランスでITコンサルタントと言う名の何でも屋さんをやっています。
合格体験記を執筆時点で、30代半ばの兼業主婦、5歳・3歳の子供がいます。
趣味は手相観です。私と出会った時に、機会があればお声掛けください。
予備校の授業などで、よくうなずく奴だと周囲に認知されているようです。
◆受験のきっかけ
お仕事で中小企業診断士の方とご一緒させて頂いた際、立て続けに3名の方に「受けなよー、受かるよ、収入あがるよ」と唆して(!)頂いたのがきっかけです。
勢いに任せて予備校に申し込んでみたものの、直後に厳しい現実を知ることになります。
◆受験生1年目
1歳3ヶ月、まだ母乳育児真っ最中に診断士講座に申し込みました。
3歳&1歳の子育て・仕事をしながらの受験だったので、一番の課題は「時間の捻出」でした。
始めの頃は、講義と講義の間に1時間目の復習を終えるくらい、ぎゅうぎゅうのスケジュールで勉強していました。
長時間の授業中に母乳があふれ、休憩中に絞りに行ったのも今となってはいい思い出です。
そのうちいい勉強仲間に恵まれ、無事卒乳も完了し、厳しいながらも楽しい受験生活をスタートさせました。
勉強仲間の存在に励まされながら、やはり課題は時間の捻出。
「受験生の中には忙しいサラリーマン・自営業の方も多数いらっしゃる中で、自分だけが時間が足りないわけじゃない・・・」と言い聞かせつつ、ひたすら効率を追求していたように思います。
1年目は、1次が財務の没問のおかげでギリギリ合格。
2次は、タナボタ合格でスタートが遅かったこともあってか、結果はBCBB・総合Bで不合格。
仲間と再チャレンジを誓い、2年目へ。
◆受験生2年目
1年目の不合格から、いまいちエンジンがかかり切らない中、予備校2年目に申し込み&通学開始。
2年目の課題は、時間不足に加えて「学習の手応えがないこと」でした。勉強仲間がいたから続けられたなあとつくづく思います。
淡々と、予備校の演習と過去問を解く日々。
勉強会などで先輩診断士の方に助言を頂くようなありがたいご縁にめぐまれたこともあり、なんとか学習を続けられました。
また、全く別の仕事をするフリーランス仲間に「診断士になったあなたと仕事がしたいから、私のために頑張れ」って言ってもらえたのも大きな原動力になりました。
TAC2次公開模試で20番以内に入り、やっと雲を掴むような学習に手応えを得られた感じを得られました。
一方で、落とし穴が目の前に現れたような不思議な感覚もあり、気を引き締めようと必死だった記憶があります。
そして二次試験(論述)当日。手がつるほど一生懸命書いたものの、終了の直後に入れられなかった要素に気づき絶望。
終了直後は、来年どう勉強するかをひたすら考えていました。
試験の最中は全くそんなことは頭に浮かばないほど必死でしたが、念のため受けた1次試験が無事合格できていたことも、今思えば集中して受験できた一因だったように思います。
受験を終えて、会場の最寄り駅のドトールで再現答案を一気に作り、一路打ち上げへ。
それ以降、完全に封印してしまった2次試験の記憶・・・
論述試験結果発表後に、青ざめたのはいうまでもありません。
◆全体を振返って
振返ると、一番効率的だったのは「良質な講義を集中して受講すること」です。
予習・復習に多くの時間を割けない中、講義時間内でいかに理解するかが一番のポイントだったと思います。
いい先生や、仲間との出会いに恵まれたことも大きかったと思います。
一方で、そのような学習スタイルだったため、実際に自分の手を動かして演習を重ねることで実力がつく財務会計は一番の苦手科目でした。
◆これから
子どもたちに手渡す未来に、何か少しでもプラスになるような診断士業務を重ねていけたらいいなと思っています。
みなさまとご一緒できる日を楽しみにしております!
・・・・・ここまで・・・・・
いかがでしたでしょうか。
これを読んでいただいて御理解いただいたかと思いますが、かおりん、合格の秘訣についてはまだまだ多くを語らず、隠してます。
おそらく、今後1年間の間に、
① 「淡々と予備校の演習と過去問を解く日々」について、詳細を公表してくれると思います。
② 「やはり課題は時間の捻出」、「ひたすら効率を追求していた」、このあたり、めっちゃ気になるところです。どういうことを試したのか、その結果、どういう結論に至ったのか。そのあたりも公表してくれるでしょう。
③ 「受験を終えて、会場の最寄り駅のドトールで再現答案を一気に作り、一路打ち上げへ」。再現答案も公表して欲しいところですね。得点開示も併せてしてもらって。
④ 「講義時間内でいかに理解するかが一番のポイント」。講義時間中に何を意識して受講していたのか知りたいところです。そこで、頷きの真相が語られるかもしれない(笑)
については、ブログで紹介してくれるでしょう。
【合格体験記の効用(私見)】
道場では、これまで数週間にわたり合格体験記を御紹介してきました。他のブログでも色々と合格体験記がたくさん紹介されています。
参考になるものもあれば、ならないものもある。それは仕方ない。
当職は、司法試験のときもそうだし、中小企業診断士試験のときもそうでしたが、合格体験記をた~くさん読みました。どうしてかって?
一番は、モチベーション維持。合格した人の投稿をみて、自分も頑張ろうと思うため。
勉強したくないなぁと思うときもありますが、体験記を読んで頑張ろう、勉強しようと思うため。
だから、内容については特に関係ないというのが正直なところ。
それから、これはこれまでも数多く語られてきていることですが、合格の方法は100人いれば100通り。
考え方もいろいろ。
例えばね、今回のかおりんの体験記の中で、
「いい先生や、仲間との出会いに恵まれた」、「勉強仲間がいたから続けられた」という部分、
当職個人的には、勉強って個人でやるもので仲間で一緒にという意識はあまりないのですが、
かおりんの場合は、勉強仲間がいることが勉強継続のモチベーション維持につながったということで、僕とは考え方が違う。
どっちがいい、悪いってことじゃないんだよね。人それぞれ。
各人を取り巻く環境も違えば、得意なこと、不得手なことも違う。
だから、当職の場合は、ごく稀に参考になりそうなことがあれば、ラッキーという具合に思っています。
これは、試験だけに限らず、色々な講演などを聞くときも、1つの講演で1つでも参考になれば当たりだという認識を持っているし、
本もたくさん読むけど、1冊の中で全く参考にならなかったこともたくさんあるし、
1冊の中で1つでも参考になることがあればラッキーと思ってます。
だから、自分が講演をするときには、1つか2つでも参考になることが話せればいいなと思って割り切ってやっています。
それから、ブログ等での合格体験記は文字数が少なくて、結構はしょっちゃう部分が多いから、言葉が少なくて、具体的なイメージができないってことが多いかな。
確か、TACとかでも合格体験談の書籍とかを出していたと思うんだけど、書籍に載せるものはけっこうなボリュームだから、具体的なイメージもわかって、参考になることも多いかな。
その中でも当職の昨年3回にわけて投稿した合格体験記はそれなりにボリュームがあって、細かく書いたつもりなんで、参考になる部分もあるのではないかと自負してます(笑)
っていうことを書くから、「岡崎先生って、自分のこと大好きだよね~」って色々な方に言われてしまうのかもしれません(笑)
【最後に】
当職、はじめてブログというものを書くようになって、ブログの反響って凄いんだなぁと思いました。
特に、成績の開示のあたりは今見返しても凄かった。
確か、天に唾する行為だという趣旨のことも書かれました。
色々と声援もいただきましたし、叱咤もいただきました。
炎上したこともありました。
6代目の仲間から、優しくコメント返してねと言われたことも多数(笑)
一発合格道場はたくさんの読者がいて、たくさんのファンがいて、ということを思うたびに、背筋が伸びて、出来る限り参考になるような話が書ければなと思って自分なりには頑張ってきました。
もちろん、当職の場合、勉強の内容については殆ど書けない(知識がない)ことは判っていたので、モチベーション、気持ち、勉強方法などそういったことを重点的に書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
そして、当職から、最後に一言。
「わからなかったら暗記すればいい。理解は後からついてくる」
来年こそ、実務補習受けるぞ~
こきゃんさま
あたたかいコメント、ほんとうにありがとうございます♪
そ、そんなに頷いていましたか!!!(←自覚なし)
今後ともよろしくお願いしますー☆
かおりん凄いです。おじさんは、仕事と勉強だけ考えてればいいけど、子育てしながらなんてスゲー。
あと、確かに頷きもスゲー。間近で目撃しました。たまに、大きな頷きに自分でツッコミとか入れてました。
これからも明るい元気を分け与えて下さいね。
岡崎さん
ありがとうございますー!開始までドキドキ。。。
匿名さま
ありがとうございますー!
一緒に学ばせて頂いた時にでてきた懐かしい内容も道場に登場するかもしれません〜(^ ^; これから一年、こちらでもよろしくお願い致します♪
匿名様
コメントありがとうございます。
遠藤先生のクラスでしたか〜
よく頷いてましたか?(笑)
カオリン知っています。遠藤クラスでいつも席が近いご縁でした。
合格おめでとうございます(^_^)/□☆□\(^_^)
かおりん
1年間頑張ってね~~
記事、楽しみにしてます!
岡崎さん、ご紹介ありがとうございますー!
岡崎さんの得点開示は、ほんとスゴいインパクトでしたー。
今年も得点開示申請しました!(結果マチ)
先輩方から受け取るバトンを大切に、少しでもお役に立てる情報を発信できればと思います(^ ^) よろしくお願いいたします。