【合格体験記】熱い気持ちと冷静な自己分析が合格の秘訣! ~chika.maemuraさん~

みなさんこんにちは、ながです。

2月実施の実務補習がいよいよ迫ってきました。
ワクワクドキドキソワソワ・・・参加される方は今どんな気持ちでしょうか?

必要なものをまだ準備できていない方は、この週末で整えておきましょう。
ノートPCはもちろんのこと、ワード、エクセル等のOffice整備やネット環境の確保もお忘れなく。
また、「プロ」のコンサルタントとして行くわけですから、訪問先やその業種についての入念な事前調査も忘れずに。

さて、本日も引き続き合格体験記をお届けします。
今回は、道場ではおなじみの「橋げた理論」を上手に活用してくださったchika.maemuraさんです。
モチベーションを維持し、大変な時でも学習を継続し続けるその姿勢は、参考になること間違いなしです。

それではご覧ください!どうぞ!!

==========ここから寄稿==========

(0)受験生情報

名前(HN):chika.maemura
年齢:28歳

(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

仕事で求人広告(中途採用)の営業をしており、中小企業の社長と商談する機会が多かったです。そのうちに、人材面だけでなく様々な経営課題にぶつかるようになり、経営全体をコンサルティングして中小企業を元気にしたい!そしてそこで働く従業員を元気にしたい!と思うようになり、診断士の勉強を始めました。

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

知識、保有資格は一切なし。
大学受験時の勉強漬けの経験があり、勉強自体は苦ではなかったです。センター試験(複数教科を同時に勉強するやり方)の経験も活かせたと思います。
不得意科目:財務、情報、法務

(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット

一次:TAC通学
二次:MMC通学
①メリット
★一次勉強のペースメーカーになること。
嫌でも毎週授業が進むので、次の授業までに新しく習ったところを復習をする、と決めることで、勉強の習慣を付けられた。
どんなに仕事で疲れていても、今日ここまでやらないと次の授業が来ちゃう…と毎日焦りながら勉強することができた。
独学だったら「今日はここまででいいや」「疲れてるから明日やろう」と怠けてしまい、計画通りに勉強が進んでなかっただろうと思います。

★二次添削(アドバイス)付きの演習を多く出来ること。
MMCは事例の演習が多く、全て添削して下さるので、PDCAを回しやすい。
通学だと即日で返却してくれるので、すぐに振り返りができるのも通学にして良かった点です。

②デメリット
デメリットは特に無いです。
強いて言えば学費がかかること。→分割払いができたので、負担はあまり感じなかったです。

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数
2015年8月学習開始。
一次:2回
(2016年:情報以外6科目合格。
2017年:2016年12月に「応用情報技術者試験」を取得したので、情報免除+6科目免除のため、申込のみで一次合格)

二次:1回

②一次学習時間
1200時間

③ニ次学習時間
二次は勉強時間と結果が比例しないと思っていたので正確に測ってません。
おそらく600〜700時間だと思います。

(5)合格までの学習法

①1次
道場の橋げた理論を信じて実行しました。1科目あたり約1ヶ月ずつのスパンで授業が進むため、その期間はその教科をとにかく完璧にし、後からでも思い出せる基礎を作る、ということを心がけていました。
具体的には、授業で習った範囲のスピテキ2周、トレーニング(TACでもらう問題集)2周を次の授業までに回し、各科目の最後に行われる養成答練で80点以上を目指す、というアウトプット中心の方法です。(実際に養成答練では80点以上取れていました)
確かに、科目が進むごとに前の科目の記憶が薄れてしまいましたが、完成答練期に1〜2周スピテキを回すだけですぐに知識を思い出すことが出来ていました
この完成答練期で知識を思い出し、知識の抜け漏れや苦手分野を徹底的に潰しました
そして直前期には、1週間に2科目→1週間に3科目→1日1科目…と、科目を回すスパンを徐々に短くし、全科目の知識を頭に詰め込んだ状態で本番を迎えるよう調整しました。

なお、完成答練期からは同友館の過去問完全マスターを使い、各分野ごとに縦解きして苦手を潰しました。
更にどうしても苦手な部分はポケテキに書き込み、ファイナルペーパーにしていました。

★結果(2016年度一次)
経済72
財務88
経営68
運営68
法務65
情報24
中小74
合計459

結果として、合計では6割超えましたが、情報で足切りに。。。
情報は苦手ではありませんでした(答練でいつも70〜80点)が、上辺だけの知識でしかなかったことで想定外の問題に対応出来なかったのかな…と試験後に後悔。と同時に、こんなに勉強したのに24点という結果に、この試験の不確実性の高さを知り、諦めようかなと思っていました。
その後、「応用情報技術者試験」という資格で情報が免除になることを知り、ダメ元で10月に行われる試験に向けて2ヶ月間勉強→なんと合格!!
幸い情報以外は6科目合格していたため、2017年度の一次は科目合格応用情報による情報免除により、申込のみで一次突破しました。

②2次筆記
2016年12月に上記の応用情報の合格がわかったので、2017年1月より本格的に二次の勉強を開始しました。
予備校はTACとMMCの説明会に行き、この教え方なら最後まで信じれそう!とピンときたのがMMCだったので、MMCに決めました。
勉強の進め方は以下です。
⑴知識の定着
全知識と、MMCで配布される数枚のテキスト(?)のみ使いました。
⑵キーワードや解答の金型を覚える
MMCの事例演習を毎週こなしながら、MMCのメソッド(解答の金型やキーワードなど)を忠実に勉強しました。
⑶とにかく過去問を解く
80分で安定した解答を書くには、なんだかんだ過去問を沢山解いて解き方を定着させることが大事だと思っていたので、平日1事例、土日2〜3事例をこなしていました。
過去問の事例を解く→ふぞろいとMMCの解説で答え合わせ→次解くときは何を気をつけるか・どの知識が足りないか、等を振り返る→事例を解く…の繰り返しです。
過去問を解きながら⑴⑵をやる感じで進めました。過去問事例はH13以降を各3周以上回しました。

③再現答案
2017年chika.maemuraさん再現答案

(6)学習時・受験時のエピソード

私は夜型なので、平日は仕事後に家の近くのファミレスに行き、2〜4時間勉強していました。
仕事で疲れていて勉強したくない、家に帰りたい、、、と考え出したら負けてしまうので、何も考えずにとにかくファミレスに行く!!と決めていました。ファミレスに行ったら、今日はこれをやるまで家に帰らない!と決めて勉強していました。

好きなお酒も我慢して、友達や彼氏と遊ぶ時間も制限して、ストイックにやってきました。しかしその分、いつ合格できるんだろう、いつまでこの生活が続くのだろう、、と何度も諦めそうになりました。
そんな時は、道場の診断士になったら系の記事を読んだり診断士の方のブログを読んだりして、診断士になった世界を想像しながらモチベーションを上げていました
また、診断士になって色んな人を見返してやる!とも思っていました。

(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

「正しい努力の仕方」で、「努力し続けること」が大切な試験だと思います。
だから計画→実行→軌道修正、の繰り返しが大切です。
また、モチベーションが下がることもあると思います。そんな時は、
自分は何故診断士になりたいのか
診断士になって何をしたいのか
本当に診断士じゃないとダメなのか
と、本気で自問自答することも大事だと思います!!

==========ここまで==========

熱い気持ち冷静な分析力
今回の内容だけでも、この2つをお持ちなのがひしひしと伝わってきますね。

「診断士になりたい!」という熱い気持ち
これがあるからこそ、大変な時でも学習が継続できたんだと思います。
何をすべきかを考える冷静な分析力
ご自身の不足点を冷静に分析し、それを補うために何が必要かを考えて行動する。
大切なことの1つに挙げていただいた「計画→実行→軌道修正」の繰り返しを、愚直にやってこられたんだと感じました。

モチベーションの維持方法や学習サイクルの回し方など、もっともっと教えてほしいと思います!

chika.maemuraさん、誠にありがとうございました!

明日も合格体験記をお届けしますので、貴重な生の声を引き続き参考にしてください。
以上、ながでした。

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