RFIDとは? 無線通信で非接触式にICタグを読み書きする技術(SuicaやEdy、CD屋の万引き防止タグなどで利用) RFIDのメリットは? 1.商品に触れない(非接触)、2.耐久性アリ、3.大量情報扱える(トレーサビリティに応用可)、4.安い&小さい EPC globalとは? RFID技術を使った世界標準システムを推進する国際団体(現在は各企業や各団体が個別に規定おり標準化されていない) ECRとは? Efficient Consumer Response。メーカー・卸・小売の枠を超えた協力をして消費者への価値を最大化する事。SCMの考え方に近い ECR 4つの分野とは? 1.需要動向管理、2.供給管理、3.実現可能技術、4.統合技術 CAOとは? Computer Assisted Ordering。コンピュータを使って自動発注する事。POSデータの分析結果を利用する VMIとは? Vendor Managed Inventory。ベンダー主導型在庫管理。販売会社(ベンダー)が在庫管理の意思決定を行うこと。小売の在庫水準の責任をベンダーが持つ CPFRとは? Collaboratie Planning Forecasting and replenishment。CRPの進化形の取組みおよびシステムのこと。未来の需要を予測し企業同士が共同で商品開発してゆく ECRスコアカードとは? パートナー企業同士が互いの貢献度、達成度を評価するために使う。基本戦略を実現するための質問事項が書かれたカードの事。 EDIとは? Electronic Data Interchange。企業間電子取引。オンラインで受発注する仕組みのこと EDIの代表的プロトコル J手順(JCA手順)、H手順(JCA-H手順)、全銀手順、ebXML MS、EDIINT AS32、JX手順 WebEDIのメリット/デメリット メリット:安い、専用システムが不要。デメリット:各社の仕様がまちまちでインタフェース画面が様々になる「多画面現象」 XML-EDIのメリット/デメリット メリット:拡張性が高く効率的、インタフェースを統一できる。デメリット:コスト高、標準化しないと逆に効率性が落ちる EOSとは? Electoronic Ordering System。電子受発注システム EOSのメリットは 発注業務の効率化・簡素化・正確化、在庫管理システムと連動可能、検品作業が簡単になるなど CRPとは? Continouous Replenishment Program。小売と卸がPOSデータを共有して在庫の自動補充を行うこと VANとは? Value Added Network。企業間データ交換の仲介・支援を行う付加価値を付けた回線サービスのこと ターンアラウンド化とは? 仕入側が仕入データを発送側へ送り返すことで、発送側が発注データと仕入データを紐付けすること EOS 棚札スキャン方式とは? 発注時に棚札に付いているバーコードをスキャンして注文する方式 EOS オーダーブックスキャン方式とは? バーコードが掲載された本(オーダーブック)から商品を選んでスキャンして注文する方式 EOS EOB方式とは? Electronic Ordering Book。オーダーブックが電子化されていてスキャン不要になっている注文方式 JANコードの桁数 8桁 もしくは13桁 ITFコードの桁数 14桁 ITFコード 一致型と不一致型とは 一致型:JANコードをそのまま利用。不一致型:JANコードと異なるコードを利用。日本では07年3月から不一致型の利用が出来るようになった JANコード 国コードとは? 最初の2桁のこと。日本は49か45 インストアマーキングとは? POSで使えるように店内でバーコードを割り当てる事(スーパーの野菜など)。国コードは02、04、20~29にする ソースマーキングとは? メーカーが製造段階でJANコードを印刷・貼付すること GTINとは? Global Trade Item Number。GS1推奨の商品識別コードでJANコードなど各種使われているコードの総称 GS1とは? Global Standard 1。バーコードの標準化や普及を行う国際機関。2005年国際EAN協会から名称変更 GS1 Databarとは? Code128シンボルで作るバーコード。2010年から世界標準、賞味期限やロット番号も表示可 GLNとは? Global Location Number。国際標準の企業コードのこと GDSとは? Global Data Synchronization。製造業、小売業、卸売業が扱うデータの標準化活動のこと GDSの利点や課題は? マスターの管理が不要になるためコスト削減できるが、誰が運用コストを負担するか問題になる。またシステム新規導入が必要 RDSとは? 流通POSデータサービス。参加小売企業のPOSデータを集計してフィードバックするサービス。売れ筋情報と自店を比較できる ASNとは? Advanced Ship Notice。事前出荷明細。納品前にオンライン(EDI)で送付する納品データのこと SCNラベルとは? Shipping Carton Marking。物流や検品を簡素化するために納品する商品に貼付するラベル。ASNと照合することで検品効率UP POSのハードウェア面のメリットは? 1.データの収集能力UP、2.レジ業務の省力化、3.店舗運営の合理化 POSのソフトウェア面のメリットは? インストアマーチャンダイジングの実施や売れ筋/死に筋の分析ができるようになること データウェアハウス、データマイニングの違いは? POSから得られるデータを蓄積するのがウェアハウス、蓄積されたデータを解析してパターン分析するのがマイニング OLAPとは? OnLine Analytical Processing。POSデータをリアルタイムで店舗別、時系列などの分析にかける技術のこと インストアマーチャンダイジングとは? 顧客の非計画的購買を増やす手法。(インストアプロモーションは来店する客数を増やす手法なので意味が違う) プラノグラムとは? POSデータを元に勘や経験に依存しない、合理的な棚割りを行うこと バスケット分析とは? 商品同士の相関関係を分析し、何と何が連動して購入されるか分析し購買率を上昇させる技術。(ビールと紙おむつの購入など) PI値とは? Purchase Index。1000人の客が平均何点の商品を買ったか示す指標。(売上点数÷レジ通過人数)×1000 PI値を使う目的は? 売り場面積や顧客数が違う店舗同士でもPI値を使えば比較できるから コーザルデータとは? 品揃え、天気、新商品、陳列、販促など販売に影響を与える要因のこと 電子棚札とは? POSデータと連動して自動的に値段が変わる値札(大手スーパーでよく使われている) RFM分析とは? 最終購入日(Recency)、購入頻度(Frequency)、購入額(Monetary)で分析し、顧客をランク付けする分析 FSPとは? Frequent Shoppers Program。購入額に応じたポイントを付与して優良顧客を識別・維持する手法。飛行機のマイレージなど POS PLUとは? Price LookUp。商品コードに対応した価格情報を、価格マスターから検索して表示する手法 POS NonPLUとは? 価格情報を商品コードの中に埋め込む手法(価格マスターの用意が不要)。生鮮品や書籍などで利用 SCM(サプライチェーンマネジメント)とは? 資材の調達から販売まで、上流から下流までの物流の流れを全体的に最適化すること SCMとロジスティクスの違いは? SCMはビジネスプロセス全てを対象している。ロジスティクスはSCMの1機能であり、1企業の中でモノの流れを統合的にマネジメントすること サードパーティロジスティクス(3PL)とは? ロジスティクス改革の提案、包括的なサービス受託をする業務のこと。配送だけでなく保管・在庫管理・流通加工も含む リバースロジスティクス(還元ロジスティクス)とは? 返品使用済みなどの改修/再使用/処理に着目したロジスティクスのこと 制約理論(TOC理論)とは? ボトルネックを発見し解消することが目的達成に重要、という考え方 ドラムバッファロープ(DBR)とは? 制約理論を達成するために、ボトルネックに合わせて生産スケジュールを決めること ブルウィップ効果とは? 小売のわずかな需要変動が、流通の各段階で在庫過剰が発生するため、上流の生産側に移行するにつれて大きな変動になる事。 ブルウィップ効果を抑制するには? サプライチェーンかデマンドチェーンを短縮させること スループット会計とは? 企業活動によって生み出される金の割合(スループット)を最大化させる考え方。生産から販売まで全体的なスピードを高める必要あり WMSとは? Warehouse Management System。倉庫や物流センターを効率的に運用するためのシステム。ロケーション管理などを行う SCMを加速させる生産方式の例は? かんばん方式、BTO(build to order)、マスカスタマイゼーションなど 一括物流とは? 各店舗への納品ではなく、物流センターへの一括納品をする事で効率化する方法。DC型とTC型がある DC型とは? ディストリビューションセンター。在庫を抱える。店舗ごとにピッキングし、各店舗へ配送する TC型とは? トランスファーセンター。在庫を抱えない。センターで各店舗へ配送する商品を仕分ける。ベンダー仕分けとセンター仕分けがある パレットとは? 倉庫などで商品を載せる木やプラスチックの板。フォークリフトで刺して、パレットに載せられた商品を一気に運べる 一貫パレチゼーションとは? 発注から荷降ろしまでずっとパレットに載せたまま運ぶこと。作業効率化になるが、パレットの回収の手間が増える モーダルシフトとは? トラックから鉄道・船など他の輸送へ切り替えること。環境負荷の軽減、騒音の軽減がされる クロスドッキングとは? メーカーから仕入れた荷物を物流センターで保管せずに仕分けて配送すること ピッキングとは? 発注された商品を倉庫から取り出すこと。摘み取り方式(シングルピッキング)と種まき方式(トータルピッキング)の2つがある。 摘み取り方式とは? オーダーごとに商品を取り出す方法。シングルピッキングとも言う 種まき方式とは? 複数オーダー分の商品をまとめて取り出し、後でオーダー毎に配分する方法。トータルピッキングとも言う 物流チャネルとは? 商品が流れる流通経路のこと 拠点ロケーションとは? 物流チャネルの各段階で決める、拠点をいくつ/どこに配置したか示したもの 物流ネットワークとは? 物流チャネル+拠点ロケーションのこと。構築することで効率化が上がる