2020/02/09 | 中小企業診断士試験 一発合格道場のブログ記事

はじめに

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。過去の記事はこちら、合格体験記はこちら

 

長かったようであっという間でしたが、遂に最後のブログ記事(そして本日が10代目が担当する最後の投稿日です)をお届けする日がやってきました。思い返せば、何度もお世話になった道場への恩返しとして、また診断士1年目の活動を充実させたいという思いで参画させていただいた一発合格道場でしたが、本当に楽しく、良い出会いに恵まれ、刺激的な(そして日々忙しい)1年間を過ごすことができました。

さて、本日はタイトルの通り、私からのラストメッセージとなります。10代目としての活動の総括過去記事で紹介した資料も踏まえながら、受験生の皆さんにお伝えしたいことについてまとめましたので、是非、ご参考にしていただければと思います。

 

10代目ぐっちの総括

まずはブログ記事ですが、今回の投稿を含めると全部で26回(勉強会告知、体験記紹介を除く)の記事を投稿しました。その内12回が二次対策(口述対策含む)の記事となっており、半数近くを占めています(ちなみに一次対策は4回、ゆるわだは1回でした)。特に、二次対策の学習方針・教材、解法確立等に悩まれている方は、以下の記事をご参考にしていただければと思います。

二次試験対策の教材を揃えよう!

二次試験解法(作業工程の整理)

 

セミナーに関しては、春セミナーでは「2次試験向け学習の進め方」、夏セミナーでは「事例Ⅰの対策とポイント」と、両方で二次対策に関する内容を担当させていただきました。また10代目オリジナル企画の一つとして、なおさんを中心に勉強会@東京を開催しました。試行錯誤での開催ではありましたが、(恐らく通常の勉強会とは異なり)10代目メンバーによる各事例のポイント講義や事例解説を織り交ぜることで、1回きりの開催ではあるものの、効果的な場を提供することができたのではないかと感じております。

10代目は多様性に富んだメンバーが揃っていますが、元々の私の活動方針として、2年目に独学で二次対策に専念して色々と試行錯誤して取り組んでおり、やはり診断士試験は二次筆記試験が難関(時間をかけても合格に辿り着けるとは限らない)ということから、二次対策に関する活動を中心にしたいと考えていましたが、結果的にはその通り過ごすことができたかなと思います。様々な制約(地理的・時間的等)で難しい方もいると思いますが、是非利用が可能な方は、(道場に限らずですが)ご自身の状況に合わせてセミナーや勉強会を活用いただくのが良いと思います。受験生時代に初めて道場セミナーに申し込んだ際の私もそうでしたが、全く知らない場に赴くことには多少なりとも抵抗感はあると思いますが、実際にその場に行くことで得られるものは非常に大きいと思います。特に独学の方は、学習の方向性についての学びはもとより、モチベーションの維持・向上にも大いに役立つと思います(私もそうでした)。

 

最後に受験生の皆さんに伝えたいこと

私の総括はこのぐらいにして、最後にお伝えしたいこととして、試験対策のポイントについてお話しさせていただきます。ここで記載することは、学習方針的なお話になってしまいますので、既にご認識済みの方は読み流していただき、個々の対策については道場内の記事を参考にしていただければと思います。道場の強みの一つは膨大な過去記事であり、困ったことや気になったことについてサイト内検索で探してもらうと、結構な確率でヒットすると思います(しなかったらすいません)

一次試験対策は、個人のバックグラウンド(保有知識・資格)や取り組み方針(ストレート合格狙い、科目合格狙い)にもよりますが、最も重要なポイントは、如何にして学習時間を確保するか、ということだと思います。7科目と学習範囲が非常に広く、1年近く学習を継続していく必要がありますので、途中で断念してしまう方も少なくありません。また、学習した分だけ結果が出やすい試験ではありますが、効率的に学習するために、ABCランクの過去問を中心にアウトプット重視で取り組む、ということも重要です。そして、一次試験はあくまで通過点であり、中小企業診断士試験の本当の関門は二次筆記試験、ということを忘れてはいけません。

二次試験対策は、一次試験とは異なり学習時間と結果が比例するとは限らないため、早期に正しい学習方針を理解して取り組むことが重要となります。二次筆記試験は正解が公表されないこともあり、正直掴みどころのない試験です。学習方法や解答の作成方法も人それぞれであり、決まった対策方法があるわけではありません。しかしながら、押さえておくべき学習の方向性はありますので、その点を十分に理解した上で(必要な知識の充足も含めて)、ふぞろいの解答を参考に自分の解法を確立して何度も過去問を解き(特に復習が重要)、合格可能性を高めていくのが良いと思います。なお「押さえておくべき学習の方向性」については、非常に重要なポイントとして春セミナーと夏セミナーの両方で使用したスライドとその解説を以下に載せますので、是非ご参考にしていただければと思います。

 

正しい試験対策に向けた指針①

みんなが書ける解答を書けるようになる

もの凄く当たり前のことを書いていますが、これがなかなか難しいです。与件文に書かれていることが全てであり、勝手な想像や思い込みは排除する必要があります。設問の題意は何か、制約条件はないか、ということを十二分に意識して、忠実かつ簡潔に解答を作成する必要があります。また、アイデア勝負ではありませんので、特に自分の仕事に関連する業界が出てきた時は注意が必要です(神アイデアが降臨して、そのまま召される可能性があります)。
また、高得点獲得を狙うよりも6割確保を優先すべきと考えます。そもそも満点が取れるような試験ではありませんので、正解を想定して狙いに行くような解答方法は危険です。無理せずリスク分散を図り、得点を安定させる方が良策です。特に事例Ⅳにおいては、誰もが解ける問題でケアレスミスをして失点すると致命傷になりますので、難問を諦めてでも検算や見直しに時間を割く方が良いと思います。

正しい試験対策に向けた指針②

初見で80分で解けるスキルを身に着ける

二次試験の過去問は、時間をかけて解いたり、何度も同じ問題を解けば、実際のところそれなりの解答は書けると思います。しかしながら、初めて見る問題について、80分という限られた時間の中で(しかも極度の緊張感の中で)、解かなければならないことが、二次試験の難しさとも言えます。
ということで、実際に解いたことがある方はわかると思いますが、基本的に時間は足りなくなるので、各設問についてはじっくり考えている時間はありません。そのため、少しでも早く解答に辿り着くために、頻出論点についてパターン化を図ったり、知識の引き出しを増やしたり、フレームワークを活用することが重要となります。
また、事例の解き方について、自分なりの解法を確立させ、実際に試しながら体で覚え、PDCAを回して改善していくことが大切です。そのために、先ほどもあった通り、合格者の解答を参考に過去問の学習を行い、特に復習に力を入れることをお勧めします。

 

【おまけ】資料編

最後に、おまけとなりますが、私のブログ記事にてご紹介した各種資料について、まとめて載せさせていただきます。基本的にこれらの資料(セミナー抜粋除く)は、私が受験生時代に作成したものですが、もちろん当時は受験生支援をするとは考えていませんでしたので、自分が利用するためだけのものでした。それが、縁あって道場メンバーとして活動させていただくこととなり、自分の試行錯誤した結果として、皆さんにご紹介する機会が得られたこと(そしていくつかのブログのネタが用意できたこと(笑))は、幸運だったと感じています。

また、10代目のブログ記事の中で、再現答案企画が良かった、というコメントをいくつかいただきました。確かに過去問による学習が重要な二次対策について、高得点者の再現答案は有用であり、入手もしづらいものかなと思います。ということで、私がまとめた10代目の再現答案の記事と、いよっちがまとめた高得点答案の紹介記事についても、以下に載せております。

【資料】

【2019春セミ】2次学習(抜粋)

二次試験解法

二次試験過去問傾向

ファイナルペーパー(ぐっち)

2018年2次試験事例分析

【再現答案企画】

【永久保存版】10代目(H30合格)再現答案&得点開示結果集

【H30年事例Ⅰ】75点超え答案をまとめてみたけど需要ある?

【H30年事例Ⅱ・Ⅲ】需要ありそうだから70点超え答案まとめてみた

 

最後に、10代目として活動する機会をいただいた9代目の方々には、改めて感謝の気持ちをお伝えしたく、ありがとうございました。10代目の道場メンバー12名は本当に個性豊かな面々であり、各々の意見や主張を尊重しつつ、お互いの強みや得意な部分で補完しながら道場活動を進めることで、非常に楽しくて濃い1年間を過ごすことができました。先代も含めてですが、道場メンバーとの繋がりができたことは、私にとって本当に大きな財産だと思っています。道場の活動は、基本的には当代に任されておりますが、11代目のメンバーも「受験生を支援したい」という思いは同じですので、是非、ブログへのコメントやセミナーへのご参加等をいただけますと、嬉しく思います。

それでは、10代目としての私のブログ記事はこれで終わりとなりますが、またどこかでお会いしましょう!明日からの11代目のブログ記事も、よろしくお願いいたします!

 

以上、ぐっちでした!

 

 

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おはようございます!かもよです。

診断士として活動させていただく中で、かわともから「この前、診断士の集まりで『同期で女性の診断士』の話が出てきてさ、かもよのことだったよ」というような話を、2、3回聞くことがありました。セミナーですれ違ったぐっちと10代目として一緒にやってるし、おととし1次試験で隣の席だった人が、今年無事受かって一緒のプロジェクトに参加したり、と、診断士の世界は、ネットワークが密で、肩が触れやすい距離感です。2次試験や口述試験の試験監督としていた人や、試験中に消しゴムを拾ってくれた人と、仕事をする日が来るかもしれません。

セミナーでたまに言わせていただいていたことなんですが、私は、読者の皆さん全員が、“今後一緒に仕事をする同志”だと思っています。自分から診断士について調べないと到底たどり着かない記事を読んでいるんですから。今日で10代目としての活動は終わりますが、皆さん、今後ともよろしくお願いいたします。

 

ということでですね、今、診断士合格前の読者の方は、是非、もうとにかく、合格に向けて、道場をとことん活用してください。これまでの道場メンバーと、合格体験記の蓄積によって、どんな状況の方でも、活用できる記事がきっとあります。明日からは、11代目が皆さんの伴走をしてくれます。きっと合格して、そして、診断士としてお会いしましょう。

特に、10代目は、最初から2次試験に特化した記事を書いてくれるメンバーが多かったと思います。その中でもオススメの順序はですね、ちこまる(仮)のラーメン屋の話で概要をつかんで、ぐっちのお作法FPを学んだ後、過去問を解いた後に、なおさんの解説を読む、ですね。その後に、いよっちの高得点まとめで更に強化もオススメです。

また、1次試験に関しての苦手教科を補完する方法として、ピンときた道場メンバーの記事を読みまくる、という手もあります。私は6代目紫雲和尚さんのこの記事にピントきて、読み漁ったりしました。経済学が苦手ならkskn、法務が苦手ならたっつーの記事(とリンクがあるいよっちの記事も)に目を通してみてはいかがでしょう。

そして、いよっちも言っていますが、コメントを是非してみてください。きっと読者の方の「もっと聞きたい」に道場メンバーは全力で答えてくれます。読者の頃、かもよが9代目桃ちゃんさんに質問したことを、後日記事にしてくれたこともありました。皆さんの疑問が、今後の道場を作ります。

 

合格された後も道場を読んでくださっている方々。本当にありがとうございます。10年道場が続いたことで今一番道場が変化していると感じるのは、診断士になるためだけでなく、「診断士になった後」のことも充実してきたということです。特に10代目ではどいこうさんの記事ちこまる(仮)の記事は私も参考にしよう……と思いますし、かわともが先代投稿を募って充実させてくれました。きっと最後まで全力ななおさんは、数年間の診断士の活動をまとめた記事を「なおさん流」として記事を書いてくれることでしょう。ご期待ください(勝手に予告)

久々にブログに参上して、合格体験記をまとめる作業をしていて、特に感じたのは、診断士を受験する方々の職業や立場、状況の違いでした。なんて様々な人が、同じ名前の資格を目指して勉強しているんだろうと。そしてそれは合格してからもたまーに考えるます。正直こう……、あれ、なんか……診断士みんな凄すぎる人たちばっかりじゃないか!?と。

そして、そんな時にちょっと心を軽くしてくれる記事もたくさんあります。特にmakinoさんの日曜日担当のことを嬉しそうに言っていたこの記事や、ブブさんの風の音が聞こえるようなこの記事は個人的に読み返すこともしばしばありました。

さて、そーやの渾身の記事で10代目は最後です。

10代目のみんな、お疲れ様でした。ありがとうございました。

読者の皆様、診断士としてご一緒出来ることを楽しみにしています。

かもよでした。

どーも、そーやです。

明日から一発合格道場11代目の記事がスタートします。私自身も読者の一人として次の一年間どんな記事が投稿されるのかとてもワクワクしています。そして一発合格道場のメンバーとして一年間やってきた身としては、ぜひ今の受験生に寄り添った記事を期待したいです。

10代目メンバーとしての思い

そんな私も一年前はどんな記事を書こうかワクワクしてました。

独学 × iPad × 問題演習しない系 × 気分屋

という全く王道と呼ばれる人たちのやり方にかすらない属性だったため、私自身は全員が共感する記事よりも自分の経験で伝えられることが一人でもいいので深く刺さるような記事にしたいと思って取り組みました。

ただし、一年を通して当初の期待通りの記事は書き上げきれなかったと思ってます。

私の場合は2月~3月は精神的に不安定で、4月に転職し、7月~8月は諸事情でメンタルが落ち込み、11月からは転職先も慣れて忙しくなってくる、など思った通りの一年は過ごせなかったです。というかメンタル面が繊細すぎて振れ幅がひどいだけかもしれませんが。

それでも書くこと自体は元から好きなため、自分の記事に反応があると嬉しかったです。コメント頂いた方々、本当にありがとうございます。非常に励みになりました。

投稿記事一覧

一年間で31記事の投稿、うちセミナー二本とOpenDay、受験体験記の記事、11代目紹介記事以外が下記の23本+合格体験記になります。

自己紹介&勉強時間と総得点の相関について+投稿記事分析
【今やっておきたいこと】現在地の測定方法と1次テキスト選び
タブレット(iPad)勉強法
経営情報システムの略語たち(SaaS/EA/ERP)
試験を受けるときのちょっとしたテクニック
(ゆるわだ)うつ症状と診断士勉強
H30年企業経営理論を振り返ってみる
【渾身】財務(デリバディブの概要と為替予約)
【渾身】運営管理(リフト値と少し物流)
【残り7週間】一次試験までの過ごし方
経済・財務を狙い撃ち~崖っぷち受験生の論点やま当て~
一次試験直前!三連休の前の心構え+中小企業政策対策動画
地方受験生のホテル対策
二次試験との向き合い方 ~助走編~
「超高得点解答にみる~」シリーズって知ってる?
二次初学者だった自分がこの時期に意識するようになったこと
80分の過ごし方から読み解く受験テクニック
【二次直前期だからこそ】軽めに読める過去記事集
令和元年二次試験お疲れ様でした!これからやった方がいいこと
減価償却がちょっとだけ好きになるお話
「中小企業診断士の転職活動」体験記
中小企業診断士とITストラテジスト
受験体験記を活用した試験対策

■私の合格体験記
【合格体験記】かつてない超短時間(150H)ストレート合格!”omさん”

年間アクセス数

そして、上記の記事の年間アクセス数のグラフです。(2月5日時点集計)

10代目道場メンバーの一般的な記事の平均PVが1,326(そーや調べ)であり、私の記事の平均PVが1,301でした。平均には届かない程度でしたが、狙った記事であるiPad勉強法や、超高得点解答に見るbyだいまつ記事を解説に反響があったことはとても良かったです。

一方で二次試験終了後からのコンテンツは、全体的にアクセス数が低めになってきます。転職ネタやITストラテジストネタはもとより考えていて道場アクセスのつなぎ止めにちょっとだけなったかな、と。

ただし一次直前のホテルネタは本当にニッチ中のニッチを狙いすぎました。一次直前期で600PVは切腹ものですね。

記事を書くことへの葛藤

10代目執筆参加が決まってから、直前期記事として一次2週間前の追い込み法などを書こうとずっと考えていました。ただし私個人としての経験を道場というプラットフォーム上で書くことは適切じゃないと思い結局お蔵入りしてしまいました。

結果として前回は中小企業経営・政策が大幅難化したこともあり、下手に記事を書かないで良かったとホッとしている面があります。たった一年での経験をあたかも普遍的に書いてしまうことの恐怖は、常々頭の片隅で執筆欲と格闘をしていました。

ただ単に自分の経験をそのまま記事にすることは簡単ですが、読み手がどのようにとらえて、最終的にどんな結果に陥ってしまうのかまで考えてしまうと、あまり攻めたネタが書けなかったなという反省なのか葛藤なのかもやっとした何かがあります。

 

一発合格道場を通した思い

時代に合った発信方法の模索

ささやかな試みとして去年からTwitterで道場記事の投稿を行ってみました。理由はブログのリファラ先として、SNSツールが少なかったからです。年々ブログコンテンツを見るという習慣がなくなってしまっているためです。

ただしフォロワー数などの関係もあったり何人でやるか、といった部分でも変動はすると思いますが、この一年間で3倍近いリファラ数となりました。

検索エンジンと比較すると3%程度なのでまだ全然道場に呼び込む窓口にはなっていませんが、今後の道場としての発信方法は徐々に変えていかないと、いいコンテンツがあっても見る媒体が時代にマッチしていないと徒労に終わってしまうんじゃないかと危機感があります。

資格試験の敵前逃亡はもったいない

かわとものラストメッセージに「資格を受けるのは自由なんだから、とりあえず受けちゃえばいい!」と私が言ったと記述があり、酒の席でそんなこと言ってたなと思い出しました。

資格の受験なんてもっと気楽な気持ちでやればいいのに、というのは常々思っていることです。

去年の一次試験の場合の受験者数の例です。

申込者数:21,163人

完走者数:14,691人(必要科目をすべて受けた合格判定の対象となる人数)

7,000人、率でいうと30%以上が試験を受けなかった又は途中であきらめています。多分合格見込みがないと思って諦めているんでしょう。でも一日でもあれば合格ラインに乗る可能性だってあるのに何を諦める必要があるのか、少々残念に思います。

資格試験なんて受かればいいんだから、完璧な知識の有り無しなんて試験中は問われないと思います。出題された問題の知識さえ少しあればいいですし、なんなら一次であれば単純に各科目60点を勘でもいいので取ればいいので。

そして万が一合格してしまい、その知識が必要とされる場面にきてしまったら全力で勉強しなおせばいいだけだと思います。

私自身はふわっとした形で合格してしまった人間の一人です。
そのため道場関連でいえば渾身シリーズを書くときなどは再度調べなおして頑張って書きました。中小企業の方と相対するときに、診断士関連で分からないことは一度持ち帰って次お会いする際にはきちんとお答えできるよう準備しました。

もちろん本業や今までの蓄積で、診断士科目でいれば会計と情報は他の受験生よりも圧倒的に知識があると自負はしています。

話はそれましたが、知識がないことを怯えるのは受かってからで十分なので、とりあえず試験を申し込んだのならきちんと受けきる人が増えればいいな、と思っています。

 

もし私が再度診断士試験を受けるとした場合の戦略

最後に私が現時点から再度診断士試験を受ける場合の戦略を残して、ラストメッセージとさせていただこうと思います。

前提:一次独学、二次独学&予備校

0.準備(一次試験)

過去3年ないし5年分の過去問を集めて、すべての問題の難易度をTAC過去問題集などを参考に振り分けます。その際に各年度の平均点数も控えておき、一般的な合格年度で合格するためのラインを確認します。

難易度ABCはなおさん記事を参照ください。
平成30年度1次試験「運営管理」を振り返ってみた

1.一次試験に向けて現在の自分の実力を知る

7科目すべて一度は過去問を解く、もしくは問題を見て解答のイメージがつくかチェックします。これは時間制限などは全く気にせず、一年分の過去問を確認するだけで十分だと思います。

ただし平成30年の一次法務みたいに異常なまでに難しい過去問は参考にしない方がいいです。

ここで問題を解く必要はなく、単純に自分の現時点の実力と試験との間の乖離具合を把握するためです。それで例えば今時点の乖離具合が以下の通りとしましょう。

経営:半分は理解できるが、もう半分は初見で読むのも大変。40点は運が良ければ届くかも
財務:言葉は分かるが計算ができない。計算以外だったらいけるかも。30点行けるかどうか
運営:全く分からない。店舗管理とかは簡単そう。20点台
経済:大学の時やっていたけど完全に忘れてる。でも思い出したらできるかも。40点だったら届くかも。
法務:著作権とか興味はあるけど理解は出来てない。好きそうな科目。今は20点台
情報:IT音痴だからもう見るだけで苦痛。SLAとか略語が辛い。0点確定
中小:全くの初見。難易度も分からない。

 

2.勉強する科目の順序、強度を考える

例えばこんな印象の場合、優先順位としてはまずは好みで勉強しやすそうな科目、次に得点を取る科目と足切りを回避する科目でグループ分けします。

勉強し易そう、好み:経営、経済、法務
勉強し辛そう、嫌い:運営、財務、情報

得点を取る科目:経営(経済、運営、中小)
足切り回避の科目:財務、情報

好き嫌いは単純に思った通りでいいですが、得点を取る科目、足切り回避の科目は2次で使う科目も考慮して決めていった方がいいです。

このケースであれば財務の計算、情報が苦手な典型的な文系よりな例であるため、得意にしていくものは計算が不要なものを中心に決めていきます。また法務は得意としたところで大幅難化や2次で使わない科目のため、得点源にはしない予定とします。

 

3.好きな科目の勉強をとりあえず一カ月続ける

一日何時間やるかは人それぞれなので出来る範囲で勉強します。勉強法は、たっつーの(勝手に永久保存版)独学向け・一次試験の短期攻略法を参考にして、テキスト斜め読みとテキストに過去問を書き込みます。

これで経営、経済、法務などの好きな科目で勉強習慣がつけば、3月からは苦手科目の財務などに取り組みます。また人によると思いますが、法務、情報、中小の通称暗記3兄弟は少し後回しでもいいです。例年は4月ごろから力を入れて取り組む人が多い印象ですが、今年は一次が少し早いので、少し前倒しして始めることはおススメしますが。

 

4.科目ごとに目標点数に向けた調整

4月までに勉強習慣(1日5分でも)がついたのなら、科目ごとに目標点数を設定してそれに向けた勉強を進めます。

例えば上記ケースの得意不得意を考慮した場合だと
経営:70点、財務:60点、経済:70点、運営:60点、法務:60点、情報:40点、中小:60点と設定します。

40点目標は、0.準備で確認したABCランクのうちAランクさえきちんと取れるレベル
60点目標は、AランクとBランクをきちんと理解するレベル
70点目標は、AランクとBランクに加えて、Cランクも半分は理解できるレベル、を想定しています。

また財務は苦手でも二次試験の事例Ⅳで戦う必要があるので、この時点では60点を目標としたいです。ただし簿記が苦手な場合でも一次試験だけならファイナンス科目を中心に勉強すれば60点は超えられる可能性はあります。それでもAランクの簿記はきちんと理解すべきです。

 

5.一次試験本番

情報が結局得意になれず結局40点目標の場合でも、試験は最後まで受けましょう。

40点目標の場合は足切りの恐怖もあるため、合計が420点超えていても二次に進めない可能性があります。それでも今年落ちたからってすべてが無駄になってしまう人はこの世にいないので、勇気をもって受けて残念な結果であればまた来年受ければいいだけです。その場合は今年よりも習熟度は早くなるので、当然初学者よりは有利です。

 

6.二次試験に向けて

今年に限って言えば一次試験と二次試験の期間がオリンピックの影響で例年より伸びるので、一次ギリギリだな、と思っている人は二次対策は一次後でもなんとかなります。

ただし文章を仕事で書く機会がない、読書をする習慣がないなど、読む書くに慣れてない人は、なんらか感性を働かせて、今から読む書くに慣れてください

二次は予備校(TAC、MMCとか)と独学で進めます。

理由は、一つの情報源だけ鵜呑みにして勉強を進めると視野が狭くなり、二次試験本番までに「あ、二次試験ってこういうことなんだ」と気づき(道場では開眼と呼ぶ、ぐっち記事参照)を得られる可能性が低いと考えているためです。

予備校のカリキュラムはそっちに任せますが、そのうち何を勉強するかは自分で取捨選択します。

独学の方は9代目だいまつ記事をテキスト替わりに勉強します。ただし初学者には刺激が強い可能性があるので、まずはだいまつ記事を解説した記事がおススメです(笑
「超高得点解答にみる~」シリーズって知ってる?(byそーや)

また二次対策ではド定番のふぞろいですが、もし次に私が受ける場合には使わないと思います。単純に優先順位の問題であるので時間があればいいですが、予備校+だいまつ記事だけで相当時間は食うので、次点ということで。
それでもかわとも記事で良くまとめてくれているので、手元に一つはあった方がいいとは思います。よくわかる!ふぞろい書籍一覧表

 

7.二次試験で悩んだ時の勉強方法

また今年の合格体験記でよさそうだなと思った二次の勉強法はこちらです。解答作成に悩んだら、何がいいのか比較して自分の中の気づきが発現するように刺激を与える方法です。
【合格体験記】過去問の模範答案を比較分析し、見事リベンジ!TKDさん

また11代目でも勉強法で実践していた、勉強会に複数回参加し周囲の方と自分のギャップを洗い出すことも重要かと思います。
【合格体験記紹介】自分を常に客観視し、合格への道筋を見極めた見事の合格!!いけちゃんさん
【合格体験記】ベンチャー社長を見返すべく、勉強会を上手く活用して一発合格!Tomatsuさん!

 

8.二次試験本番時の時間配分理論とマークの仕方

本番時の時間配分やマークの仕方などは、私が見る限り最近は大きく2宗派あり、これはどっちが自分に合うか試してみてもいいと思います。

CN法(11代目CK命名)きゃっしぃなおさんの色ペン法
劇薬理論(10代目たっつー)【劇薬注意】80分では時間が足りないあなたへ

 

9.再受験勉強法のまとめ

ここまでの内容が私が再度診断士試験を受ける場合の戦略の一案となります。勿論人それぞれのやり方がありますが、私はこれがいいかなと思います。

またこのまとめた内容を見ると、一次はある程度パターンが決まってますが、二次は手探りです。二次合格に向けたベストプラクティスはまだ存在していないように思えるので、少しでも確率を上げるために

予備校+独学+勉強会、の二次勉強法を記載させて頂きました。

また勉強時間の想定としては、一次300時間、二次200時間を想定しています。月50時間程度ですね。さらに効率を上げたり事前知識があったりする場合は、月30時間(一日1時間)まで減らせると思います。

 

10.念のため補足

一日1時間で100%合格できるかというと、そうではないと思っています。でも診断士試験を受けるにあたり家庭や仕事、趣味などどっかしら犠牲になる人も多い中で、この時間でも合格できる可能性があるんだから受けてみてもいいんじゃないの?というのが趣旨です。

 

ラストメッセージ

一発合格道場に出会えたことで中小企業診断士試験にストレート合格できました。自分の経験が少しでも誰かの役に立てるのならと思い、1年間執筆メンバーとして活動してきました。

働き方も変わってきて、国際社会も大きく変化し、私たちの日常もダイナミックに変化しています。

2005年時点で、あと十年以内に私たちの生活がスマートホンという新しい機械に大きく依存する、と言われてもピンとこなかったと思います。

一発合格道場も今後も続いて受験生により良いコンテンツを送って行ってほしいと思う一方で、中小企業診断士試験も社会の変化とともに変わる可能性があり、受験生の考え方も当然変わっていくため、それに最適なコンテンツを提供できる柔軟なプラットフォームになってほしい、とも思っています。

それは読者から、受験生からもより多くの発信があれば変化のスピードは大きくなると思います。ぜひより良いコンテンツを作っていくためにも、一緒になって一発合格道場を盛り上げましょう。

それが受験生の時は読者として、合格後にメンバーとしてかかわってきた人間の思いです。

以上、そーやでした。


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