カテゴリ「04 運営管理 | 中小企業診断士試験 一発合格道場」の記事


 

 

こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

前回までの記事はこちら

 

 

本日は、前回に引き続き、【実録】リアル事例Ⅲ&運営管理の世界~後編~をお届けします。

「二次試験の事例Ⅲ(生産・技術)が苦手で、もう少し背景を知りたい」という方向けに書いてみました。

前回(前編)はこちら

 

 

こちらは得点に直結する試験対策というよりは、「事例Ⅲに対する心理的なハードルを下げる」「診断士になった後を視野に入れ、製造業の理解を深める」目的でお届けしております。

改めて、こんな方におすすめ&この記事のトリセツです。

 

 

【こんな方におすすめ】

・事例Ⅲの世界観や背景を、なんとなくイメージできるようになりたい方

・「C社って、なんであんなにダメダメなの?」とモヤモヤしている方

・事例Ⅲで書く解答が「当たり前のこと」すぎて自信が持てない方

 

 

【トリセツ・注意点】

・試験では与件文を何よりも優先してください。(与件文がカミサマ。設問文がホトケサマ

・私の個人的な体験と一般論に基づいておりますので、あくまで世界観をつかむための参考としてください。

 

 

では、後半いってみましょー。

 

 

 

匠の技と生産管理

事例Ⅲで毎年出題されるテーマとして、「生産管理」というのがあります。

よく言われることですが、「生産管理」は「生産計画」「生産統制」に分解できます。

要はムリ・ムダ・ムラのない計画を立て、その計画に沿ってせいせいと作業を進めていきましょうね、という話です。

そんなの別にわざわざ言うほどのことじゃないじゃん、と思うかもしれませんが、C社のような中小製造業だと、これがけっこう難しいんです。

どういうことか、生産計画→生産統制の順に見ていきましょう。

 

まずは生産計画です。

以下、事例Ⅲによくある大企業の下請けの中小企業を前提に話をしていきます。

製品にもよりますが、例えば金型のような「受注生産で、毎回違うものを作る」業態だと、そもそも正確な生産計画を立てることができません。

極端な言い方をすると、「初めて作る製品の生産計画を立てる」ことになるからです。やってみないとわからない。

さすがに実際は、長年の経験やノウハウの蓄積があるため、過去の類似事例や製品の特徴から、およその加工内容や必要工数は想定できます。

できますが、蓋を開けたら…ということは往々にして起こります。これについては後述します。

 

また、中小企業に発注される仕事は、多品種少量生産の、いわば手間のかかる仕事が多いです。

そういった仕事に対応するため、例えば金属加工の(=工作機械で金属を切削して加工する)会社であれば、少しずつ種類や能力の異なる機械を、何台か保有していることが一般的です。

そこで、生産計画を立てる時も、「この加工は機械Aでも機械Bでもできるけれど、機械Aの方が切削速度は速いんだよな。でも深い場所の切削があったら、機械Aは不向きだなぁ」とか「機械Cは古くてマニュアル操作が多いから、ベテランの人じゃないと扱えないんだよな」とか、個別の事情が多々あって まぁめんどくさい。

生産計画担当者としては、もっとスマートに計画作れないかと思うものの、変数が多すぎて難しいんですよね。

 

 

ちなみに、現場の作業者も生産計画が完璧でないことは、経験上なんとなくわかっています。

とにもかくにも生産計画を作り、それに従って作業を始めます。

 

 

そして、生産統制

実際に生産を始めてからの話です。

見積もりや生産計画の段階で予想はしていたけれど、いざ正式に受注してみたら、いろいろと「計画と違うこと」が起こります。

詳細な設計図を書いたら予想より複雑な構造になったとか、加工する場所が狭すぎて、一気に削れると思ってたけど少しずついかないと無理だったとか……。

「計画が狂ってきた……これ来週の納期までに終わらないかもどうしよう……」みたいな状況になります。

青ざめている生産管理担当者のところに、この道何十年のベテランがやってきて言います。

 

「いいから、急ぎの仕事とやっかいな仕事、全部こっちに回して。なんとかするから」

 

!!!

すみません! おっ、お願いします!!!

 

こんな感じで、混乱した現場はたびたび腕利きの職人によって救われています。

通常なら機械Aを使って自動で加工する工程だけど、古いタイプの機械Cしか空いてないのでベテランさんがほぼマニュアル操作で加工する(ただし技術が必要だし、会社としては自動化を目指しているので緊急時しかやらない)みたいなことがあるのです。

また、予想外に難しい加工だったけど、匠の技に助けられてなんとか収められた、というパターンもあります。

品質面だけでなく、納期面でも、匠の技に支えられているんですね。

 

 

現場がバタついても、最後の最後には匠が回収してくれるなら良いね! と思うかもしれませんが、企業として安定的な利益を出すことを考えると、そんな綱渡りは よろしくないですよね。

しかもこれには弊害があって、

匠の技が助けてくれて、いつも結局なんとかなる。

喉元過ぎればなんとやらで、生産管理がなかなか仕組化できない。

でも、せっかくの匠の技は現場の混乱を収拾する(マイナスをゼロにする)ためではなく、より高付加価値なモノを作って顧客に訴求する(プラスにする)ために使うべきなんです。

 

生産管理は、システム化できる部分もたくさんあります。

生産計画を立てるスパンを短くしたり、仕事を流しながら少しずつ計画とのズレを修正したりすれば、そこまでの大惨事にならないことだってあるんです。

診断士に求められるのは、「うちの業界に生産管理は不要」とか「システム化なんて絶対無理」と思っている社長さんの話を聞いて、できることは「できる」と、やるべきことは「やるべき」と、伝えることだと思います。

 

 

 

 

建て増し、建て増しの第一工場

創業から数十年経っているような会社だと、最初は小さな工場から始めて、会社が成長するにつれ、次第に工場を増築していくことがあります。

最初は小さな機械を数台並べただけのガレージみたいだった工場が、少しずつ、顧客からの信頼を積み重ね、受注する品目が増えたり、新規顧客を獲得したりして、そのたびにできる限り生産設備を充実させ、敷地を拡げて工場を拡大し、5年経って、10年、15年経って、がむしゃらに働いてきた日々を思い、ある日あらためて工場を仰ぎ見て社長はつぶやきます。

 

 

よくここまで大きくしたなぁ

 

あと、よくここまでツギハギな建て増ししたなぁ

 

 

冷静に考えたら工程②の隣は工程③にした方がいいけど工程④になってるし、

資材の搬入路もせまくて不便だし、

全然最適な配置になってない。

 

いや、でも仕方ないんだよな、当時を思い出すと、たしか現在の工程③の場所には数年前に処分した別の機械があったんだ。

搬入路だって、今ならもっと広くとれるけど、当時はまだ隣が民家だったから、こっちの方向に伸ばすしかなかったんだ。

 

そうなんです。歴史があるんです。

少しずつ、少しずつ手元資金を増やして工場を広げたので、その都度最善の投資判断をしたけれど、ふと立ち止まってみると全体としてまとまりがない。作業効率が悪い。いわゆるSLPになってない。

(某リフォームのテレビ番組でも、そんな物件ありましたよね。増築の結果、キッチンの隣が脱衣所なくていきなりお風呂、洗濯機置き場はその向こう側、みたいなやつです)

 

社長だって、これが工場として正解と思っているわけではないのです。

事実、建て増しのせいでレイアウトにところどころムリ・ムダ・ムラがあるし、気になる点はいくらでもあります。

将来にむけて改善したいこと、今だったらこうするってこともたくさんあるんです。

 

だから、令和元年度のように「新工場を建てる」となれば、社長が張り切るのは当然ともいえます。

 

新しい工場には、まるごと新しい機械を入れられる!

今までできなかった、直線的で効率的なレイアウトにできる!

 

などなど、夢が広がるんですよね。

一棟目の工場は、どうしても建て増し、建て増しになりがちですから。

 

 

 

 

 

 

職人、背中で語る

 

最後に、技術・技能の継承について少しだけ。

今まで見てきたように、C社のような製造業の会社は、熟練の職人さんの持つ技術が強みになっているところがあります。

 

ですが、「熟練の職人しかできない仕事」「〇〇さんしかできない仕事」みたいなこともあり、助言として「作業を標準化、マニュアル化し、作業員教育を徹底する」系のフレーズもよく出てきます。

 

当社の話になりますが、工場の管理職に「次世代に技術・技能を伝えるために、もっと体系的に教育して下さい」と言っても、なかなか着手してもらえないことがありました。

 

最初は、「自分の技を教えてしまうのが嫌なのかな?」なんて思ってましたが、話を聞いてみると、皆、教育の大切さは感じていました。

なのになぜ進まないのか聞いてみたところ、「自分がちゃんとした(体系的な)教育を受けてこなかったから、教え方がわからない」という答えが。

自分は先輩から「とにかく慣れろ」「技は聞かずとも見て盗め」「みんな先輩の背中見て育ったんだ」式に育てられたので、人に教えるにも、何からどう教えていいかわからないそうです。

 

標準化、マニュアル化という言葉の意味はわかるけど、「標準化といっても、標準の示し方がよくわからない」という声もありました。

 

その後、作業手順や限度見本を作ったりして、若手の作業員に「これでわかる?」とか聞きながら進めていったわけですが、改めて「作業ができる」ことと「人に教えられる」ことは別物なんだと思った次第です。

 

「背中を見て育った」人たちが「背中で語る」から「対面で教える」ようになるためには、標準化、マニュアル化が不可欠です。

 

「標準化って、そんなに意味ある?」と思うかもしれませんが、標準化すれば、誰でも「何をすればいいか」がわかるようになるので、大事なことです

例えば料理をするときに、「肉を適当な大きさに切る」とか言われても、慣れていない人は「適当ってどれくらい?」ってなりますよね。焼くと縮んだりするし。

標準化により「縦〇センチ以内、横●センチ以内の大きさに切る」という指示にすれば、初心者でも迷うことなく求められるアウトプット(大げさだな…)をつくることができます。

 

工業製品は完成品の規格や仕様が決まっていますから、設計書通りに作るためにも標準化は必要なのです。

 

 

 

最後に、9代目だいまつによる、道場の事例Ⅲ対策名物記事のご紹介です。こちらもぜひ。

だいまつが教える事例Ⅲ攻略の極意

 

工場のイメージをビジュアルで見たい方には、さいちゃんの記事がおすすめです。

【中小企業診断士試験】加工技術 金属加工編【渾身】

【中小企業診断士試験】プラスチック加工&中小企業の活躍事例~気になるけど調べる時間がとれない話題~

 

いかがでしたか?

冒頭に書いたとおり、あくまで一般論なので、くれぐれも無理に事例企業にあてはめないようにして下さいね。

この記事を読んで「C社、困ってそうだし、事例Ⅲの勉強もうちょっと頑張ってみるか」と思って下さる人が一人でもいれば、執筆者冥利に尽きます。

今後ともC社をよろしくお願いします。

 

 

ではでは、引き続き、一緒に勉強がんばりましょう~^^

 


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

前回までの記事はこちら

 

先日のオンライン夏セミナーにご参加頂いた皆様、改めてありがとうございました。

 

おかげさまで、日曜日の回、平日夜の回とも盛況でした。

日曜日はお腹いっぱいになる怒涛のプレゼンと相談会&懇親会、平日夜は道場先代を交えての相談会と、それぞれの濃さがあり良かったのではないかと思います。

当日の様子はこちら↓

4時間分をまとめてお届け〜オン夏!セミナーご報告〜 by さとまる

オン夏!2次試験対策QA特集 by 3ch

オン夏!セミナー平日版~ダイジェストとQ&A集~ by ぴ。

 

さて、本日は夏セミナーでも質問のあった、二次試験の事例Ⅲについて、少し詳しく書いてみたいと思います。

試験勉強をしている方から、「事例Ⅲのイメージがつかみづらい」「製造業の経験がないのでとっつきにくい」という相談をいただくことがあります。

これに対する回答は「製造業の経験がない人でもわかるように、与件文はそれなりに整理して書いてくれています。そのため、【生産性向上と生産管理】【生産計画と生産統制】といったお決まりのフレームを使う練習をしていけば、合格点をとれるようになりますよ」というものです。

これ、真理だと思います。

製造業の会社勤務で、なまじ似たような経験があると、与件から逸脱して自分の経験に引っ張られがちです。

他の事例でもそうですが、ご自身の個人的な経験は、大事故の元なのでそっとしまっておいた方がよさそうです。

 

 

とはいえ。

そうはいっても、「やっぱり背景がわからないと気持ち悪い」という方もいらっしゃるかと思います。

(ちなみに、私がそのタイプです。変なところが潔癖。)

事例企業を理解しようという、その姿勢がすばらしいですし、私も本業でC社のような会社に身を置いている以上、多くの方にC社っぽい会社の悲喜こもごもを知ってほしい。

というわけで今回は、金型屋勤務という属性を生かして、事例ⅢのC社がなぜ苦しんでいるのかを解説してみたいと思います。

 

正直、「これを読んだら点数が上がる」系のテクニックではないので、興味のない方は読み飛ばしてください。

また、以下はあくまで一般論&私自身の経験なので、実際の与件文とは相反することもあると思います。

その際は、もちろん与件文が絶対です。カミサマです。

二次試験では与件文がカミサマ。設問文がホトケサマ。

 

逆に、診断士になってから、中小の製造業を支援する際に役に立つこともあると思うので、一種の教養くらいの感覚で読んでいただければと思います。

 

 

【こんな方におすすめ】

・事例Ⅲの世界観や背景を、なんとなくイメージできるようになりたい方

・「C社って、なんであんなにダメダメなの?」とモヤモヤしている方

・事例Ⅲで書く解答が「当たり前のこと」すぎて自信が持てない方

 

 

大前提:工場では、安全第一

Photo from PhotoAC

 

製造業の会社で働いたことのない方でも、工事現場等で「安全第一」看板や横断幕が掲げられているところを、一度は目にしたことがあると思います。

「安全第一」「ゼロ災でいこう、ヨシ!」「今日も一日ご安全に」

こういったスローガンは、工場内でも目につくところに貼ってあります。

私も最初に工場を見学した時は、「そりゃそうだよな」くらいに思っていたのですが、その後、新入社員と一緒に工場長や総務の方の話を聞いて、徐々に感覚が変わりました。

たとえば、こんな話です。

 

「私の一番大切な仕事は、工場で働く従業員を、朝、家を出たそのままの姿で帰宅させること。目に異物が入っていたり、腕をやけどしていたり、ましてや指がなくなっていたりしては絶対にいけない。全く同じ姿で家族の元へ帰すことです。そのために保護具や作業手順等の安全上のルールを決めて、日々守られているか安全パトロールをしています。皆さんも、必ずルールを守って、安全に作業をしてください」

 

 

「当たり前のことですが、金型より人間の方が大事です。忙しくなってくるとこれを忘れてしまうことがあるので、最初に言っておきます。金型は、壊れたら作り直せばいいんです。いくらでも替えがききます。でも人間はそういうわけにはいきません。そのことを、よく覚えておいてください」

 

 

「工場にあるものの中で、一番やわらかいのは人間の体です。金型や工作機械やクレーンと衝突したら必ず人間の体が負けます。だから絶対に衝突しないよう、決められた通路を歩いてください」

 

 

いかがでしょう。重みのある言葉だと思いませんか。

特に金属や工作機械を扱っている工場では、安全を軽視すると取り返しのつかないことが起こります。

そのため、安全を確保できる作業手順が決まっており、「めんどくさいから」「こっちの方が効率がいいから」といった理由で作業員が勝手に手順を変えることはできません。

(物理的にはできますが、それが原因で労災が起きることも多いです。)

もちろん煩雑な作業手順の理由が100%安全上の理由というわけではありません。

ですが、少なくとも「複雑なオペレーションの裏には、安全上の理由があるのかも」という可能性くらいは、頭に入れておいてほしいと思います。

中小企業診断士として工場に入る際も、「安全第一」を忘れずに、工場の方の案内に従って行動してくださいね。

 

※なお、「安全」に関しては当たり前すぎて二次試験には出ません。

(一次試験の「運営管理」でスピテキの最初に出てきました。)

そのため、解答用紙に書いても、加点されることはまずないと思います。あくまで「背景」としてご理解ください。

 

 

 

 

受注生産はつらいよ

 

事例Ⅲでは、しばしば「受注生産」型の企業が出てきます。

例えば、令和元年度の金属熱処理と機械加工をしている会社。

平成29年度の金属部品の賃加工をしている会社もそうですね。

Photo from PhotoAC

 

ここで突然の復習です。

「受注生産」の反対は?

 

 

 

そうです。「見込生産」です。

 

それでは、「受注生産」のメリットとデメリットは?

 

メリットは、完成品の在庫を抱えるリスクがなく、在庫に関するコストがかからないこと。

デメリットは、仕事を平準化しづらく、工場負荷が安定しないことや、コスト・納期の正確な見積もりが難しいことが挙げられます。

 

我らが金型屋も受注生産が基本です。

顧客の製品設計が決まってから、それに合わせて金型を製造するので、受注生産は金型屋の宿命といえます。

 

受注生産のデメリットは、仕事を平準化しづらく、工場負荷が安定しないことや、コスト・納期の正確な見積もりが難しいことでした。

そこで何が起きるか。

 

顧客α社から金型製作を受注し、金型屋が忙しくなり始めます。

そこにβ社からも制作依頼が来たとしましょう。

社長は考えます。

「ちょうどα社の仕事が始まったところだけど、この先は受注予定の案件が少なく、工場が遊んでしまうかもしれない。それに、次いつβ社から引き合いが来るかわからないし……」

ということで、β社と交渉して多少納期を延ばしてもらい、β社の仕事を詰め込みます。

従業員に残業してもらったり、場合によっては夜勤を含む二直体制を組んだりして、なんとか納期までに仕上がるようピッチを上げるのです。

小規模工場だと、従業員を帰した後、社長や経営者一族が深夜まで作業してなんとか納期に間に合わせる、といった話も聞きます。

仕事の繁閑に合わせて非正規の従業員を雇えば良いようにも思いますが、いわゆる「一点もの」を作る受注生産では、ある程度職人さんの熟練度も必要なため、簡単に契約社員や派遣社員で解決というわけにはいきません。

(もちろん、単純作業や初心者でもできる作業もあるので、工夫の余地はあります)

 

結局α社の仕事が見積もりより速く終わり、β社も予定の納期より前倒しで完成できるかも……これが終われば一息つける……というタイミングで、今度はγ社から引き合いが来ます。ボリュームもそこそこ大きい。

社長は再び考えます。

「ちょうどβ社の仕事が早まって、この先は受注予定の案件が少なく、工場が遊んでしまうかもしれない。それに、次いつγ社から引き合いが来るかわからないし……」

ということで、γ社と交渉して多少納期を延ばしてもらい、γ社の仕事を引き受けます。

再び、工場のキャパを超えるくらいの仕事が確保されました。

……。

 

 

おわかりいただけたでしょうか。

「受注生産なので、次いつ注文がくるかわからない」「職人さんの人件費や機械の減価償却費等の固定費を抱えているので、なるべく工場を遊ばせたくない(操業損を出したくない)」といった考えが働いた結果、仕事の依頼がある限り、現場は「忙しいか、超忙しいか」の二択になります。

 

そして、忙しくなると、とにかく目の前の仕事をこなすのに必死になるので、

「新しい資材届きましたけど、どこに置きますか」

「ん~、今忙しいからその辺においといて!」

 

「おい、貸した工具どこやった」

 

「この加工、明日までって書いてあるけど機械空いてませんよ」

 

「やるしかないだろ! なんでそんな計画立てたんだ!」

 

といった具合に、絵に描いたようなダメダメC社ができあがります。

(心なしか心拍数があがってきたような……)

 

 

別に社長に悪気があるわけではなく、従業員も頑張っていないわけではありません。

ありませんが、結果的にC社によくある「資材置き場が雑然」「5Sができていない」「生産計画が不完全」という事態が出現します。

上記はほんの一例ですが、C社のような状況がわりと簡単に出来上がることが、イメージ頂ければ幸いです。

 

そして、診断士や外部コンサルタントの方にお願いしたいのは、現場の事情を理解しつつも、あるべき姿を念頭においてアドバイスをする、ということです。

「私も製造業出身なので、よくわかりますよ~。生産計画の全社統一なんて無理ですよね~ハハハハ」じゃないんです。

そこははっきり、「生産計画は部署ごとに立てるのではなく、全社で統一しましょう。なぜなら~」と言ってほしいのです。

社長も従業員も、気になることはたくさんあります。

急ぎの仕事に対応しながら、「忙しいのはありがたいけど、なんだかいつも、同じパターンで残業のループにはまってるな」とか考えていたりします。

もっと良い方法があるはずだ、もっとメリハリをつけて働くことができるはずだ、と思いつつ、長年の繰り返しで「あるべき姿」がわからなくなっていることが、往々にしてあるのです。

だから事例Ⅲでは、「こんなこと、当たり前すぎるかな」とか「当たり前なのにやってないってことは、根本的に無理ってことなのかな」などと、遠慮する必要はありません。

ストレートに「あるべき姿はこうで、現状はできてないので、やりましょう」と言ってあげてください。

 

 

長くなってきたので、後半に続きます。

後半は、「匠の技と生産計画」「建て増し、建て増しの第一工場」「職人、背中で語る」の三本です。

後半も、また読んでくださいね。

ジャン ケン ポン!

ウフフフフフフ……

 

 

すみません、ふざけすぎました。

(出典というか、元ネタはサザエさんのアニメです。念のため)

後半に続くのは本当です。

よろしくお願いいたします。

 


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おはようございます。べりーです(過去投稿記事はこちら)。

6月も今日で終わりです。
1次試験の本試験当日までいよいよあと11日間。
漸く協会HPで受験票発送試験会場も発表されました。

当サイトは12名が輪番制で記事を投稿しているので私の次回投稿は7月12日、本試験2日目早朝となります。
したがって1次試験前としては今回が最後の投稿です。

 

本試験初日までの11日間

今日から本試験2日目(7月12日)までの13日間、皆様どうか燃え尽きて下さい。
もちろん本当の優勝決定戦は2次試験ですが、挑戦権を得るための1次試験も何が起こるか分かりません。

これまでこの資格試験の勉強に掛けた時間は3カ月、半年、1年ですか?2年、3年、5年、いやもっとだという方もいらっしゃることと思います。
前回も書きましたが色んな方が様々な思いを胸に11日後には全国各地の本試験会場に集まり、問題用紙に向き合います。
折角ここまで頑張ってきたのですから、本日も含む残り11日間はラストスパートのつもりでぜひ勉強に集中して下さい。

私は幸運にも1次試験直前の木・金曜日に休暇を取得できたので図書館にこもりました。暗記、暗記、ひたすら暗記です。

1次試験は本試験当日、試験前の休み時間に暗記した知識でも出題されれば3点、5点、10点と稼げるような試験です。
明瞭に暗記できていなくてもマークシート方式なので「うっすらだけどコレだな」と記憶を辿れれば得点に繋がる可能性が高い、そんな試験です。

ぜひとも直前まで足掻き、これまでにため込んだ記憶の引き出しの一つ一つの中身と場所を再確認しておいて下さい。
それが、私がいつも記事の冒頭と末尾に書かせていただいている「1次試験の全体像をつかめていますか?」ということだったりします。

これまで構築してきた強固な橋げたと、橋げたに張り巡らした知識のリンク(橋板)により、いつ何時どんな角度からでも知識を引き出せるように準備して下さい。

 

本試験当日の過ごし方(の一例)

あとは試験当日に忘れ物なく出発し、できれば会場ではなく地元のコンビニで飲料や食料、おやつ等を調達し、「試験開始時間の1時間半ぐらい前」に試験会場の最寄り駅に着いたら駅前のカフェなどに陣取り、朝食取りつつファイナルペーパーを眺め、試験開始40分前に会場に着くように悠々と店を出て、会場に着いたらトイレに行き、席で精神集中しつつ試験開始を待つだけです。

1時間半前に会場の最寄り駅に着くのは、電車の遅延対策です。その時間であれば、もう遅刻の心配はありません。
地元のコンビニで食料を調達するのは試験会場周辺は品切れ等が懸念されるからです。いつもの「紀州南高梅のおにぎり」が売り切れてて萎えた・・・みたいな躓きは排除しましょう。

会場では必ず周りの受験生が頭良さそうに見えます。あそこのあいつは何だって何も書き込みの無い新品同様のTAC過去問題集をめくってるんだろう...あそこの人が見ているニョロニョロと曲線が繋がっているカラフルなツリー図は何だろう...と、滅茶苦茶気になります。
けど関係ありません。あなたは彼らと戦うのではなく、問題用紙と向き合うのですから。

設問は、落としてはいけない「必勝問題」とハマってはいけない「逆ザヤ沼問題」があります。あなたは必勝問題を刈り取り、逆ザヤ沼問題をすっ飛ばしまくるべきです。
私が1次試験で「必勝問題」と「逆ザヤ沼問題」にどう向き合ったかを書いた過去記事のリンクを貼らせていただきます。すでにご覧いただいた方、興味のない方は恐れ入りますが無視して下さい。
1次試験中の時間管理と得点の積み上げ(財務会計)
続・1次試験中の時間管理と得点の積み上げ(経営理論・運営管理とその他)(長文につきご注意下さい!冒頭の雑談も無視でお願いします)

ちなみに私はマークシート用紙が埋まっていく具合で進捗管理をしていたため、「1問ごとにマークを記入する派」でした。このやり方の最大のリスクは「飛ばした設問のマーク欄に次の設問の解答をマークしちゃうなど、マークの記入ズレを生じやすいこと」。なのでマークシートに記入するときは必ず設問番号を指さし確認していました。

 

運営管理の計算問題制覇シート

運営管理の年度ごとの平均点と科目合格率の推移です。

一次試験の平均点と科目合格率の推移2020(~令和元年最新版)

今年の1次試験は総合的な難化が予想されています。
昨年が総合的に易化し、大量の1次試験合格者を出した反動が見込まれているためです。去年の易化は「毎年あるはずの”爆弾科目”(殺傷力が高い難化科目)が無かった」というものでした。
では今年は爆弾科目が復活するとして、どの科目か?
こればかりは分かりません。が、運営管理はH28年とH29年度の難化が実際にあったため、可能性はゼロではないと言えます。

そこで今回ご提案したいのは「難化しても揺るがないよう点数の土台を作ること」です。
いかにして作るか。私の場合、運営管理の計算問題を押さえておくことでそれができないかと考えました。

運営管理の計算問題(計算式を問う知識問題も含む)は「とっつきづらい印象」があるかもしれません。私もそうでした。ただ私の場合は「参考書の各論点の流れで計算式が突然現れてそれを暗記する」というのが運営管理の場合どうにも苦手で、ならば計算問題だけを切り出して一元化してはどうかとやってみた所、俯瞰できて覚えやすくなりました。

私はこれを「運営管理のファイナルペーパー」として試験会場に持参し、朝の復習時、トイレ行列に並んでいる時、運営管理前の休憩時間などにじっくり眺めていました。

よければ自由にダウンロードして下さい。

Download File

運営管理の計算問題制覇シート ←こちらをクリック下さい

A4A3両面(長辺綴じ)でのカラー印刷がおススメです。
★はみでる時は「倍率」「用紙に合わせる」にして下さい

※ダウンロードする際は記事末尾のコメント欄に「もらうよ」だけでも良いのでコメント記入いただけると今後の参考にできて有難いです。できればお願いします。

 

完全制覇ではなく「程々制覇」ぐらいな感じですが、この資料にある「論点」の過去5年間における出題履歴と配点は以下の通りです(クリックで拡大)。

直近5年間で13点→9点→20点→19点→20点。これを大きいとみるかどうか、いかがでしょうか。
なお集計方法ですが、今回の資料の知識や公式だけで解ける問題だけでなく少々の周辺知識も含めて解ける問題も数えているので、もし当シートを気に入って貰えたら周辺知識をどんどん書き込んで使い倒して下さい。特に水色の行は頻出です。

このツールと、「生産管理のオペレーションの暗記法(過去記事:【渾身】非製造業の私が運営管理「生産オペレーション(IE等)」を俯瞰する暗記法)」により、たとえ運営管理が爆弾科目化しても足切りを免れることができたら、かなり優位に立てるかもしれません。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

 

仕事もご多忙と思いますが、残りの11日間は「ここまでやったら後悔しない」と思える位まで勉強に没頭できるといいですね。

その際、今年はマスク着用での受験が義務付けられてしまっているので、ぜひマスクを着用したまま過去問集を解く練習を繰り返してみて下さい。

マスクを着用して90分間過ごすのは普通の会議でも息苦しいものです。自宅で勉強するからとマスクを外して過ごすと、マスクを着用する本番で実力を発揮できなくなるかもしれません。

ちなみにこの記事は3,555文字ということで、
「さあ、ゴー、ゴー、ゴ―!前進あるのみ!」
これが私からの一次試験前最後のエールです。

べりーでした。


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当サイト「中小企業診断士試験 一発合格道場」は、中小企業診断士試験の合格を目指す方向けに、代々の合格者が勉強のコツ診断士としての活動の様子などを書き綴っています。

受験生以外の方も、中小企業診断士という存在に少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです^^

twitterもよろしくお願いします。

 

本日もアクセスありがとうございます。さいちゃんです。

前回に引き続き、勉強中に気になるけど、時間をかけてまで調べなさそうな話題を取り上げます。
前半では事例IIIで時々顔を見せるプラスチック加工技術を紹介します。後半では、技術を持った中小企業がどのように活躍されているか、実際の事例を見ていきます。

プラスチック加工の系統図

プラスチック加工の過去問出題実績としては、一次試験はありませんが、二次試験では過去3回取り上げられています。個人的に射出成形のイメージが強いですね。

各加工について

射出成形

射出成形は、所望の形状が得られるように設計した金型の中に、液体化したプラスチックを注入し、主に冷やして固め、金型を開いて、部品を取り出す一連の流れで部品を製作します。「射出」の意味は、注射器のように、液体のプラスチックを金型に押し出す様から名付けられているそうです。H20の事例IIIでは、金型メーカが取り上げられていました。「複数どり提案」や、「金型の仕上げ加工」のボトルネック性など、特徴的なワードが出ていましたね。

金型の設計、材料の選択、液体のプラスチックをむらなく金型に充填する経路、冷やし固める時間、金型内で固めた部品を自動的に取り出す構造等、技術的なポイントは枚挙にいとまがありませんが、技術者の腕の見せ所だと思います。一度設計が完了すれば部品の製作はほぼ自動で行えるように思えますが、温度や湿度等、環境変数によって設定を微調整する必要があるので、熟練の職人の技能が欠かせません。

射出成形の動画:
プラスチック部品ができるまで ← 一連の流れがわかります。
射出成形のアニメーション ← 英語表記ですが、機械の中身がよくわかります。
レゴブロックの作り方 ← 動画ではありませんが、あの「レゴブロック」の射出成形の流れがわかります。

 

押出成形

熱をかけて柔らかくしたプラスチックの原料を押出して、そのまま空気中や水中で冷やして固め、必要なサイズで切断していきます。主にパイプやシートなど連続的な形状をしているものの製作に用いられます。射出成形より金型もシンプルです。

押出成形の動画:
押出成形の概要 ← 一連の流れがわかります。

ブロー成形

ペットボトルやヤクルトの容器のような中空の構造を作る工程になります。金型の中に熱して流動性をもたせたプラスチックを入れ、空気の噴射(エアーブロー)によりプラスチックを膨らませることで所望の形状を得ます。3次元的に複雑な構造の成形に適した、3次元ブロー成形もあります。

ブロー成形の動画:
ブロー成形の概要 ← 一連の流れがわかります。
ペットボトルの作り方 ← ペットボトル製作の一連の流れがわかります。
3次元ブロー成形 ← 3次元ブロー成形が丁寧に説明されています。

インサート成形

射出成形を応用した技術で、プラスチックの中に金属を挿入(インサート)した構造をしています。金型の中に金属部品を装着し、プラスチックを流し込むことで金属とプラスチックを一体化させます。金属部品の数が多い場合などは、ロボットを用いた全自動型のインサート成形機を用います。H30のC社では、特徴的な経営資源として取り上げられていました。

インサート成形の動画:
インサート成形の概要 ← 一連の流れがわかります。
全自動インサート成形機 ← 数多くの金属部品を使う部品の動画です。一つ一つ金属部品を置いていく繊細なロボットの動きがいいですね。

機械加工

金属加工と同様、フライス盤や旋盤、ボール盤といった切削機械で追加工を行います。射出成形のみでもある程度の精度を得ることができますが、高精度な面や穴あけが必要な場合に、機械加工が必要になります。動画は前回の記事を参照。

 

接着/溶接加工

金属加工と同様、部品を接合させるための工程です。プラスチックは金属より融点が低いため接合の自由度が高いです。接着や溶接といった加工のほか、リベット加工などの機械的に金具で固定する加工もあります。

リベット加工の動画:
ジーンズのリベット打ち ← プラスチック製品ではないですが、ジーンズのリベット打ちの様子から加工の概要がわかりやすいです。

 

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中小企業の活躍事例

皆さんは、世界に誇る技術を有する中小企業が日本にどれだけあるか、そしてどんな企業か知っていますか?。実際に活躍されている中小企業を知りたい場合には、こちらのサイトを見ると実例がわかります。

こちらは毎年中小企業庁がまとめているもので、様々な分野で活躍している中小企業・小規模事業者・商店街を紹介しています。経済産業大臣も寄稿してしますが、本書のまえがきにある概要は以下の通り。政府が提示する、中小企業・小規模事業者・商店街の課題とあるべき姿が透けて見える気がしませんか?

本書は、ITサービス導入経営資源の有効活用等による生産性向上積極的な海外展開インバウンド需要の取り込み、多様な人材活用円滑な事業承継など、様々な分野で活躍している中小企業・小規模事業者を『はばたく中小企業・小規模事業者300社』として、また、地域の特性・ニーズを把握し創意工夫を凝らした取組により、地域の暮らしを支える生活基盤として商店街の活性化や地域の発展に貢献している商店街を『はばたく商店街30選』として選定し、取りまとめたものである。(ホームページ抜粋)

「はばたく中小企業・小規模事業者300社」

概要にも挙げられている通り、本書では中小企業の活躍を以下の3つの区分けでジャンル分けされており、ものづくり企業とサービス企業について書かれています。ものづくり企業については、ほぼ100%の企業が差別化された技術を持っているといっても過言ではありません。

また、生産性向上は事例III、需要獲得は事例II、担い手確保は事例Iといった形で各事例と関係性が深いと思います。

 

「はばたく商店街30選」

過去、事例IIで商店街が出たことがありますが、具体的な商店街の活動を見ることができます。私のような普段商店街の活動になじみのない方には、商店街の活動の雰囲気がわかって参考になることと思います。

さいちゃんの印象

はばたく企業・小規模事業者300社を読んでみての感想です。

1.中小企業の成功への「フレームワーク」がありそうだ。

各企業の紹介を分析していくと、中小企業庁が指し示す中小企業のあるべき姿が見えてきます。以下の図は、生産性向上事例の企業のうち、60社をランダムに抜き取って、企業の説明に使われているワードを使用回数順にパネル化したものになります。四角形の面積が大きいものほど使用頻度が高いワードになっています。

この図からわかることは、技術面のワードももちろん含まれていますが、生産性向上を成し遂げるためには、生産効率が高い新規設備を導入し、設計から生産・販売までの一貫生産で、高付加価値・短納期・低コスト・高品質の製品を生産、人材活用としては、女性や高齢者活躍の素地を作り、多能工化・自動化・標準化・情報化を図って、人手不足の解消に向けて省人化と脱属人化を図る、というストーリーが見えてきます。なんだか、事例IIIの解答に使うワードのオンパレードですね。

このように、(本当に正しいかの議論は置いておいて、)中小企業の成功のためのフレームワークが提示されており、診断士試験にも反映されていることがよくわかります。今回は概要の解説にとどめますが、次回以降より詳細な分析を行っていきたいと思います。

 

2.有効性が高い用語の、「定型化」があるようだ。

事例を解く際の型を強固なものにするために、中小企業庁が示す有効性が高いホットワードのシャワーを浴び続けることが効果的かと思います。1.でも取り上げましたが、事例企業では有効性が高い用語も定型化されています。各社の成功事例を見ますと、事例IIIの鉄板のDRINK(D:データベース化、R:リアルタイム管理、I:一元化、N:IoTを活用したネットワーク、K:定例会などのコミュニケーション共有化)といった施策がよくでてきますし、「インターネットの黎明期」とか、「手書きの礼状」とかどこかで見たようなワードが出てきます。試験の作問においてこの企業リストを参考にされているんじゃないかと訝しんでおりますが、事例企業の取り組みを示す具体的な施策を把握することは、与件に出てくる施策のイメージ化が図れるだけでなく、今後の診断士活動での参考となる良き先発事例となるはずです。ただし、試験では与件にかかれていないアイディア解答は避けるべきなので、ご注意ください。

 

3.定性的だが、「定量性が乏しい」感じがする。

各事例企業の有効的な取り組み内容がよくわかりますが、実際にどれほどの効果が上がっているか見えずらい印象です。事例IIIの解答作成方針も、より定性的に書くイメージがあったので、試験に近い感覚がありました。有効的な取り組みのアイディアの源泉として活用するとよいと思います。

 

まとめ

前回と今回で、運営管理と事例IIIに出てくる加工技術と、実際にモノづくりで活躍されている企業の事例をご紹介しました。今現在、一次試験の勉強の真っ最中の方や、二次試験対策で数多くの事例を解いている方にとっては、「ちょっと気になるけど(正直あまり興味ない方が多数かも)、調べている時間がない話題」だと思いますが、今回の記事で中小企業のものづくりのイメージ化に貢献できていれば幸いです。

以上さいちゃんでした。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 


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合格に十分な実力発揮の準備

✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ 2次試験の事例研究は進んでいますか?

おはようございます。
べりーです(前回までの記事はこちら)。

今日は前半がミスの話。後半が運営管理の記事です。
2部構成ですのでお時間の都合に合わせて気になる方からご覧下さい。

この時期、ミスとの向き合い方

一次試験に挑戦される方は過去問を高速回転(皿回し)しつつ鶏ガラ学習法で知識を深めていらっしゃることと思います。鶏ガラ学習なき皿回しの回数で満足してはなりません(俺は何周回したから大丈夫!的な)。

初代ハカセの珠玉の記事です→【鶏ガラ学習法】知識量 x INPUT効率 x OUTPUT効率 を向上して「合格力」をUPする!

そんな過去問を回す中で、自らの大量のミスに直面しているのではないでしょうか。
カワサンが過去記事「【中小企業診断士試験】計算ミスとの向き合い方」で書いたように人は完全でないから、日常でも沢山ミスをします。私も何度も悔しい想いをしました。

そんな経験から、今このタイミングで大切なことは「ミスをミスとして終わらせないこと」ではないかと思います。
例えば「最も不適切なものはどれか」という設問なのに「適切」を選んでしまうミス、ありませんか?
この時、過去問演習中のノートに「不適切はどれか、のミス!これで何度目か?!」と赤ペンで書きなぐったところでそのミスは繰り返されます。
私もそうでした。同じミスを繰り返す自分がショックだったし、「本番でこれをやったら」と思うと恐怖に似た怒りを覚えました。

多分、一番よくないのは「ケアレスミスは誰にでもある、以後気を付けよう」と流してしまうことではないでしょうか。ケアレス、つまり「不注意だったから」が原因だとすると対策は「もっと注意する!」ということになりますが、注意すれば何とかなるなんて単純な話ではもちろんありません。
それに比べて上記のようにショックを受けるのはまだマシな気がしますが、ノートに「また同じミスだ!」とメモする行為は「以後注意しろ!」と自分に言い聞かせるのと大差はありません。

そうではなく、例えば「不適切を選べ、が出たら選択肢の左側の余白に大きく▽を書く」と対策を書けば、その後は「立てた対策を実行したか否か?」にチェック内容が変わります(この対策法を書いた過去記事はコチラ)。

対策は何だって構いません。人によって相性もあると感じます。
対策を実行したのにミスを繰り返したのだとしたら、その対策では不十分ということ。
別の対策を試してそのミスを撲滅できないか追求することをお勧めします。
一発合格道場の10年間分の過去記事は「対策の宝庫」です。ぜひ検索窓から検索してみて下さい。
自分にとって最良の対策を探求することは間違いなく「今この時期にやるべきこと」です。

試験会場では焦りやプレッシャーで「普段やらないミスをやらかす」ものですが、焦りやプレッシャーで「普段よくやるミスをやらなくなる」ことはまずありません💦

週末などまとまった時間が取れる機会に、ぜひ「自分がやりがちなミスの棚卸」をしていただき、自分にとって最適な対策を講じてみてはいかがでしょうか。

そしてその対策は、試験当日に会場に持ち込む予定のサブノートに書き込んで下さい。
科目ごとにまとめて記述することで、学習期間中は過去問に取り組む前に、試験当日は本試験会場に臨む道すがら、そして本試験中は各科目前の休憩時間に読み返すことでミスを減らせる可能性がグッと高まります。

まだ途中ですが・・・
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それでは後半行ってみましょう。

 

ごちゃっとしがちな「生産オペレーション」対策

☆運営管理の平均点と科目合格率 推移

過去記事→一次試験の平均点と科目合格率【令和ver.】中小企業診断士

 

運営管理は学習していて好奇心を刺激された科目の一つでした。
長らく「映像業界」で働いてきたので、ものづくりの現場には縁がなくニュースや下町工場がロケットを飛ばすドラマで知る程度だったのですが、生産計画から生産実施(オペレーション)の流れ、言葉しか知らなかったQC七つ道具とはこういうものなのか、等々と興味津々で学べました。

また店舗販売管理がなんと理論的な世界であるのか。目から鱗とはこのこと。買い物中も棚の陳列や店員さんの動きにも目を奪われるほどでした。

ただし、そんな私でしたがあまりにも予備知識が無さ過ぎて苦しんだのが「生産オペレーション」です。

①IE(Industrial Engineerling)
②品質管理
③設備管理
④廃棄物管理

というあの一連の知識です。言わずと知れた頻出の超重要論点です。
私の場合、色んな理論を学ぶことは面白いのですが知識として頭の中で整理されない。点が取れるとは思えない。そんな感じが続きました。

そんな時に出会ったのが3代目うちあーのが書いた記事です。
コチラ→【運営管理】データで見る運営管理

注意点としてはこの記事が書かれた2012年当時「美味しい科目」とされた運営管理ですが、残念ながら上記のグラフの通り2016年、2017年と2年連続で難化し、今年も動向が読みづらい科目となりました。
また解答プロセス解法も私とは随分異なりますが、どちらがご自身に合う解法かは分かりませんし、うちあーのの解法も私の解法も良かったらご参考下さい(私の解法は、こちらでご覧いただけます)。

データでも解法でもなく、私の心に刺さったのはこちら(↓)です。

基本かつ頻出論点の一つで、上記でも取り上げたIEの体系について。

これ、漢字4文字ばっかりで覚えづらいですよね。覚え方としては、右側の頭文字(工、動、稼、時)を取って、「こうどうかじ」→「講堂火事」

安田講堂を想起した語呂合わせでした。

(引用:【運営管理】データで見る運営管理 by 3代目うちあーの)

IEは「講堂火事」で覚える。これだ!と。

1回とにかく文言として暗記する。その際、工程→動作→稼働→時間という「配置」も覚える
文言が正しい配置で記憶できたら論点全体が俯瞰できるようになる
その上で周辺知識も含めて知識を固めて「強固な橋げた」を構築する。
私にとって運営管理の「生産オペレーション」はこうしたひと手間が必要でした。

私の運営管理のテキストにはこのためのメモがいくつもあります。皆さんはこんな手間をかけずにスッと暗記できるのかもしれません。私が人一倍、暗記力が弱いだけ、きっとそうなんです。
ただ初年度の私のようにこの時期まだ運営管理に対する「仕上がり不足感」をお持ちの方がいらしたら、もしかしたら参考になるかもしれない。そんな思いで、私からもいくつかご紹介させていただきます。

ちなみに今回は「文言と配置の記憶による俯瞰術」が記事の目的ですが、その次に知識を固める段階で非常に役に立つ書籍が「一発合格まとめシート」です。運営管理も充実しています。
私が勉強を始めた当時はまだ存在していませんでしたが、もし当時発行されていたらきっと使っていました。

2020まとめシート

 

IE(Industrial Engineerling)

IE

☆IE:生産活動を設計、運用、統制する技術・技法の体系

まずは「講堂火事」をお忘れなく。
程分析、作研究、働分析、間研究の頭一文字ずつを取ります。
講堂火事+上から「分析→研究→分析→研究」とリズムで覚えました。

 

活性示数

☆活性示数:工程分析>運搬工程分析>運搬活性分析>活性示数

運搬工程分析の活性示数は「省いた手間の数が増えると値が大きくなる」点に注意です。

この表です。バラ置きは手間が省けていないから「0(ゼロ)」です。
私の場合、左の「状態」の文言で覚えるのが辛かったので「台記号」で覚えました。
「活性示数0=平」「活性示数1=箱」という具合です。
活性示数が上から順に「0→4」と覚えたうえで台記号も上から「平→コンベア」と覚えて完成なのですが、台記号が頭に入らない時期がありました。
そしてこんなものを生んでしまいました。

ちょっと、道場史上で最低のイラストかもしれません。すみませんでした。
ご覧の通り、戦車・・・ですね。台記号を上から並べた「活性示数タンク」です。
台記号の名称と記号の形はそれぞれ「名は体を表す」になっているので、この画で配置さえ覚えればバッチリです。

気を付けたいのは「パーツ5つであること」です。
省く手間は「4つ」ですが、手間が一つも省けていない「0(ゼロ)」があるため、活性示数(と活性タンクのパーツ)は「5つ」ある点にご注意下さい。

 

サーブリック分析

☆サーブリック分析:動作研究>サーブリック分析

作業に共通する基本動作を18種類の「動素」に分解して分析します。
分解するレベルは「動作」ではなく「動素」です。

動作作業単位作業工程製品
(より細かい)      (より大きい)

1個おきに、より細かい「素」が来るイメージです。

さて今回のサーブリック分析は、世界中でムーブメントを沸き起こした日本のクリエイターによる作品「PPAP」を題材にして行います。
ピコ太郎氏による「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン」覚えていますか。今年は手洗い動画で復活して再び話題になりました。

その前半1/3の工程をサーブリック分析したのがこちら(クリックで拡大)。

青い第1類は必要な動素ですが、黄色い第2類、赤い第3類の動素は基本的になくすことを検討します。見ると、黄色と赤は明らかにムダですよね。
動作でなく「動素」、18種類の動素のうち「なくせない動素」は第1類の9種類。
そのうち「価値を生む動素」は緑色の「Ah!(組み合わせる)」「『アッポーペン』とキメ顔で言う(使う)」「ペンとリンゴを離す(分解する)」の3動素のみです。

一瞬「アイ ハブ ア ペーン、アイ ハブ ア ナッポー(位置決め)」も価値を生みそうに思えますが、これはあくまで「オチへのフリ」ですのでご注意下さい。

 

標準時間の設定方法

☆標準時間の設定方法:時間研究>標準時間

標準時間の設定方法は5種類あり、個別受注生産に向いているのはどれで繰り返し生産に向いているのはどれか?みたいな問われ方をすることがあります。

【個別受注生産向き】
実績資料法:日報等から(ざっくり)計算
経験見積法:経験から(ざっくり)見積る

【繰り返し生産向き】
ストップウォッチ法:要素作業(細かい!)ごとにストップウォッチ計測
PTS法:微動作(細かい!)ごとの事前設定時間を積み上げる
標準時間資料法:要素作業(細かい!)ごとに標準時間をあてはめる

個別受注生産は船舶のように大型だったり特注モノであるため、作業を細かく分解するのではなく過去の似たような案件(製品)から「ざっくりこれぐらい?」を実績と経験から想定するイメージです。

一方の繰り返し生産は工程も固定的で作業も単純化されていることが多いため、より詳細に落とし込んで標準時間を設定し「ムリムダ」を省きます。

・・・これの覚え方、要らないですよね。最初の頃、結構ごっちゃごちゃに覚えていたので考えたのですが、上記で十分だと思います。・・・書きますか?

工事経験、クリスピー標準
(個:実・経験 / 繰:ス・P・標準)

カーネルクリスピーのイメージ画像オリジナルチキンのイメージ画像

真ん中の「クリスピー」はケンタッキーフライドチキンのサイドメニューですが、本家のオリジナルチキン(右)を差し置いてこちらが「標準になる」イメージです。

ここまでがIEでした。はい、次。

 

品質管理

①IE(Industrial Engineerling)
②品質管理 ←here!
③設備管理
④廃棄物管理

QC7つ道具

QC7つ道具はそれぞれ独自の暗記法がありそうですね。
道場では去年の5月19日に10代目ちこまる(仮)が記事にしています。
コチラ→【渾身】QC7つ道具と新QC7つ道具

新旧7つ道具の説明は全面的にそちらをご覧下さい。
今回は「文言と配置の記憶による俯瞰術」が記事の目的ですので、この勢いのまま進めます。

QC7つ道具です。TACのテキストでは次の順番で掲載されていますが、
・パレート図
・チェック図
・ヒストグラム
・散布図
・管理図
・特性要因図
・層別

ここは

ック図
理図
性要因図

レート図
ストグラム
布図

という順番で「チェ監督送別パレード悲惨」でいかがでしょうか。
この度チームを去ることになったチェ・ゲバラ監督が自らの送別パレードで悲しい目にあってしまうイメージ。例えばお客さんが数名しか来なかった・・・悲惨!

upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/...
嘘でしょ?沢山来ると思ってたよ。。

・・・実は私自身はTAC掲載の順番で「パレチ悲惨、監督層」と覚えました。
ただこれは呪文過ぎておススメできない。ということでチェ監督は今回考えた完全オリジナルです。

 

新QC7つ道具

QC7つ道具は発生した不良の原因を追究し、その原因を除去することで工程の改善を図っていく解析アプローチです。
新QC7つ道具は複雑に絡み合った要因を予め予測して因果関係を整理する設計的アプローチです。
個人的には「新QC7つ道具は何となく違いが分かりづらいな」と思っていました。

そんな新QC7つ道具、TACのテキストでは次の順番で掲載されていますが、

親和図法・・・言葉の意味合いを整理(親和カード)
連関図法・・・因果関係→原因特定(連関図)※問題構造図みたいな図
系統図法・・・目的と手段を繰り返し展開
アローダイアグラム法・・・クリティカルパス上の工程を重点管理(PERT)
PDPC法・・・問題や不測の事態発生時の対応策を検討(縦型チャート)
マトリックス図法・・・行列形式のマトリックス図で相互関連の程度を整理
マトリックスデータ解析法・・・新QC7つ道具で唯一数値(XY平面図)

ここは「新連携、アロP、マト・マト」と呪文で乗り切りました。
この順番で覚えるのが自分にとって合理的だったからです。新QC7つ道具は何となく違いが分かりづらく、順番を変えると混乱すると思いました。
特に「新・連・携」3つの違い、「マト・マト」2つの違いを覚え込みました。

 

設備管理

①IE(Industrial Engineerling)
②品質管理
③設備管理 ←here!
④廃棄物管理

設備保全

保全は完全に語呂合わせです。
図書館で考える人みたいなポーズでそこそこ時間を使って考えました。
皆さんはそんな時間は必要ないのでさくっとパクって下さい。

一番左の第1レイヤーは置いておいて、左から2番目のレイヤーからタテに頭の文字を繋げます。

【第2レイヤー】
 維持→
【第3レイヤー】
 予防保全→後保全→良保全→全予防
【第4レイヤー】
防保全から」→期保全→知保全

はい、「イカ4時解放の予定よ」です。

イカを解放・・・、釈放?いや、「イカ4時解放の予定よ」です。

 

廃棄物管理

①IE(Industrial Engineerling)
②品質管理
③設備管理
④廃棄物管理 ←here!

廃棄物管理

私が勉強していたころは「3R」と言っていましたが、今では「5R」だそうです。

・リユース(再使用)
・リデュース(発生抑制)
・リサイクル(再資源化)
に加えて、
・リペア(修理)
・リヒューズ(もらわない、断る)※レジ袋など

3Rはリズムが良いので「リユース、リデュース、リサイクル」とセットで暗記しました。
残りは「ペアで修理、ヒューズはもらわない」です。

 

まとめ

生産オペレーションは暗記すべき知識が膨大な印象と、どの知識がどの論点のものであるのかがやっている内に分からなくなりやすい点で、苦手意識を持たれがちなのではないでしょうか。

そこで今回は「文言と配置の記憶による俯瞰術」をご紹介しました。

①IE ・・・ 講堂火事(工程、動作、稼働、時間)
②品質管理 ・・・ チェ監督送別パレード悲惨 / 新連携アロP マト・マト
③設備管理 ・・・ イカ4時解放の予定よ(予定よ=予防→定期・予知)
④廃棄物管理 ・・・ 3R+ペアで修理、ヒューズはもらわない

そしてIEは更に以下のように掘り下げて覚えます。

☆IE:生産活動を設計、運用、統制する技術・技法の体系
運搬工程分析の活性示数 ・・・ 活性タンク(戦車)
サーブリック分析 ・・・ 18種類の「動素」に分けてPPAPを分析
標準時間設定 ・・・ 工事経験、クリスピー標準

もちろん、これだけでは合格に十分な知識量とは言えないので、どんどん肉付けをする必要があります。
ただし、一旦これらが頭に入れば、あとは
「これを柱として周辺知識を肉付けていく」と、
「過去問学習で実際の問われ方を学習する」
により、得点の底上げに貢献してくれるものと思います。
なお知識の肉付けには、今であれば私は「一発合格まとめシート」を使います。ということで今回は、

「くだらないほど忘れない」

・・・の精神ですが、本当にくだらなくてごめんなさい。もし気に入っていただけたらコメントいただけると嬉しいです。

ということで以上が皆さまのお役に立てることを願っております。

最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

 

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

今回はミスの話と、運営管理の生産オペレーションについてでした。
ぜひ体調に気を付けて試験に備えて下さい。

べりーでした。

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アクセスありがとうございます。さいちゃんです。

今日は渾身シリーズに乗っかり、運営管理や事例IIIに出てくる「金属加工技術」の話をしたいと思います。本当は、「プラスチック加工」も書きたかったのですが、金属加工だけでとても長くなってしまったので、二回に分けたいと思います。

診断士試験に必要な運営管理の知識と活用

一次試験の運営管理は、本業が製造業で関連業務をされている方は得意科目になると思います。私も本業で携わっているため、比較的得意科目にすることができました。一方で、運営管理の知識がベースとなる二次試験の事例IIIの場合、逆に点数を取りにくい印象がありました。理由としては、現場の情報を知っていることが挙げられます。

たとえば、トヨタ生産方式は世界で称えられている生産方式ですが、負の側面もあります。JITといわれるJust In Timeで部品を供給できるシステムにより、後工程で抱えていた在庫リスクを前工程に移すことになり、結果的に下請企業に負担がかかって中小企業にとっては大きなリスクとなりえます。

ただし、診断士試験の考え方は、事例企業に寄り添って、SWOTの考えを使って強みを活かし、弱みを補うという考えで戦略を実行していきます。トヨタ生産方式の強みにスポットを当て、在庫リスクを抱える弱みを補う考えを持ち与件を根拠に解答すれば、おのずと正解にたどり着けるはずですが、私は本業に引っ張られてしまい(強みや弱みに引っ張られてしまい、)本番ではうまくできませんでした。製造業でのリアルの経験は解答作成に悪影響を及ぼす確率が高いので、意識して思考から排除しながら解答を進めるのがポイントだったと振り返っています。

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加工技術:一次試験の出題遍歴

加工技術(生産技術も含む)に関する問題は過去11年間で10回出題されている頻出問題ですが、出題内容の幅が広く点数も2~3点のため、捨て問にされる方も多いかもしれません。過去にさかのぼるほど専門性が高い問題(アクチュエータの動作など)が出されている時代もあったようで、技術者の方や生産管理に携わる方にとっては瞬殺問題ですが、製造にかかわっていない方にとっては、費用対効果が薄い逆ザヤ問題とも言えます。

表1 一次試験の加工に関する出題(クリックすると拡大します)

 

 

加工技術:二次試験での出題遍歴

事例IIIに出てくる企業は主に製造業ですが、金属やプラスチックへの加工を伴う企業が多いです。加工技術に関する記述がある事例は、過去19年間で14回の出題履歴があります。これほど事例IIIに取り上げられるということは、診断士がかかわる中小企業にも、このような加工メーカーが多く含まれるのではないかと推測します。与件には、加工に関する専門用語が出てくるので、まったく知らない用語でも、与件を読み解くことでキーワードの使いどころはわかる場合も多いと思いますが、関連知識を持ってる人のほうが混乱を抑えて対処できるはずですし、実現可能性が低いとんでも提案をする可能性を減らすことができると思います。

表2 二次試験の事例III のC社の業種と加工に関するワード(クリックすると拡大します)

次に、金属加工技術についてピックアップし実例を示しながら解説していきます。

動画で見てみると各加工技術をイメージしやすいと思うので、参考となるリンクも載せています。

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金属加工技術の系統図

図1 加工技術の系統図と過去出題履歴(クリックすると拡大します)

金属加工技術の系統図と、過去の出題履歴を示します。抜け漏れないよう調べておりますが、不備ありましたら申し訳ございません。

 

各加工について

切削加工:

ボール盤・フライス盤は切削工具が回転し、旋盤は部品が回転し、工具(刃物)と部品との接触によって加工を行います。ボール盤は、切削工具の上下移動のみですが、フライス盤は部品を平面上で移動することができます。「5軸フライス」などといった、平面移動軸+回転軸を備えた、段取り時間を削減できる加工機も登場しております。
また、NCはNumerical Controlの略で、設計図面に応じた数値を入力することにより、自動で加工を行える装置のことです。CNC(Computerized Numerical Control)とも呼びます。NC旋盤や、NCフライス盤など各種加工機にNC機能が付与されています。
マシニングセンタ(MC)は、多種類の加工を連続で行えるNC加工機で、それぞれの加工に必要な工具を自動で交換できる機能を備えています。
ターニングセンタは、NC旋盤の機能をより高め、他に工具を自動で交換できる機能を備えています。フライス加工や穴あけ等も行うことができます。
歯車加工機(歯切盤)は、その名の通り歯車構造を切削する加工機です。

フライス盤の動画:TOKYO匠の技 フライス盤
ボール盤の動画:ボール盤で穴をあける動画
旋盤の動画:TOKYO匠の技 旋盤
NC旋盤の動画:CNC旋盤の操作
マシニングセンタの動画:マシニングセンタの解説
加工例
ターニングセンタの動画:ターニングセンタの概要
歯車加工機の動画:歯車加工機の動作

 

研削加工:

研削盤は、砥石を使うことで加工精度がよく、切削加工より優れた仕上げ面が得られるという特長を持っています。機械ではできない人力が必要な加工では、職人の手による加工も行われます。例:バフ研磨など。

平面研削盤の動画:徳島の鉄工所のおっちゃんチャンネル←おっちゃんになごみます。
CNC研削盤の動画:CNC研削盤の紹介動画
バフ研磨の動画:手加工でのバフ研磨大型装置でのバフ研磨

プレス加工:

金属の板に上から力をかける(プレス)ことで、板を変形させ設計図通りの部品を作ります。順送>トランスファー、タンデム>単加工・ベンダー曲げの順で自動化と大量生産の度合いが高くなります。プレス機だけでは上下方向の力を加えるだけなので、金型と呼ばれるアダプターを取り付け、上下方向の力を所望の部品形状を形成する力に変換します。部品の複雑性や必要生産数に応じて、自動化の度合いが高い機械を用い、プレスに必要な金型も大型になり、初期コストがかかります。一枚の板から何個の部品を取るか、どの設備を用いるか、不良率を下げられるかを最適化するプロセスは、プレス加工メーカの腕の見せ所だと思います。

へら絞り:

絞り加工は、プレス加工に含まれますが、機械で難しいような加工を行う場合に、へら絞りといって、旋盤のような機械とへらを使った人力での加工を行います。まさに町工場で行われている職人技の加工で技術の高さを感じます。かっこよくて個人的に好きな加工です。

へら絞りの動画:匠の息吹を伝える

鍛造加工:

金属をたたくことで、構造を強化し機能を持たせる加工となります。刀鍛冶が熱した金属をたたいて、日本刀を強くする工程がイメージしやすいです。一般製品では、人力ではなく機械でたたく(鍛える)工程になります。日本刀のように金属を熱して加工する場合を熱間鍛造、常温で加工する場合を冷間鍛造といいます。それぞれ、メリットデメリットがありますが、部品仕様に応じた選択をおこないます。

熱間鍛造の動画:熱間鍛造の解説工場の動画
冷間鍛造の動画:冷間鍛造によるものづくり

表面処理:

表面処理は金属表面に所望の特性を付与するために行う工程です。
化学処理では、アルコール系の洗剤のようなものを使って表面の汚れをおとしたり、酸性の薬剤を使って表面の被膜を剥ぎ、きれいな表面を出しています。そのため、化学薬品を使うことから比較的大規模な設備が必要になり、後工程への移動時にせっかくの表面が汚れてしまわないように、移動時間の短縮と、清浄環境の構築がポイントとなります。

熱処理では、熱処理炉に投入して温度を上昇させ、表面の不純物を蒸発させたり、アニールと言って、金属表面に所望の結晶構造を析出させて機能を持たせたり、ガラスでは歪を緩和させて割れにくくすることができます。熱処理炉には一度に投入できる部品量が決まっており、また、熱処理には数時間の温度維持が必要になるため、バッチ処理により生産量を大きく増やすことが難しいことと、連続稼働を維持することが肝になります。

メッキ処理では、清浄表面に金や銀などの機能性のある金属をコーティングしていきます。上記の化学処理や熱処理を行った後に、実施される場合が多いです。電気を流して電解プロセスにより表面を形成する場合が多いですが、無電解メッキといって、電気を流さないでメッキを行う自由度が高いタイプもあります。H17のC社では、金属表面に錆状の防護層を形成することにより、耐候性を向上させた金属を作っていました。

電着塗装はメッキとは異なり、金属表面に樹脂の層を形成するため、塗装の一種に分類されます。電解メッキと同様、電気を流して電解プロセスにより表面に塗装面を形成します。

化学処理の動画:大型部品の前処理
熱処理の動画:焼入れ 高周波焼入れ 焼戻し 焼きなまし 焼きならし 熱処理
メッキ処理の動画:TOKYO匠の技
電着塗装の動画:カチオン電着塗装

鋳造加工:

鋳型を作って、その中に溶解した金属を流し込み(注湯といいます)、冷却することで金属を固め型を外して部品を取り出します。この段階では、バリ(表面についている金属の不要な部分)がついていたり、精度が悪い場合がありますので、必要に応じて切削加工などで追加工を行います。鋳型の種類としては、砂型、精密鋳造用型(ロストワックスなど)、金型などがあり、部品精度や生産量に応じて使い分けることになります。

砂型鋳造の動画:鋳造工程
精密鋳造の動画:ロストワックス法の解説
金型鋳造の動画:ダイカスト製造の流れ

接合加工:

金属と金属とを接合する加工になります。「ロウ接・はんだ」は、金属同士の間に「のり」(ロウ・はんだ)をつけて、冷やして固めるイメージです。一方で、「溶接」は接合させる金属の一部を溶かして「のり」にして、冷やして固めます。「のり」は常温では固体なので、流動性を持たせるために加熱します。
比較的新しめの技術としては、液体の「のり」を使うことなく、固体の状態で接合させる「固相接合」があります。一例としては、「拡散接合」と言って金属原子の拡散性を利用して金属同士の接合を行い、溶接では難しい高精度品や微細部品への適用や、ロウ接の際のガスや有機物も発生しない、といったメリットがあります。

ロウ接の動画:銀ロウ付け
溶接の動画:溶接の基礎(廃材天国TV)
拡散接合の動画:拡散接合技術の紹介

特殊加工:

切削加工や研削加工で得られないような加工精度や微細加工が必要な場合に主に用いられる加工です。
レーザー加工はレーザーを使って、放電加工は電気の放電を使って、超音波加工は超音波を使ってという感じで、使用する加工エネルギーがそのまま加工の名前になっております。この考えを持っていれば、昨年の過去問も推測で解けるはずです。

令和元年度第4問
加工技術に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 超音波加工は、液体を加圧して微小穴から噴射し、工作物に衝突させることに よって工作物を微小破砕させて、主として切断を行う加工法である。

イ 電子ビーム加工は、波長や位相がよくそろった光を、レンズとミラーで微小ス ポットに集束させ、このときに得られる高いエネルギー密度を利用して工作物の 切断、溶接などを行う加工法である。

ウ プラズマ加工は、気体を極めて高温にさせ、気体原子を陽イオンと自由電子に 解離しイオン化させ、この状態を利用して切断、穴あけ、溶接などを行う加工法 である。

エ レーザ加工は、電子を高電圧によって加速し工作物に衝突させ、発生する熱エ ネルギーを利用して工作物を溶融させて除去する加工法である。

正解ウ

プラズマとイオンの関係を知らなくても、超音波加工は超音波、電子ビーム加工は電子、レーザー加工はレーザー(光)を使うという認識を持っていれば、類推が可能です。聞いたことがない単語のオンパレードの問題でも、あきらめず設問を読み解いてみてください。

レーザー加工の動画:レーザー加工の解説
放電加工の動画:型彫放電加工の解説
超音波加工の動画:超音波振動による加工の解説
電子ビーム加工の動画:電子ビーム溶接のデモ
プラズマ加工の動画:プラズマ溶射工程

その他加工:

シャーリングは板金を切断するための加工機です。板金はロール形状で購入し、プレス機などに搭載するために板金を切断する必要があり、シャーリング機が活躍します。
仕上げ加工は、きさげ、部品の組み立てや、バリとり、磨き、梱包など、加工品を最終製品に仕上げるための工程です。部品によっては自動化が難しい場合があり、人の手が必要なネック工程になる場合があります。

シャーリング加工の動画:シャーリング加工の解説
仕上げ加工の動画:きさげ加工の解説

 

ライン形成について

加工機械について、様々な部品に適用可能な汎用機と、適用部品を絞って生産効率を高めた専用機という大きな区分けがあり、それぞれの機械の組み合わせや改造を施すことで、製造部品に応じた使い分けを行います。

また、加工機械を組み合わせたラインも、その少品種多量生産、多品種少量生産に応じたライン編成を行います。平成28年の過去問がよくまとまっています。

平成28年度第5問
下図は、機械加工設備をロットサイズと製品の種類で分類したものである。空欄 ①〜③にあてはまる設備の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から 選べ。

解答群

ア ①:FMS ②:トランスファーマシン ③:汎用工作機械

イ ①:FMS ②:汎用工作機械 ③:トランスファーマシン

ウ ①:汎用工作機械 ②:FMS ③:トランスファーマシン

エ ①:汎用工作機械 ②:トランスファーマシン ③:FMS

正解ウ

トランスファーマシンは、いくつかの加工機を並べて順番に加工を進めていくため、少品種大量生産に向いています。FMSはFlexible Manufacturing Systemの略で、トランスファーマシンより汎用性を高めたラインになっています。

 

加工装置のライフサイクルコスト(LCC)

加工装置のコスト面を考えてみます。各加工を行うために必要な装置や、汎用設備を用いて部品を製造するときに必要な金型やジグ費の導入コスト(イニシャルコスト)と、いわゆるランニングコストといわれる装置の定期メンテナンス(保全)費用、水道光熱費、更新費用、装置や建屋の減価償却費、装置の廃棄時のコストが必要になります。このイニシャルコストとランニングコストを合わせたものを、ライフサイクルコスト(LCC)といいます。

装置の大型化や多機能化により、イニシャルコストだけでなく、より多くのランニングコストも発生することになりますので、設備導入時には長期的な視点に立って投資回収計算・NPV計算等を行うことで、ライフサイクルコストを考える必要があります。有形固定資産の財務会計上の処理については、かーなの記事が詳しいです。
【渾身】財務会計~有形固定資産の一生で考える財務・会計(前編)~
【渾身】財務会計~有形固定資産の一生で考える財務・会計(後編) ~ 


 

職人に求められる技能

事例IIIによく出てくるワードとして、「熟練の職人」という言葉があります。皆さんはどのようなイメージを持たれているでしょうか。
製品によって、その姿は多種多様な広がりを持ちます。

切削加工において、最終製品によっては公差数ミクロンの精度が要求される場合がありますが、温度環境によって、金属は膨張・収縮をしてしまうため、ミクロン単位で部品寸法や切削工具の寸法がずれてしまいます。作業環境をできるだけ恒温恒湿にするとともに、職人が工具やジグの位置を変えながら試し削りによって調整することで、安定した品質を実現することができます。

また、切削工具は部品との摩擦により発熱するため、マシニングセンタなどでは切削工具を油などの冷媒で絶えず冷やしていますが、この油の量や温度、濃度によっても、仕上がりが大きく変動すると聞きます。加工の順番や速度に応じた微調整が必要になります。

さらに、NCになって自動化されても職人の技術が必要になります。設計図通りの寸法を実現するために、NCにどんな数値を打ち込むか。不具合が出たときにどこを調整すればよいかは職人の勘と経験が必要になります。たとえAI化されたとしても、環境に応じたパラメータを設定する職人が必要になると考えています。

熱処理、メッキ加工では、部品の状態により表面にメッキがうまく載らない場合や、異物などの様々な不良が発生します。職人は不良がどこにあったのかを、数値では測りにくい経験で補い不良の原因の目星をつけて探ることができます。

このような技術は、一朝一夕で身につくものではなく、また、簡単にマニュアル化といってすぐに標準化できるものでもありません。職人の勘と経験が必要になるため、技術を伝承するためには、職人の勘を見える化、数値化することを日常的に行う必要があります。
事例IIIでは、標準化、マニュアル化、という言葉を解答によく使いますが、「そう簡単にできることではないけど、会社の存続のためにやらなければいけないこと」という感じの難度イメージで使っていただければ、より現実に即していると思っております。

以下のリンクは熟練の職人がでてくる動画ですが、コメントがとても深いので、勉強の息抜きにご覧ください。
TOKYO匠の技 旋盤紹介編TOKYO匠の技 フライス盤紹介編TOKYO匠の技 メッキ紹介編

以上で加工技術 金属加工編を終わります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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本記事を書くにあたり参考にしたリンク:

機械加工の基礎知識
なるほど!機械加工入門 キーエンス
工作機械のイロハ
一般社団法人 東京都技能士会連合会
一般社団法人 日本工作機械工業会

プレス加工の概要
FMS
トランスファーマシン
マシニングセンタ

EMIDAS 技術ピックアップ動画

 

どうも、Tomatsuです。

(前回までの記事はこちら

いつも道場ブログを読んで頂き本当にありがとうございます。

さて、突然ですが、みなさま「都市計画法の店舗面積の問題を捨て問にしよう」と思っていませんか?

こういう問題です。

【運営管理】H27 第23問(引用元:一般社団法人中小企業診断協会HP)

都市計画法および建築基準法による用途地域に関する説明として、最も適切なものはどれか。

(ア)床面積が1,000m2の店舗の場合、第一種低層住居専用地域に出店することができる。
(イ)床面積が2,000m2の店舗の場合、第二種中高層住居専用地域に出店することができる。
(ウ)床面積が5,000m2の店舗の場合、第一種住居地域に出店することができる。
(エ)床面積が12,000m2の店舗の場合、準住居地域に出店することができる。
(オ)床面積が15,000m2の店舗の場合、近隣商業地域に出店することができる。

「他の科目の暗記でいっぱいいっぱいだし、細かい床面積の基準なんて覚えてられない。捨て問にしよう~」

多くの方がこのような対応を取られているかと思います。

私も直前期に突入する前は脳内メモリがいっぱいいっぱいでしたし、そもそも上記を覚えておくことに意義を感じられず、店舗面積は捨て問にしようと思っておりましたので気持ちはすごく分かります。

ただこれすごくもったいないです。

理由は二つ。

① 都市計画法は意外と出題されるから(過去5年間で2回:R1,  H27)

② 体系的に暗記すれば簡単に覚えられるから(10分でOK)

診断士試験における2~3点の重みは言わずもがなですが、こういう細かい論点に相対した時に使える武器を多く持っておくことが合格のカギとなります。

超細かい論点で恐縮ですが本記事では、店舗面積の覚え方について解説します。

2~3点をもぎ取りたい方は是非読んでみて下さい。

用途地域による建築物の用途制限

まずは、都市計画法の用途地域内の建築物の用途に関する制限をみていきましょう。

拡大版はこちら

はい、パニック状態ですね。

こんなマトリックス図にまとめられても覚えられる訳がないですよね。

予備校のテキストも基本このマトリックス図を簡略化したものですので、試験対策には使いづらいです。

フロー図にまとめてみた

という訳で覚えやすくするために下表のようにまとめ直してみました(クリックすると拡大します)

 

正直これを覚えるだけで百発百中で解けます(言い換えるとこれで解けない問題は誰も解けない)。

覚え方について、もう少し解説いたします。

1.住居地域系

住居地域系が一番めんどくさいのですが、慣れれば簡単です。

まず、選択肢を見て住居地域系に該当していたら下記を確認しましょう。

① 「低層専用」or 「中高層専用」or 「専用がついていない」

② 第一種 or 第二種

低層の場合は、第一種は「店舗は建てられない」、第二種は「150 m2以内までOK」

第一種の方が厳しくなるイメージです。

中高層の場合は、第一種は「500 m2以内の店舗 & 大学・病院」、第二種は「1,500 m2以内までOK」

第二種のみに着目すると、低層が150 m2、中高層が1,500 m2なので、「10倍」するイメージを持っておけばOKです。

専用がついていない場合は「3,000 m2以内までOK」ということを覚えておきましょう(パチンコ・カラオケの制限は覚えなくても良いです)。

また、例外として田園住居地域がありますが、これは「500 m2以内」という数字を覚えておけばOKです。

まとめると住居地域系に関しては、覚えておくべき数字は下記に限定されます。

覚えておくべき数字
  • 150 m2 (第二種低層専用)
  • 500 m2 (第一種中高層専用・田園住居地域)
  • 1,500 m2 (第二種中高層専用)
  • 3,000 m2 (第一種住居地域・第二種住居地域・準住居地域)

2.商業系

商業系はめちゃ簡単です。

「近隣」商業地域だろうが商業地域だろうが何でも建てられます

近隣が付いているか否かで異なるのは、キャバクラ・ナイトクラブの設置可否のみです。

ここも試験で問われるとは思えないので、下記のように覚えておきましょう。

商業系は基本何でも建てられる(サイズも無制限)

3.工業系

工業系も簡単です。

三つしか選択肢がないので、それぞれの特徴を覚えておきましょう。

① 「準」工業地域 : 商業系と同じく基本何でも建てられる

② 工業地域 : 10,000 m2以内まで

③ 工業「専用」地域 : 店舗系は設置不可

上記の判別さえ出来れば勝ったようなもんです。

まとめ

都市計画法が出た場合の取り組み方についてまとめます。

ステップ1:選択肢が「住居地域系」「商業系」「工業系」のどれに該当するか判断

ステップ2a:「住居地域系」の場合は、低層「専用」、中高層「専用」、専用がついていない住居地域、田園住居地域、のどれに該当するか判断

ステップ2b:「商業系」の場合は、基本的には何でも建てられる、と判断

ステップ2c:「工業系」の場合は、「準」工業地域、工業地域、工業「専用」地域、のどれに該当するか判断

また、覚えておくべき数字は基本的に下記に限定されます。

  • 店舗建てられない(第一種低層専用・工業「専用」地域)
  • 150 m2 (第二種低層専用)
  • 500 m2 (第一種中高層専用・田園住居地域)
  • 1,500 m2 (第二種中高層専用)
  • 3,000 m2 (第一種住居地域・第二種住居地域・準住居地域)
  • 10,000 m2 (工業地域)
  • 無制限(商業系・「準」工業地域)

私は上記のようにフロー図にまとめ直して覚えたことで、都市計画法は百発百中で解けるようになりました。

是非だまされたと思って使ってみてください。

おまけ:超人気YouTuber・ラファエルさんも絶賛の資格「中小企業診断士」

今日はおまけサブカルコンテンツとして、ラファエルさんの動画を紹介したいと思います。

ラファエルさんと言えば、仮面&スウェットスタイルで日本刀や鉄球を使った検証系動画で有名になった人気YouTuberです。

超有名なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

過激系コンテンツも多いのですが、自衛隊への入隊経験や社会人経験など、人生経験が豊富で、タメになる動画も数多く配信されております。

そんな超人気YouTuberのラファエルさんですが、なんと2016年にアップした動画俺が勉強した【資格】これあれば社会人でスピード出世できるかもで診断士について語られております!!

ラファエルさんが会社員だったころにアップされたものなのですが、この動画では診断士試験の概要や勉強することのメリットについて語られております。

彼自身は途中で資格取得を断念されたようですが、「企業経営理論」「財務会計」「経済学・経済政策」は資格取得に関わらず勉強したいと思ったようで、皆さん御馴染みのTACスピテキを購入してかなり勉強されたようです。

診断士の内容は勉強するだけでも相当価値がある。そのようにおっしゃっております。

やっぱりこういう有名な方に取り上げて頂けるのはありがたいですね~。

コロナ禍でモチベ―ション維持に苦戦されている方も多いかと存じますが、ラファエルさんも絶賛の「中小企業診断士資格」の取得を目指して日々の対策を継続して頂ければと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

明日は11代目の大トリ、べりーさんの登場です!


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こんにちわ。CKです。
GWも終わり、いよいよ1次試験本番に向けた仕上げの時期に入ってくる頃だと思います。
本番が近づくにつれ焦りなども出てくるかと思いますが、この時期に改めて残りの日数をカウントして「何を」「どの様に」「どの程度」行うかを、ザッとでもいいのでイメージしておくと良いと思います。特に「どの程度」というのは重要で、がむしゃらに解くだけでは焦りは消えませんし、科目間のバランスも崩す可能性もあります。これまで学習してきた中で自分のペースや理解度などは見えてきていると思いますので、それをベースにどの程度までやるか、という線をこの時点でイメージすると精神的にも残り2ヶ月間勉強しやすいかと思います!

さて今日はセミナーで質問も頂いていました「語呂合せ」について書かせていただきます。

私は受験時代、どうしても覚えにくい箇所については語呂合せに頼っていました。今回は自作の語呂合せの他、他の11代目メンバーが作成・活用した語呂合せ、過去の道場記事からのおすすめ語呂合せをまとめて、掲載させていただきます。
語呂合せは語感や連想するイメージにより「合う」「合わない」の個人差があると思いますので、サラッと読んで「合う」ものだけでも使って頂けたら幸いです。

【企業経営理論】モチベーション理論 (岩塩)

波動マックス

ーズバーグは機づけ衛生理論、マクレガーはX理論Y理論

(出典:I can do it. 都内に住むITエンジニアの備忘録 http://senvei.com/368.html

 

【企業経営理論】モチベーション理論 (ぴ。)

アジのひらき

アージリスは職務

 

【企業経営理論】モチベーション理論 (5代目butao)

バスうろうろ完成

バスーンズ&トーカー
うろうろ: ッドワード、ーレンス&ーシュ
完成 : 境条件(バーンズ&ストーカーの条件)、産技術(ウッドワードの主張)

(butao過去記事: https://rmc-oden.com/blog/archives/68334 )

 

【企業経営理論】  ベンチャー企業が直面する関門 (おべんと君)

ましだ!

: の川
: の谷
: ーウィンの海

 

【企業経営理論】 市場細分化の要件 (初代ハカセ)

ソーセイジ

定可能性・近(=到達)可能性・持可能性・行可能性

(ハカセ過去記事:https://rmc-oden.com/blog/archives/1806

 

【企業経営理論】 ブランド戦略 (初代ハカセ)

ラブマシーン

イン拡張・ランド拡張・ルチブランド・ブランド

(ハカセ過去記事: https://rmc-oden.com/blog/archives/1806

 

【運営管理】 生産の3S  (初代ふうじん)

ひょうたんの専門家

準化・純化・専門化

(ふうじん過去記事:https://rmc-oden.com/blog/archives/71798

 

【運営管理】 経済的発注量 (ぴ。)

PCの中に2つのHD

√{2×1回あたりの発(H注費用×年間需(D要量÷単価(P)×在庫費用率(C)}

 

【運営管理】ワークサンプリング法 「作業」と「余裕」の分類 (9代目だいまつ)

団体の主婦

準備作業 ・ 主作業=作業+随作業

監査の職場は人が費用

理余裕=業余裕+職場余裕 ・ 的余裕=労余裕+達余裕

(だいまつ過去記事:https://rmc-oden.com/blog/archives/105676

 

【経済】 ラスパイレスとパーシェを利用した指標 (ぴ。)

シラスとジーパン

費者物価指数:ラスパイレス方式

GDPデフレータ:ーシェ方式

 

【経済】 物価指数ラスパイレス方式とパーシェ方式 (CK)

ラッキー!パフィー!

スパイレス方式: 準時点の数量で加重平均

ーシェ方式  : 較時点の数量で加重平均

 

【経済】 為替レートの決定理論 (CK)

アフロ購買

セット・アプローチ:超短期
フローアプローチ:短期
購買力平価説:長期

 

【経済】マンデルフレミング (3ch)

自由なら返金有効

資本移動自由なら動相場制では融政策が有効

 

【経済】マンデルフレミング 資本移動自由時の有効策 (おべんと君)

在庫返金

定相場制なら政政策、動相場制なら融政策が有効

 

【情報】OSI基本参照モデルの覚え方 (岩塩)

アプセトネデブ  ←寝てたデブがUpset(取り乱す)

プリケーション層
レゼンテーション層
ッション層
ランスポート層
ットワーク層
ータリンク層
理層

 

【情報】それぞれの層に対応する機器との対応づけ (岩塩)

デブなブリが寝るオゲレツ

デブ: ータリンク − リッジ
ブリ: 理層 − ピータ
寝る: ットワーク層 − ータ
オゲ: 用(アプリケーション)層 − ートウェイ

(出典: Kodak*Ism  https://kodak-ism.com/osi/)

 

【情報】 HDDの読み込みステップ (CK)

シーサーDAY! 

シーク ⇒ サーチ ⇒ データ転送

 

【情報】 暗号化アルゴリズム方式を弱い順から (CK)

明日会えるさ!

RC4 < AES < RSA

R: 4:  AE: あえ RSA: るさ

 

【情報】ACID特性の覚え方 (ぴ。)

ゲイツ独立したい

子性 ・ 貫性 ・ 独立性 ・ 久性

 

【情報】PMBOKとBABOKの数字の覚え方 (CK)

後藤マネージャーが読む分析

PMBOK: 5(ご)のプロセス群と10(とう)の知識エリアをまとめたプロジェクトマネジメント

BABOK: 4(よ)の領域と6(む)の知識エリアをまとめたビジネス分析

 

【情報】 XPの特長 (CK)

(素直で元気な)後藤くん

←上記後藤マネジャーの息子としてセットで覚える。

XP:5(ご)つの価値と19(とうくん)のプラクティス

XPの価値のである「単純さ」「勇気」「尊重」など、素直で元気な少年のイメージ

 

【情報】PMBOKの10の知識エリアの覚え方 (岩塩)

統合酢ダコと品の良い人のコミュニケーションはリスクなので調達されたステーキを食う!

統合 マネジメント
コープ マネジメント
イム マネジメント
スト マネジメント
質 マネジメント
的資源 マネジメント
コミュニケーション マネジメント
リスク マネジメント
調達マネジメント
ステークスホルダーマネジメント

(出典:世田谷マミィ http://singarich.jp/2017/06/04/initiate_close_overview/

 

【情報】システムの開発 非機構要求の覚え方 (CK)

ひっきー3回グレて6つのポイント
←宇○田ヒカルが3回グレて6つの賞を獲得したイメージ

非機能要求はつのグレードとつの要求ポイント

 

【中小】 中小企業基本法の基本理念 中小企業者の役割 (さいちゃん)

信州の市場地域

たな産業の創出
業の機会の増大
市場における競争の促進
地域における経済の活性化

(出典:ほらっちチャンネル https://www.youtube.com/watch?v=8UO5qkBrgUA

 

【中小】 中小企業基本法の基本理念  (CK)

たぶんトンカツ多周期。このハジキは、わが経済基盤。

←トンカツ大好きなマフィアが拳銃を持っているイメージ

様な野で色ある事業動を行い、様な業の会を提供し、人がその力を揮しつつ業を行う会を提供することにより、我が国の経済基盤を形成するもの

 

【中小】 小規模基本法 「小企業者」の定義(ぴ。)

小企業者は持続的にGo!!

従業員数5人以下・事業の持続的発展・内閣が5年間の「小規模基本計画」を定める。

(出典:ほらっちチャンネル https://www.youtube.com/watch?v=ymzuOW7JhqU

 

【中小】 経営力向上計画の対象に出てくる「中堅企業」の定義(CK)

突然でてきた中堅企業 

資本金10億円未満 従業員2000人未満  ← 10  ぜん1,000

 

<その他 語呂合せ・暗記法 過去記事>

歌って覚えるキャッシュフロー計算書 (7代目nori)※さとまる推薦!
https://rmc-oden.com/blog/archives/91366

【情報】くだらないほど忘れない (4代目はんた)
https://rmc-oden.com/blog/archives/49200

おやじの天敵⇒情報システム (初代JC)
https://rmc-oden.com/blog/archives/247

経営情報システムの暗記術:具体例・語呂合わせなど (初代ハカセ)
https://rmc-oden.com/blog/archives/338

情報語呂合わせまとめ (9代目かわとも)
https://rmc-oden.com/blog/archives/113751
※自作中心にゴロ合わせ・暗記法が49個も掲載されています。(エクセルDL可!)

 

以上、CKでした。

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おはようございます。岩塩です。GWの真っ只中、学習は順調に進んでいるでしょうか??私は家にこもってつん読の消費をしております。数年前に購入した統計学が最強の学問であるを読み、感化されたのもありまして、今日は統計学の話題を書いてみます。

統計学といえば、○○分散○○検定など、財務会計・運営管理・経営情報システムでも登場する分野です。財務会計のポートフォリオ理論は重要論点ですが、その他の内容は「逆ザヤ沼問題」(byべりー)と認定して捨て問とする方も多いのではないでしょうか。

私は統計学をまともに勉強したことがなかったので、診断士試験では深入りしないようにしていました。というか諦めました・・・ orz 診断士試験の科目として勉強するには勉強のコスパがあまりよくないので、得意でない方は後回しにしたほうがよい分野かと思います。しかし一方で、大量のデータを扱うことがますます重要になっている昨今。今後も関連問題が継続的に出題されると予想します。そこで、統計学のイメージをざっくり理解しよう!というコンセプトで記事を書いてみたいと思います。

 

<全体像>

統計学はこんな感じの体系となっています。今日は、記述統計と推計統計について書いてみます。

 

<記述統計>

「平均」、「分散」などは、データ群の特徴を記述するものです。例えばA君とB君が11回のテストを受けました。二人とも平均点は60点でした。平均だけ見ると二人とも同じくらいの学力といえそうですが、どうでしょうか。テストの結果をヒストグラムにしてみると、以下のような結果でした。

A君は70点以上の高得点は取れませんが、40点以下になることもなく、安定して点数が取れています。一方B君は波があり、80点以上の高得点を取ることもありますが、20点台になってしまうこともあります。B君の方が点数のばらつきが大きいです。ばらつきの指標である標準偏差はA君:6.9、B君:18.4で、ばらつきが大きいと標準偏差が大きくなりますばらつきが大きいのは危険(=高リスク)です。これが診断士試験であれば、A君は合格、B君は・・・

株式も同じで、大儲けはできないけど損もしない株(A君タイプ)と、大儲けできる可能性もあるけどちょっと損する可能性もある株(B君タイプ)があります。どちらも平均60点でリターンは同じですが、ばらつきの小さいA君タイプ株のほうがリスクが低いです。一方、B君タイプ株を単独で持つのはリスクが低いです。B君タイプ株が損する時に逆に儲けてくれるような株を組み合わせて持てばリスクが下がります。逆の動きをする株は、相関係数が-1に近くなるような株です。(そんな株が都合よくあればよいのですが・・・)

分散、標準偏差、共分散、相関係数の式は重要なので必ず覚えておきましょう。分散は偏差を二乗するので必ずプラスの値になります。(よって標準偏差もプラスになる) 一方で、共分散はプラスにもマイナスにもなりえます

 

<推計統計>

運営管理の品質管理は重要ですが、全数検査が難しいこともありますよね。そういうときには、全ての製品(母集団)の中からいくつかを抜き取り(標本)、抜き取ったものを調べて、全ての製品のことを推定します。区間推定仮説検定という手法があります。

  • 区間推定:母集団の特徴が不明で、どの範囲にあるかを推定する
  • 仮説検定:母集団の特徴がだいたいわかっていて、本当に正しいかどうか確かめる

例えば、

部品を前例がないほど長期間在庫した後、どのくらい劣化しているかを推定する場合⇒区間推定
図面上10cmの部品を生産して、ちゃんと10cmになっているかどうかを判定する場合⇒仮説検定

を使います。

 

■区間推定■

サンプリングしたものを使って、全体の傾向を「だいたいこのくらい」と推定するのが区間推定です。例えば、在庫中の部品からいくつかを抜き出して、それらの破断強度を測定します。その結果を使って区間推定をすると、例えば「部品の破断強度の平均値は、95%の確率で573~579の間にある」のような結果が得られます。部品全体の破断強度は正規分布になっているだろうと仮定して推定します。95%は信頼係数といいます。95%を使うのが一般的ですが、場合によっては90%や99%を使うこともあります。

【H23 情報 第24問】
破断強度を調べるために在庫している銅線をサンプル調査し、10個のデータを得て、平均値の区間推定を行った。以下のうちで最も適切なものはどれか。ア 自由度を10として計算する。
イ 信頼係数95%で区間を求める場合、区間は-1.96σから+1.96σの範囲である。
ウ 推定には,標準正規分布を使う。
エ 母集団分布は正規分布を仮定する。

母集団は正規分布だと仮定するので、正解は(エ)です 正規分布に関しては9代目桃ちゃんの記事も参考になります。

 

■仮説検定■

仮説検定では、実証したい内容の仮説と、その反対の仮説という2つの仮説を用意し、反対の仮説は正しくない!と棄却して、実証したい仮説が正しいことを示す、というアプローチを取ります。実証したい内容を対立仮説反対の仮説=帰無仮説、といいます。(ちょっとややこしいですが、用語は覚えておくといいかもしれません) 例えば、超能力があると主張したい場合は、

  • 対立仮説実証したい内容):超能力はある
  • 帰無仮説反対の内容):超能力はない

とします。

【H30 運営 第16問】
ある工場では、自動設備を利用して飲料の瓶詰を行っているが、瓶に詰められた内容量のバラツキを抑制する目的で新設備を試作した。この工場では、仮説検定を行うことで、試作機の性能向上を確かめたいと考えている。(設問 1 )
現有設備を使用したときの内容量の標準偏差σ0が1.1 ml であることから、新設備を使ったときの内容量の標準偏差をσとしたもとで、以下のように帰無仮説H0を設定した。対立仮説H1として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
H0:σ2=1.12

〔解答群〕
ア H1:σ2<1.12
イ H1:σ2>1.12
ウ H1:σ2=1.12
エ H1:σ≠ 1.12

対立仮説=実証したい内容です。実証したいのは、バラツキすなわち標準偏差が現有設備の1.1より小さくなっていることなので、正解は(ア)です

 

ここから少し細かい話になりますが、帰無仮説を棄却するかどうかは、実際にデータを取ってみて、その結果が帰無仮説のもとで十分に起こりにくいかどうかを確認します。

例えば、コインの裏表で勝ち負けを決めるゲームがあるとします。例の自称・超能力者がそのゲームで5回連続勝ったとします。

 

5回連続で勝つ確率は

(1/2)×(1/2)×(1/2)×(1/2)×(1/2)=0.03

です。これをp値と言います。これを高いとみるか低いとみるかは人それぞれになってしまうので、p値を高いとみるか低いとみるかの判断基準をあらかじめ決めておきます。この判断基準が有意水準αです。(αは0.05とか0.01とかを使うことが多いです) p値がαより小さい場合は、帰無仮説の状況下では起こりにくいことが起こったということで、帰無仮説を棄却します。

  • α=0.05を使った場合、
    p値(0.03)<有意水準α(0.05)
    となるので、帰無仮説を棄却します
    (5回連続勝利は十分珍しい。超能力がないとは言えない)
  • α=0.01を使った場合、
    p値(0.03)>有意水準α(0.01)
    となるので、帰無仮説を棄却しません
    (5回連続勝利は十分に珍しいとは言えない。超能力がないことを否定できない)

※ちなみに帰無仮説を棄却しないということは、帰無仮説が正しいと認めるということではなく、どちらの仮説もよくわからないということになります。

ついでに下記の用語も確認しておきましょう。
第一種の過誤:帰無仮説が正しいにも関わらず、帰無仮説を棄却してしまうこと。
(上記の例でいうと、超能力はあると結論付けたが、実は超能力ではなくただの偶然だった、という場合です。有意水準αの確率で第一種の過誤が起こります。)

第二種の誤認:帰無仮説が正しくないにも関わらず、帰無仮説を棄却しないこと
(上記の例でいうと、実際は超能力はないけど、超能力がないことを否定できない状態です。αを小さく設定すると、第二種の過誤を犯す確率が上がります。)

 

細かい話で嫌になると思いますが、最後に検定の種類について書いておきます。データ群の内容によって、p値の計算方法が異なります。t分布を従うのがt検定、カイ二乗分布に従うのがカイ二乗検定、といった具合です。いくつかの検定について、どんな時に使うのかまとめてみました。

(「みんなの医療統計 12日間で基礎理論とEZRを完全マスター!」を参考に作成)

tとかzとか、呼び名の由来も規則性もよくわからなくてややこしい・・・「分散分析」という名前なのに、分散が等しいかどうかを検定するのはF検定とは・・・ など色々つっこみたくなります。

【H25 情報 第25問】
統計的仮説を検定する方法には様々なものがあり、適切に使い分ける必要がある。以下の文章の空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。母分散が未知の2つの母集団の平均の差を検定したい。2つの母集団からそれぞれ独立に、十分に大きな数の標本を採取できる場合には、標本平均は正規分布に従うと考えて、 標本の不偏分散を母分散の代わりに使って[A]を適用できる。少数の標本しか得られない場合には、母分散の信頼できる推定ができないので、[A]を使えない。しかし、2 つの母集団が共に正規分布をし分散が等しい場合には、[B]が利用できる。その場合、2つの母集団の分散が等しいことを検定するには、[C]を利用することができる。

A B C
F検定 t検定 z検定
F検定 z検定 t検定
t検定 F検定 z検定
z検定 t検定 F検定

Cは分散が等しいことを検定するのでF検定ですね。正解は(エ)になります Aは「標本の不偏分散を母分散の代わりに使って」とのことなので、母集団が既知と捉えることができるためz検定、Bは母集団未知のためt検定です。

t分布やカイ二乗分布をもう少し知りたいという方は、ハンバーガー統計学をというWebサイトが参考になるので読んでみてください!

(ポワソンやベルヌーイなど、色々な分布についても書こうかと思いましたが、今回はやめておきます・・・)

 

<まとめ>

まずは財務会計のリスク&リターン、ポートフォリオを確実に理解するようにしましょう。そして、運営管理・情報システムの推計系の問題はあまり無理しないようにしましょう。

 

********************************

 

最後に告知をさせていただきます!
私も参加している受験生支援団体のタキプロオンラインセミナーを行います!受験生のお悩み、ご質問をひとつでも多く解消するために、小グループ単位でのディスカッションをメインにした「個別よろず相談会」を計画中です。勉強方法の疑問解消に、モチベーションアップに、あるいはちょっと息抜きに・・。ぜひぜひご参加ください!道場のセミナーとはまた違った話が聞けると思いますよ。 11代目さとまる&いけちゃんも登場予定です!

タキプロ春セミナー2020

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プログラム
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定員 50

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以上、岩塩でした(_ _)


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

(過去記事はこちら

 

月曜日です。皆さま、本当に毎日お疲れ様です。

通勤されている方も、テレワークの方も、自宅待機の方も、家でするお仕事の方も、学生さんも、ほんとに毎日お疲れ様です。

土日だって、いつものようにお出かけって訳にもいかないし。

ゴールデンウィークの過ごし方だって悩みの種。

疲れますよねぇ、今の状況。

 

勉強が気分転換になる方は、ゾーンに入るまで勉強するもよし。

勉強が手に付かない方は、それはそれでいいと思います。

今の至上命題は、「心身ともに健康でいること」です。あなたも私も。

もう一度言いますよ! 心と体の健康が一番ですから。

勉強はそれぞれのペースとタイミングで大丈夫です。

 

さて、先日のオンライン春セミナー(略してオン春)で、「財務・会計の攻略方法を教えて下さい」という質問を頂きました。

昨日のベリーの記事でも攻略法をたっぷり紹介しているので、こちらもぜひ。

 

財務・会計攻略法というと、一つには簿記の勉強をするというのがあると思います。

先日オン春で、さいちゃんも言ってましたね。

 

私も簿記学習に賛成です。

一応、仕事の関係で簿記2級までは持っているのですが、仕訳や原価計算、財務諸表の成り立ち等は診断士の「財務・会計」の範囲と重なるので、2級を持っていると診断士の学習がラクです。

たとえば2ヶ年計画で合格を目指している方は、今年は簿記2級の取得を目標に勉強するのも良いと思います。

簿記の試験は年に3回あるので、受験機会が多いのも魅力です。

 

 

もう一つはずばり、実務を経験することですが、「そんなの今の職場じゃ無理だよ!」という方も多いと思います。

実務の何が良いかというと、問題演習のような断片の知識だけでなく、全社的な視点や項目と項目の関連性、中長期的な時間の連続性を体験する中で理解が深まることです。

 

なんとかそれを記事で再現できないか……と考えた結果、本日のテーマは

【渾身】有形固定資産の一生で考える財務・会計(前編)になりました。

書き始めたら長くなったので、次回(後編)もあります。

「一生」というのは、つまり企業に選ばれて、導入されて、減価償却されたり修理されたりしながら使われて、売却or除却されるまでの一連の流れのことです。

 

有形固定資産、何でもいいんですけど、ここはひとつ「工作機械」でいってみたいと思います。

マシニングセンタでもレーザー加工機でも、好きな工作機械を想像して読んでみて下さい。

「そんなん知らん」という方は、ポチっとボタンを押したら自動で金属を削ってくれる機械を想像して頂ければ。

適宜注をつけてはいきますが、全体的に簡略化しておりますので、厳密さというよりは「流れ」や「全体像」をつかむための記事としてお読み頂ければと思います。

 

 購入の検討

それではさっそく、工作機械を買いましょう。

どんな機械がいいのか、スペックは、用途は、それによって生産性はどれだけ上がるのか。

カタログを見ていると心が躍ります(多分)。

購入にかかる資金と導入によって得られる効果を、お金ベースで検討します。

これが意思決定会計です。

 

◆意思決定会計◆

いきなり他力本願で恐縮ですが、意思決定会計については過去の良記事があるのでそちらをご参照下さい。

なぜなら、これだけで今日の記事が終わってしまうような重量級の話題のため……。

それと、意思決定会計は一次・二次とも重要論点ですが、配点からすると二次試験が本戦です。

なので、その時にまた取り上げましょう。

 

財務会計:意思決定会計を得点源にする! (by初代ふうじんさん)

 

超シンプル事例でNPV・IRRに慣れてみる (by10代目どいこうさん)

 

なおさんの2次試験 解答&解説:令和元年度事例Ⅳ(by10代目なおさん)

(令和元年度=2019年度の二次試験事例Ⅳ 第3問は、新規設備導入に関する設問でした)

 

平成29年度=2017年度の事例Ⅳ 第3問でも設備更新に関する問題が出ていますので、二次試験でも重要論点だということは、くれぐれも覚えておきましょう。

 

 

【仕訳】

特にありません。まだ検討しているだけですから。

 

【P/L,B/S,C/Fの動き】

P/L,B/S,C/Fとも、特に変化はありません。

 

 

 有形固定資産の購入

新規機械導入の効果を十分に検討したうえで、この機械を購入することにしました。

仮に購入価格を1,000万円としましょう。

1,000万円……自社の事業規模からすると大金なので、銀行からお金を借りることにします。

借入金の発生です。

短期借入金か、長期借入金か? 即答できますでしょうか?(答えは後ほど。)

 

無事銀行から1,000万円を借り入れることができたため、念願の新しい機械を購入しました。

※当該機械は期初(3月決算の場合は、4月1日)に導入し、その日から稼働することとします。

 

では、このときの仕訳と、P/L、B/S、C/Fの動きを見てみましょう。

 

【仕訳】  単位:千円

①銀行から資金を借り入れた時

 借方:(現金)10,000       貸方:(長期借入金)10,000

※「普通預金」「当座預金」で仕訳を行うこともあります。その場合は借方が「普通預金」「当座預金」になります。以下同じ。

※以下、借方/貸方は省略します。

 

新規機械などの設備投資に使うのは、長期借入金です。

B/S上では返済期間が1年を切ったものは流動負債になるのでややこしいですが、ざっくり、短期借入金は買掛金の支払いや人件費等の日々の運転資金、長期借入金は設備投資等の長期投資資金といったイメージです。

ちなみに、長期借入金は貸す方のリスクも相対的に高くなるので、審査が厳しく、金利が高くなる傾向にあります。

そのため長期借入金の形で借りて運転資金に使っても悪くはないですが、すぐ返せる予定の資金は短期借入金の条件で借りるのが普通ですかね。

 

②機械を購入した時 単位:千円

 (機械装置)10,000       (現金)10,000

 

【P/L,B/S,C/Fの動き】

P/L:特になし ※借入金の支払利息は、期末に発生するものとします。

 

B/S:有形固定資産(固定資産)と長期借入金(固定負債)が増える

念のため、①と②を細かく見てみましょう。

①銀行からお金を借りた時

現金が増え、長期借入金が増えます。

 

②機械を購入した時

現金が減り、有形固定資産が増えます。

 

この結果、機械装置という有形固定資産が増え、長期借入金という固定負債が増えました

 

 

C/F:①で財務活動CFが増える動き、②で投資活動CFが減る動き。

銀行から借りた1,000万円をそのまま機械の購入にあてているので、キャッシュの残高としてはプラマイゼロです。

ただし、「営業活動CF」「投資活動CF」「財務活動CF」のどこがどう動くのかは、しっかり確認しておきましょう。

 

 

◆ソフトウェアに関する会計知識◆

関連項目として、無形固定資産であるソフトウェアの資産計上方法もチェックしておきましょう。

平成30年度に出題されています。

(引用元:一般社団法人 中小企業診断協会HP)※以下同じ

【平成30年度 第5問】

(図はクリックで拡大します。)

 

→正解はア。

細かいので覚える必要はないですが、選択肢アの「機械装置等に組み込まれたものを除き」というのは、ソフトウェアであっても機械装置に組み込まれたものは、原則、機械装置(=有形固定資産)として資産計上されるということです。

ですが、この問題はイ~エの選択肢を消していくことで対応可能と思います。

 

 

 

◆資金調達◆

もう一問、資金調達に関する知識の整理は大丈夫ですか?

令和元年度の第20問が資金調達について問う設問でした。

【令和元年度 第20問】

→答えはエです。

 

資金調達は、覚えることも少ないですし、覚えていれば瞬殺できるので、おさえておきましょう。

どうやって覚えるか? この図をメモ用紙に10回~20回書けば覚えます。

(すみません、ド根性系の文系なので、こんなことしか言えなくて。)

書きましょう。手を動かして覚えましょう。

余談ですが、私は「手を動かして覚える系の知識」は項目を書き出しておいて、忘れた頃にセルフ抜き打ちテストをしていました。

突然、「標準偏差の求め方、覚えてる?」とか自分に問題を出すのです。

皿回しのいちバリエーションと言えるかもしれません。

 

 

 有形固定資産の使用と修理

ついに、念願の新しい機械が工場に導入されました。

作業の効率が上がり、利便性や安全性も向上して従業員もニコニコです。

 

◆労働装備率◆

従業員……機械……ここで「労働装備率」という単語が浮かんだ方。

素晴らしいです。勉強の成果が出てきているんじゃないでしょうか。

 

改めて、「労働装備率」とは? おさらいしましょう。

「率」と言いつつ単位が「円」であることに注意して下さい。

 

労働装備率は、平成30年度に他の指標と絡めて出題されています。

【平成30年度 第10問】

※下線は私が引いています。

 

→ウが正解ですね。

有形固定資産が増、従業員数が減なので、これは瞬殺問題でした。

 

 

 

◆設備保全◆

ついでに、運営管理の出題範囲ですが、「設備保全」についても確認しておきましょう。

工作機械を安全かつ精度を保って使用するためには、日々の保全が欠かせません。

令和元年度 運営管理の第18問で保全活動の問題が出ました。

【令和元年度 運営管理 第18問】

→正解はイです。

設備保全については、平成30年度にも出題されていましたね(第19問)。

さらに、こちらの記事もチェックして下さい!

【渾身】設備保全のあれこれ (by 8代目たっしーさん)

 

不幸にも機械が故障してしまい、業者に修理を頼むとどうなるでしょうか。

修理代は50万円、現金で支払いました。

 

【仕訳】単位:千円

 修繕費  500            現金  500

 

【P/L,B/S,C/Fの動き】

P/L:修繕費という「費用」が発生しているので、売上原価が増えます

 

B/S:左側は、現金が減ります。右側は、普段ここだけ取り出して考えることはあまりないですが、理屈でいうと純資産が減ります

実際には、P/Lで費用が増えたので、その分当期純利益が減り、それがB/Sの純資産に影響するという流れになります。

このあたりのことは、岩塩のこちらの記事に詳しく書いてあります。

【診断士1次試験】財務会計初学者は項目間の”繋がり”を意識しましょう

 

C/F営業活動CFがマイナスの動き

機械の修繕は本業での費用発生なので、営業活動CFにカウントされます。

 

以上、前半はここまでです。

4.決算処理

5.処分(除却・売却)

については、後編でみていきますので、お楽しみに。

 

いかがでしたでしょうか?

今回の記事が、すらすら読めて、過去問もすらすら解けた方、素晴らしいです。

本番までその実力をキープすべく、「皿回し」を続けて下さい。

理解が曖昧な論点、記憶できていなかった論点が見つかった方は、そこを重点的に潰しにいきましょう。

大丈夫、まだ本番まで2ヶ月以上あります。

落ち着いて、一つずつ潰していきましょう。

 

明日はいけちゃんの登場です。

GWを前に何をすればいいか分からなくて途方に暮れ気味のあなた。

ぜひ、明日のいけちゃんの投稿をチェックしてみて下さいね。

 

 

それでは、引き続き一緒に勉強頑張りましょう~。


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   お礼   

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土)に無事開催できました
ご参加いただきましてどうもありがとうございました

         

twitterもよろしくお願いします。

 

こんにちは。岩塩です。新型コロナウイルスの影響で不安な毎日が続いているかと思います。短期間で、身の回りの状況が大きく変わってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。まずは健康が第一ですので、お体にご配慮いただき、無理をしすぎない範囲で学習を続けていただければと思います。私も働き方や日常生活が変わり落ち着かない状況ですが、ネガティブな考えが浮かんでくるときは、今「やれること」「やるべきこと」「やりたいこと」は何か???を考え、動き出すようにしています。引き続き、伴走させていただきますのでよろしくお願いいたします。

 

***********************

さて、本日は運営管理の話題です。運営管理と言えば、公式がいくつか出てきますよね。経済的発注量とか、在庫高予算とか。パッと思い出せますか?? 私は、式の丸暗記だけで対応する自信がなかったので、本番でド忘れした時にその場で導出できるように覚えていました。

式は理屈で理解しておく

(例)定量発注方式の経済的発注量

例えば定量発注方式の経済的発注量は以下の式で表されます。

(スタディングより引用)

昨年の一次試験でも出題されましたね。式をしっかり覚えていれば正解できる問題でした。

(スタディングを参考に作成)

①在庫保管費用と発注費用の交点が経済的発注量

②在庫総費用の最小値(微分したら0になる点)が経済的発注量

このどちらかで覚えておくと、本番で式をド忘れしても、その場で導出できます!

・・・私は本番では①で確認しましたよ。

※保管費は平均値(÷2)を使いますね。

 

式は覚えやすい形に変形して覚えておく

式はテキストで示された形がしっくりこない場合は、覚えやすい形に変形して覚えておくといいですよ。

(例)定期発注方式の発注量

例えば、定量発注方式の発注量は、

(スタディングより引用)

変形します↓↓↓

図で描くとこんな感じ↓

左右を入れ替えるという些細な話ですが、個人的には「足し算だけ」の方がイメージしやすかったので、これで頭のメモリ使用量を抑制していました(^^;)

 

(例)在庫高予算

運営管理を勉強していて、一番「???」だったのが、在庫高予算。

基準在庫法


(スタディングより引用)

他の参考書でもこのような式で書いていると思います。「この式が覚えられない!」という方は、初代ハカセの記事をぜひご覧ください。

(以下、ハカセの記事より引用)

まずは基準在庫法。TACのテキストにはこう↓書いてあります。

しかし、こう↓覚えた方が百倍覚えやすい


そう。入れ替えただけです。すなわち:
・基準在庫高は、基本的に「年間在庫高」と同じである。
・ただし、月々の売上見込みによって若干微調整する。
・月平均売上高予算より多い(少ない)月は、その絶対額の差の分、多め(少な目)に在庫する。

私はこの理屈でばっちり記憶できました。百分率変異法についても解説していますので、式の暗記に苦戦している方は読んでみてくださいね。

(ちなみに私はこの記事で一発合格道場と出会いました(^^)v)

 

おまけ

①使用頻度の高い式は確実に暗記

私は上記のような「公式は理屈で覚える (=その場で導出すればいい)」という考えで二次試験の学習を始め、9月の中旬くらいまでは、損益分岐点売上高も、売上の線と費用の線の交点からその場で導出するということをやっていました。そんなことをしていたら時間が足りませんね・・。損益分岐点売上高の式など使用頻度の高い式は確実に暗記して、ド忘れしないくらい何度も練習してくださいね。

 

②暗記ノート

先日のオン春セミナー2020ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました。アンケートでの温かいコメントに、目からペニシリンが・・

Slidoで「岩塩の暗記ノートを共有して欲しい」というコメントをいただきましたので、一部になりますが、こんな感じで作っていたよという参考になればと思い、載せてみます。アナログ人間のため手書きです・・

経営_財務_運営
経済_情報
法務_中小

※TACの過去問集を5年分解きながら作成したものです。細かい論点も入っています。(このノートの他に、スタディング&スピ問で作った暗記カードがたくさんあります)

※ご覧いただきましたら、一言コメントをいただけますと嬉しいです!

暗記ツールは作成過程も重要な学習プロセスになりますので、ぜひご自身に合うものを作り上げていただければと思います。

以上、岩塩でしたm(__)m

 


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道場 春セミナーのお知らせ

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土) 14:00~16:30 (13:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!
3月15日(日) 12時より「こくちーず(告知’s)」で絶賛募集中
満員御礼となりました

※申し込み締切のお知らせと最終案内のお知らせをご確認ください。

こくちーずはこちら

一次試験・二次試験学習の進め方、一問一答形式のQ&Aコーナー等、
損はさせないコンテンツを企画しております!

ぜひご検討ください!

※東京、名古屋、大阪で予定していた春セミナーは
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

twitterもよろしくお願いします。

 

おはようございます!久々投稿のおべんと君です。

<お知らせ>
以前から各メンバーの記事最上段で告知していましたが、明日午後から
一発合格道場 オンライン春セミナー(略してオン春)」を行います。
昨今の新型コロナウイルスの影響で、会場を借りて行うセミナーは
できないのですが、少しでも今勉強されている方々のお役に立ちたい!
という思いから、オンラインでの春セミナー開催となりました。

11代目一同全力を尽くしますので、何卒宜しく御願い致します!!

 

<小話>
前回に引き続き小話を・・・
4月になり、我が家では家族会議が開かれまして、小学生の娘に
お小遣いをあげることになりました。
まあ金額も少額ですし、行動範囲も今のところは限られているので
さしたる不安もないですが、大いに衝動買い、無駄遣いなど
「失敗」して、お金の使い方を学んでほしいな~と思いました。

ご存知の方も多いかと思いますが、日本は諸外国と比較して
金融教育が圧倒的に遅れています。私自身子供のころは
「お金の話はしない」「お金に執着するのは卑しい」みたいな
環境で育ってきました。
でも、生きていく上で、やはりお金は重要です。
私がそれを意識したのは、ボクシングジムに通うためにアルバイトを
始めた高校2年生16歳のころ、今から20年以上前です。
「金稼ぐのって超大変じゃん・・・」
あたかも自分1人で生きてきたかのような顔をした髪を染めた若造が、
「お金」の重要性に気づいた瞬間でした。。。

娘には、私よりも早くそういうところに気づいてほしいですし、
気づくような環境を整えていこうと思っています。

 

<本題>
さて今回は、運営管理(生産)のトヨタ生産方式の中で書かれている
「7つのムダ」を、語呂合わせのように覚えましょう!
という内容で投稿します。
本日も、割とあっさり目の記事ですが、1次試験の知識をどうやって
2次試験に使うのか?オン春に応募いただいた方からの質問の
ヒントになる記事ですので、お役に立てれば幸いです。

 

<7つのムダとは?>
トヨタ生産方式「徹底したムダの排除による生産性向上原価低減
追求しており、具体的に明示された7種類のムダのことを7つのムダ
いいます。

・在庫のムダ
・作りすぎのムダ
・不良を作るムダ
・運搬のムダ
・手待ちのムダ
・動作のムダ
・加工そのもののムダ

 

<試験とトヨタ生産方式>
◎1次試験との関係性
運営管理の参考書には必ず掲載されている内容で、
本試験では数年に1度問われる程度となっています。

◎2次試験との関係性
平成30年度C社:「ジャストインタイム」生産への移行の意志あり。
令和元年度C社:「後工程引取方式」「外注かんばん」の運用が必須。
というように2年連続でトヨタ生産方式に関連する事例企業が
出題されています。

出題傾向までは読み取れませんが、引き続き重要な論点であると
言えそうです。

 

<覚え方>
では覚え方ですが、ストーリー仕立てで覚えていきます。

・皆さんはとある工場の従業員です。
・ちょうど仕掛品を前工程から次工程に持っていくところです。

・その工場は原材料や製品の在庫が山のように高く積まれています。
・また、工具や材料が床や通路に散乱していて、足の踏み場もなく、
とても歩きにくい工場です。


(画像はイメージです)

・あなたは工場内を移動しながら、色々なことが頭をよぎります。
①あの在庫の山・・・在庫多すぎじゃない?
②あんなにたくさん在庫持って・・・作りすぎじゃない?
③工具や材料が散乱して、歩きにくくて次工程まで移動するの大変だな~。
④移動に時間がかかってしまって、次工程の人が仕掛品を待ってて
作業が止まってたよ~。
⑤うわっ、次工程のあそこの人、ダラダラしててムダな動きが多いな~。
⑥よく見ると、あの加工必要なのかな
⑦あっ、ムダなことしてるから不良作っちゃってるよ。

この頭をよぎった7つのことが、7つのムダにつながります。

↓↓↓

①あの在庫の山・・・在庫多すぎじゃない?
在庫のムダ

②あんなにたくさん在庫持って・・・作りすぎじゃない?
作りすぎのムダ

③工具や材料が散乱して、歩きにくくて次工程まで移動するの大変だな~。
運搬のムダ

④移動に時間がかかってしまって、次工程の人が仕掛品を待ってて
作業が止まってたよ~。

手待ちのムダ

⑤うわっ、次工程のあそこの人、ダラダラしててムダな動きが多いな~。
動作のムダ

⑥よく見ると、あの加工必要なのかな
加工そのものムダ

⑦あっ、ムダなことしてるから不良品作っちゃってるよ。
不良を作るムダ

ちょっと強引ですけど、具体的に頭の中にムダが多い工場をイメージ
しながら頭をよぎった7つのことをつないでいくと、7つのムダが頭に
定着します。このイメージを何度も頭の中に繰り返して、7つのムダを
覚えてください。

さらにこのイメージがあると、2次筆記試験にもかなり役に立ちます。
過去の事例Ⅲ企業の与件文には、所々に7つのムダが隠されています。

生産性向上と原価低減には7つのムダの排除が必要で、それを見つけてね
ということを本試験は訴えているのではないでしょうか。
このように、7つのムダは事例Ⅲ企業の問題点を探すヒントになります。

1次試験の知識は、2次筆記試験では画像のように具体的な実例として
記載されます。私はこの時期、2次筆記の勉強として、設問や与件を
1次試験の知識に変換するだけの練習を行っていました。

例)
与件文:複数の事業が~

変換:多角化→関連型無関連型・リスク分散資源分散、
PPM、公平評価難・・・

のように、ノートに書きだしていました。
合格した年はTBCの通信講座を受講しており、いわゆる
「具体→抽象」と呼ばれるものですね。
過去問を80分で一通り解く練習だけではなく、部分的な練習を
行うことも有効だと思います。筋トレのようなイメージですね。

1次・2次試験両方に活用できる7つのムダの覚え方、
皆様の勉強の一助になれば幸いです。

あと、【渾身】シリーズへのご要望、お待ちしてます!

以上、おべんと君でした。


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3月15日(日) 12時より「こくちーず(告知’s)」で絶賛募集中
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※東京、名古屋、大阪で予定していた春セミナーは
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

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4月4日(土)に実施予定の一発合格道場『オンライン春セミナー』ですが、なんと誠にありがたいことに満員御礼となりました!!

3月28日(土)申し込み頂いた方宛てにメールにて連絡差し上げましたので、届いていない方は大変お手数ですが「こくちーず」経由で連絡下さい(こくちーずはこちら)。

Zoom URLは「4月1日(水)」にご登録いただいた「メールアドレスに連絡」させて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。

———————————————————–

おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

明日は4月1日、新年度がスタートする企業も多いと思います。
新入社員の入社、春の人事異動、各部署ごとのキックオフに歓送迎会など、何かと「始まり」を感じさせる季節です。

またTACでは4月から完成答練に入り、いよいよ『直前期』がスタート。
私たちの記事も4月からは1次試験、2次試験に更に踏み込んだ内容にシフトしていくことになります。

そんな中、3月30日付で中小企業診断士協会から「令和2年度の試験日程は予定通り」と発表されました。
ただし今後、災害などにより試験実施に影響が生じる場合は協会のWebサイトに掲載するそうなので、引き続き注視する必要があります。
なお今年は「試験案内配布・申込受付期間」は4月1日~5月8日と例年より1ヵ月ほど早いため、1次試験を受験される方は手続きをお忘れなきようお気を付け下さい。

 

1次試験データ分析

はじめに

今回は、1次試験の科目別・年度別の「平均点」と「科目合格率」の推移をグラフにしたいと思います。
それにより「1次試験の全体像を掴むこと」が目的です。

実はこの切り口は9代目Chikaが2018年に掲載(こちら)しており、今も読まれている人気記事です。
私も勉強期間中に読んだ記憶があります。

あれから2年経ちましたが、その間も過去記事「1次試験と秋の空」に書いた通り各科目ごとの暴れっぷりは健在で、大荒れの空模様でした。
よって、更新版として皆さまにご覧いただこうと思います。

※データ出典:中小企業診断士協会、TACデータリサーチ

 

平均点と科目合格率の推移

経済学・経済政策

☆経済学・経済政策 (関連する2次試験科目:なし

直近6年間の平均点がほぼ凪(なぎ)の状態です。
科目合格率も6年中4年は20%を上回っており、安定科目と言えます。
この期間に限れば対策が打ちやすい科目と言えます。

ただし、平成22年と25年に伝説的ともいえる超難化がありました。
私が勉強を始めたH28はまだその衝撃が冷めやらぬ時期で、経済学はいつ「超難化」してもおかしくないと言われていました。
H25年など科目合格率2.1%、平均点が41.9点と足切りラインギリギリですから無理もありません。
結果的に「得点水準を勘案し全員に 4 点を加算」という処置がとられました。
H22年も4点の得点調整が入っており過去10年間に2回の得点調整です💦

確かに直近6年間は凪でしたが、いつ嵐に転じるかが非常に怖い科目です。

過去記事「潮流・俯瞰・設問の3つの目」で取り上げたように今年の1次試験は難化が予想される材料が揃っており、過去に超難化実績がある分、経済学の難化には備えておくべきと考えます。

試しに1度、H25年度、H22年度の過去問をヨコ解きして程度を知っておくことをお勧めします。

※ヨコ解きは「年度別」、タテ解きは「複数年度をまたいで論点別」の過去問の解き方

 

財務・会計

☆財務・会計 (関連する2次試験科目:事例Ⅳ

最近1年おきに難化してますがそれを「傾向」とは考えにくいと思います。
今回は9代目Chikaの続編企画ということで開始をH18年のまま直近2年を付け足しましたが、14年間分を並べてみると、この5年間は多少の凸凹あれど以前に比べたら易化傾向だったと分かります。

直近5年間を除くH18~H26年度までの9年間で平均点が60点を超えた年が2回のみです(2/9)。
一方、直近5年間は59.○○点も60点と見なせば、60点を超えた年は5回中4回です(4/5)。

また科目合格率の推移をみると、平均点以上に「直近5年間とそれ以前」に差があります。
以前は経済の様に大盤振る舞いの年もなく、H21年が19.5%に一度浮上した位であとは行っても10%前後。5%前後の年も4回ありました。

市販の過去問題集は「5年間」のものが多いと思いますが、直近5年間のみを切り取ると財務会計を見誤る可能性があります。
H26年度、H24年度の過去問もヨコ解きして程度を知っておくことをお勧めします

 

・・・以上の様に、経済と財務会計は今でこそ得点源と公言する方も多い2科目ですが、それは直近5~6年のことであり、一昔前はいつ牙をむいてもおかしくないようなピリついた荒くれ科目でした。

(一昔前の経済と財務のイメージ)

 

もし今年この2科目が難化した場合は、過去記事「1次試験中の時間管理と得点の積み上げ」に書いたように

✅ 1周目は高速回転して全体像を俯瞰する
✅ 早期に難化を把握し、2周目以降は丁寧に必勝問題を見極め対応する

ことが勝負の分かれ目になるかもしれません。

 

企業経営理論

☆企業経営理論 (関連する2次試験科目:事例Ⅰ、事例Ⅱ

経営理論は平均点のばらつきが少ないことが特徴です。

14回中11回が「55点以上62点未満」の7点差のレンジに収まります。
ただしH22年以来、10年連続で平均点が60点に届きません。
つまり「そこそこ点は取れてるのに科目不合格になりやすい」科目といえます。(これは9代目Chikaも指摘しています)

科目合格率も特に直近3年間は低く推移しており難化傾向でした。
それ以前の科目合格率もH28年が飛びぬけた以外は緩やかに下降しつつもほぼ一定で、20%を超えることは滅多にありません(14年間で2回だけ)。

ちなみにH28年は平均点も科目受験者数も前年と同等なのに科目合格者が1600名も多いため、余程得点がばらついたなど特殊な年度であったと考えるのが妥当かと思います。

難易度のバラツキが小さいことには違いないですし、この科目の1次知識は2次試験にも生かせるため、簡単ではありませんが60点以上を狙って科目合格できると有利になり得ると言えます。

 

運営管理

☆運営管理 (関連する2次試験科目:事例Ⅲ

H18年からH24年までの7年間の平均点(の平均)は62.4点。
H25年から令和元年までの7年間は57.8点と、以前に比べると難化傾向です。

特にH28 年とH29年の難化は、H29 年に合格確率が3.1%まで落ち込む激しいものでした。
この科目合格率は直近5年間に限れば全科目中で「最低」です。

何故急に難化したのか?を推測すべく、この2年間の2次試験と照らしてみます。

2次試験は平均点等が発表されないので結果から難易度が測れません。
ただ、この表の通りH29年は2次試験が変化した印象を強く残し、平成30年、令和元年と変化が続きました。

・・・ここで推測を挟みます。興味ない方は申し訳ありませんがこの部分を飛ばし読みして下さい。

【1次運営管理と2次事例Ⅲ】
H28年度
1次試験で知識レベルを引き上げ、2次は前年通り(知識より対応力)
H29年度
1次の知識レベルを更に引き上げ、2次は例年の問い方を崩す(知識より対応力・上級)
H30年度
1次の知識レベルは緩和し、2次で知識を問う出題にギアチェンジ
R1年度
1次の知識レベルは継続して緩和、2次で知識を問う出題を継続
―――
・・・このように無理矢理1次と2次の傾向を紐づけて考えてみると、協会は「4年間かけて試験段階での『生産管理と店舗販売管理』の知識レベル引き上げを図った」のかもしれません。
また、のちに2次の論文形式で知識レベルを問う方向にシフトしたとすると「より実践的な知識レベル」かつ「特に『生産管理』の知識レベル」を引き上げるべし!が目的だったのかもしれません(現場からの要請とか?)。
ただし、根拠の少ない「因果」を元に解答を書くと大事故となる、これは2次試験の鉄の掟です。
✅ 1次と2次にまたがって直近の4年間で傾向変化しているらしい
✅ だとするとR2年は直近2年間の傾向が続くかもしれない
ここまでで仮説を終わります。

もしR2年も直近2年間と同様の易化傾向が続いた場合、運営で得点を重ねることが重要です。
図表問題で逆ザヤ沼問題にハマらず、必勝問題をすべて得点化するつもりで臨んで下さい。

ただし、変動要素、不安材料があるとしたら、R2年は1次試験合格者を絞るためにどの科目が難化してもおかしくないという「潮目」の変化でしょうか。

 

経営法務

☆経営法務 (関連する2次試験科目:なし

長らく「平均点が60点を超えることは少ないが難易度が大きく変化しない」科目でした。
ですが、H28年からH30年までの3年間、冬の時代を迎えました。

H28年は、「7科目すべての合格基準を59%にする」という歴史的な得点調整(あるいは合格基準の調整)が行われた年でした。
この年に激しく難化したのはこの次に登場する「経営情報システム」です。
また情報システムほど派手でないながらも難化したのが「財務会計」「運営管理」と「経営法務」でした。

そして経営法務は翌年H29年は「4点加点」、H30年は「8点加点」と3年連続で得点調整を繰り返します。
特にH30年は科目合格率が5.1%、平均点も41.6点(8点加点前)と非常に厳しい年でした。

3年連続で「平均点が50点未満」「科目合格率10%未満」「連続得点調整」が同じ科目で続くと、経営法務を科目合格できずに残した場合は中々挽回が難しかったと思いますし、その結果、この科目を「苦手」に上げる方が多くなったのでしょう(ぴ。の過去記事「R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~」)。

令和元年は「冬の時代到来」以前のH27年並みに科目合格率、平均点ともに戻りました。
個人的には、3年間連続で得点調整した後なので翌年また難化させるのは難しいのではないかと思います。

ただし、冬の時代を作った理由が「診断実務の現場で全体的な法律知識不足が問題となった」などの場合は、R1年の易化で解決したわけではないはずなので、再度テコ入れを図る可能性もゼロではありません(そのように合理的な理由があるなら要綱等に示してもらえるとお互い建設的になれると思うのですが)。

なお経営法務は法改正があったり逆ザヤ沼問題も多いため、過去問による学習が他の科目より難しいと言えます。
そこで過去問学習を補う暗記ツールが重要になりますが、私は「まとめシート 後編」が最高に効果を発揮してくれました。

 

経営情報システム

☆経営情報システム (関連する2次試験科目:なし

難易度の差が最も激しく、数年おきに難化してきました。
科目別に14年間の推移を比較しても経済と1、2を争う変化の激しさです(末尾のまとめグラフ)

この科目は純粋な暗記科目であり2次試験に関係がないのでなるべく省力化したいが、難化に備えて油断できない科目であるため、好き嫌いが分かれます。

H25年までの4年間は安定の得点源で、H25年の科目合格率はなんと51.8%。(グラフが天井を突き破ってます 笑)
この結果には診断士協会も慌てたはずです。科目合格率1/2越えですから。
その翌年から難化傾向に転じてH28年は科目合格率8.5%まで難化し、とうとう4点の加点対象となりました。(でも9代目Chikaも私も足切り即退場)

この資格、情報処理技術者(高度)資格ホルダーの受験者が多いと言われています。
そうした方は当然この科目に強みを発揮し、難化への対応能力も文系初学者に比べたら圧倒的に高い筈です。
H26年~H28年の難化も、高度資格ホルダーの優位性を更に高めたのではないでしょうか。

・・・ここでまた推測を挟みます。興味ない方はこの部分も申し訳ありませんが飛ばし読みして下さい。

【勝手に振り返る直近5年間】
この数年間は1次合格者を安定的に輩出することが1次試験の前提であったと仮定して、
―――
①経済はH26年以降は難易度調整に使わず
②財務会計は難易度を不規則に変化させることでレベル低下を許さず
③経営理論は難易度を大きく変化させないことでレベル低下を許さず
④情報システムをH26年から難化させたがIT系資格ホルダーに有利で不公平なため易化し
⑤④の代わりに運営管理をH28年から難化させたが2次で知識を問う方向に変化して1次を易化し
⑥④の代わりに経営法務をH28年から難化させたが3年連続で得点調整など上手く行かず易化し、、、
―――
その結果(特に④⑤⑥)、1次試験全体の難易度調整が易化に振れ過ぎ、4,444名の1次合格者を出してしまった、と。
すみません、上記はすべて仮説に過ぎませんが「出してしまった」は当たっているのかなと💦

【科目別推移比較の7科目まとめグラフ】

 

中小企業経営・政策

☆中小企業経営・政策 (関連する2次試験科目:なし

中小企業経営・政策は暗記科目です。
何年かおきに「平均52~53点、科目合格率10%未満」の年がありますが、H30年以前の7年間はグラフをご覧の通り安定的に推移していました。

が、R1年は久しぶりの難化。
平均点は50点台前半、科目合格率も8年ぶりに1桁台でした。

例えばH30年に法務1科目を残し、R1年に法務1科目だけだと心配なので得点源として中小経営・政策(科目合格済み)を受けた方は、法務の易化に助けられる一方で中小経営・政策の難化に苦戦したかもしれません。
このように科目合格の活用は年度別・科目別の難易度変化の影響を受けやすく簡単ではありません。

なお14年間で平均点40点台がない科目は「経営理論」「運営管理」「中小経営・政策」の3科目です。

ご記憶にあるかどうかわかりませんが、この3科目はいけちゃんが過去記事(「科目合格制度」と複数年計画)にて指摘する通り全受験生にとって「必修科目」であり、試験時間も90分間と長く、他資格を有している各分野の専門家にも当該分野を学んでもらいという意図が垣間見えます。

90分科目は設問数も多いため60分科目に比べて年度ごとの難易度の差が出にくいのかもしれませんが、先述の通り中小経営・政策は何年かおきに難化の波が来るので、R2年も要注意下です。

 

令和元年と令和2年度

令和元年は大きくとらえると

易化・・・経済学、財務会計、運営管理、経営法務、経営情報システム
難化・・・経営理論、中小企業経営政策

でした。

派手に難易度を上げ下げする科目たちが易化に転じ、当試験の「必修科目」2科目がゆるやかに難化しました。
その結果、全体では「超易化」と言えるほどの1次合格者を生みました。
(当初は「令和元年のご祝儀か?」とも思いましたが2次合格者が増えない限り意味がないので、そういった趣旨ではなかったと思います )

いずれにせよ、例年(H26~H30年の5年間平均)の1次合格者に対してR1年の合格者はおよそ1,368名もの急増ですから、2次試験合格者のキャパシティから逆算すると、令和2年度の1次試験は前年より難化するのではないでしょうか。

今回は14年間の実績データを元に1次試験の推移を見ましたが、

・科目ごとの難易度の変化が本当に激しいため、なるべく得意/不得意科目を作らない。
・未合格の科目がある場合に「科目免除をどのように選択するか?」はリスクヘッジの視点が重要。

について対策を検討する際などに、ぜひこの記事をご活用下さい。

 

まとめ

私の初回記事と2回目は、論点別のタテ解きを強くお勧めしました。
そして3回目と4回目は、年度別の切り口で記事を進めてきました。

私は基本的には「学習はタテ解きで必勝or逆ザヤ沼問題を判断する技を磨くべき」と考えます。
ですが、タテ解きだけでは上記のような「年度による難易度が掴みづらい」という難点があります。

3回目と4回目に書いた通り、「今解いているこの科目は今年(R2年度)難化したのか?易化なのか?」を周囲より先に把握することは、試験攻略上、優位になれるかどうかの岐路となります

したがって、

①科目ごとに上記のような年度ごとの波があることを知っていた上で、
②この科目は今年は難化か?易化か?「潮流=魚の目」で把握し、
③その問題が必勝or逆ザヤ沼問題かを「設問=虫の目」で察知し得点を積み上げる。

これにより合格にグッと近づくことができるということを、たまに「年度ごとのヨコ解き」を過去問で行うことにより感覚として掴んでおくことをお勧めしています。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

いよいよ直前期、くれぐれも体調にはお気を付け下さい!

べりーでした。


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こんにちわ。CKです。今日も道場ブログ読んでいただき有難うございます。

3月もいよいよ残り3日。今年は昨年より約1ヶ月も1次試験日程が早いので、例年でいうと4月末GW前にあたる時期だと思います。
昨年のこの時期、私は何をしていたかというと1次科目の企業経営理論、財務、運営、経済が終わり、情報の仕上げをしながら、法務と中小に着手していた頃です。暗記科目が押し寄せてきて、どうやって復習していこう焦ってました。今回はその復習に関する話題を書かせていただきます。

前回まで1次に向けた学習方法をご紹介してきましたが、振り返ってみると私の1次試験攻略の基本戦略は3つあると感じてまして、最初の2つが前回までに書いた

①まずスピ問完璧でがっちり基礎固めして、その後過去問に着手
最初にスピ問レベルを完璧に仕上げることで基礎力を固めた上で、その後過去問に移ることで一定の仕上がりを維持して行くやり方です。
(※TAC生の人はスピ問の後は「トレーニング」と過去問併用していくこともお勧めします。)
過去記事はこちら

②まとめノートを作りながら覚える内容を整理していく
「まとめる内容を考える」+「書く」で理解が定着しやすく、また過去問や模試で出てくる新しい論点も随時追加して書き込んでいくことで、覚える対象をノートに集約することで、ターゲットを明確にするという方法です。
過去記事はこちら

と、最後の1つが今回ご紹介する

③音声の活用    です。

 

昨年4月末の頃は、最初の4科目については何とかスピ問完璧レベルまでたどりついて、情報のまとめノート整理しながら必死に知識を定着させていました。
その中で重宝したのが「音声講義」を聞いて復習することです。

私はTACに通っていたのですが、本科生のコースには講義音声のDLが標準でついてきます。通信講義の音声をDLしてスマホなどで聞ける、というものです。スタディングなどの通信講座にもついていると思います。

この音声講義の復習の利点は、

1.通勤時間を無駄なく活用

まず、勉強する場所を選ばないという事です。スマホに入れておき通勤中も自宅〜駅間の徒歩、ホームで電車を待っている間など「何かを見ながら勉強しにくいスキマ時間」も使うことができます。
私は通勤が1時間程度ですが、そのうち電車に乗っている時間は約半分。残り半分の時間は歩いていたりするので、スマホに入れてるノートを見たりできませんこんなスキマ時間も音声聞くだけならシームレスに活用できます。

私はDLした音声をMP3にして、アプリで1.5倍速にして聞いていました
復習なのでゆっくりと聞く必要もないですし、案外1.5倍程度でもよく聞き取れます。(予備校の先生の話し方はすごいんだな、と改めて実感。)
1.5倍速なら、2時間半の講義も1時間半くらいで聞くことができます。

聞き逃したところや、よく理解出来なかった箇所は巻き戻して再度聞く様にしてましたので、ちょうど1日の通勤で1コマ振り返ることが出来ました。

私が使っていたオススメのアプリは、「NHKの語学プレーヤー」です。
まず、スマホにDLした音声ファイル(音楽ファイル)を入れておき、このアプリで読み込みます。すると0.5〜3倍までスピードを変えながら聞くことができます

NHK語学プレーヤー

 

2.机に向かえないときも

また、音声を聞くというスタイルはとてもハードルが低いので取組み易いことも利点です。
机に向かって勉強できる時間は限られてしまいますし、結構モチベーションも必要です。しかも復習となるとさらにしんどい。。私は飽きっぽい性格なので毎日時間を決めてコツコツ机に向かうという事が苦手でした。気分が乗らないときは、机に向かっていても中々集中できないそんな時はコーヒーを飲みながら音声だけ聞くという学習もしていました。また、クルマを運転している時や、めちゃくちゃ疲れたとき、飲み会のあとは「全部を聞き取って復習する」ではなく、「なにか耳に残ればいいな」という感覚で聞き流す様にしていました。
こういった集中して勉強できない時間帯や、普通なら勉強あきらめてしまう時間でも「何もやらないよりはマシだな」という感覚で、耳にだけ入れておくことで何かしら意識や記憶に残すことができたと感じています。


3.テキストの流れ、ストーリーが結構大事

これは1次試験だけでなく2次に向けても重要になると思っているのですが、問題を解いたり用語を覚えるだけでは部分部分の理解だけになってしまい、前後のストーリーの様なものが抜け落ちてしまいがちです。
1次試験は、過去問どおりの問題は出てきません。また見たことがない言葉や聞き慣れない書き方されている問題もあります
例えば経営戦略〜事業戦略〜競争戦略についても、どういった流れで、事業ドメインや5SやPPMが出てきているのか、というストーリーが頭に残っていると、知らない言葉が出てきても「たしか戦略ってこんな流れの話だったな」と大筋をもとに解答を類推することができ問題に取り組みやすくなります

また2次試験は、正解が公表されない中で「これ」といった絶対の方法はありません。しかし文章力がない私でも合格できたのは、「中小企業診断士の試験ってこういう事が問われている」という1次テキストの話の流れが頭に残っているかどうかで勝負できるのではないかと感じています。

このような流れやストーリーを体得する上でも音声なら何度でも聞きやすいですし、集中出来ない時も耳にだけ入れておくことで、講義の流れや、節々の強調されている点などをなんとなく頭に残すことが出来きると思います。

 

最後に。
TAC生の方で音声講義ダウンロードされてない方は、是非すぐにでもダウンロードして試してみてください。私の同級生でも音声使ってないという人が沢山いて、もったいないってお話を何度もさせていただきました。

また、独学や他の教材で学習して音声講義がない方は、Youtubeで公開されているTBCの講義やほらっちチャンネルなどもいいかもしれません。

耳だけ使える時間を活用気分変えた学習できる文脈(ストーリー)を残す、という意味で是非ご参考にしただけたらと思います。

今年はコロナの影響で普段とは違う春をお過ごしの方も多いと思います。その中でも状況状況に合わせて自分に合ったやり方で学習していただければと思います。道場ブログでも各メンバー様々なスタイルで学習したメンバーが揃ってますので、是非参考にしながら学習して頂けたらと思います!

それでは。CKでした。

 


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本日もアクセスありがとうございます!さいちゃんです。

本日のテーマは多面性を学習に活かすです。

クラインの壺

多面性を持つものの例としては、財務諸表の貸借対照表(B/S)があります。企業の財務状況を資産で見るか、負債と純資産で見るか。これらは表裏一体であり、企業の姿を多面的に見せてくれます。

SWOT分析も、一見強みに見えるけど実は弱みになる、ピンチはチャンスといったような、企業活動の多面的な見方をすることができます。

一つの事象でも、表で見るか、裏で見るか、俯瞰で見るか、下から見るかで全く景色が変わります。(観察することで初めて事象を確定できるシュレーディンガーの猫状態もあります。蛇足です)

学習における多面思考の有効性

学習において、多面性を持つことは記憶の引き出しを開けるための取っ手を増やす効果があると感じています。これは問題を解くときに知識を引き出しやすくする効果があります。
また、通常の問われ方と異なるひねった問題が出てきても、知識に対する多面性を持っていれば惑わされることなく対処することができます。
あるテキストを読んでもわからなかったことが、別のテキストを読むとわかるようになることはよくあります。異なる切り口で理解が促されることも多面性による効果だと思っています。

一方で二次試験の場合は、解答の中に多面性が必要になります。事例に描かれている企業に対する的確な分析を、多面的に記述する技術が必要だと感じています。

多面的な理解を獲得するためのトレーニング

一次試験の場合は、一つの論点について様々な切り口の解説を読むことをお勧めします。具体的にはアウトプット期では同じ論点でも様々な角度からの問題を解いて解説を読んで理解することが中心となります。また道場には様々な切り口での論点解説記事がありますので、ぜひお時間があるときに読んでみてください。

二次試験の場合は、様々な高得点答案、模範解答を集めることをお勧めします。これにより、試験に対する多面性を明らかにするとともに、共通する部分を抽出することができます。
そのほかに私が実行していたのは、誰かのファイナルペーパー(FP)、ファイナルノートを活用した勉強法です。やり方は、誰かのFPを持ってきて中身を読んで理解するだけ。人によってまとめ方が異なるので、二次試験に必要な知識を多面的に獲得できるツールになると思います。

必要な知識やノウハウが様々なまとめ方で記載されているので、知識を定着しやすくするトレーニングになります。

二次試験FP参考
お昼ご飯と糖質の話 ちこまる(仮)ファイナルペーパーのおまけ付き
残り一週間の過ごし方+おまけ(なおさんのFinal Note)
最低限押さえたい「1次知識」まとめ

 

おまけ:道場の多面性を活用する

一発合格道場は2010年から記事掲載が始まり、今年で約10年の歴史があります。蓄積された記事数は3000を超え、さまざまな角度からの記事が残されています。

SWOT大好きなさいちゃんが、道場ブログの強みと弱みを分析すると、こんな感じ。

強み:

①情報にリアルタイム性がある

②メンバーのスペックが多種多様で、記事の内容に多様性(Diversity)がある。

10年間の蓄積された記事がある

弱み:

①検索性が悪い(タイトルとタグだけでは、内容を判別しにくい)

②過去記事は最新の情報でない可能性があり、混乱を招く

③リアルタイム記事が必ずしも自分の興味関心にフィットしない

 

強みについて解説

①リアルタイム性は、直近合格者によるほぼ毎日の記事により確保されています。道場記事を読んで頂いているみなさんと一緒に伴走する気持ちで記事を書いています。

②道場メンバーの多様性により、勉強法の選択肢と論点解説の切り口が豊富で、有用なノウハウの取得が可能です。また、多様性の中に共通する項目を抽出することで試験の本質に出会えると思います。特に、重要な論点についていくつか解説記事があります。道場メンバーの個性豊かな強みが発揮されていて、多面性がある記事となっており、苦手論点をさまざまなアプローチで切り込むことで、理解の助けとなると思います。

③記事数が3000を超えてジャンルも豊富なので。必要な情報に出会える確率が高いです。もし知りたい情報が記事になっておりませんでしたら、コメント欄にリクエストをください!

道場の強みの本質は多様性にあると思います。12人の個性的なメンバーのそれぞれの直近合格のためのノウハウに加え、92人の先代メンバーの普遍的な記事があり、多くの方々に寄稿いただいた、十人十色の合格体験記を加えて、様々な視点から情報を入手できます。ぜひご活用ください。

 

弱みについて解説

①合格体験記は表形式でまとめられていますが、道場の膨大な記事はまとめられていません。私の場合、過去記事を読むのがとても楽しかったので、ついつい時間を忘れて当初の目的を忘れて読んでしまい、何のために記事を読んでいたか忘れることがよくありました。新聞のように広範な情報を得て知見を広げるためには、様々な記事を見ていくのは有効だと思いますが、ネットニュースを検索して見るように、ピンポイントで情報を入手するためには検索性が悪いのが欠点だと思います。

②や③については、古い情報を排除したり、今の自分に必要な情報を得るために自分でフィルターをかける必要があり、手間がかかってしまいがちです。

そこで、弱みを補うために簡単なリンク集を作成したので、情報収集の一助になれば幸いです。エクセルファイルを使いたい方は、コメントをください。また、実際に使っていただいて改善点等ありましたらフィードバックをいただけるとありがたいです。今後の記事のまとめに参考とさせていただきます。

今回は一次試験1日目(経済、財務、企経、運営)の記事をまとめました。

注意点としては、時代性が強すぎる記事や、特定の予備校や書籍の中身に関する記事はなるべく除いています。また、次回の担当で二日目の科目の記事をまとめたいと思います。

 

科目をクリックすると、表に飛びます。

①経済学・経済政策

②財務会計

③企業経営理論

④運営管理

 

経済学・経済政策

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katsu https://rmc-oden.com/blog/archives/54247 総合 一次総合
ひめ https://rmc-oden.com/blog/archives/38921 総合 一次総合
aki https://rmc-oden.com/blog/archives/10809 総合 一次総合
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こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/31844 総合 マクロ経済学
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ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/61223 総合 ミクロ経済学
こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/34881 総合 ミクロ経済学
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makino https://rmc-oden.com/blog/archives/113287 勉強法 勉強法
はんた https://rmc-oden.com/blog/archives/55801 勉強法 語呂合わせ
ヒロちゃん https://rmc-oden.com/blog/archives/104199 勉強法 勉強法
よこよこ https://rmc-oden.com/blog/archives/103832 勉強法 勉強法
tomo https://rmc-oden.com/blog/archives/76408 勉強法 勉強法
イラサム https://rmc-oden.com/blog/archives/61998 勉強法 勉強法
せんせい https://rmc-oden.com/blog/archives/51805 勉強法 勉強法
ひろいん https://rmc-oden.com/blog/archives/49715 勉強法 勉強法
katsu https://rmc-oden.com/blog/archives/48199 勉強法 勉強法
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うちあーの https://rmc-oden.com/blog/archives/25403 勉強法 勉強法
らいじん https://rmc-oden.com/blog/archives/9514 勉強法 勉強法
きょくしん https://rmc-oden.com/blog/archives/6438 勉強法 勉強法
wacky https://rmc-oden.com/blog/archives/6359 勉強法 勉強法
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/1950 勉強法 勉強法
ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/21 勉強法 勉強法
ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/2185 勉強法 勉強法、グラフ、マンデルフレミング
ZonE https://rmc-oden.com/blog/archives/2198 勉強法 勉強法、比較分析、寡占モデル
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/79202 論点解説 45度線分析、IS-LM分析、マンデルフレミング、AD-AS分析
アックル https://rmc-oden.com/blog/archives/2250 論点解説 AD-AS分析
うちあーの https://rmc-oden.com/blog/archives/35038 論点解説 GDP、GNP
ZonE https://rmc-oden.com/blog/archives/3153 論点解説 IS-LM分析、景気循環のモデル、マンデルフレミング
きゃっしぃ https://rmc-oden.com/blog/archives/103282 論点解説 IS-LM分析
ロック https://rmc-oden.com/blog/archives/99541 論点解説 IS-LM分析
フェイマオ https://rmc-oden.com/blog/archives/93584 論点解説 IS-LM分析
フェイマオ https://rmc-oden.com/blog/archives/93408 論点解説 IS-LM分析
aki https://rmc-oden.com/blog/archives/6529 論点解説 グラフの見方
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/76176 論点解説 グラフの見方
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/84603 論点解説 スルツキー分解
おはとも https://rmc-oden.com/blog/archives/78067 論点解説 スルツキー分解
ひろいん https://rmc-oden.com/blog/archives/51681 論点解説 マンデルフレミング
アックル https://rmc-oden.com/blog/archives/9730 論点解説 マンデルフレミング
フェイマオ https://rmc-oden.com/blog/archives/93393 論点解説 マンデルフレミング
を〜 https://rmc-oden.com/blog/archives/35056 論点解説 均衡国民所得、マンデルフレミング、無差別曲線
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/79977 論点解説 経済成長、投資理論
きゃっしぃ https://rmc-oden.com/blog/archives/105430 論点解説 後方屈折労働供給曲線
イラサム https://rmc-oden.com/blog/archives/53083 論点解説 厚生損失
マイスター https://rmc-oden.com/blog/archives/53130 論点解説 行動経済学
kskn https://rmc-oden.com/blog/archives/114496 論点解説 時事問題
まさや〜ん https://rmc-oden.com/blog/archives/65986 論点解説 時事問題
たかじん https://rmc-oden.com/blog/archives/105827 論点解説 需要の価格弾力性、財の分類
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/77602 論点解説 需要・供給曲線、不完全競争、市場の失敗、自由貿易の理論
たかじん https://rmc-oden.com/blog/archives/106123 論点解説 所得効果、代替効果
たかじん https://rmc-oden.com/blog/archives/105218 論点解説 消費者の選好、無差別曲線
kskn https://rmc-oden.com/blog/archives/112384 論点解説 消費者行動
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/78625 論点解説 消費者行動
なが https://rmc-oden.com/blog/archives/99808 論点解説 乗数効果
まる https://rmc-oden.com/blog/archives/78332 論点解説 乗数効果
まさや〜ん https://rmc-oden.com/blog/archives/66741 論点解説 乗数効果
を〜 https://rmc-oden.com/blog/archives/27635 論点解説 乗数効果
かわとも https://rmc-oden.com/blog/archives/113405 論点解説 乗数理論、45度線分析
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/87753 論点解説 生産関数
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/79832 論点解説 生産者行動の理論、市場の失敗、ゲーム理論
ひろいん https://rmc-oden.com/blog/archives/54197 論点解説 代替効果と所得効果
kskn https://rmc-oden.com/blog/archives/112023 論点解説 費用関数
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たかじん https://rmc-oden.com/blog/archives/105533 論点解説 予算制約線
kskn https://rmc-oden.com/blog/archives/112853 論点解説 余剰分析、貿易、ゲーム理論
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/85591 論点解説 労働市場

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財務会計

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おはとも https://rmc-oden.com/blog/archives/81006 解き方 一次問題の解き方
u-ta https://rmc-oden.com/blog/archives/65879 解き方 一次問題の解き方
まっきー https://rmc-oden.com/blog/archives/59922 解き方 一次問題の解き方
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ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/1943 解き方 一次問題の解き方
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こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/26039 総合 一次知識まとめ
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こば https://rmc-oden.com/blog/archives/93941 論点解説 MM理論
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どいこう https://rmc-oden.com/blog/archives/112044 論点解説 ROA、ROE
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を〜 https://rmc-oden.com/blog/archives/28755 論点解説 デリバティブ
らいじん https://rmc-oden.com/blog/archives/9205 論点解説 デリバティブ
アックル https://rmc-oden.com/blog/archives/1415 論点解説 デリバティブ
Soya https://rmc-oden.com/blog/archives/113908 論点解説 デリバティブ、為替予約
おと https://rmc-oden.com/blog/archives/74227 論点解説 デリバティブ、為替予約
よこよこ https://rmc-oden.com/blog/archives/105355 論点解説 のれん
を〜 https://rmc-oden.com/blog/archives/26750 論点解説 のれん、減損損失
どいこう https://rmc-oden.com/blog/archives/112480 論点解説 意思決定会計
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企業経営理論

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運営管理

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以上さいちゃんでした。

 

 

 

 


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おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

この資格を目指されている方の圧倒的多数が企業等の何かしらの団体に所属勤務している方だと思いますが、その業界特有の言葉ってあると思います。

私が今の勤め先に入社して本っ当に意味が分からなかった言い回しの代表3選手が次のものでした。

「行って来い」
「てっぺん越える」
「予定がばれた」

この3つ。それぞれ別の時間、場所で言われたのですが、3つとも言われたときに「はっ?」って返したような気がします。皆さんご存じでしょうか?

行って来い
【行って来い/往って来い】(読み)イッテコイ
1 博打(ばくち)や相場取引などで、損得を繰り返して、結局、差引勘定に変わりがないこと。「最終レースが当たったから行って来いだ」
2 歌舞伎の演出で、ある場面から別の場面に替わり、またもとの場面に戻ること。普通は回り舞台によって行う。
3 相撲で、いなすこと
(出典:デジタル大辞泉)

・・・若手が上司や先輩から「行って来い」って言われたら「行かなきゃ」ってなりますよね(笑)
そして元々は証券用語だったんですね。私が言われたときは「1」のニュアンスで「結局行って来いだからお互い様で済んだよ」みたいな感じでした。「ツーペイ」とか「チャラ」に近いですね。
残りの2つは私の方でそれ風(ふう)に書きます 笑

てっぺん超える
【てっぺん超える/天辺超える】(読み)テッペンコエル
1 何かしらの頂点を超えること・・・??海賊王になる!みたいな?
2 夜中の12時を過ぎること。「直しが入るといつもてっぺん超えるから」

予定がばれた
【予定がばれた/予定がバレた】(読み)ヨテイガバレタ
1 内緒で予定したことが相手に知れてしまったこと・・・??「かみさんに来週のゴルフの予定がばれた」とか?
2 スケジュールがキャンセルされること。「お客からさっき電話があって明日の予定がばれた(号泣)」

 

・・・きっとどの業界もそういった特有の言い回しがあるはずです。

この資格、合格前の勉強中も合格後も色んな人と出会う機会が得られます。
リアルな出会いに限らずオンライン環境も整備が進んだため、地方においてもそういった機会が増えているのではないでしょうか。

そして出会う方々の業種、肩書、キャリア、年齢がバラバラで非常に多様性に富んでおり、勉強を実務に活かしたいと意欲の高い方が多いこともこの資格の大きな特徴の一つです。

私は勉強時代にあまり出会いに積極的でありませんでしたが、もっと早くからオンラインやリアルの勉強会等に参加していたら、周りから良い刺激や気づきが得られてもっと早くに合格することができたかも・・・と思うところはあります。

これからも色んな方とお会いして様々な「業界の方言」(笑)を伺えたら嬉しいです。

 

<続・1次試験中の時間管理と得点の積み上げ>

前回記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)は主に1次試験の「財務会計」に関する記事でしたが、人づてに「企業経営理論」と「運営管理」も聞いてみたいという声を伺うことがありましたので、今日は番外編として記事にさせていただきます。

ということで冒頭は前回&今回記事で使っている「言い回し」の振り返りです。

~必勝問題とは?~

道場の過去記事でも一貫して語られている通り、1次試験には「絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題」つまりその問題を落とすと合格ラインから遠ざかってしまう重要な問題と、「そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう“逆ザヤ沼”問題」があります。

■必勝問題(絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題)
・TAC過去問集のABCランク問題
・過去問完全マスターのABランク問題

著作権フリーイラスト, ベクター, EPS, 人形(ドール), 達磨(だるま), 縁起物

 

■逆ザヤ沼問題(そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう問題)
・TAC過去問集のDEランク問題
・過去問完全マスターのCランク問題

逆ザヤ
【逆鞘/逆ザヤ/逆ざや】(読み)ギャクザヤ
①売り値が買い値より安いというように、値段の開きが本来あるべき状態と反対になること。
②相場で、銘柄を比較したときに当然高いはずのものが安く、安いはずの銘柄が高いこと。
③中央銀行の公定歩合が市中銀行の貸出金利を上回ること。また、その差。
(出典:大辞林)

※ここでは「得られる点数に対して掛かる労力が大きすぎて合格が遠のくこと」

 とは、「時間がかかったのでこの設問は何とか正解したい」「サンクコストが諦められない」等、行くことも引くこともできずハマったら逃げられない状態・・・、決して気楽に足を踏み入れてはなりません

また繰り返しですが、当然ながら「必勝問題」は人によって得手不得手があるため一様ではない、・・・とはなるべく思わない方が良いです。
そう思ってしまうと追い込みが甘くなるだけでしょう。

「逆ザヤ沼問題」は徹底して後回しにして「必勝問題」を優先するこれにより時間管理と得点の積み上げを狙うことをお勧めしています。

 

~続・1次試験中の時間管理と「必勝問題」による得点の積み上げ(経営理論と運営管理編)~

以下は1次対策のために場記事を読み漁った結果、私の「本試験持ち込み用サブテキスト(1日目4科目)」である「ポケテキ」にメモ書きした「実物のMYルール」なので、あくまでサンプル、参考例としてお読み下さい。

【企業経営理論】

① 「経営戦略論」「組織論」「マーケティング」の「マーケティング」から解く
・マーケティング → 経営戦略論 → 組織論の順に解く
・マーケティング問題の1問目は、R1年なら第26問~、H30年 第28問~、H29年 第28問~
・マーケティングのみで30分以上かけるとヤバイと考える
・マーケティングが済んだら1問目「組織戦略論」へ戻る(残り60分)

② 「不適切を選択せよ」問題の左余白に「∇」を記入し、絶対に間違えないようにする

③ 自信がない問題はマークシートを塗りつぶした上で問題用紙の設問の左上に「△」「×」「?」を記入し、できるだけ時間を余らせて見返すこと

④ 一度設問文を読んで理解に苦しんだら、単語ごとに「/(スラッシュ)」を打つ

上記①は、「時間管理と必勝問題による得点の積み上げ」の視点からこのように考えました。

マーケティング・・・他よりも「難解な日本語で煙に巻く印象」が抑え目のため優先的に必勝問題を得点にしていきたい
組織戦略論・・・比較的いつもの論点が出やすく「組織論」よりは必勝問題を見極めやすい
組織論・・・初見問題が出やすく、受験生を苦しめる労働法規など「逆ザヤ沼感」が高い

経営理論は、とにかく設問文の日本語が難解なのが特徴ですが、マーケティングはその要素が若干弱めで親しみやすさが高めです。
よって自分にとってマーケティングは必勝問題の比率が高いと考え、開始後30分間までを目安に疾走感を持って得点化することを目安にしていました。

 

上記②は、何度も何度も何度も間違えた「適切or不適切」問題。
「最も不適切なものを選べ」と問われているのは分かってる!なのに、選択肢を読んでいるうちにいつの間にか勘違いして「適切なもの」を探し始めてたということは皆さんはありませんか?
そしてその場合、正解は「ア適切、イ適切、ウ適切、エ不適切」なのに、なぜかア・イ・ウの中からわざわざ「2つの不適切」を見つけ出せてしまうのだから、思い込みは怖い!人間の脳って不思議。

自分の場合結構これが多くて。
自己採点時、この信じられないほど残酷な勘違いをした自分をどうやって許せるでしょうか。
しかも何度目?か分からない(泣

その結果、道場の記事で見つけた方法を取り入れました。

設問文で「最も不適切なものはどれか」を見つけたら、その瞬間に選択肢の横に大きな∇を書き込む、という方法です。
いわゆる「ポカヨケ設置」です。
当時参考にした記事が見つからなかったので代わりに自分の問題用紙を載せておくのでご参考下さい。

ポカヨケ
【ポカヨケ/ポカ避け】(読み)ポカヨケ
主に工場の生産ラインにおいて、うっかりした人為的ミス(ポカ)が発生してもすぐ気づく、または防止できる仕組みの総称
(出典:実用日本語表現辞典)

以降、ポカヨケを設置することでこの憎むべき勘違いを激減させることができました。

 

上記③は、最初から3周回す気満々で臨む財務会計とは違い、企業経営理論は1周で全てのマークシートを埋めることを目指しました。
その後、余った時間で不安に思った「△」「×」「?」問題を見直します。
経営理論はパッと見て難易度を判定するのが相対的に難しく、日本語の解釈に手間取るうちに逆ザヤ沼問題化してしまうことがままありました。

逆ザヤ沼問題の何が怖いって、気づいたときには残り時間が少ないのに未回答のマークが多数ある!という事態に陥りやすいことです。
したがって、問題用紙の余白に△や✕を記しながらもとにかく一旦はマークシートを埋めきってから、△と✕を今一度落ち着いて丁寧に得点化するイメージを持つことで、そのような事態を避けることを目指しました。

 

上記④の「スラ打ち」は、次の記事を参考にしました。
困ったときにこれをやると設問がグッと読みやすくなるので、そんなときはお試し下さい。

苦手科目の攻略法~企業経営理論 その2 by 7代目とり

 

【運営管理】

① 1周目は図や計算問題を飛ばしてもOK(あくまでもMYルールです)

② 全体43~45マークの内、図・計算問題は10~11問に過ぎない(平成29年度は6問のみ)
・体感的に図や計算問題が多かったと感じた年も同様(自分にとって平成28年度)
・つまり飛ばすことを怖がりすぎる必要はない
・また残りの大部分75%の知識問題を丁寧に拾えれば図・計算はそこから更に点差を広げるためのボーナスステージと化する

③ 運営管理で日本語が難解に感じたら他の選択肢との文言の入れ替えを疑え

④ 「不適切を選択せよ」問題の左余白に「∇」を記入し、絶対に間違えないようにする

⑤ ア~エのそれぞれを計算させるパターンは、途中で「これじゃね?」と出会っても必ずすべて計算する
・もう1つ「これじゃね?」が出てきたらどちらかが誤り(よくある)

上記①は財務会計と同じ考えです。
必勝問題を瞬殺で得点化し、2~3周で回すつもりで逆ザヤ沼問題は飛ばす

上記②は、運営管理の図表問題は解くのに時間がかかる傾向にあったため書きました。
「結構、表や図が出たな」と思った年でも意外と割合で見るとそんなことはありません。
大体「例年通り」でした。

【設問数】 全問 図表問題 図表の割合
令和元年 44 10 23%
平成30年 44 11 25%
平成29年 45 6 13%
平成28年 45 11 24%

大体4分の1、経済のグラフや財務の計算問題ほどは多くありません。
また表や図の問題に特別に大きな配点が付くならともかく、配点は必ず2点か3点のどちらかです。
もし3点だとしても1点しか違わないので割り切るが吉です。
決して逆ザヤ沼問題化すべきではありません。

上記③の文言の置き換えは運営管理だけでなく経営理論や経済、財務会計など、色んな科目で使われる出題側のテクニックです。
経営理論の場合、ただでさえ日本語が読みにくい中でこれをやられると結構苦戦します。
ただ、運営管理の場合は設問文の読みにくさが経営理論ほどひどくないため、違和感を感じやすく思いました。
そうした違和感を感じたときに「設問間の文言の入れ替え」であるケースが結構多かったため、そこにアンテナを張っていました、という一例です。

上記の④と⑤は先述の通りです。

 

<科目ごとの類型化>

~手順の分類~

前回と今回の記事の内容を類型化してみます。
まずは手順の分類です。
このように並べると解法ノウハウ的に見えますが、あくまで私の場合の手順の分類にすぎません。

【高速回転塗り重ね式 】
財務会計は、高速で何回転も回すことを前提に必勝問題を瞬殺する。

【論点ごとに解答優先順位決め打ち式】
経営理論は、マーケ→経営戦略論→組織論の順に、1周で全マークを埋めた上で不安な問題(△や✕)を確認。

【図表問題は後回し式】
運営管理は、図表問題を後回し。

 

~手順ごとに科目を割り当て~

【高速回転塗重ね式 】経済財務会計
・初日の朝イチ2科目は30分間で1周完了。
・その後も2周目、3周目と高速回転して設問を解ききる。
・経済はグラフ問題、財務は計算問題にも「瞬殺できる問題(論点)」を作っておくこと。(過去記事「経済と財務の共通点」)
・難化年の1周目は解き残し多数&30分かからないため、早期に俯瞰して難化年と認識できた優位性を活かして対応。

【論点ごとに解答優先順位決め式】経営理論経営法務中小経営政策
・経営理論は、マーケティング→経営戦略論→組織論。
・経営法務は、会社法→知財法→民法。
・中小経営政策は、自分は「経営→政策」派だが逆の声も聞く。

【図表問題は後回し式】運営管理

※私は経営情報システムは基本的に免除したので分かりませんが、どれか合いそうでしょうか?

 

<まとめ>

「必勝問題」か「逆ザヤ沼問題」かを見極める力は、アウトプット中心の学習によって体得される「技」のようなイメージを勝手に持っていました。

また「いま解くか?それとも飛ばすか?」の「判断力」が、合格に十分な点を得らえるか?に直接影響するとも考えていました。

逆ザヤ沼問題にハマる前に必勝問題をすべて得点化する」を常に頭においてアウトプット中心の学習で技や判断力を鍛えることこそ、本試験で【合格に十分な実力を発揮する】ための準備であると思います。

なお、逆ザヤ沼問題に手を付けず飛ばす場合ですが、この方式、不規則に設問を飛ばしまくることになるのでマークミスにはくれぐれもご注意下さい!

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

本日は前回の続きでした。

今年は1次試験が1カ月早いため、スタートダッシュ的に1次試験対策をボリューム増し増しで進めておりますが、適時2次試験対策も盛り込んでいきたく思っています。

記事で触れたうちのどれかがご参考になることを願います。

べりーでした。


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

1次試験の7科目、学習範囲が広くて大変ですよね。
レベル的には関連分野の検定試験における3~2級レベルに相当するとも言われていますが、
はてさて、皆さんの実感はいかがでしょうか。

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

誰もが憧れる「一発合格」をあえて目指さず、戦略的に1.5年~の学習計画を作成し実行しているあなた
学習計画の進捗が思わしくなく、科目合格を狙おうと考え始めているあなた

記事の終わりには「告知」もあるので、そこだけはぜひご覧ください

学習計画について

先日、試験実施スケジュールが公表されましたが、例年どおりであれば、以下のような実施状況になるかと思います。

試験日毎の実施科目(予想)

2020年7月11日(土) 【あと121日】
A 経済学・経済政策(試験時間:60分)
B 財務・会計(試験時間:60分)
C 企業経営理論(試験時間:90分)
D 運営管理(オペレーション・マネジメント)(試験時間:90分)

2020年7月12日(日) 【あと122日】
E 経営法務(試験時間:60分)
F 経営情報システム(試験時間:60分)
G 中小企業経営・中小企業政策(試験時間:90分)

あと4ヶ月。どのように学習する予定でしょうか?
1次試験では、「過去問題を利用したアウトプット重視の学習法」が王道です。
すなわち、①教材を早めに絞って、②習慣付けして学習時間をどれだけ稼げるかが勝負です。
2次試験と違い、1次試験は学習時間に比例して実力が伸びます

「一発合格道場」読者の皆さんは、すでに学習計画を作り、PDCAを回している方が多いのではないでしょうか。先日のぴ。の記事(R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~)でも、合格者にはそうした傾向が如実に表れていましたね。
ドキッとした方は、ぜひ今日からチャレンジしてみてください)

試験日までに確保可能な勉強時間を算出し、科目ごとに割り出せる時間を逆算。ご自身の学習経験(実務、他資格に関する勉強)と照らしてメリハリをつけて臨む必要があります。
べりーの記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)でも、G.W.の使い方は超重要なことがわかりますね。
こうして考えていくと、複数年計画で目標を達成するという選択肢が視野に入ってくることになります。

科目「合格」と「免除」制度について

前置きが長くなりました。
これからご紹介する科目合格制度は、平成18(2006)年度に開始されたようです。
その根拠は、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に定められています。
(もしよかったら規則全体を読んでみてください)
ちょっと長くなりますが、折角の機会なので第四十一条だけ引用します。

中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則

(第一次試験の免除)
第四十一条 次の各号に掲げる者に対しては、その申請により、それぞれ当該各号に掲げる科目について第一次試験を免除する。
一 学校教育法による大学若しくは高等専門学校、旧大学令による大学(予科を含む。)、旧高等学校令による高等学校高等科又は旧専門学校令による専門学校において通算して三年以上経済学に属する科目の教授若しくは准教授の職にあった者又は経済学に属する科目に関する研究により博士の学位を授与された者 経済学・経済政策
二 経済学について公認会計士試験を受け、その試験に合格した者又は不動産鑑定士(不動産鑑定士試験に合格した者を含む。) 経済学・経済政策
三 公認会計士(公認会計士試験に合格した者を含む。)又は税理士(税理士法第三条第一項第一号から第三号までに規定する者を含む。) 財務・会計
四 弁護士(司法試験に合格した者を含む。) 経営法務
五 技術士(情報工学部門に登録されている者に限る。)又は情報工学部門に係る技術士となる資格を有する者 経営情報システム
六 情報処理の促進に関する法律第二十九条第一項の規定による情報処理技術者試験(情報処理の促進に関する法律施行規則の規定によるITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、システム監査技術者試験又は応用情報技術者試験に限る。)に合格した者 経営情報システム
2 第一次試験の一部の科目に合格した者に対しては、その合格した第一次試験の行われた年の初めから三年以内に第一次試験を受ける場合は、その申請により第一次試験の当該一部科目を免除する。

【2020/3/17一部改正により追加】
3 前項の規定にかかわらず、災害その他やむを得ない事由により同項の期間内に第一次試験を受けることが困難であるときは、経済産業大臣が当該事由を勘案して定める期間内に第一次試験を受けることとする。

他資格等保有による免除(第一項)

特定の資格試験に合格された方は、特定科目における「中小企業診断士となるのに必要な学識」(同規則第四十条)を備えているものとみなして、「申請」すれば受験が免除されるのです。
例えば、弁護士の方であれば、「財務・会計」(税理士になれるから)と「経営法務」以外の5科目で「総点数の60%以上」を得点し、かつ1科目でも「満点の40%未満」がなければ1次試験合格が可能です。

カテゴリーごとの分母としては、第六号にある情報処理技術者試験の合格者の方が、一番多いかもしれません。
中でも、応用情報技術者試験は「経営情報システム」の免除を狙って受験される方も多いようです。
個人的には、「経営情報システム」の対策をするより、応用情報技術者試験の勉強をする方がよほど大変で遠回りだと感じましたが、中小企業診断士試験を機にIT活用の重要性に気づき、深掘りした学習を進めていくのだとしたら、それは大変素晴らしいことだと思います。

ここで一つ指摘しておきたいのは、「企業経営理論」「運営管理」「中小企業経営・政策」の3科目については、どのような受験生にとっても必修科目とされているということです。試験時間も90分割り当てられており、「学識」の中でも、この3科目がより重要視されていることが伺われます
他資格を有している様々な分野の専門家の方にも、当該分野を学んでもらい、中小企業政策の普及に寄与してもらいたいという意図が垣間見えるのです。

科目合格による免除(第二項)

前年度に特定の科目で満点の60%以上を得点できると「科目合格」に認定されます。
(正確には「試験委員会が相当と認めた得点比率」とされていますが、これまで60%から基準が変わった事はないようです)
「科目合格」した後、残存科目で総点数の60%以上を獲得すると「1次試験合格」となります。
「科目合格」の有効期間は3年間ですが、免除申請は受験申込時にしかできないのでご注意ください。

(科目合格と組み合わせた最終合格パターンは令和元年度の「第1次試験案内・申込書」をご参照)

(2020/3/20午後17:30追記)「有効期間の延長について」
3/17付の官報にて、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」の改正が公表されていました。それによれば、「災害その他やむをえない事由」(=新型コロナウイルスの感染状況を念頭に置いているものと思われます)で本来の有効期間に受験できなかったときは、その有効期間を経済産業大臣が定める期間まで延長する旨が定められました(同規則第四十一条第三項)。同様の事由で、1次試験合格者が有効期間である2年間に2次試験を受験できなかったときは、有効期間を延長する旨が定められました(同規則第四十三条)。2次試験合格・養成課程/登録養成課程卒業後の登録期間(同規則第一条・二条)、更新登録(同規則第八~十条)についても同様の規定が設けられています。
朗報ですね!!

科目合格を利用するメリット・デメリット

科目合格を利用する=複数年計画で1次試験に臨むということです。
ただ、ここで忘れてはならない視点があります。

仮に3年で1次突破を考えるなら、最大3年間、2次試験の準備期間がある
(参照:10代目makino「【今やっておきたいこと】科目合格のメリットを活かそう」)

未合格の科目に集中するだけでなく、2次試験を意識した学習スタイルを実施してこそ、この戦術に意味があります
免除科目で余裕が出来た分、「学識」(1次の試験知識)の「応用能力」を問われる2次試験についても、じっくり勉強したいところです。

学習期間の戦略的な長期化にあたり、合格目標年度の2次試験を見据えた「ピーキング」は一つの鍵となります。
つまり、試験本番で最大のパフォーマンスを発揮(ピーク)できるよう、調整するという事です。
「ピーキング」を含めた、2次試験を意識した学習スタイルについては、後日あらためて記事を書きたいと思います。

メリット・デメリット

さて、私の考える、科目合格を利用するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

【メリット】受験科目を削減し、学習時間の配分を変更することが可能
【デメリット】リスク分散効果が弱まる

メリットはこれまでご説明した通りです。
デメリットである「リスク分散効果が弱まる」とは、受験科目数が減少することで、未合格科目の難化の影響が大きくなるという話です。

仮に得意科目に科目合格し、不得意科目を翌年に残した際、翌年の試験では足切りには合わなかったとしても、得意科目による平均点のカバーがなくなってしまうことがリスク分散に影響してしまうでしょう。
なお、このデメリットについては、得点源と考えることが出来るほど完成度が上がっている科目があるなら、来年また受験してもよいのでご安心を。「強みは活かす」ということですね。
こうして考えてみると、苦手科目を後回しにするという計画の立て方はあまり上手くないということは、おわかりいただけると思います。

私の失敗例

1回目(2017年):3科目合格
「財務・会計」(64点)「企業経営理論」(67点)「経営情報システム」(60点!

苦手科目がたまたま60点に到達していたので、これ幸いと翌年その科目を免除することにして、勉強時間を他の科目に充てることにしました。いわゆる暗記科目のうち、「経営法務」と「中小企業経営・政策」を残してしまったので、試験勉強における負担を省力化し、集中しようと考えたのでした。

2回目(2018年):4科目合格
「経済学・経済政策」(80点)「運営管理」(64点)「経営法務」(52点+8点)「中小企業経営・政策」(64点)

2018年の「経営法務」は語り継がれるほどの難化を見せました。
結果的に、後に発表された得点調整措置(8点を一律加点)がなくても合格できる点数を総合計では稼げていたものの、試験時間中は冷や汗をかくハメになりました・・・。
また、せっかく準備する時間があったにも関わらず、2次試験の本格的な対策を始めたのは1次試験後。要領の悪い自分は、勘所がわからないまま試験当日を迎え、見事に玉砕しました。お恥ずかしい限りです。

不得意科目を欠席するという選択肢

試験当日、不得意科目(学習が不足している科目)は受験しないという考え方もありますね。
昨年の1次試験でも、全受験者数17,386名のうち、2,695名(15.5%)もの方が1科目以上欠席されています。
個人的には、学習不足の科目であっても、お試しで受験するのも一案ではないかと思います。
(あわよくば…欲をかいてはいけないのですが。)

ちなみに、科目合格していると、「中小企業診断士第1次試験のご案内・申込書」が送付されてきます。(参照
昨年、1次試験を全科目合格されていると送付されてきませんので、ご注意ください

目的に合わせた戦略、戦術を

この記事の目的は一つ。「あなたのペースでいいんだよ」と皆さんの背中を押したかったのです。

私の場合、最初から複数年計画で試験に臨んだわけではなく、結果的にそうなってしまっただけなのです。
でも、3年弱という学習時間にも、2019年というタイミングでギリギリながら合格したことにも、意味があったと感じています。資格取得という道では遠回りしてしまいましたが、その間、自分自身の志は熟成できたと思いますし、この試験にも真剣に向き合えたと思います。だからこそ、この資格を最大限活用したいとも思えました。

「一発合格」を表題に掲げる道場において、ストレート合格者だけでなく、多年度合格者も執筆メンバーに加わるようになったのは、全ての受験生に多様な合格者からの視点をお届けするためだと考えています。
ストレート合格者からは「効率的な学習方法と思考プロセス」を、多年度合格者からは「経験に基づく戦略と不屈の精神」をお伝えできたら嬉しいです。

話を戻しますが、科目合格は日々忙しく過ごしている受験生にとって、受験のハードルを下げられる素晴らしい制度です。
誰もが試験勉強だけに邁進できる環境を得られるとは限りません。
一方で、同じ科目でも年度によって難易度にバラツキが生じる点で、科目を絞りこんで勉強するのは、リスクが高い戦術だということもしっかりとご認識ください。
「経済学・経済政策」「財務・会計」のような理解が重んじられる科目は継続的に強みに出来る一方、「経営法務」「中小企業経営・中小企業政策」のような暗記科目は、出題傾向が変わると途端に地雷科目になります。
上記でご紹介したように、“国家試験としてのバランスを欠くのではないか”と思いたくなるほどの難化を見せる事もあるからです。

今日のまとめ

複数年計画もアリ。但し、科目合格制度の利用は慎重に検討を!

以上、いけちゃんでした!
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


【「ココスタ」オープンのお知らせ】

オンラインコミュニティ「ココスタ」が、いよいよ3/22にオープン!

今年は、設立者である10代目ksknに加え、昨年合格したメンバー8名が事務局に入ります
一足先に合格しただけの私たちが何が出来るのか、参加してくださる受験生の皆さんと「新しい診断士受験コミュニティ」を作っていくため、ここまで議論してきました。
その結果、

「中小企業診断士試験の合格を目指す参加者が積極的に発言・質問し、密に交流することで、合格に必要な知識やノウハウを獲得する場
ココスタ利用規約+入会申込みフォーム

という理念を「利用規約」に掲げました。
皆さんの自主性を最大限尊重しながら、事務局がファシリテートさせていただきます。
上記リンクから「利用規約」をお読みいただき、同意いただける方は、ぜひご参加ください♪


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@ウインクあいち(愛知県産業労働センター)

満員御礼!キャンセルあれば、お申し込み可

詳細はこちらをご確認ください。

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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。今日は15回目の担当。前回は一次試験の直前でした。受験されたみなさん試験お疲れ様でした!!

そして、翌週の10日土曜日には東京、翌日11日日曜日には大阪で夏セミナーを開催いたしました!お忙しい中参加してくださった皆様、こちらも重ねてお礼申し上げます。

ちこまる(仮)は事例Ⅲ東京会場のプレゼン、大阪会場は私の資料をアレンジしてmakinoさんが話してくれました。

今日は担当した事例Ⅲのコンテンツの一部で、15分の尺に収まらなかった部分をしっかりお届けしたいと思います。

先にお伝えしますが今回の記事、ちこまる(仮)史上過去最長です。お昼休みや通勤中にサクッと読みたかった方、収まらないかもしれません…。エッセンスは前半に寄せていますので、まずはそちらだけでもご覧ください。

 

おさらい。C社とA社・B社の違い

A社・B社と違ってC社はもうちょっと頑張れ、な企業です。

その違いは、当たり前なことを当たり前にできるボーダーを超えているかどうか。

A社やB社は強みを発揮し、紆余曲折ありながらも成長や発展に向けた課題があるのに対し、C社は当たり前のことができておらずよくないこと=問題が発生しています。事例Ⅲで問われるのは、戦略問題・オペレーション問題の大きく2種類がありますが、多くのパターンでは第1問に戦略問題として強みや強み形成の要因について問われます。また、最終問題は第1問での強みを受け、今後どう展開していくかを問われる戦略問題です。間の第2問から第4問(くらい)までがだいたいオペレーション問題で、「ダメなとこ・よくないとこ」を修復していくやり方を問われることが多いです。

このオペレーション問題が事例ⅠとⅡの大きな違いとういことをまずは押さえておきましょう。

 

どこまで踏み込むか

オペレーション問題で対象となる解決策は必ず「自社でできること」です。診断士として自社でできないことを提案してもなんの解決にもならないので、ここは理解していただけると思います。自社でできることのうち、さらに助言、と言える範囲に限ります。ここは少しセミナーでも触れましたが、無茶言う診断士は嫌われます。

例えば…

診断士1「社長!工場新設しましょう!!」

社長「そんなお金ない」

→大型投資が必要なものは優先度は低めです。絶対なし!じゃないけどその前に多分提案できることがあります。

診断士2「素材を仕入れすぎて在庫があるなら新製品を作りましょう!!」

社長「在庫を減らす方法としては新しすぎない?」

→最終問題で今後の成長に向けて何する?の問題ならまだしも、オペレーションの不具合を新製品開発で解消するのは、ちょっとやり過ぎな感じがあります。最近の過去問ではその方向で解決したことはありません。(昔すぎる過去問は読んだことがないので私も確信はしませんが、多分ないと思います)

診断士3「取引先からの金型指定はやめましょう!」

社長「取引切られそうだからヤダ」

→取引先との取り決めに踏み込むケースは稀です。取引先から業務移管を受けることが決まっている場合は、移管業務について踏み込むことはあっても基本的には自社内で解決できる方向性を探ります。

診断士4「需要予測の精度を上げましょう!!」

社長「どうやって?」

→需要予測の分野は基本的に事例Ⅱで重く問われる分野です。事例Ⅲは決められた需要は基本的に自社では変えられないものと思った方が良さそうです。今後の見通しが立っている場合はそれを採用しますが、こちらからの働きかけで需要を変えられるわけではないという前提で進みます。

この、自社でできるかどうか?がいくつかの施策を組み合わせる際の優先順位の基準になります。

 

ダメなところを形成するルールはなんなのか?

ではどう解消するか。通常の問題解決プロセスでも同じですが、問題が発生している場合はその原因が何なのか?に注目します。オペレーション問題で問われるダメな原因の多くは、社内のルールにあります。ということはその現場に合致しない社内ルールを修正して行くことで問題を解決すれば良い、という提案をするのが王道パターンです。

社内ルールは与件本文の、生産概要に多く登場します。(他の段落にも出てくるケースがあります)このルールをきちんと拾うことができれば、問題の原因になり得るルールはどれかを選択でき、オペレーション問題が解きやすくなります。ルールチェックの探し方は、「うちは〇与件本文のルール部分〇ルールでやってます」という文脈に乗せられるかどうか。最初は慣れるまで何がルールなんだろう??と思われるかもしれませんが、シンプルに自社で決めていること、とまずは捉えてみてください。私は自社完結ルールだけでなく、取引先に指定されることも一応広義のルールと捉えて、確認しています。

 

H30年度を見てみよう!

昨年の過去問で確認してみます。実際の本試験の与件で、私がルールとしてチェックした項目は下記の通りです。

1.第9段落の製造部の構成

人数が書かれてる時もありますね。

2.第9段落の各課のやっていること

これに生産工程を合わせて考えることもあります。設計担当がなぜか完成した製品の検査をしているということもありました。誰が何をやっているかということが順序にあっていないと生産現場は混乱します。

3.第10段落の「繰り返し発注され毎日指定数量を納品する」こと。

これは発注先からのルールにあたるので自社で変更できる領域には基本的には当てはまりませんが、毎日指定数量を納品することと社内のルールが合っていないことで在庫が多いという問題が発生しているので、チェックします。

4.第10段落の「毎週末の金曜日に〜中略〜確定納品計画が指示される」

これも同様に取引先からの指示ですので変えられませんが社内のルールとの差分に注目するためにチェック。

5.第10段落の「C社の生産管理課では〜中略〜生産計画を確定する」

ここで4との差に注目する必要がありますね。

6.第10段落の「日々の各製品の成形加工は、〜中略〜原則週1回計画される」

いかにもルールっぽい表現になっています。数量や頻度はルールの中でも在庫関係では取り上げられやすい部分です。例えば生産計画は週次で部品の発注が月次ならば、月次の生産計画の予測の精度が悪いと部品の在庫がたまったり、欠品したりしますね。

7.第10段落の「生産ロットサイズは〜中略〜成形機の段取り時間を考慮して決定される。」

段取り時間の基準は成形機にあるようです。他の段取り時間と成形機の段取り時間の差が大きいと、手待ちや滞留が発生しますね。この後マンマシンチャートで段取り時間の話が出てきますので、ここは中心論点です。

8.第10段落「生産効率を上げるために生産ロットサイズは〜中略〜受注量よりも大きく計画され」

この文の直後に「製品在庫が過大」とあるので、この問題の原因となっているのがロットサイズの決め方にあるということがわかります。受注量ではなく生産効率が優先されていて要するに、作りすぎているということですね。

9.第10段落「C社の生産ロットサイズは約3,000個で週1回の生産を行なっている」

これはルールというより現状の計画がだいたいそうなっているということを表しているのですが、その直前の毎日600個の納品指定を考えると1週間(5日)で3,000個は悪くないように見えますね。ただ、600個前後と書かれているためぴったりではありません。

10.第11段落「作業者1人が2台の成形機を〜中略〜メンテナンスなどを担当している。

第11段落以降は在庫の話から成形機の段取り時間が長い話に関連したルールになっていきます。7で述べたように成形機の段取り時間を基準に生産ロットサイズを決めているとありました。そしてこの成形機の段取り時間が他の工程より長いので、生産効率が全体として下がっているということになっています。多分他の工程の作業員は暇を持て余しているんでしょう…。あとで出てくる、成形機の作業者もかなり暇そうなので、全体的に暇そうな工場、ということになるのでしょうか。

11.第11段落「全ての成形機は、〜中略〜自動停止状態となる」

金型をセットすれば全自動だそうです。段取り時間問題さえ解決できれば、割といいスピードで動いていけそうですね。スイッチポチ、のあとは作業員の手が空きそうです。

12.第13段落「金型は顧客からの支給品もまだあり、C社内で統一した識別コードがなく、また置き場も混乱していることから、〜中略〜探すことができない金型まである」

金型に関する情報です。識別コードがないのは社内ルールがないということですね。識別コードは情報項目としてもチェックします。(これはセミナーでお伝えした情報問題はDRINKで、の内容とも繋がります。これはまたいずれ)情報問題が第4問にあるので、識別コードが使えそうです。

置き場が混乱しているのは定期的な整理整頓の機会がないということを表しています。さらに、「ベテランしか探すことができない金型まである」と書かれています。「まで」ってよっぽどです。こんなことまであるんですよ!!と生産部長さんの嘆きが聞こえてきそうですね。ピンチっぷりを表している強調表現なので、「まで」とか「しか」とかそのあたりの「これは伝えたいんですよ!!」というニュアンスは漏らさず拾いましょう。

 

図1と図2の読み取り

どちらもルールというより現状を表していますが、情報量はそれなりにありますので、どんなことを読み解いたかをご紹介します。

図1ではこの一文を在庫推移グラフで表しており、在庫が0に近く日があるのか、最大の在庫を持っている日はいくつくらいなのかを確認します。また、カレンダーがありますから、計画を作る金曜日に丸をして、その日時点の在庫数も見ておきます。週に1回程度3,000個作っています。(これも不思議なことに毎回3,000ぴったりではなく微妙に増減してるんです。どんなやり方で作っているんだろう。。。個人的には気になります)

一番在庫切れのピンチが7月19日で、翌日の20日にはまた作っていますが、もう1日後ろにずれていたらかなりの大ピンチでした。欠品リスクがあります。今回は過剰在庫が過大になっていますが、欠品も結構やばいですね。さて、メインの過剰在庫ですが、一番多いのは7月10日。5,200個程度です。どのくらいのサイズのものを作っているかはわかりませんが1日平均600個だとすると大体9日分弱の在庫があるわけです。9日分の在庫を置けるスペースを確保しておくのが大変、ということのようですね。ロットサイズを考える際、品物が小さくて在庫にコストがかかりにくい場合は、今回のように生産性を重視するということもありますが、それなりの大きさの場合は邪魔ですし、倉庫もタダじゃないので小さいロットサイズで在庫コストを下げた方がトータルとしてコストダウンにつながることもあります。

8で生産性を重視してロットサイズを決めていると書いてありますが、これが全体最適にならず部分最適になっている、ということが問題点としてありそうですね。

続いて図2です。初出題のマンマシンチャートでした。中央に書いてある作業者、随分暇そうです。。。待ち時間長いですね。何してるんでしょうか。スマホとか見てるのかな。午前中は9:40からお昼ご飯まで、なーんもやってないですね。ポチッと押したらそのあと暇な機械を使っているのに、ひたすら暇そうです。働く側にとってはいい条件かもしれませんが、診断士は経営者の味方なのでこれでは困ります。なんとか働いてもらいましょう。

右側の2台の成形機については、稼働率としては悪くなさそうですが昼休みが待ち時間になっているようです。何度も繰り返しますが、ポチの後は全自動なんです。この機械には昼休みいらなさそうですね。働いてもらいましょう。

左側の段取り作業では絶対にその時間じゃないとできない、という作業は、加工が終わった製品Aの金型取り外しと、製品Bの金型取り付け、材料供給、調整・トライです。使い終わった金型Aを棚に戻したり、Bの金型を取ってきたり、材料を置き場から持ってくるのは、別にこの時間じゃなくてもできそうです。これらを外段取り化すると、段取り時間はもっと短くなりそうですね。ちょうど作業員も暇なようなので、金型を取ったり片付けたり、材料を運ぶのは待ち時間にやっておいてもらいましょう。

これにより、40分の段取り時間が24分短縮でき、16分になります。機械はお昼休みに暇なようなので、24分短縮が2回分で48分前倒しでき、ちょっとお昼の時間を後ろにずらしたり調整すれば、ポチッとした後に作業者はお昼ご飯を食べ、その間機械を動かし続けることができそうです。

私は完全に無人で機械が動き続けることのリスクを感じたので、終業前にポチッとして夜の間動かすということはしませんでしたが、その選択肢を取った人も多数いるようですので、ありなのかなという気もします。ロットサイズを小さくすれば加工する種類を増やすこともできますし、在庫も少なくできそうです。

何より金型置き場が混乱していてベテランしか探せない金型(それは果たしてどうなんだという気もしますが)があるくらいの状態になっているのですから、待ち時間に5Sでもして欲しいところです。とにかく暇すぎるのは無駄。働いてもらいましょう。

ちなみに、私が以前取材したメーカーさんで、金型の種類が多くて管理が大変という問題があったのですが、全自動金型倉庫を導入して、バーコードで品番を入力すると自動で出てくる、という装置を入れたとおっしゃってました。

似ているのがいろいろあって人間の目で判別ができないので、とおっしゃってましたがIT化できると金型管理問題も解決できます。新たな問題として「しまうときに間違えると誰も気づかない」というのがあるとおっしゃっていて、なるほどそういうのもあるなぁと思ったのでした。

 

これらのルールを駆使して、第2問・第3問へ

第2問で問われているのは成形加工における作業方法の問題点と改善策でした。これは第11段落と図2を中心に、作業員の待ちを短くし、成形機の稼働を上げる方法を考えていきます。ロットサイズ問題も絡んではくるのですが、作業方法の問題点からは少し外れるのと、第3問でロットサイズ問題をたっぷり扱うので、どうして文字数が余れば入れる、くらいの優先度でいいと思います。先ほどのルールでは9から12です。キーワードとして外段取り化、5SやSLPで段取り時間を短く、お昼休みを工夫して加工を続けることなどがあります。

第3問は生産計画と在庫の問題点、改善策でした。これは第10段落と図1の内容から書き出していきます。ルールでは1から8までが中心論点になりそうです。キーワードは生産性ではなく在庫を加味したロットサイズに小さくしちょこまか作るということが考えられます。

 

終わりに

ちょっと(いや、だいぶ?)長くなりました!みなさんが解いた時のプロセスと見比べながら見ていただければと思います。自分でもこんなに長くなると思っておらず、最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。

昨日のいよっちのブログでもありましたが、事例3は平均点が低く偏差も大きめ、得意科目にできれば差をつけられます。オペレーション問題でしっかり得点して、得意科目にしていただければと思います!

今日も読んでいただいてありがとうございました!ちこまる(仮)でしたo(^▽^)o

 

 

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おはようございます。makinoです。本日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

6月上旬に、妻と一緒に、大がかりなお家の片づけをしていました。納戸(に使っているお部屋)と、自分の部屋を片付けていたら、こんなものが出てきました。

 

平成24年の1次試験受験票です。7年前ですね(あってるかな)。自分が初めて、1次通過した年のものです。

 

当時は、こんな感じで科目合格していたんですね。受験票に思い出させてもらいました(ありがとう、受験票)。もちろん、この年から2回受験した2次試験は残念な結果だった事も、あらためて思い出しました。懐かしいですし、嬉しかったです。そして、当時の悔しさや、今だからわかる、稚拙さと恥ずかしさなど、複雑な気持ちも、思い出しました。自分の人生の一部です。

 

自分はこの後、平成25年を最後に、5年間のブランクを経て、平成30年に、この試験に再挑戦しました。そして受験票は、この年のみならず、申し込みをした全ての年度の受験票が残っていました。

 

写真の受験票に、画びょうの穴が開いていますが、コルクボードに留めていたのです。中断はしましたが、自分にとっては、「いつか取る資格」だった訳です。だから受験票は捨てていなかった。それも思い出しました。

 

 

うーん、なにか偉そうですね。すみません。

 

昨年の合格者の立場で、ここで記事を書かせて頂いていますが、これが等身大の自分です。そして、こんな風に、この試験とお付き合いしてきた人もいますよ、という事を言いたかったのです。

 

「科目合格」を積み重ねた方。「今年こそ」の方。それ以外にも、1次試験を受験される読者のみなさまに、その事が伝わっていましたら、とても嬉しいです。

 

 

 

さて、本題です。

 

今回は、makinoがブックマークしていた道場記事(1次対策編)です。記事リンクと合わせて、私がお役に立ったポイントを抜粋して、お届けいたします(良く言いますと、キュレーションのようなものですね)。6月末のTAC模試前に、皆様の取りこぼしを、少しでも救うお手伝いが出来れば、とおもっています。

 

さてさて、最近、ちこまる(仮)とsoyaが、素敵な過去記事のリンク紹介をしてくれたので(以下)、めっきりパクリ感がでてしまいましたが、私がこの記事の第一稿を書いたのは、これらの良記事がアップされる前でしたので、パクリではありません(一応言い訳させてください)。

 

【渾身】永久保存版! 渾身シリーズまとめページ:ちこまる(仮)

 

【残り7週間】一次試験までの過ごし方:soya

 

それにしても、このシンクロニシティー(なのでしょうか?)には、驚きました。

 

 

また、ご紹介の前に、1点、誤解なきようにお伝えしますと…、

「この記事以外は、お役に立たなかった」という事を言いたいのではありません。一度読んで、スーッと頭に入る素敵な記事も多数あります(ありました)。以下でご紹介するmakinoがブックマークしていた記事は、「この科目を勉強するときに参考にしよう」、「家に帰ったらこの記事の通りにやってみよう」、「2次にも使えそうだぞ」、という視点が強いです。読者としての「自分の好み」も多分にあります。

 

また、過去記事という特性上、本年度の試験にそぐわない内容(法改正など)があるかもしれませんが、その点は、どうぞご了承ください。

 

ご理解、どうもありがとうございます。それでは、当時の受験生の立場から、リンク元の記事に、最大限の感謝とお礼を込めて、ご紹介いたします。

 

 

<企業経営理論>

【一次データ分析②】勝負の別れ目Cランク!~企業経営理論~ | 中小企業診断士 一発合格道場(9代目Chikaさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

【スラッシュ法】

企業経営理論は、設問文・選択肢で日本語が読み取りにくい問題ばかりです。

そこで、スラッシュを入れて文節に区切っていき、

区切った文節と文節の間や、文頭と文末が中間の文節によって矛盾が生じていないかを検証する方法です

==================

->独学だったので、こんな事を教えてくれる人もいませんでした。おそらく、予備校では王道&定番のやり方なのだと思いますが、ありがたく頂きました。

 

 

<運営管理>

【運営管理】二次試験に直結する暗記方法(前編)(6代目うみのさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

方法3:生産管理の知識は、「企業が抱える課題の解決方法」として捉える。

==================

->このパートの下部にある図表、大変わかりやすく「おおっ(2次の勉強にもなる)」といった印象でした。

 

 

【直前期対策】不安の乗り越え方&運営管理(6代目うみのさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

さて、運営管理のキーワードの中でも意外とひっかけ要素になりやすいのが、アルファベットの略語です

==================

->ありがとうございます。知識の補充に、ありがたく頂きました。

 

 

【運営】まるかじり生産管理(初代ふうじんさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

体系を理解し、それぞれの手法や定義を理解することが早道

———–

■レイアウト~SLPとP-Q分析■

==================

->ありがとうございます。SLPがそれほど大事だと思っていなかった上に、誰かに教えてもらえない独学者であり、体系的理解にも欠けていましたので、ありがたくいただきました。

 

 

<経済>

【経済】「石川の経済」を斜め読み(ミクロ(上)) (初代ふうじんさん)

 

->以前、わたくしの記事でも紹介させて頂きました。この記事を参考にさせて頂き、石川経済学を開始いたしました。

 

 

<法務>

覚えても解けない経営法務との戦い方(7代目たきもさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

■戦い方④:会社法と知財「しか」やらない

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->こちらの記事、全て大変お役に立ちました。法務で苦しむ方は、自分が何を苦しんでいるかを知るために、ご一読頂ければ、と思います。そして、「こんな割り切りもあるのね」と気を楽にした、素敵な記事でした(私は、怖くて割り切れませんでしたが・笑)。

 

 

【法務】会社法攻略に近道なし(2代目Wackyさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

2.【論点別】機関設計

==================

->表を作ってまとめよう。という記事の中の試みに、挑戦してみました(が挫折しました、すみません)。でも、お役立ちしましたので、ご紹介させて頂きます。ちなみに、自分が法務で何をしたかというと、こちらの過去記事をどうぞ。

 

 

<全体を通して>

闘いの腕を磨く(6代目おはともさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

最後に見直しを行い、一度選んだ答えを書き換えると何が起こるのか、

ぜひ答練で一度実験してみてください

==================

->素敵な気づきでしたので、ご紹介させて頂きます。悩んだ末に、書き換えた答えが不正解だった自分に、気づきを頂きました。ありがとうございました。

 

 

講師直伝:ペンキ塗り学習法(初代ふうじんさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

■まとめ■パートの学習計画表

==================

->そろそろ7科目のまとめをしたくなった自分に、お役に立ちました。ありがとうございました。

 

 

チャート作りでラクラク暗記術(初代ふうじんさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

【3. チャートで整理してみよう!】

==================

7科目のチャートが掲載されております。「このレベルまでまとめる事は、自分には無理」、と割り切り、チャートを拝見しつつ、自分に足りない知識と理解を補充していました。

 

 

 

さてさて、紹介は以上でおしまいです。

運営管理と法務の記事が多いのは、やはり少し苦手意識があったのだろうか、と今更ながら気づきました(自覚がありませんでした)。そして、みなさまにも、良き気づきになるようでしたら幸いです。

 

 

今回は以上です。最後に、一言です。

 

 

おかげさん

(相田みつを)

 

 

はい、そうです。

私は昨年、ここにご紹介させて頂いた1次対策の記事と、それ以外にもたくさんの素敵な記事のおかげさまで、1次通過できました。どうか、みなさまのお役にも、立ちますように。

 

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。感謝いたします。

 

 

 

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どーも、そーやです。
一次試験まで残り47日、7週間を切りました。去年の私の直前7週間となった時からの勉強方法と、この時期におすすめの道場記事の紹介をしたいと思います。

7週間前からの勉強方法(独学編)

以前の記事で去年のメンタルブレイクな状況をお伝えしましたが、それが落ち着いたちょうど試験7週間前から私の診断士試験対策が本格的に始まりました

【7~6週間前】運営管理と心中

運営管理については、TACスピテキは一通り読み終わってましたが、過去問は数カ月前に1度だけ、スピ問は開けたこともなかったため、この科目の点数を取るイメージが一切湧きませんでした。しかし1次試験初日の4科目目で集中力も落ちるだろう科目です。私自身はこの科目がキーマンと考え、この2週間は運営管理のみに集中することとしました。

勉強方法は自己紹介記事でも書きました解説転記(過去問を解かず、いきなり解説の内容をすべて過去問に書き写して本番の出題言い回しや癖などを抑えるやり方)でH27年~H29年の過去問を取り組みました。書き込んだ後はiPadを使っていたために論点ごとに過去問を並べ替えて、それをひたすら見て暗記することを取り組んでました。

【TAC直前模試】惨敗、だけど

運営管理が53点、財務が56点で、それ以外は40点以下でした。きちんとやっている受験生の方とは比べ物にならないですが、それでも運営管理は2週間前だったらマグレでも40点取れなかったレベルからここまで引き上げられたことで、解説転記のやり方は自分に合ってると確信し、経済、企業経営なども同様の取り組みを7月から開始しました。

またTAC模試ですが、私は財務以外は復習していません。理由は時間がないため、模試の復習をするよりもまだ着手していない科目や過去問に取り組んだ方が圧倒的にパフォーマンスが高いと考えたためです。模試は復習しないと効果がない、と言われることもありますが、その人の置かれたシチュエーションに応じてやるやらないの取捨選択をした方がいいと思います。

私がTAC直前模試で重視した点です。
①前日夜から一日目朝、経済が始まるまでの過ごし方
②お昼ご飯の選択(私は経済と財務の間にウィダー、昼はおにぎり1個、経営と運営の間でカロリーメイト)
③企業経営論の時間の眠気度合いの確認めっちゃ眠かった
④一日目終了から二日目開始までの過ごし方

本番と同じと考えてどう過ごせば最大限のパフォーマンスを引き出せるか。それだけを注意して受けました。点数は二の次です。本番で高いパフォーマンスを発揮できれば各科目5点~10点は変わると思ってます。それの予行練習ができると考えただけでも大きな機会だと思います。

【5~4週間前】経済、経営中心+法務開始

TAC模試で手ごたえを感じたので、経済、経営も同様の勉強法を開始しました。一回の勉強で過去問10問くらいを解説転記する、くらいの強度でした。そんな多くやっても記憶できないので、自分が本当に集中できる時間だけを絞って勉強してました。また法務も会社法は得意とはいえ、知的財産権は全く手つかずだったのでテキストの読み込みを行いました。makinoの暗記法たっつーの渾身記事は良くまとまっているので、おススメです。

 

・・・試験直前3週間はまた別記事でまとめたいと思います。

 

6月に見るべき!おススメ道場記事

ちょいちょい各メンバーが道場の過去記事を紹介しています。私は、「閲覧数」が多い記事は受験生に有益な記事である、という観点のもと、初代投稿開始から延べ3,000以上の記事のうち閲覧数Top250以内の記事だけ抽出してご紹介します。

【7代目碧:2,550 view】
【ラスト1ヶ月の戦略】スト合格めざすなら、絶対に模試受験後すぐにやるべきことを教えます
直前模試後からの戦略についてまとめてます。貯金科目と苦手科目の比較、どうやってあと数点絞り出すか、など非常に重要な戦略です。

 

【7代目こば:5,968 view】
一次試験データ分析シリーズ~その6経営情報システム~
一次試験データ分析シリーズ~その7中小企業経営・中小企業政策~
分析シリーズなのでデータが古いのはご愛敬ですが、暗記科目の対策方法をまとめてます。特に経営情報システムは閲覧数Top50以内と道場記事屈指の閲覧数で、結構な受験生が見ています。対策のリンクが良くまとまっているので、暗記兄弟はこれで再確認してください。

 

【4代目まっすー:11,490 view】
【一次試験】いきなり過去問アウトプット作戦
Top10の閲覧数です。恥ずかしながらこの企画をやるまで知りませんでした。直前期だからこそ通用する技です。読者の中にはこれから初めて手を付ける科目がある、という方もおられると思います。勇気をもっていきなり過去問アウトプット作戦!

 

【8代目ロック:2,933 view
~運営管理はこう戦え~
直前期にこのワードを見てドキッとするかどうか。そんな注意喚起をしてくれる良記事です。記事内に7代目こばの直前期対策記事のリンクもありますので、要チェック

 

【7代目かおりん:2,963 view】
忙しい?じゃあ、スキマ時間に財務をやろう。
直前期だからこそ忙しい。でも財務は隙間見つけてやっていこう!

 

【9代目chika:2,492 view】
【中小】白書の暗記をスムーズに!2017年版の概要をまとめました。
暗記科目の攻略法(情報、中小)
【中小】92点を取った勉強法① ~意識したい3つの視点~
【中小】92点を取った勉強法②(おまけ付き)
&10代目かわとも記事&いよっち記事。chikaの記事は惜しくもTop250には入らなかったけど、私もだいぶお世話になりましたので紹介します。2018年版も10代目の誰かがやってくれる…はず!中小に関連して10代目の中では閲覧数の多いかわとも&いよっち記事もご覧ください。中小はこっからの頑張り度合いで点数が大きく伸びます諦めないで!

 

以上、そーやでした。

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東京:8月10日(土)

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時間・場所は後日告知いたします。
ぜひご予定ください!

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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

毎度ですが過去記事はこちらです!今日の記事は10回目!とうとう梅雨入りしましたね。いつも参考書がカバンに入っていたので、大抵この時期を過ぎるとページがヘロヘロになるんですよね。水性ペンの跡が滲んだりして。しかしそれも味というものです。そしてそんなこともあったなぁと思うことが、きっと試験当日の気持ちを落ち着けてくれたりしますので、そんなヘロヘロも味わっていただきたいと思います(笑)

前回の記事で令和1号診断士になれず、と書きましたが、つい先日登録証が届きました。令和2号になりました。そして、ついに開業届(経営法務で見たことあるやつ!笑)を税務署に出してきました。もっと、パンパカパーン!という気持ちになるのかなと思いきや、税務署の手続き時間およそ2分。「はい、受理しました」というハンコをポンっと押されて、あっさりと終わりました笑。

これからどんな活動ができるのか、まだまだ未知数ではありますがどんな道でも自分らしく歩いていけたらな、なんてことを思っています。

今日の記事はこれまでの珠玉の【渾身】シリーズまとめページです。

勝手に永久保存版タグをつけてみましたが、科目ごとになっているページがどうしても欲しくて、作ってみました。これから追い込みの時期まで、何度か見返していただいて、ちょっとよくわからないな、とか、自信がないな、という論点があれば、総復習としてお使いいただければと思います。

ちなみに今回の記事をまとめるにあたり、これまで類似してきたふたつのタグを統合しました。「渾身シリーズ」と「渾身!論点シリーズ」を、「渾身シリーズ」に統合しています。

記事タイトルについても、科目名のみで内容がわかりにくいものは、ちこまる(仮)の独断と偏見で補足をつけていますので、リンク先の記事のタイトルとは異なる場合があります。

なお、これまでの過去記事のまとめですので、投稿された時期によっては最新情報と異なる場合があります。特に経営法務・情報システム・中小は法改正やトレンドを反映しやすい科目ですので、古い記事を参照する際にはないようにご注意くださいね。

今日の記事は(基本過去記事のタイトルばっかりだけど)およそ4,500字です。9分ほどお時間ください♪

さー、ではまとめ!いってみよー!

 

経済学・経済政策

財務会計

 

企業経営理論

 

運営管理

 

経営法務

 

経営情報システム

 

中小企業経営・政策

 

その他

 

二次試験

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。いや〜【渾身】というだけあって、どれも読み応えがありました。皆さんにとっても、ひとつでも多くの「なるほど納得!!」に出会ってくださったら幸いです。

以上、ちこまる(仮)でした〜( ´ ▽ ` )

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どーも、そーやです。

最近の診断士同士の勉強会で勉強時間150時間だったと言ったら、嘘でしょ?と驚かれました。私の合格は100%の再現性があるとは思えませんが、直前期に時間がないと嘆かれている受験生がいれば少しは参考になるかなと思います。キーワード1.勉強科目の取捨選択と、2.各科目基本論点(いわゆるABランク)を中心に学習するスタイル、そして3.問題演習をしないという思い切った選択です。
その合格体験記はこちらから。
また過去の投稿記事はこちら
これまでの投稿記事の中ではタブレット(iPad)勉強法の記事が好評いただいてます(宣伝)

なお、お時間がない方は2.リフト値ってなーに?から読むことをお勧めします。

 

「渾身」運営管理への思い入れ

二回目の渾身シリーズでは、私の1次試験で一番心の支えとなった運営管理から「リフト値」と少しだけ「物流」について取り上げたいと思います。運営管理なんて仕事でも関わったことがなかったですし、去年の今ぐらいにH29年の過去問解いたときは40点もいかなかったと思います。TACのスピテキを使って読み込みはやっていましたが、過去問を解くとなると知識がきちんと体系化されていないために何が間違ったキーワードとなっているか分からない状態であり、自信がほとんどありませんでした。これはマズいと思い、考えた対策が運営管理の中に得意論点を作るという方法でした。改めて過去問を眺めてみると、物流の問題が毎年4問程度出ていること、それに対してスピテキのページ数が20ページもないことに着目し、覚えれば点を取れるのではないか、と考え物流」論点から中心に運営管理対策を取り組み始めました。そして取り上げでは順序が逆になりますが、H30年度向けスピテキでは具体的な記述がなかったが、2年連続で出題されていた「リフト値」もベン図を描くのは得意だしとりあえず押さえておこう、と思いこの論点もきちんと勉強をしました。(そしたらまさかのH30年もリフト値がど真ん中で出題され、個人的にはラッキー問題となりました)

リフト値ってなーに?

去年までは普通に運営管理を勉強しているとあまり見かけない言葉でした。しかし、H28年第39問を皮切りに、H29年第40問H30年第39問と3年連続で出題される論点となり、もし今年出題された場合には外せない論点となってしまいました。

リフト値とは、バスケット分析における重要な指標の一つであり、ある商品xの購買が他の商品yの購買とどの程度相関しているかを示す指標です。
(引用:graffe.jp「リフト値とは:その事象が、どれだけ「持ち上がっているか」を考える指標|データ分析用語を解説」)

なおバスケット分析(ショッピングバスケット分析)とは、POS(Point Of Sales)システムにて蓄積したPOSデータの活用分析手法の一つで、一度の購買で顧客の購入商品の組み合わせを分析することです。

 

具体的な計算方法とは

H28年第39問を例に解法を図示します。また途中の計算式はH30年第39問(設問2)で直接問われています。

リフト値は、商品aが購入されたときに同時に商品bも購入される確率確信度、図中の上の分子の計算)商品bが購入される確率(図中の分母の計算)で割った値で求められる。

上記の解説では数学のベン図を利用していますが、ベン図ってなんだっけ?という方でも、「商品aと商品bの両方を購入した人の数」はだいたい設問文に記載されているため一次では問題ないと思います。もし二次試験の事例Ⅱでバスケット分析が求められることがあれば、こちらの理解はきちんとしていた方がいいとは思いますが、これは余裕がある方だけで結構だと思います。

「物流」論点の勉強方法

こちらはページ数も少ないので、過去問はすべての選択肢を確認する学習方法をお勧めします。私は特に優先度の高い過去問に解説を記載して、それをテキスト替わりに読むようにしました。そうすることで論点別できちんと覚えられたので、単にテキストを眺めるよりとても頭の中に入りました。過去問の活用方法に悩まれている人がいれば是非参考にして下さい。
なお図内のAやBの表記は私の中での暗記優先ランクみたいなものと思ってください。

【H27年第34問 物流の倉庫内作業(保管:ロケーション)】

 

 

【H29年第37問 一括物流システム:DC型、TC型】

 

【H29年第35問 その他の物流戦略:共同輸配送、一貫パレチゼーション】

 

【H29年第36問 その他の物流戦略:ユニットロード】

 

【H27年第38問 物流関連用語:サードパーティロジスティクス(3PL)】

 

物流難しいイメージがありますが、覚える論点は少ないですし、ヤマを張りやすいので時間がない方にはぜひ積極的に学習してほしい論点です。それで運営管理にも自信を持ってもらえればと思います

以上、そーやでした。

 

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

本日は、前回に引き続き【渾身!論点シリーズ】運営管理(店舗・販売管理)をお届けします。

前回の「【渾身!論点シリーズ】運営管理(生産管理)」はこちら

【渾身!論点シリーズ】は、その名の通り10代目が渾身の力を込めて贈る記事シリーズです。道場では毎年GW後の時期に掲載している人気シリーズで、様々な論点について道場メンバーが少し掘り下げて解説します。タイトルの【渾身!論点シリーズ】が目印ですので、ぜひ先代の記事も含めて読んでみてください。

【渾身!論点シリーズ】運営管理(店舗・販売管理)につきましても前回同様、TACの過去問題集の巻末にある「出題傾向分析表」をベースに、ABCD分類を書き込み、さらにA問題は5点、B問題は4点、C問題は3点、D問題は2点、E問題は1点と重みづけを行い、各論点分野ごとの過去5年間の平均点を出してみました。
・出題頻度が高いと得点が高くなるので重要分野だと考えられる。
・A問題、B問題が多いと得点が高くなるので必ずマスターしておきたい分野だと考えられる。
・得点が低い分野は、出題頻度が低い、D問題、E問題が多いということなので、効率を考えて学習すべき分野だと考えられる。

分析に使用した出題傾向分析表はこちら(2017年度版で済みません)

それではここから分野別の出題傾向とワンポイントアドバイス、論点解説を書いていきたいと思います。
(TACのスピードテキストの目次に沿って、13分野に区分しています)
(総得点合計は68.0点でしたので、分野別得点に0.74を乗じていただくと1次試験での配点に近づきます)


1.店舗施設に関する法律知識

得点は13分野中で第5位の5.8点(配点換算で4.3点)ですので、毎年2問は出題されている分野です。C問題、D問題が多いですが、「大規模小売店舗立地法」、「都市計画法」、「中心市街地活性化法」のまちづくり3法は押さえておきたいですね。特に大規模小売店舗立地法については、過去の「小売店舗の保護」から「(郊外型の大型店が増えたことを受けて)周辺住環境の確保」へと時代によって法の目的が変わってきたことも踏まえて理解すると良いでしょう。

2.店舗立地と出店

得点は13分野中で第9位の2.2点(配点換算で1.6点)ですので、1問出題されるかどうか。過去の論点は「小売吸引力」、「消防法」、「買物弱者応援マニュアル」と散発的ですので、優先度を下げても良いと思います。

3.商業集積

得点は13分野中で第7位(同率)の2.8点(配点換算で2.1点)です。論点は、「ショッピングセンターの実態」、「商店街実態調査報告書」あたりです。D問題、E問題も多いので深入りは禁物ですが、「商店街実態調査報告書」については中小企業庁のホームページ(トップページ>商業・地域サポート>商業活性化)に掲載されていますので、一度は目を通しておいてもいいでしょう。
https://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/index.html
※他にも「商店街インバウンド実態調査報告書」、「はばたく商店街30選」など興味深い調査報告もありますので、興味のある方はどうぞ。(試験とは直接的な関係は薄いですけれど)

4.店舗施設の機能

得点は13分野中で第11位(同率)の1.0点(配点換算で0.7点)です。H25~H29年で一度だけ「バックヤードの衛生管理(A問題)」が出題されただけですので、思い切ってスルーしましょう。

5.店舗設計

得点は13分野中で第6位と上位ですが、4.0点(配点換算で3.0点)と高くありません。しかし、普段の買い物で目にすることの多い「動線(動線長、ワンウェイコントロール)」、「商品陳列」、「フェイス管理」、「エンド陳列」など馴染みのある論点が多いので、A問題、B問題が多くなっています。特に難しく考えることはないと思います。

6.店舗の照明と色彩

得点は13分野中で第8位の2.8点(配点換算で2.1点)です。「色彩」、「照明」について2年に1回出題される頻度です。
H29年度の第30問(E問題)は難しかったようですが、他はA問題、B問題ですので、テキストを押さえておけば問題ないと思います。

7.マーチャンダイジング・商品管理・商品予算計画【重要】

得点は13分野中で第3位の8.4点(配点換算で6.2点)です。論点は、「商品予算計画」、「販売価格決定(値入率・粗利益率)」、「相乗積」、「商品回転率」あたりが中心ですが、A問題、B問題が多いのでテキストをしっかり学習すれば問題ないと思います。

8.商品計画

得点は13分野中で第11位(同率)の1.0点(配点換算で0.7点)です。H28年度に「商品分類」でA問題が出題されただけですので、軽く押さえておけば良いと思います。

9.商品調達・取引条件

得点は13分野中で第12位の0.8点(配点換算で0.6点)です。H28年度に「委託仕入れと消化仕入れ」でB問題が出題されただけですのでスルーしても良いですが、取引条件はシンプルですので覚えてしまいましょう。

【渾身!論点解説】仕入れの形態3種

①買取仕入
仕入先から商品を買い取る仕入形態です。販売側は在庫管理や売れ残りのリスクを負うというデメリットがありますが、一般的に仕入条件が良くなる(値段を安く仕入れることができる)メリットがあります。

②委託仕入
販売側が仕入先から商品を預かって「販売委託される」仕入形態です。売れるまでの在庫は仕入先に所有権がありますので、販売側は売れ残りのリスクがありませんが、商品の保管責任を負うことになります。

③売上仕入(消化仕入)
商品が売れた時点で初めて仕入れを行うという仕入形態です。ちょっと違和感がありますが、従来百貨店で多く見られた仕入形態です。ですので、百貨店の店頭にある商品の所有権、保管責任、販売価格決定権が取引先にあり、百貨店側は通常、在庫リスクも、保管責任も負担しないことになります。だから百貨店では値引きをしないのですね。事実上は「場所貸し」みたいな感じですが、百貨店側はリスク負担が無い代わりに、売りたい商品を品ぞろえできない、自由な売り場づくりができないなどのデメリットがあり、一部では「売上仕入(消化仕入)」から「買取仕入」に移行する動きもあったりします。

10.価格設定と販売促進

得点は13分野中で第4位の6.4点(配点換算で4.7点)です。毎年1~2問出題されますが、A問題・B問題が多いので、テキストを押さえておけば良いでしょう。H29年度には景品表示法(D問題)について問われましたが、頻出ではありませんので効率的に進めましょう。

11.物流機能

得点は13分野中で第13位の0.2点(配点換算で0.1点)です。H28年度に、物流センター(DCとTCの違い)、クロスドッキング、商品包装、物流機能について問われましたが頻出分野ではありません。ただ、次の「物流戦略」が超頻出分野ですし、その基礎となる分野ですので基本はしっかり押さえておきましょう。つまり、「11.物流機能」は基礎分野なので直接問われることは少なく、応用分野である「12.物流戦略」として出題される、ということになります。

12.物流戦略【重要】

得点は13分野中で第2位の15.0点(配点換算で11.1点)の重要分野です。物流センター、在庫管理(ABC)、ピッキング、輸送手段、など出題は多岐にわたります。A問題、B問題も多いですが、共同配送、チェーン小売りの物流、静脈物流など踏み込んだ分野でC問題、D問題も出題されています。注力して学習するとともに、「人手不足によるヤマトの運送費値上げ」など流通業界の話題に興味を持っておくのも良いと思います。

【渾身!論点解説】流通センターのメリット

1) 取引総数単純化の原理
メーカー(生産者)と店舗の間の物流を考えてみましょう。3社のメーカーと5店舗の小売店舗を考えた場合、3×5=15通りの物流が発生します。メーカーと店舗の間に流通センターが存在する場合は、メーカーと流通センター間で3つ、流通センターと店舗間で5つの合計8通りの物流になり、取引数が削減されます。これを「取引総数単純化の原理」といいます。メーカーでは、まとまった数を流通センターに一括納品すれば済みますので物流コストを抑えることができます。また、販売側から見ると「小口配送なら個別に物流費がかかるけど、一括納品なら物流は何分の一かで済むでしょ。その分安くしてくれない?」とメーカーに対して交渉することができるようになります。

2) 集中貯蔵の原理(不確実性プールの原理)
通常販売店では、不確実な販売に対して「欠品による売り損じ」を避けるために在庫を保有します。この在庫はわずかな量であっても各店舗ごとに持つ量を合算すると相当な量になります。また、多くの店舗は賃貸料を払って店舗運営していると思いますが、在庫のためのスペース(倉庫)は利益を生みませんので、店舗在庫は極力抑えてその分のスペースを売り場にしたいですよね。そこで大手チェーンストアでは自社で流通センターを持ち、店舗の在庫を共有することで在庫自体を圧縮していきます。また、POS(販売時点情報管理システム)を利用して、「A店舗で〇〇が3点売れたから、明日〇〇を出荷して補充しよう」という仕組みを構築して「店舗の発注業務そのものを無くす」例もあります。小売店舗の人手不足が話題になって久しいですが、最小の人員で店舗運営を行うために「接客・販売を主体業務ととらえ、主体業務以外の作業を極力減らす」ことで店舗の販売効率や人員の生産性を最大化する工夫をしています。この点は工場と一緒ですね。

13.販売流通情報システムの概要【重要】

得点は13分野中で第1位の17.6点(配点換算で13.0点)の重要分野です。TACのテキストでは第4章・第5章、本記事の区分では「11.物流機能」、「12.物流戦略」、「13.販売流通情報システムの概要」の合計で(得点換算で)24.7点となり、店舗・販売管理のほぼ半分に該当します。いわゆるサプライチェーン・マネジメントが超重要分野であると言えますね。
「13.販売流通情報システムの概要」では、POS、JANコード、FRID、EDI等を活用して、企業がいかに効率的なサプライチェーンを築き、「欲しいものを、欲しい時に、欲しい分量だけ」仕入れることによって、売り逃し、売れ残り、在庫過多を防ぐことがテーマになっています。

【渾身!論点解説】POSシステムの活用段階

POSシステムは、販売時点情報管理を意味します。POSシステムを利用することで小売業では単品別の詳細な販売情報を得ることができます。POSシステムの活用段階としては、以下の3段階があるといわれています。

【第1段階】レジ機能
レジでは、商品のバーコードをPOSレジのスキャナで読み取るだけになりますので、商品や値段をレジに打つ時間が削減できます。これはお客さんにとってもレジ待ちの時間が減って、スムーズに買い物ができますのでうれしいですね。また、レジ操作が単純化されますので、新人でも短時間の指導でレジが打てるようになります。

【第2段階】商品管理
どの商品がいくつ売れたかというデータが蓄積されますので、商品発注や在庫管理、売れ筋商品や死筋商品の確認ができるようになります。

【第3段階】応用分析・販売戦略
時間帯別、商品カテゴリー別の詳細な分析を行い、販売戦略に活用していくレベルです。何と何が同時購買されるかといったバスケット分析もその一つです。また、会員カードと連携させれば、FSP(Frequent Shoppers Program)やCRM(Customer Relationship Management)、One to Oneマーケティングへの応用も広がります。


さて、いかがだったでしょうか。店舗・販売管理については、普段から店頭で目にするものも多いと思いますので馴染みやすいと思います。また「販売流通情報システム」については、H29年度の「コンバージョンレート」などECを含めた最新情報が盛り込まれる可能性がありますので、日頃からTVニュースや新聞記事などにも興味を持って接していければ良いと思います。
以上、なおさんでした。

 

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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

また、過去記事はこちらです!今日の記事は8回目。すっかり初夏の陽気ですね。

今日の記事はおよそ4300文字。9  分程度お時間ください♪

渾身シリーズ!今回は運営管理から!

渾身シリーズが続いています!!みんなの記事、わかりやすいですねー!!

しかし…ちこまる(仮)の1次試験合格は2017年。企業経営理論・情報・中小に至っては2016年合格なので、記憶がヒジョーーーーーに、薄いです…。

さて困りました(冒頭から)笑。ということで、私の大学の専攻が機械工学だったというだけで、運営管理を選択してみます。ちなみに今のお仕事はほぼ無関係ですが、こんなところで皆さんのお役に立てるなら良かったとします。(しかし1年目には受かっていないあたりが学んだことが相当消えていた証…笑)

というわけで、今回は運営管理から、新旧QC7つ道具です!いってみよー!

新旧QC7つ道具についてのまとめはこちら。(ITOさん)

新旧の比較記事はこちら。(Ozさん)

QC7つ道具の詳細はこちら。(ひろちゃんさん)

QC7つ道具とは?

生産管理のうち、品質管理をする際に使っているフレームワークのようなもの、という理解をしています。対象となっているのは、生産現場であり、1点ものを作る工房的なところではなく、同じものをたくさん作っている工場が圧倒的に多いですから、求める品質基準を満たすかどうかを確認する必要があります。適正な品質の品物を維持し、問題が起こった時に分析するツールとしてQC 7つ道具を使っているのです。旧は全て数値データを扱うところに特徴があります。

散布図

皆さんも一度は目にしたことがあると思います。2軸があって、たくさんの点がプロットされていて、相関関係があるかどうか調べる、アレです。例えば、勉強時間が長い人は得点が高い、とか。1次試験の財務会計の得点が高い人は、事例Ⅳの得点が高い、とか。◯◯が高いと△△も高い、という状態のことを正の相関がある、と言います。その逆(◯◯が高いと△△は低い:例えば勉強時間が長い人は睡眠時間が短いとか)のことを負の相関がある、と言いますね。他にも、概ね相関関係がありそうに見えて、一つだけ全然別のところにプロットがある時「異常値がある」と言います。春セミに出てくださった皆さん、2次試験と得点の相関関係のグラフで、右上にはみ出しまくっていて、異常値(飛び抜けて学習時間が長いが、それに比例して点数が高かったわけではない…)となっていたのは私です(笑)。

他にも条件があるのではないか?と考える場合は、2軸で分析し続けるのに限界が来ますから、他のツールも使っていくことになります。

加えて、相関があるように見えているけど実はない、というときは偽相関があると言ったりしますが、論点としては優先順位は少し下がると思います。

チェックシート

チェックシートは、グラフや表にまとめる際、何がいくつあるか、カウントするのに使ったりします。そのデータをもとにヒストグラムなどを作っていきます。見た目はぜひGoogle先生画像検索機能を使ってください。

ヒストグラム

データにどのくらいばらつきがあるかを確認するための棒グラフです。いちごを76個収穫したとして、大きさごとにグループ分けをして、数を数えてグラフにした、ということを考えてみてください。一番スタンダードな大きさは中央の二つであることがわかりますね。外れているところをどう集約させるか、とか、この76個が10,000個のうちのサンプルだったとすると、全体で同じ割合ならこれくらいの数があるね、なんていうことがわかります。山の高さが高くて勾配が急だと、概ね集まっていると言えますし、緩やかな勾配だと、幅が広いということもわかります。

パレート

全体をグループごとに分け、多い順に棒グラフで表し、折れ線グラフで累積の割合を示したグラフです。不良品カウントをして理由の多い順に並べて、どこまでに対策を打つか、などで使ったりします。

管理図

製品の大きさなど測定できる数字を時系列順にプロットして、生産ラインが安定的に稼働しているかどうかを判別するのに使ったりします。先ほどの散布図とは違い、規則性がないのが通常で、基準内であっても規則性がありそうな場合は生産ラインに何かが起こっているかも?ということを疑ったりします。一定の幅の中に収まるように管理していて、基準内の上限値を表す線をUCL、下限値をLCLと呼び、それを超えた場合は異常値とします。異常値がないこと、規則性がないこと、が正常な状態です。

特性要因図(フィッシュボーン)

これは以前2次試験でもカット野菜工場で取り上げられたことがありました。ある事象が起こったとき、その原因を洗い出すのに使われる図です。見た目が魚の骨のような形なので、フィッシュボーンと呼ばれています。

層別

母集団をいくつかの層に分類することです。図というより考え方に近いかもしれませんね。全体をまるっと見て傾向がよくわからなかった場合、いくつかのグループに分けて傾向があるかどうかを見たりします。例えば、作った日で分けてみたり、湿度で分けてみたり、作った人で分けてみたりすると、こういう条件の時はこうだね、ということが言える可能性が出てきます。

QC7つ道具の覚え方!

はい、ここからは語呂合わせです笑。QCについては既出記事もありますが、唯一の違い!

さん(散布図)チェ(チェックシート)ヒッ(ヒストグラム)パレ(パレート)管(管理図)特(特性要因図)層(層別)!

呪文ですね…。この語呂合わせに意味づけるのは至難の技だったので、魔法の呪文として飲み込んで覚えました笑。唱えるとなぜか染み付きます。合格するおまじないと思って覚えてみてください。

続いて、新QC7つ道具!

はい、ここでようやく半分です。新QCの方は数値を扱うものは少なくて、どちらかというと法則性までわかったけど複雑な因果関係でよくわからん!というのを整理するためのものが多いです。ホワイトカラーで働かれている方にとってはむしろこっちの方が馴染みがあるかもしれませんね。ここまでエクセルなどでそれっぽい図を作ってみたのですが、ここからは、作るのが大変…先人(Google画像検索先生)のお力も借りながらお読みください笑。

親和図法

何かのアイディア出しやブレインストーミングをわーっとして、はてこれをどう整理しよう?となった時、最初に使ったりするのが親和図法だと思います。ある程度似ているもので固めて、関連があればタイトルをつけたりとか、これとこれの組み合わせで新しいアイディアを作ってみよう、とかそういうことに使います。

連関図法

問題や課題があり、その要因が複雑に絡み合っているときに登場します。いろんな要因があるけどそれぞれって関連してるのかな?とかこれを解決したら芋づる式に色々いけるんじゃない?というあたりをつけられたりします。

見た目としては解決したい問題が中心に据えられていて、要因が取り囲み、関係していそうな要因同士が矢印でつながれています。

系統図法

目的に対する手段を考え、次にその手段を目的とおいた時、それを達成する手段は?というように段階を追って展開していきます。

合格するために(目的)何をするか?という問いに対して、勉強する(手段)を考えたとします。次に、勉強するために(目的)何をするか?という問いを立て、朝早く起きる、という手段を考えたとします。さらに早く起きるために(目的)何をするか?という問いを立てて…という流れです。

アローダイヤグラム

これは、みなさんもご存知のPERTです。名前が違うんですね…(ややこしい)。丸があって、矢印でつながれていて、工程にゆとりがあるところはどこなのか?全くゆとりなしなのはどこなのか?がわかったりする、計算していくあいつです。

マトリックス図法

2軸の要素での関連性を見てどこに着眼していくと良いかを探すものです。分析していくと縦や横の軸の項目が増えていきます。交点には関連性の評価(◯△×)を入れていき、丸がついたところが着眼点です。

ちなみに今回この記事を書くために全ツールを色々調べてみたのですが、マトリックス図法にもいろんな種類があるみたいですね。(なので深追い厳禁です。違う資格になっちゃうので)

マトリックスデータ解析法

マトリックスは実は双子でして、弟の方です。これだけ、新QCの中で唯一数値を扱うツールです。2軸に分けてプロットし、相関をみたり少数派なのはどれなのか?それらの違いはなんなのか?を明らかにするものです。

PDPC法

一番理想のルートはこうなんだけど、こういうことも起こるかもしれないからそんな時はこうしよう、という計画をあらかじめ立てて置いたりしますよね。それを表した図です。

起こり得る問題など想定して対策を立てておくというものですね。試験当日電車が遅れるかもしれない、そんな時は別のルートをとっても間に合うように早く出よう、とか、忘れ物をするかもしれないから、最寄りのコンビニを確認しておこう、とか、そういったものです。理想のルートを楽観ルート、何かが起こるかもしれないルートを悲観ルートと呼んだりします。

新QC7つ道具の覚え方!

これも語呂合わせでなんの意味も見出せませんが、

新連携アロマとP!と覚えました。

親(親和図)連(連関図)系(系統図)アロ(アローダイヤグラム)マト(マトリックス兄弟。図とデータ)P(PDPC)

はい、これも唱えましょう。合格のおまじない(再)ですね。

おまけ

機械工学出身だったので、生産機械については割と馴染みがありました。実物を見たことがあるってのは結構いいんだな、と思ったのですが、便利な世の中!そんなもん見たことなーい!というあなたにはYouTubeがあります。生産機械の名前を検索すると動いている様子が見えると思います。動画学習法、おすすめです。

あともう一つ、大学の授業で生産ラインの設計という実験があり、非常に楽しかったのを覚えています。4人1グループでブロックの車を4台組み立てます。工程については指示されていて、4人でどういう作業分担をすると一番早く作れるのかを考える、というものでした。ストップウォッチで工程毎の時間を計って平均値を出して、この人にこの作業、という話し合いを進めていきました。複数人で協力して何かを作り上げることは結構あると思うのですが、そんな時にも役に立ちそうですね。

 

ということで、今回は新旧のQC7つ道具をまとめてご紹介しました!

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました!

以上、ちこまる(仮)でした!また次回〜!

 

 

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

今週から始まりました【渾身!論点シリーズ】ですが、その名の通り10代目が渾身の力を込めて贈る記事シリーズです。道場では毎年GW後の時期に掲載している人気シリーズで、様々な論点について道場メンバーが少し掘り下げて解説します。タイトルの【渾身】が目印ですので、ぜひ先代の記事も含めて読んでみてください。

さて、なおさんの【渾身!論点シリーズ】では、運営管理の「過去の分野別出題傾向を分析して、受験生の皆さんが躓きやすい分野や知識ベースを確立することで得点アップが見込める分野」について書いてみます。ABCD分類でいえば、
・A問題は、受験生の80%以上が正解できるので、たぶん大丈夫。
・B問題は、受験生の60%以上が正解できるので、なんとかなりそう。
・C問題は、差がつく部分。ここで60点が取れるか取れないかが決まる。
・D問題は、過半数の受験生が正解できない。深追いは禁物。
と考えられますので、C問題が頻出する論点について解説し、得点源にしてもらうことをテーマにしています。

TACの過去問題集の巻末には「出題傾向分析表」というページがありますので、このページにABCD分類を書き込み、さらにA問題は5点、B問題は4点、C問題は3点、D問題は2点、E問題は1点と重みづけを行い、各論点分野ごとの過去5年間の平均点を出してみました。
・出題頻度が高いと得点が高くなるので重要分野だと考えられる。
・A問題、B問題が多いと得点が高くなるので必ずマスターしておきたい分野だと考えられる。
・得点が低い分野は、出題頻度が低い、D問題、E問題が多いということなので、効率を考えて学習すべき分野だと考えられる。

分析に使用した出題傾向分析表はこちら(2018年度版で済みません)

それではここから分野別の出題傾向とワンポイントアドバイス、論点解説を書いていきたいと思います。
(TACのスピードテキストの目次に沿って、13分野に区分しています)
(総得点合計は81.6点でしたので、分野別得点に0.61を乗じていただくと1次試験での配点に近づきます)


1.生産管理の基礎【重要】

得点は13分野中で第4位の10.8点(配点換算で6.6点)ですし、基礎となる論点ですので重要分野です。
受注生産と見込み生産、個別生産と連続生産・ロット生産、直行率、歩留まり等、生産管理の基礎的な内容が問われているために正解率は比較的高めです。(A問題、B問題が多い)
まれにH29年度第15問の様に、ECRSと言いつつも「ABC分析」、「連合作業分析」、「事務工程分析」、「流動数分析」の知識が問われる問題も出てきますが、あまり細部にこだわりすぎる必要はありません。テキストの内容をしっかし習得しておきましょう。

【渾身!論点解説】ECRS(改善の4原則)

ECRSとは、工程、作業、動作の業務改善を行う上での順番と視点を示すものです。(在庫量など作業ではないものには適用できません)ECRSの順で業務改善を行うと、改善の効果が大きく不要なトラブルも抑えられるといわれています。ECRSはそれぞれの視点の頭文字をとったもので、詳細は以下の通りです。
・E(Eliminate) ・・・ 無くせないか
・C(Combine) ・・・ 一緒にできないか
・R(Rearrange) ・・・ 順序の変更、交換はできないか
・S(Simplify) ・・・ 単純化できないか

【渾身!論点解説】5S

「工場の基本は5Sだ」とか「まずは5Sを徹底しないと」という言葉はよく聞きますが、本当の意味で「5S」を理解して実践できている工場はそれほど多くないのではないのかな、と思います。それほど「5S」は奥が深いものなんです。
トヨタの5S(トヨタでは4S+躾)セミナーを受講した後に、「まずは2Sからできるようにならないと」と感じたことを覚えています。トヨタでは、4Sは単なる美化運動ではなく全ての改善の基礎となる「型」であり、4Sの徹底により①異常(ムダ)がわかる、②仕事をしやすくする、③人・モノにけがをさせない、ことを実現するとしています。

整理:必要なものは何かを定義し、必要なものと不要なものとに区分する
このステップでは「捨てる判断基準を作り、不要なものを捨てる」ことにより、置く場所や探す時間のムダを排除していきます。一般的な生活で例えれば、「今シーズン着なかった洋服は捨てる」、「1年間読まなかった本は売る」、「引っ越し後1年間開けなかった段ボール箱は中を見ずに捨てる」といった感じですね。

整頓:整理した必要なものが、使いやすい形に置かれている
不用品を手間暇かけて整頓しても意味がありませんので、このステップでは「整理」ができていることが前提となります。
整頓では、モノに応じて保管場所、保管量、保管方法を決めていきます。また、異常が見えやすい工夫や使った後に戻しやすい工夫をすることも大切です。例えば、冷蔵庫の中にちょうど6本分のスペースをビール置き場と定めれば、飲み過ぎた場合には空っぽになりますし、買い過ぎた場合には置くことができませんので、「異常がすぐに発見できる」のです。

清掃:身の回りをきれいにすることで、人と設備の能力を十分発揮できるようにする
ポイントは、①一度大掃除をして汚したくない意識を作る、②汚れの根源を断つ、③定期清掃のルールを決めて習慣にする、です。習慣とは恐ろしいもので、人間は慣れるとそれが無い場合に不安や気持ち悪さを感じるようになります。朝食後に歯を磨かないと気持ち悪いですよね。この習性を利用して、習慣になるまで続けることがポイントですね。

清潔:整理・整頓・清掃の状態を維持する
整理・整頓・清掃(3S)の状態を維持するには、①要らないものを置かない、乱さない、汚さない、②定位置、定量を確認する、ことです。工場では「4Sパトロール」といった点検活動や、「トップ(社長)による巡回」によって4Sの維持に努めているところも多いと思います。

躾:決められたことをいつも正しく守る習慣づけ
4S+1S(躾)=5Sで、乱れない・汚れない・戻らない「心技体が整った強い現場」が実現できます。全員参加の改善活動を通じたチームワークやコミュニケーションで「躾」を養い、強い現場を養っていきます。

2.工場の設備配置

得点は13分野中で第10位の3.0点(配点換算で1.8点)です。毎年1問は問われる頻度ですが、問われない年(H28)やE問題化する年(H29)もあります。P-Q分析からフローショップレイアウト、ジョブショップレイアウトくらいは抑えるとしても、SLPの詳細な手順については効率を考えて取り組むのが良いと思われます。

【渾身!論点解説】工場の設備配置

固定式レイアウト
船や家など生産対象は定位置にあり、そこに生産設備や工具を移動させて作業を行うレイアウトです。設計や工程の変更に対応しやすい、製品の移動は最小限であるというメリットの反面、作業者や機械工具の移動が多くなるデメリットがあります。

機能別レイアウト(ジョブショップ型)
同じ種類の機械や設備を一か所に集めて配置するレイアウトです。多種少量生産に適しており、設備の稼働率を上げやすい、作業者への技術指導が容易であるというメリットの反面、製品や部品の移動経路が複雑になりやすいというデメリットがあります。

製品別レイアウト(フローショップ型)
材料から完成までの工程の順に生産設備を直線的に配置するレイアウトです。少品種大量生産に適しており、一人一人の作業が単純化する、機械の専用化が可能、工程管理・進捗管理が容易、仕掛在庫が減少する、生産期間を短縮しやすいというメリットがある反面で、一部の機械が故障するとライン全体を停止しなければならない、熟練作業者の養成が難しいというデメリットがあります。

セル生産レイアウト
異なる機械や工程によるグループを構成して工程を編成する場合の生産方式です。グループ化して生産することにより部品の運搬の手間や間接作業を減らし、生産リードタイムの短縮と仕掛品在庫の削減を実現します。
セル生産でよく使用されるU字ラインでは、一人で複数の作業工程をこなすことから、作業の所要時間や作業者による作業速度の違いによる工程間の待ち時間が発生せず、適切な作業の割り当てを行いやすくなります。さらに作業者はUの字の内側に置かれるため、背後の工程へもわずかな移動で対応でき、作業効率が良くなります。また、工場のスペースも少なくて済むメリットもあります。作業者は複数の作業工程を受け持つことになるため、作業者の多能工化が必要になります。

3.生産方式【重要】

得点は13分野中で第5位の9.0点(配点換算で5.5点)です。複数の設問で選択肢に登場する分野ですので、系統立てて理解しておく必要がある重要分野だと思います。

【渾身!論点解説】受注生産と見込み生産(注文と生産のタイミングによる分類)

1) 受注生産
顧客の注文を受けてから、(設計)、製造、出荷を進める生産形態です。設計から行う製品の場合は、受注時のコストや納期の見積りの正確さと生産リードタイムの短縮、および受注の平準化が重要なポイントとなります。

2) 見込み生産
市場の需要を見越して企画・設計した製品を、受注の前に生産を行い、在庫を保有して顧客の注文に応じて販売する生産形態です。皆さんが普段お店で目にする商品はこちらの生産形態のものが多いと思います。顧客ニーズを的確にとらえた製品企画、製品の差別化による市場での他社優位性の確保、需要予測の正確さ、柔軟な生産体制が重要になってきます。

【渾身!論点解説】個別生産、ロット生産、連続生産(仕事の流し方による分類)

1) 個別生産
「注文に応じて、その都度1回限りの生産を行う形態」と定義されています。注文住宅の様に、個別注文ごとに設計を行って生産を行います。コストや納期を正確に見積もることができないと受注できなかったり、逆にコストが見積価格をオーバーして赤字になることもあります。製品の設計は注文ごとに異なっていても、使用する部品モジュールを共通化することによって設計期間の短縮やコストダウンを実現していく例があります。

2) ロット生産(断続生産)
「品種ごとに生産量をまとめて複数の製品を交互に生産する形態」と定義されています。車、家電などで多く見られる生産形態で、個別生産と連続生産の中間的な生産形態になります。生産量の単位(何個ずつ生産するか)をロットサイズといい、ロットサイズを決める手続きのことをロットサイジングといいます。生産する製品の切り替えのたびに段取り替えが発生するので、ロットサイズの決定は段取り替えも含めた生産効率を考慮した上で行う必要があります。
ロット生産を進化させたものに「混流生産」というものもあります。混流生産は、作業基準書の電子化や必要な部品の自動供給システムなどの支援の下に、一つのラインで異なる製品を段取り替え無しで生産していくものです。以前に工場見学をさせていただいたHONDAの鈴鹿工場では混流生産が行われていましたね。

3) 連続生産
「同一の製品を一定期間続けて生産する形態」と定義されています。同一の製品を大量に連続して生産するのに適した生産形態で、代表的な例として、清涼飲料や日用雑貨品、加工食品などの大量生産があります。

【渾身!論点解説】多品種少量生産、少品種大量生産(製品種類の数と生産量による分類)

1) 多種少量生産
多くの品種を少量ずつ生産する形態です。部品の共通化、標準化やグループテクノロジーの適用などにより、製品の多様性を吸収して生産効率を上げていきます。また汎用的な設備を利用することで、多様な製品や部品に対応できるようにして設備投資効率や設備稼働効率を上げていきます。

2) 少種大量生産
少ない種類の製品を大量に生産する形態です。ライン生産とも呼ばれ、連続生産に適した生産方式です。大量の製品需要が期待できる場合には、徹底して合理化をはかった専用ラインを用いて連続生産します。

4.製品の開発・設計とVE

得点は13分野中で第9位の3.2点(配点換算で2.0点)です。VE(Value Engineering)が頻出ですが、その問われ方によってB問題からE問題まで変動します。

【渾身!論点解説】VE

VE(Value Engineering)とは、製品やサービスの「価値」を、それが果たすべき「機能」とそのためにかける「コスト」との関係で把握し、システム化された手順によって「価値」の向上をはかる手法と定義されています。(日本バリューエンジニアリング協会)
従来のコストダウンは主に、与えられた設計仕様と材料に関して、材料の節約や作業時間の短縮、労力の節減を図る方法で行われてきましたが、この方法ではコスト改善のレベルにとどまり、おのずと限界がありました。
そこで、設計仕様から見直しを行い、材料を安価なものに変更したり、形状を加工や組み立てのしやすいものに変更するといった発想にしたものがVEと呼ばれます。
「公益社団法人 日本バリュー・エンジニアリング協会」のホームページでは、クリアホルダーやコードレスアイロンなどの身近な例をあげながらVEについて解説していますので参考にしてみてください。

公益社団法人 日本バリュー・エンジニアリング協会
https://www.sjve.org/vecan/ve

5.生産技術

得点は13分野中で第11位の2.2点(配点換算で1.3点)です。H25年の「バイオテクノロジー」は変化球としても、機械設備に関する知識が問われます。「汎用機」、「専用機」、「NC(Numerical control:数値制御)工作機械」、「MC(Machining center:マシニングセンタ)」、「FMS(Flexible Manufacturing System)」、「トランスファーマシン」あたりの用語は押さえておきましょう。

6.生産計画と生産統制【重要】

得点は13分野中で第3位の11.0点(配点換算で6.7点)です。毎年複数の設問で問われる頻出分野ですし、2次試験にも通じる重要分野です。ただし、A問題、B問題の出題頻度が高いので「基本的な知識」をしっかり押さえておけば大丈夫です。①需要予測、②生産計画、③生産統制(進捗管理、現品管理、余力管理)、④在庫管理については、実際の生産の流れに従って時系列で学習していくと良いでしょう。

【渾身!論点解説】生産計画と生産統制

①需要予測
見込み生産を行う工場では生産量を、小売業では仕入量や販売量の予測を立てますね。製品のライフサイクルによるトレンド(認知度が上がってきた新製品、モデルチェンジが近く陳腐化してきた旧製品)、ブームなどの販売動向のトレンドがありますので、毎月同じ数で生産・仕入を行っていたのでは在庫切れによる販売機会の損失や過剰在庫を招きかねません。ですので企業はいろいろな情報を元にして需要予測を行うわけです。
移動平均法(加重移動平均法)は、直近の販売トレンドを予測値に含めようとする手法です。ただし、この方法では上昇トレンドにある製品の場合、直近の実績値を超える数字を予測値にすることができないという制限があります。実績平均なので当然なのですが、100→200→300と販売が伸びている場合、イメージ的には「400」としたい雰囲気ですが、過去平均なのでどれだけ加重調整を行っても300を超える数字を入れられません。「売上が安定している定番商品向け」かもしれませんね。

指数平滑法は、次回の予測値に「今回の予実差(=トレンド)の何割かを反映させよう」という考え方です。式は「次回の予測値=今回の予測値+α×今回の予実差」ですが、そもそも「次回の予測値」を導き出すものではありません。何らかの方法で導き出された予測値に直近のトレンドのエッセンスを振りかけるための方法だと理解できれば良いと思います。

線形計画法は、上記の二つの目的である「できるだけ正確な予測をしたい」というためのものではなく、「制約条件を満たした上で成果を最大(もしくは最小)にする組み合わせ」を見つけることを目的としたものです。線形計画法では制約条件が1次式で与えられますので、グラフに直線を書いて最適解を求めます。

②生産計画
生産計画は、大日程計画(半期の予算や設備投資なども勘案して月別の計画を策定)>中日程計画(人員配置なども勘案し、数か月分の部門別生産計画を策定)>小日程計画(日々の作業計画を策定、1か月分)の順で策定されます。
開発案件などのプロジェクトの日程は、ガントチャートやアローダイヤグラムによって作成されます。住宅建築(基礎工事→足場→柱→屋根→外壁→ドア・窓→内装)等の様に、タスクが複線化せず順番に進んでいくプロジェクトではガントチャートが多く使われます。一方で電気機器などの開発では、機構設計、基板設計、ソフトウェア開発、取扱説明書などが同時並行に行われますので、ガントチャートでは管理しきれません。このようなプロジェクトの場合は、アローダイヤグラムが向いていると思います。(私も長年、電子機器の開発プロジェクトでアローダイヤグラムを使っていました)

③生産統制(進捗管理、現品管理、余力管理)
生産活動の目的は「適正な量を、適正な時期に、最適なコストで生産」し、顧客に届けることで企業利益を最大化することです。ですので、生産資源の4M(人、設備・機会、材料、作業方法)を日々マネジメントすることが重要です。2次筆記試験の事例企業には、頻繁に生産統制のいずれかに課題のある企業が登場します。工場長になったつもりで生産統制(進捗管理、現品管理、余力管理)を学習することで、2次筆記試験の事例企業の課題も適切に整えてあげることができるようになると思います。

④在庫管理
テキストでは「流動数分析」にしか触れられていませんが、後述の「8.在庫管理・購買管理」で合わせて説明します。

7.資材管理

得点は13分野中で第12位(同率)の1.4点(配点換算で0.9点)です。過去の出題は、「店舗の在庫管理(A問題)」、「ストラクチャ型部品表(D問題)」だけですので、効率を考えて軽く抑える程度で構わないと思います。

8.在庫管理・購買管理【重要】

得点は13分野中で第2位の11.6点(配点換算で7.1点)です。毎年3問は出題される重要分野です。
在庫管理は企業にとって大きなテーマです。欠品による販売機会損失は避けたい一方で、在庫によるコストも抑えたい、という相反する課題の間で常に葛藤しているのではないでしょうか。
工場内では仕掛在庫の削減を目的として「トヨタ生産方式(かんばん)」や「U字ライン」、「セル生産」が考えられてきましたし、流通・小売りでは「ABC分析」や「先入れ先出し」などもテーマになってきます。生産管理分野ではありませんが、ECサイトの「ドロップ・シッピング」(販売店が在庫を持たずに注文をメーカーに転送(ドロップ)し、メーカーからユーザー宅へ直送(シップ)する)なども在庫を持たずに販売する知恵ですね。

資材購買も同様の悩みを抱えています。一度に大量に買えば安くしてもらえるけど置き場所が必要だし、必要な分だけ発注すれば割高になるし、急なオーダーに応えられない、、、そのような状況の中で「分納制度」(大量に注文してディスカウントを引き出すが、納品は定期的に必要な分だけ行ってもらう)や、「長期契約方式」(こちらも分納制度の仲間)などの工夫がされています。

9.IE(Industrial Engineering)【重要】

得点は13分野中で第1位の13.6点(配点換算で8.3点)です。毎年4問は出題される重要分野ですが、テキストのページ数も多く、作業分析や図記号など普段の生活ではなじみのない項目が多いために苦手とする方も多いのではないでしょうか。
ただ、標準作業時間の設定は事例Ⅳの予実管理にも関連してきますので、「なぜ標準時間を決めるのか→生産統制(予実管理・作業改善)を行うため」、「標準時間の決め方→実作業時間+レイティング+余裕時間」、「予実管理」と実際の生産統制をイメージしながら学習すると良いでしょう。

【渾身!論点解説】IE(作業分析)

1) 工程分析
工程分析は、「工程の順番は適切か(単純工程分析)」、「工程間に無駄な滞留はないか」、「各工程の配置は適切か(流れ線図、加工経路分析、フロムツーチャート)」、「作業者に無駄な動きはないか(作業者工程分析)」、「モノの置き方や運び方(=マテハン)は適切で無駄な動きがないか(運搬工程分析)」を分析し、ECRSの原則に従って改善を行い、工場の生産性を上げようとするものです。要するに工程のレイアウトや順序、運搬作業の設計が適切になされているかというハード面の分析ですね。

2) 動作研究
動作研究は、作業者の行う作業・動作に無駄な動きや無理な動きは無いかを点検し、作業者の安全を確保し、負担を軽減し、作業効率をアップすることで快適な環境と生産効率を両立しようという利用面(ソフト面)での分析です。H30年の2次筆記試験では「連合作業分析」が出題されましたね。

3) 稼働分析・時間研究
稼働分析は、作業者や機械設備の稼働率を把握する方法です。一日8時間、480分の就業時間には、朝礼・終礼(職場余裕)、終業時の清掃(作業余裕)、休憩時間(人的余裕)などがありますし、実際には、作業ロットの前後には準備段取り作業や機械待ちなどもありますので、どれだけ多くの時間を主体作業に振り向けて稼働率を上げるかが課題となります。

時間研究は、生産統制(予実管理・作業改善)を行う基準となる「標準時間」を決めるための具体的な手順になります。「実際に計測する(ストップウォッチ法)」、「実績資料法」、「経験見積法」、「PTS法」などの方法があります。

10.品質管理

得点は13分野中で第6位(同率)の4.8点(配点換算で2.9点)です。私の専門分野ですが、出題率はそれほど高くありません。TQM、HACCP、QC7つ道具あたりが出題されていますが、例年C問題、D問題が多く、効率的な学習を検討したいところです。この分野は書き出すと止まらなそうな気がしますので、また別の機会にでも。

11.設備管理

得点は13分野中で第6位(同率)の4.8点(配点換算で2.9点)です。「保全活動」、「設備総合効率」、「MTBF/MTTR」あたりが論点ですが、出題頻度はそれほど高くありません。難問は出題しにくい分野だと思いますので、テキストの基本的な部分が抑えられれば良いでしょう。

12.廃棄物等の管理

得点は13分野中で第12位(同率)の1.4点(配点換算で0.9点)です。過去の出題は、「LCA(ライフサイクルアセスメント)」、「資源有効利用促進法」あたりですがH28年、H29年は出題されていませんので、効率を考えて軽く抑える程度で構わないと思います。

13.生産情報システム

得点は13分野中で第6位(同率)の4.8点(配点換算で2.9点)です。生産情報システムといっても範囲は広く、設計段階で使用するCAD/CAM/CAE、生産段階で使用するPOP(Point of Production)、FMS、産業用ロボット、さらには3Dプリンターまであります。少し前まではバーコードリーダーを活用したシステムが多かったのですが、最近ではiPADを利用した生産管理ツールも増えています。C問題、D問題も多く出題されますので、テキストの基本的な部分が抑えられれば良いでしょう。


さて、いかがだったでしょうか。
次回は運営管理の後半部分「店舗・販売管理」について【渾身!論点解説】していきたいと思います。
以上、なおさんでした。

 

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

平成30年度の2次試験対策コンテンツ「なおさんの解法実況&事例研究」が一通り書き終わりましたので、今日は平成30年1次試験の「運営管理」を振り返ってみたいと思います。

これまでの過去記事はこちら:
「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅳ」
「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅲ」
「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅱ」
「なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅰ」
「80分間の過ごし方」
「バックキャスティング思考法」

こうしてみるとかなり「ガチ」ですね。(^^;

私は学生の頃から「モノづくり」が大好きで、大学も工学部に進学しました。大学卒業後は、電子機器製造メーカーに就職し、企画、開発、製造、品質保証、コールセンター、修理サービスと製品のライフサイクル全般に関わって仕事をしていましたので、運営管理は得意科目なんです。
そんな私の平成30年度1次試験での「運営管理」の点数は87点でした。本日は、そのH30年度試験の結果を振り返ってみたいと思います。(^^)/


1.ABCD分析をしてみた

ここでいう「ABCD問題」とは、受験校(T〇C)の過去問題集等で公表されている問題毎の正答率のことを指します。
ABCDE問題の具体的な定義は以下の通りです。

A問題: 正答率80%以上
B問題: 正答率60%以上80%未満
C問題: 正答率40%以上60%未満
D問題: 正答率20%以上40%未満
E問題: 正答率20%未満

私のH30年度の解答ですが、ABCD別の正答率をみると以下の様な結果になりました。
A問題(6問14点): 100.0%(14点)
B問題(16問39点): 100.0%(39点)
C問題(15問33点): 72.7%(24点、4問ミス)
D問題(7問14点): 71.4%(10点、2問ミス)

多くの受験生が正解するであろうAB問題は100%と確実に解答できています。これだけで53点になりますので、残りのCD問題22問中4問正解できれば60点を超えてくる計算です。
尚、平成30年度は全44問(設問としては40問)中、ABC問題だけで37問84.1%、配点で86点にもなりますので、やはりDE問題(過半数の受験生が正解できない難問)は「できなくても気にしない」で良さそうです。
ABC問題重視については、9代目だいまつさんの記事「1次試験分析結果から見えた!~DE問題はやっぱり後回し!」に詳しく書かれていますので、そちらも参考にしてください。

2.どんな問題を間違ったのか確認してみる

実は私「1次試験は合格したからいいや」と思い、何をどう間違ったのかの振り返りをしていませんでした。(2次試験対策に集中していた、ともいう)せっかくの機会ですので、ここで間違った問題について振り返ってみたいと思います。

第14問 JISで定義される現品管理の活動として、最も不適切なものはどれか。(C問題、配点2点)

ア.受け入れ外注品の品質と数量の把握
イ.仕掛品の適正な保管位置や保管方法の設定
ウ.製品の適正な運搬荷姿や運搬方法の検討
エ.利用資材の発注方式の見直し

現品管理の具体的な事例が問われています。
現品管理(=現物管理)とは「どこに、何が、何個あるか、整理整頓してちゃんと把握しましょう」ということですね。JISでは「資材、仕掛品、製品などの物について、運搬・移動や停滞・保管の状況を管理する活動」とあります。
現品管理は、計画通りに生産活動を行うために必要な「生産統制」の一つであり、生産統制には①進捗管理(計画通りに進行しているか)、②現品管理(物の位置と数量は適切か)、③余力管理(人と機械の稼働状況は適切か、無理してないか、遊んでないか)の3つがあります。工場では、日々①~③の生産統制を行ないながら、約束した納期に間に合うように生産を行っています。

さて、選択肢の方を見てみましょう。

「ア.受け入れ外注品の品質と数量の把握」ですが、外注品の数量を把握していますし、品質を把握するのは「その部品が使用できる(良品)か否か」を確認しているので、現品管理の活動として適切だと思われます。

「イ.仕掛品の適正な保管位置や保管方法の設定」ですが、仕掛品というのは「作りかけの製品」のことです。仕掛品の保管位置や保管方法を適切に設定することは現品管理として大切なことです。これがいい加減だと、気が付いたら無くなっていたり、汚破損によって使えなくなったりして、予定していた数量の製品が作れない、なんてことになってしまいます。ですので、この選択肢も現品管理として適切ですね。

「ウ.製品の適正な運搬荷姿や運搬方法の検討」はどうでしょうか。現品管理の対象は、部品や工場内の仕掛品だけでなくて完成した製品にまで及びます。これは、梱包方法や運送方法が適切でないために輸送時に破損したりして、お客様の所に届いたら壊れて使えなかった、ということのないようにしましょうという考えに基づいています。要するに、ちゃんとお届けするところまでが責任範囲ですよ、ということですね。ですので、これも現品管理の記述として適切です。

「エ.利用資材の発注方式の見直し」です。残り一つですのでこれが正解(=現品管理として適切でない)の筈ですが、念のため確認します。
資材(部品や材料など)の「発注方式の見直し」というのは①定量発注方式(在庫が発注点まで減少したら定められた定量を発注する。ダブルビン方式を含む)、②定期発注方式(定めた期間ごとに発注する、発注量は在庫数との兼ね合いで変動する)のいずれの方法で購買するかを再検討する、ということです。要するに「物の買い方」の話であって、現品管理が対象とする「現物」は関係ありませんので、この選択肢が不適切な表現です。

従って正解は「エ」ですね。

尚、学習の際には「エで正解だった」、「ウで不正解だった」で終わらせるのではなく、上記の様に各選択肢の正誤が判定できる状態にまで学習することで、確実に実力をつけていくことが出来ます。

この問題は「C問題」に分類されていますが、生産計画、生産統制は2次試験でもよく問われる論点ですし、実際の生産現場でも重要な管理項目になります。診断士になって工場に関わる仕事をする時を想定して、ここはしっかり押さえておきたいところですね。(あれ?なんで間違えてんだろう、、、(^^; )

第15問 新製品を組み立てるための標準時間をPTS(Predetermined Time Standard)法を利用して算定することにした。標準時間を設定するための準備に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。(C問題、配点2点)

a.PTS法で算定された標準時間を組立作業を行う作業者の習熟度に応じて調整するために、作業者の組立職場での就業年数を調査した。
b.設備による加工時間を別途付与するために、設備で試加工を実施して加工時間を計測した。
c.標準時間を見積もるための基礎資料を整備するために、既存製品の組立作業に対して時間分析を実施した。
d.試作品を組み立てるための模擬ラインを敷設して、製品組立の標準作業を決定した。

〔解答群〕
ア.aとb
イ.aとd
ウ.bとc
エ.bとd

「PTS法」とは、IE(Industrial Engineering)手法の一つで、作業に含まれる人間の動作要素についてあらかじめ「(要素)標準時間」を定めておき、その組み合わせによって「作業の標準時間」を設定する方法です。標準時間は、一定の作業方法、設備および環境のもとで、必要な熟練度をもっている作業者が一定の品質の作業を完成させるために、普通の速度で作業を行うのに必要な時間をいいます。PTS法には多くの手法がありますが、その中でも代表的なのがWF法(Work Factor analysis)とMTM法(Method Time Measurement)です。
WF法では、①身体の各部位(指、手、前腕、腕、胴、脚、足)②運動距離、③重量または抵抗、④人為的な調節(停止、注意、方向の調節、方向の変更)の4つの要因を元に、あらかじめ定められた動作時間標準表から標準時間をピックアップしていくことで全体の標準作業時間を決定します。
MTM法では、WF法の4つの要因をさらに、①手をのばす、②運ぶ、③まわす、④押す、⑤つかむ、⑥定置する、⑦放す、⑧引き離す、⑨目の移動、⑩目の焦点合わせ、の10個の基本動作に区分して分析を進めていきます。

う~ん、、、この問題、C問題ですが結構ディープな感じがします。私もメーカーに勤めていましたが、工程管理には携わっていませんでしたので、実際にPTS法を行って標準時間を設定したことはありません。
テキストでは結構なページ数を割いて説明していますが、標準時間、IE手法(①時間分析、②PTS法)の概念的な部分の理解にとどめておいた方が効率的かもしれませんね。

では、選択肢を見てみましょう。

「a.PTS法で算定された標準時間を組立作業を行う作業者の習熟度に応じて調整するために、作業者の組立職場での就業年数を調査した。」についてです。PTS法では、動作要素の標準時間はあらかじめレイティングされていますので、作業者の習熟度に応じて調整する必要がありません。また、就業年数と習熟度は必ずしもイコールではないと思いますので、この選択肢は誤りですね。この時点で「a」が含まれる選択肢「アとイ」が除外されます。

※この時点で解答は「ウ.bとc」、「エ.bとd」に絞られているわけですから、両方に含まれる「b」は当然正しい記述であり、本番の試験では検討の余地はありません。つまり、「c」か「d」の正誤判定ができれば、正解が導けますのでどちらかの正誤判定ができれば良いわけです。この様な解答選択肢が用意されている問題は「2つが正誤判定できれば正解が導ける」ので、選択肢4つ全てを検討する必要はありませんし、「2つだけ正誤判定」することで解答時間の短縮も実現できますね。(学習時には、4つの選択肢すべてに正誤判定できるまで学習する必要があります)

では、選択肢「c」を見てみます。「c.標準時間を見積もるための基礎資料を整備するために、既存製品の組立作業に対して時間分析を実施した。」ですが、これはPTS法ではなく、時間分析による標準時間の設定を行う方法の記述ですので誤りです。
「時間分析」の代表的な手法に「ストップウォッチ法」(直接時間分析法)がありますが、これは実際の作業時間を「ストップウォッチ」を使って計測する手法です。時間分析では、計測した「正味時間」に作業者の熟練度や環境によるばらつきを考慮した「レイティング」を行い、さらに「余裕時間」を加えて標準時間とします

これで選択肢「c」の含まれる「ウ.bとc」が誤りとなりますので、正解は「エ.bとd」となります。(1次試験の時点では知識が曖昧だったのかもしれません、、、(^^; )

第20問 生産現場で行われる改善に関する記述として、最も適切なものはどれか。(C問題、配点3点)

ア.あい路工程での出来高を向上させる目的で、その直前工程の処理能力を高めた。
イ.生産ラインの編成効率を高める目的で、生産ラインのU字化を検討した。
ウ.同一製品を継続生産する職場での進度管理の手間を省く目的で、製番管理を導入した。
エ.入社直後のパート従業員を短期間で組立職場に配置できるようにする目的で、1人生産方式を導入した。

生産現場で行われる改善に関する設問です。工場ではいろいろな改善活動を行いながら生産効率や品質を高めるための努力が継続的に行われています。「改善」と言っても対象とするものは様々ですし、本設問でも「出来高向上」、「編成効率向上」、「進捗管理の効率化」、「教育期間の短縮」と対象が分かれています。工場内の業務に関する総合的な知識が必要となりますので、確かに「C問題(正答率40~60%)」であるのもうなずけます。

では、選択肢を見てみましょう。

「ア.あい路工程での出来高を向上させる目的で、その直前工程の処理能力を高めた。」ですが、いきなりブチかましてくれてます。「あい路(隘路)工程」って何でしょうね、私もわかりませんでした。調べたところ、「狭くて通行の困難な道。物事を進める上で妨げとなるものや条件。ネック。」とありました。なんだ「ボトルネック工程」か、、、そう書いて欲しかったですが、これはあえてボトルネックではなく「あいろ」と書いていますね。意地悪です。(^^;
ということで選択肢は「ボトルネック工程の出来高を向上させる目的で、その直前工程の処理能力を高めた」になります。こう書いてもらえれば誤りだということがすぐにわかりますね。出来高を規定してしまうからボトルネック工程なわけで、ボトルネックの処理能力を高めないと出来高は向上しません。直前工程の処理能力を高めたら、ボトルネック工程の前に仕掛品を積み上げるだけで何の効果もありません。

「イ.生産ラインの編成効率を高める目的で、生産ラインのU字化を検討した。」これは問題なさそうな記述になっています。
生産ラインの編成効率は、ラインの「総作業時間」を「工程数×標準サイクルタイム」で割って求めます。現実にはラインの各工程の作業時間は全く同じにはできませんので、標準サイクルタイムは一番遅い工程に合わせて設定されます。従って、それよりも早い工程は標準サイクルタイムとの差だけ「手待ち」が発生することになり、この差が編成効率を下げる要因になります。仮に各工程の作業時間が全く同じだとすると、編成効率は1(100%)になりますので、どれだけ各工程の作業時間を均一にするかが編成効率を高めるポイントになります。
通常のストレートラインでは、各工程の作業量の調整は前後の工程との間でしか行えませんが、U字ラインの場合、背後の工程との作業量調整も行えますので、調整の自由度が大きくなり編成効率を高めるのに有利に働きます。

「ウ.同一製品を継続生産する職場での進度管理の手間を省く目的で、製番管理を導入した。」ですが、「製番管理」は個別生産や小ロット生産に向いた生産管理方法ですので、継続生産には向きません。
製番管理は、JISによると「製造指令書を発行するときに、その製品に関するすべての加工と組立の指示書を準備し、同一の製造番号をそれぞれにつけて管理をおこなう方式。」とあり、実際には個別生産や小ロットの製造番号ごとに原材料や部品の調達がおこなわれ、どの原材料や部品がどの製造番号に対応しているかが明確になっています。これにより仕様の異なる製品であっても製品ごとに現物管理や原価管理が行えるわけです。

最後の「エ.入社直後のパート従業員を短期間で組立職場に配置できるようにする目的で、1人生産方式を導入した。」ですが、「1人生産方式」は複数工程を行うスキルを持った多能工が行うものです。入社直後のパート従業員をいきなり「1人生産方式」に配置するなんて「いじめ」ですよね。すぐに辞めちゃうんじゃないでしょうか。(^^;

ということで、正解は「イ.生産ラインの編成効率を高める目的で、生産ラインのU字化を検討した。」になります。(「あい路工程」に惑わされてアにしちゃいました、、、(^^; )

第22問 中小企業庁『平成27年度商店街実態調査報告書』で用いられている商店街のタイ プに関する説明として、最も適切なものはどれか。(D問題、配点2点)

ア.近隣型商店街:最寄り品と買回り品の店舗が混在する商店街で、地域型商店街よりやや広い範囲であることから、徒歩、自転車、バス等で来街する商店街
イ.広域型商店街:百貨店・量販店を含む大型店があり、買回り品よりも最寄り品の店舗が多い商店街
ウ.地域型商店街:最寄り品中心の商店街で、徒歩または自転車等により買い物を行う商店街
エ.超広域型商店街:百貨店・量販店を含む大型店があり、有名専門店、高級専門 店を中心に構成され、遠距離からも来街する商店街

受験生のほとんどが読んでいないであろう『商店街実態調査報告書』からの出題です。さすがD問題、これは出来なくても気にすることはないでしょう。商店街タイプに関しては後述しておきますが、ここではロジックだけで正解にたどり着けないか検証してみます。

まず、4つの商店街のタイプを「近場・商圏狭い」→「遠い・商圏広い」の順に並べてみます。「近隣型<地域型<広域型<超広域型」の順で商圏が広くなりますね。ここまでは日本語の問題なので大丈夫だと思います。
次はこの「サイズ順」に並べた商店街の記述を比較してみます。
記述では、「近隣型:徒歩、自転車、バス等で来街」、「地域型:徒歩または自転車等により買い物を行う商店街」となっており、サイズと移動手段が逆になっていることがわかります。つまり、「近隣型」と「地域型」の記述が逆になっていますので、この二つの選択肢「ア」、「ウ」は適切でないことがわかります。

次に「イ.広域型」と「エ.超広域型」です。前半の記述「百貨店・量販店を含む大型店があり」は共通ですので、後半部分を比べてみます。
「広域型:買回り品よりも最寄り品の店舗が多い商店街」、「超広域型:有名専門店、高級専門 店を中心に構成され、遠距離からも来街する商店街」を並べてみると「エ.超広域型」の方は問題がなさそうな記述になっています。
一方で「広域型:買回り品よりも最寄り品の店舗が多い商店街」ですが、「買回り品よりも最寄り品の店舗が多い」というところが不自然です。

「最寄り品」というのは購入頻度が高く、メーカーやブランドに対するこだわりの薄い商品で、主に食品や日用雑貨品のことを言います。レタス1個をわざわざ遠方まで買いに行く人はほとんどいませんので、当然購入するのは近場の商店街になりますね。
「買回り品」とは、衣服や家電、趣味の用品など、価格や品質を比較して購入する商品のことを言います。これらは専門店で購入することが多く、消費者が複数の店舗を「買い回る」ためにこのように呼ばれています。好みの店は人それぞれですし、品揃えの多い店舗にわざわざ出かけることもありますので、商圏は最寄り品よりも広くなります。

ここで選択肢「イ.広域型商店街:百貨店・量販店を含む大型店があり、買回り品よりも最寄り品の店舗が多い商店街」に戻ります。正しい地域型商店街の説明は「最寄り品と買回り品の店舗が混在する商店街」となりますので、4つの商店街の記述を整理すると以下のようになります。
近隣型:最寄り品中心の商店街
地域型:最寄り品と買回り品の店舗が混在する商店街
広域型:買回り品よりも最寄り品 の店舗が多い商店街
超広域型:有名専門店、高級専門店を中心に構成され、遠距離からも来街する商店街

やはり「広域型:買回り品よりも最寄り品 の店舗が多い」という記載は変ですし、これは「最寄り品」と「買回り品」が入れ替わっているのではないか、と推測します。順番を入れ替えてみると、
近隣型:最寄り品中心の商店街
地域型:最寄り品と買回り品の店舗が混在する商店街
広域型:最寄り品よりも買回り品の店舗が多い商店街
超広域型:有名専門店、高級専門 店を中心に構成され、遠距離からも来街する商店街

となりすっきりします。従って「エ.超広域型商店街:百貨店・量販店を含む大型店があり、有名専門店、高級専門店を中心に構成され、遠距離からも来街する商店街」が適切だと判断します。
ま、このようなロジック展開を試験時間内で行うのは難しいので、やはり「D問題は気にしない」のが良いですね。

商店街の定義:

近隣型 最寄品中心の商店街で地元主婦が日用品を徒歩又は自転車などで買い物を行う商店街。
地域型 最寄品及び買回り品が混在する商店街で、近隣型商店街よりもやや広い範囲であることから、徒歩、自転車、バス等で来街する商店街。
広域型 百貨店、量販店を含む大型店があり、最寄品より買回り品が多い商店街。
超広域型 百貨店、量販店、を含む大型店があり、有名専門店、高級専門店を中心に構成され、遠距離から来街する商店街。

 

第33問 物流におけるユニットロードおよびその搬送機器に関する記述として、最も適切なものはどれか。(C問題、配点2点)

ア.一貫パレチゼーションとは、発地から着地までの間、保管用のパレットから輸送用のパレットへの積み替えを繰り返しながら、パレットに荷を積載し続けて物流を行うことである。
イ.平パレットは、主にプラスチックまたは鋼材で作られており、木製のパレットはほとんど使用されていない。
ウ.平パレットは、ワンウェイパレットとして利用されることが一般的である。
エ.ロールボックスパレットは、フォークリフトなどを用いずに人力だけでも荷役することができる。

物流における「ユニットロードシステム」に関する出題です。
ユニットロードシステムとは、さまざまな荷姿の包装貨物を個別に扱うのではなく、パレットやコンテナなどの単位にユニット化することによって、物流機器を利用して荷扱いし、輸送、保管などを効率化する仕組みをいいます。

それでは選択肢を順番に見ていきましょう。「ア.一貫パレチゼーションとは、発地から着地までの間、保管用のパレットから輸送用のパレットへの積み替えを繰り返しながら、パレットに荷を積載し続けて物流を行うことである。」についてです。
「一貫パレチゼーション」とは、作業効率の向上のため、パレット積みのまま発送から到着の荷卸しまで一貫して輸送する方式をいいます。積卸しはフォークリフトによって行われます。積み替えの省力化の効果が著しく、コンテナやトラック、貨車の回転率が高くなり、また荷傷みが少ないなど多くの利点があります。
従って、選択肢にある「保管用のパレットから輸送用のパレットへの積み替えを繰り返しながら」という記述が誤りです。この記述を除くと「一貫パレチゼーションとは、発地から着地までの間、パレットに荷を積載し続けて物流を行うことである。」と正しい記述になります。

「イ.平パレットは、主にプラスチックまたは鋼材で作られており、木製のパレットはほとんど使用されていない。」についてです。
平パレットは、上部に構造物を持たない板状のパレットのことを指します。パレットの主な素材は、木材、金属、プラスチック、紙(段ボール)と様々ですが、世界中で最も多く利用されている素材が木材です。木材の利点として、他の素材と比較し価格が安く、比較的積荷がすべらない、補修が簡単であることがあげられます。従って、選択肢にある「木製のパレットはほとんど使用されていない」という記述が誤りです。

「ウ.平パレットは、ワンウェイパレットとして利用されることが一般的である。」についてです。
「ワンウェイパレット」とは、発地から着地までの片道のみで、回収しない前提で製造・利用されるパレットのことを指します。使い捨てパレットとも呼ばれます。輸出の場合はプラスチック製のワンウェイパレットが使用されることもありますが、レンタルパレットという仕組みもあり、一般的には繰り返し利用されることも多いです。
従って、選択肢にある「ワンウェイパレットとして利用されることが一般的」という記述が誤りです。

最後の「エ.ロールボックスパレットは、フォークリフトなどを用いずに人力だけでも荷役することができる。」についてみてみましょう。
「ボックスパレット」は、上部構造物として少なくとも3面の垂直側板(網目、格子状などを含む)をもつパレットのことをいい、「ロールボックスパレット」は車輪付きのボックスパレットのことです。カゴ台車、カゴ車とも呼ばれ、金属製のゲージに、キャスターが付いたものをスーパーやコンビニで見かけることが多いですね。ロールボックスパレット(カゴ台車)は、店舗への納品時など、複数の異なる商品を一か所に届ける際に利用されることが多く、トラックからロールボックスパレット(カゴ台車)ごと下して、そのまま店舗の倉庫に納品したりします。底部にキャスターがついていますので、選択肢にある「フォークリフトなどを用いずに人力だけでも荷役する(運ぶ)ことができる。」という記述も適切ですね。

従って、選択肢「エ」が正解になります。尚、上記解説の一部は、「一般社団法人 日本パレット協会」のホームページから引用しています。わかりやすく解説されていますので参考にしてみてください。
一般社団法人 日本パレット協会

第39問 マーケットバスケット分析は、頻繁に購入される商品の組み合わせ(相関ルール)を見つけ、併買を促すためのヒントを見つけ出すのに活用される方法の1つである。この相関ルールの評価に関する下記の設問に答えよ。
(設問1) ※正解だったので省略します。
(設問2) 商品Xと商品Yの相関ルールを評価するとき、商品Xの購買が、どの程度、商品Yの購買を増大させているかを示すリフト値を計算する式を次に示す。

以下の①~④のうち、式の空欄AとBに入る語句として、最も適切なものの組 み合わせを下記の解答群から選べ。(D問題、配点2点)

①全顧客数、②商品Xを購入した顧客数、③商品Yを購入した顧客数、④商品XとYを購入した顧客数

〔解答群〕
ア.A:① B:②
イ.A:① B:④
ウ.A:② B:②
エ.A:② B:③
オ.A:③ B:④

「マーケットバスケット分析」とはデータマイニングの手法の一つで、POSデータやECサイトの購買データを分析して、「一緒に買われる商品」の組み合わせを発見する探索的データ分析のことです。大手ECサイトで「この商品を買った人は、こんな商品にも興味を持ってます」的に表示されるアレですね。

「リフト値」は、バスケット分析における重要な指標の一つであり、ある商品Xの購買が他の商品Yの購買とどの程度相関しているかをみる指標です。リフトは英語で持ち上げるという意味ですから、商品Xの購買が商品Yの購買をどれだけ持ち上げているかを示しています。
例えば、全てのお客さんの中で商品Yを購入した人が5%だった時に、商品Xを購入した人を分母にしてみたら25%だった、となるとかなりの相関があるわけです。

すべての購買履歴の中で商品Xと商品Yの両方が買われている割合を「支持度」といいます。式で表すと「支持度=商品XとYを購入した顧客数÷全顧客数」ですね。
商品Xを買った人の中で、さらに商品Yを購入する確率を「確信度」といいます。式で表すと「確信度=商品XとYを購入した顧客数÷商品Xを購入した顧客数」になります。(ここまでが設問1で問われています)

「リフト値」は、「商品Xが買われたときに商品Yも買われる確率」が「全体で商品Yが買われる確率」の何倍あるか(どれだけリフトされているか)を見る指標です。

従って、分子の空欄Aには「②商品Xを購入した顧客数」が、分母の空欄Bには「③商品Yを購入した顧客数」が入りますので、正解は「エ.A:② B:③」となります。


いかがでしたでしょうか。運営管理は大きく「工場管理」と「物流・販売管理」に分かれます。後半の「物流・販売管理」は、リテールマーケティング(販売士)検定試験と重なる分野が多いので、そちらのテキスト(2級)も参考になるかもしれません。私は会社で取得を強くすすめられていましたので、販売士2級を取得したことがプラスに働きましたが、「運営管理の勉強のために販売士資格を取得する」のはちょっと効率が悪いと思います。あくまで参考程度にテキストをパラパラ、、で十分だと思います。
以上、なおさんでした。(^^)/

 

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皆さんおはようございます!

 

ヒロちゃんです!

 

11月に入り、もう今年も残り僅かだな~と感慨深げになる今日この頃。

2次筆記試験を先日受験された皆さんは引き続きモヤモヤした日々をお過ごしかと思います。

他方、今年は2次筆記試験に挑戦出来なかったけど、来年は診断士試験挑戦するぞ!!

という方も多いのではないでしょうか?

今の時期から学習を始めれば、来年8月の1次試験まで9か月もあります。

長すぎず、短すぎずちょうど良いタイミングだと思いますので、

是非これから計画的に学習を進めていきましょう。

 

 

「そんなこと言っても何から手をつけていいかわからない…」

 

 

「そもそも診断士試験って何??」

 

 

って方もいると思います。

そんな人はどしどし道場ブログにコメント投稿してくださいね。

すぐに返事しますから。

 

 

さて、

 

 

本日のブログは、来年の1次試験から挑戦する方向けに、

「運営管理の頻出論点QC7つ道具」についての内容です。

 

このQC7つ道具ですが、運営管理において、

過去10年間ほぼ全て(H28以外)なんらかの形で登場している、

絶対に覚えるべき論点となっていますので、

この時期からしっかりと頭に叩き込んでおきたいです。

単に7つの名称を覚えるだけではなく、

それぞれどのようなツールであるかしっかりと腹落ち理解させましょう。

1次試験だけでなく、2次筆記試験の事例Ⅲでもたびたび出る論点ですからね。

 


QC7つ道具とは

品質管理の分野で主に用いられる手法のひとつであり、

製造現場などで発生する不良やクレームなど様々な問題を定量的に分析したり、

視覚的に表現したりすることの出来るツールです。

このQC7つ道具を活用することによって、

現場に散らばっている問題のうち、

重要なものを見つけたり、問題の原因を特定したり、

工程の状態までも把握することが可能となります。

日本の品質管理の父である石川先生は、

「QC7つ道具をうまく活用すれば、一般企業の身の回りにある問題の95%は解決できる」

とおっしゃっていたとのことです。

しっかりと理解して活用すれば絶大な改善効果、維持効果が期待出来るツールです。

 

 

ということでQC7つ道具についてそれぞれ紹介していきましょう。

 


  パレート図

「何が最も重要なのか」を調べるため、

問題となっている不良や欠点、クレームなどを分類項目別に分けてデータを取り、

それらを大きい順に並べた図です。

現状の把握、重点解析、効果の確認をすることが出来ます。

よく使われるパレート図の使い方として、

複数ある問題点の中で最も大きなウェイトを占める問題が何であるかを把握することがあります。

例えば下記図は、ある製造現場で発生した不良内容をパレート図で表したものです。

 

筆者作

 

このパレート図からわかることは何でしょうか?

わかりやすいところで言えば、

不良内容で最も多いのは「汚れ」であり、全体の半数近くを占めること。

二番目に多いのは「キズ」で、「汚れ」と合わせると全体の約8割を占めること、ですかね。

この上位2つの不良内容に対して重点的に対応することで、効果的な改善活動が期待できます。

ちなみにこのパレートという名前の由来は、イタリアの経営学者V・パレートだそうです。 

 


②特性要因図

原因(要因)と結果(特性)がどのように関係し、影響しているかを系統的に表した図です。

魚の骨のような形をした図になることから、別名魚の骨図や、フィッシュボーン図とも呼ばれます。

特性要因図は問題の因果関係を整理し、原因を突き止める議論の際に活用できます。

例えば、下記図は、H28年の事例Ⅲで出題された、

野菜カット工場であるC社の加工不良に関する特性要因図です。

魚の頭の部分にあたる右端側に解決したい問題(特性)を置きます。

そして大骨を水平に書き、その大骨に向かって小骨部分にあたる要因を、

どんどん現場のみんなで議論して書き出していきます。

一般的に製造業であれば、小骨部分は4M(人、材料、機械、方法)の切り口で進めていくことが多いです

今回のC社の加工不良が多いという問題に関しては、表2のクレーム件数も含めて分析すると、

標準作業不備や、温度管理が出来ていないという要因がまず手を付けるべき部分といえるでしょう。

※人によっては食品メーカーとして異物混入に真っ先に対応すべき‼というご意見もあると思います。

 

 

H28年度 中小企業診断士2次筆記試験 事例Ⅲ参照


 

③ヒストグラム

測定値(長さ、重さなど)の分布や平均、バラツキなどを見やすく表した図です。

測定値の存在する範囲をいくつかの区間に分けて棒グラフで表し、ある事象の状態を把握することが出来ます。

ヒストグラムは視覚的に一目でバラツキがどれくらいかを把握することが出来ます。

例えば、以下の一般型と呼ばれる形であれば、測定値は安定していると言えますが、

二山型の場合は、分布中心の度数が少なく、左右に山が出来てしまっています。

これは平均値の異なる分布が混在している可能性が高いので、

図の元となる測定値を層別に見直し、二つのヒストグラムで表すことが必要となってきます。

 

図 ヒストグラム一般型

  

図 ヒストグラム二山型
 

また、ヒストグラムでは、規格値を設定し、測定値と規格値を比較することで測、

定事象が規格内か否か、規格内の場合でもどのくらい余裕があるのか検討することが出来ます。

その結果、工程や製品が規格や目標に対してどの程度の状態にあるか把握することができます。

測定値のバラツキ、いわゆる標準偏差と規格値の幅を比較することで、

その測定値が規格に対してどれだけ十分な能力を有するかどうかを、

評価した方法のことを工程能力指数といいます。

この工程能力指数を2.00以上にすることを目指した品質管理手法のことを、

6σ(シックスシグマ)と呼び、GEやIBMなどで採用されています。


 

④グラフ

データの傾向や変化、大小 関係を見える化しグラフで 表した図形のことを指します。

グラフの利点として①簡単に作成できる。②感覚的に状態や実態を理解することが出来る。

このようなことが挙げられます。

身近なグラフとして棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフがあります。

以下はH27年度事例Ⅲで出題された棒グラフと円グラフになります。

 

H27年度 中小企業診断士2次筆記試験 事例Ⅲ参照

 

棒グラフの用途は、数値の大小が一目で分かることが挙げられます。

上記の棒グラフからは、主力マンホール蓋1ロット当たりの工程別加工時間において、

機械加工工程が最も加工時間が多くかかっていることがわかります。

円グラフの用途は、全体に対する各構成の比率をつかむことが容易に出来ます。

上記円グラフからは、稼働時間が全体の約半分程度しかなく、

チョコ停など改善の余地がある停止状態が38%もあることがわかります。

このように、グラフを上手く使うことでデータの理解促進に効果的です。


⑤チェックシート

チェックシートの用途は、記録用と、調査用に大きくその用途は大別されます。

記録用は日常業務や作業がうまくいっているかどうかをチェックするものです。

調査用とは、問題の現状や原因をつかむために特別な調査を行った結果を書き留めておくものです。

現状の実態をつかむ、確認したことを記録するといった時に効果的な手法です。

 

画像 チェックシートイメージ


⑥散布図

2つのデータの関係を調べるためにX軸Y軸の2軸で表した図のことです。

このデータのことを変数とも呼び、変数には特性と要因の2種類があります。

要因は特性に影響を及ぼすもの、特性は結果と捉えてもらればよいと思います。

例えば、ある加工現場において、工員の熟練度と不良発生率の関係を調べる場合、

工員の熟練度は不良発生率に影響を及ぼす要因であり、不良発生率は特性となります。

では、ここでひとつ、散布図の例題をご紹介します。

「数学が得意な人は理科も強い」とよく言われますが、本当にそうなのか?

あるクラスの人の点数を散布図にして関係性をみましょう。

まずは各科目の成績を生徒A~Q17名分集計しました。

 

表 数学と理科の成績 

なるほど統計学園高等部  散布図総務省統計局参照

 

いかがでしょうか、個別の点数などは分かりますが、

数学が得意だと理科も得意なのかまではこの表では掴みづらいと思います。

そこで、X軸に数学の成績、Y軸に理科の成績を置いて、

17名分の成績をプロットしてみます。

図 数学と理科の成績 散布図

なるほど統計学園高等部 散布図総務省統計局参照

 

この作成した理科と数学の成績の散布図をみると、

数学の成績と理科の成績には関係がありそうに見えます。

しかも、数学の成績が良いと理科の成績も比例してよくなることから、関係性は強いと言えます。

この関係性のことを相関と言います。

相関にはXが増えればYも増えるという正の相関と、

X(もしくはY)が増えると一方のY(もしくはX)が減るという負の相関

もしくは2つの変数の間に関係性がない無相関があります。

相関の強さは、相関係数で表すことが出来ます。+1が最も正の相関が強く、0は無相関、-1が最も負の相関が強くなります。

ざっくりと、±0.6以上あれば相関関係があると言ってよいことになっています。

ひとつ注意点として、相関関係があるからといって、

因果関係(どちらかが原因となって、もう一方が起こる)を示すものではないということです。

分析を行う際は、数値やグラフだけではなく、

その背後となる理論や知識も総合して検討を行っていく必要があります。

 


⑦管理図

データを時系列に折れ線グラフでプロットし、

その結果として得られたデータのばらつきから、

工程が安定した状態かどうか、異常かどうかが判別することが出来るツールです。

製造現場では、同じ材料、同じ機械、同じ方法で生産を行っても必ずばらつきが発生します。

偶然原因によるばらつきと、異常原因によるばらつきがあり、

双方を区別して異常原因によるばらつきを早期発見することが、品質管理には必要となります。

この際に使われるのが管理図です。

管理図は適正範囲内の中心線にデータの平均値や中央値などを置き、

その中心線から±3σ(標準偏差の3倍)の範囲を超える領域を管理限界とします。

管理限界を超えるようなデータが発生した場合は異常かどうかわかりやすいと思います。

更に異常検知力を高めるために、データが管理限界内にプロットし続けているとしても、

異常状態を判断する管理図の見方があります。

JIS規格の「8つの異常判定ルール」です。

 

図 管理図の異常判定ルール

 ものづくりドットコム 参照

 


 

いかがでしたでしょうか。

運営管理、事例における重要論点、QC7つ道具についてご理解いただけたでしょうか。

往々にして現場の問題点は感覚的、個別的になっていることが大半です。

話は変わりますが、皆さん「ライスレディ」をご存知でしょうか?

パナソニック(株)の女性だけの炊飯器ソフト開発チームのことです。

彼女たちは、「はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いてもフタとるな」という、

昔ながらのお米の炊き方、いわゆるKKD経験、勘、度胸)を科学的に分析したプロフェッショナルです。

お米の甘み、色艶、香り、口の中でのほぐれ具合、冷めた場合など、

数値で表せない要素まで定量化し分析することによって開発現場での問題を解決しています。

QC7つ道具は難しい理論なのではなく、

従来現場でKKDに頼っていた部分を、数字やビジュアルで共有化して捉えること出来るツールです。

このツールを活用して事実を把握することで、

実のある改善活動につながると私は思います。

 

QC7つ道具、診断士試験対策の為だけに覚えるのではなく、

是非実務でも活用してはいかがでしょうか。

ちなみに日本規格協会がQC検定という試験を年に2回開催しています。

ご興味ある方はぜひ。

本日は以上です!
今日も一日楽しみましょう!

✿:❀ 道場事例Ⅴ&Ⅵ(お疲れ様会)のお知らせ ✿:❀

一発合格道場 事例Ⅴ&Ⅵ

☆中小企業診断士試験に今年挑戦された方、来年以降目指す方、道場メンバーと懇親会しましょう!
☆これから同期診断士になるであろう仲間と親睦を深めましょう!!

■一発合格道場〜事例V@東京~

お待たせしました!事例Ⅴ(お疲れ様会)申込受付中!!

お申込はこちらからどうぞ≫ ←クリック

□ 開催日時:2018年11月14日(水) 19:00~
□ 会場:新宿駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)
□ 定員:20名→(10/25)応募多数のため30名に増枠しました!(先着順)
□ 参加費:4000円

■一発合格道場〜事例Ⅵ@大阪~

申し込み受付は終了しました。

□ 開催日時:2018年11月9日(金) 19:30~
□ 会場:天王寺駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)
□ 定員:15名(先着順)
□ 参加費:3500円

 

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:❀:✿:❀ 道場夏セミナーのお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 夏セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!

■夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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こんにちは、chikaです。
いよいよ来週の今頃は試験当日ですね。
今日は、1点でも多く積み上げるために、ラスト1週間で実際に私がやったことをお伝えします。

 

【1】苦手分野を書き出す

どーーしても苦手で、覚えきれてない分野を書き出しました。
苦手分野とは言っても、頻出論点の苦手分野です。
(ポケテキに載ってる範囲は頻出論点だよな、と私は捉えていました。)
(もしくは、TAC通学生のテキストの「出題領域表」を参考にしました。)

頻出論点の苦手分野=もし本番で出題されたら、他の受験生に差を付けられる!
と思ったので、直前まであがくことにしたのです。
「直前期の詰め込み暗記で乗り切ろう作戦」です。

ちなみに、私が直前期に詰め込んだ苦手分野は以下です。

★経済
GDPの式(分配面からみた・支出面からみた、の違い)、AD−AS分析、
★財務
全部原価計算と直接原価計算、分配可能額と剰余金の配当の計算
★企業経営理論
リーダーシップ論(アイオア、オハイオ、リッカ―トetc・・・)、M&Aの手法(TOB、LBOetc・・・)
★運営管理
QC7つ道具(特に管理図)、新QC7つ道具、設備保全の種類、まちづくり三法
★法務
会社法、組織再編
★情報
SaaS、PaaS、IaaSの違い、ロールフォワードとロールバック
★中小
各政策の細かい数字

 

【2】中小のグラフの詰め込み暗記

直前期の詰め込みで伸びると言われている中小を詰め込みました。
通勤中の電車、ご飯を食べながら(行儀悪いけど直前期だし…)の暗記は、
中小のグラフを頭に入れる時間にあてました。
グラフの数字は一時的に覚えてもすぐ忘れてしまってたので、
むしろラスト1週間で再度見直そうと考えていました。
ラスト1週間で覚えた内容は、試験本番には頭に残っているはず!

 

【3】模試で△と×だったところを解き直す

模試で出題された範囲は、他の受験生も復習で勉強してるはず。
なのに自分が解けなかったところは、
他の受験生に差を付けられると思っていたからです。
なので、模試で△、×がついたところを改めて解き直して潰しました。

 

【4】試験の休憩時間に見るものを決める

試験本番の貴重な休憩時間。
今年から40分になりましたが、何をするか決めているでしょうか。

体力温存のためにゆっくりする、という方もいると思いますが、
直前に暗記を詰め込もうという方が多いと思います。
トイレに並ぶ時間や一服する時間でも、参考書を見ることはできます。

しかし、限られた40分で何を見るかは決めておきましょう。
既に覚えている部分を見直したって意味はなく、
いつもド忘れする論点、覚えきれてない公式や細かい数字、
これらをピックアップしておくべきです。

私は、
・上記【1】の苦手論点をまとめたファイナルペーパーを作成
・ポケテキの見直したい部分に付箋を貼る
という準備をしておきました。
特に、いつも使っている参考書には既にいっぱい付箋がついていませんか?
その付箋の箇所を、40分で見直しきれるでしょうか。
取捨選択し、本当に直前に見直すべき部分だけに残す(or色を変えておく)必要があるかもしれません。

 


~おまけ~

試験に持っていくものリスト!!

スマホのメモを整理していたら、
1次試験前に持っていくものリストが出てきたので、
参考になればと公開します!
は必須はあったら良いものピンクは女子向け

受験票
・時計2個
・筆記用具
・ファイナルペーパー&ポケテキ
・昼ごはん用のおにぎり
(自宅近くのコンビニで朝買う!)
頭痛薬(いつも飲んでいるものにしましょう!)
下痢止め(ストッパなど即効性のあるもの)
目薬(コンタクトの方、ドライアイの方)
ティッシュ(寒くて鼻水出るかも!)
・タオル(お尻痛くなったら椅子の上に敷こう!)
・マスク(汗や香水が臭い人が横に座るかも、と思って持参!!)
・リポビタンD(いつも飲んでいたから。いつも飲んでない人は絶対NGですよ。)

・チョコ(休憩時に糖分補給!)
・梅干し(すっきりしたい時にいつも食べていたからw)
髪結ぶゴム(髪が邪魔で集中できないかもと思って)
前髪止めるピン(〃)

カーディガン(温度調節用!)
・生理用品(ホルモンバランス崩れてるかもだし、念のため・・・)

・ペタンコの靴(ヒールだと万が一の時走れないから)

ちなみに、365日ヒール履く私ですが、
試験一週間前と本番は、ヒールを履くのを辞めました
うっかり転んで利き手を怪我したらやばい、と思ったからです。
要は、うっかり転んで怪我する」ことは避けましょう!
・階段を上り下りする際は、手すりにつかまる!
・歩きスマホしない!
・無理に走らない!
これからの一週間は、今まで以上に慎重に過ごしましょう。


~おまけ②~

試験前日眠れなくても、気にするな!

試験前日は早く寝よう!と思って早々布団に入った私。
しかし、緊張のためか3時間くらい眠れませんでした(笑)
睡眠時間は4時間くらいになってしまいましたが、
試験本番は全く眠くならず、全力を出し切れました。

何をお伝えしたいかというと、
眠れなくても何とかなるから、気にするな!!
です。
布団に入って眠れないときに、「寝なきゃやばい!」と焦れば焦るほど、
眠れなくなるものです・・・・。
なので、もし寝付けないなあ、と思っても、
「ま、最悪寝れなくても何とかなるさ~」とリラックスした方が、
いつの間にか眠くなると思いますよ。

でも!しっかり睡眠をとれることにこしたことはありません(そりゃそうだ)
なので、ラスト1週間は、早寝・早起きをして体のリズムを試験本番と同じにしておきましょう。


残り一週間、体調管理怪我回避に気を付けながら、
最後まで諦めないでください!!心から応援しています。
大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
 以上、chikaでした☆

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□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

 

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おはようございます!桃ちゃんです(^^)/

今日から道場夏セミナーの告知が始まりました!
応募はまた後日発信しますので、予定をあけておいてくださいね!

 

この土日は、TACの模試がありましたが
受けられた方、如何でしたでしょうか?

 

是非、解きっぱなしにせず、
模試をしっかり復習してください!

 

予備校が力を入れて作っている、本番に似せた模試です

 

ここから出る問題があるかもしれません!

出たらラッキー!!ですね♡

 


 

さて今日は、2018年のトレンドについてご紹介します。

 

診断士の試験でも、たびたびその頃に流行ったものが出たりします。
(少し時間差があることもありますが)

 

時代の流れやキーワードも拾っておき、

「情報システム」あたりで出た時は取れるようにしたいですね。

 

しかし、しかし!!! 後1か月です!

そればかりに集中する必要はないと思いますので

いくつかここで紹介します。

 

(私の勝手なピックアップなので、え、今このキーワード?
と思うものがある場合はご容赦ください!)

 


IoT関係で

 

■スマートファクトリー

ドイツ政府が行っている「インダストリー4.0」
具現化したような工場です。

 

この工場(ファクトリー)では、あらゆる機器がインターネットに
接続されて(IoT=internet of things) いるため

 

機械の稼働状況など詳細に把握し、利益最大化するのに役立ちます!

 

インダストリー4.0は第四次産業革命ともいわれています。

 

第1次産業革命  蒸気機関の導入

第2次産業革命  電力の活用

第3次産業革命  コンピューターの活用

第4次産業革命  IoT

 

 

■RPAとAI

どちらも、人間の作業を自動化してくれるシステムという位置づけです。

 

RPA(Robotic Process Automation)は、人間が作ったルールに従い

判断し、業務を自動化するシステム群のことです。

 

人間がマウスやキーボードなど手作業で行っていた作業を

機械により自動化します。

 

AIは人工知能というように、自己学習機能を持ち、

自ら判断ルールを見つけて次の判断に生かすことができます。

 

「RPA  AI  違い」と検索すると、いろいろヒットします。

 

■FaaS (Function-as-a-Service)

サーバーレス(開発に必要なサーバーを自分で準備せずクラウドを使い)で

サービスより細かいFunction=機能を実行して

アプリケーション開発できるサービスのことです!

 

開発者の負担を減らし、使った分のコストだけで済むメリットがあります。

 

これと一緒に

SaaS (Software as a service)

PaaS  (Platform as a service)

IaaS  (Infrastructure as a service)

あたりも復習しておいてくださいね!

 


ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)

これ自体は試験にでません!笑

 

ご存知の方も多いと思いますが、

(株)スタートトゥデイが運営するアパレルのオンラインショップ
「ZOZOタウン」で扱われている採寸用の服です。

2017年11月末に発表はされていました。発送は少し遅れました。

 

ドットが一面についている独特なスーツで

それを着てスマホで何度か角度を変えて撮影すると
着用者の体形を採寸してぴったりな洋服選びができるというものです。

 

上記のような新型ZOZOSUITが出ましたが、
旧型のはBluetoothでスマートフォンに情報を送るものでした。

 

新型はマーカー式で全身を撮影する事で採寸を行っています。

ネット上でも話題になり、口コミ効果もつながっていますね!

こういう新しいものに一番最初に飛びつくのは

 

「イノベーター理論」で言うところの
イノベーター (市場全体の2.5%)
アーリーアダプター (市場全体の13.5%)ですね。

 

「キャズム理論」でいうと

アーリーアダプター
アーリーマジョリティー(市場全体の34.0%)
の間には容易に超えられない溝=キャズムがあるとされています。

 

この溝を超えていかないといけないため、
アーリーマジョリティーに対するマーケティングも必要とされています。

 

以上、桃ちゃんが気になったキーワード解説でした!

 

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輪転機のイメージ

↑この機械なんだかわかりますか??

 

今日はこの大きな機械を使う製造業を絡めたお話です。

 

 

 

 

 


はじめに

みなさんおはようございます、ヒロちゃんです。

一次本試験まで残り2か月となりましたね、みなさんの学習進捗は順調に進んでいるでしょうか?

「過去問や予備校の完成答練が難しくて全然理解出来ないっ!」

「順調なわけねーだろ!急に仕事が忙しくなって学習時間確保に困るっ!」

「あーだ こーだ あーだ こーだ!」

侃侃諤諤にイメージ

 

 

 

…ですよね

 

 

 

……とそれぞれ色々な事情や状況変化に日々頭を悩ましていますよね。

そうですよね、順調な人なんて稀でほとんどの人は計画通りにいかないのが現実です。

しかし、だからといって決して諦めないでくださいね!「まだ」2か月もあります!この時期の2か月は、計画性を持って自分に合った学習に取り組むことが出来れば、とてつもない効果を得ることが出来ます。あともう少し、頑張ってみましょう!

 

 

 

閑話休題

 

 

 

さて、本日は一次科目 運営管理から生産管理について私の仕事経験をまじえてお話したいと思います。実は私、以前印刷会社で働いており、そこで約6年間、印刷工程の生産管理業務に従事していました。実際に私が経験した生産管理業務と、皆さんが現在学習されている運営管理科目がどのようにリンクしているか知っていただければと思います。

 


印刷製造業の特徴

 

まずはじめに印刷製造業の特徴について簡単に。※ひとことで印刷と言っても非常に範囲が広いので、今回お話する際は私が経験した紙媒体への印刷について、とします。

印刷製造業の仕事の流れは一般的に以下のようになっています。

 

図表 印刷製造業の流れ

印刷業流れのイメージ

筆者作成

 

そして、印刷業界の大きな特徴として3点挙げるとすると。

  • 受注生産・・・見込み生産は全くないです。従って在庫も基本的に存在しません。
  • 大量生産※・・・輪転印刷機の場合1分間にA4サイズ両面印刷換算で10,000枚以上印刷可能。

※現在では多種少量生産が増えてきていますが、印刷技術の特徴として大量生産の概念は外せません。

  • 業界規模縮小傾向・・・ピーク時のバブル期あたりでは市場規模は13兆円程度でしたが、現在は半分以下の5兆円。デジタル化の進展によりこの傾向は継続しています。

 

 


印刷生産管理のQCD

 

さて、次に本題の生産管理について印刷業の視点から紹介していきます。切り口としてはQCDの3つでいきます。

まずなぜQCDの管理が必要なのでしょうか?端的に言えば「顧客満足と自社満足の総和最大化を目指すため」です。つまり、顧客満足だけを目指してコストや時間を大量にかけてしまっては、自社満足(利益)が少なくなってしまい満足総和の最大化は果たせないでしょう。従って、顧客の品質・納期要求をよく理解したうえでかけるべきコストを見定める必要があります。

 

  • Q(品質管理)

品質管理に関しては、現場レベルの対応は基本的に技術部の人間と現場作業員や印刷機オペレーターによって取り組まれていました。まず現場ではSQC(統計的品質管理)として、全ての受注案件に対して抜き取り検査を標準的に行います。印刷1,000部につき1部抜き取って目視でチェックするとかですね。もちろん印刷中にカメラでゴミや汚れの付着はチェックしていますが、それだけではどうしても見落としが発生します、最後は人手に頼っています。また、QC7つ道具のひとつであるチェックシートも同様に必須でした。TPM(設備保全)QCサークル活動も計画的に行い、改善活動も目標設定しながら定期的に行っていました。もちろん、印刷前の設計企画段階で色調や加工精度に関する品質の作りこみは事前に行いますが、どうしてもやってみないとわからない部分を無くすことは出来ません。印刷現場では技術や感性を駆使して顧客の求める品質レベルを常に追い求めて頑張っています。

  • C(コスト管理)

私の場合、社内保有の工場と外部協力会社への外部発注の二通りの発注先がありました。社内の工場へ発注する場合は、内段取の短縮化等実施しましたね。似たような仕様の案件をまとめて生産するように心掛けます。印刷仕様は用紙銘柄、重さ厚さ、用紙サイズ、インキ種類、印刷内容(インキ沢山使うか少ないか、とか)、後加工内容、など項目があります。これら項目で例えば用紙サイズが同じ案件同士を続けて印刷することで、用紙サイズの切替え時間を短縮することができ、生産性向上して結果コスト削減につながります。この場合内段取短縮というかグループテクノロジーの考えに近いかもしれませんね。また、外部発注時には大量に発注することでボリュームディスカウントの効果を狙ったり、内外製区分を意識したりして、外部発注で生産する方が社内工場よりも品質やコストで優れていれば、外部発注を選択します。

  • D(納期管理)

印刷業界は短納期化、多品種化が進展しているため、生産管理に携わる者としてはこの納期管理が腕の見せ所でもありました。例えば、週刊誌のスケジュールは、夜中に校了(顧客の最終チェック完了)してすぐに印刷、製本、出荷前検査をして、翌朝までには取次業者へ納品しなければなりません。出版物の納期遅れは特に厳しく、1時間でも遅れようものなら大問題に発展してしまいます。ある意味オーダーメードな製品を扱っている印刷業界では管理方式は製番管理方式を取って管理しています。この方式は手間ですが、日程変更や部数・仕様変更に柔軟に対応しやすいメリットがあります。スケジューリングは主にガントチャートを利用していました。常に扱う案件数は30~50件と多かったですが、そこまで工程間同士が複雑ではないですし、それよりも生産計画全体を把握することの方が重要なため、ガントチャートが適当といえるでしょう。

 

 

 


まとめ

 

さて、本日の本題である印刷業の生産管理については以上となります。まだまだ説明しきれていない点は多々ありますが、皆さんが学ばれている運営管理の知識が実際の製造業で活かされていることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

印刷業界は紙媒体への印刷ニーズ減少により市場規模はどんどん縮小傾向にあります。最たる原因としては世のデジタル化が挙げられるでしょう。100万部を超える出版物はほとんど無くなってしまったのではないでしょうか。紙への印刷は、デジタルの速報性など利便性に到底敵いません、しかし細かな色調や用紙の風合い、加工処理など紙ならではの付加価値は非常に高いものがあると思います。そして日本の印刷技術は世界一と言ってもよいくらい優れています。海外に行かれた方はご存知だと思いまが、海外のタブロイド紙や雑誌の色調や加工などは「読めればよい」というレベルで、日本のものと比べると雲泥の差です。今後大手印刷会社を除く日本の中小印刷会社の活路は高付加価値化ではないでしょうか。未だ日本の素晴らしい印刷技術を知らない海外向けに展開するのも面白いかもしれませんね。

 

 

 

本日は以上となります!

皆さん、あと二か月頑張っていきましょう!

 

 

 

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皆さん、おはこんばんにちは、だいまつです。

 

遅ればせながら、渾身シリーズいっきまーす

 

ということで・・・

 

私の渾身ネタは、昨年度急激に難易度が上昇した運営管理」の中でも、

VEと並んで覚えにくい、だがしかし、だがしかし・・・、超頻出論点!!(H29、H28、H25、H24)の憎いヤツ。

 

ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・

ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・

 

「ワークサンプリング/作業分類」

 

を採り上げさせていただきます。

 

ちなみに、VEに関しては、ももちゃんのナイスな記事を参考にしてくださいね(VE①VE②)。

 

さてさて

 

「ワークサンプリング/作業分類」は、「作業測定」の一分野ですが、この「作業測定」はJISで以下の通り定義されています。

 

「作業又は製造方法の実施効率の評価及び標準時間を設定するための手法」

 

つまり、「工場でなにかしらの作業をするときに、作業効率等を評価しつつ標準時間を設定していく」ときの手法のことですね。

 

そして、「作業測定」の体系を言葉で説明したい・・・のですが、言葉だと分かり辛いので(頭が混乱する)、図示します。以下の図をご覧ください。

※TAC運営管理基本テキストより

 

では、早速ワークサンプリング(瞬間観測法)の説明に入ります。

 

1.ワークサンプリング(瞬間観測法)とは

人や機械が「何をしているか」を観察して、サンプルを収集して統計的考え方により分析を行う手法であり、「繰り返し作業に適した稼働分析手法」です。

 

メリットは、

 

①観測が容易

何をしているかをチェックするだけなので

 

②データの整理が容易

稼働しているか、非稼働かを見るだけなので

 

③観測対象者が観測されていることを意識しないためデータの信頼性が高い

でも、観測時刻は対象者に知られないように注意が必要

 

デメリットは、

 

①深い分析には不向き

稼働しているか、非稼働かを見えるだけなので

 

②母数が少ないと誤差が大きくなる

当然、母数が少ないと振れが大きくなる

 

※なお、上記のワークサンプリングのメリット・デメリットは「連続観測法」と比べての話になります。連続観測法と表裏の関係になっていると考えてOKです。

 

ここまでは、皆さん大丈夫だと思うのですが、問題は(辛いのは)ここからですよね。

 

2.ワークサンプリング法による稼働分析のための作業分類

ワークサンプリング分野の問題で正解にたどり着くためには、作業分類の体系と、それぞれの項目がどんな作業・余裕かを知っている必要があります。

 

まずは、作業分類の体系からです。以下のように体系化できます。

※TAC運営管理基本テキストより

 

しかし、これが絶望的に覚えにくい。VEと同じくらい嫌になってきます。

 

そこで道場ブログをお読みの皆さんには、だいまつが受験生時代に使っていた必殺の語呂合わせをご紹介します。

 

まず、「作業」を覚えるための語呂合わせです。

 

団体は主婦(段体は主付)

団体旅行のお客さんが主婦の方ばっかりだった状況のイメージとともに覚え込んでしまいましょう。

 

次に、「余裕」です。

 

監査の職場は人が費用

監査の人が伝票などをペラペラチェックしている、まさに人件費が費用だ。というイメージで覚えてしまいましょう。

 

作業分類体系語呂合わせを一つにまとめておきますので、うまく活用いただければ幸いです。

 

ここまでは、OKですか?

 

次は、それぞれの作業余裕何に当たるかです。ここからは暗記+イメージ大切です。

 

・準備段取り作業 = 超重たい準備作業

材料準備、治具や固定具の段取り等々ロット毎、始業・就業時手間のかかる準備作業等です。

 

・主作業

切削、穴あけ、ビス止め、組立て等、加工等を行って直接付加価値向上させる作業です。

 

・付随作業 = 軽めの定期的に発生する作業

機械への材料や工具の取付・取外等定期的に発生する軽作業がこれにあたります。

 

・作業余裕 = 軽めの定期に発生する余裕

機械の調整、清掃、注油、材料運搬等不規則・偶発的に発生する余裕です。

 

・職場余裕 = 作業者は基本的に作業をしていない状態

打合せ、材料待ち、機械故障等の作業を管理していくなかで不規則・偶発的に発生する余裕です。

 

・疲労余裕

休憩して体力回復を図るための余裕です。

 

・用達余裕

トイレ、水飲みなどの生理的欲求を満たすための余裕です。

 

ちなみに、私が特に受験生時代に苦しんだのが、「準備段取作業」・「付随作業」・「作業余裕」の3つの切り分けですが、皆さんも同じではないでしょうか?

 

上記3つをしっかりと切り分けするには、やはり各項目に含まれる具体的な作業項目の「例」(例えば、主作業なら「穴あけ、ビス止め」など)と、各項目の「性質」セットで覚えておくことが大切です。例えば、準備段取作業なら「材料準備などの、ロット毎、始業直後・終業直前の超重たそうな作業」付随作業なら「規則的に発生する機械への材料の取り付け」、作業余裕なら「不規則・偶発的に発生する機械の調整や清掃」といったように、「例」「性質」紐つけて頭の中に納めておくことが大切になります。

 

ここは本当に苦しいところですが、超頻出論点なので、今回のお示しした後半3つの「図」も活用していただき、出題されれば確実に得点できるようにしたいところです。

 

 

では、さっそく問題でアウトプットしましょう。

 

【H29年度1次試験 運営管理 第10問から】

 

標準時間に関する記述として、以下は正しいか、正しくないか。

 

選択肢エ 人的余裕は、用達余裕と疲労余裕に分けられる。

 

語呂合わせで、「人は費用(疲用)」でしたね。なので、当然正しい(○)ですね。

 

 

【H28年度1次試験 運営管理 第16問】

まず、「主体作業」から考えます。作業系の語呂合わせは、「団体は主婦(段体は主付)」でしたね。なので、主体作業は、「主作業」と「付随作業」から構成されます。

 

そして、主作業は、「切削、穴あけ、ビス止め等、直接的に対象物の変化に寄与する作業」ですから、「上から3つ(ハンダ付け120、基盤への部品の取付け90、基盤のネジ止め80)」が該当します(合計290)。

 

付随作業は、「機械への材料や工具の取付・取外等、仕事の目的に間接的に寄与する定期的な作業」ですから、「上から4つ目の、組立て作業後の製品検査(全数)のみが該当します(60)。なお、全て検査しないのであれば「定期的」という基準に該当しない可能性がでてきます。なので、‘わざわざ’作業項目に「(全数)」と記載していると思われます。

 

以上を踏まえて、主体作業の合計時間に占める割合を計算すると、

 

主体作業 = 主作業(290)+付随作業(60)= 350

主体作業の時間構成比率(350) ÷ 合計(500) = 70%

 

 

この時点で、「ウ」「エ」に選択肢が絞れますね

 

 

次に「職場余裕」です。職場余裕は「打合せ、材料待ち、機械故障等の作業を管理していくなかで不規則・偶発的に発生する余裕」でしたね。なので、「部品不足による手待ち24、打合せ19、朝礼12」が該当します(合計55)。

 

そして、職場余裕の合計時間に占める割合を計算すると、

 

職場余裕の時間構成比率(55) ÷ 合計(500) = 11%

 

 

以上から、正解は「ウ」「主体作業:70% 職場余裕:11%」です。

 

ちなみに他の作業項目も見ておくと、

 

準備段取作業は、「治具や固定具の段取り等々、ロット毎、始業・就業時にするべき超手間のかかる準備・片付け作業等」でしたね。なので、該当するのは「ロット単位での完成部品の運搬33」だけになります。

 

作業余裕は、「機械の調整、清掃、注油、材料運搬等、軽めで不規則・偶発的に発生する余裕」なので、「不良品の手直し(30)、ネジ・ハンダの補充(不定期)(22)」が該当します(合計52)。

 

用達余裕は、「トイレ、水飲みなどの生理的欲求を満たすための余裕」なので、「水飲み5、用便5」が該当し合計10となります。

 

どうですか・・・?

いけそうでしょうか?

 

ワークサンプリング/作業分類」は、覚え辛い分野ではありますが、平成29年度試験のように語呂合わせだけで対応できる選択肢もあります

 

キツければ語呂合わせだけは最低限覚えましょう!

 

情報が2年連続で「超難関」となったことがありましたから、今年度試験において運営管理が易化しないことも十分考えられます。余裕があれば、今回の記事で書いたことは全部覚えてほしいところではありますが・・・。

 

以上、だいまつの「渾身」記事でした。

 

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

さて、今回も【渾身!論点シリーズ】

 

今回は、昨年、現行の試験制度になった平成18年以降で、最低の平均点だった「運営管理」です

 

運営管理は、どちらかと言うと、店舗管理のほうがイメージしやすいし、難易度的にも点が取りやすいですね。生産管理はイメージしづらく、難易度も高いので、嫌いな人も出やすい分野だと思います。

 

ただ、生産管理は2次試験にも出題されますし、出題もパターン化しているので、努力を積み重ねると、点につながりやすい科目ではないでしょうか。

 

生産管理のイメージがしづらい人は、世界的ベストセラーの「ザ・ゴール」をおススメします。物語ベースで、工場の業務改善プロセスを学ぶことができます。

 

と、いうことで今回は、出題が例年一定数あり、比較的点が取りやすい「生産管理の基礎」「生産形態」を攻めてみたいと思います。

 

■本記事の狙い■
運営管理の「生産管理の基礎」「生産形態」について、重要なポイントを理解する。

 

【1】生産管理の基礎、生産形態の過去問

早速ですが、該当するカテゴリの過去問にチャレンジ!

 

受験者の80%以上が正解するAランクと、40%~60%が正解するCランク問題の2問です。まずは、自分の実力を確認してみてください。※解答はブログの最後に。

 

●28年第2問 これは絶対当てたいAランク
生産形態に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

ア:少品種多量生産では、加工・組立の工数を少なくする製品設計が有用である。

イ:少品種多量生産では、工程の自動化が容易で、品種の変化に対するフレキシビリティが高い。

ウ:多品種少量生産では、進捗管理が難しく、生産統制を適切に行わないと納期遵守率が低下する。

エ:多品種少量生産では、汎用設備の活用や多能工化が有用である。

 

●29年第15問 合否の分かれ目!Cランク
次の4つの手法で分析した結果から改善案を検討する際に、「ECRS の原則」が利用できる手法の数として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

<分析手法>
①ABC分析
②連合作業分析
③事務工程分析
④流動数分析

ア:1
イ:2
ウ:3
エ:4

 

【2】生産管理の難易度

昨年、運営管理は、平成18年以降で最も難しく、TACデータリサーチによると、昨年は7科目で最も平均点の低い科目になりました。

 

理由としては、問題の難易度が上がっているのに加え、

①問題数が45問と多く、
→対策:問題処理のスピードが大事。そのために、知識と公式の暗記。

 

②計算問題など処理負担のある問題が増え、
→対策:公式を暗記し、処理スピードアップをするアウトプット練習。

 

③特に29年は、店舗管理の難化のため。
→対策:とは言え、大事なのは基本論点の強化。また、答練や模試等で予想問題は押さえておく。

 

運営管理の年度別難易度分析がこちら。

表のとおり、例年、生産管理のほうが難しく、店舗管理のほうが易しいです。

 

これは伝統的な特徴なので、自分の解く手順は下記の通りでした。
①店舗管理 ⇒ ②生産管理

 

簡単な問題から取り組んで、高難度や処理負担の大きい問題は後回しです。

 

店舗管理の計算問題は公式さえ覚えていれば手間は小さいですが、生産管理の生産計画・生産統制の問題は、図や計算に手間がかかることが多いため、自分は後回ししていました。

 

処理負担の大きい問題は、公式を覚えていれば、手間さえかけるだけで、難易度は低い問題が多いです。時間に余裕がないと慌ててしまってドボンですが、時間を確保できていれば、点が取れる問題です。

 

【3】試験案内から見る出題範囲

試験案内は、試験範囲に関する貴重なメッセージが書かれています。
※生産管理の試験範囲は、試験案内の16ページ。

 

1.生産管理
(1)生産管理概論 ←今日は、ココ!
生産管理の基礎(生産管理の基本機能、管理目標(PQCDSME:生産性、品質、コスト・経済性、納期・生産量、安全性、モラール、環境))

 

生産形態と情報システム(生産形態(見込生産、受注生産、多種少量生産、少種多量生産、個別生産、ロット生産、連続生産等)、情報システム

 

(2)生産のプランニング

工場立地とレイアウト、工場レイアウト、製品開発・製品設計などなど。

 

(3)生産のオペレーション

品質管理、物の流れの管理、人の動きの管理、などなど。

 

試験範囲を比較すると、生産管理は論点が多く、店舗管理は論点が比較的少ないことが分ります。このことからも、店舗管理のほうが試験対策しやすいと言えます。

 

【4】生産管理の基礎

「生産管理の基礎」で押さえる点は、
【生産管理の基本用語】です。

【引用元:きゃっしいまとめシート】

 

①PQCDSME
生産管理で考慮すべき基本的な観点
QはQuality(品質)、CはCost(コスト)、DはDelivery(数量/納期)
PはProductivity(生産性)つまり、産出量(Output)÷投入量(Input)
SはSafety(安全性)、MはMorale(意欲)、EはEnvironment またはEcology(環境)

 

②生産の4M+(I)
生産管理4つの構成要素
Material(原料/部品)
Machine(機械設備)
Man(作業者)
Method(作業方法)
4MにInformation(情報)を加え、4M+Iという場合もある。

 

③3S
生産合理化の基本原則
Simplification(単純化)
Standardization(標準化)
Specialization(専門化)

 

④5S
職場管理の視点。
整理、整頓、清潔、清掃、躾

 

⑤ECRSの原則
改善の検討順番
Eliminate(なくせないか?)
Combine(一緒にできないか?)
Rearrange(順番を変えられないか?)、
Simplify(簡単にできないか?)
覚え方は、ないじゅか。

 

⑥安全衛生管理の指標
数率(時間の比率:災害の頻度)
死傷者数÷述べ実労働時間数×100 万

度率(時間の比率:災害の強さ)
強度率=延べ労働損失日数÷述べ実労働時間数×1,000

年千率(人数の比率:災害の頻度)
年千人率=年間死傷者数÷平均労働者数×1,000

 

⑦リードタイム
発注から納入まで、もしくは素材が準備されてから完成品になるまでの時間のこと。

 

⑧生産リードタイム
生産着手から生産完了までの期間のこと。

 

⑨直行率
直行率とは、製品不良などで手戻りすることなく出荷された製品の割合
直行率(%)=手戻りがなかった製品÷出荷された製品

 

⑩稼働率
稼働率とは、人または機械が稼働していた時間の割合
稼働率(%)=有効稼働時間÷人の就業時間or 機械の利用可能時間

 

ひとまず主要10項目をピックアップしましたが、これ以外にも用語はありますので、テキストなどで復習してみて下さい。
生産管理の問題を解くうえで基礎になる論点です。

 

【5】生産形態

「生産形態」で押さえる点は、
【生産形態の特徴】です。

【引用元:きゃっしいまとめシート】

 

①受注生産
〇課題
・コスト、納期見積もり精度の向上
・生産リードタイムの短縮
・受注の平準化

〇対応策
・生産計画の作成頻度を上げる
・生産計画の対象範囲を広げる
・生産統制を徹底させる

 

②見込生産
〇課題
・需要予測の精度向上
・適正在庫量の維持
・柔軟な生産体制の確立

〇対応策
・需要予測に基づくロットサイズの見直し
・デカプリングポイントの設定

 

③多種少量生産
〇問題点
・モノの動きが錯綜しやすい
・受注変動により、生産設備の能力の過不足が発生
・設備の能力設計や製造予定が立てにくい

〇対応策
・部品の共通化・標準化、グループテクノロジーの適⽤
・生産方式の改善、変更
・柔軟な生産統制

 

④少種多量生産
〇特徴
・規模の経済、経験曲線効果
・単能工による作業が可能(専門工でも可)
・仕掛品が少ない
・作業が単調

〇対応策
・部品の共通化・標準化、グループテクノロジーの適用⽤
・生産方式の改善、変更
・柔軟な生産統制

 

⑤個別生産
個々の注文に応じてその都度生産

 

⑥ロット生産
〇ポイント
段取替時間をいかに短くするか→生産性改善に寄与

〇対応策
・作業の標準化
・作業員の教育
・内段取の外段取化
・内段取の停止時間短縮

 

⑦連続生産
同一製品を一定期間続けて生産

 

以上、【渾身!論点シリーズ】「生産管理の基礎」「生産形態」でした。

 

今年の運営管理は易化したら荒稼ぎ、引き続き難化しても60点以上目指して、基本のABランクをまずは5月にマスターしましょう!

 

☆過去問の解答☆

28年第2問 正解イ
29年第15問 正解イ(②と③が利用可)

 

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おはようございます!桃ちゃんです(^_-)-☆

 

季節の変わり目ですが、体調はいかがでしょうか?
体調管理も重要なことですよね!

 

桃ちゃんには、去年の試験当時4歳と1歳の子供がいて
ちょうど保育園で風邪や胃腸炎が流行っていました。

(これは、もうどうやっても家庭内感染してしまうやん…)とビクビクしながら
「手洗いうがいの徹底」「電車や人込みの中はマスク」を常に意識していました!

皆様もどうぞお気を付けください(^_-)-☆


 

さて、始まりましたね!「渾身!論点シリーズ」

先代も「渾身!」シリーズを書かれていて、
9代目も今週から始めました! 過去の渾身シリーズはこちら!

 

さて、桃ちゃんが前に書いたのは
〇前回:最近読んだ本から「正規分布・分散・標準偏差」

〇前々回:VEシリーズ

でした。

VEシリーズが前半でしたので、今日は後半に行こうと思います!

 

 


その前に、復習です♡ 前回はこの3つでした。

Q1:「VE」とは何ですか?説明せよ。

Q2: VEの基本ステップで正しいのは?
①機能評価→機能定義→代替案作成
②機能定義→代替案検討→機能評価
③機能定義→機能評価→代替案作成

Q3: VE5原則で間違っているものは?
①使用者優先の原則
②コスト本位の原則
③創造による変更の原則
④チーム・デザインの原則
⑤価値向上の原則

パッと見て、「あれ!?なんだっけ?」と思った方はもう一度こちらから(^^♪


 

では、今日は「VEの機能」についてです!

「VEは価値の向上をはかる手法」でした。

そして、VEにおける価値 = 機能/コスト です。

 

では早速過去問に行きます(^^♪
■平成28年度 第4問

VEいおける製品の機能に関する記述として、最も不適切なものはどれか?

ア 貴重機能は製品の使用目的にかかわる機能である。
イ 製品の機能は基本機能と二次機能に分類され、二次機能は基本機能を補助する。
ウ 必要機能はその製品の基本機能になる場合が多いが、貴重機能が基本機能になる場合もある。
エ 不必要機能は製品の二次機能に発生する場合が多い。

 

皆さんもなんとなく、「あぁ~!あの図ね!」
思われたと思いますが、
あれ、何処に何があってどういうつながりだっけ!?
なってないでしょうか!?

 

ちなみに、「あの図ね!」とはこちらのことです!(笑)

 

先に覚え方から行きます! (ちょっと無理やり感がありますが….w)

「社長は基本、必要!」

 

使用  よう(ゃ)
貴重  きちょう (は)
基本  ほん
補助  じょ  (ん)
必要  ひつよう
不必要 ふひつよう

ここで、基本と一次と補助と二次が出てくると、
ごっちゃになってきそうですが
 基本機能=一次機能     
 補助機能=二次機能  です。

上の過去問でも、「基本」に対する言葉として「補助」ではなく「二次」が
使われています。これにも対応できるようにしていきたいですね!

 

【用語の説明】

使用機能 製品やサービスを使用するために、備えていなければならない機能。
時計:正確な時間を知る

貴重機能 製品の外観など、使用者に魅力を感じさせる機能のこと。
時計:デザイン、見栄え

基本機能 その機能がないと成り立たない機能。
(一次)
時計:正確な時刻を表示

補助機能 補助的な機能。
(二次)
時計:ストップウォッチ アラーム 日付


(答え)

ア 貴重機能は製品の使用目的にかかわる機能である。
   × 使用目的に関わるのは「使用・貴重(し(ゃ)ちょう」のうちの「使用機能」です!

 

イ 製品の機能は基本機能と二次機能に分類され、二次機能は基本機能を補助する。
   〇 基本(一次)と補助(二次)に分けられます!

 

ウ 必要機能はその製品の基本機能になる場合が多いが、貴重機能が基本機能になる場合もある。
   〇 多くは基本機能(正確な時間を知る)になりますが、
貴重機能(ブランド品を身に着ける)が基本機能となることもあります。

 

エ 不必要機能は製品の二次機能に発生する場合が多い。
  〇 使用者にとって必要でない機能は、二次機能に発生することが多い。

 

今日は、VEの復習でした。以上桃ちゃんでした!

 

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おはようございます。きゃっしいです。

以前、「記憶のメカニズムから紐解く記憶術」で暗記には体験に結びついたエピソード記憶が有効という記事を書きました。

今回は、どうやってそれを実践すればいいの?という具体例を示すためにコンビニを舞台にいくつか問題を用意しました。

今、この場で考えてみるのも悪くないですが、実際にコンビニに行って、そこで体験とともに考えると、より強固な記憶になります
早速、お昼休みや就業後に近くのコンビニに行って考えてみましょう!


まずはコンビニに入る前に

Q1
コンビニは開放度が(高く・低く)、開放感が(高い・低い)。
( )の中から適切なものを選んでください。そして、開放度と開放感について説明してください。

 

それでは、コンビニに入ったら飲み物売り場に行ってみましょう

Q2
飲み物売り場の陳列方法は?この陳列方法にしていることでどんなメリット・デメリットがありますか?

Q3
一番フェイス数が多い商品は何ですか?なぜその商品のフェイス数が多いのでしょうか?

 

次に副通路に入って文房具などが売ってあるエリアに行ってみましょう

Q4
ペンなどの文房具が袋に入ってぶら下がっているかと思います。この陳列方法を何といいますか?この陳列方法にはどんなメリットがありますか?

 

今度はゴンドラの端を見てみましょう

Q5
ゴンドラの端に陳列する陳列方法を何といいますか?そこにはどんな商品が陳列されていますか?

 

最後にレジに向かいましょう

Q6
レジの前にはどんな商品が陳列されていますか?どんな効果を期待してそのような商品が陳列されているのでしょうか?

 

 


いかがでしたか?
それでは回答&解説です。

Q1
コンビニは開放度が低く、開放感が高くなっています。
開放度とは物理的な店内外のつながりです。コンビニは通常一つの出入り口だけで開放度は低くなっています。
また、開放感とは透視度ともいい、間口全体から店内が見える度合いのことです。コンビニはガラス張りで店内の様子がよく見えるようになっているので、透視度は高くなっています。
2つの用語はごっちゃにしやすいですが、このコンビニの例で覚えるとごっちゃになりにくいと思います。

Q2
コンビニの飲み物売り場は通常ウォークインケースが使われています。ウォークインケースとは陳列棚の後ろから人が出入りして補充できるようになっている陳列棚のことをいいます。
後ろから品物を陳列できるので先入れ先出しが簡単にできるというメリットがありますが、スペース効率やエネルギー効率が悪化するというデメリットがあります。
コンビニのスペースによってはウォークインケースでなく手前にガラス扉がついていて、前から補充するリーチインケースの場合もあるかと思います。
その場合はメリット・デメリットが逆になりますね。

Q3
一番フェイス数が多い商品はお店によって違うと思いますが、何でしたでしょうか?
実際に見てわかったかと思いますが、フェイス数が多い商品は目立ちますよね?
ですので、お店としては売れ筋商品、もしくはお店として売り出したい商品のフェイス数を多くします。

ちなみに私の近所のコンビニで一番フェイス数が多かったのはコカコーラ、生茶などがフェイス数4で最大でした。
さらに、コカコーラは普通のコーラに加え、ダイエットコーク、トクホのコーラなども隣に並んでいましたのでかなりの存在感がありました。
また、いろはすも普通の水、みかん、もも、りんごといろんな味が並んでおり、それらを全部合わせるとフェイス数は5で存在感がありました。
同じブランドで機能や味を変えた商品をいろいろ出すと、たくさんのフェイス数を獲得できるのでお得なんですね。

Q4
ペンなどの文房具類は袋に入って棒状のフックにぶら下がっていたと思います。これをフック陳列といいます。
フック陳列は商品が見やすく、在庫を把握しやすいというメリットがあります。

Q5
ゴンドラの両端の部分をエンドといい、エンド部分への陳列をエンド陳列といいます。
エンド陳列は比較的目立つので、シーズン商品やキャンペーンなどのスポット商品が販売されてます。
それによって、顧客の消費欲求や購入意欲を高めたり衝動買いを誘発したりする効果があります。
ちなみに我が家の近くのコンビニではけものフレンズのキャンペーンをやっていました。

Q6
レジ前陳列ついで買いを誘発するための陳列方法です。
レジ前にはチョコやガムなどちょっとしたお菓子などが置かれていることが多いかと思います。
我が家の近くのコンビニにはレジ前陳列の定番、ブラックサンダーが置いてありました。
「レジ前陳列はついで買いを誘発するもの」と理屈でわかっちゃいるけどついつい策に乗せられてついで買いをしています。
ブラックサンダー美味いですし。

ちょっとコンビニに行くだけでもたくさん学べることがありますね!
このように、実際に自分の体験と結び付けて用語を覚えると記憶は強固なものになります
そして、こうやって体験と結び付けると勉強も楽しくなりますよね。

 

それでは最後に宿題です。

今度はスーパーで以下の陳列方法を探してみましょう。
そして、それぞれの陳列方法の効果についても解説してみましょう。
・島出し陳列
・カットケース陳列
・ジャンブル陳列

せっかくなら奥さんor旦那さんと一緒に言ったときにドヤ顔で説明するのもありですね。
ぜひ楽しく、しっかり覚えてみましょう。

以上、きゃっしいでした。

 

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おはようございます!桃ちゃんです。

 

一昨日の(土)は、東京都中小企業診断士協会の
「スプリング・フォーラム」に参加してきました!

 

スプリングフォーラムとは、
新たに協会に入会した(しようとしている)人向けに
東京協会、各支部、研究会を説明してくれるビッグイベントです。

 

今回も1,000名以上の診断士が集まったそうです。

 

東京都中小企業診断士協会は支部が
中央、城北、城東、城西、城南、三多摩の6つ
分かれています。

同期の中でも
「どこの支部に入る~?」というのが
最近の話題“あるある”です!

 

スプリングフォーラムでは、
診断士同期にもたくさん会えましたし、
先輩方からたくさんの刺激を頂きました。

 

※なお東京協会だけでなく、例えば、神奈川県協会のように、
各地域に協会があります!

 

さて、本題です!

今回は運営管理の「VE」(前半)についてです!
平成26~28年出題されていて頻出論点です。
(※VE機能の詳細(後半)については、また次回に。)


では、まずはじめに問題です!

Q1:「VE」とは何ですか?説明せよ。

 

Q2: VEの基本ステップで正しいのは?
①機能評価→機能定義→代替案作成
②機能定義→代替案検討→機能評価
③機能定義→機能評価→代替案作成

 

Q3: VE5原則で間違っているものは?
①使用者優先の原則
②コスト本位の原則
③創造による変更の原則
④チーム・デザインの原則
⑤価値向上の原則

 

いかがですか??

 

 

 

結構難しいですよね。

では、1つずつ解説をしていきます。

 

Q1:VEとは何ですか?

そもそもVEって何の略でしたっけ??

 

そうです!

Value Engineering です!

 

Value=「価値」でイメージがつくとして、

“エンジニアリング”って何ですか?

→ 細分化、専門化した「技術」「知識」を一定の社会目標
 (の達成)に向けて結集し、新たな社会システムの構築や
  イノベーションに貢献する活動です。
※一般財団法人エンジニアリング協会
https://www.enaa.or.jp/about/whats(2018年4月14日最終閲覧)

 

では、
VE:バリューエンジニアリングとは

製品やサービスの「価値」を、
それが果たすべき「機能」
そのためにかける「コスト」との関係で把握し、
システム化された手順によって「価値」の向上をはかる手法。

※一般財団法人バリューエンジニアリング協会
https://www.sjve.org/vecan/ve(2018年4月14日最終閲覧)

 

いろいろ手順はありますが、
つまり「VEは価値の向上をはかる手法」ということです。

 

ここで覚えておきたいのは
VEにおける価値 = 機能/コスト です。

 

価値を上げるためには、どうすればよいか、は
上の式が頭にあれば大丈夫!!

機能  ↑↑   ↑   ↑         -

コスト  ↑   ―   ↓         ↓

 

でしたよね。

 

つぎはQ2を飛ばして先に

Q3: VE5原則で間違っているものは?

①使用者優先の原則 →〇
開発者の視点優先ではダメですよ!という事です。

例①)いっぱい機能が付いた方がいいだろう、といって
テレビのリモコンが複雑になる….。
使用者はもっとシンプルを求めているのでは!!

例②)カメラの画素数は高ければ高いほどよい?
多くの人は普通に使えれば十分!  などです。

 

②コスト本位の原則  →✖ 「機能本位の原則」〇
使用者が求めているのは、モノやコストではなく「機能」です。
「映画」というモノよりも、「映画」を通して
「どんな時間を使いたいか」「リフレッシュしたいか」
「非日常体験をしてみたいか」です。
 

③創造による変更の原則 →〇
機能を達成するためには、
既存にあるものをもっとよくする
・今までにないものを新しくつくる、の2つです。

 

④チーム・デザインの原則 →〇
開発に求められる知識は幅広いので、専門的な知識を持つ
メンバーとチームで開発にあたる必要があります。

 

⑤価値向上の原則 →〇
上の4つを総合した原則です。
VEにおける価値 = 機能/コスト  なので
→ 同じコストなら機能をより高く
→ 同じ機能ならコストをより低く 生産する必要があります。

 

この5つがなかなか覚えられなかったので、桃ちゃんは
カチソシキ(価値組織)と覚えました。
①~⑤の頭文字をとります。

 

シ 使用者優先の原則
キ 機能本位の原則
ソ 創造による変更の原則 
チ チーム・デザインの原則
カ 価値向上の原則

 

Q2: VEの基本ステップで正しいのは?
①機能評価→機能定義→代替案作成
②機能定義→代替案検討→機能評価
③機能定義→機能評価→代替案作成

 

これは③が正解です!

まずは、【機能定義】
情報を収集して、そもそもの「機能」を定義します。
例えばドリルの場合は「穴をあける」

 

次に【機能評価】
上記の機能を達成するために、
コストがいくらかかっているかを把握します。
「穴をあける」ためのコストはいくらか?

 

そして最後に【代替案作成】
ブレストなどでアイデアを出し、選抜したアイデアを
より具体的な案に落としていく段階です。

使用者はドリルが欲しいわけではなく、「穴をあけたい」のです。
ドリルにこだわらず、「穴をあける」ための代替案を考えます。

 

つまり、
「定義」 してから 「評価」 して、 「代替案作成」ですね。

具体的にどういう段階を踏むかを、大まかに掴んでから
詳細なことを覚えていくと、覚えやすいと思います!

VE機能の詳細(後半)については、また次回以降に!

 

以上、桃ちゃんでした!

 

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