【事例Ⅳ】本番で起こしたミスから学ぶ、ケアレスミスの対策法 byやま

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はじめに

皆さんこんにちは!やまです。

 2次試験まで残り約1ヶ月半となりました。皆様はいかがお過ごしでしょうか。今回は事例Ⅳのケアレスミスに関する記事になります。

例えば皆さんは過去問演習を重ねている中で、こんな経験はありませんか?

 ・解き方は分かっていたのに、計算を間違えていた
 ・数字を書き写すときに、読み間違えていた

 そして採点した後、こう思うわけです。

まあ、ケアレスミスだし。本番は気をつければ大丈夫でしょ。

 よくある考え方ですが、この考え方を続けていると、試験本番でミスが起こるかどうかが運任せになってしまいます。しかも、事例Ⅳは一番最後に行う試験ですので、頭が疲れ切った状態でこういったミスをなくすのは結構難易度が高いです。

 そのため、自分が起こしたミスをケアレスミスと一言で済ませず、しっかりと対策を練る必要があります。

 今回は、私が事例Ⅳの本番で実際にやってしまったミスを振り返りながら、ケアレスミスをケアレスミスで終わらせないための考え方をご紹介できればと思います。

※令和7年度事例Ⅳのネタバレを一部含みます。ネタバレしたくない方はブラウザバック推奨です!

ケアレスミスその①:経営分析の計算ミス

 事例Ⅳ本番の第1問の経営分析問題について、私は負債比率の分子と分母を逆にして計算していました。

 単なる不注意かというとそうでもなく、振り返ってみると原因は過去問演習の積み重ねそのものにあったのです。

 事例Ⅳの経営分析では、「劣っている指標」として負債比率を挙げる問題がよくあります。そして私が解いてきた過去問では、その負債比率はほとんどが100%を超えていました。

 その結果、演習を重ねるうちに、無意識のうちに「負債比率は100%を超えるものだ」という認識が出来上がっていたのです。

 そして迎えた本番では、私の頭は定義式を確認するより先に、「100%を超える計算式」を思い浮かべてしまいました。その結果、分子と分母が逆になってしまった、というわけです。

 図にすると、こんな感じになります。

 今回お伝えしたいポイントとして、このミスは、過去問をやり込んだからこそ起きたものと言う事です。

 訓練を積むと、無意識のうちに自然と思考の省略が入ってしまいます。普段はそれがスピードという武器になるのですが、確認しておくべきところを省略した際に誤りが起こり、それがケアレスミスとなって出てきます。

 対策としては、問題ごとに定義式を必ず確認することです。「もう何十回も解いた論点だから大丈夫」というのが意外と危ないです。慣れた論点ほど、定義に立ち返ってみて、本番で点数を落としかねない思考回路をしているかを、是非振り返ってみてください。

ケアレスミス②:自分の書いた数字を読み間違える

 もう一つが転記ミスです。

 計算用紙の裏に書いた数字や、解答用紙に書き写す数字を読み間違えて、そのまま計算を進めてしまいました。計算結果が出てきたときに明らかに数字がおかしく、どこで間違えたのかを確認する時間が発生し、ロスと失点につながってしまいました。

 原因ははっきりしていて、急いで書くと、紛らわしくなる数字があるからです。

 例えば、こんな数字たちです。

自分で書いた字なのに読めない、というのは意外と起こります…

 こういった話が出たときに、よく対策として「丁寧に書こう」とか、「ゆっくり書こう」とかが挙げられますが、個人的にはお勧めしません。

 理由は2つあり、1つ目にただでさえ時間が足りない事例Ⅳで、丁寧に書くために時間を使うのは少しもったいないからです。失う時間と得られる正確性が、なかなか釣り合ってくれません。

 2つ目は、1年以上かけて臨む本番で、「ゆっくり書ける」精神状態でいることはまずないからです。

 じゃあどうすれば良いか、と言う事で、私が次もう一度受けるとしたら、数字の書き方そのものを変えるようにします。

 このように、紛らわしいペアの片方を「決定的にその数字だと分かる形」にしてしまうわけです。

 これなら速く書いても判別できますし、一度書き方を身体に入れてしまえば、本番で意識する必要すらありません。気合ではなく、仕組みでミスを防ぐというイメージです。

初めは違和感が凄いと思いますが、こういうのは経験上1週間もすれば慣れてきます。ちょっとした工夫でミスが無くせるなら、是非取り入れたいですね!

最後に

 ケアレスミスは、「うっかりしていただけ」で片付けてしまうと、本番でもう一度同じミスをしてしまいます。それだけケアレスミスは根深いのです。

 大事なのは、なぜそのミスが起きたのか、原因まで掘り下げることと、気合ではなく、仕組みで防ぐことの2つかなと思っています。

 残り約1ヶ月半、過去問でミスをしたら、ぜひ「なぜ起きたんだろう」まで考えてみてください。

 皆さんが本番で実力を出し切れることを願っています!

次回は『マルコス』です!

よろしく~!!

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