そうるの解法実況@R7事例Ⅰ(79点)~みんなが書く解答を書く~

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告知:2次試験対策オンライン勉強会

急遽ではありますが、
令和7年度の過去問を使った、ピアラーニング形式のオンライン勉強会を開催します!
参加したい事例を1つ選び、事前に答案を提出いただいたうえで、当日は参加者同士で答案を見ながら学び合う形式です。
■開催日程
・9/29(火) 21:00〜22:00
・10/6(火) 21:00〜22:00
■開催場所
オンライン
■参加方法
9/15(火)のブログにて告知ならびに参加フォームを公開させていただきます。
参加したい事例を選択いただき、参加登録をお願いします。
参加登録とは別フォームで答案提出用のフォームを参加者に送付させていただきますので、開催日の1週間前までに、令和7年度の参加事例を解き、答案をご提出ください。
■定員
各事例3名
事前の答案提出等が必要になりますので、参加を検討いただく方は今のうちから準備をお願いします!2次試験は、他の人の答案や考え方に触れることで気づきが増えます。
一人で悩みすぎず、みんなで一緒に学びましょう!
はじめに
前回のブログでは、私が2次試験を解く際の
「基本となる解答プロセス(手順)」についてご紹介しました。
今回は、前回の解答プロセスに沿って、
私が昨年の2次試験当日(令和7年度 事例Ⅰ)に、
・80分間で具体的に何をどう考えていたのか?
・結果として、どのような解答を書いたのか?
・今振り返っての解説と反省点
について、お伝えしていきたいと思います。
事例Ⅰ特有の「とらえどころのなさ」に
本番でどう立ち向かったのか、
ぜひ皆さんがご自身で解く際のシミュレーションとして活用してください!
2次試験は「当たり前」を積み重ねる我慢比べ
解法実況スタート!
前置きが長くなりましたが、解法実況スタートです!
STEP1:準備
受験番号を記入した後は、
問題用紙の最終ページを切り離してメモ用紙を作ります。
そして、メモ用紙の右上に、
「レイヤー図」と「サチモヒモケブカイネコ」
を書き込むのがルーティンです。
これは15代目おーちゃんさんの完コピです。

STEP2:設問解釈
第 1 問(配点 20 点)
木製知育玩具の新規事業に進出した際のA社の現状について、SWOT 分析のそれぞれの観点から、30 字以内で述べよ。
さて第1問!定番のSWOTか。
「木製知育玩具の新規事業に進出した際」という制約条件さえ外さなければ大丈夫だろう。
第 2 問(配点 30 点)
A社が木製知育玩具の新規事業を展開する際に、顧客との接点を作るために行った取り組みや工夫について、150 字以内で説明せよ。
取り組みは①~②~③~。工夫は①~②~③~。のパターンで解答すればいいかな。
「顧客との接点を作るため」に注意かな。
第 3 問(配点 20 点)
A社社長は、木製知育玩具の新規事業を成長させていくに当たって、全社的な組織改革を検討している。
それに対して、採用すべき組織体制とその理由に関して100字以内で助言せよ。
出た!組織体制。
1次知識は整理しておいたから大丈夫そう。
第 4 問(配点 30 点)
A社は、木製知育玩具の新規事業を拡大させるに当たり、
自社の創業以来の企業理念をどのようなものへと再定義したり、それを関係者に浸透させたりすればよいのか。150 字以内で助言せよ。
企業理念を再定義?
よく分かんないけど与件文読めば分かるか。
これが実際の問題用紙です。
・問われていることを「□」で囲む
・制約条件を「〇」で囲む
・「助言せよ」には「+K」を書き込む
これがそうるのマイルールです。

STEP3:与件文読み
つぎに、マーカーペンを引きながら与件文を読み込んでいきます。
ピンク:強み(S)、機会(O)
青 :弱み(W)、脅威(T)
緑 :社長の想い、重要なキーワード
外部との接点多いな・・・
整理しておかないと抜けそう・・・
STEP4:解答骨子作成
与件文の読み込みが終わったら、
いよいよ解答の「設計図」となる解答骨子を作成していきます。
メモ用紙を第1~4問で分けて、
キーワードだけ書いて、下書きは作成しない一発書きのスタイルでした。
(字が汚く、自分でも読めないところがありますがご容赦下さい)

第 1 問(配点 20 点)
木製知育玩具の新規事業に進出した際のA社の現状について、SWOT 分析のそれぞれの観点から、30 字以内で述べよ。
S :木材の加工技術、外部とのネットワーク
W :既存事業の収益性低下、新規事業体制の弱さ
O :安心・安全素材へのニーズ、木育ニーズの増加
T :知育玩具の既存製品、市場トレンド変化が早い
このあたりを書いておけばいいかな?
第1問はあまり時間を掛けずに書きたいな。
第 2 問(配点 30 点)
A社が木製知育玩具の新規事業を展開する際に、顧客との接点を作るために行った取り組みや工夫について、150 字以内で説明せよ。
「取り組み」と「工夫」は区別してあげたほうがいいな。
「取り組み」は実際にやったこと。
「工夫」は取り組みの中で創意工夫したこと。
「新規事業」の「顧客接点」だから、
取り組みは、直営店・アンテナショップ・ECサイト・子育てイベント・地域大学とのワークショップ。
工夫は、ターゲット顧客を子育て家庭に設定、SNSを活用した情報発信、大学との教育連携、このあたりかな。
あとは、与件文から抜き出して解答記入すればいけそう。
第 3 問(配点 20 点)
A社社長は、木製知育玩具の新規事業を成長させていくに当たって、全社的な組織改革を検討している。
それに対して、採用すべき組織体制とその理由に関して100字以内で助言せよ。
組織体制は「事業部制組織」で決まり!
与件文に、
「求められるスキルセットや思考様式も異なる」
「市場のトレンド変化が早く、ビジネスのスピード感が求められる」とあるから、
事業部制組織のメリット
「権限委譲で意思決定の迅速化」
「事業環境変化に柔軟に対応」にバッチリはまるぜ。
第 4 問(配点 30 点)
A社は、木製知育玩具の新規事業を拡大させるに当たり、
自社の創業以来の企業理念をどのようなものへと再定義したり、それを関係者に浸透させたりすればよいのか。150 字以内で助言せよ。
????
新規事業は「自社の理念にも適合している」のに変える必要あるの?
社長は企業理念を再定義したいって書いてあったっけ?
この第4問、皆さんも悩んだ問題ではないでしょうか?
私も手が止まりました。
その時に頭をよぎったのが、
「みんなが書く当たり前の回答を書く」です。
「みんなが書く当たり前の回答」は何か・・・
「完全な新しい理念に全面改定する」のは、社長の想いに答えていない。
「全く変えずに既存のままにする」のは、設問の要求に答えていない。
「みんなが書く当たり前の回答」は、
その中間、
創業理念の根幹は大切に保持しつつ、
新規事業の要素を少しだけ足して再定義する。
これだな。
関係者への浸透は、外部ネットワークを通じてすればOK!
これでいいかな・・・?
ん?
150文字?
この設問だったら普通100文字な気がする・・・
だとしたら、書くべき要素抜けてるかも・・・
そうるのミスノートにはこんな記載がありました。
「文字数に対して内容が少ない場合は、他の切り口が書けないか考えること」
事例Ⅰで書くべく切り口を探すときは、
冒頭の「レイヤー図」と「サチモヒモケブカイネコ」です。

「ケブカイ」「ネコ」「サチノヒモ」
これを上から、一つ一つ書ける要素が無いか確認していきます。
書けそうなのは「サ:採用」、「ノ:能力開発」
与件文には、
「新規事業を牽引する社長の子息に続く次世代のリーダー候補をどのように育成し、さらには、新規事業に必要な専門知識を持つ人材をどのように確保・育成するかといった点を課題と考えている。」と書かれています。
企業理念を再定義
→関係者に浸透
→新規事業拡大
これだと飛躍しすぎてる気がする。
企業理念を再定義
→関係者に浸透
→採用(育成)強化
→新規事業拡大
「採用(育成)強化」を入れてあげると自然な流れかな?
過去問でも企業理念をアピールして採用強化する事例あったし、これで書いてみよう。
STEP5:解答記入
解答骨子が固まったら、
いよいよ「解答用紙への記入」に入ります。
そうるの再現答案です。
第 1 問(配点 20 点)
木製知育玩具の新規事業に進出した際のA社の現状について、SWOT 分析のそれぞれの観点から、30 字以内で述べよ。
【再現答案】
【S】
①薄板加工や仕上げ技術②林業家や製材所との関係で木材確保可能。
【W】
①競争激化と公共案件不安定で収益性悪化②新規事業の体制弱い。
【O】
①安心安全な素材ニーズ増加②教育や子育てで木育ニーズ増加。
【T】
①知育玩具の既存製品②市場トレンド変化早い。
SとOは問題なさそうですが、WとTで軽く事故ってますね。
「競争激化と公共案件不安定」は外部のことなので、Wでは無く、Tです。
また、Wで「新規事業への理解不足」が抜けています。
その結果、第4問でも、”内部”関係者への浸透が抜けてしまいました。
第 2 問(配点 30 点)
A社が木製知育玩具の新規事業を展開する際に、顧客との接点を作るために行った取り組みや工夫について、150 字以内で説明せよ。
【再現答案】
取り組みは①直営店やアンテナショップ、大手ECサイト②子育てイベント出展③地元大学との教育連携でワークショップ開催。工夫は①顧客を教育熱心な子育て家庭に設定②SNSを活用した情報発信③大学との教育連携で新たなアイデアや改善点を議論し、共同研究推進。以上により新規事業の顧客接点を作り、新製品開発を推進。
これは大丈夫そうですね!
取り組みは①~②~③~。工夫は①~②~③~。のパターンで書きました。
「顧客接点強化」の制約も外してないですね。
【再現答案】
事業部制組織を採用する。理由は①求められるスキルセットや思考様式が異なり独立性が必要②市場トレンド変化が早いため権限委譲して迅速かつ柔軟な意志決定が必要。以上で士気向上と組織活性化で新規事業成長を図る。
これも大丈夫そうですね!
組織体制については、1次知識を刷り込んでいたので「権限委譲→迅速な意志決定」などは迷わず書けました。
第 4 問(配点 30 点)
A社は、木製知育玩具の新規事業を拡大させるに当たり、
自社の創業以来の企業理念をどのようなものへと再定義したり、それを関係者に浸透させたりすればよいのか。150 字以内で助言せよ。
【再現答案】
創業以来の企業理念は木製知育玩具の新規事業にも適合しており、消費者向けビジネス用に再定義する。公的団体、林業系企業、林業家や製材所、大学に県の広報媒体やイベントで浸透を図る。子息からのOJT教育で次世代リーダー育成。企業理念を伝え採用強化、OJT教育で人材の確保と育成。以上で新規事業拡大で売り上げ拡大を図る。
関係者への浸透では”外部”関係者は書けていますが、”内部”関係者が抜けていますね。
後半は、OJT教育が2回出てくるなど、内容が読み取りづらいかもしれませんが、
与件文で書かれている課題に対して、素直にアンサーを書きました。
「次世代のリーダー候補をどのように育成」
→「子息からのOJT教育」
「新規事業に必要な専門知識を持つ人材をどのように確保・育成するか」
→「企業理念を伝え採用強化、OJT教育で人材の確保と育成」
R7年度事例Ⅰについては、マルコスが再現答案分析をしてくれています。
そうるの再現答案も紹介されているのでぜひご覧ください。
結果
79点!
所々、事故っている解答や抜けている所もありましたが
なかなかの高得点でした!
おわりに
こちらの動画を見ていただくとさらに理解が深まるかもしれません。ご参考まで。
次回はR7年度事例Ⅱの解法実況を行います。
次回予告
次回はやまです!
みんなが気になる〇〇について解説するよ!
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