【2次試験】模範解答とのズレ解消!精度を上げる『振り返りシート』×『通勤時間』活用法

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目次

はじめに:一次試験合格発表まであと1週間

睡眠不足よっしー
睡眠不足よっしー

みなさんこんにちは!合格発表はWEBで確認できます。見逃さないようにしましょう!

すでに自己採点で結果がわかっている人、410点台でギリギリ希望がある人。
この時期は様々な気持ちが交錯する、受験生特有の期間ですね。

社会人になって、まさかこんな気持で過ごす日々が来るとは⋯。
と思っている方もいると思います。

あなたにとって、中小企業診断士の試験を学習する日々は辛いですか?苦しいですか?
それとも、新しい発見があって楽しいですか?やりがいがありますか?

個人的には、皆さんにとって学習への気持ちが後者であるといいなとおもいます。

結果に限らず、人生でこの期間が最高に全力で頑張った!
と思える日々を過ごせれば、きっと今後の自信につながると思います。
どうか最後まで全力で学習して頂ければと願っています。

それでは、本日のテーマ、いってみましょう!

【再現性の極意】ただの丸付けは時間の無駄!本番で同じミスを防ぐ「振り返りシート」の作り方

※本日の記事は盛りだくさんのため、読むのに12分ほどかかります。
 お急ぎの方は、目次から気になるページをクリックしてください。

はじめに、2次試験学習で重要だと思うことをお伝えします。

よっしー
よっしー

2次試験学習では、復習時間をたっぷりとることをお勧めします。
具体的には、解答時間の2倍以上とることをお勧めします。

復習時間を試験時間の2倍取れって‥そんな時間ないです
と考えたそこのあなた。

筆記試験は机に向かわないと勉強できないと考えていませんか?

筆記なんだから、あたりまじゃん。と思っているそこのあなた。

一次試験と同様に、知識をインプットさえすれば「答えはわかるはず」という先入観を持っていませんか?
「1設問につき、解答となる根拠は1つ」とは限らないことを意識できていますか?

2次試験は事例問題を作成する上で意図する答えが用意されていて、その答えを示唆するように問題が作問されているのですが、作問者が仕込んだヒントが100%正しく伝わるとは限りません。特に事例Ⅰは根拠の明示が非常に薄く、根拠が見えにくいので根拠が見つからないことが多いです。

また、二次対策初期にありがちなのが、与件文に根拠を見つけに行く際に、根拠が一つ見つかったら根拠探しをやめて答えの作成に取り掛かるということ。与件文に隠された根拠は一つとは限らないので、根拠探しは「根拠と考えられるものを全て列挙する」くらいのつもりでやる方がいいです。

上記の認識を身につけるためには、一事例解くたびに、解答や解説を読み込んで、自身の解答をもう一度深堀りすることが大切です。

なぜ、この根拠を見落としたのか?

なぜ、この提案が思い浮かべられなかったのか?


なぜ、キーワードをすべて書ききれなかったのか。

こういったミスや取りこぼしの原因を見つけて、改善していくことで基本となる型の定着や活用ができるようになり解答精度が磨かれ自身の「型」が作られていくのです。

その際に大活躍するのが振り返りシートです。

実際の振り返りシートでみる記述方法!自分の回答を深堀りすることで何が見える? 

振り返りシートってどうやって作るの?
作っても、学習にどう活かせるの?

という疑問を解決するために、私が実際に作っていた振り返りシートをもとに説明します。

まず、振り返りシートの基本的な構成は以下のとおりです。

振り返りシートのイメージ

過去問を解くたびに、各設問ごとに上記の振り返りシートに記入していました。


ポイントは、原因と対策は、再現性のたかい行動やルールを記載することです。


試験本番に実践できるよう意識して作れば、最終的にファイナルペーパーとしても活用できます。

振り返りシートの作り方


1.課題・問題点を洗い出す
「設問の解釈」「与件文の抽出」「解答骨子の作成」「キーワードの盛込み」に問題がないかを書く
2.問題点の原因を考える
自身の解答と模範解答を比較し、なぜなぜ分析を行い失敗の原因を深堀りする
3.対策案を考える
試験本番で実際に再現できる対策案を考える。
「一次知識やよく使う理論」「解法テクニックや考え方のコツ」を記載する

ここで重要なのは、「本番で同様の試験問題を解く際に、同じミスをしない対策を練る」ことです。   「~に気をつける」や「文章をよく読む」等の対策は再現性が有りません。『「幸の日も毛深いねこ」のフレームワークを使い根拠を探る。』や『設問ごとに関連する与件文にマーカーで色分けする』等具体的に実践できる対策案を練ります


振り返りシートは先代たちも記事にしてくれています。

16代目じょにーさんは「ミスノート」として作り方を紹介されてます。
これなしでは合格できなかった!と仰っており、とても見やすい記事なので是非参考にしてください。

実際の振り返りシートでみる記述方法

ここからは私が過去に解いた解答と振り返りシートを見てみましょう。

令和5年度の設問と解答が出ます。これから着手する人で、解答を見たくない人は飛ばしてください。

【設問】令和5年度 事例1 第一問(配点20点)

統合前のA社における①強みと②弱みについて、それぞれ30字以内で述べよ

【解答】byよっしー
①強み
「評判の良い蕎麦を使ったオリジナルメニューと社内のチーム体制」
②弱み
「原材料の仕入れ業者の高齢化による仕入れが不安定となっている点。」
【模範解答】
①強み
「商品力と自主的に問題を提起し解決する風土による高い接客品質。」
②弱み
「原材料の仕入れが不安定、新規顧客層の取り込みに未対応である。」
振り返るよっしー
振り返るよっしー

こちらは令和7年度の1次試験後に始めて解いた回答なので、解答精度が非常に悪いです。笑

ここで、自身の解答と模範解答を比較して、「こう書くんだな」「新規顧客の取り込みも掛けばよかったのか」だけでは、振り返りは十分では有りません。
私の場合は、以下のように振り返った記述をしていました。

対策を具体的なプロセスに落とし込む事で、事例を解く毎に記述のテクニックが格段に上がります。
また、原因を深堀りすることで、設問に対する解釈の仕方やフレームワークの活用が身につきます。

点数が伸び悩んでいる方、これから2次試験を本格的に勉強する方は参考にしてみてください。

【おまけ】その他事例の振り返りシート(参考)

【設問】令和5年度 事例Ⅱ 第二問(配点20点)

低学年から野球を始めた子どもは、成長やより良い用品への願望によって、ユニフォーム、バット、グラブ、スパイクといった野球用品を何度か買い換えることになるため、金銭的負担を減らしたいという保護者のニーズが存在する。B者は、こうしたニーズにどのような販売方法で対応すべきか、プライシングの新しい流れを考慮して、100次以内で助言せよ。(ただし、割賦販売による取得は除く。)

【解答】byよっしー
サブスクリプションサービスを導入すべき。毎月定額制にすることで、成長に伴う買い替えの負担軽減につながるとともに、課金すれば良い用品も選択できるようにすることで、安定的な売上確保と継続的な顧客関係も構築できる。
【模範解答】
買い替えを減らすため、各チームのデータ管理に対応し、そこで集めたデータに基づいて、子どもたちの体格や技術に応じた野球用品の提案、カスタマイズの提案を行い、サブスクリプションによる販売を行う。
課題・問題点原因対策
強み(提案力、カスタマイズ力)と機会(金銭的負担を減らしたいニーズ)を活用した助言の解答骨子を作るべきだった。
 第四問(オンライン交流を活用した顧客関係性強化の方法を助言)との関連性を考えて、解答に一貫性を持たせるべきだった。
SWOTや5フォース分析結果と解答との因果をうまく記述出来ていない。
解答骨子作成時の問題間の関連性を意識できていなかった。
・解答骨子作成時は、問題間の因果関係を整理しておく。(矢印で結ぶ)
  ・与件文読みの際は以下の要領でマークし、番号を振り、関係のある設問横に番号をメモることで、SWOTと解答との
 因果を意識する。与件文ライン引きのルール 1回目:気になる場所(黄),2回目:強み、経営資源(赤)、機会(オレンジ)、脅威(紫)、弱み(青)

【設問】令和5年度 事例Ⅲ 第二問(配点20点)

C社の製造部では、コロナ禍で受注量が減少した2020年以降の工場稼働の低下による出勤日数調整の影響で、高齢のパート従業員も退職し、最近の増加する受注量の対応に苦慮している。生産面でどのような対応策が必要なのか、100文字以内で述べよ。

【解答】byよっしー
 対応策は①各加工室の設備機器のレイアウトを製造工程に伴ったSLPを行い機能別配置をすることで作業効率を高める。 ②調理器具の標準化を行い、汎用調理器具から効率の良い器具に置き換えることで生産時間短縮を図る。
【模範解答】
 手作業で行っている惣菜製造工程に専用の調理器具や生産設備を導入し少人数でも対応できる体制を構築する。工場管理者のレシピを整理し、標準化・マニュアル化することでパート従業員への指示・監督を効率化する。
課題・問題点原因対策
 対策案にレイアウトの配置換えを提案したが、与件文の制約事項である「食品衛生管理上交差汚染を防ぐようにゾーニングされている」=現状のレイアウトに意味がある、
 ということを忘れており、題意を外してしまった。事例Ⅲスーパーキーワードの、「標準化・マニュアル化」を書ききれなかった。
与件読み、設問読みの際にチェックやキーワードをメモ出来ていなかった。・与件読みの際にキーワードの近くに条件や意図があれば黄色線をひいておく
・回答メモの段階で一次のスパーキーワードはメモしておく。
 「ばらつき・未整備」とくれば「標準化・マニュアル化」!
・回答を作る際はできるだけ効果や対策の記述に与件文のワードを盛り込む。

【設問】令和5年度 事例Ⅳ 第一問 設問1(配点20点)

D社の2期間の財務諸表を用いて経営分析を行い、令和3年度と比較して悪化したと考えられる財務指標を2つ(①②)、 改善したと考えられる財務指標を1つ(③)取り上げ、それぞれについて、名称を(a)欄に、令和④年度の財務指標の値を(b)欄に記入せよ。

【解答】byよっしー
 ①営業利益率(11.59%)
 ②固定資産回転率(23.04回)
 ③当座比率(311.97%)
【模範解答】
 ①売上高営業利益率(11.59%)
 ②有形固定資産回転率(71.90回)
 ③当座比率(311.97%)
課題・問題点原因対策
解法ミスあり、解法に時間がかかり過ぎている。計算時間を短縮する必要あり。・計算時間短縮のため、「自社値÷同業他社値を売上高比と比較する」方法を活用する。(全知全ノウ@同友館参照)
・財務指標は正式名称で記載する。
・経営比率分析は、試験開始から20分以内で解くようにする。

ここまで読んで頂いた方、お疲れ様でした!
私はこの振り返りを、過去問を解くごとに実施していました。
時間はかかりますが、確実に記述レベルが上がるので、伸び悩んでいる方、一刻も早く合格したい方にお勧めです!

1事例4時間の壁を崩す!机に向かわない「2次インプット&復習術」

8月から開始して残り2か月弱。
1事例の試験時間は80分。
復習時間の目安を160分とすると、1事例に掛かる学習時間は合計240分=4時間。


1事例解くのに4時間かけるとなると、平日にお仕事がある方は圧倒的に勉強時間が足りません。

ではどうするか。
答えは「通勤時間を復習する時間に変える」です。

平日の2次試験学習を机に向かう時間以外でいかに効率よくこなせるか?を実践したわたしの学習法を紹介したいと思います。

また、2次試験学習は記述メインとなりますがインプットも非常に重要ですので、スキマ時間でできる学習方法もご紹介します。

リモートワークの方、通勤時間が短い方は、その分学習時間を確保しましょう!

2次試験学習を通勤時間で行う方法

私は、電車で片道1時間強掛けて出勤していたので、割と朝勉の時間も確保できていました。

途中乗り換え等あるので、連続して学習出来る時間は35分程度ですが、それでもルーティン化すればかなり集中して学習できました

以下、「実際に過去問を解く→解答解説を読む→振り返りシートを記入する」を1セットにした学習例を記載します。

1週間の労働日数や確保出来る勉強時間は様々だと思うので、こんなやり方もあるのね、と参考にして頂ければと思います。

準備するもの

 1.iPad(アプリ:Good Noteを使用)
 2.紙の問題用紙
 3.紙の解答用紙
 4.白紙のメモ用紙

iPadを使わない人はそのまま紙ベースでも対応可能な学習方法です!

 🖋iPadに過去問、解説テキストのPDFをダウンロードする。
 🖋アプリで直接与件文に書き込んだり、マークできる状態にしておく。(GoodNoteがおすすめ)


 解答用紙もiPadでしていいですが、画面を行ったり来たりするので書き辛く、私は紙に印字して使ってました。
 (Good Noteの詳しい使い方は下記の記事を参考にしてください。)

具体的な学習手順

STEP 01

紙の問題用紙とiPad,白紙のメモ用紙を並べる

STEP 02

iPadの与件文にマーカーや色ペンでマークし、情報を整理する

1回目の与件読みは、気になる箇所を黄色マーカーで記載。2回目以降は、各設問ごとのカラーや、SWOTごとのカラーに分けてマークすることで、可視化しやすくなる。
段落ごと、カラーの順番毎に番号をふることで、解答骨子メモの記述時間を短縮する。
STEP 03

白紙のメモ用紙に解答メモを作成し、与件文の情報整理と解答骨子をメモる

与件文の段落や、マーカー線に番号を振り、関連する設問のメモ欄に番号を記載することで、メモを書く時間を短縮する
解答骨子作成時は、設問間の関連性も記載しておくと、解答に一貫性が出しやすくなる。
STEP 04

解答用紙に解答を記入する(与件文、設問の比較用に紙面の問題用紙も使用すると便利)

STEP 05

キーワード採点をする

STEP 06

解答用紙をiPadで撮影し、GoodNoteに貼り付ける

STEP 07

解説テキストを確認、なぜその回答が導けなかったかを解答用紙に赤ペンで記載する

ただ採点するだけではなく、模範解答や解説と、自身の解答になぜ差があるのか、深堀りして気づいたことを赤字で記載していく。
解答後に気づいた点、改善点等をメモしておくと、振り返りシート作成時に活用できるのでお勧めです。
STEP 08

振り返りメモに、課題・問題点、解決策(対策)を記載する

上記学習のメリット

 iPadに与件文書き込み、テキスト書き込みが出来るので何度でも繰り返し使える。
 紙の場合、都度印刷必要で金額も嵩むし印刷時間も必要なので、それが省けるだけでも私はだいぶ助かりました。

 また、与件文、解答テキスト、解答用紙がiPad1冊で持ち運べるため、電車内での学習が非常に捗りました!
 通勤電車での学習は主にStep7.解説テキスト読み&復習に当てていました

記憶が消える前に刻み込む!1.5日で1事例を回す黄金の平日ルーティン

学習手順にそって、過去問を解いていた受験生当時のルーティンをご紹介します。

上記のルーティンだと、平日1.5日間で1回分の事例をこなせます。
土日も合わせると、振り返りシートを作成する学習でも1週間で4回分の事例を回せます。

ちなみに私の場合、土日は5~6時間/日 学習時間を取っていたので、この2日間で更に4回分の事例は解いてました。

また、私の場合は2次試験初期から道場の記事を見てiPad学習を取り入れていましたが、iPad学習は慣れるまでに時間が掛かるため、その時間すら惜しい!と考える受験生もおられると思います。(道場メンバーでも複数人いました→じぇい、ゆうゆう)

自身に合った学習方法を、ぜひ確立してください!

次回はめーちゃん!

先日の2次試験スタートアップセミナーは大好評でした♪

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