【レジェンド投稿シリーズ】合格から8年。21年勤めた会社を辞めて独立した話 by 9代目きゃず

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一発合格道場ブログを
あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」に
ご登録ください!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
みなさん、こんにちは!
本日はレジェンド投稿企画 第三弾、9代目 きゃずさんの記事です!
1次試験を受験された受験生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
2日目も終わり 自己採点で 手応えを感じた人も、そうではなかった人も、それぞれ次の一歩を踏み出していくことになります。
大切なのは、どの道を選ぶかよりも、自分自身の想いに納得して進めるかどうか ではないでしょうか。
きゃずさんは、現在「事業創造デザイナー」として多くの経営者の伴走支援をされています。
その支援のにおいて大切にされているのが、経営者の「したい」という想いに向き合うこと。
私自身もこの記事を読み、「中小企業診断士として、どうか」を改めて考えさせられました。
1次試験終了という節目に、今一度 皆さん自身の想いと向き合い、
次の一歩のモチベーションアップにつなげていただければと思います。
それではどうぞ!
はじめに
みなさん、こんにちは。一発合格道場9代目の きゃず(北村和久) です。
17代目のみなさんからお声がけいただき、約7年半ぶりに道場へ帰ってきました。
当時の記事を読んでくださっていた方も、「9代目?誰?」という方も、はじめまして&お久しぶりです。
忙しい中、診断士試験に挑戦した(している)方々へ。
いきなりですが、ひとつ本質的な断言から始めます。
診断士試験に合格しても、人生は変わりません。
——正確に言うと、「合格しただけ」では変わりません。
でも、合格を「起点」にして動き続けると、人生は想像もしなかった場所まで運ばれていきます。
僕は2018年に診断士登録をして、その年に道場9代目として活動しました。
それから8年。
2026年4月末、新卒から21年間勤めた会社を退職し、5月から「事業創造デザイナー/中小企業診断士」として独立しました。
この記事では、合格から独立までの8年間に何が起きたのか、特に「副業から独立へのリアルな変遷」を等身大でお伝えします。
「試験の先に何があるのか」を知ることは、いま机に向かう理由をひとつ増やしてくれるはずです。
学習の合間の息抜きに、どうぞ。
8年前の僕に言っても、絶対に信じないことが起きた
まず、いまの僕の現在地から。
- 2026年4月末、新卒から21年勤めたSIerを退職
- 5月から、副業を本業にして独立
- 仕事は、感性派クリエイターや中小企業経営者、起業家のバディとしての伴走支援・企業研修など
- これまでに700名超のイノベーターに伴走し、事業創造を支援
……と書くと、いかにも順風満帆なキャリアに見えるかもしれません。
2018年に登録したばかりの僕にタイムマシンで会いに行って「8年後、会社を辞めて独立して、好きな人たちと仕事してるよ」と伝えても、100%信じなかったでしょう。
当時の僕は、資格は取ったものの「独立なんて、ごく一部のすごい人がやること」だと思っていましたし、副業を始めたものの典型的な「足の裏の米粒(取っても食えない)」状態だったからです。
じゃあ、資格取得後のモヤモヤから、何が起きてどう変わっていったのでしょうか。
合格後の焦りと、「なんでもできます」という虚像の壁
2018年に登録。
名刺に「中小企業診断士」と書けるようになり、会社員を続けながら意気揚々と副業を始めました。
セミナー講師、執筆、伴走支援…でも、そこから数年間はお小遣い稼ぎの域を出るような仕事は舞い込みませんでした。
資格はある、知識もつけた。それなのに、自分の価値を社会に提供できている実感が持てない。
僕は焦っていました。
「みんなに届くように」と幅広く世界戦に挑むような発信をし、コンサルタントらしく経営の「課題」ばかりにフォーカスし、
「なんでもできます!」という万能の虚像を演じていました。
これが、僕が最初にぶつかった大きな壁でした。
広く網羅的にやろうとすればするほど、「誰のため? 何のため?」という本質がぼやけ、目の前の経営者の心に僕の言葉が届かなくなっていったのです。
不思議なものですよね。
事例Ⅱでは「ターゲット顧客を絞りましょう」と分かっていながら、自分自身のことはよくわかっていなかったのです。
「勇気を持ってやめること」から始まった、独自の直接伴走スタイル
現状を打破するために、2年前から僕がやったこと。
それは、何かを足すことではなく「勇気を持ってやめること」でした。
- 無理に売り込む「営業」はしない。
- 誰にでも刺さるような「世界戦」をやめる。
- 「なんでもできます」と演じるのをやめる。
- 言い値で仕事を受けるのをやめる。
- 単体の補助金支援はしない
- 単発の仕事で短期的な成果を追うのをやめる。
その代わり、最初に自分の「苦手」を正直に開示し、直接取引・長期伴走に特化する——。
万能の虚像を脱ぎ捨て、自分自身の「Will(やりたいこと)」「Can(できること)」「Need(求められること)」を徹底的に掘り下げ、構造化しました。
浮かび上がってきた本当にやりたいことは、感性優位な経営者とフラットな「バディ(相棒)」になり、相手の心の奥底にある原体験や想い(Why)をじっくり引き出し、それをビジネスという形へ翻訳すること。
継続的に売上利益をあげていくための仕組みをつくること。
そうやって自分の「あり方」を定め、等身大の自分で大好きな経営者のために徹底的に貢献しようと決めた瞬間から、僕のキャリアは劇的に変わり始めました。
気づけば、自分が本当に貢献したい経営者さんに無理な売り込みをしなくても、
想いが一致したタイミングで「きゃずさんと一緒にやりたい」と指名で声をかけてもらえるようになっていました。
2026年5月、独立。「階段を一段のぼる決断」
会社員としての本業(経営企画や新規事業開発)と、個人事業としての副業。両輪で動いた期間は、独立に向けた極めて意味のある予行演習でした。
そして2026年春、21年勤めた会社を卒業しました。
決断の理由を突き詰めると、僕が伴走の現場でいつも経営者や起業家に投げかけている、典型的な問いに行き着きます。
「なぜあなたが、なぜ今やるのか?」
700件以上の事業づくりに伴走してきて確信したのは、
人が本当に強烈なエネルギーを発揮するのは、「べき(義務)」ではなく「したい(内発的動機)」が溢れたときだ、ということです。
40代半ばになった僕自身の中に「会社の看板を外し、事業創造デザイナーとして、この伴走を自分の人生の事業として引き受けたい」という想いが、もう抑えられないほどに溢れていました。
ただ、誤解しないでほしいのは、この独立は「清水の舞台から飛び降りる」ようなギャンブルではなかった、ということです。
迷いは消えない。でも、飛び込んでみてもきっと大丈夫。
リスクに見えるものは、実際には引き受けることができる。
僕にとっての独立は、大きな賭けではなく、「社会人としての階段を、一歩登っただけ」の、とても自然な選択でした。
受験生のみなさんへ:ポケットに入れてほしい3つのこと
いま、ゴールに向かって必死に暗記や事例分析を頑張っているみなさんに、僕の8年間からお伝えしたいことは3つだけです。
1. 資格はゴールではなく「パスポート」である
パスポートは持っているだけでは意味がありません。
どこかの国(未来)へ渡るために使うものです。
だからこそ、勉強の合間に「合格した先の国で、自分は誰とどんな景色を見たいか」を少しだけ妄想してみてください。
そのワクワクする動機(Why)が、直前期のあなたを支える最強のガソリンになります。
2. 小さな実験(副業)を繰り返した人が、いちばん遠くまで行く
いきなり大きな勝負をする必要はありません。
会社員の場合、突然の独立に躊躇する方も多いでしょう。
合格後は、安定という後ろ盾を持ったままでも構わないので、許容可能な損失の範囲で「診る・聴く・書く・話す・創る」の実験を小さく始めてみてください。
その手触り感のあるプロセスの連続が、あなたの人生の選択肢を確実に広げてくれます。
3. いま解いている過去問は、未来の経営者との「作戦会議」そのもの
事例Ⅰ〜Ⅲで向き合う「社長の想いを汲み、ドメインを定義し、構造化して伝える力」、事例Ⅳの「数字から現実を直視し、未来のための投資を定める力」。
これらはすべて、僕がいま経営者のバディとして日々使っているスキルの原点です。
みなさんが今やっている勉強は、単なる試験対策ではなく、未来のお客様を救うための究極の予行演習です。
さいごに
診断士試験への挑戦は、僕の人生にとってすべての起点であり、想像もしなかった素晴らしい景色を見せてくれる切符でした。
最後に、僕からひとつだけ問いを置いていきます。
「この試験に合格した先で、あなたは誰のために何をしたいですか?」
いまはまだ、綺麗な答えが出なくても大丈夫です。
でも、その本質的な問いをポケットに入れたまま走る人と、そうでない人とでは、合格後の走り出しの速度と持続がまるで違ってきます。
一発合格道場のメソッドと、切磋琢磨する仲間、そして自分自身の可能性を信じて。
いつの日か、診断士の世界で、あるいはどこかの事業創造の現場で、皆様と笑顔で共創できる日を心から楽しみにしています。
心から、応援しています!
(👇こちらで発信しているので、宜しければ繋がっていただけると嬉しいです)
https://note.com/kazuhisakitamura
以上、9代目きゃずでした!
☆☆☆☆☆
いいね!と思っていただけたらぜひ投票(クリック)をお願いします!
ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
にほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加しています。
(クリックしても個人が特定されることはありません)


