【試験直前】本番前の「心の置きどころ」を知っておく――ここぞ!の前に一流たちが考えていたこと

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お知らせ:#診断士絵馬2026で合格祈願!!

一次試験・二次試験に挑む受験生を応援するために合格祈願絵馬企画を実施します。

以下のボタンから特設サイトにて、絵馬を書いて合格祈願をしましょう。
また、X(Twitter)で「#診断士絵馬2026」のハッシュタグをつけて、ぜひ拡散お願いします。

これまで積み重ねてきた皆さんの努力が、最高の形で実を結ぶよう、
一発合格道場17代目メンバー一同、心から応援しています!!!

すーじー
すーじー

十人十色の合格への想いや応援する気持ちが伝わってきます!
みなさん絵馬の奉納ありがとうございます!
まだまだ書いていただけますので、ぜひあなたの受験生としての想いや、応援団としての気持ちをお寄せください✨

はじめに ― 一流は、ジタバタせずに、”整える”

いよいよ、1次試験本番が近づいてきました。

「準備はだいたいできた、あとは整えるだけ」という人もいれば、「まだ全然間に合ってない…」と、そわそわ落ち着かない人もいると思います。
むしろ、この時期に慌ててしまったり、不安に苛まれてしまったりするほうが自然です。
私もそうでした。
焦っている自分を責めなくても大丈夫です。
1年に一度しかない試験を前にして、だれしも平常心でいられるわけがないのです。

そんなすべての方々が、少しでも試験当日に100%に近いパフォーマンスを出せるように、「気の持ちよう」とも言える観点から記事を書きました。

これから紹介する話には、諸説あるものや、受け取り方が人によって変わるものも含まれます。
読んでみて「あ、これは自分に合うな」としっくりきたものを、ひとつふたつ、お守りみたいに心に留めてもらえれば十分です。

すーじー
すーじー

最後にものを言うのは、ここまで積み重ねてきたあなた自身です!
自分を信じて、当日を迎えてください。

第1部 新しいことを増やさない ― 反復と整理に絞って”落ち着き”に

スティーブ・ジョブズ ― あの「自然体」は、猛練習の産物

ジョブズのプレゼンといえば、原稿も見ずに、まるで友人に語りかけるように新製品を披露していく、あの軽やかさが有名です。
ただ、あれは即興ではありません。

関係者の証言によると、彼は発表の数週間前から舞台で練習を重ね、本番直前の2日間は、まるまる通しリハーサルに充てていたそうです。
写真と短い言葉だけで構成された、あの”最小限”のスライドを成立させるために、何時間も声に出して練習していました。

あのビル・ゲイツですら「彼がどれほど正確にリハーサルするか、見ていて驚いた」と語っています。

本番の”サラッと感”は、直前までの反復の量に比例する、ということなんですよね。

試験にむけての心構え: 新しい教材に手を出すより、これまで何度も解いてきた問題や模試を、もう一周しましょう。
当日の落ち着きは、性格や度胸ではなく、反復、つまりみなさんが今日まで作ってきた積み重ねがつくってくれます。

エイブラハム・リンカーン ― 「封筒の裏に走り書き」は、実は作り話

有名なゲティスバーグ演説には、「リンカーンが列車の中で、封筒の裏にサッと書き上げた即興の名演説」という逸話がついて回ります。
聞いたことがある人も多いと思いますが、これははっきりとした俗説です。

実際のリンカーンは、数週間前から準備を始め、いくつも草稿を書き、前夜にも推敲を重ねていました。
現存する複数の草稿はどれも封筒ではなく便箋に書かれていて、揺れる列車の中で書いたような乱れた筆跡でもありません。
「封筒の裏」の逸話は後年の小説が広めたもので、のちに草稿が見つかって否定されています。

真実は「即興の天才」ではなく、「入念な準備家」だった、というだけなのです。

試験にむけての心構え: 本番で降ってくる”ひらめき”は当てにせず、”焦り”には影響されないでおきましょう。
歴史に残る名演説ですら、草稿の積み重ねから生まれています。
当日に頼れるのは、やはり思い付きや運ではなく、準備、つまりみなさんが今日まで作ってきた積み重ねです。

ビル・ゲイツ ― 年に2回、森の小屋で「考える週」

マイクロソフトを率いていた頃、ゲイツは年に2回、1週間、人里離れた小屋にひとりでこもっていました。
会議もメールも家族も遮断して、社員が書いた提案書や本をひたすら読み、手書きで書き込みをして、ただ考える。
「Think Week(考える週)」と呼ばれるこの習慣のなかで、1995年のある週からは、会社をインターネットへ大きく舵を切らせた社内メモが生まれたと言われています。

忙しさの極みにいた人ほど、あえて”雑音から離れて考える時間”を確保していた、というのが面白いところです。

試験にむけての心構え: 直前期は、情報を足す時期というより、頭の中を整える時期として重要です。
新しい教材や、他の受験生の進み具合といった”雑音”からは、意識して距離を置いてもかまいません
世界一忙しい人が、わざわざ小屋にこもってまで確保したことです。

すーじー
すーじー

今までやってきたことは、必ず有効な時間だったはずです。
信じてやりきりましょう!

第2部 不安と戦わない、向きを変える

ここからは、心の置きどころの話です。
同じ”心構え”でも、三人三様です。自分にしっくりくるものを探してみてください。

大谷翔平 ― 恐れを、「挑戦」に置き換える

「憧れるのをやめましょう」。
2023年WBC決勝、アメリカ戦の直前にロッカールームの円陣で語られたこのスピーチは、覚えている人も多いと思います。

相手は誰もが憧れるような一流選手ばかりだけれど、憧れてしまえば超えられない。
今日だけは憧れを捨てて、勝つことだけを考えよう——そういう趣旨でした。 結果はご存じのとおり、日本が世界一に輝きます。

本番の直前に必要だったのは、新しい技術ではなく、”相手をどう捉えるか”でした。

試験にむけての心構え: 「難しそう」「自分にはまだ早いかもしれない」という気持ちは、いわば試験への”憧れ”です。
試験は、見上げて怖がる相手ではなく、60%を超えにいく相手です。
当日は、”憧れ”を置いて会場に入りましょう。

南場智子 ― 意識を、「自分」から「設問」へ

DeNA創業者の南場智子さんが繰り返し語る言葉に、「コトに向かう」があります。
誰にどう評価されるか(人)や、自分はちゃんとやれているか(自分)に意識を向けるのではなく、目の前の目標=”コト”そのものに集中する、という姿勢です。

南場さんご自身、マッキンゼー時代の最初は思うように仕事ができず苦しみ、「自分や評価ではなく”コト”に向かうこと」で力を発揮できるようになったと語っています。

試験本番の緊張も、実は「落ちたらどうしよう」「まわりはできそう」という、自分と他人への意識から生まれることが多いんですよね。

試験にむけての心構え: 本番で心がざわついたら、それは意識が”自分”に向いているサインです。
そこから、目の前の設問という”コト”へ、意識の向き先を戻しましょう

羽生善治 ― 平常心は、準備がつくる

将棋界のレジェンド・羽生善治さんは、著書『決断力』で、勝負に臨むときの心構えとして、楽観もしない、悲観もしない、ただ平常心で臨む、という趣旨のことを書いています。

奇襲や一発逆転を狙うのではなく、王道・本筋を貫く。
そして、その平常心は、相当な勉強量と事前研究があって初めて成り立つ、とも述べています。

平常心は、生まれ持った才能ではなく、準備によって”つくられる”ものなのです。
ここが、いちばん励みになるところだと思います。

試験にむけての心構え: 1日目の手応えがよくても楽観しない、悪くても悲観しない。
科目ごとの出来に一喜一憂せず、次の1問に淡々と向かうだけです。

すーじー
すーじー

越えられる壁に集中!

第3部 当日は、いつも通りの自分がいちばん強い

心が決まったら、次は「当日の自分の動かし方」です。

イチロー ― ルーティンで、”変数”を消す

イチロー選手は、本番そのものよりも、そこに至るまでの準備を何より大切にしていた選手でした。

生活を徹底的にルーティン化していたのも、野球に集中するために、それ以外の場面から余計なストレスや”ばらつき”をなくすためでした。
同じ食事を続けていたのも、体調の小さな変化に気づくための”ものさし”にするためだったと言われています。

ちなみに「毎朝カレー」は有名ですが、これは少し盛られていて、本人は「ホームゲームで家にいたときだけ。遠征ではハンバーガーも食べていた」と話しています。

試験にむけての心構え: 当日を”特別な日”にしすぎないことです。
起きる時間も、朝ごはんも、できるだけいつも通りに過ごしましょう。
特別なことをしたくなるのが直前期ですが、いつも通りの自分こそが、いちばん実力の出る自分です

稲盛和夫 ― 当日を、先に「カラーで」見ておく

京セラとKDDIを創業し、JALを再生させた稲盛和夫さんは、著書『生き方』でこう説いています。

何かを成し遂げたいなら、その実現までのプロセスを何度もシミュレーションし、イメージが”カラー(色つき)”で見えるようになるまで思い続けよ、と。
そこまでいくと、成功への道筋が「一度通った道」のように見えてくるのだそうです。

試験にむけての心構え: 当日の自分を、色つきで具体的に思い描いてみてください。
会場に入り、席に着き、1科目目を開き、手が動く——そこまで先に”通った道”にしておくと、当日の朝が「初めて」ではなくなります

まだ「間に合っていない」と感じている人へ

ここまで読んで、「そんなに準備できてる人の話をされても…」と、しんどくなった人がいるかもしれません。

今日紹介した人たちも、最初から完璧でも、はじめから平常心だったわけでもありません。

南場さんはご自身の歩みを「失敗のフルコース」と呼び、稲盛さんは挫折を何度もくり返しています。
リンカーンは何度も書き直し、ジョブズの”自然体”も練習の末に身につけたものです。
平常心すら、羽生さんの言うとおり、準備によって後からつくられるものです。

つまり、「完璧に仕上がっていること」は条件ではありません。

焦ってあれもこれもと手を広げるより、いちばん点につながることを、いつも通りの手順で、淡々と進めましょう
無理に不安を消そうとしなくてもいいんです、不安なままできることをやる。それで十分です。

すーじー
すーじー

試験は、あなたの人生の通過点のひとつです。 結果が、あなたの価値を決めるわけではありません。
とはいえ・・・身に着けた知識、推理力、集中力、情熱・・・そして最後の一問まであきらめない気持ちをもって挑めば、必ず良いことがあります。

おわりに

本番までの残りの日々は、詰め込みだけの時間ではありません。

知識の定着も、体調も、心の置きどころも、立派な”準備”です。

当日は、ぜひ”いつも通りの自分”で会場へ向かってください!

すーじー
すーじー

昨年多くの受験生の心の整え方を救った、りょうさんの記事もぜひご覧ください。
データやフロイト心理学やプレッシャーの正体分解が参考になります。

すーじー
すーじー

当日のベストパフォーマンスを出すためには、マルコスの記事もご覧ください。
「いつも通り」に近づけるために、本番シミュレーションをしておくと、慌てないで済む可能性が格段に上がります。

読んでいただきありがとうございました✨

参考にした資料(出典)

スティーブ・ジョブズ(リハーサル)

エイブラハム・リンカーン(封筒の俗説)

ビル・ゲイツ(Think Week)

大谷翔平(WBC決勝前の声出し)

南場智子(コトに向かう)

羽生善治(平常心/『決断力』)

稲盛和夫(カラーで見えるまで/『生き方』)

イチロー(ルーティン/カレーの訂正)

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