【直前期】試験を見据えた学習法・心構え ~ byマルコス

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マルコス
マルコス

こんにちは、マルコスです!1次試験も残り約1カ月に迫ってきました!
今回は直前期における対策について、私の経験交えてお話したいと思います!

本題の前に宣伝

1次直前セミナー

1次直前セミナーを7/5(日)に東京・大阪でリアル開催します!
メンバーの学習記録などWEBでは中々お見せしづらいものも見れるかも!?
残り1ヵ月走り切るのに不安を感じられたりしていらっしゃいましたら是非ご参加ください!

Zoom開催
日 時:6/21(日)10:00~12:00
内 容:ブレイクアウトルームに分かれての相談会
定 員:先着20名(集まり次第終了)
参加費:無料


大盛況で終了しました!ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!

東京リアル開催
日 時:7月5日(日)10:00~12:00
会 場:東京・品川駅付近
定 員:先着15名(集まり次第終了)
参加費:1,000円 ※会場費にご協力ください

大阪リアル開催
日 時:7月5日(日)15:00~17:00
会 場:大阪市内
定 員:先着10名(集まり次第終了)
参加費:1,000円 ※会場費にご協力ください

東京・大阪ともに少人数のテーブルに分かれての相談会となります!

申込みはこちら

企業診断7月号執筆

同友館様が発刊されている月刊誌「企業診断」の7月号に、「1次試験直前期の対策」をテーマとして特集記事を17代目道場メンバー有志で執筆しました!同友館様と言えば、「ふぞろいな再現答案シリーズ」「過去問完全マスターシリーズ」「2次試験合格者の頭の中にあった全知識・全ノウハウ」など、中小企業診断士試験を受験される方の大多数がお世話になっている参考書籍を複数発刊されている有力出版社様です!そのような有名出版社様の月刊誌の一部記事を執筆させていただいたのは、恐れ多くも大変光栄でした…!

※こちらが執筆に関わった「企業診断7月号」です!

特集記事では、道場メンバーの経験も踏まえて、様々な観点で執筆させていただき、計8ページの紙面を取っていただきました!ブログの記事とは異なるノリにやや違和感を感じるかもしれませんが(笑)、是非ご確認いただけますと幸いです!
また、特集記事以外も「生成AI」や「事例Ⅳ過去問題研究」など、興味深い記事が多数掲載されていますので、是非お買い求めください!

ダイレクトマーケティングもええとこやな。

詰めるおばちゃん
詰めるおばちゃん
開き直りマルコス
開き直りマルコス

舞い上がってるのもあるから勘弁して~

【本題】直前期の取り組みについて

「60点に到達しない…」「学習が間に合っていない…」「この時期どのように取り組むべきか分からない…」様々な悩みがあると思いますが、同じように感じている受験生は沢山います!また17代目含めてそのような気持ちを抱えながら乗り切った受験生も多数います!

残り1カ月しかないと感じられるかもしれませんが、ここからでも十分伸ばせるだけの時間は残されています!私も以前の記事で書いた通り、7月上旬に行った過去問演習で法務28点という絶望するような点数を取りましたが合格できました!笑

ただ、やはり漫然と学習して合格できる程甘い試験ではないため、残り1ヵ月を如何に濃密に、どのように過ごすかが重要になってきます。そこで「企業診断」執筆にもあやかって、1次試験直前の取り組みについてお話ししたいと思います!

執筆で書いた内容そのままとちゃうやろな?

心配するおばちゃん
心配するおばちゃん
常識アルコス
常識アルコス

それは流石にせんよ…

直前期の学習

よく言われることではありますが、直前期は「法務」「情報」「中小」の暗記系科目を学習の中心に据えることが効果的です。覚えられれば得点できる問題も多く、直前に学習することで記憶に残りやすいため直前期の学習としては適していると考えられます。私も結果的にではありますが、そのうちの「法務」「中小」の科目を注力科目として直前期に取り組んでいました。

暗記系科目を効率的に学習するには、如何に多くの記憶を定着させられるかが鍵になります。そこで、私が取り組んでいた方法についてもう少し掘り下げてご紹介させていただきます!

【法務】脳内画像として記憶する

法務は文字が中心になる上、年数など数字も多く混同しやすい科目です。意味づけなど含めて記憶できれば良いのだと思うのですが、直前でそれをするには時間が不足してしまうということも多いと思います。そこで私は、参考書(私はまとめシート)に記載されている表などを脳内画像として記憶するようにしていました。産業財産権で例示します。


まず縦の「特許権」「実用新案権」「意匠権」「商標権」はこの順番で覚えていました。次に、対象はそれぞれの権利と紐づけるようにし、保護期間も数字だけでなく長さのイメージで、ほぼ上記の画像のままで記憶していました。この画像で記憶ができていると、実用新案権の保護期間の記憶が若干曖昧でも「実用新案権は上から2番目のはずで、上下と比べると短かった気がする」と自分なりの根拠を持てるように心がけていました。

産業財産権の保護期間についてはまだわかりやすいですが、他にも、会社法の機関設計に関する表であれば、その並びや位置を覚えて、「この表の並びはこのように並んでいて、左上の方にはこのようなことが書かれていた」ということを脳内に画像として焼き付けて覚えるようにしていました。下の図であれば「非公開会社の監査役会は画像の真ん中左側にあったはずで、白抜きだったから、設置任意だった気がする」といったような発想で選択肢を狭めることもありました。

※画像参照元は岩塩さん記事

実務で活用できるようになる覚え方ではないと思うので、抵抗感のある方もいると思いますが、私の場合は先ず受かることが優先事項と割り切っていました。個人的見解ですが、こういった違いや論点があることだけ覚えておいて、実務で出てきた際に改めて調べ直せば良いのではないかと思います。ただ、合う合わないはあると思いますので、その点ご留意いただいて採用をご判断いただけますと幸いです!

【中小】独自の意味づけをして記憶する

中小の科目では前年の白書に基づき、様々な業種における事業者の規模や利益率といった項目の大小を問われることがあります。数字の羅列に近く、ほぼ丸暗記するしかないような問題ですが、項目が多岐にわたるため、全てを記憶するのは中々難しいです。私の場合は、こういった問題においては「正しいかどうかは分からないものの、自分なりに考えて意味づけする」ことを極力行っていました。令和7年度第2問で例示します。

令和7年度第2問

 産業によって、付加価値額に占める中小企業の割合は異なる。総務省・経済産業省「令和 3 年経済センサス-活動調査」に基づき、卸売業、建設業、小売業、情報通信業、製造業について、各産業の付加価値額(民営、非一次産業、2020 年)に占める中小企業の割合を見た場合、最も高いものはどれか。
 なお、付加価値額は、会社及び個人事業者の純付加価値額の合計である。また、企業規模区分は、中小企業基本法に準ずるものとする。
ア 卸売業
イ 建設業
ウ 小売業
エ 情報通信業
オ 製造業

※白書の内容は毎年変わるので、答えを記載して問題ないと判断し、特に隠さずに記載していきます。

正解は「イ 建設業」です。私はこの問題に関連する数値をそのまま覚えていたわけではありませんでしたが、「建設業においては小規模事象者数が占める割合が高く、その付加価値の構成も高い」ことは覚えていました。そこから、小規模事業者≒個人事業者とすると、傾向はそこまで変わらないのではと推測し「イ」と回答しました。

この時、「建設業においては小規模事象者数が占める割合が高く、その付加価値の構成も高い」という記憶が助けになったわけですが、なぜ覚えられていたかと言うと、「建設業は一人親方が多く、また、技術が一定程度あれば付加価値を出せる業種なのではないか」と、正しいかどうかは分かりませんが、それらしい意味づけをしていたからでした。この意味づけ自体は自分の判断の軸となる記憶として残せられて、覚えやすいものであれば何でも良いと思います。
こういった問題の回答根拠は通常「白書にそう書いてるから」でしかなく、それだけだと中々覚えにくいため、自分独自の根拠が準備できていれば回答の支えにできるのではないでしょうか!

他にはどんな意味づけしてたん?

質問するおばちゃん
質問するおばちゃん
マルコス
マルコス

業種の特徴でいうと、
小売業:仕入れて販売するだけになりがちやろうし、場所代もかかるから付加価値・利益率は低そう
卸売業:小売業と似てる部分あるけど、場所代かからんし納品スピードとかで小売より価値は出せそう
製造業:モノづくり大国と言われてるし従事してる人は多そう、技術で他業種より価値が出せそう
みたいな意味づけをしてたかな!

直前期の心構え

ここからは直前期の心構えについてお話したいと思います!私が上手くいったことや、逆にもっとこうしていれば良かったなという点についてご紹介します!

本番を想定した過去問演習をする

そんなん当たり前ちゃうの?

質問するおばちゃん
質問するおばちゃん
悔やむマルコス
悔やむマルコス

言葉では当たり前でも、個人的には徹底出来ていなかったなと思うことがあったので、反面教師として参考にしてもらえたらと思います。。。

先ず、私は過去問演習で試験時間一杯まで問題を解いており、見直しなどの余裕を持たせずに本番に臨みました。その状態で1科目目の「経済」に取り掛かったところ、緊張でいつもより問題や選択肢を読み返してしまったことに加え、文章量の増加によって演習以上に時間がかかってしまい、3問程は問題をほぼ読まずにマークすることとなってしまいました。。。うち1問はマークシート回収されるまでに眺めている間で答えが分かったので、「あと1分あれば…」と悔いが残りました。
近年は文章量が増えつつありますし、練習では味わうことが難しい本番ならではの精神状態に陥ることも想定すると、少なくとも演習から5分短く解き終われるようにした方が、本番で発生するイレギュラーに対応しやすくなるのではないかと思います。

また、私は演習ではタイマーで時間を測っていましたが、時計で残り時間を確認する練習を行った方が良かったと試験後に感じました。科目によっては開始時刻・終了時刻が中途半端な時間で、あと何分あるかを思考するのが勿体ない上残り時間を間違えることもあるため、試験時間を本番に合わせるなどして時計を読む練習をした方が良いと思います。なお、1次試験後に知りましたが、時計の機能で常に00分から試験を開始するように設定して工夫されている方もいるようです。

ゾッとするマルコス
ゾッとするマルコス

因みに私は本番で残り時間を間違えて解いていた科目がありました。割と早い段階で気づいて事なきを得たものの、間違えたまま解いていたら致命傷になっていたかと思うとゾッとします…

あくまで私が経験したケースですので、他にも想定すべき事項は有ろうかと思います。想定すべき重要度というのは人によって変わるところもありますので、ご自身の性格や経験を踏まえて、様々な準備をしていただけたらと思います!

過去問周回数に拘り過ぎない

試験までに過去問5年分3周する!って決めたらそのまま突き進んだ方がええんとちゃうの?

おばちゃん
おばちゃん
マルコス
マルコス

それは何を目的とするかで変わってくるかな。例えば、自信があまり持ててない人で、やり切ったことで自信を付けたいという目的があれば良いけど、ただ単に周回数をこなす行為自体が目的となってしまっていると、試験直前期における効率的な学習にはつながりにくいんじゃないかと思うな。

今度は上手くいったことです。私自身は時間が足りない身だったため、年度ごとの過去問演習(道場で言うタテ解き)は何周もできる状態ではありませんでしたが、特定分野を複数年にわたって学習する過去問演習(道場で言うヨコ解き)は何周もしていました。ただ、分野ごとに「最低何周する!」と決めていたわけではなく、得意・不得意によって周回数は異なり、1周で終わったものもあれば、3周以上行った分野もありました。
直前期の学習はモグラ叩きに似ています。モグラ(忘却する論点)は満遍なく出てくるわけではなく、出てくる場所にバラツキがあります。適当にそれぞれの穴を叩く(等しく過去問を周回する)よりも、モグラが出てくる場所を狙って叩く(苦手や忘れやすい分野に絞って学習する)方が効率的です。その絞り込みを行ったことが、時間が足りないながらも合格に繋がったのではないかと感じています。

自分なりの考えを持って出題予想を行う

直前期になってくると、各所で出題予想がなされると思います。それを確認して備えることも良いとは思いますが、ご自身でも、ご自身なりの観点で出題予想を行うことをおススメします。何故かというと、能動的に考えを持って学習した方が記憶に定着しやすいですし、自身の状況に合った分野を選択して取り組めるためです。なお、ここでは、例えば「情報」における最新技術の出題予想といった当たる確率の低い話ではなく、頻出論点ではあるものの毎年出ているわけではない分野といった一定程度発生確率が見込めるものを想定している点、ご留意いただければと思います。

私の場合で言うと、「運営管理」における「販売データ分析(信頼度・リフト値などの算出)」が予想した論点の1つでした。まとめシート分類では優先度が高いものの、理解に時間を要しそうだったのでずっと学習を後回しにしていた分野でしたが、直近年度で出題がなかったため、そろそろ出てきてもおかしくないのでは?と思い、試験3~4日前に重点的に取り組み理解に努めました。本番ではこの読みが見事に的中し、しかも2問出てきたため、5点分を稼ぐことができました。率直なところ、その5点がなくとも60点は超えていたため、合否に直接的に影響を及ぼしたものではないのですが、1日目最後の科目で予想が当たって波に乗れていると感じられたことはメンタル的にも好影響でした。

暗記系中心に学習した方が良いと言いながら、理解する系統の学習を重点的にしてるの、話が矛盾してない?

おばちゃん
おばちゃん
開き直りマルコス
開き直りマルコス

セオリーから外れているのは自覚している。。。けど、自分の特徴的に計算問題が不得意ではないにも関わらず、頻出論点を放置するのは宜しくないのでは?との思いから学習しました。1点に泣く人もいる試験においてはこういった頻出論点を効率的に潰しこむ積み重ねが大事なのではないかと思います。

残り1カ月で時間が不足してくると、全ての頻出論点を押さえることも難しくなるので、自分なりの考えを持って選択することが重要になってくるのではないかと思います。私の場合、代表的には「販売データ分析」でしたが、皆様それぞれ状況が異なりますので、ご自身の状況に合うと考えられる対応を選択してください!名言紹介でも触れますが、それが「運」を掴み取ることにも繋がると思います!

マルコス
マルコス

今回は以上となります!

過去記事紹介

今回の内容と類似する論点が語られている過去記事をご紹介します!

マルコス
マルコス

まず11代目Tomatsuさん!


この時期で合格水準に到達できていなくても、最後まで走り抜ければ十分合格は狙えることを記載いただいています!また、受験生の状況によってタイプ分けされているので、ご自身と似た状況でどのような心構えをすべきか、参考になるのではないかと思います!

マルコス
マルコス

続いて13代目くまさん!

バケツ理論は私が例えたモグラ叩きとほぼ同じ概念ですね!また、「バケツの穴」を可視化するというのは、周回すべき分野の特定につながる考えですし、極端な話試験当日時点で覚えておけば良いという開き直りは、効率的な学習においてもメンタル的にも有効なのではないかと思います!

名言紹介

再び登場、『ブルーロック』絵心の「運」にまつわる名言紹介です!

運は降ってきてから考えたってもう遅いんだ。
その出現を想定して準備し、いつそれが来ても摑み取れるように己を高め、
その機会が落ちてくる場所を見極めて待つ……。
そんな嗅覚を持つ人間にしか運の女神は微笑まない。

『ブルーロック』 絵心 甚八

『ブルーロック』は世界一のストライカーを生み出すために高校生FWが全国から集められ、様々なチームで勝負をしていくというサッカー漫画です。主人公の潔(いさぎ)は、交互に点を取り合うシーソーゲームの中、覚醒した相手選手のプレーを読み切り、ギリギリのところでシュートブロックしたものの、弾いた球は相手の主力選手の元に落ちそのままゴールを決められ潔のチームは負けてしまいます。実力的には拮抗していた勝負に、どんな差があったのか分からないと悔しがる潔に、コーチの絵心(えご)が「運のカラクリ」について解説した際に出てきたセリフです。

この時、勝負の差は「運」だったと絵心も認めますが、その捉え方には勝者と敗者で差があり、ゴールを決めた選手にとって運は「ただの偶然ではなく、望んで行動する人間にしか訪れない戦場のアヤ」と考えプレーしていました。どういうことかというと、潔がシュートブロックに入り自分がそのプレーに関与できないと見るや、ボールが弾かれた場合を想定して自分が即時にシュートが撃てるポジションに走りこんでいたのです。ボールがそこに来るかも分からず、逆にボールを奪われていたらカウンターで失点もののプレーでしたが、どんな状況でも自分がゴールを決めたいと望み行動した結果、運を掴み取り勝敗を分けたと絵心は説明します。

このセリフの中には運を掴み取るための3つの要素が含まれており、①その出現を想定して準備し(→事前に心づもりができていなければチャンスが来ても上手く対応できない)②いつそれが来ても掴み取れるように己を高め(→心づもりができていてもチャンスをモノにするには能力が必要)③その機会が落ちてくる場所を見極めて待つ(→そもそも運が落ちてくる場所に位置していなければチャンスは降りてこない)という点が挙げられており、診断士学習にも活用できる重要なエッセンスだと感じています。

①は事前準備、②は能力開発を指しており、よく着目される観点だと思いますが、③(強いて表現するなら能動的選択)は見落とされがちであったり徹底されていない観点ではないかと思います。時間というリソースは限られており、全ての運を拾えるような準備や位置を取るということはできません。厳しい勝負を勝ち上がっていくには、自分に何が必要で何を優先すべきか「意思」を持って決断し位置取りする必要があります。また、「能動的」という点も重要と考えており、「誰かが言っていたから」学習するではなく、その意見も踏まえて自分が「決断・判断」した上で学習することが、学習効果を上げる点でも運を掴む点でも大事になってくるのではないかと思います。

このセリフ・シーンを読んだ時は心の中で首がちぎれそうになるくらい頷き、今でも非常に心に残っています。直近では難しいですが、落ち着いたタイミングで是非皆さんも読んでいただきたいと思うおススメのシーンです!皆さんの能動的な意思決定によって積み上げていった努力の結果、運の女神が微笑むことを心から祈っています!(ちなみによっしーも運に関する記事を書いていますので、ご参考にしてください!)

今回は以上となります!明日はマツの記事です!

2度目の絵心コス
2度目の絵心コス

死力を尽くしたなら胸を張れ、その先に待つ偶然の結果を受け入れて刻む人間になれ。真に戦う人間にのみ、運は平等に振り続ける。

(絵心のセリフの続き…相当気に入っているシーンなんだな)
「中小企業」について話をします!

マツ
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