後悔を先にたてる

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1次直前セミナー告知

相談会も予定していますので、試験に向けたお悩み解消の場としてぜひ活用ください!

Zoom開催
日 時:6/21(日)10:00~12:00
内 容:ブレイクアウトルームに分かれての相談会
定 員:先着20名(集まり次第終了)
参加費:無料

東京リアル開催
日 時:7月5日(日)10:00~12:00
会 場:東京・品川駅付近
定 員:先着15名(集まり次第終了)
参加費:1,000円 ※会場費にご協力ください

大阪リアル開催
日 時:7月5日(日)15:00~17:00
会 場:大阪市内
定 員:先着10名(集まり次第終了)

以下、東京・大阪ともに
内 容:少人数のテーブルに分かれての相談会
参加費:1,000円 ※会場費にご協力ください

2025年1月15日、10時

中小企業診断士試験に、1度落ちています。
R6年度の2次試験です。

結果発表は2025年1月15日でした。
診断士試験の公式HPに「令和6年度中小企業診断士第2次試験の筆記試験の結果について」という項目が表示されるまで、何度もリロードし続けました。
表示予定の10時が近づくにつれ、心臓の音だけが鳴り響いていたのを覚えています。

当時の合否確認は、受験番号の掲載形式でした。
番号があれば合格。
なければ不合格。
自分の番号の前後は掲載されていました。
自分の番号だけ、ありませんでした。

落ちた。。。。

悔しかったです。
何がダメだったのか。
何が足りなかったのか。
独学で、自分なりにやれることはやった。
それでもダメだった。
その事実だけが残り、1週間ほど答えの出ない問いを頭の中でぐるぐると回し続けていました。

点数が教えてくれたこと

当時、点数は後日郵送される形式でした。
(今は発表当日に点数も一緒に分かります)
1週間ほど後に届いた通知には、こう書かれていました。

239点
合格基準:240点(総点の60%以上)


落ちていることはわかっていました。
それでも最初に浮かんだのは「ギリギリだったんだ」という妙な安堵でした。
自分のやっていたことは、大きく間違っていなかった。
そう感じました。

しかし次の瞬間、それよりもはるかに大きな後悔が押し寄せてきました。
再現答案を見ながら「あのキーワードさえ入れていれば」と思いました。
1点差。
わかっていても、直視するのがつらかったです。

この経験から学んだのは、「後悔」には2種類あるということです。

後悔の2類型(心理学・意思決定研究より)

①行動の後悔(やったけど失敗)⇒時間とともに薄れやすい。
「やってみた」という事実が残る。

②不作為の後悔(やらなかった後悔)⇒時間が経つほど大きくなる。
「あのとき動いていれば」が消えない。

239点の後悔は、行動の後悔でした。
全力を出した上での1点差です。
悔しくても、前に進む力になります。
怖いのは不作為の後悔です。
「あの2か月、もう少し本気を出していたら??」
試験が終わった後にそれを感じたとき、逃げ場がありません。

なぜ今、この話を書くのか

後悔先に立たず。

― 日本のことわざ

このことわざは通常、「後悔しても遅い」という教訓として使われます。
しかし、使い方を変えられると思いました。
他人の後悔を聞くことで、自分の後悔を先回りできる。

1次試験まで、今から約2か月です。
この2か月は、終わった後に「あのとき動いていれば」と思うか、「全部やった」と思えるかを決める2か月です。

事実として伝えます。
たった1点足りなくても、落ちます。
採点者は情状酌量しません。
そして、本丸は2次試験です。

誤解を恐れず言うと、1次試験はやれば受かります。
基礎的な知識に努力を加えれば、絶対評価である1次試験は突破できます。
420点以上かつ1科目も40点未満がなければクリアできる試験です。
やれば受かります。
だからこそ、やり切ることが全てです。

試験に臨む姿勢をパターン分けしてみました

「同じ努力をした人が合格して、自分が落ちたとき、何が残るのか」

合格・不合格は紙一重です。
しかしその後の気持ちの動き方は、努力の量と意欲によって大きく変わります。
2つの軸で整理します。

分析に使う2軸
①努力軸 ⇒ 全力 vs 中途半端(実際に行動したか)
②投入軸 ⇒ 高い vs 低い(試験勉強以外の時間を削ったか)

この2軸で、受験生は大きく4つのパターンに分かれます。
今のあなたはどこにいますか?

図を見て、自分のパターンが浮かんだでしょうか。
そして、試験が終わり結果がわかるとき、自分はどこにいると思いますか。

17代目のメンバーは下記でした!

ほとんどのメンバーが全力投球!

ですが、もちろん忙しい社会人達

時間は、使えたパターンと、使えなかったパターンで割れました。

時間は使ったけれども・・・努力が足りなかったかなーと考えたメンバーもいます。

合格していたらそれでもOK!

合格・不合格、それぞれのパターンで何が残るかを見てみましょう。

合格した場合⇒パターン別の心理状態

正直、合格であればどのパターンでもうれしいことには違いありません。
ただ、合格後の「動き出しやすさ」はパターンによって変わるかもしれないです。

パターンAの「根拠ある自信型」が、登録後に最も力強く動き出せます。
全力を出した上での合格は、「自分はやるべきことをやった」という根拠ある自己効力感を生みます。
合格後の実務補修・診断士活動への意欲も、ここから来ます。

失敗とは、より賢く再挑戦するための機会である。

― アメリカの自動車王ヘンリー・フォードが残した名言

この言葉は合格者にも当てはまります。
全力を出した合格体験は、次の挑戦への土台になります。
診断士として支援する中小企業経営者に対しても、「本気でやり切った経験」を持つ人間の言葉は、重みが違います。

不合格だった場合⇒パターン別の心理状態

初年度の自分はパターンAの「潔い敗者型」でした。
全力を出した上での1点差だったからこそ、結果を受け入れることができました。
悔しさは大きかったですが、「自分の努力が間違っていた」という気持ちにはなりませんでした。
1点差が「次に何をすべきか」を明確にしてくれたのです。

最も危険なパターンC??「やればよかった」の重さ

図3の中で、特に注目してほしいのがパターンCです。
「意欲は強かったのに、努力が中途半端だった」状態での不合格は、心理的コストが最大になります。

人は、したことよりも、しなかったことを後悔する。

― ダニエル・カーネマン(行動経済学・プロスペクト理論の研究より)

行動経済学が示す通り、不作為の後悔は行動の後悔より長期的に大きくなります。
「もっとやっていれば」という感覚は、時間が経つほど膨らみます。

今、モチベーションが落ちていてパターンCに向かっている感覚がある方ーーそれは危険信号です。
合格・不合格のどちらに転んでも、後悔の質が変わります。

社会人受験生に固有の「コスト意識」

学生受験生と社会人受験生では、メンタリティの構造が異なります。
社会人には「機会コスト」が存在するからです。

社会人受験生が払っているコスト
 ①時間:家族・趣味・休息に使えたはずの時間
 ②お金:テキスト・予備校・模試への投資
 ③精神的余白:仕事・家庭・勉強の三立による消耗
 ④キャリアの時間:取得時期が遅れるほど活用できる年数が減る
これだけのコストを払っているからこそ、社会人の不合格は学生のそれより心理的ダメージが大きくなります。
しかし同時に、これだけのコストを払っているからこそ、合格したときの「意味」も大きくなります。

リスクを取らないことが、最大のリスクである。

― マーク・ザッカーバーグ

診断士試験の受験を決めた時点で、すでにリスクを取っています。
そのリスクに見合う結果を出す唯一の方法は、全力を出すことだけです。

結論!!後悔のない負け方がある

合格・不合格を完全にコントロールすることはできません。
試験の性質上、全力を出しても落ちることはあります。
自分がそうでした。
しかし、後悔の種類は選べます。

全力を出さずに合格を逃した人には、「やればよかった」が残ります。
今ならまだ、どちらの後悔を選ぶか、自分で決められます。

今やって、後悔なし。

自分は239点で落ちました。
悔しかった。
でも、全力を出した上での1点差だったから、前に進めました。
受かったから言います。
受かってほしいから言います。

今がやる時です。
合格してください。

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後悔を先にたてる”へ2件のコメント

  1. ワッサ より:

    こうた様
    この直前期のタイミングで今回の記事を記載頂き、ありがとうございます。
    一次試験が迫るなか、緊張、不安等でなかなか現実を直視出来ない部分があり、今一つ前のめりになれない自分がいましたが、今回の記事でいろいろ気づかせて頂きました。
    試験日まで2ヶ月を切りましたが結果がどうであれ、これまで頑張ってきた自分自身の思いや診断士試験を受けたいと思った気持ちを裏切ることのないように残りの日々を頑張りたいと思います。
    ありがとうございました。

    1. こうた より:

      ワッサさん

      コメントありがとうございます!とてもうれしく思います。

      1次試験まであと少し。
      緊張や不安が日々大きくなるこの時期は、勉強方法や日々入ってくる情報に迷いやすい時期でもあります。
      自分もまったく同じでした。

      つらいと感じる日も、気分が乗らない日もあると思います。
      それは本気で向き合っている証拠です。

      ワッサさんが書いてくださった「自分の気持ちを裏切らない」という言葉、とても大切にしてほしいと思います。
      残りの日々、最後まで悔いのないよう走り切ってください!

      合格の吉報を、心からお待ちしております。
      全力で応援しています!!

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