【2次準備】2次試験を運ゲーにしないために知っておきたいこと ~ byマルコス

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こんにちは、マルコスです!今回は2次試験についての記事です!
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2次試験について
1次試験も終わってないのに2次試験の話すんの?
確かに気が早い部分あるけど、早めに知っておいた方が良いと思うことを紹介するで!
皆1次対策で忙しいねんから手短かにしときや?
いやでも昨年で1次通ってる人もいるし。。。
手短にな?
はい、鋭意努めます。。。
長くなったらすいません!笑
2次試験を運ゲーにしないために必要なこと
2次試験は選択式ではなく記述式でありながら、運ゲーと呼ばれることがあります。受験生だけでなく合格者もそのように言っていることを耳にしたこともあります。2次試験が運ゲーと呼ばれる大きな要因は、事例Ⅰ〜Ⅲにおいて「何が評価されて採点されているかよく分からない」という点があるためと考えられます。一応出題趣旨は公表されますが、それでも具体的な評価については把握しづらいです。
しかし私は見つけてしまったのです…
2次試験では何が評価されるのか、つまり「2次試験で問われている能力は何なのか」について、公式で明確に発表されているわけではありませんが、ヒント(というかほぼ答え?)となりそうな記述が実務補修(合格後の研修のようなもの)のテキストに記載されていたためご紹介いたします。
中小企業診断士に求められる実務能力
- 計画性:診断作業に計画性があり、円滑に推進できるか
- 情報収集・分析力:各種資料を入手でき、適切に分析できるか
- 理解力:診断先企業の状況やニーズを適切に理解できるか
- 判断力:問題点を的確に把握し、客観的に課題を導き出せるか
- 応用力:学識や経験を応用し、具体的な診断ができるか
- 創造力:分析を踏まえ、創意工夫や独創的な提案ができるか
- 構成力:ヒアリング結果や報告内容を理論的に整理し体系化できるか
- 表現力・説得力:相手に的確に簡潔に分かりやすく伝えられるか
2次試験の問題を見たことがない方からするとピンとこないかもしれませんが、2次試験を受けた立場で上記能力を見ると、2次試験で問われている力のことを指しているのだなと感じました。私個人の見解ですが、事例Ⅰ~Ⅲにおいては下記のように読み替えられるのではないかと思います。
中小企業診断士に求められる実務能力の読み替え
- 計画性→限られた試験時間の中で筋道を立て、回答を書ききれるか(あるいは試験対策の学習スケジュールそのものを作れるか?)
- 情報収集・分析力→現状分析やSWOT分析を多面的にできるか
- 理解力→与件文の内容を把握できるか
- 判断力→設問文の内容に基づいて与件文の必要項目を抜き出せるか
- 応用力→(特に1次試験の)知識を活用して回答ができるか
- 創造力→分析内容(強み・弱み等)とのつながりを持たせ、従来では対象企業が取り組めていない内容の提案(回答)ができるか
- 構成力→散らばっている問題文中の物事を、論理的に整理しまとめられるか
- 表現力・説得力→字数制限がある中で採点者に分かりやすい内容で回答ができるか
このように読み替えるとおぼろげながら求められていることも見えてくるのではないでしょうか。
また、テキストの別のページでは、提言を行うにあたり「論理的思考」が必要と書かれている箇所がありました。その理由も記載されており、
シナリオに論理的な一貫性があれば、経営者は納得する。
非論理的、自己中心的な提言は、経営者は理解できない。
論理的思考がない議論では、お互いが自己主張をするだけで、経営者に歩みよることはできない。
と書かれていました。経営者に提案を理解し納得・実行してもらうためには、論理的に考えましょうということですね!また、正確な切り分けはできないですが、大まかな要素として「論理的思考」は上記の「判断力」「応用力」「創造力」「構成力」を合わせたものと推察します。
これらを総合すると「経営者が理解・納得できる提案を行うこと」をゴールとして、「①経営者の置かれた状況や問題点を把握・整理し、②その状況や問題点に論理的に整合した提案を構築し、③それらを経営者に分かりやすく伝えること」が主に求められているのだと考えられます。
また、求められる実務能力(計画性除く)を①②③にそれぞれ分類すると、①「情報集収集力・分析力」「理解力」→読む力②「判断力」「応用力」「想像力」「構成力」→考える力③「表現力・説得力」→書く力、と言い換えられると思います。①②③に名称をつけるとすると、①キーワード抽出力②論理的思考力③文章構成力となるのではないかと思います。
この3つの名称ってどこかで見たことあるような…?
そう、前回記事で紹介した添削AIの評価項目です!
何が評価されているかも適切に抽出されていて、ひでまるさん本当に凄い…!
道場過去記事との整合性
また、過去の道場記事を読み漁る中で2次試験に必要なスキルなどについてまとめられている下記図を見つけました。先ほどの実務能力や添削AIの評価項目とほぼほぼ同じようなことが示されていることが分かると思います!

先代も本質を捉えていたんやね~何代目のどなたの記事なん?
何と2代目!くれよんさん!
単純計算で15年も前に作成されているのに、
今も通用する考えが紹介されていなんて恐るべし…!
なので私の推測も恐らく間違っていないのだと思います!
でも、昔から言われていることならアンタが得意げに話すことでもないんちゃう?
…………
とは言え、「2次試験って結局何を対策すれば良いの?」と感じられていた方には、モヤが一部晴れるような内容ではないかと思います!求められるものが少しでも分かると、どうすれば上手く書けたかや何をすれば良いかといった考察ができるようになり、再現性を高めていくことができるのではないでしょうか。再現性を高められれば、2次試験を運ゲーにせずに突破できるようになると感じます!特に「論理的思考力」については構成される能力が複数にわたるため、重点的に伸ばすことが必要ではないかと考えられます!
でも「論理的思考力」を高めるといっても、時間がかかりそうやし、どうすれば伸ばせるかもイマイチ分からんくない?
仰る通り!なので1次試験前ではあるものの、受験生の皆様に早めに知っていただきたいと思い今回ご紹介しました!「論理的思考力」は普段から意識することによって伸ばすことが可能だと思いますので、試験勉強に限らず意識いただくのが良いと思います!また、どのようにすれば伸ばすことができるのかは、私の取り組みと合わせて次回の記事でご紹介したいと思います!
その他2次試験に関して言われることについて思うこと
ここからは「運ゲー」の他に2次試験に関して言われることについて、個人的な見解を述べたいと思います!若干蛇足かもしれませんが、ネガティブな表現もあったりする中で少しでも前向きに捉えていただけるようになればと思い書かせていただきます!
事例を解くには解答作成マシーンになれ
マシーンになれって物騒やな。
インパクトがある言葉で、人によっては嫌悪感を覚える表現かもしれへんけど、合格するために再現性高く回答しようということを伝えたいと考えると、的を射ているのではないかな。最終的には論理的に答えましょうということになって、今回の記事でお伝えしたかったことと類似する感じになると思う!
解答は個性をなくせ
さっきのマシーンと似てるな。国家資格合格のために個性をなくさなあかんってどうなん?
個性を武器に!なんて言われるご時世からすると違和感を覚えるアドバイスかもしれへんけど、まずは求められている基本(論理的思考)があって、その基本を発揮しようと思うと個性が薄れていると感じる解答になるんやろうね。ただ、個性を出して合格しようと考えるのではなくて、最低限必要な能力を身に着けて合格した後の診断士活動で個性を出していけば良いんじゃないかなと思うな。守破離のイメージやね!
あと、提案相手が中小企業の社長というのもあって個性がそこまで求められていないっていうのはあるのかなと思う。色々な資源が限られる中で、個性的ではあるものの小難しい提案をされても、社長が理解して実行までできるのかというと疑問かな。現場ではありきたりでも実行性のある提案の方が重宝されているのかもしれんね!
独創的なアイデアはいらない
個性の話とも似てるな。でもオリジナリティ出したいっているのは分かるわ~
創造力の記載に「独創的な提案」ってあるから、オリジナリティは有っても良いとは思うけど、試験時間が限られる中、事例企業の特徴も把握しながら論理的な整合性も持たせて独創的なアイデアを出すのは至難の業…再現性の観点から考えても、自身のオリジナリティに当てはまる企業が対象になるかは分からへんし、独創性を意識しすぎるのは試験突破の点では危ういのかなと思う!
ちなみに「独創的」の意味には「新規性」の意味合いもあるようなので、「創造力」の読み替えでは「これまでに取り組まれていない内容の提案」としました!こちらの意味であれば論理的に考えられて再現性は出せるのはないかと思います!
主観は排除する
主観っていわゆるポエムってやつ?
そうやね、ポエムは徹底排除すべき!理由としては、「論理的思考」に関する実務補修テキストの記述にもあるけど、ポエム=自己主張、自己中心的な提言と捉えられていて、経営者に歩み寄れず経営者が理解できないからやろね!ポエムは実行性のある提案にはなりえないということかと!
以上です!ご参考となれば幸いです!
結局手短ちゃうな?
スイマセン。。。
過去記事紹介
今回の内容と類似する論点が語られている過去記事をご紹介します!
まずは途中でも紹介しました、2代目くれよんさん!
今回の記事で記載したこと含めて参考となる内容を多数記載いただいています。「構成要素を6割程度ヒットさせる」というのは非常に有効的な考えであり、そのためにどうすれば良いのかを考えることが再現性につながるのではないかと思います!
続いて9代目ゆうさん!
ゆうさんもくれよんさんの図を使用されています。約7年周期で掘り起こされていますね!また、模範解答が出ない理由を東大入試の方針と絡めて考察されているのは非常に鋭いご意見ではないかと思います。プロセスが大事だと考えられているのではないかという考察は非常に納得的です。
名言紹介
最近のスポーツ漫画では私のイチオシ、『ブルーロック』からの名言紹介です!
”再現性”のある成功の先にしか進化はないと思い知れ。
『ブルーロック』 絵心 甚八
(中略)
”たまたま”勝つな。勝つべくして勝ち奪れ。
『ブルーロック』は世界一のストライカーを生み出すために高校生FWが全国から集められ、負ければ一生日本代表として選ばれなくなるという厳しいルールが設けられた上で様々なチームで勝負をしていくという、「サッカー×デスゲーム」の要素を持つ異色のサッカー漫画です。
主人公の潔(いさぎ)が属するチームが劇的な展開で試合が終了し、その余韻に浸るチームに対しコーチの絵心(えご)が喝を入れた上で言ったセリフです。これまでの試合は個人の覚醒によってたまたま上手くいっただけであり、そのような成功は何の価値もない、ストライカーに必要なのは成功の再現性だ、と語ります(最初のセリフと最後のセリフの間に別のセリフが挟まれますが、より重要な点が語られる個所のみ記載しました)。
どんなコンディションでゴールを奪えたのか、ゴールまでの距離、ディフェンスの数、どこでパスを受けたか、何を感じたか…それらを踏まえて自分なりの方程式を導き出し、それをフィールドの中で再現することでゴールが量産できると伝えます。
2次試験に限らず中小企業診断士の資格学習でも同様だと思います。上手く書けた、点数が良かったと喜ぶこともあると思いますが、似ているけれども違う状況(問題)で同じように結果を出さなければ、一度の成功体験もただの偶然で終わってしまいます。上手くいった要因を抽出し、言語化できるレベルにまで落とし込むことで再現性が生まれ、結果の安定化に繋げられます。事例Ⅰ~Ⅲでは特に必要な考え方を教えてくれる名言だと思います!
今回は以上となります!明日はお休みで明後日はマツの記事です!
やぁやぁ、才能の原石どもよ。
世界一の診断士になるためにマツの記事を見るように。
(絵心はそんなこと言わないと思う…)
中小の論点について解説します!
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