会社を経営しながら診断士を目指すあなたへ

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1次直前セミナー告知

1次直前セミナーを開催します!
今回は17代目初のリアルセミナーも開催です!!

座談会形式で、17代目にあんなことやこんなことがたくさん聞けますので、
ぜひ、ご予定の確保をお願い致します。

あんまり意識していなかったけど・・・
最近、メンバーから・・・

社長!

社長!

社長!

と言われる機会が何度か有って・・・
経営者の属性での話もあっても良いのかな?と思いました。

診断士受験生の属性について

自分は、経営コンサルタント以外の仕事を生業としている会社の経営を行っています。
小さな会社ですが、サラリーマンから独立して17年ほど経ちました。
受験のきっかけなどは、自己紹介のブログを見て頂ければと思います。

下記は、中小企業診断士試験での直近1次試験の勤務先区分別人数です。

これを「経営者」と「労働者(会社員等)」の2区分に整理すると、次のようになります。


直近の2次試験です。

経営者の割合などは1次とそんなに変わりません。

今回は、属性による、合格率のお話ではなく・・・
中小企業診断士を目指す「経営者」に向けた記事になります。


昨年の1次試験申込者数は1,897人、最終的な2次試験合格者数は85人でした。
さらにその中から経営コンサルタント(自営)や他士業の方を除くと、申込者数は767人、合格者数は28人という数字になります。
自分と同じ属性の合格者が、全国に27人(筆者を除く)しかいないと思うと、なかなか感慨深いものがあります。
なお、診断士資格の取得を機に独立・開業を検討されている方にも、合格後の話として参考になる内容も後半に記載しています。

「時間がない」は出発点にしない

受験を決めた当初、最初に頭をよぎったのは「そんな時間、あるのか?」という疑問でした。

中小企業診断士の受験生の約9割は社会人です。
仕事と勉強の両立が前提になります。
さらに、家庭を持っている方も多いのではないでしょうか。
家庭持ちは、仕事・勉強・家庭が鼎立(ていりつ)しなければなりません。
そこに趣味まで加わると・・・
時間はどう考えても足りません。

「時間がないからなー」
よく聞く言葉ですねw
自分もよく使います。
便利な言葉ですが、思考を止める言葉でもあります。
(これは強めの自戒です)


あえて踏み込んで言います。

「時間がない」=「その選択をしていない」=「優先度が低い」

24時間をロボットのように管理されている人はいません。
最終的には、自分の意思で何に時間を使うかを選んでいます。
その選択に優劣はありません。
勉強しているから偉い、遊んでいるから無駄、という話ではなく、「自分が選んでいる」という事実を受け止めることが出発点だと思います。

時間は、あります。

ただ、まだ選んでいないだけです。

「時間術」を調べている間は、まだ本質に届いていない

時間術は大切です。
自分が選んだ時間をいかに効率よく使うか、とても重要なテーマです。

その中身はここに詰まっていますw

我らが関西の紅一点、すーじーがとても分かりやすく、まとめています。
自分も勉強になりました!

ただ、時間術にたどり着く前に、決めなければならないことがあります。

時間は有限です。
どれだけ効率化しても、24時間を超える量のタスクを抱えていれば、何かを削るしかありません。


今になって思うのは、当時の自分が悩んでいたのは

「時間がない」という問題ではなく、「何を諦めるか」

を決められていなかったことだったと感じます。

削るものを先に決める――そして削れないものに気づく

経営者として仕事をしていると、会食や交流会が重要な場面もあります。
新規クライアントの紹介をいただくきっかけになることもあります。
ただ、勉強を始めてからは優先順位を下げ、直前期にはゼロにしました。

会食と同時に、アルコールの量も減らしました。
理由は二つです。
一つは勉強時間の確保、もう一つは睡眠の質の向上です。
ビール大好きです。
焼酎大好きです。
ハイボール大好きです。
でも、直前期はほとんど飲まなくなりました。
ストレス発散のために飲む、という感覚も薄れていきました。
2次試験の直前になると、勉強に時間を使っても文字通り時間が足りないと感じるようになり、アルコールは意志力で断つのではなく、取捨選択の結果として自然に減っていきました。

新規施策や拡大投資も止めました。
小さな会社なので、新規営業も自分が担っています。
ただ、勉強を始めてからはこう考えを切り替えました。
「この資格の取得が、わが社の多角化に向けた投資である」と。
仕事の一環として位置づけることで、勉強へのコミットメントが自然と高まりました。
もし資格を取れなければ無駄な投資になる、という緊張感も、前向きな推進力になりました。

趣味や自分の時間も削りました。
小説、漫画、アニメ、ゲーム、SNS、動画……好きなコンテンツはたくさんありましたが、受験期間中はほぼすべてやめました。
好きなものは時間が溶けるからです。
子どもができてから減らしたバイク・ゴルフ・旅行も、引き続き控えました。

筋トレについては、内容を変えました。
筋肉痛がひどいと勉強への集中が落ちますし、鉛筆を持つのも辛くなります。
そのため、強度を抑えた筋トレと、息が上がらない程度の有酸素運動に切り替えました。
有酸素運動中は「はじめよう経済学」や「まとめシート流・絶対合格チャンネル」などを1.5倍速で視聴し、インプットの時間に充てていました。

削ったもの

・会食や交流会(アルコール)

・新規施策や拡大投資

・趣味や自分の時間

合格後の現在も、趣味に使う時間は受験前より格段に減ったままです。
時間が溶けていく感覚が、いつの間にか「もったいない」という感覚に変わっていました。

一方、削れなかったものもあります。
家族との時間です。

会食・交流会、新規施策、趣味は削りましたが、子どもとの時間は可能な限り減らしませんでした。
試験勉強中も子どもは成長します。
下の子が幼稚園に入り、いわゆる「イヤイヤ期」まっただ中でした。
妻への負担も大きかったこともあり、子どもとの時間だけは優先しました。
削れませんでした。
それも、自分が選んだことです。

誰に伝え、誰に伝えなかったか――経営者としての判断

1年目の2次試験に不合格になるまで、受験していることを知っていた大人は妻だけでした。

社員にもクライアントにも伝えなかった理由は、仕事への影響を考えてのことです。
既存クライアントに知られると、パフォーマンスの低下を疑われるかもしれない。
そのリスクを避けながら、1次試験を乗り切りました。

社内や友人に打ち明けたのは、1回目の2次試験の結果が出た後です。
1回目は「量」で攻め、2回目は「質」で攻める戦略に切り替えました。


2年目は2次試験のみに集中できたこともあり、直前期には予備校に通い、勉強の質を高めることに注力しました。
そのため、1年目ほど生活の制限を加えずに済みました。

合格後も、既存クライアントへの報告は一部にとどめています。
資格の内容が自分の力として定着し、サービスとして提供できるレベルになってから伝えるつもりです。
それまでは「資格はあるが修行中」という姿勢で、現場に顔を出しながら学び続けていきます。

早朝とスキマだけで戦う――実際の時間割

1次試験は、スタート地点は人それぞれでも、知識量とその応用力が問われる点では共通しています。
インプットに時間をかけ、アウトプットで定着させる、この繰り返しが得点につながります。

1年目の1次試験期間における、1日の具体的なタイムスケジュールはこのようなものでした。


このグラフで注目していただきたいのは、勉強時間4時間のうち2.5時間(62.5%)を早朝に集中させている点です。
スキマ時間の積み上げも欠かせませんが、経営者受験生の最大の武器は「誰にも邪魔されない早朝の時間」かもしれません。

今日やること:削るものリストを書き出す

合格を勝ち取るために、勉強の時間を捻出するために・・・
何を削りますか?

削らずに全部やり切る方もいらっしゃると思います。
否定しません。
全部出来るに越したことはないです。

ただ、「削る」という作業は、中小企業の経営においても本質的なテーマです。
資金も人も時間も潤沢な環境は、大企業にも存在しません。
今必要なことのために、優先度の低いものを意図して省く。
その意思決定が、合格への道を切り開くと思います。

さあ、何を削りますか?

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