二次試験は「ゴーイングコンサーン」を意識すれば勝てる byダイキ

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令和7年度中小企業診断士第1次試験、申込開始!
そわそわしていた受験生のみなさま、お待たせいたしました。
今日は4/24(木)。
8/1(土)の1次試験初日まで、ちょうど100日となりました。
今日の10時から1次試験のインターネット申込が始まります。
受験生のみなさま、忘れないうちにお申し込みを!
https://www.jf-cmca.jp/contents/010_c_/010_c_r07_shiken/R07_1ji_shiken_about.html

上記ページに記載のあるように、申込受付期間は4月24日(木)10:00~5月28日(水)16:00です。令和7年度よりインターネットのみによる受験申し込みに変更のため、印刷された試験案内の配布はありません。
何故か受付期間の終了時刻が「16:00」という中途半端な時間になってます。最終日に申込する方はご注意を!
今日の本題


さーて、映画でも見ながらメシでも食うか〜
⌚︎(パカッ)
🔫(バシュッ!)


(プスっ)
はひぃ〜。
事例Ⅳが苦手で道場16代目最低点(56点)なダイキの代わりに、
道場16代目で事例Ⅳ最高得点(82点)の、このオレがゴーイングコンサーンを解説するぞ!


Zzzzzz・・・
かえる博士が作ってくれたこの🎀蝶ネクタイ型変声機があれば大丈夫!

(実は🎀リボン🎀の絵文字なのは、まさきには内緒)

「ゴーイングコンサーン」とは

ゴーイングコンサーンは「企業継続の前提」だよ。
ゴーイングコンサーンとは
「会計学における重要な基本前提」の一つです。
企業会計基準において「企業は予測可能な将来にわたり継続して存在する」と仮定することを指します。
例を挙げると、固定資産が減価償却されるのは、その企業がゴーイングコンサーンを前提としているからです。
来年潰れることを前提にすると、減価償却なんてできません。
また、売掛、買掛といった信用取引が行われることも、ゴーイングコンサーンを前提としています。
企業が継続して存在する前提でなければ、信用取引なんてできませんよね?
というように、実は世の中の取引は全てゴーイングコンサーンで成り立っています。
(みなさんも無意識に、ゴーイングコンサーンの恩恵を受けています。)※受注生産とかね。

あれれ〜?おっかしいぞぉ〜
ゴーイングコンサーンを意識したら2次試験って勝てるって言ってるけど、本当かなぁ〜

Zzzzzz・・・
(ゴーイングコンサーンは「会社が社会に対して約束すること」と考えるんだ〜)
ゴーイングコンサーンは「会社が社会に対して約束すること」である。
会計学から見ると「ゴーイングコンサーン」は前提でしかありません。
営利企業の経営者は、毎日朝から晩まで自分の会社のゴーイングコンサーンを守り続けています。
企業で働いているみなさんは、明日会社が潰れる前提で働いてないですよね?
明日も来週も来月も1年後もあなたの会社は存続し続けていることを基本的に疑ってないはずです。
また、あなたの仕事の取引先についても、明日潰れる前提で取引しないですよね?
取引先企業も、自分たちのゴーイングコンサーンを守り続けているのです。
「ゴーイングコンサーンを守り続ける=企業を存続させ続けることを社会に約束する」とまずは覚えてください。
「企業を存続させ続ける」ために必要な要素は?
「企業を存続させ続ける」ために必要な要素って、売上じゃないの?


Zzzzzz・・・
(売上が高くても、赤字だったら存続させ続けれないよね。営利企業である限り利益追求しないと存続し続けれないよね。)
しゃらくせぇ!
そろそろ起きろー!!!!!


もうちょっと寝てたかった・・・
(ここまで寸劇にお付き合いいただきありがとうございました。ペースアップします)
ゴーイングコンサーン=企業が存続し続けるために必要な要素(ダイキの考え)
企業が存続し続けるために必要な要素はシンプルで「①利益を上げること」と「②(経営)体制の維持」とダイキは考えます。
①を分解すると「①−1 売上向上」「①−2 費用削減」、②を分解すると「②−1 後継者育成」「生産設備の維持」などになるかなぁと。
ゴーイングコンサーンを要素分解したイメージ
- ゴーイングコンサーン
- 利益を上げる
- 売上向上(事例Ⅱが多いけど、事例Ⅰ、事例Ⅲも)
- 費用削減(事例Ⅲが多いけど事例Ⅰも)
- 体制の維持
- 後継者育成(事例Ⅰ)
- 生産体制の維持(事例Ⅲ)
- 利益を上げる
ゴーイングコンサーンの2次試験での生かし方
ではゴーイングコンサーンをどのように2次試験に活かせばいいのか?
一問一答形式でお伝えします。
SWOTとか3C、何書いたらいいかいつも迷うんやぁ〜
ゴーイングコンサーンを意識すればいいんや。
強みと機会は、売上向上、費用削減、組織体制の維持や活性化、生産体制の維持、効率化につながりそうな要素から優先して書くんや。
弱みや脅威の場合は逆で、売上低下、費用圧迫、組織モラール低下、生産体制の非効率性をもたらす要素から優先して書くんやで。
この考え方は、事例Ⅰ〜Ⅲまで共通でダイキは意識してたで!

ダナドコ、ゲモタコ。フレームワークは覚えてるけど、点数が伸びない・・・
効果の部分でゴーイングコンサーンを意識すればいいんや。
具体的には「効果を2つ書く」ことが効果的やで!
例えば効果を「道の駅に出店し認知向上」だけで書いてしまったら、採点する先生は「こいつ、営利企業の大前提であるゴーイングコンサーンわかっとらんな。道の駅出店は営利無視か⁉️」となり、減点要素になってしまうんや。(多分)
認知向上の結果、売上が向上することも見越してるなら、「道の駅出店で認知向上し売上向上」まで書かないと!
採点する先生に「うち、ゴーイングコンサーンわかってますねん」ってことが伝われば、減点されずに点数も伸びる!

「効果を2つ書く」ことが効果的な例はいろいろあると思っていて。
例えば事例Ⅰでよく出てくる効果第1位の「モラール向上(士気向上)」も、これだけだとゴーイングコンサーンには寄与しないと捉えられることもある。
モラール向上の結果、売上が上がるのか?費用削減されるのか?組織体制が強化されるのか?まで書かないと、おそらく点数にはつながらない。
現にふぞろいを見ると「効果」の加点が「1つの効果で満点になってること」は少ないはず。
「(〇〇施策によって、(効果1)が向上し、(効果2でゴーイングコンサーン!)」と書くことが点数に寄与しそうなことは、ふぞろいでも示されています。

今日のまとめ
1)会社は社会とゴーイングコンサーン(企業として存続し続けること)を約束している
2)ゴーイングコンサーンを実現するためには「利益を上げ続けること」が重要。(営利企業だしね)
3)中小企業診断士として営利企業に助言する前提の試験である以上、ゴーイングコンサーンを意識することは大前提の大前提
4)どの事例も答案には必ず「私、ゴーイングコンサーンの大前提わかってますよ」な要素を明記する。(特に効果)
兎にも角にもゴーイングコンサーンを唱えて合格まで突き進みましょう!

ネクスト 道場ズ ヒーント!
う・ん・ど・う!

運動後の酒は美味い!
それだと本末転倒!
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こんばんは!
にっくです。
ゴーイングコンサーンの記事、ありがとうございました!
企業の大前提、重要な匂いがプンプンします!
意識します!
ありがとうございました!
にっく
にっくさん、ありがとうございます。自己流な内容ですがご参考いただけますと幸いです。
大変参考になります!ありがとうございます。「効果を2つ書く=ゴーイングコンサーン」強く意識しようと思います。あと先日書かれていたポエム解答についてのご意見激しく同意です。耳が痛くなりました(笑)
しまんと1号さん、ありがとうございます。完全に自己流な記事ではありますが、私はこの考えに至ってからパァーっと前が広がったので、ご参考いただけますと幸いです。(前の記事の件もありがとうございます。あれは今も私はミスってしまうことがあるので、、、まず共感は本当に大事です。社長はいろいろ決断してるのは事実なので。。。)