いざ、口述試験 ~対策編~ by Maki

いざ、口述試験 対策編

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こんにちは、Makiです。

すっかり寒くなってきましたねー。

本日は、私自身が2次試験の合格発表後に準備を始めて若干慌てた反省から、

少し早めに口述試験について、私の経験談をお伝えします。

まずは対策編です!

口述試験について

中小企業診断士の口述試験は、中小企業診断士として登録する資格を得るための最後試験です。

内容としては、2次筆記試験の事例に関連した質問に対し、口頭で回答します。

通常、4つ質問され、1つの質問について、2分を目安に解答します。どの事例から質問されるかは人によって異なります

また、事例とは直接関係ない1次試験の知識が質問されることもあようです。

解答時間が極端に短い場合、追加の質問があることもあります。

私自身は事例Ⅱ及び事例Ⅲから各2問ずつでしたが、各事例から1問ずつ質問される場合もあるようです。

当日の様子は改めてご紹介しますね!

令和6年度の口述試験は令和7年1月26日(日)に行われます。合格発表日は令和7年2月5日(水)ですね。

(出所:https://www.jf-cmca.jp//contents/010_c_/010_c_r06_shiken/R06_nittei.html)

口述試験は、毎年、筆記試験の合格発表から約10日後に実施されるため、発表後から対策を始めると準備期間が短いです。

年末頃から対策を始めると時間的に余裕ができるのですが、

私は筆記試験の合否がまったくわからない状態で準備に身が入らず、試験対策を始めたのは合格発表後でした。

ただ、ほらっち先生のYouTubeで、以下について確認していました!

口述試験のポイント

  • 口述試験の合格率は99%以上で、口述試験の当日に、遅刻をせずに受験して、きちんと応答できれば合格できる
  • 準備は2次試験合格後初めても間に合う

基本的には落とす試験ではないようで、解答に詰まった場合は試験官が「○○という観点ではどうですか?」等、

試験官が「助け舟」を出してくれることもあるようです。

私が参考にさせて頂いたほらっち先生のyoutubeはこちらです!↓(2023年版であり、日程は今年度と異なりますのでご注意下さい)

(出所:ほらっちチャンネル)

2次筆記試験に合格したら・・・

おそらく、多くの方も私同様、合格を確認してから口述試験対策を始められたのではないかと思います。

合格を確認されたら、以下の3つを行いましょう!

口述試験対策セミナーに申込む

受験生支援団体や予備校等で口述試験対策セミナーを開催しています。

が、比較的早く埋まってしまうため、まず開催情報を入手して、申し込みを済ませましょう。

私は、タキプロふぞろいの口述試験対策セミナーにお世話になりました。

(道場の口述試験対策セミナーは既に満席で申込できず・・・)

各団体の公式HPのリンクは以下になります。年明け少ししたらセミナーの告知があると思いますのでチェックしてくださいね。

一発合格道場の口述試験対策セミナーも準備中です。詳細の告知、お待ちください^^!

タキプロ

昨年は合格発表1月11日)に申込開始が行われています。

ZOOMの他、東京・大阪・名古屋・福岡ではリアル開催もあったようです!

ふぞろい

こちらも昨年合格発表日(1月11日)に申込開始されています。

今年も概ね同様のスケジュールではないかと推察します。

タキプロの口述試験対策セミナーは、セミナー期間が1週間程あって、1人2回まで申込できたため、

最初の方と最後の方に受講させて頂きました。

1回目はほとんど準備できていない状態でしたが、口述試験について具体的に教えて頂いた上で想定問答集をお土産で頂き、

2回目は1回目で頂いた想定問答集である程度練習して臨みました。

模擬面談の後には、合格者の方になんでも質問できる「よろず相談会」もあったので、

私は合格後、登録までの「実務補習」と「実務従事」について教えて頂き、大変貴重な情報を頂きました。

ふぞろいの口述試験対策セミナーでは、ふぞろいを執筆された皆さんが登場されたので、

2次試験の学習の際にふぞろいシリーズにお世話になった私としては、何度もお礼を伝えました・・・。

想定問答集(模範解答付き)を入手する

私の想定問題集(模範解答付き)の入手方法は、以下の2つです。

もちろん、各予備校に通学されている方は、各予備校で用意されているものを使用されると良いと思います。

口述試験対策セミナーに参加して入手

多くの受験生支援団体の口述試験対策セミナーでは、お土産として想定問答集(模範解答付き)を用意して下さっています。

既述のとおり、私はタキプロふぞろいの口述試験対策セミナーに参加して、お土産として想定問答集を頂きました。

大手予備校のWEBサイトで入手

私が入手したのは、TAC大原のものです。参考ににリンクを置いておきますね。

TAC 

「TAC 中小企業診断士 口述試験 想定問題」と検索すると、PDFがダウンロードできました。

以下↓は2023年版のリンクです。2024年度版がUPされてから使用してくださいね。

2023年度TAC中小企業診断士講座 2次口述試験対策 想定問題集

大原 こちらは申込式になりますが、既に2024年度版がダウンロードできるようです。

2024年度 中小企業診断士第2次試験(筆記) デジタル「解答解説集」・「口述試験想定問答集」 閲覧サービス(無料)お申込フォーム

2次筆記試験の与件文・想定問題(解答)を頭に入れる

与件文を見直す

さて、順番が前後した感もありますが(笑)、事例企業について問われるので、与件企業について理解する必要があります。

手元の試験用紙を隅々まで何度か読んで、与件企業についてどんな角度から聞かれても何か解答できるように理解してください。

1.1度は声に出して読む

声に出して読んでみると、黙読では気が付かなかった点や理解の間違いに気づくことがあります。

1度は声に出して読んでみることをお勧めします。

2.質問を想定しながら読む

自分が試験官だったら、どんなことを質問するか、その質問にどう答えるか、考えながら読むのも効果的です。

なお、例年まとめシートの野網先生が事例文を読み上げてYouTubeにUPして下さいます。

通勤時間なども有効活用できるのでおススメです!以下はR5年度のものです。もちろん、事例Ⅰ~Ⅳまで全てあります!

(出所:まとめシート流!絶対合格チャンネル 【資格試験・中小企業診断士試験対策】)

再現答案を見直す

この時に役に立つのがご自身の解答(再現答案)です。

想定問答集の回答は自分の言葉ではないので、言い回しなどに違和感を感じたり、覚えにくかったりします。

自分の再現答案は、自分の言葉・文章なので、違和感なく、覚えやすいというメリットがあります。

再現答案を作成されていない方は、今からでも是非ご用意ください。

自主練習

2分って、意識して話そうと思うと、結構長いんです。

頭の中で「こんなことを答えよう・・・」と思っても、いざ口に出してみると、まとまらないことも多いです。

ので、頭の中だけでなく、声に出して練習されることをおススメします。

口述試験対策セミナーだけだと回数が限られるので、受験生仲間がいる方は仲間同士で練習するもよし、

家族の協力が得られる方は家族に試験官役をやって頂くもよいと思います。

私がたいへん有難かったのは、タキプロの口述試験対策YouTubeです。

解答は毎回異なっても良いので、とにかく、聞かれたことに落ち着いて解答できるようになるまで繰り返し練習すると、

当日少し余裕をもって口述試験を受験できると思います。

昨年度の口述試験対策動画、vol.1はこちら↓です。昨年はvol.4までありました!

(出所:【中小企業診断士】タキプロチャンネル)

最後に

如何でしたか?1つでも参考になれば幸いです。

ちなみに、私、口述試験対策セミナーでは、通常よりゆっくり目に解答する練習をしましたが、

実際の試験では、緊張もあって早口になりました・・・。

が、切り口を変えて解答を付け足してなんとか解答の長さも保ち、

最後は少し開き直って、試験官の方との対話として楽しむことが出来ました。

そんな余裕を持つことができたのも、受験生を支援してくださった皆様のお陰だと、今も感謝しています!

本当に有難うございました。

次回は当日編をお届けします。

明日の担当はしんです

明日もお楽しみに~!

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いざ、口述試験 ~対策編~ by Maki”へ5件のコメント

  1. にっく より:

    こんばんは!
    にっくです。
    早めの口述試験対策の記事、ありがとうございます!
    意識を変えることが出来て助かりました!
    1つ質問なのですが、「答え→根拠」など、回答の「型」のようなもので有用なものがあれば、教えていただけると嬉しいです。
    よろしくお願いします!
    にっく

    1. Maki より:

      にっくさん
      ご質問ありがとうございます!
      口述試験の質問にはいろんなパターンがあるので、無理やり方に当てはめようとすると逆にぎこちなくなってしまうかもしれませんが、
      事例に関連した知識問題が出題された場合は、「PREP(結論・理由・具体例・結論)+事例企業に関する一言」の方法が有効ではないかと思います。

      例えば「事例Ⅱについて質問します。ふるさと納税について(中小企業診断士として)説明してください」という質問を受けたら、
      まずPREP法で以下を説明します。

      はい、それでは、ふるさと納税制度についてご説明します(※1)
      ふるさと納税制度は、自分が応援したい自治体に寄付をすることで、税金の控除や特産品の返礼を受けられる制度です(P)
      この制度は、地方自治体の財政を支援しつつ、寄付を通じて地域活性化を図る目的で設けられています(R)
      例えば、ある自治体に寄付をした場合、寄付額に応じて地元の特産品であるお米やフルーツを受け取ることができ、所得税や住民税の一部が控除されます(E)
      このように、ふるさと納税は、寄付者が地方を応援しつつ自分もメリットを享受できる仕組みと言えます(P)

      以上でもよいのですが、おそらく1分程度なので、「他には?」「〇〇という観点は如何ですか?」等の追加質問を受ける可能性が高くなります。
      ここに、自分で事例企業に関するコメントをプラスすることで、想定外の追加質問を受けるリスクを抑制します・・・。

      「B社様の場合、X焼きと地元食材・発酵調味料をセットにしたX焼き郷土料理セットをふるさと納税の返礼品とすることで、
      X市とX焼きのファンを増やすようにすることが有効な戦略と考えます。」
      以上でふるさと納税に関する説明を終わります(※2)

      この方法は、例えば、サブスクやオムニチャネルについて質問を受けた場合も応用可能です。
      ※1※2はなくてもよいのですが、若干ですが解答時間を延ばすことができます。
      また、※1を最初に言うことで、面接官に、自分が質問を正しく理解したことを伝えることが可能です。
      理解が間違っている場合は面接官が修正してくれると思います。
      なお、面接官の質問の内容が分からない場合は、「ご質問は〇〇ということでよろしかったでしょうか」と聞き返してOKです。
      中小企業診断士として適切なコミュニケーションができるかが重要な試験なので、黙り込むのだけはNGと心得ましょう!
      口述試験の良い例と悪い例は、こちら↓もたいへん参考になります。
      https://www.youtube.com/watch?v=kYLdeXLBhuY&t=117s
      (出所:【中小企業診断士】タキプロチャンネル)
      最後に、おーちゃんが紹介してくれた「聞き方のあいうえお」「話し方のかきくけこ」は口述試験でも有効だと思います。
      是非参考にしてください。^^
      https://rmc-oden.com/blog/archives/203130

      1. にっく より:

        Makiさん
        ありがとうございます!
        大変参考になりました!
        にっく

  2. テセ より:

    こんにちわ!
    本日もありがとうございます!

    口述試験の際の、回答優先順位?についてお聞きしたいのですが、、、
    回答の際は、予備校などの模範解答&想定問答を優先するべきか、自身の再現答案などを優先するべきかおすすめはありますでしょうか?

    むしろそこまで気にすることない感じでしょうかね…

    もちろん、そんなに想定通りの質問がくるとは思いませんが、口述試験で機械的に模範解答を答えるのってどうなんだろうと思い質問させていただきました!

    1. Maki より:

      テセさん
      こんにちは!ご質問有難うございます。
      まず、テセさんがおっしゃるように「そこまで気にする必要ない感じ」です^^。個人的には、内容が間違っていなければ、ご自身の再現答案を優先してよいと思います。
      理由は、自分の言葉なので口述試験の場でも「違和感なく話すことができる」と考えるからです。逆に解答例を見て自分の再現答案の内容が十分でないと感じる場合は、ご自身の再現答案を補足されるとよいと思います。解答例は、一字一句、一生懸命覚えるというより、「どんな質問に対しても黙り込まず一定の回答ができるように準備をする」ために使用して頂けるとよいと思います。Xで発信されていた、来年度の目標、拝見しました^^ご自分や、ご家族との時間も大事にされつつ、これからも頑張ってください!

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