【渾身】過去5年の得点分析 by ばん
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皆さんこんにちは!ばんです!
先日のリアルセミナーに来場いただいた皆様へ
ご参加いただき誠にありがとうございました!
主催者側の我々にとっても初の対面イベントで、貴重な体験となりました。
セミナーの時間で聞きそびれてしまったことがあれば、お気軽にコメント下さいね。
またお会いできる日を楽しみにしています!
2次試験まで2週間となりました。受験票・写真票は10/15(火)発送予定です。(JF-CMCA)
粛々と準備を進めていきましょう♪
本日は道場メンバーの得点から見る、2次試験の傾向をゆるっと解説します。
試験当日はメンタル勝負です。
多種多様な合格者の得点を知る事で、何があっても動じないメンタルを持ってほしいと思います。
※道場メンバーの得点のみをベースとした、私の浅い受験経験による分析となります。皆さんの過去問の点数と比較しながら「そんな見方もあるんだぁ」程度で、楽しみながら読んで下さいね♪
バン!くぅーあついぜ!思わず台パンしちまったぜぇ
過去の記事はこちら
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本日伝えたいこと
試験当日はメンタル&集中力の勝負です。想定外な事が起きても全力を出し切れる準備をしましょう。
Xでスペースやります!
2次試験まであと1週間ちょっとの時期に、最後の追い込みに向けて15代目メンバーがご質問にお答えします!
事前にいただいたご質問をもとにXのスペースにて実施します!
※途中参加・退室、耳だけ参加、匿名参加OKです♪
開催:10月18日(金) 20:00~
ご質問は以下のFormsから投稿ください!
チャートも得点も突き上るぞ!
ブル先輩!
2次試験の得点
去年の私は独学で2次試験を受験したので、10月の自分の追い込み方を分らずにいました。
毎日のように中小企業診断士協会連合会が発表している合格者数・合格率(リンク)を眺めて、ぐるんぐるん妄想していました。
ざっくりとした数字にすると、2次試験の受験者8500人、合格者1500人、合格率18%。
「合格率18% ≒ 5人に1人が合格」このイメージでは甘いと考えた私は、
「受験者8500人 ≒ 下位7000人中、1番にならないと合格できない」という捉え方をして自分を追い込んでいました。
7000人をブチ抜けよ!
へい!
出口の見えないトンネルを進みながら「少しでも合格率を上げるにはどうしたらよいか。。。」と日々考え、
毎日道場ブログを読み漁り、自分の回答の型を確立し、学習計画を立てました。
去年の10月後半はセルフ模試・振り返り・微調整に時間を使いました。
下記は去年のスケジュール。
おまっ!セルフ模試ばかりじゃないか!!
集中力を突き上げるのです!
これからの2週間で、厳しい追い込みや大きな方向転換をする必要はないと思います。
試験当日はメンタル&集中力の勝負です。
多種多様な合格者を見る事で、何があっても動じないメンタルを持ってほしいと思います。
本日は過去5年に遡って道場メンバーの得点をまとめました。
15代目の再現答案と得点に関しては、たいしんが詳しく解説しています。R5年の復習にお使いください。
15代目(R5)の得点・標準偏差・平均点
得点の一覧表をお見せする前に、前提知識として「標準偏差」と「平均点」の関係を説明します。
■標準偏差・・・点数における標準偏差は、各得点が平均からどれだけ離れているかを示す指標です。標準偏差が小さいほど点数が平均値に近い範囲で集まっており、ばらつきが少ないことを意味します。一方で、標準偏差が大きいほど点数が広い範囲に散らばっており、ばらつきが大きいことを表します。
■標準偏差が高く、平均点も高い場合・・・平均点が高いことは、多くの受験者が試験内容を十分に理解している、もしくは試験が比較的容易であったことを示しています。一方で、標準偏差が高いということは、特定の分野や設問に対して、得意な人は高得点を取り、苦手な人は得点を落とし、得点差が大きくなることが原因と考えられます。
以上を踏まえて、まずは15代目(R5)の「受験回数」「勉強時間」「得点」「平均点」「標準偏差」をみていきましょう。
- 受験回数・勉強時間と得点は比例しない。
勉強時間よりも、「自分に合った勉強方法の模索=質」が重要。 - 事例Ⅰ 最も点数にばらつきがあり、最も平均点が高い。
「老舗の蕎麦屋の合併」設問3・4のPMIに関する問題で点数にばらつきが起きたと推測。 - 事例Ⅱ 最も点数にばらつきがなく、最も平均点が低い。
「スポーツ用品店」設問数が4問と少なく、1問当たりの点数配分が大きい。問われている事に的確に回答する事が難しい。 - 事例Ⅲ・Ⅳ ばらつきも平均点も中程度。
試験全体は適切な難易度だが、応用的な内容や個々の理解度により得点差が生じていることが考えらる。
設問の難易度によって得点にばらつきがでるんだな!!
R5年以前はどうなんでしょう?
11代目(R1)~15代目(R5)の得点・標準偏差・平均点
標準偏差が大きい事例は、設問が難しい事が多いです。
「設問が短すぎ」or「問われ方が独特」など回答を推測しづらい設問ほど、受験者の得点にばらつきが出てしまうのです。
過去5年分の点数と標準偏差を見てみましょう。(↓横にスライドできます)
- 11代目(R1)事例Ⅰが最もばらつきがあり、事例Ⅳが最も平均点が高い。
事例Ⅰ「干椎茸乾燥機メーカーの市場開拓」設問解釈の難易度が高い。
事例Ⅳベーシックな内容。 - 12代目(R2)全事例Ⅲのばらつきが極端に低い。
事例Ⅲ「ビル建築用金属製品、モニュメント製品製造」設問がシンプルで、設問解釈が容易であった。 - 13代目(R3)事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅳのばらつきが大きい。事例Ⅰが最も平均点が高い。
事例Ⅰ「印刷業から広告制作業へと事業ドメイン拡大」90点前後の高得点者が2名。
事例Ⅱ「豆腐屋の販路拡大」設問3「フランチャイザー・フランチャイジーそれぞれに対して~」など難しい問題あり。 - 14代目(R4)事例Ⅰ・Ⅱのばらつきが小さい。事例Ⅲが最も平均点が高い。
事例Ⅰ「農業法人」各設問が短く、回答の方向性を定めづらい。
事例Ⅲ「金属製品製造業」ベーシックな設問で、比較的回答し易かったと推測。
年度によって事例の難易度が全然違うな!!
皆さんの記事を見ると、試験当日の手応えと得点は全く関係が無いみたいです。
各年度の「標準偏差」の一覧を見てみましょう。
- 事例Ⅰ 最もばらつきが大きい。
得意な方は点数が上振れしやすい。 - 事例Ⅱ R3年を除きばらつきは少ない。
最も得意不得意が分かれにくい。しっかりダナドコで回答し「できた!」と手応えを感じても、意外と高得点が取れない。 - 事例Ⅲ ばらつきは少ない。
得意不得意が分かれにくい。製造業のイメージが湧かず「できなかった、、、」と感じていても、意外と得点できている。 - 事例Ⅳ ばらつきは毎年大きい。
もともと会計の知識がある方は点数が伸びやすい。
最後に年度別「平均点」一覧です。
- 事例Ⅰ 平均点が70点を超える年が2年ある。
最も高得点が狙いやすい。(設問解釈を的確に行い、聞かれている事に素直に答えましょう) - 事例Ⅱ 平均点が60点を下回る年が2年ある。
最も高得点が狙いにくい。(基本ダナドコで回答。奇をてらう回答は避けましょう) - 事例Ⅲ 平均点が安定している。
出題の傾向は安定している。(分らない設問は基本に沿った回答で加点を狙いましょう) - 事例Ⅳ 平均点が安定している。
出題の傾向は安定している。(CVPはマストで対策。労働生産性などにも注意しましょう)
各年度の得点分析は以上になります。
道場メンバーの得点のみをベースとした、私の浅い受験経験による分析となります。
皆さんの過去問の点数と比較しながら「そんな見方もあるんだぁ」程度で読んで下さいね♪
伝えたいこと
いい意味で試験当日の手応えは当てにならない。どんなに手応えが無くても最後まで全力を出し切ろう!
「奇跡は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!!!! ”奇跡”ナメんじゃないよォ!!!!」
ひぃぃぃ!
おまけ
ラスト2週間に向けた心構えとして、この名言をお送りします。
神は細部に宿る
ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ ドイツの建築家(1886-1969)◀リンクあり
ミースは20世紀のモダニズム建築を代表する、ドイツ出身の建築家です。シンプルかつ洗練された建築美として、現代の建築や街の景観にも多大なる影響を及ぼしています。
この名言は「建築家の思い入れは建物のディテールにこそ表れる」という意味で、建築の細かい部分の造り込みや納まりの綺麗さが建築全体の値打ちも決めるという考え方です。
建築に限らず「物事は細かな部分こそが重要である」「些細な部分にまで気を配ることが、そのものの完成度を高める」という考えに気付かせてくれます。
たった1問、たった1キーワードが合否を左右する2次試験だからこそ、細部にこだわっていきたいですね。
例えば、、、
- 2次試験に関して、重要なのに面倒臭がって後回しにしている事は無いですか?
- 当日の時間通りのセルフ模試を行いましたか?
- ベストの状態で試験当日に臨む為に、今から準備する事を細かくリストアップしていますか?
- あなたの回答は、誰が読んでも理解できる「分かりやすい」文章になっていますか?
後悔しないために、あと一歩踏み込んだ復習・振り返りをしましょう。
伝えたいこと
これまでの2カ月半、やり残した事は無いか振り返ってみましょう。
体調には気をつけろよ!
当日のコンディションが一番大事!
最後に
いかがだったでしょうか。
本日は過去5年分の得点分析をお届けしました。
難しい設問が来たとしても冷静に対応してくださいね。
また、「神は細部に宿る」を意識して、ライバル8500人より細部にこだわった準備をしていきましょう。
応援しています♪
明日はAZUKIによる「ティルト」に関する記事です!
AZUKIさん、ティルトってなんですか?
えっ!?ばんティルト知らないの?ださっ。
明日教えるわ!ググッちゃだめやで♪
バン!くぅーあついぜ!思わず台パンしちまったぜぇ
・・・
Xでスペースやります!
2次試験まであと1週間ちょっとの時期に、最後の追い込みに向けて15代目メンバーがご質問にお答えします!
事前にいただいたご質問をもとにXのスペースにて実施します!
※途中参加・退室、耳だけ参加、匿名参加OKです♪
開催:10月18日(金) 20:00~
ご質問は以下のFormsから投稿ください!
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こんにちは!
にっくです。
スーツアクターのアルバイトをしていた事があるのですが、その時に社長がずっと言っていた言葉があります。
「ホットなハートとクールな頭で」
まさにこれですね!
記事の最後の方、グサグサ刺さりましたが、本番に向けて万全の体制で臨んでいきたいと思います!
ありがとうございました!
にっく
にっくさん
こんにちは、ばんです。
去年の今の時期の自分に激を入れるつもりで、あえて厳しめに書いております。
にっくさんにとって悔いのない2次試験になる事を願っています。