【1次試験】皿回し学習法 教材と回し方 by Maki
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こんにちは、Makiです!
GWも終わりましたね。
ここから1次試験まで、一気に駆け抜けましょう!
今回は、中小企業診断士試験1次試験の学習方法の1つとして有名な、「皿回し学習法」について、
私が使った教材と、回し方をご紹介します!
はじめに
”皿回し学習法”ってなに?
皿回し学習法とは、複数の皿を落とさないように回し続ける”皿回し”のように、
中小企業診断士1次試験7科目の合格水準をキープする学習方法です。
(保有資格によって免除になる科目もありますが、
それでも複数科目、しかも結構広く、ある程度深い内容が問われますよね・・・)
本日の要点
まずは、本日の要点です。
中小企業診断士1次試験 皿回し学習法
- 基本の教材&皿回しの棒 スタディング(スマート問題集・過去問セレクト・過去問)& AI実力スコア
- 追加した教材① 過去問完全マスター(過去マス):同友館
- 追加した教材② スピード問題集(スピ問):TAC出版
- 過去問活用時の注意点
- 今日のおまけ~暗記3兄弟ミニ参考書~
お時間がない方はここまで。お時間がある方はさらに読み進んで、
1つでも2つでも、具体的にお持ち帰り下さい!
基本の教材&皿回しの棒 スタディング
自分で計画を立てなくてよいように、活用したのが、おーちゃんや一蔵も使っていたスタディング。
私は”学習スコア”をペースメーカーとして活用しました。こちらです↓。
計算ロジックの詳細は不明ですが、基本的には問題を解くと点数が伸びる仕組みです。
私は、爆弾科目化による足切りの可能性も考えて、できるだけ平均的に得点を伸ばしていくようにしました。
しばらくやらないと点数が下がっていくので、下がったら下がった科目を解きなおすことを繰り返しました。
スタディングは、スタディング流の”スピ問”であるスマート問題集と、”過去マス”である過去問セレクト、
それに皿回しの棒がセットになっているイメージです。
ただ、スタディングの出題は、基本的にABC学習法でいうところのAB科目が中心と思われ、
爆弾科目化すると足切りになる可能性もあったため、皿回しする教材の数を増やして対策しました。
どの教材を回すかは、ご自分の状況と試験までの時間などにより検討が必要です。
決してすべて回す必要はありません。
追加した教材
私が皿回し学習に追加した教材は2種類。中小企業診断士試験受験生の間では有名な、”過去マス”と”スピ問”です。
①過去問完全マスター(過去マス):同友館
中小企業診断士試験の試験範囲、広すぎ!
どの資格試験にも言えることかもしれませんが、中小企業診断士試験は、特に過去問が重視されているように感じます。
おそらく、試験範囲が広くて深いため、時間に限りがある中で、
テキストを隅から隅まで読んで覚える方法では対応が難しい、効率が悪い、ということが挙げられると思います・
過去マスの良い点は、
☆彡分野ごとにまとめられているため、いわゆる”ヨコ解き”ができる、不得意分野を集中的に練習できる
☆彡法務や中小も法令改正・受験年度のデータに対応している
☆彡解説が詳細
最初は解けない問題の方が多く、「問題集」として接すると落ち込むので、
「読み物」(問題が先にあるテキスト)として活用すると良いと思います。
3周ほど蛍光ペンなどで線を引きながら読むうちに、
「こう問われたら、こう考えて、こう答える!」という回路がつながっていきます!
②スピード問題集(スピ問):TAC出版
過去問を理解することが最も重要ですが、私たちを取り巻く環境は常に変化しています。
新しい傾向の問題も出題される可能性もあり、スピ問は、新しい論点の確認に使用しました。
こちらも解説が詳しいので、読みながら覚えていきます。
選択肢の中には何度も登場するものがあり、解説を読みながら、問われやすい論点を押さえていきます。
過去問活用時の注意点
過去問活用時は、前回のブログでもお伝えしましたが、特に法務と中小について、
古いものを覚えないようにする必要があります。
過去マスは「法改正や制度変更にも対応!」と表紙に書いてあるので大丈夫だと思いますが、
私が受講していた際、スタディングの過去問の回答は古いままでしたので、
スタディングの過去問は傾向を見ただけで、皿としては使用しませんでした。
(スマート問題と過去問セレクトは、法改正などにも対応していたと記憶しています。)
過去問も更新されているとよかったなぁ。
その他
その他、通勤や家事、運動中は、スタディングや、YouTubeの音だけ聞きながら耳学しました。
特にほらっち先生のチャンネルには、暗記3兄弟の中でも最後に勉強を開始した中小企業政策の語呂がいくつもあったので、
毎日聞いていました。
今日のおまけ~暗記3兄弟ミニ参考書~
暗記3兄弟(法務・経情・中小)補足として使用したのが、
「最速合格のための要点整理ポケットブック(TAC出版)」です。
こちらは、持ち運びしやすいサイズで、
例えば中小では「ゼブラ企業」など独自の論点の紹介もあり(出題はされませんでしたが)、
疲れたときの息抜きに、中小企業診断士試験に関連する読み物としても参考になりました。
まとめ
まとめると、私は、スタディングを基本教材として、過去マス・スピ問を追加して皿回し学習を行いました。
中小企業診断士1次試験 皿回し学習法
- 基本の教材&皿回しの棒 スタディング(スマート問題集・過去問セレクト・過去問)& AI実力スコア
- 追加した教材① 過去問完全マスター(過去マス):同友館
- 追加した教材② スピード問題集(スピ問):TAC出版
- 過去問活用時の注意点
- 今日のおまけ~暗記3兄弟ミニ参考書~
皿回し学習法については、答えを覚えてしまうので効果がないという考え方もあります。
確かに解答の記号を覚えるのは意味がありませんが、
解説とセットで解答を覚えることができれば、試験本番や実務でも役立つ知恵に昇華できると思います。
一次試験まで残り100日切りました。
悔いが残らないように走り切りましょう!
明日は、「しん」がお送りします!
よろしく!!
運営管理の過去問、解いてみたよ~!
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お疲れ様です!
皿回しについての記事、ありがとうございました。
一科目どのくらいの期間で一周されたのでしょうか?
参考に教えていただければと思います。
かるぼさん、こんにちは。ご質問ありがとうございます!
たしか春セミナーでも皿回し学習法についてご質問頂いていたように記憶しています。
(間違いだったら申し訳ありません・・・)
✓例えばページ数の多い経済学だと、1/24に開始して最終が3/3なので、ご質問への回答としては、「約1.5ヶ月」ということになります。
✓財務・会計等、全体のページ数が少ないので、7科目それぞれについては、1.5ヶ月~1ヶ月というのが回答になるかと思います。
少し具体的にご説明しますと、私の場合、「いつまでに何ぺージ終わらせたいか」で割り算して、ざっくり1日何ページ進めるか目安を立てました。経済学の例だと、全体で概ね600ページなので、600ページ÷45日で1日10~15ページくらいの計算になりますでしょうか。
☆間に出題傾向や解説のページもあるので、解く問題数としてはそんなに多くないです!
☆1回目は、数分考えて解けない問題は、先に解答を確認して解き方を理解します。ここで若干ハードルが下がります!
☆2・3回目は、1回目で悩まずに解答できたものは飛ばして進めるので、徐々に負荷が小さくなっていくのが嬉しいポイントです^^
これが最終的に7科目になるので大変なのですが、1冊ずつ同じように回しながら、
覚えたことを忘れないようにしていきました。問題への反応速度?解答速度?も繰り返す内に少しずつ早くなっていくと思います。
また、終えたい期限やページ数は、あくまで目安として、平日の遅れは週末に調整するようにしていました。
(あまりガチガチにすると窮屈になってしまうため、継続できる仕組みにすることを重視しました。)
ご参考になりましたでしょうか。
中にはどうしても理解できないものもありましたが、そんなに多くなかったので、そこはあまりこだわらず、基本的な問題を間違えないように繰り返し確認するようにしました。
詳しくお知りになりたい科目や他にも気になることがあれば、遠慮なくいつでもご質問くださいね。
お待ちしています!
Makiさん、早速返信ありがとうございます。
そうです、春セミナーでも質問しました!(笑)
限られた時間でしたので、今回コメントで細かく伺えて良かったです。
※企業経営理論の過去マスだけでも850ページあるので回せないと思ってましたので伺いました。
ただ、「☆」の部分を見て短縮できるイメージが湧きましたので早速やってみたいと思います!
ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いします。
かるぼさん そうですよね、7科目というのが負担ですよね・・・。
私は経済学は初学者だったので3回解答しましたが、企業経営理論は若干馴染みがあったので2回にしました。
7科目あるので、「苦手科目の足切回避」・「得意科目で得点カバー」など、ご自身の戦略に合わせて、力のかけ具合を調整されると良いと思います。
試されているかもしれませんが、企業経営理論の長い文章、なかなか意味がつかみ辛い場合は重要単語にぐりぐり○を付けたり、
文節ごとに「/(スラッシュ)」を引きながら読むと、理解しやすくなるかもしれません。
それから、こちらもご存じかもしれませんが、
適切なものを選ぶのか不適切なものを選ぶのか思い間違いをしないように、
①設問文が「適切」の場合は適切を○で囲み、「不適切」の場合には不適切に×をつけ、②選択肢には、番号に全て○×を付けるようにしました。少しでも参考になれば幸いです。。。
先日コメント頂いた脳のカメラアイ機能も十分活用しながら、体調に十分注意して、残り約80日、頑張って下さい!