【ゆるわだ】模試350/430位でも本番296点~2次試験直前期の過ごし方~ byりいあ

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はじめに

りいあ
りいあ

こんにちは。お久しぶりのギリギリ人間りいあです。
私の診断士受験における一つのギリギリ体験をお届けします。

みなさん、模試は受けましたか。

今年度は直近で、MMCの模試が9/23頃にありましたね。今週末には結果が返ってくるころでしょうか。

私は昨年度、模試を2つ受けました。TACとMMCです。TACは試験50日前、MMCは試験29日前にありました。

私はストレート受験だったので、TAC模試(50日前)の時点ではまだ解法も固まっておらず、とても勝負になりませんでした。

一方、MMC模試(29日前)の時点では、解法もほぼ固まり、自分の思う正解というものが少し描けてきていました。

受験した手ごたえもそこそこ…

なんとなくそれなりにできた感覚があったので、試験結果が届いてから、うっかり放置していました。

しかし、試験8日前になってふと気になって見た受験結果は、なんと順位が350/430でした!(ショックのあまり記憶がざっくりです)

受験生りいあ
受験生りいあ

いやいや…!嘘…これはダメでしょ…
あれ?自信あったのに…
ああ……終わった……

これには私も絶望したよ
ていうか、またギリギリまで放置したね

内なる中小企業診断士
内なる中小企業診断士
フリイア
フリイア

さ、さすがのオレもいまのは死ぬかと思った……このフリイア様が死にかけたんだぞ……
そんな私ですが、試験本番では296点という高得点で合格することができました。そこから、模試の注意点や試験直前期の過ごし方についてお伝えします。

意外にも、模試結果を放置したことが結果的にりいあを救ったんだよね

内なる中小企業診断士
内なる中小企業診断士

(今回は、ノウハウではなくマインド寄りの記事です。ご注意ください。)

模試の意義と注意点

まずは、模試の意義を確認したいと思います。

模試の意義

2次試験模試は受けるべきか?と聞かれたら、私は受けることをおススメしてきました。(セルフ模試でもいいと思います)

私自身も2回模試を受けました。

そんな私の思う、模試を受ける意義は以下の通りです。

2次模試を受ける意義

・本番の予行演習ができる(重要度:★★★★★)

・添削してもらえるので自分の答案の良いところ悪いところがわかる(重要度:★★★☆☆)

・他の受験生と比べた自分の立ち位置がわかる(重要度:★☆☆☆☆)

本番の予行演習ができるが…

本番の予行演習ができるのは、模試受験の最大の意義です。

タイムスケジュール、緊張感、初見問題、トラブル等、色んな事に慣れることができます。

そういう意味では、過去問を使ったセルフ模試でも十分効果はあります。

逆に言うと、

注意点1回模試を受けたから終わり、というものではない。

試験本番に近づくにつれて、何回も何回も当日同様のスケジュールや手順を繰り返し行って慣れることが望ましいです。

私の場合は、定期的にセルフ模試を行うとともに、試験前日以外の直近3回の休日は全て、過去問を使って当日のスケジュールで予行演習を行いました。

また、気づきがあっても、何も対策を講じないと効果は薄くなります。

予行演習をしてわかった問題点や不安要素に対しては、具体的な改善策や予防策を講じて対抗できるようにするべきです。

私の場合は、試験数日前でも、本番で使う筆記用具や電卓の種類、机上での配置、タイムスケジュールの細部など、細かな改善を行いました。

添削してもらえるので自分の答案の良いところ悪いところがわかるが…

模試を添削してもらうことで、客観的な指摘を受けることができます。

これは、勉強会や予備校の答案練習を通しても得られる効果です。

キーワード採点の偏重、論理の破綻、視点の偏り・漏れ、文章の癖、誤字など、自分では気づけないところに、飛躍的に伸びるきっかけが潜んでいる可能性が高いです

大前提として、柔軟な姿勢で指摘を受け止め、自分の解答を見直すことが必要です。

その上で、

注意点必ずしも全ての指摘が的を射ているわけではない。

理由は3つです。

  • 模試の問題自体が本番の問題や過去問とは傾向が違う。
  • 添削者は、試験本番の採点方法や模範解答を知らない。
  • 2次試験の特殊な試験問題を直近でより多く解いているのは、予備校の先生よりも受験生かもしれない。

なので、添削の指摘については取捨選択する必要があります。

特に、試験の約25日前である今から10日間ほどは、やろうと思えば大きな弱点強化策ができる最後の期間です。

だからこそ、急に飛び込んできた情報に慌てて振り回されることには注意が必要です。

私の場合、直前模試について、8日前というギリギリまで中身を確認せず放置していました。

なので、試験の約25日前から10日間ほどは、模試の結果も知らず、自己分析に基づく弱点強化対策に熱中していました。

結果的にはそれが幸いし、慌てがちなタイプの私でも、試験前の大事な時期を模試の結果に振り回されず有効に使うことができました。

なお、私の場合も、客観的な指摘の取り入れをしたことはあり、試験の約35日前に勉強会での先輩の指摘を受け大きな方向転換をしました。

これは、冷静に十分な時間をもって弱点強化をすることにつながったので、大変効果がありました

また、模試の結果についても、もはや時間がなく大きな対策は何もできませんでしたが、添削内容を確認し、「確かに!」と思うところをいくつかFPに落とし込むことはしました。

この中には重要なものもあったので、粗々でも復習することは有益でした。

他の受験生と比べた自分の立ち位置がわかるが…

他の受験生と比べた自分の立ち位置がわかります。

これが最も曲者ですね。

数字が出るだけに気になりますが、

注意点励みにはしても、意識しすぎない。

理由は3つです。

  • 模試の問題自体が本番の問題や過去問とは傾向が違う。(さっきと同じ)
  • 添削者は、試験本番の採点方法や模範解答を知らない。(さっきと同じ)
  • 受験者の多くがその予備校の添削の癖に慣れている。

特に気になるのは最後の項目ですね。

本番とはちょっと違う予備校の問題を、本番とはちょっと違う予備校の採点方法で添削することに慣れた予備校生に、そのルールの中で勝てないのは当然です。(決して負け惜しみではないです!)

そして、そのちょっと違うルールで勝つことにそこまで意味はありません

(もちろん勝っていたらそれが一番いいです。)

本番のルールで勝てればいいのです。

私の場合、予備校の添削結果を見た上でも、どうしても自分の解答の方が正解に近いと感じる部分が数か所ありました。(実際にそうだったのか、勘違いなのかはわかりません。)

私は、過去問と、ふぞろいや道場などの合格者答案を元に勉強を進めてきました。

試験までの約3カ月で、最終的に75事例を解きました。

これまでの努力をふまえ、自分の方が部分的には実践に近い感覚を持っているのではないか、という自信がありました。

なので、試験8日前の悲惨な結果は、あてにしないことにしました。

また、模試受験時から結果が出るまでの間にも、集中して弱点強化に取り組んできました。

模試の順位はある時点の古いものです。試験当日には、はるかに逆転させているに決まっています。

さらに、先輩の合格・不合格体験記を参考にすると、「模試の結果が良くても必ずしも本番の結果が良いわけではない」というのは良くあることのようでした。

なので、「予備校の模試結果と本番の結果は逆になる」というジンクスを勝手に自分の中に捏造し、模試の悲惨な結果を「むしろラッキー」と励みに変えました。

個人的には、良かった人は自信を持ってでも謙虚に慎重に悪かった人は信じない。こういった占いのような受け止め方がちょうど良いと思っています。

数字が出るだけに結果が気になりますが、意識しすぎるといいことはありません。

2次試験直前期の過ごし方~合格者のリアル~

次に、私の体験から、2次試験25日前以降の各時期にやったことをまとめます。

試験まであと25日~まだまだやれる、むしろ今が伸び時、弱点強化!~

試験約25前から10日間ほどは、まだまだいくらでも強化できる、むしろ一番追い込んだ時期でした。

私がやったこと

・事例Ⅳ30日完成!の復習

・事例Ⅳ過去問 10年分

・事例Ⅰ~Ⅲ過去問 合計10事例

・セルフ模試1回

この時期はまだ、大規模な弱点強化策がガッツリできます。

私の場合は、勉強当初から事例Ⅰ~Ⅲを優先していたため、後回しにしていた事例Ⅳが全く合格点に届いていませんでした。

また、馴染みのない分野の事例Ⅲもまだ合格点には届いていませんでした。

ここから約10日間は、弱点科目の事例Ⅳと事例Ⅲに時間を集中投入しました。

私が重視したこと

解答骨子作成までを40分で繰り返し論理強化。(事例Ⅰ~Ⅲ)

答案の分析に時間をかけ、見えたコツをFP化。(事例Ⅰ~Ⅳ)

事例ごとの特徴をブログ・参考書から集めFP化。(特に事例Ⅲ)

ミス防止・時間配分・時間節約を念頭に作法再検討。(事例Ⅳ)

・過去問演習にあわせてミスノートを作成しFP化。(事例Ⅳ)

試験まであと1週間~やること・やらないことを決める~

大したことではないのですが、残り1週間を落ち着いて過ごすために、残り7日でやること・やらないことを書き出しました。

そうしないと、焦りから空回りしてしまいそうでした。

書き出すことで、意思を固め、安心することができました。

私が決めた【やること】

・自信を持つこと・自分を信じること

・今まで培ったスキル・ノウハウ・知識を残らず試験場に持っていくこと

⇒過去6年分の過去問復習

⇒FPに気を付けることをまとめる

⇒FPに切り口・キーワードをまとめる

・自分史上最高のパフォーマンスを発揮すること

⇒事例Ⅳだけギリギリまで解き続ける

⇒体調第一に、23時までに寝る

私が決めた【やらないこと】

・不安になって自分・解法を見失うこと

・急に手を広げたり、脱線したり、やり方を変えたりして迷走すること

⇒新しいテキスト・問題

⇒新しい手法

・後悔すること

試験まであと4日~不安になったら、味方を書き出す~

焦りがちな時期だからこそ、冷静な現状分析をして、試験本番で味方になるものを書き出していました。

得点推移からは、伸びていることの確認ができます。

こなした事例数からは、例年の合格者に並ぶ経験値を積んでいることが確認できます。

他にも、自分の得意なものや役立つツールを、味方として書き出しました。

私の味方

事例Ⅰ:新鮮な1次知識、幸の日・レイヤー、組織のメリットデメリット

事例Ⅱ:小が大を超えるマーケティングの法則、ダナドコ、ジオデモサイコ、インターネット活用

事例Ⅲ:ザ・ゴール、生産管理・生産統制、QCD、4M、IT化

事例Ⅳ:新鮮な1次知識、簿記2級、経営分析、CVP

人によって味方になるものは違うと思います。

ぜひ、あなただけの味方を目に見える形に書き出してみてくださいきっと力になってくれます

私の場合、書き出したものはFPの一部として、試験当日も自分を励ますために何度も確認しました。

おわりに

いかがだったでしょうか。

今日は、負けないで!ということを一番伝えたくてこの記事を書きました。

模試の結果、日々の伸び悩み、本番のトラブル、他の受験生の存在、色々なものがあなたの合格への道を遮ろうとしてきます。

でも、どうか負けないでください。

あなたの頑張りを一番知っているのはあなたです。

複数回目の受験だったり、職場や家族との調整が難しかったり、何かと天秤にかけたり、長い期間本気で志して勉強してきたら、苦い思いもたくさんしてきたと思います。

その苦しみを一番わかっているのはあなたです。

どうか、あなただけは試験終了の最後の瞬間まで、あなたの合格を信じ続けてください。

世の中にノウハウはたくさんあります。でもそれは、努力で自分のものにした人にしか使いこなせないものが多いです。

これまで重ねた努力が、本番に連れていくあなたの最大の味方です

こんな強い味方いないです。どんなトラブルも困難も大丈夫。

残る期間、思いっきり頑張って味方をさらに増やしてください。

日々頑張るあなたを心から尊敬し、応援しています。

りいあ
りいあ

本日は、少しのんびりと、ゆるわだでした。
明日は、YOSHIHIKOからお役立ち情報です!

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【ゆるわだ】模試350/430位でも本番296点~2次試験直前期の過ごし方~ byりいあ”へ5件のコメント

  1. しの より:

    いつも通勤の際やスキマ時間などに読ませてもらってます。
    ありがとうございます。

    ワタシは、設問解釈が上手くできていないからか、その設問で答えるべきワードを違う設問で使ってしまうことが多くあります。(例えばQ3で使う生産統制のことをQ2で書いてしまったり…)

    りいあさんは、設問への回答ワードの選択ミスを避けるために意識していたことはありますか?

    1. りいあ より:

      しの様

      いつもご覧いただきありがとうございます。
      設問解釈は私も途中まで苦手としていました。
      逆に、私の場合「設問解釈ができる≒筋の通った解答ができる」ようになると、急に60点を軽く超えるようになりましたので、ここは大きな壁であると同時に大きなチャンスだと思います。

      さて、私が対策としてしたことは以下の2つです。
      ①(訓練として)設問解釈を集中特訓し量をこなす
      ②(解き方として)「つまり○○」で考える

      当たり前なことかもしれませんが、これらはとても重要です。
      特に②の方は要注意です。「ふぞろい」等の有名教材を使った試験対策で、穴になりやすい点です。
      「その設問で答えるべきワードを違う設問で使ってしまう」とのことですが、2次試験では設問とワードをそのままの形で適切に結びつけるのは大変難しいと思います。
      私の場合、与件文確認後(解答骨子作成前)に、各設問を要約し「つまり○○(を聞いている)」と狙いを定めます。その上で、要尺した解答を「仮定」して、それを具体化するためのツールとして与件文のワードを使います。メリットとして、要約(=単純化、抽象化)することで、設問の本質が見えます。また、各設問間の相互関係が見えやすくなります。各設問の全体を見て相互のつながりが見えると、より各設問の方向性を定めやすくなります。

      このやり方については、意識している人もしていない人も、ほとんどの人が最終的には行っていることだと思います。私の場合は自然にはできなかったので、①の訓練の中でその必要性に気づき慣れるように努めました。人によっては、レイヤー分けだけで補うことができたり、TBCの抽象化やMMCの理論のように予備校独自で理論化されたものを習得したり、色々な場合があると思います。私は①でした。
      ①の具体的方法としては、私の場合、40分間でA設問解釈⇒B与件文確認⇒C解答骨子作成を繰り返し、特にBとCの間で「つまり○○」の考えを使い、要約した形で各設問や全体の筋が通るかを見極める訓練をしました。また、復習時に、1~2度だけですが、徹底的に設問や模範解答を「つまり○○」と一言で表し、図示しながら各関係を整理してみました。

      また、事例Ⅲは例年切り分けが難しく(R3年度もとても難しかったです!)、合格者も含め切り分け切れないことも多いので、一定レベル以上はリスク分散の解答方法(設問間の重複を許容など)を取るといったの選択肢も必要かもしれません。

      以上です。
      しの様のお悩み解決のために、少しでも役立つと嬉しいです。
      合格されることを心から祈っています。肌寒くなってきましたが、身体に気を付けて頑張ってください!応援しています。

      1. しの より:

        丁寧に答えていただきありがとうございます、大感謝です!

        抽象化、要約するよう意識して明日過去問解いてみます!

        今後もりいあさんの記事楽しみにしています!フリーザネタも結構好きです!

        改めてありがとうございます!

  2. ベア より:

    りいあ様、力強い応援ありがとうございます。
    道場・ノウハウを通じ、りいあ様を大きな目標とさせて頂いております。
    まだまだ自信は持ててませんが、今までの自分を味方にして頑張りたいと思います。

    1. りいあ より:

      ベア様
      コメントありがとうございます。
      道場を役立てていただいて大変嬉しいです。
      また、いつも綱渡りな私なぞを目標にしていただけるとは恐縮です。
      試験まで短いようで十分時間があります。これからさらに飛躍されることと思います。
      ベア様が合格されることを心から祈っています。頑張ってください!

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