【企業経営理論】労働法規問題の捨て方

どうも、TAKUROです!
先日の夏セミナーにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

やはり、直接読者の方と顔を合わせてお話できる機会が何より嬉しいです。

1次試験終了後にも、二次試験対策セミナーを開催する予定です。
今、1次試験に全力投球している方ともそちらの機会でお会いできるのを楽しみにしています!

さて、私は、最高に忙しかったのではないかと思われる7月も終盤にさしかかり、夏休みを頂戴しました。
実務補習の先生にテニスに誘っていただいたり、全然相手をしてあげられなかった子供を家の前でプールに入れたり、子供と一緒にプランターで育てているすだちの木についたアゲハ蝶の卵、幼虫、さなぎを観察したりしています。

このブログ更新日が夏休みの最終日ですので、また明日から気合を入れ直して、1次試験直前期を駆け抜ける皆さまに負けずに頑張っていきたいと思います!

本日は、企業経営理論の労働法規に関するお話です。

労働法規問題への対応

労働法規問題は、毎年3~4問程度出題されます。

弁護士or社労士と診断士とのダブルライセンスを狙っていたり、人事部歴が長いといった事情がない限り、
この分野が得意という人は少ないのではないでしょうか。

こんちゃんの記事にもありましたが、一番最後に余った時間で解くということでもよいと思います。
捨て問にしている人も多いのではないでしょうか。

さて、私、TAKUROは…といいますと、会社側の労働法務を専門の一つにしているので、
この分野は得意!…というより、この分野ができないと、私の家族は明日からご飯を食べていけません。

そのため、プロダクトアウトな思考をすれば、「労働法務専門弁護士のTAKUROが教える!労働法規必勝法!」とでも題して記事を書けばよいのですが、この時期に新しいことに手を広げるべきではありません。

やはり、診断士としては、マーケットインの思考をとり、受験生ニーズに合わせた労働法規の記事が書けないものか…ということで、自分の専門なのに悲しいですが、「労働法規の捨て方」についてお話していきます。

労働法規問題の心構え

労働法規の問題は法律の細かい事項が出題されることもあり、捨て問にする、ということでもよいかもしれません。

とはいえ、企業経営理論の全40前後の問題のうちの3~4問ということは、約1割を占めているので、できれば1問くらいは取りたいところです。

あれ?

3~4問、選択肢は4択…

お気づきの方も多いと思いますが、労働法規問題は、テキトーにマークしたとしても、期待値的に1問は取れる計算です。

そこで、TAKUROがお伝えしたい、労働法規の取組み方その1は、「どうせ1問はとれるから気楽に取り組みましょう!」ということです。

過去7年の分析

労働法規の問題を捨てるにしても、全てを捨てるのも忍びないな…というかたへ

過去問の傾向を見て、ピンポイントで勉強しておいた方がよいところはないでしょうか?

私の手元には2019年度版TACの過去問(平成26年~平成30年)+自分が受けた令和元年の解答解説があります。そして、これに昨年の問題を加えて、傾向を見てみたいと思います。

出題分野から見える傾向

下の図は、過去7年の出題分野をまとめて表にしたものです。

その分野から1問出題されていれば1点、ア~エのいずれか1つで出題されていれば0.25点として、点数をつけてみました。

基本的に労働法規の問題は捨てるけど、ヤマを張って一部分だけ勉強するのであればどこか?を分析してみたいと思います。

働き方改革関連法案の影響で労働時間規制に関する出題が多くなり、ポイント4点で断トツのトップです。

高度プロフェッショナル規制など未出題の分野もあり、今年も見過ごせないのですが、高プロなどはどうしても細かい部分を覚えねばならず、直前期の費用対効果として、いま一つな印象です。

もし、これから労働時間規制の勉強をしたい方がいる場合にも、高プロなどの改正点には深入りせず、時間外割増のルールを簡単に押さえておく程度でよいのではないでしょうか。

私のおススメは、黄色く色を塗ったうち、労働時間規制以外の部分です。

賃金、就業規則、労働契約の条件、解雇・退職などは、テキストの解説も比較的平易なうえ、ここ2年間未出題なので、出題可能性もあるのではないでしょうか。

なお、労働安全衛生法関連も2.5点と高得点で、出題可能性もあるのですが、どうしても細かい部分まで頭に入れなければならず、今回のおススメからは外しました。

TAKUROがお伝えしたい、労働法規の取組み方その2は、「ヤマを張る場合は、簡単かつ出題可能性の高いところを!」です。

そこまで言って、もし出なかったらどうするんですか?

読者の皆さま
読者の皆さま
TAKURO
TAKURO

その時は、ごめんなさいとしか言いようがないので、あとは、TAKUROへの怒りを現場での力に変えて合格を勝ち取ってください!

困ったらどの肢をマークすべき?

労働法規を全部捨てる、もしくは、上で指摘した一部だけ勉強する、という方法を採用した場合、どうしても勘でマークすることになります。

そんな皆さんのために、労働法規の過去7年の過去問で選択肢のうち、どれが多かったかを検証してみました。

10代目 makino 【渾身】わからない問題を、鉛筆転がしする前に

の労働法規特化バージョンです。
(ただただ労働法規分くらいしか調べ切れなかっただけではありますがものは言いようです笑)

中身が薄い割にダラダラと長い表で申し訳ありません。

結果、アが9回で一位、イが8回で二位という結果になりました。

個人的には、困ったらウ、5択のときはエを選ぶのが大学受験時代からの私のルールなのですが、意外や意外、アが正解になる確率が一番高いという結果になりました!!

…ということで、困ったら鉛筆を転がさずにアを選択しましょう!

TAKUROがお伝えしたい、労働法規の取組み方その3は、「労働法規で困ったら『ア』を選べ!」です。

直前期なのになんかふざけてない?

読者の皆さま
読者の皆さま
TAKURO
TAKURO

ふざけているように見えますよね💦 本気です!ヤマを張る肢を選ぶために時間を使うなんてもったいない!特に労働法規でヤマを張る肢を選ぶのに時間を使うくらいなら、さっさと肢を決めてマーケティングの問題に行きましょう!という熱い(?)メッセージと受け取ってもらえると嬉しいです笑

諦めないと意外と何とかなる

以上、ヤマを張る場合に選ぶべき選択肢までおススメしておいてなんですが、労働法規の過去問を見ていて、気づいたことがあります。

考えれば、意外と何とかなる選択肢も多い、ということです。

例えば、平成30年第24問ア

「期間の定めのない労働契約を締結している労働者については、いかなる場合でも定年年齢まで解雇することはできない。」

…いかなる理由でも解雇できない、そんなわけありませんね。

既に道場12代目に入ってからも何度も指摘されていますが、法律関係の問題で「いかなる場合も」、「必ず」、「常に」という内容は、不正解になる可能性が高いです。

法律家は断定的なことを言いたくない(例外があるかもしれないから)ですし、ましてや試験問題にの正解に疑義が出るのは困ります。試験問題を作成しているであろう弁護士や社労士の方の心情を慮ると、「常に」「必ず」の入った肢が正解になりにくいのは、同業者としてよくわかります。

さっき、根拠もないのに困ったときには「ア」を選べって断定していた法律家がいたような…

検討時間を決める

これは、労働法規の問題に限ったことではないのですが、本来捨て問と考えていた問題に多くの時間をかけるべきではありません。

そのため、冒頭で触れたこんちゃんの作戦のように最後に余った時間で、本記事で触れたような方法を使って粘る、というのは合理的かもしれません。

また、以前、私の記事でふれたように、最初に設問の左上に通し番号を振っておくと、1問当たり何分かけてよいかが分かります。これを目安に全体のペースに遅れが出ない範囲で粘ってみるのもよいかもしれません。

TAKUROがお伝えしたい、労働法規の取組み方その4は、「粘れば何とかなる問題も多い!時間を決めて粘ろう!」です。

まとめ

今日お伝えしたい事項は以下のとおりです。

(改めて振り返ると、およそ労働法務の専門家とは思えない内容で大変申し訳ございません。)

今日のまとめ

1.労働法規問題は、確率的に1問は当たる!気楽に臨みましょう!

2. 賃金、就業規則、労働契約の条件、解雇・退職の問題は、テキストも平易だし、出題可能性あり!もし短時間でヤマハリ勉強するならこの分野!

3.一般常識で正解できる選択肢もあります。時間配分に気を付けつつ粘りましょう!

4.どうしようもなくなったら、選ぶべき選択肢は、「ア」!(アが違うなら「イ」)

※用法用量を守ってご自身の責任で正しくお使いください(特に4番)

私の次のブログは、1次試験前に私が書く最後の機会となります。
暑い日が続いていますが、水分補給に気を付けながら、最後まで走り抜けてください。

心から応援しています!!

明日はこんちゃんです☆

Follow me!

【企業経営理論】労働法規問題の捨て方”へ2件のコメント

  1. ロム より:

    TAKUROさん、先日は夏セミナーお疲れ様でした!
    先輩の診断士の方とテニスを通じて交流できるというのはいいですね!
    私もずっとテニスは継続してやっているので、いつか私もテニスを通して診断士の方と交流したいですw

    労働法規問題は、完全に捨てたくはないけど改めて深堀したいわけでもないし、うーん……と迷っている状態でしたので、どうしたもんかと困っておりました。
    確実にこれは違うだろう、という選択肢を省いていきながら残った選択肢を絞るにはどうすればいいかと思っておりましたが、まさか「ア」が正解になる場合が多いとは!
    勿論確実にそうだとは思いませんが、本番選択肢で迷った際には「ア」を選ぶことも真剣に検討しようと思いますw

    1. TAKURO より:

      ロムさん

      コメントありがとうございます!
      そうなんですね!テニスで広がる交友関係もいいものですよ!
      弁護士業界でも診断士業界でもテニスを通じて人間関係が広がることがあるので、ぜひ合格して診断士のテニスにも参加されると良いと思います。
      コートでご一緒できるのを楽しみにしていますね!

      法務の民法と経営の労働法は、出題数の割に対象範囲が広すぎるので、ある程度の割り切りが必要だと思っています。
      とはいえ、アが多いのは意外ですよね。
      本記事を書いた結果、私は、労働法の今年の解答速報にアがいくつあるか、今から気が気でなくなってきました笑
      うまく勉強内容にメリハリをつけて残りの期間も頑張ってください!

コメントを残す