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出題傾向の変化なし
一次試験の傾向変化はなんだったのか

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おはようございます。こばです。
二次筆記試験の合格発表まであと2週間を切りましたね。
先日、プロ野球のベストナインが発表されした。今年からルールが改正され重複投票が可能となり、大谷翔平が投手とDHの2部門で受賞しました。
さらに、昨日MVPが発表され
パリーグ:大谷翔平
セリーグ:新井貴浩
大方の予想通りの結果となりました。

また、今年導入したコリジョンルールも、夏に改正されました。

生産管理において重要になるのが、ルールの周知徹底。でも、ルールをただ守ればいいだけではなく、上記のようにルールが現場に則してないのなら変えてしまう必要がある。

今年の事例Ⅲのはそのようなことが必要な内容であったと思います。

前回に引き続き、TACTBC大原の3社分の模範解答を比較します。
模範解答は各自確認。

□解答比較□

問題1:カット野菜業界における C 社の a 強みと b 弱みを、それぞれ40 字以内で述べよ。

この問題は定番ですね。去年までと同じ内部環境分析になっています。
この場合、基本的に2つの切り口で分析を行います。

・生産面
・営業面

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3社とも強みに営業面、弱みに生産面を持ってきています。
過去の事例企業では技術力が高いことが定番でしたが、今回の企業は違います。
クレームが多発するなど生産管理で問題がある状況です。
弱みがあり過ぎて、どうまとめるかが困りますが、

・組織として生産管理ができていない(統制)
・クレームが多発している(品質)
この2つの要素を入れながらまとめればいいと思います。

問題2:現在 C 社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を 160 字以内で述べよ。

続きまして問題2。
少し問題の表現が違いますが、過去の問題と同じ内容です。
生産管理面での対応策とありますので、取引先の拡大などの営業面での助言はできません。
現状の弱みの克服がテーマになります。
しかし、問3、問4の解答でも同じような回答が必要になるので、どう与件文を対応させるかですが、重複しながら使えばいいと思います。

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3社とも同じような内容になっていました。

収益性の向上に繋がる対応策であるため、基本的には重複作業などの無駄な業務を減らすことを助言しています。
また、それを効率的に行うための計画や実際の費用がどうだったかをチェックするための管理体制を変更する流れです。

この問題でクレーム対応への対応策を入れるか少し悩みましたが、
クレーム対応は問3がメインの問題になるので、入れなくても良いと思います。

問題3:C 社では、クレームを削減する改善活動を計画している。このクレーム改善活動を 最も効果的に実施するために、着目するクレーム内容、それを解決するための具体的 対応策を 120 字以内で述べよ。

平成24年や平成27年にも図表はありましたが、与件文の補足情報という意味合いが強く、図表を読み取らなくても回答ができました。しかし、この問題は与件文の内容からではなく、特性要因図から対策を考える必要があります。

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TACのみクレーム内容を1つに絞っています。TACとしては意外な対応かと感じます。
ABC分析においてAランクに分類する上位80%に対策を立てる方が無難な対応と思います。
また、特性要因図で4Mの視点で分析しており、それぞれ異なるクレームに起因しているため、各クレームと対応しながら対策を立てるのが良いでしょう。

問題4:C 社社長は、経営体質の強化を目指し、今後カット野菜の新事業による収益拡大を 狙っている。またその内容は、顧客からの新たな取引の要望、および C 社の生産管 理レベルや経営資源などを勘案して計画しようとしている。この計画について、中小 企業診断士としてどのような新事業を提案するか、その理由、その事業を成功に導く ために必要な社内対応策とともに 160 字以内で述べよ。

これまたオーソドックスな問題です。最後は戦略と生産管理を連動した問題です。
診断士試験において、助言の方向性として高付加価値製品の提案が基本線です。設備投資の不確実性もありますが、高付加価値製品の提案で良いでしょう。

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やはり、3社とも高付加価値製品の提案をしています。
この問題では3つの内容、新規事業・理由・社内対応策を聞かれていますが、TBCの解答では理由の部分がわかりにくくなっています。

このような問題では
新規事業は○○である。
理由は○○である。
社内対応策は○○である。とそれぞれ明記するほうが無難でしょう。

一次試験で運営管理の出題傾向が大きく変化したので、
二次試験でも同様の変化があると予測していましたが、変化はなかったようです。
この事例であれば、過去問の対策を十分おこなっていれば解答は難しくなかったと思います。
しかし、この変化のないことが不気味です。来年以降どのような問題が出題されるのか。

ではまとめ。

・今年の事例Ⅲは運営管理と違いオーソドックス。
・各受験校とも同じような解答に収束している。
・過去問の対策が十分できていれば解答は難しくない。
・今年に出題傾向の変更がなかったことが、来年以降どう影響するのか。

byこば



大切なものは目にはみえない

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おはようございます。こばです。
いきなり問題です。
この2つの円と直線の全てに接する円はいくつでしょうか?


答は4つと思ったあなたは要注意かも。

今週からプロ野球もCSファイナルシリーズ開幕し、セリーグではカープが25年ぶりの日本シリーズに王手をかけた。プロ野球もいよいよ最終局面に。
そして、診断士試験当日まであと9日。

2か月以上本気で対策を行った受験生はみな合格レベルに到達しているはず。
一次試験と違い、直前期の詰め込みが勝負を分ける試験ではない。
特別な試験対策は不要。

最後の週末に行うべきことは試験当日のシミュレーション。
昨年の私も週末に、MMCのスパーリングを活用して当日の試験イメージを行いました。

そこで意識したことは

予定した行動を予定した通り実行する

先週の記事で入念過ぎる事前準備は邪念に繋がると書いた通り、決めていた行動も現場対応ができるように幅を持たせていました。緊張した場面で、全ての行動を完璧に実行することは難しい。

ミスをすることを前提に、行動をすることが重要。

各工程のミスを事前に想定する。

□ミスの想定□

ミスをすることまでイメージしておけば、ミス後のリカバリーが早期に可能となる。

回答手順ミス
時間通りに実行するも、少しずつ後ろ倒しとなり時間切れ。

よくあるミスが時間切れ。
各工程時間を遵守するあまり、各工程のバッファーをすべて使い切り余裕時間がなくなってしまう。

■対策
ボトルネック工程まで最速で実行。読む・考える・書くにおいて、生産性が一番低い工程に十分な時間を確保する。
各工程でバッファーを使うのではなく、ボトルネック工程で使い切る。

回答要素ミス
良い点数をとるために、学んできた要素をすべて盛り込む。

合格したい気持ち、自分の力を出し切りたいと思う気持ちが自分よがりな回答を書かせてしまう。
相手にわかりやすい文章ではなく、回答要素の詰め込まれた漢文のような文章となる。

■対策

1.課題は持続的競争優位性確保。

2.課題は持続的な競争優位性を確保することである。

回答要素は同じ2つの文章だが、漢字ばかりの文章は読みにくい。
採点基準が明確でない以上、ミスをしないことが重要。高得点につながると思われる回答ではなく、×にされない回答を心掛ける。

読む工夫ミス
聞かれたことがしばし意味不明。

この試験の本質である聞かれたことに素直に答える。これができない問題が多く出題される。

■対策
この問題に抜本的な対策はない。
社長の言葉に想いを馳せ、質問に対してオウム返しで対応する。
答えたふりをすることが賢明。明らかな×ではないと思ってもらえることが重要。

上記のミスは一部でしかない。それ以外のミスについても一度考えてみましょう。

 

□試験当日の心構え□

試験特性および得点開示の結果からも、二次試験は実力が拮抗した中での戦いと考えられる。
心構え1つで大きく試験の結果を左右する。

冒頭の2つの円と接線の問題の答えは8つ
4つと答えた人は、目の前の問題に集中し過ぎている可能性がある。
集中すると1点に集中する傾向がある。

その状態は緊張状態とほぼ同じ、受かりたい気持ちが視野を狭めている。
試験当日は誰しも緊張する。

その緊張状態で重要なことは

緊張した場合、複数の視点から回答を検討せず結論を急いでしまう。
そうなると目先の問題に集中し、自分が気持ちいい回答を書くだけになる。

そうならないために言葉1つにとらわれるのではなく、全体を俯瞰してみる。

言葉  ⇒ 文章
文章  ⇒ 段落
段落  ⇒ 与件
与件  ⇒ 事例
事例  ⇒ 受験生
受験生 ⇒ 作問者

どこまでも高い視点で、試験を眺める。
上から眺めれば、近いとみえない大切なものがみえてくる可能性がある。

では、まとめ。

 

・週末は試験当日の事前シミュレーション。
・ミスまで想定し、当日をイメージしておくとカバーが早い。
・集中と緊張は隣合わせ、視野を狭める。
・二次試験も同じ、試験を上からみることが可能性を高める。

 

byこば



筆記試験ではなく
リスニング試験

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おはようございます。こばです。

二次試験まで残り2週と少し。
これから追いかける指標は前回書いた通り

エラー回避率と答案再現率

この2つの数値を向上させるためには、事前準備を確実に行こう必要がある。

準備するものは3つ

この3つがあれば、エラー回避率と答案再現率は向上する。

受験生であれば差こそあれ、事前準備はしている。
となればこの3つの武器を持った状態で解いた事例の本数が勝負となる。

単純な知識試験ではないので、

過去問○回転、学習○時間などは二次試験の合否にあまり関係しないと考えている。
しかし、この3つの武器を仕上げた状態で解いた事例本数は影響が大きいと考えられる。

それでも、事前準備はこれぐらいで充分。
これ以上綿密な準備をした場合、試験当日の社長との面談で邪念が入る可能性がある。

では、試験当日に必要なものとは

□試験当日□

試験当日は4人の社長との初めての面談。
こちらが用意した話を一方的に話すのではない。社長の話を聞く塲である。

会話はとりとめなく行われるが、基本的な流れはいつも同じ。
の記事で確認。

このとりとめもない会話の中から社長の想いを感じる必要がある。

平成27年の試験中に聞こえてきた社長の声

A社長:従業員を路頭に迷わせたくない
B理事長:商店街及び地域を盛り上げたい
C社長:ビジネスチャンスを捉え利益拡大を行いたい
D社長:環境変化への対応、リスク分散

声なき声もある中、社長達の想いを酌むために必要なものがきく力となる。

 

□きく力とは□

きくという言葉で良く使われるのが下記の2つ。

◆聞く
聞こえる。「聞く」というのは、相手の声や言葉が聞こえてくるということで、「音声として耳に入ってくる」ことをさします。

◆聴く
積極的に耳を傾けて、話しを聴く。(積極的傾聴)話し手のそのうちにある感情や情感を聴きます。
「聴く」というのは、相手の言葉を聴き、「心の内面をとらえようとすること」と定義されています。

診断士試験で必要となるのが聴く力。

 

□聴くポイント□

一般的に、「聴く」という字が「耳」と「十」「四」「心」という字から成り立っているところから、聴くという行為は「十四の心で耳をかたむけて聴く」と言われています。

正確には「四」は数字ではなく、目を横にしたもの。

一般的に14の心として下記が挙げられる。

・受容する心
・共感する心
・好意的な心
・興味を示す心
・肯定する心
・優しい心
・理解する心
・ゆったりした心
・誠実な心
・先入観のない心
・明るい心
・公平な心
・信頼の心
・感謝の心

□心を整える□

試験当日に社長の想いを正しく聴くためには心を整えて臨む必要がある。

・自己主張
・合格への想い

自分を中心に相手の話を聴くのではなく、相手主体できく。
相手主体できけば、答を書くためのヒントを血眼に探そうとしなくても、面白い言葉がふとみえてくる。

相手の話を楽しむ

先程の心を整えて相手の話にそっと耳を傾けたら聞こえてくる声がある。

しかし、注意しなければならないことがある。
それが

訊くにならないこと

 

◆訊く
尋ねる。尋問する。訊き手がひたすら質問します。
訊き手の訊きたい答えを訊き出すために、訊き手が話し手を追いこむようにする姿勢です。

合格してやろうと意気込んでと望むと聴くから訊くに変化してしまう。
相手の話をきくのでなく、尋問へと変化。

社長の想いを正しく掴むためには訊くではなく、相手思考の聴くである。

そして、社長の想いを掴んだあとの回答は、質問に対してはオウム返しで対応するだけ。
オウム返しは相手に安心感を与える。

やはり、この試験の本質は

聞かれたことに素直に答える

 

byこば



今年のセ界は逆転のカープが制覇
診断士試験はどうか

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おはようございます。こばです。
先週、セ界で優勝が決定。鯉人たちの悲劇ではなく、鯉人たちの歓喜で幕を閉じた。
優勝を決めた試合も逆転勝ち。逆転勝ちできるのは地力がある証拠。
あきらめていないからではない。

1番、2番、3番は固定されているが、4番は流動的。
1番~3番が鉄板化しているため、4番が変わっても戦い方がブレない。

診断士試験においても事例Ⅰ~Ⅲを鉄板化しているか否かで
事例Ⅳの戦い方が変わる。

事例Ⅳだけで一発逆転があることが判明した昨年。
それに対応して事例Ⅳが易化したことで点数が伸びず、スト生の合格が減少

今年はどうなるか。

それでは本題へ、
まずはテーマの確認から

□事例Ⅳテーマ□

費用対効果の測定
儲かるかどうかを数値で判断

事例Ⅳのキーワードは儲かるか。
基本的に事例Ⅳは現状分析である経営分析に始まり、改善策の費用対効果の測定に終わる。

テーマがイメージできたら、読む際の着眼点を明確にする。

□読む際の着眼点□

大局的にどうこの事例をとらえるかがポイント

まずは師にしっかり学ぶ

■事例Ⅳのポイント~工程設計~■

オリジナルデザイン:解答結果が全ての設問に連鎖している。
起きうるエラー:設問1を間違え、以降も全滅。
変更後のデザイン:設問を全て把握し、解答手順を計画し実行する。

◇事例Ⅳの着眼点◇

事例Ⅳ:重要なことは計算力ではない
何をするのか、あらかじめ処理手順を計画し計算処理を行う。

時間がないからとひたすら問題演習だけだと答えを覚えるだけになる。
必要なことはその問題だけ対応できることではなく、どの問題でも対応する力である。

 

□こばの事例Ⅳイメージ□

平成21年以降の設問一覧

第1問 第2問 第3問 第4問
H27 □経営分析 □CVP分析
予想PL
□NPV □リスク
H26 □経営分析 □NPV □セールスミックス □デリバティブ
H25 □経営分析 □投資計算
予想CF
□品質原価
H24 □投資計算
予想PL、経営分析
□CVP分析 □企業価値
H23 □経営分析とCF □受注の可否 □セグメント別損益 □リアルオプション
H22 □経営分析 □CVP分析 □NPV □投資有価証券
H21 □経営分析 □財務レバレッジ □CVP分析 □デリバティブ

 

事例Ⅳで問われる分野は限定されている。
平成21年以降、変化はない。
変化した部分は事例Ⅰ~Ⅲと同様、未来を予想する出題が多くなっている点。
予想PL、予想BS、予想CF。
未来を予想し、助言する力が事例Ⅳでも試されている。

一次知識がそのまま二次に応用される事例Ⅳにおいて、1つ1つの論点だけを解くのなら難しくない。

勝負の分かれ目は

80分で正確な処理ができるか

論点別の学習だけに終わるとこのタイムマネージメントの能力が備わらない。
これからラスト1か月は年度別に解き、その力を養う。

論点別の学習で各論点の判断条件を事前にまとめ、年度別の学習で当日の処理を練習する。

当日は淡々とその条件にそって処理を行うのみ。
一部であるが各論点の判断条件、処理手順のまとめ。

■経営分析■

経営分析に時間はかけない、目標処理時間は10分。
得点開示の結果からどの指標を選択しても得点差はないと判断。

◆収益性
商品のことしか特徴が書かれていない ⇒ 売上高総利益率
人件費高騰、業務重複、新規業務で費用増 ⇒ 売上高営業利益率
借入れ金が多い ⇒ 売上高経常利益率

◆効率性
過剰在庫がある ⇒ 棚卸資産回転率
遊休資産や設備維持の投資 ⇒ 有形固定資産回転率

◆安全性
投資などの体力がない、負債多い ⇒ 自己資本比率
現金等の減少や負債の増加 ⇒ 当座比率

■予想PL■

与件文のPLの横に丁寧に記入する。勝負の分かれ目。計算ミスは命取り。ここを間違えると後の問題に連鎖。
この問題を起点にCVP分析やNPVの論点に繋がる。

◆処理手順
①売上
単価×数量でどっちらかが変化する。単純な掛け算。

②変動費
販売価格変化しても変わらない。数量変化との条件指定があると変わる

③固定費
条件指定で変化
追加設備や取替投資で減価償却費が変化

④営業外収益
基本ないまたは配当金などの条件指定

⑤営業外損失
利息とその他
借入れ金の増減で変化

⑥その他
基本そのまま変化なし

⑦特別損益
設備の売却で変化

⑧確認方法
単純計算と増減値の差額が一致するか

■CVP分析■

出題されると勝負の分かれ目になる可能性が高い。

1.売上高
2.変動費
3限界利益
4.固定費
5.利益

この5つしか登場しない。この5つを確認したら公式に当てはめるのみ。
変動費率で処理するより限界利益率で処理した方が小数点への対応が行いやすい。

投資の経済計算

FCFを計算することが最重要。投資をしたことによる変化を確実に押さえる。

◆差額原価か総額原価の見極めポイント
〇差額原価
条件設定が投資により売上が何%増えたや費用が何%減った

〇総額原価
条件設定が売上がいくらで費用がいくらと記載

FCF
①営業利益×(1-法人税率)+減価償却費±運転資本の増減-投資額
②営業CF+投資CF

※残存簿価ありは要注意
1.除却損のタックスシールドは税引後キャッシュフローにプラスする
2.売却価格は投資キャッシュフローにプラスする

最後に事例Ⅳにおいて計算力は求められていない。
工程設計力、正しい処理ができるかである。

ではまとめ。

・今年のセ界は逆転のカープが制覇。
・事例Ⅳのポイントは工程設計力。
・ラスト1か月は論点別の学習⇒年度別の学習に切替
・80分の処理手順の練習

byこば

 



地域活性化のその先に

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おはようございます。こばです。

今年の夏は短かったように感じたが、鯉のぼりの季節はまだまだ続く。
25年ぶりの優勝に向けてカープが突き進む
関東でも意外とファンが多く、カープ女子はニュースでも大きく取り上げられた。
着実にファンを増やして来たが、四半世紀も優勝から遠のいている。
プロ野球チームの究極の目的は優勝すること。
この一点に集約される。

では事例Ⅱの企業の究極の目的とは何か。

□事例Ⅱテーマ□

売上拡大
地域活性化

いかに売上を上げるか。この一点だけです。
コストは度外視。
費用対効果は関係ない。
販促やイベントも売上が上がる可能性があるなら実施可能。
そして、自社の売上を上げるための手段として、地域住民との関係性を強化する。

テーマを押さえたら、本質である読むポイントを確認する。

□読む際の着眼点□

大局的にどうこの事例をとらえるかがポイント

まずは師にしっかり学ぶ

■事例Ⅱのポイント~事前想定~■

オリジナルデザイン:問題本文の根拠が多すぎる
起きうるエラー:根拠に翻弄され、時間が足りなくなる。
変更後のデザイン:問題要求から必要な根拠を想定し必要な情報を探す。

◇事例Ⅱの着眼点◇

事例Ⅱ:売上の拡大が中心テーマ
未対応のニーズに対応することが売上拡大を図るカギとなる。
費用対効果は必要ない。コストは無視。フットサル場すら作る

今年も27年同様に難しくなることが予想されるが、問題本文から根拠となる未対応のニーズを探すことは同じ。

・既存客の未対応のニーズ、不満
・新規顧客の未対応のニーズ

さらに、多すぎる根拠はグルーピングし、数を減らすことでわかりやすくする。

□こばの事例Ⅱイメージ□

事例の企業は毎年変われど、事例のテーマは変わらない。

ちなみに平成21年以降の企業はこちら

業種 論点
H27 商店街 マーケ戦略の助言、地域活性化
H26 旅行業者 ソーシャルマーケティング、需要創造
H25 水産練メーカー ブランド、POSデータ分析、費用
H24 芋焼酎メーカー 連携、コーズリレーテッドマーケティング(洪水)
H23 眼鏡専門店 サービスマーケ、インターナルマーケ
H22 食品スーパー ターゲットマーケ、インターナルマーケ
H21 スポーツ用品店 フットサル、町おこし

 

様々な企業で出題されようとも、事例のテーマを明確化することで回答の方向性が決まる。
問われたことを明確にとらえことができなくとも、テーマを基にした回答であれば事故は起きない。

事例Ⅱについてざっくりまとめたものを掲載します。

・地域密着型の経営で売上拡大を目指す小規模企業
・未対応のニーズに対して、企業連携で経営資源を有効活用して対応する。
・競合と差別化した高付加価値商品及び地域密着で客数を増やし売上を拡大する。

そして事例Ⅱの設問を回答する場合に必ず意識すべきことがある。
それが売上を分解すること

客数 × 客単価

この2つに分解して今回の設問ではどちらが問われているのかを明確にする。
どちらかを向上させるための施策を問われる。
その手段としてマーケ戦略4Pが存在する。

今年の事例Ⅱも難化が予想されているが、回答は売上拡大の一点集中で活路を見出せるはず。
売上を拡大するためには、客数と客単価を上げなければならない
この2つを上げるためには未対応のニーズに応えること。
未対応のニーズは今年も書かれていない可能性が高いので、合理的な類推が必要。
既存ニーズの裏を読む。

ではまとめ。

・事例Ⅱのテーマは売上拡大。
・地域活性化も売上を上げるための手段。
・売上を上げるためには客数と客単価をあげる。
・事例Ⅱが難化した場合は、既存ニーズの裏が未対応のニーズ。

byこば



ゴールだけを見据えて

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おはようございます。こばです。
夏の一大イベントも間もなく終わり、これから秋に向かって行く。
リオオリンピックで柔道の復権が印象的でした。
精神論からの脱却。
各国、金メダルをとるために、オンリーワンではなくナンバーワンになるために鎬を削っている。
その中で精神論だけで戦うのは難しい。
日本柔道もリオオリンピックに向けて、組織全体で変革を行い。
今回の飛躍に繋がった。
そして、診断士試験も未来に向かって変化を遂げて行く。
過去の成功体験にすがるだけでは合格は難しい。
今年の変化に対応するための戦略が必要になる。
そこで、過去の受験生ノウハウに縋るか、試験の本質を師に教わるかは自分次第。

今回は事例Ⅰについて考えてみたいと思います。

□事例Ⅰテーマ□

強みの維持強化
企業の持続的な成長発展

昨日、noriも書いたように事例Ⅰ~事例Ⅳにかけてテーマの粒度が小さくなります。
事例Ⅰは表面上では組織・人事に関する事例となっていますが、その裏には戦略が流れています。
このテーマを見失わずに、回答を書くことが重要となる。

 

□読む際の着眼点□

大局的にどうこの事例をとらえるかがポイント

まずは師にしっかり学ぶ

 

■事例Ⅰのポイント~具体化~■

オリジナルデザイン:問題文の指示が抽象的でわかりにくい。
起きうるエラー:何を探せばいいのか不明なまま問題本文に飛び出し、探すものを誤る。
変更後のデザイン:問題要求を具体化し、探し物を明確化する。

◇事例1の着眼点◇

事例Ⅰ:強みの維持強化が中心テーマ
強みがどう関係するのかという着眼点を持つと問題要求を具体化しやすくなる。

平成27年の試験には表面上は強みは書かれてない。
マーカーを引いて字面だけを追うとわかりにくい

師は事例対策において読む工夫しか話さない。
なぜ話さないか、それは事例対策の本質が読むであるから。

一次試験を突破する受験生にとって、考える・書くの対策はそんなに難しくない。

事例Ⅰは与件文の根拠が希薄と言われている。これは事例のテーマが壮大な企業の持続的な成長発展であるから。
そのため、何を聞かれているのかを正しく忖度しないと、与件文のヒントに気づかない。

気づかない理由は書かれていないから
書かれていないことをいくら読みとろうとしても無理である。

このテーマをイメージしておかないと何を聞かれているのかわからない。

□こばの事例Ⅰイメージ□

事例の企業は毎年変われど、事例のテーマは変わらない。だから、事例のイメージをどう持つかで回答の方向性が決まる。これを適切な方向に持っていることが重要となる。昨年に事例Ⅰについてざっくりまとめたものを掲載します。

・成長発展を目指すそこそこ大きい企業に対して、外部環境の変化や内部環境の変化を分析してあげて経営課題に対する戦略、組織、人事の助言を行う。
・経営課題を探して解決し、社長の想いを実現する。

戦略と組織人事の事例
誰に何をどう売るか、
そのために、

組織面で、
部門面で、権限面で、コミュニケーション面で、
人事面で、
採用面で、配置面で、評価面で、報酬面で、育成面で、

外部環境の変化に対してまだ、未対応なことがある
そこを社長さんに教えてあげる

外部環境は
事例企業以外のことを探す、与件に必ず答えがある。
予見+まとめの言葉(これは類推)

 

内部環境は事例企業のこと、近年などの過去の変化について
上手くいっている理由
⇒変化に対応する改善をしたから、専門部署設置や能力開発したなど
失敗の理由
⇒変化に対応する改善をしていないから
あるべき姿の逆のことをしたから

事業展開として

成長戦略
抽象度を高く、市場浸透、新商品開発、新市場開発
多角化戦略は基本ない。

 

差別化戦略
誰に対して何をどう売って差別化
競合企業の逆を書く。

組織は戦略に従う。事例Ⅰはこれが重要。
新しい戦略に対して組織は変革される。

□回答要素□

助言の方向性が見えたら、後は回答する文章を準備する。
この試験に求められている力は論理的な思考力ではなく、
適切な処理手順
診断士としての診断業務を行うための正しい処理ができるかが問われる。

80分で正しい処理手順を行うためには、事前準備が必須。
そのために、回答要素を下記のように整理すると80分の処理が高速化できる。

合格者の再現答案にも高度な日本語は書かれていない。
平易で読みやすい文章である。
因果関係、一文二義。○○なので、○○である。
1つの文章で2つの意味を持つ。

回答要素

回答要素※ダウンロードできます。

このエクセルに自分で回答要素をまとめて事例に臨む。
書く内容を事前に準備すると80分で確実に処理が終わることが可能になる。

では、まとめ。

・組織は戦略に従う。
・事例Ⅰのテーマは強みの維持強化。
・ゴールを見据えて回答を書く。
・回答に必要な要素は事前準備。

byこば



試験の傾向変化は加速
しかし、試験の本質は変わらない
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おはようございます。こばです。
今年の夏は熱いイベントが満載。
4年に1度の夏季オリンピック、リオ五輪。
日本は初日からメダルラッシュ。

そして、男子体操団体で12年ぶりの金メダルを獲得。
あの伝説の実況、『伸身の新月面が描く放物線は栄光への架橋だ。』から早12年。

当時はMAX10点、そこから高難度の技に対する加点、ミスの減点などがなされて採点が行われる。
そして、2009年からの採点方式の改正

このようにルールが変われど、採点基準を明確にしてもらえるのなら二次試験も助かるのだが・・・

明確な採点基準は不明であるが、一定数の合格者は存在する。
この事実を基にどう対策を立てるか。

まずは二次試験の概要から確認。

■二次試験概要■

筆記試験は、「経営革新・改善」、「新規事業開発(既存事業の再生を含む)」などの中から、次のように出題 します。
・事例Ⅰ:「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・事例Ⅱ:「マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・事例Ⅲ:「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・事例Ⅳ:「財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」

つまり、一次試験の企業経営理論・運営管理・財務会計の知識を活用して解答する試験である。

□二次試験の対策□

 

概要に書かれていることはわかるが、では実際に何から対策をスタートしたらいいのかイメージできない人が多いのではないのでしょうか。
私も去年そうでした。
一次試験であれば、試験対策の方法は確立されている。

テキスト ⇔ スピ問 ⇔ 過去問

順番はどうあれ、この3つ内にある知識を覚えて理解すれば合格点が獲得可能。

しかし、二次試験において活用するテキストや問題集及び、対策方法は確立されていない。
道場でも二次試験における基本理論は存在しない。

これは二次試験の解答が公表されないため、合格答案の基準が明確でないことが考えられる。
その曖昧な試験において、1つの革命が起きた。
得点開示。
昨年の3月に岡崎により二次受験者(合格者)の点数がわかるようになった。

■合格基準■

この得点開示により、合格基準が1つ明確になった。
AAAAだけではなく
BBBSによる事例Ⅳだけの大逆転合格も可能であることが判明した。

さらに上位20%が合格する相対試験であると言われていたが、
試験案内通り総得点240点以上でかつ40点未満がないことが合格基準とわかった。

この環境変化をどう捉えるかで、今後の二次対策は変化する。
さらに今年は1次運営の傾向が変化した。
この変化は2次事例Ⅲの変化を暗示しているのか。気になるところである。
得点開示により試験傾向の変化が加速した可能性がある。

■二次対策■

 

二次において具体的な対策方法は確立されていない。
しかし、二次対策に必要なものは3つしかない。

読む ⇔ 考える ⇔ 書く

この3つの力をどう二次試験に適応させるか。

読む、考えるを強化する方法がイメージできますか?
多くの方はイメージできないのではないでしょうか。

なぜできないか。それは無意識の中で行っている行動になるからです。
無意識でできてしまうからこそ、強化する方法も難しくなっている。
しかし、一次試験を突破した受験性には二次試験に合格するために必要な力は十分あります。
どう二次試験に適応させるか。強化ではなく適応。

今年の動画昨年の動画で伝える工夫は今年も同じ、読む工夫。

読む工夫を伝える理由は

試験の本質が聞かれたことに素直に答えることだから

そんなことはわかっていると怒られそうだが、これが本質。

本質はシンプルにその物事を表現している。
そのため、簡単にできそうに思ってしまうがこれがとても難しい。
だから、合格率が20%前後で推移しているのである。

今年の自分なら、動画のように読む対策から始めない。
では、何から始めるのか。それは次回以降の事例別対策で言及したいと思います。
話は少し戻るが、二次試験において重要なヒントが名実況の中にある。

ではまとめ。

・二次対策は確立されていない。
・得点開示により合格基準が明確化された。
・しかし、得点開示により試験の変化が加速。
・試験の本質は聞かれたことに素直に答えること

byこば



改題その3

こんにちは、こばです。
財務改題シリーズ、好評かどうかわ不明だが、ある一定の人は見てくれている模様。
現在、論点別に問題を出題しているが、論点別だけの強化をすると実は危険。
知識が論点のぶつ切りとなり、コンボ問題が来た場合お手上げとなる。

これは筋トレで各部位の筋肉は増量し肉体改造は成功したが、野球のパフォーマンスは低下してしまった状態と似ている。
しかし、まずは各部位の筋出力の最大値を向上させることは後々の飛躍に繋がる。

野球の動作とバランスがとれた場合、以前より力まずに同じ力を発揮することが可能となる。この進化は余力を持ったプレーを可能とさせ、試合トータルパフォーマンスを向上させる。

勉強でも同様に最大出力を上げておくと、試験本番での脳の体力温存に繋がり、試験全体の結果が向上する可能性は高い。
1次試験では財務は2科目目。午後科目に余力を持たせた状態で終了したいところである。

第3弾は現在会社で第1四半期の締めを行っているということで、決算整理。
決算整理は受験生時代、あまり意識してませんでしたが頻出論点です。特に、売上原価が繰り返し出題されている。
診断士の作問者は原価が好きですから、当然か。

まずは、決算のポイントを超ざっくり確認。

■決算整理とは
・期中仕訳の修正や、期中取引としては認識されない取引に関する処理などを年度末に行うこと。
■売上原価 =期首商品 + 仕入 ― 期末商品

それでは本題の

□過去問改題□

平成27年 第1問(改題)
売上原価
※棚卸数量の差異が発生している原因は洪水により、商品が販売不能になっているためである。

設問①売上原価として正しいものはどれか。

ア:610,000円
イ:640,000円
ウ:670,000円
エ:700,000円

設問②棚卸資産の評価を行った。正しい処理はどれか。
ア:季節商品で市場の価値は低いが、損傷などはないためそのまま期末棚卸高として計上した。
イ:季節商品で市場の価値は低いため、商品評価損を行い特別損失として処理を行った。
ウ:季節商品で市場の価値は低いため、商品評価損を行い売上原価の内訳科目として処理を行った。
エ:季節商品で市場の価値は低いため、商品評価損を行った。この評価損は損金不算入となり、将来加算一時差異となる。

 

□解答解説□

問①
正解はイ

まず、この問題の処理手順を確認。
手順1:期末商品棚卸高を計算。
手順2:売上原価を計算。
手順3:棚卸減耗費の処理。

この問題は売上原価を問うているが、手順③の棚卸減耗費の取り扱い方がポイントになる。
原価性があるのかないのかを判断する必要がある。

【判断基準】
原価性あり:商品の保管中の破損などが原因 ⇒ 売上原価
原価性なし:洪水による特別な破損などが原因 ⇒ 営業外費用または特別損失

売上原価 =期首商品 + 仕入 ― 期末商品に当てはめ計算する。
期末商品 =原価×帳簿数量であるから。
120,000 + 650,000 - (100 × 1,300) =640,000

問②、棚卸資産の評価に関する問題。決算整理の1要素として出題する可能性もあるが、会計規則としての出題される可能性もある。また今年は会計規則が多く出題される可能性が高いので、ここで合わせて確認をしておく。

正解はウ

ア:季節商品で市場価値が低い場合は、商品評価損を行うため不適切。
イ、ウ
【棚卸資産の評価に関する会計基準】
■評価損の表示
原則:売上原価の内訳科目
臨時の事象に起因し、かつ、多額であるとき:特別損失
よって、イが不適切でありウが適切となる。

エ:税効果会計の論点である。
評価損の損金不算入額は将来減算一時差異であるため不適切。詳しくは次回以降で。

では、まとめ

・論点のぶつ切りの強化は危険。
・全体の繋がりができて、パフォーマンスは大きく向上する。
・あまり注目はされていないが、決算整理は頻出論点。
・この論点は会計規則にも繋がる。

byこば


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1次試験終了後は誰よりも早くロケットスタートをしましょう!熱い道場ファンのみなさん、予定を空けておいてくださいね!



改題その2

こんにちは、こばです。
いきなりですが、事例Ⅳは計算力が試される試験である、○か×か?

283786

答えは明確に×。事例Ⅳに計算力は必要ありません。
計算は電卓がしてくれますので、計算力ではなく正しい事務処理能力が必要です。

電卓の持ち込みは不可のため、1次財務会計は計算力が多少必要になります。
しかし、ほとんどの分野は四則演算の計算しかありませんので、中学生レベルの計算力があれば大丈夫。
事例Ⅳ同様に重要なことは正しい事務処理能力です。正しい処理手順で解答をすること。

第2弾は1次、2次ともに頻出のCVP分析を出題。

まずは、CVP分析のポイントを超ざっくり確認。

●売上 ― 変動費 ― 固定費  = 利益
●損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1-変動費率)
●損益分岐点比率 = 損益分岐点売上高 ÷ 売上高
●安全余裕率 =100% - 損益分岐点比率
●営業レバレッジ = 安全余裕率の逆数

詳しくは、こちらを10分で確認

それでは本題の

□過去問改題□

平成27年 第10問(改題) 少数点第3位を四捨五入すること

CVP 損益計算書

設問①CVP分析にまつわる指標で今期の数値が正しいものはどれか。

ア:変動比率:60%
イ:限界利益率:55%
ウ:損益分岐点比率:71.43%
エ:営業レバレッジ:3.5%

設問②D社は今期の予想PLを上記の通り行っていたが、営業利益率をさらに向上させたいと考えている。そのための取組として最も効果の高いものはどれか。

ア:新規開拓をして、売上高を1.1倍に増加させる。
イ:新規の設備投資を行い、変動費率を10%減少させる。設備投資により固定費が10%上昇する。
ウ:経費削減で固定費を10%減少させる。
エ:1割値引きをして、販売数を1.2倍にする。

 

□解答解説□

問①、これは基礎知識で解ける問題
正解は

ア:変動比率 = 変動費 ÷ 売上高 よって55%なので×

この指標は瞬殺ですね。超簡単ですが、今期と前期を間違えて計算してしまうことがあります。
そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、緊張した場面では信じられないミスが発生します。
サルも木から落ちる。

イ:限界利益率 = 限界利益 ÷ 売上高 よって45%なので×
限界利益 = 売上高 ― 変動費

ウ: 損益分岐点売上高 ÷ 売上高 よって71.43%で○
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率

エ:安全余裕率の逆数 よって3.5倍、単位が違うため×
この問題は安全余裕率を計算して、その逆数を求めるよりも
営業レバレッジ = 限界利益 ÷ 営業利益 で瞬殺で解答した方が本試験では望ましい。

問②、粛々と計算をさせる事務処理能力を問う問題。1次試験には出ないが、2次試験では嫌がらせ問題として出る可能性あり。しかし、1次試験で出題されれば、時短のために明らかな誤答を瞬殺で見抜く眼力が欲しい。
単純な売上拡大、値下げが正答にならないと見抜く力が欲しい。

予想PL、私は粛々とエクセルに入力。試験本番では下記の表を自力で作る必要がある。綺麗に正確に書くことがミスをしないコツ。正しい型で行うことが重要。
予想PL

よって正解はイ。計算しなくても作問者の想いを考えるとイが正解だろうと予想ができる。

数値のシミュレーションはなんとなく決めたが、イ・ウの損益分岐点売上高が同じになったのは興味深い。
しかし、なぜそうなるのかを理論的に説明するには時間がない。説明できる人はコメントください。

損益分岐点がイとウと同じであるから、営業利益率は限界利益率の高いイとなる。
損益分岐点売上高=固定費を回収した額。それ以降の売上は限界利益分儲かる。

では、まとめ

・事例Ⅳに計算力は必要ない、電卓がしてくれる。
・必要な力は事務処理能力。
・CVP分析問題は瞬殺で解くテクニックが存在する。
・損益分岐点売上高=固定費回収額。
・経費削減より、限界利益を増やした方が儲かる。

byこば


あの熱い夏がやってくる!今年も開催!大好評の一発合格道場夏セミナー開催のお知らせです。

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 14:00〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:30)
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(JR大崎駅すぐ)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年 中小企業診断士試験 合格を目指す方
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8割が落ちる難関試験と考えるか、
たった2か月で合格できる試験と思うか。

リンク先で「これから始める2次試験対策 直前期から実践! 合格する可能性を高める方法 ~2016年合格目標~

こんにちはこばです。一次TAC模試も終わり、本試験までいよいよ約1か月。
模試で420以上を突破した人にとって気になるのが、二次試験。
7月の二次対策は不要であるが、二次試験の本質を予習することはロケットダッシュのスイッチになる。


■TAC 動画~これから始める2次試験対策の前提■

・1次試験に合格する人は2次試験を突破するための能力はすでに持っている。
・しかし、2次試験は8割が落ちる試験である。
・その2次試験を1,2年かけて合格するのではなく、直前期約2か月で確実に合格できる方法がある。

この講義で、師はこう語る。

概論

◇二次試験をスイッチに例えると◇

大人は例えると頭に残りやすい、二次試験をスイッチの操作に例えると

・2次試験を教室の電気の操作とする。真ん中の電気をつける場合、スイッチも当然真ん中と思いつけると端の電気がつくような試験である。大抵の人が初めは間違えるように設計されている。
・操作をする人が悪いのではなく、設計をした業者が悪い。
・ボタン押し間違いによるミスを防ぐには、①徹底的に訓練しミスをしないようにするか、②ボタンの配置をわかりやすくするかのどちらか。
・しかし、①は時間がかかり過ぎる。直前期からの合格を目指す場合は②のデザインを変える対策をとる必要がある。

・診断士「2次」はデザインが悪い、つまりあえて間違う様にボタンが配置されるため、自力でデザインを変える。

つまり問題要求を読み替えてわかりやすくする力が合否の差

・それをせずわかりにくい配置のまま答えを導く、つまり複雑にマークや下線を引いて処理するから、合格が遠ざかる。
わかりにくいままやると大抵の人は同じミスをしてしまう試験である。

◇事例別のスイッチ状況◇

・事例Ⅰ:何のスイッチかわかりにくい
・事例Ⅱ:スイッチがたくさんありわかりにくい
・事例Ⅲ:スイッチが複雑でわかりにくい
・事例Ⅳ:スイッチの操作方法がわかりにくい


■デザインを変更する~事例別対応~■

大抵の人がやっている対策は妥当性が欠ける。
そして、講師の話は合格者ノウハウとは違うと意識して聞く。

平成27年度の本試験を基にセミナーは進められる。
問題ごとの細かい内容は動画に譲りポイントをまとめる。

■事例Ⅰのポイント~具体化~■

オリジナルデザイン:問題文の指示が抽象的でわかりにくい。
起きうるエラー:何を探せばいいのか不明なまま問題本文に飛び出し、探すものを誤る。
変更後のデザイン:問題要求を具体化し、探し物を明確化する。

◇事例1の着眼点◇

事例Ⅰ:強みの維持強化が中心テーマ
強みがどう関係するのかという着眼点を持つと問題要求を具体化しやすくなる。

平成27年の試験には表面上は強みは書かれてない。
マーカーを引いて字面だけを追うとわかりにくい

事例Ⅰの問題要求を確認すると
問1:特性
問2:理由
問3:課題
問4:理由
問5:留意点

一次試験は1つしかマークできないが、事例Ⅰの設計は根拠を複数答えられる。結論を1つに絞る必要はない。

さらに、根拠を複数述べよにデザインを変更することがポイントである。

 

■事例Ⅱのポイント~事前想定~■

オリジナルデザイン:問題本文の根拠が多すぎる
起きうるエラー:根拠に翻弄され、時間が足りなくなる。
変更後のデザイン:問題要求から必要な根拠を想定し必要な情報を探す。

◇事例Ⅱの着眼点◇

事例Ⅱ:売上の拡大が中心テーマ
未対応のニーズに対応することが売上拡大を図るカギとなる。
費用対効果は必要ない。コストは無視。フットサル場すら作る

今年も27年同様に難しくなることが予想されるが、問題本文から根拠となる未対応のニーズを探すことは同じ。

・既存客の未対応のニーズ、不満
・新規顧客の未対応のニーズ

さらに、多すぎる根拠はグルーピングし、数を減らすことでわかりやすくする。

■事例Ⅲのポイント~設計図~■

オリジナルデザイン:問題の原因が複雑化し、真因がわかりにくい。
起きうるエラー:わかりやすい原因を深堀、見当違いの解答を組み立てる。
変更後のデザイン:設計図を基に原因を複数見つけ、正しい組み立てを行う。

◇事例Ⅲの着眼点◇

事例Ⅲ:問題点の解決がカギ、(テーマは語られていない)
問題の真因を把握すること。

原因は1つではない。変化と未対応の2つが組み合わさって問題が発生する。
問題本文を読む際は、下記、設計図に根拠を当てはめる。

設計図

 

 

■事例Ⅳのポイント~工程設計~■

オリジナルデザイン:解答結果が全ての設問に連鎖している。
起きうるエラー:設問1を間違え、以降も全滅。
変更後のデザイン:設問を全て把握し、解答手順を計画し実行する。

◇事例Ⅳの着眼点◇

事例Ⅳ:重要なことは計算力ではない、(テーマは語られず)
何をするのか、あらかじめ処理手順を計画し計算処理を行う。

時間がないからとひたすら問題演習だけだと答えを覚えるだけになる。
必要なことはその問題だけ対応できることではなく、どの問題でも対応する力である。

■復習のポイント~再現性~■

オリジナルデザイン:解答後にいきなり反省する。
起きうるエラー:記憶に残ったところだけ反省し、誤った情報がインプットされる。
変更後のデザイン:プロセスを再現して反省を行う。

◇復習の着眼点◇

復習:自分のプロセスに足りない点を掴むことがテーマ
正確な解答プロセスのトレースと正確な再現答案が重要になる。
自分の都合が良いように記憶を作り変えてはいけない。

師が伝えるものは受からないものを受かるようになることではなく、受かるものをより確実に受かりやすくするための工夫

一次試験を突破した受験生には考える、読む、書く力はある。
合格するために必要なことは、今年の二次試験にマッチできるか。

■今日のまとめ■

昨年も同様の動画を配信しているが、伝える工夫は今年も同じ。
同じ理由は

試験の本質は変わらないから

同じことを同じようにやったら落ちると師が伝えるのにも関わらず、同じ工夫を伝える意図は何か。
大抵の受験生は講師の話を聞いていないということではないか。
講師の話を聞かず、合格者ノウハウに依存することは合格から遠ざかる。
しかし、合格するまで受け続ければ合格する試験。そんな試験何かヘン。

今年も同様の動画を解説したことで、試験対策及び本試験に変化が生まれるのか今後楽しみ。

ではまとめ。

・一次試験を突破した受験生には、読む・考える・書く力は十分ある。
・二次試験が難しいのは受験生の能力に関係なく、デザインが悪いから。
・動画チャネルの工夫は、合格者のノウハウとは別物であり遥か上

byこば



二次試験もやっぱり不合格率80%
一次より低いけど、約4,000人が落ちてしまう。

挫折

一次試験同様にニ次試験も不合格率が約80%あり、リスクの高い試験です。

一次合格者が倍率5倍で競う二次試験は、一次より難しい。

でも一次試験よりも問題の難易度は難しくない。
それは二次の解答要求が聞かれたことに答えるだけだからです。
二次試験で必要なことはその程度のものです。

難しくないにも関わらず、80%の人が落ちてしまうのはなぜか?

二次試験は問題のデザインが悪いから□

・二次試験は1年で合格する人もいれば、何年かけて合格しない人がいる。この不合格になる原因は、個人の実力差ではなく、そもそも10人中8人を不合格にするようにデザインされた合格しにくい試験にしているからである。

二次試験が一次試験よりも曖昧で答えが明確に公表されず、採点基準すらわからない。加点法なのか、減点法なのかすら不明な試験であるため、みんなが勝手に試験を過大評価してしまい、試験本番で緊張・力み・焦りを引き起こしミスをしてしまうから。

平成27年の二次試験問題を基に代表的なデザインの悪さを見ていきたいと思います。

■悪さ1:聞かれていることがしばし意味不明■
事例Ⅰの設問5 組織文化の変革や人材育成の助言問題
A社は~。そうしたサービス事業を~留意~組織文化~人財育成~。~助言せよ。
前置きが長く、何について答えるのかしばし意味不明????
組織文化の改革?人財育成?具体的なこと?留意することだけ?
設問文でそうなどの指示語を入れることで、文字数を増やし聞いていることが何かがわかりにくくデザインされている。

■悪さ2:解答するために必要な情報が明らかに不足■
事例Ⅱの設問1‐2 誘致すべき新しいサービス業を助言する問題
新しいサービス業を答えなければならないのに、現在商店街に入っているサービス業の情報なし。
最近の傾向として与件文の情報の希薄化が進んでいます。さらに考えられるか系の類推問題が増加しており、与件文に記入されていない情報を考えて補う必要があります。この類推のブレが起きるように試験はデザインされている。

■悪さ3:本質的な原因よりも表面的な問題が目立つ■
事例Ⅲの設問1-3、2
誰でもわかるようなベタな問題が記載されており、解答の根拠として飛びついていまう。誰しも問題を正確に早く解きたいと心のどこかで思っているため、こんなにわかりやすいわけないと思いながらも根拠として使用してまう。試験本番の緊張を上手く利用したひっかけミスを誘発させるようにデザインされている。

 

ではこのデザインが悪い試験をどう乗り越えるのか。
自分が去年考えたことを述べたいと思います。

□抜本的な解決策はない□

二次試験におけるベストノウハウは存在しない。だから限界までどうすれば不合格にならないかを考えた。その中で、Sランク合格者がいうことは概ね同じように感じられた。

・しかし、他者の思考プロセスはコピーできない。と6代目うみのは断言。この記事は個人的にうみの記事で最高傑作。
できないといわれることができれば合格と考え、合格者の思考プロセスをコピー使用と決めた。

 

□思考プロセスをコピー□

思考プロセスをコピーしようと決めた人物は3人。

人物 選考理由
ふうじん スト生でSランク、答案も確実合格レベル。
ひめ Sランクと紹介、試験対応がさすがSランクと感じたから。
うみの 思考錯誤した現場対応がスト生の合格基準と考えたから。

・基本的に他者の思考プロセスはコピーできない。しかし、できない訳ではないと思う。
そのために必要なものはひたすらその人物が考えた思考プロセスを忖度すること。
その忖度するために活用したのが道場記事とふぞろい事例ドキュメント。

この人達が事前に考えたこと、試験当時に考えたこと、再現答案を毎日ひたすら読んだ。
特にふうじんの記事を過去記事も含めひたすら読んだ。

【2次ストレート(1)】3人のロールモデル(お手本)
【2次ストレート(2)】学習計画=6+5週間>11週間
【2次ストレート(3)】AAAA合格説
【2次ストレート(4)】財務コツコツ⇔スラスラの差
【2次ストレート(5)】80分間の解答プロセス
【2次ストレート(完)】目指せスト合格。でも合格は目的でなく手段。
【2次】合格仮説コンテスト
【2次】実は団体戦
【模試終了】目から鱗特集
【ラスト5週】Aランク実感 vs.Bランクの悩み
【ラスト4週】「予想して読む」力
【ラスト3週】解答時間圧縮法(前編)
【ラスト3週】解答時間圧縮法(後編)
【ラスト2週】明鏡止水vol.3
【ラスト1週】道場謹製:これやったらOUT集
【ラスト1週おまけ】AAAA合格説vs.総得点説

 

□思考プロセスコピーのその先□

他者の思考プロセスをコピーできたかは不明だが、しようとしたその先に見えたものがある。

それは特別なものではなかった。

なんだそんなものかと思うような当たり前のことでした。

特別なことは問われていない試験なんだと、思考プロセスが一巡したことが非常に大事だったと思います。
そう感じるようになったことで見える世界が変わりました。

試験対策を進めていくと、いろんな知識ノウハウが蓄積されます。

設問を読むときはこういうことを注意しよう、与件文を読む場合はSWOTを意識して、時系列会社の変化をとらえて、今後の進むべき方向を考える、この設問に対する解答のキーワードは等多くのものが蓄積されます。

思考プロセスをコピーしようとひたすら考えたことで、この蓄積された知識ノウハウがそがれていく感覚がありました。

考えることがシンプルになり

二次試験とは『聞かれたことに答えるだけ

と自分の中で明確に断言できるようになりました。

様々な対策をして思考プロセスまでコピーしようとして行き着いた先がこれです。
デザインの悪い試験ではあるが、聞かれたことが何かを明確にわかれば解答することは難しくない。

ではまとめ。

・一次より低いけど、やっぱり不合格率80%のハイリスク試験。
・一次試験よりも問題の難易度は低いが、しばし意味不明なデザインでミスを誘発させる
・他者の思考プロセスをコピーできるかは不明
・二次試験とは『聞かれたことに答えるだけ』と断言できるまで考え抜くと見える世界が変わる

byこば



こんにちは、nori です。

バレンタインが終わり、ひな祭りを過ぎると、季節が移り変わり、3月・4月に何があるのか。

それは2次試験の模擬試験です。

■模擬試験のスケジュール

直近はこんなスケジュール。

・3月12日(土)            MMC模試

・4月30日(土)もしくは5月1日(日) TAC二次実力チェック模試

(正確な情報は直接受験校のHPでご確認ください。)

この試験の本丸は2次試験。

1次試験の勉強に余裕がある方は、一日4事例を解く体感をするのがオススメです。

7代目のこばもこの時期に2次試験の模試を受験していたと合格体験記に書いてありましたね

■なぜ80分なのか??

さて、ここからが今日の本題。

「時間が無制限なら合格点を取れるよねー

「80分じゃ時間が足りないよー

この試験では良く聞く話です。

合格するまでの私は限られた時間内で最大限の点数を取りに行こうと完璧主義に走り、

毎回毎回全力でバットを振っては空振り三振アウトー

・・・結果は合格体験記の中でも書いたようにSランク(70点台)答案とDランク(40点未満)答案が並ぶ無残なものでした・・・。

私が目指す解答は80分では足りませんでした・・・。

さて、合格年は何が違ったのか。

あるアドバイスが私を変えました。

なぜ試験は80分なのか。

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完璧を狙っちゃダメなんだよ。合格後に受ける実務補習を想像してごらん。5日間という短い時間と少ない情報の中で経営診断を下すんだ。

大切なのは、限られた時間と少ない情報で必要なことをやり切れるかなんだ。

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2次試験から考える実務補習

実務補習は平成12年まで3次試験という位置付けがされていました。

2次試験を合格した者が受ける3次試験。

それが実務補習でした。

報告書の形式が厳しくチェックされるのは元々試験だった名残なんだよって言われたりもします。

noriは実務補習15日間コースを受けているのですが、3社目が3月4日からはじまります。

スケジュールはこんな感じ。

1日目 金曜日 社長さんからヒヤリング

2日目 土曜日 班で集まり調査・資料分析

日曜日〜金曜日 自主学習期間(班員各自で自主学習)

3日目 土曜日 全体調整・診断報告書の作成

4日目 日曜日 全体調整・診断報告書の完成

5日目 月曜日 報告会・診断報告書の提出

ほとんどの参加者は自主学習期間に仕事があるので、思った以上に時間がありません

いやー、大変だけど勉強になります。

はじめは「んな短期間で報告書は完成するのか??」と疑っていたんですが、完成しちゃうんですよね。

社長さんが喜ぶ顔は「勉強続けていて、良かったー!」とはじめて思える瞬間です

みなさんも来年の今頃、実務補習を受けていますので、楽しみにしてくださいね

さて、実はどうやら去年の合格者が少なかったからなのか、実務補習を希望する人が少なかったからなのか、はたまたその両方なのか。通常6人体制の実務補習がnoriの班は2社目以降、4人体制となりました。

7代目フェイマオの班も2社目以降、4人体制なので、今年はあまり珍しくないのかもしれません。

ただ、4人となると「経営戦略」「財務会計」「人事・組織」「マーケティング・営業」「情報化・WEB」などの役割分担を1人が2人受け持ったりするので、結構大変です。

「財務会計」をやりつつ「人事・組織」を担当したり。

でも、時間は限られている。そうなると今回は企業さんの課題は「財務会計」がメインなので、「財務会計」の課題に力を入れて取り組むことになります。

優先順位が低い「人事・組織」に力を入れすぎて、優先順位の高い「財務会計」の診断報告が完成しない、穴だらけとなったら、役に立ちません。

限られた時間の中で必要なことをやり切る。2次試験と同じですね。

実務補習から考える2次試験

実務補習と同じように、2次試験は同じ経営診断のプロセスをたどります。

私は以下のように理解していました。

「ヒヤリング(設問要求の確認)」

「現状調査(事例文を読む)」

「現状分析(環境分析問題への回答)」

「経営改善の提言(提案型問題への回答)」

時間も情報も限られています。

合格点は60点。投げられたボールに確実にバットを当てることが大切。

先日、独立診断士の方が「若い診断士は経営相談の窓口を是非やってみた方が良いよ。」と仰ってました。どんな質問が来るかわからない中、自分の引き出しを使って、1時間などの限られた時間で回答する。

診断士試験はやはり実務を想定して作られているんですね。

■まとめ

2次試験はなぜ80分なのか?

あなたが実務補習をやり切る能力があるかを見ています。

限られた時間の中で「人並みの答案を当たり前に書く」のがポイントです。

考え方を変えることで、私は無駄な力が抜けて、余裕を持って2次試験の問題が解けるようになりました。

次回は2次試験を80分という限られた時間の中で解くポイントをご紹介しますね。

さあ、ホームランを狙う必要はない。

ヒットを打って前に出るんだ!

2次試験の模試を受ける皆さまは、投げられたボールに確実にバットが当たるか確認してきてくださいね。自分でその感覚がわかるかが重要です。

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!待ってます!

nori でした。



 

 

こんにちは、オーケーです。

 

ゴールデンウィークに突入しましたね。

 

学習の進み具合はいかがですか?

先日、道場セミナーにご来場いただいた方々とお話しをしていると、さまざまな学習環境があるということが改めてよくわかりました。お仕事やご家庭の都合で必ずしもゴールデンウィークをフルに学習に充てられない方もやはりいらっしゃいます。

 

ゴールデンウィークをフルに学習に充てられるっていう方は、本当に恵まれた環境にあります。みっちりとやりこみましょう。

 

充てられないって方、ここは工夫のしどころですね。

Ozの記事butaoの記事を参考に限られた時間を有効に使うにはどうしたらいいか?そんな視点を持ちながら学習を進めていきましょう。

 

本試験までに残された時間は万人に平等に流れています。

「あれをやらねば」、「これをやらねば」(必ずしも学習科目に限定しているわけではなくて、皆さんが時間を費やす事柄すべて)を考えるよりも、「しなくてもいい」ものを考えてみると案外、時間は捻出できるものです。

僕の場合、同僚との飲み会がかなりの頻度でブックされていたのですが、これは当面1次試験までは「しなくていい」かな、と定めて「ごめん、今日はこれにて」(自称、オペレーションドロン)を口癖に早々と退社するようにしていました。

 

僕が好きな映画スター、アラン・ドロン氏

 

 

本日のテーマは【ストレート生にとっての2次対策開始時期】

 

 

では、以上の「しなくてもいい」の中に「2次対策」は含まれるのでしょうか?

僕自身の経験を踏まえていますので、今回はストレート生向けとさせてください。

 

 

僕の答えとしては、この時期以降、二次対策は「しなくてもいい」部類に入ってきます。

理由は、1次試験を通過しないと2次試験は受けられないから。これに尽きると思います。

よほど余裕しゃくしゃくの方は別にしても、このあと100日弱の時間の使い方で合否が決定するという受験生がほとんどです。僕もそうでした。

 

2次対策は1次試験を通過してからで十分に間に合います。早めの2次対策でライバルと差をつけようとして、油断していると足元をすくわれる恐れがあります。ぜひ1次試験対策を着実に進めてみることをお薦めします。

 

まだ2次試験の過去問も見たことないぞ、って方。受験機関ならば2次試験対策の導入講義が12月や3月に組まれているので、だいたいの様子はわかっておられると思いますが、独学の方はすこし不安かもしれませんね。その方に向けては、以下の僕の個人的な感想を提供させていただきます。これをもとに8月からの対策スタートを楽しみに待っていてください。

 

個人的な2次試験の感想

  • マークシート対策から記述対策に変わって、学習スタイルにも変化が生じて「楽しい」
  • 個性豊かな事例をたくさん読むことができて「楽しい」
  • 文字制限のある記述は創意工夫のし甲斐があって「楽しい」
  • 自分自身の解答手順を標準化していくプロセスが「楽しい」

 

「楽しい」ことしかない……わけではありませんが、僕にとって2次試験対策は楽しかったです。楽しいと思える域に達するまでは一定の時間が必要だし、ちょっとタイヘンなところもあるのですが…。

 

今日のメッセージを突き詰めると、この一定の時間というものは1次試験後で十分だということです。

 

なお、財務・会計だけはちょっと事情が異なります。事例Ⅳを横目で見ておくことも有益と思います。

ちなみに事例Ⅳってのが財務・会計の2次試験版です。

 

基本的にあまり問題集は手を広げ過ぎるべきではないと思いますが、僕の場合、事例Ⅳの2次試験用問題集を入手して、1次試験用のスピ問等と並行して論点別に解いてみると理解が深まりました。

 

フォルゴーレも同様の見解のようです。

 

 

それでは、またお会いしましょう。オーケーでした

 



こんにちは!
最近ものもらいに悩んでいるまさや~んです

今日は事例Ⅳの中の頻出論点であるCVP分析について書いていきます。
題名であるように一つの式で掘り下げていきます。

売上=変動費+固定費+利益

さて、これをドンドン変換していきますよ!

①固変分解

損益分岐点は利益が0で、変動費+固定費の時の売上高です。
なので最初の式を変形すると

売上=変動費+固定費+0

この式をさらに変形していくと

売上-変動費=固定費
売上-(変動費率×売上)=固定費
売上×(1-変動費率)=固定費
売上=固定費/(1-変動費率)

また売上ー変動費=限界利益なので

売上-変動費=固定費
限界利益=固定費
売上×限界利益率=固定費
売上=固定費/限界利益率

ともなります、これらは一番ベーシックな計算式ですね。

さらに試験でよくある△円の利益を出すときの売上高はという問は

売上=変動費+固定費+△

にして同じように計算すれば解けていきますね。

②連立方程式

このタイプは大抵問題に
「前年の売上高及び利益は~円」とか、
「固定費は▽円上がる」とか、
「変動費率が○ポイント上がる」とかとか
提示されるときに該当します。

でも結局は
売上=変動費+固定費+利益
を2個(基準年と比較年)作れば解けるはずです。

変動費率と固定費を求めるタイプ
A基準年:売上A=変動費率×売上A+固定費+利益A
B比較年:売上B=変動費率×売上B+固定費+利益B

おまけ的に、比較年は固定費が▽円基準年に比べて上がる場合は
A基準年:売上A=変動費率×売上A+固定費+利益A
B比較年:売上B=変動費率×売上B+(固定費+▽)+利益B
となる感じで、変動費率時も同様に式を構築できますね。

③感度分析

これは価格や個数が出てくると使うタイプになります。
売上=変動費+固定費+利益の項目ごとに更にみていくと

売上=価格×個数
変動費=変動費率×売上
   =変動費/売上×売上
   =((一個当たりの変動費×個数)/(価格×個数))×(価格×個数)
   =一個当たりの変動費×個数
固定費=固定費は個数や価格では変わらない
利益 =指定の利益になります

となるので、これを
売上=変動費+固定費+利益の式
に必要に応じて入れ替えて計算していきます!

最初は難しいかもしれませんが自分で分解構築できるように
練習していけば感度分析で何が増えようが怖くありません。

さて、ここまでやれば大抵のCVP分析の問題は解けると思います!
式を自分の思うように操れるように毎日財務やりましょう♪

④おまけ(高低点法)

いくつかデータが与えられますので正常な操業範囲で生産される個数内の
変動費率=(最高点の原価-最低点の原価)/(最高点の生産量-最低点の生産量)
で変動費率をだし、
固定費=原価-(変動費率×生産量)
※使う原価と生産量は同月のを使用する
で固定費を求める。

ではでは、まさや~んでした!



こんにちは。ハーンです。
2月ももうすぐ終わり。今年は都市部では予想以上の大雪でしたね。
ただ、少しずつ暖かくなってきました。もうすぐ春になりますね。

中小企業診断士試験は、四季を感じる試験です。真夏の1次試験。秋の2次筆記試験。冬の口述試験・・・

私は、15日コースの実務補習を受講しているため、これから最後の3社目の補習になります。土日の補習と平日の睡眠時間を削っての診断資料作成は、正直言えば楽しくもあり厳しくもある状況です。まあトータルすると日々悪戦苦闘、ただいま成長中!といった感じです。

みなさんの学習も、軌道にのってリズムが安定してきているころかと思います。そうした中、一日の時間の使い方を考えてみました。

【平日のある一日(例)】

◆ 日々の過ごし方を考える ◆

 

日勤の仕事をしている人をイメージしました。

朝は出社、夜まで仕事。その後、中小企業診断士の学習。そして睡眠。

朝型人間の方は、起床して出社まで学習時間に充てている方がみえるかもしれませんね。

 通勤時間、昼休みといった細切れ時間を有効に活用するというのは、道場の記事にもよくアップされています

 

ただ、良く見ると1日で1番面積が大きいのは?

そうです。仕事ですね。そして2番目は?睡眠時間です。

 

当たり前のこと言うな!って怒られるかもしれませんが、面積を見るとそのまんま。

私は睡眠学習についての知識が無いですが、 この仕事の時間って使えないの?って思うわけです。

仕事をさぼって勉強をしましょう、という話では決してありません!

 

 

◆中小企業診断士は仕事に役立つ資格?◆

 

話は変わって、中小企業診断士は、ビジネスマンに役立つ資格ランキングにおいて、しばしば上位に来ます。

 

それはなぜか。

企業経営に関連する事柄を幅広くバランスよく学んでいるからだと思います。

試験勉強が仕事で役に立つ→仕事が試験勉強に役立つ、ということも言えないでしょうか。

 

私の経験ですが、過去の実務経験が一次試験の勉強にかなり役立ちました。

それぞれの専門家というレベルには全く達していないものの、広く浅い診断士1次のレベルでは、仕事の実務経験レベルでも1次試験に役に立つことが多々あります。

 

(何か変な表現ではありますが・・・独立するため、あるいは仕事に活かすため、資格を取るんじゃなかったの?って突っ込みは置いておいて)

 

 

◆未開の領域を考える◆

 

さて、今日の本題です。

未開の領域=業務時間中の使い方です。

・7科目全てを業務で経験しているわけじゃない!

・実務経験がある科目は既に得意科目。問題はそれ以外の科目!

って声が聞こえてきそうですね。もっともな話だと思います。

 

今日、私が業務時間中の活かし方で思ったのは、1次以上に2次試験対策についてです。

 

2次試験は、「読む」「考える」「書く」の3段階のフロー。

読む、書くことが少ない仕事はあるかもしれませんが、「考える」は大体のどの仕事でも直面するのではないかと思います。

加えて、考える力をつける、すなわち思考力の強化というのは、なかなかつかみどころがない話・・・

 

そうした中で、仕事において「なぜ」をいつもより多く問うてみる、というのはいかがでしょうか。

この「なぜ」を繰り返した上で、どうやって解決するかを考える。これの繰り返しです。

私事で恐縮ですが、仕事ではできるだけこれをやるようにしています。あくまで自分なりですけど。

ここのところの実務補習で、指導員の先生からのいろんな指摘を受けると自分の考えの浅さを痛感することばかりなので。

 既に当たり前のように、私以上にやられている方もいるかと思います。まあ、人との比較より、今の自分と比べて少しでも思考力がつくならプラスだと思います。

 

2次試験まで約8か月近くあります。

スト生が、今のタイミングから2次試験対策をするのはほぼ不可能でしょう。

もし、仕事をしながら多少なりとも思考力を鍛えられるならば、一石二鳥。ましてや、今の段階で対策が時間的に難しい2次試験の対策が進められるなら一石三鳥です。

仮に試験に直結しなくても、うまく行けば、仕事で成果が上がるかもしれませんし。

もともと勉強には活用できないと考えていた仕事中の時間。捨てるものは、基本無いかと思います。

 

ただし、あまりやりすぎると、

・自分を詰問しているようで、非常に疲れる。

・理屈っぽい人間になる・・かも。これは良し悪し両面あるでしょうけど。

原因分析ばかりしても仕方ないので、どこかで解決策を考えるようにしましょう!

 

 

◆今日の要旨◆

 

・1日24時間は皆同じ。大半の人は仕事の時間が最も多い。

・仕事の時間はそのまま受験勉強には使えない。ただし試験内容が仕事に役立つとすれば、仕事での経験は試験に役立つはず。

・仕事で直面する課題の発生理由を深く考えることで、思考力が多少なりともあがるのでは。

・仕事の時間はもともと勉強にカウントしていない時間。そこでプラスがあれば儲けもの。

・1次試験より2次試験に活きてくる可能性あるため、現時点で2次対策が難しいスト生には特にメリット有。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。ハーンでした。



事例Ⅳで難しいといわれる年の本試験問題みてこれが難しいのと思ったことはありませんか?

多年度生の場合は理由はご存知だと思いますが、ストレート生向けに理由を書くと

緊張の中変化球が必ず入る本試験を3つこなした後に、
事例Ⅳを普段通りの状態(実力)で解くというのは大変難しいことなのです。

結構これに悩まされている受験生は実に多いのですが、
対応策としてできることは一日4事例解くというのを地道に経験していくくらいしかないのです

そこでお勧めしたいのが
「模試行脚」
です。

なぜ模試行脚を勧めるかというと

1.各社質の高い問題を用意してくる

受験生が各社の問題の質を把握できる場ですので、受験校も変な問題ではなく質の高い問題を出題してくる傾向が高いです。

2.普段とは違う採点感覚を味わえる

合格体験記でも書いてますが多年度受験生が各社模試に合した解答をすれば、高得点を狙って出すのは実は難しいことではありません。

なぜなら個人的にお世話になった受験校の場合で書くと
・TACなら与件分のキーワードをちりばめてロジカルに書く
・MMCなら多面的に書いて専門用語でまとめる
を行い対応付けができる人なら普通に上位に食い込めます。

ですが、いつも通りの解答を書きAway環境で採点してもらうことで客観的に自分の答えの正当性を判断できます。
もしAway環境で著しく点数が悪い(平均以下)場合、解答の書き方がHome環境に無意識的に調整されている可能性があります。
そうなると本試験の採点環境ではどう判断されるかわからないため、合否の不安定さが増すと思われます

3.一日4事例の過ごし方を練習できる

難問奇問に当たった場合の対処方法、食事の量、リフレッシュ方法などの経験を積むことができます。
模試中は勉強仲間に会うことが予想されますが、個人的には最初に断りをいれストイックに挑む方が練習になると思います

4.脳に負荷がかかった状態で事例Ⅳを解く練習ができる

個人的にはこれが一番大きいメリットです!
事例3つこなした後に事例Ⅳを経験するだけでも一万近く払う価値はあります
そして大体工夫された問題が出てくるので知識補充になりますし、疲労時の計算能力やミス傾向を知ることができます

5.Away環境を体験できる

普段と違う環境で解くため環境に依存しない場馴れが進みます。
また独り言を呟きながら解く人、消しゴムの消し方が荒い人、携帯をマナーモードにしてない人などなど色々な方がたくさんいます
もしそのような人が近くにいた場合はラッキーです、本番でも周りの人はこちらで選べないので貴重な経験ができます。
模試を受けた時そのような方が隣に来た場合は本番だと思ってリズムを崩さないよう意識して受験してください

など色々なメリットを経験できるので経済的・時間的にも余裕があるなら模試行脚をお勧めします!

ですがデメリットもあります
採点結果を気にしすぎる人は混乱したり調子を落とす場合もあるので一程度の実力がつくまで見送った方がいいかもしれません。

まとめ
・模試は高額だが貴重で鮮度ある経験を積める
・採点結果を気にしすぎる人は受けないことも選択肢

 

==受験校の二次模試状況
・TAC
特徴:受験者数最大
日時:一回目(4/26or27) 二回目(8/30)
・MMC
特徴:アドバイス返却(疑問を直接聞けるのでオススメ)
日時:一回目(3/9) 二回目(5/18) 三回目(8/10) 四回目(9/13or14)
・大原
特徴:コーズをあてた実績あるらしい。。。
日時:一回目(6/1) 二回目(9/13or14)
・TBC
特徴:DVD解説付き
日時:???
・LEC
日時:一回目(4月) 二回目(9月)
・マンパワー
日時:一回目(10月?)

※上記は140222時点の情報です、詳しくは受験校のHPでご確認ください
=====

ではでは、まさや~んでした



katsuです。

前回の記事ではまず“スタートダッシュ”が大事だと書きました。

しかし、順調にスタートしてもゴールに近づかないこともあります。

変なことを言うようですが、いくら進んでもゴールにたどり着かない一番簡単な方法があります。それは、「ゴールとは間違った方向にダッシュすること」です。

というわけで、方向性を間違えないように「スト生が何をまずは重要視してスキルを磨いていくべきなのか?」をテーマに今回は記事を書いていきたいと思います。

 

◆事例の開眼??解脱??◆

「2つの合格タイプ」

Aランク合格(開眼レベル)
「事例の開眼」を一言で言うなら、
何を聞かれているかを察し、必要な要素で解答を構成すること。
ここに気づいた瞬間から、事例演習の得点は急速に伸びる。

Sランク合格(解脱レベル)
「開眼」した者同士で力を磨くと、自ずと
周囲が書く答案を察し、加点要素を押さえて解答を構成するようになる。この時、採点者が採点しやすい答案を自然に作るのがSランク。

【二次試験】スタートダッシュのその先  by ふうじん より抜粋

 

「事例の開眼」、またAランク合格・Sランク合格の話。

私が昨年、道場の読者である頃、読んでいてイマイチよくわかりませんでした。この間の道場2次セミナーに向けて意見を交わしながら、2次試験について考えていくにつれなんとなくわかってきたのですが、この時気づかされた重要なことがあります。

 それは、この「開眼レベル」に達するために磨くべきスキルと「解脱レベル」に達するために磨くべきスキルには優先度に違いがあることです。

では、これらに必要な能力っていったいなんなんでしょうか?

 

◆2次試験のコアスキル◆

さて、次は最近道場にて見かけるこの図を登場させたいと思います.

 【2次道場】演習前の今こそ!2次に求められるスキル全体像のまとめ by くれよん (2012.3.24)より抜粋

「2次試験に受かるにはとにかくこれ全部磨けばいいんだよ!以上!!」

と言ってしまいたくなるような素晴らしい図なんです!!これ。

しかし、ストレート生の方には気づいてほしいです。

この図には“違和感”があることに・・・。

 

違和感の正体は・・・

〝長期戦を支える仕組み”という表現!!

「スト生のみなさん時間がありません!」なんて言っておきながら長期戦ってなんなんだ!と気づいてたアナタ。

きっと与件文を読んでいてもいろいろな違和感に気づけるんでしょうね。素晴らしい!!

さらに引用の出典を書いたところにこの記事の書かれた年月をあえて書きました。

 

 2012.3.24

 

コレで、気づきましたか?これはくれよん多年度生向けに書いた記事の図なのです!!

この図のスキルはいわば2次試験の完成形・・・。最終的に「解脱」Sランクレベルの方には全部備わっているのでしょう。

でも、「開眼」Aランクレベル合格の方には全部は備わっていなかったでしょう。

そして「ストレートで何で合格したんだろ?」なんて感じの人はきっとAランクレベルを少し超えたくらいのところの人なんだと思います。(私はこんな感じの合格者です。足りていないスキルはたくさんありました・・・。)

 

◆開眼に重要なスキル◆

じゃあ、「開眼」Aランクレベルにもっとも必要なコアスキルというのはなんなのか??

考えていきたいと思います。(財務スキルについては今回除外です。)

まず必要なのは、 ひろいんの記事 と  はんたの記事 で最重要として挙げてくれた「読むスキル」です。理由はそれぞれの記事を読んでいただければわかると思います。

そして次に、「考えるスキル」。これもとても重要でないかと思います。

なぜなら、開眼とは・・・・

何を聞かれているかを察し、必要な要素で解答を構成すること

だとすれば必要な要素で解答を構成するために「与件文等から解答に必要な内容(要素)を整理分析する”考えるスキル”」が次に重要になはずです。

 

さて、ここで私が取り上げたいのが3つ目のコアスキル、「伝えるスキル」です。

これは「開眼」までには注意が必要だと思います。

採点者に伝わりやすいように解答を書くスキルである“伝えるスキル”が目指しているものは、

採点者が採点しやすい答案を自然に作る

という「解脱」レベルの状態だからです。

伝わるスキルを最初に重視しすぎて「書く練習」に序盤に没頭してしまうと大事件が勃発する可能性が秘められていると私は思います。

「何を書けばよいのかイマイチわからないまま、れとなく良さげな答案」が書けるようになってしまうというような事件

〝事件”に関してはまっきーのお株なので私からはこの辺にしときますが・・・

「読むスキル」「考えるスキル」があってこそ、「伝えるスキル」が意味をなしてくるのであり、また「読むスキル」「考えるスキル」がある状態で「伝えるスキル」を成長させることが飛躍的に点数が伸びる状態をつくりだすのではないかと思います。

 

◆開眼。そして解脱へ・・・◆

「実は、開眼まで辿りつくのは意外と早いのかも・・・」

なーんて最近思いはじめています。

さらに、自分が「開眼した」ってこと気づけて、「解脱へ移行しよう」ということに気づくことは、私は意外と難しいのではないかなと思います。

そして昨年、私がこの「開眼」と「解脱」についてもっと理解していればもっと早くに「開眼」から「解脱」へ移行できたのかな??と感じたりもします。具体的に、私の場合はもっと早くに他人の答案を見ることで、「自分に足りていないスキル」にもっと早く気づけば「解脱」へ近づけたかもしれないと思います。

私は最後まで「伝えるスキル」が足りていませんでした。スキルを本格的に磨こうとしたのはもう試験の2週間くらい前まで来てしまっていました。

みなさんはいち早く「開眼」Aランクレベルまで到達し、到達したことに気づきさらに「解脱」Sランクレベルを目指してください。

 

◆最後に◆

今日の話をまとめると、最初は「読む」「考える」が重要なんだから一切「書かなくて」いいんだよな!!

 

今日の記事を書いてみて、例えばこんな風な誤解をしてしまうのがちょっと恐ろしかったです。

でも、きっと事例演習をやっていればそれなりにもちろん書く練習はするし、「伝える」スキルを磨くことも普通には意識してくれるはずだろ・・・誤解を恐れちゃだめだ・・・

なーんて、自問自答もしました。

そういえば、私も書くことがおろそかになっている時期があったことを思い出しました。それが「解脱」に行くまでに時間が足りなくなかった原因なのかもしれません。

結局、「開眼」までは「読む」「考える」が重要度が高く、「解脱」へさらに進むには「伝える」が重要度が高いというのも単なる1つの意見にすぎません。これが何人かの参考にはなったとしても、“万人の絶対解”であるわけがない。

余裕があるなら、もちろん「伝える」スキルも少しづつ磨いた方がいいに決まっている。ただ念を押しますが、最初に「読む」「考える」スキルを磨くことを怠ることだけはオススメできません。

迷わないためには、お薬ハックも言っていたモニタリングをしながらセルフコントロールをしっかりして2次合格まで突き進むことが重要です。(記事を読んだ限り、昨年の私はあまりできていなかったな・・・と反省。)

このブログには2次試験の合格のためのヒントがたくさんあります。

しかし、それをどのように使っていくかはご自身でいろいろと考えてみてください。

 

「他人に全てを委ねるなんて運否天賦・・・」

それでは、また。

by katsu



1次試験、本当にお疲れ様でした!

こんにちは、マイスターです。

1次試験はこの試験のゴールではありませんが、大きな大きな関門であることには変わりません。

道場執筆メンバーも、皆様がつい先ほどまで試験中に体験されていた「緊張」を経験しました。
上手く対応できなかった問題への「後悔」もあれば、試験会場の外へ出た時の「爽快感」も経験しています。

私も昨年、赤坂の試験会場で試験が終わった後、なんだかすぐに帰宅の途につくことができず、しばし辺りをウロウロしていました。
恐らく試験時間中は緊張していたので、その緊張を解くのに時間が必要だったのだと思います。

 

一発合格道場は本日「OPEN DAY」です。ぜひ皆様の「思っていること」「感じている」ことを、何でも本記事のコメント欄書き込んでください。

・試験問題へのぼやき
・お世話になった人への感謝の気持ち
・今夜食べたいもの、今夜飲みたいのもの
・2次試験に向けた抱負・決意表明


などなど、どんな内容でも結構です!

 

1次試験の自己採点が可能になるのは早くても明日以降です。つまり、「今日は全てを忘れてリラックスできる日」ともいえるでしょう。

もちろん、1次試験を突破できていれば2次試験へのチャレンジがすぐに始まります。仮に上手くいかなかった場合も来年に向けたチャレンジがまた始まるのだと思います。今日は診断士試験挑戦者にとって、数少ない息抜きの一日かもしれません。「明日は仕事だし・・・」という方も多いと思いますが、今日くらいはそれぞれ開放されてリラックスした時間をお過ごしください。

 

 

 

 

 それでは最後に皆様の努力に敬意を表して一言

「私たちの人生は、私たちが費やした努力だけの価値がある」by フランソワ・モーリアック

 

 

一発合格道場は明日からも2次試験に向けた記事だけでなく、8/7には2次スタートダッシュセミナー、今後も2次試験に向けたイベント開催なども検討しています。
引き続き微力ながら診断士受験生の皆様への力添えができるように努力してまいります。

 

明日からもコツコツ頑張っていきましょう。マイスターでした。



こんにちは。マイスターです。

今日は少し緩めの話題として「常識を疑ってみよう」ということで得意科目不得意科目について述べてみたいと思います

 

受験生のみなさんはすでに「不得意科目で失う点数を得意科目でカバーしよう」といったイメージを持たれていると思います。「学習戦略を立てる」「試験戦略を立てる」という観点ではとても大切と言われていますよね。

今日は私が受験を通して得た経験(感覚)をもとに、敢えてその考え方に警鐘を鳴らしてみたいと思います。

 

■みなさまに質問

1、みなさんには得意科目はありますか? 

自分で「得意科目」と認識できる科目を持っていることは、とても素晴らしいことだと思ってます。なぜなら、私は受験している当時、明確に自分自身の得意科目と認識できる科目がほぼなかったからです

診断士受験生にはIT系のバックボーンを持つ方が多いと思いますので、経営情報システムが得意科目(場合によっては免除)という方も多いでしょう。
また、法律系の別資格を既にお持ちの方や、財務会計は得意だよ、という方もいらっしゃると思います。

 

2、なぜ得意科目と認識していますか?

一部前述しましたが、受験生がある特定の科目に対して「得意だ!」と認識するのは、

A:診断士の勉強を始めた時点で、既に専門分野を業務で担当している (経理・IT・工場運営など)
B:診断士の勉強を始めた時点で、既に関連資格の勉強をやっていた (簿記・システム系資格・法律系など)
C:答練などを受けている中で、いつも点数が良いので「アレ、自分はこの科目が得意なのかも・・・」と気づく

といったパターンが多いと思います。

A、Bパターンに当てはまる方は、その経験・知識によるシナジーを利用して1次試験・2次試験を勝ち上がろうと考えられているかもしれません。

 

3、その科目では他の科目をカバーできる点数が取れる確信がありますか?
(1次本試験で70~80点、2次本試験でA評価以上くらい)

 

「余裕だぜ」

という方はこの先は読まなくて結構なのですが、やはりここが本質的な質問なのです。

 

A・Bのパターンですでにシナジーが利かせる自信がある 方は問題ないと思います。自身のバックボーンを裏付けに、勉強の重みづけのバランスをとって、得意科目以外の苦手科目を攻めるのもよいかと思っています。

一方、確固たる自信がない方、つまり「得点戦略に自信がない方」については、得意科目に頼らない別のアプローチが必要かもしれません。

■ところであなたの不得意科目は何ですか?

 

実際のビジネスの場では全然違うと思いますが、試験科目には大きく2つのパターンがあります。

暗記(中心の)科目=運営管理、経営情報システム、中小企業経営・政策
暗記+αが問われる科目 =企業経営理論、財務会計、経営法務、経済学

結構多くの方が「暗記科目・非暗記科目」といった認識で得意・不得意を分類されているんではないでしょうか?

ちなみに私の場合、不得意科目として薄く認識していたのは「自分が今までの経験で特に触れてこなかった科目 」でした。
つまり、生産管理・情報システム・経営法務・経済学・財務会計・中小企業経営・政策です。

って・・・ほぼ全部やんけ

その通り、、、私にとってはほぼ全部不得意科目だったのです。
いや、正確に言うと「不安」だったのです。

 

いくら受験校の授業に通い詰めてインプットしても、スピ問・過去問でアウトプットしても、答練や模試で70~80点取れていても、最後までその不安を拭うことはできませんでした。
ストレート生の方は特にこれからの時期、答練、模試などを通過していくごとに「学習の結果」が”点数”として現れるようになってきます。この点数に一喜一憂してしまうのは仕方ないのですが、あくまで経過は経過。大切なのは1科目1科目に対して「色眼鏡」を持たないことだと思います。
「やたら覚える論点多くてやっぱ法務は嫌だな」とか、「あぁ、財務会計55点だったか。やっぱり苦手だな」とか。私も振り返ってみると、この一喜一憂にともなう”自己認識”が苦手意識を醸成させ、”不得意科目という認識”を持たせたのだと思います。

 

■マイスターからの提案

受験生にとって不得意科目は「作りたくない」代物です。
少なくとも「不得意な状態では本試験には臨みたくない」・・・ですよね?

まず皆様にお勧めしたいのは、もし不得意と認識している科目があるのであれば、

不得意科目 → 「頑張っているけど”不安”な科目」

言葉の使い方を変えること。またはそこに行きつくように学習計画を見直してみてはいかがでしょうか??
幸いなことにまだ4月。時間はたっぷりあります。

 

試験の当日に「まだ不安だけど、頑張ったよな」と思えたらたぶん大丈夫です。

というのも、いざ本試験の扉を開けてみると、得意だったはずの企業経営理論が60点前後だったり、苦手だった生産管理で8割以上取れていたり、答練・模試では安定していたはずの財務会計が足きり寸前だったり。といったような「予想外のこと」がたくさん起きます!!!なんだかんだ言って「得意・不得意科目と本試験で点数が取れる取れないは相関性が高くない」「診断士試験は簡単に作られていない」ということだと思います。
診断士試験は特定の科目で際立った点数をとれる人を合格させること考えていません。もちろん有利にはなりますが、あくまで「平均的に良いこと」を求められる試験です。

 

だからこそ、不得意科目っていう言葉、自分の中から取り去れるように意識してみてはいかがでしょうか?

 

 

それでは今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

 

 



こんにちは、マイスターです。

さて本日は、中小企業経営・政策のインプットと、1次のアウトプットに追われる怒涛の4~5月前に意識しておきたいことについてです。

中小企業診断士の2次試験は事例問題が出る、というのは皆さん既にご存じのことと思いますが、2次試験の下準備として「論理的思考力」について触れてみたいと思います。とはいいましても、私も論理的思考力なんかを語れるほどの輩ではなく、今日触れたいのはもっとシンプルで、実用的な所。「切り口」についてです。フレームワークとも言われますね。

2次試験において「切り口」を上手く考えられるかどうかというのは、事象を構造的に考え、シャープな解答を導き出す上でとっても大切なポイントです。

この切り口というのは、1つの問題(Issue)に対して、どのような観点から論じれば良いか?という問いに応えるものです。

また、モレ無く、ダブリの無く、必要な論点を押さえた解答をするためにとても重宝するものです。

中小企業診断士の2次試験は事例問題が出る、というのは皆さん既にご存じのことと思いますが、この事例問題を解くに当たり、「切り口」がパッと頭に浮かぶようになると、格段と解答がシャープなり、解答を出すまでのスピードが上がります。

また、スト生にとっては十分に2次試験の準備をしている期間はありません。しかし、早い時期でこの「切り口」の使い方を理解していると、2次試験に本格的に取り組んだ時にとても早いアウトプットの質の向上が期待できます。

 

 

「そんなこと言われても、よくわかりませんわ」

 

では、少し事例を出してみましょう。


「尊敬できるスポーツ選手とはどんな選手か?」

 

この質問に対して、どのような解答を行うべきでしょうか・・・?

例えば、「試合に優勝する人」という解答。確かに成績を残すのはスポーツ選手として評価される上で大切ですよね。では果たして、優勝して成績を残す選手だからからといって、尊敬できるスポーツ選手と言えるでしょうか?いつも優勝するけど、ファンからの人気はないかもしれません、 また選手寿命は短いかもしれません。となると、成績だけでない要素も必要そうです。

さて、そこで考えるべきが、例えばこういった切り口の考え方。

「心」「体」「技」

尊敬できるスポーツ選手として、確かな技術を身に付け、丈夫な身体を持ち、強い心を持つ。例えば、この質問に対してはこんな切り口から解答した方が、モレなく、ダブリなく、論点を押さえてシャープに解答できそうですよね。

 

 

さて、続いてもう1つ事例を出してみましょう。

「理想の男性とはどのような男性か?」

さて、男性の方はドキッとしたかもしれません。例えばこの回答も、「イケメンで、肉体美で、優しくて、収入が高くて・・」なんて私も苦笑いしてしまいそうな答えが出てきそうですが、もっと論理的に回答の切り口を考えてみましょう。

例えば、この

「恋人として」「夫として」「父として」

という切り口の考え方。確かに前述の「イケメンで、肉体美で・・・」という下りでも「ルックス」「愛情」「生活力」と切り口を整理して語れそうですが、時間軸が抜けてしまいます。「恋人として」「夫として」「父として」という論点から解答を構成した方が、モレなく、ダブリなく、論点を抑えて論述ができそうですよね。

このように、1つの問題に対して、モレなく、ダブリなく、論理的に解答していくために「切り口」を考えることはとても重要です。

※上記は勝手に考えたサンプルですので、もし「こっちの方が良い」という考え方があればコメントを頂ければと思います。

 

2次試験には定番の切り口として、例えば以下のようなものがあります。

・メリット/デメリット 「メリットは~、デメリットは~」
・新規/既存 「新規顧客に対しては~、既存顧客に対しては~」
・外部/内部 「外部要因として~、内部要因として~」
・ハード/ソフト 「ハード面としては~、ソフト面として~」
・数量/単価 「顧客数拡大のため~、顧客単価上昇のため~」
・ドメイン 「誰に、何を、どのように」
・多角化 「水平的・垂直的」    ※H24 事例Ⅱで出題
・経営資源 「ヒト・モノ・金・情報」
・マーケティング4P 「製品・価格・プロモーション・チャネル」
・QCD 「品質・コスト・納期」
・経営分析 「収益性・効率性・安定性」

 いずれも非常に使いやすい切り口なので、2次試験前までには頭に入れて、且つすぐに使えるようにしておく必要があります。実際の2次試験ではこういった切り口の考え方を、設問の制約条件に当てはめて多面的な解答ができるように活用していくことになります。

例:

設問「B社が 今後収益を向上させていくために取りうる方策はどのようなことが考えられるか?」

解答「客数向上のため~を行う。また、客単価向上ため~を行う」

といった感じですね。

 

しかし、年々と難化していくのが中小企業診断士の2次試験。過去問と同じような観点からの切り口を活用できるシーンは年々どんどん低下していくと考えてもいいでしょう。


 ではどうするか???

「この時期から少しずつ自分で使って訓練を行っていく」のが望ましいと思います。別に勉強時間を使ってやらなくてもいいと思います。

こういった訓練は普段の仕事をしながらでも出来ると思いますし、家に居てもできると思います。
大切なのは、「普段行き当たった事象に対して、構造的に捉えて考えようとする」という姿勢だと思います。

しかし、この「切り口を考える練習」という作業、やろう、やろうとしても普段は忘れてしまいがちです。。
ですので、自分の職場のデスクまわりとか、家の冷蔵庫とか「切り口を考える」とか「構造化して考える」とったメモみたいなのを貼ってみてはいかがでしょうか?これだと、何か仕事で考えなければいけないことに遭遇した時、「あ、この問題を切り口を使って構造的に考えよう」と、思い出すはずです。(多分、このように意識できたら仕事もうまくいくはず。)

 

少しずつ1次だけでなく、2次も意識して動きたいこの時期。よく2次試験の”記述”を意識して、日経新聞の春秋の要約をやっている方がいらっしゃいますが、それも1つの並行してできる準備だと思います。

うまく意識の切り分けを進めながら頑張っていきましょう

 

では、今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

 

 



こんにちは、マイスターです!
これから道場4代目の一員として執筆させて頂きます。どうぞ宜しくお願いします !

合格体験記プロフィールはこちら。

 

そんな私も受験生時代は毎日のように一発道場ブログを食い入るように見ていました。

・どんな勉強法がいいのかな?

・どんな風に覚えたらいいのかな?

・試験に向けての気持ちの持ち方、アクセルを踏み方など、参考になる情報はないかな?

とってもとってもお世話になった一発合格道場なので大変恐縮ですが、ハッキリ言います。

「道場に答えを求めにくる」
→残念ですが事例はあっても答えはない。探しても探してもあなたにとっての“合格への答え”は見つからないでしょう。

「道場にヒントを求めにくる」
→ OK。でもヒントを自分なりに活用できないなら見に来ている効果は薄い。

 あくまで道場は学習設計、学習ノウハウの調達、学習の進捗管理のベンチマークとするなど、答えでなく、ヒントを探しにくる所と考えたい。

今の時期に、みなさんに大切なのは、自分で能動的に学習計画を立てて、毎日実施をして日々新しい知識をインプットして、アウトプットすること。

自分のプロセスを繰り返すことで、強固な知識の橋げたを作り、その「知識の橋げたの作り方のヒント」道場に探しにくるイメージを持ってもらえるといいと思ってます。

-学習設計どうしてますか?-

さて、本題。今日は学習設計についてです。まずは下記の図を参照。

もちろん学習設計が大切なことはわかっているはず。そして学習設計の考え方もひとそれぞれ。

では、学習設計って何を元にしてやっていますか??

 

-意外な”アレ”が診断士の勉強に似ている?-

そろそろ今年の就職活動戦線も本格化してきました。就職氷河期と言われて就活で疲れはてている学生も多いと聞きますが、昨今の景気動向は回復基調にあります。内定率が上がらない大きな理由として
①大手企業の外国人採用の拡大
②安定志向の蔓延で中小企業とのマッチング機会の減少
等が叫ばれています。「優秀な人材の採用」。これも大きな中小企業の大きな課題ですよね。

 

さて、その話題はさておき、恐らく就職活動を経験されている方はわかると思いますが、あなたが就職活動をしていた頃、
どんなことをしていましたか?

 

・・・思いだせない・・・という方も多いはず。

おそらく多くの方にとって「企業研究」「職種研究」「自己分析」「エントリーシート」「面接(対策)」などが就職活動に際して必要な活動でした。

(私も当時は必死で就職活動に取り組んだ思い出があり・・・)

 

でもこうして見てみると・・・

アレレ、なんかとっても中小企業診断士の試験とそっくり。そうなんです。似てるんです。

 

-今こそ「自己分析」のススメ-

特に今回触れたいのが「自己分析」。図で見ても「全て活動の土台」であり、「一番最初にやるべきこと」に位置づけられ、個人的にも自己分析はとっても大切だと思います。

 

この道場では過去に何度も伝えられていますが、

・試験範囲は想定ができ、受講形態は違えど学習内容は殆どの受験生が類似
・効率的にインプットをし、正確にアウトプットできた方が有利
・特別な発想をする人を合格させるのではなく、あたり前の発想をできる人を合格させる

といった中小企業診断士の試験特性を考えれば、やることはこの3つだけ。

 

①「自分が質を高められる方法で」
②「必要と思われる量の勉強を」
③「とにかく続ける」

 しかし、ここが一番の難しい所。

①    質を高めるためには「自分に合った勉強方法」が必要
②    量をこなすには「自分なりの学習時間と学習環境の確保」が必要
③    とにかく続けるには「高いモチベーションと、強い意志」が必要

 

これは就職活動でも一緒。自分という人間の特性や、自分の本当にやりたいことと
会社の理念、ビジョン、業種、職種は合っているかどうか。ここがマッチしていないと、そもそも採用されないし、
運よく入社してもミスマッチが発生しやすい。
だから自分自身をきちんと分析する、「自己分析」が入口であり、一番大切でもある。

 

今のあなたの状態は?

・今の勉強方法はあなたに合ってますか?勉強していて違和感はないですか?
・量がこなせる学習環境を作れてますか?
・学習の負荷をどう捉えてますか?コントロールできていますか?
・自分にとって意味あるマイルストーンを設定していますか?
・この勉強をしているモチベーションの源泉を認識していますか?
・今、本当にやるべき勉強はやりきれていますか?

自分の学習設計自分のマインドがイマイチ認識できていないな~、と感じる人はもう一度時間を取って「自己分析」
してみてもいいと思います。人間、自分のことを分かっているようで、実は意外とわかっていないもの。
自分自身の生活環境、仕事とのバランス、学習に対するノウハウの有無、モチベーションの水準などなど・・・・
早い時期に自分の外部環境と内部環境を分析して、自分なりの取り組み方やプロセスを固めていきましょう。

大切なのは・・・

「自分を知り、自分にあった学習設計をして、決めたら迷わず突き進む」こと。

(でも、柔軟に新しい情報に触れて修正していくのも一方で大切ですけどね) 

自分を知った上で、どう学習設計をするのかは、道場の記事合格体験記・未合格体験記はとってもとっても参考になりますので、
ぜひ色々情報を探してみて頂き、ヒントを得てみてください。

 

 

では、「今日も1日コツコツと」

マイスターでした。



こんにちはJCです。
1次が終わって、2次試験の勉強に取りかかった初めのころの段階では、80分で事例を解き終えることってなかなか難しいですよね。僕もそうでした。
当時の僕がT○Cの講師の先生に相談したメールmailの出だしはこんな感じ。

1次学習期間中も仲間を募って、学習会を開いたりと少しは2次の勉強にも取り組んでいたと思っていましたが、久しぶりに80分で時間を区切って取り組んでみると、
①時間が全然足りない
②設問の問いの方向性と解答の方向性が全く異なってしまっている。
(利益率向上を問われているのに、売上げ向上に終始した解答になっている)
③問題文の読み込みが甘く、因果関係の掘り下げが足りないために薄っぺらな、根拠に乏しい解答になっている、
等々お恥ずかしい状況です。

■なんで時間が足りないのか?その1■
その後、安定し始めてから「なんだ、そうだったのか!」と気付いたことですが、時間が足りない要因は僕の場合2つありました
一つ目は、読む時間が長い。設問文を読んで、与件文を読んで、また設問文を読んで、与件文に戻って設問文との対応を行ったり来たりしながら、探してゆくという作業をやっていたんですね、最初の頃は。

で、僕の場合の読む時間の短縮方法は
①まずは与件の第1パラグラフの冒頭に書かれている会社の概要だけ読む。
②その後、設問文を時間をかけて読む。問題で問われると想定される事象を設問文の空欄に細かくメモする
③それから与件文を線を引きながらじっくり読み込む。4色ボールペンが好きという方もいますが、僕の場合はシャープペン1本でした。

ポイントは②の設問文の読み込みじゃないかと思います。設問文と与件文を行ったり来たりしている初期段階では、与件文を読んでいる最中は設問で何が問われているかがすっ飛んでいたように思います。でもじっくり読み込むことで、設問文の要求が頭の中に焼きつけられていますので、与件文を読みながらも、設問1との対応とか、この「なお」以降の文章は設問3に使えるとか、与件文にメモを付けながら読めるようになりました。ちょうど2年前の今頃の僕は「設問文を倍の時間をかけて読む」というテーマを自分に課してました。

<設問文の読み込み>
設問文はしっかり読み込むことは特に重要です。僕は設問文の中で重要と思われるところにまるをつけるようにしていましたが、文節ごとに/で区切るという方もいます。いずれにせよ、読み飛ばし、読み間違いがないようにしっかりと読み込むためのお作法なのだと思っています。
特に設問文で前文と個別の設問に分かれている問いは、前文に大事なところが隠されていることに要注意です。
例えば

H21年事例Ⅱ第3問
B社は顧客の拡大と自社へのロイヤルティ(愛顧)を高めるために、新しい事業を考えている。どのような事業が考えられるか。
(設問1)
B社は自社だけで行えるサービス事業を考えている。それはどのようなものか。120字以内で答えよ。
(設問2)
B社は商店街の裏通りにある銭湯との共同事業を考えている。どのようなサービス事業が考えられるか、120字以内で答えよ。

この問題で前文をすっ飛ばして、対応してしまうと大事故となってしまいます。
ここでのポイントもしくは制約条件は①顧客拡大②自社へのロイヤルティ(愛顧)の向上です。この2点を盛り込まずに作られた解答は残念ながら点数にならない可能性があります。
設問文を読む際にはこの二つの制約条件に大きく〇とか波線とかで印を付けておきましょう。
 

また、設問文を読む際には設問と設問の結び付きや問題全体で問いたいことも合わせて考えるようにすると効果的な解答を導き出すことができそうです。

■なんで時間が足りないのか?その2■
二つ目の時間を足りなくさせる要因は書く時間が長いというものでした。僕は当初から80分で解くことを課題としていたのですが、そうするとどうしても途中で書く時間についての焦りが出て来て、考えながら書き始める状態に陥っていたんですね。これは×。考えきれていないので、書きながら消しゴムで消して、また書いて消しゴムで消して…という作業を繰り返すことで、却って書く時間が長くかかり、余計に時間を足りなくさせる要因になっていました。

で、書く時間の短縮方法は書く時間そのものを短くするというものです。
①上記その1で考えながら読み進む
②もう一度設問文に戻る時には、設問に対応した解答に使うべき根拠等を設問文の空欄に細かくメモする。
③僕の場合には全設問の解答メモを作ってから、書く作業に入っていました。

 

考える時間をきっちり取って、整理した上で書くことにより、何より消しゴムの登場回数が減りました。100字の解答だったら80字くらいまで一気に書いて、最後の20字の終わり方を字数を逆算しながらまとめて行く。そんなやり方で時間が足りなくなるという悩みは解消しましたし、得点は大きく向上してゆきました。

さらには、その1とも合わせて、設問文の要求と大きく異なる解答の方向性という悩みも一緒に解決したように感じます。

■考える作業がとても重要■
2次試験は「読む」⇒「考える」⇒「書く」という3つの作業に分けるとすると、できうる限り「考える」に多くの時間を使うような訓練の2カ月で必要になってくると思います。

解答用に使う根拠を設問文の空欄にメモしながら考えて行くと再現答案の作成も可能です。
試験は本番だけだから再現答案なんて作る必要ないじゃない、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、きちんと考えて、論理だてて作成した解答は再現答案はきちんと作れるものなのです
逆に書きながら考えている段階では再現答案はなかなか作れません。再現答案そのものが重要なのではなく、再現答案を作成できるレベルの解答プロセスが重要なんだと考えています。

ですので、2次の模試試験を受験する時の僕のテーマは「再現答案を作れる解答を目指す」でした。

=====================

さて、僕も最初は80分では解けない!ぼけた解答しか出せないということを悩んでいましたが、いろいろとテーマを決めてトライ&エラーを繰り返し、徐々に自分のなかでお作法というかプロセスを固めていったものです。
今のタイミングで時間が足りない!白紙の設問が出てしまう!ということで悩んでいる方がいらっしゃったら、ちょっと試してみて下さいね。

でも、2次のお作法はほんとに人それぞれです。
僕のやり方があなたに合うかどうかはわからないので、とにかく多くの事例を解いて、解くにあたっては、毎回テーマを決めて、自分にあったやり方を発見するように努めて下さいね。

後2カ月ちょっと、これまでこんなに勉強したことがないっ!!と思えるくらいに勉強してみて下さいね。

by JC



怒涛の7週間も中盤戦に入りました。順調ですか?JCです。
うまく波に乗っている方はそのペースを維持して
さらにガンガン行ってください。
これまでの答練がいま一歩だった方は、
なぜその結果だったのかを振り返りましょう。
安易に「橋げたが弱い」という結論に結び付けない ことが大切です。
もともとの橋げた理論というものをちょっと振り返ってみましょう。

◆橋げた理論の大事な点◆
橋は橋げたのみでできているわけではありません。
橋げたの上に掛かる橋板があって初めて通行可能です。
これまで7科目の膨大な学習量をこなすうえで橋板のことはいったん忘れて一つひとつの強固な橋げたを構築することをお勧めしてきました。
きちんと橋げたを作ってくださった皆さんですら注意すべきことは、まだ橋板は構成されていない点です。

その橋板を構成する時期がまさに、
これからの直前期・超直前期
なのです。

最初の頃に学習した科目は結構忘れていますよね。
それでもその科目を学習するときに集中して橋げたを作った方は思い出すのも、早いはず。
ですので、今一歩の結果だった方もあきらめるのはまだ早い!
落ち込む前にさくっと思い出す努力と
これまでつながっていなかった各科目をつなげてゆく橋板の構築作業に入ってみて下さい。
きっと結果につながります

◆親しみやすい運営管理◆
ながながと総論を語ってしまいました…

さて、今週の話題である運営管理の話に入りましょう。答練の点数はさておき、財務や経済に比べると、運営に対して嫌悪感を抱く方は少ないのではないでしょうか?
それはたとえ工場のある会社に働いていない方でも、これまでの人生の中で、小学校の時の工場見学やテレビやCMでそれなりに
「工場ってこういうもの」、というイメージが出来上がっているから。
店舗管理についてはそれ以上に毎日のようにコンビニでおにぎり買ったりしているので、わかりやすいのではないかと思っています。

◆親しみやすさと得点は別?◆
ところが、そんな親しみやすい運営なのに、答練の結果は人それぞれになってしまっているかもしれません。

なぜならそこにはやはり試験という特性があるからです。

さらっとなんとなく理解しているというレベルから、専門用語をキチンと把握したうえで論理的な生産・店舗管理が求められるからでしょう。
運営は全体俯瞰とともに詳細な把握を求められる科目です。
言い換えれば、
時間をかけることで最も点数が伸びやすい・得点源もしくは貯金科目にしやすい分野が運営管理です。
ぜひ、頑張ってくださいね。

◆2次と絡めた運営の学習◆
2次試験の事例Ⅲは「生産・技術を中心とした
経営の戦略および管理に関する事例」です。

まさに運営管理、特に工場の生産管理を
テーマに設定される可能性が高い科目です。

1次試験でしっかり運営の本質を把握しておくことは
2次試験対応でも重要なポイントとなります。

運営の本質って何かっていうとおそらくテキストの一番初めあたりで勉強したQCDもしくは、もう少し観点を広げたPQCDSMEに尽きるんじゃないかと考えています。

◆QCDもしくはPQCDSME◆
工場を持つ企業にとって品質(Quality)、コスト(Cost)、納期( Delivery)は最も追求しなきゃいけないテーマであるはずです。

問題の構成としては以下の可能性が高い。
①工場のラインのどこかにボトルネックがあり、品質が安定しない。
②工場のラインのどこかにボトルネックがあり、無駄なコストが発生する。
③工場のラインのどこかにボトルネックがあり、納期が守れない。

なーんだ、ボトルネックを探せばいいんじゃん♪と気付いた方、
正解です。

◆1次運営管理でつかんでおきたいこと◆
まさに事例Ⅲはボトルネック探しとボトルネックの改善方法を語る事例です。
ボトルネックの探し方は1次試験が終了した翌日からスタートしましょう。

でもボトルネックの改善方法の手立てを勉強するのは
まさに今です。
段取替えを減らすには?残業を減らすには?ダブった工場を集約するには?
セル生産やグループ別レイアウトで解決できるか。
ボトルネックは無駄とかダブりと言い換えられるかもしれません。

ECRS即ちなくせないかEliminate)、一緒にできないか(Combine)、順番をかえられないか(Rearrange)、簡単にできないか(Simplify)を突き詰めて考えてゆくことがとても大事です。ECRSを駆使するのは生産の流れだけとは限りません。時には情報の流れ のケースも出てきます。

運営管理は面白いです。この科目をしっかり勉強したら、いつか(本試験後)チャンスを見つけて工場見学に行ってみるのも楽しいですよ。

ちなみにこんな企業が工場見学を受け入れてくれています。
キリンビール 
資生堂
Webで探していたら、こんな便利なサイトもありました。
工場見学インデックス
全国の無料で見学できる工場が掲載されているようです。

自分が学んだ知識、それも小難しいものではなく、単純なものが工場で働く人々の経験値の中から取り入れられていてびっくりすることうけあいですよ。
今日はココまで。

by JC



こんばんは、アックルです。

いよいよ明日は2次筆記試験の合格発表ですね。

もう既に今からドキドキされている方も多いのではないでしょうか?
昨年の私も合格発表前日のブログで、緊張している心境を書きました。

ここまで来たら開き直るしかない!と思っても、緊張をとくのは困難ですよね~coldsweats01

明日の朝の方になってからは、さらに緊張すると思いますが、一生でこんなに緊張することなんて二度とないってくらい緊張すると思います。

昨年の合格発表日は私は会社にいましたが、10時の発表が気になって全く仕事が手につきませんでした。
朝の9時頃から中小企業診断協会のHPを「まだか?まだ出ないのか?」と何十回、何百回とひたすらクリックし続けていました。

そして診断協会のHPの「TOPIX 中小企業診断士試験のお知らせ」 が更新されるのをひたすら待っていたのですが、10時を過ぎても一向に更新されませんでした。
そこで上の方にある「中小企業診断士試験」をクリックしたところ、デテマシタ~!!!!
TOPIXの更新の方が遅いんですね。
皆さん、ここ重要ですよ!下図のように「中小企業診断士試験」の方をひたすらクリックして待ちましょうcatface

二次受験生の皆さんが、明日の10時過ぎに喜びと感動でいっぱいになっていることを、心よりお祈りしています。

BY アックル



こんばんは。久々のアックルです。

今週の財務・会計公式は「営業レバレッジと安全余裕率」です。

営業レバレッジといえば平成21年度の二次試験に出題されて、多くの受験生が「営業レバレッジって何?」とパニクったと思われるアレです。

診断士試験では新しく出題された分野ですが、実は日商簿記1級や証券アナリストでは当たり前のように出題されてます。
ですから上記2つのいずれかの資格をお持ちの方にとっては平成21年の問3は楽勝だったかもしれません。
(とはいえ、私の場合は簿記1級を持っているとはいえ、試験中にテンパってしまい間違えました。)

ちなみに日商簿記1級では営業レバレッジではなく「経営レバレッジ係数」という名称になってます。

□「営業レバレッジ」とは?

「営業レバレッジ」とは企業経営における固定費の利用を測定する指標です。
費用の中に固定費が含まれていると、売上高のわずかな変動でも、営業利益に大きな変動をもたらすようになります。売上高の増減に対して固定費がてこ(lever)のような働き(leverage)をして、営業利益の増減率を増幅します。このことを営業レバレッジといいます。特に固定費の割合の高い企業ほど数値は大きくなります。

数式は以下のとおりです。

営業レバレッジ(倍) =限界利益/営業利益 ちなみに限界利益=売上高-変動費です。

なお、営業レバレッジ(倍)は業績予想のシミュレーションに使うこともできます。

営業利益の変化率=営業レバレッジ×売上高の変化率

□「安全余裕率」とは?

安全余裕率は売上高が損益分岐点売上高からどのくらい離れているかを示す比率です。この比率が高ければ高いほど、売上高が損益分岐点より離れていることになり、収益力があることを意味するので安全であると判断できます。

数式は以下のとおりです。

安全余裕率=(売上高-損益分岐点売上高)/売上高=1-損益分岐点比率

さてここまでは受験経験者の方ならおそらく知っている内容だと思います。

ここから先は知らない方が意外に多いと思うネタです

□営業レバレッジは安全余裕率の逆数

そうなんです。営業レバレッジ=1/安全余裕率

つまり、営業レバレッジは安全余裕率の逆数なんです。

よって、安全余裕率=営業利益/限界利益にもなります。

では、なぜそうなるか図で説明しましょう。

まずはおなじみの損益分岐点表(図1)

まずこの図から説明しますが、横軸は売上高、縦軸は売上高・費用・利益です。
縦軸も横軸も売上高なので売上高線は45度線になります。
次に費用です。まずは横軸と平行の固定費線が あって、その上は変動費線です。実際には固定費線の上にあるので総費用線となります。
売上高線と総費用線が交わる点が損益分岐点です。

一方、実際の売上高は損益分岐点より遥か右です。売上高と損益分岐点売上高の差が「安全余裕額」となります。

さて、このままでは営業レバレッジ=1/安全余裕率の証明ができません。ここでこの図を以下のとおりアレンジします(図2)。

図1と比べて何が変わったかと言いますと図1は固定費線の上に変動費線があったのですが、図2では入れ替えて変動費線の上に固定費線があります。
こうすると何が違うのかと言いますと、限界利益(売上高-変動費)の表示が可能となります(図2の右端の赤いカッコ)

さて、この図2をよく見ると比が等しい同じ相似条件の三角形が二つありますね。

分かりますか?

太い線を入れると よく分かると思います(図3)。

赤線の三角形と緑線の三角形は相似関係になってますね。
ということは次の式が成立します。

売上高:限界利益=安全余裕額:営業利益

さて、この数式をさらに動かすと、
安全余裕額/売上高=営業利益/限界利益

安全余裕率= 営業利益/限界利益=1/営業レバレッジ

となります。

この数式は覚えておいたほうがいいですよ。きっと役に立ちます。

それでは、本日はここまで。

by アックル



H22年2次筆記試験受験者の皆様。
私達一発合格道場からのお誘い・お願いがあります。
「受験体験記」、「合格体験記」、「不合格体験記」
をまとめてみませんか? 

内容   : 原則自由(応募者には参考テーマをご連絡します)
原稿量  : 原稿用紙2~5枚程度(最高2,000字程度目安)
第一回締切: 2010年11月30日(火)
特典   : 「一発合格道場」ブログ上で随時公開。
応募方法 : こちら にコメント・ハンドルネーム・メールアドレス(アドレスは非公開設定です)を残してください。当方より連絡します。または、webmaster@rmc-oden.com までメールをお願いします。

※当ブログ運営趣旨に反しない限り、原則応募全員分を公開。
※原稿の著作権は個人上は放棄いただき、当「一発合格道場」に帰すものとします。

まず「受験体験記」を募集します。世間で良く見かけるのは「合格体験記」pencil。しかし合格者の体験談など似たり寄ったりで、面白くもなんともない。2次に手応えあれば今から「合格宣言」も良し、不本意であれば来年に向けた「決意表明」「不合格体験記」も良し。筆記合格発表前のこのタイミング、今の自分の思考を文章で表現することは必ずプラス効果ありshine

ただし。
2,000PV/dayを示すこのブログ。衆目に耐えうるそれ相応の根拠・因果関係・文章力が期待されることをご理解願います。smile

では、受験生からの寄稿募集担当の二人から一言。

■ふうじん■

合格発表前になぜ今「体験記」? その理由を追加であと2つ。

一次対策
2011年合格目標コースがこの10月に本格スタート。最新の受験体験を今まとめ、後進に伝えることは、他の誰にも真似できない価値を生むから。

二次対策
2次筆記「合格者」「不合格者」の違いとは、多くの場合「たまたま」に過ぎない。激戦の1次の合格者が2次筆記試験にどう立ち向かったか。その経験を広く正しく伝えるには、今この瞬間がベストだから。

このタイミングでの体験記執筆には誰しも大きな抵抗あり。でもお願いはただ一つ。診断士として今後の価値創造に有効なキーワードは、周囲への模倣や同調ではなく、自主・創造・差別化・多様性。今しかできないことは、今やる。その判断は自分にも周囲にも、必ずプラスに働きます。

■ハカセ■

これまで、受験生の皆さんは夢中で走ってきたと思います。自分の勉強方法の是非を振り返る余裕は、僕の場合は、合格後、TACの「合格の秘訣」を執筆するまではありませんでした。恐らく皆さんもほぼ同様と思います。

「体験談」は、自分自身が打ち込んできたことを客観化し、第三者にも分かるように記述する、他に換え難い自己鍛錬の機会です。

この募集は、「受験体験記」や「合格体験記」を書いてみる気軽な機会・・・ではありますが、皆さんの心の持ち方次第で、それ以上のものにすることが出来ると思います。

実際に書き始めるとお分かり頂けると思います。気持ちよく書き始めていたのに、ある時、ぴたりと筆が止まる感覚があることを。自分がやってきたことをダラダラと書いただけの体験談は、他人の心には響きそうにないことを、自分が伝えたいことが文字の上ではなかなか伝わらないことを、痛感します。

たかが体験談、されど体験談。そこには二次試験とは違う難しさがあるのです。是非この感覚を味わって頂きたいと思います。

合格発表までの「コーラの炭酸が抜けてしまったような」この期間を活用し、ぜひ体験談をまとめてみることをお勧めします。ご応募、お待ちしております。

by道場執筆陣一同



こんばんは!アックルです。

明後日はいよいよ2次試験。ホントに超直前ですね。

◇ファイナルペーパー◇

今週はファイナルペーパー特集。JC、ハカセ、ふうじんそれぞれの昨年のファイナルペーパーはご覧頂いたでしょうか?

「合格者はこんなに凄いファイナルペーパーを作成していたのか・・・。」

「もう試験まで二日しかないのに、いまからこんなペーパー作れない。」

など愕然とした方も多いのではないでしょうか(私も今週彼らのファイナルペーパーを見てビビリました。
では、合格者は皆彼らのようなファイナルペーパーを作成したのでしょうか?

答えは否。

実は私は昨年ファイナルペーパーを作成しませんでした。でも合格できました。
なぜ作成しなかったか?
それは私の前年に合格した友人にファイナルペーパーを活用したから。
当初は自分で作成することも検討していたのですが、友人のがあまりに素晴らしかったのでそのまま使わせて頂きました。
ラーメンの隣に映っているのが友人Nのファイナルペーパーです。ブログでも公開したいのですが、友人の許可を得ていないため申し訳ございませんng

私は友人Nのファイナルペーパーを試験直前の最終確認だけでなく、お守り代わりにしました。
「このファイナルペーパーを使えば、きっと合格できる。だって、Nも昨年これらを会場に持ち込んだのだから。」
このように自分をマインドコントロールしたことで、会場入りしたときには不思議と力が湧いてきました。

合格者のファイナルペーパーはお守りとしてだけでなく試験開始直前の最終確認に非常に役立ちます。
だって結果的に合格者が試験直前に必要だと判断した知恵と知識を集めたものだから

ですから現時点で作成していない人は道場メンバーや過去の合格者が作成したファイナルペーパーを会場に持っていくことをお勧めします。

きっと助けになると思います。今、読んでもピンと来ない部分が、試験直前の緊張した精神状態で読むと、大きなヒントflairになる部分があるかもしれません。

◇試験前日の過ごし方◇

明日は無理して勉強し過ぎずに、なるべく早く寝て体をゆっくり休めて明後日に備えて下さい。
昨年の私は前日は事例問題は解かずに、これまで解いた事例を眺めたり、失敗ノートを読んだり、フレームワークの確認などを行いました。
前日に事例を解かなかった理由は、もしも前日の事例の出来が悪かった場合、精神的に悪影響を受け、翌日に引きずってしまうかもしれないと思ったからです。
ですから前日は体と心の両方をリラックスさせることを意識しました(実は前日に実家の親父と電話で大ゲンカしてメンタル面は最悪な状況になったのですが、何とか自分を取り戻せました)

2次試験はホントに緊張します。おそらく1次試験の比じゃないです。
試験中は普通の精神状態じゃなくなるし、「普段どおり受けなさい」とか「模試のつもりで受けましょう」など分かっちゃいるけど、なかなかそのとおりにはできないです。
でも体と心のコンディションを万全にしておけば、闘えます。

◇最後に◇

本試験は何が起こるか分かりません。予想に反して難しかったり、事例Ⅳで今まで見たこともない問題や用語が出てくるかもしれません。
途中何度も挫けそうになったり、家に帰りたくなるかもしれません。
でも何があっても絶対に諦めず、最後まで全力で戦ってください。
そして「 絶対に合格したい!」という強い思いを持って受けて下さい。ひょっとしたら火事場の馬鹿力が出るかもしれません。

一発合格道場一同は皆さんの合格を心よりお祈りします。

それでは。

BY アックル



こんばんは!アックルです。

2次試験まであと9日、いよいよ近づいてきましたね。

受験生の皆さんはおそらく1次試験の直前期以上に落ち着かない日々を過ごしていると思います。

体調に気をつけつつ、悔いのないようにたっぷり勉強してくださいimpact

さて、本日は事例Ⅳについてお話します。

「これから試験までの学習」「本試験での対応」についてお話をしたいと思います。

■事例Ⅳを中心に!

残り9日は事例Ⅳの学習に重点を置くことをお勧めします。なぜなら、①2次試験は事例Ⅳの出来が合格に大きく左右する、②他の事例とは異なりやった分だけ伸びる、
からです。
①についてですが、おそらく受験生の中で出来不出来に最も差がつくのが事例Ⅳです(事例Ⅰ、Ⅱは差がつきにくいし、事例Ⅲは多年度受験者が比較的有利)。私も昨年合格できた最大の要因は間違いなく事例Ⅳです。合格者の多くも同様の意見をお持ちです。

②についてですが他の事例もやればやるほど伸びるのですが、その伸び方がバラバラです。全く出来なかったのがある日突然開眼し、グーンと実力が伸びる方もいるでしょうし、逆に最後まで苦手意識が抜けないまま本試験に臨む方も多いでしょう。しかし、事例Ⅳは間違いなく勉強量に比例します。また会計やファイナンスは慣れの要素が強く、スポーツのように間隔が開いてしまうと解けなくなってしまうことも多いです。ですから、直前期は慣れ+間隔を維持するためにも事例Ⅳに集中して取り組むことをお勧めします。

特に事例Ⅳが苦手な方は勉強時間の半分以上を事例Ⅳに費やしてもいいと思います。

今の時期のお勧めの勉強法は、やはりこれまで解いてきた過去問や演習を繰り返し何度も解くことです
とにかく反復です! 理解しながら公式や解法を徹底的に覚えてしまいましょう。
また試験に出そうな公式をファイナルペーパーmemoにまとめて隙間時間などに読むこともお勧めします

■本試験での事例Ⅳの対応

事例Ⅳは2次試験最後の科目です。既に朝から4時間かけて3科目を終えた後で心身ともに疲労困憊の状況になると思います。
疲れによる集中力低下の影響で計算ミスや公式の度忘れなどの失敗は絶対に避けたいものです。
疲労対策としては、昼休みか事例Ⅲ終了後に「メガシャキ」「眠眠打破」を飲むことをお勧めしますflair
昨年の私は使用しませんでしたが、最近受験したTOEICや証券アナリストで効果抜群でした。
飲むとホントに集中力アップしますよ。私には「メガシャキ」の方があってました。値段もこっちの方が安いし。
皆さんも本試験前に試して飲んで自分に合っている方を本試験に持ち込んでください。特にこれから事例問題を解こうとしているのに疲れている状態のときに試してみるのがいいですよ。

また、チョコレートなど甘いものを食べることも脳の疲労が取れます。
ちなみに昨年の私は事例Ⅲの直前にマーブルチョコを口の中に流し込みました(笑)。

さてメガシャキなどで脳が活性化したとしても、緊張は取れないと思います。最後の試験なので一層緊張感が高まると思います。
緊張すると簡単な問題が難しく思えることがあると思いますが、とにかく落ち着いてじっくり問題を読んで解いて下さい。

また、緊張による公式の度忘れなども起こりうると思います。どうしても公式を思いだせない場合はどうすればいいでしょうか??

さてここで問題です。
損益分岐点売上高の算出方法を忘れてしまった場合、思い出すには次のどちらの問題の方が容易に思い出せるでしょうか?

A:売上高5,611、売上原価4,204(売上原価に占める固定費1,598)、販売費・一般管理費(全て固定費)931、営業外費用208、営業外収益3

B:売上高100、変動費20、固定費50円

明らかにBの方が単純なので公式を思い出しやすいし、仮に公式を思い出せなかったとしても計算してなんとか算出できますよね。
自分で数字をあてはめて計算することで、短時間で「損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動比率)」という公式に辿りつけると思います。

一方でAはややこしい数字が羅列しているので、計算するのに時間がかかる上に余計パニックになってしまうかもしれません。(実はAの方は昨年の第3問(設問1)の数値です。)

つまり公式を忘れてしまった場合は、単純な数値を使って思いだすことがポイントです。

本日はここまでです。試験直前に再度本試験での注意点についてお話します。

ラストスパート頑張ってください!

BY アックル



こんばんは!アックルです。

久々の更新です。実は証券アナリスト1次試験の勉強のため、しばらくの間一発合格道場を休ませて頂いてました。

ちょっと証券アナリストについてお話をさせて頂きます。
証券アナリストは経済・財務分析・証券分析の3科目で、経済と財務分析は診断士と被っています。
ですから診断士の1次試験を突破された方でしたら、比較的攻略するのは楽だと思います。
ただし、経済は国際経済色が強く、また財務分析は簿記1級で学ぶ理論が多く出題されるという点で、診断士試験と若干傾向が異なっています。

学習内容は診断士試験もそうですが、非常に面白かったです。特に証券分析がとても楽しかったです。診断士の財務・会計に出てくるポートフォリオ理論やファイナンスをより深く学べますので、興味のある方は診断士合格後に目指してみるのもいかがでしょうか?

ちなみに自己採点では8割以上取れていたのでおそらく合格ですhappy01。今後は来年6月の2次試験に向けて頑張ります。

さて、本題に入ります。今週は事例Ⅲ特集。

私は4つの事例の中で事例Ⅲが最も苦手でした。事例Ⅰの方が難しいと思うのですが、なぜか事例Ⅰの方が先に開眼し、事例Ⅲはなかなか点数が伸びませんでした。
私はメーカー勤務なのに事例Ⅲが苦手だったので非常に悔しい思いをしました。

「現場のことを全く知らない経営企画部」と言われても仕方がない状況でした。

ずっと点数が伸びなかったのですが、試行錯誤して10月に入ってからあることを試みたことがきっかけで目覚めて、
オプションで高得点を取ることができ、そのまま勢いに乗って本試験に臨むことができたような気がします。

あることとは?

それは、「裏紙のフル活用」です。

点数が伸び悩んでいたときは、私はあまり余白にはキーワードをちょこちょこ書く程度で、どちらかといえば頭の中で整理してから答案用紙に書いていましたが、
そのやり方を改め、裏紙に気になるキーワードを書いたり、因果関係を整理するようにしました

事例Ⅲはふうじんさんも言うように因果関係の把握が大切です。

頭の中で整理するより、書いて整理することで問題点の見える化ができますし、因果関係の把握が容易になりました。

下図は昨年、私がある事例を解く際に書いた内容です。

ちなみにこの裏紙のフル活用は事例Ⅲのみならず、他の事例でも同様に行いました。

伸び悩んでいる受験生の皆さん、1度この方法を試してみてはいかがでしょうか?



こんばんは。JCです。
事例Ⅰは難しいですよね。経済学にしろ、事例Ⅰにしろ、なんで最初の科目って難しいんでしょうね、この試験。
特にこれらの第1問って、びっくりするほどわけわからない問題が出題されがちです。
この1週間は事例Ⅰ特集で、メンバー各人が事例Ⅰに関する思いをぶちまけまいりました。

◆組織・人事がテーマ◆
事例の特徴をつかむ という記事の中でも、少し触れましたが、事例Ⅰは組織・人事をテーマとする事例です。わかっちゃいるけど、やってしまうのは…なぜかマーケティング的な解答に走ってしまうこと。なぜでしょう?これは設問文の読み込み・要求解釈が足りないからじゃないでしょうか?

◆設問文の読み込み◆
例えば

H20事例Ⅰ第1問 A社の事業の歴史的展開を踏まえた上で、現在のA社の強みは、どのような点にあると考えられるか。A社の強みとそれを形成してきた要因について、100字以内で述べよ。

 読み飛ばしてしまいがちなのは「歴史的展開を踏まえ」「A社…とそれを形成してきた要因」じゃないかな、と思います。2次試験は1科目80分しかない。それに読まなきゃいけない与件文は2-3ページ、さらには700字くらいの書きこみの時間も必要…。陥りがちなのは設問文をささっと読んで、あまり頭に焼き付けもせずに、与件文に入ってしまうこと。その結果、設問文の中身をよく検分せずに、この場合には解答として「強み」だけを書いて終わってしまうこと。求められていることは「強みがどのような点にあるか」「強みとそれを形成してきた要因」です。

◆要求解釈の重要性◆
Zone ふうじん 各メンバーがいろんな角度から要求解釈の重要性を語っているので、あまりにしつこいような気もしますが、敢えてここはしつこく行きたい。「歴史的展開」って何?単なるA社の強みじゃないってわけ?形成した要因って?結局答えのキモはここ?
この解答で歴史的展開を踏まえていない強みを列挙したら、やっぱりはずしてしまうことになると思いますし、強みを形成した要因が書かれてなければ、ほんの部分点くらいしかもらえないだろうと思います。

◆じゃ、どうすりゃいいの?◆
僕のお作法はまず与件文の「頭出しだけを読」んで、何をやってる会社かを知ったところで、「設問文をよみ」、その後、「与件文を読む」というやり方でした。自分の失敗が設問文の読み込みと要求解釈が甘いことが原因かも?と思った際に採ったやり方は、この「設問文を読む」作業に倍の時間をかけてみるということでした。僕にはとても合っていたようで、その後は、大はずしが随分少なくなったように思いますよ。

◆もひとつ、やったこと◆
これは事例Ⅰに限らないのですが、一次試験で学んだ知識のそうざらえ的小ネタ集をつくりました。人事・組織で問われる論点をエクセルでまとめていったんです。事例Ⅱはマーケティング・店舗管理、事例Ⅲは運営管理と続けてゆきました。でも、こうやってまとめる作業を自分でこなすことによって、既に遠い昔に感じてしまう1次試験の知識を洗い出すことができ、要求解釈の時点で、どんなキーワードの問題点が予想されるかが、山のように浮かぶ状態にすることができました。2次試験ですから、単に「○○○」という言葉が解答用紙に記載されていても点数にはならないでしょう、でも「○○○」を念頭に置いて事例の根拠を押さえた解答は必ず、良い点がついているはずです。

道場ファンの方々はお気づきかと思いますが、僕らはそれぞれ勝手な発言をしています。それはそれぞれの各人には、そのやり方が合っていたから、 です。
僕のやり方とふうじんのやり方は異なりますし、ハカセのそれとも違う。ZonE、あっくる、Watataもみんなそれぞれ違っています。
ですので、道場はぜひ参考にはしてほしいとは思いますが、なによりも自分に合ってるやり方をご自身で体得することです。



2010年9月17日(金)深夜(時差あり)。私はパソコンの画面とにらめっこしながら立ちすくんでいた。調子に乗って「個別計算問題対策シリーズ全5回」をJCと企画したのはいいけど、今日の執筆お題は「企業価値」。俺、簿記・会計こそ強いけど、ファイナンスはただの初学者なんだよな・・。しかしテキストをパラパラめくると、わりと簡単に思い出す。でも今日はいつもよりトーンはちょっと低めに。

そうか、そういうこと、かな?

こんにちは、ふうじんです。今日は、
個別計算問題対策シリーズ全5回の最終回。

9/14(火) CVP分析
9/15(水) 商品別限界・貢献利益率とプロダクトミックス
9/16(木) CF計算書
9/17(金) DCFに基づく投資判断
9/18(土) 企業価値算定 ←今日はここ

■企業価値とは?■
さてお立会い。「企業価値」論点の理解とは、あら不思議。論点の詳細はT○C「事例直前講義テキスト」を改めて参照いただくとして、事例IVで出題されれば配点20点。しかも難易度はかなり高めに設定されているから、ここで得点稼げば周囲に点差をつけ、2次筆記試験合格の可能性が高まるのは確実。

■企業価値とは(2) ・・企業を「時価評価」する■
この論点のツボは、企業の「時価評価」。それは財務諸表で示された「簿価」とは異なる、誰でも納得できる「何らかの値付け」
実はこのことは、講師が口を酸っぱくして必ず説明済み。でも案外記憶に残りづらいから、用途×立場の2マスマトリックスで、この論点の狙いを自分なりに整理!

うん、なるほど。
経営側⇔投資・貸付側が互いに納得できる値付けをするために、僕たちはファイナンスを学んでいるのか。
あえて一言付け加えると、投資・貸付側はプロ。経営側はどちらかといえば素人。その素人の味方として颯爽と馳せ参じるのが、中小企業診断士たる務め。

え、そんなことわかってるって?はい、すみません。
受験生の視点で考えると、経済先行きが不透明な今のご時世、「積極的買収に打って出よ」と試験委員がメッセージを発するとは考えづらい。「投資・買収側」の出題可能性は低いから、出題ローテーション的には、利益配当・分配可能額・配当割引モデルあたりが出る気はするけど・・。

この辺りは私より詳しい人が出題予想してくれると嬉しいです。いずれにせよ昨年H21年が「負債レバレッジ」だったので、今年は「企業価値」論点をしっかり予想して押さえておきたい。

■ファイナンス論点の学習~1次過去問の良問に学ぶ■
ではここでワンポイント。ファイナンス初学の私たち。そこそこの問題でもなぜ正答できるのか?

それは1次「財務会計」対策の知識のおかげ。

そう、1次試験に居並ぶあの難問たち。彼らは自分を正解してもらうかどうかなど、全く意に介していない。彼らが言いたいのは、「この問題を通じ、ファイナンスの知識を学んでね」。あぁ、ありがたいメッセージ。1次試験の財務会計対策でのあの苦労は、2次事例IVで花開くのか。

それなら別にファイナンスの専門家でなくても大丈夫。1次試験の過去問良題を「今からもう一度だけ」解き直す。そして予備校事例演習の事例IV対策問題・予想問題を解いてみる。そこで何か気づくことがあれば、今年の2次受験者の集団におけるあなたの立ち位置はかなり有利に。

では、近年での最も良問(MM理論)にチャレンジあれ。
こちらのサイト様よりコピペさせていただきました。受験生の立場にたった親身な情報ご提供、大変頭が下がります。

第17問(H19)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。ただし、文中の(   )については解答する必要はない。

1,000万円の資金を必要とするS株式会社を設立するにあたり、発起人は資金調達について検討に入った。なお、発起人の間では次の点について意見が一致している。
(合意事項)
1.会社設立後、会社は毎年100万円の営業キャッシュ・フローを確実にもたらす。
2.毎年の減価償却費は40万円で、これと同金額が経営能力の維持のために毎年投資される。減価償却費以外の費用、収益はすべてキャッシュ・フローである。
3.株式発行する場合の発行価格は1株10万円とする。
4.市場利子率は4%で、この率で自由に借り入れ・貸し付けできる。
5.資本構成については、必要資金1,000万円を全額株式で調達する案(以下「株式調達案」という。)と、500万円を株式で調達し残りを借り入れとする案(以下「借入調達案」という。)の2つについて検討する。
6.利益はすべて現金配当する。

発起人Pは、「税金を考えないものとすると、①貸借対照表に基づく自己資本利益率は負債の利用度が高いほど高くなるので、自己資本利益率重視の経営を考えるなら、借入調達案の方がよい。」と主張した。
発起人Qは、「税金を考えないものとしても、われわれも投資家であるので、簿価ではなく時価で自己資本利益率を考えるべきではないか。利益、したがって配当総額は、株式調達案の場合は毎年(   )万円、借入調達案の場合は毎年(  )万円である。その結果、自己資本の価値が、株式調達案では□ A □万円、借入調達案では□ B □万円となる。そして、②時価に基づく自己資本利益率は、株式調達案で(   )%、借入調達案で(   )%となる。」と述べた。
発起人Rは、「前記合意事項に加えて、法人税率を40%と仮定するとき、企業価値は、株式調達案では□ C □万円、借入調達案では□ D □万円となる。」と述べた。
(設問1)
文中の下線部①について、簿価による自己資本利益率の説明として最も適切なものはどれか。

ア 自己資本利益率は、株式調達案では6%、借入調達案では4%である。
イ 自己資本利益率は、株式調達案では6%、借入調達案では8%である。
ウ 自己資本利益率は、株式調達案では6%、借入調達案では12%である。
エ 自己資本利益率は、株式調達案では10%、借入調達案では8%である。

(設問2)
文中の空欄AおよびBに入る最も適切な数値の組み合わせはどれか。

ア A:1,000  B:500     イ A:1,000  B:1,000
ウ A:1,500  B:500     エ A:1,500  B:1,000

(設問3)
文中の下線部②について、時価による自己資本利益率の説明として最も適切なものはどれか。

ア 時価による自己資本利益率は、株式調達案と借入調達案とでは同じである。
イ 時価による自己資本利益率は、株式調達案の方が借入調達案より大きい。
ウ 時価による自己資本利益率は、株式調達案の方が借入調達案より小さい。
エ 時価による自己資本利益率は、簿価による自己資本利益率と同じである。

(設問4)
文中の空欄CおよびDに入る最も適切な数値の組み合わせはどれか。

ア C:600  D:300     イ C:600  D:600
ウ C:900  D:600     エ C:900  D:1,100

この問題の素晴らしい点は、設問(1)~(4)の順に従い、必要知識が身に付くこと。

設問(1) 配当割引モデル
設問(2) 割引率の適用(=市場利子率)
設問(3) MM理論
設問(4) 企業価値・負債の節税効果・最適資本構成

ううむ、すごい。ただすみません、先に一言だけ謝ると、いつもの通り全く解答解説見ずにこの記事作ってます。当問題の解答解説は1次過去問題集に記載されているはずなので、何か誤りあればご指摘いただけると幸いです。

■出題論点を自分で勝手に整理■
さて、過去問にやられっぱなしなのも悔しいので、負けず嫌いに一言だけ言い返してやるっ。
ファイナンス、企業価値の論点でどこを出題してくるか。

そういえば、

企業価値(DCF法)=将来FCFの現在価値の合計 または
企業価値(配当割引モデル)=負債価値+株式価値

だったでしょ。
ここで、「FCFを向上する」ことは事例IV「企業価値」の主論点ではない。それは(一部を除き)事例IIか事例IIIの話。であるなら出題論点を分類し、

時価で評価する(DCF法・FCFの計算・配当割引モデル)
調達コストを下げる(最適資本構成・負債の節税効果・WACC・CAPM)
投資のタイミングを変える(リアルオプション・デシジョンツリー)

といった感じに自分で勝手に予想するのも悪くない。
テキストに従うばかりでなく、各論点を自分なりに意味づけすると、ファイナンスって俄然面白いのかも?

ちなみに配当割引モデル「企業価値=負債価値+株式価値」において、なぜ企業価値(買収価額?)に「負債価値」が含まれるのかが一見わかりづらかったでしょ?株式だけ100%買えばいいじゃん、ってつい思いたくなる。でも、BSのハコを書けばこれはすぐ納得。

企業を買収した後、100%自分のものにする為には、株式だけ買っても足りない。資産取得時には債権者も一緒についてくるから、負債価値の分も見込んでおく。
ここを理解して、「ああそうか!また一歩リードしちゃったよ・・」なんてね。

■最後におまけ■
個別計算問題シリーズ全5回、最後までお付き合いいただきありがとうございました。本日で当シリーズは完結。

ではおまけで事例IV出題論点を勝手に予想!根拠は全くないけど。ポイントは当たる⇔当たらないでなく、自分なりの仮説を持って事例IV学習に臨むかどうか。だって、他人に言われてやるより、自分で好き勝手予想する方が面白いでしょ?あくまでまず当たらない、という前提でどうぞ。

<ふうじん予想~これが出たら点差がつく論点>
第1問 経営分析(30点)
第2問 CF計算書(20点)
第3問 業務的意思決定・線形計画法(20点)
第4問 企業価値(20点)
第5問 文章題(10点)

byふうじん



事例Ⅳが大好きなふうじんと僕が舞い上がっている感がありますが…。
こんにちはJCです。今日は個別計算問題対策の5回目、DCFに基づく投資判断です。
 ハムレットくんは生きるべきか、死ぬべきかsign01で悩みましたが、経営者も投資すべきか、やめとくべきか相当悩んでるってことですよね。

9/14(火) CVP分析 
9/15(水) 商品別限界・貢献利益率とプロダクトミックス
9/16(木) CF計算書
9/17(金) DCFに基づく投資判断←今日はここ
9/18(土) 企業価値算定

水曜日のプロダクトミックスの例題が一部の方から、うれしい反響を頂き、好評だったようなので、調子に乗って、もう1個作ってしまいました。

◆例題◆

ふうじんが経営する中小企業D社はリーマンショック以来、売上が落ちている。自社の将来を分析したところ、平成22年末の予想EBITDA15百万円は5年間にわたり毎年1百万円ずつ減少してゆく見通しである。
この状況を打開するために、5千万円の設備投資を検討している。設備投資は平成22年の期初に実施し、減価償却は残存価値10%で5年で償却するが、5年目の期末には残存価値で売却できることとする。
・現在D社は設備の償却は完了しており、減価償却はない。
・設備投資を行うことで平成22年期末より向こう5年にわたり安定的に30百万円のEBITDAが得られる。
・法人税率は40%とする。
・全てのキャッシュアウトは期初、キャッシュインは期末に発生するものとする。
・また、運転資本の増減等、上記に記載のない要因は無視できるものとする。
・資本コストは5%とする。

設問
設備投資を行う場合と行わない場合、それぞれの場合の平成22年期初における期待正味現在価値を求め、設備投資を実行すべきかどうかを判断せよ。

◆EBITDA◆
今年の1次でEBITという言葉が出ていましたよね。問題文中に税前・金利支払前営業利益という注釈も書いてあったので、驚くほどのものじゃなかったかとは思いますが、EBITというのはEarnings Before Interest and Taxの略です。同様にEBITDA
というのはEarnings Before Interest, Tax, Depreciation and Amortizationの略。
直訳すれば順に、金利・税・減価償却・その他の償却前の利益です。上の例題で驚いてしまった方も、なんだ、そんなもんかというぐらいに頭の隅に置いといて下さい。2次試験の事例Ⅳでは毎年、毎年聞いたことのないような用語が問題文中に出現しています。知ってれば、そんなもんか、ぐらいのものですので、聞いたことのない単語が出てきたら、相当焦ります。でも、あきらめないで知っている知識の中から類推してみるようにして下さいね。

◆解答と解説◆
最初から表で示されれば、全然簡単なんですが、だらーっと文章で書いて、わかりにくくする、これも事例Ⅳの常とう手段です。
1)まず、設備投資を行わないケースと行うケースの二つに分けて将来のCFを作りましょう。ぼくは公式を使うのは苦手でいつもP/Lを作って減価償却を振り戻すようにしています。その方がミスを回避できるような気もしています。
2)資本コストは5%なので、1)で算出したCFを年度ごとに5%で割り戻してゆきます。通常は複利原価係数とか年金原価係数とかが与えられていますが、自分で複利原価係数を計算してみる(算出の仕方を把握する)ことも大事かと思って、敢えて係数の表は例題には載せませんでした。
また、係数の変わりにシグマで記載されることもよくあります。Σで表現されている場合にはそれが何年目から何年目の数値なのかをしっかり確認することも忘れないでね
3)算出した投資する・しないのNPVでどちらが多いかを見比べて、多い方を採択する。
DCF(2)  ←解答例はココ(計算式がわかるように、下記のように展開できるように、Excelに飛ぶようにしときました)

◆もっとバリエーション◆
上の例題は比較的制約条件を少なめにしました。例えば、50百万円の設備投資を借入で賄い、金利支払い、元本返済を組み込むと、計算はもっとややこしくなりますし、1年目にまず少額のマーケティングを実施し、その成否で設備投資を延期化すると、リアルオプションの考え方も入ってきます。いけてる時、いけてない時を一定の確率で分配し、期待値を求めさせるのであれば、デシジョンツリーの問題に展開してゆくことも可能です。
余裕があれば、一度こんなふうに問題を作ってバラエティを広げてみると、事例Ⅳはどんどん得意になってゆくと思いますよ。

ところで、1年ぶりに真面目に事例Ⅳに取り組みました。最初はいきおいで個別問題の論点ごとの解説をしよう!と提案したものの、結構忘れてるしなぁ…という弱気な気持ちもありましたが、やればできるもんですね。僕にモチベーションを与えてくれた読者の方々にほんとに厚く御礼を申し上げます。ちなみに解答例がDCF(2)となっているのは、最初に作った解答例で間違いがあったからです。正直、僕もえらそーに例題とか作りながらも、結構ひやひやしています。受験生も合格者もほんとに全然差はありませんよ!後1か月ちょっとです。
ぜひぜひ頑張ってくださいね。心から応援しています。



こんにちは!JCです。
今週はかなり贅沢crownなラインナップでメンバーの夜更新の記事とともに個別問題対策の昼更新記事(僕らは裏記事と呼んでます)もあって盛りだくさんでお送りしています。

9/14(火) CVP分析
9/15(水) 商品別限界・貢献利益率とプロダクトミックス  ←今日はここ
9/16(木) CF計算書
9/17(金) DCFに基づく投資判断
9/18(土) 企業価値算定
月曜日の記事で個別問題として、気をつけておいてほしいポイントをいくつか挙げて、簡単な説明を記載したのですが、プロダクトミックスを書き忘れたことに気付きました。プロダクトミックスもしくはセールスミックスというのは、複数のアイテムを生産している場合に、それぞれの限界利益・貢献利益を算出してどの組み合わせが最も効率的かを検討する考え方です。
書き忘れたお詫びにひとつ例題を考えてみました。

 ◆例題◆

D社では、製品Acar、製品Brvcar、製品Cbusの3種類の製品を製造している。
販売価格はそれぞれ¥3500、¥4000、¥7000(いずれも1製品当たりの単価)である。
製品1個当たりの変動費はそれぞれ¥500、¥3000、¥3500
1個当たりの生産に要する所要時間はそれぞれ1時間、2時間、5時間である。
個別の製品に関わる固定費は存在せず、全ての生産に共通する固定費は500万円である。
工場としての最大の稼働時間は15000時間であり、販売先との都合で売ることのできる最大の製品数量は製品A 6000個、製品B 3000個、製品C 2000個であり、販売できない製品は製造できない。
 
上記の条件に基づいて、
設問1)
D社として最も利益の高くなるのは製品A、B、Cをそれぞれ何個製造すればよいか
設問2)
設問1)で解答した組み合わせによるD社の営業利益はいくらになるか。

◆限界利益(率)と貢献利益(率)◆
製品は売上が高いから利益が高いとは限らない。そこに効率的な生産がなされているかが問題です。
1次をクリアした皆さんに敢えて語るほどのことじゃないけど、製品(商品)別の利益構造を見る際には限界利益・貢献利益という観点がよく問われます。
P/Lで考えると
売上…………①
個別変動費…② 
限界利益・…①-②=③
個別固定費…④
貢献利益・…③-④=⑤
共通固定費…⑥
営業利益・…⑤-⑥
上の例題では個別固定費は存在しないので、限界利益でみたいのですが、もう一歩効率性の考え方を進めて時間当たりの限界利益がいくらになるかで比較したい。

◆解答と解説◆
実際に例題を考えて計算してみて下さい。一度、やり方を理解すれば全然へっちゃですよ。
事例Ⅳではわざわざ、円単位の数値と万円単位の数値を混在させることで、ミスを誘発するという作問も結構あります。上の例題もそのように作ってみました。落ち着いている時には引っかかりませんが、慌てると間違えたりするので要注意です。
PrdctMx解答はココ

◆注意事項◆
限界利益・貢献利益の定義は会計の世界と診断士試験の世界では異なると聞いています。ここらへんはきっと簿記1級のふうじんかアックルが解説してくれると期待しています。
よろしくね。



今日から4週間にわたり、各事例ごとで道場執筆陣が思うところを書いていこうとおもっています。こんばんはJCです。
今週1週間は事例Ⅳ。なんで、事例Ⅳから始まるの?という疑問もあるでしょうが、事例Ⅰ~Ⅲに比べて苦手shock意識を持っている人が多いのも事例Ⅳだし、開眼したら、結構点数を取りやすくなるのも事例Ⅳじゃないかな?と道場執筆陣で話したんです。だから早いほうがいいだろうと。
今日は「経営分析」とそれ以外の「個別問題」および「おまけ問題」というくくりでお話しします。

◆経営分析◆
事例Ⅳは手を変え品を変え、初めて見たような、受験生の頭を悩ませる問題が多いですよね。でも経営分析だけは僕の知るかぎり、ずっーとほぼ形を変えずに出題されています。経営分析は与件文の中に答えもしくはヒントが隠されていると考えて差し支えないと思います。だって、個別問題には与件文は必要ないもん。与件を読む際にはD社の問題点(H21のみ長所も問われたけど)の本質がどこにあるかを、きちんと読み取るようにしたいです。たいていのケースでは何等かの要因で売り上げもしくは利益が減少しているはずです。その原因はどこにあるのか?です。設備が古くてよい製品がつくれないのか、在庫の負担が重いのか、人件費か、あるいは借入金利か、与件で問題とされていることに合致するような経営指標を導き出すことです。ちょうど去年の今頃の勉強会で財務分析虎の巻(ぽちっとしてみてくださいPDFに飛びます)というのを作成しました。基本的にいいたいことはこの中に網羅されているのですが、もう少し負債比率とかも深堀しておけばよかったかと思いますので、みなさんはぜひ続きを作ってみなさん自身の虎の巻を完成してみてくださいね。個別問題で難問が出たら得点は非常にとりにくくなるので、経営分析で安定的に得点するように鍛えてゆくのが事例Ⅳ攻略の早道だと思います。

◆個別問題◆
個別問題はいろんなパターンがありますが、ぜひとも抑えておきたいのはDCF等の設備投資の経済性計算、Descision Tree、企業価値算出、プロダクトミックスあたりかな?と思います。CVPはH21年に出題されているので、2年続けてはないだろうなとは思いますが、期待を裏切るのが2次試験なので、一応は押さえておくべきではありますね.

●設備投資の経済性計算
古い設備に甘んじていた経営者が設備の取り換えを検討する。投資額に対して将来各年度の利益を現在価値に割り戻してNPVが正であるか負であるか、もしくは取り換え前と取り換え後ではどちらがNPVが大であるかというような問題です。傾向としては、制約条件がたくさんあって、ややこしい。だからこそ、設問文をきっちり読み込み条件をとりこぼさないようにすることは極めて重要です。(例H20 第2問)

●Descision Tree
たとえば①初年度に研究開発をする・しない、②研究開発した場合に、次の投資はするしない、というような問題です。 何段階かのする・しないを一定の発生確率の前提の上で、CF/ NPVを算出するものです。何段階が多くなればなるほど、ややこしくなるのは火を見るよりも明らかですが、落ち着いてきっちりと場合分けを行えば、それほどびびることはないと思います。。(例H19 第3問)

●企業価値算出
将来のCFを現在価値になおしたり、配当割引モデルと使ったり、いろいろです。ずいぶん前の記事ですが、ふうじん発案で「財務の公式シリーズ」として、こんなことも書いていました。
リーマンショック以来、日本の景気は悪く、特に中小企業にとっては生死をかける厳しい状況が続いています。こういうときには、買収の誘いもあるんじゃない?事例Ⅳ的にいうと、「売上・利益の減少したD社社長に、取引先X社から●●億円だったら、株式を買い取ってもよいという申し入れがあった…」って感じ。結局企業価値を算定してみたら、●●億円じゃ割安ジャンと社長が気づく、新たな設備投資に踏み切れば再生は可能だということに気付く。そんな問題がでたらいいな。

◆おまけ問題◆
おまけ問題はあきらかなおまけとして、一次の知識で答えられるものというのが僕の定義です。H20 の議決権制限株式とかH19の個人情報管理 、H18のPOSシステムみたいな問題です。H21の為替予約・オプションの問題1次の知識で答えられるのでおまけと言えると思います。過去は最終問題を定位置としています。配点もそれほど小さくないのも特徴です。ここが取れるのであれば、きっちりとってゆきましょうね。個別問題で超難問がでて、誰も解けなかった場合には、おまけ問題で差がつくことになるかもしれませんよ

◆今日のおまけ・リアルオプション◆
おまけ問題の続きじゃありません。「リアル・オプション」という考え方を少し覚えておいてほしいと思います。投資の一部を先延ばしすることで確実に儲けてゆこうというアイデアです。
設備投資を検討する際に、種々の前提条件を設定しますが、それはどれも設備投資を計画している段階で考えた不確実性を伴うものですよね。
なので、まずは最小限の投資にとどめて、ダメとなったらやめるし、いけるとなったら追加投資をして打って出る! 「オプション」と聞くと、どーしてもプット・コールのグラフを思い出しちゃって…という方もいるでしょうが、リアル・オプションは「ダメとなったらやめるし」、「いけるとなったら打って出る」という追加投資をする・しないの権利を留保していて、やめる(権利放棄)打って出る(権利行使)するため、こんな名前がついているのでしょう。 

りあるおぷ  ←リアルオプションのイメージ図です。最初から10億投資しちゃうといけてないときには9億の損失がでますが、当初2億の投資にとどめて、いけてる場合にのみ追加投資を実施することにより、(投資判断の延期化)損失額は小さいままにとどめられるというような考え方です。なんで覚えておいてほしいかというと、試験委員で事例Ⅳを担当していると噂されている先生の専門分野らしいんですよね。学問的にはこんな簡単なもんじゃないんでしょうけど。



こんばんはJCです。

僕は会社で財務関連の仕事をしています。うちの会社では財務と経理は別なので、いわゆる財務・会計と切り分ける場合には財務は比較的得意、会計は勉強して得意になった、と言えるかと思います。1次試験的には財務・会計は60点は当たり前で、どちらかというと上乗せを狙う科目という位置づけにしていました。10年ほど前には国際金融部という部署で、プロジェクトのキャッシュフローを作ってIRRを算出して、うちの会社がこの事業に投資すべきかどうかという判断材料を作ったりもしていましたので、事例Ⅳは較的得意…であるはずなんだけど、2次試験ではなかなか事例Ⅳの点数が思ったように伸びて来ない。下のグラフは昨年僕がT◎Cのストレート本科及び追加で参加した全事例演習の事例Ⅳの点数とTAC平均点のグラフです。

◆最初は30点台◆
財務が得意と思っているにしては、全然点数が取れてない。
どこがいけないんだろう?と失敗する際の分析をやってみました。いわゆる「ふりかえり」というやつかもしれません。どこをどうすれば、間違えないのか。この「自分の解答を分析する」ことは、点数を伸ばしてゆくためにはとっても重要です。事例Ⅳに限らず、大切だとは思いますが、とてもわかりやすい例になるかと思うので、今回は僕の事例Ⅳをテーマに話してゆきたいと思います。

◆失敗の原因◆
失敗の原因は、一つ大きく分けて二つ。一つ目は経営分析が当たらない。最初のうちは財務諸表を手当たり次第、計算して◎とか×とか付けて、どれを解答に採用しようというような、行きあたりばったり的な解答の仕方をしていました。その結果、二つ目は時間が不足し、個別問題では大いに焦り、設問文をしっかり読みこむよりも先に、減価償却費というような個々の条件の計算をしたあげくに、制約条件を読み飛ばし、結果、正解が出ないという状況でした。

◆失敗の分析Ⅰ◆
まずは経営分析。当たらない…それは的外れだから、という結論に達しました。なんで事例Ⅳに与件文があるのか?。それは経営分析のヒントというか正解への誘導が必要だから。財務諸表だけを提示すれば、解答例は無数に出てきちゃうでしょう。これも正解では?という疑問はみんな感じたことがあるんじゃないでしょうか。それでも正解は決められていて、時々別解が掲載されているだけ。それは先に正解が存在して、それを導かせるような与件文の内容になっているから、と考えられないでしょうか。
今日はここまでにしておきますが、来週はもう少し、経営分析に踏み込んでみたいと考えています。

◆失敗の分析Ⅱ◆
個別問題は
①文章が長くて読みにくい 
②制約条件がいっぱいある 
③知らない用語が頻出する
というような特徴がありますよね。
もう少し明確な出題の仕方はできないのか?」、と文句を言うこともできるけど、
そのぐらい読みとれなきゃだめなのよね」ということが問われていると考えれば気が楽ですよね。知らない用語を出題している時には作問者も「受験生が知らないことを前提」に作問していると思うのです。そこできちんとした類推ができるやつなのかどうなのかを試されているのかもしれません。

◆失敗の分析Ⅲ◆
文章が長くて、制約条件がいっぱいある。これをきちんと切り分けて、自分なりの見やすい表にできれば、8割方こっちのもんだという気持ちになります。自分なりの見やすい表というのは、僕の場合にはデシジョンツリーであれば樹形図、現在価値関連の問題であれば、年次のP/Lに基づくキャッシュフローです。時系列もきちんと押さえて、今の自分はどこにいるのかを確認できれば、勝ったも同然という感じです。

◆失敗の分析Ⅳ◆
ここまで書いて、気付かれた方も少なくないと思うのですが、事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳとは異種の格闘技ではないということ。確かに電卓が必須となる事例Ⅳは若干特殊のように思えたりもするのですが、実は問われていることは他の事例と全く変わらず
1)要求解釈<何を問われているか>
2)問題文の制約条件の整理
3)要求の複数解釈<あいまいな設問、あるいは知らない用語>
に他ならない。なんとなく事例Ⅳだけは苦手と感じているあなた!あなたが事例Ⅰ~Ⅲを得意としているのであれば、事例Ⅳもあなたの得意なやり方で得点をあげてゆくことができるはずです。

◆失敗の分析の効果◆
冒頭に載せた僕の得点推移のグラフをもう一度見直してみて下さい。これはストレート本科生の成績の伸びのグラフ(ハカセのこの記事の3/4くらいのところにあるグラフです)と面白いように合致しています。当初は全然太刀打ちできないけれど、ある時点をすぎたところで開眼し、最終的には突き抜けてゆくイメージです。開眼するタイミングときっかけは人によって相当異なります。開眼しないまま本試験を迎える人もきっといるとは思いますし、すごく早い段階で開眼しちゃった!という人もいると思います。まずは、自分の失敗を分析しましょう。そうすれば、対応策がきっと見えてくるはずですし、それが開眼のきっかけになるかもしれませんよ!



こんばんは!アックルです。

TAC動画チャンネルフォローアップシリーズ4回目は「アウトプット学習」についてです。

8/30 月 全体概要 
8/31 火 勉強時間の確保
9/1 水  予習中心の能動学習
9/2 木  アウトプット学習  ← 今日はココ
9/3 金  合格への熱い思い
9/4 土  ストレート生の一次対策
9/5 日  ストレート生の二次対策 

■知識の定着レベル

表に基づいて説明しますと、知識には「吸収」「理解」「体得」の3段階があります。
診断士学習を例に取りますと、「吸収」はテキストを読んだり、講義を聞くことで知識を得ることです。
「理解」は文字どおり、講義内容やテキストを理解すること。このレベルまで問題を見て正解が分かったり、間違えている選択肢が分かるようになります。
よって、1次試験は理解までで何とか通用します。
一方、「体得」は完全に自分のモノにして、知識を瞬時に引き出すことが できるようになるレベルです。

2次試験に合格するには、この体得レベルが必要です。なぜなら二次試験では一次の知識が必要ですし、80分という短い時間で瞬時に1次知識を引き出せないと時間が足りなくなる
可能性があるからです。
この体得レベルまで辿り着くには、アウトプット学習が必要です。

■アウトプット学習

アウトプット学習とは、覚えた知識、理解した知識をドンドン引き出す訓練です。
代表的な方法としては、スピード問題集や過去問を次々に解いていくことです。
しかもただ単に解くだけではなく、例えば間違えている選択肢について、「なぜ間違っているのか?どうすればいいのか?」などとことん追求していくことです。
いわば問題集・過去問を「骨の髄までしゃぶり尽くす」ことです。

これが「鶏ガラ学習法」です。

また、答練を目標にして、答練での「高得点&全力投球戦略」も非常に重要です。
我々道場メンバー全員が1次試験で500点前後の点数が取れましたが、多くのストレート合格者は1次の養成答練・直前答練なども全力投球で高い得点を取ることを一つの目標にしています。
この時期に高得点を取るには、やはり早い時期からの「体得」が必要です。

さらに1次学習の頃から2次試験を見据えるには「知っているから説明できる」レベルにまで自分を高めることが非常に重要です。先ほども説明したとおり、二次試験では一次知識が武器になります。この武器が使えないと重要な切り口が抜けてしまったり、 答案に抜け・漏れが多くなってしまいます。
そこで、重要となるのがやはりアウトプット学習です。
問題集・過去問を骨の髄までしゃぶり尽くし、自分のモノにすること。また、文字どおり一次知識を説明できるレベルにまで引き上げること。私の場合は、「企業経営理論」については、
各章の「本章のポイント」の下に書いている「製品=市場マトリックスとは何か?」や「差別化の方法にはどのようなものがあるか?」などを何も見ずに説明できるように訓練しました。
それも1次学習を初めて間もないころからやってました。

とにかく早い時期からアウトプット学習は始めて下さい。テキストばかり読んで理解したつもりでも、実践問題はなかなか解けません。
覚えた知識をどんどんアウトプットし自分のモノにすることが合格への近道です。



「あれ?なんか変だと思ったら、何かが起きている。」僕が17年前にNYに赴任した時に、上司から最初に言われた言葉です。1993年のNYは治安の最悪期からは脱したとはいえ、まだまだ危険がすごく身近にあって、街を歩くにも結構緊張していたものです。こんばんは、JCです。
いきなり脱線してしまいました。
何が言いたいかというと、このアドバイスは事例にも大いにあてはまるんじゃないか?ということです。

今週はキーワード・切り口という視点をテーマに道場メンバーそれぞれの意見を展開してゆきたいと思っています。

◆突然の話題転換◆
与件文を読んでいると時々、突然話題が変わることがある。

 H20事例Ⅱ第1パラグラフ なおB社は、本店裏にかつて倉庫と駐車場であった土地を保有しており、その再利用を考えている。

この文章以前はB社の体制、営業サービス概要、顧客の評判を語っていたのに、「なお」で唐突に土地の話しになっているなんか変だなんか変だと感じたら、何かが起きている二次の第一歩と言う記事で、筆記試験には正解があると書きました。正解があるとすれば、それは設問文と与件文から導かれるものであるはず。必ず根拠は書かれている、あるいは巧妙に隠されていると考えてよいと思います。与件文は実はこのような根拠という解答へのヒントをちりばめた文章です。なぜ、唐突に話題を変えたのか?それは、変えた話題に盛り込まれた根拠を使わなければ、正解が作れないからだと僕は考えています。

◆目障りな言葉◆
与件文を読んでいると時々、目障りな言葉を目にすることがある。

  H17事例Ⅰ第8パラグラフ そうした管理体制が整備されない状況に対する不満が、声なき声としてA社社長の耳にも徐々に聞こえるようになってきた。

「声なき声」って何?すごく目障りで違和感のある言葉ですよね。ここは大きくぐりぐりっとまるをつけておく必要がありそうです。経営者が従業員とFace to Faceで本音を語りもせず、なんとなく聞こえてくる「声なき声」なんぞに振り回されてしまったら、そりゃうまくゆくわけないですよね。違和感がある言葉が使われる際には、作問者はわざと違和感のある言葉を使用していると考えてよいでしょう。さらっと読み飛ばしちゃった人にはわからないけど、きちんと熟読してたら、ここは気づくでしょう、僕が作問者だったら、そういう問題を作りたいとやはり思います

◆えらく詳細な記載◆
与件文を読んでいると時々、そんな細かいこといらないでしょ、と感じることがある。

  H19 事例Ⅲ 第5パラグラフ C社の本社と工場の業務内容と人員構成は次の通りである。本社は、社長ほか、総務・経理部(8人)に加え、営業部(12人)、営業管理部(5人)、DTP部(11人)が置かれ、総勢37人である。工場は、工場長ほか、総務、生産管理などの管理部が5人、品質管理(3人)、刷版(3人)、印刷(10人)、製本(11人、パート6人を含む)の製造部が27人、総勢33人となっている。工場の平均年齢は38歳であるが、本社の平均年齢は46歳と高齢化している。

すごく細かく部員の人数が記載してあって、与件文を読んでゆくなかで、そんな細かいことはいらないでしょ。なんか変だ。これだけ詳細に語らなきゃいけないということは、何か隠したいことがあるに違いない。忙しい80分の中で組織図作って人数入れたりする時間は惜しいとはいいながら、これはどうもヒントのような気がする。必要な部署に人が足りず、不必要な部署に人が大勢いる構図になっていないか。人員配置を見直すことでボトルネックになっている工程をブレークスルーすることができるんじゃないでしょうか。

◆小さな文字◆
事例Ⅳの財務諸表を見ていると時々、見落としてしまいそうな小さな文字で脚注が書いてあることがある。

  H18 事例Ⅳ 貸借対照表の脚注 注:土地・建物の取得・売却はない、また備品の取得はない。

固定資産が減価償却費以外に増えたのか、減ったのかこれにより、固定資産が重いのか、そうでないのかの重要な判断材料になります。もうひとつ、

  H21 事例Ⅱ 最終パラグラフ 【フットサル】フットサル(futsal)は、基本的に室内で行われる5人制のミニサッカーのようなもので、ピッチ(コートのこと)の広さはサッカーの約1/7~1/8である。また、スライディングタックルなどの接触プレーは禁止されているので、ジュニアから中高年、女性まで気軽に参加できるスポーツとして人気が出てきている。

確かにH21の統計資料 によると70歳以上の受験者が5名いらっしゃるので、フットサルがミニサッカーのようなもの、の説明は必要かもしれません。でもその後の「ジュニアから…女性まで…人気が出ている」という脚注は与件文を理解する意味のみにおいては本来は不要。だからここは使うべき根拠と考えたい。

◆キーワードと切り口◆
ここでいうキーワードとか切り口っていうのはいわゆるSWOTだとか4Pだとかそういうことなんだけど、与件文の中に切り口を見つけて、そこを頼りに解答を作れっていう人もいる。でも僕は反対。そんなことをしなくても、与件文をしっかり診てゆくことで、解答を導き出す根拠は見つかるはず。SWOT分析が必要だと作問者が考えるのであれば、それは必ず第1問で◆社の強みは何かという問題を出していると思うんですよね。自分のお作法の中には何はともあれまずSWOTからということは全く考えませんでしたね。設問文と与件文を熟読し、根拠を拾い上げて、整合性・論理性を整えたうえで、4Pに沿って語るということは大いにあり!だと考えますが、先に4Pの目線で与件文を読みに行くということはしたことがありません

さて、今週末はいよいよT○Cの公開模試です。初学者の方も経験者の方も、本試験と同じ気持ちで80分を戦ってみて下さいね。でも、模試はあくまで模試現在の自分の立ち位置を確認することと、どの時限でどのくらい疲れるか、疲れた時には休憩時間にどうすごすか、何を持ってゆき、何を食べるか、じっくり検証する絶好のチャンスです。実は一次模試の時にも同じことを言ってます。試験科目は異なるものの、模試というのはあくまで、本試験の練習の場ととらえましょう。



こんばんは。JCです。

8月20日から TACの動画チャンネル で、道場メンバーが 合格体験談 をご披露しています! happy02

TAC動画チャンネルに道場メンバーが出演!

合格体験談の動画は → こちら (動画)
動画の補足資料は   → こちら (PDF)

今日から7回にわたって、「TAC動画チャンネルで話したこと」を詳細にご説明したいと思います!happy01

8/30 月 全体概要 ← 今日はココ
8/31 火 勉強時間の確保
9/1 水  予習中心の能動学習 
9/2 木  アウトプット学習
9/3 金  合格への熱い思い
9/4 土  ストレート生の一次対策
9/5 日  ストレート生の二次対策 

◆動画チャンネルに出演した反省◆
実は、いやーな汗sweat02が流れまくっています。僕ってこんなにカツゼツ悪かったの?司会はイケメン講師のH口先生が担当して下さったのですが、やはりプロの講師はすごい!の一言。
見られる方はぜひ見てね、と言わなきゃいけないのですが、本音のところは「恥ずかしいから見ないでー」です。
収録は休憩なしでぶっ通しでしゃべりまくる形式でした。言い忘れたこととか、言えなかったこととかも沢山あったので、気を取り直して僕らのホームグラウンドの道場で、記事の形でもう一度おさらいしてみようと本日からのシリーズ企画となりました。

これから診断士受験の勉強を始めようと考えている方、今ちょうど勉強を始めた方が対象ですが、もしかしたら、今年惜しくも一次で涙を飲んだ方にも少しは参考にして頂ける部分もあるかもしれません。2011年に向けて合格を勝ち取るためには何をどのようにやってゆけばよいのか を、かいつまんでお伝えしたいというのが、このシリーズのテーマです。今週1週間をかけてリレー形式で語ってゆきますが、今日はその第1回目。全体の概要を見てゆきましょう。

◆僕らが共通してやったこと◆
初めて一発合格道場をご覧になったという方、初めまして。先週の記事でふうじんが僕らの紹介をしてくれています。 1次は7科目もあって経済学から情報システムpc、中小企業政策まで、こんな幅広い知識を網羅した知識をもっているサラリーマンなんておそらくほとんどいないはずです。僕らを含めた初学者は一部の会社での仕事の経験が活かせるごく一部の得意科目と全く初めて目にする単語ばっかりの多くの得意になるか不得意になるかもわからない科目を勉強してゆくことになります。学習期間も1年~1年半とすごく長い。合格してから、僕らが昔話のようにこんな勉強のやり方をしてたと話しあったら、少ない母集団ながらも、相当共通していた点が見つかりました。そもそも道場のブログを始めようと思ったきっかけもここにあります。

◆合格に必要な4カ条◆

・時間の確保
・予習の重要性
・アウトプットの必要性
・合格への熱い思い

これらは、僕ら ストレート合格者が共通で意識していたこと でした。受験している最中にはそんなことを相談していたわけではないのですが、ふたを開けてみたら、全員が一致していた。そんな感じです。

◆時間の確保◆
僕らは全員が現役のサラリーマンです、というかちょうど働き盛りなんでしょう。部下がたくさんいたり、会社の社内プロジェクトのリーダーだったり、経営企画部の中枢だったり、連結決算の要だったり、すごく忙しい。でも、各人各様の方法で時間を作って勉強していました。スキマの時間を積み上げるとか、朝の時間・夜の時間を確保するとか、昼休みを自分一人の時間にするとか、いろいろですが、1次の学習で1000時間程度の時間を作りだしていたようです…。
「ようです」、という頼りない発言はめんどくさがりの僕が時間の記録をとっていなかったからで、データ大好きのふうじんはまめに記録をつけた結果1次で1,030時間・2次も470時間の確保に成功しています。

◆予習の重要性◆
予習は必ずやっていました。予習をすることで、講義の理解は倍増すると思っています。多くの科目を勉強しなければいけないので、各講義で取りこぼしを作らない。毎回の講義を完全に理解し、不明な点はその場で講師に質問して解決する。こんなことをみんながやっていたようです。僕だけは講義が終わった瞬間に喫煙室に直行していたので、後から講師の先生にメールで質問したりして、お手間をかけてしまいました。それでも懇切丁寧に解説してくれてすごくありがたかったです。「能動学習」は合格者の共通キーワード なのです。

◆アウトプットの必要性◆
誤解を恐れずに言いきっちゃうと、診断士試験は学問ではなく試験です。クセもすごくあります。試験であればその試験に向けた勉強の仕方をしなければならないのは自明の理です。英語が母国語のアメリカ人が全員TOEICで満点とれるかというとそんなことはありません。それは英語力の問題ありません。試験を攻略するには、その試験の形式に慣れなければいけません。また、インプットしただけの知識は英語でいうと読めるレベルに留まっています。しかしながら、試験で求められるのは英語で言えば、しゃべれるレベルです。雑多な情報は入手しただけでは、何の効果もない情報の集まりですが、整理して記憶することで知識になります。さらにその知識を自分の言葉で語れるレベルになれば知恵に転換してゆきます。過去問や受験機関の問題集を何度も繰り返し解いてゆくアウトプットの作業学んだ知識を知恵のレベルに引き上げるために必須の作業と言えます。

◆合格への熱い思い◆
なぜでしょう試験が近付くと急に自信を失ってしまう人が続出します。モチベーションが下がってしまったという人もいます。僕らに共通して言えたことはモチベーションが下がらなかった=自信も失わなかったということです。合格を信じて疑わなかったということは、比較的お気楽な感受性しか持ち合わせていなかったのかもしれません。相当深く勉強したので、負けるはずがないという自信の裏打ちがあったのかもしれません。診断士の1次試験のクリア条件は、一科目40点を切らずに平均60点即ち合計420点とること。でもこれもすごく不思議なことなんですが、最初からギリギリ平均60点狙いの方は、なかなかスムーズにはいかない傾向にあるように思います。

◆1次は橋げた構築作業◆
7つもある1次試験科目は、通常順々に講義が進んでゆきます。1科目終えて、次の科目に移ったら、前の科目のことを忘れちゃうんじゃないか?この試験の学習を始める時には誰もがそう思って不安にかられます。でも、僕らの共通する経験から言うと、忘れてもいいんです。その代わり、各科目をしっかり理解することです。一度深い理解のできた知識は、もう一度復習することで極めて短期間で記憶をよみがえらせることができます。道場では橋げた理論と名付けています。橋は橋げたと上にかかる橋板で構築されています。忘れてしまうのは橋板の部分で、これがばたばたと落ちて行っても強固な橋げたが構築されていれば、もう一度かけるのは簡単!というものです。

◆2次は愚直さが大切◆
一方2次試験は、うがった見方やきらりと光る答案では対応できない難しさがありますアイデア勝負では決してない。でも、アイデア勝負と勘違いしそうな問題の作りになっています。素直に愚直に問題と向き合う、奇をてらうのではなく、相手が何を言っているのか、僕に対して何を聞かれているのか、極めて素直に愚直に応えてゆく作業がとても大切です。2次試験は僕らの頭脳の明晰さを問われているのではなく、コンサルタントとして、経営者の悩みを共有し、求める再生案を提案しうる適性を試されているものです。

今日はこれから1週間のテーマのイントロ部分のみをお伝えしました。明日はZonEが、第1条「時間の確保」について、熱く語る予定です。お楽しみに~!



今週の2次対策道場のお題は「80分間のお作法(蛍光ペンの使い方含む)」。

そう言われれば、当然黄色の蛍光ペンをどう使い分けたか、にいやでも関心は集まるもの。
しかし自主独立の多様性を誇るわが執筆陣、誰一人として蛍光ペンの使い方に触れていない。これが2次筆記試験なら、出題者の要求に応えていないからキミたち全員不合格っrain

ところがどっこい。
キラリと光る個性派解答の中に、この時期役立ちそうなヒントが複数存在crown

まず必見は、ZonE設問の要求解釈の大切さ。つい焦って見落としがちな要求解釈の大切さを、具体的トレーニング方法まで含めて優しく解説

そして80分間の具体的解答手順はJC分・アックル分をそれぞれ公開。2人のアドバイスに共通しているのは「初めは低得点でも」「事例を数多く」「80分の時間内で解く」ことの大切さJC字消し板アックル文章が苦手でも慣れで解決 と、ちゃーんと差別化したアドバイスも忘れていません。

そして解答要求を最もハズした記事を作ったふうじんは、過去問分析の進め方 事例別時間配分 の2記事を投下。もう恥ずかしいのでコメント省略っ。

では、執筆陣一同より追加で一言ずつ。
今日はベーシックに50音順!

■アックル■

合格者は自分なりのカタを作ります。ですから、みんなオリジナル。そういえば、私はTACメソッドのテキストは一切読みませんでした。
理由は、覚えられそうにないから。でも、合格した後に初めて読んでみたら、書いてあることが結構身についていたんですよね。
このように先輩合格者やテキストなどのメソッドを完全にコピーしようとせず、自分のやり方を発見することが大切だと思います。
でも、勿論先輩合格者の良い部分は取り入れて下さいね。

■ハカセ■

ただいま執筆中!

■ふうじん■

執筆陣の皆さんすみません、「蛍光ペンの使い方なんてどうでもいいよね?」と書いたつもりが、何か蛍光ペンの使い方を書け、みたいな煽り記事に読めてしまいました。やはり書こうとしたことを正確に読み手に伝える文章力がまだまだ不十分と反省・・。

私も文房具ネタは忘れていたので恥ずかしながら今更。道具は赤・黄の蛍光ペンとシャープペン(クルトガ)・消しゴム(ステッドラー)・定規。定規はほぼ問題用紙のホチキス外し用限定。「経営課題」「社長の思い」「診断士への相談内容」のみ赤マーク、残りの根拠は黄マーク。与件読み2回目以降はシャープペンのみ。4色ボールペンは復習時の根拠⇔設問対応づけにのみ使用。以上。

なお話が先に飛びますが、自分なりの「事例処理スキル」を磨く、私にとってのベストな方法は、「事例演習終了後にコピーを3枚取る」こと。
上級生クラス含め、既に実践している方も多くいるはず。やり方・メリットについてはまた後日紹介します!

■JC■

蛍光ペンの使い方といってかあ・・・。そうは言っても、使ってなかったので仕方がないですよね、と書きながら思い出したのですが、GWあたりの2次チェック模試、まだ2次試験の勉強なんて全くやっていなかった頃だったので、どのように対応するのかわからずに、強味を、弱みを…とか4色くらいを自分で決めて、与件文を読むときに色分けしてみました。結果…
色ばっかりで全然よくわからず、いろどりがきれいな分、より読みにくくなってしまいました。それ以来、基本的に色分けはしていません。本試験前にたどり着いた考えとして事例Ⅱは色分けもあるかな、でしたが、結局はシャープペン1本のモノトーンで十分というのが僕のスタイルとして定着してしまいました。

■ZonE■

すみません。今週、私だけ80分のお作法じゃないこと書いちゃいました…coldsweats01

80分のお作法については後日別途投稿させていただくとして、(ふうじんにダメ出しされたので)蛍光ペンの使い方に触れておきましょう。

私の場合、書籍などで先輩合格者の方法を読んで、効果のありそうなやり方は一通り試してみたつもりです。
SWOTで4色に分けたり、設問毎に色を分けたり…と色々試した結果、本試験前には2色(緑とピンク)で十分という結論に達しました。
しかも、ピンクの蛍光ペンは企業理念や経営課題など「ここぞ」というポイントにしか使いませんでしたし、多用した緑の蛍光ペンも 使うのは与件文を一度読んだ後でした。
どちらかというと、1度目に与件文を読む際にpencilシャーペンでつけるマークの種類(下線、2重下線、波線、2重波線、○囲み、◎囲みなど)を工夫していました。たしか、蛍光ペンの持ち替えやキャップの開け閉めが集中力を乱す…と判断したからだった記憶しています。

まぁ、いずれにせよ(蛍光ペンに限らず)他人のやり方が自分に合うかは不明なので、効果が高そうな方法に関する情報を入手したら、その仮説を実際に検証してみて、自分に合っていたら採用しつつ自分のやり方を洗練させていくのがよろしいかと思います。

数限られた事例を解く機会を無駄にしないように、毎回仮説を立てたり自分に課題を課すなどしつつ、1回の事例演習で得られる収穫を最大化するように努力していただければ幸いです。応援しております!!

■WATATA■

ただいま執筆中!

では来週は、2次公開模試までにマスターしておきたい「キーワード」と「切り口」の使い方、見つけ方特集。
お楽しみに!

by道場執筆陣一同



こんばんは!アックルです。

受験生の皆さん、日々の過去問や事例演習お疲れ様ですchick
JCさんやZonEさんが言うように多くの受験生が低~い点数を取ってしまい、早くも壁にぶち当たっていると思います。

私も昨年の今頃は既に17事例を解き終えていましたが、問題要求が把握できず、切り口(フレームワーク)が閃かず、思考停止状態になってました。
一向に上達している気がしませんでした。

しかし、昨年の今頃、全くできなくても80分以内で解くことだけは必ず守りました。

さて、今週は「80分のお作法」がメインテーマですが、80分で解くことの重要性を先に説明します。

■TOEIC学習で反省!時間通りに解くことの大切さ

先ほども言いましたが、私は最初から80分で解きました。これはJCさんも同じだったようです。
ブログなどを読むと「初学者は9月末位までは80分を気にせずに、じっくり時間をかけて解いてもいい。」という意見を持つ先輩診断士もいましたが、私の戦略である「慣れ」とは反するやり方だと思ったので、そうしませんでした。

最近、私は時間通りに解くことの重要性をすっかり忘れていてある失敗をしちゃいました。

それはTOEIC学習でのことです。
来月の9月12日にTOEICを受ける予定で、毎日勉強していますが、私の勉強法は ①リスニングは聴きとれるまで何度も再生して聴く。②リーディングは時間をかけて英文を何度もじっくり読んで、理解した上で解答する、でした。
そうすれば英語力がつくと思っていたのですが、先週の日曜日、市販の問題集で本試験と同じ時間を設定し模擬試験を行いました。
結果は、リスニングは一回では聴きとれず、というか何度も聴くのに慣れてしまってたので全く対応できず、リーディングも読むのに全く時間が足りず結果はヒドイものでしたsad
このとき「ハッ!」と気づきました。
やはり常日頃、本試験と同じ時間を設定して訓練しなければ、本試験に対応可能な実力がつかないということを。

1年前の診断士学習のときはできていたことを、1年経って忘れていたとはなんてアホなんだwobbly

話は診断士試験に戻りますが、9月末まで時間無制限で解くのになれてしまうと、10月に入って急に80分で解けと言われても難しいと思います。
事例を解く実力はついても、それを80分でこなす実力はついてないわけですから。
残り一カ月を切った段階で、80分で解くのに慣れようとしても多分焦ってしまい、精神的に良くないと思います。

ですから受験生の皆さんも最初から80分で解いてください。解けない場合は、JCさんが言うように「どこで時間をかけすぎたのか反省ノートにつける」などして下さい。

私のTOEIC試験もあと2週間ちょいですが、今から慌てて時間内に対応可能な力をつけようにも、ちょっと厳しいです。
皆さんは私と同じ過ちを犯さないでください。

■文章を書くのが苦手な私の80分のお作法

一発合格道場のメンバーの中で私が一番文章を書くのが苦手だと断言できます。
高校時代の国語の偏差値は40台でしたし、社会人になってからもEXCEL中心の仕事が長く 、今の会社では決算短信や有価証券報告書の定性的情報を書いたり、会議資料を作成するので少しは書くのに慣れましたが、それでも今でも苦手意識は強いです。
そんな私だから二次試験の学習を始めた頃はホントに書くのに苦労しました。
ですから、最初の頃は80分で解くために、いかに書く時間を十分に確保するかということを念頭に置いて解きました。
そのためには効率的にならざるをえませんでしたが、ここでようやく私の80分のお作法の紹介です。

私は書く時間を十分に確保するために、無駄な作業を削ることを意識し自分のプロセスを確立しました。

○設問分⇒与件文の順番で効率的に読むことで無駄に与件文を読む時間を短縮

多くの合格者も同じだと思いますが、私は最初に与件文から入らず、設問文をじっくり読み込みました。JCさんも言ってますが、設問文を明確に記憶に叩き込むことで、与件文を読む際に関連する設問に素早く反応できます。また、先に設問文を読み設問要求の解釈(この作業はJCさんZonEさんの記事を参照)を行えば、大怪我を防げますし、与件文を一読しただけでかなりポイントを把握できるようになります。
また、設問と関連する与件文の段落や行が把握できるのでで、一から与件文を読み直す手間が省けます。これでかなりの時間を省けます。

ちなみに私の場合は、設問文を読むのに5~10分でした。

○与件文を効率的に読んで時間短縮

与件文を読む際に行っていたのは与件文の段落ごとの左側の余白にカギカッコを記入し見やすくし、「この段落のポイントは~だ。」「この段落は、この設問と関連しているな。」ということを意識しながら読み、また関連する設問番号を鉛筆で記入していました。
実はこのやり方は「受験生最後の日」(2009年版)のDぴょんさんのやり方を、そっくりそのまま参考にしたんですけどねbleah
このような作業を行うことで、やはり何度も与件文を読み直す時間が省けます。

ちなみに私は与件文を読みながら、気になる接続詞や気になる個所には赤ペンで線を引き、特に重要だ、これは間違いなく解答根拠となる!と思った個所は黄色の蛍光ペンで線を引きました。

また、気になったキーワードや、重要だと思った単語は問題文の余白にバンバン書きこみました。
このことは、頭で考えるより書いておくことで頭の中が整理しやすくなり、文章を書く際もまとまりやすくなる効果があると思います。
所謂、問題点の視える化です。

このあとは線を引いた箇所やメモ書きなどをベースに各設問の解答骨子を作成します。ここまでで30~35分。

○書く作業

ここまでの作業で半分以上書く時間が残ってます。
とにかく文章を書くのが遅い私は半分以上は書く時間を残すことを意識しました(でも、試験直前は半分弱で書けるようになりましたが)。
この書く作業でも重要なのは「頭の中で書くことを整理してから書く。」です。
言うは易しですが、実際には慣れるのにかなり苦労しました。
ついつい時間を気にしてしまい、焦ってしまうので「書きながら考えてしまう」んですよね。
でも、 後者のやり方では結果的に消しゴムの使用回数が増えてしまう。一度書いた文章を、消して再度違う文章を書くというのはかなりの時間と労力がかかります。
こんなことをやっていると80分では到底終わりません。
慣れるまで難しいですが、とにかく頭の中で整理してから書いてください。

ま~私の二次学習法ははっきり言って、他の道場メンバーと比較してあまり戦略的ではありません。
(いつもふうじんさんハカセさんの記事を見て、「この人たちの勉強法すげぇ~~~~~~!!!!!!」と感嘆の声がでちゃいます。 )

私の戦略は一つ「慣れ」に集約されます。

常に本試験と同じ時間で解くことに慣れる、そしてそのために多くの初見の事例を解く。
単純な戦略ですが、重要だと思います。

それでは、今夜はここまで。

BY アックル



 こんばんは、ふうじんです。
今週は「80分間のお作法(蛍光ペンの使い方など)」特集
ストレート合格といえば聞こえはいいけど、わずか11週間しか対策せず、そこで成長を止めてしまったのだから、とても人に言えるようなレベルではないんだけど。

とはいえ実際どの程度?って興味もあろうか、ということで恥を忍んで各自それぞれ公開。

あ、笑わないでくださいね、あくまで参考ですからねっsnail
でも今日はそのちょっと前段階、「過去問分析」の進め方を講師受け売りでご紹介。だって何を相手にするかも知らずに、スキルばっかり磨いても意味ないでしょ?

■過去問分析とは?■
かなりぶしつけな話でしたが、昨年の「事例直前演習」の直後、講師に「2次対策って何やればいいの?」と尋ね、即座に返ってきた答えがこれ↓。

過去問を自力で解き、
1. 設問要求が何かを確認
2. 設問と問題本文の段落の対応関係を確認
3. 各設問ごとの得点可能性を判断

その後の続きも多少ありますが、基本はこの3点。で、これって何かに似てる・・。
そう、まさにT○Cの事例演習解説にある解答プロセスそのもの。つまり、

80分間の自分なりの解答プロセスを作る

と同時に、

1.作問者が答案に何を期待しているか
2.作問者は解答に必要な根拠をどのように配置しているか
3.作問者は各設問ごとに何点取らせようとしているか

を自ら探求することが「過去問分析」。

■1. 設問要求の確認■
これは特に説明不要。ハカセが提唱する通り、事例のゴール(=作問者の解答要求)とは、体系化された出題論点のどこかにまず間違いなく該当。
私の場合、問題文をエクセルに写経し、「事例直前講義」で体系化したチャート上の出題論点番号に紐つけて出題傾向の集計・分析をしてました。

■2. 設問⇔問題本文根拠の対応関係■
これはちょっと難しい。ある程度要求解釈ができないと意味がないので、前半戦(=2次公開模試直後くらいまで)はむしろあまり気にしない方が良さそう・・。ここでは説明割愛しますので、どうしても気になる方は直接講師にお尋ね下さい。

■3. 各設問ごとの得点可能性■
むしろ前半戦ではこちらから着手する方が良いはず。H21はそうでもなかったとはいえ、本試験では到底得点できそうもない設問(解答要求)が混在していることがあります。得点可能性を判断し、80分という限られた時間を得点できそうな問題に優先配分。この判断能力を磨くために、過去問における各設問ごとの難易度を見分けるスキルは不可欠でしょう(講師受け売り)。

■過去問をどう使うか?■
まさかとは思いますが、「過去問は力試し用に最後まで取っておこう」と考えている人はいませんよねpig

先日の記事で「事例のゴールを知り尽くした者にとり、2次筆記合格は朝飯前」と恐れ多くも表現しました。
実は「2次筆記試験」を通過するための最高の学習方法の一つは「2次口述試験」を受験することdash。時系列的には完全に矛盾してますが。「2次口述試験」の受験者は、JCが喝破したとおり「2次事例には必ず正解が用意されている(※)」ことに気づきます。なぜなら、口頭試問を通じ、作問者が用意した解決方向性を嫌というほどしつこく聞いてくるのが2次口述試験だから。
※そもそも、結論を用意してから問題本文を作っている、という理解の方が正確でしょうね。

正解は既に用意されている」、その意味で2次筆記試験とは決して「力を試す試験」ではなく、

出題者の意図を当てに行くゲーム
論理的思考力(因果関係)の適性検査
企業診断の実務手順を学ばせる教育手段

であると考えることは、そう誤ってはいないでしょう。
そして過去問は全ての受験生に等しく与えられた合格への手がかり。それであれば使い倒した方が有利なのは当然でしょ?しかもいち早く。

すみません、今日の記事はやや文章が雑かも・・。「過去問分析」はもっと様々な効果、多様な方法があるはず。他の取り組み方や期待効果など、フォローコメントよろしくお願いします!

byふうじん



こんばんは!アックルです。

本日よりTAC動画チャンネルで我々「一発合格道場」の座談会が公開されています!
私はまだ見ていないです!(見る勇気が・・・・。)

受験生の皆さん、休憩時間などに是非ご覧ください。

■悩み始めてますか?

さて、初学者の皆さんは二次の演習や過去問を解いてますか?
事例問題の難しさに頭を悩まされる一方で、物凄く脳が活性化していくのを感じませんか?
昨年の今頃、私は脳が活性化しすぎて不眠症になってしまいました。
眠れたとしても、夢の中まで事例企業が追いかけてきましたし。

私は昨年の今頃は事例が全く解けずに悩みはじめた時期でも ありました。

実は私は幼少の頃に本をほとんど読まなかったせいか大学受験のときは国語が大の苦手でした。
特に文章を書くのが苦手だったので、国語が記述式である国立大学は早々と諦め、マーク式試験の私立大学に絞りました。
ど田舎で酒屋を営んでいた私の両親は金もないことだし国立大学に行って欲しかったのに、私は両親の期待に答えずに私立大学に行きました。
このことを昨年の今頃思いだしました。そして、こう悩みました。

「記述式の国立大学を諦めた男が、より難易度の高そうな診断士の二次試験に受かるのか?」

その後も何度もこのことを考えてましたが、数日後には開き直ってこのようにプラス思考で考えました。

「2次試験に受かれば、あのとき早々と国立大学から逃げてしまった過去の自分と決別でき、自信が持てるかも。これ以上悩まず自分を信じてみよう。」

その後すぐに二次試験の目標点を設定し、ゴール(目標点)に向かってがむしゃらに勉強しました。

受験生の皆さんもおそらく今自分はあと2カ月で合格できるのか?と悩んでいるのではないでしょうか?

ただでさえ掴みどころのない2次試験。

それに80分という短い時間かつ決められた字数制限で自分の考えを上手く言語化することは非常に困難だし、

問題文を読んでも質問の意図が分かりにくい問題が多いし、

模範解答を読んで「こんなの書けない」と打ちひしがれてしまいますよね。

色々と悩んで自信を失くすかもしれません。ですが、マイナス思考にならずドンドン事例問題を解いていくことをお勧めします。

■2次試験は「慣れる」こと

先日のセミナーでもお話しましたが2次試験は慣れることが重要だと私は考えます。
何に慣れるかって?それは、

「出題者の意図を迅速に理解し、80分内にまとめることに慣れる」ことです。

私は昨年1次試験が終了してから2次試験までに62事例解きました。特に8月から9月中旬までは初見問題への対応力を鍛えることを意識してたので次々に過去問を解いてました。
この初見問題への対応力は非常に重要だと考えます。
私は同じ問題を5回も6回も解くことよりも、初見問題つまり初めて見る問題に対して迅速に対応することに慣れることが大切だと思います。
同じ問題を何度も解きすぎると与件文や模範解答を覚えてしまうし、逆に初見問題に対して臆病になる恐れがあると考えたからです。
でも、ま~そうは言っても私は同じ問題を最低10日以上はあけて2~3回繰り返し解きましたけど(この位が丁度良いと私は思います。)

事例問題は最初は80分以内では解けず、何度も消しゴムで消して書き直してしまい答案用紙がグチャグチャになっていたのですが、
徐々に慣れてきて9月に入る頃には、80分で埋めることができるようになり消しゴムの使用回数も減ってきましたし、少しずつこの試験のコツを掴めるようになりました。
また慣れることによって、100字で書ける文章、120字で書ける文章、150字で書ける文章それぞれがなんとなくですが感覚的に分かるようになりました。

■ただし、復習・反省はさらに大切

ただし、慣れとはいえ、ただ闇雲に問題を解くだけでは、レッスンプロに教わらない人の下手くそなゴルフのように変な癖がついてしまい、ドライバーが真っ直ぐ飛ばず
(=いつまでも事例での得点が伸びない) 上達しない恐れがあります。

このためレッスンプロである学校の講師や「ふぞろいの合格答案」の合格者の再現答案やTACでWEB上で公開される成績優秀者の答案などを参考にし、
自分のスイングとの比較、つまり反省や復習などに時間をかけることが重要です。

ゴルフを例にして分かりにくかったかもしれないのでもう一度言います。

初見問題をドンドン解くことは重要ですが、解いたあとの復習・反省に時間をかけることがより重要です。

私の場合は復習に最低でも1時間はかけていました。

復習では以下の2つを行っていました。

①模範解答やふぞろい答案と自分の答案の比較分析

②EXCELで気づきノート・間違いノートの作成

ちなみに私の気づきノートは昨年の「受験生最後の日」のDぴょんさんのフォーマットを参考(パクリ)にしました。

■追い込み馬です

さて、最後に初学者の皆さんに言いたいことがあります。

皆さんは自分は競馬の追い込み馬だと意識をして下さい。

この時期、受験経験者との差は非常に大きいです。事例演習の結果の悪さにへこんでしまうかもしれません。
ですが、この試験いったんコツを掴んでしまえば、急激に実力が伸びます。

レースはまだまだ第3コーナーです。最後の直線で鋭い末脚を繰り出し、合格を勝ち取れると信じて下さい。

挫けそうなときは以下の映像を見て下さい(休憩時間などに)。自信と勇気が湧いてくるかもしれません。ちなみに有名ブロガーのSaijohさんは受験時代、競馬の名勝負の映像を見てやる気を出していたと仰っていました。

http://www.youtube.com/watch?v=SOx_QYL8h3I

http://www.youtube.com/watch?v=QH-LFeWUPjA

http://www.youtube.com/watch?v=RLL74_gWGFM

最後の映像は笑えるくらい凄いです。



こんばんは!アックルです。

本日より実家に帰省中です。
ゆっくり休んでいると思いきや、こちらにパソコンを持って帰っているので診断士活動なども一応やってますよcoldsweats01

さて、今年の1次試験は非常に難しかったようですね。
特に初日の2科目は大幅に難易度が上がり、出鼻をくじかれた方が多かったようです。
残念ながら通過できなかった方は、数日間は休んで来年に向けて英気を養ったり、友人と飲んだり
、家族と楽しいときを過ごすなどしてください。
そして、すぐに1年後の試験のために取り組み始めてください。

無事通過できた方は、気を緩めず二次学習を開始してください!

スタートダッシュが最も重要です。

私の場合は1次試験の翌日から平成20年度の過去問を解き始めました。
そして1年前の今日、一日だけ何も勉強せずに休みをとり、翌日から兜の尾を締めて1次試験以上に勉強時間を増やしました。

初学者の方は1年間もしくは何年間も2次対策を行っている受験経験者と戦わなければなりません。
受験経験者は並大抵の努力では乗り越えられない高い壁です。
一次試験を通過して安心して気が緩んでしまうというのは分かります。

7科目という高いハードルの一次試験をクリアした自分へのご褒美として休みたい気持ちは分かります。

でも、こう考えてください!

1次試験はアジア最終予選を通過すること。

2次試験はワールドカップでベスト8に入ること。

アジア最終予選も非常に高い壁です。日本代表がワールドカップに初出場するためには長い年月がかかりました。

1993年のドーハの悲劇を乗り越え、ようやく初めて本戦に出場できたのは1998年のフランス大会でした。

今年行われた南アフリカ大会においても、最終予選出場10チームのうち本戦への切符を手に入れたのは
日本、オーストラリア、韓国、北朝鮮のわずか4チームでした。
そして、決勝トーナメントまで残ったのはそのうち日本と韓国のみ。
特に日本は決勝トーナメント1回戦でのパラグアイ戦でも善戦し、日本中に多くの感動を与えました。

しかし、厳しい見方をしますとそれでも岡田監督が目標としていたベスト8には到達できなったことは事実です。
2002年の日韓大会もそうでしたが、下馬評を裏切って決勝トーナメントに出場できたことでチーム全体が満足してしまった部分があるのかもしれません。

オシム前監督がパラグアイ戦後に、こう語ってました。

「改善すべき点は多くあった。決勝に入ってパラグアイのように勝てる相手と当たったのに、この結果はきわめて残念です。本当に勝ちにいったのか、
残念でならない。
勝つために必要なことをしたのかというとそれはない。・・・(以下省略)。」

診断士試験もサッカーと同じです。
1次試験突破はたしかに難しいですが、2次試験はさらに分厚い巨大な高い壁です。
同期のライバルはもう動いていますし、さらなる強豪である受験経験者は1年前から2次対策に取り組んでいるんです。
気持ちを緩めず、そして気持ちを2次モードに切り替えて、ベスト8目指して頑張ってください。

是非、勝ちにいってください!



こんにちは、ふうじんです。
「2次対策スタートダッシュ」って何度も繰り返すけど、
言うのは簡単、やるのは至難chick
なぜなら、何から手をつけたら良いか、皆目見当つかないことが当たり前だから。

<ご参考>
今週末の「事例直前講義」の対策が全く未着手、
という方向けの過去ログはこちら
予告編1 事例直前講義でスタートダッシュ
予告編2 事例処理スタイルの選択
予告編3 その他FAQ

■2次対策を何からスタートダッシュ?■
さて、今週できることを考えてみると、

 過去問を解いてみる
 事例直前講義テキストを予習
 事例IV向け問題集をやってみる
 ブログなどで情報収集

・・あたりになるんだけど、「焦ってとにかく何かやる」ことは好ましくない。
走り出す前に、まず走り出す方向を見定めるのが先でしょ?

■なんだ、そんなものか感 その1■
そこで出番になるのが、ゴールを知る=「なんだ、そんなものか感」。
実は合格してしまった人間にとっては、2次筆記とは「なんだ、そんなものか」と思うほど単純な試験。
私の尊敬する講師の言葉を借りると、

事例とは「要求に沿って解答する」の一言に尽きる

・・のだそう。
ここまでシンプルに言い切るのは、凄みさえ感じますが、言い得て妙。
そして一次試験対策以降、私たちが口をすっぱくして言い続けた「先行有利」「ゴールから逆算して対策」。
それは、今日このタイミングで、ただ一言こう言いたかったがため。

 「ゴールを知り尽くした者」にとり、2次筆記試験通過は朝飯前apple

えっ!
詳しくはまた後日。

■なんだ、そんなものか感 その2■
ちなみに、私たちは「ゴール」という用語をいつもは「作問者の解答要求」という意味で使いますが、今日に限り「合格に至った学習量」という意味でも使います。

というわけで、今日は私が自作した学習ツール類を全てリンク形式で掲示book。これでまず「なんだ、そんなものか」と学習ボリュームを察して一安心ください。大したことやってないのがバレちゃいました?

■2次対策学習ツール一覧リンク■

2次筆記再現答案

見ればわかる通り、合格者の答案とは「なんだ、そんな程度か」。しかもこの程度の答案で「私は2次に確実に合格できました」と言い切っているんだから笑っちゃうでしょ?
一言だけ感想を許していただくと、2次筆記とは、

記述式ではあるが、論文試験では決してない

あなたのオリジナルで素敵なナイスアイデア!などこれっぽっちも要求されていないことはもう明白ですよね?
ということで、一回だけ深呼吸して、肩の力を思いっきり抜きましょう。はい、これで2週間(事例演習4回分)ライバルからリード。

ツールA 学習スケジュール表(8~10月)

講師に相談し、おおまかな学習計画を作成。1次と異なり時間を目標にすることは意味ないけど、とりあえず「200時間」を目安にしました。

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さて、今日目を通しておくのは、↑この2つまで。
この先は「事例のタネ明かし」になるので、内容を読んでしまうのは目の毒bearing。印刷してざっと眺めるのは構わないけど。だってネタバレの手品ほど詰まらないものはないでしょ?
じゃあ貼るなよ!とお怒りになるのはごもっとも。あくまで「全体のボリューム感」を感じ取り、「なんだ、そんなものか感」のためのUP。

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★ツールB ファイナルペーパー

これは今日時点(8/11)で見るのは目に毒。
よって、リンクは後日貼ります(2次公開模試後→9/8更新shine)。

★ツールC 事例別知識チャート

「事例直前講義」の受講後、復習がてら当日に作成。後でちょこっとだけ改良しました。チャート好きの方なら「事例直前講義」時に持参してみるのも良いかも。

ツールD 事例演習振り返りメモ

T○C講師が良くお勧めするツール。一応当日復習時に作りましたが、後日見直すことは一度もなかった(笑)。

★ツールE 事例別サブノート
E0 事例共通
E1 事例I
E2 事例II
E3 事例III
E4 事例IV

ツールDの代わりにこちらを作成。いわゆる「気づきメモ」のエクセル入力。使い方は近日中に別記事作ります。

★ツールF 過去問分析
F0 出題趣旨 
F1 事例I~III
F4 事例IV

講師アドバイスにより作ったツール。へぇなるほど・・。手前ミソですが事例IVは珠玉(※ 5/2紹介済)。

ツールG 2次用語集

学習仲間内で作ってみたけど、誰も使わなかったツール。見づらかったかな・・?

ツールH 事例の写経

いつやっても良いのですが、10月から始めても十分間に合いました。

ちなみに、このリンクを貼ったのは「合格のためにこれを作れ」という趣旨では全くなく、むしろその逆。ここまでやらなくても十分合格可能。時間の過剰な浪費をさけ、「あ、こんな程度で良いのね」と知っておけば、なんだか燃費が良くなる気がしません?

とはいえ原則としてまだ他人が作ったツールを読みこんじゃじゃダメ。作っていただきたい時期は都度お知らせします。労せずラクをしようとすると後で痛い目にあうpigのが2次筆記ですからねっ!

byふうじん



こんにちは、ふうじんです。
一次試験本番はいよいよ2日後。この時期に二次対策記事を読もうなんてあなたはよほどの強心臓。しかし、昨年のまさに今日この日、自習に飽きた私は気分転換で「不ぞろいな合格答案 エピソード2」を購入。今年も既に二次対策を意識している人が意外と多いのかも?
では今日の二次対策、予告編最終回は以下の3テーマ。

1. 二次対策スタートダッシュ
2. 二次合格体験談の使い方
3. グループ学習について

いずれも興味深そうな論点・・。ただし以下の内容は私の勝手な見解なので、信じない方がベター。あと、意見・反論・ご感想は幅広く受け付けております。

■1. 二次対策スタートダッシュプラン■
今からさかのぼること3ヶ月前、恐れ多くも「合格体験談の『二次対策スタートダッシュ』の半分は願望」と指摘しました。でも当たらずと言えども遠からずって気がしませんか?
自分の経験上も一次試験翌日・翌々日の2日間はかなりダラっとしましたし、そもそも何をすればさえ良くわからないのに「スタートダッシュ」などできる方が不思議。

ということは、自力でスタートダッシュが難しいなら、外的刺激の助けを借りるのが一手。JC・ハカセが力説する通り、T○C「2次直前対策まるわかりガイダンス」は要チェック。
昨年も満席になり、遅れて来て立ち見の方もいましたので、8/8(日)は混み合う試験会場の出口で仲間と待ち合わせなどせず、さっさと新○校or八○洲校に向かいましょう。

おっと、本題に戻します。
誰に言われるまでもなく、「事例直前講義」までにやっておくことの最優先は「H21年過去問を80分で自力で解く」こと。4事例全てやればベストだが、それはまず無理なので勝手に優先順位をつけると、事例I>事例IV>事例II>事例III。
2つくらいならできるでしょ?今この時期、勇気を持って過去問に挑む。その勇気でスタートダッシュの差がつくと思えば安いもの。

「80分で自力」がポイントですが、いきなり過去問やってもマス目の半分埋まればマシな方。解答見て必ず絶望的な気持ちに。

俺、あと11週間でこれが解けるようになるのか・・sweat01

そう、その絶望感こそ「危機バネ」。もうこの先は言わなくてもわかりますね?
ちなみにスト本科生に配布される「2次過去問題集」には採点基準がない。よって嗅覚の鋭い人は「2次過去問対策(全5回)」の採点基準付きの解説を使う。本来なら有料(\35,000)のコンテンツですが、さすがに高価なので「他人に見せてもらう」程度なら黙認してくれるかな・・。あ、著作権があるから勝手にコピーしちゃダメですよ。

で、自分なりの問題意識(危機感)を持って土日の「事例直前講義」に臨む、と。そう言われると視界がパッと開けた気がしませんか?

■2. 二次合格体験談の使い方■
実はここ数週間悩んだことは、このブログの投稿を二次対策も続けるかどうか。完全に自己否定になるんだけど、

・「合格体験談」とは、一次試験で役に立ちこそすれ、二次対策の話なんて全く役に立たない(※理由は後日)。
・「合格者が持つ事例スキル」とはほぼ100%講師の受け売りに過ぎない。
文章とは常に読み手の誤解を伴うから、余計性質が悪い。

つまりこんなブログなど読まず、さっさと講師に質問に行く方がよほど確実、かつ迅速。

でも待てよ。

セカンドオピニオンとしてなら役に立つかもring

一次と異なり、他人の多様な意見を考慮し、思考の幅の選択肢を拡げることも二次試験対策の一つ。
予備校講義での講師の指導と併用するなら誤解はないだろ・・、という勝手な理屈で、二次対策ももう少々投稿続けてみようかな、と思い直した次第。

で、私の合格体験談の使い方ですが、

「合格ノウハウ」的なものは全て無視
・特に「すべきです」「お勧めします」という表現を含む体験談はスルー

してました。だって単に一年早く受験しただけの人から、あれこれ指示される覚えはないからdash
そして、

・11週間の学習スケジュール
・成功要因よりも失敗要因

を特に参考にさせていただきました。あと「不ぞろいな合格答案」の欄外にある「川柳」が面白かったです。五・七・五の中でコンパクトに示される二次対策エッセンス。これを読むだけでも購入に値する一冊ですね。

■3. グループ学習について■
合格体験談の「グループ学習のお陰で合格しました!」を読み、「自分もどこか学習グループに入らないと・・」と焦ってしまう方は昨年も結構いた。

しかしアックルが先週指摘したとおり「グループ学習はしなくても合格可能」。むしろ、グループ学習をした結果「自分で考えることをしなくなった不合格者」を昨年少なからず見かけたから、「むしろグループ学習はしない方が合格可能性は高い」のかも?
独学で合格された方に会って話を伺うと、実に深いレベルまで物事を考えている方が多い(→だから合格するのか。うーん)。その意味でアックルの指摘は非常に重要な意味を持つと考えます。

そもそも。
「話す」ことは効果的な学習手段。しかし同じ校舎・同じ曜日で、同じ講師の話を聞き、同じ仲間で議論する。なぜ自らわざわざ情報を取り入れる幅を狭める選択をするんだろ?
合格体験談には確かに「グループ学習が有効」と書いてあるし、それには異論なし。ただその合格者は「きちんと自分で物事を考えていた」はずなのに。でも奥ゆかしい日本人には「私は常に人より深く物事を考えるようにしました」なんて書く人は皆無なんですよね。

前の章の話に戻りますが「合格体験談」にはいい事しか書いてありません。それを踏まえて自分なりの合格戦略をどう描き、グループ学習をどう活用するか。その判断は個々人にお任せします。

他人のあら探しは簡単なので、自分の経験もちょこっとだけ。私は「グループ学習」もしましたが、「グループ学習」そのものより「学習仲間」を重視しました。特に時間・場所を決めずとも、最低3人いればいくらでも意見交換・情報交換できるし。この辺りはいくつか面白いネタがあるので、後の機会にまた改めて。

byふうじん



こんばんはアックルです。

診断士の勉強を始めようか迷っている皆さんは、「学習内容が難しい」とか「2次試験がハードルが高い」などきっと色んな不安をお持ちだと思います。

実は私自信も勉強を始める前は、不安でした。

何をかくそう私が「中小企業診断士」という資格に興味を持ってから学習を決意するまでは、4年という歳月を要したのですから。

本日は私自信が持っていた不安と、実際はどうだったのかということを述べたいと思います。

■学習内容が難しい

中小企業診断士はたしかに難関資格です。ストレートの合格率は4%位で非常に狭き門です。

しかし、難しいとは言いつつも、超難関資格である「公認会計士」や「司法試験」などと比べた場合、そこまでのレベルではないのが事実です。

というのは公認会計士や司法試験の受験生の大半は一日のうちかなりの時間を勉強に割くことができる学生及び無職ですが、
中小企業診断士試験の受験生の大半は忙しい社会人です。

つまり診断士試験は働きながらでも努力すれば取れる資格です。

また診断士は7科目もあって大変だ!と思う方も多いと思います。

私もそうでした。私は平成16年に診断士に興味を持ちました。まずはどんな試験なのか本屋に行って1次試験の過去問や市販テキストをパラッパラッと眺めました。

そのときの感想はこうでした。

「こんなのできるわけがないsad

大学受験のときは私立を目指していたので英語・数学・国語の3科目しか勉強しなかった私が仕事をしながら7科目もできるはずがないと判断し、そそくさと帰り、
勉強を断念しました。

あのときの私はこうでしたが、よくよく考えると7科目もある1次試験はマークシートの選択問題です。
4~5択の選択問題の6割が取れれば良いわけです。
そう考えると、7科目とは言えハードルが下がりませんか?

ところで二次試験はかなり難しい試験です。
記述式であり、つかみどころのないような問題です。
しかし、二次試験はコツが分かれば実力が急上昇する試験です。
逆に記述試験とは言え、 法律を暗記する必要があるとか、会計法規集を暗記しなければならない類の試験ではなく、
コツさえつかめれば必ず解けるようになるのです。そのためには努力と根性が必要ですが、 諦めずに愚直に学習すれば、きっと合格できます。

■グループ学習しないと合格できない?

私は孤独な通信生だったのですが、学習を始めてから暫くして受験生ブログを拝見しているうちに多くの受験生が勉強会等のグループ学習に参加しているという事実を知って不安になりました。
特に2次学習はグループででディスカッションをしたり、 互いの答案を交換することで、多くの人の考え方や解き方を学ぶことができ、視野が広がったり、できる仲間のやり方を身につけることができるので、グループ学習が有利ということも知りました。

私は「なぜ教室講座を選ばなかったんだ!!!!」と後悔しました。

しかし、結果的にグループ学習をしなくても合格できました。
たしかにグループ学習は有利かもしれません。しかし、独学や通信生の方でもそのハンデを埋めることが可能なツールはあります。

それは「ふぞろいの合格答案」「受験生最後の日」(今年は『事例80分料理法』というタイトル)などの書籍です。

これらの書籍には合格者の再現答案がたくさん記載されています。これらの書籍を熟読し、また自分の答案と比較したり、どうすれば合格者の思考プロセスを学ぶことで
同様に視野が広がり、実力が向上するはずです。

また、TACでは、答練や演習等で優秀な答案 をWEB上に載せるので、これらの答案も活用すれば同様に大きな効果を得ることができます。

ですから、孤独な戦いをしている全国の通信生OR独学の皆さん!グループ学習をしなくても合格できます。

■資格取得後に更新が大変

中小企業診断士の登録有効期間は5年間で5年ごとに更新が必要なのですが、登録を更新するためには、5年間の有効期間内に
(1)「知識の補充要件」(5年間で5回以上受講等)と
(2)「実務の従事要件」(5年間で30点以上獲得)
の両方の要件を満たさなければならないのですが、私は実は合格前、いや学習を決意する前から、このことが悩みの種でした。

「実務従事30点なんて、普通に会社勤めしているサラリーマンがどうやって診断先を見つけるんだ?!」
「仮に合格したとしても更新要件が厳しすぎるので、更新できず5年後に診断士を名乗れなくなってしまう。」
「努力が水の泡になってしまう。」
「合格したとしても、登録を3年間ギリギリに遅らせた方がいいんじゃないか?そうすれば実務従事が先延ばしできる」

な~んてことを考えていましたが、杞憂に終わりました。

要は合格後に研究会や支会などに積極的に入ればいいんです。診断案件の話はちょこちょこ出てきます。

とにかくこの資格は合格後に、多くの知り合いを作るのが大事。

私は先日3社目の診断を終え、いよいよ診断士登録ができますが、この3社目の診断も一発道場のメンバーが見つけて下さったもの。
また、他に参加している研究会でも診断案件があり、秋頃に行う予定です。

私自身もTAKEばかりでなく、自分で診断先を見つけてくるなどGIVEしなきゃなんないな~と思っていますが、おそらく今後も積極的に活動することで
必ず診断先企業は見つかるはず。
学習を迷っている皆さん、まずは一歩踏み出してみませんか?
この資格を取ることで本当に人生が変わります。 素晴らしい仲間や素晴らしい(診断先の)社長など多くの出会いが待ってます。

私ども一発道場も皆さんとの出会いをお待ちしております。

それでは、明日は5時に起きて、香港に行くので今日はもう寝ます。

BY アックル




こんばんは、ふうじんです。

本来の予定よりやや早いのですが、今日は「一次対策よりも二次対策が気になる」方向けの話題。今はまだ一次に集中!という方は、よろしければ8月になってからまたぜひお目通しください。

■二次不合格を生む3つの「違い」■
「傍目八目(おかめはちもく)」。この四字熟語を、先日あるきっかけで学びました。

傍目八目:局外者の方が、かえって事柄のよしあしがよく分かること。
(碁を、冷静にわきで見ていると、対局者と比べて八目分の得をする手が見えたりすることから)
出典:新明解国語辞典(第五版) 三省堂

そうか!「合格する理由」は定かでない二次筆記試験だけど、後になって第三者の視点で振り返ると「不合格になる理由」なら簡単shine

<二次不合格になる理由>
合格する実力を備えていない =誤解(勘違い)
合格する実力はあるが運がなかった。=間違い・計算違い

 

誤解・間違い・計算違い。
これが不合格を生む3つの「違い」
前回触れましたが、私が昨年見た限り、2次筆記試験の競争率は実質3倍。

・2次受験者の半数(3,000人)は合格する実力に達しない
・残りの実力者半数(3,000人)が1,000席を争う。よって実質3倍

ではなぜ「受験者の半数は合格する実力に達しない」と判断?それは出題者の期待を誤解(勘違い)したまま二次試験当日を迎えてしまった受験生を多数見かけたからsweat01。これでまず半数が脱落(・・と思っていました)。

※合格する実力者が不合格になる理由=間違い・計算違い については後日改めて。
 

■出題者が期待している解答■
では出題者の受験生に対する期待は、どう勘違いされているか?
最も多い勘違いが、

「一次は知識・暗記試験だから、二次は思考力・文章力が問われる。」

思考力・文章力が不要とは言わないけど、二次筆記とはもともと一次をパスした猛者をさらに5~6倍のふるいに掛ける試験。でも「頭が良い人」と「良き相談相手(コンサルタント)」はイコールでないし、そもそも二次合格者レベルでは思考力・文章力にそう差がつかない。

そもそも「出題者が期待する能力」とは<出題の趣旨book>に書いてあるのに、あまり理解されていないのは残念。

<出題の趣旨が求めている能力(抜粋)>
・基本的知識
・課題発見能力
・状況把握・整理力
・分析能力
・助言能力、etc.

これを素直に解釈すれば、出題者の受験生に対する期待とは、

・まず相手の話を良く聞かせる(要求解釈・状況把握・分析等)
  =診断士としての適性検査
・事例対策を通じ、実際の企業診断の手法を体得させる

ことになる。
つまり、出題者の意図を汲まずに受験テクニックを磨けば磨くほど、相手の意向を無視した自分勝手な答案になって合格から遠ざかる仕掛けscorpius。怖っ!
 

■二次対策に必勝法なし■
同じことを切り口を変えて言うと、二次筆記に必勝法なし。仮に「必勝法」が考案されたとして、翌年の本試験問題はそこからさらに選抜するように作問されるから。
したがってもっともらしい「合格のコツ」に安易に依存するのは危険。

かつ私たち一発合格道場執筆者にはある悩みが。それは「二次試験合格者の体験談を信じてはいけない」という自己矛盾。
それは仮にすばらしい「合格ノウハウ」があったとして、それは文章になった瞬間に必ず読み手の誤解を生みshadow、また診断士二次通過のためには「誤解(勘違い)」を絶対に避けたいから。
よって特に文章化された「二次試験合格のコツ」には近づかないほうが無難。

それでも「合格のコツ」をこそっと知りたいなら、考えられる方法が3つ。

講師に聞く→直接質問ができればベスト、次がメール。また文章であっても、講師が書いたものなら信頼できる。
合格者に聞く →直接会って話を聞くなら誤解は避けられる。直近の合格情報という意味では、講師よりも新鮮。
学習仲間に聞く →これは案外役立つ。詳細別途。


■「ゴールとルール」理論で勘違い回避■

ところで、ハカセの提唱する「ゴールとルール」理論をご存知?あ、まだ紹介してなかったか。
実はここまでダラダラ書いてきた「二次不合格への勘違い」は、「ゴールとルール」理論を使うと簡単に解決できます。

ではその解決策はまた機会を改めて。お楽しみに!

byふうじん



こんばんは、ふうじんです。

一次本試験までいよいよあと1ヶ月。
この1ヶ月の学習に賭ける熱意が一次試験の合否を分けます!
全力でがんばってください!応援しています!!

・・などというエントリーを期待していた方には最初にお詫びdash。だって今更そんなこと言われても何の役にも立たないでしょ?
そこで今日は普通ならありえない、「一次を手抜きして二次合格」という非常手段を検討。

■そもそも一発合格は必要?■
そもそも「一年ストレート合格の可能性は、一次公開模試の時点でおおよそ決まっている」のが私の言い分。
診断士試験を例えるなら、「全国20,000名が約1,000個の合格者の椅子を先着順で争う障害物競争」。2次専念者やスト本科生上位5%とその席を争うのだから、合格が至難であるのはわかりきった話。

しかも実力不十分な状態で仮に一次合格したとして、その先の二次試験対策はもっとイバラの道(詳細後日)foot

今もし一次試験対策に苦しんでいるなら、むしろ「一年目7科目合格」でなく、わざと「科目合格」にとどめる方が、最終的な合格確率は高いかな?と個人的に思います。
その意味で「一発合格」は必要ではないし、優れた戦略でもない。

■それでも一発合格の可能性あり■
では「一次試験が不得意」だと、二次試験ストレート合格の可能性はゼロ?いえいえそんなことはなく、「大逆転」は十分可能。
(機会を改めて詳しく話しますが)それは二次筆記試験とは何か特殊な知識やスキルを要求するものではなく、素直に根拠を抜書きするだけでも合格答案を作れる試験だから。

ポイントは「素直さ」。「出題者が何を期待しているか」に気づかないまま、本試験に臨んでしまう受験生が毎年少なからず出てしまう。ここに気づくかどうかで、二次合格の可能性が全く異なるcrownのに。
そして出題者が聞きたい解答とは、決してあなたのオリジナルなナイスアイデアではなく、「俺の言うことわかってる?」「俺が用意した答に気づいてる?」ということなのに。

すみません、二次対策に話が逸れました。言いたかったのはストレート合格可能性を左右するのは、努力や学習量だけではない、ってこと。出題者があなたに何を期待しているかに気づくこと。これで遅れを挽回し、ストレート合格に至ることがまだ可能。

■戦略的に手を抜いて一次合格■
とはいえ。
診断士一次試験は難しい試験。本試験直前までテキストにしがみつき、1マークでも多く得点して二次挑戦権を得る、のが王道。
でも周囲と同じような対策ばかりしていても、合格の可能性はそもそも低い。であれば一発大逆転狙いなら、同質化を避け、思い切った差別化戦略があっても良い。

ではどうする?

昨年周囲を見ていて気になったのが、「一次本試験での燃え尽き症候群」。一次通過に全力を尽くした結果、試験直後の数日をbar無為に過ごしてしまうwine
ああ、もったいない。スト本科生の二次試験直前の1週間~数日は、実力が急激に伸びる時期。「2次対策着手が遅れる」ことは、時間的に言えば「わざわざその数日を捨てる」という選択。

であれば一つの選択肢が、一次本試験の最直前2~3日は手を抜き、頭を休める。
具体的には、新しい知識をあえて覚えない逆張り戦略。通常この2~3日は周囲は皆必死になって暗記に走る時期。確かに点は伸びるけれど燃え尽き症候群が怖い。それなら一次試験はABランクで50点だけ押さえ、後は鉛筆ころがしに合否を委ねて60点を超える戦略だってあって良い。そして8/9(月)から二次対策ロケットスタートairplane

■補足■
以上の話は極論。一次試験対策の王道とは、

・ペンキ塗りで大枠を押さえ、やることリストを作成
 ・1日3科目学習法等を駆使し、やるべき課題を一つ一つクリア
 ・最直前期は「しがみつき学習」で、1マークでも多く得点

だったはず。ただし合格へのルートは一つではない。
どんな方法であれ、最終的に合格する学習法。それがあなたにとっての最適戦略。

byふうじん



こんばんはJCです。

今日は情報セキュリティについて語りたいと思います。セキュリティの3大要素としては、認証・アクセス制限・暗号化をあげることができるでしょう。覚えなきゃ!というよりも、当然そうよね、という考え方に至るように学習を進めるのがお勧めです。例えば、皆さんの会社でも、会社に入る時には社員証を示す(認証)、その後オフィスの入り口で社員証をピピッとしてドアを開ける(アクセス制限)、上司の悪口は上司の知らないあだ名を使う(暗号化)と言うふうに、意外になじみが深いものですよね。おやじの天敵情報システムという以前の記事にも書いたのですが、どの科目でもなるべく自分のなじみのエリアに近づけることが理解への早道です。やっぱりアウェイよりもホームの方が力が発揮しやすいというのはなんでも一緒ですよね。

◆信頼性とコスト◆
セキュリティは費用と手間をかければ信頼性が増しますが、その分コストがかかるというトレードオフの関係にあります。うちの会社では日々社員が入力する会計データは夜中にバッチ処理されているようです。一方、ネットで航空券を予約する場合には、「予約完了と思ってたら、後から満席でした」というのではお客様に怒られちゃうからオンライン処理のOLTPが使われていることが多いでしょうね。これはその情報の必要性に応じて処理の仕方を変えているわけです。リアルタイムでBS・PLが見られるのも魅力ではありますが、入力する人がたくさんいる場合には、Aさんの入力情報だけを見て判断してしまったら、全体の理解を誤ります。だからバッチ処理で構わない。一方、残り空席わずかという航空券予約ではリアルタイムのAさんの入力が活かされなければ意味がない。コストは当然OLTPの方がかかるのでしょうが、航空券予約の場面ではコストよりも信頼性が優先されるわけです。

◆全体最適を目指すには◆
診断士は別にSEを養成するための試験ではありません。なのに、情報システムが1次試験の科目に入っているのは、システムとか情報なくして経営が語れないくらいに我々の仕事に情報システムが入り込んでいるからに他ならないと思います。でも、中小企業と大企業ではシステムにかけられるお金も人も大きく異なります。だから、できれば経費をかけずに大企業と同じようなシステムを構築できないかなぁ…なんてことも考えるわけです。そこでInternet Service Provider(ISP)等がサーバーを貸し出すようなホスティングサービスや、サーバーそのものは自社保有だけど、プロバイダー会社等に設置して、保守・運用を任せるようなハウジング(コロケーション)サービスを利用することにより、サーバーセンターの場所確保を不要にしたり、保守・運営の手間を省いたりするような考え方が出てきます。中小企業が頭を使って費用と人手をかけずに大企業みたいな利用の仕方をする。
ん!?ちょっと待った!、こういう事例って他にも見たことがありませんか?例えば少種大量生産のローショップ生産ラインはとっても効率的なんだけど、1製品を大量に売る大企じゃないと対応しきれない。でも頭を使ってセル生産方式に切り替えられれば、フローショップに近い効率性を実現できる。こんなことととっても似てます。色んな科目で他の科目と比較、リンクして覚えてゆくことで、知識はすごい勢いで知恵に変わってゆきますよ。この場合の知識と知恵の違いは英語でいうなら、知識は読める単語、知恵はしゃべれる単語です。しゃべる時に使える単語こそ、我々はその言葉を本当に理解して駆使しうる力です。このレベルに持ってゆくこと、これは一次試験のみならず、二次試験やその後の診断士活動でも使える力になってゆくものと思います。

◆はたして単なる暗記3兄弟?◆
情報・法務・中小(いわゆる二日目の3科目)は暗記3兄弟と言われることも少なくありません。確かに覚えることは山ほどあるし、暗記していないと問題に対応できないことも多々あるのも事実です。でも単に暗記だけじゃ、もったいない。理解しながら暗記することを通じて、全体最適に近づけるような考え方に到達できるような学習がとっても大事です。情報システムは1次オンリーかというと必ずしもそうでもなく、情報システム的な考え方というのは意外に2次でも問われています。例えばH19事例Ⅳ第4問(設問1)「インターネット販売に進出したD社が、今後留意すべき点について、個人情報の観点から60字以内で指摘せよ。」H16事例Ⅳ第2問「D社が工場移転計画を進める場合には、これまでの情報ネットワークシステムである構内LANを変更しなければならない…」(設問1)「どのような情報ネットワークシステムを用いることがD社にとって費用負担面で適切であると考えるか」、(設問2)「(設問1)で解答した情報ネットワークシステムではセキュリティについてどういう方策をとることが必要か」、等々です。難解な計算問題が繰り広げられる事例Ⅳで情報システム系の問題が出たら、頂き!と思いましょう。事例Ⅳのみならず、事例Ⅲでも「必要な『情報項目』を挙げ」というのはよく見かける設問です。単に暗記に頼るのではなく、どうすれば、良いシステムを構築できるか、決してSEのような専門的な考え方ではなく、SEに詳細をワークしてもらう前のポンチ絵的なアイデアで対応できますので、ぜひ本質を見る!そういう癖をつけておくべきです。

◆おまけ◆
今回もご希望の方にミニテストを進呈いたします。コメント書いてね。
情報システム

 by JC



こんばんは。アックルです。

今週は「怒涛の7週間」の第2弾「財務・会計WEEK」ということで、

・月曜日:データ分析(ハカセ)

・火曜日 :今から2次に通用する力をつける(アックル)

・水曜日:伸び悩みの人・中位成績者向けの勉強法(ハカセ)

・木曜日:今から間に合う!財務で足切りにならない方法(JC)

・金曜日:キャッシュフロー計算書を得点源にする(ZonE)

・土曜日:意思決定会計を得点源にする(ふうじん)

といった内容でお届けしました。

■まとめ■

まずは、月曜日にハカセさんが行ったデータ分析を簡単にまとめましょう。

・昨年は易化したため、今年は難易度が上昇することが予想される。

・特にファイナンス問題が増えるのではないか(実際TACのテキストもファイナンスのページが増量したようですし)

・しかし、過去問を見るとA・B難易度の問題が安定的に40-50%存在している。

・よって、財務会計を難しいと恐れすぎる必要はない。

要は、今年は多少難易度が上がったとしてもA・B難易度の問題をしっかり押さえることができれば、合格に近づくということ!

火曜日から木曜日までは、財務会計が得意・普通・不得意の方別の対策をお伝えしました。

とにかく財務会計は2次に直結するので、絶対に苦手にしてはならない科目です。

得意な方は2次を見据えてさらに強化し、普通の方はハカセさんがいうように、理屈やイメージで覚え、体で覚えるなどして、一段とレベルアップして下さい。

理解は後から付いてくるものです。

さらに簿記3級テキストなどで理解を深めるのも重要です。

苦手な方はとにかく現時点では足切り回避を目指すのが大切です。JCさんが言うようにA・B難易度の問題を反復し、力をつけるのが足切り回避の近道かもしれません。
ハカセさんの分析と同様ですね!

さらに金曜日はキャッシュフロー計算書、土曜日は意思決定会計を得点源にするという内容でした。

この2つは1次のみならず2次で非常に重要となる分野です。

特に意思決定会計は、設備投資の経済性計算(正味現在価値)や企業価値を算出する複合的な問題が多く、過去の2次試験でも多く出題されており、しかも難易度が高いので非常に差がつく分野です。

昨年も意思決定会計は出る!と考えていた受験生が多かったですが、出ませんでした。よって、今年は出題される確率は高いと予想されます。

ちなみにふうじんさんもハカセさんも今の時期の計算機の使用を推奨してました。
実際、私も6月中は計算機を使用してました。
7月頃から、そろそろ慣れないとと考え、手計算に切り替えましたが、二人がおっしゃるように、今の時期は多くの問題を解き、慣れることが重要です。

■+α■ 言い足りないこと寄せ書きコーナー

[JC]
診断士試験では、財務会計はやはり得意!と言える方が圧倒的に有利です。地道な財務活動はぜひ継続して続けてくださいね。アックルPENKOさん もおっしゃっているように事例Ⅳだけは今やることも1次試験の邪魔には決してなりません。できるかぎり良問をたくさんやってみること、これにつきるように思います。やればやるほど自信がついてきますよ。財務を敵にしないことも合格への近道のひとつだと感じます。それから時間を計って、本試験と同等以上の負荷をかけてアウトプットに取り込むこと。これもとても重要です。財務の本試験での失敗は「頭が真っ白になった」というケースが多いんです。だから普段の練習の時から真っ白になるような状況を自分で作り出してみる、例えば「半分の時間で過去問に取り組む」を自分に課してみること、これもすごく良い練習になりますよ。

[ふうじん]
本気でストレート合格を目指す方であれば、この時期は財務会計対策でなく事例IV対策をやっていただきたい所。なぜなら合格者の事例IV得点は45~75点程度まで幅広くバラけます。よって事例IVの得点可能性次第で事例I~IIIの答案の作り方が変わってくるからです。確かに事例IVは人並みの45点でも合格は可能。でもその場合、事例I~IIIで何点上積みが必要か。おぉ恐ろしい・・。

[ハカセ]
ボクは文学部出身なので、財務会計に対する(というか数字に対する)アレルギーがありました。それが「アラフォー」になるまで自己啓発を遅らせた要因でもあります。同じような方、いらっしゃるんじゃないでしょうか? ボクは結果的に克服できました。財務会計の得点は道場師範では最低だったけど(← 意外と気にしてる)上位20%には入っているし、事例IVは答練・模試を通じてずーっと上位20%をキープしました (道場でも後日詳述しますが、とりあえず先に結論を知りたい方は、受験生時代のブログをご覧下さい →  こちら)。

こんな「数字アレルギー」のボクでも克服できたんだから、皆さんも大丈夫です!

ただし! ボクは努力をしましたよ。「道場師範はみんな500点を取ってるんだから、自分とはレベルが違う」と思って読んでいるアナタ。それは違います。ボクは財務会計を克服し、少なくとも苦手科目にしないために、相応の時間をかけ、相応の努力をしました。この年になってお恥ずかしいことですが、今さら「簿記3級」の勉強もしました。毎日毎日、あのジミーな計算問題集をやりました。「分かった」と思い込んだ仕訳の問題、何度も解きました。「シークリクリシー」とか、呪文のように唱えました。ワケの分からない偏差や共分散、穴が開くほど読みました。タクシーの取替投資、擦り切れるほど解きました。そんな努力を地味に続けた結果、一次試験では貯金科目にもなったし、二次試験では唯一の貯金科目(多分)にもなったのです。逆に言うと、二次試験で貯金科目に出来た裏には(=ストレート合格できた裏には)、そういうジミーな努力があるのです

こんなこと、聞き方によっては、嫌味に聞こえるかもしれませんね。自慢話? 勝てば官軍? そうかもしれません。でも、企業経営理論と異なり、財務会計は「努力を裏切らない科目」でもあるのです。むしろ、努力でしか積みあがらない科目、なのかもしれません。財務会計は一日してならず。苦手な方は必ず克服を。急行や特急に乗らず、必ず「各駅停車」で克服してください。というか、財務会計には、急行も特急もありません。仮にあっても、それに乗っても二次試験はクリアできません。でも、「各駅停車」で得たゆるぎない基礎知識は、アナタを知らぬ間に急行・特急に乗せてくれます。地味に、地道に、ストイックに、頑張ってください!

[アックル]
財務が苦手な方は、1次の足切りを 逃れたとしても、じゃ~2次はどうなんだ?と疑問をお持ちかもしれません。
結論は努力次第でそのまま2次も突破できます!
私の前職の同期のN(平成20年度合格)は財務会計が苦手で、1次は足切りぎりぎりの44点でした。
1次終了後も苦手な事例IVに力を入れ、とにかく問題を解きまくることで、次第に苦手意識を克服し、何とかストレートで合格できました
最後は、得意だ苦手だ関係なく、「合格への強い思いと根性」=「ストイックさ」だと思います。
頑張ってください!

[ZonE]
何度も同じことを繰り返し述べてしまい申し訳ありませんが、2次試験まで考えると財務会計を得意科目にするメリットは甚大ですので、労力を惜しまずに注力していただきたいと思います。

今は怒涛の7週間をクリアするだけで手一杯…という気持はごもっともですが、現時点で財務会計に苦手意識を持っている方は、1日15分だけでもよいので、ぜひ時間を確保していただきたいです。

まだまだ先は長いと思っていたのに、怒涛の7週間が終わると本試験はもう目前に迫っています。

本試験までに自分がなっていたい理想像から逆算して、自分に何が足りなくて、今何に注力しなければいけないのかをよく考えて、1日1日を大切に過ごしていただきたいと思います。

引き続き頑張ってください。


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