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一発合格道場 夏セミナー2019

東京:8月10日(土)

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時間・場所は後日告知いたします。
ぜひご予定ください!

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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

毎度ですが過去記事はこちらです!今日の記事は10回目!とうとう梅雨入りしましたね。いつも参考書がカバンに入っていたので、大抵この時期を過ぎるとページがヘロヘロになるんですよね。水性ペンの跡が滲んだりして。しかしそれも味というものです。そしてそんなこともあったなぁと思うことが、きっと試験当日の気持ちを落ち着けてくれたりしますので、そんなヘロヘロも味わっていただきたいと思います(笑)

前回の記事で令和1号診断士になれず、と書きましたが、つい先日登録証が届きました。令和2号になりました。そして、ついに開業届(経営法務で見たことあるやつ!笑)を税務署に出してきました。もっと、パンパカパーン!という気持ちになるのかなと思いきや、税務署の手続き時間およそ2分。「はい、受理しました」というハンコをポンっと押されて、あっさりと終わりました笑。

これからどんな活動ができるのか、まだまだ未知数ではありますがどんな道でも自分らしく歩いていけたらな、なんてことを思っています。

今日の記事はこれまでの珠玉の【渾身】シリーズまとめページです。

勝手に永久保存版タグをつけてみましたが、科目ごとになっているページがどうしても欲しくて、作ってみました。これから追い込みの時期まで、何度か見返していただいて、ちょっとよくわからないな、とか、自信がないな、という論点があれば、総復習としてお使いいただければと思います。

ちなみに今回の記事をまとめるにあたり、これまで類似してきたふたつのタグを統合しました。「渾身シリーズ」と「渾身!論点シリーズ」を、「渾身シリーズ」に統合しています。

記事タイトルについても、科目名のみで内容がわかりにくいものは、ちこまる(仮)の独断と偏見で補足をつけていますので、リンク先の記事のタイトルとは異なる場合があります。

なお、これまでの過去記事のまとめですので、投稿された時期によっては最新情報と異なる場合があります。特に経営法務・情報システム・中小は法改正やトレンドを反映しやすい科目ですので、古い記事を参照する際にはないようにご注意くださいね。

今日の記事は(基本過去記事のタイトルばっかりだけど)およそ4,500字です。9分ほどお時間ください♪

さー、ではまとめ!いってみよー!

 

経済学・経済政策

財務会計

 

企業経営理論

 

運営管理

 

経営法務

 

経営情報システム

 

中小企業経営・政策

 

その他

 

二次試験

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。いや〜【渾身】というだけあって、どれも読み応えがありました。皆さんにとっても、ひとつでも多くの「なるほど納得!!」に出会ってくださったら幸いです。

以上、ちこまる(仮)でした〜( ´ ▽ ` )

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皆さん、おはこんばんにちは、だいまつです。

 

遅ればせながら、渾身シリーズいっきまーす

 

ということで・・・

 

私の渾身ネタは、昨年度急激に難易度が上昇した運営管理」の中でも、

VEと並んで覚えにくい、だがしかし、だがしかし・・・、超頻出論点!!(H29、H28、H25、H24)の憎いヤツ。

 

ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・

ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・

 

「ワークサンプリング/作業分類」

 

を採り上げさせていただきます。

 

ちなみに、VEに関しては、ももちゃんのナイスな記事を参考にしてくださいね(VE①VE②)。

 

さてさて

 

「ワークサンプリング/作業分類」は、「作業測定」の一分野ですが、この「作業測定」はJISで以下の通り定義されています。

 

「作業又は製造方法の実施効率の評価及び標準時間を設定するための手法」

 

つまり、「工場でなにかしらの作業をするときに、作業効率等を評価しつつ標準時間を設定していく」ときの手法のことですね。

 

そして、「作業測定」の体系を言葉で説明したい・・・のですが、言葉だと分かり辛いので(頭が混乱する)、図示します。以下の図をご覧ください。

※TAC運営管理基本テキストより

 

では、早速ワークサンプリング(瞬間観測法)の説明に入ります。

 

1.ワークサンプリング(瞬間観測法)とは

人や機械が「何をしているか」を観察して、サンプルを収集して統計的考え方により分析を行う手法であり、「繰り返し作業に適した稼働分析手法」です。

 

メリットは、

 

①観測が容易

何をしているかをチェックするだけなので

 

②データの整理が容易

稼働しているか、非稼働かを見るだけなので

 

③観測対象者が観測されていることを意識しないためデータの信頼性が高い

でも、観測時刻は対象者に知られないように注意が必要

 

デメリットは、

 

①深い分析には不向き

稼働しているか、非稼働かを見えるだけなので

 

②母数が少ないと誤差が大きくなる

当然、母数が少ないと振れが大きくなる

 

※なお、上記のワークサンプリングのメリット・デメリットは「連続観測法」と比べての話になります。連続観測法と表裏の関係になっていると考えてOKです。

 

ここまでは、皆さん大丈夫だと思うのですが、問題は(辛いのは)ここからですよね。

 

2.ワークサンプリング法による稼働分析のための作業分類

ワークサンプリング分野の問題で正解にたどり着くためには、作業分類の体系と、それぞれの項目がどんな作業・余裕かを知っている必要があります。

 

まずは、作業分類の体系からです。以下のように体系化できます。

※TAC運営管理基本テキストより

 

しかし、これが絶望的に覚えにくい。VEと同じくらい嫌になってきます。

 

そこで道場ブログをお読みの皆さんには、だいまつが受験生時代に使っていた必殺の語呂合わせをご紹介します。

 

まず、「作業」を覚えるための語呂合わせです。

 

団体は主婦(段体は主付)

団体旅行のお客さんが主婦の方ばっかりだった状況のイメージとともに覚え込んでしまいましょう。

 

次に、「余裕」です。

 

監査の職場は人が費用

監査の人が伝票などをペラペラチェックしている、まさに人件費が費用だ。というイメージで覚えてしまいましょう。

 

作業分類体系語呂合わせを一つにまとめておきますので、うまく活用いただければ幸いです。

 

ここまでは、OKですか?

 

次は、それぞれの作業余裕何に当たるかです。ここからは暗記+イメージ大切です。

 

・準備段取り作業 = 超重たい準備作業

材料準備、治具や固定具の段取り等々ロット毎、始業・就業時手間のかかる準備作業等です。

 

・主作業

切削、穴あけ、ビス止め、組立て等、加工等を行って直接付加価値向上させる作業です。

 

・付随作業 = 軽めの定期的に発生する作業

機械への材料や工具の取付・取外等定期的に発生する軽作業がこれにあたります。

 

・作業余裕 = 軽めの定期に発生する余裕

機械の調整、清掃、注油、材料運搬等不規則・偶発的に発生する余裕です。

 

・職場余裕 = 作業者は基本的に作業をしていない状態

打合せ、材料待ち、機械故障等の作業を管理していくなかで不規則・偶発的に発生する余裕です。

 

・疲労余裕

休憩して体力回復を図るための余裕です。

 

・用達余裕

トイレ、水飲みなどの生理的欲求を満たすための余裕です。

 

ちなみに、私が特に受験生時代に苦しんだのが、「準備段取作業」・「付随作業」・「作業余裕」の3つの切り分けですが、皆さんも同じではないでしょうか?

 

上記3つをしっかりと切り分けするには、やはり各項目に含まれる具体的な作業項目の「例」(例えば、主作業なら「穴あけ、ビス止め」など)と、各項目の「性質」セットで覚えておくことが大切です。例えば、準備段取作業なら「材料準備などの、ロット毎、始業直後・終業直前の超重たそうな作業」付随作業なら「規則的に発生する機械への材料の取り付け」、作業余裕なら「不規則・偶発的に発生する機械の調整や清掃」といったように、「例」「性質」紐つけて頭の中に納めておくことが大切になります。

 

ここは本当に苦しいところですが、超頻出論点なので、今回のお示しした後半3つの「図」も活用していただき、出題されれば確実に得点できるようにしたいところです。

 

 

では、さっそく問題でアウトプットしましょう。

 

【H29年度1次試験 運営管理 第10問から】

 

標準時間に関する記述として、以下は正しいか、正しくないか。

 

選択肢エ 人的余裕は、用達余裕と疲労余裕に分けられる。

 

語呂合わせで、「人は費用(疲用)」でしたね。なので、当然正しい(○)ですね。

 

 

【H28年度1次試験 運営管理 第16問】

まず、「主体作業」から考えます。作業系の語呂合わせは、「団体は主婦(段体は主付)」でしたね。なので、主体作業は、「主作業」と「付随作業」から構成されます。

 

そして、主作業は、「切削、穴あけ、ビス止め等、直接的に対象物の変化に寄与する作業」ですから、「上から3つ(ハンダ付け120、基盤への部品の取付け90、基盤のネジ止め80)」が該当します(合計290)。

 

付随作業は、「機械への材料や工具の取付・取外等、仕事の目的に間接的に寄与する定期的な作業」ですから、「上から4つ目の、組立て作業後の製品検査(全数)のみが該当します(60)。なお、全て検査しないのであれば「定期的」という基準に該当しない可能性がでてきます。なので、‘わざわざ’作業項目に「(全数)」と記載していると思われます。

 

以上を踏まえて、主体作業の合計時間に占める割合を計算すると、

 

主体作業 = 主作業(290)+付随作業(60)= 350

主体作業の時間構成比率(350) ÷ 合計(500) = 70%

 

 

この時点で、「ウ」「エ」に選択肢が絞れますね

 

 

次に「職場余裕」です。職場余裕は「打合せ、材料待ち、機械故障等の作業を管理していくなかで不規則・偶発的に発生する余裕」でしたね。なので、「部品不足による手待ち24、打合せ19、朝礼12」が該当します(合計55)。

 

そして、職場余裕の合計時間に占める割合を計算すると、

 

職場余裕の時間構成比率(55) ÷ 合計(500) = 11%

 

 

以上から、正解は「ウ」「主体作業:70% 職場余裕:11%」です。

 

ちなみに他の作業項目も見ておくと、

 

準備段取作業は、「治具や固定具の段取り等々、ロット毎、始業・就業時にするべき超手間のかかる準備・片付け作業等」でしたね。なので、該当するのは「ロット単位での完成部品の運搬33」だけになります。

 

作業余裕は、「機械の調整、清掃、注油、材料運搬等、軽めで不規則・偶発的に発生する余裕」なので、「不良品の手直し(30)、ネジ・ハンダの補充(不定期)(22)」が該当します(合計52)。

 

用達余裕は、「トイレ、水飲みなどの生理的欲求を満たすための余裕」なので、「水飲み5、用便5」が該当し合計10となります。

 

どうですか・・・?

いけそうでしょうか?

 

ワークサンプリング/作業分類」は、覚え辛い分野ではありますが、平成29年度試験のように語呂合わせだけで対応できる選択肢もあります

 

キツければ語呂合わせだけは最低限覚えましょう!

 

情報が2年連続で「超難関」となったことがありましたから、今年度試験において運営管理が易化しないことも十分考えられます。余裕があれば、今回の記事で書いたことは全部覚えてほしいところではありますが・・・。

 

以上、だいまつの「渾身」記事でした。

 

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出題傾向の変化なし
一次試験の傾向変化はなんだったのか

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おはようございます。こばです。
二次筆記試験の合格発表まであと2週間を切りましたね。
先日、プロ野球のベストナインが発表されした。今年からルールが改正され重複投票が可能となり、大谷翔平が投手とDHの2部門で受賞しました。
さらに、昨日MVPが発表され
パリーグ:大谷翔平
セリーグ:新井貴浩
大方の予想通りの結果となりました。

また、今年導入したコリジョンルールも、夏に改正されました。

生産管理において重要になるのが、ルールの周知徹底。でも、ルールをただ守ればいいだけではなく、上記のようにルールが現場に則してないのなら変えてしまう必要がある。

今年の事例Ⅲのはそのようなことが必要な内容であったと思います。

前回に引き続き、TACTBC大原の3社分の模範解答を比較します。
模範解答は各自確認。

□解答比較□

問題1:カット野菜業界における C 社の a 強みと b 弱みを、それぞれ40 字以内で述べよ。

この問題は定番ですね。去年までと同じ内部環境分析になっています。
この場合、基本的に2つの切り口で分析を行います。

・生産面
・営業面

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3社とも強みに営業面、弱みに生産面を持ってきています。
過去の事例企業では技術力が高いことが定番でしたが、今回の企業は違います。
クレームが多発するなど生産管理で問題がある状況です。
弱みがあり過ぎて、どうまとめるかが困りますが、

・組織として生産管理ができていない(統制)
・クレームが多発している(品質)
この2つの要素を入れながらまとめればいいと思います。

問題2:現在 C 社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を 160 字以内で述べよ。

続きまして問題2。
少し問題の表現が違いますが、過去の問題と同じ内容です。
生産管理面での対応策とありますので、取引先の拡大などの営業面での助言はできません。
現状の弱みの克服がテーマになります。
しかし、問3、問4の解答でも同じような回答が必要になるので、どう与件文を対応させるかですが、重複しながら使えばいいと思います。

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3社とも同じような内容になっていました。

収益性の向上に繋がる対応策であるため、基本的には重複作業などの無駄な業務を減らすことを助言しています。
また、それを効率的に行うための計画や実際の費用がどうだったかをチェックするための管理体制を変更する流れです。

この問題でクレーム対応への対応策を入れるか少し悩みましたが、
クレーム対応は問3がメインの問題になるので、入れなくても良いと思います。

問題3:C 社では、クレームを削減する改善活動を計画している。このクレーム改善活動を 最も効果的に実施するために、着目するクレーム内容、それを解決するための具体的 対応策を 120 字以内で述べよ。

平成24年や平成27年にも図表はありましたが、与件文の補足情報という意味合いが強く、図表を読み取らなくても回答ができました。しかし、この問題は与件文の内容からではなく、特性要因図から対策を考える必要があります。

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TACのみクレーム内容を1つに絞っています。TACとしては意外な対応かと感じます。
ABC分析においてAランクに分類する上位80%に対策を立てる方が無難な対応と思います。
また、特性要因図で4Mの視点で分析しており、それぞれ異なるクレームに起因しているため、各クレームと対応しながら対策を立てるのが良いでしょう。

問題4:C 社社長は、経営体質の強化を目指し、今後カット野菜の新事業による収益拡大を 狙っている。またその内容は、顧客からの新たな取引の要望、および C 社の生産管 理レベルや経営資源などを勘案して計画しようとしている。この計画について、中小 企業診断士としてどのような新事業を提案するか、その理由、その事業を成功に導く ために必要な社内対応策とともに 160 字以内で述べよ。

これまたオーソドックスな問題です。最後は戦略と生産管理を連動した問題です。
診断士試験において、助言の方向性として高付加価値製品の提案が基本線です。設備投資の不確実性もありますが、高付加価値製品の提案で良いでしょう。

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やはり、3社とも高付加価値製品の提案をしています。
この問題では3つの内容、新規事業・理由・社内対応策を聞かれていますが、TBCの解答では理由の部分がわかりにくくなっています。

このような問題では
新規事業は○○である。
理由は○○である。
社内対応策は○○である。とそれぞれ明記するほうが無難でしょう。

一次試験で運営管理の出題傾向が大きく変化したので、
二次試験でも同様の変化があると予測していましたが、変化はなかったようです。
この事例であれば、過去問の対策を十分おこなっていれば解答は難しくなかったと思います。
しかし、この変化のないことが不気味です。来年以降どのような問題が出題されるのか。

ではまとめ。

・今年の事例Ⅲは運営管理と違いオーソドックス。
・各受験校とも同じような解答に収束している。
・過去問の対策が十分できていれば解答は難しくない。
・今年に出題傾向の変更がなかったことが、来年以降どう影響するのか。

byこば

安心・安全・安定の運営管理

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おはようございます。こばです。

今回は安定の運営管理です。この科目はみんな安心して試験を受けられると考えているのではないでしょうか。
大幅に難しくなることもなく、常に安定した平均点を出しています。
安定しているものの、出題範囲は膨大なのが厄介ですね。
二次試験もあるので、そこそこでいいやともできない。

自分は工場萌えとまでは達していないが、工場や物流現場は好きで、運営管理も比較的得意でした。

 

暗記?理解?この科目はどっちってなることもあるのですが、基本的に学習は問題が解けるようになるまでやる。これだけ。
暗記して問題が解けるならそれで良し。問題を解くために、知識の理解が必要なら理解する。

それでは本題のデータ分析に入って行きたいと思います。

まずはこのデータ分析の意義の確認から。

このデータ分析の意義はどこが勝負の分かれ目になるかを把握し、重点的に対策を立てる論点を決めること。

データ分析に入る前に、科目設置の目的を確認しようと思います。

□ 運営管理 科目設置の目的□

・ 中小企業の経営において、工場や店舗における生産や販売に係る運営管理は大きな位置を占めており、また、 近年の情報通信技術の進展により情報システムを活用した効率的な事業運営に係るコンサルティングニーズも高まっている。
・このため、生産に関わるオペレーションの管理や小売業・卸売業・サービス業のオペレーショ ンの管理に関する全般的な知識について判定する。

この目的から、ITの活用の重要性を読みとることができ、出題数も最多になっています。
今後の現場オペレーションを改革するためには、ITの活用は不可欠でしょう。

次からはデータ分析に入っていきます。

.
■データ分析■

まずは、科目合格率と平均点の推移を確認します。

運営管理得点推移

(データ出典:中小企業診断協会・TAC )

年度別の難易度の変化も確認します。

運営管理年度別難易度

(データ出典:TAC )

過去10年の平均点が61.4点台と科目合格ラインを超えており、得点も安定しています。
毎年、ABランクでほぼ50%の出題になっていることで安定した平均点に収まっていると考えられます。
このことから運営管理が安心・安定科目ということが言えます。

.
■分野別出題頻度・ランク分析■

次は、生産管理と店舗・販売管理に分けて分野別の難易度を確認します。

運営管理 分野別難易度

(データ出典:TAC )

どちらの分野もABC問題が多く約80%の出題数を占めているため、科目として得点が取りやすくなっています。
生産管理の出題が多いものの、店舗に比べてやや難しい状況になっています。

.
■ 論点別の詳細分析■

過去問を論点別難易度にまとめました。

 生産管理  店舗・販売管理
・生産概論
★レイアウト
★★生産方式
★VA/VE
・生産技術
★★生産計画
★資材/在庫管理
★IE
★品質管理
・設備管理
・廃棄物管理
・生産情報システム
・まちづくり三法
・立地など
★店舗
★商品予算管理
★価格設定等
★物流
・JANコード
・販売データ分析
・販売システム

運営管理 論点別難易度

運営管理 論点別出題数

(データ出典:TAC )

【生産管理】

どの論点からも満遍なく出題され、Cランク問題もバランス良く出題されています。
このため、重要論点だけに力をいれても得点の伸びは期待できない。

そうなると二次試験で使う知識が何かを逆張りして、そこを重点的に暗記・理解する方がお得。

理解するべきことは、人やものの流れと情報をどう計画・実行・統制するか。その先の品質・コスト・納期の基準をどう守るか。さらに、理想的な現場がどういうものか、新規業務や業務量が増えると現場がどう変化するのかまで理解しておく。
そうすると生産管理の分野だけでなく、事例Ⅲが得意になる可能性が高まります。

【店舗・販売管理】

店舗・販売管理は生産管理に比べて、論点数が少なく取り組みやすいと思います。
店舗・商品予算管理・価格設定等・物流はABランクが多く、確実にとらなければならない論点です。
その反面、まちづくり三法やJANコードなどは対応しにくい。

店舗は用語を知っていれば解ける問題が多く出題されています。

商品予算管理はGMROI・基準在庫高などの計算問題が頻出。ここができないと得点に差が出る。
公式をそのまま覚えると難しいのですが、この式が意味することは何かを基に計算式を変換すると、めちゃめちゃ覚えやすくなります。

私もハカセの記事を読むとなんだその程度の公式かと思えて、超簡単に思えてきました。
百分率変異法は名前は仰々しいですが、ふたを開けるとどんぶり勘定です。
『売上の伸びの半分ぐらい在庫増やして持っていたら安全かな』って公式です。
そんなざっくりででいいのかって思えますが、試験ですので気にせずにおきましょう。

物流は似たような論点が繰り返し問われている。特に物流ABCはほぼ毎年問われています。出題者側が財務会計とも繋がっている論点だぞって教えてくれているのかなと思います。

情報系の問題も多く出題されているのですが、何でも問題できてしまう領域で事前対策が難しいかと思います。その中でもトレーサビリティ・EDI・POSは比較的繰り返し問われています。

■ 今年の試験の難易度など■

去年と比べると得点はやや下がると思いますが、60点ぐらいに収まると考えられます。
この科目で大幅な傾向の変化は考えにくいです。

安定科目であることに甘えることなく学習しておいた方が、夏以降の戦いを有利に進められると思います。
そして、運営が得意でも事例Ⅲが得意とは限らないのは問われ方の違い。

一次試験で問われるのは、知識のぶつ切り
二次試験で問われるのは、知識の繋がり

この違いを意識して学習を進めると、より効果が高まると思います。

最後に、5Sについて話したいと思います。
整理・整頓・清掃・清潔・躾
の頭文字をとって5Sとなりますが、明らかに最後の躾だけ内容が違います。

じゃーなぜ、最後に躾がはいるのでしょうか?
4つより5つの方がゴロがいいからだけかもしれませんが・・・

それは現場で求められることが

『決められてこと決められた通り、淡々と確実に実行すること』

だからだと思っています。

自分だけのナイスアイディアで勝手にやりましたなんて論外。

そこに感情が介入する余地はないのですが、人間が仕事をしているためややこしくなる。

・きつい・辛い・めんどくさい・嫌い・暑いなどなど

それを実行統制することがこれまた難しい。

これって二次試験の当日に似ているなと書いてて感じました。
では、まとめ。

・去年より得点は下がるが、安定の60点に収まると考えられる。
・生産管理は論点を絞りにくい、二次試験に直結する論点を重点学習。
・店舗管理は簡単な論点と難しい論点の差が明確。
・現場では決められたことを決められた通り実行する。

byこば

 

こんにちは、オーケーです。

 

受験機関に通学されておられる方は完成答練の真っ只中ですね。

完成答練は本試験同等の難易度に設定されていますので、得点が伸びずに思い悩んでおられる方もいらっしゃるかもしれません

 

完成答練の得点に一喜一憂するのは得策ではありません。良いも悪いも冷静に分析することを心がけたいですね。

 

僕の場合は、ゴールデンウィークにしっかりと対策をとった財務・会計の得点がようやく上向いてきたこと、科目ごとの得点の高低はあるものの足切りを回避しつつ全7科目で基準点を「うっすら」超えたことで、大枠の戦略に間違いがないことを確信することができたのが完成答練1周目でした。

 

直前期で実力はぐっと伸びていきます。冷静に現状と目標との乖離を分析して、自分自身の学習計画を回していきましょう

 

 

本日のテーマは【運営管理の計算問題を覚えるコツ】

さて、本日は渾身シリーズから「運営管理」をお届けします。

 

ふうじんのこの記事でも言及しているように運営管理は暗記の側面が強い科目の一つと言えます。

 

 

出題形式を見ても用語を単純に入れ替えただけのような「チープな」問題も一定数存在します。

例えば、5Sの中の清潔と整頓の意味を入れ替えて正誤を判断させるようなものです。このような問題ほど、受験生の多くが「あれー、どっちだったかな」と迷ってしまうものです。

 

いかにも引っ掛けやすいこのような論点は、答練含めていっぱい間違えておきたいくらいです。

 

僕は「間違いノート」を作成し、間違えた真因を記録していました。本試験で同じ過ちを繰り返さないためです。

 

 

そんな暗記の重要性を感じさせる運営管理ですが、例年2問から3問は計算問題が出題されます。

この計算問題はコツさえつかめば、得点源となるものですから、苦手意識を持たずに攻略してしまいたいところです。

 

 

代表的な計算問題は…

 

  • ラインバランス効率
  • 余裕率計算 内掛け法と外掛け法
  • 商圏分析 ライリーの法則、ライリー&コンバースの法則
  • GMROIと交差比率
  • 値入高予算 売価値入率と原価値入率
  • 在庫高予算 基準在庫法と百分率変異法

 

などがあげられます。この内、下3つは頻出ですね。

 

本日は覚えるためのちょっとしたコツを2つご紹介したいと思っています。

①余裕率計算と値入高予算は共通の覚え方で攻略を!

 

まず、値入高予算からおさえていったほうがわかりやすいと思います。(テキストでは余裕率計算が先に出て来ると思いますが…。)

売価値入率と原価値入率の2つの計算方法がありますね。こちらは「売価『に対する』値入率」「原価『に対する』値入率」と言葉通りの解釈ですぐに計算できます。

こちらを頭に入れた上で、余裕率計算に参ります。

 

余裕率計算にも外掛け法と内掛け法の2つがあるのですが、先ほどの値入高予算とは異なり、言葉だけではぱっとわからないため混乱してしまいがちです。

 

そこで「暗記」のためのコツなのですが、”外には原っぱ”と覚えましょう。

外掛け法は原価値入率と同じ手法」ということです。

このフレーズさえ覚えていたら、あとはボックス図を書いてあげると計算がすぐに出来ますね。

 

こんな感じのボックス図をささっと書いて解きましょう

 

 

②在庫高予算のポイントは「ブレ」!

在庫高予算の計算問題は、昨年の本試験で百分率変異法が問われました。2年連続出題の可能性も否定できませんが、頻出の基準在庫法の考え方を押さえておきたいところです。

 

テキストには式の変形バージョン含めて3つほどゴチャゴチャ記載があると思うのですが、以下のように整理してあげたほうがわかりやすいと思います。

 

月初適正在庫高=年間平均在庫高+当月のブレ

 

適正な在庫高を年平均に当月のブレ幅を加味して出してあげようというのがこの計算式のキモになります。

当然、ブレ幅は上下があるわけです。

このキモさえ押さえていたら、いろんな数字が与えられても目が泳がずに正答まで漕ぎ着けることができると思います。

 

 

いかがでしょうか??

運営管理は、例年大きく出題傾向が変わる科目ではありません。盤石の安定科目に育てていきたいところですね。

 

 

それでは、またお会いしましょう。オーケーでした。

 

 

 

 

 

 

こんにちは、マイスターです。

さて、本日は渾身の論点整理シリーズとして運営管理(生産管理)を取り上げたいと思います

 

店舗販売管理よりも「イメージがつきにくい」とされる生産管理。 私も御多分にもれず生産管理は当初全くイメージができませんでした。

基本的に学習していた内容はテキストの内容を、テキストの順番に沿って、覚えていく」ということをやっていただけです。もちろん頼れるのもテキストの内容のみ。仕方がなしに暗記に徹したのです。しかし、その結果として( なぜか )答練や模試での点数は比較的安定していました。

既に一昨日まっきーがこの記事で述べられている通り、私にとっても1次試験において「事故が起こらなかったことがある意味、事件」でした。

 

一方、こういった暗記中心のInputにリスクも感じていました。

1次試験でいえば、「テキストの内容を外れたら対応ができない」「応用問題に対応できない」ということ。

2次試験でいえば、「科目自体を体系的に理解ができていない」

ということです。

 

■1次試験通過後に痛感した生産管理の理解不足

みなさまもご存じの通り、2次試験の事例3は「生産・技術」の事例が出題されます。この事例3は運営管理の延長戦上のようにも見えますが「店舗・販売管理」は対象に入っていません。つまり1次試験における「生産管理」の領域のみから出題されることになるのです。

つまり、1次試験は仮に少し生産管理が苦手でも店舗・販売管理で稼いで乗り切ることもできますし、暗記集中のスタイルでも対応ができるかも知れません。

 

しかし、そのスタイルだと2次試験対策でとても苦しむ可能性が高くなります。私がそのことを痛感したのは9月に差し掛かったころ、2次の事例3への対応力が他事例に比べて著しく低いことを痛感してからでした。

 

この暗記に徹した生産管理、私にとっては「頑張ってはいたものの、実際にはよくわかっていない科目」になってしまっていたのです。1次試験の受験段階で「体系化した知識」としてきちんと整理しておくべきだった・・・と思いました。

 

■体系化した知識とは?

特に生産管理は「今何の勉強をしているのか?」がわかりづらくなったり、「これって、結局なんだっけ?」と論点が混乱してくる傾向があります。

例えば「コンカレントエンジニアリング」という言葉は、「製品開発において基本設計、詳細設計、量産設計試作、生産準備など、各種工程を同時並行的に行うことで、スピードアップやコストダウンを目指す手法(NRI 経営用語の基礎知識より)」とありますが、パッと聞いた時に「言ってることはわからんでもない」のですが、「それが実際にどんなシーンで活用されるのか」はなかなかイメージできないものです。 

 

そんな時のために、例えばこんな図を作ってみてはいかがでしょか。

 

これは、特に 2次試験の事例3で私がよく活用していたフレームワークに、自分の”勝手な理解”を元に受験校テキストなどに載っている主要論点をプロットしたものです。

 

「生産管理とは、生産の基本機能(設計・調達・作業)をQCDの観点から管理するもの」という生産管理の定義にもありますが、たとえばこういったフレームワークを使うことで、「今、自分が何の勉強をしているのか」、「この論点は何の生産課題を解決するためのものなのか?」を意識できるとよいかと思います。

 

※外注管理は「作業」にも関わるだろ!とか、生産統制に「設計」は関係あるのか?とか色々突っ込みどころはあるかもしれませんが、細かな点はご自身で認識の調整をお願いします

 

■1次試験と、2次試験の違い 

1つの事例としてCAD/CAMを挙げてみましょう。

 

まずCADについてですが、JISの定義では「製品の形状その他の属性データからなるモデルをコンピュータ内部に作成し、解析・処理することによって進める設計(JIS生産管理用語B3401-0102)」となっています。

おそらく1次対策として学ぶ時は、

・ワイヤーフレームモデル、サーフェスモデル、ソリッドモデルの3つの種類があること

・それぞれのモデルの特徴を掴むこと

などが知識として押さえるべきポイントになるかと思います。

 

一方、CAD/CAMは「製造機械と連結することで自動車等のパーツを、CAD/CAMを利用したディスプレイ上で設計することができ、さらにデザイン使用説明書にそって、自動的に鉄鋼を切断し、旋盤する機械に内容を伝え、完成品を作り上げることができる(コトバンク)」とあります。

なるほどなるほど。「CADで作った設計データをCAMを通して工作機械に伝え、自動加工ができるのか」と、知識をつなげれば何とか理解が可能かです。 (私も当時はこんな感じで覚えてました)

 

しかしこと2次試験になると話は違ってきます

 

例えばH23の事例3の第4問では、事例企業であるC社がCAD/CAM導入を検討していますが、「CAD/CAM化がもたらすメリットは何か?」という問いになっています。

むむむ・・・こうなってくると整理して話すのは簡単ではありません。。。

 

そんな時、CAD/CAM化はどんなことを実現することができるのか?をきちんと理解していることが必要になります。

例えば、上述の体系図に当てはめるのであれば、

———————————————————————————————————————————————————

・CADの導入によりコンピューターでの設計になるので設計品質は上がる → 設計のQuality 改善

・CADの導入により設計業務が効率化するため設計作業の工数が減る → 設計のCost 改善/Delivery改善

・CADデータの活用すると部品等の標準化による部品点数の削減が容易となる → 設計と調達のCost 改善

・CAD/CAM化は加工機のデータ入力を省略できるのでリードタイム短縮が期待できる。→ 作業のDelivery 改善

———————————————————————————————————————————————————

こんな感じかなと思われます。( ちなみに私は1次試験の対策をしている当時は、こういった考え方を全くできていませんでした)

 

なんかこうしてみてみると「当たり前」のことなのですが、論点を1つ1つを別々に覚えていっても体系的につかめないものなのです。そんな時、「生産の基本機能」「需要の3要素」のどこをに影響を与え、改善できるものなのか、といった視点を持っていると理解しやすくなってきますし、2次試験対策にもつながってくると言えると思います。

ちなみに企業経営理論では理論や経営管理手法の「メリットとデメリット」を意識して覚えることが大切と言われますが、生産管理でも同様ですね。

 

私は事例Ⅲ攻略にとても苦しみましたが、その原因は1次試験の運営管理対策にあったのだと、試験が終わった後に気づきました。 ぜひそういうことにならないように今のうちに意識してINPUT/OUTPUTを行っていくことをお勧めします。

 

 

■今日のまとめ

 

・運営管理は暗記に頼った勉強で1次試験は突破できる可能性があるが、2次試験で苦しむ可能性が高くなる

・生産管理は「生産の基本機能」と「需要の3要素」が基本。関連性(メリット・デメリットなど)を論点ごとに整理して「今、自分が何の勉強をしているのか」「この論点は何の生産課題を解決するためのものなのか?」を把握しておくことが望ましい

 

 

 

それでは今日も1日コツコツと。

マイスターでした。

 

katsuです。

過去記事を見ていくと割と偉そうに勉強法などを書いている私ですが、実は1次試験の点数が4代目メンバーの中で一番悪い・・・という事実!!

「自分はギリギリの点数を狙って取ったんだ!想定どおりで問題ないんだ!」ということで、2次試験対策~合格までは自分をムリヤリ納得させてました。

しかし、それは言い訳で、正直1次試験以降合格まで1次試験の問題なんて全く見たくもなくて、道場で執筆しながらようやく最近過去の自分と向き合っています。1次に合格はしたものの心のどこかで満足はしておらず、1次試験の問題には目を背けていました。

言い訳がましいですが、3~6月位の勉強時間が少なくなっていたのも事実です。ある意味では効率的にやったともいえるのでしょうが、もっとストイックにできなかったのか?という反省はすごくあります。

じゃあどれくらい点を取る気だったのか?ということになるのですが・・・

本試験の私の得点計画は

経済60点 財務80点 経営65点 運営70点

法務60点 情報72点 中小60点 計 467点

こんな感じで考えてました。

しかし、実際は33点も下回っていました。

そしてこの中で、計画を下回った科目は、「財務、運営、情報」の3科目です。

このうち「運営」「情報」渾身の徹底論点整理シリーズで担当となっています。この2つの科目でなぜ点数がとれなかったのか?という反省を敗因分析という形での記事にしようかと思っています。2つともどちらかというと得点源と考えていた科目でした。ある程度苦手意識がない科目で点数をどのように積み上げていくか?反省とともに考えたいと思います。

では、まず今回は運営管理です。

 

◆運営管理という科目◆

コチラの記事平成23年分までのデータがまとめられています。

平成24年の傾向もあまり変わりませんでした。

運営管理は平成17年を除けば、ABランクの問題約6割近くあります。

このABランク問題をしっかりとっていければ合格点には届きます。

そして、Cランクなどで+αを重ねていけば、70%以上(私の目標点)に届き、得点源の科目となります。

前回のお薬ハック記事のタイトルどおり貯金科目であると私も思います。

現に4代目の道場メンバーは70点越えがほとんどでちゃんと貯金科目としています。(ちなみに、やはり私が最低点・・・。)

では、なぜ私は得点源にできなかったのか?

まずは、得点分析をしました。

 

Bランクが取りきれず、それ以上にCランクがイマイチこれが原因でした。

BとCであと4問とれれば目標を達成できたはずです。

70点以上をとれている方はきっとCランクがかなりとれていると推測されます。

 

◆運営管理の学習の反省◆

主にスピード問題集回転、基本を大事に!

ABランクを着実にとれるように!という意識は強かったです。

しかし、苦手意識がなく、養成答練で70点、完成答練で77点とあまり問題のある点数でもなく、なんとなくできる気がしてしまっていました

そのせいで模試では59点であったのに、本番は大丈夫と高を括っていた部分もあったと思います。

それでも60点取れたのは、スピード問題集をある程度回していたおかげだったのではないかと思います。(この点は成功?)

しかし、模試や過去問の問題にはあまり手をつけなかったせいで、Cランクの問題への対応ができなかったのが得点源にできなかった理由だと思います。

また、3文字アルファベット生産管理の用語の理解や暗記が不十分だったのもなんとなく気づいていたのですが、点数とれてないわけじゃないと見ないフリをしていたのかもしれません。

直前になぜかまとめた『まちづくり三法』。 ⇒ 参考PDF

こういったまとめレジュメ的なものをもっと早くからやっておくべきでした。

過去問も最後のあがきで直前1年分はしっかり分析したのですが、1年では効果が薄かったと反省しています。

 

◆本試験で間違えた問題のパターン◆ ※D・Eランク除外

昨年度の本試験問題を見直して、「どういったことが理由で失点したのか?」失点パターンの分析をしてみました。

(パターン1) 用語をしっかり区別しきれず失点

第5問(C)、第10問(C)、第29問(B)、第43問(C)

⇒ 運営管理で苦労したのは紛らわしい言葉をしっかりと区別して覚えることです。しかも疲れているとミスがでます。

CAD/CAM/CAE

ダブルビン方式/定期発注方式/定量発注方式、

カットケース陳列/ショーケース陳列

CRP(プログラム、システム)/VMI(手法

(パターン2) 用語の意味が思い出せず失点

第7問(B)、第16問(C)、第19問(B)

⇒ すべて生産管理。オーダエントリー方式はほぼノーマーク、連合作業分析に流動数分析、知識も理解もかなりあやふやな部分でした。

(パターン3) 問題をしっかり読まずに失点

第11問(C)

⇒ もう一度解いてみたらあっさり正解。疲れていて適当に問題を読んでしまったのでしょう。

(パターン4) 選択肢をちゃんと理解できずに失点

第32問(C)

⇒ 選択肢 エの小売業者が卸売業者であることに気づかず不正解。

(パターン5) 知識がほとんどなくて失点

第20問(B、ノーマーク)、第24問(C、2択までいき失敗)

⇒ 省エネ法、ノーマークでした。しかし過去問の出題実績もあるし、なんでやらなかったのか?Bランクなのでみなさんはやっていたのでしょう。

⇒ 消防法、Cランク問題で2択まではいっているので間違ってもしょうがないですかね。

 

◆もしもやりなおせるなら?◆

          

まず本試験で、気合を入れた見なおしをしていると思います。

疲労度がかなり高い状態で見なおしをしっかりしなかった記憶があります。これが原因でもったいないイージーミスが発見でてきなくなっていたと思います。第11問、第29問、第32問、第43問あたりはしっかり見直しできれば正解できたかもしれません。特に(パターン3)のようなミスは必ず気づかなければいけないと思います。

そして、一番重要だと思うことは用語をもっと整理することです。紛らわしい用語、アルファベット用語が多いところなどはまとめレジュメなどをつくって、直前で思い出す作業をしときたかったですね。(パターン1・2)を確実に正解するためにやりたいと思います。

さらにいうと、得点源にするという意識をもっと高くもち、より広く網羅し省エネ法などのノーマークをなくすべきでした。深く細かい知識が必要なのではなく、広くやっておくことが重要かと思います。さきほどのまちづくり三法のレジュメのようなイメージです。(パターン5)対策としてやるでしょう。

全体を通してスピ問だけでなく、過去問などで本試験での問われ方をもっと研究しながら、インプットをやっておけばよかった思います。Cランクを積極的に取りにいくという意識が希薄だったように感じます。


◆ま と め◆

「運営管理」は、比較的攻略容易な科目と言われますが油断は禁物です。

① 平成17年のような波乱の可能性!

② 1日目の最後であり、その前には難しい文章をやたら読まされる企業経営理論、電卓なしで計算をしなければならない財務・会計、大波乱の可能性もあり苦手な人が多い経済学などやっかいな教科がそろっていて、疲労した状態で臨まねばらないということ!

③ 紛らわしい用語・アルファベットが多くでてくるということ!

こういった本試験での状況を想定しておくと良いと思います!

①に関しては実は詳しくは知らないのですが、難易度が上がった科目に対し、取れる問題を選んで取る冷静さは常に診断士試験に必要だと思います。これはどの科目にもいえることです。

②と③が組み合わさるのがかなりイヤです。疲れていると変に大胆になってしまってあまり読まずにコレダ!早とちりをすることがあります。

最後に、本試験までの時間は限られています。

今、まさに差しかかっている完成期の答練では、先延ばしせずに「答練」などのアウトプットには必ずしっかり向き合っていって欲しいです。モチベーション的にはツライかもしれませんが、きっと得点力UPにつながるはずです。

この時期「なぜ誤ったのか?」「何が足りていないのか?」客観的に考えることは重要です。これを逃すと私のように本試験のあとで反省することになってしまいます。今回紹介したように答練の失点パターンを分析していくのもよいかもしれません。

「運営管理を得点源にしたい!」とお考えの方は多いかと思われます。でも必ず苦手科目の克服も忘れずに、うまくバランスをとって得点源にしていって欲しいと思います。

私の場合は得点源の3科目でうまく点をとれなかったものの、苦手科目である「経済」と「中小」多少克服されていたことと問題の易化に助けられたおかげでギリギリで滑り込んだという感じでした。

理想的な合格者は「苦手科目をなくした上で得点源もキッチリつくって合格」しています。

みなさまもそうなることをお祈りいたしております!!

 

それでは、また。

by katsu

怒涛の7週間も中盤戦に入りました。順調ですか?JCです。
うまく波に乗っている方はそのペースを維持して
さらにガンガン行ってください。
これまでの答練がいま一歩だった方は、
なぜその結果だったのかを振り返りましょう。
安易に「橋げたが弱い」という結論に結び付けない ことが大切です。
もともとの橋げた理論というものをちょっと振り返ってみましょう。

◆橋げた理論の大事な点◆
橋は橋げたのみでできているわけではありません。
橋げたの上に掛かる橋板があって初めて通行可能です。
これまで7科目の膨大な学習量をこなすうえで橋板のことはいったん忘れて一つひとつの強固な橋げたを構築することをお勧めしてきました。
きちんと橋げたを作ってくださった皆さんですら注意すべきことは、まだ橋板は構成されていない点です。

その橋板を構成する時期がまさに、
これからの直前期・超直前期
なのです。

最初の頃に学習した科目は結構忘れていますよね。
それでもその科目を学習するときに集中して橋げたを作った方は思い出すのも、早いはず。
ですので、今一歩の結果だった方もあきらめるのはまだ早い!
落ち込む前にさくっと思い出す努力と
これまでつながっていなかった各科目をつなげてゆく橋板の構築作業に入ってみて下さい。
きっと結果につながります

◆親しみやすい運営管理◆
ながながと総論を語ってしまいました…

さて、今週の話題である運営管理の話に入りましょう。答練の点数はさておき、財務や経済に比べると、運営に対して嫌悪感を抱く方は少ないのではないでしょうか?
それはたとえ工場のある会社に働いていない方でも、これまでの人生の中で、小学校の時の工場見学やテレビやCMでそれなりに
「工場ってこういうもの」、というイメージが出来上がっているから。
店舗管理についてはそれ以上に毎日のようにコンビニでおにぎり買ったりしているので、わかりやすいのではないかと思っています。

◆親しみやすさと得点は別?◆
ところが、そんな親しみやすい運営なのに、答練の結果は人それぞれになってしまっているかもしれません。

なぜならそこにはやはり試験という特性があるからです。

さらっとなんとなく理解しているというレベルから、専門用語をキチンと把握したうえで論理的な生産・店舗管理が求められるからでしょう。
運営は全体俯瞰とともに詳細な把握を求められる科目です。
言い換えれば、
時間をかけることで最も点数が伸びやすい・得点源もしくは貯金科目にしやすい分野が運営管理です。
ぜひ、頑張ってくださいね。

◆2次と絡めた運営の学習◆
2次試験の事例Ⅲは「生産・技術を中心とした
経営の戦略および管理に関する事例」です。

まさに運営管理、特に工場の生産管理を
テーマに設定される可能性が高い科目です。

1次試験でしっかり運営の本質を把握しておくことは
2次試験対応でも重要なポイントとなります。

運営の本質って何かっていうとおそらくテキストの一番初めあたりで勉強したQCDもしくは、もう少し観点を広げたPQCDSMEに尽きるんじゃないかと考えています。

◆QCDもしくはPQCDSME◆
工場を持つ企業にとって品質(Quality)、コスト(Cost)、納期( Delivery)は最も追求しなきゃいけないテーマであるはずです。

問題の構成としては以下の可能性が高い。
①工場のラインのどこかにボトルネックがあり、品質が安定しない。
②工場のラインのどこかにボトルネックがあり、無駄なコストが発生する。
③工場のラインのどこかにボトルネックがあり、納期が守れない。

なーんだ、ボトルネックを探せばいいんじゃん♪と気付いた方、
正解です。

◆1次運営管理でつかんでおきたいこと◆
まさに事例Ⅲはボトルネック探しとボトルネックの改善方法を語る事例です。
ボトルネックの探し方は1次試験が終了した翌日からスタートしましょう。

でもボトルネックの改善方法の手立てを勉強するのは
まさに今です。
段取替えを減らすには?残業を減らすには?ダブった工場を集約するには?
セル生産やグループ別レイアウトで解決できるか。
ボトルネックは無駄とかダブりと言い換えられるかもしれません。

ECRS即ちなくせないかEliminate)、一緒にできないか(Combine)、順番をかえられないか(Rearrange)、簡単にできないか(Simplify)を突き詰めて考えてゆくことがとても大事です。ECRSを駆使するのは生産の流れだけとは限りません。時には情報の流れ のケースも出てきます。

運営管理は面白いです。この科目をしっかり勉強したら、いつか(本試験後)チャンスを見つけて工場見学に行ってみるのも楽しいですよ。

ちなみにこんな企業が工場見学を受け入れてくれています。
キリンビール 
資生堂
Webで探していたら、こんな便利なサイトもありました。
工場見学インデックス
全国の無料で見学できる工場が掲載されているようです。

自分が学んだ知識、それも小難しいものではなく、単純なものが工場で働く人々の経験値の中から取り入れられていてびっくりすることうけあいですよ。
今日はココまで。

by JC

こんにちは、JCです。やっぱり工場はゆく機会がない方のほうが多いけど、スーパーとかコンビニはだれもが足を踏み入れますから、機能別レイアウトの姿が思い浮かばなくても、対面式販売のレイアウトは、「デパートの化粧品売り場だね」と、すぐ理解できちゃう。
記憶や理解を深めてゆく際には、
例を考えることがとっても効果的です。
店舗管理はお店の店主になりきって、儲かるお店にするために何が必要かということに着目してゆけばとっても楽しい
あるいは僕らが、お客として常にやっていることですが、「この店は味はいいんだから、もっときれいにしとけばいいのに・・・」っていうやつです。こういう例をひとつひとつ考えてゆけば、すらすらと頭に入ってきますよ。

工場の生産管理に比べて、店舗管理はだーいすき!という方、多いですよね。

◆お店があることに気付く◆
店舗はモノを売っているところ。でもそもそもお客さんにお店の存在を知ってもらわなければ、誰も入ってくれませんよね。だから第1の機能が訴求機能。看板や店構え、外装によってここにこの店があるぞー!!と訴えることです。おせんべいで有名な埼玉県の草加市にはでっかいせんべいの看板を掲げたお店があります。車で走っていても、せんべい屋がここにあるってことがわかります。逆の例でいうと、会社の近くで突然ぽっかり空地ができて工事現場に変わったりすると、「ここって以前は何のお店があったんだっけ?」と悩みます。少なくとも僕に対して、そのお店は訴求機能ゼロだったわけですよね。

◆お店に入りたくなる◆
入りたくなるお店と入りたくないお店って確かに存在しますよね。外を歩いていて、ちょっと興味がわいたら中に入ってみたくなる。これが誘導機能。焼き鳥屋さんやうなぎ屋さんでわざわざ入口の方に排気口をつけて、歩いている人に「あー、いいにおい!入っちゃおう」と思わせることです。

◆いい!と思わせる◆
なんだか、居心地がいいなというお店ってあります。落ち着いてるとか、さりげないBGMがすごく良いとか、なんとなく買い物をしていてもわくわく感を感じるような演出機能がうまく働いています。うちの近くの駅前の花屋さんは、ほんとに演出が上手。いまはとってもクリスマスxmasな雰囲気を醸し出していて、思わずおやじでも買いたくなってしまうような店先の演出が整えられています。

◆思わず選んでしまう◆
スーパーにゆくとお刺身のコーナーにわさびが売っていると一緒に買ってしまいます。焼肉のコーナーの焼肉のたれも。こういう商品別ではなくて、必要とする場に応じたクロスマーチャンダイジングを行ったり、見栄えのよいPOP広告を使ったりして、お客さんに手に取ってもらう・選んでもらう選択機能も店舗には必要ですよね。
(ちなみにPOP はPoint Of Purchaseの略です。)

◆買ってもらう◆
当たり前なことなんですが、店舗を開いているのはお客さんが選択した商品を購入してもらうことが目的です。ですので、選んだはいいけど、やっぱり棚に戻して買わないということでは困る。なので、購入促進機能として、販売方法を考えたり、従業員の教育を行ったりいろんな工夫を凝らしていますよね。スーパーにはよく購入促進してもらいたいお肉を焼いて試食させてくれるおばちゃんがいたりします。味見して納得させることもありますが、まだ今晩のおかずを決めていない奥さんがにおいにつられて、今日はステーキ!という効果も狙っていると思います。

◆情報を伝える◆
どんなに良い商品でも、気づかなかったら、誰も買わない。中には情報を伝えることを目的にしたお店というのもあります。僕は地方のアンテナショップみたいなのが結構好きで、銀座にある沖縄や熊本のお店等によく行きます。こういうお店はもちろん販売して利益を上げることも大きな目的ですが、それ以上に県の物産を東京の人たちに知ってほしいという情報発信機能を重視していると思うんです。

店舗施設の機能は上の訴導・出・選入促進・報伝達の6つの機能の組み合わせを考えながら、より売れる店舗を設計してゆくことが大事なのだともいえます。
意味を具体的に思い浮かべると覚えやすいですよね。
てっとり早く覚えたい派には
「店舗で昨日、旧友と円卓で荒城の月歌う」(上の赤字の部分)のごろあわせをプレゼントします。
受験しているときに作ったごろ合わせは「店舗で昨日、旧友と円卓で交情」という作品だったのですが、ちょっとセクハラっぽいかもと思って再考しました。
どっちでもお好きな方で覚えてね。

店舗管理に関しては、いろんなお店でテキストに書いてある通りのレイアウトや陳列が実践されています。例はすぐ見つかりますから、お楽しみに。

ところで、今日はクリスマスイブですね。
来年の今頃にはみなさんのところに
合格というすばらしいプレゼントが届くよう、
心から応援しています
Merry Christmas!!

こんにちは、ふうじんです。
2011年合格目標スト本科生コースも、3科目目「運営管理」の3コマ目終了。そろそろ気疲れ・中だるみも出がちな所に、こんな不敵なタイトルを見て思わずクリック、しちゃった方も多いかも。
 

■捨ててはいけない「運営管理」■

しかし残念ながら、「運営管理」を捨ててはいけません。「重点科目」80分100点の配分は伊達ではない。しかも

「運営管理」を捨てる=2次事例Ⅲを捨てる=診断士合格を捨てる

ことに限りなく近づくから、無責任なブログのこんなタイトルを見かけたら、むしろ近寄らない方が無難。しかし前回述べた通り、「運営管理」はテキスト全てをカバーしなくても、

重要度順に知識を押さえれば高得点が取れる試験

であるのも事実。よって、「基本講義」の受講時には、「どこが重要か」を常に強烈に意識しながら主体的に受講することが有効。もっともそこまで意識せずとも

過去問を事前に解いてから受講すれば、同じ効果が得られる

のですけどねっ。

そして、この「運営管理」受講までに自分の学習スタイルを確立した人とそうでない人の実力差は講義の回を重ねる度に確実に開きます。
(ちなみにその差のピークは来年6月末の「1次公開模試」であり、その後1次本試験に向けて徐々に縮小)

こちらの記事も参考に、上位5%=短期合格(ストレート合格含む)可能層 と考えた場合、彼らは「運営管理」の知識を意識的・無意識的に以下の3つに分けて学習を進めます。

Aランク論点 
=養成答練で出題濃厚  (過去問正答率=ABランク)
Bランク論点 
=Aに比べ重要度低。理解が間に合わなければ後回し。
Cランク論点 
=いわゆる稀出論点。捨て。(過去問正答率=DEランク)

基本講義時では、「養成答練」での出題可能性が高いAランク論点を優先して押さえるのが得策。理解が間に合わなければ、B・Cランク論点はいったん「捨て」でも構わないわけ。しかし、Cランク論点(例えば、材料・建築基準法)は最後まで「捨て」で良いけれど、Bランクはどこかで理解しておかないと、2次事例まで失敗リスクを抱えることになる。

よって、

試験合格のためには最重要論点(Aランク)を効率的に学習
すれば良い反面、
重要論点(Bランク)を今どこまで学習するかで点差・実力差が開く

ことに要注意。そして上位5%層がなぜ答練高得点を取り続けるかといえば、Aランク論点を確実に理解しつつ、基本講義テキストに沿って、Bランク論点もそれなりの理解を済ませている、からですね。ここでやっと結論。

「捨て方」「拾い方」の違いは、大切。
 

■品質コストマネジメントに学ぶ■

さて、「運営管理」を個人的に面白く感じたのは、資格試験学習に応用できる考え方のヒントがあちこちに転がっているから。ちなみに少々先の話をすると、2次試験対策においては、

自分の事例答案の品質を管理できる人が、有利

ですので。何度も言いますが、この時期「財務・会計」の復習などさっさと済ませて、「運営管理」に集中しないと診断士合格はどんどん遠のきます。ほら、JCも「橋げた理論」って言ってたでしょ?

おっと、つい無駄話を。
運営管理で折角「品質管理」のさわりを勉強するのだから、 品質コストマネジメント (早稲田大学商学学術院 伊藤嘉博教授)(※注 診断士テキスト掲載外) の話をしておきます。手短に言うと、

品質コストマネジメント=品質保証にどこまでコストを掛ければ良いか、の議論
品質コスト=失敗+評価+予防 の3つに分類
失敗コスト=評価+予防コスト となる点が品質コストの最適地点

<グラフ *Humming Heads HPより転載>

※少々補足すると、トータルコスト=失敗コスト+(予防+評価)コストは、数学的・経済学的に見て、2つのコスト線の交点で必ず最小値を取ります。詳しくは経済学でも勉強しますので、その時にグラフを書いて確認すると明確に理解・記憶可能。
ちなみに、コストを最小化させるためなら失敗(クレーム)を出して良いのか、という話は別次元の議論です。

で、この考え方は診断士試験学習に応用可能

A: 効率良く合格するには、受験校カリキュラムに従う(=1,000時間目安)
B: 1,000時間学習せずとも、合格不可能ではない(ただし低確率)
C: 平均ペース以上に学習すれば、合格確率は上がるが費用対効果は下がる

ポイントは、A・B・Cのいずれの戦略を取るかの選択権は自分にあるということ。しかしストレート合格者の多くはCタイプ、意識的に「単に合格するに足る」以上の学習量をこの時期既に確保済。かつ先ほどの「費用対効果」はあくまで診断士合格上の話。試験合格など通過点に過ぎず、

診断士学習はやればやるほど、将来の自分の役に立つ

のだから、人並み程度の学習で済ませてしまってはもったいない(と、受験生当時から思ってました)。
 

■品質コストマネジメントに学ぶ2■

さて、上の「品質コスト」のグラフを見て、「はて、どこかで見たような」と多くの方が感じたはず(4科目「経済学・経済政策」の考えにも通じる点があります)。

正解は後で発表するとして先に余談から。診断士1次科目の学習を進めていくと、今回のような「はて、どこかで見たような」既視感に何度か出会う予定。そして学習進度の差が開くのは、そのような時に、

そのまま通り過ぎちゃう人
その既視感が何であったかを探す人

の違い。理由は、科目や章をまたいで知識を関連づけると、理解度・長期記憶度が高まるから。少々意味合いは異なりますが、ハカセによる過去ログ「串刺し暗記術:経営法務編」が当ブログNo.1の人気記事であるのは、この辺りに理由あり。

つまり、私達はこのブログを通じ、

単なる受け身学習・暗記学習でなく、主体的に理屈っぽく学習する

ことを、明に暗に強要しているわけです(苦笑)。

さて本題。クイズの正解は、
経済的発注量(EOQ=Economical Order Quantity)

※経済的発注量の公式を覚えるより、年間在庫費用=年間発注費用の計算要素を覚え、等式を変形して解く方が得点能力が高い。

ちなみに、運営管理(生産管理)財務・会計(原価計算)の論点に共通点が多いのは偶然ではなく、必然。前述の伊藤先生(早稲田大学)は、品質管理の権威ではなく、会計学(管理会計)がご専門。簿記2級以上学習者は、こんな所でも優遇されていたのか・・。

別に暗記で解けない問題ではないけど、道場理論に従えば「暗記できても、暗記してはいけない」。だって最終的に診断士の合否を分ける(というより、診断士実務に必要な)のは、

診断現場での対応力。

EOQは2次事例Ⅳでの出題可能性がありますが、仮に出題されても、「公式で解ける」レベルの問題は絶対に出題しません。

知識で理屈っぽく考えて初めて、結論が導ける。

難関資格の試験問題は必ずその様に作られます。理由は簡単。だって出題委員(主に大学教授)とは、その学問の第一人者(=言い換えれば理屈っぽく、プライドが高い人)の集まりですからね。

もしお時間あれば、当「一発合格道場」の理屈っぽさの象徴、
財務・会計「公式シリーズ」も一通りご覧くださいっ!

P.S. 本日の記事タイトルは、野口悠紀雄教授の著書「超整理法2 捨てる技術」(2003年、中央公論新社)のRespectです。

byふうじん

lこんばんはJCです。

運営管理は工場勤務以外の人にとっては、なかなかとっつきにくい。
生産管理は①②③を④⑤⑥の観点から管理する。と書いたら、すらっと言えますか?

僕的な正解は①設計②調達③作業を④品質Quality⑤価格Cost⑥納期Deliveryです。1次は5択だから、そこまで細かく覚えなくても…ということも言えますが、僕はそうじゃないと思っています。覚えるというよりも理解してほしい科目だなと。ふうじんこう言っています。

■あなたは暗記派?理解派?■
確かに暗記でも1次は対応できると思います。でも2次まで見据えて勉強する方が絶対効率的!。もちろん最初は暗記から入るのかもしれません。でも暗記を繰り返してゆくうちに、生産の流れは確かに設計して部材を調達して組み立てる作業だよなぁ…と思えてくる。QCDを管理することは大事だよな…と理解できてくる。そこでつなげてゆくような努力はきっと必要です。暗記だけでも1次は大丈夫、でも2次まで一気に行こうと考えるなら、頭のなかに絵とか図をイメージしながら勉強を進めてゆくのはすごくいいですよ。

■イメージを膨らませよう■
受注生産と見込み生産の違いは?定義を暗記するのはめんどうです。自分の思い描きやすいものをイメージするのがポイントじゃないかなと思いますよ。受注生産だったら、オーダーメードの洋服だっていいかもしれません。オーダーメードはえりの形がどうの、ポケットの位置とかお客の注文によってデザイン(設計)が決まり、生地を発注し(調達)、縫製(作業)で完成します。品質をきちんと保つことと注文に合わせた費用で賄うこと、さらにはクリスマスxmasのデート用なんだからイブまでには間に合わせてねという納期の注文も厳格です。

じゃ、対比しやすいように見込み生産を考えるとはユニクロの服だったりするわけです。僕らはお店に並んでる多くの商品から選んで買います。どの服が気に入るか、あるいは買うのをやめようかということは考えますが、もともと僕らが発注した商品ではないので、ぴったり僕らの好みに合致しているかは関係ありません。でもユニクロ側では僕らの好みに合うか合わないかは大問題。売れない商品を並べておくことはできないですよね。こんな風にみなさんの身近な事象をイメージしてみて下さい。
2010年用の記事ではM重工さんのガスタービンを例にしていました。これは僕がほんとに見に行った記憶なのでとても生生しい。でもガスタービン工場を見る機会はそんなにないですよね。僕が理解しやすいイメージはみなさんが理解しやすいイメージとは違う。だからみなさんの身近な例をイメージすることを試みてください。

■イメージで理解を深める■
僕が思うに一番大きな違いはお客さんの立ち位置じゃないかなと思うんです。工場の「設計→調達→作業」という流れは受注生産であっても、見込み生産であっても変わらないですよね。受注生産のお客さんは設計の前にいて、見込み生産のお客さんは作業の後ろにいる。だから、受注生産では設計の前にいるお客さんを安定的に取ってこないと会社が持たない。また、納期が決められているので遅れないように管理してゆく必要がある。一方見込み生産の場合には既に作った作業の後にお客さんがいるので、在庫の山ができないようにどんなデザインが売れるのかの需要予測が重要。

■2次でも使える基本的な理解■
例えば、僕らが受験したH21の事例Ⅲでは以下のような問題がありました。

H21 事例Ⅲ 第4問 10点
 C社の自社製品は見込生産であり、現在製品課を進めようとしているOEM製品は受注生産で対応する予定である。C社の見込生産と受注生産の違いを、重視すべき情報と管理のポイントの視点から80字以内で述べよ。

僕の再現答案は以下の通りです。

JCの再現答案
見込み生産は需要予測情報を重視し在庫を最適化する在庫管理がポイントで、受注生産は生産進捗情報を重視し顧客要求納期を守るための生産管理を重要とする違いがある。(79字)

この問題は1次試験の知識で解答できちゃう問題だったと思います。でも機会があればふぞろいのPart3を眺めてみてください。意外にこの問題を難しいと捉えた受験生は少なくない模様。1次の知識をしっかりと理解して頭に埋め込んでおくと、イケる問題も決して少なくないです。合否のボーダーラインにものすごい数の人が並ぶ本試験では、この10点が取れるか取れないかの差はすごくでかいと思いますよ。

運営管理(生産管理)を苦手とする受験生は多いが、生産管理は難しくない。なぜならJIS規格を超える出題はできないから。

こんにちは、ふうじんです。
この台詞、運営管理講義2コマ目の受講後に講師からアドバイスいただいた言葉。これが効いた。

自分のブログ原稿の特徴が「参考になる」ではなく「反発心の材料になった」という感想を最近多くいただくこと(←ありがとうございます)。また学習後2年も経っているからもう時効 ・・という勝手な理屈に基づき、2年前の運営管理の答練点数を今更ながらご紹介。

  点数 順位 偏差値
養成答練 80 32 70.0
直前答練 86 2 79.4
1次模試 66    
1次本試験 80    

 生産現場は知らずとも、「運営管理」は常に高得点可能だった。あと「事例Ⅲ」も。
 

■生産管理は学習容易■

私は「生産管理」は素人。生産管理のプロも多くおられる中で、素人が生産管理の話をすることなど、実はとっても恥ずかしい。でも生産管理に加え「事例Ⅲ」でも点数荒稼ぎが出来たのも事実。

WATATAが以前指摘してくれた通り、「事例Ⅲは、生産のプロの方が点数取りにくい」のかも。WATATAさん、指摘ありがとう。確かに実務上ありえない条件設定の企業の出題さえあるし。でも生産管理・事例Ⅲの学習スタイルを周囲と少し変えることで、誰かかが確実な得点源にしている。それには何かコツがあるのか?

■1次テキストは前半勝負■

・・と、ここまで気を持たせたところでいったん話題転換。診断士講座受講も3科目目ともなると、受験仲間同士の会話が弾む。

俺、マーケとか店舗管理は得意なんだけど、組織論・生産管理は苦手なんだよね。でも答練は60点越えたし、問題ないね・・。

甘い。

もしあなたの学習仲間が上記の悩みを持っていたら。厳しく励ますか、そ~っと遠ざかってあげるのが真の友人。だって試験の受け方を勘違いしている人のペースに巻き込まれるのは嫌でしょ?

「企業経営理論」の「マーケ」は主に製造業のマーケティング。
「運営管理」の「店舗管理」は主に流通業のマーケティング。

どちらも自分の周囲に身近な存在だから、ちょっと頭の回転が速い人ならテストで得点稼げるのは当たり前。なのになぜ「組織論」「生産管理」の得点が伸びないかの方が問題。

「生産管理」に身近に触れる機会が少なく、親近感が湧かないのは止むなし。
しかしカリキュラムおよびテキスト上、前半に配置されている理由を考えれば、「難関資格試験の勝ち方」を知っている人はここで猛然と学習ダッシュしてるのに。

改めて簡単に説明。

一次テキストの論点配置順は、2次対策まで考慮した重要度順
原則として、一次テキスト論点は前に配置されているほど重要
運営管理で力を入れる必要があるのは「生産管理」。決して「店舗管理」ではない。

その理由は、誰でもうっすらと知っている。でも2次試験受験案内を良く良~く探して、自分で気づいて明確化しておかないと意味がない。
さらに今もし「財務・会計」の復習時間が「運営管理」の自習時間より多ければ、短期合格に黄信号点灯((限りなく赤に近い黄色)と指摘。
 

■生産管理で荒稼ぎ■

さんざん脅かした上で、やっと本題に復帰。
生産管理の学習は容易。なぜなら

試験に出る所から学習すれば良い

から。「運営」の出題傾向は、答練・本試験とも重要度順(⇔「中小」とは正反対)。理由は後日述べるとして、これは涙がでるほどありがたい。

個人的な感想では「生産管理」の得点が大きく伸びた理由として、「暗記が苦手」だったこととの強い相関を挙げます。

手順1:暗記は苦手(※覚える努力はしました)。
手順2:よってどこが試験に出るか、重要かを必死に探した。
手順3:答練高得点を重ねた上で、周辺の知識を徐々に追加。

手順2の時に出会ったのが、冒頭の講師のアドバイス「JIS規格」。時間ロスするからおすすめはしませんが、対策方法だけご紹介。

テキストに掲載されているJIS規格を全てエクセル転記(写経)
JIS規格のコード順にソートして並べ替え
スピ問を解き、出題があったJIS規格に色ペンマーク
隙間時間を利用して暗記学習

まぁこの時期既に運営管理にまで手が回らない人の方が多数派だから、こんなことやってる人の方が珍しい。でも2次対策もそうだけど、周囲と全く異なるタイミングで「生産管理」学習範囲に対し「なんだ、そんなものか」との手応えを掴んだこと効果は大。よってそれ以降は常に点数荒稼ぎ科目化(※)。

※注 ではいつもながら挑発的に。上記点数は「財務・会計復習量はほぼゼロ」「週25時間学習」「アウトプット学習重視」の学習ペースを実現したからこそ。決して「お勧めします」ではなく「それぐらい気合入れて学習してる人もいますよ」という、挑発的なお知らせ。
 

■生産管理手法と学習パターン■

ヨコから見ていて短期合格しそうな人の一つのタイプとして、「理屈っぽい人」が挙げられます(ただし他人に寛容で、聞き分けが良い前提)。
彼らの学習スタイルの共通点を探すと、

難関試験の学習スケジュール感を掴んでいる
「なぜ」「それで」を意識的に考える
質問好き

あたりでしょうか。
簡単に言うと、大事なポイントを自力で見分け、「記憶」でなく、自分なりの理屈をつけて「理解」しているということ。ちなみに診断士試験受験上このことが大切、と気づく次の機会は、来年5月。

もう一つ言い換えると、

自分がなぜ今この学習をしているか、論理的に自分自身に説明できる人の方が、短期合格に有利。

恥ずかしながら、ワタクシ理屈っぽい。
そして暗記に苦手意識があっても「財務・会計」「運営管理」「法務」に苦手感を感じなかった理由とは、

全体感を押さえ、理屈で考えれば解ける問題が多かった

ことなのかも。今でも仕事や趣味で何か行動するとき、ECRSがパッと頭をよぎることが多い。あまり理屈っぽいのも、やり過ぎ?ちなみに、

両手動作をやらないラーメン屋は流行っていない証拠だから、2回目は行きたくないなー

と思ったことのある方、他にいらっしゃいませんか?

byふうじん

こんばんは、ふうじんです。
今週は「怒涛の7週間」の第3弾「運営管理Week」…ということで、

といった内容で、運営管理に関する学習法や試験対策をお届けしました。
日曜日の今日は、運営管理について理屈っぽくまとめlibra

■運営管理:まとめ■
この科目「運営管理」の特徴は、私たち全員「まったく不得意感を持たなかった」ということ。

・確かに月曜日の記事 データによる傾向と対策 が示すように、H21の本試験はかなり易化し、科目合格者も多数。確かに店舗管理あたりはイメージも沸きやすいし、問題の作りも簡単。

・さらに工場を持たない会社に勤める人のために でのアドバイス通り、ちょっと不慣れな生産管理も身近なイメージに置き換えれば十分攻略可能。

合否を分ける「設計・調達」 では2次試験を意識してしっかり知識を体系化、「IE」は狙い目?捨て? と悩んでも1次対策onlyと割り切ればOK。

店舗管理の用語を攻略 するのは簡単でしたね。テキスト書き込みやネット検索等でイメージと知識量を膨らませれば○。また計算問題はすべてサービス問題。GMROI・基準在庫で差をつける ことが十分可能!

・流通情報システムは得手不得手がちょっと分かれるけれど、学習の費用対効果を考えれば、ここは外さずに数マークおいしくいただいておく。しかも事例IIマーケ・事例III生産での関連知識になるから、ITって大切。

このように、「運営管理」は理詰めと優先順位で考えれば自然と高得点になる作り。学習の質×量の積算で確実に実力UP(⇔中小とは大違い)。
しかし「運営管理」は重点科目、ここで手を抜くことが許されると思ったら甘いchick

・「昨年の科目合格者が多い」ということは、H22年は難易度大幅UPの可能性あり(←クレームつきにくいでしょ?)
・1次で点差のつかない所が2次の合否を分ける(←2次事例III対策知識)
優先順位付け・体系化が甘いと学習時間ばかり増加

問題の易化傾向に惑わされず、「重点科目」にふさわしい敬意を払ってしっかり学習しましょう!まずT○C完成答練・一次模試レベルをきっちり得点(>70点)すれば、1次も2次も余裕を持って本番に臨むことができます!

■熱く語れ!応援メッセージ■
では、いつもの通り、各メンバーからの応援メッセージ!

<JC>

運営管理は与しやすいというのが道場主太宗の意見ですね。私もそう思います。本試験での目標は70点でしたが、実際にほぼ達成できましたし。
本試験(あるいは模擬試験)における「運営のわな」は初日の最終科目という点でしょうか。疲れています。頭も使い切っています。自分なりの体力回復のお守り的なもの、チョコとか甘いもの系を経営の後の休憩時間に採るのが良いように思います。ちなみに僕は後半の店舗から回答しはじめ、前半の生産に戻るという対応をしていました。
どの科目もそうですが、科目ごとの攻略戦術はそろそろ考えながら進めましょうね。完成答練はそのお作法の実験の場でもあることを忘れないでくださいね。

<ふうじん>

「運営管理」は、早め・深めに知識を押さえるのがお買い得。高得点が計算できる上、早め・繰り返し学習により「長期記憶化」された知識は、事例III対策のこの上ない武器に。
でももし不得意でも大丈夫。それだけ「カイゼン」の余地があるということ。「運営管理」は自分の学習方法の効率を検証する絶好のチェックポイント。ここで自信をつけ、次の経済に堂々とコマを進めましょう。

<アックル>

今週は実務実習で多忙なためお休みを頂いておりました。
運営管理は特に生産管理が二次試験(事例III)と関連します。 事例IIIは一昨年まで経営戦略レベルの問題が多かったのですが、昨年は試験委員が変わったためかオペレーションレベル(改善)やマネジメントレベル(管理)中心の問題となり、より1次の運営管理の知識が重要となりました。今年も昨年と同じ試験委員の可能性が高いので、IEや外注管理、生産工程、「設計、調達、作業」「QCD」など全て暗記ではなく、理解を意識して学習してください

<ハカセ>

「運営管理」は、余り苦手意識を持っていない上に「やや易化」の方向にあるので、軽視しがち。でも、この科目は「楽勝科目」ではなく、「貯金科目」にするのが得策。

「生産管理」では、限られた範囲の問題が集中的に出題されます。この頻出出題範囲を重点的にしっかりやりましょう。具体的には、「生産方式」と「調達」でしょうね。「JISの定義」もしっかり覚えたい。例えば「製品設計」と「機能設計」の違い、分かりますか? だらだらと説明するだけではなく、JIS定義で説明してくださいね。
「店舗管理」では、「売り方」や「物流」の分野は理解で覚える。一方、「バーコード」や「IT」は短期記憶で覚えるのが得策です。
「都市計画や環境などの関連法規」も確かに出題されますが、この分野は「捨て」ましょう。建築基準法と大店法についてテキストに書いてあることや、答練で出てくる程度のレベルの問題をサラっとやっておけばOK。いくら「貯金科目」にすると言っても、この分野に注力するのは費用対効果が悪いです。

最後に、ここまで丹念に読んで頂いた方にボクの「各種記号の覚え方」をご紹介。ここも出題者側からすれば作問しやすい分野ですから、しっかり覚えましょう。そんなに難しいことではないですからっ! (*^_^*)

<ZonE>

運営管理に苦手意識をお持ちの方は少ないと思いますが、この科目は2次試験の事例3にも直結する大切な科目。せっかくなので貯金科目/得意科目にしてしまいましょう。
怒涛の7週間も次の経済でようやく折り返し地点。多くの受験生にとって、仕事と勉強の両立は色々と大変かと思いますが、引き続き頑張ってください。

来週は経済。ここを乗り切ればあとは下り坂downwardright。もう一息がんばるぞー!

by ふうじん

こんばんは。ZonEです。

ハカセのデータ分析からも分かるように運営管理は比較的対応しやすい科目です。

とはいえ、油断して手を抜くと、思わぬしっぺ返しをくらう可能性もあります。私の友人に418点(自己採点)で1次試験不合格になってしまった方がいるのですが、運営管理で3マークも正解できる問題を落としてしまった…と嘆いていました。

運営管理は一日目の4科目目ということで、脳がかなり疲れた状態で受験しなければなりません。そのような状態でも、きちんと貯金ができる科目になるように、皆さんにはきちんと準備をしておいていただきたいと思います。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は運営管理の販売流通情報システムに絞って、お話しさせていただきます。

 
テキストの最後の方に書いてあるから…といって流しちゃダメ

自分で言うのも何ですが、私は結構飽きっぽい性格です。ですので、どの科目もテキストの最初の方に書いてある分野についてはきちんと集中して学習を進められるのですが、後半に書かれている内容については惰性で勉強してしまうことが多々ありました

販売流通情報システムも、運営管理のテキストの最後の方に記載されている分野だったので、最初はあまりきちんと勉強していませんでした。

しかし、過去問を解いてみると、毎年4~6問程度は販売流通情報システムから出題されており、店舗・販売管理の中でも出題数が最多であることに気付きビックリ!!

また(後から気付いたのですが)2次試験でも、情報システムの一環として問われることもあるので、きちんと学習すべき分野だと思います。

特に私と同様、飽きっぽい性格の方はご注意ください。

 
繰り返し同じような論点が問われている

さて、出題数の多い販売流通情報システムですが、毎年新しいシステムや規格などが問われているか?というと、そんなことは無く、同じような論点が繰り返し問われています

出題数が多く、同じような論点が繰り返し問われているということは、過去問対策が非常に有効な分野とも言えます。つまり、学習の費用対効果が高い、言い換えれば「学習時間あたりの獲得見込み得点が高い」分野です。

また、正答率が高く差がつきにくい分野という見方もあるかもしれませんが、逆に手を抜くと差がついてしまう分野でもあるので、きちんと対策して確実に得点していただきたいと思います。

 
用語を覚えるだけでは得点できない

販売流通情報システムの分野では、頭文字をとった略語が数多く登場します(覚えるべき用語を1つずつ解説するようなことは予備校テキストにお任せしますが、参考として以前のエントリ「略語は省略しない形で理解」も併せてお読みください)。

しかし、この分野で得点を確保するためには、こうした用語を覚えるだけでは不十分です(当たり前ですよね…)。

過去問をチェックすれば分かるように、用語が示しているシステムや規格について、概要や特徴、類似システム/規格との相違点などを整理して理解していないと、なかなか点数に結びつきません。

そこで、同じジャンルや関連する用語について、特徴や相違点などを表などにまとめて、複数の用語を関連させて記憶しておく必要あります。

また、串刺し暗記術(例1例2)を使うのも効果的です。

例えば、国際標準に関して「何を標準化するか?」という串で考えると

  • 商品(情報) → GDS
  • 事業所   → GLN
  • バーコード → GTIN

といった感じでしょうか。

今のうちに、資料としてまとめておいて、試験1週間前~直前に確認するためのツールとして活用することをオススメします。

 
2次試験まで見据えた学習

1次試験だけなら用語(システムや規格)の名前や特徴を記憶すればOKかもしれませんが、ストレート合格を目指すなら、もう一歩踏み込んでみても面白いかと思います。

例えばPOSシステムであれば、

  • ハードメリットとソフトメリットとしてそれぞれどんなことが挙げられるか?
  • なぜ売れ筋商品を発見するのに他店舗のPOSデータが必要なのか?
  • 売れ筋商品を誤って死に筋商品と誤認識してしまうケースとは?
  • POSデータだけで分析できることってどんなこと?
  • POSデータと顧客データと組み合わせることで分析できるようになることって何?
  • POSデータとコーザルデータを組み合わせると分析の幅がどのように広がる?

などについて考えて、頭の中で整理しておくのも非常に大切だと思います。

POSを活用したプラノグラム(棚割)やFSP、RFM分析についても関連させて整理しておくことも有効ですね。

 
また、試験とは直接関係ないかもしれませんが、各種システムについて

  • どういった背景で
  • どういったメリットを享受するために

誕生したものなのかを想像することも面白いかと思います。

例えば、ベンダー在庫管理手法(VMI)において、発注作業が軽減される等の小売店側のメリットは容易に想像できますが、ベンダー側のメリットは何でしょう?

もちろん商品を買ってもらうというメリット(?)はありますが、

  • 小売店のPOSデータや在庫データを入手できると…?
  • ノウハウを蓄積して需要予測の精度を上げると…?
  • SCMが構築できていて、生産工程まで管理できるとすると…?

など色々な角度から深読み(それほど深くない?)してみてください。

これまで学習してきた点と点が線で繋がり、知識のネットワークが活性化した方は、より強固な記憶として定着したハズです。

 
最後に

本試験まで時計の針は刻一刻と進んでいます。

これから模擬試験を受けたり、分野別にではなく年度別に過去問を解いたりすると、稀出題領域の問題に目がいってしまい、学習範囲を拡げたくなる誘惑に駆られることもあろうかと思います。

そんな時には、ぜひ「この1時間の勉強で何点分の得点アップが(期待値として)見込まれるか?」ということを強く意識して学習を進めていただきたいと思います。

少なくとも、運営管理の販売流通情報システムは、費用対効果が高い、言い換えれば「学習時間あたりの獲得見込み得点が高い」分野ですので、迷わずに優先して学習を進めていただければ幸いです。

それでは、引き続き頑張ってください。

 
by ZonE

こんにちは。ハカセ です。今回の運営管理特集。「店舗管理」の第一弾「用語を攻略せよ」に続く第二弾です。

2. 計算問題を確実にクリアする!

もう一つ、店舗管理(前半部分)で忘れてならないのは、計算問題です。運営管理を久しぶりにやってみる方、「そうだ、そんなのがあった・・・」とふにゃふにゃしてしまいませんでしたか? (^_^;)  ボクもそうでした。そこで、簡単な覚え方。いや、「頭に残る覚え方」。

2-1 GMROI と 交叉比率

GMROIは、計算方法さえ覚えれば簡単ですよね。

 

これ以外の数式は暗記する必要ありません。テキストには、やれ「在庫投資回転率」だとか「値入率」とか書いてありますが、それらは全てここから計算していけばわかるもの。それらを全部暗記するぐらいなら、別記事に書いたように新しい用語を一つでも多く覚えましょう。

ただし、GMROIや交差比率を引き上げる方策「理屈で」覚えておいた方がいいです。

GMROIを上昇させるには:

<分子を増やす>
粗利を上昇させる = 粗利率を上昇させる

<分母を減らす>
・ 仕入れ単価を下げる or 利幅の多い商品を増やす = 値入率を上昇させる
・ 在庫量を少なくする = 商品回転率を上昇させる

ただし! 売上を上昇させることは、必ずしも GMROI 上昇につながりません。それは、下記の分解が物語ってますよね。

もう一つ。覚えておいて損がないのが、どんなとき GMORI を使って、どんなとき 交差比率を使うか、です。

GMROI は、「いかに少ない仕入、いかに少ない在庫で、いかに多くの利益を出すか」に焦点があります。皆さんが行くファッションショップ。無限の商品陳列台があるわけではないですよね。その限られたスペースに、いかに儲かる商品を取り揃えるか、仕入れ担当者の腕の見せどころを示す指標が GMROI ということになります。仕入担当者だから、当然「仕入値」、すなわち「原価」で見てますよね

GMORI ⇒ 仕入担当者 ⇒ 原価で計算 (GMROI だから GENKA) ということになります。

一方、いかに儲かる商品を陳列するかは、販売担当者の腕の見せ所でもあります。その指標が交差比率。販売担当者だから、値札の価格しか知りませんよね。

交差比率 ⇒ 販売担当者 ⇒ 売価 で計算 (販だから価)です。

 

2-2.在庫高予算

在庫高予算も、かなり難しく覚えている方が多いようです。

まずは基準在庫法。TACのテキストにはこう↓書いてあります。

しかし、こう↓覚えた方が百倍覚えやすい

そう。入れ替えただけです。すなわち:

  • 基準在庫高は、基本的に「年間在庫高」と同じである。
  • ただし、月々の売上見込みによって若干微調整する。
  • 月平均売上高予算より多い(少ない)月は、その絶対額の差の分、多め(少なめ)に在庫する

ということです。やや邪道なのは承知していますが、コッチの方がすっきり覚えられるはず。

「基準在庫法」は、「絶対額」で微調整を行いました。すなわち、「普段より100円多めに売れる月なら、100円分多く在庫を持とう」という発想です。

この微調整に「絶対額」ではなく「割合」を使ったもの、すなわち、「普段より10%多めに売れる月だから、まぁその半分ぐらい、5%ぐらい多めに在庫を持ちますかね」ってのが「百分率変異法」です。つまり、こういうこと↓です。

これで、GMROI、交差比率、在庫高予算 はバッチリですね!!!

by ハカセ

(本日は2記事投稿。第一弾「店舗管理の用語を攻略せよ」もご覧下さい!)

こんにちは。ハカセです。

すでにデータ分析のところで述べたように、運営管理は比較的対応し易い! そこで、

  • じゃあ、手を抜いて少し楽しよう!と考えるヒトと、
  • では、貯金科目にしよう!と考えるヒト

両者では、当然、対応の仕方が変わってきますよね。

今日は、「貯金科目にしよう!」と思っている方向けに、「店舗管理」の話をしたいと思います!

■ どうやったら「貯金科目」に出来るか ■

今日取り上げる「店舗管理」。難易度は高くない。ということで、「確実に正答」したい分野です。今日は前半部分の「店舗施設・マーチャンダイジング」をいかに得点源にするか、ということに重点を置いてご説明します。 第一弾は「用語攻略」、第二弾は「GMROIなどの計算問題対策」です。

1-1. とにかく用語をかき集める

店舗管理のテキストの内容を眺めてください。恐らく診断士を志すヒトじゃなくても、容易に理解できる内容ですよね。殆ど全て、「うんうん」「そうだよね」と思うことばかり。つまり、参入障壁が低い

そんな参入障壁の低い店舗管理でどうやって難しい問題を作るか。作問者側の事情から考えると答えは簡単。知らない用語を散りばめる」ことです。

よって、通常セブンイレブンで歩いているだけでは出てこない単語、つまり「診断士試験の勉強をしないと出会わなかったであろう用語」を見つけたら、片っ端からメモしましょう、そして覚えましょう。

店舗管理系なら・・・

・ パラペット
・ ファッサード
・ 開放感と開放度
・ 犬走り
・ リーチインとウォークイン
・ トルソー
・ ジャンブル陳列
・ エンド陳列
・ 前進立体陳列
・ 前方立体陳列
・ エクステンド陳列
・ 圧縮陳列
・ スロット陳列
・ マグネット
・ フェイス
・ プラノグラム
・ ルーメン・カンデラ・ルクス・スチルブ
・ 暖色と寒色
・ VMD
・ スクランブルMD・カテゴリマネジメントの類似性
・ 特売と値下げの違い
・ ISMとISP
・ 機能割引と販促割引の違い
・ 委託仕入・買取仕入・消化仕入の違い
・ コックス購買方式

こんなところですかね。どれも「単語そのもの」は知らないかもしれませんが、聞けば「なんだ」とイメージしやすいものばかり。一度覚えれば大丈夫。一方で、「知っていること」が「得点」に直結します。ここが「店舗管理」が対応しやすい所以ですよね。

1-2. どうやって用語を拾うか

テキストに載っている用語だけではなく、幅広く情報収集することが大切ですが、とはいえ、関連図書を読みあさるのは費用対効果でよくない。関連図書に「逃げる」ことへの警告は、502 で netplus さんがご指摘したことでもあります。

そこで、まずは、身近なところから拾いましょう。すなわち:

・ 答練で出てきた用語 ⇒ 自宅練習用も含む!
・ 答練の「解説」に出てきた用語
・ スピード問題集に出てきた用語
・ スピード問題集の「解説」に出てきた用語
・ 模試に出てきた用語
・ 模試の「解説」に出てきた用語

こういった実際に解いた問題からなるべく「広く浅く」拾うことが大切です。理由は簡単。そういう用語は受験生が知っている可能性が高いから。ほかの受験生が知っている単語は「必ず」押さえないと、貯金科目にはできませんよね。そういったところから地道にやりましょう。

え? 「実際に解いた問題から拾っても、他の受験生との差別化につながらないじゃないか」ですって?

違うんだな(笑)。忘れないで下さい。診断士試験は100点を目指す試験ではありません。60点で合格。80点取れれば万々歳なんです。そしてそもそも「運営管理は簡単」なんです。ですから、みんなが知っている単語・知識を問題なく知っていて、60点。もう少し+αがあって、70-80点。それで十分じゃないですか! 間違えても「店舗管理を強化しなきゃ」とか言って、店舗管理関連本とか、販売士のテキストを読まないでくださいね (^_^;)

1-3. どうやって覚えるか

一番大事なことですが、単語を拾って終わりではありません。答練の解説の端っこに出てきた用語について、「あれ、この単語、どこかで出てきたなぁ・・」と探すのは手間です。それをどこかに集めておくことが大事!

僕の場合、知らない単語が出てきたら、全てテキストの関連ページに書き込みました。「関連ページに」書き込むってのがミソですよ。「おい、TAC、どうしてこの単語テキストに入れておかないんだよ! 書いておいてあげたぜ!」と、TACテキストをより充実してあげるつもりで、ガンガン書き込みました。その際、その「出典」も書き込みました。「養成答練 5」とか、簡単でOKです。万一迷ったら、その解説を読みに行けば容易に再INPUTできますよね。お陰でボクのテキストは受け取った当初よりかなりパワーアップしています(笑)。

次は、以前 ZonE が指摘していたように、関連用語をググることです。たとえば、GMROI をググると、こんなサイトがトップに出てきます。

http://www1.sphere.ne.jp/logistics/dict/GMROI.htm

このサイトは別に診断士向けに書いているものではなく、販売管理一般の知識を説明してくれています。診断士の勉強をする以前は、こんなの読んでも「チンプンカンプン」でしたよね。でも、いま読めばわかるじゃないですか! しかも ROA との関連なんて、いい論点!(*^^)v こういう風に知識を水平展開していくと、自然に身に付くものです。

初登場の単語があれば、とりあえず調べてみて、「へぇ~」という感覚を持つと、効果絶大ですよ!

by ハカセ

(本日は2記事投稿。「GMROIと基準在庫高」もご覧下さい!)

こんばんは、ふうじんです。

今日の運営管理の論点は「IE」。専門家の方には恐縮ですが、受験テクニックを駆使すると必ず高得点が狙えるサービス論点
しかし但し書き「受験テクニックを・・」がポイント。記号や計算式など妙に覚えることが多いし、なんか理屈っぽくて苦手意識を持つ方も少なくない。そこで今日は「IE」で点を取りに行くべきか、思い切って捨てるべきかを慎重に吟味。

■「IE」は狙い目?捨て?■
T○Cテキストでの「IE」に関する記述はあのボリューム。一方H21本試験ではたった2マーク、5点のみ出題。「苦手だし、5点なら捨てるか・・」と考えるも一手。しかしテキストがあのボリュームなら、完成答練は4マーク約10点は出ると考えて不思議はない(ちなみに昨年は5マーク)。
ではなぜ受験予備校は「IE」を重点的に教えるのか?

・・答えは点差がつきやすい論点だから。

そもそもH21本試験運営管理における正答率ABランク問題の構成比は68%(出典:T○C「1次直前期の効率的な学習法」レジュメ。例年は60%前後)。
ABランク=過去問・スピ問やってるだけでで70点近くに達する問題は明らかに「易しすぎ」。試験委員も今頃「やべ、昨年は簡単にし過ぎたかな・・sweat01」くらいは思ってるかも(※想像)。

であれば、ある程度の難化を予想して準備したい。(理由は別として)IEは得手不得手がわかれやすい狙い目論点。とすると、昨年の本試験問題だけ見て「IEは捨てでいいや・・」と判断するのはちょっと早計かも。
(※この判断の正否は、完成答練の出題数・解説で判断できますね!結果コメントお待ちしています。ドキドキ・・)

■では「IE」をどう学習すべき?■
しかし「IE」は学習すべき論点が多い。工程図記号・台記号・空運搬係数・サーブリッグ分析・ワークサンプリング・レイティング・・eyeglass。いったいどうやって学習するのが良いか?
ひとつのヒントがT○C養成答練、IEについての最初の出題の選択肢ア.に示されています。

2009年基礎答練 第14問選択肢ア.
×IEは工程研究として発展し、作業方法や製造工程を改善する作業測定と作業や製造方法の標準を設定する方法研究からなる。
2010年養成答練 第13問 選択肢ア.
×IEの体系は、工程や動作を分析して改善する方法研究と稼動状況や標準時間の設定を研究する作業研究からなる。

この選択肢ア.は両方とも「不適切」。
「2年連続でつまらないひっかけ問題出しやがって」・・と考えてはイケマセン。診断士を志す者、作問者の意図は海よりも深く読み取り、決して逆らってはイ・ケ・ナ・イ(2次対策で嫌というほど味わうけど・・)。この選択肢は、「IEは体系を重視し、しっかり理論づけて学習してねspade」という暖かい応援メッセージとして理解したい。事実、昨年の答練の解説にはこんな表現↓。

IEについては、基本テキストにも書いてある次の体系に従って理解することが重要である。

このメッセージ↑、ちゃんと覚えてますか?実際にテキストか答練の解説参照のこと。あぁあれね。実は私、昨年この選択肢ア.に食いつき、思いっきり間違えました。でも一度間違えればきっちり記憶できるはず!ちょっと改造して以下のチャートにして記憶・・と。

<IE体系図(オリジナル加筆)>

<自作チャート(IE部分)

うん、この位リストアップしておけば満足(※マインドマップも効果的と思います)。

■「IE」は必ず高得点 ~ヤマかけ学習法■
単なる自慢で申し訳ありませんが、私が昨年のあの小難しい直前答練で86点(約1,000人中2位、偏差値78)を取ったのは「ヤマかけ学習法」によります。
「ヤマかけ学習法」とは?

・過去問・スピ問を一通り解く。
・完成レジュメを一通りマスターする。
答練に出る問題を予想する(運営の場合、43マーク前後)
・予想問題に対し、出題傾向を分析する(例:不適切選択肢の作り方)

既に「スピ問活用80点学習法」を実行されてきた方は、ごく自然にやってることですね。「そこまでして高得点とって、どうしたいの?」と思っちゃうのはごく当然。しかしこの学習法には、

・問題予想を通じた、学習論点の優先順位付け
・予想が当たった時の反復記憶効果(ほら、やっぱり!)
・予想が外れた時の記憶鮮明化効果(そっちかよ・・)
・正答率UPによる復習時間短縮効果

など、メリット多数。特に

1. 理屈っぽい
2.  「JIS定義」により出題可能範囲に制約
3. 優先順位度順に出題

の三拍子が揃った 「運営管理」において最も効果を発揮cake。当然のごとく、昨年答練のIE5マークはすべて正答。ごちそうさまでした(逆にこの学習法が通用しないのが「中小企業経営・政策」)。

とはいっても難しいことやってるわけじゃない。簡単に言えば、

完成答練の出題予想=補助レジュメAランク論点-養成答練出題済み論点完成レジュメ論点

でしかない。IEで言えば、「養成答練で工程分析・稼動分析・時間研究は出題済みだから、動作研究は必ず出るだろ・・」程度。
大変お粗末様です・・。

■余談:2次対策の観点から■
8月の「事例直前講義」テキストを見ればわかる話だけど、2次事例IIIで問われる知識は主に「1.生産管理概論」「2.生産のプランニング」まで。IEの知識は「店舗管理」と同じく、2次事例IIIで問われることはまずない。だから1次で4マークは出ると予想するんだけど・・。
実際どんなものでしょう?私たち、最新の受験情報には詳しくないので、情報・意見コメント投稿切にお待ち申し上げます

byふうじん

こんばんは、ふうじんです。
今回は最初にお詫び。前回 意思決定会計を得点源に! の記事で、FCFから支払利息を引いて計算してました。ファイナンスの学習上は支払利息を引かない営業利益ベースで計算するのが正。わかりにくい記事を書いて申し訳ありません。ご指摘いただいたきょんさん、wakururuさん、大変ありがとうございました。

さて気を取り直して、今週は「運営管理」week

JC :生産形態・レイアウト・生産方式
ふうじん :設計・調達(スケジューリング・MRP・発注方式) ←今日はここ
アックル :IE
ハカセ :店舗施設、商品仕入・販売
ZonE :販売流通情報システム

で分担して記事投稿します。

■初めに~設計・調達がテーマ?■
本日のテーマは設計・調達。え、それテキストの何ページ?と焦らなくてもOK。T○Cテキストの第2章「生産のプランニング」のうち、第3節 製品開発 ~ 第7節 在庫管理・購買管理 までを私が勝手にそう括っただけだからdash(※すみません、テキストは2009年度版)。

そもそも「生産管理」は重要論点や計算問題の繰り返し出題が多く、1次合格者レベルではほぼみな高得点を取るためか、話題になることが少ない。しかしこの「設計・調達」の論点は、少なくとも私にとって合格確率を高める重大ポイントbar。で、今回の記事分担を決める際、真っ先にここを取らせていただきました♪

もともと第2章 生産のプランニングのうち§1工場の設備配置(レイアウト)と§2生産方式 は、第1章の生産形態(多種少量・中種中量・少種多量)と結び付け、タテヨコマトリクスでまとめてしまえば、難なく体系的に整理可能。残りは「設計・調達・作業」の切り口を活かし、§3~5を「設計§6~7が「調達。残る「作業」は第3章 生産のオペレーション と考えてしまえば、スッキリ納まる。ま、文章読むよりチャートで見る方が早い↓。

■なぜ設計・調達が合否を分けるか?■
すみません、実は合否を分けるのは2次事例IIIでの話。1次対策としてのこの論点は、PERTやMRP(部品表)、発注方式・外注管理など見慣れた問題ばかりで皆きっちり正解するからあまり話題にならないし、点差もつかない。

運営の本試験はこのABランク問題で常に60%得点可能なように作られている。後は企業経営理論同様、ちょっと難しい言い回しや語句入れ替えのCランクが残り20%、材料などの「知らんがな」Dランクが20%で、2択まで絞ってサイコロ振れば80%得点できちゃう。
※ちなみに運営はEランク問題がほぼ皆無。4択ばかりで5択がないからかな?(誰か教えてください!)

しかし私はこの「運営管理」の「設計・調達」パートは、H21年の2次試験合否を分けるポイントの一つだったと考えます。それは、

根拠1 :「設計・調達」は事例III 生産管理(オペレーション)に直結する知識
根拠2 学習方法の違い(体系化・優先順位付け)が知識量の差を生む

・・から。

では「根拠1」について。H21事例IIIの出題傾向は、従来の生産管理(マネジメント)重視から生産管理(オペレーション)重視に劇的に変化。そのため作問者の意図をつかみ損ね、不本意な解答を作った受験生が少なくないrain(あくまで推測)。しかしこの論点(オペレーション)の出題は、下記の通り「設計・調達・作業」×Q・C・Dのマトリクスのどこかに必ず紐付け可能。

2次試験は知識を直接書く場ではないけど、「設計・調達・作業」の十分な1次知識があればH21事例IIIは合格答案を作れた可能性が高い(あくまで推測)。しかもこの知識は、過去問・答練でのABランク、完成答練・模試でのCランクで十分カバーできる範囲。つまり、この範囲の知識を1次直前の付け焼刃でなく、基本講義時から積み重ねて長期記憶化したかどうかが事例IIIの点差になったともいえそう(←ここはかなり強引)。

次いで「根拠2」について。「運営管理」対策は一見知識量・暗記量勝負に思えるけど、「運営管理」の高得点者は実はさほど苦労せずに点数重ねてますsnowboard。それは出題範囲があらかじめ決まっていて、同じ論点が繰り返し出題されていたり、計算問題は必ず正解できる作りになっているから。よってT○Cの答練も、過去問とスピ問をやっておけば必ず60%正解可能な作り。60%を押さえたうえで、完成レジュメを使ってCランクを得点すべく少しずつ知識を広げていけば、1次は高得点確実。ついでに2次事例IIIでどこが問われても対応できる幅広い長期記憶を獲得できるというタネ明かし。

※この主張↑はこのブログ記事を書きながら考えついたこと。あくまで思いつきなので、異論反論お待ちしております。ぜひ一緒にマル秘合格テクニックを作りましょう。

■論点別対策~作問者の意図する正答率を意識!■
すみません、ここでやっと1次対策の本題。
運営管理の1次対策は、作問者の意図する正答率順にやりましょう、というご提案。

ABランク ~必ず取れる
→知っていれば解ける単なる知識・用語問題。VEの定義、スケジューリング、生産統制、購買管理、外注管理等。
→計算問題(PERT、MRP(部品表)、発注方式、需要予測)。運営管理で計算問題が出たら、それは必ず正解させるABランク

Cランク ~ちょっと点差がつく
→企業経営理論同様、やや難しめの言い回しやこそっとした用語入れ替え等。高得点防止のためににある程度やむなし。

Dランク ~「知らんがな」問題
→生産技術・加工技術など。どこから出てきたの?という不思議な問題たち。正解させない、が作問者の意図なので、作問者の意図通り間違えてあげるのが正しい対応。僕らは「知らんがな」問題と呼んでました。

ここでのポイントは、養成答練・完成答練・一次模試を通じ、A~Cランク問題をしっかり正解しておくこと。どの科目でもそうだけど、Dランク以下の問題を正解しようとすると、必要知識が爆発的に増えるので要注意wave。2次に無関係、しかも1次に出るかどうかすら怪しい知識を覚えるのは非効率でしょ?

■具体的学習策 ~もしヒントになれば・・■
先に述べた通り、「運営管理」はここ数年易化・出題傾向安定が続いており、さほど不安に思う方は少ないはず。テキスト・スピ問・過去問・答練・模試をひたすら繰り返すだけで良いかと・・。
とはいえ、何かヒントになるかも知れないので、いくつか昨年の工夫点をメモしておきます。

1. ひたすら問題を解く
~答覚えちゃうくらい何度も解く。タテ解き、ヨコ解き。3周目以降は、知識を体系化したり、自分ならこう選択肢作るなーとかいろいろ工夫しながら。で、最後に覚えきれなかった知識で必要と思うものは、ごろ合わせ。

2. JIS定義を活用
~昨年、講師に質問しました。そのままずばり「生産管理はどう勉強するのが良いですか?」  講師の答えもこれまたずばり「生産管理は難しくないですよ。JIS定義以上のことは出題できませんからshine」おぉなるほど。で、テキストのJIS定義をエクセルに写経しました。2時間くらいあればできるかな。別に見直すわけでもなく暗記効果もありませんが、これで「俺の知らない問題は出す方が悪い」くらいの妙な自信と開き直りで1次本試験に臨みました。

3. 思い切りよく捨てる
~Dランク問題(材料・生産技術)は捨てる。テキストすら読まない。

4. 完成講義・まとめ講義の活用
~この時期、講師が新しい具体例を説明することがある。わかるようにメモしておいて、完成答練・模試・本試験の直前5分前に見直す。結構そこから出題されたりして・・。
※昨年のサブノート添付します。青地セル部分がそれ。ネタばれ注意。

5. 他科目・2次との関わり
~JCが前言った通り、ある科目を学習する際、他科目とのつながりを見つけると一気に理解が深まる経験ってありませんか?実はこの「設計・調達」パートには、2次事例IVの今後の有力出題候補が多数。事例IVでこそっと高得点取りたい人だけ必要な知識だけど、経済的発注量(EOQ)・需要予測・線形計画法(LP)など。まぁ業務的意思決定とは、そもそも原価計算の論点だからつながりがあるのは当然か・・。もっとも最近の事例IVはファイナンス色が強いので、あくまで大穴狙い程度の意味で。

■最後に■
「運営管理」は重点科目。「財務会計」の後でちょっとつらいけど、学習の上手さ(質)と学習量に比例して必ず高得点可能!特にストレート本科生が事例IIIを苦手にする傾向が強いのは、(解答構成要素の問題もあるけど)この「生産形態~レイアウト~生産方式、設計・調達」の知識不足が原因。
今週の運営シリーズ記事を読み、「俺は運営管理&事例IIIが得意だ」という方が一人でも増えていただけると、とっても嬉しいです!

※今回はいつにも増して、文中にさまざまなおまけやリンクを仕込んであります。いろいろ触ってお楽しみくださいませ。あ、ここにもか・・、なんてね。

byふうじん

 こんばんは。JCです。

運営管理は勤務先がメーカーの方は自社の工場の流れに置き換えてみるとわかりやすいんだろうなぁ…といつも思っていたJCです。僕の勤務先は商社なので工場がありません。なので、イメージできる範囲もテレビで見たものやお取引先での工場見学などを思い浮かべながら、実例に近いであろう状況を想像しながら理解するようにしていました。

◆受注生産と見込み生産◆
定義としての違いは注文と生産のタイミングです。受注生産は注文を受けてから生産に取りかかるし、見込み生産は先に生産をしつつ受注を獲得します。僕がイメージした受注生産は発電所flairのガスタービンです。10年以上前にアルゼンチンで火力発電所を建設するためのファイナンスを手掛けたことがあって、M重工さんの工場を見せて頂いたことがありました。工場の真ん中にどでかいタービンが据え付けられていて、作業をされる方は工具をもってタービンの回りに集まります。一方見込み生産でイメージしたのはラインに乗って次々と生産されるビールbeerでした。工場見学したことないけど、テレビのCMでよく見ますよね。ガスタービンは1個がでかいし、発電所によっても仕様が違うだろうから、注文を受けてからしか生産できない。だから在庫発生の無駄はない。一方で工場を寝かさずに運営するためには、計画的に次々と受注を決める必要がある。ビールは大量に同じものを生産しておいて、注文が来たらすぐに配送できるようにしておかなきゃいけない。大事なことは自社のビールにどれだけの需要があるかをしっかり予測しておかないと売れない在庫の山ができる可能性がある。また、需要が減退した!という場合には、これまでよりも生産のスピードを押さえるような柔軟な生産体制の確立も重要。需要予測の精度を高めるためには、①なるべく頻繁に予測する。②なるべく予測時期を販売時期に近づける延期化を行う。最近は消費者のニーズも多様化しているし、Product Life Cycleもどんどん短くなっています。昔はビールはキリン、アサヒ、サッポロと言えば良かったけれど、今は一番搾りなのか、発泡酒なのか、とにかく種類が多くなっていて、売れ行きの悪いものはあっという間に市場から消えてゆきますよね。こんなイメージです。

◆個別生産、ロット生産、連続生産◆
生産の効率から言えば連続生産が一番良いと思います。何と言ってもスイッチだけ入れときゃ全部つぎつぎと生産されてゆくイメージです。でも、現実には受注した個数はA製品1万個とB製品7千個とC製品が9千個なんてことはよくありますよね。だとすれば、どこかで段取りを変えて、AとBとCを効率的に作ってゆく配分をしなきゃいけません。もちろんガスタービンのような製品であれば、個別生産でいいんですけどね。
ということでここで僕がイメージしたのは子供にリクエストされてつれて行かされる土日の昼のマクドナルドfastfoodビッグマックはなかなかでないので、注文を受けてから個別生産。えびフィレオは売れ筋なので5個ずつのロット生産。ポテトはずっーと揚げ続ける連続生産。ほんとのマックさんがどうしているかは知りませんよ。あくまで僕のイメージです。
◆個別生産と連続生産◆
ところで個別生産と連続生産のあり姿ってどっかで見たことないですか?そうそう、財務会計個別原価計算と総合原価計算ってやりましたよね。ガスタービンだったら、同じ工場で2つ作っていたところで、この部品はアルゼンチン向けの注文の部品で、こっちはインドネシア向けの部品というふうに明確に分けることができるので、個別原価計算が可能になります。でも作り続けるビールの原価ってどこで切っていいかわからない。その時の原材料の原価はなんらかのルール付をしないと算出できない。在庫にしても、日々作り続けている電子部品はどこまでが仕掛品でどこまでが製品になっているか、先入先出法とか、平均法とかルール付が必要というところにも関連してくると思います。運営管理を勉強しているのに財務会計と絡んできたannoyこういう発見はこれから1次試験までに何度も何度も経験されてゆくと思います。つながってくると楽しいですよ。

◆生産方式~セル生産◆
ジョブショップ機能別レイアウトの僕のイメージは中小の町工場。職人さんが作業しやすいように機械設備が職人さんの好みで並べているイメージ。一方フローショップ製品別レイアウトは大企業で上のビール工場のイメージ。作業効率としては圧倒的にビールの勝ちのイメージです。小さい工場だと少種多量生産はできないので、どうしても多種少量生産になってしまう。だから効率の良い、製品別レイアウトは採れない。製品が多品種におよんじゃうから。でも何とかして中小でも製品別レイアウトに近いようなレイアウトはできないか?グループテクノロジーで分析して、作る製品や使う部品の類似性で機械の置き場所をまとめて生産リードタイムを短くする、これがセル生産方式ではないかと。機能別レイアウトしかできない規模の会社なんだけど、頭を使って、製品別に限りなく近づけてゆく。そんなことをイメージしています。繰り返しますが、僕は工場を持っていない会社に勤めていますし、実際の工場を見た経験も数えるほどしかないので、ほんとに合っているかどうかについての自信はありません。上のマクドナルドの生産方式でも同様です。しかし、自分の腹に入るような理解の仕方をするのは勝手ですし、そういう理解をすると忘れないというのも事実です。皆さんもぜひ、自分の身近な事例を見つけて運営管理にあてはめてみて下さい。必ず、頭じゃなくて心に残る理解impactができると思いますよ。

◆おまけのミニテスト◆
運営管理もミニテスト配布します。持ってゆく方はコメント書いてくださいね。よろしくです。
運営管理生産①
運営管理生産②
運営管理店舗①
運営管理店舗②

それから、ふうじんが運営は全員得意なんだから、なぜ得意なのかを書けってうるさいんです。日曜日にまとめの記事を彼が書きますが、なにかたくらんでいるようです。ぜひ楽しみにしておいてくださいね。
僕はそれほど得意とも思っていませんでした。でも本試験でも60点切るとは考えてなかったですかね。なんでだろ?おそらく昨日の記事ハカセが分析してくれてる通りに、比較的対応しやすい問題が6割程度占めているからではないでしょうか。だから、きっちりと基本を押さえる努力をしておけば、安定的にとれる科目なのだと思います。だから運営はやればやるほど点数は伸びるup科目だと言えると思います。

こんにちは。ハカセです。

今週からは「運営管理」の完成答練週間ですね。データが証明してくれますが、運営管理は非常に安定して得点できる科目です。

◇ データ分析 ◇

まずは科目合格率。

(データ出典:中小企業診断協会)

ここ数年科目合格率が20%を超えていましたが、2008年はやや難しかったのか、18%台でした。しかし、2009年はなんと30%近くに跳ね上がっています。

次に科目「クリア」率を見てみましょう。

「科目クリア率」= (試験合格者+科目合格者) ÷ 科目受験者

(データ出典:中小企業診断協会)

繰返しになりますが、、「科目クリア率」とは、上記計算式で算出する、「当該科目を60点以上取れた人、または他の科目でカバーできた人」の割合です。正確な数字ではありませんのであくまでも参考値ですが、これを見ると、昨年はやはり急上昇していますね。試験を受けたヒトの半分以上は何らかの形で「クリア」したことになります。

ここで、気になるのが2008年の「科目クリア率」ですね。「科目合格率」は下がったのに、「科目クリア率」はあまり下がっていませんね。これは、「2008年は確かに運営管理そのものの難易度が上昇し、一次試験を通過できなかった人のうち運営管理単独で60点を超えた受験生は少なかったものの、合格者は他の科目でカバー出来る範囲だった」ということが言えるのだと思います。

さて、その原因を財務会計の時と同じように「分野別出題数」及び「分野別正答率」分解して分析しましょう。

まず、分野別出題数を見てみましょう。

このように、基本的に「生産管理」と「店舗管理」がほぼ同数出ています。ここ数年、店舗管理が多かったのですが、2009年は同数に戻りました。

そして、分野別正答率を見てみると・・・

(データ出典:TAC / LEC)

このように、どちらも大きな違いはありません。出題数も同じ、難易度も同じ、という印象ですね。下記のグラフでも、生産管理・店舗管理、どちらもAB難易度の問題が6割ぐらいを安定的に占めています。


◇2009年の傾向 ◇

これまで対応しやすかった運営管理。2009年はその傾向が顕著になりました。

「科目合格率」について、ここ4年間の平均値と昨年の科目クリア率比べてみると、

このように、運営管理の昨年の科目クリア率は例年を上回っていることがわかります。

また、TACデータリサーチに基づいて運営管理の平均点を他の科目と比較してみると、

(データ出典:TAC )

ご覧のように、運営管理の平均点は、ここ4年間、常に全科目平均点を上回っています。合格率の観点からのみならず、平均点の観点からも、運営管理が対応しやすいことが裏付けられています。

また「店舗管理」とひとことに言っても、2009年は【店舗】というよりは【物流】に重点が置かれた内容でしたね。試験委員の異動によるものと思われるため、この傾向はまだ続くかもしれません。

◇ 傾向と対策 ◇

上記から、

  • 生産管理・店舗管理、どちらからもほぼ同数の出題
  • 難易度はどちらも同程度。親しみ易い分、店舗管理が対応し易いか。
  • 店舗管理では、今後も物流系の問題に注意したい
  • AB難易度が多く、解ける問題があからさまに分かる。(クイズみたいな印象)。この手の問題をしっかり正答する事が大事。

と、こういったことがいえるのではないでしょうか。

◇ おまけ ◇

最後に、道場執筆メンバーの昨年の答練成績を大公開。

 

直前答練(=完成答練)のふうじんの得点以外は、道場の5人、結構似たり寄ったりの得点を取っていたんだなぁと思います。あまり差が出ない科目というか、「上値がきつい」のかもしれません。JCとボクの得点がほぼ同じですね。

皆さんの「目標得点」を設定する際の参考にしてください!

by  ハカセ

今日はGW特別3本立てエントリー。では2本目をどうぞ。

しかし昨日のハカセの記事「先行逃げ切り」は圧巻の説得力。

・完成答練期怒涛の7週間は1次各7科目に全力で集中
知識を自分のもの(血・骨)にする
・自分のものとした知識を活かし、2次合格確率を高める

え、そんな大事な話先に言ってよ!sweat01・・と思うのはごもっとも。でも私たちが昨年の今頃そこまで理論的に考えていたわけではなく、ただ何となく「先行逃げ切りが有利」と考え「目の前の目標クリアに一所懸命」でした。それを1年経ってから振り返るとこうでした、ということが実態。まずはご安心を。

とはいえ、あまりの記事の素晴らしさfujiに「よし、明日からは完成答練に向けすぐ全力投球だ!」と思った素直なあなた。それは危険(笑)。
人間の頭とは文章を自分に都合の良い方向に解釈するクセがある(らしい)から、「合格体験談」は鵜呑みにしないことが原則。思わぬ勘違いをされ、万一試験の結果が不本意なものであっても、私たちは何の手出しもできません。
では「自分の都合良い方向に解釈する」リスクを減らすため、2次対策の視点を追加して検討してみましょう。

■2次筆記は国語の試験?知識試験?■
あれ、ハカセこないだ「2次は国語の試験」って言ってたよな、と気づいた方は鋭い。で、今度は「知識が必要」?
では早速命題として検証。

<命題>
1. 2次筆記試験は国語の試験である
2. 2次筆記試験は知識の試験である

<命題1の解釈>
・2次筆記試験は国語の試験。それは問題文・与件文に基づき、作問者の意図を把握し、与件等に置かれた根拠を使って抜書き解答をすることで、部分点を積み上げ、合格ラインに達するから。
<命題2の解釈>
・2次筆記試験は知識の試験。それは作問者の意図は必ず何らかの知識に基づいているから。かつ80分という限られた時間でその意図を正しく指摘するためには、与件文を読みに行く前に、書かれている根拠をあらかじめ予想する知識が必要だから。

よって命題1、命題2はともに正。つまり2次筆記試験は知識試験であり国語の試験でもあるdash(詳しくは後日)。1次に比べ必要となる知識が格段に少ないことから誤解されがちだけど、「知識」は2次の合否を分けるポイントの一つschool
で、そこに必要な知識とはズバリ「企業経営理論」「運営管理。この重点2科目は、完成答練期・1次最直前期に全力を挙げ、スミからスミまで学習しておくと今後の2次対策に有利。たとえばそもそも「企業経営理論」の「人事・評価制度」なんて簡単過ぎて1次本試験に出題されることなんてまずありえないが、テキストにはしっかり収録。なぜ収録?それは「2次で使う知識だから」。

■1次本試験直後の2次対策スタートダッシュの重要性■
ストレート合格者の体験談には、口を揃えて「1次試験終了直後に2次対策をスタートしました」と書いてある。(あえて皮肉っぽい表現を許していただくと)それは半分真実で、半分は願望xmas

・ストレート本科生の2次対策力は2次本試験直前に急激に伸びる(詳細後日)。
・それなら、1日でも早く2次対策をスタートすれば、もっと実力が伸びるはず

ですからね。合格者のそのアドバイスは実体験に基づいた非常に的確な助言。では図で簡単にイメージ。

どこかで見たような曲線・・。そう「信頼度成長曲線(ゴンペルツ曲線)」!最も力が伸びる時期を9月・10月のいつに設定するかが、かなり合否を分ける気が・・。

ところが「2次対策のスタートダッシュ」って、そう簡単な話ではない。なぜなら「2次対策をどこから始めれば良いか見当もつかない」ことが普通だからchick
学習記録で見ると、私も確かに1次翌日の月曜日から学習始めたことになってるけど、やはり疲労があり、あまり大したことやってない。その代わり「事例直前講義」は万全の準備をして受講。(詳しくは機会改めますが)この時点で「合格する実力に届くイメージ」を描き、「本試験までの11週間にやるべきこと」のリストアップを終えています。

■2次対策の先行逃げ切り策(上級)■
もう今更「先行逃げ切りが有利」の説明は不要だけど、上記「スタートダッシュ」の他に「上級生クラスばら売り講座の受講」も選択肢。完成答練期・最直前期は1次対策最優先だから、2次対策なんてやってる時間は普通ない。だからこそ、のかなりの上級テクニックcrown

問題は、1コマ4時間(受講2.5h+最低限の復習1.5h)×(10+4コマ)=56時間を2次対策に使ってしまうこと。この時期の1時間は非常に貴重sandclock。バラ売り講義を受講する前には、必ず講師に可否相談する方が良いと思います。

以上、この時期不安になりがちな「2次対策」の視点を加えてみました。昨年講師に何度も質問重ねて得た答えなので、ほぼこの程度が準備できる上限かなと思います。そう大したことしてるわけでもないでしょ?
では不安を拭い去り、明日からの完成講義&答練に全力を挙げて臨みましょう!特に「経営」「運営」、重要ですよ!

では、本日の第3投、財務公式シリーズ・総まとめ もどうぞ。

byふうじん

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