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これは日本語なのか?
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おはようございます。こばです。
このシリーズも3回目になります。今回は企業経営理論です。多くの人がまず初めに勉強する科目でしょうか。この経営は過去問を解いて『これは日本語なのか?』と感じる人が大勢いるのではないでしょうか。自分もそうでした。
スピ門から過去問に勉強を移行して驚愕く、このレベルの違いは何なんだ・・・
7代目のたきも同じように感じたみたいですね

この科目にどう取り組むべきか。
診断士になるのであれば、この科目を得意にしたいところですが、あまり高得点は望めない科目でもあるので悩ましい限りです。

 

それでは本題のデータ分析に入って行きたいと思います。

まずはこのデータ分析の意義の確認から。

このデータ分析の意義はどこが勝負の分かれ目になるかを把握し、重点的に対策を立てる論点を決めること。

データ分析に入る前に、科目設置の目的を確認しようと思います。

□ 企業経営理論 科目設置の目的□

・企業経営において、資金面以外の経営に関する基本的な理論を習得することは、経営に関する現状分析及び 問題解決、新たな事業への展開等に関する助言を行うにあたり、必要不可欠な知識である。
・また、近年、技術 と経営の双方を理解し、高い技術力を経済的価値に転換する技術経営(MOT)の重要性が高まっており、こう した知識についても充分な理解が必要である。
・このため、経営戦略論、組織論、マーケティング論といった企 業経営に関する知識について判定する。

財務の視点以外からの経営分析が必要であると言っている。経営資源のカネ以外である、ヒト・モノ・情報について学習するのが企業経営理論。
その中で技術経営は重要な論点に位置づけられています。試験委員の先生は中小企業は下町ロケットのような町工場のイメージなんですかね。
次からはデータ分析に入っていきます。

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■データ分析■

まずは、科目合格率と平均点の推移を確認します。

経営推移

(データ出典:中小企業診断協会・TAC )

年度別の難易度の変化も確認します。

経営年度別難易度

(データ出典:TAC )

過去6年は平均点が50点台で推移しています。安定している半面、高得点も期待できないと言えるでしょう。
毎年、ABCランクがバランスよく出題されていることで、この安定した平均点に収まっています。
この傾向から企業経営理論は、大成功も大失敗もない科目と言えます。

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■分野別出題頻度・ランク分析■

次は、経営戦略・組織・人事労務・マーケティングに分けて分野別の難易度を確認します。

経営分野別難易度

(データ出典:TAC )

経営戦略とマーケティングの出題が多く、また難易度も比較的低くなっています。
組織・人事労務は出題が少なく、難易度が高い。この傾向は過去から変わっていません。
特に、人事労務に関してはAランク問題が1つもない状況です。
この分野は社労士資格として単独で成立するほど奥が深くなていて、事前の対策が難しいです。
二次試験にも関係なく、出題されても4マーク約10点と割り切って捨てることも作戦の1つです。

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■ 論点別の詳細分析■

過去問を論点別難易度をまとめました。

 経営戦略  組織・人事労務  マーケティング
・経営概論
★成長戦略
★★競争戦略
★技術経営と外部連携
・ガバナンス他
★組織構造論
★組織行動論
・人的資源管理
・労働関連法規
・マーケティング概論と戦略
★マーケティングリサーチ
★★4P戦略
・関係性マーケティング

経営論点別

(データ出典:TAC )

【経営戦略】

経営戦略の知識は二次試験の土台。
一次試験の問題を解きながら、きっちり基礎固めすること。ここがおぼつかないと与件文の理解・分析が厳しくなります。
最多出題が技術経営と外部連携。目的条文に掲載された論点だけあって一番多くなっています。
競争戦略が次に多い、成長戦略と合わせて、きっちり覚えて理解しましょう。
この競争戦略で重要な人物がポーター先生。
ポーター先生から試験合格への差別化戦略を学ぶ。さらに余力があれば、どう二次試験でどう活用するのか検討しておきましょう。経営はいろんな外国人の先生が登場するので、顔を見てイメージで覚えましょう。

また、平成26年の事例ⅡではPPMの知識が直接問われることもあるので、知識が曖昧だと厳しい結果になってしまうかもしれません。二次試験で5フォースに当てはめて状況を分析しなさいなどの知識問題が出題されてもおかしくはないのかなと思います。

【組織】

組織の論点としては組織構造論と組織行動論の2つ。
しかし、組織は難しい。
一次試験で正解できることも重要だが、正解できるだけでなく知識をきっちり理解する必要があります。

組織構造論は事例Ⅰで必須な知識です。
チャンドラー先生の『組織は戦略に従う』はニ次試験でも良く使います。
個人的に好きな先生はバーナード先生です。
共通目的・貢献意欲・コミュニケーションの経営組織の成立条件は深いですよね。

組織行動論のモチベーション理論は外人顔シリーズの見せ場。とにかく顔と名前とセットで覚える。
そして、Joan Woodwardの考えに想いを馳せましょう。

【マーケティング】

マーケティングはやっぱり4P戦略。製品・価格・チャネル・販促の4つが重要。
製品はさらにブランド等の細かい論点に分かれるため、深堀が必要です。
この知識は事例Ⅱのマーケティング戦略の切り口として活用します。
特に去年の平成27年の問題ではしつこく聞かれた論点です。

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■ 今年の試験の難易度など■

この科目は難化も易化もしないと思います。
例年と同じように50点後半の平均点に落ち着くことになるでしょう。
その安定した難しさをどう乗り越えるか。

その答えは過去問の中にあると思います。
この科目は単なる知識の暗記や理解だけでは得点しにくく、試験問題に応じた対策が必要になります。

・どの論点が問われているのか気づくセンス
・そのセンスを裏づけする知識
・どのようにひっかけてくると間違えるのかの作問者視点

これらの切り口で過去問分析してみてはどうでしょうか。
8月6日、知識から逃げなかったその先にあるものが何か自分で確かめてみましょう。

では、まとめ。

・今年も変化なく低位安定得点が予想できる。
・ポーター先生から差別化戦略を学び試験に活用する。
・組織論は顔とセットでイメージで覚える。
・マーケティングは4P戦略。
・知識から逃げない。センスを知識で裏づけ。

byこば

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こんにちは、マイスターです。
もう間もなく6月ですね。思い返すと1年前、この時期は必死で仕事を早く終わらせて、必死で学習計画を守れるように勉強をしていた気がします。

 

ちなみに診断士試験の勉強を始めたころ、私は業種もサービス・情報系でまたということもあり、診断士試験の勉強を始める前の段階では、一切「強み」と認識できる科目がありませんでした。

-情報は大の苦手
-財務会計も自信ない
-経済学は勉強したことない
-もちろん法務もやったことない
-運営管理に関してはかなり遠い世界・・・
-中小企業経営・政策に関しては全く未知数(とにかく暗記は苦手) 

こんな状態だったので、一番自分から”遠くない”「企業経営理論」で頑張るしかなかったのです。幸い、企業経営理論だったらまだ「イメージができる」という領域でしたので。(たぶん同じような感覚を持っていた方は多いと思います)

 

 

■簡単ではない企業経営理論

受験生全員が経営コンサルタントの国家資格を目指して勉強をしている訳ですので、企業経営理論はおそらく全員が少なくとも「興味ある」科目だと思いますし、「苦手」という認識を持っている方も他の科目に比べれば少ないと思っています。それに、やっぱり経営コンサルタントを目指すうえで、純粋に「企業経営理論」が得意な人になりたいですよね。(私は少なくともそうでした)

 

そんな受験生の淡い期待が集まっている科目なのにもかかわらず、一方で「意外と点数が取れない」こととしても知られています。

 

私の個人的な分析によると、その原因は大きく2つあると思っており、

 

■原因1、初見問題(Cランク論点)が出てくる

戦略論にしても、組織マーケティング論にしても新しい論点が毎年出題されます。ただ、おそらくみんなできません。
労働法規も同じ論点は繰り返し出てきませんので点数を拾うのはなかなか難しい。まずは「できない問題はできなくても気にしない」ことも必要だと思います。 

 

■原因2、やたらと難解な設問文と迷わす選択肢

こっちの方が問題ですね。とかく戦略、組織論についてはどの問題をとってもやたらと変化球のある表現で出題がされます。そのため、「きちんとした知識」「設問文をきちんと読み解くこと」が重要になります。
正直、ここが企業経営理論でよい点数を取るための分かれ道といっても過言ではないかと思っています。 

 

例えば、以下はH24の 第6問です。

 

問題文:企業は自社の業界における相対的な地位を踏まえ競争戦略を展開することが重要である。そのような競争戦略に関する記述として、最も適切なものはどれか。

選択肢;

ア チャレンジャーは、リーダーの高い技術力が生み出した差別化された製品と同質な製品を販売し、リーダーの差別化効果を無効にすることをねらうべきである。

イ ニッチャーは特定の市場セグメントで独自性を発揮できる戦略を遂行して、強い市場支配力をねらうことが基本戦略になる。

ウ フォロワーは特定市場でリーダーの製品を模倣しつつ、非価格競争によって収益を上げることが基本戦略である

エ ライバル企業に比べて技術力や生産能力に劣るニッチャーの場合、価格競争に重点をおいた販売戦略を幅広い市場で展開することが重要になる

オ リーダーは周辺の需要を拡大することによって、売上の増加や市場シェアの拡大を図ることができるが、その反面で新製品の投入を遅らせてしまうことになる

 

これは基本問題なので、絶対取りたいAランク論点ですがしっかり設問文・選択肢ともに捻りが加えてあります。

ご参考までにこの設問に対して私が実際に試験会場でたどったのは以下の思考プロセスでした。、 

————————————————————————————————————————————————————————————————————

まずア、ウ、エは市場地位別戦略から見ておかしい。この3つは外しだな。

 

問題は”イ”と”オ”だ。


うーん、

イは「強い市場支配力」という言葉が”広い市場”を指しているように感じるなぁ。狭い市場を狙うニッチャー戦略とかみ合っていないんじゃないか?

オは「新製品の投入を遅らせてしまう」というのはイノベーションのジレンマのことかな。”確かに高いシェアを持つ企業には起こりがち”だけど。。。アレ、なんか論点が交ざってないか?

 

うーん、悩ましい。でもオの「新製品の投入を送らせてしまうことになる」というのは、”そうとは言い切れない” よな~。。。

となると、イが最も適切かな。

 ———————————————————————————————————————————————————————————————————–

こんな思考プロセスをたどって、私は”イ”の表現を怪しみながらも最終的に”イ”を選びました。

結果この問題に関しては合っていたのでよかったですが、本当に企業経営理論はこんな「確信が持てない」問題ばっかり出てくる印象です。

 

 

■どう対策を行うか?

上記も踏まえ、企業経営理論の対策で一番大切なのは、

テキストの内容をきちんと押さえること」

「設問文と選択肢をしっかり読むこと」 そして、

「正誤の判断基準を持つこと」だと思います。

 

特にこの「判断基準を持つ」という点ですが、2択に絞り込まれた選択肢を眺めて

・「適切っぽい選択肢(実際は不適切)」と、「より適切な選択肢(もっとも適切な選択肢)」
・「そうとは言い切れない選択肢(不正解)」と「 そうとも言える選択肢(正解)」

 

みたいな微妙な点を見分けて、確信を持ってマークするための自分なりの判断目線を持つ必要があります。

 

 

この辺を身に着けるには、たくさんの過去問に触れて、やりきることも大切になってきます。また、私のお勧めのとしては今までの記事と全然別のことを言うようですが、「戦略」と「マーケ」にのみ関していえば、色々ネットとかで経営用語調べてみたりするのも有効だと思いました。

 

メリットとしては、

・原因1への対策になる。
Cランクの補足論点も読むだけで頭に入る (基本的に企業経営理論の論点は読んだらイメージできるものが多いので)

・原因2への対策になる
経営用語の定義は1つではないので、テキスト以外の他の表現で経営用語を理解する機会になる (これは実際の本試験での選択肢の正誤判断に利いてきます)

・2次試験にも、仕事にも使える

といった所でしょうか。「経営用語」みたいなサイトは世の中に溢れていますし、アプリもありますよね。私はコンサルタントの方が書いているもの、またビジネススクールだしている携帯アプリの経営用語みたいなものを眺めたりしていました。人それぞれで取り上げているトピックや表現が違うので、見ておいてもいいと思います。(特に直前期は根詰まってくるので、気分転換としてもいいと思います)   ※ただ、組織論は結構深いので入り込みすぎるのは避けるのが無難でしょう。

 

 

 

・がんばって過去問をたくさんやると、「正誤判断」を正しく見分けるための知識と判断基準が身についてくる

・お勧めは気分転換にいろいろ経営用語を調べてみること 

 

この辺が企業経営理論を得意科目にしてから試験に臨むために今日お伝えしたかったことになります。
そろそろ過去問反復も最終段階かもしれませんが、もう1回転、2回転、頑張って時間を創出してできるといいですね。

 

それでは、今日も1日コツコツと。

マイスターでした。



katsuです。

先日の道場セミナーにご参加いただいたみなさま本当にありがとうございました。

そのセミナーの懇親会で・・・・

企業経営理論の点数が伸び悩んでいる

というお話をお聞きしました。

その原因は何か?と考えたとき、私がまず思い浮かんだことは 「問題文を読み解く力」 が足りていない可能性でした。

その方は上級生で「知識」のインプットは足りているように思えました。それでもなお点数が伸びないのは、企業経営理論という科目における文章の難解さにあるのではないのでしょうか。

企業経営理論は国語の問題化しているなんてことも聞いたことがあります。

私は本番の難易度に一番近い過去問が文章が難解な企業経営理論の「問題文を読み解く力」をつけるのには最適だと思います。

今回は企業経営理論における過去問の活用に関して過去記事も交えながら紹介していきたいと思います。

 

◆過去問の基本的な使い方◆

まずは、企業経営理論に関わらず、過去問の基本的な利用の方法に関してですが、この記事■初学者向け:過去問の回し方の部分を参考にしていただくのがよいのかなと思います。

これに私のオススメを付け加えておくと・・・

  • 論点別に解いていく
  • ・企業経営理論はD・Eランク問題でもチャレンジしてみる

といったところでしょうか。

年度別でなく論点別に解いていくということで「各論点がどんな聞かれ方」をしているかを研究できるためです。本試験で「その問題がどの論点の問題なのか」を素早く判断できるようになり知識を引き出すスピードが強化できると思います。

もちろん直前期に本試験レベルを体感するという意味では年度別に時間を測って解くというのもよいと思うし、目的に応じて使い方は工夫していってもらいたいと思います。

企業経営理論のD・Eランク問題をチャレンジする意図は、こういった問題に難解な文章が多く、「問題文を読み解く力」をつけるのに有効な問題だといえるからです。

ただし、労働関連法規に関するところはD・Eランクは詳細な知識問題のため、私は無視してよいところだと思います。

 

◆鶏ガラ学習法 × 過去問題集◆

道場で提唱されている鶏ガラ学習法

過去問題集をただただ自分の知識が正しいのかをチェックするだけにとどまらず、設問文・選択肢・解説を骨までしゃぶり尽くし、インプットした知識を体系化して「自分の知識」とすることで、本番で必要な実践的な知識体得していくことが可能となると思います。

特に以下のこの部分は、過去問題集を解くときにぜひ意識して行っていただきたいと思います。(以下、鶏ガラ学習法の記事より引用)

  •  選択肢のどこが誤りだったのか(知識の確認)
  •  どのようになっていたら正答だったのか(選択肢の作成・修正イメージ)
  •  より難しくするとしたらどんな問題になるか、他に問われそうな類似論点はないか(設問そのものの作成イメージ)
  •  解説にはどのようなことが書いていると推測されるか(自分で自分に説明)

過去問題集を使いこの学習法を論点別に実践していくことで各論点の知識が深まり、また本試験での問題の出され方がわかってくると思います。

例えば、平成23年第7問-設問2(エ)で「規模の経済」が正しいところを「範囲の経済」にしているので×となるという問題が出題されていました。

私は昨年の試験のとき、第1問(ウ)の選択肢中に「規模の経済」という言葉を見たときに、「範囲の経済」と「規模の経済」はしっかり区別した方が良いという意識があったため、かなり読みにくい選択肢でしたが、「規模の経済」が「範囲の経済」の誤りでないか?ポイントを絞って読むことができたため、文章の意味がすんなり理解できました。

過去問題集は、「最後の段階で使う問題集」のような意識があることにこないだのセミナーで私は感じました。企業経営理論に関しては、暗記事項が多くないため、私は講義のインプットのみで過去問題集をガンガン使っていました。企業経営理論では、まさにこの記事のとおり傷つくのを恐れずに、早いうちからどんどん活用していって欲しいと思います。

 

◆選択肢を骨の髄まで・・・◆

企業経営理論においては「問題文を読み解く力」をつけるために、

過去問の正誤判定へのプロセスだけではなく、難解である選択肢一文一文に焦点をあてて「その選択肢の文章が何を言わんとしているのか」説明できるか試してみるという方法をオススメします。

専門用語は用いなくて構いません。診断士の勉強をしていない人にも教えられるようにわかりやすく説明するのが良いと思います。私は次のようなことを心がけて自分へ説明していました。

・長い選択肢は短く要約してみる。

・難解な言葉を簡単な言葉へ置き換えて説明してみる。

・抽象的なことを具体化してみる。

を用いて説明してみる。

このようなことを選択肢一つ一つやっていくには結構時間がかかります。しかし、本番の限られた時間の中で難解な文章を読み解いていく力をつけるには、まだ時間のあるうちから過去問を使って取り組んでおいたほうが良いかと思います。

まだ過去問に全く触れていない方は、まずは一回解いてみてよくわからなかった選択肢をチェックしておいて、そこを重点的にやってみるのも良いでしょう。

また、かなり難解な選択肢もあるため、調べたりしてもうまく説明できないと感じた選択肢に関しては講師などへ質問してみてください。

企業経営理論は「経済学」「財務・会計」という受験生が苦手といわれる二科目のあとの午後に控えています。脅しではないですが、かなりの疲労の中、難解な文章を読まねばならないということは心に留めておいてください。

 

それでは、また。

by katsu



こんにちはJCです。
今日、語りたいことはダブルループの高次学習。

でも、それを教科書的に説明するのでは芸がないと思うので、「組織文化を学習する過程」を例にして考えてみましょう。

組織文化って、普段の会社勤めではあんまり意識しないかもしれないけれど、実はすごく大事なことだよね。

組織文化という言い方をしてしまうと、なんとなく自分からとても遠いものに思えちゃうかもしれませんね。

もっと身近な例で考えてみましょう。

◆あなたが所属している組織◆
あなたの会社と他の会社の文化は一緒ですか?
これは転職経験がないとわからない。
それでは別の質問。
あなたが所属している課と隣の課の雰囲気は同一ですか?

多分そんなことは絶対にありえない

課長のリーダーシップの発揮の仕方によっても異なるし、
課のメンバーの中にいる、リーダー的存在の方の動き方によっても異なる。
リーダーらしいリーダーがいない課もあり、その場合には課長が頑張ることをしなければ一体感の醸成はなかなか難しく、個人個人ばらばらという雰囲気を醸し出している。

こういうのって、どこの会社にでも、普通に転がっている多様性じゃないでしょうか?

◆すこし整理してみると◆
◎組織文化:メンバーの間で共有された価値や信念や行動パターン等の習慣、もろもろの集合体
◎強い組織文化の形成要因
1)物理的な接近
2)メンバーの同質性
3)相互依存(協力)体制の構築
4)コミュニケーションネットワークの発達
5)帰属意識の高揚

あ”-わかりにく。

◆自分の言葉に翻訳する◆
◎組織文化:みんながわかってるルール、目標、ビジョン、ありたい姿
◎強い組織文化の形成要因
1)おしゃべりできる距離の近さ
2)みんなが共有する一つの目標
3)体調悪いなら、僕が頑張るよの一言
4)3)の一言がさらっと言える雰囲気を作る
5)だって、「仲間じゃないか」とさらっと言える雰囲気を作る

僕は学習するときにいつもこんなふうに自分の言葉に翻訳していました。なんでそんなことしてるのかというと…
テキストに載っているこむずかしい言葉をひとつひとつ暗記することは、間違いのない記憶が形成されるけど、
考えていないのでそこから少しでもはみ出した問題には対応できない。僕はこれがシングルループの学習なんだろうと思っています。
ところが、「あ”-、わかりにくい!」という危機に直面した時に、既存の枠組みをそのまま受け入れるのではなく
自分で「考えて」明確な理解ができる行動をとりました。これがダブルループなんだろうと思います。

◆目からうろこ◆
自分が危機に瀕している時、違うことばでいうと
仕事の場合には、経験したことのないトラブルの解決や
学習の場合には、理解しにくいことを別の観点から
理解して解決を図っている時、
目からうろこ」が落ちるような明確な解決法が見つかることってよくありますよね。
この時の僕らの行動を仕事を例に考えてみましょう。

やったことのない事象が発生して、自分に解決手段の発見を求められたとき、僕らはその事象を具体化したり、抽象化したり、いろんな観点から観察してこれまでやったことのある事象との共通点や相違点を探します。
相違点は何が異なっていて、どこを押さえれば共通化できるのか?
その事象を論理的に道筋をつけて考えた結果で、出てきた解決方法を「AはBだからCという結論になり、Dという解決方法が選択できる」と明確に説明できるようになっているはずです。
その時に解決にたどり着いたみなさんは、なんだかとっても嬉しいような達成感のような
気持ちよさを感じているのではないでしょうか。

◆ダブルループの満足感◆
診断士に限らずですが、「勉強していて楽しい」と感じる人が少なからずいます。
僕も受験時代はそうでした。
勉強がつらいとか、モチベーションがあがらないという人は、
考えて理解できた気持ちよさを早い段階で体験しましょう。

モチベーションの維持にはこのダブルループで気持ちいいという体験を積み重ねてゆくことこそ重要じゃないかと思っています。
今、なんとなくモチベーションが上がらない・なんとはない焦燥感にかれらているという方はぜひ、一度「あっ、わかった!なるほど、気持ちい~い」と実感するまでひとつの論点を学習してみてください。きっと、その後はみなさんひとりひとりが、自分独自のモチベーションの上げ方がわかってくると思いますよ♪

by JC



こんにちは。ZonEです。

今週は「怒涛の7週間」の第1弾「企業経営理論Week」…ということで、

といった内容で、企業経営理論に関する学習法や試験対策をお届けしてまいりました。

日曜日の今日は、企業経営理論について、簡単にまとめておきたいと思います。

 
このように、「怒涛の7週間」の期間中は、毎週1科目ずつ

  • 月曜日:該当科目の傾向をデータ分析
  • 火~土曜日:メンバが1人ずつ該当科目の学習法などについてアドバイス
  • 日曜日:該当科目の学習法などについて簡単なまとめ+α

といった流れで、各科目の学習法や試験対策について、じっくりと取り組んでいく予定です。

 
■まとめ■ 企業経営理論への取り組み方

それでは、この1週間に5人のメンバが企業経営理論について語ったことを簡単にまとめたいと思います。

まず、ハカセのデータ分析から

  1. 企業経営理論は難しい科目とは言えない
  2. 各分野の中では、マーケティングが一番正答率が高い

などの傾向が見受けられました。

1については、診断士を受験しようという気持ちを持っている方々が

  • 企業と経営というテーマに対して興味を持っている
  • 志すくらいだから、もともと好き
  • 自分の仕事の中、生活の中で実例を見つけやすい

などが大きく作用していると考えられます。

そんな取り組みやすい企業経営理論ではありますが、2次試験に直結した内容を多く含む科目ですので、

  • 表面的な知識としてではなく、実例などを通して「腑に落ちて身に付く」まで深く理解する
  • 暗記科目ではないが、2次試験でも使えるフレームワークや切り口を記憶しておく
  • 自分から知識の引き出しを開けられるように記憶を能動的に呼び出すための訓練をしておく

など、今から2次を意識した学習を心がけておくと、ライバルと差がつきます。
余力のある方は、ぜひ実践していただきたいと思います。

また、2から問題を解く順番を考えると、「後半のマーケティングから解く」のが望ましいことが分かります。
具体的にはハカセの図にもあった

といった順番ですね。この順番に解くことで、

  • 食後の午後一に眠くならないために、サクサク解ける問題から解いて、弾み/勢いをつける
  • 試験中に、経過時間と解いた問題数の関係を把握した際に安心でき、焦らずに済む

という効果も期待できますね。

 
次に、分野別に意識すべき項目を簡単にまとめておきましょう。

経営戦略は2次試験の事例1~4全てに絡む分野ですので、概念的な用語を身近な実社会上の例とリンクさせて深く理解しましょう。そのための方法として、

  • 自社の経営理念/経営ビジョン、企業戦略/事業戦略はどのようなものか調べて考察してみる。
  • 自社製品をPPMにあてはめてみて、問題点などについて考察する。
  • 競合と比較し、自社が展開している製品やサービスの位置づけと、その市場に対する競争戦略について考察してみる。

など、自社を例に様々な用語について考えてみたり、

  • 自分が高ロイヤリティを感じている製品やサービスを提供している企業のHPをチェックして、企業理念などを調べてみる。
  • 自分の興味のある製品分野について、製品/メーカのポジショニング分析をしてみる。
  • ニュースで話題になっているM&Aについて手法を調べてみたり、何故買収をしたのか?や自分が経営者ならどのようにシナジーを発揮していくか?…等を検討してみる。
  • 凄いと思う製品やサービスの競争優位性について分析してみる。
  • ネットワーク外部性で急激にシェアを伸ばしてデファクトスタンダードになった実例を探してみる。
  • 電気自動車でイノベーションのジレンマを説明してみる。

など、学習した用語を世の中の有名企業とリンクさせて理解してみてください。

 
組織論では、

  • 診断協会が発表する「一次試験案内」の出題範囲に具体的に掲載されている理論は、必ず覚える
  • 考える問題では、基礎知識を武器に頭をフル回転させ、国語の問題として処理する
  • 知識問題では、知っていなければいけない知識で選択肢を絞り、正答率を上げる。知らなくてもいい知識の深追いはしない

といったことを意識して学習を進めてみてください。

また、人的管理・労働法規では、費用対効果を考えてください。時には、捨てる勇気も必要な分野ですよね。

 
データ分析でも明らかになった、多くの受験生が最も取り組みやすいと感じているマーケティング。
では、ナゼ取り組みやすいと感じるのでしょうか?

それは、「マーケティング」なんて仰々しく改まって学習しなくても、身の回りのコンビニの様子や、新製品のCMなどの動向を通して、自然とマーケティングの考え方が身についているからです。

とはいえ、安定して得点を重ねるためには、耳慣れない用語などは、きちんと覚えておく必要がありますよね。

  • トヨタを例にブランドの機能についてまとめてみる
  • エステCM、マニュアル化、DVD講義、サービスタイムなどを例にサービスマーケティングの無形性、非均一性、不可分性、非貯蔵性と需要の変動性について理解する
  • 自分がナゼあの店で購入するのか…を通して、関係性マーケティングの本質を理解する

など、学習したマーケティング用語に身近な例を当てはめてみると、苦労せず記憶に定着することができると思います。また、

  • コトラーの4つのブランド戦略は「ラブマシーン(イン拡張・ランド拡張・ルチブランド・ブランド)」
  • 市場細分化の要件は「ソーセイジ(定可能性・近(=到達)可能性・持可能性・行可能性)」

など、語呂合わせも有効ですね。

 
最後に試験対策として、企業経営理論ならではの

  • 分かりにくい言い回し 対策
  • 労働関連法規 対策

について言及しました。

また、企業経営理論に限った話ではありませんが、今後はアウトプット中心の学習にシフトしていきますので、これからは過去問がバイブルになります。

特に企業経営理論では、同じテーマの問題が、表現を変えて、繰り返し出題されているので過去問への取り組みが非常に重要になります。

合格を確実なものにするためにも、A・Bランクの問題だけでなく、Cランクの問題とも上手に付き合っていきましょう

 
■+α■ 言い足りないことを寄せ書きコーナー

[JC]

みんなが力説していることですが、企業経営理論は1次だけじゃなく、2次にもとっても重要な科目です。ぜひ暗記に頼らず、理解を進めてください。理解することによって2次にも対応できる力がついてくると思いますよ。ハカセの言っている国語の問題というのも同感です。設問文の深い読み取り(それも短時間での)を繰り返すことは2次にも直結する勉強です。ぜひぜひ企業経営理論を得意分野にするように、しっかり取り組んでくださいね。

[ふうじん]

 皆が言うとおり、「企業経営理論」「運営管理」の2科目の知識は2次直結。
ここで講師の名セリフを引用。
「一次試験では知識が敵。二次試験はその敵(知識)が味方になる」
試験直前期の緊張を活かし、この2科目は隅から隅まで貪欲に知識を詰め込みましょう。この知識量が2次合否を分ける点差を作ります。

[ハカセ]

「組織論は国語の問題化している」という内容でエントリーを書きましたが、うっかり、「で、どうすればいいか」を書くのを忘れていましたので、後日加筆しました。結論は「そのためにはアウトプット!」です。改訂版を読んでいない方、是非もう一度ボクのエントリーを読んでくださいね!
僕の場合、正直、企業経営理論の勉強なんて殆どしませんでした。テキストは予習と講義で読んだだけ。組織論の分かりにくい論点だけは何度も読み返しましたが、企業戦略とマーケは殆どテキストに戻ることはありませんでした。
そのかわり、ひたすらアウトプットです。「スピード問題集」、「答練」、「過去問」、「模試」を、何度も何度も解きました。特に「完成答練」と「模試」は擦り切れほど解きました。「こねくり回した問題文・選択肢」から、出題者の真の意図を見つけ出すのは、これらのアウトプットを通してこそ可能になるのだと思います。人間、設問文を読んでいる時に、「きっとこういうことが言いたいんだろうな」と想像しながら読むのが常です。そういう「予見」を極力排除し、フラットな状態で問題文を読む訓練 をする必要があります。
そのためには、アウトプット、これしかありません。また、この科目は「過去問」の重要度が高い科目であるとも思います。過去問を重点的にやりましょう。頑張ってください!

[アックル]

本日は実務実習に行ってきましたが、やはり企業経営理論は重要だ!と実感しました。診断先の企業の事業環境分析(SWOT分析)、コアコンピタンス分析、マーケティングの4P、プロダクトライフサイクル、差別化戦略等々「企業経営理論」知識のフル活用でした。受験生の皆さんが今学習している内容は、資格取得後に大いに役立ちます!中小企業の社長さん達を助けるための武器になります!そう考えて勉強するとやる気が高まると思います!頑張ってください!!

[ZonE]

繰り返しになりますが、(1次・2次を通して)診断士試験に合格する上でも、また(資格取得後)診断士として活躍する上でも、企業経営理論は非常な大切な科目です。一生使える知識として、無意識でも知識の引き出しを開けられるようになるまで、深~く理解して、血肉としてください。頑張ってください!!

 
さて、明日からは「財務・会計」編に突入です。

7週連続で薄れかけた記憶を呼び起こすのは大変だと思いますが、強固な橋げたを構築してきた読者の皆さんなら大丈夫 happy02good

合格を左右すると言っても過言ではないこの大切な「怒涛の7週間」を力いっぱい走り抜けましょ~!!



 

こんばんはJCです。ハカセ月曜日にデータ分析してくれているように、診断士を受験する皆さんにとって、企業経営理論という科目は科目合格率も高いくて、比較的点数がとりやすい科目なのではないでしょうか。これは診断士を受験しようという気持ちを持っている方々が①企業と経営というテーマに対して興味を持っている。②志すくらいだから、もともと好き。③自分の仕事の中、生活の中で実例を見つけやすい!ということも大きく作用しているのではないでしょうか。単なる丸暗記に頼るのではなく、ZonEも言っているように自分で自分の腹に入る実例を考えてみる。これにより、理解の度合いが大きく深まると思います。なので、けして簡単な科目とは思いませんが、深い理解を心がけて、安定して点数がとれる科目に育ててゆきましょうね。

◆ブランドの機能◆
ブランドの機能には①出所表示②品質表示③宣伝広告④資産価値の機能があるとされています。というとなんかしちめんどくさい気がしますが、身近な実例で考えてみましょう。
アメリカでのリコール問題等で多少の動揺はあったかもしれませんが、やっぱりトヨタはいい車だと思います。
出所表示機能:トヨタに限らずですが、車の前面にはトヨタのマーク(エンブレム)がつけられています。「トヨタなんだ」と気付かせてくれる。
品質表示機能:「トヨタだから大丈夫」品質の良い車だと思わせる、米国の意図的にも感じられる攻撃はここを崩すことを狙っているようにも思えます。
広告宣伝機能:走っている車をみて「あっ、プリウス」と気づくことは、それ自体が宣伝広告です。
資産価値機能:「プリウス、いいな。えっ!?買ったの?すごーい!」と言われること、言われたいと思うのはそこに資産価値を感じているから。

◆コトラーの4つのブランド戦略◆
マーケティングを勉強しているとフィリップコトラーの名前はいろんなところで出てきますよね。4つのブランド戦略というのもありました。downwardleftこんなやつ。

イン拡張:ガリガリ君ソーダ味からチョコチョコチップまでの幅広い拡張やうす塩でブランド化したポテチのコンソメパンチなどの次々に出る味違い
ランド拡張:YAMAHAは楽器生産で得た良いブランドイメージをスキーやボートなどの趣味全般に拡大
ルチブランド:すかいらーくのHPを見るとガスト・バーミヤン・夢庵・藍屋などなど・・・どれにする?って全部結局すかいらーくじゃん。
ブランド:レクサスの評判がすごく良いのでトヨタから切り離して独自のブランド化を進めている。

ところでオフ会の直前に時間があったので、この記事の骨子をまとめていたら、次の会話。
ハカセ「あー、ラブマシーンね」
JC「へっ!?モー娘?」
そうなんです。上の図の赤字をつなげると「ラブマ新」…うーんそんな覚え方があったのか。
昨日の記事でもハカセが紹介してくれていますね。

◆サービスマーケティング◆
世の中にはサービス業って多いですよね。サービス業の特徴はサービスという形のないものを商品とすることが特徴ですよね。サービスは形・実体がないのですが、サービスのむずかしい性格に対する対策は案外身近によくある実例が探せるものばかりです。
無形性(形がない):エステのCMで ぽちゃっとしたBeforeとエステ後のスリムなAfterの比較で可視化(見える化)する。
非均一性(品質が一定でない):マニュアルの整備で誰がやっても同じサービスを提供できるように教育する。
不可分性(サービスの生産と消費が同時で分けられない):教室講義をDVD化する。1対1の家庭教師を、教室講義にする。
非貯蔵性と需要の変動性(需要がぶれるが在庫できない):
  a)需要管理:Happy Hourはビールが安い…非ピークの需要を活性化 
  b)供給管理:混んでるランチタイムにはパートさん増員。
企業経営理論に限らずどの科目もではありますが、ご自身の仕事とか生活の中で具体的な例を思い浮かべると理解が進みますよ。

◆関係性マーケティング◆
関係性マーケティングは2次試験にも重要なテーマになっていると思います。大きなスーパーは便利ですよね。行けば商品がならんでるし。では小さいお店は絶対に勝てないものなんでしょうか?そんなことはありませんよね。小さなお店でもこだわりの商品ラインナップがあったり、店主が商品にものすごく詳しくていろんな情報を教えてくれたり、お店のお客様同士が仲良くなれるようにお店自体がコミュニティになってたりと、お客としての僕らのお店選びはいろんな要素に魅かれています。関係性マーケティングとはそのようなお客様とお店の関係を良好に増幅してゆくことを目指そうというものです。新規開拓で来客数を上げることも大切ですが、固定客・常連客を大事に維持してゆくこと、あるいは常連客に育ててゆくことはより一層大切なことだと思うのです。そのためにお店側としては、ポイントカードを作ったり、RFM分析を行ったりして、顧客の好みや買いたいものの嗜好を分析することによって、購買頻度や購買点数を増やしてもらうことで結果として売上を伸ばしてゆこうとするものです。この方法であれば、小さなお店も大規模店舗に負けない利益を上げることができるのではないか、そんな考えかたです。ざっくりでいいから、本質を理解することは2次試験でも有効な知識の積み上げになります。

◆おまけ◆
たくさんの方に法務のミニテストを喜んで頂けたのがうれしかったので、
企業経営理論①
企業経営理論②マーケ
上記で掲示しておきますね。使って頂ける方はコメント書いてくださいね。ついでに下のアイコンもぽちっとしてくださいね。皆さんの応援が僕らのモチベーションです。 では。



こんにちは。ハカセです。いよいよ今日5月6日から受験申込が開始されましたね。5月31日までですから、忘れずに申し込みましょう。

さて、今週は企業経営理論の「完成答練週間」です。道場ではそれに合わせて、一週間にわたり「ボクは企業経営理論を攻略した」をお送りしています。企業経営理論の攻略方法を、道場執筆メンバーがリレーします。

◇ 必ず「マーケティング」から解く! ◇

一般的に「取り組み易い科目」と言われている企業経営理論ですが、データ分析で指摘したとおり、マーケティングが最も取り組みやすいです。それは、「マーケティング」なんて仰々しく改まって学習しなくても、身の回りのコンビニの様子や、新製品のCMなどの動向を通して、自然とマーケティングの考え方が身についているから。確かに

  • プル戦略とプッシュ戦略
  • 認知的不協和
  • AIDMA
  • 顧客生涯価値 (LTV)

など、知らないと解けない問題も散見されますが、これらも説明されれば「あぁ、なんだ、そんなことか」と思うものばかり。逆にそこだけ覚えれば問題なし。

よって、答練・模試・本番、いずれの時も必ずマーケティングから解くことをお薦めします! 具体的には、

という順番がよろしいかと。

◇ 組織論の出題範囲 ◇

本日のお題は「組織論」です。

まず、「組織論」として出題される範囲を確認しましょう。「そんなのTACなど受験校のテキストに書いてある・・・」と考えたアナタ。考えが甘い。「組織論」とひとことで言っても、世の中には吐いて捨てるほどの「組織論」が存在します。ボクも自分の会社の「組織論」を語らせれば長いです。では、TACはどういう基準でテキストに載せる載せないの取捨選択をしたのでしょう。実は、診断協会から出題範囲が明示されているのです。

診断協会が発表する「出題範囲」は、一次試験案内 に載っています。企業経営理論は P13 から P16 ですね。

診断協会の「試験案内」にリンクします

組織論についても、一部具体的な理論名が掲載されています。これら具体的に掲載されている理論は、必ず覚えましょう。なに、そんなにたくさんありません。具体名では、「マズローの欲求段階説、ハーズバーグの2要因理論、ヴルームの期待理論」程度です。

ちなみに、ボクはこの「出題範囲」を超直前期の「単語帳」として使いました。たとえば、財務会計には「MM理論」なんてのが出てきます。聞けば「なんだ、それか」ですが、知らないとびっくりしそうですもんね。

その中で、「組織論」は、H21年度(2009年)の出題範囲「一字一句」違わず同一です。だから、特段テキスト外のことを勉強する必要はありません。・・・とはいえ、最後に「その他組織論に関する事項」って書いてあって、全ての新規範囲はここで吸収されてしまうのでしょうが。

いずれにしろ、月曜日のデータ分析で示したとおり、組織論の難易度は易化しています。

よって、恐れるに足らないはずなのですが、「組織論」と言われると身構えてしまうのは何故でしょうか・・(?_?)

◇ 組織論の「考える」問題 ◇

組織論には二つの種類があると思います。一つが「考える問題」です。それは、「ある程度の(常識的な)基礎知識に立脚し、その先は考えれば分かる(はずの)問題」ということです。この手の問題は、むしろ「国語の問題」と考えていいでしょう。平成21年(2009年)の第12問がその手の問題でした。

2009年度 第12問
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
高度な技術が複雑にかかわる現代のイノベーションにおいて、外部からイノベー
ションに必要な知識や情報を獲得することが不可欠である。しかし、イノベーショ
ンに有用な情報を、リードユーザーと呼ばれる顧客がもっている場合、そのような
情報はしばしば粘着性(stickiness)が高く、入手することが困難である。このよう
な外部からの知識や情報を理解し活用するためには、高い
吸収能力(absorptive
capacity)
が必要である。

(設問2)
文中の下線部に関して、外部からの知識や情報を理解し活用するために必要
な吸収能力を獲得するために、有効な手段として最も適切なものはどれか。

 ア 広告宣伝活動
 イ サプライチェーンマネジメント
 ウ 自社の研究開発投資
 エ 市場調査
 オ 従業員満足度の向上

この問題の難しさ(というかトリッキーさ)は、設問文だけを読んで答えを出そうとするような慌てモノは正解できない、ということです。

何が言いたいかというと、設問文では「外部からの知識や情報を理解し活用する為に必要な吸収能力を獲得するために有効な手段」という風に、あたかも一般論を聞いているような問いになっています。一般論では、「エ」を選択したくなりますよね。

でも、実際には違うのです。問題本文をよく読むと、「外部からの知識や情報」というのは、正確には「イノベーションに有用な情報」であり、それは「リードユーザーと呼ばれる顧客が持っている」というわけです。つまり、「リードユーザーと呼ばれる顧客が持っているイノベーションに有用な情報を、外部から理解・活用するために必要な吸収能力はどうやったら育成できるか」を問うているわけです。フツーの外部情報は市場調査で手に入るかもしれないけど、「リードユーザーの情報を理解し活用するために必要な吸収能力を養うのに有効な手段」となると話は別だよね、ということが言いたいようです。・・・設問文だけからは、ここまで読み取れません。

つまり、「設問文だけを読んで答えようとすると、答えが導けない。問題本文もよーく読まないといけない、そんな国語の試験でした」、というわけです。「なんだ、そんなの当たり前じゃないか」と思うかもしれませんが、本試験の緊張した状態で、ここまで読むのはナカナカ難しいことです。データ分析でも指摘しましたが、とにかく難しくしないと差別化できない、という背景もあって、この手の問題が必ず存在します。

逆に、国語の問題と化していますから、簡単な問題はムッチャ簡単です。上掲の第12問の設問1は、「は?」と思うような簡単な問題でした(各自調べてくださいね)。こういう平易な問題で変な勘違い・勘繰りを起こさず、確実に正答できることが、合格ライン達成の条件となります。

◇ 「考える問題」はアウトプットで! ◇

本試験では、

組織の三要素とは、「共通目的」、「 ① 」、「コミュニケーション」である。

なんて問題、出ませんよね。「企業経営理論」の通常難易度以上のものは「国語の問題」と化しており、知識だけでは対応できません。知識を持っているのは「当たり前」。知識があることを前提に、それをひねって出題してくるのです。

それらの「国語の問題」あるいは[文章問題」への対応は、

ひたすらアウトプット

これしかありません。「スピード問題集」、「答練」、「模試」などの問題形式のものを、ひたすら解くことです。

そして、忘れないで頂きたいのは、アウトプットをする事の最大の目的は、「正答の選択肢を見つけること」ではありません。もちろん正答を導き出すことも大事ですが、ボクは、

誤答の選択肢こそ重要

と考えています。

  • 誤答選択肢の、どの部分が誤りなのか
  • 誤答選択肢の、どの部分がどう置き換われば正答になるのか

ということを、「骨の髄までしゃぶるように」検討し尽くすのです。

そして、解答解説をしっかり読込みましょう。解答解説は、重要な論点をコンパクトにまとめてくれています。これをしっかり頭に叩き込んでおけば、類似問題が出たときにきっと役に立ちます!

◇ 組織論の「知識」問題 ◇

組織論のもう一つは「知識問題」です。これは「知っていれば正答できる、知らなければ正答できない」というもの。平成21年(2009年)の第16問がその手の問題でした。

2009年 第16問
リーダーシップに関する学説の多くは、「人間もしくは人間関係指向」と「課業指
向」という指向性の区別に言及している。このことに関する記述として最も適切な
ものはどれか。

ア アージリスは、職務拡大を通じて、課業指向的なリーダーシップを、人間関係
  指向的なリーダーシップにかえていくことができると主張した。
イ ハーシーとブランチャードは、高課業指向、高関係性指向のリーダーシップ
  が、最も説得的で生産的であると主張した。
ウ フィードラーは、低いLPCリーダーは課業指向で、高いLPCリーダーは人間
  関係指向であると主張した。
エ ブルームは、民主的・参加型リーダーシップが高い生産性を生むと主張した。

まず、ア と エ が「誤り」であることは、「知っていなければいけない」点です。アージリスは「職務拡大」、ブルームは「期待理論」なので、この二つは「秒殺」しなければなりません。つまり、「知識」でもって、四択を二択に持っていく必要があります。残る イ と ウ は、恐らく大部分の受験生が「知らない知識」です。そして、「知らなくていい知識」です。だって大部分の受験生が知らないんだから、ここで点差はつかない。(とはいえ、LECの正答率が高いので、LECテキストには載っている論点だったのかも?)

この問題のポイントは「二択まで絞ること」であって、「プラスアルファの知識が身についているかどうか試すこと」ではありません。この問題の正答率は恐らくそんなに高くないはず。でも、二択まで絞れれば、可能性が増えますよね。

◇ 人的管理・労働法規は「捨て」問題 ◇

人的管理の評価・能力開発などは、皆さん(または皆さんの会社)が常にやっている(少なくともやろうとしている)ことそのものであり、特に対策は必要ないと思います。

一方で、労働法規関係は辛いですよね ・・ (T_T)。
労働法規関連は、テキスト・答練・模試で出た論点だけをやりましょう。過去問もプライオリティ下げてもOK。ここは、「差がつかない」分野です。みんなが出来る論点(=テキスト・答練・模試で出た論点)だけは固めてくださいね(ここは出来ないと差がつきます!)。そして、それ以外はきれいさっぱり捨てると割り切りましょう。

◇ 組織論は二次でも活用 ◇

一方で、組織論は「二次試験」の重要な論点でもあります。そのため、この分野を「全部捨てる」というのは乱暴です。基礎知識はきっちり「理屈」で語れるようになっておきましょう!

◇ 組織論・まとめ ◇

相変わらず長いですね。よって、結論。

  1. 組織論は国語の問題。基礎知識を武器に頭をフル回転させよ。
    → 逆にサービス問題でチョンボをしないように!
     
  2. 「国語の問題」の対策はひたすら「アウトプット」!
    → 正答を見つけるだけじゃなく、「誤答選択肢」にこそ注目!
     
  3. 「知識問題」は、粘って二択にせよ!
    → 難しい問題はみんな同じ。必要以上に悩まない。
     
  4. 「人的管理・労働法規」は、捨て問題
    → テキストに載っている論点以外はスッパリ諦めよ。差はつかない

◇ 最後に語呂合わせ・・・ ◇

最後に、企業経営理論の語呂合わせをご紹介。

市場細分化の要件: ソーセイジ
→ 定可能性・近(=到達)可能性・持可能性・行可能性

ブランド戦略: ラブマシーン
イン拡張・ランド拡張・ルチブランド・ブランド

マズロー: せい・あん・しゃ・そん・じつ
理的・全・会的・厳・自己

味はマックのハンバーグ。
(店舗)拡大目標に! 衛生面は拡充を! (5・7・5で!)

—-*—-*—-*—-*—-*—-*—-*—-*—-*—-*—-*—-*

では、この辺で!

by ハカセ



こんばんは。ZonEです。

始まる前は長いように感じられたGWも、気付いたらもう最終日…。皆さんいかがお過ごしでしょうか?

満足&納得いく勉強ができた方も、思うように勉強が捗らなかった方も、GWより重要な怒涛の7週間を後悔無きように突っ走っていただきたいと思います。

 
2次試験を考える上でも最重要科目

本ブログを立ち上げたのは2月で、ストレート本科生/速修生のカリキュラムでは企業経営理論の講義が終わっていたので、この科目についてきちんとお話させていただくのは、今シリーズが初めて…かもしれませんね。

今さら改めてお話する議題ではないかもしれませんが、敢えて言わせていただきます。

企業経営理論は、診断士7科目中一番大切で重要視すべき科目です。

診断士試験の最大の山場は2次試験…ということは繰り返し述べてきた通りです。昨日アックルさんも書いていたように、企業経営理論の経営戦略は2次試験の事例1~4全てに絡む分野でもあります。

また、経営戦略、組織・人事、マーケティング…と試験に合格して中小企業診断士になってからも、実務の上で中核をなす知識です。

それほど重要な科目ですから、一次試験で得点を取ることが目的となるような勉強(表面的な理解や記憶)では不十分です。

企業経営理論では「理解の深さ」が重要だと私は思います。腑に落ちて身に付くまで、きちんと理解してください。

 
実例とリンクさせてで学ぶ

そこで、オススメの勉強方法が世の中の実例とリンクさせて学ぶという方法です。

基本テキストに概念として記載されている様々な用語を、身近な実社会上の例とリンクさせて、理解し自然と記憶していただきたいのです。

受験生の多くは社会人(もしくは社会人経験アリ)だと思います。まず、手始めに自社を例に様々な用語について考えてみてください。

例えば、

  • 自社の経営理念/経営ビジョン企業戦略/事業戦略はどのようなものか調べて考察してみる。
  • 自社製品をPPMにあてはめてみて、問題点などについて考察する。
  • 競合と比較し、自社が展開している製品やサービスの位置づけと、その市場に対する競争戦略について考察してみる。

など、工夫すれば色々とできるハズです。自分の会社とリンクさせて理解するだけで、概念的な知識が具体性を帯びて、ストンと腑に落ちやすくなったのではないでしょうか?

「自分の会社は小さすぎて…」という方は、世の中の有名企業とリンクさせて理解してみてください。

例えば、

  • 自分が高ロイヤリティを感じている製品やサービスを提供している企業のHPをチェックして、企業理念などを調べてみる。
  • 自分の興味のある製品分野について、製品/メーカのポジショニング分析をしてみる。
  • ニュースで話題になっているM&Aについて手法を調べてみたり、何故買収をしたのか?や自分が経営者ならどのようにシナジーを発揮していくか?…等を検討してみる。
  • 凄いと思う製品やサービスの競争優位性について分析してみる。
  • ネットワーク外部性で急激にシェアを伸ばしてデファクトスタンダードになった実例を探してみる。
  • 電気自動車でイノベーションのジレンマを説明してみる。

など、新聞やビジネス雑誌、ニュース、ビジネス番組(ガイアの夜明け、カンブリア紀、がっちりマンデー等)と絡めて理解することで、机上の知識が具体化され、理解の深さに大きな差が出るハズです。

参考記事として、過去投稿「ITサービスを有効活用して、記憶を定着させる方法」もご覧ください。

 
記憶科目ではないけれど、敢えて能動的な記憶を

企業経営理論は記憶科目では無いとはいえ、理解するだけでは不十分なのも事実です。もちろん、実例とリンクさせて理解すると、特に意識しなくても自然と記憶に定着していくとは思います。

しかし、無意識に定着する記憶は、言わば「受け身の記憶」であり、何か刺激を与えられたときに反応できる記憶でしかありません。
1次試験ではそれで十分かもしれませんが、2次試験のことまで考えると、受動的な記憶だけでは不十分で、能動的な記憶も必要だと思います。

つまり、自分から知識の引き出しを開けられるように「記憶を能動的に呼び出すための訓練」をしておくことをオススメします。

私の場合は、大きめの単語帳に

[例1]
(表)リーダー企業の4つの戦略定石
(裏)1.周辺需要拡大政策 2.同質化政策(差別化を無効)
   3.非価格対応 4.最適シェアの維持(独禁対策)

[例2]
(表)競争の3つの基本戦略(M.E.ポーター)
(裏)1.差別化 2.コストリーダシップ 
   3.集中(差別化集中、コスト集中)

[例3]
(表)コアコンピタンスの要件(3つ)
(裏)1.模倣困難性 2.市場アクセス性 3.利益貢献性

のように書き込んで暗記する…という訓練をしてました(例がベタでスミません…)。

この訓練は、無駄に感じる方もいらっしゃるとは思いますが、今振り返ると、2次試験で解答を導く過程で使えるフレームワークにもなったので、効果的であったと自負しています。

もちろん2次試験では、与件文に忠実に解答しなければならないので、フレームワークの通りに解答してもダメですが、MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)で言うところの「漏れなく」とか、設問文を読んで与件文に何が書いてあるかを予め想像しておく…といったプロセスで有効活用することができます(詳しくは、2次の学習に入った際に改めて書かせていただきます)。

 
そうは言っても、まずは目前の1次試験

…といった感じで、特に2次試験まで通して考えると企業経営理論に関する話題は尽きないのですが、まずは目前に迫った完成答練に向けて、即効性の高いアドバイスを求めている方もいらっしゃるかと思います。

1次試験に絞って考えると、特に企業経営理論では、過去問(スピ問ではなく本試験の過去問)への取り組み方がキーになります。

前回の投稿でもちょっと触れましたが、今後はインプット中心の学習からアウトプット中心の学習に切り替えるべきです。学習意識のギアチェンジにより、今後は基本テキストに立ち戻ることはほとんど無くなり、問題集がバイブルとなるハズです。

全科目に共通して言えることですが、同じ問題数を解くにしても

  • 出題領域表を上手に活用しながら、同じテーマの問題をまとめて解く
  • 誤った選択肢についても、文章のどの部分をどう直せば正しい選択肢になるのか?
  • 正しい選択肢についても、誤った選択肢に変えるとしたらどう変更するか?

などを意識することで、学習効率を上げることは可能だと思います。

特に企業経営理論は、7科目の中でも、一番過去問が大切な科目と言っても過言ではありません。

もちろん「文章の言い回しが独特だから」ということもありますが、最大の理由は、何と言っても「同じテーマの問題が、表現を変えて、繰り返し出題されているから」です。過去問を骨の髄までしゃぶりつくしましょう!!

 
あと、試験対策という観点から企業経営理論を考える上で意識していただきたいこととしては、問題を解く順番についてです。

私は、後半のマーケティングに関する問題から先に着手する方法をオススメします。

ハカセのデータ分析でも正解率の高いとされているマーケティングに関する問題を先に解いてしまうことで、

  • 食後の午後一に眠くならないために、サクサク解ける問題から解いて、弾み/勢いをつける
  • 試験中に、経過時間と解いた問題数の関係を把握した際に安心でき、焦らずに済む

などの効果が期待できます。

その他、効果のありそうな試験対策(仮説)について、ご自身でも色々と考えてみてください。

完成答練や公開模試を受ける際に、その対策(仮説)を検証して、効果が高いと感じたものを本試験で実践していただければ幸いです。

 
by ZonE



今日はGW特別3本立てエントリー。では2本目をどうぞ。

しかし昨日のハカセの記事「先行逃げ切り」は圧巻の説得力。

・完成答練期怒涛の7週間は1次各7科目に全力で集中
知識を自分のもの(血・骨)にする
・自分のものとした知識を活かし、2次合格確率を高める

え、そんな大事な話先に言ってよ!sweat01・・と思うのはごもっとも。でも私たちが昨年の今頃そこまで理論的に考えていたわけではなく、ただ何となく「先行逃げ切りが有利」と考え「目の前の目標クリアに一所懸命」でした。それを1年経ってから振り返るとこうでした、ということが実態。まずはご安心を。

とはいえ、あまりの記事の素晴らしさfujiに「よし、明日からは完成答練に向けすぐ全力投球だ!」と思った素直なあなた。それは危険(笑)。
人間の頭とは文章を自分に都合の良い方向に解釈するクセがある(らしい)から、「合格体験談」は鵜呑みにしないことが原則。思わぬ勘違いをされ、万一試験の結果が不本意なものであっても、私たちは何の手出しもできません。
では「自分の都合良い方向に解釈する」リスクを減らすため、2次対策の視点を追加して検討してみましょう。

■2次筆記は国語の試験?知識試験?■
あれ、ハカセこないだ「2次は国語の試験」って言ってたよな、と気づいた方は鋭い。で、今度は「知識が必要」?
では早速命題として検証。

<命題>
1. 2次筆記試験は国語の試験である
2. 2次筆記試験は知識の試験である

<命題1の解釈>
・2次筆記試験は国語の試験。それは問題文・与件文に基づき、作問者の意図を把握し、与件等に置かれた根拠を使って抜書き解答をすることで、部分点を積み上げ、合格ラインに達するから。
<命題2の解釈>
・2次筆記試験は知識の試験。それは作問者の意図は必ず何らかの知識に基づいているから。かつ80分という限られた時間でその意図を正しく指摘するためには、与件文を読みに行く前に、書かれている根拠をあらかじめ予想する知識が必要だから。

よって命題1、命題2はともに正。つまり2次筆記試験は知識試験であり国語の試験でもあるdash(詳しくは後日)。1次に比べ必要となる知識が格段に少ないことから誤解されがちだけど、「知識」は2次の合否を分けるポイントの一つschool
で、そこに必要な知識とはズバリ「企業経営理論」「運営管理。この重点2科目は、完成答練期・1次最直前期に全力を挙げ、スミからスミまで学習しておくと今後の2次対策に有利。たとえばそもそも「企業経営理論」の「人事・評価制度」なんて簡単過ぎて1次本試験に出題されることなんてまずありえないが、テキストにはしっかり収録。なぜ収録?それは「2次で使う知識だから」。

■1次本試験直後の2次対策スタートダッシュの重要性■
ストレート合格者の体験談には、口を揃えて「1次試験終了直後に2次対策をスタートしました」と書いてある。(あえて皮肉っぽい表現を許していただくと)それは半分真実で、半分は願望xmas

・ストレート本科生の2次対策力は2次本試験直前に急激に伸びる(詳細後日)。
・それなら、1日でも早く2次対策をスタートすれば、もっと実力が伸びるはず

ですからね。合格者のそのアドバイスは実体験に基づいた非常に的確な助言。では図で簡単にイメージ。

どこかで見たような曲線・・。そう「信頼度成長曲線(ゴンペルツ曲線)」!最も力が伸びる時期を9月・10月のいつに設定するかが、かなり合否を分ける気が・・。

ところが「2次対策のスタートダッシュ」って、そう簡単な話ではない。なぜなら「2次対策をどこから始めれば良いか見当もつかない」ことが普通だからchick
学習記録で見ると、私も確かに1次翌日の月曜日から学習始めたことになってるけど、やはり疲労があり、あまり大したことやってない。その代わり「事例直前講義」は万全の準備をして受講。(詳しくは機会改めますが)この時点で「合格する実力に届くイメージ」を描き、「本試験までの11週間にやるべきこと」のリストアップを終えています。

■2次対策の先行逃げ切り策(上級)■
もう今更「先行逃げ切りが有利」の説明は不要だけど、上記「スタートダッシュ」の他に「上級生クラスばら売り講座の受講」も選択肢。完成答練期・最直前期は1次対策最優先だから、2次対策なんてやってる時間は普通ない。だからこそ、のかなりの上級テクニックcrown

問題は、1コマ4時間(受講2.5h+最低限の復習1.5h)×(10+4コマ)=56時間を2次対策に使ってしまうこと。この時期の1時間は非常に貴重sandclock。バラ売り講義を受講する前には、必ず講師に可否相談する方が良いと思います。

以上、この時期不安になりがちな「2次対策」の視点を加えてみました。昨年講師に何度も質問重ねて得た答えなので、ほぼこの程度が準備できる上限かなと思います。そう大したことしてるわけでもないでしょ?
では不安を拭い去り、明日からの完成講義&答練に全力を挙げて臨みましょう!特に「経営」「運営」、重要ですよ!

では、本日の第3投、財務公式シリーズ・総まとめ もどうぞ。

byふうじん



今晩は、JCです。

ハカセから「質問がきたんだけど、どうお答えしようか」という相談を
受けました。相談というのは

「企業経営理論でおすすめの図書はないですか?」
というもの。
我々4人の答えは、全員同じ。

「テキストに勝る本はない」
「本を読んでいる時間はない」
⇒でも一番下におまけをつけときます。

受験勉強する前、通勤電車の中では毎日、本を読んでました。でも、学習し
始めてから2次試験が終わるまでの間、1冊の本も読めなかった。本が
ないといられない性質なので本を読まないことはさびしいんだけど、その
代わり電車の中ではテキストを熟読していました。

僕は日本で一番混むらしい私鉄沿線に住んでいるんですが、
座れない電車の中で勉強するのにはいくつかのポイントがあると
思っています。
①急行じゃなくて、各駅停車に乗る。
大阪のおばちゃんの勢で、座席の前を確保。

 荷物を網棚に載せちゃえば、片手にテキスト、片手にマーカーで線も引ける。
マーカーはPentelが出しているノック式のHandy-lineS
お気に入り。マーカーのふたをとらずにカチカチ使えるので、電車の中では
とても便利です。

色はイエローを使っていました。なぜかというと、2回目に読む時・講義の後の
帰りの復習では色を変えて使っていたから。
他の色だと強すぎて2回目、3回目のマークで文字が見えなくなっちゃうから。

僕は45分くらい電車に乗っているのですが、ものすごく集中していましたね。
そのためにふと気がつくと降りる駅を乗り過ごしてる。
酔ってもないのに乗り過ごすおやじて、僕くらいだろうな・・・。
酔ってても酔ってなくても乗り過ごしたら、やはり愕然とするものですね。(泣)

さて、おまけのコーナーです。
本なんて読んでちゃだめ、テキストを読めと書いてきたのですが、そんなこと
言ってもなんか紹介してよ、という方のためにひとつだけおすすめを考えました。
 

President 2009年10.5号 

(バックナンバーで今でも購入可能のようです

「経済学の知恵で仕事の難問を解く!」
という特集なのですが、経済学だけではなくて、組織・経営論についても 
語られていて、マズローの欲求段階説とか昨年の本試験で出たヘンリー・
ミンツバーグとかの理論、それから、もちろんケインズやドラッガー、
コトラーといった方々の考え方が1ページから1/4ページくらいで
まとめられています。
何よりいいのは、それぞれ方の顔写真が載っていること。
ちょうど2次試験が終わった頃に本屋で売られていて買い求めました。
1次試験が終わって約3ヶ月後、初めてマズローさんの顔を知った。
「会いたかったよ、マズロー!」っていう感じ。

これなら2-30分で十分読めるし、顔まで見ちゃうと記憶の定着率がすごいですよね。


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