グループ学習には、2通りある。
それは良いグループ学習と良くないグループ学習。
こんにちは、ふうじんです。
上記の某有名講師アドバイスを以前紹介しましたが、その話の続きで具体的な説明がありましたよね?
誰かがリーダーシップを取り、周囲がそれに従う学習グループは危険。なぜなら不十分な組織学習となり、組織の力が成長しない、あるいは誤った方向に進み出すから(グループシンク)。
■グループ学習考~診断士受験時■
もし今あなたが、2011年合格目標で診断士学習を開始し、かつ短期合格のために「グループ学習」も採用しようと考えているのであれば。
自分が参加しているグループ学習が、
合格に近づくグループ学習
合格から遠ざかるグループ学習
のいずれであるか、早めの時点で見極めをつけておく方がベター。
良いグループ学習には、これと言った決まりはない。内容に関わらず、結果が出る(=合格者を輩出する)グループ学習が○。
悪いグループ学習は、上述の講師アドバイス通り、明確な特徴(欠点)あり。もし今参加している学習グループが、
大人数(目安として、10人以上)
誰かしらリーダーが存在
であれば、
人数を分割し、かつリーダー(幹事役)を持ち回りにする or
その学習グループからそーっと遠ざかる
あたりの行動を改善策として提示しておきます。
■考察 ~リーダー役の功罪■
リーダー役は1人存在してくれると、確かに便利。いろんな情報を持って来たり、学習会場を用意してくれたりするし。ただしその人がもし「仕切りたがり屋」であった場合、ちょいと難あり。
マズローの欲求段階説を引き合いに出すまでもなく、人間には欲求があり、その欲求は行動を起こす動機づけ。

アブラハム・マズロー (Abraham Harold Maslow 1908-1970)
ただし欲求のうち、名誉欲・地位欲・支配欲が強い「仕切りたがり屋」さんは少々迷惑。彼のその行動は主に「他人に認められたい(=承認欲)」からであり、その結果、情報選択の幅を狭める等、組織学習を阻害する方向に作用していきます。
これを組織学習サイクル(T○C 組織論テキストより)で見れば、③迷信的学習 に該当。自分たちは正しいと思い込んで行動したけど、どうも結果がついてこない状態。
そうなる理由は明確。
情報を取り入れる幅が狭く、かつ
その情報を自分たちに都合良いように解釈している
から。
診断士受験生の多くは賢明だから、そんな事態にならないよう、対等・リング型・リーダーレスな少人数学習グループがあちこちで形成される。特定のリーダーを設けず、困ったことを互いに助け合う形。そういえばT○Cテキストの「組織文化」の節で、こう説明されていたっけ。
<強い組織文化の形成要因>
①物理的近接性
②特性・興味・関心の同質性
③相互依存関係(協力関係)
④コミュニケーション手段の発達
⑤組織文化浸透・帰属意識促進
診断士受験生にとり、①②は問題なく、⑤はいったん無関係だから、鍵は③④。つまり仲間とどんな(what)協力関係をどう(How)築くか。診断士受験とは単なる知識吸収ばかりでなく、(診断士になった際に)強い組織文化を築くための助言方法を、我が身を以て実証実験している機会でもあるわけね。
ちなみに、レビンのリーダーシップ類型論によると、
民主型リーダーシップ
独裁型リーダーシップ
放任型リーダーシップ
の3類型のうち、最も有利なのは「民主型リーダーシップ」。でも診断士受験生のグループ学習は組織のためでなく、自分のために参加するものだから、リーダーシップやリーダー自体不要。だって自分で考えず、他人に従ってばかりいたら、実力伸びないでしょ?
■グループ学習考~一発合格道場編■
さて、折角の機会なので、私達「一発合格道場」のこの1年を、「グループ学習」の視点から総括。
結論から言うと、
対等・リング型・リーダーレスなアイデア出しの場を自力で構築した
ことが、自ら誇れる成果。そしてその為には、「参考になった」「いや、違うんじゃね?」という多数のフィードバックコメントを寄せていただいたことが、重要な媒介でした(環境への作用=上記「組織学習サイクル」参照)。
そしてこの1年、「執筆者全員が対等の関係」を前提に、以下の視点で様々な試みを実施。その視点とは、
他人の考えを否定しない(否定は自分の成長を抑止するから)。
企画提案者がその実行責任を持つ
収入ゼロだけれど、その分コスト・損失リスクもゼロ
つまり「アイデアは言ったもの勝ち」「やったもの勝ち」。でもそれは個人単独の力で実行できるものではなく、「物理的に近接」「性質が同質」「相互依存関係のある」集団であったから達成できたこと。誰かをリーダーにしていたら、この環境は構築できなかった。
■一発合格道場の将来?■
さてさて、間もなく誕生1周年を迎える、この「一発合格道場」。はて2011年はどのような活動をするのか?
私も詳しく知らないので、誰か教えてくださーい。
ふとした思いつきとして、
診断士受験界のWikipedia的存在
ってのはありかな?とりあえず自分が言いたいことはもう言い尽くしたから、今後書き足すなり、まとめなおすなり、一から再構築するなり、何でもアリ。
byふうじん





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