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みなさん、こんにちは、オーケーです。

 

中小企業経営・政策の進み具合はいかがですか

 

「やたら細かい重箱の隅をつっつくような数字を覚えさせられるし、

似たような政策がいっぱい出てきて、とにかく暗記ばっかり…、

もうヤダ!

「俺は経営マネジメントの勉強をするために診断士受験するのに、なんで電車の中で単語カードを必死にめくっているんだ…」

 

 

そんな心の声が聞こえてきます。

と申しますか、昨年の自分の声でした。

 

この科目、とにかく暗記がタイヘン

興味もわかない

畢竟、学習進捗ペースダウン…。

 

多くの受験生が悩んでいることだと思います。

 

でも、僕はある気付きをきっかけに前向きにこの科目に取り組めるようになりました。

 

本日のテーマは中小企業経営・政策におけるアハ体験

 

冒頭の通り、昨年、僕もひとりの受験生としてこの試験科目に向き合い、格闘していました。格闘し、疲れ果て、やる気が低下しておりました

 

それがある瞬間、この科目にこそ「診断士の真髄」が在ることを知りました

 

ある瞬間とは、中小企業憲章のページをぱらぱらと読むともなく眺めていた時のこと。

中小企業憲章は別にそんなに試験に出るわけでもなさそうだし、さらりと読み飛ばそうとしていたとき、「おやっ」と思ったのです。

 

なんだ!?、このページ、やたら熱量の高い単語が多いじゃないか

 

まず『2010年6月に閣議決定されたこの憲章は、中小企業政策の基本的な考え方を示した「政府の決意表明」』

というの記述がテキストにありました。『決意表明、うむ』

 

次に『自らの才覚で事業を営みながら家族のみならず従業員を守る』という熱い記述。『ううむ、確かに』

 

そして遂には『中小企業は国家の財産』という記述。『SUGEE!

 

無味乾燥なテキストには珍しく熱い言葉がほとばしっていました

 

なんてことでしょう!かの松岡修造氏が憑依したかのような熱を感じざるを得ませんでした。

 

 僕が尊敬する松岡氏

 

それまでは、中小企業診断士が経営マネジメントを体系的に学べる国家試験というライトな理由で勉強をしていたのですが、この科目は僕に問いかけてきました。「本当に診断士になる覚悟はあるのか?」と。

 

 

「そうだったのか、診断士って!熱い、熱すぎるゼ!」

 

 

テキストを素読みしていた時に得たこのアハ体験から早速、意識ラベルの貼り替えを行なうことにしました。

 

すなわち、「やたら細かい数字を覚えさせる嫌な科目」という意識ラベルを剥がし取り、「診断士たる真髄を学べる科目」という新しい意識ラベルを貼ることにしました

 

そうすると、次にこの科目は、実はひとつに見えて2つの科目で構成されていることがわかってきました

 

「中小企業経営」と「中小企業政策」です。

 

なにを当たり前のことを、とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、

意識を変えないと見えてこないもので、僕はこれら2つを

「前半と後半」、「数字覚える方と単語覚える方」

くらいの分け方でしか捉えていませんでした。

 

2つの科目であると直感的に理解した次に、その役割について考えてみました

 

診断士試験はやはり経営コンサルを養成する試験、ということはフレームに落としこんでみようと思い立ち、以下の様な結論に至りました。

 

 

中小企業経営」で現状把握を徹底的に行い、

「中小企業政策」で解決策の具体案をどっさり頭に入れること

それがこの科目の本質

 

 

いかがでしょうか??

 

 

物事の本質を押さえるか否かで取り組み方が変わってきますよね

無味乾燥で苦痛にしか思えなかった細かな数字の暗記作業も別の風景が見えてきます。

政府が用意する政策を将来クライアントに提案してみようと考えるだけで記憶への定着度がまったく違ってきます。

 

この科目は中小企業診断士試験が中小企業診断士試験たる所以を声高に自己主張する、とても個性的で資格の特色を色濃く反映した試験科目だと僕は思っています。

 

 

それでは、またお会いしましょう。オーケーでした。

 



みなさん、こんにちは。オーケーです。

 

4月に入り、あっという間に桜の季節も過ぎようとしていますね

道場に訪問していただいている方の中には、部署や勤務先が変わり、新天地で頑張っておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。環境の変化により、学習時間が十分にとれなくなった人もおられるかも

 

でも、諦めないで学習を続けるようになさってくださいね

試験学習は合格することが第一義的に重要です。続けないと受かりませんし、続けると受かる確率は上がっていきます。

仕事と試験学習の両立は多くの受験生がぶち上がる最大級の悩みどころです。

でも、時間だけは万人に平等ですよね。合格者は時間を上手くやりくりして学習時間を捻出しています。これからがいよいよ正念場です。

 

 

本日は激励から始めさせていただきました。ギアを一段高いところに入れて、本試験まで駆け抜けるようにしましょう

 

 

さて、前回僕が書きました『【財務】財務・会計は暗記科目!?』の中で、基本的な問題とその解法を「暗記」していくと、Cランク以下問題もひねっている箇所がわかるので、高い確率で正解するようになる、とご紹介しました。

 

本日は財務・会計科目の初学者&苦手にしている方に向けて、

なぜ基本問題をおさえることが大切なのか?

なぜ基本問題をおさえることでCランク以下問題にも対応できるようになるのか?

を具体的に見ていきます。

 

本日のテーマはCランク以下問題への対処法

 (この科目が得意な方は、読み飛ばしていただき、代わりに中小企業経営・政策などの科目と格闘してください

前回書いたように、この科目を苦手にしている方(≒初学者)は、ルールがぎっしり詰まっていて、かつ体系的な理解ができていないとうまく点数が上がっていかない会計(アカウンティング)ではなくて、解法の「暗記」から比較的容易に得点の積み上げが見込める財務(ファイナンス)から重点的に学習をしていくべきデスヨそれって戦略ダヨネ、とお伝えしました。

 

ですので、本日の具体例も財務(ファイナンス)から選んでみました。

 

論点はWACC(ワック)にします。日本語で書くと、「加重平均資本コスト」ですね。

その意味するところをごくごくカジュアルに解説すると… まずもって資本=負債+自己資本ですよね

で、企業ごとに当然ながら負債と自己資本の割合は異なりますので、その割合に応じて加重しながら、資本コストを求めてあげようというのが、このWACCちゃんになります。

資本コストとは、「企業が借金を返すときの利息のパーセンテージ、および株主への配当を出すときのパーセンテージ、その両方だ」くらいの理解で良いと思います。

 

以上の前提知識を軽くおさえていただいた上で、平成21年第15問設問1をご覧ください。

 

H21−15

B社は現在、普通株式と社債によって資金調達を行っており、それぞれの時価は以下のとおりである。

普通株式 時価5,000万円

社債   時価3,000万円

また、投資家は現在、普通株式には13%、社債には5%の収益率を要求している。なお、税金はないものと仮定する。

設問1 B社の加重平均資本コストとして、最も適切なものはどれか。

 

 

この問題はWACCのとても基本的な問題です。事実、正答率は高くAランク問題となっています。この問題は大丈夫ですよね?

 

 

次に、平成23年第16問をご覧ください。

 

H23-16

D社では、新規投資に必要な資金10億円を内部留保、借入金、普通株式の発行によって調達しようと計画している。以下の資料に基づいて、この資金調達における加重平均資本コストを算出した場合、最も適切な数値を下記の解答群から選べ。なお、新株発行の場合、発行手数料等により既存の株主資本コストより1%高くなるものとする。

内部留保額 4億円

借入金の税引前コスト 4%

既存の株主資本コスト 10%

実効税率 50%

目標負債自己資本比率 4:6

 

 

この問題、見た瞬間、手が動き出しますか?

正答率は低く、Dランク問題となっています。

 

この問題、本試験では取りたい問題です。実はそんなに難しくありません。A、Bランク問題で丁寧に基本問題の解法を「暗記」してきた方なら、取れるはずです。

 

では、平成21年のAランク問題と平成23年のDランク問題、その違いはどこにあるのでしょう?すなわち、Dランク問題はどこをひねっているのでしょうか?

 

突き詰めると、

 

  • ①資本の中身   Aランク問題…2つ Dランク問題…3つ
  • ②税金の有無   Aランク問題…無し Dランク問題…有り
  • ③処理すべき備考 Aランク問題…無し Dランク問題…有り

 

の3つくらいなのです。

 

この違いによって、有しておくべき前提知識と正答に至るまでの手順が少々増えることになります。

①の違いでは、内部留保が自己資本のひとつだという前提知識が明瞭になっていなければいけません。でも、この知識はかなり基本的な知識なので、大丈夫ですよね?

次の②税金の有無です。有利子負債は節税効果を考慮してあげる必要がありますね。

節税効果は英語ではタックスシールドと言いまして、中二病的にはそれだけでちょっと胸熱な響きで、いろいろコメントしたいところですが、こちらも負債コスト×(1−実効税率)を「暗記」していれば大丈夫です。

 

最後の③も難しくありません。新株発行が自己資本の増加につながることを基本知識から引き出せればいいわけです。

 

以上のように、このH23−16は処理すべき箇所が3つあり、いわばAランク×Aランク×Aランク=Dランクという印象です。

 

いかがでしょうか?

 

Cランク以下の問題もAランク知識が2,3個合わせ技で問われているに過ぎないことがわかっていただけたと思います。Aランク問題を徹底的に体に染み込ませて、問題を見た時に脊髄反射的に手が動き出すくらいにやり込むと、Cランク以下問題も自然と正答に至る確率が上がっていきます。

 

それでは、またお会いしましょう。オーケーでした

 



katsuです。

今回のタイトルは花粉アレルギーがつらいなぁ・・・という時に思いついたのでこんなタイトルです。

深い意味はございません。あしからず。

 

経営法務という科目には表のまとめがたくさんでてきます。

機関設計は表で覚える!!

という意見を否定する気は全くありません。

経営法務では知識の整理に表がかなり有効的な手段だと思います。しかし、私はどうも株式会社の機関設計に関しては、表を書いて覚えるという方法が向いていなかったようです。

そこで、今回は・・・

株式会社機関設計ルールで覚えよう!!

というテーマで、表を使わない私の覚え方を紹介しようと思います。

先日のイラサム経営法務に関する記事でもただの丸暗記でなく理屈をつけて覚えようという話がありましたが、私も理屈で覚えています。あくまで一例としてですが、ルールだけでなく私が覚えたときの理屈づけも紹介していきます。

 

私は次のとおりにまとめた5つのルールで覚え、問題にルールを当てはめ正誤を判定するという方法を使っていました。

ポイントは「公開会社かどうか?大会社かどうか?委員会設置会社かどうか?」を意識することです。

また、監査系機関というのは私が適当に名づけた呼び名ですのでご注意を。

ルール1:絶対必要!「株主総会」と「取締役」

ルール2:公開会社は「取締役会」+監査系機関(セット)          大会社は「会計監査人」+監査系機関(セット)

ルール3:委員会設置会社は「執行役」+「取締役会」            +「監査委員会(監査系機関)」+「会計監査人」

ルール4:公開会社かつ大会社は一番厳格な機関設計!

ルール5:会計参与は自由設置可。基本的には監査役も自由。        「取締役会」なしに「監査役会」は設置不可。

※ 監査系機関=「監査役」「監査役会」「監査委員会」のうち一つ。(監査役会は監査役から構成されますが、あえて監査役と監査役会はわけてあります。また監査委員会は取締役会の内部機関です。)

 

ルール1:絶対必要!「株主総会」と「取締役」

株式会社には意思決定機関である株主総会とそれを実行に移す取締役という機関は最低限必要です。

 

ルール2:公開会社 は 「取締役会」+監査系機関(セット)大会社 は 「会計監査人」+ 監査系機関(セット)

【Point】 ルール2で同時に「取締役会」と「会計監査人」は監査系機関と常にセットということも覚えてしまいます。

 

★公開会社は「取締役会」+監査系機関★

公開会社は会社の内情がよくわからない不特定多数の人も株主となり得るため株主だけでは業務執行者(代表取締役)への監視が不十分となり、その監視のために取締役会を設置します。

また、取締役会があると株主総会から取締役会多くの権限移譲がされます。そのため今度は取締役会の監査のため監査系機関をセットで設置しなければなりません。

(※ この部分はイラサムの考え方も紹介されています。自分で覚えやすい理屈づけでよいと思います。)

★大会社は「会計監査人」+監査系機関★

大会社は、定義により一定の資本金もしくは負債の額を満たしていて、社会に与える影響が大きいので会計監査人の会計監査が必要となります。(いわゆる会社法監査)。

また、会計監査人独立性を守るために監査系機関がセットとなります。会計監査人は公認会計士or監査法人などの外部の人がなることができますが、監査される立場である業務執行側に選任・解任などの強い権限を与えてしまうと公正な監査ができなくなってしまう恐れがあります。そこで会計監査人の地位を守り、監督する機関として監査系機関がセットで設置されます。

 

ルール3:委員会設置会社は「執行役」+「取締役会」+「監査委員会(監査系機関)」+「会計監査人」

委員会設置会社の指名・報酬・監査委員会は、取締役で組織される取締役会の内部機関です。なので、委員会設置会社には当然に取締役会があり、さらに監査系機関として監査委員会が存在します。そして、監査委員会が存在するので監査役・監査役会は設置できません

また、取締役会が選任した執行役大幅な業務執行権限の委譲をするのに伴い、会計監査人による会計監査を受けることが決められています。

 

ルール4:公開会社かつ大会社は一番厳格な機関設計!

これは委員会設置会社かどうかで2パターンあります。

① 非委員会設置会社

取締役会+監査役会+会計監査人

② 委員会設置会社

執行役+取締役会+監査委員会(監査系機関)+会計監査人(ルール3)

⇒ 監査役会監査委員会は監査役より組織化されているため強力というイメージでいいのかと思います。公開会社かつ大会社は、多数の一般的な株主や債権者が存在するため機関設計もしっかりとしなければなりません。監査系機関が監査役会・監査委員会限定なこと以外はルール2が深く関係しています。そして、もちろん委員会設置会社の機関設計はルール3を使用します。

 

ルール5:会計参与は自由設置可、基本的には監査役も自由。「取締役会」なしに「監査役会」は設置不可。

最後のルールは会計参与監査役関係です。診断士試験では問題としてねらわれやすい部分です。

 

★ 会計参与は自由設置可 ★

会計参与とは会社法になってからできた機関で、公認会計士or監査法人  or  税理士or税理士法人がなることができます。全ての株式会社において任意で設置が可能で、取締役と一緒になって計算書類を作成することが目的で、取締役のサポート機関です。

そして、会計監査人設置会社以外の公開会社でない会社が、委員会設置会社でない取締役会設置会社を選択した場合、会計参与設置会社であれば、監査役は必要なくなります。

⇒ この規定が特に言葉にするとわかりにくく、表を使うとわかりやすい部分です。

言葉で簡単にいうと・・・

公開会社でなく、会計監査人を設置していない(主に大会社でない)ときに

取締役会+監査役 の代わりに 取締役会+会計参与 にしてもOK!!といったところでしょうか。

「小規模な身内でやってるような会社で、昔の名残で取締役会と監査役があるけど、会計参与として税理士さんにお願いすれば監査役なしでも大丈夫なんだな」という感じで私はイメージしていました。

また、会計参与に関する問題が平成23年に問われていますが、ここで重要なことは会計参与が取締役のサポート機関であるということです。

上記の規定のせいで会計参与監査役の代わりをしているため、会計参与は監査をするという誤りのイメージを植えつけてしまい、このことが本試験でも解答のポイントとなっています。しかし、取締役一緒計算書類を作成するのが本来の目的であり、取締役と任期の規定も同一であるため、あくまで取締役に近い存在だとイメージした方が良いと思います。

★ 基本的には監査役も自由 ★

監査役に関わる問題は平成24年に出題されています。基本的には監査役の設置は自由です。(旧商法時代、監査役は必須でした。)

しかし、設置が必須及び不可となるものなどが存在します。ここはこれまでのルールで対応できます。

まとめると「ルール2のケースは必ず設置、ルール3のケースは設置不可、会計参与の例外規定あり。」ということになります。

★ 「取締役会」なしに「監査役会」は設置不可 ★

これはイメージすればわかると思います。監査役会があって取締役会がないと、監査役が3人なのに取締役が1人みたいな機関設計がありえてしまうことになります。

「こんな会社はイヤだ」みたいな感じですかね(笑)

監査役会を設置するなら、バランスを考えて取締役会も設置するくらいな感じで覚えておけばよいと思います。

 

お ま け

私は、こんな感じで表をほとんど使わずに覚えていました。

少し利用したのは下の表です。

 

すごく簡単な表でルールのすべてを網羅していない(委員会設置会社の存在を完全に無視など)ですが、すぐに覚えられイメージとして残りやすいため、ルールを覚えるための足しにしていました。

 

私は5つのルールを頭に入れてから、実際にルールを使用しながら過去問や答練などのアウトプットをして記憶として固めていきました。

今考えてみると、理屈と表を併用したこんな方法のほうが効率的ではないかと思います。

ちなみにこの記事も覚え方のヒントになると思います。

道場ではよく言われていることですが、とにかくみなさん自身にあった方法を見つけてください。私の覚え方を推薦しているわけでは決してないです。

ただこれを機に「必ずしも機関設計を表で覚える必要はないんだ!」と視野を広げることで、新たな方法が生みだされるかもしれませんのでいろいろと試行錯誤をしてみてください。

 

それでは、また。

by katsu



こんにちは。ZonEです。

最近私はストーリーテリングについて勉強中です。どんなことでも、概念的な話をするよりも、身近な具体例や寓話、歴史上の物語等で説明した方が、分かりやすいですし、記憶にも残りますよね。

ということで、今日はせっかく記憶した知識を忘れにくくする勉強法について考えてみたいと思います。

 
記憶の種類は3種類

一慨に記憶といっても

  • A.昨日の夕飯に食べたモノ
  • B.OSI参照モデルの7階層の名称
  • C.自転車の乗り方

など色々な種類があります。

脳科学(といっても諸説あるとは思いますが)では、記憶の種類を大きく3つに分類し、それぞれ「経験記憶」「知識記憶」「方法記憶」と呼んでいるそうです。

経験記憶というのは、文字通り各自が経験した記憶で、前述した「A.昨日の夕飯に食べたモノ(何を食べたか?)」や「経済学の答練で悲惨な点数を取った」などです。言い換えると「自分の過去の経験が絡んだ記憶」ということになります。

知識記憶は、知識や情報などに関する記憶で、前述した「B.OSI参照モデルの7階層の名称」などの診断士試験勉強で記憶しなければいけない用語とその意味や「円の面積の公式」、「郵便ポストの場所」などです。知識記憶は、「何かきっかけがないとうまく思い出せない」という特徴があるそうです。診断士試験関連の知識の場合、問題文がきっかけとなり思い出す…といったところでしょうか。

方法記憶は、体で覚える記憶で、前述した「C.自転車の乗り方」や「ボールの投げ方」などです。「ものごとのやり方を覚える記憶」とも定義でき、「無意識になされる記憶」という特徴があります。

察しの良い皆さんならもうお気付きの通り、

「方法記憶」>「経験記憶」>「知識記憶」

の順で、忘れにくい、いわゆる「粘着性の高い記憶」です。

そして、残念ながら、診断士試験勉強で記憶しなければならないほとんどの事柄が「知識記憶」なわけです。

さらに残念なことに、「知識記憶」が得意なのは(もちろん個人差はありますが)中学生まで…だそうです。

年齢を重ねるほど、「経験記憶」>「知識記憶」が発達し、丸暗記が通用しにくくなるわけです。

だからといって、記憶した知識を忘れてしまうのは仕方がないから開き直ろう!!
…ではお話にならないので、この「知識記憶」を「経験記憶」や「方法記憶」に近づける方法を考えていきましょう。

 
精緻化

まず、「知識記憶」を「経験記憶」に近づける方法について考えてみましょう。

診断士の同期合格者と「名前をど忘れした理論」などを話していると、よく

「それ、企業経営理論のテキストのこんな図の横で説明されていたヤツだ…」

という会話になります。実はこれ、経験記憶を利用した例だったりします。

純粋な知識記憶でも、何かに関連付けて覚えることで、経験記憶に近づきます

このように「物事の内容を連合させて、より豊富にすること」を脳科学用語で「精緻化(せいちか)」というそうです。

物事を理解し理解し連合させると、思い出しやすくなるのはこのためで、「語呂合わせ」や「串刺し記憶法」もこれにマッチしているわけです。

ちなみに、語呂合わせは、「自分で考えたもの」の方が記憶に残りやすいです。また、他人の考えた語呂合わせでも「情景をイメージする」ことで、より記憶に残りやすくすることが可能です。

 
ストーリーで疑似体験

知識記憶どうしを関連付けするだけでなく、知識記憶と経験記憶を関連付けるとより記憶の粘着性は高まります

「自分が経験した事柄」や「自分の勤めている企業が採用している施策」に関連する用語を容易に記憶できた経験はどなたもお持ちではないでしょうか?

ただ、自分が経験したことがある事柄には限界がありますよね。

でも、思い出してください。自動車業界で働いていない方でもインテグラル型アーキテクチャを「メーカー系列ごとの自動車生産」のストーリーで記憶できたように、またベータのビデオデッキを購入したことがない方でもネットワーク外部性やデファクトスタンダードを「VHS対ベータ」のストーリーで記憶できたように、ストーリーを通じて疑似体験することは可能ですよね。

診断士試験知識に関連したストーリーを探すのは多少手間かもしれませんが、

  • 企業経営理論ならビジネス番組やビジネス雑誌などを使って、実際の企業例と関連付ける
  • 運営管理なら工場の様子をイメージしたり、実際の小売業の店舗などと関連付ける
  • 経営法務なら実際の判例などと関連付ける
  • 中小政策ならグラフが示す意味をストーリー化する

など、工夫すればいくらでもできるハズです。

ちなみに、ストーリーで学習すると、無意識のうちに頭の中で色々とイメージすることになるので、右脳を併用して記憶する…という効果もあるようです。

少々遠回りに感じるかもしれませんが、長い目で見れば効率的な学習といえると思います。

 
方法記憶まで落とし込めれば最強

ボールを投げたり、自転車に乗ったりする時に、論理的に体の動かし方を考えている人はいないと思います。どちらかというと「反射的に」「無意識に」行動しているのではないでしょうか。

診断士試験知識でも、フレームワークや2次試験対策に関しては、習慣化することで方法記憶に近づけることが可能です。

コンサルの仕事をしている方がSWOT分析する際や、SEの方がウォーターモデルで開発する際などに、「反射的に」「無意識に」動けるのと同じようなイメージです。

例えば、

  • 飲食店で食事をする際に、客単価や席数、回転率から1日の売上を推測する。
  • 飲食店で効率的/非効率なオペレーションを見極め、生産管理でいうところの何にあたるのかを考える。
  • 株式取引を行う際に、各種経営指標を自分で計算する。
  • 新製品/新商品の4P+ターゲットを考えてみる。

など繰り返し行うことで習慣化することは可能だと思います。

また、2次試験対策についても、きちんと対策していくと、テスト直前には答案作成手順を「反射的に」「無意識に」行えるようになるハズです。

以上、今回は3種類の記憶を意識してみましょう…というお話をさせていただきました。

もちろん、試験直前期には、ある程度短期的な知識記憶を詰め込む必要がありますが、時間的に余裕がある今だからこそ、「知識記憶」を「経験記憶」や「方法記憶」に近づける工夫をしていただければ幸いです。

それでは、今日はここまで。

by ZonE



こんにちは。ハカセ です。

いやー、とうとう6教科目ですね。長い怒涛の7週間も、ようやく終わりが見えてきました。

確かに最後の暗記3兄弟は楽ではありません。でも、一度「キモ」さえ捉えてしまえば、あとは何とかなる科目でもあります。

■ 短期記憶アイテムと長期記憶アイテムを分けよ! ■

経営法務などの暗記能力が問われる科目はどう攻略すればいいでしょう? そもそも、「暗記能力」って何でしょう?

暗記能力 = 暗記キャパ x 暗記効率
暗記効率 = 定着率 x 定着期間

でしょうか。これらの要素を積算してしまうことの是非はともかくとして、まぁ、上記3要素が関連していることは想像できますよね。

キャパを増やすのは難しい! 特にアラフォー世代の我々は、「外付けHDでもあればいいのに!」と思うのですが、そうはいかない。そうるすと、暗記効率を上昇させることが暗記科目攻略のカギ。暗記効率を上昇させるのに大事なことは、

暗記方法の使い分け!

だと思っています。

具体的には、記憶する対象を

  • 長期記憶で覚えるべきアイテム
  • 短期記憶で対応するアイテム

に、大別することです。僕の場合、このように分類しました。

少々乱暴すぎるかも知れませんが、誤解を恐れずに敢えて言えば、

  1. 「機関設計」・「株式」・「再編」・「特許」の4つの重点項目は、徹底的に頭に叩き込む。
  2. その他は、「経営法務の試験の60分だけ覚えていればOK」。
  3. 特に、知財は「特許との違い(ヨコ)」で覚える ことにして、タテには覚えない
  4. 資本市場や不正競争は直前5分だけ。
  5. 国際取引は自分の通常業務なので対策なし。

特に、上記2 は誤解を生むかもしれません。「じゃあ、直前に覚えればいいんだな」と。

でも、賢明な受験生の方は、それでは立ち行かないことをご承知でしょう。全部で7科目もあるのです。直前にそんなにたくさん覚えられません。また、最近の傾向は基礎知識を活用したケース問題が殆ど。「直前だけ」ではさすがに対応できない。

どうしたかというと、4つの重点項目以外は「また覚えれば忘れてOKにした」のです。そのかわり、繰返し、繰返し、取り組むことにしました。「あー、またわすれてた! どうして覚えられないんだろうー」ではなく、「あ、そうだった、そうだった」と思うことにしたのです。なにせ ストイック勉強論 を提唱するハカセのことですから、手は抜きませんでしたよ(笑)。

■ 会社法・機関設計 ■

会社法・機関設計の覚え方に関しては、すでに 串刺し記憶術 のエントリーでお話ししましたので、詳細は述べません。ここでは、さらに一歩進んで、「カテゴリを越えた串刺し記憶術」をご紹介します。例えば・・・

  1. 300万円
  2. 500万円
  3. 1億円
  4. 5億円
  5. 10億円

これって、一体なんでしょう?

正解は、

  1. 純資産が300万円未満だと配当金不可
  2. 現物出資が500万円以下だと検査薬調査不要
  3. 1億円以上には有価証券届出書の提出義務
  4. 資本が5億円以上だと大会社
  5. 東証の純資産額の形式基準

えぇ。全然関係ない分野です。でも、こういう「答えとは違うけど、どこかで見たことがある似たような数字」を選択肢に使うと、受験生は迷いますよね。出題者側の立場に立てば、こういうのこそ、使いたいですよね。こういうのこそ、「串刺し」で覚えて行きたいですよね!

では、次のものは如何でしょう。

  1. 5日以内
  2. 1週間
  3. 10日以内
  4. 2週間
  5. 2週間
  6. 60日

答えは、こんな感じ

  1. 社会保険の届出期限
  2. 制限会社の株主総会の開催通知
  3. 労働保険の届出期限
  4. 公開会社の株主総会の開催通知
  5. 譲渡制限株式の諾否
  6. 株主代表訴訟制度

これをさらに「知的財産」の方に広げて「串刺し」で覚えると、さらにレベルが上がりますよ!

■ 知的財産権 ■

2009年度の中小企業白書は、「知的財産の活用」がテーマの一つでしたね。H21年は知財の出題数が少なかった反動が発生する可能性もあり、知財の出題が増加する可能性があります。知財はしっかりやりましょう。

僕の知的財産権に対する取り組み方は、上記のように、特許をキーポイントして覚えることです。例えば・・

権利の開始
特許は「出願日」からだけど、実用新案も「出願日」から
特許は「出願日」からだけど、意匠は「登録日」から
特許は「出願日」からだけど、商標は「登録日」から

権利の存続期限
特許は「20年」だけど、実用新案は「10年」
特許は「20年」だけど、意匠は「20年」
特許は「20年」だけど、商標は「10年」
特許は「20年」だけど、回路は「10年」
特許は「20年」だけど、種苗は「25年」
特許は「20年」だけど、著作権は「死後50年」
特許は「20年」だけど、映画の著作権は「公開後70年」

このように、串刺し記憶術 のエントリーでも話しましたが、ヨコで覚えることを徹底しました。なぜか? 理由は簡単。

  1. その方が覚えやすいから
  2. その方が出題され易いから

この覚え方だと、「実用新案を説明せよ」と言われるとやや苦しいけど、そんな問題は出ない。必ず、「特許」と「実用新案」の違いを突くような設問になっているはず。診断士試験は覚えることが多いので、設問のパターンから逆算して勉強方法を定義する事が重要です。

■ 試験直前5分前に何を見る? ■

そろそろ、この論点について考えておいてくださいね。特に暗記科目の場合は、最後の5分が重要になります。ちなみに、本試験では、10分以上前に、「筆記用具以外のものをかばんの中にしまって下さい」と通告されます。直前10分は何もする事なく過ごさなければいけないので注意。

「最後の5分に見るために」と、全ての分野を網羅する「まとめノート」を作ろうとする方。その行為自体は否定はしませんが、最後の5分ではそれを全部読みきるのは大変です。

僕の場合は、「短期記憶で忘れがちな論点のみ」を重点的に復習しました。

そして、「まとめノート」なんて大げさなものを作らず、テキストの目次部分にそれを書き出しておきました。こんな具合です。

もちろん、そのそばには、串刺し記憶術 のエントリーでもご紹介した「串刺し表のエクセル」が貼ってあります (^^)v

■ まとめ ■

暗記科目は、確かに覚えるのが大変です。アラフォーならなおさらです。だからといって、そこから逃げるわけにいかない。ではどうするか。費用対効果を向上させることが大事。それは、設問から逆算することです。設問者の立場に立ってどんな設問が出るのかを考えてみると、やはり、似たような論点をテレコにするのが一番簡単。よって、それを念頭において、串刺しで覚えるのが得策です。

カテゴリの中で串刺しが完成したら、今度はカテゴリを越えて串刺しで覚えていくと、さらに効果的だと思います!

ではでは!

by ハカセ



こんにちは。ハカセです。

すでにデータ分析のところで述べたように、運営管理は比較的対応し易い! そこで、

  • じゃあ、手を抜いて少し楽しよう!と考えるヒトと、
  • では、貯金科目にしよう!と考えるヒト

両者では、当然、対応の仕方が変わってきますよね。

今日は、「貯金科目にしよう!」と思っている方向けに、「店舗管理」の話をしたいと思います!

■ どうやったら「貯金科目」に出来るか ■

今日取り上げる「店舗管理」。難易度は高くない。ということで、「確実に正答」したい分野です。今日は前半部分の「店舗施設・マーチャンダイジング」をいかに得点源にするか、ということに重点を置いてご説明します。 第一弾は「用語攻略」、第二弾は「GMROIなどの計算問題対策」です。

1-1. とにかく用語をかき集める

店舗管理のテキストの内容を眺めてください。恐らく診断士を志すヒトじゃなくても、容易に理解できる内容ですよね。殆ど全て、「うんうん」「そうだよね」と思うことばかり。つまり、参入障壁が低い

そんな参入障壁の低い店舗管理でどうやって難しい問題を作るか。作問者側の事情から考えると答えは簡単。知らない用語を散りばめる」ことです。

よって、通常セブンイレブンで歩いているだけでは出てこない単語、つまり「診断士試験の勉強をしないと出会わなかったであろう用語」を見つけたら、片っ端からメモしましょう、そして覚えましょう。

店舗管理系なら・・・

・ パラペット
・ ファッサード
・ 開放感と開放度
・ 犬走り
・ リーチインとウォークイン
・ トルソー
・ ジャンブル陳列
・ エンド陳列
・ 前進立体陳列
・ 前方立体陳列
・ エクステンド陳列
・ 圧縮陳列
・ スロット陳列
・ マグネット
・ フェイス
・ プラノグラム
・ ルーメン・カンデラ・ルクス・スチルブ
・ 暖色と寒色
・ VMD
・ スクランブルMD・カテゴリマネジメントの類似性
・ 特売と値下げの違い
・ ISMとISP
・ 機能割引と販促割引の違い
・ 委託仕入・買取仕入・消化仕入の違い
・ コックス購買方式

こんなところですかね。どれも「単語そのもの」は知らないかもしれませんが、聞けば「なんだ」とイメージしやすいものばかり。一度覚えれば大丈夫。一方で、「知っていること」が「得点」に直結します。ここが「店舗管理」が対応しやすい所以ですよね。

1-2. どうやって用語を拾うか

テキストに載っている用語だけではなく、幅広く情報収集することが大切ですが、とはいえ、関連図書を読みあさるのは費用対効果でよくない。関連図書に「逃げる」ことへの警告は、502 で netplus さんがご指摘したことでもあります。

そこで、まずは、身近なところから拾いましょう。すなわち:

・ 答練で出てきた用語 ⇒ 自宅練習用も含む!
・ 答練の「解説」に出てきた用語
・ スピード問題集に出てきた用語
・ スピード問題集の「解説」に出てきた用語
・ 模試に出てきた用語
・ 模試の「解説」に出てきた用語

こういった実際に解いた問題からなるべく「広く浅く」拾うことが大切です。理由は簡単。そういう用語は受験生が知っている可能性が高いから。ほかの受験生が知っている単語は「必ず」押さえないと、貯金科目にはできませんよね。そういったところから地道にやりましょう。

え? 「実際に解いた問題から拾っても、他の受験生との差別化につながらないじゃないか」ですって?

違うんだな(笑)。忘れないで下さい。診断士試験は100点を目指す試験ではありません。60点で合格。80点取れれば万々歳なんです。そしてそもそも「運営管理は簡単」なんです。ですから、みんなが知っている単語・知識を問題なく知っていて、60点。もう少し+αがあって、70-80点。それで十分じゃないですか! 間違えても「店舗管理を強化しなきゃ」とか言って、店舗管理関連本とか、販売士のテキストを読まないでくださいね (^_^;)

1-3. どうやって覚えるか

一番大事なことですが、単語を拾って終わりではありません。答練の解説の端っこに出てきた用語について、「あれ、この単語、どこかで出てきたなぁ・・」と探すのは手間です。それをどこかに集めておくことが大事!

僕の場合、知らない単語が出てきたら、全てテキストの関連ページに書き込みました。「関連ページに」書き込むってのがミソですよ。「おい、TAC、どうしてこの単語テキストに入れておかないんだよ! 書いておいてあげたぜ!」と、TACテキストをより充実してあげるつもりで、ガンガン書き込みました。その際、その「出典」も書き込みました。「養成答練 5」とか、簡単でOKです。万一迷ったら、その解説を読みに行けば容易に再INPUTできますよね。お陰でボクのテキストは受け取った当初よりかなりパワーアップしています(笑)。

次は、以前 ZonE が指摘していたように、関連用語をググることです。たとえば、GMROI をググると、こんなサイトがトップに出てきます。

http://www1.sphere.ne.jp/logistics/dict/GMROI.htm

このサイトは別に診断士向けに書いているものではなく、販売管理一般の知識を説明してくれています。診断士の勉強をする以前は、こんなの読んでも「チンプンカンプン」でしたよね。でも、いま読めばわかるじゃないですか! しかも ROA との関連なんて、いい論点!(*^^)v こういう風に知識を水平展開していくと、自然に身に付くものです。

初登場の単語があれば、とりあえず調べてみて、「へぇ~」という感覚を持つと、効果絶大ですよ!

by ハカセ

(本日は2記事投稿。「GMROIと基準在庫高」もご覧下さい!)



こんばんは。ZonEです。

昨日はアックルさんにゲスト出演していただきました。

合格してからアックルさんをはじめ、色々なストレート合格者とお話する機会があったのですが、どなたも自分で仮説を立ててそれを検証しつつ、自分に最適かつ効果的な勉強を探っている点は共通だなぁ…と感じました。

この仮説検証プロセスを経ているからこそ、自己暗示やプラシーボ(偽薬)効果も相まって、効率的な学習ができ、結果として合格という栄冠を勝ち取ったのだと思います。

ということで、今回は敢えて4人の相違点を探り、憧れつつも朝型になれなかった私の学習スタイルについて、ちょっとだけお話したいと思います。

 
■ 朝型=できるビジネスマン? ■

朝型…流行ってますよねぇ。出社前に勉強したり体を動かしたり…いかにもデキるビジネスマンといった感じです。格好良いです。憧れます。…できれば私も朝型人間になりたかったです。

でも、自分には合わなかったんです。そりゃ、2~3日なら朝早く起きることはできましたよ…。でも、ストレスが溜まるだけで、全然勉強効率上がらなかったんです。

なので、開き直って夜型を肯定することにしました。色々な理由をつけて。

 
1.記憶系勉強は寝る前が効果的

用語や数値などを記憶するには、寝る前に覚えるのが効果的…という説があります。夜型であれば、自然と寝る前に記憶することになるので、効率的に記憶することができます(…と自己暗示をかけていました)。

2.脳が疲れた状態で問題を解く練習を積む

実際の試験は、1日に4科目/4事例を解かなければなりません。つまり、ほとんどの科目/事例に、脳が疲れた状態で臨まなければならないのです。だったら、朝 頭がスッキリした状態で問題を解くより、仕事で頭を使って疲れ果てた状態で問題を解いた方が、ある意味トレーニングになる…と自分に言い聞かせてました。

 
■ 自分に合った学習スタイルが一番 ■

結局のところ私が思うのは、朝型と夜型どちらが良いか?…という話はどうでもよく自分にとって適している方法を見極めることが重要だということです。

その上で、何かしらの理由をつけて自分の勉強法を肯定することで、自己暗示をかけて、学習効果を高めることが大事だと思います。

自分なりの仮説検証を繰り返すことで、あなたに適した方法を模索しつつ、引き続き頑張ってください。

 
 by ZonE



こんばんは。ZonEです。

先日受験生の方とお話する機会があったのですが、その中で
「私は横文字を記憶するのが苦手なのですが、何か良い方法はありますか?(特に経営情報システム)」
というご質問をいただきました。

私も以前は横文字を覚えるのが苦手で、大学受験でも世界史を諦めたタチだったのですが、社会人になってから自分なりに勉強法を工夫することで克服できるようになりました。

 
1.略語は省略しない形で理解する

以前JCさんも「急がば回れ法」として紹介していましたが、英語などの頭文字で構成された略語については、省略しない形で理解すると記憶しやすいです。

特に診断士の一次試験はマークシート方式なので、完全に略語を記憶していなくても、選択肢を見て意味が連想できるようになるだけで、得点できる可能性がぐっと高まります。

 
2.声に出して「響き」で覚える

日本語のワードは漢字など文字自体が意味を持っているので、目で見るだけでも記憶に留まりやすいと言えます。しかし、横文字はカタカナやアルファベットの羅列なので、目で見ただけではなかなか記憶に残りません。

これが、横文字を覚えることが困難である最大の原因だと思います。

そこで、横文字を覚える際に特にオススメなのは、その言葉を実際に声に出して「響き」で覚える方法です。

目だけでなく、口や耳も使って記憶するのです。

「そんなことで…」と一見バカバカしく感じるかもしれませんが、単純な方法こそ効果が高いというのも事実です。だまされたと思って、ぜひ一度お試しください。

 
3.とにかく興味を持つ

「横文字を覚えるのが不得意」と言いながら、
・旅行好きな人で、海外の地名を覚えるのは得意だけど、経営情報システムの横文字は覚えられない
・世界史に出てくる人名や地名などは覚えられたけど、経営情報システムの横文字は覚えられない
…という方も数多くいらっしゃるのではないでしょうか?

横文字を覚える…という限定的な課題に対する回答としては適切ではないかもしれませんが、効率良く記憶できるかどうかは興味の有無」に左右されます。

自分の興味があることなら、横文字だろうが略語だろうが自然と記憶できてしまうものです。

 
「そんなこと言ってもシステムとか興味ないし…」という方は、身近に感じられる物事と関連付けて興味を喚起してみてはいかがでしょうか?

例えば、あなたが使用しているパソコンのハードディスクが故障して、これまで送受信したメールや保存している文書ファイルが消失してしまったら、困りますよね?

そこでミラーリング(RAID 1)でデータを2重に保存しておけば、片方のハードディスクが故障してもデータの消失を防ぐことができます。

また、ハードディスクからデータを呼び出すのが遅く、パソコンの起動に時間がかかって困る…といったケースを想像してみてください。

これに対してストライピング(RAID 0)でデータを半分ずつ2つのハードディスクに保存していれば、データを呼び出す時間が約半分になり快適ですよね?

さらに、ミラーリングの安心感とストライピングの快適感を両立したいと思ったら、どうすればよいでしょう?

ハードディスクを3本用意して2本にデータを分割して保存しつつ、残りの1本に他の2本のうちどちらが破損した場合に回復できるための情報を保存しておく(RAID 5)。

…というように、自分の持っているパソコンや会社のシステム/ルールなど、身近な物事と結びつけて考えると、無理に努力しなくても不思議と記憶できてしまうものです。

  

今回は「横文字をなかなか記憶できない」という受験生のお悩みにお答えする形で投稿してみました。

なお、一発合格道場では、受験生の皆さんからのご質問(やお悩み)を募集しております。

いただいたご質問には真摯に対応していきたいと考えておりますので、何かございましたらコメント投稿orメールにてご質問ください。

  
by ZonE



こんばんは。ZonE です。

診断士試験は、科目数も多く、学習範囲も広いので短期記憶をいかに長期記憶化できるか…も重要です。

そこで今回は、直前期ではない今だからこそできる記憶の定着方法について、ご紹介させていただきます。

 
概念的に覚えたことを具体例で定着させる

テキストに出てきたキーワード(用語)を単語帳やサブノートなどを使って記憶している方は多いと思います。これらキーワードは抽象的な概念であることが多く、短期記憶には残っても、長期記憶にはなかなか残りにくいものです。

長期記憶に定着させる方法として、
 1.生命の危機に結びつけて記憶する
 2.繰り返し繰り返し記憶する
 3.個別具体的な例と関連させて記憶する
などがあります。

1は、診断士の勉強内容が直接 生死に関わることはまず無いので、ちょっと使えませんね。

2は、多くの方々が実践されている方法で、TACの3回転カリキュラムもこれに準じているものと思われます。大事なことは、しばらくすると忘れてしまうことが分かっていても、その都度しっかりと記憶することです。養成答練、完成答練、公開模試…とその都度きちんと記憶することで、長期記憶に定着していきます。

3は、講義で抽象的な概念である「インテグラル型アーキテクチャ」の説明を「車(自動車会社と系列会社の関係も交えて)」という身近な具体例で聞くと記憶に残りやすい…というものです。独学の合格率が上がらないのは、これら個別具体的な説明を受ける機会が少ないことも一因なのかもしれません。

…ということで、2については今後もきちんと準備して答練や模試を受けていればOKで、3についても講義をしっかり聞いていれば重要な部分はある程度カバーできます。ここで、直前期ではない今の時期だからこそ、私がオススメしたいのは、講義以外でも3の範囲を拡げることです。

 
10年前にはできなかったであろう勉強法

その方法とは、ニュースサイトや新聞記事サイト、雑誌記事サイトなどを有効活用して、キーワードの具体例を検索する方法です。

私の場合は、日経ビジネスを定期購読しているので、記事検索サービスを使っていました。キーワードを含む記事を読むことで、自分の見聞を拡げつつ、記憶を定着させていきました。

例えば、「ファブレス」というキーワードで検索をかけると下図のように記事のリストが表示されます。

日経ビジネス記事検索サービスのサイトイメージ

リストの中から気になった記事を2~3件読むと、具体的なイメージとして記憶に残ります。

例えば、

 2007年3月、原田はこう宣言した。「FC比率(全店舗に占めるFC店の割合)を2010年までに現状の30%から70%まで引き上げる」。2008年末時点で42%まで高まっている。
 この施策も、製造業の観点から見れば分かりやすい。狙いは、半導体業界などに見られる「ファブレス」化。つまり、自社工場を持たず、外部工場に製造を委託しながら、商品開発やマーケティングに専念する事業形態だ。FC化すれば、店舗(=工場)が同社のバランスシートから切り離される。
(中略)
 なぜコンビニはここまで効率性が高いのか。店舗を直営でなくFCの仕組みで展開し、総菜や食品などの工場を持たずに製造を外部委託する。本部は開発・マーケティングに特化できる。つまりコンビニとは、小売業におけるファブレスの成功例なのだ。

(出典:日経ビジネス’09/5/11号 P.46~47
 「マックはコンビニを目指す」より一部抜粋)

という記事を読むと、「ファブレス」というキーワードを理解するだけでなく、製造業以外への適応などについても見聞を拡げることができ、自然と記憶にも定着します。

他にも、日経新聞の記事なら日経テレコン21などを使って、具体例を引き出すことが可能です。また、無料で済ますなら、日経BPネットでも十分だと思います。

診断士の勉強を始める前には同じ記事を読んでも、書いてある情報量の半分程度しか理解していなかった…と自分の成長を実感でき、モチベーション向上にも役立つことと思います。また、勉強としてだけではなく、気分転換や情報収集としてもこれを実践できる…というのも大きな魅力かもしれません。

特に、2次試験に直結する企業経営理論や運営・管理のキーワードでお試しいただければ幸いです。

by ZonE



こんばんは。ZonEです。

花粉症の私には鬼門となる季節がやってきました。
薬を飲むと眠くなるし…この季節、花粉症の受験生は辛いですよね。

普段夜型の私も、夜になると一日蓄積した花粉に苦しみ
勉強がはかどらなくなるので、この時期だけは朝型に
シフトせざるをえない状況です。

さて、花粉ネタは置いておいて、今回のテーマは
中小企業の定義についてです。

 
法律によって定義が異なる

ストレート本科生は6科目めの経営法務に突入し、聞き慣れない
言い回しに苦しんでいる方も多いのではないでしょうか?

また、公開会社や株式譲渡制限会社、取締役会設置/不設置会社、
委員会設置会社、大会社/大会社以外などの組み合わせごとに
必須機関などを覚えなきゃ…など頭を悩ませている方も多いかと
思います。

効率的な記憶法として、ハカセさんが串刺し記憶術として色々な
表を公開していましたが、あのようにイメージで記憶する方法は
非常にオススメです。ぜひ実践してみてください。

 
さて、私もそうだったのですが、経営法務で
大会社とは、資本金5億円以上または負債総額200億円以上
の株式会社をいう…と聞いて、「あれっ?」と思いませんでしたか?

財務会計で学習した、法人税率の優遇や交際費の損金算入に関する
優遇が受けられる中小企業の定義は、資本金1億円以下だったハズ
…ですよね。

実はこれ、ベースとなる法が違うからなんですよね。

会社法では、大企業以外(≒中小企業)の定義は、

 資本金5億円未満かつ負債総額が200億円未満

ですが、法人税法だと中小法人(≒中小企業)の定義は、

 資本金1億円以下

となっているわけです。

 
どうせなら科目をまたいで、一緒に覚えちゃおう

しかも、次に勉強する科目である中小企業経営・政策では、
さらに、中小企業基本法に基づく中小企業の定義も出てきます。

こちらは、業種別に分かれていて、

製造業その他であれば、
資本金3億円以下 もしくは 従業員300人以下

卸売業であれば
資本金1億円以下 もしくは 従業員100人以下

小売業であれば
資本金5000万円以下 もしくは 従業員50人以下

サービス業であれば
資本金5000万円以下 もしくは 従業員100人以下

が中小企業として、各種優遇施策の恩恵にあずかることができます。

これらを別々に覚えても良いのですが、上記のように表にして
科目をまたいで覚えてしまうと、混乱しなくていいですよ。

by ZonE



こんにちは。ハカセです。

以前、経営情報システム対策の「串刺し暗記術」 という記事で、「串刺し暗記術」について説明しました。

また、経営情報システムの暗記術:具体例 という記事で、その具体例を紹介させて頂きました。

その際、我々のメンバーである ふうじん fuji の、経営法務テキストの出来が良い理由 という記事で、ふうじんさんも全く同じことをやっていたということが判明し、びっくり&納得flair した次第です。

ただ、ふうじんさんの「タテヨコ・マトリクス学習法」という名前よりも、「串刺し暗記術」というネーミングは相当ダサかった、というのは反省点です smile

今回は、「串刺し暗記術」の「経営法務編」をお送りしますgood

1. 損害賠償責任

「AがBに金を貸したが5年間催告を怠った。債務不履行の時効は3年であるから、もはや返済を求めることが出来ない」

上記のようなケース問題が出るのが経営法務の特徴です。ここでよく迷うのが、

「あれ、債務不履行の時効は3年? 10年? いや、時効は1年ってのもあったなぁ・・・」

ということです。つまり、「時効●年」という言葉で迷ってしまうわけです。だから、こういう「迷いやすい論点を、むしろ集めて、まとめて覚える」のが「串刺し暗記術」のポイントです。

ボクが作った一覧表は下記。これなら、一目で覚えられる。特に「時効」のところは、「10・3・10・1」という具合に、画像としてプリンティングで覚える ことも大事です。

2. 開業時の諸届け

  • 個人事業は、個人でやってるんだから(法人が法人設立届を出すよりも早く)開業届はすぐ出せるはず
  • 社会保険(年金)は最近色々話題になってるからsmile、法人は一人でも雇ったら届けなきゃだめだけど、個人事業の場合は5人以上でいいことにしてくれている
  • そのかわり、労働保険は法人と同じ扱い。労働保険って何?という人もいるだろうから、社会保険よりも提出期限に余裕がある

・・・てな感じでストーリー仕立てにして覚えました good

3. 株主総会の招集

株主総会の招集は、

  • 制限会社は一週間前でOKだけど、公開会社は2週間必要。
  • ただし、取締役会の無い制限会社は口頭連絡でもOKだけど、取締役会があると制限会社でも公開会社でも口頭連絡じゃダメ

という若干の「ねじれ」現象が話をややこしくしています。でも、この図(というか色)を見れば一発でしょう。

4. 会社法の組織

説明は不要と思います。僕が作ったこの表は、読めば読むほど深い味わいを楽しんで頂けると思います good

5. 会社法における各種手続

実は、TACテキストにはこれがないんですよねwobbly
でも、超頻出論点なので、しっかりチェックしておいてください!!

——————————

いかがだったでしょうか? 役に立つ表はありそうですか?
もしもご所望でしたら、オリジナルのエクセルファイルをお譲りします good
ご希望の方、こちら をクリックしてください。(右クリックして「対象をファイルに保存」すると早いですよ)

ではまた! by ハカセ



こんにちは。ハカセです。

前回は 経営情報システム対策の「串刺し暗記術」 を紹介させて頂きました。ポイントは、「テキストの縦方向の情報を、横方向で覚えましょう」といことでした。

すると、翌日 ふうじん さんも 「経営法務テキストの出来が良い理由 」で、
「タテヨコ・マトリクス学習法」という同じような内容の記事が。
別に打ち合わせしたわけではないのですが、見事な符合ぶり flair

要は、この記憶術は、
1. どの科目でも応用できる
2. 成功者はかなり活用している

ということになりますね happy01

今回は「方法は分かったから、苦手な情報システムの暗記、具体的に助けてよ!」という方のために、具体的にボクがどう覚えたかを伝授します。
比較的注力可能な「第一章 情報技術」ではなく、疎かになりがちな「第二章 ソフトウェア開発」「第四章 ガイドライン」を中心にピックアップしました。

1. 語呂合わせ

「見積もりは、ここも ポイント、アップ ダウン」
ソフトウェア開発の見積もり技法に関するものです。
COCOMO: Constructive Cost Model : ココモ
プログラム予想行数 + プログラマ生産性 + 仕様要求の明確さ
を加味し、モデル式で開発工数や開発期間を見積りする手法。
ファンクションポイント
ソフトウェアの機能の多少・難易度を基準に見積もりする手法
ボトムアップ見積もり法
細かい作業レベルから積み上げていく見積もり手法。
トップダウン見積もり法
  全体レベルから細かい作業レベルに割り当てていく見積もり手法

「ベーシック な 真珠(パール)が イイ」
BASICPERL は「行ごと」に変換する 「ンタプリタ型言語」である。(TAC H講師の受け売り)

「共通フレームは不渡り手形」
共通フレーム2007は、「ロセス」「クティビティ」「スク」「スト」の4階層で定義されている。

「PMBOK は ピンロック」
ピンボックは、ISO10006 (ピン・・・ロック)のベースにもなっている。

2. 似たようなものを敢えて一緒に覚える

「CMMI」と「COBIT」
「CMMI:ベンダーのプロジェクト組織の成熟度」と 「COBIT:企業のITプロセスの内部統制能力(ITガバナンス)」は、レベルの区分けが似ています。全く別の場所で出てきているけど、別個で覚えると混乱してしまう。こんな時はマトリクス学習法でまとめて覚えちゃうのが得策。

CMMIの対象はITベンダー(家づくりでいえば工務店さん)。ITベンダーに対して「おたくは成熟度が存在していません。0点です!」と評価するのは失敬。だからこっちは1から5の5段階

COBITは主に自社のITガバナンスをイメージ。「自社はITガバナンスが全然存在していません。0点です!」と言えるだろうから、0から5の6段階。自分に厳しく、他人に甘く。そんなイメージ happy02

また、ベンダー(工務店さん)に、「あなた背が低い(COBIT・小人)ですね」、なんて失敬なこと言わないだろうから、COBITが自社ITガバナンスに関すること。そんなイメージで覚えちゃいましょう。

レベルは:
諸・反・定・管・最 ショハンテイカンサイ!
と、各レベルの頭文字を勢いよく読みあげましょう。
ショハンテイカンサイ! TAC H講師の受け売りです bleah

「COSO」
内部統制のフレームワーク。デファクトスタンダードですよね。COSOはもともと金融の世界で発生した内部統制の考え方。COSO(金融)のIT版がCOBIT。そんな風に覚えましょう。(これが本当かどうかは保証しません。覚えるための「考え方」という程度です。あしからず・・・catface

COSOの構成要素:
統・統・監・情・リ:トウトウカンジョウリ!
「統制環境」「統制活動」「監視活動」「情報と伝達」「リスク評価」の5項目です。勢いよく読みあげましょう! トウトウカンジョウリ!

 「デュアルシステム」と「デュプレックスシステム」
両者の違いは以下の通り。
デュアルシステム と デュプレックスシステム

要は、デュプレックスは通常は違う処理をしています。
デュプレックスシステム

一方、デュアルは本当に(リアルに)二重なんです。
デュアルシステム

==============================

情報が苦手な人でも、このように「串刺し」で覚えれば、きっと大丈夫。

諦めずに記憶していきましょう!!!



こんにちは。ハカセです。

もうすぐ、経営情報システムの答練ですね。
文学部出身のワタクシは、情報が「苦手」だと思っていましたが、実際には、

養成答練: 83点 (初学者上位6.7% / 平均点60点)
完成答練: 83点 (初学者上位2.3% / 平均点54点)
模擬試験: 80点 (初学者上位3.3% / 平均点51点)

と、安定科目、いや、むしろ貯金科目になってくれた のでした。(*^_^*)

出題傾向が「がらり」と変わった2009年度の本試験の「情報」。受験生の平均点は50点切り。科目合格率は3.8%にまで低下してしまいました。
(参考 http://www.j-smeca.jp/attach/test/H21/h21_1ji_toukei.pdf
そんな逆境でも本試験で 64点 を確保出来ました。(*^_^*)

別に自慢したくて言っているわけではありません。
診断士試験の「情報」は、ボクのような、完全にアウェイな人間でもしっかり点が取れるような試験なのです! ということが言いたいのです。

前回のワタクシの「情報が苦手な人の勉強法」と、
JCさんの「おやじの天敵⇒情報システム」に引き続き、
経営情報システムの暗記対策方法 を伝授します!

暗記は「串刺し=横方向」で。

ボクの暗記術は、「串刺し」方式でした。簡単に言えば、タテ方向ではなく、ヨコ方向に暗記するやりかたです。下の例を見てください。

「ブリッジとは・・・データリンク層で働き・・・MACアドレスフィルタリングを行い・・・LANとLANをつなぐものだ」と縦方向に覚えるのは、アウェイな人間にとってこれほど苦痛なことはありません。

また、この縦方向記憶術の最大の欠陥は、実際の問題はこのように縦方向には聞いてくれないことです。つまり、この覚え方で記憶しても問題は解けない可能性が高い、記憶が無駄になる可能性が高いということです。

出題者の立場になって考えてみれば、当然「間違えやすい論点」を聞いてくるでしょう。この表の中で間違えやすいのは、「ブリッジとルータをごっちゃにしてしまう」ことですよね。「ブリッジはパケットフィルタリングを行う」という選択肢、有り得ますよね。このように混ぜこぜ(テレコ)にして出題されると、イヤ~な感じ、しますもんね。

つまり、問題が解けるようになるには、最初から混同しやすい情報を意識した記憶方法が最も有効なのではないでしょうか。それが「串刺し記憶術」の本質です

今回で言えば、「ブリッジとルータの違いを強調するような記憶術」が最も効果的だと思います。つまり、極論、
「ブリッジはデータリンク層で働いて、MACアドレスフィルタリングを行う」という 縦の情報はどうでもいいんです

「データリンク層で働くのがブリッジで、ネットワーク層で働くのがルータ」
「MACフィルタリングがブリッジで、パケットフィルタリングがルータ」
「LANどうしをつなぐのがブリッジで、LANとWANをつなぐのがルータ」
と、ヨコに串刺しで覚えて初めて問題が解けるようになるんだ、ということです。

「こんなの当たり前だ」と思われる方も多いかもしれません。でも、苦手意識を持っていると、こういうことに気づかないものなのです。何故でしょう?

理由は簡単。テキストが情報を縦方向に記述しているからなんです。だからと言って、ヨコ方向に記述しないTACのテキストを責めるのは酷です (^_^;) 最初は縦で。縦の情報を覚えたら横のつながりを見る、というのが筋でしょう。テキストはあくまでも知識の蓄積の手段に過ぎません。テキストを覚えたからといって点数が取れるわけではありません。合格するには「縦の情報を横につなぐ」という、もう一歩進んだ学習をする必要があるのです。

一般に、苦手意識があると・・・

→ テキストや講義で教えてもらおうとする (受身の姿勢
縦方向で覚えてしまう
→ 知識が身についても点が取れない
さらに苦手意識を持つ・・・

というさらなる悪循環に陥ってしまいます。
これを避けるには、すでにお話したように苦手科目こそ予習を中心とした「能動学習」が大事です

ピンチの時こそ討って出る。今川義元に攻め込まれた織田信長は篭城することなく討って出たために桶狭間の奇襲に成功しました。

苦手科目だからこそ、「どう聞かれるかな」「こう聞かれたら答えられないな」と頭をめぐらせて、自分なりの工夫をしながら学習する事が大事です。講義とテキストから情報のシャワーを浴びるだけではなく、自分で率先して能動的にテキスト内部の情報をヨコに関連付けていきましょう。テキストに「ヨコの情報」を書き入れてしまいましょう。

・ ミラーリング ・ デュプレキシング ・ デュプレックスシステム ・ デュアルシステム
・ スラッシング ・ スワッピング ・ ディスパッチング
・ デフラグメンテーション ・ ガーベージコレクション
・ ロールバック ・ ロールフォワード
・ ACID ・ RASIS
・ ゴンペルツ曲線 ・ バスタブ曲線 ・ 信頼度成長曲線
・ COCOMO ・ CMMI
・ ISO 10006/27001/20000

これら、全部違いが分かりますか? 必ずしも同じところで出てくるものではありませんが、これらが並列して同じ設問の異なる選択肢として出てきたときに困らないように、ヨコの関係での暗記、違いを強調した暗記 にしっかり取り組んでおきましょう!

この科目をアウェイだと思っている方、またはとにかく「暗記」が苦手な方。是非このやり方を試してください!!

by ハカセ


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