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今年のセ界は逆転のカープが制覇
診断士試験はどうか

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おはようございます。こばです。
先週、セ界で優勝が決定。鯉人たちの悲劇ではなく、鯉人たちの歓喜で幕を閉じた。
優勝を決めた試合も逆転勝ち。逆転勝ちできるのは地力がある証拠。
あきらめていないからではない。

1番、2番、3番は固定されているが、4番は流動的。
1番~3番が鉄板化しているため、4番が変わっても戦い方がブレない。

診断士試験においても事例Ⅰ~Ⅲを鉄板化しているか否かで
事例Ⅳの戦い方が変わる。

事例Ⅳだけで一発逆転があることが判明した昨年。
それに対応して事例Ⅳが易化したことで点数が伸びず、スト生の合格が減少

今年はどうなるか。

それでは本題へ、
まずはテーマの確認から

□事例Ⅳテーマ□

費用対効果の測定
儲かるかどうかを数値で判断

事例Ⅳのキーワードは儲かるか。
基本的に事例Ⅳは現状分析である経営分析に始まり、改善策の費用対効果の測定に終わる。

テーマがイメージできたら、読む際の着眼点を明確にする。

□読む際の着眼点□

大局的にどうこの事例をとらえるかがポイント

まずは師にしっかり学ぶ

■事例Ⅳのポイント~工程設計~■

オリジナルデザイン:解答結果が全ての設問に連鎖している。
起きうるエラー:設問1を間違え、以降も全滅。
変更後のデザイン:設問を全て把握し、解答手順を計画し実行する。

◇事例Ⅳの着眼点◇

事例Ⅳ:重要なことは計算力ではない
何をするのか、あらかじめ処理手順を計画し計算処理を行う。

時間がないからとひたすら問題演習だけだと答えを覚えるだけになる。
必要なことはその問題だけ対応できることではなく、どの問題でも対応する力である。

 

□こばの事例Ⅳイメージ□

平成21年以降の設問一覧

第1問 第2問 第3問 第4問
H27 □経営分析 □CVP分析
予想PL
□NPV □リスク
H26 □経営分析 □NPV □セールスミックス □デリバティブ
H25 □経営分析 □投資計算
予想CF
□品質原価
H24 □投資計算
予想PL、経営分析
□CVP分析 □企業価値
H23 □経営分析とCF □受注の可否 □セグメント別損益 □リアルオプション
H22 □経営分析 □CVP分析 □NPV □投資有価証券
H21 □経営分析 □財務レバレッジ □CVP分析 □デリバティブ

 

事例Ⅳで問われる分野は限定されている。
平成21年以降、変化はない。
変化した部分は事例Ⅰ~Ⅲと同様、未来を予想する出題が多くなっている点。
予想PL、予想BS、予想CF。
未来を予想し、助言する力が事例Ⅳでも試されている。

一次知識がそのまま二次に応用される事例Ⅳにおいて、1つ1つの論点だけを解くのなら難しくない。

勝負の分かれ目は

80分で正確な処理ができるか

論点別の学習だけに終わるとこのタイムマネージメントの能力が備わらない。
これからラスト1か月は年度別に解き、その力を養う。

論点別の学習で各論点の判断条件を事前にまとめ、年度別の学習で当日の処理を練習する。

当日は淡々とその条件にそって処理を行うのみ。
一部であるが各論点の判断条件、処理手順のまとめ。

■経営分析■

経営分析に時間はかけない、目標処理時間は10分。
得点開示の結果からどの指標を選択しても得点差はないと判断。

◆収益性
商品のことしか特徴が書かれていない ⇒ 売上高総利益率
人件費高騰、業務重複、新規業務で費用増 ⇒ 売上高営業利益率
借入れ金が多い ⇒ 売上高経常利益率

◆効率性
過剰在庫がある ⇒ 棚卸資産回転率
遊休資産や設備維持の投資 ⇒ 有形固定資産回転率

◆安全性
投資などの体力がない、負債多い ⇒ 自己資本比率
現金等の減少や負債の増加 ⇒ 当座比率

■予想PL■

与件文のPLの横に丁寧に記入する。勝負の分かれ目。計算ミスは命取り。ここを間違えると後の問題に連鎖。
この問題を起点にCVP分析やNPVの論点に繋がる。

◆処理手順
①売上
単価×数量でどっちらかが変化する。単純な掛け算。

②変動費
販売価格変化しても変わらない。数量変化との条件指定があると変わる

③固定費
条件指定で変化
追加設備や取替投資で減価償却費が変化

④営業外収益
基本ないまたは配当金などの条件指定

⑤営業外損失
利息とその他
借入れ金の増減で変化

⑥その他
基本そのまま変化なし

⑦特別損益
設備の売却で変化

⑧確認方法
単純計算と増減値の差額が一致するか

■CVP分析■

出題されると勝負の分かれ目になる可能性が高い。

1.売上高
2.変動費
3限界利益
4.固定費
5.利益

この5つしか登場しない。この5つを確認したら公式に当てはめるのみ。
変動費率で処理するより限界利益率で処理した方が小数点への対応が行いやすい。

投資の経済計算

FCFを計算することが最重要。投資をしたことによる変化を確実に押さえる。

◆差額原価か総額原価の見極めポイント
〇差額原価
条件設定が投資により売上が何%増えたや費用が何%減った

〇総額原価
条件設定が売上がいくらで費用がいくらと記載

FCF
①営業利益×(1-法人税率)+減価償却費±運転資本の増減-投資額
②営業CF+投資CF

※残存簿価ありは要注意
1.除却損のタックスシールドは税引後キャッシュフローにプラスする
2.売却価格は投資キャッシュフローにプラスする

最後に事例Ⅳにおいて計算力は求められていない。
工程設計力、正しい処理ができるかである。

ではまとめ。

・今年のセ界は逆転のカープが制覇。
・事例Ⅳのポイントは工程設計力。
・ラスト1か月は論点別の学習⇒年度別の学習に切替
・80分の処理手順の練習

byこば

 



 

 

こんにちは、オーケーです。

 

ゴールデンウィークに突入しましたね。

 

学習の進み具合はいかがですか?

先日、道場セミナーにご来場いただいた方々とお話しをしていると、さまざまな学習環境があるということが改めてよくわかりました。お仕事やご家庭の都合で必ずしもゴールデンウィークをフルに学習に充てられない方もやはりいらっしゃいます。

 

ゴールデンウィークをフルに学習に充てられるっていう方は、本当に恵まれた環境にあります。みっちりとやりこみましょう。

 

充てられないって方、ここは工夫のしどころですね。

Ozの記事butaoの記事を参考に限られた時間を有効に使うにはどうしたらいいか?そんな視点を持ちながら学習を進めていきましょう。

 

本試験までに残された時間は万人に平等に流れています。

「あれをやらねば」、「これをやらねば」(必ずしも学習科目に限定しているわけではなくて、皆さんが時間を費やす事柄すべて)を考えるよりも、「しなくてもいい」ものを考えてみると案外、時間は捻出できるものです。

僕の場合、同僚との飲み会がかなりの頻度でブックされていたのですが、これは当面1次試験までは「しなくていい」かな、と定めて「ごめん、今日はこれにて」(自称、オペレーションドロン)を口癖に早々と退社するようにしていました。

 

僕が好きな映画スター、アラン・ドロン氏

 

 

本日のテーマは【ストレート生にとっての2次対策開始時期】

 

 

では、以上の「しなくてもいい」の中に「2次対策」は含まれるのでしょうか?

僕自身の経験を踏まえていますので、今回はストレート生向けとさせてください。

 

 

僕の答えとしては、この時期以降、二次対策は「しなくてもいい」部類に入ってきます。

理由は、1次試験を通過しないと2次試験は受けられないから。これに尽きると思います。

よほど余裕しゃくしゃくの方は別にしても、このあと100日弱の時間の使い方で合否が決定するという受験生がほとんどです。僕もそうでした。

 

2次対策は1次試験を通過してからで十分に間に合います。早めの2次対策でライバルと差をつけようとして、油断していると足元をすくわれる恐れがあります。ぜひ1次試験対策を着実に進めてみることをお薦めします。

 

まだ2次試験の過去問も見たことないぞ、って方。受験機関ならば2次試験対策の導入講義が12月や3月に組まれているので、だいたいの様子はわかっておられると思いますが、独学の方はすこし不安かもしれませんね。その方に向けては、以下の僕の個人的な感想を提供させていただきます。これをもとに8月からの対策スタートを楽しみに待っていてください。

 

個人的な2次試験の感想

  • マークシート対策から記述対策に変わって、学習スタイルにも変化が生じて「楽しい」
  • 個性豊かな事例をたくさん読むことができて「楽しい」
  • 文字制限のある記述は創意工夫のし甲斐があって「楽しい」
  • 自分自身の解答手順を標準化していくプロセスが「楽しい」

 

「楽しい」ことしかない……わけではありませんが、僕にとって2次試験対策は楽しかったです。楽しいと思える域に達するまでは一定の時間が必要だし、ちょっとタイヘンなところもあるのですが…。

 

今日のメッセージを突き詰めると、この一定の時間というものは1次試験後で十分だということです。

 

なお、財務・会計だけはちょっと事情が異なります。事例Ⅳを横目で見ておくことも有益と思います。

ちなみに事例Ⅳってのが財務・会計の2次試験版です。

 

基本的にあまり問題集は手を広げ過ぎるべきではないと思いますが、僕の場合、事例Ⅳの2次試験用問題集を入手して、1次試験用のスピ問等と並行して論点別に解いてみると理解が深まりました。

 

フォルゴーレも同様の見解のようです。

 

 

それでは、またお会いしましょう。オーケーでした

 



こんにちは!まさや~ん@5代目です

中小企業診断士試験の日程が発表になりましたね!
今回は例年より一週間程度遅い展開になるようです、
合格発表はクリスマスプレゼントから年明けのお年玉にかわりました。
くわしくはコチラからご確認ください。

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今回はご好評(?)頂いているNPV関連の第2回です

このテーマは
1.複利現価係数と年金現価係数
2.設備投資の経済性計算
3.デシジョンツリー
の3部作予定です。

本日のテーマは「設備投資の経済性計算」です!

まず、設備投資の計算は大きく分けて3種類あります。
ここをまず理解してから計算練習を積むのが近道です。

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さらにその前段階として
正味CF=(1-税率)(営業利益)+減価償却費
=(1-税率)(CIF-COF-減価償却費)+減価償却費
=(1-税率)(CIF-COF)+(税率)(減価償却費)
この式をまず理解しましょう!

そして、 NPVは正味CFを評価したい時点での現在価値に戻した上で、投資額などを引いて正味現在価値を求めて判断していることを理解しましょう!!
======

①新規事業に対しての投資(拡張投資)

一番オーソドックスなタイプですのでこれは正解したいタイプの問題です
できればこのタイプの計算手法を完全に理解して、複雑な取替投資などの計算を学ぶのが個人的に近道だと思います。
自分は最初計算のパターンが数種類あるということを気づかずに答練で色々痛い目をみてきました( ;∀;)
与えられた情報に基づいてNPVを計算し投資の判断を行います。。

1.まず設問や与件を解釈しCIFとCOFを年度ごとに書きだす
2.減価償却費を求める
3.投資設備を売却する場合は残存価格と売却価格を確認する
もし残存価格>売却価格なら
((残存価格-売却価格)*(税率)+売却価格)
を売却時点に足しこむ
もし残存価格<売却価格なら
(売却価格-(売却価格-残存価格)*(税率))
を売却時点に足しこむ
4.評価するべき時点(与件より判断、大抵は投資時点)に割引く
5.正味現在価値を求め投資を判断する

この辺りは過去記事で計算方法がまとめられてますのでご参考ください!
 【渾身・財務】NPVを得点する~脱ケアレスミスを目指す~  byイラサム
・ 財務会計:意思決定会計を得点源にする!  byふうじん

②追加投資等で費用や利益の追加分に着目する投資(合理化投資、増分投資)

基本は①と同じですが注意点が増えます
・差分の収支で考える
・追加投資分の減価償却費を正味CFに入れ忘れないこと
・赤字から黒字化なら税金も考慮する必要があります

③設備やシステムを新旧入れ替える投資(取替投資)

同じく基本は①と同じですが注意点が増えます
・差分の収支で考える
・設備投資額は(新設備購入額-旧設備売却額(税金関連忘れずに))
・減価償却費は(新設備分-旧設備分)となる
・機会原価(旧設備残存価格)を正味CFから減算する
とまぁ、計算が一番ややこしくなるパターンが多いです。

テスト対策だけならば「機会原価」を忘れないようにすれば
①のCIFとCOFの書きだしが完璧なら解けると思います。

まとめ

1.拡張投資の問題を集め練習を積む
2.1をマスターし始めたら増分投資や合理化投資にチャレンジ
3.1と2を十二分に練習を積んだら取替投資に手を付ける

今回は自分のノートを見ながら作成していきましたので練習方法が合わない人がいるかもしれません(*´Д`)
ただ全ての投資計算の基本たる拡張投資を何度も練習すること投資計算の種類を把握して練習すること結果近道になると信じています。

ではでは、まさや~んでした。

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※※一発合格道場 春のセミナーを開催いたします!※※

【「一次試験まで、ほぼ100日 一発合格道場 春の入魂セミナー」 開催概要】

日時:4月29日(火/祝)
   (開場・受付開始:12:30~ セミナー:13:00~16:30 )
場所:東京都 23区内 (参加者に別途ご連絡します)
定員:35名 (先着順) ※満員御礼!
参加費:無料
セミナー終了後、会場近くで懇親会も行います!
(実費負担、4,000円程度を予定)

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こんにちは!まさや~ん@5代目です

先日違うグループのセミナーでパネラーとして発表させていただきました。
60人超えの人に喋るという機会はこれまでなかったので緊張しまくりました、でもこういう新しい経験ができるのも診断士とってよかったなぁと思いました。これからも積極的に機会をGetしていきますので応援(?)よろしくお願いします

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今回は前回に引き続き事例Ⅳの頻出論点であるNPV関連についてです。

このテーマは
1.複利現価係数と年金現価係数
2.設備投資の経済性計算
3.デシジョンツリー
の3部作予定です。

本日のテーマは「複利現価係数と年金現価係数」です!

まず複利現価係数について

上図にあるように、利子などがあると現在価値≠将来価値となることがわかると思います。

現在の1万円は銀行などに預けることにより年3%の利子が付くとすると、一年後には1万300円となり現在の1万円より高くなることがわかります。

将来価値=現在価値×(1+利子率)
1万300円=1万円×(1+0.03)

1年後に1万300円が必要といった場合は、将来価値を割引いて現在価値を求める必要があります。
ちなみにこの時に使う割引率が複利現価係数というわけです。

現在価値=将来価値×複利現価係数
1万円=1万300円×(1/(1+0.03))


また、割引率3%で2年目の複利現価係数とは上図の下のようなイメージとなります。

現在価値=将来価値×複利現価係数
1万円=1万609円×((1/(1+0.03))×(1/(1+0.03)))

この複利現価係数をまとめていったのが複利現価係数表となります。
事例Ⅳとかでは試験に使用する一部のみ与えられてることが多いです。
※つまりは試験を解くうえでのヒントになるってことです( *´艸`)

また、年金現価係数は複利現価係数を加算していったもの

n年目の年金現価係数=1年目の複利現価係数+2年目の複利現価係数+・・・+n年目の複利現価係数

ということです。

さて、ここまでで複利現価係数と年金現価係数をなめたことになります!
それでは実践してみましょう♪


上の図はよく予備校とかで与えられるパターンですね。
これを幾つかの解法で解いていきたいと思います。

1.複利現価係数のみ与えられている場合

NPV=FCF1×1年目の複利現価係数+FCF1×2年目の複利現価係数+・・・+FCF2×6年目の複利現価係数

2.年金現価係数のみ与えられている場合

NPV=FCF1×3年分の年金現価係数+FCF2×3年分の年金現価係数×(3年分の年金現価係数-2年分の年金現価係数)
※3年目の複利現価係数=3年分の年金現価係数-2年分の年金現価係数

3.6年分の年金現価係数と3年分の年金現価係数が与えられている場合

NPV=FCF2×6年分の年金現価係数-((FCF2-FCF1)×3年分の年金現価係数)

まとめ

複利現価係数と年金現価係数は作問者がどう解いてほしいのかという道しるべ。
与えられた場合はその意味をくみ取って計算してあげよう!
与えられない場合はなくてもできるという意味がある(H20年事例4の問2経費部分)。

次回は、設備投資の経済性計算です。こうご期待

1.複利現価係数と年金現価係数
2.設備投資の経済性計算
3.デシジョンツリー

ではでは、まさや~んでした



みなさん、こんにちは
この度5代目執筆メンバーとなりました、まさや~ん@道場5代目です

素晴らしい先代たちのブログ記事をみると最初は未熟な記事になるかと思いますが、一歩ずつ成長を心がけますので末永くよろしくお願いします

この記事がデビュー作となるわけですが何を書こうか凄い悩みましたが、やはり最初は個人的に思い入れのあることを書こうと決めました

それはなにかというと・・・

「中小企業診断士試験は

事例4に始まり、事例4に終わる」

どんなに苦手でも事例4を攻略しなければ合格は遠いです

ですので、デビュー記事はどうやって事例4の得点を積み上げていくのかを題材にしようと思います!

↑の図が事例4の出題内容の全てです。

1.経営分析は必ずでる(最近はBS/PLの変化も)
2.CF計算書、CVP、NPVのどれかは頻出論点
3.個別論点は何がでるかは宝くじ

ちなみに出題割合は
経営分析:頻出論点:個別論点=1:2:1
の場合が殆どです。

それを踏まえて今度は↓のグラフ見てください

これは得点と平均、合格見込を個人的な主観で表したものです。
以上を含めて合格圏に入るには何を重点的に対策する必要があると思いますか??

1.経営分析は必ずです(最近はBS/PLの変化も)
2.CF計算書、CVP、NPVのどれかは頻出論点

この2つをまず対策して得点を積み上げることが重要です。

まず経営分析についてはルーティン化するのが一番です。
最初に事例4をやるとルーティン??なんて感じると思いますが、
演習を続けると一か月かからずルーティン化されてくるはずです。

==経営分析のオススメ過去記事一例===
【事例Ⅳ】鉄板得点源―経営分析を攻略 by イラサム
徹底攻略!!経営分析 by wacky
==========================

この経営分析をこなせるようになれば無事平均点一歩手前までいきます

次に頻出論点です、平均点を超えて合格レベルに到達するには

  1. CF計算

    ex.間接法、穴抜き問題(支払利息不明など)、引っ掛け勘定科目問題 etc…

  2. CVP

    ex.連立方程式、固変分解、感度分析、高低点法、経常利益/営業利益引っ掛けetc…

  3. NPV

    ex.拡張投資、取替投資、増分投資、デシジョンツリーetc…

の3論点ができる必要がありますが、

半分程度こなせば無事平均点確保
半分以上なら普通に合格ライン

というわけです 。実にシンプルです
(↑は2年通じての感触です、勿論言うまでもないですが出題内容によりますよ )

上記を踏まえて言い換えれば、

事例Ⅳで重点的に練習する必要があるのは実は頻出論点のみという事実

==頻出論点のオススメ過去記事一例===
個別計算問題対策#1:CVP分析 by ふうじん
個別計算問題対策#3: キャッシュフロー計算書 by ふうじん
財務会計:意思決定会計を得点源にする! by ふうじん
【財務・会計】アカウンティングの論点整理-1 by こぐま
Output学習(2/3) 財務・会計計算問題集を3回転 by ふうじん
==========================

最後に個別論点ですが、
ex.原価計算、為替、株価、経済的発注量、リスク、EVA、財務レバレッジ効果、キャッシュサイクル、専門用語関連etc….
と多岐にわたる出題範囲の中から宝くじあてにいきますか

するしないは個人の自由ですが、自分なら頻出論点を完璧にしてから個別論点の出題確率高い分野から勉強していきます
(多年度の方が勘違いしないように念の為書くと、1次試験の財務対策している方が当然できる個別論点は完璧にしておく必要はあります)

◆まとめ◆

1.経営分析は演習通じて力はつく
2.個別論点に手を出す前に、頻出論点を完璧に

みなさま体調不良にはお気をつけください、今絶賛ノロ感染中ですがこんなのにかかったら勉強どころではなくなってしましますので^^;



katsuです。

一昨日、2次試験を受験された方、本当にお疲れ様でした。

結果に関してはいろいろと不安になることはあると思いますが、とりあえずは試験を受けることに協力してくれた周りの方への感謝を伝える時間や自分に対してのごほうびの時間などに使うのがよいのかなと思います。

ただし、再現答案はだんだん作れなくなってしまいますので早めにつくっておきましょう!!

また、わが一発合格道場へ合格体験記を送ろうと考えている方は着々と準備を始めてもいいかもしれませんね(笑)

 

さて、今回の記事より2014年度合格へ向かう人のための記事を書いていきたいと思います。

 

◆スタートダッシュ!先取り学習!!◆

まだまだスタートしたばかり、1科目めがようやく終わるころでしょうか。診断士試験は7科目。「まだまだ先は長い??」かと思いきや意外と早く7科目が終了してしまいます。現在、余裕があるといって油断は大敵です。

簿記学習経験者などこれから学習がはじまる「財務・会計」に関してアドバンテージがある方がいるかと思うのですが、こういった方中心に「先取り学習」を提案してみたいと思います。

私は、2012年の8月に税理士試験(財務諸表論)の試験を終えたあとから学習を開始しまして10月に「販売士検定2級」と「情報処理技術者試験ITパスポート」を受験しました。さらに、12月にはBATICを受験しました。

販売士検定は「運営管理」、ITパスポートは「経営情報システム」の予習となり実際の講義が始まってから安心して受けることができました。

もちろん現在の講義をおろそかにしてしまうことは本末転倒になってしまいますが、「財務・会計」にアドバンテージをもつ簿記関連の資格を持っている方、また今のうちならまだ学習時間が確保できそうだという人はこういった他の関連資格の学習をしてしまうこともオススメできます。まっすー他資格との関連の記事を書いているのでこちらも参考にしてください。

 

◆先取りしておくべき教科は?◆

また、私が本当に先取り学習をしておくべきだった教科として「経済学・経済政策」がまず真っ先にあげられます。

詳しくはこの記事(泥沼学習法【経済】)で取り上げているのですが、経済学を学ぶ方法として、石川秀樹先生の経済学の書籍を購入してフリーラーニングというサイトの無料講義動画で学ぶという方法があります。

すごくわかりやすい動画なのですが、これを行うにあたって私が困ったことはかなり時間がかかることでした。

今、もし先取りしておくことが可能となるのであれば「経済学」に関してかなりアドバンテージができるのではないかと思います。「経済学」に不安を抱いている方にはオススメです。

みなさんも「石川経済学」にどっぷりと浸かってみませんか・・・(笑)

 

◆2次試験も見すえたい?◆

1次試験科目に関連する学習経験がかなり豊富で2次試験対策を早めにはじめたいという方には、私が本来だったら受ける予定だったMMCの通信講座をやはりオススメしたいです。

私は、前述の経済学で1~2月に挫折して克服に時間がかかったために受講することができなかったのですが、1月くらいからの講座を検討してみてはいかがでしょう。

MMCのメソッドに関して、まっすーが紹介していますのでコチラの記事も参考にしつつ、興味がある方はMMCさんに今年の2次試験の模範解答と資料を請求(無料)してみましょう。

ちなみに年度の試験問題の模範解答の請求は今年合格しているだろうという人も申し込んでおくとよいです。(私は口述対策を見すえていくつかの学校に申し込みました。)

これももちろん次試験の学習をおろそかにしてしまうことには気をつけなければなりません。

実際、8月からでも間にあったという人はかなりいるわけです。しかし、早めから2次試験を知っておくことで、1次試験の学習を2次試験に役立たせる効果が期待できると思います。

簿記学習経験者ならばこの時期から2次試験の事例Ⅳを意識してもよいかと思います。ちなみに私は、「財務・会計」学習の時に「中小企業診断士 集中特訓 財務・会計 計算問題集(TAC出版)」という1次と2次の両方に対応した問題集を利用していました。

 

現在、中小企業診断士試験の学習を開始されている方は口述試験まで考えると試験合格までにはまだ1年以上あります。

長い目で計画を立てることが非常に重要だと思います。モチベーション管理なども含めていろいろと考えてみてください。現時点で1次試験7科目及び2次試験について特徴だけでもざっと調べておくのはよいと思います。

7科目の中には、それぞれのこれまでの経験・キャリアなどから得意・不得意がでてきます。その中で不得意科目にはいずれ対処しなければならなくなります。

診断士試験の1次試験の王道は、不得意科目を克服して7科目とも平均的な得点をとって合格することだと思います。そのため不得意科目克服のための時間の確保も計画に入れる必要があります。

アドバンテージがある科目の学習中に不得意科目の克服を行うことは、アドバンテージを生かすことになるかと思います。

簿記受験経験者以外ならば、IT業界に属しているなど経営情報システムについては得意そうだなという方はお薬ハックコチラの記事を参考にするとよいかと思います。

もちろん現段階でどれが不得意科目になるかもわからない状況かもしれませんが、こういった意識があるだけで5月に7科目がひととおり終わった時点での状況は変わってくるかもしれません。

現在、「順調だな・・・」と考えている人ほど今後の計画については一度考えてみて欲しいです。

最後に、初学者でまだ道場の4つの基本理論を読んでいない方は、ぜひとも読んでおいてくださいね!

 

それでは、また。

by katsu



2010年9月17日(金)深夜(時差あり)。私はパソコンの画面とにらめっこしながら立ちすくんでいた。調子に乗って「個別計算問題対策シリーズ全5回」をJCと企画したのはいいけど、今日の執筆お題は「企業価値」。俺、簿記・会計こそ強いけど、ファイナンスはただの初学者なんだよな・・。しかしテキストをパラパラめくると、わりと簡単に思い出す。でも今日はいつもよりトーンはちょっと低めに。

そうか、そういうこと、かな?

こんにちは、ふうじんです。今日は、
個別計算問題対策シリーズ全5回の最終回。

9/14(火) CVP分析
9/15(水) 商品別限界・貢献利益率とプロダクトミックス
9/16(木) CF計算書
9/17(金) DCFに基づく投資判断
9/18(土) 企業価値算定 ←今日はここ

■企業価値とは?■
さてお立会い。「企業価値」論点の理解とは、あら不思議。論点の詳細はT○C「事例直前講義テキスト」を改めて参照いただくとして、事例IVで出題されれば配点20点。しかも難易度はかなり高めに設定されているから、ここで得点稼げば周囲に点差をつけ、2次筆記試験合格の可能性が高まるのは確実。

■企業価値とは(2) ・・企業を「時価評価」する■
この論点のツボは、企業の「時価評価」。それは財務諸表で示された「簿価」とは異なる、誰でも納得できる「何らかの値付け」
実はこのことは、講師が口を酸っぱくして必ず説明済み。でも案外記憶に残りづらいから、用途×立場の2マスマトリックスで、この論点の狙いを自分なりに整理!

うん、なるほど。
経営側⇔投資・貸付側が互いに納得できる値付けをするために、僕たちはファイナンスを学んでいるのか。
あえて一言付け加えると、投資・貸付側はプロ。経営側はどちらかといえば素人。その素人の味方として颯爽と馳せ参じるのが、中小企業診断士たる務め。

え、そんなことわかってるって?はい、すみません。
受験生の視点で考えると、経済先行きが不透明な今のご時世、「積極的買収に打って出よ」と試験委員がメッセージを発するとは考えづらい。「投資・買収側」の出題可能性は低いから、出題ローテーション的には、利益配当・分配可能額・配当割引モデルあたりが出る気はするけど・・。

この辺りは私より詳しい人が出題予想してくれると嬉しいです。いずれにせよ昨年H21年が「負債レバレッジ」だったので、今年は「企業価値」論点をしっかり予想して押さえておきたい。

■ファイナンス論点の学習~1次過去問の良問に学ぶ■
ではここでワンポイント。ファイナンス初学の私たち。そこそこの問題でもなぜ正答できるのか?

それは1次「財務会計」対策の知識のおかげ。

そう、1次試験に居並ぶあの難問たち。彼らは自分を正解してもらうかどうかなど、全く意に介していない。彼らが言いたいのは、「この問題を通じ、ファイナンスの知識を学んでね」。あぁ、ありがたいメッセージ。1次試験の財務会計対策でのあの苦労は、2次事例IVで花開くのか。

それなら別にファイナンスの専門家でなくても大丈夫。1次試験の過去問良題を「今からもう一度だけ」解き直す。そして予備校事例演習の事例IV対策問題・予想問題を解いてみる。そこで何か気づくことがあれば、今年の2次受験者の集団におけるあなたの立ち位置はかなり有利に。

では、近年での最も良問(MM理論)にチャレンジあれ。
こちらのサイト様よりコピペさせていただきました。受験生の立場にたった親身な情報ご提供、大変頭が下がります。

第17問(H19)
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。ただし、文中の(   )については解答する必要はない。

1,000万円の資金を必要とするS株式会社を設立するにあたり、発起人は資金調達について検討に入った。なお、発起人の間では次の点について意見が一致している。
(合意事項)
1.会社設立後、会社は毎年100万円の営業キャッシュ・フローを確実にもたらす。
2.毎年の減価償却費は40万円で、これと同金額が経営能力の維持のために毎年投資される。減価償却費以外の費用、収益はすべてキャッシュ・フローである。
3.株式発行する場合の発行価格は1株10万円とする。
4.市場利子率は4%で、この率で自由に借り入れ・貸し付けできる。
5.資本構成については、必要資金1,000万円を全額株式で調達する案(以下「株式調達案」という。)と、500万円を株式で調達し残りを借り入れとする案(以下「借入調達案」という。)の2つについて検討する。
6.利益はすべて現金配当する。

発起人Pは、「税金を考えないものとすると、①貸借対照表に基づく自己資本利益率は負債の利用度が高いほど高くなるので、自己資本利益率重視の経営を考えるなら、借入調達案の方がよい。」と主張した。
発起人Qは、「税金を考えないものとしても、われわれも投資家であるので、簿価ではなく時価で自己資本利益率を考えるべきではないか。利益、したがって配当総額は、株式調達案の場合は毎年(   )万円、借入調達案の場合は毎年(  )万円である。その結果、自己資本の価値が、株式調達案では□ A □万円、借入調達案では□ B □万円となる。そして、②時価に基づく自己資本利益率は、株式調達案で(   )%、借入調達案で(   )%となる。」と述べた。
発起人Rは、「前記合意事項に加えて、法人税率を40%と仮定するとき、企業価値は、株式調達案では□ C □万円、借入調達案では□ D □万円となる。」と述べた。
(設問1)
文中の下線部①について、簿価による自己資本利益率の説明として最も適切なものはどれか。

ア 自己資本利益率は、株式調達案では6%、借入調達案では4%である。
イ 自己資本利益率は、株式調達案では6%、借入調達案では8%である。
ウ 自己資本利益率は、株式調達案では6%、借入調達案では12%である。
エ 自己資本利益率は、株式調達案では10%、借入調達案では8%である。

(設問2)
文中の空欄AおよびBに入る最も適切な数値の組み合わせはどれか。

ア A:1,000  B:500     イ A:1,000  B:1,000
ウ A:1,500  B:500     エ A:1,500  B:1,000

(設問3)
文中の下線部②について、時価による自己資本利益率の説明として最も適切なものはどれか。

ア 時価による自己資本利益率は、株式調達案と借入調達案とでは同じである。
イ 時価による自己資本利益率は、株式調達案の方が借入調達案より大きい。
ウ 時価による自己資本利益率は、株式調達案の方が借入調達案より小さい。
エ 時価による自己資本利益率は、簿価による自己資本利益率と同じである。

(設問4)
文中の空欄CおよびDに入る最も適切な数値の組み合わせはどれか。

ア C:600  D:300     イ C:600  D:600
ウ C:900  D:600     エ C:900  D:1,100

この問題の素晴らしい点は、設問(1)~(4)の順に従い、必要知識が身に付くこと。

設問(1) 配当割引モデル
設問(2) 割引率の適用(=市場利子率)
設問(3) MM理論
設問(4) 企業価値・負債の節税効果・最適資本構成

ううむ、すごい。ただすみません、先に一言だけ謝ると、いつもの通り全く解答解説見ずにこの記事作ってます。当問題の解答解説は1次過去問題集に記載されているはずなので、何か誤りあればご指摘いただけると幸いです。

■出題論点を自分で勝手に整理■
さて、過去問にやられっぱなしなのも悔しいので、負けず嫌いに一言だけ言い返してやるっ。
ファイナンス、企業価値の論点でどこを出題してくるか。

そういえば、

企業価値(DCF法)=将来FCFの現在価値の合計 または
企業価値(配当割引モデル)=負債価値+株式価値

だったでしょ。
ここで、「FCFを向上する」ことは事例IV「企業価値」の主論点ではない。それは(一部を除き)事例IIか事例IIIの話。であるなら出題論点を分類し、

時価で評価する(DCF法・FCFの計算・配当割引モデル)
調達コストを下げる(最適資本構成・負債の節税効果・WACC・CAPM)
投資のタイミングを変える(リアルオプション・デシジョンツリー)

といった感じに自分で勝手に予想するのも悪くない。
テキストに従うばかりでなく、各論点を自分なりに意味づけすると、ファイナンスって俄然面白いのかも?

ちなみに配当割引モデル「企業価値=負債価値+株式価値」において、なぜ企業価値(買収価額?)に「負債価値」が含まれるのかが一見わかりづらかったでしょ?株式だけ100%買えばいいじゃん、ってつい思いたくなる。でも、BSのハコを書けばこれはすぐ納得。

企業を買収した後、100%自分のものにする為には、株式だけ買っても足りない。資産取得時には債権者も一緒についてくるから、負債価値の分も見込んでおく。
ここを理解して、「ああそうか!また一歩リードしちゃったよ・・」なんてね。

■最後におまけ■
個別計算問題シリーズ全5回、最後までお付き合いいただきありがとうございました。本日で当シリーズは完結。

ではおまけで事例IV出題論点を勝手に予想!根拠は全くないけど。ポイントは当たる⇔当たらないでなく、自分なりの仮説を持って事例IV学習に臨むかどうか。だって、他人に言われてやるより、自分で好き勝手予想する方が面白いでしょ?あくまでまず当たらない、という前提でどうぞ。

<ふうじん予想~これが出たら点差がつく論点>
第1問 経営分析(30点)
第2問 CF計算書(20点)
第3問 業務的意思決定・線形計画法(20点)
第4問 企業価値(20点)
第5問 文章題(10点)

byふうじん



こんにちは!JCです。
今週はかなり贅沢crownなラインナップでメンバーの夜更新の記事とともに個別問題対策の昼更新記事(僕らは裏記事と呼んでます)もあって盛りだくさんでお送りしています。

9/14(火) CVP分析
9/15(水) 商品別限界・貢献利益率とプロダクトミックス  ←今日はここ
9/16(木) CF計算書
9/17(金) DCFに基づく投資判断
9/18(土) 企業価値算定
月曜日の記事で個別問題として、気をつけておいてほしいポイントをいくつか挙げて、簡単な説明を記載したのですが、プロダクトミックスを書き忘れたことに気付きました。プロダクトミックスもしくはセールスミックスというのは、複数のアイテムを生産している場合に、それぞれの限界利益・貢献利益を算出してどの組み合わせが最も効率的かを検討する考え方です。
書き忘れたお詫びにひとつ例題を考えてみました。

 ◆例題◆

D社では、製品Acar、製品Brvcar、製品Cbusの3種類の製品を製造している。
販売価格はそれぞれ¥3500、¥4000、¥7000(いずれも1製品当たりの単価)である。
製品1個当たりの変動費はそれぞれ¥500、¥3000、¥3500
1個当たりの生産に要する所要時間はそれぞれ1時間、2時間、5時間である。
個別の製品に関わる固定費は存在せず、全ての生産に共通する固定費は500万円である。
工場としての最大の稼働時間は15000時間であり、販売先との都合で売ることのできる最大の製品数量は製品A 6000個、製品B 3000個、製品C 2000個であり、販売できない製品は製造できない。
 
上記の条件に基づいて、
設問1)
D社として最も利益の高くなるのは製品A、B、Cをそれぞれ何個製造すればよいか
設問2)
設問1)で解答した組み合わせによるD社の営業利益はいくらになるか。

◆限界利益(率)と貢献利益(率)◆
製品は売上が高いから利益が高いとは限らない。そこに効率的な生産がなされているかが問題です。
1次をクリアした皆さんに敢えて語るほどのことじゃないけど、製品(商品)別の利益構造を見る際には限界利益・貢献利益という観点がよく問われます。
P/Lで考えると
売上…………①
個別変動費…② 
限界利益・…①-②=③
個別固定費…④
貢献利益・…③-④=⑤
共通固定費…⑥
営業利益・…⑤-⑥
上の例題では個別固定費は存在しないので、限界利益でみたいのですが、もう一歩効率性の考え方を進めて時間当たりの限界利益がいくらになるかで比較したい。

◆解答と解説◆
実際に例題を考えて計算してみて下さい。一度、やり方を理解すれば全然へっちゃですよ。
事例Ⅳではわざわざ、円単位の数値と万円単位の数値を混在させることで、ミスを誘発するという作問も結構あります。上の例題もそのように作ってみました。落ち着いている時には引っかかりませんが、慌てると間違えたりするので要注意です。
PrdctMx解答はココ

◆注意事項◆
限界利益・貢献利益の定義は会計の世界と診断士試験の世界では異なると聞いています。ここらへんはきっと簿記1級のふうじんかアックルが解説してくれると期待しています。
よろしくね。



今日から4週間にわたり、各事例ごとで道場執筆陣が思うところを書いていこうとおもっています。こんばんはJCです。
今週1週間は事例Ⅳ。なんで、事例Ⅳから始まるの?という疑問もあるでしょうが、事例Ⅰ~Ⅲに比べて苦手shock意識を持っている人が多いのも事例Ⅳだし、開眼したら、結構点数を取りやすくなるのも事例Ⅳじゃないかな?と道場執筆陣で話したんです。だから早いほうがいいだろうと。
今日は「経営分析」とそれ以外の「個別問題」および「おまけ問題」というくくりでお話しします。

◆経営分析◆
事例Ⅳは手を変え品を変え、初めて見たような、受験生の頭を悩ませる問題が多いですよね。でも経営分析だけは僕の知るかぎり、ずっーとほぼ形を変えずに出題されています。経営分析は与件文の中に答えもしくはヒントが隠されていると考えて差し支えないと思います。だって、個別問題には与件文は必要ないもん。与件を読む際にはD社の問題点(H21のみ長所も問われたけど)の本質がどこにあるかを、きちんと読み取るようにしたいです。たいていのケースでは何等かの要因で売り上げもしくは利益が減少しているはずです。その原因はどこにあるのか?です。設備が古くてよい製品がつくれないのか、在庫の負担が重いのか、人件費か、あるいは借入金利か、与件で問題とされていることに合致するような経営指標を導き出すことです。ちょうど去年の今頃の勉強会で財務分析虎の巻(ぽちっとしてみてくださいPDFに飛びます)というのを作成しました。基本的にいいたいことはこの中に網羅されているのですが、もう少し負債比率とかも深堀しておけばよかったかと思いますので、みなさんはぜひ続きを作ってみなさん自身の虎の巻を完成してみてくださいね。個別問題で難問が出たら得点は非常にとりにくくなるので、経営分析で安定的に得点するように鍛えてゆくのが事例Ⅳ攻略の早道だと思います。

◆個別問題◆
個別問題はいろんなパターンがありますが、ぜひとも抑えておきたいのはDCF等の設備投資の経済性計算、Descision Tree、企業価値算出、プロダクトミックスあたりかな?と思います。CVPはH21年に出題されているので、2年続けてはないだろうなとは思いますが、期待を裏切るのが2次試験なので、一応は押さえておくべきではありますね.

●設備投資の経済性計算
古い設備に甘んじていた経営者が設備の取り換えを検討する。投資額に対して将来各年度の利益を現在価値に割り戻してNPVが正であるか負であるか、もしくは取り換え前と取り換え後ではどちらがNPVが大であるかというような問題です。傾向としては、制約条件がたくさんあって、ややこしい。だからこそ、設問文をきっちり読み込み条件をとりこぼさないようにすることは極めて重要です。(例H20 第2問)

●Descision Tree
たとえば①初年度に研究開発をする・しない、②研究開発した場合に、次の投資はするしない、というような問題です。 何段階かのする・しないを一定の発生確率の前提の上で、CF/ NPVを算出するものです。何段階が多くなればなるほど、ややこしくなるのは火を見るよりも明らかですが、落ち着いてきっちりと場合分けを行えば、それほどびびることはないと思います。。(例H19 第3問)

●企業価値算出
将来のCFを現在価値になおしたり、配当割引モデルと使ったり、いろいろです。ずいぶん前の記事ですが、ふうじん発案で「財務の公式シリーズ」として、こんなことも書いていました。
リーマンショック以来、日本の景気は悪く、特に中小企業にとっては生死をかける厳しい状況が続いています。こういうときには、買収の誘いもあるんじゃない?事例Ⅳ的にいうと、「売上・利益の減少したD社社長に、取引先X社から●●億円だったら、株式を買い取ってもよいという申し入れがあった…」って感じ。結局企業価値を算定してみたら、●●億円じゃ割安ジャンと社長が気づく、新たな設備投資に踏み切れば再生は可能だということに気付く。そんな問題がでたらいいな。

◆おまけ問題◆
おまけ問題はあきらかなおまけとして、一次の知識で答えられるものというのが僕の定義です。H20 の議決権制限株式とかH19の個人情報管理 、H18のPOSシステムみたいな問題です。H21の為替予約・オプションの問題1次の知識で答えられるのでおまけと言えると思います。過去は最終問題を定位置としています。配点もそれほど小さくないのも特徴です。ここが取れるのであれば、きっちりとってゆきましょうね。個別問題で超難問がでて、誰も解けなかった場合には、おまけ問題で差がつくことになるかもしれませんよ

◆今日のおまけ・リアルオプション◆
おまけ問題の続きじゃありません。「リアル・オプション」という考え方を少し覚えておいてほしいと思います。投資の一部を先延ばしすることで確実に儲けてゆこうというアイデアです。
設備投資を検討する際に、種々の前提条件を設定しますが、それはどれも設備投資を計画している段階で考えた不確実性を伴うものですよね。
なので、まずは最小限の投資にとどめて、ダメとなったらやめるし、いけるとなったら追加投資をして打って出る! 「オプション」と聞くと、どーしてもプット・コールのグラフを思い出しちゃって…という方もいるでしょうが、リアル・オプションは「ダメとなったらやめるし」、「いけるとなったら打って出る」という追加投資をする・しないの権利を留保していて、やめる(権利放棄)打って出る(権利行使)するため、こんな名前がついているのでしょう。 

りあるおぷ  ←リアルオプションのイメージ図です。最初から10億投資しちゃうといけてないときには9億の損失がでますが、当初2億の投資にとどめて、いけてる場合にのみ追加投資を実施することにより、(投資判断の延期化)損失額は小さいままにとどめられるというような考え方です。なんで覚えておいてほしいかというと、試験委員で事例Ⅳを担当していると噂されている先生の専門分野らしいんですよね。学問的にはこんな簡単なもんじゃないんでしょうけど。



こんばんは、ふうじんです。

事例IVだけちょっと先にやる。

何やら意味ありげなこのタイトル、あなたなら以下のどちらに解釈しますか?

解釈A 事例IV対策は他の事例I~IIIよりも先に着手する
解釈B 事例IV対策は他の事例と異なり、何か先にやることがある

もちろん「解釈」だから正解はありませんが、私の「解釈」はこの記事の一番下!

■事例IV対策は、事例I~III対策と少々異なる■
今週は「この時期の勉強方法」特集なんだけど、事例IV対策だけ他の事例と少々異なるので、こちらの記事でどうぞ。
まず、このブログ上での二次対策としての私の主張が、

 事例対策は他人に依存せず、自力で考えることが合格可能性を上げる

だということはご存知の方も多いはず。もう今更理由は言わないけど。
しかし事例IV対策についてのみ

 あれこれ考え悩まず、結論を察してさっさと処理する

ことが合格可能性を高めます。理由は3つ。

理由1 事例IV対策に時間を浪費することはもったいない。
理由2 短時間で多くの良問を解く事で実力が伸びる
理由3 本試験においては、答から逆算しないと時間が足りない

今日は理由1についてのみ補足で説明。事例IV対策はいくらでも時間かけることはできるし、しかも学習した満足感を得やすい。ただそんな学習が2次に通用しないことは、あの激戦の1次を通過した方ならもうご存知のはず。
そう、事例IVはある程度時間をかけることで確実に得点力が上がる。しかし事例I~III対策の方が重要。私の場合、以下の目安にしていました(※後で言いますが、一部の例外を除いて)。

事例IVの学習時間は、その週の学習時間の1/4以下にする

■事例IV対策の常識のワナ■
ここから下は辛口ゾーン。
下手したら逆に誤解を招いてしまうので、「あくまで単なる参考意見」として眺めることができる自信のある方のみご覧ください。
今日の辛さは・・・、約3ハバネロ。



1次試験を終え、さて2次試験対策。心まっさら、準備が白紙の状態であれば、予備校や合格体験記などの学習ノウハウについすがりたくなるのはごく自然。
しかし、学習ノウハウとはあくまで平均的な受験生が対象。つまり「財務会計が苦手でも」「事例IVで不合格にならない点を取らせる」のがノウハウ。でも事例IVは4事例中唯一、学習努力次第で確実に高得点が取れる科目。ストレート合格を目指すあなたなら、ここで「平均的な学習」に甘んじる必要が全くないのは明らかでしょ?

ということで、いわゆる「常識」にひとつずついちゃもんつけてみました。

常識1 事例IVは上級生有利

はい、ある程度当たってます。特に「経営分析」において。ただし「経営分析」は合否ライン上の受験生はほぼ満点近く取ってくるので、これは合否の差にならない(もちろん、経営分析が出来ないと合格は絶望)。よって最終的には事例IVはむしろスト本科生が圧倒的有利。

常識2 過去問を解くことが大切

これはその通り。しかし「過去問だけを解くのは良くない」。なぜなら過去問は圧倒的に難しく作ってあるから(理由後日)。過去問の解法パターンを覚える学習法を「パタ解き」と言いますが、これで点が取れるほどH22の事例IVは甘くない。なお今できる対応策は2つ下の章で。

常識3 経営分析は大事

はい、大事です。そもそも財務諸表が読めない人が経営コンサルタントになって良いのか?ただし先に述べた通り、「経営分析」は出来て当たり前。解き方は予備校が教えてくれるので、初め戸惑っても心配は不要。10月24日までに必ず間に合います

常識4 タイムマネジメント力が勝負

これはまさにその通り。1次と異なり多少歯ごたえのある問題もありますが、少しでも早く「この問題を見たら、何分で解く」イメージを掴むようになると、驚くほど得点が安定します(講師受け売り)。

常識5 わからないことは講師に質問

これは微妙。失礼を承知で指摘すると、そもそも講師自体、事例IVはどちらかといえば苦手、という方が多い(←やむを得ないです)。こればかりは手の打ちようがないので、「講師の答えが必ずしも万全ではない」ことを前提にした上で、やはり質問するしかないか・・・。

もちろん、予備校の指導や受験生の常識は大切。ここで言いたかったのは、周囲と同じことをやっていても事例IVは45点しか取れませんよ、ということ。なぜなら、平均的な受験生が45点を取るように作ってあるのが事例IVだから(※講師受け売り)。

■事例IV対策に近道あり■
ここまで来たので言っちゃうと、診断士受験生の多くは遠回りの事例IV対策をしています(※初め間違った対策・・、と書いたのですが、あんまりなので控え目に書き換えました)。ざっとみて、スト本科生の○割、上級生の○割は遠回りをしている。

何が遠回りって、「問題を解いて、そこから解法・知識を得ようとしている」こと。つまり「パタ解き」になっている。事例I~IIIならある程度これでいいけど。
作問者の立場になれば、平均点を下げるために、基本論点はベーシックなものに押さえつつも、必ず過去問にないパターンの解法や追加条件を出してくるのは当たり前。だから「パタ解き」では勝てないのに。

では遠回りをしないためにどうするか。
それは簡単、作問者が私たちに何を要求(期待)しているか(=事例のゴール)を知るだけ。
手短にいうと、期待されていることとは、

 1. 財務諸表を見て経営分析ができる
 2. 経営意思決定(業務的・構造的)において、数値を使った判断・アドバイス・説得ができる
 3. 資金調達方法をアドバイスできる

ことに他ならない。長くなるので詳しくは別の機会に譲りますが、たったこれだけの要求をあれだけ難しい試験問題に見せかけている作問者(試験委員)の英知には本当に敬服しています。

■ちょっと差がつく学習方法■
いつもの通り、他人の批評だけなら簡単なので、考えられる学習方法もちょこっとだけ紹介。

過去問を解く

→これは当たり前。問題は「解いた後に何をするか」。

問題集を解く

→これは有効。とにかく1冊やりきって、最低2回転。これで知識がかなり体系化されます。問題は「どの問題集を選ぶか」。

予備校の個別問題を解く

→実はこれが有効。過去問よりもわかりやすく作ってあるから、理解が早い。問題は「どうやって入手するか」。

グループ学習

→グループ内に財務会計が得意な人が1人でもいれば、これは有効。問題は「得意な人がいるかどうか」。

講師に聞く

→最低合格水準レベルなら、どの講師に聞いても大丈夫です。しかし事例IVでもし点差を稼ぎたいなら、問題は「どの講師に教わるか」。

あ、あと計算機の使い方には早めに慣れましょう。私から見るとみんな遅くてイライラさせられます(笑)。
それと最後になりますが、事例IV対策は毎日コツコツやっても構いませんが、どこか1日使ってどっぷりやる方が効果的。昨年の私の学習記録を見ると、9/4(金)にファイナンス対策にメドをつけたことになってます。

さて、今日はここで終わり。ちょっと気を持たせ気味な記事になってしまい、申し訳ありません。ちなみに今回の「最後の謎かけ×5」に限り、コメントをいただいてもお返事はご容赦ください。ちょっと考えればすぐ分かりますよ!

それではまだまだ暑い日が続きますが、また来週!

byふうじん

解釈例B:事例IV対策は他の事例と異なり、何か先にやることがある
→事例IVに限り、答えを先に知っておくことが効果的。昨年の事例IVサブノート(講師説明の受け売りノート)を、 今見ても支障ないようにVerUP しましたので、よろしければご活用ください。こちらについては質問・コメントもお受けいたします。あと 事例IV出題領域分析 もどうぞよろしく。



こんばんは、ふうじんです。
今日は点差がつきやすい「意思決定会計」のお話。
「意思決定会計?何それおいしいの?cherry」そう思ったあなたはごく常識人。なぜなら通常の診断士講座では「制度会計」「管理会計」「ファイナンス」までは区別しても「意思決定会計」なんて用語は一言も出てこないから。

■意思決定会計とは■
そもそも意思決定会計とは何か。簡単にいうと
経営判断上、A・B2つの選択肢がある時に、どちらが儲かるかを数値で説得する」ということ(※詳しい方、よろしければ補足お願いします!)。
CVP分析設備投資意思決定の2つが良く挙がる例。ところが、診断士の財務会計学習上はこの2つは異なる論点として扱われ、共通性を考える人って恐らく少数派。
事例IV対策チャートで見るとこんな感じ。


見づらいので表に整理しなおすと、

つまり、「意思決定会計」のうち、時間価値を考慮するものは「ファイナンス」に属する、と考えると最も明快。

■意思決定会計の解法~正味現在価値計算の例■
正味現在価値(NPV)計算は、得意不得意がはっきり分かれる。つまり初めはわけわからんが、コツをつかめば常に正解可能ribbon。しかもT○C事例直前講義テキスト(2009年版)によれば、そのコツとはたった3つのポイントに過ぎない。

手順1:各年のFCFを求める
手順2:FCFを資本コストで現在価値に割り引く
手順3:割引後の現在価値を合計し、NPVを求める。

これだけ?そう、これだけ。
ではなぜあんな一見難しく思える問題を作れるのか。前回使った例題を用い、その舞台裏を眺めてみましょう。

<問題>
C社では、工場拡張投資を計画中である。この投資案の初期投資額は、4,000万円である。
計画では、この投資により今後毎年売上高が2,400万円増加し、現金支出費用が1,200万円増加する。この投資物件の耐用年数は5年であり、残存価額はゼロである。減価償却法としては定額法を用いており、実行税率は50%であるとする。なお、運転資金の額は変化しないものとする。
資本コストが10%であるとき、この投資案の正味現在価値として、最も適切なものを下記の解答群から選べ(単位:万円)。
なお、現価係数は下記の通りである。
複利現価係数(10%、5年)0.62
年金現価係数(10%、5年)3.79
解答群 ア548 イ-210 ウ-280 エ-900

この問題は「瞬殺(または秒殺)」sandclock。わざわざ複利現価係数が示してあるから、1年ごとのFCFを求め、あとは現価係数を掛けるだけの処理。つまりこの問題の題意は「FCFをどう求めるか
ではまず、ちょっと前に 財務公式シリーズ(FCF)で学んだ公式を使ってみましょう。

FCF=営業利益×(1-t)+減価償却費-運転資本増加額-設備投資額
この問題の場合、(差額原価となりちょっとややこしいのですが、)
各年のFCF=税引後CIF=(売上増2,400-現金支出費用増1,200-減価償却費800)×(1-0.5)+減価償却費800=1,000
で、正味現在価値は1,000×3.79-4,000=-210。 よってイが正解。

■意思決定会計は解法パターンで解く■
ところが電卓が使える二次試験ではこんな簡単な問題では点差がつかないから、話がややこしくなるart。例えば、前回きょんさんから「営業外収支がある場合はどうなるの」と質問いただきました。

<きょんさんの質問>
営業外収支が出てきても、普通に公式は使えるでしょうか?
仮に記事中にある問題の企業で、負債1000を利子率4%で借りてるという状況を設定すると、営業外費用(支払利息)=40となり、P/Lは、
売上    2,400
費用    1,200
減価償却   800
営業利益   400 ※ここまで同じ
営業外費用 40
税前利益   360
税金     180
税後利益   220
このときFCFは税引後利益+減価償却費
220+800=1,020
にはならなくて
FCF=税引後営業利益+減価償却費
=(1-0.5)×400+800=1,000
で、営業外収支があろうが無かろうが公式を使ってFCFが求まると思います。

ん?一見これで合っているような・・。
でもこの場合の正解はFCF=980。
なぜそうなるのかわけわからなくなるのが普通。この場合、解法を知っている人(=上級者)は「税引後CIFボックス」という図を描いて考えます。

※2014/12/21訂正:この図に「支払利息40の増加」が含まれているのは誤りです。詳細は下部コメント欄ご参照ください。ktr様、ご指摘ありがとうございました。

長くなるので説明省きますが、赤の部分が税金青の部分がFCF(税引後CIF)。ここで言いたいのは、FCFやNPVがどうと言った話ではなく、意思決定会計の問題には必ずそれなりの解法がある ということkey
この先どこかで必ずこの図に出会うはず。不明点あれば講師にかじりついて質問し、解法としてマスターすればとっても有利。

※この記事書いてから気づいたのですが、FCFは「利払い前」のものを用いる方が普通ですね。今回の例はあえて「利払い後」(=経常利益)のFCFを求めたケースなのでちょっと特殊とお考えください。でも税引後CIFボックスの作り方は同じ。詳しくはコメント欄参照。

■ではなぜ意思決定会計?■
なぜこの完成答練直前期にこんな小難しい話をダラダラ続けるか?それは、2次事例IVの高得点者は、1次財務会計対策の時点ですでに事例IVを意識した学習をしているから(で、1次も高得点)。
そもそも事例IVの構成とは、

はじめに:経営分析で事例企業の問題点を把握
次に:意思決定会計で何か経営アドバイス
最後に:ファイナンス論点で財務アドバイス

といった作りが王道(過去問眺めてみてくださいね)。つまり意思決定会計は必ず出題あり、と考えて良いcrown。後はそれがCVP分析になるか、設備投資経済性計算になるか、はたまた・・、と考えれば今年の本試験の出題すらほぼ予測可能。
問題は(合否当落線上の受験者間では)「経営分析は点差がつかない」「個別計算問題で点差がつく」ということ。1次対策のこの時期から2次で点差をつける戦略を取ることができれば、ストレート合格可能性がそれなりに高まることも納得。
ね、財務会計って知れば知るほど簡単でしょ?
あと計算問題解くときに手計算・電卓どちらでやりますか?手計算はもちろん大事。でも2次事例IVを意識している人は、この時期からガンガン電卓を使い、サクサクっと大量の問題を解いてますよ(と、ちょっと焦らせたりして)。

すみません、今日はちょっと脅かしすぎましたshock。でもこの先起きることを今知れば、多少なりとも有利かなと思って・・。まずは目の前の完成答練に注力。さっさと復習仕上げたら、2次を意識した財務会計対策スタートをぜひご検討ください!

※すみません、外出先なもので資料まったく見ずに書いており、誤り・補足等あればぜひご指摘お願いします。
なお、私の事例IVの当日の処理手順、得点などは後日紹介予定です。

byふうじん



今日はGW特別3本立てエントリー。では3本目もどうぞ。

財務公式シリーズ全7回(4/17~27)はもうご覧いただけましたか?
今日は総まとめに代わり御礼の一言+α。
downwardleft過去ログはこの辺の「カテゴリ」で「財務会計」を選ぶと再チェックできます)

■公式シリーズまとめにあたり~御礼■
実は私、ちょっと焦ってました。それはGWまでに公式シリーズの解説は終えたいけれど、一人では間に合わないから(記事1つ作るのに結構時間かかる)。そこで道場メンバーに相談した所、快く分担を引き受けていただき、なんとか期日までに完了scissors
実は診断士試験グループ学習の効果ってこういうことなのでは?時間が迫り、苦しい時には仲間が助けてくれる。自分以外の力で知識を増やせる、実力が伸びる資格試験ってあまり無いような気がします。

さて、なぜこの時期に「財務公式シリーズ」だったのか?

・財務会計は難しくない。
・財務会計は難しくない問題を、難しく見せている。
・財務会計は難しく考えると、学習所要時間が増大
・そして、完成講義&答練期に財務公式の不得意論点を残すと不利

よって、どうしても不得意になりがちな所は4月末までに一通りコメントしておきたかったのですhorse
我々、1次試験から既に8ヶ月以上が経ち、財務会計の細かい解法など殆ど忘却の彼方。でもメンバー皆が言うとおり、「繰り返し学習で」「理論的に」「長期記憶化」していれば、記憶はすぐ蘇ります。

財務会計はコツをつかめば難しくない。
むしろ心強い味方。

そんなメッセージをもし受け止めていただければ、非常に嬉しいです。

■得意になった後の財務会計対策■
財務会計に不得意感がなくなった後の財務会計対策は2通り考えられます。

パターンA  1次財務会計の論点を手広く学習
パターンB  2次事例IVの出題論点を意識して学習

すみません、現時点でどちらが良いともコメントできません(=正直わかりません)。「パターンAを必須、可能ならパターンB」が答えになるのでしょうが、2次事例IVとは「1年間学習した人が束になってかかって平均45点になる」試験ですから、「財務会計にどれ位時間を使うべきか」の答えは非常に難しいと思いますpig。ぶっちゃけ言うと、人それぞれで、自己責任(←あー、言っちゃった)。

言い訳ばかりしてもしょうがないので、私が昨年作った事例IV出題論点整理表 をとりあえず貼っておきます。まぁ結論から言えば難しくないのですけどね。ご興味ある方あれば、ブログ外で意見交換しましょう(コメント欄にアドレス記入ください)。

byふうじん



こんばんは、ふうじんです。
4/12(月)のエントリ 財務会計:「公式」暗記対策ヒント集 につき、Mさんより鋭いご要望をいただきました。

どうやら「暗記ではなく理解」するというのが大切なようですね。
今後の個々の公式に関しても、是非解説していただけるとうれしいです。

我々、昨年の1次試験から既に8ヶ月を経過し「財務会計」の公式なんてもうかなり忘却の彼方・・。でも大丈夫、「長期記憶」に残っていればちょっと振り返ればすぐ鮮明に記憶が蘇るはず!
ということで、頑張って6回のシリーズ記事にすることにしましたclip。なにぶんかなり昔の記憶の話なので、あやふやな点あれば追加・修正・改善さらなるご意見お待ちしております!
(追加ご要望にも力の及ぶ限り対応予定・・)

財務公式シリーズ 全6回

今日は第1回、「A:必須タイプ」の相関係数・共分散がテーマ。単に解法マスターしちゃえば4点くれるサービス問題ではあるけれど、逆に解法知らないとまず解けない。 数式が苦手だったりすると結構難しく思えるかも。ではいつもの通り、学習進捗度別に検討スタート!

■手順1 解答手順をマスター(パタ解き)■
「財務会計」対策の第一歩は、「手を動かして体で覚える」こと。あの膨大な知識量を全て理論的に理解しようとしたら診断士試験の合格目安1,000時間のうち一体何時間使えば良いやら(ちなみに簿記2級=200時間、簿記1級=500時間)。
よって基本講義受講後最初にするべきことは、output練習=計算問題=パタ解きpencil

<パタ解き=パターン解法>
・頻出論点の解答手順を、計算問題を通じてパターン化して覚えること。頭で考えなくても同じ問題を3周回せば、問題見るだけで勝手に手が動くようになる。ちなみに1次本試験でのタイムマネジメント上、これは必須のテクニック。
○メリット →正答率Aランク問題なら正答可能。解答所要時間の短縮。
×デメリット →応用問題に全く太刀打ちできない

では「相関係数」「共分散」をポケットテキストでもう一度おさらいbook

表1 標準偏差の計算 (ポケットテキストより)

表2 共分散

表3 相関係数

ここでのポイントは、表3(相関係数)を公式として覚えようとしないこと。覚えるには「記憶動作を繰り返す」必要があるし、しかもせっかく覚えても1次試験の限られた時間の中で、「ええと、ここの公式は・・」などと考えている余裕はない。頭を使わずに体で覚えた解法を使って反射的にさっさと手を動かすのが勝ちhorse

ではさっそくスピ問に戻って解き直し。あの問題はスピ問全7冊中でも最優秀賞をあげたいくらい、素晴らしい問題。わずか15分で偏差・分散・標準偏差・共分散・相関係数をマスター可能。

■手順2 知識の理解と体系化(テキスト学習順)■
パタ解きはマスターしましたね?
T○C「計算問題集(問題+解答2冊セット)」はもう3周解き終えましたね?
では次のステップ「知識の理解と体系化」へGo!先に述べたとおり「パタ解き」のメリット○は時間短縮、デメリット×は応用問題への対応。「パタ解き」ばかりしていると解法覚えちゃうから、理解が抜ける。応用問題とは「理解を前提にした目新しい問題」だから、理解抜きのパタ解きでは対応不可能impact

上記表1~3の内容を自分なりに整理し、こんな表作ってました。解説はしないので、何をしようとしたのかなー程度にご覧下さい。
(※この時点で余裕があれば公式として覚えるのも一手。)

ちなみに応用問題=正答率Cランク問題(40~60%)。ということはごく乱暴にいうと、受験生の下位60%はパタ解きしかできていないということ。つまり財務会計を「体系化された知識で理論的に解く」スタイルを身につければ、まずは財務会計力上位40%を確保(かなり乱暴だけど、なんとなく納得でしょ?)。

■手順3 事例Ⅳ視点から逆算(テキスト逆順)■
財務会計の知識を体系化し、応用問題に対応できれば上位40%(重ねて乱暴ですが・・)。しかしストレート合格=上位5%に入るにはもう一工夫欲しい。そこで私がやったのが事例Ⅳ視点から見て、基本テキストの論点が「なぜそこに掲載されているか」の思案eyeglass
わかりやすく言うと、財務会計の基本テキストに掲載されている論点とは、

A:2次事例IVで問われる論点
B:事例IVで問われる論点を説明するために必要な論点

の2つが主。さて「相関係数」「共分散」はA⇔Bどちらでしょう?

まずは「手順2」に沿って、テキスト掲載順にファイナンス論点を整理。
(テキスト掲載順)個別証券の期待収益率→標準偏差→共分散→相関係数→効率的フロンティア→ポートフォリオ効果→CAPM→WACC→資本コスト→配当割引モデル→企業価値。

で、クイズの答えはB。ではそれをイメージしてみましょう。

次いで事例Ⅳで問われる出題例から2つ。

<Goal:出題者の意図 at ファイナンス>
出題例1:企業価値(企業買収の意思決定)
出題例2:最適資本構成(負債と資本の構成比=財務戦略)

事例Ⅳ作問者の視点で考えれば、「企業価値」「最適資本構成」を出題するには、計算過程上CAPM・WACCの出題は不可欠。しかし相関係数・共分散まで計算させたらとても80分で解ける試験問題にならない。よってさっさとCAPMの計算条件を与えて済ませる。
よって「事例Ⅳ視点から逆算発想」で考えれば、

A論点は理論・理屈でしっかり理解。事例Ⅳ個別問題でガッチリ得点。
B論点は結論だけ押さえ、1次で出たらパタ解きで対応

が最も妥当(効率的)な学習法だと思えませんか?

まとめると、ストレート合格狙い学習の場合、「相関係数」「共分散」とは暗記の対象ではなく、「資本を調達するには配当金の支払が必要dollar」という説明のために過ぎない。その説明論点がたまに1次試験に出題されて4点くれるかも?と考えるのが吉。ほら、財務の公式など恐れるに足りず。むしろ事例IVで万一出題されたら、圧倒的にストレート本科生有利。すなわち心強~い味方なのです。

■最後に~ファイナンスは面白い?■
ファイナンス=財務戦略と聞くとなにか恐ろしげですが、

・運転資金か設備投資資金を調達したい
・借入金・資本金のいずれかで資金を調達する
・資金調達にかかる経費をいかに最小化するか

という話。このBOX図を思い描くだけでファイナンスの論点はかなりカバー可能。しかしたったこれだけの話を様々な角度からロジカル・テクニカルに多種多様な問題を作ってくるのがファイナンスの面白さ。この辺りがわかるとファイナンスは得点源になりますね。
ではこの意見にもし納得できたら、GWの半日を使い、1次過去問・スピ問のファイナンス論点を一気に「タテ解き」してみてくださいthunder!その効果は10/24(日)17:00に改めて実感しましょう。
(連休明け、ぜひ感想聞かせてくださいねー)

すみません、話が「相関係数」「共分散」からかなりヨコに逸れました。
次回公式シリーズ(2/6)は、「定義タイプ(要暗記)」。これは事例Ⅳ対策上の最重要論点。お楽しみに!

5/2(日)オフ会はまだまだ参加受付中!
今何をやり、いかに短期で勝ち抜けするか、熱く?クールに?語らいましょう。
☆★☆★☆★ ☆★ ついに開催決定!! ☆★☆★☆★☆★
道場オフ会を開催いたします!
日時: 5月2日(日)18時開演
場所: 東京駅八重洲口付近の居酒屋
会費: 実費 (4,000円程度を想定)
定員: 先着15名様 (定員になり次第締切)
申込: webmater@rmc-oden.com にエントリーして下さい
今年のTACの「合格体験談」の執筆メンバー多数来場!
ストレート合格の秘訣を盗んじゃってください!
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byふうじん


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