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改題その2

こんにちは、こばです。
いきなりですが、事例Ⅳは計算力が試される試験である、○か×か?

283786

答えは明確に×。事例Ⅳに計算力は必要ありません。
計算は電卓がしてくれますので、計算力ではなく正しい事務処理能力が必要です。

電卓の持ち込みは不可のため、1次財務会計は計算力が多少必要になります。
しかし、ほとんどの分野は四則演算の計算しかありませんので、中学生レベルの計算力があれば大丈夫。
事例Ⅳ同様に重要なことは正しい事務処理能力です。正しい処理手順で解答をすること。

第2弾は1次、2次ともに頻出のCVP分析を出題。

まずは、CVP分析のポイントを超ざっくり確認。

●売上 ― 変動費 ― 固定費  = 利益
●損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ (1-変動費率)
●損益分岐点比率 = 損益分岐点売上高 ÷ 売上高
●安全余裕率 =100% - 損益分岐点比率
●営業レバレッジ = 安全余裕率の逆数

詳しくは、こちらを10分で確認

それでは本題の

□過去問改題□

平成27年 第10問(改題) 少数点第3位を四捨五入すること

CVP 損益計算書

設問①CVP分析にまつわる指標で今期の数値が正しいものはどれか。

ア:変動比率:60%
イ:限界利益率:55%
ウ:損益分岐点比率:71.43%
エ:営業レバレッジ:3.5%

設問②D社は今期の予想PLを上記の通り行っていたが、営業利益率をさらに向上させたいと考えている。そのための取組として最も効果の高いものはどれか。

ア:新規開拓をして、売上高を1.1倍に増加させる。
イ:新規の設備投資を行い、変動費率を10%減少させる。設備投資により固定費が10%上昇する。
ウ:経費削減で固定費を10%減少させる。
エ:1割値引きをして、販売数を1.2倍にする。

 

□解答解説□

問①、これは基礎知識で解ける問題
正解は

ア:変動比率 = 変動費 ÷ 売上高 よって55%なので×

この指標は瞬殺ですね。超簡単ですが、今期と前期を間違えて計算してしまうことがあります。
そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、緊張した場面では信じられないミスが発生します。
サルも木から落ちる。

イ:限界利益率 = 限界利益 ÷ 売上高 よって45%なので×
限界利益 = 売上高 ― 変動費

ウ: 損益分岐点売上高 ÷ 売上高 よって71.43%で○
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率

エ:安全余裕率の逆数 よって3.5倍、単位が違うため×
この問題は安全余裕率を計算して、その逆数を求めるよりも
営業レバレッジ = 限界利益 ÷ 営業利益 で瞬殺で解答した方が本試験では望ましい。

問②、粛々と計算をさせる事務処理能力を問う問題。1次試験には出ないが、2次試験では嫌がらせ問題として出る可能性あり。しかし、1次試験で出題されれば、時短のために明らかな誤答を瞬殺で見抜く眼力が欲しい。
単純な売上拡大、値下げが正答にならないと見抜く力が欲しい。

予想PL、私は粛々とエクセルに入力。試験本番では下記の表を自力で作る必要がある。綺麗に正確に書くことがミスをしないコツ。正しい型で行うことが重要。
予想PL

よって正解はイ。計算しなくても作問者の想いを考えるとイが正解だろうと予想ができる。

数値のシミュレーションはなんとなく決めたが、イ・ウの損益分岐点売上高が同じになったのは興味深い。
しかし、なぜそうなるのかを理論的に説明するには時間がない。説明できる人はコメントください。

損益分岐点がイとウと同じであるから、営業利益率は限界利益率の高いイとなる。
損益分岐点売上高=固定費を回収した額。それ以降の売上は限界利益分儲かる。

では、まとめ

・事例Ⅳに計算力は必要ない、電卓がしてくれる。
・必要な力は事務処理能力。
・CVP分析問題は瞬殺で解くテクニックが存在する。
・損益分岐点売上高=固定費回収額。
・経費削減より、限界利益を増やした方が儲かる。

byこば


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こんにちは!
最近ものもらいに悩んでいるまさや~んです

今日は事例Ⅳの中の頻出論点であるCVP分析について書いていきます。
題名であるように一つの式で掘り下げていきます。

売上=変動費+固定費+利益

さて、これをドンドン変換していきますよ!

①固変分解

損益分岐点は利益が0で、変動費+固定費の時の売上高です。
なので最初の式を変形すると

売上=変動費+固定費+0

この式をさらに変形していくと

売上-変動費=固定費
売上-(変動費率×売上)=固定費
売上×(1-変動費率)=固定費
売上=固定費/(1-変動費率)

また売上ー変動費=限界利益なので

売上-変動費=固定費
限界利益=固定費
売上×限界利益率=固定費
売上=固定費/限界利益率

ともなります、これらは一番ベーシックな計算式ですね。

さらに試験でよくある△円の利益を出すときの売上高はという問は

売上=変動費+固定費+△

にして同じように計算すれば解けていきますね。

②連立方程式

このタイプは大抵問題に
「前年の売上高及び利益は~円」とか、
「固定費は▽円上がる」とか、
「変動費率が○ポイント上がる」とかとか
提示されるときに該当します。

でも結局は
売上=変動費+固定費+利益
を2個(基準年と比較年)作れば解けるはずです。

変動費率と固定費を求めるタイプ
A基準年:売上A=変動費率×売上A+固定費+利益A
B比較年:売上B=変動費率×売上B+固定費+利益B

おまけ的に、比較年は固定費が▽円基準年に比べて上がる場合は
A基準年:売上A=変動費率×売上A+固定費+利益A
B比較年:売上B=変動費率×売上B+(固定費+▽)+利益B
となる感じで、変動費率時も同様に式を構築できますね。

③感度分析

これは価格や個数が出てくると使うタイプになります。
売上=変動費+固定費+利益の項目ごとに更にみていくと

売上=価格×個数
変動費=変動費率×売上
   =変動費/売上×売上
   =((一個当たりの変動費×個数)/(価格×個数))×(価格×個数)
   =一個当たりの変動費×個数
固定費=固定費は個数や価格では変わらない
利益 =指定の利益になります

となるので、これを
売上=変動費+固定費+利益の式
に必要に応じて入れ替えて計算していきます!

最初は難しいかもしれませんが自分で分解構築できるように
練習していけば感度分析で何が増えようが怖くありません。

さて、ここまでやれば大抵のCVP分析の問題は解けると思います!
式を自分の思うように操れるように毎日財務やりましょう♪

④おまけ(高低点法)

いくつかデータが与えられますので正常な操業範囲で生産される個数内の
変動費率=(最高点の原価-最低点の原価)/(最高点の生産量-最低点の生産量)
で変動費率をだし、
固定費=原価-(変動費率×生産量)
※使う原価と生産量は同月のを使用する
で固定費を求める。

ではでは、まさや~んでした!



みなさんこんにちは、JCです。
地震、大変ですね。
被災地の方々のつらい気持ちを思うと胸がつぶれる思いがします。
こころよりお見舞い申し上げます。

東京にあるうちの会社でも、すごい揺れでした。
会社で本気で机の下にもぐったのも初めてだったし、
訓練じゃなくて避難したのも生まれて初めてでした。
地下鉄も止まり、復旧の目途もたたなかったので、
会社から家まで歩いて帰りました。

246沿いを歩いてゆくと、
お店の外にテレビを出して情報を伝えてくれる喫茶店
略奪もなく、きちんと長い列を作ってコンビニで買い物するお客さん
「頑張って歩いて下さい」とスープの炊き出しをくばるレストラン
「トイレ・休憩ご自由にお入りください」と看板出している歯医者さん

いろんなものを見ました。

風が寒かったし、頻繁に緊急地震情報の音が聞こえる
不安な中だったけど、あるくにしたがって
なぜだか自分がとても優しい気持ちになってゆきました。

5時間半かけてへとへとになりながら歩いて帰ってきたら、
自宅は停電・断水で家族がとても不安そうにしていました。
家の中はまっくらでしたが、
僕と家族のこころはちょっと明るくなりました。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

さて、気を取り直して本日の話題です。
この1月から道場では同友館さんの月刊誌「企業診断」に連載を書かせていただいています。

1月はハカセがストイックな気持ちの大切さを、
  

2月はふうじんがスケジューリングの重要性

それぞれ伝えてくれました。

3月号は少し具体的に財務会計の取り組み方について僕が語らせてもらいました。ぜひ、本屋さんで買って読んでね。
立ち読み禁止! です。

企業診断3月号
副題: 合格のカギ財務・会計対策

◆科目合格率で見てみると…◆
財務会計は苦手…と思っている人はとても多い。
ではどんだけ難しいか、過去の科目合格率というのを見てみましょう。
これは診断協会のHPで公表されている過去の統計資料から
科目合格者数÷科目受験者数で算出したものです。

グラフで見ると、こんな感じ。

◆財務会計は難しい?◆
確かにH22年の経済の低さは極端ですが、統計的に考えるとすれば
あまりに極端な事例は除いた方が正しいとらえ方ができるともいえます。
こうしてみると、財務会計はH21年の例外を除けば、低位安定。
H22だって、極端な経済があるので目立ちませんが、実は
他の科目に比べれば、やはり低い数字に留まっています。地味にですが…。

◆財務会計攻略は合格のカギ?◆
「財務会計攻略は合格のカギ」と言う人がいます。
僕はそれは正しいと思う
2010年の1次試験はたまたま経済がものすごく難しかったので
そこに注目が集中していました。
毎年、極端に難化する科目が話題になりがちですが、
やはり財務会計は安定して難度が高い傾向にあるといえるかと思います。
だから、合格のカギとも言えるし、不合格にならないカギとして
攻略せざるを得ないとも言えるかとも思う。

◆苦手な人でも目指さなきゃのレベル◆
でも最低限やらなければならないレベルは
「嫌いだったけど乗り越えた」
「好きじゃないけど、得点源」
というレベルでしょう。ハカセはここに分類されると自分で言ってます

2次の事例Ⅳにもつながる財務会計が
「できないの…(泣)」のままではこの試験の合格はなかなか難しい。
苦手だわ…と思われる方、ぜひ「企業診断3月号」をお手に取ってみて下さいね。

by JC



こんばんは。久々のアックルです。

今週の財務・会計公式は「営業レバレッジと安全余裕率」です。

営業レバレッジといえば平成21年度の二次試験に出題されて、多くの受験生が「営業レバレッジって何?」とパニクったと思われるアレです。

診断士試験では新しく出題された分野ですが、実は日商簿記1級や証券アナリストでは当たり前のように出題されてます。
ですから上記2つのいずれかの資格をお持ちの方にとっては平成21年の問3は楽勝だったかもしれません。
(とはいえ、私の場合は簿記1級を持っているとはいえ、試験中にテンパってしまい間違えました。)

ちなみに日商簿記1級では営業レバレッジではなく「経営レバレッジ係数」という名称になってます。

□「営業レバレッジ」とは?

「営業レバレッジ」とは企業経営における固定費の利用を測定する指標です。
費用の中に固定費が含まれていると、売上高のわずかな変動でも、営業利益に大きな変動をもたらすようになります。売上高の増減に対して固定費がてこ(lever)のような働き(leverage)をして、営業利益の増減率を増幅します。このことを営業レバレッジといいます。特に固定費の割合の高い企業ほど数値は大きくなります。

数式は以下のとおりです。

営業レバレッジ(倍) =限界利益/営業利益 ちなみに限界利益=売上高-変動費です。

なお、営業レバレッジ(倍)は業績予想のシミュレーションに使うこともできます。

営業利益の変化率=営業レバレッジ×売上高の変化率

□「安全余裕率」とは?

安全余裕率は売上高が損益分岐点売上高からどのくらい離れているかを示す比率です。この比率が高ければ高いほど、売上高が損益分岐点より離れていることになり、収益力があることを意味するので安全であると判断できます。

数式は以下のとおりです。

安全余裕率=(売上高-損益分岐点売上高)/売上高=1-損益分岐点比率

さてここまでは受験経験者の方ならおそらく知っている内容だと思います。

ここから先は知らない方が意外に多いと思うネタです

□営業レバレッジは安全余裕率の逆数

そうなんです。営業レバレッジ=1/安全余裕率

つまり、営業レバレッジは安全余裕率の逆数なんです。

よって、安全余裕率=営業利益/限界利益にもなります。

では、なぜそうなるか図で説明しましょう。

まずはおなじみの損益分岐点表(図1)

まずこの図から説明しますが、横軸は売上高、縦軸は売上高・費用・利益です。
縦軸も横軸も売上高なので売上高線は45度線になります。
次に費用です。まずは横軸と平行の固定費線が あって、その上は変動費線です。実際には固定費線の上にあるので総費用線となります。
売上高線と総費用線が交わる点が損益分岐点です。

一方、実際の売上高は損益分岐点より遥か右です。売上高と損益分岐点売上高の差が「安全余裕額」となります。

さて、このままでは営業レバレッジ=1/安全余裕率の証明ができません。ここでこの図を以下のとおりアレンジします(図2)。

図1と比べて何が変わったかと言いますと図1は固定費線の上に変動費線があったのですが、図2では入れ替えて変動費線の上に固定費線があります。
こうすると何が違うのかと言いますと、限界利益(売上高-変動費)の表示が可能となります(図2の右端の赤いカッコ)

さて、この図2をよく見ると比が等しい同じ相似条件の三角形が二つありますね。

分かりますか?

太い線を入れると よく分かると思います(図3)。

赤線の三角形と緑線の三角形は相似関係になってますね。
ということは次の式が成立します。

売上高:限界利益=安全余裕額:営業利益

さて、この数式をさらに動かすと、
安全余裕額/売上高=営業利益/限界利益

安全余裕率= 営業利益/限界利益=1/営業レバレッジ

となります。

この数式は覚えておいたほうがいいですよ。きっと役に立ちます。

それでは、本日はここまで。

by アックル



久々登場のWATATAです。

最近道場のブログも事例Ⅳの話ばかりで、うんざりしてる方もいらっしゃるかもしれません。道場の執筆陣は財務会計得意な人が多いんですよね!

よく、「財務会計が得意だと一発合格しやすい」と聞きます。そりゃそうだとは思います。でも、私は財務会計が一番苦手でした。出来なくてイライラして頭痛かったです。

財務会計が苦手な私が、どんなことをやってきたのか説明したいと思います。

■勉強量と勉強内容■

過去問5年分× 3周、受験機関の答錬10回×2周、模擬試験問題2回×2周。程度でした。結構やってますね・・・勉強時間の確保が一つのポイントだったと思います。

経営分析に関しては出題傾向の分析をやりました。名付けて経営分析分析

こちら に「経営分析分析」の表 を用意しました ← 一応クリックすると開くと思います・・・

 過去問や受験機関の答錬を使って、指標・数値・根拠・改善策などの出題傾向をまとめました。これをやると、出題傾向が頭に入るだけでなく、記述内容のネタにもなります。

勉強内容としてはこんなもんでした。他の教材には手を出しませんでした。

■本試験当日■

経営分析はいきなり長所と短所が聞かれて戸惑いました。しかし、毎年必ず「収益性」は問われている様なので「今回に限り収益性が良い→これが長所?」と、判断できました!結果的に経営分析で良い点を取れたことが勝因です。

経営分析以外がボロボロで第2問・第3問・第4問で記述部分以外は0点でした。よくこんな結果で合格したものです・・・「ダメだ、200%絶対不合格だ・・・」と思ってました。

受験機関の答錬でやってきたことはかなり的外れだったと思います。ただ、それを言ってもしょうがないので、反省点は「いろんな所に手を出し過ぎた」ことかと思います。CVPの簡単な問題すら外しているのは、「選択と集中」が出来ていなかったからです。難しいのは誰にとっても一緒です。 「出来るところで確実に点を取り、ダメな所は捨てる」という当たり前の対応が、分かっていても出来ませんでした。

もし、「受験機関の答錬が過去問より簡単だ」と思う人がいたら、要注意です。本試験当日にギャップを感じて自分を見失う事が無い様、何か事前の対策を取った方がよいでしょう。例えば、「本試験事例Ⅳ開始前に見るメモに目立つように書いておく」、等。こんな感じで、「試験当日の行動」を今の内から想定しておくとよいと思います。一年に一度ですもんね!

出来る問題は必ずあります。それを確実に取る癖が身につけば、財務会計でもなんとかなると思います。

少なくとも、経営分析は裏切りません!経営分析分析、やっておいて損は無いと思います。



事例Ⅳが大好きなふうじんと僕が舞い上がっている感がありますが…。
こんにちはJCです。今日は個別計算問題対策の5回目、DCFに基づく投資判断です。
 ハムレットくんは生きるべきか、死ぬべきかsign01で悩みましたが、経営者も投資すべきか、やめとくべきか相当悩んでるってことですよね。

9/14(火) CVP分析 
9/15(水) 商品別限界・貢献利益率とプロダクトミックス
9/16(木) CF計算書
9/17(金) DCFに基づく投資判断←今日はここ
9/18(土) 企業価値算定

水曜日のプロダクトミックスの例題が一部の方から、うれしい反響を頂き、好評だったようなので、調子に乗って、もう1個作ってしまいました。

◆例題◆

ふうじんが経営する中小企業D社はリーマンショック以来、売上が落ちている。自社の将来を分析したところ、平成22年末の予想EBITDA15百万円は5年間にわたり毎年1百万円ずつ減少してゆく見通しである。
この状況を打開するために、5千万円の設備投資を検討している。設備投資は平成22年の期初に実施し、減価償却は残存価値10%で5年で償却するが、5年目の期末には残存価値で売却できることとする。
・現在D社は設備の償却は完了しており、減価償却はない。
・設備投資を行うことで平成22年期末より向こう5年にわたり安定的に30百万円のEBITDAが得られる。
・法人税率は40%とする。
・全てのキャッシュアウトは期初、キャッシュインは期末に発生するものとする。
・また、運転資本の増減等、上記に記載のない要因は無視できるものとする。
・資本コストは5%とする。

設問
設備投資を行う場合と行わない場合、それぞれの場合の平成22年期初における期待正味現在価値を求め、設備投資を実行すべきかどうかを判断せよ。

◆EBITDA◆
今年の1次でEBITという言葉が出ていましたよね。問題文中に税前・金利支払前営業利益という注釈も書いてあったので、驚くほどのものじゃなかったかとは思いますが、EBITというのはEarnings Before Interest and Taxの略です。同様にEBITDA
というのはEarnings Before Interest, Tax, Depreciation and Amortizationの略。
直訳すれば順に、金利・税・減価償却・その他の償却前の利益です。上の例題で驚いてしまった方も、なんだ、そんなもんかというぐらいに頭の隅に置いといて下さい。2次試験の事例Ⅳでは毎年、毎年聞いたことのないような用語が問題文中に出現しています。知ってれば、そんなもんか、ぐらいのものですので、聞いたことのない単語が出てきたら、相当焦ります。でも、あきらめないで知っている知識の中から類推してみるようにして下さいね。

◆解答と解説◆
最初から表で示されれば、全然簡単なんですが、だらーっと文章で書いて、わかりにくくする、これも事例Ⅳの常とう手段です。
1)まず、設備投資を行わないケースと行うケースの二つに分けて将来のCFを作りましょう。ぼくは公式を使うのは苦手でいつもP/Lを作って減価償却を振り戻すようにしています。その方がミスを回避できるような気もしています。
2)資本コストは5%なので、1)で算出したCFを年度ごとに5%で割り戻してゆきます。通常は複利原価係数とか年金原価係数とかが与えられていますが、自分で複利原価係数を計算してみる(算出の仕方を把握する)ことも大事かと思って、敢えて係数の表は例題には載せませんでした。
また、係数の変わりにシグマで記載されることもよくあります。Σで表現されている場合にはそれが何年目から何年目の数値なのかをしっかり確認することも忘れないでね
3)算出した投資する・しないのNPVでどちらが多いかを見比べて、多い方を採択する。
DCF(2)  ←解答例はココ(計算式がわかるように、下記のように展開できるように、Excelに飛ぶようにしときました)

◆もっとバリエーション◆
上の例題は比較的制約条件を少なめにしました。例えば、50百万円の設備投資を借入で賄い、金利支払い、元本返済を組み込むと、計算はもっとややこしくなりますし、1年目にまず少額のマーケティングを実施し、その成否で設備投資を延期化すると、リアルオプションの考え方も入ってきます。いけてる時、いけてない時を一定の確率で分配し、期待値を求めさせるのであれば、デシジョンツリーの問題に展開してゆくことも可能です。
余裕があれば、一度こんなふうに問題を作ってバラエティを広げてみると、事例Ⅳはどんどん得意になってゆくと思いますよ。

ところで、1年ぶりに真面目に事例Ⅳに取り組みました。最初はいきおいで個別問題の論点ごとの解説をしよう!と提案したものの、結構忘れてるしなぁ…という弱気な気持ちもありましたが、やればできるもんですね。僕にモチベーションを与えてくれた読者の方々にほんとに厚く御礼を申し上げます。ちなみに解答例がDCF(2)となっているのは、最初に作った解答例で間違いがあったからです。正直、僕もえらそーに例題とか作りながらも、結構ひやひやしています。受験生も合格者もほんとに全然差はありませんよ!後1か月ちょっとです。
ぜひぜひ頑張ってくださいね。心から応援しています。



こんばんはJCです。

僕は会社で財務関連の仕事をしています。うちの会社では財務と経理は別なので、いわゆる財務・会計と切り分ける場合には財務は比較的得意、会計は勉強して得意になった、と言えるかと思います。1次試験的には財務・会計は60点は当たり前で、どちらかというと上乗せを狙う科目という位置づけにしていました。10年ほど前には国際金融部という部署で、プロジェクトのキャッシュフローを作ってIRRを算出して、うちの会社がこの事業に投資すべきかどうかという判断材料を作ったりもしていましたので、事例Ⅳは較的得意…であるはずなんだけど、2次試験ではなかなか事例Ⅳの点数が思ったように伸びて来ない。下のグラフは昨年僕がT◎Cのストレート本科及び追加で参加した全事例演習の事例Ⅳの点数とTAC平均点のグラフです。

◆最初は30点台◆
財務が得意と思っているにしては、全然点数が取れてない。
どこがいけないんだろう?と失敗する際の分析をやってみました。いわゆる「ふりかえり」というやつかもしれません。どこをどうすれば、間違えないのか。この「自分の解答を分析する」ことは、点数を伸ばしてゆくためにはとっても重要です。事例Ⅳに限らず、大切だとは思いますが、とてもわかりやすい例になるかと思うので、今回は僕の事例Ⅳをテーマに話してゆきたいと思います。

◆失敗の原因◆
失敗の原因は、一つ大きく分けて二つ。一つ目は経営分析が当たらない。最初のうちは財務諸表を手当たり次第、計算して◎とか×とか付けて、どれを解答に採用しようというような、行きあたりばったり的な解答の仕方をしていました。その結果、二つ目は時間が不足し、個別問題では大いに焦り、設問文をしっかり読みこむよりも先に、減価償却費というような個々の条件の計算をしたあげくに、制約条件を読み飛ばし、結果、正解が出ないという状況でした。

◆失敗の分析Ⅰ◆
まずは経営分析。当たらない…それは的外れだから、という結論に達しました。なんで事例Ⅳに与件文があるのか?。それは経営分析のヒントというか正解への誘導が必要だから。財務諸表だけを提示すれば、解答例は無数に出てきちゃうでしょう。これも正解では?という疑問はみんな感じたことがあるんじゃないでしょうか。それでも正解は決められていて、時々別解が掲載されているだけ。それは先に正解が存在して、それを導かせるような与件文の内容になっているから、と考えられないでしょうか。
今日はここまでにしておきますが、来週はもう少し、経営分析に踏み込んでみたいと考えています。

◆失敗の分析Ⅱ◆
個別問題は
①文章が長くて読みにくい 
②制約条件がいっぱいある 
③知らない用語が頻出する
というような特徴がありますよね。
もう少し明確な出題の仕方はできないのか?」、と文句を言うこともできるけど、
そのぐらい読みとれなきゃだめなのよね」ということが問われていると考えれば気が楽ですよね。知らない用語を出題している時には作問者も「受験生が知らないことを前提」に作問していると思うのです。そこできちんとした類推ができるやつなのかどうなのかを試されているのかもしれません。

◆失敗の分析Ⅲ◆
文章が長くて、制約条件がいっぱいある。これをきちんと切り分けて、自分なりの見やすい表にできれば、8割方こっちのもんだという気持ちになります。自分なりの見やすい表というのは、僕の場合にはデシジョンツリーであれば樹形図、現在価値関連の問題であれば、年次のP/Lに基づくキャッシュフローです。時系列もきちんと押さえて、今の自分はどこにいるのかを確認できれば、勝ったも同然という感じです。

◆失敗の分析Ⅳ◆
ここまで書いて、気付かれた方も少なくないと思うのですが、事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳとは異種の格闘技ではないということ。確かに電卓が必須となる事例Ⅳは若干特殊のように思えたりもするのですが、実は問われていることは他の事例と全く変わらず
1)要求解釈<何を問われているか>
2)問題文の制約条件の整理
3)要求の複数解釈<あいまいな設問、あるいは知らない用語>
に他ならない。なんとなく事例Ⅳだけは苦手と感じているあなた!あなたが事例Ⅰ~Ⅲを得意としているのであれば、事例Ⅳもあなたの得意なやり方で得点をあげてゆくことができるはずです。

◆失敗の分析の効果◆
冒頭に載せた僕の得点推移のグラフをもう一度見直してみて下さい。これはストレート本科生の成績の伸びのグラフ(ハカセのこの記事の3/4くらいのところにあるグラフです)と面白いように合致しています。当初は全然太刀打ちできないけれど、ある時点をすぎたところで開眼し、最終的には突き抜けてゆくイメージです。開眼するタイミングときっかけは人によって相当異なります。開眼しないまま本試験を迎える人もきっといるとは思いますし、すごく早い段階で開眼しちゃった!という人もいると思います。まずは、自分の失敗を分析しましょう。そうすれば、対応策がきっと見えてくるはずですし、それが開眼のきっかけになるかもしれませんよ!



こんばんは。アックルです。

今週は「怒涛の7週間」の第2弾「財務・会計WEEK」ということで、

・月曜日:データ分析(ハカセ)

・火曜日 :今から2次に通用する力をつける(アックル)

・水曜日:伸び悩みの人・中位成績者向けの勉強法(ハカセ)

・木曜日:今から間に合う!財務で足切りにならない方法(JC)

・金曜日:キャッシュフロー計算書を得点源にする(ZonE)

・土曜日:意思決定会計を得点源にする(ふうじん)

といった内容でお届けしました。

■まとめ■

まずは、月曜日にハカセさんが行ったデータ分析を簡単にまとめましょう。

・昨年は易化したため、今年は難易度が上昇することが予想される。

・特にファイナンス問題が増えるのではないか(実際TACのテキストもファイナンスのページが増量したようですし)

・しかし、過去問を見るとA・B難易度の問題が安定的に40-50%存在している。

・よって、財務会計を難しいと恐れすぎる必要はない。

要は、今年は多少難易度が上がったとしてもA・B難易度の問題をしっかり押さえることができれば、合格に近づくということ!

火曜日から木曜日までは、財務会計が得意・普通・不得意の方別の対策をお伝えしました。

とにかく財務会計は2次に直結するので、絶対に苦手にしてはならない科目です。

得意な方は2次を見据えてさらに強化し、普通の方はハカセさんがいうように、理屈やイメージで覚え、体で覚えるなどして、一段とレベルアップして下さい。

理解は後から付いてくるものです。

さらに簿記3級テキストなどで理解を深めるのも重要です。

苦手な方はとにかく現時点では足切り回避を目指すのが大切です。JCさんが言うようにA・B難易度の問題を反復し、力をつけるのが足切り回避の近道かもしれません。
ハカセさんの分析と同様ですね!

さらに金曜日はキャッシュフロー計算書、土曜日は意思決定会計を得点源にするという内容でした。

この2つは1次のみならず2次で非常に重要となる分野です。

特に意思決定会計は、設備投資の経済性計算(正味現在価値)や企業価値を算出する複合的な問題が多く、過去の2次試験でも多く出題されており、しかも難易度が高いので非常に差がつく分野です。

昨年も意思決定会計は出る!と考えていた受験生が多かったですが、出ませんでした。よって、今年は出題される確率は高いと予想されます。

ちなみにふうじんさんもハカセさんも今の時期の計算機の使用を推奨してました。
実際、私も6月中は計算機を使用してました。
7月頃から、そろそろ慣れないとと考え、手計算に切り替えましたが、二人がおっしゃるように、今の時期は多くの問題を解き、慣れることが重要です。

■+α■ 言い足りないこと寄せ書きコーナー

[JC]
診断士試験では、財務会計はやはり得意!と言える方が圧倒的に有利です。地道な財務活動はぜひ継続して続けてくださいね。アックルPENKOさん もおっしゃっているように事例Ⅳだけは今やることも1次試験の邪魔には決してなりません。できるかぎり良問をたくさんやってみること、これにつきるように思います。やればやるほど自信がついてきますよ。財務を敵にしないことも合格への近道のひとつだと感じます。それから時間を計って、本試験と同等以上の負荷をかけてアウトプットに取り込むこと。これもとても重要です。財務の本試験での失敗は「頭が真っ白になった」というケースが多いんです。だから普段の練習の時から真っ白になるような状況を自分で作り出してみる、例えば「半分の時間で過去問に取り組む」を自分に課してみること、これもすごく良い練習になりますよ。

[ふうじん]
本気でストレート合格を目指す方であれば、この時期は財務会計対策でなく事例IV対策をやっていただきたい所。なぜなら合格者の事例IV得点は45~75点程度まで幅広くバラけます。よって事例IVの得点可能性次第で事例I~IIIの答案の作り方が変わってくるからです。確かに事例IVは人並みの45点でも合格は可能。でもその場合、事例I~IIIで何点上積みが必要か。おぉ恐ろしい・・。

[ハカセ]
ボクは文学部出身なので、財務会計に対する(というか数字に対する)アレルギーがありました。それが「アラフォー」になるまで自己啓発を遅らせた要因でもあります。同じような方、いらっしゃるんじゃないでしょうか? ボクは結果的に克服できました。財務会計の得点は道場師範では最低だったけど(← 意外と気にしてる)上位20%には入っているし、事例IVは答練・模試を通じてずーっと上位20%をキープしました (道場でも後日詳述しますが、とりあえず先に結論を知りたい方は、受験生時代のブログをご覧下さい →  こちら)。

こんな「数字アレルギー」のボクでも克服できたんだから、皆さんも大丈夫です!

ただし! ボクは努力をしましたよ。「道場師範はみんな500点を取ってるんだから、自分とはレベルが違う」と思って読んでいるアナタ。それは違います。ボクは財務会計を克服し、少なくとも苦手科目にしないために、相応の時間をかけ、相応の努力をしました。この年になってお恥ずかしいことですが、今さら「簿記3級」の勉強もしました。毎日毎日、あのジミーな計算問題集をやりました。「分かった」と思い込んだ仕訳の問題、何度も解きました。「シークリクリシー」とか、呪文のように唱えました。ワケの分からない偏差や共分散、穴が開くほど読みました。タクシーの取替投資、擦り切れるほど解きました。そんな努力を地味に続けた結果、一次試験では貯金科目にもなったし、二次試験では唯一の貯金科目(多分)にもなったのです。逆に言うと、二次試験で貯金科目に出来た裏には(=ストレート合格できた裏には)、そういうジミーな努力があるのです

こんなこと、聞き方によっては、嫌味に聞こえるかもしれませんね。自慢話? 勝てば官軍? そうかもしれません。でも、企業経営理論と異なり、財務会計は「努力を裏切らない科目」でもあるのです。むしろ、努力でしか積みあがらない科目、なのかもしれません。財務会計は一日してならず。苦手な方は必ず克服を。急行や特急に乗らず、必ず「各駅停車」で克服してください。というか、財務会計には、急行も特急もありません。仮にあっても、それに乗っても二次試験はクリアできません。でも、「各駅停車」で得たゆるぎない基礎知識は、アナタを知らぬ間に急行・特急に乗せてくれます。地味に、地道に、ストイックに、頑張ってください!

[アックル]
財務が苦手な方は、1次の足切りを 逃れたとしても、じゃ~2次はどうなんだ?と疑問をお持ちかもしれません。
結論は努力次第でそのまま2次も突破できます!
私の前職の同期のN(平成20年度合格)は財務会計が苦手で、1次は足切りぎりぎりの44点でした。
1次終了後も苦手な事例IVに力を入れ、とにかく問題を解きまくることで、次第に苦手意識を克服し、何とかストレートで合格できました
最後は、得意だ苦手だ関係なく、「合格への強い思いと根性」=「ストイックさ」だと思います。
頑張ってください!

[ZonE]
何度も同じことを繰り返し述べてしまい申し訳ありませんが、2次試験まで考えると財務会計を得意科目にするメリットは甚大ですので、労力を惜しまずに注力していただきたいと思います。

今は怒涛の7週間をクリアするだけで手一杯…という気持はごもっともですが、現時点で財務会計に苦手意識を持っている方は、1日15分だけでもよいので、ぜひ時間を確保していただきたいです。

まだまだ先は長いと思っていたのに、怒涛の7週間が終わると本試験はもう目前に迫っています。

本試験までに自分がなっていたい理想像から逆算して、自分に何が足りなくて、今何に注力しなければいけないのかをよく考えて、1日1日を大切に過ごしていただきたいと思います。

引き続き頑張ってください。



こんばんは。ZonEです。

財務・会計の特訓Week第5日目の今日は、キャッシュフロー計算書についてです。

キャッシュフロー計算書は、

  • 自分で作成できるようになるまで、訓練が必要
  • 気を付けなければいけない細かい点が多く、1つでもミスすると正解に辿りつかない

などの理由により、苦手にしている受験生も多いかと思います。

しかしながら、

  • 2次試験では非常に重要(特に間接法)
  • 慣れれば、得点しやすい(特に2次試験)
  • 合格後など、実務上でも非常に重要

といったことから、苦手のまま放置せず、訓練を積んで得意にしてしまうのが合格への近道だと思います。

ぜひ得意分野/得点源に変えていただきたいと思います。

ちなみに、私が受験した2次の面接試験でも「キャッシュフロー計算書の直接法と間接法について、それぞれのメリットとデメリットを説明してください。」という質問を受けました(皆さんならどのような解答をするか、考えてみてください)。

お察しの通り、私は即答できずに、シドロモドロになってしまいました…sad

 
しっかりマスターすべきは間接法

さて、キャッシュフロー計算書には、直接法と間接法がありますが、診断士試験では、言うまでもなく間接法の方が重要度が高いです。

間接法でキャッシュフロー計算書を作成する方法を体得するには、理解して解ける気になっても無意味で、実際に手を動かすことが大切です。

また、過去に投稿した記事「苦手科目の克服方法 – 財務会計編その2」でも少し触れましたが、特にキャッシュフロー計算書作成に関しては、

色々な問題を次々と解くのではなく、基本的な問題を1つ選び、「できるようになった部分」を確認しながら繰り返し解くことが効率的です。

そうすることで、徐々に進歩していることが実感でき、苦手意識を感じにくくなるハズです。確実に得点できるようになってから、他の問題に挑戦しましょう。

基本をしっかりと固めた上で、応用問題を解くことで、

  • 営業CF部分で「減価償却費」に製造原価報告書(C/R)分を加算するのを忘れてしまった。
  • 余計な記述に惑わされて、商品減耗損や商品評価損、貸倒損失を加算してしまった。

などの新たに注意しなければならない論点に気付き、その論点に集中することができます。

 
また、2次試験のことを考えると、解けるようになるのはもちろんですが、検算方法も身に付けておいた方が良いでしょう。

CF計算書の場合は、 B/Sの現金・預金の増減額が、
CF計算書の現金及び現金同等物の増減額
(=営業CF+投資CF+財務CF)と一致するか?
をチェックすればOKでしたよね。

 
そうは言っても、まずは目前の1次試験対策

とはいえ、今は怒涛の7週間の真っ只中。2次試験までには上記のように万全な準備をする予定でも、今はそれどころではない…という方も多いかと思います。

そこで、本日はキャッシュフロー計算書に関して、1次試験対策として抑えておいていただきたいポイントについても軽く触れておきたいと思います。

過去に投稿した記事「苦手科目の克服方法 – 財務会計編その1」でもお伝えした通り、1次試験では費用対効果の高い(=短時間で確実に得点できる)問題を嗅ぎ分ける嗅覚が必要です。

60分で20~25問(マーク)解くことを考えると、1次試験ではキャッシュフロー計算書を一から作成するような問題の出題可能性は低く、もし出題されたとしても、時間がかかりそうなら優先して解くべき問題ではありません

キャッシュフロー計算書に関する問題は、表を含め問題文のボリュームが多いので、一見時間がかかりそうな印象を受けてしまい、思わず敬遠したくなる気持ちもよ~く分かります。

しかし、その一方で、多少の知識があり、気を付けなければいけないポイントさえ知っていれば、得点できてしまう問題が多いのも事実です。中には、単なる足し算・引き算で解けてしまう問題すらあります。

例えば、平成20年の問6の設問1は、間接法で

  • 「貸倒引当金の増加額」がキャッシュに対してプラス
  • 「有形固定資産売却益」が逆算過程でマイナス

になることを知っていれば、瞬殺出来る問題です。
しかし、もし知識が無くても、足し算と引き算さえできれば、空欄Aと空欄Bの値を合計すると「-1400」になることが計算でき、その組み合わせの選択肢は1つしかないので、正解に辿り着くことができます。
1次試験では電卓が使えないとはいえ、それほど複雑な計算ではないので、解きやすい他の問題を解き終わってから着手して、確実に得点したいところです。

逆に、平成19年の問13は、ちょっとした「ひっかけ」問題

  • +営業収入 = +売上高 – 売上債権↑ + 前受金↑ – 当期貸倒額
  • -商品の仕入による支出 = -売上原価 – 棚卸資産↑ + 仕入債務↑ – 前払金↑

という知識があっても(せっかく覚えていても)、

  • -売上原価 – 棚卸資産↑ = -当期仕入高

ということに気付かないと、ダミーで与えられている商品(棚卸資産)の増減に惑わされてしまいます。とは言え、その点だけ気をつければ、この問題も単なる足し算引き算の問題です。

気を付けなければいけないポイントを抑えてしまえば、キャッシュフロー計算書の問題は得点源になり得る分野です。

抑えるべきポイントもそれほど多くないので、本試験までには、ぜひとも得意分野にして、「出題されたらラッキー」と思える状態になってください。

 
最後に

よく、「財務・会計」は理系が有利とか聞きますが、私は決してそんなことは無いと思っています。だって、自然対数の底や虚数などを知らなくても、四則演算で解けちゃう問題ばかりですもの…。

もし、「自分は文系だから財務・会計が不得意で当然だ」と決めつけて思い込んでしまっている方がいるなら、その考え方は払拭してください。苦手意識を持ってしまうと悪循環に陥るだけで、1つも良いことありません。

苦手意識を持たずに訓練を続ければ、財務・会計や事例4は必ず得意科目/得点源になります。特に事例4が得意だと(自分で思えるくらいのレベルになれば)、2次試験で大きなアドバンテージになります。

事例1~3では差がつきにくく、得点のブレも大きいので、2次試験をギャンブルにしたくないなら、合格に直結する努力だと自分に言いきかせつつ、事例4の得点が安定するまで訓練を続けてください。

応援しております。

 
by ZonE



こんばんは!アックルです。

本日は「財務公式シリーズ」第2弾です。

オプション取引 に苦手意識をお持ちの方は多いんじゃないでしょうか?

コールは買う権利

 プットは売る権利

そこまでなら何とか理解できそうですが、

「コール(買う権利)の売り」

「プット(売る権利)の買い」

なんて言われた日には、もはや

「はにゃ~~wobbly

って感じでしょう。

そこで本日アックルが「一生忘れないオプション取引」を伝授します。

◆オプション取引は図で覚えよ!!

先日、財務は「暗記ではなく理解」とお伝えしました(該当記事はこちら)。たしかに、そのとおりです。公式や用語を機械的に丸暗記するのは応用問題への対応力
という点でリスキーです。でも、イメージや図を覚えてしまうのは有効策です。経済だって、IS-LM曲線やAS-AD曲線を書かないと解けないでしょ!それと同じです。

ややこしい オプション取引は図で覚えてしまうのが一番ですっ!

この図を見てください。

縦はオプションの買い・売りの切り口。
横はコールオプションかプットオプションの切り口です。

縦軸は損益(上に行くほど利益が拡大、下が損失拡大)、
横軸は価格です(右に行くほど価格上昇) 。

すぐにお気づきだと思いますが、それぞれのオプションが鏡型となっています。

要するに、
「コールの買い」を右の鏡に写した場合が「プットの買い」 となります。
同じく「コールの買い」を下の鏡に写した場合が「コールの売り」となります。
「線対称」と言った方が分かりやすいかも)

たとえ忘れてしまっても、縦横の切り口と、左上が「コールの買い」 だということさえ思いだせば後は鏡の法則で、雪崩式に思いだせます。

なお、細い直線とオプションの線が交わる点が損益分岐点です。

先に図さえ覚えてしまえば、計算問題や応用問題にも容易に対応できると思います。

早速、試してみましょう。

(例題1)
ある株式について、権利行使価格120円、プレミアム10円のプットオプションを買うとします。
その株式が権利行使日に50円になっていた場合の損益は?

(答え)
先ほどの図を思い出して下さい。この場合は、プットオプションの買いなので、右上の図です。
この図は価格が下がるほど、利益が拡大していく図です。まずは、このことが一瞬で分かるかが重要です。
権利行使日に権利行使価格より価格が下落しているから 利益が出ますね。
120-50-10=60円の利益!ということが分かります。

ところで、コールにしろプットにしろ、「売り取引」を行うのはリスキーですね

買い取引の場合は、損失はオプション料のみで済みますが、売り取引の場合は、コールの場合は値段が上昇したとき、プットの場合は値段が下がったとき、損失が巨額になる恐れがありますもんね。

by アックル

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

<ハカセの追記>

最後に、アックルさんが重要なことを言ってくれましたね。「売り取引を行うのはリスクが高い」と。

これを「そうだよな」と思えた方は、オプション取引が分かっている方。
「そうなの?」と思った方は、オプション取引が完全には分かっていない方、です。

図表をもう一度見てください。

「売り」、つまり下半分のグラフは、右または左際限なく伸びていますね。これは「損失が際限なく発生する可能性がある」ことを示しています。

通常の投資家はこういう取引を望みません。こんなリスクは負えない pout ですし、そもそもオプションを買うのは、リスクをヘッジしたいからのはずです。

では、誰がこれをやるのでしょう? それは、銀行・証券会社などのオプションの提供者(=売り手)です。つまり彼らはハイリスクの状態でオプションを提供し、代わりに「オプション手数料」を得ているのです。

何が言いたいかというと、「右下・左下に際限なく伸びるグラフは、一般投資家が目指す形ではなく、リスクテイカーたるオプションの提供側(つまりオプションの売り手)のグラフだ」ということです。

ということは、逆に上半分、つまり、損失に下限があり無限に利益を生む可能性がある「素晴らしい」「望ましい」形をしたグラフが一般投資家側(オプションの買い手)のグラフということになります。

一般投資家(オプションの買い手)のグラフの覚え方は簡単。

「コール」の「ル」は右上upwardright  を向いてますね。
「プット」の「ト」は右下 downwardright を向いていますね。

下限があって、右上を向いているのが、「コール」 upwardright
下限があって、右下を無定居るのが、「プット」downwardright

ですscissors (TACのイケメンH講師の受け売り)

まとめると・・・

損失の下限がある → オプションの 買い手 = リスク回避的な一般投資家
損失の下限がない → オプションの 売り手 = 手数料で稼ぐ金融機関側

さらに、

下限があって、upwardright の方向 → コーオプション
下限があって、downwardrightの方向 → プッオプション

アックルの方法、ハカセの方法、いずれを使っても、2009年の本試験の第19問は楽勝問題ですね!(^^)v



今日は突然ですが質問!
良く言われる「財務会計対策は過去問重視」って信じてますか?
え、財務会計対策で過去問は不要なの?

いえいえ、過去問対策はとても重要。しかし非礼を承知で指摘させていただくと、財務会計について周囲の情報に惑わされ、「今の自分に適した学習」ができていない方を昨年少なからずお見かけしました。これってせっかく努力しているのにもったいないですよね?
よって今回は今できる「学習タイプ別の財務会計対策」をこそっとご提案します。

※1ヶ月前に投稿したこの記事もあわせてご覧ください!

■そもそも財務会計対策はなぜ難しい?■
まず「財務会計」対策の難しさは、実力差がつきやすく、しかも実力のつき具合によって対応策が異なること。
昨年見た限りでは、診断士受験生の「財務会計」の得意・苦手の度合いは概ね3パターン。

A:初学→不得意
B:初学→得意
C:経験有→得意
   ※経験有・・簿記取得、金融/経理実務経験など

人数構成比にすると

A:50%
B:20%
C:30%

位のイメージ(あまり根拠ないけど)。簿記取得者などが有利なのは別として、初学でも「財務会計」「事例Ⅳ」を得意にされる方も少なからず存在(ちなみにハカセさん・ZonEさんがBタイプ。JCさんと私がCタイプ。あ、つまり全員事例Ⅳは得意か)。
しかし初学で財務会計が不得意なのは当たり前clover。わずか9コマの講義でアカウンティング~ファイナンスまであの広大のな領域を理解しろって方が無理。というわけで、今日は実力に応じた「財務会計」対策のご提案。

Aタイプのあなたへ(初学→不得意)■
では、まずはクイズを1問。
Q:自分は「財務会計」が不得意。では下記の学習ツールをこれから解き直す順番に並べよ。

・計算問題集(問題+解答2冊)
・過去問題集
・スピード問題集
・その他問題集

(先に言ったように「実力のつき方で対応策が異なる」ので)正解はないのですが一番避けたいのが「過去問ばかり繰り返し解くことannoy。過去問は最重要だけど、本試験には平均点を60点以下にするための「難問」「稀出論点」が混在。そんなものに真剣勝負を挑んだら何時間あっても足りないし、力もつかない。
ではどうするか。計算問題集(問題+解答2冊)は既に1~2回は解き終わってますね?では今からすぐ2周解き直し
(ちなみに受験用語の確認ですが、問題集を1冊解き終えることを「1周回す」「2周回す」と言いますね。)
すると、

1周目:とにかく一度解いてみる
2周目:同じ間違いや知識のモレを確認
3周目:論点のヨコのつながりや出題意図が見えてくる

などのメリットあり。そのメリットを意識しながらの学習がベターですが、もし財務が苦手なら深く考えずに「とにかく3周解く!」ことだけを目標にしてもOK。

2周目からのコツは、「早く解く」ことbullettrain(JCさんが 財務はさくさく! でそう言ってました)。わからない所はマークして3周目、4周目に回せば良し。回しているうちにそのうち解けるから。これがいわゆる「手を動かして身体で覚える学習」。深く考えずとも、そのうち問題見るだけで、頭にパッと解法が浮かび、勝手に手が動く効果があります。

では、手と身体が暖まってきたら、頭を使って「知識の体系化に進むshadow。活用ツールは「マインドマップ」「チャート」「サブノート」なんでもOK。いつもながら拙いものですが私の「財務会計」チャートを添付。A4ヨコたった1枚で財務会計の全体像をイメージ。

知識の体系化」のメドはつきましたか?
では安心して、過去問・スピ問を解きましょう。以前と違って驚くほど短時間で解き終わるでしょ?あぁ、財務ってこんなに簡単だったのね・・。
あとはスピ問なりトレーニングなり、時間の許す限りでどうぞ。ポイントは「手を広げない」ことban。もし未購入ならもうスピ問は捨てる。今日この時点で手元にある問題集や答練だけ使ってoutputし、不明点があればテキストにinputしに戻る。その繰り返しで十分本試験40点クリアが可能。

財務会計は時間かけようと思えばいくらでも学習可能。ただし底なし沼があるので注意。「何を勉強するか」はもちろん大切だけど、この科目に限っては「何を捨てるか」の判断がとても重要。これはどこかの時点で身を以って体験しておきましょう。

なお、「財務会計」学習上の悩みがあれば今すぐ講師に相談しましょう。悩む時間がもったいない。
もし良い相談相手がいなければこのブログ上でも質問募集していますので、何でもお気軽にmailto。ちょっと恥ずかしいですが意外とすっきりしますよ。

■Bタイプのあなたへ(初学→得意)■
おめでとうございます。初学ながら「財務会計」を得意にしているあなたは、資格受験学習のセンスあり。1・2次ストレート一発合格は十分射程距離内に。
Bタイプの方を見ていて昨年見ていて気づいたのは、

 ・自分なりの学習パターンを確立
 ・学習パターンや問題の解き方が論理的
 ・「財務会計」の学習時間を一定以上確保

などの特徴。つまり「財務会計」が得意になる人は、他科目でもしっかり得点する傾向dollar

あとは2次「事例Ⅳ」対策。「事例Ⅳ」とは、「1次試験を1回で通過した人たち」「2次専念で1年間勉強した人たち」が束になってかかって平均45点になるという恐ろしい試験。そんな恐ろしい試験に備え、早めに対策開始しましょう。
1次対策にはある程度余裕あると思うので、2次対策プランを2つ紹介。

1.  上級クラスばら売り講座「個別スキルアップ」の受講
→全4回(20,000円)の上級対策講座のうち、第3回・第4回が「事例Ⅳ」対策。詳しくは後日触れますが、これは効きます

2. T○C別売り問題集「財務会計・集中特訓」
→1次対策としては不要。ただし普通の受験生がカバーできない上級論点を押さえられるので、時間に余裕があれば便利。財務会計に限っては2次向けの上級論点のカバーが1次対策にも直結するので、「余裕があるなら」今やっておいて損はない。
私は5~6月にかけて1回だけ解き、後は本棚直行。

Cタイプのあなたへ(経験有→得意)■
簿記資格保有または金融/経理実務経験者のあなた。おめでとうございます、あなたの取るべき戦略は間違いなく「1年ストレート合格」。それは、

1. 「財務・会計」&「事例Ⅳ」で得点上積み
2. 「財務・会計」で浮いた学習時間を他の教科に回せる

有利さがあるから。
ごく一般的に言われる話から引用すると、ストレート合格者の2次得点パターンは下記のタイプが代表的。
(※詳しい説明はまた後日。もし間違っていたらご指摘ください。)

先日「10%試験の短期勝ち逃げ学習法(前編)」で説明した「周囲が取れる所を正解し、かつ周囲が取りにくいところも正解すると合格」理論はご納得いただけましたか?
この周囲が取りにくいところで取れる」可能性が高いのは事例Ⅱと事例Ⅳ。事例Ⅱでホームランを打つ方法は別の機会に譲るとして、Cタイプの受験生は事例Ⅳで確実に三塁打を打つことが可能baseball

具体的には、事例Ⅳは個別問題を正解すれば平均点+10~30点差に到達。
わずか1~2点差で当落が分かれる2次試験において、事例Ⅳの高得点が計算できる受験生は圧倒的優位cherry。しかも出題範囲は限定的であり、これほど対策がしやすい科目は他になし。

え、出題範囲が限定的ってどういうこと?
それは(講師によってははっきり明言していますが)「1次財務・会計で既出の問題以外は実質出題禁止」と考えられるから。
ちょっと自作チャートで眺めてみましょう。

一見何の変哲もないスカスカのこのチャート、実は私の快心作。T○C「事例基本講義」テキスト事例Ⅳの掲載論点を抜書きしただけのものですが、Cタイプのあなたなら、一見恐ろしげな「事例Ⅳ・個別計算問題」とは、実はこれらの限定的な論点が姿を変え形を変え、入れ替わりで登場しているだけgeminiに過ぎないことに容易に気づきましたね?
※事例基本講義テキストの説明記事はこちら

その「限定的な論点」とは以下の4つ。

1. CF計算書
2. 管理会計(原価計算・CVP分析・その他業務的意思決定)
3. 設備投資経済性計算(構造的意思決定)
4. その他ファイナンス(企業価値・リスクリターン・リスクヘッジ)

え、それだけ?
はい、それだけ(もちろん一部例外あり)。
何か気が抜けました?でも事実だしな・・。財務会計に限ってのみ、2次「事例Ⅳ」対策は1次「財務会計」対策を兼ねます。1次「財務会計」はもう自信ありのはずなので、今すぐ事例Ⅳ対策をスピードUP。独学でもいいけど、時間とカネに余裕があれば、過去問出題傾向を踏まえた予備校講義受講が最もスマートschool。ストレート合格への手ごたえはもう目前。

※ご参考:有料講座以外でできる2次「事例Ⅳ対策」

・すぐ頭に浮かぶのは事例IV過去問ですが、誰でもすぐ頭に浮かぶことをやっても差がつかないのは自明。ではどうする?それは「そんな方こそ1次試験過去問を何度も解く」。理由はもうお分かりですよね?

※ご参考:これからの時期のお勧め「事例Ⅳ」対策講座

・T○Cで「事例Ⅳ」対策を行う授業は→こちら
・うち、5~6月にバラ売りで受講できるのは→2次実力完成演習と2次個別スキルアップ

なんだか宣伝ばかりですみません。
なぜこれほど強くお勧めするかは後日また改めて。

byふうじん



前回から書いている「常識のワナ」シリーズは、「診断士受験の常識」をあえて否定してみることで、逆にその確からしさを確認しようという趣旨。
ただ、現在「学習方法に悩みがある」方には直接役に立つヒントかも。ごくまれに「常識」を鵜呑みにして非効率な(悪く言うと間違った)学習をしている方を見かけますが、それは受験生のクセとして「情報を自分に都合良いように解釈」してしまうから。何か2次対策で聞くような話だけど、そのミスを避けるにはやはり「複数解釈をする」ことが重要club

確かにこのブログ、「良くそんなこと考えつくよな?」って体験談が続々出てきますが、ストレート合格にはそのような「他人が考えつかないような発想」が必要?まぁ決してそんなことはないけれど、常識に捉われず発想の幅は常に広げておいて損はなさそうleftright

では本題。
【「常識のワナ」にECRSで勝つ!】

昔、「巨人の星」というスポ根モノの漫画が人気に。「思い込んだら試練の道を~♪」。至って感動しましたが、診断士試験対策上は、思い込んだら突き進む「猪突猛進型」はちょっと不利。それは、15,000人の受験生から合格者1,000人弱を選ぶためには「平均的で」「素直な」受験生があえて間違えるような問題を作るからpig
診断士受験界で有名ないくつかのエピソードで検証。

・「企業経営理論」の第1問は、聞いたことのない変な知識問題
・2次「事例Ⅰ」の第1問は、聞いたことのない変な知識問題
・「財務会計」の第2問は、精算表
・2次「事例Ⅳ」の個別計算問題は、やたら前提条件が多い

これらはいずれも第1問から解き始める「素直な」受験生の持ち時間をムダ使いさせるトラップアイテムdown。う~ん、このような悩ましい事態は改善しなければいけない。そう改善、カイゼン・・。そうだ、ECRSで整理してみよう!
ええと・・、

E(Eliminate) →稀出領域に手を出さない (by ZonE)
C(Combine) →ヨコ串、セットで考える   (by ハカセ)
R(Rearrange) →解く順番を変える、逆転の発想
S(Simplify) →単純化、図式化して覚える (by JC)

なるほど、この場合だとR(Rearrange)が使えそう。そう、良く言われる通り「精算表を見たら後回し」。あとは「出題者の気持ちで考える」「バックワードスケジューリング」など、普通の考え方と「逆の発想」を持つことが診断士試験を短期勝ち抜けするコツの一つっぽいbullettrain
いかがですか?え、この程度は知ってるよ、ですか・・・。はい、失礼しました。

ではでは次回更新は「10%試験の短期勝ち逃げ学習法(前編)」です。
「ん、10%試験って何?」ですって。はい、ちゃんと詳しく説明しますので、お楽しみに!

【「一発合格道場」の使い方】
余談ですが、この「一発合格道場」ブログの構成は、バックワードスケジューリングで発想。昨年の学習体験をもとに、「この時期ならこんな学習が有利だよな」ってな話を、T○C1・2次ストレート本科生(教室講座)の進捗に沿って投稿。
つまりブログの更新記事をペースメーカーにすると、本試験日までに自然と「合格レベルの実力がつく」という仕掛けpunch
今後の更新にご期待ください!

byふうじん


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