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一発合格道場 夏セミナー2019

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

本日は「平成29年度1次試験 経営情報システムを振り返る」と題しまして、私が科目合格した平成29年度の経営情報システムの試験をおさらいしてみます。
平成29年度は、科目受験者数13,725名、科目合格者数3,646名、科目合格率26.6%でした。平成30年度が22.9%(2,628/11,498)、平成28年度が8.5%(1,143/13,385)でしたので「大幅な難化の後の揺り戻しの年だった」という感じでしたね。(ラッキーでした。(^^)/ )

私の平成29年度試験の結果は「76点」でした。配点は各4点でしたので、「6問間違えた」ことになります。本日は、私が間違えた6問を振り返りつつ、読者のみなさんには「他山の石」としていただければと思います。
(この切り口、運営管理でもやりましたけど、「他山の石」シリーズとして使えそうですね。今更ですけど。)

それでは、なおさんの「他山の石」シリーズ、いってみましょう!


第5問
オペレーティングシステム(OS)は、制御プログラム、言語プロセッサおよびユーティリティ(サービスプログラムとも呼ばれる)で構成される。OSの基本機能に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア.言語プロセッサには、コンパイラ、インタプリタなどがある。コンパイラは、高水準言語で記述されたプログラムを機械語のオブジェクトプログラムに変換する言語プロセッサである。

イ.タスク管理とジョブ管理は、制御プログラムの基本機能である。タスク管理は、プログラムの実行単位を1つのタスクとして、その処理順序を監視・制御することであり、ジョブ管理は、タスクを細分化したジョブにCPUや主記憶などの資源をいかに割り付けるかを管理することである。

ウ.デバイスドライバは、入出力装置などを操作・管理するプログラムであり、制御プログラムの中に組み込まれている。従って、新しいデバイスドライバが必要になった場合、OSの再インストールが必要となる。

エ.ユーティリティは、制御プログラムおよび言語プロセッサを代替する機能を持ち、これによってOSは安定して稼働できるようになる。

オペレーティングシステム(OS)の基本機能に関する問題です。OSは、入出力機能やメモリ管理などの基本的な機能を提供し、アプリケーションソフトウエアを動かすための土台となるソフトウェアです。Windows、MacOS、iOS、Androidがこれに当たります。OSには、制御プログラム(いわゆるシステムプログラム)、言語プロセッサ、サービスプログラム(ユーティリティ)が含まれています。それでは選択肢を順に見てみましょう。

選択肢ア:
言語プロセッサは、低水準言語や高水準言語で記述されたプログラムを機械語に変換(翻訳)するソフトウェアです。言語プロセッサには、ソースプログラムを一括で変換するコンパイラと1行ずつ変換するインタプリタがあります。記述は問題なさそうです。

選択肢イ:
タスク管理とジョブ管理は、OSの主な機能の一つです。ジョブとは、コンピュータに渡す仕事の単位で、ユーザーから見た仕事の単位とも言えます。タスクは、コンピュータ内部での仕事の単位にまでジョブが細分化されたものをいいます。ジョブ=タスク①+タスク②+、、、という関係ですね。選択肢では、ジョブとタスクの記述が入れ替わっていますので、この選択肢は誤りです。

選択肢ウ:
前半の文は問題ありません。デバイスドライバは入出力装置などを操作・管理するプログラムで、マウスドライバ、ディスプレイドライバ、プリンタドライバなどが該当します。しかし、後半の「新しいデバイスドライバが必要になった場合、OSの再インストールが必要となる」は間違いですね。通常、新しいデバイスドライバを追加インストールするだけで使用できるようになります。また、Windowsではあらかじめ多くのデバイスドライバがプリインストールされており、マウスやディスプレイなどは、デバイスドライバの追加インストール無しで接続するだけで使えるものも多いですね。

選択肢エ:
ユーティリティは、OSの機能を補うために用意されている追加機能の様なソフトウェアで、ファイル圧縮ソフトやバックアップソフトが該当します。Windowsの場合は、ペイントやメモ帳もこのジャンルに入るかもしれません。したがって「制御プログラムおよび言語プロセッサを代替する」モノでもありませんし、「OSの安定稼働」とも完成ありませんので、この選択肢は誤りです。

以上より、正解の選択肢は「ア」となります。
BASIC(インタプリタ)やC言語(コンパイラ)を別途お金を出して買っていた経験がある私には、これらは「プログラム開発アプリケーション」という印象が強く、「ア」を正解として選択することができませんでした。当時はWindowsもない時代(MS-DOSというOSがあったことを知っていますか?)でしたので、古すぎる記憶は危険かもしれませんね。

第6問
業務処理には表計算ソフトウェアがよく利用されるが、プログラムを作成することによって、より効率的に業務を遂行できる場合がある。プログラム作成において変数を利用する際、データ型の定義が行われる。このデータ型の定義の仕方により、演算速度や演算誤差に影響を及ぼすことがある。このデータ型定義に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア.小数点付きデータについて、適切なデータ型を定義することによって、演算誤差を取り除くことができる。

イ.数値を格納する変数のデータ型を定義すれば、2進数による内部表現が区別され、演算の精度や速度にも影響が出る。

ウ.データ型を定義した変数を配列宣言して利用する場合、そのデータの格納領域は外部記憶装置に確保される。

エ.変数のデータ型を定義すれば、データ型ごとに変数名索引リストが作成されるので、演算速度の向上に役立つ。

プログラム作成時のデータ型に関する問題です。早速、選択肢を確認していきます。

選択肢ア:
小数点付きデータ同士の計算では、定義したデータ型(有効数字)を超える計算結果になることが良くあります。例えば、「***.*」と小数点以下第1位までの定義に対して、「10.0÷3.0」という計算を行った場合の「=3.3333333…」という結果がそうですね。この場合、計算結果は定義したデータ型(有効数字)に丸め込まれ「=3.3」となりますので、差分の「0.033333…」が誤差になります。したがって設問文にある「演算誤差を取り除く」ことはできませんので、この選択肢は誤りです。

選択肢イ:
ソフトウェアの画面上では10進数での表示や計算を行っている場合でも、コンピューターは「2進数(機械語)」しか理解できませんので、実際の計算は2進数で行われています。プログラムで変数のデータ型を定義すれば、2進数に変換する際のルールも変わりますので、演算の精度や速度にも影響を与えることになります。この選択肢の記述は問題ないように思います。

選択肢ウ:
変数を配列宣言するということは、メモリ上の連続した領域にずらりとデータを並べて管理するということです。ただし、配列を利用することと「データの格納領域が外部記憶装置に確保される」こととは何の関係もありませんので、この選択肢も誤りとなります。

選択肢エ:
変数のデータ型を定義しただけでは、変数名索引リストは作成されませんので、この選択肢は誤りです。

以上より、正解の選択肢は「イ」となります。しかし、この問題は選択肢のいずれの記述も難解な表現になっていますね。この問題は正解できなくても気にしなくて良いと思います。

第9問
業務処理のためには、多くの場合、データベース(DB)が利用される。DBをネットワーク環境下で利用する場合、さまざまな端末からトランザクション処理要求を受け付けるため、多くの負荷が集中することもある。このような状態の中でのDBの効率的な運用や障害対策などのための仕組みが用意されている。そのような仕組みに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア.DB運用中に表のデータ項目の追加・削除や新たな表追加が必要となり、DBの論理構造の再構築を行う場合は、SQL文のREBUILD命令において必要なパラメータを指示して実行する。

イ.DBの更新処理を行う場合は、ロックと呼ばれる排他制御が行われる。このロックをかける範囲をロック粒度と呼び、ロック粒度が大きいと排他制御のための処理のオーバヘッドが大きくなる。

ウ.DBの障害回復には、バックアップファイルを利用するロールフォワードとデータ更新状況を記録したものを利用するロールバックの仕組みがある。

エ.クライアント端末からWebサーバを経由してDBサーバに対して更新作業を行う際、まずDBサーバに対して更新作業が可能かどうかを問い合わせることを2相のコミットメントと呼ぶ。

選択肢ア:
REBUILD命令は、断片化したインデックスの再構築を行うためのコマンドです。表の論理構造の再構築を行うためのコマンドではありませんので、この選択肢は誤りです。

選択肢イ:
1回のロックでロックを掛ける範囲をロックの粒度(りゅうど)と呼び、具体的には、表単位、行単位という粒度があります。粒度が大きい(粗い)場合には、ロック回数が少なく、CPU負荷が少ないため一度に多くのデータを更新する場合に向きますので、選択肢イは誤りです。

選択肢ウ:
DBの障害回復方法には、①データベース更新前の状態を更新前ジャーナルから取得して、データベースをトランザクション開始直前の状態まで戻す「ロールバック」処理と、②定期的に保存してあるバックアップファイルで復元したのちに、バックアップ以降の更新後ジャーナルから更新情報を取得して、データベースを障害発生の直前の状態にまで復旧させる「ロールフォワード」という方法があります。選択肢の記載は問題なさそうですね。

選択肢エ:
物理的に分かれている複数のデータベースを、見かけ上ひとつのデータベースとして扱えるようにしたシステムを分散データベースシステムと呼びます。この様な分散データベースシステムでは、各サイトごとにトランザクション処理が行われているために、全体の同期をとらないとデータの整合性がとれなくなる恐れがあります。そのため、全サイトに対して「コミットできる?」という問い合わせを行い、その結果をみてコミット(もしくはコールバックを指示)することを「2相コミット」といいます。選択肢エでは、「全サイト」が「DBサーバ」となっていますので誤りですね。

以上より、正解の選択肢は「ウ」となります。こちらもSQLの詳しい知識(応用情報技術者試験レベル)が要求されていますので、できなくても気にしないようにしましょう。

第14問
ITの進化に伴い、大量かつ多様なデジタルデータを高速で処理し、分析結果を企業経営に生かせるようになってきた。そこには、日々の業務で発生するトランザクションデータ、eメールや交流サイトでやりとりされるWeb上のデータ、デジタル機器から発信されるIoT関連データなどが含まれる。これらのデジタルデータの処理に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア.センサーの小型化と低価格化が IoT の普及を促進している。センサーには、地磁気を測定するジャイロセンサー、加速度を測定する電子コンパスなどさまざまなものがあり、それらを組み合わせた新しいサービスが実現化されている

イ.大容量のデータ処理を高速化するため、ハードディスクの読み書きを避けてメモリ上で処理を完結する技術がある。これをストリームデータ処理という。

ウ.データベースに保管された大容量のデータを処理するために、サーバを増設して負荷を分散化させる方法を複合イベント処理という。

エ.日本語テキストの分析では、意味を持つ最小の言語単位にテキストを分け、品詞を判別することが必要になる。テキストのデータ分析に先立つこのような事前処理を形態素解析という。

デジタルデータの処理に関する問題です。早速、選択肢を見てみましょう。

選択肢ア:
前半の文章は問題ありません。後半はいろいろ無茶苦茶な記載になっていますので、多くの方が選択肢から除外できたと思います。「地磁気を測定する」センサーは、地磁気センサー、別名電子コンパスと言います。「ジャイロセンサー」とは傾きと速度から位置を割り出すセンサーです。以前は「地球ゴマ」のようなコマの回転の傾きから位置関係を継続する「回転式ジャイロセンサー」が主力でしたが、最近では地球の自転のコリオリ力を利用した「振動型ジャイロセンサー」が一般的で、カメラの手振れ補正装置やスマートフォンにも搭載され、歩く、走るなどの活動を計測するアプリに利用されています。加速度センサーは、文字通り物体の加速度(速度の変化)を検出するもので、自動車のエアバッグが衝撃を検知して作動するのも加速度センターの働きによるものです。

選択肢イ:
ストリームデータ処理は、ハードディスク上に保管されたデータではなく、SNSでの投稿やセンサーからの情報などをリアルタイムで処理する(不要なデータは保管せずにリアルタイムに破棄する)というものです。即応性が必要で、保存するには膨大で、仮に保存してもすぐに陳腐化してしまうデータに対して行われる処理ですね。ということで、選択肢イの記述は誤りです。

選択肢ウ:
複合イベント処理は、複数の情報からのデータを組み合わせ、示唆やパターンを得ようとするイベント処理です。単一イベントからは読み取れないパターンも、複数の情報(影響)を組み合わせることで特定のパターンを浮き彫りにすることを目的としています。前半の記述は、スケールアウトとロードバランサですかね。いずれにせよ、この選択肢は誤りです。

選択肢エ:
形態素解析とは、自然言語で書かれた文を言語上の最小単位である形態素に分け、それぞれの変化を割り出す分析法です。キーワードによる全文検索や日本語認識、テキストマイニングなどで使われる技術です。

以上より、正解の選択肢は「エ」となります。テキストに記載された情報だけでなく、日頃ニュース等で話題になる技術や用語にも興味を持つことが要求されていますね。

第18問
ソフトウェア開発の見積もり手法には、大きく分けて、類推法、パラメトリック法、ボトムアップ法がある。それらの手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア.LOC法は、プログラムのステップ数に基づいて見積もりを行う手法であり、パラメトリック法に分類される。

イ.ファンクションポイントは、どの見積もり手法でも必要となる重要データである。

ウ.ボトムアップ法は、要件定義の段階で見積もる手法であり、以降の段階ではより詳細なパラメトリック法が用いられる。

エ.類推法は、過去の類似システムと比較して見積もる手法で、標準タスク法などがこれに該当する。

選択肢ア:
LOC(Line of Code)法は、プログラムの行数で開発規模を見積もる方法ですので、係数見積もり(Parametric estimating)に該当します。この記述は問題ないように思います。

選択肢イ:
ファンクションポイント法は、ソフトウェアが持つ機能(ファンクション)の数に基づいてシステムの開発規模を見積もる方法です。当然、類推法(過去の類似プロジェクトの実績から類推)ではファンクション数は加味しませんので、この選択肢は誤りです。

選択肢ウ:
ボトムアップ法は、WBS(Work Breakdown Structure)によってブレイクダウンされたタスク単位での見積もりを積み上げて合算したものです。各タスクが適切に細分化されたものになっていれば、最も信頼性の高い見積もり技法です。

選択肢エ:
前半の記述は問題ありません。一方、標準タスク法は、プロジェクト全体を細かな作業工程に分解したうえで、それぞれの作業工程の標準作業量を合算して全体の工数を推定していく方式になりますのでボトムアップ型の一種ですね。この選択肢は間違いですね。

以上より、正解の選択肢は「ア」になります。

第25問
アンケート調査では、どのようなデータを収集するか、あるいはどのような測定尺度を用いるかを定める必要がある。それらに関する以下の文章の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a.[A]で 測定されたデータは、身長や体重などのように値0が絶対的な意味を持つ。

b.[B]で測定されたデータは、値の大小関係と差の大きさに意味があり、値0は相対的な意味しか持たない。

c.特定の年あるいは期間に生まれた人の集団を[C]といい、人口の推移を分析する場合などに用いられる。

d.同一標本に対し継続的に繰り返し調査を行う場合、調査対象となった集団を[D]という。

解答群
ア.A:間隔尺度 B:比(比例)尺度 C:コーホート(cohort) D:パネル(panel)
イ.A:間隔尺度 B:比(比例)尺度 C:パネル(panel) D:コーホート(cohort)
ウ.A:比(比例)尺度 B:間隔尺度 C:コーホート(cohort) D:パネル(panel)
エ.A:比(比例)尺度 B:間隔尺度 C:パネル(panel) D:コーホート(cohort)

統計解析の問題ですが、出題されているキーワードの説明がテキストにありません。これは仕方ないですね。最後の「パネル」だけは知っていましたので、2択までは絞り込めたのですが、、、
さて解説です。

間隔尺度とは、数値の差が意味を持つ尺度(たとえば℃で表した温度)をいい、比例尺度とは絶対原点を持つ間隔尺度をいいます。したがって空欄[A]には「比例尺度」が、空欄[B]には「間隔尺度」が入ります。

コーホートとは、統計上の概念で「ある一定期間内に生まれた人の集団」を差し、人口統計などに用いられます。

同じ調査対象に対して、一定期間をおいて同じ質問を繰り返し行う調査方法をパネル調査といいます。これは時間的な変化によって、結果がどのように変化するかをみるための調査方法です。この調査対象に選ばれた人などのことをパネルといいます。


さて、いかがだったでしょうか。

久しぶりに経営情報システムを振り返ってみましたが、経営情報システムは得意な方とそうでない方の差が開く科目だなぁと思いました。
もちろんD問題、E問題についてはこだわっていても仕方ないんですが、応用情報技術者試験あたりから引用してくればいくらでも難問が作れそうな感じ、、、
ただ、情報システムがあまり得意ではない方でも、ABC問題を確実にマスターすることで十分合格点は超えていけると思いますのでご安心ください。
要するに「難問や細部にこだわらない」ことが効率的に勉強を進めるコツかもしれませんね。
以上、なおさんでした。

 

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おはようございます!たっつーです。

過去記事はこちら

ここ最近、渾身シリーズとして、経営法務の記事を乱発してきました。
(前回は、会社法編、前々回は民法編、さらにその前は前編後編の民法改正シリーズでした。)

今日の記事では、本当は知財編を書こうと思っていたのですが、1次試験の1か月半前のこの時期に皆様に伝えておきたい気持ちが沸き起こってしまい、予定を変更して別の記事を書きたいと思います!

タイトルは、「今からでも諦めない1次試験合格!」です。

とはいえ、このテーマだけだと、非常に説教臭くなってしまって大変申し訳ないので、後半では、今年改正される予定の会社法の重要ポイントをご紹介したいと思います。
お得な2本立てです笑


☆目次☆
【今からでも諦めない1次試験合格】
◆モチベーション編
◆テクニック編(ケーススタディ)

【2019年改正会社法について】
◆株主総会資料の電子提供制度
◆株主提案権の濫用防止
◆会社補償契約とD&O保険契約


【今からでも諦めない1次試験合格】

◆モチベーション編

1次試験まで約1.5か月前ですが、皆様、本業や家族サービス等で忙しい中、限られた自由時間を勉強時間に充てるのにも疲れ、少しスローダウンしている方も多いかもしれません

中には、「このままじゃ全然勉強が終わらない…。今年は諦めて、試験を受けるのは来年にしよう。」という方もいらっしゃるかもしれません。
(実際、他のブログ等も含めて、そのようにコメントされる方が何人か見受けられました。)

でも、諦めるのはちょっと待ってください。

1か月半「も」あるのに、諦めるのはまだ早すぎると思います。

自慢するわけではまったくありませんが、私は、大きなラッキーも重なり、7月1日からの1か月間の勉強で、1次試験に合格しました。

7月1日に丸善に問題集等を買いに行った際に、その分量に圧倒され、さすがにこれは無理かもしれない…という気持ちも起きました。

でも、結局は、「やるだけのことはやってみよう。駄目だったとしても、来年に活かせるだろう。」と思い直し、本気で取り組むことにし、1か月での勉強を目指すことにしました。
合格体験記具体的な勉強方法等はこちら)

人間って、ともすればすぐに自分に甘くしてしまうと思います。

今年の受験を諦めてしまうと、次は1年2か月後。
14か月間もモチベーションを維持し、集中して勉強をし続けるのは並大抵の大変さではないと思います。

そんな大変なことをするのであれば、たった1か月半、死ぬ気であがいてみませんか?

所詮、私は皆さんよりもたった1年早く合格した元受験生にすぎませんので、偉そうなことは言えませんが、要するに、伝えたいことは、誰もが知っているこの言葉です。

諦めたらそこで試合終了ですよ」(井上雄彦作『スラムダンク』の安西監督の台詞より)

あと1か月半、諦めずに、奇跡を信じてもう少しだけ頑張りましょう!

 

蛇足:すごーくどうでもいいですが、私が、スラムダンクで一番印象に残っているシーンは、三井が「なぜオレはあんなムダな時間を…」と自分のブランクを後悔する場面です。
(知らない方向けに解説すると、中学MVPだった三井寿というバスケ選手が不良になってしまい、2年のブランクを経た上でようやく復帰するのですが、ブランクによる体力不足で試合中に倒れてしまい、泣きながら上記台詞をつぶやいて不良だった過去を悔いるシーンです。)。
集中力がなくなってスマホ等で遊んでいるときに、このシーンをふと思い出すと、またやる気が復活します。

◆テクニック編(ケーススタディ)

あと1か月半、「普通に」やっていたらどうしても間に合わない…という方向けに、1か月の勉強期間で1次合格した私の経験をもとに、「もし今から1次試験の勉強を開始するとしたら…」というケースを想定し、「普通じゃない方法」で何とか合格するためのテクニック等を書いてみました。
(性質上、独学者向けです。)

初めは、ブログ本文に書いていたのですが、正直、何の裏付けもありませんし、個人の主観も入りまくりで、まったく責任は持てないような内容なので、ブログ本文に乗せるのも憚られ、結局PDFにしました。

1か月半で1次試験合格のためのケーススタディ

興味のある方はどうぞ!

※ あくまで、どうしてもこのままじゃ間に合わない!(or今から勉強を始めるんだけど・・・)という方向けですので、普通の受験生に推奨する趣旨ではありません。

【2019年会社法改正について】

実は、会社法が現在改正作業中で、今年の初めに、法務省で「要綱案」がまとめられています。

法務省のウェブサイト

もちろん、成立していない法律の内容そのものは出題されない可能性が高いのですが、改正される予定のポイント≒試験委員(実務家&学者)が注目しているポイント、なので、改正前の内容が問われる可能性は十分あるように思います。

したがって、改正内容をこのブログ記事でざっと見ることによって、改正前の内容の「記憶の定着」に役立てていただければと思います。

改正案の内容は非常に多岐にわたるのですが、ここでは、試験で問われやすそうなポイントを3つほど取り上げます。

◆株主総会資料の電子提供制度

株主総会は、株主が会社の重要な基本的事項を決定する場であり、原則としては、通常の会議と同じく、会議に出席した株主がその場で議決権を行使します(例えば、A役員の選任議案であれば、Aの選任について、出席した株主が賛成、反対の一票を投じます。)

でも、株主が多数いる会社などでは、会社が、その場で投票を集計するのは大変なので、事前に「議決権行使書面」という紙で投票できるようにしたり(書面投票制度)、インターネット等を利用して投票できるようにすること(電子投票制度)ができます(上場会社だけではなく、中小企業でもこれらの制度を採用できます)。

ただ、株主に事前に投票してもらうために、会社は、賛成・反対の判断材料となる資料を株主に送ってやらなければならないとされており、具体的には、株主総会参考書類と呼ばれる資料を書面で事前に送付する必要があります

でも、いちいち書面で送付しなければならないとすると、印刷コストや発送の手間・期間等が余計にかかります。

そこで、改正会社法案では、定款に「電子提供措置をとる」旨を定めさえすれば、そういった株主総会参考書類等を電子提供すること(例えば、自社のホームページに掲載すること)を認める制度を創設しました。

従前も、任意で自社のホームページに掲載している会社が多かったですが、ホームページの掲載でもって、株主への送付に変えることができるようになるわけですね。

◆株主提案権の濫用防止

株主提案権とは、株主総会において、株主が、取締役に対し、(株主総会の日の8週間前までに、)株主総会の目的事項につき当該株主が提出しようとする議案の要領を株主に通知することを請求することができる権利です

何を言っているのかよくわからないと思いますが、例えば、A、B、Cさんの取締役選任の議題がある場合に、Cさんの代わりにDさんを取締役にすべきだと思った株主が、会社に対して、「Dさんの取締役選任議案も一緒に議場に諮るから、他の株主に通知してくれ」と請求する制度です。株主同士で支配権争いがあるときに、よく行われるイメージです。

そして、取締役会設置会社では、この株主提案権を行使できる株主を、「1%以上の議決権または300個以上の議決権を6か月以上保有する者」(要するに、大株主をイメージしてください。)に限っています。非常にざっくりいえば、経営のプロ集団である取締役たちに会社経営を任せるような会社であれば、大株主以外の株主は、基本的にがたがた言うなってことですね。

そして、改正会社法案では、取締役会設置会社において、上記の大株主という制限に加えて、提案できる議案の数も、「10個まで」に制限しました。

従前は、特に数の制限はなかったのですが、それだと、会社の経営を妨害する目的で株主提案権を濫用して、会社に無用な手間を生じさせる株主が出てきたので(例えば、定款変更の議題に対して、「新入社員はトイレ掃除を義務とする」といった意味不明な定款変更を求めるなど)、改正会社法案では、取締役会設置会社では、提案できる議案の数を「10個」に絞ることにしたのです。

◆会社補償契約とD&O保険契約

会社補償契約とは、取締役をはじめとする役員が、職務執行を行う中で会社や第三者に損害を与えたときには(例えば、行き過ぎた投資で会社に大きな損失を与えた、開発した新技術の安全性不足で取引先に損害を与えた等)、会社や第三社から損害賠償請求をされる可能性があるわけですが、そのときに備えて、予め、役員の損害賠償責任を、会社と役員とで契約を締結の上、会社が肩代わりすることを定めておくというものです。

また、D&O保険(D&Oは、Directors and Officersの略です。欧米の株式会社でいうところの、取締役と執行役員みたいなものですね。)とは、同じく、取締役をはじめとする役員が職務執行を行う中で会社や第三者に損害を与える場合に備えて、予め、役員の損害賠償責任を、会社と保険会社とが契約締結の上、保険で肩代わりすることを定めておくというものです。

従前は、会社補償契約もD&O保険も、会社が役員or保険会社との間で自由に締結できましたが、役員の責任をカバーする内容の契約を会社が締結するというのは、やや利益相反チックですので、改正法は、株主総会(取締役会設置会社では取締役会)の決議を経て、はじめて締結できるとしました

中小企業でD&O保険や会社補償契約を締結している役員はそう多くないとは思いますが、用語としては知っておいていいと思います!


以上、長くなってしまってごめんなさい。

今日の記事が少しでも皆様のお役に立つことを祈っております。

 

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★もくじ★

1.最終講義レジュメは模試前にゲットすべし!(TAC生向け)
2.財務のヒント①:「現在価値に割り引く」とは?
3.財務のヒント②:標準偏差の導き方が覚えられないあなたへ

文字数:約1800字(本文だけなら3分で読めます)


こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです。
最近発売された『ふぞろいな合格答案12』、道場からは私といよっちが執筆チームに参加しております。

ふぞろい関連書籍を一覧化したマップ(永久保存版)はこちら!

また、6月15日に書いたふぞろいのブログでは、執筆中の裏事情的な記事を書いてみました。興味のある方は覗いてみてくださいね。

*   *  *

宣伝はこれくらいにして・・・

6月下旬は、大手予備校の一次試験の模試がありますね。本日は模試に照準を合わせた記事をお届けします!

 

1.最終講義レジュメは模試前にゲットすべし!(TAC生向け)
TACでは7月から一次7科目の最終講義が始まります。そこで使う「最終講義レジュメ」は、薄くコンパクトでありながらも要点がギュギュっと詰まった、超おすすめ教材です。合格体験記だったかブログだったか、どこかで読んだ記憶があるのですが「最終講義レジュメをもらえるだけでもTACに通う価値があると思う」と言う人もいるほど。

私が声を大にしてお伝えしたいのは・・・

最終講義レジュメは、おそらく模試1~2週間前から配布開始となるので、速攻でGETしてください!!そして、以下のようにどんどん活用することをお勧めします。

【最終講義レジュメの活用方法】
〇できれば模試の前にざっと目を通す
〇最終講義が始まる前からどんどん解いてしまう(ピンクペンで解答転記しちゃってください)
【期待効果】
〇最低限押さえるべき超重要な知識のヌケモレをチェックできる。
〇レジュメの内容が大体わかれば、もはや最終講義に出なくても良くなり時間を有効活用できる。

 

  *   *

ここから先は一次試験の財務・会計について、私が受験生時代にカンペキに理解できなかった論点について、「こういう考え方をしていれば、スムーズに理解できたかも」と思うものを書きますね。考え方のヒント的な位置づけですので、リラックスしてお読みいただければと思います。

*   *   *

 

2.財務のヒント①:「現在価値に割り引く」とは?

設備投資の経済性を計算するとき、ディスカウント・キャッシュフロー法では

現在価値=将来価値÷(1+金利)のn乗
※n=年数

というように計算しますよね。
これを「将来価値を現在価値に割り引く」といいますが、私は「割り引くって何?日本語変だよね?」と、いまいち腑に落ちませんでした。

最近ようやく「銀行預金の例」で、スッと理解できるようになりました。

Aさんは、1,000円を定期預金に預けました。毎年1%ずつ利息を受け取ることができます。
1年後の合計金額は、1,000×1.01=1,010円
2年後の合計金額は、1,010×1.01=1,020円

※以下、図は全てクリックすると拡大します

これを逆に計算すると「将来価値を現在価値に割り引く」ことになります。

1,010円を定期預金から引き出しました。
1年前の金額は、1,010÷1.01=1,000円
1,020円を定期預金から引き出しました。
2年前の金額は、1,020÷1.01÷1.01=1,000円

これが「現在価値に割り引く」のキホンです。考えが混乱したとき、この例を思い出せば理解のヒントになるかもしれません。

ちなみにAさんは、新規事業を立ち上げるBさんから「僕のビジネスに投資すると1年あたり0.5%オマケをつけて返すよ」と誘われています。
この投資判断、Aさんならどうするでしょうか?

財務・会計的な答えはこうなります。

「定期預金に預けたほうがお得だから投資しない」

資金をどうやって運用すれば一番オトクなのか?ということですね。実際には、「Bさんのビジネスのノウハウを学びたいから」「Bさんを応援したいから」といった、さまざまな思惑が入り混じって投資判断がなされていきます。

 

3.財務のヒント②:標準偏差の導き方が覚えられないあなたへ

標準偏差といえば、この表です。

これ、何度解いても間違えませんか?私だけ?

標準偏差は理屈を理解すると覚えやすいです。考え方を図解してみますね。

【キホンの考え方】
〇期待収益率とは、最も確からしい収益率。この場合は「収益率の平均」のようなもの。
〇偏差とは「平均からどれだけ離れているか」。
〇標準偏差とは「偏差の平均」のようなもの。
そして、標準偏差を導くプロセスを図解したものがこちら。
※クリックすると拡大します。

 

理屈を覚えたら、あとは何度も解いて体に覚えさせましょう(パタ解きby初代ふうじん)。これで克服間違いなし!

 

以上、かわともでした!一次模試頑張ってください、応援してます!
今日も明日も、皆さんにとって良い一日となりますように。

 

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どーも、そーやです。
一次試験まで残り47日、7週間を切りました。去年の私の直前7週間となった時からの勉強方法と、この時期におすすめの道場記事の紹介をしたいと思います。

7週間前からの勉強方法(独学編)

以前の記事で去年のメンタルブレイクな状況をお伝えしましたが、それが落ち着いたちょうど試験7週間前から私の診断士試験対策が本格的に始まりました

【7~6週間前】運営管理と心中

運営管理については、TACスピテキは一通り読み終わってましたが、過去問は数カ月前に1度だけ、スピ問は開けたこともなかったため、この科目の点数を取るイメージが一切湧きませんでした。しかし1次試験初日の4科目目で集中力も落ちるだろう科目です。私自身はこの科目がキーマンと考え、この2週間は運営管理のみに集中することとしました。

勉強方法は自己紹介記事でも書きました解説転記(過去問を解かず、いきなり解説の内容をすべて過去問に書き写して本番の出題言い回しや癖などを抑えるやり方)でH27年~H29年の過去問を取り組みました。書き込んだ後はiPadを使っていたために論点ごとに過去問を並べ替えて、それをひたすら見て暗記することを取り組んでました。

【TAC直前模試】惨敗、だけど

運営管理が53点、財務が56点で、それ以外は40点以下でした。きちんとやっている受験生の方とは比べ物にならないですが、それでも運営管理は2週間前だったらマグレでも40点取れなかったレベルからここまで引き上げられたことで、解説転記のやり方は自分に合ってると確信し、経済、企業経営なども同様の取り組みを7月から開始しました。

またTAC模試ですが、私は財務以外は復習していません。理由は時間がないため、模試の復習をするよりもまだ着手していない科目や過去問に取り組んだ方が圧倒的にパフォーマンスが高いと考えたためです。模試は復習しないと効果がない、と言われることもありますが、その人の置かれたシチュエーションに応じてやるやらないの取捨選択をした方がいいと思います。

私がTAC直前模試で重視した点です。
①前日夜から一日目朝、経済が始まるまでの過ごし方
②お昼ご飯の選択(私は経済と財務の間にウィダー、昼はおにぎり1個、経営と運営の間でカロリーメイト)
③企業経営論の時間の眠気度合いの確認めっちゃ眠かった
④一日目終了から二日目開始までの過ごし方

本番と同じと考えてどう過ごせば最大限のパフォーマンスを引き出せるか。それだけを注意して受けました。点数は二の次です。本番で高いパフォーマンスを発揮できれば各科目5点~10点は変わると思ってます。それの予行練習ができると考えただけでも大きな機会だと思います。

【5~4週間前】経済、経営中心+法務開始

TAC模試で手ごたえを感じたので、経済、経営も同様の勉強法を開始しました。一回の勉強で過去問10問くらいを解説転記する、くらいの強度でした。そんな多くやっても記憶できないので、自分が本当に集中できる時間だけを絞って勉強してました。また法務も会社法は得意とはいえ、知的財産権は全く手つかずだったのでテキストの読み込みを行いました。makinoの暗記法たっつーの渾身記事は良くまとまっているので、おススメです。

 

・・・試験直前3週間はまた別記事でまとめたいと思います。

 

6月に見るべき!おススメ道場記事

ちょいちょい各メンバーが道場の過去記事を紹介しています。私は、「閲覧数」が多い記事は受験生に有益な記事である、という観点のもと、初代投稿開始から延べ3,000以上の記事のうち閲覧数Top250以内の記事だけ抽出してご紹介します。

【7代目碧:2,550 view】
【ラスト1ヶ月の戦略】スト合格めざすなら、絶対に模試受験後すぐにやるべきことを教えます
直前模試後からの戦略についてまとめてます。貯金科目と苦手科目の比較、どうやってあと数点絞り出すか、など非常に重要な戦略です。

 

【7代目こば:5,968 view】
一次試験データ分析シリーズ~その6経営情報システム~
一次試験データ分析シリーズ~その7中小企業経営・中小企業政策~
分析シリーズなのでデータが古いのはご愛敬ですが、暗記科目の対策方法をまとめてます。特に経営情報システムは閲覧数Top50以内と道場記事屈指の閲覧数で、結構な受験生が見ています。対策のリンクが良くまとまっているので、暗記兄弟はこれで再確認してください。

 

【4代目まっすー:11,490 view】
【一次試験】いきなり過去問アウトプット作戦
Top10の閲覧数です。恥ずかしながらこの企画をやるまで知りませんでした。直前期だからこそ通用する技です。読者の中にはこれから初めて手を付ける科目がある、という方もおられると思います。勇気をもっていきなり過去問アウトプット作戦!

 

【8代目ロック:2,933 view
~運営管理はこう戦え~
直前期にこのワードを見てドキッとするかどうか。そんな注意喚起をしてくれる良記事です。記事内に7代目こばの直前期対策記事のリンクもありますので、要チェック

 

【7代目かおりん:2,963 view】
忙しい?じゃあ、スキマ時間に財務をやろう。
直前期だからこそ忙しい。でも財務は隙間見つけてやっていこう!

 

【9代目chika:2,492 view】
【中小】白書の暗記をスムーズに!2017年版の概要をまとめました。
暗記科目の攻略法(情報、中小)
【中小】92点を取った勉強法① ~意識したい3つの視点~
【中小】92点を取った勉強法②(おまけ付き)
&10代目かわとも記事&いよっち記事。chikaの記事は惜しくもTop250には入らなかったけど、私もだいぶお世話になりましたので紹介します。2018年版も10代目の誰かがやってくれる…はず!中小に関連して10代目の中では閲覧数の多いかわとも&いよっち記事もご覧ください。中小はこっからの頑張り度合いで点数が大きく伸びます諦めないで!

 

以上、そーやでした。

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はじめに

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。過去の記事はこちら、合格体験記はこちら

 

前回、前々回と「渾身!論点シリーズ」として(薄れつつある一次試験に関する記憶を絞り出して)記事を書かせていただきましたが、ちこまる(仮)がまとめてくれた通り道場には過去記事として様々な役に立つ情報があります。是非、苦手な論点等について、活用していただければと思います。

さて、6月も中旬に差し掛かり、一次試験まであと48日となりました。人によって状況は異なると思いますが(科目合格済みの方や二次専念の方もいますので)、一次試験当日に向けて追い込みをかけている方が多いと思います。大手予備校TACのカリキュラムでは、現在は完成答練の終盤に入っているかと思いますので、過去の私の経験に基づき、完成答練の活用方法についてお伝えしたいと思います。

ちなみに、5月22日に「令和元年度中小企業診断士第1次試験会場(予定)について」が発表されております。私は昨年、一昨年と全ての試験を立教大学で受けていたのですが、今年は一次試験の会場に立教大学がなく、なんとなく寂しい気持ちになりました(どうでもいいですね)。

 

完成答練って?

独学やTAC以外の予備校に通っている方もいますので、そもそも「完成答練ってなに?」という方もいると思います。全体感も理解してもらった方がイメージしやすいと思いますので、TACのカリキュラム構成(一次試験対策)を簡単に説明すると、以下のような感じになります。

<基本>科目①の講義→科目①の養成答練→科目②の講義→科目②の養成答練→・・・→科目⑦の講義→科目⑦の養成答練

<直前期>科目①の完成答練①→科目②の完成答練①→・・・→科目⑦の完成答練②→科目①の最終講義→・・・→科目⑦の最終講義

 

週末通学コースの場合、1日で2つの完成答練を実施しますので、要は1週間に2科目ずつ仕上げていくことになります。そして、完成答練は①と②がありますので、2回転の仕上げを実施することとなります。さすが大手予備校のよくできたカリキュラムだと感じますが、講義・養成答練で1回目、完成答練①で2回目、完成答練②で3回目、さらに言うと最終講義で4回目、と複数回転させることで知識の定着を図っていく仕組みとなっています。

 

完成答練の結果をどう受け止めるか

繰り返しになりますが、既に完成答練の終盤に入っていると思いますので、その結果をどう受け止めて活用していくのか、という観点でお話ししたいと思います。2年前となりますが、私の完成答練の結果は以下の通りでした。

 

完成答練は本試験を意識した内容ですので、60点以上を得点したいという気持ちはありますが、問題の難易度やこの時点での受験生全体の仕上がり具合もありますので、点数よりも順位に着目した方がよいかと思います。一次試験の合格率を考えると、上位20%以内に入っていれば、まずまずの結果かと思います(上記の表では、20%を超えているものを黄色にしています)。

上記結果について特に着目したい点が2点あります。1点目は中小ですが、完成答練①でかなりの低得点を叩き出しています。G.W.期間に詰め込みで学習したものの中々頭に入らず、完成答練①の時点では全く仕上がっていなかったため、散々な結果でした。さすがに「ヤバイ!」と感じ、ここからある程度重点的に取組みを行い、完成答練②では持ち直すことができました

2点目は財務ですが、完成答練①では上位20%前後をなんとか保っていたものの、完成答練②では更に点数(順位も)を落としています。詳細は覚えていませんが、そもそも財務に関する知識・応用力がまだまだ不安定であり、その結果が露呈したものだったと思います。

 

完成答練の結果の活かし方

完成答練は(通学コースの方は特に)、本番の疑似体験という側面(一定の緊張感の中、限られた時間内で、優先順を付けながら解く)もありますが、それ以上に重要なのは、結果を真摯に受け止めて、何故そうなったのかを分析し、復習に活かすことです。先の私の例で言いますと、自分でもなんとなく感じていた中小の不安感が現実として現れたことで追い込み学習へと繋げたり、財務の応用力不足についてアウトプット学習を中心に補ったりしています。ご自身の結果をしっかりと分析し、残りの限られた期間の学習に、最大限に活かしていただければと思います。

また、(今年の完成答練が同様かはわからないですが)完成答練の個人成績表では、全体の正答率が50%以上で自分が間違えた問題には「要注意」のフラグが付きますこの「要注意」の問題は必ず対応しておきたい問題ですので、完成答練直後の確認はもちろんのこと、超直前期含めた復習に利用しない手はありません。

 

ちなみに、独学の方はそもそも完成答練に取り組む機会はないですが、ライバルの予備校に通っている方々は上記のようなカリキュラムに取り組んでいることは知っておくべきだと思います。独学の方の学習としては、過去問のABC問題を中心に解いてアウトプットを繰り返していると思いますが、1週間に2科目ずつ仕上げて複数回転する、本番同様の条件で解いてみて自分の立ち位置を確認する、正答率が高いにも関わらず間違った問題は重点的に復習する、といった観点は活用できますので、是非、取り入れてもらえればと思います。

 

最後に、以前の記事でかわともが紹介してくれていますが、完成答練の活用に関する過去記事をご紹介します。お時間のある方は、こちらも参考にしていただければと思います。

・10代目かわとも:GW~1次本番の学習計画まとめ

・9代目だいまつ:【1次初学者(受験校)と、独学者に読んでほしい】受験校の完成答練をどう活かすか。

・7代目たきも:完成答練を120%活用する方法(受験後編)

 

 

以上、ぐっちでした!

 

 

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どうも、kskn(きしけん)です。

4月中旬頃に実務補習5日間、実務従事10日間を終えて登録申請をしておりましたが、先日ようやく診断士登録証が届きました。
3月に申請されていた方を見てもだいたい申請から登録まで1ヶ月半~2ヶ月くらいかかるようですね。
この間は「ちゃんと手続きが進んでるかな…不備があったらどうしよう」と少し心配になりますが、皆さんが申請されるときは安心してください!!
実際に不備があったら電話がかかって来るということは僕が確かめておきました!(住民票を添付し忘れた)

 

さて、実は今日の記事はゲストの方による寄稿です!
書いていただいたのは「のぶ」さんという方で、僕と同じく関西タキプロに所属しており、さらになんと4月の実務補習で同じ班だった方なのです。
のぶさんは女性なのですが2児の育児をされながら診断士受験を乗り越え、実務補習に参加し、タキプロの活動し、頭も良くて、仕事も早くて丁寧でいて、かつ美人という…なんかもういろいろすごい方です。

そんなのぶさんは診断士2次試験においても4科目合計で274点(!)という化け物クラスの点数を叩き出しており、タキプロブログでもそのエッセンスを書かれていたのですが、「ぜひ道場読者にもそのエッセンスを届けてください!」と懇願して今回実現しました!

これから徐々に一次試験の勉強へ専念していく時期かとは思いますが、2次試験対策のエッセンスだけでも感じ、吸収していただければと思います!

というわけで、のぶさんよろしくお願いします!


道場読者のみなさん、はじめまして。タキプロからお邪魔します「のぶ」といいます。ksknさんが声をかけてくださって、投稿の機会を頂戴しました!
実は私も昨年、道場の記事を熱心にチェックしていた読者のひとりですので、こうして記事を書くことになるなんて感無量です・・・!。
子供が小さいため予備校通学できず、2次対策はほぼほぼ先人のブログからという状況の中、毎回実り多い道場の記事はは欠かさず読み込んでいました。
ブログを読んでいろいろな解法・テクニックを仕入れては試し、自分なりの形を作っていきました。
今日は、そんな私がたどり着いた2次試験解法がお役に立てばといいなと思い、投稿させて頂きました。

はじめに、私は昨年の2次試験で
事例Ⅰ:63
事例Ⅱ:75
事例Ⅲ:72
事例Ⅳ:64
比較的安定した得点をゲットし、1発合格できました。

解答ルーチンは自分にぴったりのスタイル確立・定着させると得点が安定します。
昨年の私は、道場のような合格者ブログを見て、先輩方が掲載していた方法をいろいろ模索しました。
その中で私が最終的に使い込んだテクニックは、

読む順番 :最終段落から読む。
線の引き方:線引き+SWOT「印」を付け、解答骨子作成中に使った要素の「印」を潰しこむ
骨子の作り方:与件を読む前から文章型を用意して、型にSWOTを埋め込んでいく

のみっつ。
ちょっと分かりにくいですね。以下で詳しく述べます。


最終段落から読む

必ず最終段落から読みます。
理由は、最終段落には「経営課題」や「社長の思い」が読み取れる記載が多いためです。(たとえば、「~なので、中小企業診断士であるあなたに相談してきた」など)。
もしくは、与件文全体のまとめ的な内容になっている事が期待できます。

読む順番としては、
①最段落読む→②最の段落読む→③設問読解(+解答文章ひな型つくる)→④与件全文読む→⑤解答骨子作成→⑥解答記入

と決めていました。
最終段落+最初の段落の会社概要を読んでおくだけで、設問文がかなり理解しやすくなります。
設問を理解できていると、④の与件全文読みも読み返しが少なくなります。結果、全体の時間短縮が図れます。

ルーチンを守る事で精神的に落ち着く効果もあるので、本番1か月前くらいには自分なりのやり方を固めておくとよいと思います。


SWOT印の潰しこみで与件の使用モレを防ぐ

ペンの引き方の話です。これはほんと、いろいろ試しました・・・。
結局落ち着いたのは
使用するペン:3本(私は青とピンクのやや細いペン+補助で黄色いマーカー)
基本ルール:
①SWOTのSOは青、WTはピンクで下線し、右上に「 S・〇囲いのO・W・〇囲いのT」を記入。
②社長の思いは青線+ハナマル、顧客要望や経営課題はピンク線+☆
③時系列、逆説の接続詞、その他気になるワードは黄色いマーカー
こんな感じ↓↓

ペン数を絞ったのは、色をこれ以上増やすと持ち替えが面倒くさいのと、途中で何色を使うのか分からなくなってしまい、かえって混乱するから。
そして重要なのがこちら↓↓

そうです。骨子を作成する段階で、使用した要素の「SWOTマーク」を潰しこんでいくのです。(黒〇で囲った番号は、使用する設問)

社長の思いの青いハナマルや、顧客要望のピンクの☆マークは真っ先にどこかの設問にねじ込みます。O・W・Tもだいたいどこかの解答の根拠として紐づけられます。そこに相性の良さそうなSをぶつけていくイメージで、あらかじめ用意した文章のひな型に機械的に配置していきます。レゴか・・・テトリスでもしている感じでしょうか。
時折、どこにも使わない要素も発生しますが、その要素を使わなかった根拠まで自分の中で整理できていればイイ感じだと思います。

このスタイルに落ち着くまで、いろんな先輩の方法を真似てみました。
試行錯誤の末この方法に落ち着いて、与件の活用モレを防ぐ事ができ、得点が安定しました。
ペンの持ち替えがあまりないため、読むスピードを落とすことがない点も私にフィットしていました。


与件を読む前から、文章型を用意しておく

私は設問を読むと同時に、ざっくりとした骨子枠(文章型)を作ってしまっていました。
理由は、設問だけを読んで感じた設問要求に従ったほうが、余計なバイアスの入っていないシンプルな回答ができると感じたから。
与件を読んでしまうと、「自分の書きたいこと」がムクムクと湧き上がってきてしまって、設問要求からそれちゃうんですよね~。
結果、聞かれてもいないことをつらつら語ってしまうミス。これを防止できます。

文章枠のルールとしては、
・原則30文字で1要素(1文)
設問要求に素直に応える出だしと、それに応するする文末
の二つを書いておく事。
それぞれもうちょっと詳しく言うと・・・

原則30文字で1要素(1文)

答案文字数を30で割って、文章の数を決めてしまいます。
1文は30字でまとめちゃうって事です。
100字なら①②③、120字なら①②③④、150字なら①②③④⑤ と骨子メモに最初から番号を振っておきます。
必ずしも毎回全枠を埋めるわけではないですが、目安として。
30文字で収めようとすると文章をかなりタイトにまとめる技術が必要ですが、その分たくさん要素を盛り込めます。
内容モリモリな印象になりますが、それで得点をもらえているので、方法として間違ってはいなかったんじゃないかなと思います。

設問要求に素直に応える出だし

解答の出だしは、「問題点は~、施策は~、A社は~、」など設問中の文言をそのまま繰り返すことが殆どでした。
単純ですが、やはり読みやすいと思います。
それぞれの出だしに呼応する文末の〆も書いておくと、解答があらぬ方に行ってしまう事が防げます。
たとえば・・・
・問題点は、現状①~②~③~なので、<あるべき姿>にできない点。
・施策は、①~②~③~により、<設問要求>を実現する。

また、事例Ⅱでの「施策」=「だれに・何を・どのように」のような明確なフレームワークがある場合は文章枠として採用決定です。

補足ですが、私はこの段階で作った文章型を本回答でもおおかた使っていましたが、与件を読んでみて合わないな~と思ったらスッパリ変更する対応も重要だと思います。


SWOTを文章枠に埋め込んで骨子作成

設問をざっと読んで、文章枠を作った後はいよいよ与件の全文をチェックをします。
上でも説明した通り、与件に下線を引くとともにSWOT印を併記することにしていました。
このSWOT印がここで活躍します!

文章型にはめ込んだSWOT印を×で消しこんでいくことで、「与件の使いモレ」を大幅に改善できるんです!


手順としては、使用済みSWOTを×印で消しこみ、付近に「②(設問②に使うよ」といった書き込みを残します。
同時に、用意しておいた文章枠内に、与件の参照箇所が分かるちょいメモを残します。
あまり丁寧に書きすぎないことで、骨子作成の時間短縮をしていました。

ここまでを40分で終了させます。
解答記入スタートが40分を過ぎてしまったら、私の筆記速度では物理的に挽回不能でした。
骨子ができてなくても本番記入開始です。
でも大丈夫!6~7割くらい骨子ができていれば、ビジネスマンの普通の対応能力で結構なんとかなります(笑)
あとは冷静さを保って対応することが大事。
冷静さを保つため、という意味でも自分なりのルーチンを固めておくことは有効だと思います。

もし、自分にも合うかも~と思うテクニックがあれば、皆さんも試してみてくださいね☆


以上、のぶさんからの「2次試験におけるルーチン」のお話でした!いかがでしたでしょうか。

僕が思うに、試験当日には「いかに考えることを少なくするか」ということは非常に重要な要素で、考えることが少ないほど与件と設問に集中することが可能です。
なので、こうしたルーチンが自分の中で固まっていることで無意識的に答案を作る作業を進めていくことができ、結果として読み漏らし・書き漏らしなくことでのぶさんは高得点が取れたのだと思います。

もちろん、このやり方をマネすればいいという話ではなくて、「自分に合う型」を見付けて、それを「考えなくても身体が動く」レベルまで繰り返し練習してほしいと思っています。
そうすればきっと、2次試験の点数もグングン伸びていくのではないでしょうか!
ぜひぜひ皆さんもご自身のやり方を確立されて、のぶさんに負けない高得点を叩き出してください!

(=゚ω゚)ノホナ、マタ!!

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こんにちは、どいこうです。

はじめに:シェンゲン協定発足34年

今日は6月14日。昭和60(1985)年のこの日、ヨーロッパでベルギー、フランス、ルクセンブルク、オランダ、西ドイツの5か国が国境検査を撤廃する「シェンゲン協定」に署名しました。5年後の平成2(1990)年にはシェンゲン協定施工協定が署名されました。その後、平成9(1997)年にアムステルダム条約が署名され、シェンゲン協定が欧州連合(EU)の法律となりました。現在は26ヶ国に広がっています。

旅行者にとっては楽で良いですが、シェンゲン圏の国では移民・難民が続々と流入して問題が発生している地域もあるようです。ヨーロッパ各地で国境管理の厳格化を主張する政党(大手メディアは「極右政党」と称しますが右・左・真ん中は誰が決めているのでしょうか?)の得票率が増えて議席を増やしている点からすると、各国民の関心は相当高まっていることが推察されます。

診断士のマーケティング環境分析をしよう!

さて、本稿では、「マーケティング環境の分析」をおさらいします。

「晴れて中小企業診断士の資格を取得したら、多少なりとも中小企業診断士として活動しよう」と考えているアナタは、自分の診断士スタートを例に考えてみるとオモシロイではないでしょうか。

マーケティング環境の分析では、「どういう強み・弱み・チャンス・脅威があるか」を検討することが重要です。

大別すると、以下のような項目を検討します。

①マクロ的外部環境の動向
②ミクロ的外部環境の動向
③活用できる内部資源

マクロ的な外部環境

マクロ的外部環境には以下のようなものがあります。

・経済: 景気動向、物価、消費動向、為替・株価・金利・商品価格など
・人口動態: 出生率、人口規模、世帯構成など
・社会文化: 文化、宗教、イデオロギーなど
・技術: 新技術の開発、インフラ整備、ITインフラ・アプリ
・政治・法律: 法律、規制、税制・補助金、政治の変動
・自然: 天然資源、環境など

項目が多くて覚えにくいので「PEST(Politics, Economy, Society, Technology)」という略語で大枠を覚える方もいます。

中小企業診断士にとっては、例えば以下の項目に影響を受けます

・経済状況が悪化すると「事業再生」案件が増えるかも知れません
・新技術、例えばAIの登場でRPAが盛んに取り入れられています
・新な補助金が始まれば、新規顧客の開拓につながるかも知れません
・「働き方改革」等の法規制に関する需要が増えるかも知れません

ミクロ的な外部環境

ミクロ的な外部環境には以下のようなものがあります。

・消費者: 消費者市場、消費者購買行動、等
・競争企業:競争構造、等
・利害関係集団:供給業者、仲介業者、金融機関、マスメディア、等
・産業状況:産業規模、供給構造、流通構造、等

中小企業診断士の場合は、例えば以下の項目に影響を受けそうです。

・コンサルフィーを払ってくれそうな顧客は誰か
・中小企業診断士やコンサルティング会社がどんな活動に注力しているか
・顧客を斡旋してくれる業界団体、金融機関、士業、等
・仲間として一緒に仕事をできそうな中小企業診断士

内部資源

内部資源には以下のようなものがあります。

・人的資源:経営陣、営業担当者、研究開発担当者、等
・財務資源:収益獲得能力、安定収益、資金調達構造、等
・物的資源:保有資産、等
・その他:情報、経営ノウハウ、技術力、顧客基盤、社風、ブランド、知的財産権、等

中小企業診断士の場合は、以下のようなものがあるでしょうか。

・業界経験(○○業界で20年、等)
・個別スキル(営業能力、資料作成能力、ウェブサイト作成、Webアプリ開発、等)
・人間力(コミュ力、雑談力、飲み会マネジメント)
・お友達ネットワーク(○○に詳しい人にその場で電話できる、等)

なお、内部資源を評価する際に、「VRIO分析」というのフレームワークがあります。以下の4要件をすべて満たす経営資源は、持続的な競争優位の源泉となる可能性が高いというものです。

・Value(資源の価値): その資源・能力があれば、機会を獲得でき、脅威をしのげるか。
・Rarity(資源の希少性): 競争相手があまり持っていない資源か
・Imitability(資源の模倣困難性): その資源を競争相手が獲得・開発しようとした場合にコスト(経済的・時間的)がどの程度かかるか
・Organization(組織): 資源を十分に活用できるような組織を有しているか

外部環境と内部資源をざっくり分析するツール

3C分析というフレームワークがよく使われます。それぞれ、自社(Company)、顧客(Customer)、競合(Competitor)です。ざっくりと全体を大づかみに把握するのに適していると思います。

SWOT分析もよく利用されます。強み(Strength)、弱み( Weakness)、機会(Opportunity)、脅威( Threat)を列挙する分析手法で、3C分析と同様、簡易的に全体像を評価できることがメリットと言えそうです。

まとめ

上記のとおり環境分析をざっくり実施した感想としては、中小企業診断士のお仕事は、顧客(中小企業の社長)だけでなく、仲介してくれる機関や診断士仲間ともお付き合いをしていくことが多い感じがします。

私も試験に合格してから約半年が経過し、多くの中小企業診断士とあって来ましたが、愉快で意欲も能力も高い方が多いです。「飲み会王」「コミュリョクイーン」「ハラグロオヤジ(戦略的という意味)」「エロオヤジ(気を使わなくて良いという意味)」などと呼びたくなる個性的な方々にもお会いできました。これからも同期や先輩合格者とのつながりを大切にしたいと思うとともに、自分もこうした多士済々の中で覚えてもらえるような「内部資源」を磨く必要性を感じています。

ぜひ、みなさんもご自身の「マーケティング環境分析」をやってみてはいかがでしょうか。

さらに、それだけではなく、商品内容やプロモーション等の「マーケティングの4P」なども考える必要がありそうですが、それはまた次回以降。

それでは!


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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

毎度ですが過去記事はこちらです!今日の記事は10回目!とうとう梅雨入りしましたね。いつも参考書がカバンに入っていたので、大抵この時期を過ぎるとページがヘロヘロになるんですよね。水性ペンの跡が滲んだりして。しかしそれも味というものです。そしてそんなこともあったなぁと思うことが、きっと試験当日の気持ちを落ち着けてくれたりしますので、そんなヘロヘロも味わっていただきたいと思います(笑)

前回の記事で令和1号診断士になれず、と書きましたが、つい先日登録証が届きました。令和2号になりました。そして、ついに開業届(経営法務で見たことあるやつ!笑)を税務署に出してきました。もっと、パンパカパーン!という気持ちになるのかなと思いきや、税務署の手続き時間およそ2分。「はい、受理しました」というハンコをポンっと押されて、あっさりと終わりました笑。

これからどんな活動ができるのか、まだまだ未知数ではありますがどんな道でも自分らしく歩いていけたらな、なんてことを思っています。

今日の記事はこれまでの珠玉の【渾身】シリーズまとめページです。

勝手に永久保存版タグをつけてみましたが、科目ごとになっているページがどうしても欲しくて、作ってみました。これから追い込みの時期まで、何度か見返していただいて、ちょっとよくわからないな、とか、自信がないな、という論点があれば、総復習としてお使いいただければと思います。

ちなみに今回の記事をまとめるにあたり、これまで類似してきたふたつのタグを統合しました。「渾身シリーズ」と「渾身!論点シリーズ」を、「渾身シリーズ」に統合しています。

記事タイトルについても、科目名のみで内容がわかりにくいものは、ちこまる(仮)の独断と偏見で補足をつけていますので、リンク先の記事のタイトルとは異なる場合があります。

なお、これまでの過去記事のまとめですので、投稿された時期によっては最新情報と異なる場合があります。特に経営法務・情報システム・中小は法改正やトレンドを反映しやすい科目ですので、古い記事を参照する際にはないようにご注意くださいね。

今日の記事は(基本過去記事のタイトルばっかりだけど)およそ4,500字です。9分ほどお時間ください♪

さー、ではまとめ!いってみよー!

 

経済学・経済政策

財務会計

 

企業経営理論

 

運営管理

 

経営法務

 

経営情報システム

 

中小企業経営・政策

 

その他

 

二次試験

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。いや〜【渾身】というだけあって、どれも読み応えがありました。皆さんにとっても、ひとつでも多くの「なるほど納得!!」に出会ってくださったら幸いです。

以上、ちこまる(仮)でした〜( ´ ▽ ` )

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どうもこんにちは!いよっちです。

自己紹介はこちら。前回までの記事はこちら

 

今日は、まずは皆さんにお知らせです!

”ふぞろい”が昨日6月11日より発売となりました!!!実は私も執筆メンバーとして、同じく”いよっち”のハンドルネームで参加しています。ちょいちょい出てきますので探してみてください。

2018年の2次試験における再現答案を230件以上集め、合格者やA評価を得た受験生の多くが書いていたキーワードを丸裸にした1冊です。道場メンバー12人中どいこうを除く11名が愛用していた、二次試験攻略には欠かせない必携の書となっています。効果的な本誌の選び方・使い方はかわともの記事をチェックしてみてください。

1次も終わってないのに2次の参考書なんて、、、と思っている方も多いかもしれませんが、例年2次直後では品薄になり、今年も入手困難になる可能性があります。Amazonから買うこともできますし、大型の書店でも取り扱われていますので、どうかお買い求めはお早めに!

また、ふぞろいのブログでは本誌には載っていない裏話をリレー形式で掲載中です。こちらも併せてどうぞ!


前回までは、中小で92点を取った勉強法のシリーズ記事、そして【渾身】シリーズとして経営法務のニッチ分野、不正競争防止法についてお伝えしました。

ありがたいことに、中小の①の記事は5月の道場記事の中で、最もPV数が多かった(つまり、最も読まれていた)記事でした。「まだチェックしてなかった!」という方は、直前期に差し掛かる今からでも中小は充分間に合いますのでチェックしてみてください!

さて、最近はテクニカルな記事が多かったこともあり、今日はゆるわだ(?)をお伝えします。せっかく前回記事では「堅物法務部のイメージが少し柔らかくなりました」とコメントまでもらっておきながら、早速かなりヘビーな内容です(ヘビーな話題で、”ヘビわだ”とでもいいましょうか)

※以降、モチベーションを著しく低下させる可能性があります。ご注意ください。


☆もくじ☆
1.本日のテーマ
2.自分自身の話

3.他の受験生の話
4.  最後に


1.本日のテーマ

残酷な現実を迎える覚悟はあるか?

です。

 

誰しも自分自身が落ちると思って勉強なんてしませんよね。

「自分は絶対受かるんだ」強い信念と覚悟を持って長期間に及ぶ受験勉強を前に、自分自身を奮い立たせるわけです。

(サクっと受かってしまう例外的な受験生を除けば)自分の時間、また家族との時間を犠牲にし、血のにじむような努力が合格の前提条件になるでしょう。

そこまで自分自身を追い込んだ受験生でもなお、現実は時として理不尽、不条理、無慈悲です。

 

7科目合計で2点足りなかった
経営法務で36点、、、足切りだった
2次、238点だった

定量的な数値として、合格までの”距離”が否応なく明確にされます。一方で、どれほどの犠牲を払えば、その”距離”が埋まるのかまでは教えてくれません。

 

どんなに過去問を解こうとも、
何百と勉強時間を費やそうとも、
どれだけ模試で高得点をとろうとも、

本番での一発勝負、その当日に実力を発揮できなければ不合格。次のチャンスまで1年も待たなければなりません。

 

約16,000人が1次試験を受験し、2次試験まで勝ち残る人は約900人。単純計算では、9割以上の受験生に対して”残酷”な現実が突き付けられるわけです。

 

「頑張ってるのに水を差すようなこというなよ」
「モチベーション高めたくて道場ブログ読んでるのに、、」

と思われる方もいると思います。すみません。でも、これが現実なんです。

かく言う私も”残酷な現実”を突き付けられた不合格経験者です。どれだけの犠牲を払ったうえで、”残酷な現実”を迎えたのか、それをどう味わったのか、当時を思い出しながら書いてみたいと思います。


2.自分自身の話

自己紹介記事合格体験記での内容と重複するかもしれませんが、ご容赦を。あらためて受験歴を書いておきます。

合格まで:1次1回、2次2回
勉強スタイル:1年目TAC通学、2年目MMC通信
勉強時間:
1年目1,000時間(1次700時間/2次300時間)
2年目500時間(2次専念)

<1次試験>

1月のTAC速修コースを受講。事前の予習は欠かさずに、講義後には復習をフル回転させていたため、平日3時間/日、週末は約6~7時間/日を目安として、週25時間、月100時間は確保していました。振り落とされないように努力した甲斐もあって、1次は一発で合格。

そう、ここまでは順調でした。

<2次試験(1年目)>

1次合格後に初めて2次対策に着手。TACの演習問題と過去問を愚直に繰り返し、2.5か月の間で70~80事例を解きました。ほぼ1日1事例は解いているイメージです。

この頃は、仕事のかたわら、平日に4~5時間/日をなんとか絞り出し、常に寝不足気味でした。エレベーターで久々に会う同僚からは「お前大丈夫か!?顔色悪いし、やつれてるぞ」と言われることもしばしば。中肉中背の20代男性が、1か月で5kgも落ちたら、さすがに心配されました。体力的にはしんどかったですが、「絶対今年受かってやる!」という精神論でごまかしてました

最初の頃こそ悲惨でしたが、9月に入るとTACの演習ではA評価を得ることも。TACの模試ではC評価を得るところまで来ました。

そして、2次試験当日。

もともと、いつも以上のパフォーマンスが出やすい、本番に強い性質なこともあって、程よいプレッシャーを感じながらの試験当日でした。「よし、受かった!」と確信できるだけの手応えはなかったものの、「いけたかも?」と期待を抱いていました。

そうですね、6~7割の合格可能性があるかな、というくらいの手応えです。

<合格発表の日>

各予備校の模範解答を読んでいたり、再現答案による合格可能性の判定をしてくれるサービスを試してみたり、と色々と情報を集めていたため、試験当日以上に手応えを感じており、正直なところ、まず合格するだろうと思っていました

診断協会のウェブサイトで合格者の一覧が発表されるのは午前10時。会社のPCで確認しようにも、番号を探している瞬間、合否が分かった瞬間は、とてもとても平常心など装ってられないと思い、PCを持って会議室に隠れました。

無機質に番号が一覧に並んでいる中から自分の受験番号を探していきます。Ctrl+Fで検索せず、あえて目視で確認しました。(ちょっと雰囲気に酔ってた部分もあります

 

「、、、ない。

いや、そんなはずは、、、」

 

(もう一度前後の番号から探すが)

「やっぱりない。」

 

2度、3度、自分の番号が抜け落ちていることを確認して、初めて自分が落ちたことを理解しました。

しばらく天を仰いで、身動きがとれませんでした。完全な放心状態です。

 

しばらく経って、不合格の現実を”理解”はしたものの、”受け入れる”までには到底至りません。

 

「なんでだよ、なんで俺の番号がないんだよ」

「なんで、俺じゃなくて後ろの席のおっさんの番号があるんだよ」

「あんなに苦労したのに、、受かるべきは俺だろ」

なんの根拠もない自信だったと今でこそ思えますが、その時の私の頭の中は自己正当化で一杯です。そうでもしないと、精神が潰れそうだったんだと思います。

会議室を出て、失意の中、自席に戻ります。

上司には受験することを伝えていたので、結果を言葉少なげに報告しました。

「そうか。残念だけど、また来年だな。まぁ若いんだから、1年ぐらい多く勉強するのが逆に良かったと思える日が来るんじゃないの。」

と、今思えば本当に暖かい言葉をもらったのですが、その時の私には響きませんでした。

午後の仕事はろくに手がつかず、結果を身内へ報告しようにも、LINEの文章を入力しては消し、入力しては消し、を繰り返し、結局気持ちが落ち着いた夜まで送れませんでした。

 

しばらく時間が空きますが、協会に得点開示の請求を出しました。

結果は237点。あと3点です。

事例Ⅰで言えば「茶化」の1つ書けば点数になったかもしれない。

事例Ⅱであれば期待効果を1つでも書いていれば受かったかもしれない。

事例Ⅳの経営指標で別の指標を挙げていれば合格だったのかもしれない。

後になって”たられば”ばかり頭をよぎります。

 

以上が私の”残酷な現実”を迎えた不合格体験記です。

やはり、自分は受かると信じていた中で、不合格の現実を突きつけられると、本当にしんどいです。気持ちの整理し、現実を受け入れ、立ち直るにはしばらく時間を要しました。


3.他の受験生の話

ここまで私自身の話ばかりしてしまいましたが、他の受験生にもそれぞれのドラマがあります。華々しく合格通知を受け取る人もいれば、”残酷な現実”を突き付けられる人もいます。

そのドラマの一旦を垣間見れると思い、OPEN DAYのご紹介をしておきます。

OPEN DAYとは、「受験生それぞれの思いのたけをぶちまける日」とでも言いましょうか。診断士受験生にとって節目となるタイミングでコメント欄を読者に開放する形で、それぞれの思いを自由に書き込んでもらう日です。

去年・一昨年の主なOPEN DAYのリンクを貼っておきますね。時間のある時に眺めてみてください。

(18年)1次試験直後のOPEN DAY

(18年)2次合格発表のOPEN DAY

(17年)2次合格発表のOPEN DAY

合格した人のコメントを読んで自分の気持ちを高めるのも大いにアリだと思います。ですが、ちょっとだけでもいいので、不合格になった人がどんな思いになるのか、自分に起こるかもしれない現実として捉えてみてください。


4.最後に

ここまで読んで頂いた方の気持ちを、ずーーーん、と落としてしまったかもしれません。朝一番に読んで一日の気を悪くしてしまったかもしれません。本当にすみません。

受験生の皆さんを応援する気持ちは全く変わりません。むしろ、この記事を書いていて更に強くなっている気がします。この記事を読んでくれている受験生が皆合格してほしいと切に願っています。でも、現実は厳しいです。

私が”残酷な現実”から立ち直ることが出来たのは、「ここまでやってダメなら仕方ないか」と思えるだけの努力をしていたことが大きかったと思います。

「あの時こうしていれば、、、」なんて考える余裕はないくらい、やり切った感はありました。

 

私の不合格体験記や、OPEN DAYでのドラマなど、”残酷な現実”を自分のものと考えたうえで、あらためて最後まで足掻いて、足掻いて、足掻き倒してください。

合格・不合格どちらの結果だったとしても、きっとその努力が、あなたを助けることになるはずです。

 

最後の最後に、幼少のころから大好きな漫画での一節を引用して締めます!

”あらゆる残酷な空想に耐えておけ 現実は突然無慈悲になるものだからな いつか来る分かれ道に備えて”

(引用:HUNTER×HUNTER第1巻(集英社))

H×Hファンの皆さん、”ドキドキ2択クイズ”のシーンです!


今日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

以上、いよっちでした。

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おはようございます。makinoです。本日も読んでくださってありがとうございます。

 

突然ですが、makinoは、私生活で、ちょっとした外出の際に、よく帽子をかぶります。理由は簡単で、寝ぐせアタマを隠すためですね(カッコ悪い私生活が垣間見えます)。もちろん、ちゃんとしたお出かけには、ちゃんとしますよ(なにを言ってるんだ)。

 

本日の余談でお話ししたいのは、帽子です。

昔は、「家の中では帽子をとれ」と躾けられたものですが、今では例えば、喫茶店で帽子をかぶっていても、さほど違和感はありません(注:個人の感想です)。帽子がファッションとして日常化してためでしょうか、日本人の意識がかわったためでしょうか。

 

さて、意識というと、帽子をかぶっているmakinoが、意識している事があります。それは、挨拶とお礼をするときは、帽子をとる事です。

「当たり前だろ」という声が聞こえてきます。はい、当たり前ですね。

なんですけど、実際やっていると、相手の表情が少し和らぐというか、嬉しい感じになることが、結構あります。「この人は、自分に対して、礼を重んじている」と、相手が受け取ってくれている印象です。

なにか、マナー講座みたいですね。

たいしたことを言いたいのではありません。ちょっとしたことで、相手の受ける印象は、結構かわるんだな、と身をもって実感しているという事です。そして、そんなことを、この歳でようやく実感している、ということです。まだまだ未熟な私でした。

 

たまに、「この若さで、もうそんな気づきができて、実行に移して、努力している人」を見つけることがあるのですが、まさに脱帽です。ただ、劣等感はありません(きっと昔の自分ならあったでしょうね)。

 

自分は、その人にはなれないけど、その人も自分にはなれない。

と本音で思う事ができたからです。

「自分は気づきが遅いなあ」、と思う事はありますが、「遅いからダメ」、という事は、案外少ないのかな、とも思います。

そして、ちょっとだけ自分を褒めてあげると、きっと、自分にも良いところがありますし(あると思います…)。

いったい、何を書いているんでしょうね。誰かから怒られる前に、この辺で。

—–
さて、ここからが本題です。
本日は、勉強時間のお話をします。

 

「いまさら勉強時間かよ、あと2か月で1次試験だし、もっと早い時期の話題だろ」と思った方。はい、その通りです。そして、今回お話ししたいのは、6月以降、自分がどう巻き返したか、です。

 

怠け者で、決して要領がよい方ではなく、しかも独学を選んだ自分は、非常に孤独な勉強をしていました。そんな中、4-5月にダラけ気味になってしまいまして…。6月になって、ネジを巻きなおすために、私が何をしたか、を書かせて頂きます。

 

◆参考情報:10代目の1次試験学習時間

まずはこちら。10代目の1次試験学習時間を、ご参考までに記します。

 

学習時間の長い順に並べてみました。ご覧の通り、人によって学習時間はまちまちで、その差も大きいです。また、平均は554時間、中位数は650時間でした。

 

ちなみに、こちらの記事「H30年度 合格体験記総まとめ~1次試験編~」での、合格体験記投稿者51名の平均は640時間でした。やはり、「600時間前後」がひとつの目安になります(ひとぞれぞれですので、あくまで目安です)。

 

参考までに、上表に1次試験の得点も記載しておきました。1次試験の受験年度が違うので、必ずしも比較対象にならないため、ご参考までです(注:たっつーとそーやは、それぞれ1科目免除を受けています)。

◆私の月別勉強時間(1次対策)
さてさて、そんななか、上述の平均よりは、学習時間多めのmakinoですが、昨年6月はどうだったでしょうか。

 

当時は、「6/30のTAC模試7科目を受験する」ことをマイルストンに、勉強しておりましたので、6月上旬に、7科目をひと通り終了し、ここからは日替わりで7科目をまわしておりました。

 

ちなみに、中小などの暗記科目は、もっと直前に短期間でやっても良いと思います、今にして思うと。ですので、これからお話しする事が、唯一の絶対ではありません(お分かりいただけますよね)。

こちらは、昨年の2-8月の、makinoの月別勉強時間です。棒グラフの色は、科目別になっていますが、ここでは月別総時間だけ、眺める程度にご参照ください。

 

棒グラフをみて頂くとお分かりになる通り、実は自分の場合、4-5月は月100時間を切っておりました。6月以降、遅れを取り戻すために、自分のネジを巻きなおしています。

ちなみに、自分は勉強時間記録に、「勉強時間管理2」というスマホアプリを使っていました(最新版はこちら

2月の半ばから使い始めましたので、2月は半月分しか集計できておりません。

 

◆週次学習時間
ネジを巻きなおした昨年6月を、さらに細かく週次で見てみます。

 

6/04週の1週間は、このような勉強時間でした。グラフの下が、日次集計です。

 

【平日】
朝4時起き     1時間勉強
通勤時間行き  1時間単語帳アプリと過去問回転
会社到着    始業時刻まで、休憩室で勉強
昼休み     仮眠で勉強せず(眠くて仕方なかったです)
通勤時間帰り  通勤時間行きに同じ
帰宅後     10時半就寝目標(睡眠時間5時間半)

例外      水曜日は帰宅後勉強無しで、なるはや就寝。睡眠時間確保day(水曜日が楽しみでした)。

 

【週末】
朝5時起き   体調を整えるために睡眠時間6時間半。1.5-2.0時間勉強
日中      家事や家族との時間を確保しつつ、昼下がりから1-2時間勉強
夜       寝るだけの状態にして、2時間勉強。

週末は、平日より自由になる時間が多いのですが、それに比べると、緩めの勉強時間でした。これは、家庭に貢献する時間を大事にしていたからで、かつ1次試験は過去にも通過したことがあり、昨年の1次試験対策に、まずまず手ごたえがあったからでした。

 

ちなみに、2次対策をはじめてからは、家族との時間が削られることになります(いつかお話しするかもしれませんね)。

 

◆4-5月と6月の違い
隙間時間を拾い、サボリ時間(言葉がわるいかしら)を無くしつつ、再び、時間を積み上げていました。

【平日】
会社到着後、休憩室で勉強を開始。おおよそ40分程度でしたが、月20日で800分≒月13時間程度を確保していました。

 

【週末】
朝ご飯担当でしたので、その前に起きねば、勉強時間が確保できません(5時半目標でした)。しかし、朝起きられない事もしばしば。その解消に、目覚まし時計を1つ追加。ありがちな対策ですが、案外、効果がありました。1.5時間x週末8日で、月12時間程度を確保していました。

 

また、ご参考までに、新たにできた隙間時間の活用法を、以下に記載いたします。

◆私の隙間時間活用
通勤時間や会社での隙間時間を埋めるために、単語帳を使っていました。定番の勉強方法ですので、目新しくはないと思いますが、自分がどうやっていたか、をご参考までに、記載いたします。

 

【単語帳アプリ】
複雑なものは使いこなすまでの理解に時間がとられる、と考え極力シンプルなものを使いました。こちらです、「シンプル単語帳」

ちなみに、登録していた単語数は以下です。
経済   81
財務会計 85
企業   147
運営管理 139
法務   173
情報   156
中小   156

自分の言葉で書くので、単語帳は割と覚えやすかったと思いますが、ブツブツ言っていたかもしれませんので、周囲には、ちょっと変な人に見られていたかもしれませんね。

 

【スマホで過去問回転】
TACの過去問集を片手に、解答選択肢をスマホExcel入力。答えと難易度は、事前にExcel入力済みで、答え合わせしていました。出来なかった問題と忘れている知識は、前述の単語帳を見返し。単語帳に乗っていない知識は、単語帳へ追加。

 

【その他 小ネタ】
耳栓やめる
移動中の勉強は、集中力を高める為に、耳栓をして、やっていました。しかし、この時期から、試験本番でのノイズ対策のために、耳栓を止めました。たまにですが、試験会場で、独り言や口を鳴らす癖のある人がいる場合、集中力が切れる懸念があったためですね(このおかげで、電車内で大声でしゃべる人も、気にならなくなりました)。

 

少し早い電車に乗る
当然ですが、座って勉強した方が、テキストパラパラしやすいですので。その分、早く会社につきますので、始業まで会社で、引き続き勉強でした。

 

さてさて、今回は以上です。

もちろん「時間≠効果」ですので、今回の私の例よりも短時間で、より効率的に勉強された方も、多いと思います。「この程度時間を確保しないとダメ」というわけではありません。あくまで1つの参考にしてください(お分かりいただけますよね)。

本日の最後に、こちらを。

毎日少しずつ
それがなかなかできねんだなあ
(相田みつを)

以前にも、ご紹介したかもしれませんね。そして、同じものでも、その時のご自身の状態で、感じ方が違う事がありますよね。ですので、もう一度載せてみました(今回、どうお感じでしょうか)。

本日も、読んでくださってありがとうございます。感謝いたします。

 

 

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みなさん、おはこんばちは。
キャリコン診断士のブブです。
季節は梅雨入り。そして梅雨が明ければ。いよいよ勝負の時ですね。
これから2ヶ月間、合格に向けて結果には拘って欲しいのですが、結果に囚われすぎないで欲しい。
そんな想いです。

わたし、今、実はマリンライトの灯りのもと、外でブログを書いています。
風が少々、強いのが難ですが虫の音を聴きながら叩くキータッチは、なんだか小気味よく感じます。

では、なぜ、そんなことをしているのか?

なぜだと思います?

答えは「筆が進まなかったから…」

本来は、別の事(キャリアコンサルタントについて)を書こうとしていたのですが、どうもイマイチ・・・。
「こりゃ煮詰まったで…。」
えぇーい。ならば、気分転換で「外で書こう!」こうなったのです。
実は、この手法は診断士の勉強時に何度も使っていたんです。

その流れで、今回の記事のテーマはズバリ「勉強が進まない時」
脳内スイッチの起動法
「気分が乗らない」「やる気が起きない」「眠たい」そんな時が訪れた際は、ご紹介するネタを活用して合格に繋げていただければ、と思います。

さて、みなさん、脳には幾つかの癖があるというのをご存知でしょうか?
今日は、そのうち3つの癖と対処法をご紹介します。ぜひ、うまく使いこなしてください。
癖➀「脳はサボりたがる」
癖➁「脳は空白を埋めたがる」
癖➂「脳は変化を嫌う」

癖➀「脳はサボりたがる」
考えている時だけ脳が使われているという印象をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。
実はこんなデータがあります。
脳は体重の2。だが、消費エネルギーはなんと24
つまり、脳は普段から多くの情報を得て指令を出す為に多くのエネルギーを消費しているのです。
その為、脳は出来るだけ脳エネを省力化しよう(サボろう)とする癖を持っています。
では、その癖を理解したうえで、どう活かせばいいのでしょう。

提案1)「適度な刺激を与える」
退屈な作業をしていると眠たくなることありませんか。私はしょっちゅうです(笑)
そんなときは、大抵、快適な環境になり過ぎていると思うのです。
例えば、空調が適度に効いた室内。慣れ親しんだ同僚に囲まれ、緊張感の緩んだ状況。
つまり、脳がサボれる(省エネできる)状況と判断しているわけです。
そこで、敢えて適度な刺激を与えるのです。

その為には、今日の私のように「外で風をひんやりと感じながら学ぶ
或いは「他人の目が少々、気になるようなカフェや図書館で勉強」することを提案します。

癖➁「脳は空白を埋めたがる」
この写真、あなたはどこに目が行きますか?

右下がどうも気になりますよね。
通常、人は空白があれば、その空白が気になってしまい、埋めたがる癖を持っています。
では、その癖を理解したうえで、どう活かせばいいのでしょう。

提案2)余裕を持つ
頑張る人であればあるほど、ついつい目一杯いろんなものを詰め込んでしまう癖があります。
でも、そうなるとどうでしょう。
こんな絵になってしまいます。

そうすると、脳の癖である埋めようとする為の空白がなくなり、やる気がなくなってしまうのです。
その対策として、出来るだけ意識してこんな絵にしていくのです。
そうすればどうでしょう。

出来た空白を埋めようとする脳の癖(やる気)が回復してくるのです。あら、不思議(笑)

癖➂「脳は変化を嫌う」
脳の第一の機能は生命維持。そしてそれを司るのが「脳幹」です。
「脳幹」は通称、爬虫類脳。食欲、性欲、体温調整等の生理的・生命維持を司る最も原始的な機能を司っています。
(余談ですが、「脳幹」のほかは「大脳辺縁系」「大脳新皮質」となっており、「大脳辺縁系」は別名、ほ乳類原脳。感情や意欲を司っています。
「大脳新皮質」は別名、人間脳。論理や芸術、人間的な活動の機能を司っています。
そして、これらの3つの機能をみていると、前回のモチベーション理論記事にも関係する”何か”があるのでは・・・。そんな風に私は考えています。)

閑話休題。
では、さきほどの癖(変化を嫌う)を理解したうえで、どう活かせばいいのでしょう。

提案3)勉強を体に馴染ませる
勉強術でよく話の出る「エビングハウスの忘却曲線」、ご存知でしょうか?
1日経てば約70%の事は忘れる・・・という例のアレです。
その根拠は、実は脳の機能にあるといわれています。
脳は重要な情報のみを記憶するように出来ています。その重要性の判断基準は生命維持、加えて人間としての自分らしさを維持できるかどうかによるのです。
そして、通常、勉強で学んだものも頻繁に使わなければ、脳はこう判断するのです。
あ、これいらないや。忘れちゃえ!
でも、何度も何度も出てくるようになると、こう思うのです。
あ、これ大事。きっと生きるために必要!
そうして、記憶が定着化されます。

つまり、最初は脳が「意味ないことやりやがって」と嫌々していたものが、途中から「これ大事!」、さらには「もっともっと~。どんどん欲しい」と不快から快に変わってくるのです。
これを、私はランナーズハイではなく、勉強’ズハイと呼んでいます(笑)

いかがでしたでしょう。
あなたの脳の起動スイッチ、何かヒントは見つかったでしょうか。
そして、私、本日も「脳に余白」を残して、ブログライターズハイで終われそうです(笑)

せっかくの人生の貴重な時間、その過程(勉強自体)も楽しんで合格目指して乗り切ってください。そうすれば、ぜーーーーったい、あなたは受かりますから!

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おはようございます!
たっつーです。
(過去記事はこちら

1次試験の重要論点を解説する、【渾身】シリーズですが、元々はメンバー1人につき2回やることになっておりましたので、約4週間にわたりお届けしてきました。

ただ、私も昨日のなおさんの記事と同じく、ちょっと書き残したことがあるので、勝手に継続させていただきす。
「ゆるわだ」な記事がそろそろ恋しくなってきた読者の方がいらっしゃるかもしれませんが、明日以降、期待しましょう!

さて前回記事(民法編)で予告したとおり、今日の記事では、会社法について、①スピ的に記載された一覧表をざっくりと解説しつつ、②実務的には重要と思われるポイントをいくつか解説したいと思います。

繰り返しですが、②については、代表的なテキストであるスピテキに記載されていない以上、仮に出題されたとしても、正答率はそんなに高くならないと思います。
したがって、今日の記事を読んでも、「やばい、全然知らない…」とは思わず、「ふーん、そうなんだ。」と受け止めていただければ!
(当日出題されたら、「ラッキー!」と思ってください!)


【目次】
◆株主総会の決議について
◆役員報酬について
◆株式会社の機関設計について
◆組織再編について


◆株主総会の決議について


(引用元:スピードテキスト6経営法務2018年度版・TAC出版)

基本的には、重要事項であるほど、定足数や必要得票数が厳しく(多く)なっていることが分かります。
なお、役員の選任及び解任は、基本的には普通決議ですが、監査役の解任だけは特別決議となっていることにご留意ください。

なぜ、そうなっているかというと、監査役は、会社経営の適法性・妥当性をチェックする立場にありますので、取締役よりも、地位の安定性が求めれるからです。
もう少しざっくり言うと、監査役が、「僕は普通決議で簡単に解任されちゃうのか~。じゃあ、取締役(注:大株主であることも多い)の機嫌を損ねないように、適当に監査すればいっか~。」として適当な監査がなされてしまうのを防ぐために、特別決議でもってはじめて解任されるようにしているわけです。

なお、監査役には「地位の安定性」が求められるという発想は、色々なところで出てきます。
例えば、取締役の任期が原則2年である一方、監査役の任期が原則4年なのは、「長く監査役を努めてもらって(=地位の安定性)、会社のことをきちんと分かってもらった上で監査した方がいい」という発想に基づくわけです。

後は、普通決議の定足数は、定款で加重も軽減(削除)も可能ですが、一般的には、上場会社は、定款で定足数の要件をそもそも「削除」していることが多く、中小企業では、逆に定足数を「増加」させていることが多い印象です。

上場企業は、一般市民も株主でありますので、株主総会に出席しない方も多く、定足数の定めがあると、そもそも決議が成り立たない可能性があるからです。
一方、中小企業では、株主の数が少なく、むしろ、株主=取締役(=親族)のことが多いので、一部の株主だけで株主総会決議が成立してしまうと、一部の株主=取締役によって経営が支配されるリスクがあるからですね。

◆役員報酬について

スピテキではたった2行しか書かれていませんでしたが、取締役の報酬も、実務的には重要なポイントですね。

取締役の報酬は、「定款(株主総会の特別決議で決定)」または「株主総会普通決議」という、どちらも株主の賛同が必要な手続きによって決定しなければなりませんが、それはなぜだかわかりますか?

単純な答えで、もし、取締役(取締役会)で決められるとすると、自分たちで自分の報酬を好きなだけ報酬を高く設定することができ、会社の利益を害しててしまうからです。
(このことを「お手盛りの危険」という言い方をします。ご飯を自分でよそうことを「お手盛り」とも言うそうですが、それをイメージすると分かりやすいですね。)

では、取締役全員分の報酬の「総額」を株主総会や定款で定めた上で、各取締役の具体的な報酬額の決定を、誰か一人の取締役に「一任」することは、適法ですか?

答えは、適法です。
既に、報酬の総額が株主総会や定款で決まってさえいれば、分配をどのようにしようとも、「お手盛り」の危険(過大な報酬額の設定により、会社の利益を侵害する危険)がないからです。

以上のことは、監査役の報酬等も同じです。

◆株式会社の機関設計について

(引用元:同上)

この表をそのまま覚えるのは大変だと思いますので、別の観点(コーポレートガバナンスの観点)から、株式会社の機関設計を分類すると、①監査役(会)設置会社、②指名委員会等設置会社、③監査等委員会設置会社の3つに分けるのが通常です。

ざっくりいうと、

・会社法(商法)は、元々監査役設置会社が基本でした。
・しかし、監査役は、取締役会に出席することはできますが、取締役会の議決権がないことから、取締役の業務執行に対して反対の議決権を行使する形で監督することができず、監督能力が不十分と指摘されていました。
・そこで、欧米の機関設計を参考に、会社法は、以下の3つの特徴がある指名委員会等設置会社という機関設計を新設しました。
①監査役の代わりに、3つの委員会があります。つまり、監査役に代わる「監査委員会」に加えて、「指名委員会」と「報酬委員会」です。取締役の人事権と報酬の2つをきっちりグリップすれば、より監督機能を発揮できるという考えに基づきます。
②また、その委員会は取締役で構成することとし(かつ、過半数は社外取締役である必要あり)、取締役会でも議決権を行使して、きちんと監督能力を発揮できるようにしました。
③一方で、細かい業務執行は、「執行役」に任せてしまうことで、経営の迅速性を確保するようにした。
・しかし、指名委員会等設置会社は、①社外取締役をたくさん確保する必要があること、②社外の人間に、取締役の人事権と報酬の2つをグリップされることに抵抗感があり、日本では流行りませんでした。
・そこで、平成26年の会社法改正で、新たに監査等委員会設置会社が誕生しました。
①監査等委員会設置会社は、3つの委員会ではなく監査等委員会だけに絞り、必要な社外取締役の人数を減らしました。
②一方で、監査等委員は、取締役として議決権があるので、監査役設置会社よりも、監督機能が発揮できるようにしています。

といったストーリーですかね…。

長々と述べましたが、これは基本的には上場会社にあてはまる話であり、中小企業では、そもそも「株主総会」と「取締役」しかない会社が多いですので(監査役も取締役会もない)、その点はご注意ください。

◆組織再編について

(引用元:同上)

この表もなかなかしんどいですね~。
実務的には、簡易組織再編と略式組織再編が活用されることが非常に多いので、以前の記事でも述べましたが、どんな趣旨かというのを解説します。

ざっくり言うと、①簡易組織再編は、「組織再編に伴って、あげる財産orもらう財産がめっちゃ安いから、株主に一々説明する必要なんてないぜ。だから株主総会決議じゃなくて、取締役会決議で決めちゃおうぜ!」というものです。
例えば、吸収合併の消滅会社は、会社自体がなくなるような重い手続きなので、「株主に一々説明しなくて十分!」とはならないですよね。だから、吸収合併消滅会社には簡易手続の適用がないわけです。

②次に略式手続は、「組織再編の相手に、株式を90%以上も持たれちゃってるんだよね。だから、株主総会にかけてもどうせ賛成になっちゃうんだから、開催するのが大変な株主総会やる意味なくね?取締役会決議で十分!」という制度です。

新設合併、新設分割では、そもそも新設会社自体がまだ出来ていないわけですから、「株式を90%以上持たれちゃってんるだよね」という会社間の関係がないわけです。だから、新設型の組織再編(新設合併、株式移転、新設分割)では、略式手続の適用がないわけです。


いかがでしたでしょうか?
本当はもっと色々とあるのですが、あまり脱線すると試験とどんどん離れてしまうので、この辺にしておきます!

前回記事の締めと同じですが、今日の記事を読んだ方が、1次試験の経営法務を解いている際に、「あ、これブログで見た奴と同じだ!(進研ゼミ風)となることを祈っております!

以上、たっつーでした!

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みなさん、おはようございます。なおさんです。

一人2回で一区切りとなったはずの【渾身!論点シリーズ】ですが、ちょっと書き残した感がありますので勝手に追加しちゃいます。(^^;
本日の【渾身!論点シリーズ】では、経営情報システムについて書いてみます。要するに先週までに書きました【渾身】運営管理の情報版です。

本記事では「過去の分野別出題傾向を分析して、受験生の皆さんが躓きやすい分野や知識ベースを確立することで得点アップが見込める分野」について書いていきます。TACのABCD分類でいえば、
・A問題は、受験生の80%以上が正解できるので、たぶん大丈夫。
・B問題は、受験生の60%以上が正解できるので、なんとかなりそう。
・C問題は、差がつく部分。ここで60点が取れるか取れないかが決まる。
・D問題は、過半数の受験生が正解できない。深追いは禁物。
と考えられますので、C問題が頻出する論点について解説し、得点源にしてもらうことをテーマにしています。
TACの過去問題集の巻末には「出題傾向分析表」というページがありますので、このページにABCD分類を書き込み、さらにA問題は5点、B問題は4点、C問題は3点、D問題は2点、E問題は1点と重みづけを行い、各論点分野ごとの過去5年間の平均点を出してみました。
・出題頻度が高いと得点が高くなるので重要分野だと考えられる。
・A問題、B問題が多いと得点が高くなるので必ずマスターしておきたい分野だと考えられる。
・得点が低い分野は、出題頻度が低い、D問題、E問題が多いということなので、効率を考えて学習すべき分野だと考えられる。

分析に使用した出題傾向分析表はこちら(情報を受験したのが2017年でしたので、2017年度版で済みません)

それではここから分野別の出題傾向とワンポイントアドバイス、論点解説を書いていきたいと思います。
(TACのスピードテキストの目次に沿って、15分野に区分しています)
(総得点合計は81.0点でしたので、分野別得点に1.23を乗じていただくと1次試験での配点に近づきます)


1.ハードウェア

得点は15分野中で第7位の5.6点(配点換算で6.9点)です。
PCや周辺機器のハードウェアやアーキテクチャについて出題されます。「自作パソコン」を作れるような人には難しくない分野ですが、パソコンを道具としてしか使わない人には難しいでしょうね。特に最近はノートパソコンが主流になりましたので、グラフィックボードやサウンドボードを追加することもありませんし、外付けハードディスクよりもクラウドを利用しますよね。
パソコンのカタログを見て、「どのパソコンが性能が良いか」くらいが理解できれば良いのかもしれません。

2.ソフトウェア【重要】

得点は15分野中で第1位の10.6点(配点換算で13.0点)です。AB問題も比較的多く、お仕事でOfficeを利用したり写真や音楽データを利用していれば比較的得点しやすい分野かと思います。これまでの散発的な知識を体系化するつもりで、しっかり覚えてしまいましょう。

ソフトウェアの論点
・BIOS/OS/アプリケーションの階層構造
・OSの機能(タスク管理/入出力管理/ユーザー管理)
・アプリケーションソフトウェアの種類
(文書作成、表計算、プレゼンター、画像編集、動画編集など)
・ファイルの種類とデータ形式

3.データベース【重要】

得点は15分野中で第3位の7.6点(配点換算で9.3点)です。データベースの構造やSQLによる操作など馴染みが無くとっつきにくいかもしれません。
一方でビックデータやAIの活用が話題になっていたり、もう少し身近なところではレジデータを利用した顧客のFMS分析の際にもデータベースは避けて通れません。今後は中小企業でもデータの利活用が進んでいくと思われますので、この機会に基本的な部分は押さえておきましょう。
尚、出題は基本的な部分が多いので、比較的AB率が高かったりします。

4.ネットワーク

得点は15分野中で第9位の5.4点(配点換算で6.6点)です。インターネットが次章にありますので、ここはネットワークを構成する機器(ハードウェア)に関するセクションです。
従来は一般家庭でもADSLモデムにルーターやスイッチングハブを接続して、各部屋にLANケーブルを引いてネットワークを利用していましたが、、、無線LANが普及しちゃいましたしね。今後は重要度が下がっていく分野だと思いますので、効率的に進めれば良いと思います。

5.インターネットの概要

得点は15分野中で第6位の6.2点(配点換算で7.6点)です。
プロトコルのあたりはややこしいですが、今後IoTが進んでいくことを考えると「TCP/IP」「IPアドレス(IPV4、IPV6)」は押さえておきたいですし、将来診断士として自分のホームページを開設する場合には「DNS」「HTTP」「FTP」「CGI」「Cookie」の知識は必要になるでしょう。
電子メールはもちろん重要ですが、日頃から使っていますので大丈夫ですよね。

6.セキュリティ対策

個人的には重要な分野だと思うのですが、得点は15分野中で第10位の5.0点(配点換算で6.2点)と高くありません。
実務上で重要になるのは、「情報セキュリティの3要素(機密性、完全性、可用性)」「暗号化」「認証(ワンタイムパスワード、シングルサインオン、バイオメトリクス、SSL)」「アクセスコントロール(ファイアウォール、パケットフィルタリング、プロキシサーバ、URLフィルタリング)」「SSID」「WEP」「情報セキュリティポリシー」「リスク分析」「ネットワーク犯罪の代表的な手口」あたりでしょうか。
情報システム専任者がいないことの多い中小企業では、情報化に伴うリスクも多いと思いますので、セキュリティ対策については一通り頭に入れておきたいところです。意外と「ウィルス対策ソフトは入れていますか?定義ファイルは最新版ですか?」なんてところからのスタートかもしれませんよ。

7.システム構成技術

得点は15分野中で第7位の5.6点(配点換算で6.9点)です。
覚えておきたい論点は、「バッチ処理/リアルタイム処理」「集中処理/分散処理」「性能評価/信頼性評価」「フェイルセーフ」「フールプルーフ」「障害対策」「システムの2重化」あたりでしょうか。

8.プログラム言語

得点は15分野中で第11位の4.4点(配点換算で5.4点)です。
プログラム言語について詳しく覚える必要はないと思います。「コンピュータが理解できるのはマシン語(2進数)だけ」「指示命令を0と1で記述するのは大変なのでアセンブラ(低水準言語)が生まれた」「コンピューターの性能が上がっていろいろやらせたいけどアセンブラは大変→高水準言語(BASICとかCとか)ができた」「高水準言語をマシン語に翻訳する2つの方法は、まとめて一括変換(コンパイル)と1行ずつ変換(インタプリタ)がある」くらいで良いのではないかと思います。
それよりも今後の実務を考えると、「スクリプト言語(JavaScriptが代表)」「マークアップ言語(HTML、XML)」に力を入れた方が良いと思います。ただ、「各言語の特長」は頻繁に出題されていますので一応頭に入れておきましょう。

9.開発方法論【重要】

得点は15分野中で第2位の8.8点(配点換算で10.8点)の重要分野です。何故、ソフトウェアエンジニアではない中小企業診断士の試験で、ソフトウェアの開発方法論が2位の重要度なのか、、、これは、ITシステム導入時のトラブルや導入したはいいが思うような成果が上がらなかった、というケースが多いからだと思います。今後も業務のIT化やシステム導入は進んでいくと思いますし、中小企業の課題解決にITシステムが有効な場面も多くあるはずです。そのような場面で、適切なアドバイスを行い、プロジェクトをスムーズに進め、期待通りの成果を得るために必要なナビゲーターとしての知識が求められている、と理解してしっかり取り組みましょう。

【渾身!論点解説】IT導入の進め方(ソフトウェア開発方法論)
1.基本計画の策定
まずはITシステムを導入する目的、対象範囲、期待効果を明確にします。「RPA導入による週次売上報告書の自動作成」ですとか「顧客問い合わせDBの構築によるクレームの集計分析とFBよる苦情削減」といった感じですかね。
プロジェクトを推進する際には、計画や体制も重要ですが「明確な目標設定」「関係者が得られるメリットの明示」が何より重要になってきます。

2.現状の業務フロー・作業手順の確認(AsIs)
システム化の対象となる業務の現状確認を行います。(SEさんはAsIsと言ったりします)
担当者からのヒアリングが中心になりますが、どこから、どのような手順でデータを取得して、どのような帳票にまとめて、どこへアウトプットするのか。またタイミングは毎日なのか、週次なのか、月次なのか。実際の帳票サンプルなども入手しながら、現在の作業内容が把握できるようにします。
また、複数の作業者や複数の部署で同じような作業を行っている場合には、そちらからもヒアリングを行います。作業者や部署が異なると、別の担当者は改善を加えていて作業手順の一部が異なる場合がありますので、それらも確認して「ベストプラクティス(最善の手順)」を選びます。
ヒアリング時には、ユースケース図、コミュニケーション図などのツールを利用して視覚化すると、関係者の共通認識が図りやすいですね。

3.あるべき姿の構想(ToBe)
システムでできること、できないことを踏まえながら、対象となる業務のあるべき姿を構想します。その際は、現状の手順に固執することなく「要求を満たしたアウトプットを得るための最も効率の良い方法」を模索します。
SEさんはToBeと言いますが、前述のAsIsと1枚の紙に左右に並べて「AsIs(左)→ToBe(右)」という風にまとめていくと考えやすいと思います。また、システムを効果的に使用した「あるべき姿」を構想するためには、SEさんなどの協力も必要です。
加えて、現状の業務手順を変更することになりますので、社内の合意形成も重要になります。(何かを変えようとすると必ず抵抗勢力が出てくるのが普通です)関連部署の代表者で構成するプロジェクトを立ち上げて、ひとつひとつ確認していく方法がおススメです。さすがに複数部署の集まる会議では、明らかに個別最適な発言はなくなります。

4.システム要件定義
あるべき姿(ToBe)の合意形成ができたら、これをシステム設計に落としていきます。ワークフローの設計、ユーザーインターフェースの設計、データベースの設計、ネットワークの設計を行っています。また、画面遷移図も作成し、実際のユーザーがどのような画面を見ながら業務を進めていくかというユーザービリティの設計も行います。基本的にこのプロセスはSEさんが行いますが、業務を行う立場からユーザーインターフェースや入出力書式、データ仕様(数字か文字列か、桁数は何桁か)という情報提供や要求仕様は伝えていきます。

5.テスト
システムが構築出来たらテストを行い、要求仕様通りにシステムが動くかどうかを点検します。システム構築途中に一部の機能だけを確認することもあります。プロトタイプモデルの開発手法や一部の機能をカプセル化したいときにモジュールテストを行うことが多いですね。
テストの際には、できるだけデータのバリエーションを考えてテストを行なったり、場合によっては敢えてエラーとなるデータを与えたりして、不慣れな作業者がミスをした場合のフェールセーフやフールプルーフができているかも確認します。
また、実際に稼働が始まってからバグ(不具合)が発見されると、実際に損害につながったりシステム稼働中は修正を行なえないなどのケースがありますので、納期に追われることなく慎重にテストを行うことが重要ですし、場合によっては納期を延ばすことも必要です。

6.運用・保守
実際に運用を開始する前には、使用者に対して十分な説明とトレーニングを行うのが良いでしょう。操作マニュアルを作成する、ヘルプデスク(問い合わせ窓口)を設置する、など十分な準備を行なえば、スムーズに運用を開始することができます。

10.開発管理(プロジェクト管理)

得点は15分野中で第13位の2.4点(配点換算で3.0点)点です。テキストでは様々な開発管理技法が並んでいますが、一つ一つは結構深いので「どんなものがあるかカタログ的に覚える」程度で良いでしょう。DE問題も多いので深く入り込む必要はありません。
実務的に抑ええておいた方が良いと思われるのは、「PM-BOK(Project Management Body of Knowledge:標準的なPMのフレームワーク)」「BA-BOK(Business Analysis Body of Knowledge:ビジネス分析の基本、企業診断でも有効)」「WBS(Work Breakdown Structure:作業分解、日常業務でも使える)」「ガントチャート(運営管理でも出てきましたね)」「非機能要求グレード(要件定義時に何をシステム化するか、何をシステム化しないかを明確にする)」あたりでしょうか。

11.パッケージソフト

得点は15分野中で第15位の0点です。H24~28年で出題実績はありません。ERPパッケージがどういうものかを知っておくだけで良いでしょう。
以前は、基幹系システム、業務系システムを会社の業務に合わせてフルカスタムで(何億円もかけて)構築することがありましたが、「開発期間がかかる」「業務や組織の変更の都度、システム変更に手間と費用がかかる」等のデメリットが大きく、最近ではERPパッケージ+α(一部カスタムモジュール)という形で導入するケースが多いのではないでしょうか。
パッケージと言ってもどのモジュールをどのように組み合わせて導入するかは各社様々ですので、設問が作りにくいのでしょうね。
ERPパッケージ導入時の注意点としては、「自社の業務に合わせてパッケージをカスタマイズする」のではなく「パッケージに合わせて自社業務を見直す」ことです。カスタマイズすればするほど「旧来のフルカスタムシステム」に近付き、パッケージを利用するメリット(早い、安い、うまい)が失われていきます。また、何よりパッケージ化されている業務フローは多くの会社に共通のフロー(いわばデファクトスタンダード)ですので、カスタム化=異端化の恐れもあるのです。

12.経営情報管理【重要】

得点は15分野中で第5位の6.4点(配点換算で7.9点)の重要分野です。経営視点からITを考える分野ですので、中小企業診断士としては必須の分野とも言えます。
特に「内部統制」「ITアウトソーシング」「クラウドコンピューティング」「SNS(口コミ→新規顧客開拓)」「UX」「インターネット広告」「リモートアクセス(働き方改革と密接に関係)」「IOT(端末の低価格化が進み今後目が離せない分野)」は必須分野だと思います。

13.ガイドライン【重要】

得点は15分野中で第4位の7.4点(配点換算で9.1点)の重要分野です。IT化の進展と同時に懸念されているのが情報セキュリティの問題です。大企業では情報システム部などの専任チームがありますので問題ありませんが、専任者のいないことが多い中小企業に対しては情報化の推進と共にセキュリティリスクについてもアドバイスを行うことが求められています。「コンピューターウィルスへの対策」「ISMS」「ITSMS」「IT経営ロードマップ」「不正アクセス禁止法」に加えて「プライバシーマーク」あたりも見ておくとよいでしょう。

14.統計解析

得点は15分野中で第12位の3.4点(配点換算で4.2点)点です。最近では、AIやビックデータの話題と共に統計学がクローズアップされてきています。TACのテキストでは、いきなり「検定」と「多変量解析」について僅か数ページ書かれているだけです。本来であれば、「確率分布」「期待値」「分散/共分散」「標準偏差」「検定」「推定」「相関分析」「単回帰分析」「重回帰分析」と順番に学習していく必要がありますし、これだけで一冊のテキストができるだけの分量があります。AI、ビックデータ、統計学に興味のある方は、やさしい統計学の本を買ってきて読むのも良いですが、そうでない方は思い切ってスルーするのもありだと思います。

15.その他

得点は15分野中で第14位の2.2点(配点換算で2.7点)点です。TACの分析表では、データ構造やアルゴリズムが分類されていますが、テキストには独立した項目がありません。ですので特に個別対策はありません。


さて、いかがだったでしょうか。昨今は、働き方改革や労働生産性、労働人口の減少などを背景にITによる問題解決が話題になっています。AI、IoT、ビックデータ、RPA、リモートワーク、グループウェア等など。
中小企業ではまだまだOfficeソフト、会計ソフト、ホームページ、POSレジの導入すら十分でない状況も多いですが、逆に言えばITツールによって課題解決につながることも多いのだと思います。
受験勉強だけでなく、今後の診断士活動においても最新のITツールの動向は継続的にウォッチしていく必要はありますので、ニュースや特集などで話題になるツールや技術については興味を持っていただければと思います。(と、先日先輩診断士からハッパをかけられました。(^^; )
以上、なおさんでした。

 

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★もくじ★
1. 1次でも2次でも使う財務指標
2. 図解で覚える安全性指標
3.その他の指標の覚え方

文字数:約1200字(本文だけなら2分で読めます)

——————————————

こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです。
6月ですね。今の時期は、二十四節気では「芒種」、稲など穀物の種をまく時期。七十二候では「蟷螂生」(かまきりしょうず)、カマキリが卵からかえる頃だとか。

私は百貨店の食品部門出身なのですが、旬を大切にする食品部門ではMDカレンダーというものがあり、二十四節気のほか季節のイベントや旬の食材に沿って、商品計画・販売計画を立てていきます。
今の季節なら、やっぱり梅! 梅雨をさわやかに過ごす食材~ねばねば食材や薬味類、麺類~もいいですね 季節感を考えながらおいしい計画を立てるのは楽しいものでした。食いしん坊万歳!!

今は財務部門にいるため、この時期の季節イベントといえば株主総会ですね。。。

 

* * * * *

 

さて本題です。

1か月ほど続いた「渾身!論点シリーズ」もひと段落。1次試験本番まであと2か月のあいだ、去年の私が自分なりに覚え方を工夫した論点について、できるだけ漏れなく書いていきたいと思います。少しでもご参考になれば幸いです。

今回は「財務・会計」のなかで、1次でも2次でも使う財務指標について書きたいと思います。

なお、この記事では理論解説すっとばしていますので、より詳しく知りたい方は6月2日のどいこうの記事を参考にしてくださいませ~。

 

1. 1次でも2次でも使う財務指標

診断士試験では、B/SとP/Lを手掛かりに経営分析を行います。2次試験の事例Ⅳで使う代表的な12種類の指標は・・・

収益性分析:売上高営業利益率、売上高経常利益率、売上高総利益率
効率性分析:売上債権回転率、棚卸資産回転率、有形固定資産回転率
安全性分析:流動比率、当座比率、固定比率、固定長期適合率、自己資本比率、負債比率

このうち、収益性と効率性の指標はすんなり覚えられると思います。
やっかいなのは安全性の指標。意外と分子分母がごっちゃになるんですよね。。

そこでおススメなのが、図解で覚える方法です!

 

2. 図解で覚える安全性指標

分数のハナシですが、「2分の1」って「1/2」と書きますよね。分子と分母を分ける線を「/」で表していますね。
そして、B/Sの基本構造は下の図のようになっています。
(以下、図はクリックすると拡大します)

この図を使って、分子と分母を分ける線「/」を入れることで、安全性指標を覚えることができます。

流動比率・・・流動資産/流動負債
当座比率・・・当座資産/流動負債
※当座資産=流動資産から棚卸資産を除いたもの。

 

 

固定比率・・・固定資産/自己資本
固定長期適合率・・・固定資産/(自己資本+固定負債)
※この2つの指標は、一般的に低い値のほうが良い◎と言われています!

 

自己資本比率・・・自己資本/総資本
負債比率・・・負債/自己資本

 

 

3. その他の指標の覚え方

そのほかにも、分子と分母を分ける線「/」を使って、サクッと覚えることができる場合があります。

 

配当性向=配当金総額/当期純利益

株価収益率=株価/1株当たり当期純利益

株価純資産倍率=株価/1株当たり純資産額

 

財務・会計のいろいろな指標って、どうしても覚えにくいことがあると思います(ド文系の私がまさにそれです)。自分なりに工夫して覚えやすい方法が見つかると嬉しいですよね(^^)

 

以上、かわともでした!
今日も明日も、皆さんにとって良い一日となりますように。

 

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どーも、そーやです。

最近の診断士同士の勉強会で勉強時間150時間だったと言ったら、嘘でしょ?と驚かれました。私の合格は100%の再現性があるとは思えませんが、直前期に時間がないと嘆かれている受験生がいれば少しは参考になるかなと思います。キーワード1.勉強科目の取捨選択と、2.各科目基本論点(いわゆるABランク)を中心に学習するスタイル、そして3.問題演習をしないという思い切った選択です。
その合格体験記はこちらから。
また過去の投稿記事はこちら
これまでの投稿記事の中ではタブレット(iPad)勉強法の記事が好評いただいてます(宣伝)

なお、お時間がない方は2.リフト値ってなーに?から読むことをお勧めします。

 

「渾身」運営管理への思い入れ

二回目の渾身シリーズでは、私の1次試験で一番心の支えとなった運営管理から「リフト値」と少しだけ「物流」について取り上げたいと思います。運営管理なんて仕事でも関わったことがなかったですし、去年の今ぐらいにH29年の過去問解いたときは40点もいかなかったと思います。TACのスピテキを使って読み込みはやっていましたが、過去問を解くとなると知識がきちんと体系化されていないために何が間違ったキーワードとなっているか分からない状態であり、自信がほとんどありませんでした。これはマズいと思い、考えた対策が運営管理の中に得意論点を作るという方法でした。改めて過去問を眺めてみると、物流の問題が毎年4問程度出ていること、それに対してスピテキのページ数が20ページもないことに着目し、覚えれば点を取れるのではないか、と考え物流」論点から中心に運営管理対策を取り組み始めました。そして取り上げでは順序が逆になりますが、H30年度向けスピテキでは具体的な記述がなかったが、2年連続で出題されていた「リフト値」もベン図を描くのは得意だしとりあえず押さえておこう、と思いこの論点もきちんと勉強をしました。(そしたらまさかのH30年もリフト値がど真ん中で出題され、個人的にはラッキー問題となりました)

リフト値ってなーに?

去年までは普通に運営管理を勉強しているとあまり見かけない言葉でした。しかし、H28年第39問を皮切りに、H29年第40問H30年第39問と3年連続で出題される論点となり、もし今年出題された場合には外せない論点となってしまいました。

リフト値とは、バスケット分析における重要な指標の一つであり、ある商品xの購買が他の商品yの購買とどの程度相関しているかを示す指標です。
(引用:graffe.jp「リフト値とは:その事象が、どれだけ「持ち上がっているか」を考える指標|データ分析用語を解説」)

なおバスケット分析(ショッピングバスケット分析)とは、POS(Point Of Sales)システムにて蓄積したPOSデータの活用分析手法の一つで、一度の購買で顧客の購入商品の組み合わせを分析することです。

 

具体的な計算方法とは

H28年第39問を例に解法を図示します。また途中の計算式はH30年第39問(設問2)で直接問われています。

リフト値は、商品aが購入されたときに同時に商品bも購入される確率確信度、図中の上の分子の計算)商品bが購入される確率(図中の分母の計算)で割った値で求められる。

上記の解説では数学のベン図を利用していますが、ベン図ってなんだっけ?という方でも、「商品aと商品bの両方を購入した人の数」はだいたい設問文に記載されているため一次では問題ないと思います。もし二次試験の事例Ⅱでバスケット分析が求められることがあれば、こちらの理解はきちんとしていた方がいいとは思いますが、これは余裕がある方だけで結構だと思います。

「物流」論点の勉強方法

こちらはページ数も少ないので、過去問はすべての選択肢を確認する学習方法をお勧めします。私は特に優先度の高い過去問に解説を記載して、それをテキスト替わりに読むようにしました。そうすることで論点別できちんと覚えられたので、単にテキストを眺めるよりとても頭の中に入りました。過去問の活用方法に悩まれている人がいれば是非参考にして下さい。
なお図内のAやBの表記は私の中での暗記優先ランクみたいなものと思ってください。

【H27年第34問 物流の倉庫内作業(保管:ロケーション)】

 

 

【H29年第37問 一括物流システム:DC型、TC型】

 

【H29年第35問 その他の物流戦略:共同輸配送、一貫パレチゼーション】

 

【H29年第36問 その他の物流戦略:ユニットロード】

 

【H27年第38問 物流関連用語:サードパーティロジスティクス(3PL)】

 

物流難しいイメージがありますが、覚える論点は少ないですし、ヤマを張りやすいので時間がない方にはぜひ積極的に学習してほしい論点です。それで運営管理にも自信を持ってもらえればと思います

以上、そーやでした。

 

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はじめに

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。過去の記事はこちら、合格体験記はこちら

 

さて、前回の記事に引き続き、今回も10代目がお送りする「渾身!論点シリーズ」となります。とはいったものの、正直どのテーマで書こうかここ数日悶々としておりまして・・・。一旦は前回同様の「財務・会計」の記事を書こうかとも思ったのですが、昨日までの記事を確認したところ、10代目の「渾身!論点シリーズ」において「財務・会計」は科目別で最多の6記事もありました。これだけの素晴らしい記事(前回の自分の記事を除く)の中、さらに「財務・会計」の記事を書く勇気もなく、ニッチ戦略に切り替えることにしました
ということで、今回の論点ですが、10代目の「渾身!論点シリーズ」での記事数も少なく、比較的私の得意分野でもあった「経営情報システム」についてお話ししたいと思います。内容は「ソフトウェア開発」として、開発方法論・開発管理(プロジェクト管理)・パッケージソフトについてお伝えしたいと思います。また、試験のお役に立つかはわかりませんが、おまけ的に「最新キーワード」についてもご紹介いたしますね。

 

開発方法論

システム・ソフトウェア開発の代表的なモデルとして以下の3つのモデルがあります。ウォーターフォールモデルが開発方法の全体イメージを掴むのにはわかりやすいと思います。また、開発工程とテスト工程を対比させたV字モデルというものがありますが、システム開発に馴染のない方は、こちらを参考にするとよりイメージがしやすいかもしれません。簡単にですが図にしておきました。

・ウォーターフォールモデル:

上流工程から下流工程へと順に進めていくモデルであり、基本的に工程は逆戻りしません。プロジェクト管理はしやすいですが、反面柔軟性は低く、大規模開発向けです。

・プロトタイプモデル:

試作品(プロトタイプ)を作成し、ユーザ確認を行い、次の工程に進んでいきます。ユーザ確認をしながら試行錯誤を繰り返すことでユーザの要求に沿った開発が可能となりますが、比較的小規模な開発向けです。

・スパイラルモデル:

システムを複数のサブシステムに分け、ある1つのサブシステムにてウォーターフォールで開発してユーザ確認を行い、その結果を反映して次のサブシステムを開発します。

 

また、クラウドの普及に伴い、最近は実際に現場でもよく聞かれるようになりましたが、従来の開発モデルとは異なる手法として、アジャイル開発があります。XP(エクストリームプログラム)スクラムは特に有名なので、押さえておきたいですね。

 

開発管理(プロジェクト管理)

プロジェクト管理の知識体系としてはPMBOK(5つのプロセス群、10の知識領域、ビジネス分析の知識体系としてはBABOK(6つの知識エリア、要求を4つに分類)があります。

プロジェクトの計画立案・進捗管理については、WBSガントチャートが使われることが多いです。WBSとは、Work Breakdown Structureのことで、要は作業を分解した図ということです。この分解された作業を縦軸に並べて、横軸に時間をとって棒状に示したものがガントチャートであり、予定と実績の2つの線で記載するものを「二重線」と呼びます。また、タスク全体の進捗具合(遅れている、進んでいる)をわかりやすくするツールとして「イナズマ線」というものがあります。それぞれ図にしてみるとこんな感じですね。

 

パッケージソフト

一般的に、企業ごとに合わせたオーダーメイドの開発のことをスクラッチ開発、反対に、既に出来上がっている製品のことをパッケージソフトと呼びます。パッケージソフトのメリットとしては、既製品の導入となりますので、短期間・低コストで導入しやすいということが挙げられます(あくまで、スクラッチ開発と比較しての傾向、となりますが)。また留意点として、自社に適したパッケージを選ぶ、ということが挙げられます。折角、既製品であるパッケージを選んでも、それを自社に合わせるために多くのカスタマイズをすれば、結局はパッケージのメリットを享受できないことになります(実際にはよくある話ですが・・・)。

代表的なパッケージソフトとしては、ERPEAIがありますが、ERPについてはそーやの記事をご参照ください。EAIはEnterprise Application Integrationの略ですが、複数の異なるシステム間にてデータ連携を行うことを可能とする製品です。

また、パッケージソフトは製品ごとにライセンス形態が異なりますが、最近はサブスクリプション(利用料型)での提供が増えていると思います。よくあるライセンス販売の形態としては、初期購入としてライセンス費用が発生し、その後年間○○%としてライセンス保守費が発生しますが、サブスクリプションの場合は、初期費用はなく月額○○円~、みたいな形になります。初期費用が大きくかからないという点ではメリットですが、長期間利用した場合、割高になることも多いので、注意が必要です。

 

最新キーワード

最後になりますが、最近の情報システムに関連するキーワードをご紹介したいと思います。ここからはテキストに載っている話ではないので、正直試験のお役に立てるかはわかりませんが、もし関連する問題が出たらラッキー、ぐらいで読んでいただければと思います。ちなみに、昨年は9代目のももちゃんが記事にしていますので、こちらもご参考にしていただければと思います。

①DX(デジタルトランスフォーメーション)

ここ最近で最もよく使われているバズワードと言っても過言ではないと思います。定義としては「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念とのことです。ビジネスにおいては、データとデジタル技術を活用してビジネスモデルそのものを変革し競争優位性を得ること、という感じでしょうか。ちなみに余談ですが、経産省が出している「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」という有名なレポートがあります。ご興味がある方は眺めてみると面白いかもしれません。

②SoE/SoR

SoEとはSystems of Engagement(繋がりのシステム)、SoRとはSystems of Record(記録のシステム)ですが、ちょっと概念的で説明が難しいですね。イメージとしては、SoEはユーザや外部企業等と繋がっていくシステム、SoRは従来から存在する社内システムのようなもの(どちらかというとレガシーシステム)、といった感じかなと思います。また、これに関連してSoI(System of Insight)という、SoEとSoRの両軸から新たな洞察や知見を獲得するためのシステム言葉もあります。

③MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)

SaaS、PaaS、IaaSという言葉から派生して、 ○aaSという言葉はよくありますが、MaaSはその中でも最も有名な気がします。コネクテッドカーという言葉もよく耳にしますが、ICT を活用して交通をクラウド化し、移動をサービスとしてとらえる概念です。

④情報銀行

既にいくつかの実証実験(PoC)も始まっていますが、個人情報にひも付いたデータを個人から預託され、他の事業者とのマッチングや匿名化したうえでの情報提供や一見管理をする制度(もしくは事業者)です。GAFAと呼ばれるプラットフォーマーの台頭やEU一般データ保護規則(GDPR)の施行の影響もあり検討が進んでいますね。

 

 

以上、ぐっちでした!

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

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どうも、kskn(きしけん)です。

今日は組織論の続きとしてモチベーション理論について書こうと思っていたのですが、ブブさんがコチラにいい感じでまとめてくださったので少し触れるだけにして、マーケティングの話をします!

 

モチベーション理論

ブブさんもまとめてくださっているように、モチベーション理論にはいろんな種類があります。いろんな人が、いろんな説を唱えとるわけですね。
でもきっと皆さんも気付いているんですけど、どの説も一言でまとめてしまうと

自己実現の欲求や成長の欲求をうまく引き出し、モチベーションを高めましょう!

ってことを言ってるんですよね。
一次対策としては「○○さんの説は何段階に分類されていて、可逆的か不可逆的か、各段階が同時に成り立つかどうか」まで覚えてください。
一方、二次で大事なことは「どうやって自己実現の欲求や成長の欲求を引き出し、モチベーションを高めるか」です。
そしてその具体的な方法は以下の3つです。

職務拡大
仕事の幅を(横方向に)拡げる。

職務充実(権限委譲)
決済や意思決定の権限を渡し、仕事の幅を(縦方向に)拡げる。

主体的な目標管理
自分が達成したい(できる)目標を設定させ、自己管理によって目標を達成させる。

現実には他にもいろいろありますが、試験対策上はこの3つで十分でしょう。

ただ、実はモチベーション理論でも1つだけ変わり種理論があります。それはハーズバーグ二要因論です。
この二要因論のうち動機づけ要因は他と同じような内容ですが、この理論の特徴は「不満をもたらす要因(衛生要因)は除きましょう」というところです。そしてこれは二次試験でもけっこうな頻度で使います。
人材の定着・確保」という言葉が出てきたら動機付け要因だけでなく衛生要因も思い浮かべ、辞めたいと思うキッカケになるような不満因子を除くような施策を考えられればOKです。

 

ハイ、前回の記事と合わせて、これで事例Ⅰは完璧ですね。組織論は一次でも頻出ですから、もはや診断士試験に勝ったも同然です。

 

マーケティング

マーケティングにおける重要な要素は「誰に」「何を」「どのように」届けるか、これに尽きます。
この3要素を詳しく解説していきましょう。

●誰に(顧客/ターゲット)

自社の製品を「どういった人に」買ってもらうかを決めます。その際、消費者の嗜好は多種多様でバラバラですから、その中で特性に沿って細分化し、「どのセグメントへ届けるのか」を決める必要があります。
この分け方の主要なものとして、以下の3つの基準が挙げられます。

ジオグラフィック(地理的)基準 → 地域、気候、人口密度など
・デモグラフィック(人口統計的)基準 → 年齢、性別、所得、職業など
・サイコグラフィック(心理的)基準 → 価値観、ライフスタイルなど

これらの要素はそれぞれが独立して適用されるわけではなく、例えば

「小売店を営むB社があるX市(ジオ)は近年再開発が進み、子育て世代(デモ)が増加している。これら子育て世代は食に対する関心が高い(サイコ)ことが分かっている。」

といったように複数の要素が関連し合うことでより細かな細分化が可能となって、ターゲットの絞り込みができるわけです。
ただ、どこまでも細かく細分化すべきかというとそうでもなく、ある程度の市場規模を持つように細分化することが必要です。
なので、事例Ⅱの与件文にターゲットとなり得るグループが複数出てきた場合、「すでに一定数の人数がいること」、そして「今後も人数が増える(もしくは減らない)」ことが確認できるグループをターゲットとすることが望ましいと言えます。

 

●何を(製品)

市場を細分化して定めたターゲットに対し、自社内の「どの製品を」届けるかを決めます。
この「ターゲット」と「製品戦略」については2つの考え方があり、1つは「現実的に到達可能なターゲットを見出し、それに合う製品を提供する」という方法。もう1つは「自社の強みである製品が刺さりそうなターゲットを見つけ出し、そこへ届ける」という方法です。
前者は製品ラインナップが豊富で様々なニーズに対応できる企業に適した戦略と言えますし、逆に後者は核となる製品が存在し、それをさらに伸ばしていきたい企業にとって適した戦略と言えるでしょう。

また、既存の製品では不十分な場合もあるでしょう。その場合には新製品の開発が必要となりますが、新製品に対してどういったブランドを活用するかはマーケティングにおける製品戦略として非常に重要な要素です。

ブランド戦略

新製品を投入する際に、既存製品で使用しているブランド名を使うか、新ブランドを作るかは1つの大きな戦略的要素です。
そもそもブランドとは何ぞや?ブランド戦略ってどういうのがあるの?という方は、この初代JCさんの記事にて非常に分かりやすくまとめてくださっていましたので、まずはこれを読んでください。これを読んでいただいた前提で、話を続けます。(それにしてもラブマシーンって。。。笑)

・ライン拡張
これは既存のカテゴリーで既存のブランドを利用し、新たなターゲットへ製品を届ける戦略です。
例えば「単身世帯が増加している」という環境変化に対し、「単身者向けに既存ブランドの小容量製品・個装製品を開発する」ことで既存ブランドを活用した新規顧客の開拓が可能となります。つまりこの戦略は、最も既存のブランドを活用しやすく、成功率の高い戦略であり、ブランド価値低下のリスクが低い戦略と言えます。ただ、同一カテゴリーに同一ブランドを投入するわけですから、カニバリが起こりやすい点は大きなデメリットと言えるでしょう。

・ブランド拡張
これは新しいカテゴリーへ参入する際に既存のブランドを活用する戦略ですので、すでにある知名度を利用できるという点でコストが少なく済むというメリットがあります。
この戦略ではHONDA(自動車、バイク他)が例としてよく挙げられますが、成功させるためのポイントとして「既存カテゴリーと新カテゴリーに共通項を見出だせること」が重要な要素です(HONDAでは「エンジン付きの乗り物」という共通項)。
例えば、Appleは非常に高いブランド・エクイティを持っていますが、だからといって突然庶民的な100円ショップをオープンしたらどうでしょう?違和感を感じますよね。こうした違和感により、「このブランドは高級?低価格?スマート?庶民的?」といったようにイメージを曖昧にしてしまい(ブランド連想の希薄化)、ブランド・エクイティは低下してしまうわけです。

・マルチブランド
これは既存のカテゴリー内で新しいブランドを投入する戦略です。
この戦略は既存ブランドが高いブランド・エクイティを持っており高価格製品として定着していながらも、顧客層を拡げるために低~中価格帯の製品を投入したい場合など、既存のブランドを利用するとブランド・エクイティの低下を招く恐れがある際に採用されます。また、アパレルではそれぞれのブランドが独自のブランド・エクイティを構築するためにマルチブランドを採用している、というケースもありますね。(LVMHはその最たる例でしょう)
この戦略はそれぞれのブランドを切り離して管理することになるので、ブランドの希薄化が起こりづらいというメリットがある反面、管理コストやプロモーションコストがそれぞれで必要になるためコストが多くかかりやすいというデメリットがあります。

・新ブランド
これは新しいカテゴリーに新しい製品を投入する戦略です。
社内にあるコア技術を生かして全くの別カテゴリーに参入する際などには採用されるケースが多いと思います。
ブランド戦略としてのメリット・デメリットはマルチブランドとほぼ同じですが、カテゴリーも異なるために既存の販売ノウハウやチャネルが利用できない可能性もあり、販売戦略全体として見ると最もハードルが高く、成功率の低い戦略と言えます。

 

●どのように(プロモーション)

ここまでで「どういうターゲットに対して」「どの製品を届けるか」ということが決まりました。最後に重要なのは、その狙ったターゲットに対し、製品を「どうやって届けるか」です。
消費者購買決定プロセスとしてAIDMAモデルやAISASモデルがありますが、どちらも最初にその製品の存在を知って(=Attention)もらい、興味を持って(=Interest)もらうことからスタートしますが、この知って、興味を持ってもらうというところに大きなハードルがあるため、プロモーションは非常に重要です。

そのプロモーション手法を大きく分けると、以下の4つに分類されます。

・広告
広告は企業がお金を払い、伝えたいメッセージを消費者へ届ける手法です。
いわゆるメディア(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネット)を媒介として消費者へメッセージを届ける手法が一般的ですが、メディアの種類によって特徴が異なっていますから、余力があればそれぞれの特徴を整理しておきたいところです。
なお、中小企業はメディアに広告を出せるほど潤沢な資金が無い場合も多いですし、そもそも商圏がそれほど広くない場合が多いのでメディア広告はあまり現実的な戦略ではありません(もちろん状況によりけりですが)。
むしろPOPやDMの方が狭い商圏では有効でしょうし、費用も少なく済むので中小企業向けと言えるでしょう。僕は事例Ⅱでプロモーション戦略を聞かれたときは、ほぼ100%どちらかを入れていました。

・パブリシティ
パブリシティは企業がお金を払わず情報を提供し、情報を消費者へ届ける手法です。
ただ、これはそもそも採用されるかどうかが不透明なため、積極的に狙っていくというよりも、採用された実績があれば活用するという程度で考えておくのが良いと思います。過去には事例Ⅱの与件に雑誌に特集された、という記述のあった年もありました。
メリットはお金がかからない点と、(媒体によりますが)情報の信頼度が高いと消費者に受け止められやすい点がありますが、反面、情報をコントロールしづらいので意図しない伝えられ方をする可能性があるというデメリットもあります。

・人的販売
人的販売は販売員などが顧客に1対1でメッセージを伝える手法です。
メリットとしては個別のニーズに対応できたり、複雑な情報を伝えられる面がありますが、デメリットとしては情報伝達の範囲が狭い、販売員の能力に左右されるといった点があります。
なので、こうしたデメリットを緩和するために広告や販売促進と組み合わせて情報伝達の範囲を広げたり、社員教育をする・インターナルマーケティングを実施して販売員の能力や意欲を向上させる、といった施策を実施することでより効果を高めることができます。

・販売促進
販売促進は消費者や販売店の購買意欲を換気するための手法です。
様々な方法があるので1つ1つを説明していくことはできませんが、消費者向けの販促は実際に自分が受けたこともあると思うので、実体験と言葉を紐づけできればOKです。販売店向けの販促は業界や職種によっては全くイメージが付かない方もいらっしゃると思いますが、あまり問われることの少ない論点なので捨ててもいいと思います。

 

ハイ、これで事例Ⅱもバッチリですね。お疲れさまでした。

ではでは、引続き勉強頑張ってください!

(=゚ω゚)ノホナ、マタ!!

 

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こんにちは、どいこうです。過去記事はこちら

はじめに

今日は6月2日です。この日と言えば・・・

昭和61(1986)年6月2日、当時の中曽根康弘首相が衆議院を解散し、衆議院と参議院の選挙を同じ日に行うことになりました(衆参同日選挙)。マスコミが中曽根氏の「死んだふり」という言葉を喧伝し、「死んだふり解散」と論いました。

この時を最後に、衆参同日選挙は行われていません。今年は「あるんじゃないか」という噂が流れていますが、動向が気になるところです。

そういえば、6月2日は、私はたまたま毎年スイーツを食べている気がします。

さて、本題に入りましょう!

安全性にかかわる財務指標まとめ

本稿は前回の続きです。

安全性が必要な理由ですが、前回記事でも言及したとおり、「投資・融資したお金が戻ってくるか」という投資・融資した投資家・銀行家にとって極めて大切な問に答えるためです。

短期的な支払能力と支払義務の対応を分析する「短期安全性分析」、長期的な支払能力と支払義務の対応を分析する「長期安全性分析」、他人資本と自己資本のバランスを分析する「資本調達構造分析」、それに加えて「インタレスト・カバレッジレシオ」を解説します。

1.短期安全性分析
・流動比率
・当座比率
2.長期安全性分析
・固定比率
・固定長期適合率
3.資本調達構造分析
・自己資本比率
・財務レバレッジ
・負債比率
4.その他
・インタレスト・カバレッジレシオ

※穴埋め形式を採用しています

短期安全性分析

流動比率(Current ratio)
計算式: 流動比率(%) = 流動資産 ÷ 流動負債

短期的な支払義務(流動負債)に対して、1年以内に現金化できる資産(流動資産)がどれだけ確保できているかを表す指標です。

流動比率は[200]%以上が望ましく、[100]%以上が必要とされます。
大まかにみて[流動資産>流動負債]となっていれば短期間(1年)の会社の支払能力は問題ないだろうと考えるわけです。

当座比率(Quick assets ratio)
計算式: 当座比率(%) = 当座資産 ÷ 流動負債

流動比率の分子をより回収可能性の高い当座資産に置き換えたもので、より厳格に短期の支払能力を評価する指標です。

当座比率は[100]%以上が望ましいとされます。

当座資産から除外される代表的な項目は[ 棚卸資産 ]です。[ 棚卸資産 ]に投じた資金が現金化されるまで長期に及び、現金化されない可能性があることを考慮しているからです。
簡便的に計算する場合は、当座資産 = 流動資産 - [ 棚卸資産 ] と計算されることもあります。。

なお、分母の当座資産 = [ 現金及び預金 ] + [ 受取手形 ] + [ 売掛金 ] + [ 有価証券 ]と計算されます。

当座資産の計算からは、流動資産のうち、[ 棚卸資産 ]、前払費用、前渡金、繰延税金資産、その他といった項目が除外されることになります。

長期安全性分析

固定比率(fixed ratio)
計算式: 固定比率(%) = 固定資産 ÷ 自己資本

(返済義務のない)自己資本に対して、固定資産をどの程度保有しているのかを示す指標です。

固定比率が低いほど、安全な設備投資を行っていると評価します。

ただし、長期にわたって収益をもたらす油田、発電所、航空機、工場、賃貸用建物等を長期資金(20年ローン等)で取得することは必ずしも危険とは言えません。そこで、「固定長期適合率」の登場です。

固定長期適合率(Fixed Assets to Fixed Liability Ratio)
計算式: 固定長期適合率(%) = 固定資産 ÷ (自己資本 + 固定負債)

長期資本(自己資本と固定負債)に対して、固定資産をどの程度保有しているのかを示す指標です。

固定長期適合率は、[ 100 ]%以下であることが必要とされます。固定長期適合率が[100]%を超える場合、「短期負債で長期間利用する固定資産を取得している」疑いが強いです。例えば、耐用年数20年の工場を3年ローンで取得した場合など、資産が生み出す収益では元本返済に窮してしまう事例がみられます。

資本調達構造

他人資本をどの程度活用しているかを表す指標です。前回の収益性に関する指標でも言及しましたが、資本構造は本来は資本収益性にも安全性にも絡んでくる指標です。なのですが、中小企業診断士試験の文脈においては「安全性の指標」として解答を求められることが多いようですので、皆様気をつけてください。

自己資本比率(equity ratio)
計算式: 自己資本比率(%) = 自己資本 ÷ 総資産

総資本に占める自己資本の比率を表します。指標の性質上、◯%という表示となります。

・財務レバレッジ(financial leverage)
計算式: 財務レバレッジ = 総資産 ÷ 自己資本

自己資本に対して、何倍の資本を活用しているかを表します。自己資本比率の逆数で、◯倍という表示となります。

負債比率(DER; Debt Equity Ratio)
計算式: 負債比率(%) = 負債 ÷ 自己資本

その他

・インタレスト・カバレッジレシオ(ICR: Interest Coverage Ratio)
計算式: ICR = 事業利益 ÷ 金融費用

支払利息などの金融費用に対し、本業の利益(営業利益)および財務活動の収益(金融収益)を合算した「事業利益」が何倍であるかを表す指標です。倍率が高いほど、債権者にとっての安全性が高いと評価されます。

インタレスト・カバレッジレシオは、上述の指標とは異なり、損益計算書の項目を反映した指標です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。財務指標は1次でも2次でも問われますので、ぜひ確認しておいてください。それではまた~。


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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

また、過去記事はこちらです!今日の記事は9回目。暑かったり、急にすずしくなったりと気温差が大きいですね。体調など崩されていませんか?季節はもう6月。1次試験まで、泣いても笑ってもあと2ヶ月です!ちなみに1次試験の申し込みは昨日の消印有効でしたね。まさかとは思いますが、申し込み忘れた…!!なんて方がいらっしゃらないことを祈りまくるばかりです!!

さて、令和最初の診断士の登録に関する官報が出ました!4月下旬に書類を提出したのですが、残念ながら今回は掲載ならず。。私が登録を受けるのは早くても6月になりそうです。中小企業庁にも令和第1号が殺到したんでしょうかね。楽しみに待ちたいと思います。そして来年は是非みなさんも!!という気持ちで、今回もお送りします!!

今日の記事はちょっと長くておよそ5,000文字。10  分程度お時間ください♪

2回めの渾身!は財務会計の原価計算から!

このシリーズ毎回どうしようと思い悩みまくるんですが、原価計算にしよう!!と決め、原稿を書き始めたところ…なんと、たった2日前のmakinoさんの記事とだだ被り!!はぁーもうだめだ。。。またネタ探しの海にこぎ出さなくては…と諦めかけたその時…makinoさんの記事には計算の手法が少ない!!ということで今回は原価計算の「計算」の方をお届けしたいと思います!(もちろんmakinoさんにはちゃんと許可取りましたよ!!快くOKしてくれました〜( ´ ▽ ` ))

言葉の定義や見分け方はぜひ、makinoさんの記事へ!

原価計算ブラザーズ攻略法!(計算編)

今回、原価計算ブラザーズとして、全部原価計算である総合原価計算個別原価計算を双子の長男・次男とし、三男を標準原価計算、末娘を直接原価計算として計算方法をまとめました。分量の関係で末娘さんの直接原価計算は次回以降にご紹介しますので、まずは三男まで。

makinoさんも言ってますが、原価計算って言葉から内容がイメージしづらいんですよね。色々ありすぎてややこしいわ!と思っている方のお役に立てればと思います。

長男 総合原価計算はBOX図を書くところから!

長男の総合原価計算は、同じ製品を連続して作っている工場を持っています。

長男くんが登場するときに必ずと言っていいほどセットで出てくる言葉は、「仕掛在庫」「加工進捗度」です。また、材料費の計上方法や仕掛在庫の扱い方についても指定されています。(そうでないと計算できないのです)大抵の場合、材料費は製造開始時に全て投入していることが多く、当月の生産に着手する際、仕掛りからする場合は先入先出先月と今月の平均を出す場合は平均法と記載されています。

29年度の過去問を使って、平均法と先入先出法で解いてみましょう。

平成29年第8問:長男 総合原価計算

単純総合原価計算を採用している A 工場の以下の資料に基づき、平均法により 計算された月末仕掛品原価として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

な お、材料は工程の始点ですべて投入されている。

資 料

⑴ 当月の生産量

月初仕掛品 200 個 (加工進捗度 50 %)

当月投入 800 個

合 計 1,000 個

月末仕掛品 400 個 (加工進捗度 50 %)

当月完成品 600 個

⑵ 当月の原価

月初仕掛品直接材料費 200 千円

月初仕掛品加工費 100 千円

当月投入直接材料費 1,000 千円

当月投入加工費 700 千円

解答群™

ア 500 千円

イ 680 千円

ウ 700 千円

エ 800 千円

平均法の解き方です。ボックス図を使って考えるとわかりやすいです。

左側に投入量+月初仕掛品、右側に出荷量+月末仕掛品を書き、それぞれのボックスの中に原価と製造費用を書いていき、当月の製造原価を求めていきます。

平均法は先月と当月でかかっている材料費と加工費の平均値から単価を出すやり方です。

パーツとしては※1から。材料費は月初仕掛品と当月投入の合計を単純に投入数で割ります。

(200+1,000)/(200+800)=1.2

加工費は月初仕掛品と当月投入の合計までは同じですが、実質の加工数を算出します。(100個で進捗度20%なら20個分と計算)

(100+700)/(200+400+400×0.5)=1

当月在庫※2はこの平均単価を用いて計算していきます。

材料費:400×1.2=480

加工費:400×50%×1=200

よって合計値は680で(イ)となります。

ちなみに※3は検算として使ってください。

 

次に先入先出法で解いてみましょう。

まず左から。左側はこれを作るのにいくらかかったか、という観点で見ていきます。

※1の当月の投入量からこれにかかる材料費と加工費の単価を求めます。

材料は始点に全て投入するので、単純に材料費を投入量で割った値の1.25となります。

加工費は、仕掛品がありますので割り算の分母の方が異なります。

先月の加工の残り分 :200×50%=100個

当月投入した個数  :800-400×50%(来月に繰り越す)=600

合計        :700個

これで当月の加工費を割ると単価は1となります。

ちなみに先月の材料費と違うなーと思った方、いい着眼点です。

ここが引っかかるポイントになるかなと思うのですが、先月の材料費単価と今月の材料費単価は異なるので、話がややこしくなるのです。

今月の方がちょっと材料費がかかってますね。台風が来てりんごが高くなったとか、関税がかかって材料費が上がるとか、そういうことが起こり得ますので毎月一定とは限りません。

また、加工費も同じで、今月は残業になってしまって労働単価が上がって加工費がちょっと高いとか、機械が壊れてしまってしょぼい代替品で作ったとか、いろんな要素があり得ます。

何れにせよ長男登場の際には先月と今月の材料費や加工費は、大抵異なります。つい先月の数字を今月も使いたくなったりしますが、ここはぐっとがまんがまん。。

さて次に右側です。求められていたのは繰越になる仕掛在庫の原価でしたので、先ほど求めた単価を使って計算します。

材料費:1.25×400=500

加工費:1×400×50%=200

よって合計は 700で選択肢(ウ)となります。(今回は平均法だから、実際の正解は(イ)!)

先ほど同様※3部分は検算として使ってくださいね。

 

次男の個別原価計算は配賦に注意!

長男は同じものを作り続ける工場でしたが、次男は色々なものを作っています。実直一筋というよりつまみ食いが好きなタイプです。個別に作っているものが全然違うので、一概に加工進捗度◯%でどーのこーの、といったことが意味を持ちません。が、仕掛かりという概念はお兄ちゃんと同じです。先月はこれだけかかったよ、ということがシンプルに示されます。また、次男にしかない特徴としては、製造間接費の配賦という概念です。なんのことかと言うと、工場の電気代とか、この製品にはこれだけだよね、と言うように一見分配しづらい費用のことです。製造間接費の配賦というのが来たら、あぁ次男が来たか、と思ってください(笑)

平成27年第7問 次男:個別原価計算

次の資料は、工場の 20X1 年月分のデータである。

このとき、製造指図書 #123 の製造原価として最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、すべて当 月に製造を開始した。

【資 料】

⑴ 製造直接費

製造指図書 材料消費量 材料単価   直接作業時間 賃 率

#121    650 kg  @110 円/kg 90 時間    1,000 円/時

#122    750 kg  @110 円/kg 100 時間  1,000 円/時

#123    1,000 kg @110 円/kg 110 時間 1,000 円/時

⑵ 製造間接費

実際発生額:90,000 円

製造間接費は直接作業時間を配賦基準として各製品に配賦する。

【解答群】

ア 212,500 円

イ 220,300 円

ウ 253,000 円

エ 262,500 円

製造指図書の#123の原価を求めろと書かれています。

材料費は単価も数量もありますので、掛け算すれば算出できるとして、問題は製造間接費ですね。(3)には直接作業時間で配賦せよと書いてありますから、出題者の言う通りに配賦します。

直接作業時間の総量は90+110+100=300です。

製造間接費の合計は90,000円ですから、300で割り算して、#123に使った110時間を掛けましょう。

90,000/300×110=33,000となります。

材料費は 1,000kg×110円/kg = 110,000円

直接労務費は 110時間×1,000円/時 = 110,000円

これら3つを合算して、答えは(ウ)の253,000円となります。

ちなみに今回は仕掛品なしのシンプルタイプでしたが、先月に製造を開始して先月分の製造原価の指定があるバージョンもあります。

平成24年 問7(過去問にリンクしてます)がそれに該当しますのでやってみてください。

また、製造間接費の配賦方法は直接作業時間を配賦基準とする場合もあれば、直接材料費で配賦したり、直接材料費と直接労務費の合計で配賦することもありますので指示を読み落さないようにしてくださいね。

三男 標準原価計算はTで解こう!

三男の標準原価計算は、計画がはっきりしていてそれ通りに進んだか?をとても気にします。(という設定です)コストが上回ったか?下回ったか?というような差分に注目しています。計画通り行ったかな?というのを確認する計算方法です。

平成26年第10問 三男:標準原価計算

標準原価計算を実施している A 社の当月に関する以下のデータに基づき、材料数量差異として最も適切なものを、下記の解答群から選べ。

なお、材料は工程の始点で投入される。

直接材料費の原価標準データ

300 円/kg ×3 kg = 900 円

当月の生産関連データ

当月材料消費量 3,100 kg   材料消費価格 310 円/kg

月初仕掛品 200 単位

当月完成品 900 単位

月末仕掛品 300 単位

【解答群】

ア 不利差異 30,000 円

イ 不利差異 31,000 円

ウ 不利差異 61,000 円

エ 不利差異 120,000 円

まず、当月投入単位がいかほどだったのか、長男の時に登場したBOX図を書いて計算します。

当月投入は 900+300-200=1,000 単位となります。

次に出てくるのが、こちらのT字の図

横軸に数量、縦軸に価格を取ります。久しぶりにやると、この上と横がどっちだったっけ…となるので、「おねだん 以上 ◯トリ(カタカナの ト が図に入ってます)」というCMに乗せて覚えてください(笑)。

おねだん(価格)が、上(の軸)になっているトの入った図です。

で、このニト◯図を使って、左下炭の四角を標準、その外側の四角を実際と書きます。これは、標準と実際の差が+でも−でも、内側が標準で外側が実際と覚えてください。ここで大小関係を図に表そうとするとカオスになります。

トの文字が書かれているおかげで、数量差異と価格差異が混同しにくくなります。

数量差異と言われたら、(実際の数量-標準の数量)×標準の価格となり、

価格差異と言われたら、(実際の価格-標準の価格)×実際の数量となります。

この二つを足すと、実際と標準の差になります。

先ほど、数値関係の大小を図に表さないと言いましたが、その差はどう表現するかというと有利差異と不利差異として表現します。

計画より安ければ有利差異、計画より高くついてしまったら、不利差異です。

上記の式で行くと、計算結果が正の場合は不利差異、負になった時は有利差異となります。

今回の場合数量差異が問われていますので、3kg×1,000単位で3,000kgが標準の数量で、実際に投入した数量が3,100kgですので、その差が100kg。

数量差異と言われたら、(実際の数量-標準の数量)×標準の価格 でしたので 100kg×300円 = 30,000円。

実際の方が標準より高くついてしまったので、不利差異となり、正解は(ア)となります。

末娘の直接原価計算は…別の機会に!

makinoさんの記事にもあった通り、直接原価計算は意思決定会計の重要論点ですので、色々な問われ方をされます。CVPもそうですし、投資判断を伴うNPVもそうです。ここで取り扱うにはちょっと記事が長くなりすぎてしまうので、またの機会にご紹介したいと思います。美しい計算用紙の作り方の詳細版もそこでご紹介できれば、なんてことも考えていますので、もう少々お待ちくださいね。

おわりに

今回は原価計算3兄弟の計算方法をご紹介してきました。毎年のように問われる今回の論点、ちょっと複雑な設問になっている時もありますが、ひとつひとつが理解できていれば、振り落とされずに済む問題です。落ち着いて攻略していきましょう!

以上、ちこまる(仮)でした〜( ´ ▽ ` )

 

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