» 2018 » 5月のブログ記事


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zenzenです。
5月31日、今日が1次試験の申込締切日です。
もし、万が一、「まだだよ」って方がいらっしゃったら必ず申込みを済ませて下さいね。
もうこの記事読むのを止めて今すぐ郵便局に向かいましょう!
いやホントに。

さて、今日のテーマはBCP(Business Continuity Plan)。
事業継続計画というやつですね。

この言葉はご存知かと思います。
災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、事業を復旧継続させるための計画のことです。
(Wikipediaさんが言うてはります)

地震・火事・洪水・はたまた疫病の流行など様々なリスクがある中で、実際に災害が発生した場合、どうやって中核事業を復旧継続させるのか?
難しい問題です。
大企業では当然のように取り組みをされていると思いますが(想像)、中小企業では遅れているところも多々あるのではないかと思います。私自身は中小企業に勤務しておりますが、万全とは言えない状況です。(現実)

と言っても現実的に何をすれば良いのか分からないという企業も多くあると考えられます。
そこで中小企業庁では現行の入門診断として、BCP取組状況チェックリストを公開しています。国としても出来るだけ多くの企業に対策をとって貰いたいという意図があるのでしょう。
リンクはこちら。

ここでは5項目
(・人的資源・物的資源(物)・物的資源(金)・物的資源(情報)・体制等)
に対しての質問が合計20問設定されており、回答すると診断結果が表示されます。
完全に余談ですが、この質問の大項目を見た時に、診断士2次試験に通じるものがあるな、と思ってしまいました。
人材・組織面、設備面、材料面、情報面、財務面など、これは事例ⅠからⅣを思い起してしまいます。(マーケティングは無いですが)
やはり一つの企業に対して何か診断しようと思えば、あらゆる方面から考える必要があるな、と感じました。

それはさておき今回はこの質問項目から物的資源(情報)について取り上げます。この項目での質問は4つ。

1.情報のコピーまたはバックアップをとっていますか?
2.あなたの会社のオフィス以外の場所に情報のコピーまたはバックアップを保管していますか?
3.主要顧客や各種公共機関の連絡先リストを作成する等、緊急時に情報を発信・収集する手段を準備していますか?
4.操業に不可欠なIT機器システムが故障等で使用できない場合の代替方法がありますか?

 

経営情報システムの試験対策として考えるなら、1.2.4でしょう。
それぞれについて少し考えてみます。

1.情報のコピーまたはバックアップをとっていますか?

情報の多重化ですね。
ここから想起するなら、RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)機能の話でしょうか。なんだか良く分からないという方のために補足しておくと、
Redundant…余分な、冗長な
Array…配列
Inexpensive…高くない、安価な
Disks…円盤(状のもの)※ここではハードディスクを指す
「並べて使用することで冗長性を高めたハードディスク」程度の理解で十分でしょう。

NAS(Network Attached Strage)で情報を保持している会社も多くあると思います。私の会社もそうですけど。多くの場合NASそのものにRAID機能が搭載されているので、これを利用することでデータを冗長化して対障害性を高めることが出来ます。
実際に使うのはRAID0、RAID1、RAID5、RAID6あたりでしょう。
大雑把な理解として、
RAID0がストライピング(データ書き込みを分割して行い高速化を図る)
RAID1がミラーリング(同じデータを別ディスクに書き込む)
RAID5が分散データガーディング(ディスク破損に強い)
RAID6がRAID5の上位版と考えておけばいいでしょう。
RAID2,3,4は現在は主流ではないので、あまり気にしなくても大丈夫です。
また、このうちRAID0だけは冗長化を目的としていないので注意が必要です。
組み合わせてRAID01とかRAID10なんて使い方をして補うことがありますね。

2.あなたの会社のオフィス以外の場所に情報のコピーまたはバックアップを保管していますか?

ここではクラウドストレージのことを思い出していただければ。
個人向けのサービスとしてdropboxやMicrosoftOneDriveなどを利用されている方も多くおられるでしょう。
このサービスを利用すればオンラインで別の場所に情報を保存できるようになりますね。
企業向けのストレージサービスとして良く耳にするのはAmazonS3やMicrosoftAzureなどでしょうか。これを会社で利用している方もいらっしゃるのでは。
もちろん、クラウドストレージを利用せず、複数の拠点でお互いのデータを保管するという場合もあるでしょう。

4.操業に不可欠なIT機器システムが故障等で使用できない場合の代替方法がありますか?

飽くまで代替方法なので、データさえあれば手動で何とかする!という場合も考えられますが、そうもいかないことも多いでしょう。ここで思い出して頂きたいのは
SaaS(Software as a service)
PaaS(Platform as a service)
IaaS/HaaS(Infrastructure as a service/Hardware as a service)

あたりですね。

これらのサービスを利用すれば、通信環境さえ確保できれば復旧までの時間が相当短縮できるのではないでしょうか。(私自身はあまり利用したことが無いですが・・・)

合わせて、デュアルシステムデュプレックスシステムあたりを思い起こして頂けると尚良いかと。システムの冗長化という論点でH26年第7問で出題されています。(ちなみにA問題)
ホットスタンバイ・ウォームスタンバイ・コールドスタンバイの違いは説明できますか?
システムが動いているか、電源だけ入っているか、電源が切れているか、ですね。
言葉からイメージはしやすいと思いますので覚えていない方はこの機会に覚えてしまいましょう。
 
 
少し仕事で近い内容のことに取り組む機会があったので今回取り上げてみましたが、BCPはやはり重要なテーマだと思いますし、今は取組が十全でなくともこれからはやって当たり前、という状況に変わっていくのではないでしょうか。その中で、診断士という立場で助言を求められる機会も増えるのでは。
 
 
1次試験まであと2か月少しとなりましたが、追い込まれた気分になっている方も、勉強中心の生活に倦んでいる方もおられるかも知れませんが、今学習されていることを役立てる機会は必ずあります。ちゃんと繋がっていますのでそこだけはご安心下さい。

以上、zenzenでした。
 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

5月ももうすぐ終わりますね。1次試験を受験される方は申込期限が明日5/31(木)まで。申し込み忘れはありませんか?

今回取り上げるテーマは企業経営理論の経営戦略。そのど真ん中「競争戦略」についてです。

企業経営理論の論点別難易度は、以前Chikaがまとめてくれている記事を参照ください(【一次データ分析②】勝負の別れ目Cランク!~企業経営理論~

 


 

■競争戦略は、資格取得後に中小企業を支援するためにも理解すべき論点

「競争戦略」はテキストにして数ページではありますが、その中身はとてつもなく深く、診断士資格取得後も学習し続けていくべき論点

ここでお伝えしたいことは、過去問のABCランクで問われている王道論点をしっかりと理解して、「知っている」だけではなく「図に書いて人に説明できる」レベルを目指しましょう!ということです。

DEランクを無理に頑張って解いたり、枝葉の知識をむやみに暗記してくださいということではありません

なお、競争戦略は2次試験全体に関わる「橋げた」論点でもあります。ここで理解することは2次試験対策にも役に立ちますので、あやふやな方は一気に地盤を固めてしまいましょう!

 

■全体を貫くテーマに意識を向け、原理原則に照らし合わせる

競争戦略を攻略するにはまず、全体を貫くテーマに意識を向けてみましょう。

TACテキストなどでは、「業界構造の分析」~「競争回避の戦略」~「競争優位の戦略」へと進むわけですが、これらの論点にはすべて目的があります。競争戦略はすなわち「競争しなくても良い状況をいかにつくるか」。戦いを略すための戦略なわけです。

中小企業は、大企業とは異なり経営資源が限られています。大企業と同じことをやっても勝ち目はありません。

となれば生存のために取るべき原理原則は「同質的な競争を避けるために差別化・集中の戦略を取り、独自性のあるポジションを目指す」ことです。

正誤が見分けづらい問題に出会った時、設問がこの原理原則に即しているか?というのは1つの視点になります。

 

■本試験は既習論点でも「未習の問題であるように見せる」問いをしてくる

ここで一度おさらいも兼ねて、道場メンバーの主張をまとめます。

①暗記系科目と理解系科目の違いの認識

②出題パターンの理解

③正誤判断の勘所の把握

④プレッシャー下での実践

 

①暗記系科目と理解系科目の違いの認識

先日のへんりーの投稿(特にコメント欄)でもあったように、企業経営理論は労働法規など一部の箇所を除いて「理解系問題」が出題されます。

土台となる知識を応用する問題に対応するためには、理解したうえで「説明できる力」が求められるわけです。なので、単純にひたすら暗記しても歯が立ちません。ではどうすべきか。ここで②③がキモになります。

 

②出題パターンの理解

理解系問題はひねり方によっていくらでも問題が作れるのですが、「ひねり方≒出題パターン」そのものには限りがあります先日のきゃっしいの投稿が非常に参考になります。

1) 大きい/小さい、高い/低いといった程度を表す形容詞を逆にする

2) 対となるような用語を入れ替える

3) 因果関係を入れ替える

4) 余分な説明や形容詞を挟むことで文章を長くし読みにくくする

「問題を作る側の気持ちになって、問題を作る時のパターンを知っておく」これだけで対処の仕方が変わります。

初見の問題に見える場合でも、「ホントに新しい論点」の場合と、「実は既習論点の焼き直し」の場合とがあるわけです。

後ほど、実際の過去問を眺めてみましょう。

なお詳細はきゃっしいの著書でもある『中小企業診断士 一次試験一発合格 まとめシート』に詳しく記載がありますので、ぜひご覧ください!

 

③正誤判断の勘所の把握

さて、ここで平成29年の第7問を例に見てみましょう。Bランク(正答率60%以上~80%未満)の問題です。

あくまで1つの例ですが、このように問題に書き込んでみてはいかがでしょう?

(受験生のときも、同様のスタイルで問題に取り組んでいました)

もう一問、平成28年の第6問を見てみましょう。勝負の分かれ目Cランク(正答率40%以上~60%未満)の問題です。

同様に、問題に書き込みをしていきます。

 

これがいわゆる出涸らし法/鶏ガラ法です。

1つ1つの設問をじっくり分析し、どこで引っかけようとしているかを見ていく。それによって正誤判断の勘所の把握が進んでいき、過去問を解く効果が何倍にもなるのです。

過去問を解き、解答解説にある引っかけポイントを読んだら、「ご自身の言葉で、テキストやまとめノート・単語帳などに再度まとめてみる」のも効果的です。問題集やテキストは汚してなんぼ。急がばまわれ。試してみてください。

 

④プレッシャー下での実践

本試験当日は凄まじいプレッシャーと限られた時間の中で、最大のアウトプットを出さなければなりません。

私たちが対策できることは「本試験さながらの環境で問題を解くこと」。つまり模試や答練の活用です。

以下の過去記事が参考になれば幸いです。

きゃず「1次試験まであと5ヶ月 「模試」はこう活用する

→今年の各予備校主催の模試日程、模試活用の効果(模試前、模試中、模試後)について説明しています。

Chika「”点数を伸ばすため” の模試・答練の復習方法

→模試・答練を受けた後にどう活かすか?実践するためのヒント満載。渾身の記事です。

 

 

いよいよ試験の足音が近づいてきましたが、やれることはまだ沢山あります。

もう2ヶ月?いえいえ、まだ2ヶ月あります。一日一日を全力で行きましょう!

以上、きゃずでした。

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おはようございます。よこよこ@バブル受験組です。

今日の「渾身!論点シリーズ」は、財務会計/総合原価計算です

この論点は、1次試験勉強をしていた当時のテキスト(論点別・重要度順/過去問マスターシリーズ・同友館)を読み返すと、×マークがついており苦戦していました。

今にして思えば、簿記2級(工業簿記・原価計算)を学べば基本の「キ」の論点なのですが、一次受験の当時は、簿記3級をカバーするのが精一杯でした。簿記2級の勉強を始めたのが1年目の診断士受験の後でしたから、この論点の基本ルールを知らずに自己流で無駄に時間を掛けて解いて苦労していました。

しかし、ストレート合格を目指す受験生の皆さんは、この時期になって簿記2級をやるのは時間がもったいないと思いますので、①工業簿記に馴染みのない方に向けて、総合原価計算の解法を、さらに②理論問題対策として、棚卸資産の評価方法全般を取り上げます。

 

■単純総合原価計算とは

原価計算基準(金融庁 企業会計審議会 昭和37年11月8日策定)によると、診断士試験で出題される単純総合原価計算とは、主に規格品の工業製品を製造販売する業態において、「同じ製品」を「反復連続」して生産するときに使われる原価計算方法です。

簿記試験では、等級別総合原価計算、組別総合原価計算などが出題されますが、中小企業診断士試験では単純総合原価計算だけ押さえておけば良いでしょう。

■過去の出題傾向

〇出題の傾向
平成18年度 第8問  平均法で、完成品原価を問う
平成23年度 第10問 月初仕掛品なしで、完成品原価を問う
平成25年度 第11問 月初仕掛品なしで、期末仕掛品原価を問う
平成28年度 第1問  先入先出法で、棚卸資産の売上原価を問う。
平成29年度 第8問  平均法で、在庫評価額を問う。
H28年度は総合原価計算ではないが解法は類似

 

■「平均法」と「先入先出法」が出題される

典型的な平成29年度第8問を題材にして、「平均法」「先入先出法」に分けて解法を解説します

まずは、出題の通り平均法の解き方

次に、先入先出法に改題した場合

①~④までは、平均法と同じです。備忘のため、右上にFIFOと書きます。

ポイントは、ボックス図の使い方です。これさえ知れば、至って簡単です。

同じ工業簿記の論点に、標準原価計算の差異分析もありますが、ボックス図を使えば整理し易い点が似ています。

 

 

■棚卸資産の評価方法全般

計算問題だけならば、得点源にできる論点ですが、少し意地悪な理論問題が出題されることもありますので、忙しい受験生の代わりに色々お調べいたしました!これだけ読んでおけば受験対策は十分!・・・です。

先ほどのボックス図を数式で表すと以下のようになります。

 

期首仕掛品原価+当期に発生した製造費用=完成品原価+期末仕掛品原価

 

試験問題で問われるのは、「完成品」と「期末仕掛品」への原価の配分率です。つまり、期末仕掛品への配分を価額的にどう計算するか?を問われています。

 

■出題の根拠となっているのは、

原価計算基準(金融庁 企業会計審議会 昭和37年11月8日策定)

金融庁/企業会計審議会の策定です。

原価計算基準の上位概念として、工業製品を含む、すべての棚卸資産の評価基準を定めているのが、

企業会計基準 第9号 棚卸資産の評価に関する会計基準」(平成20年9月26日)です。

この二つの概念をまとめとると以下の表になります。

<公認会計士、会計事務所勤務の診断士同期に聞いた小ネタ>

〇中小企業診断士が支援対象とする、中小企業においては、「最終仕入原価法」がほとんどだそうです。理由は、最後の仕入単価をそのまま在庫単価にするため、もっとも簡単に計算できるからです。

○個人事業主といて開業届を出して、青色申告を申請を選択したとき、棚卸資産の評価方法を空欄にしておくと、自動的に最終仕入原価法になります。(変更する際は届け出が必要)

〇工業簿記を採用した際に、仕掛品の平均法による評価方法は、総平均法でも、移動平均法でも理論的にはOKなのですが、移動平均法では煩雑過ぎるので、事実上、総平均法が採用されるようです。

〇後入先出法(LIFO)は、国際的な会計基準との比較などから、H20の企業会計基準の改定で廃止にはなっていますが、制定の古い原価計算基準では廃止になってはいません。外部報告に使わない限りOKということになっています。(*1

 

いかがでしょうか?このくらいネタを頭の片隅に仕込んでおけば、試験対策としては十分だと思います。

では、一次まで残り2ケ月走り抜けましょう!

以上、よこよこでした。

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おはようございます。
きゃっしいです。

先日、へんりーの記事に対するコメントで、企業経営理論で「どこでひっかけようとしているのか勘すらも働かない状態」でお悩みだという声をいただきました。

そこで、本日はまずは、知ってて役立つ問題の出題パターンについてご説明したいと思います。

マークシートの4択or5択の一次試験では、よく「○○に関する記述として、最も適切なものはどれか」とか、「○○に関する記述として、最も不適切なものはどれか」と聞かれます。
この時に、間違いの選択肢として、どんなパターンがあるのかということを知っておくと判断をする際、とても役に立ちます。

じゃあ、どんなパターンがあるかということなのですが、これを考えるために問題の出題者の気持ちになってみましょう。
「○○に関する記述として、最も適切なものはどれか」という4択問題を作るには、正解の選択肢を1つ正しくない選択肢を3つ用意する必要があります。

正解の選択肢は正しいことを書けばいいので、わりと簡単ですが、不正解の選択肢はどうやって正しくない選択肢を作ろうかなかなか悩ましいと思います。

後から「いや、こういう考えもあるからこれも正解なんじゃないか」というクレームが来ても困りますので、受験生を惑わせつつも絶対間違っている選択肢を作らないといけません。
そこで、いくつか間違った選択肢の作り方のパターンを持っておくと間違った問題が作りやすくなります。

具体的には
① 大きい/小さい、高い/低いといった程度を表す形容詞を逆にする
これだと、絶対間違っているし、作る側としても形容詞を逆にするだけなのでお手軽に作れます。

② 対となるような用語を入れ替える
例えば、企業経営理論の企業ドメインと事業ドメインといったように、似たような2つの用語を入れ替えるパターンです。
こちらも出題者側としては用語を入れ替えるだけでよいので作りやすく、曖昧に覚えている受験生はほいほい引っかかってくれるので大好きなパターンです。

③ 因果関係を入れ替える
「○○だから××」という因果関係を入れ替えてしまいます。
これは①や②ほどお気軽には作りにくいですが、きちんと因果関係がわかっていないとひっかかってしまいます。

④ 余分な説明や形容詞を挟むことで文章を長くし読みにくくする
①~③のパターンで作った間違いの文章に、間違ってはない余分な説明や形容詞を挟むとなんとなく合っているような気になってしまので、問題を難しくしようと思ったときは、余計な説明で受験生の混乱を誘います。

このように、問題を作る側の気持ちになって、問題を作る時のパターンを知っておくととても対応がしやすいです。
具体的には
① 大きい/小さい、高い/低いといった程度を表す形容詞があった→逆じゃないかと疑ってみる

② 対となるような用語が出てきた→事前に対となる用語はセットで覚えておき、その用語が来たら入れ替わっていないか疑ってみる

③ ①でも②でもない場合→因果関係がおかしくないか疑ってみる

といったように、問題を見たときにある程度パターンを頭に入れておくと、わりとスムーズに正誤を判断することができます。

 

さて、②で「対となる用語が出てきたら」と書きましたが、具体的にはどんな用語でしょうか?

今回は「渾身!論点シリーズ」として、対となる用語が結構多い経営情報システムを例に、「対となる用語」とその覚え方をいくつかご紹介したいと思います。

なお、今回はどの用語とどの用語がセットなのかとその覚え方をメインでご紹介していますので、詳しい説明はお手持ちのテキストなどをご参照ください。

 


①タンデムシステムとマルチプロセッサ

どちらもCPUの処理を高速化する方法ですが、タンデムシステムは複数のCPUを直列に、マルチプロセッサはCPUを並列につなぐものです。

CPUが2つならデュアルプロセッサ、4つならクアッドプロセッサといいます。デュアルプロセッサやクアッドプロセッサはPC売り場で耳にしたことがある方もいるかもしれませんね。

私の場合、デュアルプロセッサやクアッドプロセッサは聞き覚えがあったので、「マルチプロセッサは並列」とまずは覚えて、「タンデムシステムは直列でマルチプロセッサとセット」と覚えました。


②SRAMとDRAM

揮発性の記憶装置であるRAMには処理速度が速いSRAMと遅いDRAMがあります。

SRAMは「すばやいRAM」なので、SRAM、DRAMは「どんくさい、電荷を使うRAM」なのでDRAM、と覚えると覚えやすいです。


③CSMA/CA方式とCSMA/CD方式

「CA」と「CD」の部分を英語に略さず覚えると区別がしやすいです。

CSMA/CAのCAはCollision Avoidanceで衝突回避でデータの衝突を防ぐ方式、CSMA/CDのCDはCollision Detectionで衝突検知でデータの衝突を検知して、検知したら送り直す方式です。


④アドホックモードとインフラストラクチャモード

無線LAN端末だけで構成された接続方式をアドホックモード、アクセスポイントを介して接続する方式をインフラストラクチャモードといいます。

私は、無線LAN端末だけで構成されたアドホックモードよりも、アクセスポイントを介して接続する方式の方がインフラとかいりそうだからインフラストラクチャモードと覚えました。


⑤POP3とIMAP

どちらもメールを受信するプロトコルですが、POP3はPCメールによく使われる全部ダウンロードする方式でIMAPはWEBメールに使われる全部ダウンロードしない方式です。

POP3のPはPCのPと覚えました。


⑥IDSとIPS

これも略さず英語で覚えると覚えやすいです。
IDSがIntrusion Detection Systemなので検知、IPSがIntrusion Prevention Systemなので防御と覚えました。


⑦デュプレックスシステムとデュアルシステム

システムの信頼性向上のため、現用系と待機系の2つのシステムを用意し、現用系が壊れたら待機系に切り替えるのがデュプレックスシステム、2つのシステムが同時に稼働しながらお互いの処理状況を監視するのがデュアルシステムです。

デュアルとデュエル(決闘)が響きが似ているので、デュアルシステムの方が2つの処理が戦っている感じ、ということで区別して覚えていました。


 

上記に挙げた用語は似たような、セットになる用語なので、まとめて覚えると覚えやすいです。
覚える時は、上記で私の場合の例を出させていただきましたが、どっちがどっちかというのを自分の中で覚えやすいような理由付けをした上でセットで覚えると、記憶のフックとなり思いだしやすくなり、問題を解く時に混乱するのを防げます。
上記以外でも、自分で「紛らわしいな」と思ったら、適当でも自分にしかわからないものでも何でもいいので、「何かしらの○○は××だからこっち」という理由をひねり出してみると頭に入ってきやすいかと思います。

そして、これらのセットとなるような用語が問題文中に出てきた時は大抵入れ替わっていますので、入れ替わっていることをまず疑ってみる、という習慣をつけるとだいぶ問題が解きやすくなります。

1次試験まであと2ヶ月ちょっととなりました。
残り2カ月ちょい、全力で頑張っていきましょう!

以上、きゃっしいでした。

 

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皆さん、おはこんばんにちは、だいまつです。

 

遅ればせながら、渾身シリーズいっきまーす

 

ということで・・・

 

私の渾身ネタは、昨年度急激に難易度が上昇した運営管理」の中でも、

VEと並んで覚えにくい、だがしかし、だがしかし・・・、超頻出論点!!(H29、H28、H25、H24)の憎いヤツ。

 

ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・

ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・

 

「ワークサンプリング/作業分類」

 

を採り上げさせていただきます。

 

ちなみに、VEに関しては、ももちゃんのナイスな記事を参考にしてくださいね(VE①VE②)。

 

さてさて

 

「ワークサンプリング/作業分類」は、「作業測定」の一分野ですが、この「作業測定」はJISで以下の通り定義されています。

 

「作業又は製造方法の実施効率の評価及び標準時間を設定するための手法」

 

つまり、「工場でなにかしらの作業をするときに、作業効率等を評価しつつ標準時間を設定していく」ときの手法のことですね。

 

そして、「作業測定」の体系を言葉で説明したい・・・のですが、言葉だと分かり辛いので(頭が混乱する)、図示します。以下の図をご覧ください。

※TAC運営管理基本テキストより

 

では、早速ワークサンプリング(瞬間観測法)の説明に入ります。

 

1.ワークサンプリング(瞬間観測法)とは

人や機械が「何をしているか」を観察して、サンプルを収集して統計的考え方により分析を行う手法であり、「繰り返し作業に適した稼働分析手法」です。

 

メリットは、

 

①観測が容易

何をしているかをチェックするだけなので

 

②データの整理が容易

稼働しているか、非稼働かを見るだけなので

 

③観測対象者が観測されていることを意識しないためデータの信頼性が高い

でも、観測時刻は対象者に知られないように注意が必要

 

デメリットは、

 

①深い分析には不向き

稼働しているか、非稼働かを見えるだけなので

 

②母数が少ないと誤差が大きくなる

当然、母数が少ないと振れが大きくなる

 

※なお、上記のワークサンプリングのメリット・デメリットは「連続観測法」と比べての話になります。連続観測法と表裏の関係になっていると考えてOKです。

 

ここまでは、皆さん大丈夫だと思うのですが、問題は(辛いのは)ここからですよね。

 

2.ワークサンプリング法による稼働分析のための作業分類

ワークサンプリング分野の問題で正解にたどり着くためには、作業分類の体系と、それぞれの項目がどんな作業・余裕かを知っている必要があります。

 

まずは、作業分類の体系からです。以下のように体系化できます。

※TAC運営管理基本テキストより

 

しかし、これが絶望的に覚えにくい。VEと同じくらい嫌になってきます。

 

そこで道場ブログをお読みの皆さんには、だいまつが受験生時代に使っていた必殺の語呂合わせをご紹介します。

 

まず、「作業」を覚えるための語呂合わせです。

 

団体は主婦(段体は主付)

団体旅行のお客さんが主婦の方ばっかりだった状況のイメージとともに覚え込んでしまいましょう。

 

次に、「余裕」です。

 

監査の職場は人が費用

監査の人が伝票などをペラペラチェックしている、まさに人件費が費用だ。というイメージで覚えてしまいましょう。

 

作業分類体系語呂合わせを一つにまとめておきますので、うまく活用いただければ幸いです。

 

ここまでは、OKですか?

 

次は、それぞれの作業余裕何に当たるかです。ここからは暗記+イメージ大切です。

 

・準備段取り作業 = 超重たい準備作業

材料準備、治具や固定具の段取り等々ロット毎、始業・就業時手間のかかる準備作業等です。

 

・主作業

切削、穴あけ、ビス止め、組立て等、加工等を行って直接付加価値向上させる作業です。

 

・付随作業 = 軽めの定期的に発生する作業

機械への材料や工具の取付・取外等定期的に発生する軽作業がこれにあたります。

 

・作業余裕 = 軽めの定期に発生する余裕

機械の調整、清掃、注油、材料運搬等不規則・偶発的に発生する余裕です。

 

・職場余裕 = 作業者は基本的に作業をしていない状態

打合せ、材料待ち、機械故障等の作業を管理していくなかで不規則・偶発的に発生する余裕です。

 

・疲労余裕

休憩して体力回復を図るための余裕です。

 

・用達余裕

トイレ、水飲みなどの生理的欲求を満たすための余裕です。

 

ちなみに、私が特に受験生時代に苦しんだのが、「準備段取作業」・「付随作業」・「作業余裕」の3つの切り分けですが、皆さんも同じではないでしょうか?

 

上記3つをしっかりと切り分けするには、やはり各項目に含まれる具体的な作業項目の「例」(例えば、主作業なら「穴あけ、ビス止め」など)と、各項目の「性質」セットで覚えておくことが大切です。例えば、準備段取作業なら「材料準備などの、ロット毎、始業直後・終業直前の超重たそうな作業」付随作業なら「規則的に発生する機械への材料の取り付け」、作業余裕なら「不規則・偶発的に発生する機械の調整や清掃」といったように、「例」「性質」紐つけて頭の中に納めておくことが大切になります。

 

ここは本当に苦しいところですが、超頻出論点なので、今回のお示しした後半3つの「図」も活用していただき、出題されれば確実に得点できるようにしたいところです。

 

 

では、さっそく問題でアウトプットしましょう。

 

【H29年度1次試験 運営管理 第10問から】

 

標準時間に関する記述として、以下は正しいか、正しくないか。

 

選択肢エ 人的余裕は、用達余裕と疲労余裕に分けられる。

 

語呂合わせで、「人は費用(疲用)」でしたね。なので、当然正しい(○)ですね。

 

 

【H28年度1次試験 運営管理 第16問】

まず、「主体作業」から考えます。作業系の語呂合わせは、「団体は主婦(段体は主付)」でしたね。なので、主体作業は、「主作業」と「付随作業」から構成されます。

 

そして、主作業は、「切削、穴あけ、ビス止め等、直接的に対象物の変化に寄与する作業」ですから、「上から3つ(ハンダ付け120、基盤への部品の取付け90、基盤のネジ止め80)」が該当します(合計290)。

 

付随作業は、「機械への材料や工具の取付・取外等、仕事の目的に間接的に寄与する定期的な作業」ですから、「上から4つ目の、組立て作業後の製品検査(全数)のみが該当します(60)。なお、全て検査しないのであれば「定期的」という基準に該当しない可能性がでてきます。なので、‘わざわざ’作業項目に「(全数)」と記載していると思われます。

 

以上を踏まえて、主体作業の合計時間に占める割合を計算すると、

 

主体作業 = 主作業(290)+付随作業(60)= 350

主体作業の時間構成比率(350) ÷ 合計(500) = 70%

 

 

この時点で、「ウ」「エ」に選択肢が絞れますね

 

 

次に「職場余裕」です。職場余裕は「打合せ、材料待ち、機械故障等の作業を管理していくなかで不規則・偶発的に発生する余裕」でしたね。なので、「部品不足による手待ち24、打合せ19、朝礼12」が該当します(合計55)。

 

そして、職場余裕の合計時間に占める割合を計算すると、

 

職場余裕の時間構成比率(55) ÷ 合計(500) = 11%

 

 

以上から、正解は「ウ」「主体作業:70% 職場余裕:11%」です。

 

ちなみに他の作業項目も見ておくと、

 

準備段取作業は、「治具や固定具の段取り等々、ロット毎、始業・就業時にするべき超手間のかかる準備・片付け作業等」でしたね。なので、該当するのは「ロット単位での完成部品の運搬33」だけになります。

 

作業余裕は、「機械の調整、清掃、注油、材料運搬等、軽めで不規則・偶発的に発生する余裕」なので、「不良品の手直し(30)、ネジ・ハンダの補充(不定期)(22)」が該当します(合計52)。

 

用達余裕は、「トイレ、水飲みなどの生理的欲求を満たすための余裕」なので、「水飲み5、用便5」が該当し合計10となります。

 

どうですか・・・?

いけそうでしょうか?

 

ワークサンプリング/作業分類」は、覚え辛い分野ではありますが、平成29年度試験のように語呂合わせだけで対応できる選択肢もあります

 

キツければ語呂合わせだけは最低限覚えましょう!

 

情報が2年連続で「超難関」となったことがありましたから、今年度試験において運営管理が易化しないことも十分考えられます。余裕があれば、今回の記事で書いたことは全部覚えてほしいところではありますが・・・。

 

以上、だいまつの「渾身」記事でした。

 

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こんにちは、chikaです!

5月は渾身シリーズと題して一次試験の論点をお届けしている中ですが、
「今年は二次試験一本!」という方へ向けて、
本日は二次試験のノウハウをお伝えします!

今年一次試験受験予定の方は「そういうもんか~」と読み飛ばす程度で、
今年二次試験一本の方は、ぜひ参考にして頂けますと幸いです。

二次試験突破のコツは、
解答の処理手順を確立させることです。
例えるならチェーン店のオペレーションマネジメントと同じ。
マク○ナルドでは、いつでも誰でも一定品質のハンバーガーが出来上がります。
二次試験も同じ。
80分間、決まった手順で処理していくことで、一定品質の解答作成ができるのです。
しかし、手順は人それぞれ。”自分にあった処理手順”をいかに確立させるか、が大事。
私の場合は、
①与件文の一段落目を読む
②設問分析
③与件文を全て読む
④解答骨子作成
⑤解答欄に解答を書く
という手順でした。

この手順のうち、
②~④で有効なのが、本日お伝えする「キーワード解答法」です。

①解答のキーワードパターンを覚えておく
②思い浮かべたパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行う

という方法です。具体的には、
●●●という課題の場合、解決策は□□□!などのパターンを覚えておく。
パターンのうち、事例企業に当てはまるもの(効果的なもの、実践可能なもの)であるか検討する。

この方法のメリットは、
解答時間の短縮と、大外ししない解答が書けること、です。

今回は、事例Ⅳの<経営分析>のキーワードを伝授します。
(今後の記事で、事例Ⅰ~Ⅲもお伝えしていきます。)

経営分析は、毎年必ず出題されています!
過去問を平成13年度から3周以上解きましたが、予備校の模範解答やふぞろいを分析した結果、経営分析の解答には一定のパターンがあることを実感できました。
その一定の解答パターンを表にまとめたものを、下記にご紹介します。

※なお、経営分析は過去記事でも先代が多くのノウハウを記事にしてくださっていますので、ぜひご参考に!

それでは本題。

キーワードの一覧はこちらです▼ ※クリックして拡大

 

以下に、キーワードを使った解答手順を示します。
※経営分析では、D社の短所(問題点、改善すべき点)を問われることが多いため、
以下の解答手順はD社の短所を問われた場合の方法です。

【キーワードを使った解答手順】

1.各指標を計算し、比較する
※比較対象は設問文に指示あり。同業他社と比較してor前年度と比較して等書かれている。

2.比較対象より数値が悪い指標があったら着目。

3.(問題点を問われている場合)問題点は表のBの内容ではないか、予測する。
(改善策を問われている場合)改善策は表のCの内容ではないか、予測する。

4.BまたはCの根拠となる内容(A)が与件文にないか探す。

なお、D社の長所を聞かれた場合は、
Bのキーワードの逆を答えればOK。
例:資本の安全性が高い 等

まずはキーワードのパターンを覚えましょう。
そして、キーワードを使って解いてみましょう。
慣れてくると、経営分析がスラスラ解けるようになる(はず)!

上の表のダウンロードはコチラから。
パクってカスタマイズ!しちゃってください!!

今後の記事では、
事例Ⅰ~Ⅲのキーワードも公開していきます。

今年は一次試験受験される方は、一次合格発表後に再度この記事を読んでいただければ幸いです!
今年二次試験一本の方、これからまだまだ伸びます!!(特に事例Ⅳは毎日コツコツが大事です)

以上、chikaでした!

 

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おはようございます!桃ちゃんです(^_-)-☆

完成答練や過去問の進み具合はいかがでしょうか?
私は、合格した年は
1次試験に運営情報法務の3科目が残っていました。

12月から予備校に通い、それまでは2次勉強を中心にやっていましたが
GWからは1次集中でした!

そんな中、まえにChikaも「ゆるわだ」を書いていますが、
桃ちゃんも今回は 渾身!シリーズでなく

桃ちゃんが感じた合格後の世界について書いていきます。

 



合格後の変化① 人脈の拡大

私は受験時代、予備校に通っていてグループ勉強会も行っていました。
毎週10人くらいで2次勉強をしていて、
社外の友人ができた~!と思っていました。

が!!

 

診断士に合格すると、さらに人脈が広がります。

例えば、
・受験生の支援団体(この一発合格同道場も!)
・ 都道府県の診断士協会の活動
・その他の研究会や勉強会

などの活動を通して、同期や先輩方とたくさんお話しする機会があり、
今までの自分の世界では知らない話がたくさん聞けます!

これは想像していたより、すごく楽しくて
ついつい飲み会の頻度もあがりがち….ww

多い時は週1~2回ペースで、これらの集まりがあります。
(結構出費もかさみます苦笑!)

 

合格後の変化② 社内で異動

診断士の受験と並行して、私は社内のMBA企業派遣に応募していました。
面接ではもちろん、診断士を勉強していると猛アピール

おかげさまで、MBAに通わせて頂けることになりました。
診断士の勉強をしていなかったら、そもそも選択肢が頭に浮かばなかったと思います。

 

少し脇道にそれますが、そもそも診断士とMBAってどう違うの?
思われる方もいらっしゃるかと思いますので、
まだ入学して2か月経っていませんが、受けた印象を書きます。

私の通うMBAでは思ったより、学問学問していなくて
実務と論理がほどよい感じです。

たとえば、診断士だと

「権限委譲して、部下のモチベーションを高める」
「口コミを誘発して新規顧客を獲得する」
と二次試験で書くことも多いですが、

 

MBAでは

「権限委譲って具体的にどうするの?」
「もし自分で起業したとしたら、口コミを誘発するには具体的にどうするの?」
「東京証券取引所では具体的に何がどう行われているの?」
討論したり、自分で仮説を立ててレポートを書いたりします。
(毎週、何本かのレポートはでます!)

なので、診断士の知識はフル活用できます。
ただ勉強内容が全く同じというわけでないです。

 

合格後の変化③ 学びの機会が多い

診断士に合格して、実務補習や従事を受けたらいったん終わり!
というわけではありません!!!

 

診断士を含む仕業向けセミナー
①で書いたような研究会
執筆活動の為の学校など
継続して学ぶ場がたくさんあります。

これは待っていても情報が来ないので
自分から積極的に情報を取りに行きます。

または同期と情報交換をします!

東京協会は人数が多いからかもしれませんが
何十と研究会があり、
プロコンサルタント養成塾=プロコン塾
いろんなところで開催されています。

 

私はプロコンに入っていませんが、
だいたい10万円くらいで1年かけて
プロのコンサルタントに必要な
実践スキルを学べるそうです。

 

合格したら終わり!ではないんですね!


このように、合格後はそれまでの世界から

さらにグッっと世界が広がります!!!

まだ合格して半年も経っていないのに
こんなにも新しい発見や変化がありました。

 

今頑張っていることは、将来のあなたの世界を広げます!
私たちも応援しています!

 

 

以上、桃ちゃんでした!

 

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こんにちは、たかじんです。

前回の記事では、個人消費行動の分析ツールとして、無差別曲線について解説しました。本日は、個人の消費行動分析において、無差別曲線とペアで使うツールである予算制約線について解説します。

 

何かモノやサービスを購入する場合、いくらでも際限なく買えるのであれば、効用(満足度)は増加していきます。もちろん購入量が増えていくほど、得られる満足度の増加量はだんだん減っていきますが(限界効用が逓減していくということですね)、それでも増加はしていきます。しかしいくらでもモノが際限なく買える、というような贅沢な状況は普通あり得ませんよね😅。

 

何かのモノ・サービスを購入する際には、現実の世界でも必ず「予算」が存在します。「海外旅行に行きたいけど、新車も購入したいなあ・・・」と考えた時、一番の制約になるのは、「いくらお金が使えるのか?」ということですよね。「海外旅行にも行けるし、新車も買える」という懐具合に余裕のある人以外は、どちらを選んだ方が満足度が高いのか、ということを考えて選択することになります。

 

経済学で個人消費分析を行う時も、モノ・サービスの購入に使えるお金の量には上限があり、その中で最も満足度が高くなるようにモノ・サービスの購入を行う、と考えます。

現実的には何も買わず、もしくは買う量を減らして残りは貯金するとか、借金をして予算以上のモノ・サービスの購入を行う、という選択肢もありますが、ここではモデルを単純にするため、貯金や借金を行わず、現在手元にあるお金を予算限度額いっぱいまで使って、モノ・サービスを購入するという前提を置きます。

もし貯金や借金の考え方まで入れると、現時点で購入する財の組み合わせだけでなく、将来的に購入する財の組み合わせも考慮して最適な消費行動を考えないといけなくなるため、モデルが複雑になってしまいますね。

 

さて、モデルを単純にするためのもう一つの前提として、この世に財はXとYの2種類しかないと仮定します。ある人が決まった額のお金を持っている時、XとYはどのように購入されるでしょうか。

 

ここで、X財の金額をPx、Y財の金額をPyとし、決まった額のお金、つまり予算上限をBとしましょう(Budget:予算の頭文字を取りました)。

X財をX単位分購入し、Y財をY単位分購入した時に必要な金額は、
Px・X+Py・Yとなります。ちなみにPx、PyとX、Yの間にある「・」は積、つまりかけ算をしているという意味です。

この金額が予算上限であるBを上回ってはいけないので、
Px・X+Py・Y≦Bが成り立ちます。

 

先程、この人は予算を余らせて貯金するということは考えない、つまり手元にあるお金を予算限度額まで使うという前提を置きましたので、

Px・X+Py・Y=B(①)が成り立ちます。

 

ではこの式をグラフに表すとどうなるでしょうか?

 

X軸、Y軸の二次元のグラフで表現する場合、一次関数であれば、Y=a・X+bの形で表現できます(きゃっしいさんの過去記事を参照して下さい)。

 

そこで、①の式をY=a・X+bという形に直すと、
Y=-Px/Py・X+B/Py(②)となります。

これは傾き(Xの係数)がマイナスなので、右肩下がりの下記のような形のグラフになりますね。

この時、それぞれX軸、Y軸の切片はどうなりますでしょうか(ちなみに切片とは、グラフとX・Y座標軸の交点のことを指します)。

まずX軸の切片を見てみましょう。

X軸の切片は、Y=0の時ですから、②のYに0を代入すると、
0=-Px/Py・X+B/Pyですから、Px/Py・X=B/Pyとなり、両辺にPyをかけると、
Px・X=B、つまりX=B/Pxとなります。

予算上限であるBをX財の値段であるPxで割っているので、これは予算全部を使って購入できるX財の量を表しています。

 

次にY軸の切片を見てみましょう。

Y軸の切片は、X=0の時ですから、②のXに0を代入すると、
Y=-Px/Py・0+B/Pyですから、Y=B/Pyとなります。

予算上限であるBをY財の値段であるPyで割っているので、これは予算全部を使って購入できるY財の量を表しています。

 

ではグラフの傾きはどうでしょうか。

グラフの傾きは②の式(Y=-Px/Py・X+B/Py)におけるXの係数部分ですから、-Px/Pyですね。符号がマイナスなので、右肩下がり(Xが増えればYが減るという関係)であり、PxをPyで割っているので、Px(X財の価格)のPy(Y財の価格)に対する割合を意味しています前回の記事でも記載しましたが、「~に対する割合」という表現に出会った場合は、「~に対する」の直前に来ている言葉が必ず分母になります)。

さてこの予算制約線の式(Y=-Px/Py・X+B/Py)をもう一度見てみましょう。
登場するのは、以下の5つの要素です。

B:予算上限
X:X財の購入量
Px:X財の価格
Y:Y財の購入量
Py:Y財の価格

このうち、B、Px、Pyの3つの要素が変化すると、グラフの形状が変化します。
ちなみにB、Px、Pyが変化せず、XとYだけが変化する場合は、同じ予算上限のもとで、X財とY財の購入量の配分を変えるということですから、同一の予約制約線上を動くだけですので、グラフの形状は変わりませんね。

 

Bが変化した場合

Bが大きくなる、つまり所得・収入が増大して、使えるお金が増えた場合はどうなるでしょうか。

グラフの傾きを表す-Px/Pyは変化しませんね。

一方、X軸、Y軸の切片である、B/Px、B/Pyの分子が大きくなりますので、B/Px、B/Pyとも大きくなります。
グラフの傾きは変わらないままで、X軸およびY軸の切片が大きくなりますので、グラフは外側に平行移動します(下記グラフにおける上方の赤い線に移動します)。

 

Bが小さくなる、つまり所得・収入が減少して使えるお金が減った場合は、この逆のことが起こります。

つまり、X軸、Y軸の切片である、B/Px、B/Pyの分子が小さくなりますので、B/Px、B/Pyとも小さくなります。
グラフの傾きは変わらないままで、X軸およびY軸の切片が小さくなりますので、グラフは内側に平行移動します(下記グラフにおける下方の赤い線に移動します)。

 

PxまたはPyが変化した場合

X財の価格が上昇、つまりPxが大きくなった場合はどうなるでしょうか。
グラフの傾きを表す-Px/Pyの分子が大きくなりますので、-Px/Pyの絶対値は増加し、グラフの傾きは急になります。
Y軸の切片であるB/Pyは変化しませんが、X軸の切片であるB/Pxの分母が大きくなりますので、B/Pxは減少します。すると、下記グラフのように変化します。

では、X財の価格が下降、つまりPxが小さくなった場合はどうなるでしょうか。
グラフの傾きを表す-Px/Pyの分子が小さくなりますので、-Px/Pyの絶対値は減少し、グラフの傾きは緩やかになります。
Y軸の切片であるB/Pyは変化しませんが、X軸の切片であるB/Pxの分母が小さくなりますので、B/Pxは増加します。すると、下記グラフのように変化します。

次にY財の価格が上昇、つまりPyが大きくなった場合はどうなるでしょうか。
グラフの傾きを表す-Px/Pyの分母が大きくなりますので、-Px/Pyの絶対値は減少し、グラフの傾きは緩やかになります。
X軸の切片であるB/Pxは変化しませんが、Y軸の切片であるB/Pyの分母が大きくなりますので、B/Pyは減少します。すると、下記グラフのように変化します。

次にY財の価格が下降、つまりPyが小さくなった場合はどうなるでしょうか。
グラフの傾きを表す-Px/Pyの分母が小さくなりますので、-Px/Pyの絶対値は増加し、グラフの傾きは急になります。
X軸の切片であるB/Pxは変化しませんが、Y軸の切片であるB/Pyの分母が小さくなりますので、B/Pyは増加します。すると、下記グラフのように変化します。

それでは消費者にとって最適な消費行動はどのように決まるのでしょうか。

消費者は、限られた予算の中で、最大の効用を得られるように、モノ・サービスの購入を決定します。この点を最適消費点と言いますが、可視化するために、前回解説した無差別曲線と予算制約線のグラフを組み合わせてみましょう。

この時、無差別曲線と予算制約線の接点となる点Aが最適消費点となります。

例えば点Bでの効用を見てみましょう。点Bは点Aと同じ予算制約線上にありますが、点Aに近づくにしたがって、効用は高くなります。点Cでも同様に、点Aに近づくにしたがって、効用は高くなります。

つまり、同じ予算制約線上であれば、無差別曲線と交差する点ではなく、接する点が最適消費点となります。この時、予算制約線の傾きである-Px/Pyの絶対値と無差別曲線の傾きの絶対値であるMRS(Marginal Rate of Substitution:限界代替率)は一致します。

 

さてここまで見てきたところで、過去問を見てみましょう(前回同様、以下の過去問はすべて「一般社団法人中小企業診断協会」のホームページからの転載です)。

平成27年度の第14問です。

 

 

いかがでしょうか。

最適消費点は予算制約線と無差別曲線が接している、x1=20、x2=10のポイントとなります。ではそれぞれの選択肢を見ていきましょう。

ア:

現行の最適消費点よりも効用を高める余地が残されている、と記載されていますが、予算制約線と無差別曲線の接点以外の予算制約線上の点は最適消費点ではないので、間違いですね。

イ:

財X2の消費がゼロだとすると、予算制約線のx2に0を代入すると、x1は40となりますので、間違いですね。

ウ:

縦軸の切片は財X2の価格に応じて変化するため、これも間違いです。

エ:

無差別曲線上の組み合わせは効用はすべて一緒です。x1=20、x2=10とすると、効用関数U=x1・x2に代入すると200となりますので、これが正解ですね!

 

続いて平成28年度の第15問です。

 

いかがでしょうか。
こちらも簡単な問題ですね。解答はエですね!

それぞれの選択肢を見ていきましょう。
ア:

点Eと点Fでは、点Fの効用の方が低いので、間違いですね。

イ:

予算制約線AとBを比較するとBの方が財X1の価格が高いことを示していますので間違いですね。

ウ:

予算制約線Aの方が外側にあるため、実質所得は高いです。よって間違いですね。

エ:

これが正解です。予算制約線AとBとでは、傾きが変わっていますので、両財の相対価格が変化しています。予算制約線Bの方が傾きが急、つまり-Px/Pyの絶対値が大きくなっているので、Pxの価格が相対的に高くなっているか、Pyの価格が相対的に安くなっているかのどちらかです。

 

次回は個人の消費行動分析のラストとして、頻出論点の所得効果・代替効果について解説したいと思います。

 

以上、たかじんでした。
それではまた。

 

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はい!へんりーです。

これまでの記事はこちら

 

さて、法務(会社法)について取り上げた前回に続き、一体どんな「渾身!」をお届けできるか・・

考えがまとまらないうちにブログ投稿期限の前夜を迎えました。(いつもの通り・・)

 

そしてやっと閃いた・・

今回は、診断士1次試験の一番の曲者(くせもの)とも言える、

「企業経営理論」を取り上げることにします。

後述しますが、論点は【組織論】と【マーケティング】です。

 

春セミナーのフリートークや懇親会、その後のメールをくれた人からの質問においても、

「企業経営理論の点数が上がりません・・」

「企業経営理論にどれだけ時間をかけるべきですか・・?」

といった相談をいくつかいただきました。後述しますが、自分も昨年の勉強中に低空飛行をし続けた科目なので、苦戦している人が多いものと勝手に想像します。

 

というわけで、企業経営理論について次の3部構成でお送りします。

  1. あなたもまだまだ間に合います!(その証拠をお見せします)

  2. 深追い注意!科目の特徴と打開のヒント

  3. BCランクの過去問に出てくる用語チェック

 

ではさっそく。


1. あなたもまだまだ間に合います!その証拠をお見せします。

 

昨年の僕の足跡を公開しましょう・・・

<企業経営理論>

TAC完成答練  1回目(5月) 52点

       2回目(6月) 28点  (!?)

TAC公開模試          50点

2017年1次試験本番           70点

 

これが「証拠」です。

今の時期に、企業経営理論で悩んでいる受験生のみなさんに向けて、堂々と言わせていただきます。

「今からでも間に合います。」

 

昨年6月に28点取っていたやつが、今ここでブログを書いているのです。

 

28点を取ったその日、TAC横浜校だったか、たしかに難易度が高く、講師の先生は「56点くらいで合格点」と言っていた記憶があります。クラスには、

「俺40点ちょいだった・・・先生もうだめですー」

と嘆き、モチベーション低下を丸出しにしている受験生もいました。

 

そんな中で僕は、俄然点数が低いくせに、「まあ、見てろよ」と思っていました。(内心けっこう焦りつつ)

 

そんなわけで、読者の多くの人たちの方が、現時点でも、昨年の僕より進んでいると言えると思うのです。

あなたが諦めるのは、ぜんぜん早すぎます。諦めるなんて、まだ許されません!

 

本番を迎えるまで、いや本番を終える前、ぜったいに諦めないでください。

 

本当に、そこが分かれ目です。

 

さて、気合注入はこんなところにして、次は企業経営理論の中身について。

 


2. 深追い注意!科目の特徴と打開のヒント

 

春セミナーでも強調しましたが、1次試験の科目には、

「やった分だけ点数が伸びる科目」と、

「やってもなかなか伸びない科目」があります。

 

前者で有名なのが「財務」。合格者に聞くと、「経済」も同じという人が多いです。

どちらの科目も、学習途中で一旦は伸び悩みますが、一度「あるレベル」まで達すると安定した得点源になります。あるレベルとは、閾値(いきち)を超えること、たかじんの記事を参考にしてください。

 

そして後者の典型が「企業経営理論」です。

「なんだかやり始めは楽しい」けど「あるレベルから伸び悩む」そして「最後まで伸び悩む」・・ことで有名な科目です。

範囲が広く、設問や選択肢の文章が難解(国語の問題)、正解を一つに絞りにくい、といった特徴があります。やった分に比例して伸びていかないモヤモヤ科目。

 

そうとは知らずに、

過去問や問題集(スピ問)をただただやりこんでも点数が上がらないことに焦り・・

「細かな用語まで漏れなく知識をつけねば」「DEランクの問題も解けるようにならなくては」

などという、泥沼=大きな誤解!!にハマってしまう・・

という人も、実は少なくないのでは、と思っています。

 

このくせ者科目に対しては、とにかく深追いは禁物!効率よく取り組みましょう。

 

打開策のヒントは、大きく次の3点になるかと思います。

①【ターゲットを絞る】→マスターすべき範囲は間違いなくABCランク問題

②【問題慣れする】→基礎的知識に加えて、独特の文章に慣れる

③【解き方を工夫する】→解く順序や問題文への印付けなどの工夫で確率を上げる

 

①については、以下の記事を参考にしてください。

今年の道場春セミナーで大好評「1次試験の過去問は、ABC問題を最優先!DE問題は後回し!」を解説した、だいまつの記事です。

少し紹介しますと、9代目の誇る「540点超え」のだいまつ&きゃっしい、その2人ですらDEランク問題の正答率は「平均点」だった(ずば抜けていたのはABC問題だった!)というのが、データ分析の結果です。

結論は、高得点のために「DE」ランクの問題はやらなくていい!非効率過ぎる!というもの。

これは能力やベース知識にも左右されない、全科目に言える真理と言えます。どうか鵜呑みにしちゃってください!

 

それを踏まえた上で、最新の企業経営理論<分野別出題頻度>をまとめたchikaの記事を読めば、取り組むべき相手<ターゲット>を絞ることができます。

 

②について、過去問の研究の仕方は先代noriさんの投稿が参考になります。

誤答の選択肢に対する「ツッコミ力を鍛える」

とってもユニークですが、これもまさしく鶏ガラ法ですね。

単に答え合わせして、また解いてを繰り返すより、定着させることができると思います。

 

③についても、歴代の道場メンバーが様々な取り組みの工夫を披露してくれています。自分に合うのがあれば「パクってカスタマイズ」してください。

「マーケティングから解く/国語の問題対応」などを紹介しているハカセさんの記事

「問題文への書き込み」を紹介した碧さんの記事

 

ここで、僕へんりーの本番試験問題<企業経営理論>への書き込みも紹介します。

Henry_Kakikomi

・見直し優先度を示す☆マーク

・「不適切なものを」選ばせる問題の凡ミス対策

あたりを工夫しています。ご参考までに。

 


そして最後に、

3. BCランクの過去問に出てくる用語チェック(その①)

 

毎年、少なからず新しい用語がいくつか登場するのもこの科目の特徴の一つだと言えますが、

それでも高得点者は、基礎的知識を確実に身に着け、ABCランク問題を確実に得点しています。

 

今回は、知識の定着具合をチェックする狙いで、BCランク問題で出てくる用語」をピックアップし解説してみたいと思います。

論点は、勝負のCランク問題が出やすい【組織論】と、Bランク問題が頻出する【マーケティング】です。

頻出とは限りませんが、TACリサーチデータでBまたはCランク、そして過去問題集で [重要] マークが付いている用語を選びました。

 

まず、H28年度からは第14問。Cランクです。

 

ピックアップする用語は:「グレシャムの法則」

 

 

・・・・

どんな法則か、パッと思い浮かぶでしょうか?

「グレシャムの法則」

→もとの「グラシャムの法則」は、「悪貨は良貨を駆逐する」(質の悪い貨幣(悪貨)を造り流通させたところ、みなが良貨を家にしまい込み、悪貨ばかりが出回った)という、金本位制の法則です。

それを、米国学者であるハーバード・サイモンが、「ルーティンは創造性を破壊する」と言い換え、「計画のグラシャムの法則」(今目の前のルーティン業務に忙しくしていると、将来に向けた革新的・戦略的な計画などを後回しにしてしまう)として提唱しました。

診断士で出てくるのは後者。これは覚えるしかありませんが、グラシャムさんが「創造性を後回しにしちゃいかん」と怒っている姿でもイメージしてみてはいかがでしょうか。

勝手におじいちゃん。

 

どんどん行きます。

H27年度からは第33問。Bランクです。

ピックアップする用語は次の2つ:

 

「コーズリレーテッド・マーケティング」

「パブリックリレーションズ」

 

 

・・・・

「コーズリレーテッド・マーケティング」

→多年度生の方はご存知、H24年度の2次試験でも登場しました。英語ではcause-related marketingです。

Causeは「理由」「原因」ここでは「動機」の意味が近いです。と言われてもピンとこないかもしれませんが、英語で「なぜなら」をいうときのbecauseの一部”cause”だと思えばいかがでしょうか?

洋楽の歌詞ではよく、becauseを略して、Causeあるいはもっと短くCuzなんて言うときもあります。
僕の世代からすると、エアロスミスの歌う「ミス・ア・シング」 (I Don’t Want to Miss a Thing)のサビで使われる’Causeが頭に浮かび・・・はい、脱線しました。

Relatedは「関係」、これは和製英語にもなっているリレーションシップRelationshipと結び付けられたらよろしいかと思います。

つまるところ、動機を関係づけるマーケティング、具体的には、寄付つき商品の販売など、「社会貢献」と「事業収益」を結び付けたマーケティングのことです。

 

「パブリックリレーションズ」

→なにやら英語シリーズですが、この用語もパブリック・リレーションズと2語にわけるべきでしょう。
Publicは「公の、公共の、国民の」の意。人気アーティストのコンサートや、ワールドカップ(間もなくロシアW杯♪)の試合をみんなで一緒に見る、パブリック・ビューイングは聞いたことがあるかもしれません。ここでは「みんな」というイメージで適しています。
つまり、企業が自らと関連する「みんな」=お客・ユーザー、従業員、株主、周辺住民、国などと、「関係」Relationの構築をはかっていくことを意味します。

 

H26年からは第30問。設問2はCランク、設問3はBランク。

この問題からのピックアップ用語は次の2つ:

「フルネスト(full nest)段階」

「ライフコース・アプローチ」

 

・・・・

イメージ湧きますか?

まったく湧かないと、正答率はかなり低くなってしまいます。

 

「フルネスト(full nest)段階」

→正直これは、しばらく出ないと思います。笑 一応、解説すると、英語のNestは「巣」のこと。家族の話なので、この「巣」さえわかれば、イメージができますね。巣(Nest)がいっぱい(Full)、つまり家族が一番多い時期(子どもが生まれてから自立するまで)を指します。以下の絵をイメージしちゃってください。


「ライフコース・アプローチ」

→消費行動の分析単位に関する問題ですが、用語がなかなか紛らわしいです。

先に対比として「ライフスタイル」なら、イメージが付きやすいでしょう。「あの人のライフスタイルは・・」のように日常でも耳にすることがあるはず。簡単に調べてみると「消費者が、所与の社会的、文化的、経済的条件のもとで示す生活の様態」といった説明がされています。つまり「生活」にポイントが置かれています。

 

これに対し「ライフコース」とは何か。身近な「コース」を思い出すのも手ではないでしょうか?
予備校で「〇〇コース」があります。「~氏はエリートコースで」なんて言いますよね。和製英語になっていますが、「course:道筋、進路」です。人生のどんな道筋を進んでいくか、人生にたくさん訪れる岐路でどちらを選択するか、そういうイメージです。

「ライフスタイル」が日常であるならば、「ライフコース」はもっと大局的なイメージですね。用語の意味の暗記というよりも、こういったイメージを持っていれば、問題を解ける率が上がると思います。

 

といったところで、今日はここまでとします!

上記を読んだだけでは、確実な知識の定着は期待できないと思いますが、「これは覚えていなかった」という「抜け」を見つけるきっかけになれば幸いです。

繰り返しますが、「アウトプット(問題を解く)→インプット(暗記カードやまとめ作成)」が基本ですので、今回の記事はサプリメント的にご利用ください!

それではまた次回。

アナタも、やれるはず。
もうちょいあがいてみませんか?

以上、へんりーでした!

 

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

さて、今回も【渾身!論点シリーズ】

 

今回は、昨年、現行の試験制度になった平成18年以降で、最低の平均点だった「運営管理」です

 

運営管理は、どちらかと言うと、店舗管理のほうがイメージしやすいし、難易度的にも点が取りやすいですね。生産管理はイメージしづらく、難易度も高いので、嫌いな人も出やすい分野だと思います。

 

ただ、生産管理は2次試験にも出題されますし、出題もパターン化しているので、努力を積み重ねると、点につながりやすい科目ではないでしょうか。

 

生産管理のイメージがしづらい人は、世界的ベストセラーの「ザ・ゴール」をおススメします。物語ベースで、工場の業務改善プロセスを学ぶことができます。

 

と、いうことで今回は、出題が例年一定数あり、比較的点が取りやすい「生産管理の基礎」「生産形態」を攻めてみたいと思います。

 

■本記事の狙い■
運営管理の「生産管理の基礎」「生産形態」について、重要なポイントを理解する。

 

【1】生産管理の基礎、生産形態の過去問

早速ですが、該当するカテゴリの過去問にチャレンジ!

 

受験者の80%以上が正解するAランクと、40%~60%が正解するCランク問題の2問です。まずは、自分の実力を確認してみてください。※解答はブログの最後に。

 

●28年第2問 これは絶対当てたいAランク
生産形態に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

ア:少品種多量生産では、加工・組立の工数を少なくする製品設計が有用である。

イ:少品種多量生産では、工程の自動化が容易で、品種の変化に対するフレキシビリティが高い。

ウ:多品種少量生産では、進捗管理が難しく、生産統制を適切に行わないと納期遵守率が低下する。

エ:多品種少量生産では、汎用設備の活用や多能工化が有用である。

 

●29年第15問 合否の分かれ目!Cランク
次の4つの手法で分析した結果から改善案を検討する際に、「ECRS の原則」が利用できる手法の数として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

<分析手法>
①ABC分析
②連合作業分析
③事務工程分析
④流動数分析

ア:1
イ:2
ウ:3
エ:4

 

【2】生産管理の難易度

昨年、運営管理は、平成18年以降で最も難しく、TACデータリサーチによると、昨年は7科目で最も平均点の低い科目になりました。

 

理由としては、問題の難易度が上がっているのに加え、

①問題数が45問と多く、
→対策:問題処理のスピードが大事。そのために、知識と公式の暗記。

 

②計算問題など処理負担のある問題が増え、
→対策:公式を暗記し、処理スピードアップをするアウトプット練習。

 

③特に29年は、店舗管理の難化のため。
→対策:とは言え、大事なのは基本論点の強化。また、答練や模試等で予想問題は押さえておく。

 

運営管理の年度別難易度分析がこちら。

表のとおり、例年、生産管理のほうが難しく、店舗管理のほうが易しいです。

 

これは伝統的な特徴なので、自分の解く手順は下記の通りでした。
①店舗管理 ⇒ ②生産管理

 

簡単な問題から取り組んで、高難度や処理負担の大きい問題は後回しです。

 

店舗管理の計算問題は公式さえ覚えていれば手間は小さいですが、生産管理の生産計画・生産統制の問題は、図や計算に手間がかかることが多いため、自分は後回ししていました。

 

処理負担の大きい問題は、公式を覚えていれば、手間さえかけるだけで、難易度は低い問題が多いです。時間に余裕がないと慌ててしまってドボンですが、時間を確保できていれば、点が取れる問題です。

 

【3】試験案内から見る出題範囲

試験案内は、試験範囲に関する貴重なメッセージが書かれています。
※生産管理の試験範囲は、試験案内の16ページ。

 

1.生産管理
(1)生産管理概論 ←今日は、ココ!
生産管理の基礎(生産管理の基本機能、管理目標(PQCDSME:生産性、品質、コスト・経済性、納期・生産量、安全性、モラール、環境))

 

生産形態と情報システム(生産形態(見込生産、受注生産、多種少量生産、少種多量生産、個別生産、ロット生産、連続生産等)、情報システム

 

(2)生産のプランニング

工場立地とレイアウト、工場レイアウト、製品開発・製品設計などなど。

 

(3)生産のオペレーション

品質管理、物の流れの管理、人の動きの管理、などなど。

 

試験範囲を比較すると、生産管理は論点が多く、店舗管理は論点が比較的少ないことが分ります。このことからも、店舗管理のほうが試験対策しやすいと言えます。

 

【4】生産管理の基礎

「生産管理の基礎」で押さえる点は、
【生産管理の基本用語】です。

【引用元:きゃっしいまとめシート】

 

①PQCDSME
生産管理で考慮すべき基本的な観点
QはQuality(品質)、CはCost(コスト)、DはDelivery(数量/納期)
PはProductivity(生産性)つまり、産出量(Output)÷投入量(Input)
SはSafety(安全性)、MはMorale(意欲)、EはEnvironment またはEcology(環境)

 

②生産の4M+(I)
生産管理4つの構成要素
Material(原料/部品)
Machine(機械設備)
Man(作業者)
Method(作業方法)
4MにInformation(情報)を加え、4M+Iという場合もある。

 

③3S
生産合理化の基本原則
Simplification(単純化)
Standardization(標準化)
Specialization(専門化)

 

④5S
職場管理の視点。
整理、整頓、清潔、清掃、躾

 

⑤ECRSの原則
改善の検討順番
Eliminate(なくせないか?)
Combine(一緒にできないか?)
Rearrange(順番を変えられないか?)、
Simplify(簡単にできないか?)
覚え方は、ないじゅか。

 

⑥安全衛生管理の指標
数率(時間の比率:災害の頻度)
死傷者数÷述べ実労働時間数×100 万

度率(時間の比率:災害の強さ)
強度率=延べ労働損失日数÷述べ実労働時間数×1,000

年千率(人数の比率:災害の頻度)
年千人率=年間死傷者数÷平均労働者数×1,000

 

⑦リードタイム
発注から納入まで、もしくは素材が準備されてから完成品になるまでの時間のこと。

 

⑧生産リードタイム
生産着手から生産完了までの期間のこと。

 

⑨直行率
直行率とは、製品不良などで手戻りすることなく出荷された製品の割合
直行率(%)=手戻りがなかった製品÷出荷された製品

 

⑩稼働率
稼働率とは、人または機械が稼働していた時間の割合
稼働率(%)=有効稼働時間÷人の就業時間or 機械の利用可能時間

 

ひとまず主要10項目をピックアップしましたが、これ以外にも用語はありますので、テキストなどで復習してみて下さい。
生産管理の問題を解くうえで基礎になる論点です。

 

【5】生産形態

「生産形態」で押さえる点は、
【生産形態の特徴】です。

【引用元:きゃっしいまとめシート】

 

①受注生産
〇課題
・コスト、納期見積もり精度の向上
・生産リードタイムの短縮
・受注の平準化

〇対応策
・生産計画の作成頻度を上げる
・生産計画の対象範囲を広げる
・生産統制を徹底させる

 

②見込生産
〇課題
・需要予測の精度向上
・適正在庫量の維持
・柔軟な生産体制の確立

〇対応策
・需要予測に基づくロットサイズの見直し
・デカプリングポイントの設定

 

③多種少量生産
〇問題点
・モノの動きが錯綜しやすい
・受注変動により、生産設備の能力の過不足が発生
・設備の能力設計や製造予定が立てにくい

〇対応策
・部品の共通化・標準化、グループテクノロジーの適⽤
・生産方式の改善、変更
・柔軟な生産統制

 

④少種多量生産
〇特徴
・規模の経済、経験曲線効果
・単能工による作業が可能(専門工でも可)
・仕掛品が少ない
・作業が単調

〇対応策
・部品の共通化・標準化、グループテクノロジーの適用⽤
・生産方式の改善、変更
・柔軟な生産統制

 

⑤個別生産
個々の注文に応じてその都度生産

 

⑥ロット生産
〇ポイント
段取替時間をいかに短くするか→生産性改善に寄与

〇対応策
・作業の標準化
・作業員の教育
・内段取の外段取化
・内段取の停止時間短縮

 

⑦連続生産
同一製品を一定期間続けて生産

 

以上、【渾身!論点シリーズ】「生産管理の基礎」「生産形態」でした。

 

今年の運営管理は易化したら荒稼ぎ、引き続き難化しても60点以上目指して、基本のABランクをまずは5月にマスターしましょう!

 

☆過去問の解答☆

28年第2問 正解イ
29年第15問 正解イ(②と③が利用可)

 

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バテてる人のイメージ

 

 

皆さんおはようございます、

ヒロちゃんです。

 

今週はまだ5月だというのに全国的にとっても暑かったですね💦

 

沢山食べて、沢山寝て、体調管理をしっかりして過ごしてくださいね!

 

本日は1次試験の科目、情報システムについてです。

 

 

先日ニュースで、こんな記事が載っていました、

安倍首相は17日の未来投資会議(議長・首相)で、プログラミングなどに関する「情報科目」を国語や英語と並ぶ基礎的科目として大学入試に追加する方針を表明した

人材不足が指摘される情報技術(IT)分野で優れた人材を育てるのが狙い。政府は大学入試センター試験に代わり21年に始まる「大学入学共通テスト」で、25年1月から情報科目を導入することを想定している。

首相は会議で、AI(人工知能)や情報処理に関して、「これからの時代の『読み・書き・そろばん』(にあたる基礎的な技能)だ。文系、理系を問わず理数の学習を促していく」と述べ、林文部科学相に改革案の検討を指示した。

高校では22年4月から次期学習指導要領が実施され、基礎的なプログラミングを含む「情報I」が必修科目となる。政府は、これを履修した生徒が受験する25年1月の大学入学共通テストから情報科目を追加するスケジュールを描いている。

引用元:読売新聞5/17(木) 22:20配信記事

 

 

 

 

……うーむ、どうやら世の中ITに乗り遅れるとヤバい感じですね……

 

 

 

 

 

 

……さて、気を取り直して…

 

 

 

本日はそんな情報システムの中からSEOについてお話したいと思います。

昨年H29年の本試験でも出た、いわゆるAランク論点ですので、

確実に周辺知識も絡めて覚えておきたいところですね!

 

 

早速ですが、昨年の過去問にトライしてみましょう!!

 

平成 29 年度 第1次試験問題 経営情報システム 第7問情シスH29過去問SEOイメージ

 

 

 

 

 

 

 

 

……いかがでしょうか?

楽勝でした?  それともムムッ💦でした?

 

 

 

 

 

 

 

 

正解は「イ」となりますね。

 

 

問題としては消去法でいけばまずイケるであろう問題だと思います。

実際本試験でも、正答率9割くらいはいったのではないでしょうか。

 

しかし、SEOの仕組みについて説明しろと言われたら意外に戸惑う人も多いのではないでしょうか?

私も含め皆さんもほぼ毎日利用している検索エンジン、その仕組みについて知っておいても損はしませんよね。

 

 

 


SEOとは

SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」になります。

皆さんは毎日のようにグーグルやヤフーの検索エンジンで、知りたいことを検索していると思いますが、

その検索結果でウェブサイトが上位に表示されるように、

ウェブサイトを検索エンジンに対して最適化させる取り組みのことを「SEO対策といいます。

 

SEO対策とは広告とは全く異なる取組みです。

もし、お金を払えば検索結果の上位に表示されるようなことがあるとしたら、誰もそのような検索エンジンを信用することはないでしょう。

従って検索エンジンは、検索ユーザーにとって有益なウェブサイトを高く評価するというルールに則っています。

日本の検索エンジンシェアはグーグルとヤフーでほぼ大半を占めていますが、ヤフーは実はグーグル検索エンジンの仕組みを使っています。

つまり、グーグル検索エンジンを最適化することが検索順位上位に表示されるためには必要です。

 

検索結果の例

検索結果のイメージ

 

 

 

 

では、検索ユーザーにとって有益なウェブサイトとはいったいどんなものなのでしょうか?

グーグルのウェブサイトに対する評価アルゴリズム(手順)は200を超えると言われていますが、最重要評価項目はこれです。

 

 

 

良質なコンテンツ(記事など)豊富分かり易く掲載していること。

 

 

これに尽きます。

 

 

ひと昔前はテクニックに走った、不必要にキーワードを大量に盛り込んだウェブサイトや、不適切に外部リンク数を増やすなどのいわゆる「ブラックハットSEO」でも、ある程度検索順位上位に表示することは可能な場合もありました。

 

しかし、

現在ではそのような本質から外れた対策はグーグルからペナルティを与えられてしまい、最悪検索圏外になってしまいます。

グーグルが推奨する検索ユーザーにとって有益なウェブサイトをつくる取組みを通じて検索エンジン最適化を図ることを「ホワイトハットSEO」といいます。

 

ウェブサイト上に掲載しているコンテンツが良質かどうか、はたまたウェブサイトの構造(ページ同士の関連性など)が適当であるかどうかを、グーグル検索エンジンでは「クローラ」というプログラムがウェブサイト情報を入手することで判断します。

※クローラは別名スパイダー、ボット、ロボットとも言いますが、一般的にはクローラが主流な呼び方です。

 

 

SEOと似ている用語でSEM(Search Engine Marketingの略、日本語だと検索エンジンマーケティング)なるものがあります。

これは検索エンジンに関わるマーケティングということで、SEOだけでなく、検索した際に検索ワードに紐づいて関連広告を流す「検索連動型広告(別名リスティング広告)」など広告も概念として含まれていきます。

つまり、ざっくり言うと

SEM=SEO+ウェブ広告

みたいな関係性になります。

 

 

 


いかがでしょうか?

SEOについて少しわかっていただけたでしょうか?

 

 

 

このSEO 対策、効果的な取り組み方はいたってシンプル。

 

 

良質なコンテンツを継続してコツコツ増やしていくことこそが、王道となります。

 

 

 

うんうん、何かに似ているますね。

 

 

 

 

そうか!

 

 

 

 

診断士試験と似ていますね!(無理やり感満載)

 

 

効果(合格)を出すには日々コツコツと良質なコンテンツ(自分に合った正しい学習方)を積み重ねていくしかないんですね。

そして2次筆記でも言えることですね。

キーワードをモリモリ盛り込んだり、論理構成が不十分だったりする解答は、作問者や採点者が求める解答(コンテンツ)ではありませんよね。

万が一、小手先のテクニックで合格出来たとしてもそこにどんな価値があるというのでしょうか?

 

皆さんには本質を捉えた対策を、是非ともしていただきたいとなと切に願います。

それこそが、合格確度を高める秘訣のように感じます。

 

 

 

1次試験までのこり78日、

2次筆記試験まで残り156日です。

そろそろ疲れてモチベーションも下がり気味かもしれません。

 

そんな気持ちになっている方がいらしたら、

今一度ご自身が診断士合格を目指す目的

自分検索エンジンで検索してみてはいかがでしょうか?

 

 

ある人は

診断士 自己啓発 検索結果のイメージ

 

ある人は

診断士 独立の検索結果イメージ

 

ある人は

診断士 転職 検索結果のイメージ

 

ある人は

診断士 副業 検索結果のイメージ

 

 

 

などなど…

 

 

 

 

そしてそれら検索ワードから導きだされた検索結果を、しっかりイメージしてください。

 

 

 

どんなストーリーやコンテンツがあなたを待っているのでしょうか?

 

 

 

 

考えるだけでワクワクしますね。

 

 

 

 

イメージが出来なければ、現実化は困難です。

 

 

ビジネス書の名著「7つの習慣」の中で、著者コヴィー博士は、

すべてのものは、まず頭の中でイメージで生まれ、現実でまた生まれると言っています。

 

 

試験に合格するイメージや合格後の世界のイメージを徹底的にしてください。

 

 

 

大丈夫です、

あなたなら必ずやり遂げられます!

 

 

 

 

本日は以上です‼

 

 

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おはようございます。zenzenです。
「渾身!論点シリーズ」と銘打った各メンバーの力のこもった記事に圧倒されていますが、非力ながら私もこのシリーズに参加させていただきます。敢えて苦手な経営法務を選んでみましたが、詳しく解説すると言うよりも苦手な方向けに最低限どこまでやるか、という視点でお送りします。

経営法務については既に9代目でもいくつか記事が出ていますね。
よこよこのこの記事やへんりーのこの記事とか。
昨日のきゃずのこの記事でも法務関連の記事が紹介されています。
経営法務の王道と言えばやはり会社法と知的財産権。
優先順位としてはそちらを上にするべきですが、今回は不正競争防止法。出題頻度がそれなりに高いと考えたからです。

直近7年の出題実績はこの通り。
H29・・・第13問で出題。正答率ランクはE
H28・・・第11問、第12問で出題。正答率ランクはそれぞれDとA
H27・・・第9問で出題。正答率ランクはD
H26・・・第6問で出題。正答率ランクはC
H25・・・出題なし。
H24・・・第10問で出題。正答率ランク手元にありません。スイマセン。
H23・・・第10問、第14問で出題。正答率ランク手元にありません。スイマセン。

(※正答率ランク・・・だいまつのこの記事で紹介されていますが、TACデータリサーチでの正答率による分類を指します。Aが簡単、Eが難しい)

H25年以外毎年出ていますが、正答率低めです。基本的な内容だけは抑えておいた方が良さそう、というところでしょうか。
個人的にはポケットブックの内容で十分だと思います。
どの程度かと言うと、こんな感じ。

不正競争防止法の対象となる商品等表示
1. 氏名
2. 商号
3. 商標
4. 標章
5. 商品の容器もしくは包装
6. その他の商品または営業を表示するもの

6つ丸暗記しなくても、「商品または営業を表示するもの」が対象とだけ考えると良いかも知れません。

そして不正競争防止法の類型として9種類。

1. 周知表示混同惹起行為

2. 著名表示冒用行為
フリーライド(ただ乗り)
・ダイリューション(希釈化)
・ポリューション(汚染)

3. 商品形態模倣行為(デッドコピー)
発売から3年までは保護対象

4. 営業秘密(トレードシークレット)に係る不正行為
秘密管理性・有用性・非公知性

5. デジタルコンテンツ技術的制限手段の無効化行為

6. ドメイン名不正登録行為

7. 商品や役務の品質・内容などの誤認惹起行為

8. 信用毀損行為

9. 代理人等の商標冒用行為

これも問題になりやすいのは1から4ぐらいでしょうか。

項目だけを並べましたが、(内容の解説をするとめちゃ長い)詳細はテキスト等で確認して下さい。
分からないところをポケットブックに書き込んで繰り返すことで定着率は上がるはずです。

では、難易度別に過去問を確認してみましょう。

まずはAランク問題(正答率80%以上)から。

H28年第12問
以下の文章は、不正競争防止法上の営業秘密に関するものである。文中の空欄A~Cに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

不正競争防止法上の「営業秘密」に該当するためには、「秘密管理性」「A」および「B」の3つの要件を満たすことが必要である。
この秘密管理性があるというためには、その情報に合法的かつ現実に接触することができる従業員等からみて、その情報が会社にとって秘密としたい情報であることが分かる程度に、アクセス制限やマル秘表示といった秘密管理措置がなされていることが必要である。
また、「A」の要件は、脱税情報や有害物質の垂れ流し情報などの公序良俗に反する内容の措置を、法律上の保護の範囲から除外することに主眼を置いた要件であり、それ以外の情報であれば「A」が認められることが多い。現実に利用されていなくてもよく、失敗した実験データというようなネガティブ・インフォメーションにも「A」が認められ得る。
さらに、「B」があるというためには、合理的な努力の範囲内で入手可能な刊行物には記載されていないなど、保有者の管理下以外では一般に入手できないことが必要である。なお、例えば「C」目的で、詐欺行為又は管理侵害行為によって、営業秘密を不正に取得する行為等は営業秘密侵害罪を構成しうる。

ア A:適法性  B:新規性  C:営利
イ A:適法性  B:非公知性 C:営利
ウ A:有用性  B:新規性  C:図利加害
エ A:有用性  B:非公知性 C:図利加害

営業秘密の要件である「秘密管理性」「非公知性」「有用性」が頭に残っていれば瞬殺ですね。頭に残っていなくても文章を追えば正解を選べそうです。
聞きなれない言葉は「図利加害」だと思いますが、そんなことは気にせずとも選択肢AとBだけで正解は導けます。Aが有用性、Bが非公知性なので正解はエとなります。
楽勝でしたか?

そしてCランク問題(正答率40%以上60%未満)を。

H26年第6問
不正競争防止法の商品等表示に含まれないものはどれか。

ア 学校法人の名称
イ 化粧品について、「尿素」「ヒアルロン酸」等の成分表示
ウ 商品の包装
エ 俳優の芸名

「商品等表示」とは「商品または営業を表示するもの」で、それを見れば何処の誰が関わっているのか識別できるものということですね。「他の商品や営業と識別出来るかどうか」だけ考えれば良いかと。
「尿素」「ヒアルロン酸」と化粧品に成分表示されていても、誰が製造販売しているのかは分かりません。よって、含まれないのはイとなります。

凄く難しいという印象では無いですが、この問題はCランクですから、約半数の方は間違えていることになります。私らしく、「自分ならどう間違えるだろうか」を考えてみました。(的外れだと思われた方、ご容赦ください)
ア 学校法人は商売をしている訳じゃないから、そもそも商品等表示にあてはまらないと考えてしまう。
→学校法人と言えども広く経済主体として事業を行っていますから、商品等表示に当てはまります。
ウ 「商品の包装だけでは分からない」と考えてしまう。
→あまり良い例ではないかも知れませんが、例えば百貨店の包装紙で識別していることはあるのでは。
エ 「氏名」が商品等表示に含まれることを知っていても、「芸名」は「氏名」に含まれないと考えてしまう。
→芸名が表示されていれば誰であるかは識別できますね。

この問題、過去問の解説を見ると実際の判例(青山学院事件・うるおいウォーター事件・高知東急事件)が紹介されているのですが、別にそれを知らなくても「商品等表示」の意味さえ理解しておけば何とかなりそうです。繰り返しますが商品等表示は「識別できるかどうか」がポイントです。

ここまではポケットブックの内容で解ける問題ですね。
(というよりポケットブックがABCランクの問題をベースに掲載内容を決めている可能性がありますが。)

では、D問題(正解率20%以上40%未満)になるとどうなるか?

H28年第11問
不正競争防止法(以下、法という)に規定する商品等表示に関する記述として、最も適切なものはどれか。なお、各選択肢中の「周知表示混同惹起行為」とは法第2条第1項第1号に規定する行為をいい、「著名表示冒用行為」とは同第2号に掲げる行為をいう。

ア 高級車ブランドとして知られるA社の著名な自動車に関する商品表示を、Aと無関係の者であるBがサングラスに付して販売している。この場合、Bの行為は、著名表示冒用行為となると考えられるが、周知表示混同惹起行為となることはない。

イ 製菓メーカーC社のポテトチップスの表示甲が普通名称化し、取引者・需要者間で普通名称として用いられるようになった場合、この普通名称化の前に既に表示甲がポテトチップスを表示するものとして著名であるときは、当該表示を普通に用いられる方法で使用する行為は、著名表示冒用行為となる。

ウ ピザの宅配業者であるDの営業表示乙は、現在ある地域で周知である。表示乙が周知化する前から、Dと同一地域でピザの宅配業者Eが表示乙と類似の表示である丙を使用しているという事実がある。この場合、Dは、Eによる丙の使用に不正な目的がある場合でも、Eによる丙の使用を差し止めることができない。

エ ヨーロッパの世界的アパレル・ブランドである企業の著名な商品表示を、スナックGがわが国の地方都市の郊外において商号として一店舗のみの看板などに用いている。この場合、FG間に競争関係はないものの、周知表示混同惹起行為となることがある。

やはり難易度が上がった感がありますね。
苦手なりに少しだけ説明してみます。
因みに正解はエです。

ア 周知表示混同惹起行為と著名表示冒用行為の関係を理解しているかどうかが問題。
著名表示冒用行為が成立するより周知表示混同惹起行為が成立する方がハードルが低いというイメージがあれば回答から外せるかも知れません。

イ 普通名称化という概念を理解しているかどうかが問題。
「識別」という言葉を何度も使っていますが、普通名称化とは識別機能を失うということなので、商品等表示ではなくなります。よって不正競争防止法の対象から外れます。

ウ これは知識がなくても外せそうです。一般的な感覚として、不正な目的があったら差し止めできないと困りますね。何のための不正競争防止法かと。

エ これが正解ですが、個人的には少し違和感がありました。例えば田舎にスナック「グッチ」があったとして、関係あると思う人いるのかな・・?という感覚が強かったのですね。
周知表示混同惹起行為は混同のおそれも含む、ということからこの選択肢を選べるかどうか。私には少し難しいですね。
これも「スナックシャネル事件」という結構有名な判例があるようです。(私は知りませんでしたが)この判例を知っている方なら迷わず正解を選べたのかも知れません。

ランク別に3問並べてみましたが、いかがでしょうか。
余裕ですか?そうでもないですか?
経営法務が得意な方、余裕のある方は掘り下げると得点源に出来ると思いますが、そうでない方でもポケットブック程度の知識でそれなりに戦えるはずです。
会社法・知財の王道論点はきっちりカバーしつつ、やや傍流ですが頻出のこの論点も最低限押さえておくことが出来れば、そう悪い結果にはならないと思いますよ。

1次試験まで残り80日を切りましたが、焦らず重要論点を一つづつ積み上げれば、手が届くところまで辿り着けます。辿り着きましょう。

 

以上、zenzenでした。

参考
<最速合格のための要点整理ポケットブック 第1次試験2日目>
TAC株式会社編著

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こんにちは、きゃずです。

1次試験まであと80日を切りました。GWも明け、予備校の方は完成答練真っ盛りではないでしょうか。

みなさん、勉強させてもらえる環境に感謝しつつ、ここからはエンジン全開でガンガン突っ走ってください!!

というわけで今日はいきなり本題に行きます。

 

9代目メンバーからの熱い個別論点記事が続々と生み出されている中、道場ブログの9代目IT担当として、私はちょっと違う切り口で攻めたいと思います。

 

■道場で最もよく読まれている「1次試験対策記事」トップ10

道場ブログの1次試験対策記事のうち、統計情報から抽出した「表示数」の上位トップ10(+番外編)をご紹介します!

きゃっしいも述べている通り、道場ブログの強みはなんといっても熱い執筆陣と先代がこれまで築き上げてきた膨大な過去記事にあります。

今回の特集は先代の過去記事(強み)×読者の方々の興味関心(機会)から導き出されたある意味決定版ともいえますので、あなたにとってピンとくるものをぜひ読んでみてください。そして、気づきや疑問があったとき、資料をダウンロードされたときは、ぜひ一言コメントを寄せて頂いたり、学習仲間がいたら本ブログを紹介頂けると幸いです!

記事によっては、欄外のコメント欄によって議論が深まっているものもありますが、1次試験突破という観点であれば、だいまつの唱えるように難易度DE論点の深追いは不要1次試験分析結果から見えた!~DE問題はやっぱり後回し!~)です。その点だけ念頭に入れて、では進んでいきましょう。

 


 

■第1位:きちんと理解するマンデル=フレミングその1(経済学・経済政策)(初代アックルさん)

経済で頻出のマンデル=フレミング。ISとLMの関係について噛み砕いて説明した本記事が、道場ブログの1次試験対策記事トップでした(表示回数30,000オーバー!)。経済学は先日たかじんが書いていましたが、「複雑な事象から本質(エッセンス)を抜き出す」学問でもあります。診断士としては基本のモデル・概念さえわかればよいので、木を見て森を見ずにならないように、ABC論点に集中していきましょう!

 

■第2位:学校では(多分)教えてくれない公式2 「営業レバレッジと安全余裕率」(財務・会計)(初代アックルさん)

営業レバレッジ(倍) =限界利益/営業利益ですが、この理解もなかなか苦しむところですよね。財務・会計はまずは公式マル暗記でもよいです繰り返し手を動かしているうちに、理解は後からついてきます

 

■第3位:運営管理で高得点するポイント:その②GMROI・基準在庫高で差をつける!(運営管理)(初代ハカセさん)

GMROIの公式は1パターンだけ覚えればOK、ただしGMROIや交差比率を引き上げる方策は「理屈で」覚えておいた方がいい。どんなとき GMORI を使って、どんなとき 交差比率を使うかも知っておこう。そんな良記事です。

 

■第4位:歌って覚えるキャッシュフロー計算書(財務・会計)(7代目noriさん)

騙されたと思って、メロディーに乗せて歌ってみてください。5感を巻き込むとけっこう記憶に残るんですよ。僕はこういった歌を覚えるとき、外に出て空気のにおいを感じつつ、何かを口に入れ、歌いながら、歩いてました。パッと見はヘンな人ですが、効果はありますw。受験生時代のzenzenもコメント欄でお世話になっていたようです。

 

■第5位:串刺し暗記術:経営法務編(経営法務)(初代ハカセさん)

先日のへんりーの投稿にもありましたが、法務はとにかく「まとめ表の活用」と「横串を刺すこの2点です。この考えを初代ハカセさんも力説しておられます。※法改正の影響等により、最新情報は毎年確認が必要になるのでご注意ください。

 

■第6位:【渾身】確実な合格方法と中小企業政策(中小)(7代目こばさん)

中小企業政策を「まとめ表」にして「横串を刺した」渾身作がダウンロードできます。政策は法改正等による変更もあるので最新内容は要確認ですが、まとめ方のエッセンスとして非常に参考になります。

 

■第7位:10分でわかるMM理論(財務・会計)(6代目おとさん)

MM理論=税金なし、②MM理論の時は、負債(デット)と株主資本(エクイティー)の構成比が変わっても、企業価値は変わらないこの2つだけ丸暗記すれば1次試験は突破できる!という、割り切りの極意です。深追いせず、サラッと行きましょう!

 

■第8位:財務公式シリーズ(1/6) 相関係数・共分散(財務・会計)(初代ふうじんさん)

相関係数・共分散は解法をマスターしてしまえばサービス問題ではあるけれど、逆に解法を知らないとまず解けません。記事内でも書かれている通り、「頻出論点の解答手順は、計算問題を通じてパターン化して覚えること」これに尽きます。

 

■第9位:企業経営理論: 組織論は「アウトプット」で!(初代ハカセさん)

タイトルそのものよりも、解き方の順番に注目。個人のやり方はあるものの、マーケティング→経営戦略論→組織論→人的管理」の順で解くことにより、やたらと難しい問題に時間を持っていかれるリスクを軽減できます。これは先日のゆうの記事にもありましたね!

 

■第10位:【独学者向け?】経営法務のアウトプット(8代目ロックさん)

会社法と知財法以外は捨てる、②表を自作してとにかく手を動かしてアウトプットをする、の2点に絞った記事。②は先述の「まとめ表」「横串」ですが、①はさらに、「頻出論点に絞る」の極みです。ストレート合格する方はこの割り切りが顕著です。

 

■番外:【過去記事発掘】ゴロ合わせ大集合!(8代目ゆっこさん)

実は11位だったのですが良記事なので掲載。ゴロ合わせで覚えられるテーマをまとめてくれています。きゃっしいが以前エピソード記憶について書いていましたが、人は「くだらないほど忘れない」生き物です。真正面から覚えようとするよりも、人間の性質を上手に活用しちゃいましょう。

 

 

こうやってアクセスの多い過去記事を並べてみてみると、合格者たちに共通する「割り切り」と「全力で挑む」ポイントが明確になってきますね。もう80日?いえいえ、まだ80日あります。一日一日を全力で行きましょう!

以上、きゃずでした。

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よこよこ@バブル受験組です。

夏日も増えて来ました!この暑さがピークに達するころ1次本番ですね。

頭脳はクールに心はアツく!このまま走り抜けましょう!

本日のテーマは、財務会計、企業結合と連結会計からのれんです。

平成29年度2次試験の事例Ⅳでは連結会計が出題され驚きました。しかし、1次試験においては、平成20年度から定番出題されていますので「のれん」と「非支配株主持分」を取り上げたいと思います。

<1次試験の出題傾向>
H20 第7問 のれん
H23 第5問  のれん 第6問 連結会計基準
H24 第5問 連結会計基準
H25 第6問     のれん
H26 第8問 連結会計基準
H28 第3問 のれん

 

のれん(goodwill)とは

企業の買収・合併(M&A)の際に発生する、「買収された企業の時価評価純資産」と「買収価額」との差額である。(連結会計にあっては投資価額と被投資企業時価評価純資産のうち持分相当の差額)<ウィキペディア>

 

つまり、企業を買収する時は、「その時点の時価」に加えて、「将来稼ぐ利益」を期待して金額を上乗せするのです。よって、通常は

「買収された企業の時価評価純資産」 < 「買収価額」 となります。

差額は、「のれん」という無形固定資産科目としてB/S(連結貸借対照表もしくは貸借対照表)に計上します。

 

ただ、反対に

「買収された企業の時価評価純資産」 > 「買収価額」  となることも理屈ではあります。

差額は、「負ののれん」となります。B/Sにのせず、全額を当期の特別利益としてP/L(連結損益計算書もしくは損益計算書)に計上します。

 

日本の制度会計では、国際会計基準とは異なり、のれんを規則的な償却を行うことが強制されます。(2006年度よりのれんの一括償却は原則禁止されることになった。)

のれん価値の持続すると思われる期間(20年以内)にわたり規則的に償却し、各期の償却額は販売費及び一般管理費として計上します。

 

では、過去問を解いてみましょう。まずは、理論問題から。

■平成28年度 第3問
のれんに関する記述として最も適切なものはどれか?

ア「中小企業の会計に関する指針」では、のれんの償却を行わないとしている。

×です。 日本の制度会計基準では償却を強制されます。「中小企業の会計に関する指針」によると「のれん」は無形固形資産に分類されるので減価償却します。なお、無形固定資産は減価償却累計を用いず、直接控除するとされています。

 

イ のれんとは、被合併会社から受け継ぐ総資産額が株主に交付される金額より大きい時に計上される。

×です。この文では、受け継ぐ総資産額 > 株主に交付される金額であるため、負ののれんとなります。

 

ウ のれんの償却期間は最長5年である。

×です。最長20年です。

 

エ のれんはマイナスの金額になることもあり、その場合、発生時の損益計算書に特別利益として計上される。

○です。 企業買収は資産売却と同じくレア(非定期的)なので、特別利益に計上と覚えましょう。

 

次に、簡単な計算問題、瞬殺しちゃってください(笑)

■平成23年度 第5問
当社は1株あたり時価5万円の新株1000株(1株の払込金額は5万円、その2分の1を資本金に組み入れる)を発行してX社を吸収合併し、同社に対する支配を獲得した。
X社の合併前の資産総額は6000万円、負債総額は4000万円、合併時の資産の時価は
7000万円、負債の時価は4000万円であった。のれんの金額として最も適切なものはどれか?

ア 1000万円 イ 2000万円  ウ 2500万円 エ 3000万円

引っ掛けポイントは2つです。

①資産と負債は時価評価する。

②資本金と資本準備金に分けても純資産には変わらない。(H29事例Ⅳ第4問設問1に関連しています。※1 )

答えは イ です。

 

 

次は、非支配株主持分が絡む少し意地悪な問題です。なお、当時の模範解答では、「少数株主持分」とされていましたが、最近では「非支配株主持分」と言います。

 

■平成20年度 第7問(改題)

I社はJ社の発行済株式総数の70%を8000千万円で一括取得した。株式取得日における
個別貸借対照表と連結貸借対照表は次の通りであった。連結貸借対照表を作成せよ。ただし、上記の株式取得日におけるJ社の資産および負債の評価差はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え

 

 

 

 

いかがでしょうか?のれんの計算は、それほど捻ったパターンは出題されていません。

また、平成29年度事例Ⅳ問4も、非支配株主への純利益(つまり、繰越利益剰余金=純資産※1)の分配を問われたのですね。な〜んだ…でも、正解率はかなり低かったようなのでご安心を。

M&Aは中小企業の事業承継の有力手段として、中小企業診士に期待されるスキルなので出題頻度は高い?と思いますよ。

理屈を知っていれば簡単、読者の皆さんは、瞬殺Get!してください。

以上、よこよこでした。

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おはようございます。きゃっしいです。

大手受験校では、答練WEEKが始まって、毎週対策に追われているのではと思います。
私も昨年のこの時期、一緒に2次対策の勉強会をやっていた仲間に「完成答練で70点を下回ったら2次対策は撤退して1次対策に専念する」と宣言していましたので、毎回「撤退したら恥ずかしい」とヒヤヒヤしながら答練を受けていました。

でも、こういうセルフ背水の陣は、試験を受けるときのメンタル面の強化という意味でも結構効果があったと思います。(これについてはまた別途記事にしたいと思います)

さて、今回は知識を最大限得点に結びつける60分の過ごし方についてと前回の記事でくぼっち様からリクエストをいただきました論点、後方屈折労働供給曲線について昨年H29年の第16問を例にして解説したいと思います。

※ただし、この後方屈折需要曲線の問題は、前回の記事でのコメントや、昨日のだいまつの「1次試験分析結果から見えた!~DE問題はやっぱり後回し!~」の記事にあるように、難易度としてはDランクで高めであり、かつ昨年出たばかりなので、ざっくり読んで「へえ、こんなものなんだ」とわかればOKです。

■知識を最大限得点に結びつける60分の過ごし方について

試験で効率良く点数を取るためには、昨日だいまつが解説したように、効率の良い勉強をするとともに、そこで得た知識を試験当日に効率良く点数に変換するということも重要になってきます。

そして、その知識⇒点数の変換効率は、試験時間の使い方でだいぶ変わってきます。

時間の使い方は以下の点がポイントです。

  • 全体的な方針を立てる
  • 確実に解ける問題から解く
  • 難しい問題で時間を使いすぎない
  • ミスによる失点を防ぐ

そこで、実際にH29の経済の問題を例に、限られた60分の中で効率良く得点を稼ぐためにどのような手順で解けば良いのかについて時系列を追って解説したいと思います。

【開始~2分】 問題の個別難易度評価⇒全体戦略
まず、問題を見て問題の難易度を評価し、問題の上に以下の基準で◎○△×をつけます。
 瞬殺
 見たことある問題、多分すぐ取れる
 見たことないけど考えれば解けそうor見たことあるけど時間かかりそう
× ぱっと見わからない

ちなみに私が本試験で付けたのは
6, 8, 9(1)
:1, 2, 3, 5, 7, 9(2), 11, 13, 14, 15, 17, 19, 20, 21, 22, 23
4(1), 4(2), 10, 16, 18
×:12
でした。

これを2分程度でやっていましたが、恐らく事前の練習なく本番だけでこれをやろうとするともっと時間がかかります。というのも、問題を深入りせずにぱっと見でやるやらないを判断するにはある程度の慣れが必要だからです。
これは模試や答練、自主的に行う過去問演習などで事前に訓練を積むことができます。
ポイントは正確さにはこだわらないということと、あくまでも主観で行うということです。

◎○△×の印は自分が解けるか解けないかなので、全体のABCDEは関係ありません。
最初に付けた印と解いた感覚として実際どうだったか、ということを自身でフィードバックして徐々に精度を上げていきます。

さらに、この◎○△×の全体的な割合から強気で攻めに行くか、弱気で守りに行くか方針を決めます。
◎○の割合が多ければ強気、△×の割合が多ければ弱気で、弱気の場合は多少捨て問を作ってでも◎○を確実に取りに行きます。
H29の場合だと私は強気と判断しました。

【2分~40分】 ◎→○→△→× の順で問題を解く(1周目)
当初付けた印の順に問題を解きます。
ただし、実際に解いてみると◎や○だと思ったものが意外と難しかったなど、当初の評価が違う場合もあります。
その場合は当初の評価にあまりこだわらず、次の問題に進みます

問題を解く際は、必ず解く仮定を問題用紙に殴り書きでも良いので書き込みながら解きます。
そして、もし確実に違うという選択肢があれば、確実に違うと判断され次第×を書きこむようにします。
そうすることで、途中で最後の2択に迷ってとりあえず判断を保留して次に進んだとしても2周目に戻ってきた際に無駄な時間を使わずにすみます

そして、1周目を解いた時に2周目以降で役に立つよう、解いた感触を印として残しておきます。
私の場合
:絶対的な自信あり
:最後の2択などで迷った/わからないので自信がないorパスした
た:計算問題などで、後で確かめ算をしておきたい
という形です。
ちなみに私が本試験で付けたのは
□:1, 2, 4(1), 6, 9(1), 11, 12, 13, 14, 15, 17
☆:3, 4(2), 5, 8, 10, 16, 19, 22
た:4(2), 10, 11, 18, 20, 21
でした。

なお、時間については上記で40分と書きましたが、これはH29のときはこれくらいだったということで、いつも必ず40分にしていたということではありません。

たまに、復習用に取っておくためか、答練などで問題用紙にほとんど書き込みをせずきれいな状態で解いている人がいますが、折角の本番を模擬した機会が本番を模擬できずに終わってしまうので勿体ないなあと思います。

【40分~60分】 ☆問題を解く、確かめ算をする(2周目~)
2周目は☆を付けた問題をもう一度考えます。
その際、最初に残り時間と☆問題の量に応じて各☆問題にどれくらい時間をかけるかをざっくり考えます。
本試験の場合、残り時間に対する☆問題が比較的少なかったのでじっくりめにいこうと考えました。
ただし、実際もう一度解いてみてどうしてもわからない☆問題は、確かめ算の時間を確保するためとりあえず半分あてずっぽうでマークをします。

☆問題が終わったら最後に残った時間を使って確かめ算をします。
ここで、「見直して良かった」とホッとする時もあります。

以上、具体例を挙げながら説明しましたが、恐らく、ある程度試験慣れした方であれば、上記と違っても似たような方法で時間を有効活用する策は取っているのではと思います。
細かいやり方は個人のスタイルに合ったやり方で良いと思いますが、点数になりそうな問題から処理して、わかる問題を落ち着いて確実に取っていくという大原則は外せないものだと思います。

もし、「そんなやり方せずに律儀に第1問から順番に解いていた」という方がいましたら、ぜひ次回の模試や答練から、と言わずに今日にでもお手元の過去問を使って、60分計って実践してみてください。
それだけで、だいぶ結果が違ってくるのではと思います。

 


■リクエスト論点解説「後方屈折労働供給曲線」

ここからは、リクエストのありました後方屈折労働供給曲線について昨年平成29年の第16問を例にして解説したいと思います。
先に述べた通り、重要度としてはそれほど高くないので、「そうは言ってもやっぱりわからないとモヤモヤするな」という場合の参考としていただき、これでダメなら潔くスルーしていただけると良いかと思います。

まず、H29第16問の問題から。

近年、保育や介護の現場における人手不足が社会問題となっている。この問題に対処するための方策として、これらに関わる職種の賃金の引き上げが検討されることがある。そこで、賃金の引き上げと労働供給の関係を考察することにした。
下図を参考にしながら、次の文中の空欄A〜Dに当てはまる語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

人手不足を解消するためには、現在働いていない人に新規に就労してもらうか、あるいは現在パート勤務などの短時間労働の人に今までよりも長い時間働いてもらうことが必要である。
すでに働いている人が賃金の上昇によってもっと働くようになるかどうかは、代替効果と所得効果によって決まる。賃金の上昇は、(A) 効果によって労働供給を増やし、(B) 効果によって労働供給を減らす。両者の関係は、通常、低い賃金水準では (C) 効果の方が大きく、高い賃金水準では (D) 効果の方が大きい。したがって、現在の賃金が低い水準であるならば、賃上げは、労働時間を増やして人手不足の解消に寄与する。逆に、もし現在の賃金が高い水準にあるとすれば、賃上げは労働時間を減らすことになる。

[解答群]
ア A:所得 B:代替 C:所得 D:代替
イ A:所得 B:代替 C:代替 D:所得
ウ A:代替 B:所得 C:所得 D:代替
エ A:代替 B:所得 C:代替 D:所得

 

「後方屈折労働供給曲線」というと、なんだか聞きなれない言葉に身構えてしまいますよね?後方屈折労働供給曲線とは、文字通り、「後方」「屈曲」した「労働」力の「供給曲線」のことです。
(ぶっちゃけ、私もリクエストいただくまでこの曲線にこんな名前が付いていると知りませんでした)

通常、供給曲線というとこんな風に右上がりの曲線ですよね。


この普通の供給曲線は価格が上がると供給が増える、ということを表した曲線だというのはご存知の通りだと思います。
しかし、労働力については、この通りにはいかずに、問題にあるような逆くの字、つまり曲線の後ろの方が逆に曲がっちゃっているカーブを描くよ、というのが後方屈折労働供給曲線です。
ではなぜそうなってしまうか、といいますと人が使える時間は有限だからです。

ちょっと具体的に考えてみましょう。
あなたの時給がある程度低いとき(下の図だと青いエリアのとき)、例えば時給が1000円の時は、時給が1000円から2000円に上がったら、働いた分だけもらえるお金が増えるので余暇を削って頑張って働きますよね。逆に時給が500円とか100円になってしまったら、働いても大して儲からないので働くくらいなら余暇の時間を増やそうと考えます。
ですので、通常の供給曲線のように賃金(価格)が増えると労働時間(供給)は増えます

逆に、時給がとても高いとき(下の図だと赤いエリアのとき)、例えば時給が10万円とか20万円のときはどうでしょう?(単発でではなく常にです)
その人が求める生活水準がどの程度かによりますが、時給がとても高ければ、ちょっと働けば生活に十分なお金が稼げるので、賃金が高くなればなるほど、労働時間を増やすよりは余暇の時間を増やそうとするかと思います。
そうすると、通常の供給曲線とは逆に賃金(価格)が増えると労働時間(供給)は減るという動きをします。

イメージとしては賃金の低い青いエリアでは お金>時間、賃金の高い赤いエリアでは 時間>お金 の価値観になっている、というイメージです。

ということなので、労働供給曲線は下図のように逆くの字を描きます。

本当はもう少しきっちり説明すると別のちゃんとした説明もあるようですが、ざっくりとしたイメージを持ってもらうためにあえてざっくりと説明させていただきました。

では、その前提を元に実際の問題を考えていきましょう。

まず最初に、労働供給の問題を考える時は、余暇時間=24時間-労働時間、と考えるというお作法があります。

そこで、世の中に賃金余暇(つまり24-労働時間)の2つの財しかない場合
賃金率が上がると、それぞれの消費数量がどうなるか?ということを考えます。

 

賃金率が上がるということは、上のグラフの賃金がの方向に動くということです。
これって、X財とY財があったときのY財の価格が下がったときの動きと同じですね。
ということは、Y財の価格が下がると必ず代替効果でY財の消費は増え、X財の消費は減ります。
これを賃金と余暇の関係に置き換えると賃金が上がる(Y財の価格が下がる)と代替効果で余暇が(代替効果でX財の消費が減る)といえます。
余暇が増えるということは労働時間(労働供給)が減るということなので、さらに言い換えると代替効果によって労働供給が増えるといえます。
これで、空欄Aが代替効果だということがわかります。ということは空欄Bは所得効果ですね。

そして、最初に説明した通り、グラフの下半分の青いエリアは右上がりなので、賃金が上がると労働供給が上がります。つまり、労働供給を増やす代替効果の方が強いということで、空欄Cは代替効果となり、その逆である空欄Dは所得効果となります。

なので、答えは「エ」となります。

モヤモヤ解消のお役に少しは立てましたでしょうか?


これからも渾身!論点シリーズは続きます
もし他にもリクエストしたい論点やその他ご質問などがありましたらぜひぜひコメントに書き込んでください。

みなさまのリクエストやコメントを楽しみにしております。

以上、きゃっしいでした。

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皆さん、おはこんばんにちは、だいまつです。

 

現在、道場は「渾身シリーズ」真っ只中ですが、今回は、(土曜日のchikaさんに続き)この流れを遮ってでも私がやりたかったネタです。

 

なお、冒頭に2次対策に余念がない受験生の皆さんへ「情報提供を」と思い簡単に他団体のセミナーや勉強会を紹介しておきますね。

 

■セミナー

①519日(土)に東京で「ふぞろい合格セミナー」が開催されます(詳細はコチラ

プログラムは2次特化の内容です。ふぞろいメンバーに話を聞くと、ガチで資料を作り込んできているそうなので、1次対策で余力のある受験生の方や2次特化の受験生の方は、是非参加されてみては如何でしょうか(残席は残りわずかの様子)。

 

②6月9日(土)に仙台で「ふぞろい合格セミナー」が開催されます(詳細はコチラ

1次と2次の混合プログラムのようです。東阪以外でのセミナーは数が少なく受験生同士、また合格者との意見交換ができる機会は本当に貴重ではないでしょうか。東北にお住いの方は是非参加されてみては如何でしょうか。

ちなみに私は以前にオフラインイベント参加の有用性を書いていますので、そちらも参考にしていただければ幸いです(「セミナーや懇親会への参加に意味なんてあるのか?」)。

 

■勉強会

①タキプロ東京(詳細はコチラ

道場メンバーのよこよこさんが、勉強会リーダーを務めておられます。あのよこよこさんに教えていただけるなら・・・、毎週新幹線で通う価値もありそうですね。ちなみに、毎回かなりの受験生が参加されるみたいなのでお申し込みはお早めに。

<月4回開催>

    水曜日 19302145

    日曜日 9301145

 

②タキプロ大阪(詳細はコチラ

私が勉強会リーダーを務めています。「今年2次試験に受かって診断士になるんだ!」という思いをお持ちの方は、参加必須です。ただ、先週の水曜日(5/9)にはじめて開催したのですが、満席でした。現在、結構先まで満席となっています(申し訳ありません)。ちょこちょこ先の予定がアップされますので、日程が合えば是非!

    毎週水曜日 19302130

 

③タキプロ名古屋(詳細はコチラ

少人数でのきめ細やかなフォローが特徴です(あまり詳しく知りません)。東海地方にお住いの方、いかがでしょうか。

   毎週日曜日 9301200

 

はい、以上で2次試験関係の紹介ネタは終了です。ここからが、本題です。

 

月日は経つのが早いもので、4月7日(土)の大阪春セミからはひと月、4月21日(土)の東京春セミからも20日以上が過ぎました。

 

勉強漬けのGWも終わり、第4コーナーが視界に入り、最後の直線(直前期のラストスパート)に向けたポジション取りが特に大切な時期になってきましたね。

 

1次試験を受験される皆さんは、インプット学習を終えて、過去問中心のアウトプット学習に取組んでおられることと思います。

 

そこで今回は、道場の春セミ大好評(?)だった、「1次試験の過去問は、ABC問題を最優先!DE問題は後回し!」について、お話ができればと考えています。

 

「なんやねん。せっかくセミナーに足を運んだのにブログで書くんやったら、わざわざ参加せんでもよかったやないか!」と思われた方、すいません。

 

だいまつはどうしてもこのネタが書きたいのです。

 

でも、参加いただいた方には春セミ当日の夜から今日まで効率的に勉強できているはず なので・・・ご容赦ください。

 

セミナーに直接足を運んでいただいた方への仁義が切れたところでいよいよ本題です。

 

ちなみにですが、今回取り上げるABCDE問題」とは、受験校(TAC)の過去問題集等で公表されている過去問題毎の正答率のことを指します。

正確に言うと、「中小企業診断士試験受験校大手のTACが運営するTACデータリサーチが、毎年の1次試験後受験者からデータを収集し、問題を正答率によってランク付けしたもの」という感じでしょうか。

 

ABCDE問題の具体的な定義は以下の通りです。

 

A問題 ・・・ 正答率が80%以上の問題

B問題 ・・・ 正答率が60%以上80%未満の問題

C問題 ・・・ 正答率が40%以上60%未満の問題

D問題 ・・・ 正答率が20%以上40%未満の問題

E問題 ・・・ 正答率が20%未満の問題

 

ここで皆さんよく考えて見てください

 

診断士試験の1次試験は、五肢択一か、四肢択一ですよね?

 

つまり、五肢択一なら、鉛筆を転がせば20%の正答率四肢択一なら25の正答率になるはずです。とすれば、D問題というのは、「鉛筆を転がし」よりも正答率が少し高いくらいの問題です。D問題の中には正答率が20%台前半のものもあると思われますので、場合によっては鉛筆転がしよりも正答率が低い問題もあります

 

さらに、E問題に至っては、正答率が20%未満ですから、鉛筆を転がすよりも正答率が低いような、奇問、難問、引っかけ問題、つまり、皆さんに「点数を取らせないために出題している問題」なのです。

 

ここまではOKですか?

 

では、ABCDE問題について理解してもらえたところで、次に進みます。

 

平成29年度1次試験で、各ランクの問題がどれくらい出題されたかを分析しました。下の表を見てください。

 

 

みんなが正解できるAB問題と、何とか頑張れば正解できるC問題までで、77.3%を占めています。一方で、なかなか正解できないD問題は15.4%、鉛筆転がしよりもパフォーマンスの悪いE問題は7.3%も出題されています(いずれも得点ベース)

 

ちなみに、平成27年度から平成29年度の3年間分の過去問を分析したところ多少の凸凹はありましたが、基本的な傾向は変わらず、結論は以下の通りです。

 

ABC問題 → 75%程度(約4分の3

DE問題 → 25%程度(約4分の1)

※ちなみに、E問題もコンスタントに7%ほど出題されています。

 

つまりこれはどういうことかと言うと、みんなが正解できる・頑張れば正解できるABC問題を全て正解すれば、525点を取れる(満点700点×75%)」ということです。一方で、DE問題を全て捨てて鉛筆を転がしたとしても(五肢択一だとして)35点は稼げる(満点700点×25%×20%)」ことになります。

 

そして、これらを合計すると525点+35点=560も得点できることになります。診断士1次試験の7科目の合格ラインはご存じの通り420です。ABC問題を確実に押さえることができれば、合格ラインは余裕で超えることができます。

 

次に、道場の誇る平成29年度1次試験の540点オーバーコンビ(きゃしいとだいまつ)のABCDE毎の戦績も分析しました。下の表を見てください。

 

 

ご覧いただければ分かる通り、二人ともA問題は正答率ほぼ100%B問題も95%の正答率となっており、取れる問題で確実に得点していることが分かります。また、「何とか正解できる」C問題も、きゃしいが72.6%、だいまつが78.1%の正答率となっており40%~60%というレンジを大きく上回っていることが分かります。

 

一方D問題に関しては、20%から40%というレンジに比べて、きゃしいの正答率はまあまあ高いものの、だいまつは少し高い程度です。また、正答率20%未満のE問題に関しては、きゃしいは20%を少し上回る程度で、だいまつは11%とレンジ内に収まっています

 

つまり、ここから言えることは540点以上得点した受験生であっても、D問題にはあまりうまく対応できずE問題に至っては、他の受験生とほとんど変わらないという事実です。

 

一方で、注目すべきはやはりABC問題の正答率の高さでしょう。

 

二人ともABC問題を確実に押さえているからこそ、合格ラインを大幅に上回ることができているのです。

 

「みんなが正解できるAB問題と、何とか頑張れば正解できるC問題で、如何に確実に得点するかが大切だ」というのが、今回の分析から導き出される1次試験攻略のポイントです。

 

そして、大切なのは、この導き出された1次試験攻略のポイントを、今日からの勉強にどう活かすかです。

 

冒頭に「GWが明け皆さんは過去問中心のアウトプットに取組まれているのでは」と、申し上げました。そう、過去問を解くときに活かすのです。

 

平成30年度の本試験で合格をするために、ABC問題で確実に得点することが大切なのであれば、「過去問で受験生の多くが解けたABC問題を確実に解けるようにすること」が、最優先事項となります。

 

なぜなら、頻出・難易度が比較的優しいABC問題+鉛筆転がし(運)で525点+35点で560点も取れるからです。鉛筆を転がすのに毛の生えたくらいのD問題や、そもそも点数を取らせる目的で出題されていないE問題(奇問、難問、引っかけ問題)に時間を割くなんて効率が悪くて仕方ありません

 

・・・「苦手科目の経営情報や経営法務で足切が怖い」といった理由や、「得意科目で点数を稼ぎたい」から、「D問題まで対策する」というように、狙いがあって学習を進めるのはOKだと思いますが、もし理由がないのなら、思い切ってD問題は後回し(最悪できなくても仕方ない)にしましょう。さらに、E問題は、よほどの理由(E問題に挑むことが婚約時の約束だとか、祖父の遺言で絶対にE問題をトレーニングしろと言われたとか)がなければやらなくていいと言えます。だって、取らせないための問題の傾向を掴んだり、知識をいくら入れたって、本番での得点にはほとんどつながらない訳ですから。気持ちよくスルーしちゃいましょう

 

まとめますと・・・

 ✔ DE問題はコンスタントに出題されている。

   ⇒特に難問のE答案も7%程度出題される

✔ しっかりと勉強していれば得点可能なABC問題+ DE
  は鉛筆転がしで十分合格できる

✔ 高得点者も、DE問題(特にE問題)には歯が立たない

   

⇒だから、過去問によるトレーニングはみんなが解ける
 ABC問題をまず優先

D問題、E問題は・・・やらんでもええんちゃう

 

です。

 

得点は、「勉強時間×効率」の掛け算によって伸びて行きます。時間を「しっかりと確保した」とすれば後は「効率」です。そして、効率を上げるためには、ABC問題を徹底的に叩く、これに限ります。1次試験まで3カ月を切ったいま、得点を伸ばすためにABC問題潰しに取り組んで行きましょう!

 

その際には、5月6日から始まっている道場の渾身シリーズのネタも是非参考にしてください~(*‘∀‘)

 

以上、だいまつでした。

 

<補足>

セミナーで受験生の方から以下の質問を受けましたので、QA形式で参考までに掲載しておきます。

 

Q.

本試験中にABCDEの問題毎のランクは分からないと思いますが、本試験当日も見極めて解く必要があるということでしょうか。また、本試験会場でDE問題を見極める方法はありますか。

 

A1.(だいまつの回答)

ランクを見極める方法はありませんし、見極める必要もありません。本試験会場では自分が「解けるか」、「解けないか」だけです。大切なのは、ABC問題の難易度だった問題(みんなが対応できた問題)を本試験会場であなたが「解けたか」ということです。つまり、あなたが多くの受験生が解けて得点できた難易度の問題を確実に取れたか(取れるか)どうかが大切です。今年度試験のABC問題は、過去問のABC問題と同じ論点や難易度の問題ばかりのはずです。本試験で得点すべき問題を取り漏らさないために、「過去問はABC問題を中心に学習し、効率を高め」今年、1次試験を是非突破してください。あ、もちろん2次試験も。

A2.(他の執筆陣の回答)

はい。試験中にABC・DEランクを見極める必要があります。逆に言うなら、「これは正答しなくてもよいDE問題だ、と試験中に判断できる人・できない人」は、ほぼイコール「合格ラインに達するレベルまで勉強してきた人・そうでない人」と言い替えても過言ではないと思います。出題範囲を過不足なく学習し、十分なアウトプットを行えば、「ん? これは今までの学習では出てこなかった問題だぞ」→「自分がそう思うということは、解けない人の方が多いぞ」→「では、正答率は低いな」→「時間をかけずに進もう」という判断が、試験中にできるようになるはずであり、それができることが受験生の一つの到達の目安・目標になると思います。そのレベルまで達していないと「ん?見たことない問題だな」→「もしかして周りの受験生にはABCレベルの問題なのかな」→「これはやばい」という具合に疑心暗鬼になってしまったり、「ん?見たことない問題だな」→「よしこれはDE問題に違いない。捨てよう」→(実はABC問題)、という状況に陥ると思います。そのため、答練や模試の段階から「これはDE問題だ、と判断して半ば捨てた問題が本当にDE問題だったか」、「ABC問題だ、と判断して頭を悩ませた問題が本当にABC問題だったか」、そういう視点で答練や模試を復習することが重要です。今からでもまだできることがあります。

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こんにちは!chikaです!

GWが明けて完成答練の時期になりましたね。
道場ブログも渾身!論点シリーズとして、9代目のみんなが気合いの入った記事をお届けしている中。
今日はあえて、“ゆるわだ”をお送りします★

完成答練の時期は、
週に2科目の答練が実施されるため、私もこの時期は週に2科目回していました。
苦手論点を潰し、Cランクが解けるようにガッツリ勉強していた時期です。

そんな時期ですが(そんな時期だからこそ?)、今日は論点解説の記事ではなく、
モチベーションUPに繋がって頂けたらと思い、“診断士に受かった後の変化”について、<ゆるわだ>としてお届けします。
(たまには”ゆるわだ”もいいよね♪笑)

 

~合格後から現在までの変化~

【実務補習】

診断士として登録するためには、(ざっくり言うと)合格後3年以内に、
15日間の診断実務を行う必要があります。
実務の方法は、「実務補習」「実務従事」の2パターンがあります。
私は、2月に実務補習を5日間やって、5~6月(まさに今)、実務従事を10日間やっています。

  • 実務補習
    一般社団法人中小企業診断協会が主催するもの。
    ほとんどみんながやるベーシックな方法。

実務補習は5~6人のチームに指導員(診断士の大先輩)がついて、
1日目企業へヒアリング、2~4日目に診断報告書を作成、最終日に企業へ提案、という内容。

私の感想は、
「2次試験で勉強したことをまさに実践している!!楽しいーー!!」

経営コンサル業務を実務で行う機会って、そうそう無いですよね。
だから、社長へのヒアリングも、分析して提案を考えるのも、社長への提案も、
とっても貴重な経験となりました。
コンサルを目指している方にとっては、とっても楽しいと感じると思います。
もちろん、診断報告書を作るのは大変ですが・・
(噂によると、徹夜するほど大変な場合もあるとか。これは指導員の先生によって違うようですね。)

 

  • 実務従事
    診断実務に従事する、
    (簡単に言うと)中小企業にコンサル業務をやって、診断先の社長からハンコをいただく!

実務従事は診断先の企業を見つけるのが大変なので、
知り合いの中小企業に頼むとか、診断士の先輩のツテで紹介してもらうとかしなければいけません。

幸い私は、後述する「取材の学校」の講師であり、道場3代目ひめさんのご紹介で、
実務従事をする機会をいただきました。
実務従事は、診断方法について特にルールが決まっていないため、人それぞれになるそうです。
わたしは、4人のチームでコンテンツの販促支援をテーマに行っています。
こちらも、実務でコンサル業務ができるのが、とっても楽しいな~と実感しながらやっています♪

 

【協会に入会】
各都道府県に協会があり、東京はさらに6つの支部に分かれています。
協会への入会は必須ではなく、未入会でも活動できますが、
協会に入ると、研究会やマスターコースへの参加ができる、会員の診断士の方々とのつながりができる、
等、様々なメリットがあります。

(入会金や年会費がもちろんかかりますが・・・)

4月に東京協会のスプリングフォーラム(※)があり、
まるで大学のサークル勧誘のように、研究会やマスターコースの案内をうけました。
(※)スプリングフォーラムとは、協会が主催する新歓イベントみたいなもの。
協会の紹介や、各研究会・マスターコースの紹介、会員同士の交流会など。

★研究会って?マスターコースって?
いずれも、様々なテーマの研究を行う任意の集まり。
月1回集まって、講義を受けたり、ディスカッションしたり、ワークしたり。
研究会はライト(サークル的な)、マスターコースはがっつり(部活的な)。
金額も、研究会は年1万円程度、マスターコースは年10~20万程度。
マスターコースは金額がかかる分、
講義のレベルが高かったり、実務従事をがっつりやったり、模擬講演をやらせてもらったりと、仕事に繋がりやすくなっています。

4~5月は、見学期間として無料で参加できるところが多く、
今私は毎週どこかの研究会に見学にいっています。
マスターコースも、1つ入りました。

診断士に受かってよかったな~と思うのは、
こういった研究会やマスターコースを通じた学びの機会が本当に多いこと!!
診断士をとる前は、自分で勉強したり、本読んだり・・・
くらいしかできなかった(ツテがないので)のですが、
研究会やマスターコースに参加することで、
各専門知識の習得や、それらの実践の機会が多くあるのです!!
東京は特に種類が多く、研究会は数十?数百?種類あり、
自分の学びたいこと、習得したいスキルによってどこに所属するか決めることができます。

 

また、学びの機会はもちろんですが、
たくさんの診断士の方との繋がりができるのも良いところ。
勉強中は出会う機会があまりなかった診断士の大先輩の方々と話す機会も多く、
日々本当に勉強になります。
こうした機会を得られたのも、診断士の世界に入ったからだな~と思うと、
頑張って勉強してよかったな、と実感します。

 

【執筆活動】
この道場ブログもそうですが、合格後から「書く」機会が多くなりました!

★「取材の学校」という、取材・執筆スキルを習得する学校に入り、
毎週日曜日に講義を受けています。
そこで、とある執筆の機会をいただき、先日取材を行いました
ただいま執筆作業を進めているところです♪

★二次試験の参考書、
「全知全ノウ」の執筆メンバーとして、執筆をおこなっています。
⇒7月中旬出版予定!

このように、まさか自分が何かを書く活動をする日がくるとは全く思っていませんでした。
これも、診断士の勉強してよかったな~と感じるところです。

 

【同期合格者とのつながり】

上記のように、私は比較的積極的にいろんな活動に参加しています。
そこでは、診断士の先輩方はもちろん、
同期合格者との繋がりがとっても増えました!!

年齢やバックグラウンドは様々ですが、
なんせ同期なので、自然と仲が深まります。
そして、協会や研究会・マスターコース、独立に向けた仕事の話など、
様々な情報交換を行い、活動を広げ合っています。
そして結構な頻度で飲んでいます(笑)
この歳になってこんなに仲間が増えるもんなんだな~、と嬉しく思っています。

…………………………………………………………

とりあえず、合格後から現在の変化はこんな感じです。
ここ数か月だけでも、
出会う人の幅が広がり、様々な学びの機会も得て、
新しい仕事や診断実務に携わる機会
がたくさんありました。
「診断士をとったら人生が変わるよ!」と言われていましたが、
確かにその通りだなあと実感しています。

診断士を取得したい理由は人それぞれだと思いますが、
受かったらこれをやるぞ!などと決め、それをモチベーションに勉強すると良いと思います。
今日はあくまで私の経験をお伝えしましたが、
少しでも合格後のイメージを持っていただけたら幸いです!!

今の頑張りは必ず未来に繋がります。自分を信じて前に進み続けましょう(^^)
大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!

chikaでした!

 

 

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おはようございます!桃ちゃんです(^_-)-☆

 

季節の変わり目ですが、体調はいかがでしょうか?
体調管理も重要なことですよね!

 

桃ちゃんには、去年の試験当時4歳と1歳の子供がいて
ちょうど保育園で風邪や胃腸炎が流行っていました。

(これは、もうどうやっても家庭内感染してしまうやん…)とビクビクしながら
「手洗いうがいの徹底」「電車や人込みの中はマスク」を常に意識していました!

皆様もどうぞお気を付けください(^_-)-☆


 

さて、始まりましたね!「渾身!論点シリーズ」

先代も「渾身!」シリーズを書かれていて、
9代目も今週から始めました! 過去の渾身シリーズはこちら!

 

さて、桃ちゃんが前に書いたのは
〇前回:最近読んだ本から「正規分布・分散・標準偏差」

〇前々回:VEシリーズ

でした。

VEシリーズが前半でしたので、今日は後半に行こうと思います!

 

 


その前に、復習です♡ 前回はこの3つでした。

Q1:「VE」とは何ですか?説明せよ。

Q2: VEの基本ステップで正しいのは?
①機能評価→機能定義→代替案作成
②機能定義→代替案検討→機能評価
③機能定義→機能評価→代替案作成

Q3: VE5原則で間違っているものは?
①使用者優先の原則
②コスト本位の原則
③創造による変更の原則
④チーム・デザインの原則
⑤価値向上の原則

パッと見て、「あれ!?なんだっけ?」と思った方はもう一度こちらから(^^♪


 

では、今日は「VEの機能」についてです!

「VEは価値の向上をはかる手法」でした。

そして、VEにおける価値 = 機能/コスト です。

 

では早速過去問に行きます(^^♪
■平成28年度 第4問

VEいおける製品の機能に関する記述として、最も不適切なものはどれか?

ア 貴重機能は製品の使用目的にかかわる機能である。
イ 製品の機能は基本機能と二次機能に分類され、二次機能は基本機能を補助する。
ウ 必要機能はその製品の基本機能になる場合が多いが、貴重機能が基本機能になる場合もある。
エ 不必要機能は製品の二次機能に発生する場合が多い。

 

皆さんもなんとなく、「あぁ~!あの図ね!」
思われたと思いますが、
あれ、何処に何があってどういうつながりだっけ!?
なってないでしょうか!?

 

ちなみに、「あの図ね!」とはこちらのことです!(笑)

 

先に覚え方から行きます! (ちょっと無理やり感がありますが….w)

「社長は基本、必要!」

 

使用  よう(ゃ)
貴重  きちょう (は)
基本  ほん
補助  じょ  (ん)
必要  ひつよう
不必要 ふひつよう

ここで、基本と一次と補助と二次が出てくると、
ごっちゃになってきそうですが
 基本機能=一次機能     
 補助機能=二次機能  です。

上の過去問でも、「基本」に対する言葉として「補助」ではなく「二次」が
使われています。これにも対応できるようにしていきたいですね!

 

【用語の説明】

使用機能 製品やサービスを使用するために、備えていなければならない機能。
時計:正確な時間を知る

貴重機能 製品の外観など、使用者に魅力を感じさせる機能のこと。
時計:デザイン、見栄え

基本機能 その機能がないと成り立たない機能。
(一次)
時計:正確な時刻を表示

補助機能 補助的な機能。
(二次)
時計:ストップウォッチ アラーム 日付


(答え)

ア 貴重機能は製品の使用目的にかかわる機能である。
   × 使用目的に関わるのは「使用・貴重(し(ゃ)ちょう」のうちの「使用機能」です!

 

イ 製品の機能は基本機能と二次機能に分類され、二次機能は基本機能を補助する。
   〇 基本(一次)と補助(二次)に分けられます!

 

ウ 必要機能はその製品の基本機能になる場合が多いが、貴重機能が基本機能になる場合もある。
   〇 多くは基本機能(正確な時間を知る)になりますが、
貴重機能(ブランド品を身に着ける)が基本機能となることもあります。

 

エ 不必要機能は製品の二次機能に発生する場合が多い。
  〇 使用者にとって必要でない機能は、二次機能に発生することが多い。

 

今日は、VEの復習でした。以上桃ちゃんでした!

 

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こんにちは、たかじんです。

さて「渾身シリーズ」の今日のテーマは、経済学・経済政策でほぼ毎年出題されている「個人の消費行動分析」です。

 

個人の消費行動を分析するには、無差別曲線予算制約線を使います。これらは「個人が限られた所得の中で、満足度を最大化するために、購入するモノやサービスをどう組み合わせるか」という個人の消費行動を考える際に使うツールです(無差別曲線と予算制約線の両方について記事を書くと、膨大な量になってしまうので、本日は無差別曲線に焦点を当てます。予算制約線については、また次回の記事でご説明します)。

 

さて実際の人間の消費行動は、非常に複雑ですし、決して合理的には動きません(いわゆる衝動買いってやつもありますし)。そのような複雑な現象を分析するのにあたり、いくつかの合理的と考えられる前提を置いて、エッセンスだけをモデルとして取り出して分析したのが経済学における個人消費分析です。

 

初めて経済学を学ぶ方には、「こんなに前提だらけで現実離れしたようなシンプルなモデルを分析して、一体、現実の世界でどう役に立つの?😩」と思われる方も多いと思います。

私も一応経済学部出身なので、擁護意見を言わせていただくと、複雑な事象から本質(エッセンス)を抜き出す「多くの複雑な事象を抽象化・一般化する」スプレッドシートを使ってモデリングを行い、感度分析等が出来る」といった思考やスキルが身につく、といった効果があるのではないかと感じております。

そういえば物理を学ぶ時も、最初はいろいろな前提を置いて考えましたよね。摩擦が無いと仮定したり、天秤棒の太さは一様で、それ自体の重さは考えなかったり・・・。複雑な事象を分析するために、エッセンスを取り出して考える、という思考方法は一緒ですね!

・・・まあそんな御託を並べても、結局、試験科目にあるのだから勉強せざるを得ないのですが、苦手な方は、人生において決して無駄ではない、と自分に言い聞かせながら学習しましょう😅。

 

消費者の選好(Preference)について

さて個人の消費行動を分析するには、消費者の選好(Preference)について、以下の3つの前提を置きます。「選好」とはAとBというモノやサービス(経済学では「財(Goods)」と言います)があった時、どちらか一方を、他方より好んで選択する、という意味です。

 

①完全性・網羅性(Completeness)
消費者はAとBという2つのモノ・サービスを目の前に並べられた時、Aの方が良い、Bの方が良い、AとBはどちらを選んでも同じ、というように、どんな財でも必ずランク付けできるという前提です。

②推移性(Transitivity)
Aの方がBより良い、Bの方がCより良い、といった場合には、必ずAの方がCより良い、という結論になるという前提です。ジャンケンみたいな堂々巡りにならないようにするという前提です。

③「多い」方が「少ない」方より好ましい
モノにしてもサービスにしても、消費者は必ず多い方を好む、という前提です。

 

無差別曲線(Indifference Curve)

消費者の選好に基づく効用(Utility)をグラフの形で表したものが「無差別曲線」です。「効用」というのは簡単に言えば、いろいろな財を組み合わせて消費することから得られる「満足度」です。

 

簡単なモデルにするため、世の中には選択できるモノ・サービスが2つ(XとY)だけあったと仮定します。同一の無差別曲線上(U1)にある2つのモノ・サービスに対する消費の組み合わせ(A点・B点・C点)は、当該の消費者にとって、すべて同じ効用(満足度)をもたらすと考えます。

なおこの曲線が右上にシフトした曲線(U2)の上にあるD点は、A・B・Cと比べて、それぞれ消費できるXとYが多くなっているため、上述の前提③によって、U2の方がU1よりも効用(満足度)が高くなっています。無差別曲線は原則、右上にシフトする程、効用(満足度)が高くなります。

ちなみに無差別曲線は英語で「Indifference Curve」と言います。「Indifference」とは、「違い」という意味の「Difference」に否定の接頭辞「In」が付いている言葉ですから、「違いが無い」という意味ですね。もちろん無差別という意味もありますが、どの点を選んでも効用は変わりないという意味では「中立」、「均等」、「どっちでも構わない」という意味を取って、「(効用)中立曲線」とか訳した方がニュアンスが伝わりやすいような気がします。

私見ですが、「無差別」って何となく「手あたり次第」とか「何でもかんでも」というニュアンスに感じ取れるので、「ムサベツキョクセン」と聞いても意味が余計分かりにくくなるような気がします。

余談ですが、経済学の用語はどうも変な和訳が多いような気がしますね。普通、「財」なんて言わないでしょ?でも「Goods」と言われれば、「ああ、『モノ』のことね」と分かると思うのですが・・・。

 

 

それはさておき、この無差別曲線の形状ですが、XとYというモノ・サービスを消費することから得られる効用を一定とすると、Xというモノ・サービスをx単位多く消費することが出来れば、その代わり、Yというモノ・サービスをy単位犠牲にしても構わないと想定することから、通常は原点に対して凸の形になります。

もしXをx単位多く消費したのにも関わらず、Yは今までと同じ量だけ消費できるのであれば、単にXをx単位だけ多く消費することが出来るようになっただけで、満足度は向上しますよね。すると「効用は一定」という前提が崩れてしまいます。

 

さて、この1単位あたりのXを、何単位のYで置き換えるかという割合のことを、限界代替率(Marginal Rate of Substitution:MRS)と言います。

より正確には、「XのYに対するMRS」と言い、追加で1単位のXというモノ・サービスを得るために、当該消費者が、Yというモノ・サービスを放棄することを許容できる最大の単位数、ということになります。もし「XのYに対するMRSが4」であれば、当該消費者は、Xを追加で1単位獲得するためには、Yを4単位放棄しても構わないと考えている、という意味です。

このようにMRSは、X軸(横軸)のモノ・サービスを1単位獲得するために、放棄してもよいY軸(縦軸)のモノ・サービスの単位、と定義されます。

これを数式にすると、

という形になります。X軸のモノ・サービスの効用がY軸のモノ・サービスの効用の何倍あるか、ということですね。

先程の例では「XのYに対するMRSが4」でしたので、X軸のモノ・サービスの効用がY軸のモノ・サービスの効用の4倍あるということになります。

つまり下図の無差別曲線において、点Aから点Bに推移するにあたって、X軸のモノ・サービスを1単位獲得する代わりにY軸のモノ・サービスを4単位放棄しても、当該の消費者にとって得られる効用は変わらないということです。なお、下記のグラフはMRSを視覚的に理解するために作図したもので、あくまでもイメージ図です。厳密には、MRSは無差別曲線の接線の傾きの絶対値になります(もうひとつ下のグラフをご覧下さい)。

 

よく経済学や財務会計では「〇の△に対する~」という言い方がよく出てきます。これは何らかの割合を表現している言い方です。

「割合」というからには何かを何かで割っているのですが、この時、どっちが分母でどっちが分子なのか、混乱する時はないでしょうか。

もし混乱しやすい場合は、常に「~に対する」という言葉に注目しましょう。「~に対する」の直前に来ている言葉が必ず分母になります。「XのYに対する」と書かれていた場合は、Xが分子でYが分母です。先ほどの「XのYに対するMRS」という場合、Xの効用をYの効用で割っている、つまり分子が「Xの効用」で、分母が「Yの効用」ですよね。需要の価格弾力性という言葉も、言い換えると「需要の価格に対する弾力性」ということですから、価格の変化が分母に来ます。

 

さてこのMRSですが、通常はXが大きくなるほど、逓減していきます。「逓減」という言葉も経済学独特の言い回しですが、要するに「徐々に減っていく」ということです。

Xが手元に少なく、Yが手元に多い時は、Xを追加で1単位得ることの価値が相対的に大きいため、Yを多めに失ってでもXを追加1単位得たいと思いますが、Xがだんだん多くなって、Yが少なくなってくると、Xを追加で1単位得ることの価値が相対的に低下していきます。これはMRSがXが大きくなるにつれて、小さくなることを意味しています。したがって、傾きが徐々に小さくなっていくため、無差別曲線の形は原点に凸になっていくと想定されるのです。

下のグラフでは点A→点B→点Cに行くにつれて、無差別曲線の傾き(つまりMRS)が徐々に小さくなっていくのが見て取れるかと思います。

 

ところが、モノ・サービスの組み合わせによっては、このMRSが独特の動きをするため、無差別曲線の形状が原点に凸にならない場合があります。

無差別曲線の形は基本的にMRSがどのように変化するかで変わります。

 

MRSが一定のケース

MRSが一定ということは、無差別曲線の傾きが常に一定ということになりますから、以下のような形状になります。

これはXを追加1単位得るために、Xが手元に少ない時や多い時に関わらず、放棄してもよいYの単位が一定ということを意味しており、XとYが完全に代替の関係にあるケースです。例えば、出光から買うガソリン1ℓとエクソンモービルから買うガソリン1ℓは、消費者にとって、まったく同じ価値です。出光から買ったガソリンが手元に少ないからといって、追加で出光から1ℓのガソリンを購入するのに、エクソンモービルから買ったガソリンを2ℓとか3ℓとか放棄して手に入れませんよね。どちらも同質の製品です(出光佐三を尊敬しているから、出光のガソリンの価値を高く感じる、というような特殊な方がいらっしゃるかもしれませんが、これは脇に置いておいて)。このような関係にあるモノ・サービスを「完全代替財(Perfect Substitutes)」と言います。

 

MRSがゼロのケース

横軸にとったモノ・サービスがいくら増えても、消費者の効用に無関係な時、MRSの分子であるX軸のモノ・サービスの効用はゼロであり、MRS=0となりますので、横に水平な無差別曲線(傾きが0の直線)が描かれます。

 

MRSが無限大のケース

縦軸にとったモノ・サービスがいくら増えても、消費者の効用に無関係な時、MRSの分母であるY軸のモノ・サービスの効用はゼロであり、MRS=∞となり、縦に垂直な無差別曲線(傾きが∞の直線)が描かれます。

 

MRSがL字型のケース

これはMRSが0のケースと無限大のケースの組み合わせとして表示されます。
あるポイントを超えると、MRSが0になったり無限大になったりするケースです。手袋とか靴のように、ペアで揃っていないと意味が無いモノが、よく例として挙げられます。

X軸が右足用の靴の数量、Y軸が左足用の靴の数量とした場合、右と左、ひとつずつあれば充分なのですが、もし右足用の靴がふたつ、みっつと増えていっても、使えませんので、X軸に取ったモノ・サービスがいくら増えても消費者の効用に無関係ですから、MRS=0となり、水平な無差別曲線となります。反対に、左足用の靴がふたつ、みっつと増えて行っても、これも使えませんので、Y軸にとったモノ・サービスがいくら増えても消費者の効用に無関係ですから、MRS=∞となり、縦に垂直な無差別曲線となります。このような関係にあるモノ・サービスを「完全補完財(Perfect Complements)」と言います。

 

MRSが逓増のケース

Xというモノ・サービスが手元に少ない場合、追加で1単位を得るために、失ってもよいYというモノ・サービスは1より少なく、Xが手元に多くなってくると、失ってもよいYの量が増えてくるというケースです。

そんなケースって現実的にあるのか?という感じですが、XとY、両方を消費するよりは、どちらか一方のみを消費したい場合はこのような形になります。直感的には、どちらか一方の財のみを消費したい場合、なかなかそのポジションから動かず、もう一方の財はあまり増やしたがらないけれども、ある一点を超えると、もう一方の財の消費に急速にシフトしていく、というような感じでしょうか。

例えば、iPhoneを使用している消費者は、手元のスマホの2台目、3台目として、なかなかAndoridのスマホを採用したがりませんが、手元のスマホの台数のうち、Androidの方が多くなってくると、全部Androidにしてしまった方が満足度が高いので、急速にAndroidに舵を切る、というようなシチュエーションでしょうか(余計分かりにくい?)。

 

 

その他の特殊ケース

円型の無差別曲線

ふたつのモノ・サービスの組み合わせのうち、最適な組み合わせがたった一つだけ決まる場合には、円型の無差別曲線になります。
例えば、晩酌にはビール2本と日本酒2合を飲むのが最適だという人がいた場合、下記のようなグラフになります。ビール1本と日本酒3合だと、翌日二日酔いになってしまうとか、ビール3本と日本酒1合ではちょっと物足りない、というような場合でしょうか(下のグラフの場合の効用は、他のグラフと違ってU1>U2になっています)。

 

ふたつのモノ・サービスのうち、他方の増加が好ましくない場合は下記のようなグラフになります。よく挙げられる例としては、所得と労働時間の組み合わせとか、所得とゴミの量の組み合わせとかがあります。この場合は左上に行く方が効用(満足度)が高くなります。

 

さてこれで無差別曲線については、理屈とすべてのケースを網羅しました。
ここで早速過去問を解いてみましょう(以下の過去問はすべて「一般社団法人中小企業診断協会」のホームページからの転載です)。

まず平成27年度の問題です。

完全補完財の無差別曲線はどれか、という問題です。

簡単ですね、答えは図Bです!

図Aは普通の無差別曲線、図Cは完全代替財(MRSが一定)、図DはMRSが逓増する財のケースでした。

では続いて平成29年度の問題です。

MRSが無限大になっているケースです。MRSが無限大と言うことは分母がゼロ、つまりY軸に取られている財の効用がありません、というケースですね。

答えは、そう、ウですね!

アは完全補完財ですね。コーヒー1杯について、角砂糖1個だけ入れます。それ以上はコーヒー、角砂糖、どちらが多くても満足度は上がりません。

イは完全代替財です。

ウはY軸の財(野球のチケット)の効用がゼロですので、これが答え。

エは問題文が分かりにくいですが、パンとおにぎりで代替性があり、完全代替財という訳ではなさそうです。これ以上の記述が無いので、普通の無差別曲線だと思われます。少なくとも垂直に立っている無差別曲線ではないですね。

 

本日は無差別曲線についてのみご説明しましたが、これだけでは個人消費の分析は出来ません。次回は予算制約線について書きたいと思います。

 

以上、たかじんでした。

それでは、また。

 

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はい!へんりーです。

おはようございます!

GW明け、気温が下がっている地域も多いようですが体調を崩したりしていませんか?

うちの猫たちは寒そうに丸くなって爆睡中・・ちょっと5月ぽくない光景です。

 

体調がわるいときは割り切って十分な睡眠時間を取るのが大切です。・・・いや、大切というか、必須です。

焦る気持ちはもちろんわかりますが、そこで無理をしても、集中力を十分に発揮できる状態にいつまでも戻れず、悪循環に陥ってしまう可能性があります。

ぜひ、身体を健康な状態に近づけることを最優先させてくださいね。

 

さて、我々9代目メンバーが気合を入れ、連日お届けしている【渾身!論点シリーズ】ですが、お役に立てていますでしょうか?

同シリーズは昨年以前の記事も含めて、こちらでまとめて見ることができます。

また、「サイト内検索」も活用しつつ、あなたが悩んでいる・苦しんでいる・気になっている論点の記事を見つけて参考にしていただけたら嬉しいです。

リクエストや感想等があれば、どしどしコメントをお願いします!

 

なお、「渾身シリーズ」ばかり続くと肩がこってしまうので、ときには「ゆるわだ」な記事も挟んでいこうと思っていますのでよろしくお願いします♪

 


というわけで、今日の本題。

前回記事の続きも兼ねて、「暗記攻略」をテーマとし、特に「経営法務」(以下、「法務」)にフォーカスしてみます。

 

先月実施した春セミナーでも、

「暗記を上手くやるコツはありますか?」

という質問を多く聞かれました。

徐々に本番が近づいてくる中で、1次試験における膨大な量の「暗記」について不安を覚えるのは自然なことだと思います。

あなただけではありませんから安心してくださいね?

 

こういった暗記系の相談に対して、アドバイスさせていただいたのは、

「まとめ表の活用」

「横串を刺す」

というものです。2つはリンクします。

 

まず「まとめ表」とは、例えば以下のようなものです。(先代wackyさんの記事から拝借)

こちらは、「法務」のうち、会社再編についてまとめた表になります。

 

このようなまとめ表を100%有効活用するために、「横串」がキーワードになります。

たとえば、テキスト(「スピードテキスト」等)では、会社再編という論点をどのように説明しているでしょうか?

第一に、複数ある再編のうち、「事業譲渡」について、その仕組みから、細かな規定や手続きといった項目に対する説明がされています。

続いて、「合併」について、同じく、その仕組みから、細かな規定や手続きといった項目に対する説明がされ、

そのあとの「株式交換・移転」「分割」までも同様の構成になります。

 

以上のようにテキストでなされる連なった説明は、上の添付した表の縦(列)方向に整理されています。

しかし、この「タテ」の視点だけでアウトプット+インプットをいくら繰り返しても、定着率は上がりにくいのです。

理由はさておき、みなさんもテキストを読んでいて実感があるのではないでしょうか?

 

ここで、重要になってくるのが「ヨコ」方向の視点です。つまり横串し。

 

例えば、「債権者保護手続きの要否」という項目について、「事業譲渡」「合併」・・・と、横串を刺すように比較することで、記憶の定着を図るのです。

わかりやすいように、「タテ」「ヨコ」の矢印を入れたのが以下です。

 

どうして横串しが有効なのか?(あるいは、なぜ「タテ」だけでは暗記しにくいのか?)

 

それは、ほとんどの暗記系の問題は、「ヨコ」の視点で作成されているからです。

パッと見ではわかりませんが、過去問などを見ながら少し考えてもらえれば理解できるかと思います。

・・・と、「そんなの当たり前じゃん」と感じる人も少なからずいるでしょうが、横串しをはっきり意識しながら活用すると有効性が増すと思い簡単に説明してみました!

 


 

それでは、この「横串」の有効性を確認してもらった上で、応用編として具体的な論点を取り上げます。

今回は、「法務」のうち、出題頻度の高い [株式会社の機関設計] を題材にします。

 

この論点は複数の先代の記事でも取り上げられていますが、春セミナーの参加者からの「ブログ記事にリンクが多いと見に行くのが大変なので、新たに説明し直してもらえるとありがい」といった趣旨のリクエストにお応えしようと思います。

 

僕が、本論点をマスターするためにやっていことは以下。要するに「アウトプット→インプット」の流れです。

①毎度おなじみアウトプット最優先*(スピ問・予備校の予想問題「答練」の出涸らし法

②アウトプットして得た、新たしい知識、間違えやすいポイントなどを「まとめ表」**にどんどん書き足す

 

* アウトプット最優先について確認したい人は以前の記事を参照ください。また、「スピ問」については初代ハカセさんの記事に説得力があります。

 

** 機関設計の「まとめ表」作成にあたっては、TACスピードテキストの章終わりに載っている表を印刷して使いました。

割き込みを重ね、最終的にファイナル・ペーパーと化したものをお見せしたかったのですが、そのまま載せるわけにもいかないので(何より字が汚いし細かくて読めないので)、今回、以下のように作り直してみました。

へんりー作「機関設計」まとめ表↓

NOTE:

・表を作る上では、上部に矢印マークとセットで書いている①②③④の定義理解が前提となる

・青色四角は後から追加したメモ

・右端に書いているメモでは「ヨコ」方向に串刺し、左側の役員の部分は「タテ」方向に串刺し

 

もちろん、これを眺めるだけではたいして役に立たないと思いますので、みなさん各自で「まとめ表」を作成してみることをオススメします。

作成といっても、時間をかけてゼロから書きだすのではなく、テキストへの書き込みや道場の過去の記事にある表を使用するのも手かと思います。

 

以下のように、機関設計の表の埋め方(「必須」「任意」「不可」など)を示します。

基本ルール「その1」から「その7」までをマスターすることが、本論点のABCレベル問題を確実に取るための第一歩です。

 

その1. 会社法において株主総会と取締役は絶対必要。
その2.公開会社、監査役会設置会社、委員会設置会社は、取締役会が必須。
その3. 取締役会設置会社は、原則、代表取締役と監査役が必須(*)。
(*株式譲渡制限会社かつ取締役会設置会社かつ大会社以外の会社では、監査役または会計参与のいずれか(または両方)の設置が必須)

 

 

続いて、

その4. 大会社、委員会設置会社は、会計監査人が必須。
その5. 会計監査人を設置した場合、監査役も必須(委員会以外)
その6. 監査役会は、「公開会社かつ大会社」で必須。

 

 

最後に・・

その7.  小監査役(会計監査に限定)は、譲渡制限会社のみ設置可能。だが、監査役設置会社および会計監査人設置会社は設置できない。
→言い換えると、「譲渡制限会社かつ大会社以外」で、監査役と会計監査人のどちらも設置にしていない場合のみ設置可能。

 

 

※本内容は2017年8月の1次試験受験時点での会社法をベースにしています。法改正の影響等の最新情報は毎年確認が必要になるのでご注意ください。

 

以上です。

テキストに載っていると思われる基本的な説明は省いているので、上のへんりー表を活用しながら、理解を深めてみてください。

1問1問の配点が高いことで知られる「法務」ですので、確実にマスターし得点源にしちゃいましょう!

改めて、GWは終わりましたが、まだまだまだまだ間に合います!

アナタも、やれるはず。

もうちょいあがいてみませんか?

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

GW明け、大手予備校では、完成答練ラッシュがスタートですね!毎週2科目の完成答練があり、それが2回転すると、1次公開模試、と怒涛の8週間だった記憶があります。

 

通学・通信の方は、目指すは「完成答練70点!」養成答練80点がスト合格のマイルストーンだったように、ここからのマイルストーンは「完成答練70点」です。

 

道場メンバーも、【渾身!論点シリーズ】と題して、1次学習を応援していきます。

 

本日は、昨日のヒロちゃんのマーケ⇒広告に続き、企業経営から。

 

組織論の「組織構造、組織形態」について。

 

■本記事の狙い■
「組織構造、組織形態」について、重要なポイントを理解する。

 

【1】組織構造、組織形態の過去問

早速ですが、該当するカテゴリの過去問にチャレンジ!

 

受験者の80%以上が正解するAランクと、40%~60%が正解するCランク問題の2問です。まずは、自分の実力を確認してみてください。※解答はブログの最後に。

 

●29年第14問 これは絶対当てたいAランク
組織構造のデザインに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア:異なったタスクを組み合わせて、顧客に提供するサービスとしてまとめる方法を、機能部門化という。

イ :指揮命令系統は、組織のトップからロアーに至る権限の系統であるが、組織横断的なコミュニケーションを可能にする情報ネットワーク技術の発展によって、指揮命令系統は組織デザインの要素としては必須ではなくなっている。

ウ :仕事を細かく分割された作業ルーティンとしてではなく、トータルなプロセスとして任せるように割り当てることを、職務の専門化という。

エ :職務の標準業務手続きの公式化が進むほど、職務の進め方に対する個人の自由裁量は小さくなる。

オ :組織の頂点に意思決定を集中する度合いとして集権化と分権化が決められ、集権化するほど環境変化への対応力を高めることができ、分権化するほど迅速な組織的な行動が可能になる。

 

●28年第12問 最後の2択!Cランク問題
機能別組織、事業部制組織、マトリックス組織の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア:機能別組織は部門間で緊密な調整が必要な場合に有効であるが、安定した環境のもとで官僚制的な組織になるという短所がある。

イ:事業部制組織が有効に機能するためには、トップマネジメントが業務的意思決定から解放され、戦略的意思決定と管理的意思決定に専念できるようにする必要がある。

ウ:事業部制組織は複数の製品―市場分野を持つ企業が、範囲の経済を実現するのに適しているが、規模の経済を追求することは難しい。

エ:マトリックス組織は変化の速い環境で部門間の相互依存が高い場合に有効であるが、コンフリクトや曖昧さを許容する組織文化を持たないと効果的に機能しにくい。

オ:マトリックス組織を効果的に管理するためには、 人の部下に対して、機能マネジャーとプロダクトマネジャーが同じ権限を持っていなければならない。

 

【2】組織論の難易度

昨日のヒロちゃんも使っていた、こちらのchikaお手製の図。これを見ると分かりますが、組織論は比較的難易度が高い。

 

調べてみたところ、2012年のうちあーのさんの記事にも、同様のグラフが登場します。やはり組織論は難しい。

 

つまり、伝統的に、マーケと戦略論は点が取りやすく、組織論は点が取りにくい、と言えます。

 

その傾向は自分も昨年把握していたので、本番で問題を解く順番を以下のようにしていました。

①マーケ ⇒ ②戦略論 ⇒ ③組織論

 

つまり、簡単な問題からやっつけて、精神的ゆとりを持ちつつ、最後に組織論に挑む。

 

ちなみに、29年度は、ABランク(受験者の60%以上が正解)の比率は以下の結果でした。
戦略論 46%
組織論 21%
マーケティング 64%

 

なお、私の正答率は、以下の結果でした。
戦略論 92%
組織論 43%
マーケティング 71%

 

組織論は半分も正解できていませんが、そもそも難易度が高かった(←言い訳)。

 

29年は、戦略論とマーケで点が稼げていたかがポイントでした。そして、組織論は基本のABランクを確保して、Cランクを半分近く取れていれば60点コース。

 

ちなみに、組織論は、2次試験事例Ⅰで必要ですが、2次の知識範囲としてはテキストレベルで十分。つまりABランクの範囲です。

 

本日の組織構造、組織形態についても、まずはABランクをマスターするため基本の部分をまとめていきます。

 

【3】試験案内から見る出題範囲

試験案内は、読み込んでいる人が少ないですが、試験範囲に関する貴重なメッセージが書かれています。

 

記載されている用語については、何のことか調べて、理解しておきたいですね。※組織論の試験範囲は、試験案内の15ページ。

 

2.組織論
(1)経営組織の形態と構造 ←今日は、ココ!
組織形態(職能制組織、機能別組織、事業部制組織、マトリックス組織)、組織の構成原理(コミュニケーション、命令の一元性、分業・専門化と調整、権限と責任)

 

(2)経営組織の運営

意思決定システム、モチベーション(マズローの欲求段階説、ハーズバーグの2要因理論、ヴルームの期待理論)などなど。以下略。

 

(3)人的資源管理
労働関連法規(労働基準法、労働組合法、労働安全衛生法、労働保険、社会保険、労働者派遣法)、などなど。以下略。

 

【4】組織の構成原理

試験案内に記載の試験範囲に沿って、確認していきます。

 

「組織の構成原理」で押さえる点は、【組織設計の5原則】です。

【引用元:きゃっしいまとめシート】

 

①専門化の原則
専門化の原則とは、業務の専門性を上げることで業務の効率を向上させるという原則です。

②権限責任一致の原則
責任権限一致の原則は階層制の原則ともいわれ、権限の大きさと責任の大きさは一致していなければいけないという原則です。

③命令統一性の原則
命令統一性の原則は、1人の部下に指示をすることができるのは1人の上司だけにすべき、つまり、ワンマン・ワンボス(One man, One boss)とすべき、という原則です。

④統制範囲の原則
統制範囲(スパンオブコントロール)の原則は、1人の上司が直接的に管理できる部下の人数には制限があり、これを超えると管理効率が低下するという考え方です。

⑤例外の原則
例外の原則は権限委譲の原則ともいわれ、経営者や管理者は日常反復的な業務処理は下位レベルの者に委譲し、例外的な業務に専念すべきであるという考え方です。

 

【5】組織形態

「組織形態」で押さえる点は、【組織形態の特徴、メリット・デメリット(通称メリデメ)】です。

【引用元:きゃっしいまとめシート】

 

ちなみに、職能別組織と機能別組織は、同義と捉えて問題ないです。

 

①機能別組織

〇機能別組織のメリット
・業務範囲が細分化、専門分業化をすることで役割分担が明確化される。

・従業員が個々の専門性を高められるため、各部の専門性を発揮できる。

・部門間での機能の重複を防ぐことができるとともに、同じ仕事を担当するスタッフが一つの機能部門に集められるため、知識やスキルが共有でき規模の経済を生かせる。

・意思決定権が経営トップに集中しているため、トップダウンで組織の統制が取りやすい。

×機能別組織のデメリット
・経営トップが複数の部を管理しなければならないため、負荷が大きく、経営トップの意思決定に遅れが生じる恐れがある。

・各機能部門間にセクショナリズムが生じ、部門間の連携が十分取れなくなる恐れがある。

・全社的なマネジメントできる人材が育ちにくい。

 

②事業部制組織

〇事業部制組織のメリット
・事業運営に関する判断は各事業部で行われるため、経営トップは経営に専念できる。

・各事業部は、現場の状況に応じた対応を迅速に取ることができる。

・事業運営に関する判断は各事業部に権限委譲されているため、下位管理者のモチベーションが向上する。

・次世代の経営者の養成がしやすい。

×事業部制組織のデメリット
・事業部ごとに機能部が置かれているため、機能が重複し経営資源に無駄が発生し、コストアップにつながりやすい。

・短期的な利益志向が強まり、短期的判断が取られやすく、中長期的な施策が打ちにくい。

・事業部間のセクショナリズムが生じやすい。

 

③マトリクス組織
〇マトリクス組織のメリット
・人材の多重利用ができるため範囲の経済が得られる。

・人的資源や情報が共有できる。

×マトリクス組織のデメリット
・従業員が事業部にも機能部にも所属している状態となるため、指揮命令系統が二重化し、ワンマン・ツーボスの状態になる。

・管理者による権力争いが起こってしまう。

これらのデメリットへの対応方法としては、事業部もしくは機能部のうち、どちらかに強い権限・責任を与えるという方法がある。

 

以上、【渾身!論点シリーズ】組織構造、組織形態でした。

 

組織論は難問・奇問(DEランク)が多いですが、基本のABランクをまずは5月にマスターしましょう!

 

☆過去問の解答☆

29年第14問 正解エ 28年第12問 正解エ

 

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キャンプのイメージ

 

 

 


 マーケティングについて考える

 

おはようございます!ヒロちゃんです!ゴールデンウィークも終わり、今週から仕事再開の方も多いのではないでしょうか?

皆さんゴールデンウィークは勉強に励んだり、遊びに出かけたりと、各々充実した時間をお過ごしになられたことと思います。

ちなみに私はというと、小さな子供たちを連れて家族でキャンプに行ってきました!普段の生活では体験できない自然と触れ合うことが出来てとてもよかったです。

中でも、キャンプ場近くの川辺でやったマス釣りが子供たちにはとても新鮮だったらしく、目をキラキラ輝かせて楽しんでいました。

この経験を通じてふと思ったのですが、私たち家族(いち消費者)はモノ消費よりもコト消費(商品・サービスによって得られる経験に価値を感じる消費活動のこと)を求めているんだな~と思った次第です。

モノ余りと言われて久しい現代日本において、今後企業がマーケティングする際はその辺の消費者ニーズをよくよく見定める必要があるんだろう、と思いました!

 

 


過去問から分析する4P戦略が重要なわけ

 

というわけで、今回は企業経営理論の中からマーケティングについてお話したいと思います!(ちょっと無理がある出だしですね笑)。

企業経営理論については、先日Chikaの記事でしっかりと分析してくれていますが、改めてその内容を見てみるとすると以下のようになっています。

 

自動代替テキストはありません。

参照 Chika記事

 

自動代替テキストはありません。

参照 Chika記事

 

ご覧の通り、マーケティングは経営戦略と双璧をなす頻出論点であることがわかります。また、ABランク問題が多く、受験生の多くが正解してくると思われます。

つまり、時間を割いてでも取り組むべき論点ということが言えますね。そんなマーケティング分野の中でも4P戦略が最重要論点です。

4P戦略は結構有名な戦略論ですが、その内容はとても奥が深いです。

ですので今回はその4P戦略の4つのPのひとつであるPromotion(プロモーション)戦略に位置づけられる「広告」について焦点を絞ってご説明したいと思います。

前半では各広告媒体の特徴を、後半では目覚ましい発展を遂げているインターネット広告について説明しますね。

 

 


媒体別広告について

 

まずは一般的に言われている媒体別のメリット、デメリットを説明します。

青字がメリット赤字がデメリット

 

マスメディア広告(TV・新聞・雑誌・ラジオ)

 

TV

  • 短期間で膨大な範囲においてリーチ獲得可能。
  • ブランド・ロイヤルティ構築可能。
  • 映像と音で五感に訴える効果が高い。
  • 他の媒体比べてコストが非常に高い。
  • 広告掲載期間が短命。

 

新聞

  • 社会的信頼性の高いメディアであり、企業の信頼性を得やすい。
  • タイムリーな情報発信が可能。
  • 広告掲載期間が短命。
  • 比較的コストが高い。

 

雑誌

  • 高いターゲット選定が可能。
  • 優れたビジュアル表現が可能。
  • ターゲットの再接触頻度が高い。
  • 購読者数の減少
  • 比較的コストが高く、制作に手間がかかる。

 

ラジオ

  • 掲載範囲をピンポイントで選定出来る。
  • 他のマスメディアに比べて比較的低コスト。
  • 聴覚のみの訴求効果。
  • ながら視聴が多い媒体のため訴求効果が低い。

 

SP広告(屋外広告・展示会、イベント等)※今回は屋外広告と展示会、イベントのみ紹介

 

屋外広告

  • ターゲットの再接触頻度が高い。
  • マスメディアに比べて比較的低コスト。
  • インパクトの大きい効果がある。
  • ターゲット選定が困難な場合がある。

 

展示会、イベント

  • 自社商品・サービスを実際に触れて体験してもらうことが可能。
  • 直接ターゲットと接触可能。
  • 出展商品・サービスに関心の高いターゲットと接触可能。
  • 屋外イベントだと天候に成否が左右される。
  • 事前に集客・告知活動が必要。

 

インターネット広告

  • 広告主と消費者との間で双方向性のコミュニケーションを実施することが出来る。
  • マスメディアに比べて比較的低コストで運用可能。
  • 高度なターゲット選定が可能。
  • マスメディアに比べて比較的信用度が低い。

 

 


「日本の広告費」からマクロ的な変化を見る

 

次に、マクロな視点から日本の広告についてみていきましょう。以下は電通が毎年発表している「日本の広告費」から抜粋した表になります。

 

2017年 日本の広告費—媒体別広告費

自動代替テキストはありません。

参照 (株)電通 2017年 日本の広告費

 

特徴的なこととして、インターネット広告費が構成比を急速に高めていることと、マスメディア広告費が微減傾向にあることです。

約20年前にはほぼゼロであったインターネット広告のシェアが今では日本の広告費の約4分の1になるほどの成長と遂げています。

日本よりも広告分野において5~10年先を進んでいると言われているアメリカでは、既にインターネット広告費がテレビ広告費を抜き去っています。そのような事実から鑑みると、早晩日本においてもインターネット広告がシェアトップになることは間違いないでしょう。

しかし、上述のようにインターネット広告が急成長しているとはいえ、まだまだマスメディアの影響が強いことは疑いようのない事実です。

以下の図表をご覧ください、博報堂DYメディアパートナーズが発表している「メディア定点調査」からの抜粋情報です。消費者が1日あたりに各メディアに接触する時間をグラフにしたものです。

 

メディア総接触時間の時系列推移(調査地区東京)

自動代替テキストはありません。

参照 博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所 メディア定点調査2017

 

どうでしょうか、文句なしにテレビが依然としてトップであることがわかりますね。

では今度は切り口を変えてメディア接触時間を性別、年代別で見てみましょう。

 

メディア総接触時間の性年代別比較(調査地区東京)

自動代替テキストはありません。

参照 博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所 メディア定点調査2017

 

性別で比べても違いがあることがわかりますが、特筆すべきは年代別での比較です。

10代~30代の世代ではスマホなどインターネットメディアの接触時間がテレビよりも長く

逆に40代~60代の世代ではテレビへの接触時間がとても長くなっています

このように、狙うべきターゲットによって広告を掲載する媒体選定を考慮しないと、適切な効果を得ることが難しくなっているのが現状です。

ちなみに今回は割愛しますが、メディア接触時間は地域性も大いに影響します。一般的に都市部よりも地方の方がテレビ接触時間は長く、インターネットメディア接触時間が短い傾向にありますのでご注意を。

 

 

 


目覚ましい発展を遂げるインターネット広告について

 

では、なぜ近年ここまでインターネット広告が成長してきたのでしょうか?

色々な見解があると思いますが、大きく以下2つの要因が理由として考えられています。

 

  1. インターネットの普及

 

インターネットの利用者数及び人口普及率の推移

自動代替テキストはありません。

参照 総務省「通信利用動向調査」

 

当たり前といえば当たり前ですが、インターネットの普及率が上昇したことが真っ先に言えます。現在1億人以上が利用しているこのメディアへの広告投資が増加することは当然と言えるでしょう。

 

 

 

  1. アドテクノロジーの進化

 

金融×技術=フィンテック、教育×技術=エドテック、など色々な分野でテクノロジーとの融合によって技術革新が進んでいます。広告分野も同様に広告×技術=アドテクノロジーという技術革新によって、旧来あったネット広告の課題をテクノロジーの進化によって克服してきたと考えられます。

アドテクノロジーと呼ばれるものは多々ありますが、今回は特に重要なDSP、SSP、DMPの仕組みについて説明します。

DSP、SSP、DMPとは簡単に言うと、人手では実現不可能なレベルの広告配信を可能にするシステムの事です。

 

DSP

Demand Side Platform(デマンド・サイド・プラットフォーム)の略。広告主や広告会社が広告を出稿するためのシステムで、掲載面や価格、ターゲットなど設定した条件に合致した広告枠(広告在庫)を自動的に買い付け、広告を配信する。接続する複数のSSPなどの広告在庫をリアルタイムで入札取引し、広告配信を一元管理し調整する事が出来る。

 

SSP

Supply Side Platform(サプライ・サイド・プラットフォーム)の略。広告媒体先が広告枠の販売の効率化や収益の最大化を計るためのシステムで、広告枠や価格、希望する広告主の業種などを設定し、複数のDSPなどの配信を一元管理する。リアルタイムで入札単価などを比較し、最高価格の広告を自動で選択して配信することが出来る。

 

DMP

Data Management Platform(データ・マネジメント・プラットフォーム)の略。広告主が自社及び外部の様々なデータを一元的に管理するプラットフォーム。集積したデータを分析し、広告配信の最適化などに活用される。

 

参照  JIAA インターネット広告の基本実務(インターネット広告基礎用語集)一部加筆

 

 DSPとSSPの仕組みですが、まず消費者が広告枠のあるサイトを閲覧すると、サイト側が性別、年代、興味、行動履歴などのユーザー情報をもとにSSPに広告をリクエストします。

 次に、SSPが連携している各DSPに対して、どのDSPが広告を配信するかを決めるオークションに参加するようリクエストを出します。

 結果的に最も好条件が提示出来たDSPが広告配信権を得ることが出来、DSPからサイトへ広告配信がされます。

 

 DMPに関しては全く新しい技術システムということではなく、データウェアハウスに似ているシステムです。データウェアハウスに関しては情報システムの学習で覚えがある方もいるかもしれませんね。

 DMPはデータウェアハウスに外部のオープンデータが加えて、さらに統合したデータを広告配信などの施策に利用しやすくしたシステムというイメージです。

 

 

 


インターネット広告が抱える問題点

 

このような技術革新によって急成長し続けているインターネット広告ですが、以下のような問題点も同時に生まれています

 

・アドフラウド(広告詐欺)
不正プログラムによって、自動でサイトの閲覧やクリックを発生させ、広告表示数を偽る行為のこと。

 

・ビューアビリティ(視認性)
ターゲットが広告を見ていないのに、その広告が掲載されたウェブページを閲覧しただけで広告表示されたとカウントされてしまう現象のこと。

 

・ブランドセーフティ(ブランドの安全性)

広告主の企業や商品ブランドに相応しくないウェブサイト等に広告が掲載されることで、ブランドイメージが毀損されてしまうこと。

 

 

これらの問題はいずれも広告主・消費者双方にとって不利益となりますので、効果的な対策が急がれています。

 

 

 


まとめ

 

いかがでしょうか?今回は企業のプロモーション活動のひとつである広告について紹介させていただきました。

広告は非常に奥が深い分野ですので、今回は内容を絞って媒体別広告の特徴と、近年目覚ましい成長を見せるインターネット広告についてお話しました。

確かに、インターネット広告は伸長していますが、だからといって今後企業と消費者間のコミュニケーションがデジタル一辺倒になるかというとそうではないと思います。

冒頭でも私事のコト消費エピソードを少しお話しましたが、生活のデジタル化が進めば進むほど、リアルな体験の価値が相対的に高くなることが言えると思います。

事実、国内全体におけるイベント費用は近年増加傾向にありますし、IT大手企業のアマゾン楽天などが実店舗でのチャネル戦略展開を既に始めています。

デジタルorリアルと分けるのではなく、届けたい相手に最適なコミュニケーションをすることが求められている現れかもしれませんね。

 

昨今、広告業界では広告領域だけを守備範囲とせず、クライアント企業の経営課題まで踏み込んだ取り組みが今後生き残りを図るためには求められていると言われています。

広告会社も診断士同様にビジネス全般におけるコンサルティングを展開していくことが多いに考えられますね、そういった意味では診断士の競合とも言えます。

 

 

 

今日は以上となります‼

 

 

 

今日も一日頑張りましょう‼

 

 

 

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おはようございます。きゃっしいです。

GWも最終日となりましたが、充実したものとなりましたでしょうか?
ばっちり、という方もイマイチ、という方もラスト1日頑張っていきましょう!

さて、本日は日曜日ですが、特別編ということで、これから始める【渾身!論点シリーズ】についてのご案内と過去の論点シリーズについてきゃっしいセレクトのおススメ過去記事をご紹介させていただきます。

 


■【渾身!論点シリーズ】とは?

その名の通り、道場メンバーが渾身の力を込めて贈る記事のことです。
毎年GW後の時期に掲載している人気シリーズで、今年は明日以降、不定期で掲載させていただきます。
【渾身!論点シリーズ】では、例えば桃ちゃんがすでに書いてある「VEについて(運営管理)」のように様々な論点について道場メンバーが少し掘り下げて解説します。
タイトルの【渾身!論点シリーズ】が目印ですので、ぜひ読んでみてください。

さて、この論点シリーズですが、「この論点がイマイチ理解できないから解説してほしい」などのリクエストを募集したいと思っています。

解説してほしい論点について、例えば「経済の所得効果と代替効果がイマイチよくわからない」とか、「不正競争防止法のあたりが覚えられないんだな。。。」とかありましたらぜひこの投稿のコメント欄でリクエストしていただけると嬉しいです。

道場メンバー一同、「今、受験生の役に立つ記事を書きたい!」という熱い想いを持っていますので、リクエストいただけたら、記事という形で全力でサポートさせていただきます。

また、一発合格道場は月曜~土曜の毎朝6時に新しい記事をアップしていますので、ぜひ、あなたのスマホorPCの「お気に入り」や「ブックマーク」に登録いただき、通勤のお供や勉強の息抜きにチェックしていただければ嬉しいです。

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読者の方からのフィードバックが道場メンバーのモチベーションですのでぜひよろしくお願いします。

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■きゃっしいセレクト過去記事集

上記で渾身シリーズのご紹介をさせていただきましたが、道場の強みは熱い執筆陣と先代がこれまで築き上げてきた膨大な過去記事にあると思っています。

ブラウザバージョンでは過去記事を掲載年月別カテゴリー別などで見ることもできます。
また、キーワード検索ができる検索窓もありますので、普段スマホバージョンでご覧になっている方も、気になることがありましたらブラウザバージョンで記事を探してみるとお役に立つ記事が見つかるかもしれません。

とは言っても、一つ一つ読む余裕はなかなかないと思いますので、過去の渾身シリーズ記事を勝手にセレクトしてご紹介させていただきます。
テキストを使ってがっつり深入りするまでもないけど、ちょっと知っておくともしかしたら1、2マークに繋がるかも、という論点を中心にセレクトしました。

ちょっとしたスキマ時間にいかがでしょうか。

経済学
【渾身・経済学】読むだけ行動経済学(マイスター)
何となく後回しにしがちな主要どころとは言い切えない論点をまとめてくれています。
深入りせずにさらっと読むと知識の補強になるのでは。

財務・会計
【渾身】財務・会計 税効果会計(mya)
会計初心者にはどうもモヤっとくる税効果会計について解説しています。
なんだかモヤモヤする方はぜひ読んでみてください。

企業経営理論
【渾身】企業経営理論 「難解な日本語」をどう攻略するか?(うみの)
企業経営理論な難解な文章が多く、それで点数が伸び悩んでいる方も多いと思います。
この記事はそんな方向けに日本語の読み方について解説しています。

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【渾身】運営 都市計画法は食わず嫌い克服を!!(なご)
ついつい後回しにしがちだけど、意外と出る都市計画法についての解説です。
後回しにする前にさっと読んでみてはいかがでしょうか。

経営法務
【渾身】法務:ドラマで押さえる!意匠権のポイント(nori)
法務がもう嫌になってしまった方にも優しい特許庁のドラマ仕立ての動画で意匠権について解説しています。
ドラマは気楽に見られますが、それなりにボリュームがあるので、あくまでもスキマ時間にどうぞ。

【渾身】経営法務 基本論点以外にチェックしておきたいこと ーその2ー(TOM)
捨て問にするか迷いどころの英文契約書の対策について解説してあります。
捨てるにしても取りに行くにしても一読の価値はあるかと思います。

経営情報システム
【渾身】【経営情報システム】サルでもわかる? RDBの正規化(かおりん)
第一正規化、第二正規化、第三正規化ってあるけど、その違いって何?ということを女子会の注文伝票に例えて解説してあります。
私も昨年この記事でいまいちピンとこなかった正規化がイメージできるようになりました。

【渾身】【くだらないほど忘れない】イメージで覚えるシステム構成@経営情報システム:デュアルシステム・デュプレックスシステム・タンデムシステム(かおりん)
同じくかおりんさんの記事で、タイトルの通り「くだらないほど忘れない」記事です。

中小企業経営・政策
【渾身】中小企業経営(なが)
過去問があてにならない科目、中小で押さえるべきポイントを解説しています。

 

このように、道場の過去記事には今でも役に立つ記事も沢山あります。
苦手論点の克服やモチベーションアップにぜひご活用ください。

以上、きゃっしいでした。

 

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zenzenです。GWも今日を入れてあと2日ですが、皆様勉強はかどってますか?

順調に進んでいる方は、その調子で。
あんまり進んでないな、という方は代わりに「英気を養う」という大事な時間を過ごしたのかも知れません。
その時間が、直前の追い込みの際に力になってくれます。
「大丈夫。あなたはぜ~~~ったい、合格しますから!」©chika
 

さて、「息抜きにお勧め本の紹介を」なんて話がありましたので、私からも。
お前の記事はいつも息抜きではないのか?

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう StrengthFinder 2.0
トム・ラス著 古屋博子訳/日本経済新聞出版社

怪しいスピリチュアルなものではないので、ご安心を。
「自分の強みの活かし方が分かる」という触れ込みの一冊。
Web上で質問に答えることで、34の特性のうち自分が持つ強みの上位5件を診断してくれます。関西の同期合格者の間でちょっと流行った一冊で、遅ればせながら最近やってみました。

全部説明していると結構な分量になるので割愛しますが、「自分が考えている自分の強み」とのギャップを知る、という意味だけでも有用ではないでしょうか。強みを活かすための具体的な行動例も紹介されていますので参考にできるかと。
周りの人何人かでやるとより面白くなると思います。仕事で利用すれば、より強みを活かした人員配置が可能になったり、ある特性を持った人に適した関わり方ができるようになったりする可能性が生まれてきますね。
ちなみに私の上位5件は順に「回復志向」「適応性」「慎重性」「内省」「運命思考」となっております。結構当たっている気がしますね。特に「慎重性」(ビビりなところ)と「運命思考」(行き当たりばったりなところ)が。

それでは本題を。

集中力を持続させる方法とは?

これは大阪/東京の両セミナーでアンケート回答にあったので一度は触れたい、と思っていました。
これから本番に向けて完成度を上げて行く時期ですから、その前に集中力が無くてお悩みの方は一度考えてみるのも有効かも知れません。今回は3つの観点から。

1. 気が散る材料を遠ざける
2. 集中力が切れる前に休む
3. ツールを使う

1.気が散る材料を遠ざける
へんりーの記事の繰り返しになりますが、気が散る材料を遠ざけること。これが王道でしょう。動画・音楽・ゲームなどとは一旦距離を置く。物理的に!

私から補足するのであれば、可能なら勉強する場所を変えること。なるべく集中しやすい環境に自分を置くことでしょうか。
図書館または予備校の自習室やコワーキングスペースの利用、財布に余裕がある方は有料の自習室を契約してしまうのも一手でしょう。選べる状況なら勉強しやすい環境を選ぶべきです。
私自身も色々場所を変えながら勉強していましたが、一番はかどったのは図書館の自習室かコワーキングスペースですね。周りも勉強している人がほとんどですから、そういう雰囲気を利用しましょう。自宅は誘惑が多い・・・という方は特に。

ではいつも通り(?)過去の私の失敗例を晒しておきましょう。(決して義務感ではない)
2015年・・・2次試験前に何故かUNISON SQUARE GARDENにハマり、毎日youtubeを一回り。カラオケだけは上手くなったが、それがどうした。(決してオッサンの歌う曲じゃない)

2016年・・・今更「ジワジワくるtwitterまとめ」にハマる。こまめに更新をチェックしてしまう日々。面白いから仕方無いよね・・・。(黙れ)

これは・・・、かなり、相当のダメ受験生!!
そりゃ多年度化するわ!むしろ去年よく受かったな!マグレか?やっぱマグレか?

これは極めて悪い例です。
ですが、身に覚えのある方、実はいるんじゃないですか?・・・いないですか、そうですか。

2.集中力が切れる前に休む

これも最近読んだ本からですが・・・。
「効率・時間・スピード すごい習慣力」
富山真由著/三笠書房
この中で、「集中力が持続する習慣」という項があります。要約すると

・「やる気」や「意志の強さ」と集中力に相関関係は無い。
・「25分集中したら、5分休む」のが効率的である。
・集中が薄れてきたら歩く・ストレッチをする・違う部屋に移動する・休むなどして対処する。

この「25分集中・5分休憩」というのは“ポモドーロテクニック”と呼ぶようで、興味のある方は一度調べてみて頂ければ。
ちなみに、集中が続いているときはそのまま進めてしまっても良いそうです。あくまでこの「25分集中・5分休憩」というのは基本形で、自分に合うようにカスタマイズしてOKとのことです。ここでも「パクッてカスタマイズ」ですね。

3.ツールを使う

2.のポモドーロテクニックでもタイマーを使うことを推奨しているのですが、私が昨年実際にやっていたことを紹介します。
使っていたのはFreeCountdownTimerというソフトです。(もっといいアプリがあるかも知れませんが)

所謂タイマーなのですが、音と表示するメッセージを選ぶことが出来ます。
これを私がどう使っていたかと言うと、

・ドラゴンクエストのレベルUP音を〇時間おきに鳴らす
「すごいなー俺、またレベル上がっちゃったよ!」と無理やり思い込んでテンションを上げようとしてみました。(アホみたいだと思うかも知れませんが、意外に上がる。)ずっと使っていると飽きるのが早いのでご注意下さい。
参考URL:https://togetter.com/li/790741

・「1次試験まであと〇〇日」と常に表示させる
油断するとすぐサボるので常に意識しようということです。ポイントとしては「2次試験まで〇日」とか「口述試験まで〇日」とか「実務補修まで〇日」と同時に表示させることで、近い目標とその次の目標が嫌でも目に入るようにしていました。
「既にやっている」という方もいるでしょうし、「しょうもない」と思う方もいるかも知れませんが、やるしかない!と思うには有効でしたね。途中で目を背けたくなったこともありましたが。

・30分おきに「気が散ってませんか?」とメッセージを表示させる
これは今でも近いことをやっていますが、「ああ、いかんいかん」と勉強に戻るスイッチにはなりました。何分おきに表示させるかがポイントになると思うのですが、最初は15分でもいいかも知れません。この表示が煩く感じるようになってくれば、集中は出来ているということでしょう。自分の状況に合わせて間隔は見直して下さい。
しばらく使っていると慣れが出てくるので、メッセージもちょくちょく変えた方が良いです。好きな言葉でも、励みになる言葉でも、煽りになる言葉でも、自分の性格に合わせて設定していただければ良いかと。

<余計な後書き>
1次試験本番まで後3カ月。
計画通り、あるいは計画前倒しで勉強を進められている方は問題ないですが、そろそろ焦る方、諦める方が出てくる頃でしょうか。私は独学だったので状況が分からないのですが、予備校通学の場合、GW後から出席者が目に見えて減るとか・・・。(だいまつ談)
確固たる意志で辞めるなら良いのですが、間に合わないとか無理だとか思っているのならそれは少し的外れかも知れません。
たかじんの記事にあるように、閾値を超えるタイミングが来れば一気に得点は上がります。
へんりーは模試から本番までに100点UPさせていますが、これはこの間に閾値を超えたのではないでしょうか。極端な話をすれば、試験前日までに閾値を超えればいいのです。(勿論、模試前にある程度完成させるに越したことはないですが)停滞期で辞めてしまうのは、少しもったいない気がしませんか?

長くなってきましたので、唐突ですが私の好きな都都逸を締めの言葉としましょう。

諦めましたよ
どう諦めた
諦めきれぬと諦めた

以上、zenzenでした。

 

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こんにちは、きゃずです。

各メンバーも書いていますが、4月21日の東京セミナーへお越しいただいたみなさん、ありがとうございました!

頂いた感想・ご意見はすべて拝見し、本当に多くのエネルギーをいただきました。

今後の道場の企画運営に必ずや役立ててまいりますので、ご期待ください!

 

【もくじ】

・リクエストコーナー「最近読んでいるおススメ本」

・”心技体のふりかえり”をしよう

・実力者も苦戦する2次試験だからこそ、心と体のサインに目を向ける

・勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

・番外編~ここまでの話は、実は7年前に…

 

■リクエストコーナー「最近読んでいるおススメ本」

先日のへんりーの投稿でも読書本の紹介がありましたので相乗り。私が最近読んでいるのはコレです!

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか』ロバート・B・チャルディーニ、 誠信書房

 

人々が(無意識的に)動かされてしまう要因には、いくつかのスイッチ(=影響力)が存在する

ということについて、以下の6つの「影響力」の事例分析をもとに解き明かしていく本です。

返報性(恩義を受けたら、お返しせねば)

コミットメントと一貫性(自分で宣言したものは筋を通していたい)

社会的証明(人は行列をみて列に並ぶ。何の列かは気にしていない)

好意(好きな人からは何でも、何度も買っちゃう)

権威(ブランドや専門家の盲目的な信仰)

希少性(限定タイムセール、○○でしか買えない、に飛びつく)

 

この本と出会ったのは2012年頃ですが、まるでジューシーな肉汁が噛むたび溢れてくるビーフジャーキーのような、何度読み返してもその度に発見がある書籍です。

広義のマーケティング論として様々な書籍やセミナー、実際の販売活動の下敷きになっている原典のひとつですし、人間の社会性のなりたちと行動の原理原則を知る社会心理学としても、最高の教材です。

ビジネスでも、日常生活でも、恋愛でも、何かを仕掛けようとしている人のウラが分かってしまいます

なのでこれを知っているとちょっとやそっとのことでは騙されずにすみますし、この原理をうまく活用しているのであれば、あえて騙されちゃおうかな…なんていうこともできます(笑)

 

はっきり言います。メチャクチャ面白いので、“試験後に”ぜひ読んでください!

 

☆☆☆☆☆☆☆

さて、前回の記事では、2次試験に再挑戦する方に向けて「相手(二次試験)を知ること」に関して書きました(【2次試験】再挑戦するあなたへ②(彼を知り己を知れば…))。

今回は「己(自分自身)を知ること」についての話です。

 

■”心技体のふりかえり”をしよう

「相手を知ること」に続いて私が手をつけたのは、何が足りなかったのかを整理し、やるべきアクションを明確化するための”心技体のふりかえり”でした。

ポイントは以下のとおり。

①「心」「技」「体」のどこが足りなかったのか(問題点の把握

②問題点を克服するためにどうすればよいのか(課題の設定

③具体的にどのようなアクションを取るのか(対応策の策定

ちょっと考えてください。この流れ、何かに似ていませんか…?

 

そう、このふりかえりは「2次試験の解法プロセス」とほぼ同じなんです。

マトリクスにすると以下のようになります。

(当時はアタマの中も含めもっとぐちゃぐちゃに書いていたので、本投稿にあたり整理しています)。

こんなふうにして決めた対応策を、実際のアクションプランにしていきました。

逆にいえば、ここで決めたこと以外のことはやりませんでした

たかじんも書いていたように「何をするか」より「何をしないか」を決めるのが重要選択と集中です。

 

■実力者も苦戦する2次試験だからこそ、心と体のサインに目を向ける

大半の方は2次試験の対策として「技」(≒知識、解法、試験テクニック)を重視します。

ストレート受験の方はまさにそうですし、「技」の習得が大前提であることは言うまでもありません。

ですが、再挑戦組の方に質問です。

 

前回の2次試験を、100%の力で戦えましたか?

 

今年の2次試験はあと約170日後に控えています。

平常心で臨めなかった方や体調を崩してしまった方は、今年同じことにならないためにも、試験の直前・試験中、ご自身の「心」と「体」がどのような状態だったかどんなサインが出ていたのか、ふりかえることをお勧めします。

 

また、これからの学習のリズムの中で、1日3分、週に15分でも、ふりかえりの時間を作ってみることも一つのやり方です。

・今日(今週)、何を狙って学習したのか

・その目的は果たせたか

・できなかったとしたら、その要因は何か

(多忙?集中できなかったから?体調がすぐれなかったから?計画の工数見積もりが非現実的だったから?)

・明日以降、スケジュールを修正するか、そのままいくか

これらを日々のPDCAサイクルの中に組み込むことで、学習の軌道修正がしやすくなります。

それだけでなく、試験当日に向けての落ち着きが違ってくる投資対効果(ROI)の高い作業だと思います。

 

■勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

江戸時代の剣術家 松浦清山の言葉ですが、プロ野球の選手・監督として、幾多の金字塔を打ち立てた野村克也氏の座右の銘として有名ですよね。

ここまで「再挑戦するあなたへ」という題で3回の特集を通して

試験に臨む橋げたを作り、開示請求で得点を知ること

相手(2次試験)を知ること

・己(心技体)を知ること

を見てきました。

お伝えしたかったのは、負けを不思議の負けにせず、

「何に挑戦しようとしていて、いまどこにいるのか、これからどのように進むのか」を、言語化することの大切さです。

負けを経験したあなただからこそ学べること、悔しさを知ったあなただからこそ表現できることが、必ずあります。

それは診断士になったのち、経営者の方に寄り添うあなたの姿勢にもプラスの意味があるはずです。

 

2次試験対策はいったんここでお休み。次回からは少し、1次試験対策特集に入っていきます。

 

■番外編~ここまでの話は、実は7年前に…

いろいろと書いてきた本シリーズ、実は7年前に2代目くれよんさんによって、ほぼ同じことが書かれていました

(書き終わって、達成感の中この記事をみつけて泡を食いました。あまりに言っていることが重なっていて…)

2次再挑戦を始めようとしている皆さんへ~第一歩を踏み出すヒント~

【2次道場】失敗分析のススメ

先代の思考を図らずもトレースできていた(笑)ということで、その記事のご案内で本日はおしまい。

 

以上、きゃずでした。

 

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おはようございます、よこよこ@バブル受験組です。

先週の春セミナー、
ご参加いただいた方ありがとうございました。

一次を全力でやり切って、次回の夏セミナーで
お会いしましょう。

 

春セミナーの内容は、ヒロちゃんが、
セミナーからの関連話はzenzenゆうへんりーたかじん
書いた記事をご参照ください。

 

さて、GWも後半ですね。纏まった時間は試験勉強には貴重です。ご家族との関係も大切にしながら、受験生ライフをお過ごしください。

 

道場大阪セミナー、タキプロ東京春セミナーと合わせて3回のセミナーに参加させて頂きました。本日は、そこでよく話題に上がりました「保険受験」についてです。ストレート合格者が多い道場において、少数派の多年度生として、私の意見を書かせて頂きます。

 

保険受験とは、1次試験合格後2回まで2次受験権利があるのですが、2回目の権利を行使しながら、もし2回目の2次試験を落ちた場合に備え記憶の薄れないうちに1次受験して3回目の2次受験権利を得ておく。

もしくは1次再受験の負担を予め軽減しておくものです。また、合否を気にせず、2次試験のウオーミングアップとして受験する方も大勢います。

 

私は昨年、2度目の2次試験に向けてMMCに通学していましたが、GWをメドに1次試験を保険受験する基準を考えていました。

 

☆私の保険受験の判断基準

5月MMC2次模試の確実な手応えがあり(少なくとも260点越え)、2次試験に自信があったら保険のため」1次を受験する。

と決めていました。結果、5月の模試(今年は5/19開催)の結果は、64-58-64-66=252点と260点には届きませんでした。

今見返してみると、本番(247点)より点数が良いので、余裕じゃんと思いますが、当時の心理状態としては、余裕で合格ラインとは思えず。5月末まで悩んだ末に、1次試験を申込しませんでした。

 

☆なぜ、そのように考えたかというと

①2次 非関連科目(経済、法務、中小、情報)ついては

・学習に費やす時間がない。心理的な余裕もない。(でも、来年を考えると一つでも科目合格しておきたい・・・悩んだ)

②2次 関連科目(経営理論、運営管理、財務)については

・受験しないと最新情報の不足により、現役受験生との競争上不利にならないか?→後で問題を入手して精査することにした。昨年は受験後に見直しをしなかったので…その方がマシだろう。

・仮に科目合格しても、次年度も対策のため受験するだろう。

・地雷科目対策で7科目全部受験した方が安心ではないか?

③初年度は約7ヶ月で1次試験を合格したので、もし落ちても、次もなんとかなるさ・・・と思う。

④「え~い、2次受かるでしょ!」ケセラセラなんとかなるさ〜・・と割り切った。

 

という理由でした。(3,4)は、根拠はなく、やや気分の問題でした。この選択は、結果的には正解でした。寄り道をしていたら、ヤバかったかもしれません。しかし、周りの合格者に聞いた範囲では、「保険があったお陰で安心して2次試験本番に臨めた」という声もあります。年一回の2次試験ですから、メンタル面も重要です。ご自分の特性と相談して、ベストな選択の参考にしていただければと思います。

 

☆もし不合格だったら、どうでしたでしょうか?

保険受験をしない代わりに早期に対策を開始していました。

・10/22の2次試験の翌々日から、1.2次の重要科目である財務会計を強化するため簿記(全経1級)試験申し込み、簿記勉強をスタート

・簿記の試験(11/26)の翌日から、経済学の再勉強スタートマクロ経済本を読み出すし、定番のグラフ問題を解く。

・12/8無事合格発表を迎えました。

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ここからは、余談になりますが、合格直後から、口述試験対策巡り・・・口述試験後は実務補習対策巡り・・・そのまま実務補習に突入、一発合格道場ブログ開始、タキプロ勉強会開始、取材の学校入学、診断士協会のプロコン、各種研究会・・・いつまで経っても、あー忙し忙し・・まぁ、それは置いといて

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こんな感じでしたので、保険受験をしなかったことから、1次再受験を思いっきり警戒して備えていました。一度勉強癖を緩めたら元に戻すのが大変です。合格発表を見から再起動をしていたら、1次まで残り8ケ月・・・1次をやりながら2次を強化なんて、当時の私には無理な気がしました。結果オーライでしたが、このくらい余裕を見たスケジュールならば、保険受験しなくても大丈夫ではないかなぁ??

 

☆3年目ストレートこそ王道

私は、一次合格権利を活用して合格しました。その私が言うのもなんですが、道場でストレート合格者達と3ヶ月一緒に過ごして、ストレート合格メソッド「道場理論」をブログに書くメンバーなってみると効率良く対策をすれば3(多)年目ストレート合格(1次2次完全制覇)はシンプルでやれる気がします。

また、他資格では、1次権利持ち越し制度がないものも多く、浪人してもスト合こそ王道である。と私は思います。幅広い知識(一次)に分析力と表現能力(2次)を備えていることを証明するのが診断士試験ですから、一度に合格する方がスッキリしていますね。

最後に、2次試験の受験勉強を一緒した仲間は今、3度目の2次を目指して、1次の勉強を始める頃でしょうか。切に合格を願っています。

以上、よこよこでした。

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おはようございます。きゃっしいです。

今日から試験案内の配布と申込受付が始まりますね。
申込受付は5月31日までですので忘れずに申し込みをしましょう。

試験案内の請求方法や申込方法は中小企業診断協会のサイトに詳しく書いてありますのでそちらをご参照ください。

試験の申し込みに関してはハカセさんの記事にもある通り、試験の申込時期によって会場の雰囲気や場所が異なります。

傾向として
早々と申し込んだ受験番号が小さい会場/教室
→ガチの受験者が多く、欠席者も少なめ

ぎりぎりに申し込んだ受験番号が大きい会場/教室
→迷った末の申込みをした方や記念受験の方が多く欠席者も多め

になっていることが多いと言われています。

ちなみに昨年の東京会場の受験番号と合格者数のグラフは↓の通りです。

ハカセさんの頃ほど顕著な傾向ではなくなり、前と後ろに2つの山ができています。
もしかしたら、多くの人が申し込むタイミングを工夫するようになったからなのかもしれません。

みなさんも、ご自身の戦略に応じて、申し込むタイミングを検討しましょう。

 

さて、今日の記事ですが、ごく僅かな特殊事情を抱えた方にはとても役に立つ試験受験時の「特別措置」についてと、多くの人に役立つ中小の試験対策動画についてご紹介したいと思います。

 


■試験受験時の「特別措置」について

私は、プロフィールにも書いておりますが、一次試験、二次試験と妊娠中に受験しました。
一次試験のときは利用できなかったのですが、二次試験では「身体障がい者の方などへの受験特別措置」を利用して別室で受験しました。

この「身体障がい者の方などへの受験特別措置」は、試験要項では以下のように書かれています。

身体などに障がいのある方、車椅子を使用されて受験される方、喘息などの持病により試験時間中に咳が出る可能性のある方、妊娠中の方などが受験される場合は、視覚・肢体の障がい等級、症状などに応じて、問題用紙の拡大や試験室の配慮などの特別措置を講じる場合があります。

試験要項にはさらっと書いてあるこの特別措置ですが、具体的にどのように申し込めばいいのかについて、実際に申し込んだ経験からその流れを紹介したいと思います。

※あくまでも私の経験に基づいたものなので、最新の事情は変わっている可能性もありますのでご注意ください。

 

①試験要項に書いてある連絡先に電話する。
電話の目的は、特別措置の対応が可能かどうかを確認するためと、特別措置の申込のための用紙を送付してもらうためです。
電話でご自身の抱えている事情とどのような措置を望むのかを伝えます。

私の場合は
・妊娠中でお腹が大きくなっているため、机と椅子の間に余裕がある席にしていただきたい
・妊娠中はトイレが近くなるので、トイレに近い部屋にしていただきたい

という措置をお願いしました。

ちなみに、試験要項に「申込書類を提出する前に必ずご連絡下さい」とあるのは、障がいなどの内容によっては対応可能な措置と対応不可な措置があり、受験料の振込後は返金ができないため、対応が可能かどうか確認せずに申し込んでしまい、やっぱり対応できませんでした、となってしまうことを防ぐためとのことです。

ですので、もし既に申し込んでしまった後にこの制度を知った場合でも、対応が可能な措置であれば対応してもらえるかもしれません。
(といっても原則は先に電話することになっていますので、後から連絡する場合はダメ元だと思っておいた方がよいでしょう)

②通常通り試験の申し込みをする
電話で案内があると思いますが、特別措置の申し込み用紙の送付を依頼した後は通常通り受験料を振り込み、試験の申し込みをします。

③特別措置の申し込みのための用紙を作成し、申し込む
①の通り特別措置を希望する旨の電話をすると、特別措置の申し込みのための用紙と申し込みにあたっての注意事項が書かれた書類が簡易書留で送られてきます。
障がいや事情によって必要な書類が異なりますので、指示された書類を用意します。

ちなみに、妊婦の場合は母子手帳のコピーのみで良かったですが、障がいによっては医師の診断書が必要となる場合もあります。
ですので、特別措置を希望する場合は時間に余裕を持って申し込んだ方が良いかと思います。
特別措置の申し込みは通常の受験の場合と同じで、遅れると申し込みができないので、お気をつけください。

私は一次試験のときはそのような制度があると知らなかったため、つわりでいつ「ウプッ」となるかわからない状況の中、通常通りの形で受験しました。
でも、もし制度を知っていたとしても妊娠がわかったのが申し込み期限の後でしたので、どちらにしろ間に合わなかったのではと思います。

④受験票とともに特別措置を許可する書類が送られてくる
通常、受験票は圧着式のハガキ形式のものが普通郵便で送られてきますが、特別措置の場合、特別措置を許可する書類とともに封書で簡易書留で送られてきます。

⑤受験する
特別措置の人は、特別措置ルームに集められ、そこで受験することになります。
私の受験したときは特別措置ルームは、私と同じくお腹の大きい女性1人、男性2人の合計4人で、それぞれに会議室によくある3人掛けのテーブルと椅子が与えられました。

通常受験と特別措置の違い
特別措置で受験する場合、普通に受験した場合との違いは以下の通りです。

受験番号が違う
受験番号は通常0からの通し番号ですが、特別措置で受験をした場合、9から始まる通し番号となるので、合格発表の場合は速攻でわかります。私のときの場合こんな感じで最後にぽつんと変わった番号があるので一発で合否がわかりました。

(2次の場合)口述試験の順番が一番最後になる
口述試験は受験番号順に行われるので、口述試験の際は一番最後の受験になります。
最終確認の時間が長く使えますが、ドキドキする時間も長くなります。

部屋が違う
特別措置を希望した場合、特別措置の人たちが集められた別室で受験することになります。

メリット
○ 部屋の人数が少ないためスペースに余裕があり広々とした部屋&机で受験できる。
これは部屋によっては、小中学校の机並みの広さしかない机で問題用紙と解答用紙が同時に広げられないほどだった教室もあった中、本当に助かりました。
また、女性用トイレは行列はなかったものの、妊娠中トイレが近くなっていたので、お手洗いのすぐ隣の部屋だったのは助かりました。(実際、試験中に一度トイレに駆け込んでしまいましたし。。。)

デメリット
○ 他の部屋と明らかに違うので、いろんな人に不審不思議がられる
めちゃくちゃ覗かれているなあ、、、と思ってました(笑)
そういうのが嫌な方は結構きついかもしれません。
○ 受験生に対して試験監督が多く、見られている感を結構感じる
受験生4人に対して試験監督2人でした。
こちらもそういうのを気にするタイプの方は気になってしまうかもしれません。

特別措置を必要とする人はごくわずかだとは思いますが、特別措置を申し込むとどうなるか知らずに申し込むと、人によっては、上記のデメリットで挙げたようなところをプレッシャーに感じてしまい、パフォーマンスが落ちてしまう人もいるかもしれません。

ですので、自身の状況と必要性を十分勘案して申し込むか申し込まないかを決めると良いかと思います。

 


■受験に役立つ中小動画のご紹介

さて、ここまではごく一部の人向けのお話でしたが、これから多くの人に役立つ中小の対策動画のご紹介です。

ご紹介するのはこちら

ほらっちチャンネル

「ほらっち」という名前にピンと来たあなた、そうです、あのほらっちです。

ぴんとこない方のためにご紹介しますとほらっちとは、昨年まではTACの通信・WEBフォロー動画で講義をされていた洞口先生のことです。
その話術と独特の語呂合わせは多くの受験生の耳に残っているかと思います。

私も昨年の一次試験前は、晩ご飯を作りながら洞口先生の講義音声を何度も聞いて、インプットに努めていました。

そんなほらっち先生が作ったのが上記のほらっちチャンネルで、「今年もあの語呂合わせが聞きたい」という声に応え、予備校とは関係なく個人として作られた動画です。

私も早速動画を堪能させていただきましたが、独特の語り口はそのままに語呂合わせも一部リニューアルされた講義は相変わらずなぜか頭に残ります。
(個人的には、「中小と言ったらこれ」とも言えるあの「せーおろこーさー33115551」の語呂合わせが進化していたのに驚きました。)

動画の中では試験対策上のポイントなどについての説明もあり、特に独学の方は必見です。

現在、中小のうち、政策の分野についての動画がアップされています。
みなさんもぜひチェックしてみてください。

それではGW後半も勉強に家族サービスにぜひ頑張ってください!

以上、きゃっしいでした。

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もしもーし、模試模ー試!

皆さん、おはこんばんにちは、だいまつです。

 

GWと言えば、 もし(模試)ですね!

 

模試に関しては、ゆうちゃん(コチラ)さんの記事を参考にしてくださいね。

 

ちなみにだいまつは、ストレート生ながら①LECステップアップ模試(7科目合計:515点)と、②TAC2次チェック模試(4科目合計167点)の両方を受けました。早めに自分の実力を知り、PDCAをまわしたことが、ストレート合格できた一因だと思っています。

 

さて、模試の記事に関しては皆さんお腹いっぱいだと思いますので、私からはGW明けから受験校(TAC)で始まる不思議な四字熟語(じゃないけど)

 

「完成答練」

 

について、初学者の方と独学者の方に向けて、TACに通学していた私なりの活用方法などをお伝えしたいと思います。

 

と、その前に。

 

「完成答練を120%活用する方法」は、7代目のたきもさんが書いてくれているので、そちら(前編後編)も参考にしてくださいね!

 

答練と言われても、ピンとこない方もいらっしゃるかと思いますので、まず「答練とは何か」、について簡単に説明します。

 

私が通っていたTACを例に挙げますと、各科目の授業が終わった後に実施される養成答練というものと、GW明けから各科目について2回実施される完成答練の二つに分かれます。

 

もう少し詳しく説明しますと・・・

 

①養成答練とは

各科目の講義の最後に一度だけ実施される「確認テスト」のようなもので、基本問題ばかりとなっています。そのため、基本的にテキストに載っていないような難問の出題はなく、本試験のようなややこしい表現の問題もありません(スピテキに掲載されているレベルの問題と言えば分かりやすいでしょうか)。

 

②完成答練とは

GW明けから始まる本試験を想定した練習問題です。本番を想定しているだけのことはあり、難易度は限りなく「本試験に近く」、科目によっては本試験より「難しい」と感じるものすらあります。

このため、養成答練とは違って、基本問題ばかりでなく、テキストに載っていないような問題が出てきたり、表現がややこしい問題、いやらしいひっかけ問題も出題されたりします。

また、完成答練はTACであれば1週間で2科目ずつ行われ、それが2回転しますので、科目毎に計2回の完成答練が実施されることになります。例えば、1週目は企業経営理論+財務・会計、2週目は運営管理+経済学といった具合です。そして、7科目が一巡すれば、最初に戻り、企業経営理論から2回転目の完成答練が始まり、試験日の1ヵ月半前の6月下旬までテスト漬けの日々が続きます

 

さてさて、完成答練の概要を簡単にインプットしていただいたところで、いよいよ答練の活かし方です。

 

なお、TACの話がベースになっていますので、違う受験校に通う方はご参考までに。

 

①受験校に通う(通信も)初学者の方へ

TACは1次試験の出題内容をしっかりと分析しています。そして答練は、過去の出題実績・傾向を踏まえて、1回の養成答練と2回の完成答練を通じて、受験生に1次試験の出題範囲をモレなく・ダブりなく、「効率的に勉強させる」ように作り込まれています。

 

具体的には、養成答練と完成答練①、完成答練②では、基本的に重複する問題は出てきません。例えば、企業経営理論の養成答練で、「ドメインを機能的に定義するか物理的に定義するか」が出題されていた場合には、完成答練①及び②で基本的には同じ切口の問題は出てきません(出てきたらごめんなさい)。

 

なので、完成答練対策としては、これまでに出題されていない範囲を中心に勉強すれば、効率的に得点を得ることができます。このことを理解しながら、しっかりと過去の答練を復習し、未出題領域を徹底的に勉強することで、自分自身の得点力を高めることができます。

 

また、完成答練には、改正論点が盛り込まれ、予想問題的なものも多く出題されます。しっかりと復習をして、本試験で未出題の問題に対する対応力も高めることもできます。

 

後は、本試験に近い難解な問題にチャレンジすることで、タイムマネジメント力現場対応力を「鍛え上げる」という意味合いもありますので、知識以外のところを鍛える場としても活用してください。

 

せっかく高いお金を払って受験校に通っている訳ですから、こうした受験校の狙いを分かりつつ完成答練を受けることで、少しでも本試験での得点力を高めて行きましょうね

 

なお、予備校は「ある程度」のところまではやってくれますが、後は「自分次第」です。完成答練も学習計画に組み込んで、如何にPDCAを回して行くかが大切です。予備校に寄りかかっているだけでは、「1次試験は突破できない」という気持ちを忘れず!

 

②独学者の方へ

受験校に通っているライバル達は、GW明けから6月下旬まで上で述べたような学習をしています。独学性の場合、全く同じようなトレーニングをするのは現実的に難しいと思います。

 

でも、完成答練の「要素」や、「狙い」の中で活用できる部分もあります。

 

1週間に2科目追い込み

私は、この「1週間に2科目の追い込み」というのが、結構絶妙なペース配分だと思っています。なぜなら、1科目だと時間をかけ過ぎで7科目回すのに2ヶ月弱もかかってしまい忘れてしまうし、3科目以上だとスケジュールが過密になり過ぎて、勉強の中身が薄くなり学習効果が上りにくくなるからです。

⇒なので、1ヵ月で7科目を回せる、「1週間に2科目の追い込み」戦略は、独学者でも十分に取り入れられる要素だと思います。

 

未学習分野(きっちりと詰めが出来ていない分野)・苦手分野の克服

答練では、受験校が万遍なく出題可能性の強弱に応じた勉強を「強制的」にさせてくれます(こうしたところが受験校の付加価値)。

未学習分野を特定して、モレなく・ダブりなく潰しこんで行くことは、取入れるべき戦法です(独学者の場合は、出題可能性の強弱もある程度自分で考えて、勉強して行かなければなりませんが)。というか、これをやらないとそもそも得点は伸びません…。過去問を縦だけでなく横に分析するご自身の過去の正誤実績から、苦手分野を特定する、そして未学習分野・苦手分野を集中的に対策する…、これは1次試験の基本中の基本ですから、疎かにせず、苦しくても愚直に取組んで行きましょう。

 

ちなみに、「本試験に近い難解な問題にチャレンジすることで、タイムマネジメント力や現場対応力を鍛え上げる」という部分については、模試を活用すれば、十分に身に着けることができますので、ご安心ください。GW以降もまだまだ模試があります(きゃずさんがまとめてくれた模試のスケジュールは、コチラ)。

 

独学者は受験校の通学者に比べれば少し不利かもしれませんが、不利な状況を挽回できるかどうかは「自分次第」です(結局みんな同じ。自分次第)。受験校に通っているライバルよりも、綿密に計画を立て、PDCAを回せば良いのです!

 

模試と答練の復習方法は、前日のchikaさんの記事を参照(コチラ)!

 

GW明けからが、本当の勝負です

 

ちゃんとこれからやる学習の狙いや目的を知って、そして計画を定めて、全力で取り組んでくださいね

 

いつもながら、道場読者の皆さんの合格を心から応援しています!

 

以上、だいまつでした。

 

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